JP2019031346A - コンベヤ支持部材及びコンベヤシステム - Google Patents
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Abstract
Description
つまり、隣接配置される2つのコンベヤ装置は、共に水平姿勢で配置する他、一方のみが傾斜姿勢で配置する場合があった。加えて、双方を傾斜姿勢で配置することで、下流側に向かうにつれて登り勾配となる一連の搬送面を形成する場合や、反対に、下流側に向かうにつれて下り勾配となる一連の搬送面を形成する場合もあった。さらには、下流側に向かうにつれて登り勾配となる搬送面と、下流側に向かうにつれて下り勾配となる搬送面とを連続させて山なりの搬送面を形成する場合もあった。
また、そのようなコンベヤ支持部材でコンベヤ装置を支持するコンベヤシステムを提供する。
このことにより、一又は複数のコンベヤ装置が様々な姿勢で配置されても、そのそれぞれにおいて適切な支持が可能となる。
さらに、第1支持片と第2支持片の双方の姿勢変更であり、一又は複数のコンベヤ装置を支持する際、より多様な姿勢に適切に対応可能となる。
なお、フレーム部材10、ローラ部材11は作図の都合上、一部にのみ符号を付して他への符号を省略する。
このことから、コンベヤ装置2では、複数のローラ本体が2つのフレーム部材10の間で並列配置され、各ローラ本体がいずれも回転可能な状態となっている。
具体的に説明すると、複数のローラ部材11は、コンベヤ装置2を水平姿勢で配置したとき(2つのフレーム部材10が水平面に平行な方向に延びるように配置したときであり、図示しない)、それぞれの上端部分が同一の高さとなるように取り付けられている。
そして、搬送面は、コンベヤ装置2を水平配置したとき、水平面と平行となる面であり、搬送物の底面が位置する高さで広がる仮想平面となっている。言い換えると、この搬送面は、それぞれのローラ本体の上端部分を含む仮想平面となっている。
このことから、コンベヤ装置2を傾斜姿勢で配置したとき(2つのフレーム部材10が水平面と交わる方向に延びるように配置したとき)、搬送面もまた水平面と交わる傾斜面となる。
このとき、第1コンベヤ装置2a、第2コンベヤ装置2bの搬送面は、水平面に対する傾斜角度が同一の角度となっており、斜め上方へ向かう一連の搬送面を形成している。
このとき、第3コンベヤ装置2c、第4コンベヤ装置2dの搬送面は、水平面に対する傾斜角度は同一の角度となっており、斜め下方へ向かう一連の搬送面を形成している。
したがって、本実施形態のコンベヤシステム1の全体をみると、搬送物を下流側へ向かうにつれて上方へ移動させた後、下方へと移動させる山なりの搬送面を形成するものとなっている。
そして、この主板部25は、厚さ方向が2つのフレーム部材10の離間方向と同方向となるように配置される部分である。
本実施形態の特徴的な部分であるこの支持部材16aと、この支持部材16aを脚部本体15に取り付けて形成される支持脚部3aについて、以下で詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、載置板部41が上端に位置する姿勢(図4(b)で示される姿勢であり、載置板部41の厚さ方向が上下方向と同方向となる姿勢)を基準として説明する。
なお、ここでいう平面視形状とは、本体板部40の厚さ方向を視線方向とした平面視形状である。
すなわち、本体板部40の上側部分のうち、幅方向における片側端部から中心部分よりも他方側端部よりの部分までの部分が、載置板部41と連続する部分となっている。そして、この部分と隣接する位置であり、幅方向における他方側端部の周辺部分となる位置に欠落部45が形成されている。
すなわち、このガイド溝部48は、円弧状長孔となっている。
また、このガイド溝部48は、軸挿通孔47から下方側に離れた位置に形成されている。詳細には、ガイド溝部48のうちで最も下側に位置する延び方向の中心部分が、軸挿通孔47の下方側に位置するように形成されている。
この載置板部41は、本体板部40の一部を厚さ方向における一方側(図4(b)の手前側)へ折り曲げられている。詳細には、コンベヤシステム1の形成時を基準としたとき、2つのフレーム部材10の離間方向(図1参照)における外側へ折り曲げられた状態となっている。
すなわち、この載置板部41は、コンベヤ装置2を載置するための部分であり、載置板部41と下板部10cとを重ね合わせてボルト等の締結要素を挿通することで、これらを一体に固定可能となっている。
