JP2019027460A - 減衰力調整式緩衝器及びその製造方法 - Google Patents

減衰力調整式緩衝器及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構成部材の損傷等を抑え、信頼性を向上させる減衰力調整式緩衝器を提供する。【解決手段】減衰力調整式緩衝器は、ソレノイドケース42に対しバルブケース41をかしめて固定するかしめ部45を備え、該かしめ部45は、ソレノイドケース42の外周面にその周方向に沿って設けられるかしめ用溝部150と、該かしめ用溝部150内に折り曲げられて収納されるバルブケース41の薄壁部47の一端部と、からなり、該バルブケース41の薄壁部47の端部には、その内径が他の部位よりも大径である大径部50が形成される。これにより、ソレノイドケース42をバルブケース41内に組み込む際、シール部材131の損傷を抑制することができ、コンタミの発生も抑制することができる。そして、減衰力調整式緩衝器の信頼性を向上させることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車や鉄道車両のサスペンション装置等に備えられ、ピストンロッドのストロークに対して、減衰力発生手段により作動流体の流れを制御することにより、減衰力を発生させるもので、特に、減衰力発生手段による減衰力特性を制御するソレノイドを備えた減衰力調整式緩衝器及びその製造方法に関するものである。
上述の減衰力調整式緩衝器は、一般的に、作動流体が封入されたシリンダ内に、ピストンロッドが連結されたピストンを摺動可能に嵌装し、ピストンロッドのストロークに対して、シリンダ内のピストンの摺動によって生じる流体の流れを減衰力発生手段によって制御して減衰力を発生させるようになっている。この減衰力発生手段においては、ソレノイドへの通電電流を制御することで、減衰力特性を制御する構成が採用されている。また、減衰力発生手段では、ソレノイドを収容するソレノイドケースと、バルブ機構を収容するバルブケースとをナット部材により連結するように構成されている。
上述したように、従来の減衰力調整式緩衝器では、分解できる構造として、ソレノイドケースとバルブケースとがナット部材により連結される構造が採用されていたが、ナット部材による両者の連結を廃止して、非分解式構造としてソレノイドケースとバルブケースとをかしめ固定する構造が採用されて、またソレノイドケースとバルブケースとの間にシール部材が配置され、両者間がシールされている(特許文献1参照)。
米国特許第5462142号明細書
上述した特許文献1に記載の緩衝器のような非分解式構造が採用された場合、通常、ソレノイドケースがバルブケースの内部に組み込まれて、バルブケースの外周面をかしめて両者を連結する構造が採用される。また、ソレノイドケースとバルブケースとの間には、シール部材としてのOリングが配置されて、両者間がシールされている。そして、ソレノイドケースとバルブケースとをかしめ固定する際には、Oリングをソレノイドケースの外周面に設けた溝部内に保持した状態で、ソレノイドケースをバルブケース内に組み込んだ後、バルブケースの外周面をかしめ治具によりかしめることで、両者を連結することになる。
しかしながら、この組込方法であると、Oリングをソレノイドケースの外周面に設けた溝部内に保持した状態で、ソレノイドケースをバルブケース内に組み込む際、バルブケースの端部の内周縁(開口縁)の鋭利な箇所がOリングに接触するために、Oリングが損傷する虞があり、またコンタミが発生する虞がある。
そして、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、構成部材の損傷等を抑え、信頼性を向上させる減衰力調整式緩衝器及びその製造方法を提供することを課題としてなされたものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る減衰力調整式緩衝器は、内部に減衰力発生手段および該減衰力発生手段を駆動するソレノイドが収納される筒部材を有し、シリンダ内のピストンの移動に伴う作動流体の流れを前記筒部材内の前記減衰力発生手段によって制御して減衰力を発生させる減衰力調整式緩衝器であって、
前記筒部材は、第1の筒体と、該第1の筒体の外側であって、該第1の筒体の軸方向に沿って配される第2の筒体と、前記第1の筒体に対し前記第2の筒体をかしめて固定するかしめ部と、前記第1の筒体の外周面と前記第2の筒体の内周面との間に配置され、両者間をシールするシール部材と、を有し、
前記かしめ部は、前記第1の筒体の外周面にその周方向に沿って設けられる溝部と、該溝部内に折り曲げられて収納される前記第2の筒体の端部と、からなり、該第2の筒体の端部には、その内径が他の部位よりも大径である大径部が形成される。
