JP2018167932A - コンベヤ用ガイド形成部材、並びに、コンベヤ装置 - Google Patents

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竜彦 中村
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拓也 長澤
Takuya Nagasawa
拓也 長澤
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【課題】コンベヤ装置において搬送路の屈曲角度を変更した場合であっても、変更の前後で使用可能なコンベヤ用ガイド形成部材と、そのようなコンベヤ用ガイド形成部材を含むガイド部分を備えたコンベヤ装置を提供する。【解決手段】コンベヤ装置に取り付けられ、搬送物の移動を規制するガイド部5の少なくとも一部をコンベヤ用ガイド形成部材50によって形成する。コンベヤ用ガイド形成部材50は、2つのガイド形成片部61を調整部60によって連結した構造とし、ガイド形成片部61の少なくとも一方を他方に対して移動させることで、全体形状を変更可能とする。【選択図】図7

Description

本発明は、コンベヤ装置のガイド部分を形成するためコンベヤ用ガイド形成部材に関する。また、このようなコンベヤ用ガイド形成部材を備えたコンベヤ装置に関する。
搬送場等において、物品の搬送のために利用するコンベヤ装置が広く知られている。このようなコンベヤ装置として、例えば、ローラコンベヤやベルトコンベヤのように、フレーム部材にローラ部材を取り付けて形成されるコンベヤ装置がある。
このようなコンベヤ装置には、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1のコンベヤ装置は、2つのコンベヤフレームの間に複数のローラ部材を取り付けて形成される所謂ローラコンベヤである。すなわち、コンベヤフレームのそれぞれが間隔を空けて互いに並行となるように配されており、いずれも搬送方向に沿って直線状に延びている。そして、それぞれのコンベヤフレームの上側に、搬送物の移動を規制するガイド部材が取り付けられている。
つまり、複数のローラ部材の上側で搬送物を移動させるとき、搬送物がコンベヤフレーム側へ移動してしまっても、搬送物がガイド部材に当接することでその移動が阻止される。
また、他のコンベヤ装置として、特許文献2に開示された分岐コンベヤ装置がある。
特許文献2の分岐コンベヤ装置は、主コンベヤ装置と副コンベヤ装置を備えた構造となっており、副コンベヤ装置は、主コンベヤ装置から枝分かれして延びるように配されている。すなわち、主コンベヤ装置の上流側から搬送されてきた搬送物が、主コンベヤ装置の下流側と、副コンベヤ装置のいずれかに搬送されるコンベヤ装置となっている。
より詳細には、主コンベヤ装置の搬送方向に沿って搬送物を搬送させる際には、主コンベヤ装置の延び方向に沿って直線状に延びる搬送路が形成される。そして、主コンベヤ装置の上流側から副コンベヤ装置へ搬送物を搬送させる際には、主コンベヤ装置と副コンベヤ装置の境界部分で屈曲して延びる搬送路が形成される。
実開平6−3928号公報 特開2015−163547号公報
ところで、搬送場等において、上記のような分岐コンベヤ装置を実際に使用する際、主コンベヤ装置の搬送方向は変更せず、主コンベヤ装置と連なる副コンベヤ装置の搬送方向を変更することがあった。つまり、主コンベヤ装置と副コンベヤ装置が形成する搬送路の屈曲角度を変更する場合があった。
ここで、主コンベヤ装置のフレーム部材と、副コンベヤ装置のフレーム部材の上側にガイド部材を固定し、このガイド部材を屈曲しつつ延びる構造とした場合、搬送路の屈曲角度が変更されると、ガイド部材もまた異なるものと交換する必要があった。
すなわち、変更後の搬送路の屈曲角度に合わせたガイド部材を新たに用意し、搬送方向を変更した後に用意したガイド部材を取り付ける必要があった。
このように、搬送路の屈曲角度を変更する毎に異なるガイド部材を用意すると、コストがかかるため、改善が望まれていた。
そこで本発明は、コンベヤ装置において搬送路の屈曲角度を変更した場合であっても、変更の前後で使用可能であり、延いては、様々な形状のガイド部分を形成することが可能なコンベヤ用ガイド形成部材を提供することを課題とする。
また、そのようなコンベヤ用ガイド形成部材によって形成したガイド部分を備えたコンベヤ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の一つの様相は、コンベヤ装置に取り付けられ、搬送物の移動を規制するガイド部の少なくとも一部を形成するコンベヤ用ガイド形成部材であり、第1ガイド形成片部と第2ガイド形成片部からなる2つのガイド形成片部と、調整部とを有し、前記調整部は、2つの前記ガイド形成片部の間に介在し、2つの前記ガイド形成片部の少なくとも一方が他方に対して移動可能な状態となるように連結する部分であり、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部の少なくとも一方を他方に対して移動させることで、全体形状を変更可能であることを特徴とするコンベヤ用ガイド形成部材である。