なお、締結要素とは、ネジ、釘等の上位概念であるものとする。
この載置板部51は、第2形成片36の上端側に位置している。そして、上記した載置板部41が幅方向における片側端部から中心部分よりも他方側端部よりの部分までの間に位置しているのに対し、載置板部51は、他方側端部から中心部分よりも片側端部よりの部分までの間に位置している。
なお、ここでいう「側面視方向」とは、水平面と平行な方向であってコンベヤ装置2の搬送方向と直交する方向(図2の手前側から奥側へ向かう方向、又は、奥側から手前側へ向かう方向)である。
そして、これらのボルト55,56に対してナットを取り付けることで、支持部材16aを脚部本体15に対して固定した状態(固定状態)とし、支持脚部3aを形成する。
この仮固定状態では、第1形成片35、第2形成片36の姿勢をそれぞれ個別に変更可能となっている。そして、第1形成片35、第2形成片36の姿勢を変更し、ボルト55,56に取り付けたナットを締めて仮固定状態から固定状態へ移行することで、第1形成片35、第2形成片36のそれぞれを異なる姿勢で脚部本体15に固定可能となっている。
このことから、姿勢変更時に第1形成片35と第2形成片36を細かく位置調整したりする必要がなく、好ましい。
この水平支持姿勢では、一方の載置板部41の上面と他方の載置板部51の上面とが水平方向に広がる一連の面を形成する。このとき、一方の載置板部41の幅方向(図6の左右方向)における中心側の端部と、他方の載置板部51の幅方向における中心側の端部とが接触した状態となっている。
この水平支持姿勢によると、水平姿勢で配置されたコンベヤ装置2を適切に支持できる。
反対に、図示を省略するが、2つの載置板部41,51の上面を幅方向の一方側に向かうにつれて下り勾配となるように傾斜させた状態とすることができる。
これらの傾斜支持姿勢では、傾斜姿勢で配置するコンベヤ装置2を適切に支持できる。
この異傾斜支持姿勢は、2つの載置板部41,51のうちの一方を上面が幅方向の一方側に向かうにつれて上り勾配となるように傾斜させ、他方を上面が同方向に向かうにつれて下り勾配となるように傾斜させた姿勢である。
この異傾斜支持姿勢では、上記した第2コンベヤ装置2bと第3コンベヤ装置2c(図2参照)のように、山なりに連続する一連の搬送面を形成する2つのコンベヤ装置2を適切に支持できる。
しかしながら、この例に限らず、図7で示されるように、水平支持姿勢としたとき、2つの載置板部41,151の間に隙間が形成される支持部材116(コンベヤ支持部材)であってもよい。
つまり、上面が水平面と平行となるように配置した状態での載置板部151の幅方向(図7(b)の左右方向)の長さは、上記の載置板部51の同方向の長さと比べ、短くなっている。
例えば、2つの載置板部41,151のそれぞれの上面を幅方向の一方側に向かうにつれて上り勾配とするとき、一方の上面の水平面に対する傾斜角度と、他方の上面の水平面に対する傾斜角度を異なる角度とすることが可能となっている。
同様に、2つの載置板部41,151のそれぞれの上面を幅方向の一方側に向かうにつれて下り勾配とするときもまた、それぞれの上面の水平面に対する傾斜角度を異なる角度とすることが可能となっている。
この片側水平支持姿勢では、図8で示されるように、一方を水平姿勢とし、他方を傾斜姿勢とした状態で隣接配置される2つのコンベヤ装置2を適切に支持可能となっている。
また、当然のことながら、載置板部41,151の上面を傾斜させた姿勢とする際、図7(c)のように幅方向における一方側へ向かうにつれて登り勾配となるように傾斜させる他、同方向に向かうにつれて下り勾配となるように傾斜させてもよい。
しかしながら、これに替わって、第1形成片35の載置板部41の長さや欠落部45の大きさを変更し、第2形成片136を上記した支持部材16aの第2形成片36と同様の構造として、2つの載置板部41,151の間に隙間を形成してもよい。また、第1形成片35と第2形成片136の双方の載置板部41,151の長さや欠落部45の大きさを変更し、2つの載置板部41,151の間に隙間を形成してもよい。
つまり、支持部材16aの第1形成片35と第2形成片36の各部の形状は、適宜変更してもよい。例えば、2つの載置板部41,151の間に隙間がより大きくなるように、第1形成片35と第2形成片36のそれぞれを形成してもよい。