また、本発明に係る減衰力調整式緩衝器の製造方法は、内部に減衰力発生手段および該減衰力発生手段を駆動するソレノイドが収納される筒部材を有し、シリンダ内のピストンの移動に伴う作動流体の流れを前記筒部材内の前記減衰力発生手段によって制御して減衰力を発生させる減衰力調整式緩衝器の製造方法であって、
前記筒部材は、第1の筒体と、該第1の筒体の外側であって、該第1の筒体の軸方向に沿って配される第2の筒体と、前記第1の筒体に対し前記第2の筒体をかしめて固定するかしめ部と、前記第1の筒体の外周面と前記第2の筒体の内周面との間に配置され、両者間をシールするシール部材と、を有し、前記かしめ部は、前記第1の筒体の外周面にその周方向に沿って設けられる溝部と、該溝部内に折り曲げられて収納される前記第2の筒体の端部と、からなり、該第2の筒体の端部には、その内径が他の部位よりも大径である大径部が形成されており、
前記第1の筒体を前記第2の筒体内に組み込んで両者をかしめ固定する際には、前記第1の筒体の外周面に沿って前記シール部材を装着した後、該シール部材が前記第2の筒体における前記大径部の内周面に接触しながら、前記第1の筒体を前記第2の筒体内に組み込む組込ステップと、前記第2の筒体の前記大径部を含む端部を、前記第1の筒体の前記溝部内に折り曲げてかしめ固定するかしめステップと、を含む。
本発明に係る減衰力調整式緩衝器及びその製造方法では、シール部材の損傷等を抑制して、信頼性を向上させることができる。
本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器の断面図である。 本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器に備えた減衰力発生手段の拡大断面図である。 かしめ部であって、かしめ固定する前の拡大断面図である。 ソレノイドケースをバルブケース内に組み込んで、かしめ固定する方法を段階的に示す図である。 図4から続く、かしめ固定する方法を段階的に示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1は、車体と台車との間に縦置き状態で取り付けられる鉄道車両用上下動ダンパとして採用される。なお、本実施形態では、縦置き状態で取り付けられる鉄道車両用上下動ダンパを例として示すが、左右動ダンパや、ヨーダンパに用いてもよい。また、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1を、自動車のダンパとして採用してもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1は、シリンダ2の外側に該シリンダ2と同心状に外筒3を備えた複筒構造が採用されている。シリンダ2と外筒3との間にリザーバ4が形成されている。シリンダ2内には、ピストン5が摺動可能に嵌装されている。このピストン5によってシリンダ2内がシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に画成されている。ピストン5には、ピストンロッド6の下端がナット7によって連結されている。ピストンロッド6の上端側は、シリンダ上室2Aを通り、シリンダ2及び外筒3の上端部に装着されたロッドガイド8およびオイルシール9に挿通されて、シリンダ2の外部へ延出されている。シリンダ2の下端部には、シリンダ下室2Bとリザーバ4とを区画するベースバルブ10が設けられている。
ピストン5には、シリンダ上室2Aとシリンダ下室2B間を連通させる通路11、12が設けられている。通路12には、シリンダ下室2B側からシリンダ上室2A側への作動流体の流通のみを許容する逆止弁13が設けられる。一方、通路11には、シリンダ上室2A側の作動流体の圧力が所定圧力に達したとき開弁して、これをシリンダ下室2B側へリリーフするディスクバルブ14が設けられる。
ベースバルブ10には、シリンダ下室2Bとリザーバ4とを連通させる通路15、16が設けられている。通路15には、リザーバ4側からシリンダ下室2B側への作動流体の流通のみを許容する逆止弁17が設けられる。一方、通路16には、シリンダ下室2B側の作動流体の圧力が所定圧力に達したとき開弁して、これをリザーバ4側へリリーフするディスクバルブ18が設けられる。作動流体として、シリンダ2内には、油液が封入され、リザーバ4内には油液及びガスが封入されている。