本様相のコンベヤ用ガイド形成部材は、第1ガイド形成片部と第2ガイド形成片部の少なくとも一方を他方に対して移動させることで、全体形状を変更可能となっている。このことから、搬送路の屈曲角度を変更する前後において、それぞれの搬送路に応じた形状とすることができるので、それぞれでの使用が可能となる。すなわち、適宜変更される搬送路の屈曲角度に応じたガイド部分を形成することができる。
本様相は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部は、いずれも直線状に延びた部分であり、それぞれの長手方向における一端側の部分が前記調整部と連続するものであって、前記第1ガイド形成片部の延び方向と、前記第2ガイド形成片部の延び方向のなす角を変更する角度変更動作が可能であることがさらに好ましい。
この様相によると、なす角を180度とすることで、ガイド部の少なくとも一部において直線状に延びる部分を形成可能であり、なす角を適宜変更することで、さまざまな角度に屈曲して延びる部分を形成可能となる。
上記した様相は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部がいずれも水平面に平行な方向に延びた姿勢で前記コンベヤ装置に取り付けられることがさらに好ましい。
本様相では、コンベヤ用ガイド形成部材は、水平方向に延びるガイド部の少なくとも一部を形成することが特に好ましい。
上記した様相は、前記ガイド部の他の部分を形成する部材であるガイド他部形成部材を連結させて使用するものであり、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部が、前記ガイド他部形成部材と連結する部分であることがさらに好ましい。
すなわち、一のガイド他部形成部材と、他のガイド他部形成部材の間に介在させて、連結部材として機能させることが好ましい。
本様相は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部は、前記ガイド他部形成部材との連結時に前記ガイド他部形成部材と重なる部分である連結用領域と、非連結用領域に区画されるものであり、前記連結用領域と前記非連結用領域とが段差を介して連続していることがさらに好ましい。
上記した様相は、前記調整部は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部を回動させるための回動軸を有しており、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部とが共通の回動軸により回動することがさらに好ましい。
この様相によると、比較的簡易な構造でコンベヤ用ガイド形成部材を形成できるので、好ましい。
上記した様相は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部は、いずれも直線状に延びた部分であり、それぞれの長手方向における一端側の部分が前記調整部と連続するものであって、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部の延び方向を異なる方向とした状態において、前記ガイド部の角部分に湾曲面が形成されることが好ましい。
この様相では、ガイド部において屈曲して延びる部分を形成したとき、角部分が丸みを帯びた形状となるので、搬送物がガイドに当接した場合の搬送物の破損を抑制できる。
上記した各様相において、コンベヤ用ガイド形成部材は、樹脂を原料として形成される部材であることが好ましい。
本発明の他の様相は、上記したコンベヤ用ガイド形成部材により、前記ガイド部の少なくとも一部を形成したことを特徴とするコンベヤ装置である。
本様相のコンベヤ装置では、搬送路の屈曲角度を適宜変更した場合であっても、同一のコンベヤ用ガイド形成部材を使用可能であり、コンベヤ用ガイド形成部材(ガイド部)を新たなものと交換する必要がなく、好ましい。
本発明によると、様々な形状のガイド部分を形成することが可能なコンベヤ用ガイド形成部材を提供できる。また、そのようなコンベヤ用ガイド形成部材でガイド部分を形成したコンベヤ装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るコンベヤ装置を示す斜視図である。 図1のガイド部の一部を示す斜視図であり、屈曲部分の近傍を示す。 図2のガイド部を示す分解斜視図である。 図3の第1ガイド形成部材を示す斜視図である。 図4の第1ガイド形成部材を示す分解斜視図である。 図3の第1ガイド形成部材の形状を変更する様子を示す平面図であり、(a)〜(c)はそれぞれ異なる形状とした状態を示す。 図1のガイド部の形状を変更する様子を示す平面図であり、(a)、(b)はそれぞれ異なる形状とした状態を示す。 上記した実施形態とは異なる実施形態のガイド部を示す説明図である。 図8のガイド部を示す分解斜視図である。 上記した各実施形態とは異なる実施形態のガイド部の屈曲部分を示す斜視図である。 上記した各実施形態とは異なる実施形態のコンベヤ装置を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施形態に係るコンベヤ装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下方向や、コンベヤ装置1に属する各コンベヤの長手方向(搬送方向)及び短手方向(幅方向であり、搬送方向と直交する方向)については、特に断りのない限り図1で示される状態を基準として説明する。