例えば、支持対象となるコンベヤ装置は、ベルトコンベヤやチェーンコンベヤ等のコンベヤ装置であってもよい。また、ローラコンベヤによる搬送面とベルトコンベヤによる搬送面とを切り替え可能な移載装置であってもよい。
2 コンベヤ装置
15 脚部本体(脚部)
16a,116 支持部材(コンベヤ支持部材)
35 第1形成片(第1支持片)
36,136 第2形成片(第2支持片)
40,50 本体板部(本体部)
41,51,151 載置板部(固定板部)
56 ボルト(軸部材)
Claims (5)
- コンベヤ装置と脚部の間に介在するコンベヤ支持部材であって、
第1支持片と第2支持片を備え、
前記第1支持片と前記第2支持片は、同一の前記脚部に対して固定され、且つ、同一のコンベヤ装置又は隣接配置される複数の前記コンベヤ装置を支持するものであり、
前記第1支持片と前記第2支持片は、一部を支持対象となる前記コンベヤ装置に固定するものであり、
前記第1支持片と前記第2支持片の少なくとも一方は、支持対象となる前記コンベヤ装置の姿勢に応じて前記脚部への固定時の姿勢を変更可能であり、固定時の姿勢を変更することで、異なる姿勢で前記コンベヤ装置を支持可能であることを特徴とするコンベヤ支持部材。 - 前記第1支持片と前記第2支持片のそれぞれは、前記脚部に対して回動可能な状態で取り付ける仮固定状態での取り付けが可能であり、
前記第1支持片と前記第2支持片は、前記仮固定状態での回動によって異なる姿勢へ移行することを特徴とする請求項1に記載のコンベヤ支持部材。 - 前記第1支持片と前記第2支持片は、同一の回転軸を中心として回動するものであり、回動時に移動方向を規制するためのガイド溝部を備え、
前記第1支持片と前記第2支持片の前記ガイド溝部は、同一の軸部材を挿通可能であり、前記第1支持片と前記第2支持片を前記脚部に取り付けるための一連の取付孔としても機能することを特徴とする請求項2に記載のコンベヤ支持部材。 - 前記第1支持片と前記第2支持片は、本体部と、当該本体部の一部を折曲させて形成される固定板部を有する板状体であり、
前記固定板部は、前記コンベヤ装置の一部を載置可能な部分であり、前記コンベヤ装置の下側に固定される部分であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンベヤ支持部材。 - 設置面から離れた位置で複数の前記コンベヤ装置を並列配置して形成されるコンベヤシステムであり、
請求項1乃至4のいずれかに記載のコンベヤ支持部材により、隣接配置される2つの前記コンベヤ装置を支持していることを特徴とするコンベヤシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017151622A JP7012339B2 (ja) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | コンベヤ支持部材及びコンベヤシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102127286B1 (ko) * | 2020-02-07 | 2020-06-26 | 정다운 | 절첩식 구조를 갖는 농작물 수집장치 |
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JPS5988014U (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-14 | ワイケイケイ株式会社 | コンベア装置 |
JP2002002939A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Maruyasu Kikai Kk | ベルトコンベヤ |
JP2005075593A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Okura Yusoki Co Ltd | コンベヤ装置 |
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2017
- 2017-08-04 JP JP2017151622A patent/JP7012339B2/ja active Active
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