シリンダ2には、上下両端部に配置されたシール部材19、19を介してセパレータチューブ20が外嵌されており、シリンダ2とセパレータチューブ20との間に環状通路21が形成されている。環状通路21は、シリンダ2の上端部付近の側壁に設けられた通路22によってシリンダ上室2Aに連通されている。セパレータチューブ20の下部には、径方向外方に突出して開口する円筒状の接続口23が形成されている。また、外筒3の外周壁には、接続口23と同心状で、接続口23よりも大径の開口24が設けられる。外筒3の下部外周壁の外方には、開口24を囲むように減衰力発生手段25が取り付けられている。
以下に、減衰力発生手段25を図1〜図3に基づいて説明するが、以下の説明を解り易くするために、外筒3に近い側を他端側として、外筒3から遠い側を一端側として説明する。
図2に示すように、減衰力発生手段25は、パイロット型のメインバルブ32、及びフェイル時に作動するフェイルバルブ33等を備えたバルブブロック35と、メインバルブ32の開弁圧力を制御するソレノイド駆動の圧力制御弁であるパイロットバルブ36を作動させるソレノイドブロック37と、を備えている。図1に示すように、これらソレノイドブロック37及びバルブブロック35は同軸上に配置され、外筒3の軸方向と直交する方向に沿って配置されている。図2に示すように、これらバルブブロック35とソレノイドブロック37とは、円筒状のケース40内に配置されている。ケース40は、バルブブロック35を収容するバルブケース41と、ソレノイドブロック37を収容するソレノイドケース42とをかしめ部45によってかしめ固定して構成される。ソレノイドブロック37が、一端側で、外筒3から径方向最も外側に配置され、バルブブロック35が、他端側で、外筒3に近い側に配置されている。なお、ケース40が筒部材に相当する。
バルブブロック35は、円筒状のバルブケース41に収容されている。バルブケース41が第2の筒体に相当する。バルブケース41は、厚壁部48と、該厚壁部48から連続して一端側に設けられる薄壁部47と、を備えている。厚壁部48と薄壁部47とは、一端側に向かって縮径されるテーパ壁部49によって接続されている。バルブケース41において、薄壁部47における内径と、厚壁部48における内径とは略同じである。
図3を参照して、薄壁部47の一端部には、内径が他の部位の内径より大径である大径部50が形成されている。詳しくは、大径部50は、ソレノイドケース42に向かって(一端側に向かって)次第に拡径されるようにテーパ状に形成される。大径部50は、少なくとも、ソレノイドケース42に向かって次第に拡径されるテーパ状の内周面50Aを有する構成であればよい。大径部50のテーパ状の内周面50Aの、ソレノイドケース42の軸方向に対する傾斜角度αは、20°〜40°の範囲で設定される。本実施形態では、傾斜角度αは30°に設定されている。この大径部50を含む薄壁部47の一端部が、後述するかしめ部45の構成となる。
図2に示すように、バルブケース41の他端部には、厚壁部48から連続して、内方に突設する内側フランジ52が形成される。該内側フランジ52の内方に開口53が形成される。該内側フランジ52の一端面には、リザーバ4内とバルブケース41内の液室72(後述する)とを連通させるための複数の切欠き54が形成されている。バルブケース41は、内側フランジ52の他端面が外筒3の外周面に当接されて、両者41、3が溶接等により固定される。
バルブブロック35の後述するメインボディ68内と、セパレータチューブ20の接続口23とは通路部材60を介して連通される。該通路部材60は、内部に連通路63を有する円筒部61と、該円筒部61の一端部の外周から径方向に突設される環状のフランジ部62と、から構成される。通路部材60の円筒部61の内周面及び外周面と、フランジ部62の内周側の一端面及び他端面とは、シール部材66によって被覆されている。そして、通路部材60のフランジ部62が、後述するメインボディ68の他端面に密着すると共に、バルブケース41の内側フランジ52に当接して、且つ円筒部61がバルブケース41の開口53に挿通され、その先端部が接続口23内に密着される。この結果、通路部材60の連通路63により、接続口23とメインボディ68内とが連通され、且つ通路部材60のシール部材66により、接続口23とメインボディ68との接合部がシールされる。
バルブブロック35は、メインバルブ32と、該メインバルブ32が着座するメインボディ68と、パイロットピン69と、パイロットバルブ36と、該パイロットバルブ36が着座するパイロットボディ70と、フェイルバルブ33と、を備えている。メインボディ68及びパイロットボディ70と、バルブケース41との間に液室72が形成される。メインボディ68には、径方向中央に軸方向に貫通する支持孔74が形成される。該支持孔74にパイロットピン69の他端部が支持される。メインボディ68には、支持孔74の周りに、軸方向に貫通する通路75が周方向に沿って間隔を置いて複数形成される。メインボディ68の支持孔74及び各通路75は、通路部材60の円筒部61内の連通路63に連通している。