コンベヤ装置1は、図1で示されるように、主コンベヤ装置2と、副コンベヤ装置3を備えた分岐コンベヤであり、搬送路と隣接する位置にガイド部5を設けたものとなっている。
主コンベヤ装置2は、2つのフレーム部材10に複数のローラ部材11を取り付けて形成される装置であり、所謂ローラコンベヤである。
2つのフレーム部材10は、いずれも長尺状であり、互いに平行となるように間隔を空けて並列配置された状態となっている。
ここで、2つのフレーム部材10の一方である第1フレーム部材10aと、他方の第2フレーム部材10bは、異なる形状の部材となっている。
第1フレーム部材10aは、所謂C型鋼を加工して形成される部材であり、上下方向で離間対向する平板状の上板部15及び下板部16と、これらの内側端部(ローラ部材11側の端部)同士の間を連結して延びる立板状の側壁板部17を備えた形状となっている。
第2フレーム部材10bもまた、所謂C型鋼を加工して形成される部材であり、第1フレーム部材10aと同様に、上板部25、下板部26、側壁板部27を備えた形状となっている。
ここで、この第2フレーム部材10bの上板部25は、第1フレーム部材10aの上板部15よりも低位置に配されている。
すなわち、第1フレーム部材10aと第2フレーム部材10bを比較すると、それぞれの下板部16,26が同一の高さに配されており、第1フレーム部材10aの側壁板部17が第2フレーム部材10bの側壁板部27よりも上下方向に長くなっている。
このことから、第1フレーム部材10aの上側部分、すなわち、側壁板部17の上側部分と上板部15が、搬送面35(詳しくは後述する)よりも高位置に配されている。
対して、第2フレーム部材10bの上板部25は、搬送面35よりも僅かに低位置に配されている。
ここで、第2フレーム部材10bは、主コンベヤ装置2の搬送方向における上流側から、フレーム上流側部30と、副コンベヤ装置3を連結する他コンベヤ連結部31と、フレーム下流側部32に区画されるものとなっている。
他コンベヤ連結部31は、主コンベヤ装置2の搬送方向における中途部分に位置する部分であり、副コンベヤ装置3に属するローラ部材11の一部を支持可能な部分となっている。
具体的には、他コンベヤ連結部31では、上板部25と側壁板部27に跨る部分に欠落部分を設けたり、側壁板部27にローラ部材11の取り付け用の孔を設けたりすることで、ローラ部材11の一部を支持可能な構造としている。
この副コンベヤ装置3におけるローラ部材11の取り付けに関しては、詳しくは後述する。
ローラ部材11は、複数個を並列配置して使用されるものであり、少なくとも一のローラ部材11が、内蔵する動力源又は外部に配される動力源から動力を供給されて回転する駆動ローラとなっている。
また、他のローラ部材11が駆動ローラの回転に伴って回転する従動ローラとなっている。すなわち、各々のローラ部材11は、ベルト部材を介して連結されており、駆動ローラの駆動に伴って他の従動ローラが回転する構造となっている。
なお、ローラ部材11については、作図の都合上、一部にのみ符号を付し、他への符号を省略する。また、主コンベヤ装置2のベルト部材に関しては図示しない。
以上のことから、主コンベヤ装置2では、2つのフレーム部材10の間であって、複数のローラ部材11が並列する部分の上側に搬送面35(搬送路)が形成されるものとなっている。
なお、ここでいう搬送面35とは、主コンベヤ装置2で搬送物を搬送する際の載置高さ(ローラ部材11の上端部分)と同一の高さに形成される仮想平面であり、水平方向に広がりを持つ平面となっている。
副コンベヤ装置3もまた、2つのフレーム部材40に複数のローラ部材11を取り付けて形成される装置であり、所謂ローラコンベヤとなっている。
すなわち、副コンベヤ装置3においても、駆動ローラと従動ローラが混在しており、駆動ローラの回転に伴って従動ローラが回転するものとなっている。そして、2つのフレーム部材40の間であって、複数のローラ部材11が並列する部分の上側に搬送面45が形成される。
なお、この搬送面45もまた、上記と同様に、副コンベヤ装置3で搬送物を搬送する際の載置高さ(ローラ部材11の上端部分)と同一の高さに形成される仮想平面であり、水平方向に広がりを持つ平面となっている。そして、上記した主コンベヤ装置2の搬送面35と同一の高さとなっている。