パイロットピン69は円筒状に形成されている。該パイロットピン69には、他端を開口して軸方向に延びるオリフィス通路76と、一端を開口して軸方向に延び、オリフィス通路76に連通する大径流通路77と、が形成されている。該パイロットピン69には、その軸方向略中間の外周面から外方に向かって環状突設部81が突設されている。パイロットピン69の他端側がメインボディ68の支持孔74に支持されているので、支持孔74と、パイロットピン69の大径流通路77及びオリフィス通路76とが連通される。パイロットピン69の環状突設部81と、メインボディ68の一端面との間に、メインバルブ32としての複数のメインディスクバルブ32Aが支持される。
パイロットピン69の一端側に、パイロットボディ70が配置されている。該パイロットボディ70は、断面略H字状に形成される。パイロットボディ70の一端開口は、径方向中央に貫通孔84を有する保持プレート85にて閉塞されている。その結果、パイロットボディ70と保持プレート85との間に弁室86が形成される。貫通孔84に作動ロッド125が挿通される。保持プレート85の貫通孔84の内周面には、周方向に沿って複数の連通路88が形成されている。保持プレート85と、ソレノイドブロック37のソレノイドケース42の底部との間からパイロットボディ70の一端外周に至る範囲にスペーサ90が配置される。該スペーサ90は、挿通孔91を有する円板部92と、該円板部92の外周縁から他端側に延びる円筒状部93と、からなる。円筒状部93は、周方向に沿って波状に形成される。円板部92には、その挿通孔91の内周面から放射状に円筒状部93の一端部に至る範囲に複数の切欠き部94が形成されている。
パイロットボディ70には、その一端面の径方向中央に開口され、軸方向に延びる小径連通孔97と、その他端面の径方向中央に開口され、小径連通孔97に連通する大径支持孔98と、が形成される。当該大径支持孔98の内径は、パイロットピン69の外径よりも大径に形成される。そして、当該大径支持孔98に、パイロットピン69の一端が支持され、パイロットボディ70の小径連通孔97と、パイロットピン69の大径流通路77及びオリフィス通路76とが連通される。なお、大径支持孔98と、パイロットピン69の一端との間に連通路80が形成される。パイロットボディ70には、小径連通孔97及び大径支持孔98の周りに弁室86に連通するように貫通する通路100が周方向に沿って間隔を置いて複数形成されている。パイロットピン69の環状突設部81とパイロットボディ70との間に、各通路100を覆うようにしてスリット付きディスク102及び可撓性ディスク103が支持される。そして、メインボディ68の一端側に配置されるメインディスクバルブ32Aと、パイロットボディ70の他端側に配置されるスリット付きディスク102及び可撓性ディスク103とで囲まれる範囲に背圧室105が形成される。当該背圧室105は、スリット付きディスク102のスリット及び連通路80を介して、パイロットボディ70の小径連通孔97に連通される。
パイロットボディ70の小径連通孔97の周りのシート部に、パイロットバルブ36が離着座する。該パイロットバルブ36は、パイロット弁部材108と、該パイロット弁部材108を弾性支持する薄厚板状の複数のバネ部材109と、を備えている。パイロット弁部材108は、パイロットボディ70に離着座してパイロットボディ70の小径連通孔97を開閉するものである。該パイロット弁部材108は、有底円筒状に形成され、他端に設けられる貫通孔111と、該貫通孔111に連通して、作動ロッド125の他端部を収容する収容孔112と、を有する。パイロット弁部材108の収容孔112に作動ロッド125の他端部が収容される。パイロット弁部材108の一端寄りの外周面には、径方向に突設されるバネ受部113が形成される。バネ受部113の一端側と保持プレート85との間に、フェイルバルブ33としての複数のフェイルディスクバルブ33Aが支持される。
ソレノイドブロック37は、円筒状のソレノイドケース42に収容されている。該ソレノイドケース42が第1の筒体に相当する。ソレノイドブロック37は、ソレノイドケース42内に、ボビン120に巻回されたコイル121と、コイル121内に挿入された一対のコア122、123と、コア122、123間に軸方向に移動自在に支持されるプランジャ124と、プランジャ124に連結された中空の作動ロッド125とを組み込んで一体化したものである。これらは、ソレノイドケース42の一端部にかしめによって取り付けられた環状スペーサ127及びカップ状カバー128によって固定されている。なお、ボビン120に巻回されたコイル121は、モールド樹脂部130により保護されている。コイル121に通電するリード線(図示略)がカップ状カバー128から外部に延出されている。これらコイル121、コア122、123、プランジャ124及び作動ロッド125がソレノイドアクチュエータを構成している。そして、リード線を介してコイル121に通電することにより、その電流に応じてプランジャ124(作動ロッド125)に軸方向の推力を発生させる。
ソレノイドケース42の他端がバルブケース41の一端側の内部に配置され、かしめ部45により、ソレノイドケース42に対しバルブケース41をかしめて固定する。ソレノイドケース42の外径はバルブケース41の内径に略一致する。ソレノイドケース42とバルブケース41との間はシール部材131によりシールされている。詳しくはソレノイドケース42の他端部の外周面に溝部132が周方向に沿って形成されている。該溝部132にシール部材としてのOリングが配置される。かしめ部45は、ソレノイドケース42の他端側外周面に設けられるかしめ用溝部150と、ソレノイドケース42のかしめ用溝部150内に折り曲げられて収納される、バルブケース41の、大径部50を含む薄壁部47の一端部と、を備えている。当然ながら、かしめ部45は、シール部材131よりもソレノイドケース42側(一端側)に配置される。かしめ用溝部150は、ソレノイドケース42の外周面の周方向に沿って形成される。図3を参照して、当該かしめ用溝部150は、ソレノイドケース42の外周面から連続して、バルブケース41側からソレノイドケース42側(他端側から一端側)に向けてケース40の内方に傾斜する傾斜面152と、バルブケース41側とは反対側に設けられ、該傾斜面152の端部から連続してソレノイドケース42の径方向に沿って、ソレノイドケース42の外周面まで延びる径方向平坦面153と、から構成される。
そして、バルブケース41内にソレノイドケース42の他端を配置して、両者41、42をかしめ固定する際には、まず、図4(a)に示すように、バルブケース41内にその一端側から通路部材60を挿入して、通路部材60のフランジ部62をバルブケース41の内側フランジ52上に当接させて、通路部材60の円筒部61をバルブケース41の内側フランジ52から内方の開口53に挿通する。
その後、図4(a)及び(b)に示すように、ソレノイドケース42にバルブブロック35とソレノイドブロック37とを結合して一体化して、これらをバルブケース41内に組み込むように他端側に向けて移動させる。この時、図4(b)から解るように、ソレノイドケース42の溝部132に保持されたシール部材131が、バルブケース41における大径部50のテーパ状の内周面50Aに面接触で接触しながら、ソレノイドケース42がバルブケース41内に組み込まれるようになる。また、ソレノイドケース42にバルブブロック35とソレノイドブロック37とが結合されて一体化されたもので、ソレノイドケース42の他端部が、バルブケース41における大径部50のテーパ状の内周面50Aに沿って案内されながらバルブケース41に対してセンタリングされて、バルブケース41内に組み込まれるようになる。そして、図5(c)に示すように、バルブブロック35のメインボディ68の他端面を通路部材60のフランジ部62に当接させて、ソレノイドケース42の他端部をバルブケース41の一端側の内部に当接させる。この工程が組込ステップに相当する。
すると、図5(c)に示すように、図3も参照して、バルブケース41内にソレノイドケース42の他端が配置されるが、バルブケース41の薄壁部47に設けた大径部50の一端と、かしめ用溝部150の径方向平坦面153との間に軸方向に沿う間隔が設けられ、ソレノイドケース42の外周面とかしめ用溝部150の傾斜面152との交点が、バルブケース41の薄壁部47に設けた大径部50の起点よりも他端側に位置するようになる。
その後、図5(d)に示すように、バルブケース41の、大径部50を含む薄壁部47の一端部を、ソレノイドケース42の径方向外方を軸方向に沿って一端側から他端側に向かって移動する、図示しないかしめ治具により、ケース40の内方に向けて折り曲げる。すると、バルブケース41の薄壁部47の一端部における大径部50を除く内周面が、ソレノイドケース42のかしめ用溝部150に設けた傾斜面152に当接する。この工程がかしめステップに相当する。これにより、ソレノイドケース42の他端がバルブケース41内にかしめ部45によりかしめ固定される。