ここで、副コンベヤ装置3は、主コンベヤ装置2の短手方向における一端側に連結されており、平面視において、主コンベヤ装置2の長手方向とは傾斜する方向に延びている。
つまり、主コンベヤ装置2のうち、第2フレーム部材10bが位置する短手方向における一端側が、他のコンベヤ(副コンベヤ装置3)が接続される接続辺側となっている。対して、第1フレーム部材10aが位置する他端側が、他のコンベヤが接続されない非接続辺側となっている。
そして、主コンベヤ装置2の搬送方向と、副コンベヤ装置3の搬送方向とは、いずれも水平方向であって、互いに交わる方向となっている。
このとき、副コンベヤ装置3のフレーム部材40は、比較的長さの短い第1フレーム部材40aと、比較的長さの長い第2フレーム部材40bを備えたものとなっている。
これら第1フレーム部材40a、第2フレーム部材40bは、いずれも長尺状であり、互いに平行となるように間隔を空けて並列配置された状態となっている。そして、比較的長さの長い第2フレーム部材40bは、第1フレーム部材40aよりも主コンベヤ装置2の上流側に位置した状態となっている。
第1フレーム部材40a、第2フレーム部材40bは、いずれも所謂C型鋼を加工して形成される部材であり、上記したフレーム部材10と同様に、それぞれが上板部、下板部、側壁板部を備えた構造となっている。
なお、作図の都合上、第1フレーム部材40aと第2フレーム部材40bの上板部、下板部、側壁板部については、一部の図示を省略する。
これら2つのフレーム部材40の上板部の高さは、主コンベヤ装置2の第2フレーム部材10bにおける上板部25の高さと同一(又は略同一)の高さとなっており、副コンベヤ装置3の搬送面45よりも僅かに低位置に配されている。
副コンベヤ装置3のローラ部材11は、大半が副コンベヤ装置3の第1フレーム部材40aと第2フレーム部材40bによって支持されている。これに対し、主コンベヤ装置2よりに位置する一部のローラ部材11は、主コンベヤ装置2の他コンベヤ連結部31と、副コンベヤ装置3の第2フレーム部材40bによって支持されている。
つまり、主コンベヤ装置2に近い位置では、ローラ部材11の回転軸の延び方向における一端側が第2フレーム部材40bに支持され、他端側が他コンベヤ連結部31によって支持されている。
なお、副コンベヤ装置3において、一端側を他コンベヤ連結部31によって支持される複数のローラ部材11は、他のローラ部材11と比較して、回転軸の延び方向における長さが短くなっている。さらに付言すると、この長さが短い複数のローラ部材11は、それぞれの長さ(回転軸の延び方向における長さ)が異なっており、主コンベヤ装置2から離れた位置に配されるものほど長さが長くなっている。
このコンベヤ装置1は、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から下流側へ搬送する搬送路と、主コンベヤ装置2の上流側から副コンベヤ装置3へ搬送する搬送路を適宜選択して使用するものとなっている。
すなわち、主コンベヤ装置2と副コンベヤ装置3のそれぞれの搬送方向は、それぞれの延び方向となっているので、搬送物を主コンベヤ装置2の上流側から下流側へ搬送する場合には、直線状に延びる搬送路で搬送する。
対して、主コンベヤ装置2の上流側から副コンベヤ装置3へ搬送する場合には、平面視において屈曲して延びる搬送路で搬送する。
ここで、第1フレーム部材10aは、上記したように、上側部分が搬送面35よりも高位置に配されている。このため、第1フレーム部材10aの上側の部分が、搬送方向に沿って延びる(搬送方向の順方向に沿って延びる)ガイドとして機能する。
具体的に説明すると、主コンベヤ装置2で搬送物が規定通り搬送されている場合、搬送物は、第1フレーム部材10aと接触しない位置、すなわち、主コンベヤ装置2の幅方向における中心よりの位置で搬送されるものとなっている。
しかしながら、搬送物に外力が加わる等の理由により、搬送物が第1フレーム部材10aに近づく方向へ移動する場合がある。この場合、搬送物が第1フレーム部材10aの上側部分に当接することで、その移動が阻止される。すなわち、搬送物が第1フレーム部材10aを乗り越え、主コンベヤ装置2から落下することを防止可能となっている。
そして、本実施形態のコンベヤ装置1では、フレーム部材10,40の高さが比較的低い部分に、このような搬送物の落下を阻止するためのガイド部5を形成している。
本実施形態の特徴的な部分であるところのガイド部5について、以下で詳細に説明する。
本実施形態では、主コンベヤ装置2のフレーム上流側部30と、副コンベヤ装置3の第2フレーム部材40bが連続して延びる部分の上方に、一のガイド部5が設けられている。
また、主コンベヤ装置2のフレーム下流側部32と、副コンベヤ装置3の第1フレーム部材40aが連続して延びる部分の上方に、他の一つのガイド部5が設けられている。
ガイド部5は、図2、図3で示されるように、第1ガイド形成部材50(コンベヤ用ガイド形成部材)と、第2ガイド形成部材51(ガイド他部形成部材)が連結して形成されている。このガイド部5は、一部が屈曲して延びる長尺体となっている。