次に、本発明の実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1の作用について説明する。
まず、ピストンロッド6の伸び行程時には、シリンダ2内のピストン5の移動によって、ピストン5の逆止弁13が閉じ、ディスクバルブ14の開弁前では、シリンダ上室2A側の油液が加圧されて、油液が通路22及び環状通路21を通り、セパレータチューブ20の接続口23から減衰力発生手段25の通路部材60の連通路63に流入する。その後、油液が減衰力発生手段25を通過して油液の流れを制御することで減衰力が発生されてリザーバ4に戻る。
この伸び行程時には、ピストン5が移動した分の油液は、リザーバ4からベースバルブ10の通路15を経由して逆止弁17を開いて、シリンダ下室2Bへ流入する。なお、シリンダ上室2Aの圧力がピストン5のディスクバルブ14の開弁圧力に達すると、ディスクバルブ14が開いて、シリンダ上室2Aの圧力を、通路11を介してシリンダ下室2Bへリリーフすることにより、シリンダ上室2Aの過度の圧力の上昇を防止する。
一方、ピストンロッド6の縮み行程時には、シリンダ2内のピストン5の移動によって、ピストン5の通路12を流動する油液により逆止弁13が開き、ベースバルブ10の逆止弁17が閉じて、ディスクバルブ18の開弁前では、シリンダ下室2Bの油液が通路12を介してシリンダ上室2Aへ流入し、ピストンロッド6がシリンダ2内に侵入した分の油液が、シリンダ上室2Aから、通路22及び環状通路21を通り、セパレータチューブ20の接続口23から減衰力発生手段25の通路部材60の連通路63に流入する。その後、油液が減衰力発生手段25を通過して油液の流れを制御することで減衰力が発生されてリザーバ4に戻る。なお、シリンダ下室2B内の圧力が、ベースバルブ10のディスクバルブ18の開弁圧力に達すると、ディスクバルブ18が開いて、シリンダ下室2Bの圧力を、通路16を介してリザーバ4へリリーフすることにより、シリンダ下室2Bの過度の圧力の上昇を防止する。
そして、減衰力発生手段25においては、ソレノイドブロック37のコイル121に通電すると、作動ロッド125によりパイロット弁部材108がバネ部材109の付勢力に抗して前進されて、その先端がパイロットボディ70の小径連通孔97周りのシート部に着座される。これにより、コイル121への通電電流によりパイロットバルブ36の開弁圧力を制御して、パイロットバルブ36による圧力制御を実行することができる。
すなわち、減衰力発生手段25では、ピストンロッド6の伸び行程及び縮み行程時、油液が通路部材60の連通路63を経由してメインボディ68の支持孔74及び各通路75に流入すると、メインバルブ32のメインディスクバルブ32Aの開弁前(ピストン速度低速域)にあっては、油液は、パイロットピン69のオリフィス通路76及び大径流通路77からパイロットボディ70の小径連通孔97を経由して、パイロットバルブ36のパイロット弁部材108を押し開いて弁室86内へ流入する。そして、弁室86の油液は、保持プレート85の各連通路88からスペーサ90の切欠き部94、バルブケース41内の液室72及びバルブケース41の内側フランジ52に設けた切欠き54を経由してリザーバ4に流れる。そこで、ピストン速度が上昇してシリンダ2のシリンダ上室2A側の圧力がメインディスクバルブ32Aの開弁圧力に達すると、通路部材60の連通路63を通過した油液は、メインボディ68の各通路75を通り、各メインディスクバルブ32Aを押し開いて、バルブケース41内の液室72へ直接流れる。
このように、減衰力発生手段25では、メインバルブ32の各メインディスクバルブ32Aの開弁前(ピストン速度低速域)にあっては、パイロットピン69のオリフィス通路76及びパイロットバルブ36のパイロット弁部材108の開弁圧力によって減衰力が発生する。また、各メインディスクバルブ32Aの開弁後(ピストン速度高速域)にあっては、各メインディスクバルブ32Aの開度に応じて減衰力が発生する。そして、コイル121への通電電流によってパイロットバルブ36の開弁圧力を調整することにより、ピストン速度にかかわらず、減衰力を直接制御することができる。すなわち、パイロットバルブ36の開弁圧力によって、油液が、パイロットボディ70の小径連通孔97、連通路80、スリット付きディスク102のスリットを介して背圧室105に流入することにより背圧室105の内圧が変化する。この背圧室105の内圧は各メインディスクバルブ32Aの閉弁方向に作用するので、パイロットバルブ36の開弁圧力を制御することにより、各メインディスクバルブ32Aの開弁圧力を同時に調整することができ、これにより、減衰力特性の調整範囲を広くすることができる。