第1ガイド形成部材50は、2つの第2ガイド形成部材51の間に配され、ガイド部5の屈曲部分(角部分)を形成する部材であり、熱可塑性プラスチック等の適宜な樹脂を原料として形成されている。
この第1ガイド形成部材50は、図4で示されるように、中心部分に位置する概形が略円柱状の調整部60と、調整部60の側面から外側へ突出するように形成される2つのガイド形成片部61を備えた構造となっている。
より詳細には、この第1ガイド形成部材50は、図5で示されるように、2つの構造体64と、軸部材65(回動軸)を連結して形成されている。なお、2つの構造体64は、姿勢の異なる同形の部材であるので、一方のみについて詳細に説明し、他方の詳細な説明を省略する。
構造体64は、平面視形状が円形となる厚板状の調整部形成片70と、ガイド形成片部61とが一体に形成された部分となっている。
調整部形成片70は、中心部分に軸部材65を挿通するための軸挿通孔70aが形成されており、この軸挿通孔70aが、調整部形成片70を厚さ方向(上下方向)に貫通する貫通孔となっている。
ガイド形成片部61は、調整部形成片70の側面の外側に隣接する基端側部71と、基端側部71のさらに外側に隣接する先端側部72とが一体となった部分である。
基端側部71は、調整部形成片70の側面の一部から側方外側へ突出する基端側土台部80と、この基端側土台部80の上下方向における一方端(下端又は上端)と一体に形成される基端側壁形成部81を備えた構造となっている。
すなわち、基端側壁形成部81は、基端側土台部80の下端から下方(又は上端から上方)へ突出する部分となっている。
なお、基端側土台部80の上面(又は下面)は、調整部形成片70の上面(又は下面)と同一平面状に位置した状態となっている。また、離間対向して互いに平行となる基端側土台部80の側面の一方(図中80a)は、調整部形成片70の側面の所定部分における接平面と同一平面状(略同一平面状)に位置するように形成されている。そして、側面の他方(図中80b)が調整部形成片70の側面の他の一部と略直交する面となっている。
基端側壁形成部81のうち、調整部形成片70側に位置する部分には、湾曲面(図中81a)が形成されている。
つまり、調整部形成片70の上面(又は下面)のうち、所定部分の径方向外側となる位置には、この位置からさらに上方(又は下方)に延びる立壁状部分が形成されている。そして、この立壁状部分の調整部形成片70側の面が湾曲面(図中81a)となっている。この湾曲面は、調整部形成片70の径方向外側へ向かって凸となるように湾曲した湾曲面となっている。
先端側部72は、略横倒角柱状の部分であり、基端側土台部80及び基端側壁形成部81の外側部分からさらに外側へ突出する部分である。
ここで、基端側土台部80の調整部形成片70からの突出方向と、先端側部72の突出方向は同方向となっている。つまり、ガイド形成片部61は、全体において平面視で直線状に延びる部分となっている。
また、この先端側部72には、上面から下面までを貫通して延びる部材取付用孔72aが形成されている。
ここで、基端側部71と先端側部72とが連続する部分、すなわち、先端側部72の基端側部分の周辺には、先端側部72の突出方向と垂直となる面(鉛直面)が形成されている。このことから、基端側部71と先端側部72は、段差部83を介して連続している。
なお、本実施形態では、基端側部71と先端側部72の上面同士、下面同士、片側側面同士が段差部83を介して連続した形状となっている。
第1ガイド形成部材50では、図4で示されるように、これら2つの調整部形成片70を重ね合わせた状態としており、2つの調整部形成片70のそれぞれに形成された軸挿通孔70a(図5参照)が上下方向で連続して連通孔を形成している。そして、この連通孔に対し、軸部材65が挿通されている。
このことから、2つの構造体64のそれぞれが、軸部材65を回転中心として、独立して回動可能となっている。
このとき、第1ガイド形成部材50では、一方の構造体64の湾曲面(図中81a)と隣接する位置に、他方の調整部形成片70が位置した状態となる。すなわち、それぞれのガイド形成片部61の内側で、2つの調整部形成片70が重なった状態となっている。そして、ガイド形成片部61の延び方向(突出方向)は、いずれも軸部材65の延び方向と直交する方向となっている。
ここで、上記したように、2つの調整部形成片70のそれぞれは、いずれも鉛直方向に延びる回転軸(軸部材65)を回動中心として回動可能となっている。したがって、一方の調整部形成片70を回動させると、回動する調整部形成片70と一体に形成されたガイド形成片部61が回動する。
つまり、この第1ガイド形成部材50では、一方のガイド形成片部61である第1ガイド形成片部61aを他方の第2ガイド形成片部61bに対して近接、離反させる方向へ移動が可能となっている。
具体的に説明すると、図6で示されるように、第1ガイド形成部材50を平面視したとき、第1ガイド形成片部61aの延び方向と、第2ガイド形成片部61bの延び方向のなす角α(図6(a)参照)を変更する角度調整が実施可能となっている。
つまり、ガイド形成片部61は、略円柱状となる調整部60の側面の外側となる位置で、調整部60の周方向に回転することが可能となっている。言い換えると、ガイド形成片部61は円弧状となる軌道上を移動することが可能となっている。
なお、ここでいう平面視とは、視線方向を軸部材65の延び方向と同方向とした平面視である。
そして、図6(a)で示されるように、なす角αを0度より大きく180度より小さい範囲とした場合、調整部60の外側側面の一部が湾曲面(図中C1、C2で示される部分)となる。
この湾曲面は、重なった状態で配される2つの調整部形成片70(図4参照)のそれぞれの側面部分によって形成される。すなわち、調整部60のうち、第1ガイド形成片部61aの突出方向における基端側部分と、第2ガイド形成片部61bの突出方向における基端側部分の間において、調整部60の周方向に延びる面である。
このことから、比較的周長(調整部60の周方向の長さ)の長い湾曲面(図中C1)と、比較的周長の短い湾曲面(図中C2)の2つの湾曲面が出現する。つまり、本実施形態の第1ガイド形成部材50は、なす角αを0度より大きく180度より小さい範囲とした場合、調整部60に複数(2つ)の湾曲面が出現する。
つまり、なす角αを0度より大きく180度より小さい範囲とすることで、第1ガイド形成部材50の全体形状が屈曲して延びる形状となる。そして、延び方向が変更される部分である角部分のうち、角の外周部に周長の長い湾曲面(図中C1)が形成され、角の内周部に周長の短い湾曲面(図中C2)が位置した状態となる。
また、図6(b)で示されるように、なす角αを180度とした場合、第1ガイド形成片部61aと第2ガイド形成片部61bが互いに離れる方向に延びた状態となる。すなわち、第1ガイド形成片部61aと第2ガイド形成片部61bが逆方向へ延びた状態となることで、第1ガイド形成部材50の全体形状が直線状に延びた形状となる。
この状態では、第1ガイド形成部材50全体の短手方向(図6(b)の上下方向)における一側面側(図6(b)の下側)では、調整部60の一部がガイド形成片部61よりも同方向における外側に位置した状態となっている。つまり、調整部60の一部が外側に張り出した状態となっている。
これに対し、他側面側(図6(b)の上側)では、調整部60の側面が、ガイド形成片部61の側面よりも外側に位置しない状態となっている。言い換えると、調整部60の側面は、その大部分がガイド形成片部61の同方向における外側端部に位置する面と同一平面上に位置し、他の一部がガイド形成片部61よりも同方向における内側に位置している。
このことから、第1ガイド形成部材50全体の短手方向における他側面側(図6(b)の上側)では、あたかも一連の側壁面が形成されたような状態となっている。
さらに、本実施形態では、図6(c)で示されるように、なす角αを0度(又は略0度)とすることも可能となっている。すなわち、第1ガイド形成片部61aと第2ガイド形成片部61bを同方向(略同じ方向)に延びた状態とすることが可能となっている。
この状態とすると、第1ガイド形成部材50の全体が折り返して延びた形状となり、第1ガイド形成片部61aと第2ガイド形成片部61bが全体の短手方向(図6(c)の左右方向)で並列配置された状態となる。そして、第1ガイド形成片部61aの短手方向における外側側面と、第2ガイド形成片部61bの短手方向における外側側面との間に湾曲面(図中C3)が形成される。この湾曲面(図中C3)は、上記した湾曲面(図6(a)中のC1,C2)よりも周長の長い面となっている。
第2ガイド形成部材51は、図2、図3で示されるように、金属製の長尺部材であって、上下方向で離間対向する上板部85及び下板部86と、これらの短手方向における一端部同士を連結する立板状部87を備えた構造となっている。
そして、上板部85、下板部86、立板状部87によって囲まれた部分が先端側部72を挿入するための内側空間88となっている(詳しくは後述する)。
第2ガイド形成部材51の上板部85では、短手方向における他端部(立板状部87と連続しない端部)の一部が下方側へ折り返された状態となっている。なお、この部分は、ガイド部5の形成時に先端側部72を挿通したとき(詳しくは後述する)、抜け止めとして機能する部分となっている。
そして、上板部85及び下板部86には、適宜な部分に、これらを上下方向に貫通する貫通孔である取り付け用の孔が必要に応じて形成される(図示を省略する)。
続いて、ガイド部5の組み立て構造について説明する。
ガイド部5では、第1ガイド形成部材50の第1ガイド形成片部61a、第2ガイド形成片部61bのそれぞれに対し、第2ガイド形成部材51を取り付けた状態としている。
すなわち、ガイド形成片部61の先端側部72を第2ガイド形成部材51の内側空間88に挿入した状態とした上で、必要に応じて先端側部72と第2ガイド形成部材51にねじ等の締結要素を挿通し、これらを一体に固定する。
なお、ここでいう締結要素とは、ねじ、釘等の上位概念とする。また、第2ガイド形成部材52は、予めフレーム部材10,40(図1参照)の上側に固定していてもよい。
ここで、ガイド形成片部61の先端側部72は、上記したように、上面、下面、及び側面の一つが基端側部71の外側面と段差部83を介して連続している(図4等参照)。このため、先端側部72を第2ガイド形成部材51の内側空間88に挿入していくと、第2ガイド形成部材51の長手方向における端部が基端側部71の外側面に当接した状態となり、それ以上の挿入が阻止されることとなる。
つまり、先端側部72と基端側部71に跨る段差部83が、第1ガイド形成部材50と第2ガイド形成部材51を連結する際の位置決め手段として機能する。
なお、先端側部72が第2ガイド形成部材51の内側空間98に挿入された状態では、先端側部72の上面及び下面と、第2ガイド形成部材51の上板部85及び下板部86がそれぞれ密着した状態となっている。また、先端側部72の側面と第2ガイド形成部材51の立板状部87の内側面とが密着した状態となっている。
このように、第1ガイド形成部材50と第2ガイド形成部材51を連結させることで、長尺状に延びる一連のガイド部5が形成されることとなる。
このように、ガイド部5は、長尺状に延びる2つの第2ガイド形成部材51の間に第1ガイド形成部材50を介在させた構造となっている。このため、図7で示されるように、直線状に延びた直線姿勢(図7(a)参照)と、屈曲して延びる屈曲姿勢(図7(b)参照)とを切り替え可能となっている。
そして屈曲姿勢では、第1ガイド形成部材50の調整部60がガイド部5の屈曲部分(角部分)を形成する。このことから、ガイド部5の角部分のうちで角の外周部に位置する部分に第1ガイド形成部材50の湾曲面を位置させることができる。
図1で示されるように、ガイド部5をコンベヤ装置1に取り付けたとき、角部分の搬送面35,45側に位置する部分を、丸みを帯びた形状とすることができる。このことから、搬送物が何らかの理由でガイド部5側へ移動し、ガイド部5の角部分にぶつかっても搬送物が破損しない。
上記した実施形態では、ガイド形成片部61の先端側部72を第2ガイド形成部材51の内側空間88に挿入した。
このとき、先端側部72と第2ガイド形成部材51をねじ等の締結要素で一体に固定する他、嵌め込みによって固定してもよい。
例えば、先端側部72の上下方向の長さと、先端側部72の幅(水平方向であって突出方向と直交する方向の長さ)等を、内側空間88の同方向の長さよりもやや大きく形成し、樹脂製の先端側部72を挿入時にやや変形させ、嵌合させる構造であってもよい。
また、先端側部72の形状は、横倒させた角柱状に限らず、第2ガイド形成部材の形状に応じて適宜変更してよい。例えば、第2ガイド形成部材を丸パイプ状に形成した場合、横倒させた円柱状としてもよい。
また、図8、図9で示されるように、先端側部72に第2ガイド形成部材51を直接固定するのではなく、連結用の他部材である中間ガイド片部材91(ガイド他部形成部材)を介在させ、ガイド部105を形成してもよい。
具体的には、中間ガイド片部材91は、図8、図9で示されるように、金属製の長尺部材であって、上下方向で離間対向する上板部95及び下板部96と、これらの短手方向における一端部同士を連結する立板状部97を備えた構造となっている。
そして、上板部95、下板部96、立板状部97によって囲まれた部分が、先端側部72を挿入するための内側空間98となっている。
そして、中間ガイド片部材91の上板部95では、短手方向における他端部(立板状部97と連続しない端部)の一部が下方側へ折り返された状態となっている。また、上板部95及び下板部96の適宜な部分には、これらを上下方向に貫通する貫通孔である取り付け用の孔(一部の取り付け用の孔のみを図示し、他の図示を省略する)が形成されている。
そして、ガイド部105の形成時には、ガイド形成片部61の先端側部72を中間ガイド片部材91の内側空間98に挿入した状態とした上で、必要に応じて先端側部72と中間ガイド片部材91にねじ等の締結要素を挿通し、これらを一体に固定する。
さらに、先端側部72及び中間ガイド片部材91を第2ガイド形成部材52の内側空間98に配した状態とし、これら先端側部72及び中間ガイド片部材91と、第2ガイド形成部材52に対し、必要に応じて締結要素を挿通して一体に固定する。
さらに、図10で示されるように、中間ガイド片部材91を搬送物が直接当接する部分として機能させるガイド部205であってもよい。すなわち、中間ガイド片部材91を第2ガイド形成部材51の内部に挿入せず、外側に配し、中間ガイド片部材91と第2ガイド形成部材51を並列配置させる構造としてもよい。このとき、中間ガイド片部材91をフレーム部材10,40に直接固定してもよく、中間ガイド片部材91の一部のみを第2ガイド形成部材51の内部に挿入してもよい。
このような構造の変形例として、第1ガイド形成部材50のガイド形成片部61をより長さの長い長尺体とし、中間ガイド片部材91を設けず、ガイド形成片部61と第2ガイド形成部材51を並列配置させる構造のガイド部が考えられる。つまり、調整部60や、ガイド形成片部61の基端側部71だけでなく、先端側部72もまた搬送物が直接当接する部分として機能させることが考えられる。このような場合、先端側部72をフレーム部材10,40に直接固定することや、第1ガイド形成部材50を金属製の部材とすることが考えられる。
同様に、ガイド形成片部の長さをさらに長くし、中間ガイド片部材91、第2ガイド形成部材51を設けず、第1ガイド形成部材のみでガイド部を形成する構造も考えられる。
しかしながら、製造容易性や強度等の観点から、上記したようなガイド部5,105,205とすることが好ましい。
なお、上記した実施形態では、軸部材65が上下方向に沿って延びた状態となる姿勢で、第1ガイド形成部材50を取り付ける例を示した。すなわち、なす角αをいずれの角度とした場合であっても、第1ガイド形成片部61aの延び方向と、第2ガイド形成片部61bの延び方向が常時水平面に対して平行な方向となるように、第1ガイド形成部材50を配する例を示した。しかしながら、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図11で示されるように、第1ガイド形成部材50の軸部材が、水平面に対して平行な方向に延びた姿勢となるように配し、ガイド形成片部61が縦回転するように配置してもよい。すなわち、鉛直方向成分を含む方向(例えば、斜め上方)へ延びる搬送路を形成するコンベヤ装置301において、ガイド部305の一部を第1ガイド形成部材50によって形成してもよい。
1,301 コンベヤ装置
5,105,205,305 ガイド部
50,150 第1ガイド形成部材(コンベヤ用ガイド形成部材)
60 調整部
61a 第1ガイド形成片部
61b 第2ガイド形成片部
61,261 ガイド形成片部
65 軸部材(回動軸)
C1 湾曲面

Claims (6)

  1. コンベヤ装置に取り付けられ、搬送物の移動を規制するガイド部の少なくとも一部を形成するコンベヤ用ガイド形成部材であり、
    第1ガイド形成片部と第2ガイド形成片部からなる2つのガイド形成片部と、調整部とを有し、
    前記調整部は、2つの前記ガイド形成片部の間に介在し、2つの前記ガイド形成片部の少なくとも一方が他方に対して移動可能な状態となるように連結する部分であり、
    前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部の少なくとも一方を他方に対して移動させることで、全体形状を変更可能であることを特徴とするコンベヤ用ガイド形成部材。
  2. 前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部は、いずれも直線状に延びた部分であり、それぞれの長手方向における一端側の部分が前記調整部と連続するものであって、
    前記第1ガイド形成片部の延び方向と、前記第2ガイド形成片部の延び方向のなす角を変更する角度変更動作が可能であることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤ用ガイド形成部材。
  3. 前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部がいずれも水平面に平行な方向に延びた姿勢で前記コンベヤ装置に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベヤ用ガイド形成部材。
  4. 前記調整部は、前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部を回動させるための回動軸を有しており、
    前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部とが共通の回動軸により回動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコンベヤ用ガイド形成部材。
  5. 前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部は、いずれも直線状に延びた部分であり、それぞれの長手方向における一端側の部分が前記調整部と連続するものであって、
    前記第1ガイド形成片部と前記第2ガイド形成片部の延び方向を異なる方向とした状態において、前記ガイド部の角部分に湾曲面が形成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコンベヤ用ガイド形成部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のコンベヤ用ガイド形成部材により、前記ガイド部の少なくとも一部を形成したことを特徴とするコンベヤ装置。
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