また、コイル121の断線、車載コントローラの故障等のフェイルの発生により、プランジャ124(作動ロッド125)の推力が失われた場合には、バネ部材109の付勢力によってパイロット弁部材108が後退して、バネ受部113の一端面がフェイルバルブ33の各フェイルディスクバルブ33Aに当接された状態となる。そして、このパイロット弁部材108の状態では、弁室86内の油液はフェイルバルブ33(各フェイルディスクバルブ33A)を押し開いて、保持プレート85の各連通路88及びスペーサ90の切欠き部94を経由してバルブケース41内の液室72へ流れる。このように、弁室86からバルブケース41内の液室72への油液の流れは、フェイルバルブ33(各フェイルディスクバルブ33A)によって制御されることになるので、フェイルバルブ33(各フェイルディスクバルブ33A)の開弁圧力の設定によって所望の減衰力を発生させると共に、背圧室105の内圧、すなわち、メインバルブ32の各メインディスクバルブ32Aの開弁圧力を調整することができる。その結果、フェイル時においても適切な減衰力を得ることができる。
以上説明した、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1では、バルブケース41の薄壁部47の一端部に、ソレノイドケース42に向かって次第に拡径されるようにテーパ状の内周面を有する大径部50が形成されている。その結果、ソレノイドケース42にバルブブロック35とソレノイドブロック37とを結合して一体化して、これらをバルブケース41内に組み込む際、ソレノイドケース42の溝部132に保持されたシール部材131が、バルブケース41における大径部50のテーパ状の内周面50Aに面接触で接触しながら、ソレノイドケース42がバルブケース41内に組み込まれるようになる。これにより、シール部材131であるOリングの損傷を抑制することができ、コンタミの発生も抑制することができる。そして、減衰力調整式緩衝器1の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1では、ソレノイドケース42にバルブブロック35とソレノイドブロック37とが結合されて一体化されたものを、バルブケース41内に組み込む際、ソレノイドケース42の他端部が、バルブケース41の薄壁部47の一端部に設けた大径部50のテーパ状の内周面50Aに案内されるので、容易にバルブケース41へのセンタリング、すなわちバルブケース41に対する位置決めが可能になり、圧入不良等(組込不良等)の不具合を抑制することができる。
1 減衰力調整式緩衝器,2 シリンダ,2A シリンダ上室,2B シリンダ下室,4 リザーバ,5 ピストン,6 ピストンロッド,25 減衰力発生手段,35 バルブブロック,37 ソレノイドブロック,40 ケース(筒部材),41 バルブケース(第2の筒体),42 ソレノイドケース(第1の筒体),45 かしめ部,50 大径部,50A テーパ状の内周面,131 シール部材

Claims (4)

  1. 内部に減衰力発生手段および該減衰力発生手段を駆動するソレノイドが収納される筒部材を有し、シリンダ内のピストンの移動に伴う作動流体の流れを前記筒部材内の前記減衰力発生手段によって制御して減衰力を発生させる減衰力調整式緩衝器であって、
    前記筒部材は、
    第1の筒体と、
    該第1の筒体の外側であって、該第1の筒体の軸方向に沿って配される第2の筒体と、
    前記第1の筒体に対し前記第2の筒体をかしめて固定するかしめ部と、
    前記第1の筒体の外周面と前記第2の筒体の内周面との間に配置され、両者間をシールするシール部材と、を有し、
    前記かしめ部は、
    前記第1の筒体の外周面にその周方向に沿って設けられる溝部と、
    該溝部内に折り曲げられて収納される前記第2の筒体の端部と、からなり、
    該第2の筒体の端部には、その内径が他の部位よりも大径である大径部が形成される、減衰力調整式緩衝器。
  2. 請求項1に記載の減衰力調整式緩衝器であって、
    前記大径部は、その内径が前記第1の筒体に向かって次第に拡径されるテーパ状の内周面を有する、減衰力調整式緩衝器。
  3. 内部に減衰力発生手段および該減衰力発生手段を駆動するソレノイドが収納される筒部材を有し、シリンダ内のピストンの移動に伴う作動流体の流れを前記筒部材内の前記減衰力発生手段によって制御して減衰力を発生させる減衰力調整式緩衝器の製造方法であって、
    前記筒部材は、
    第1の筒体と、
    該第1の筒体の外側であって、該第1の筒体の軸方向に沿って配される第2の筒体と、
    前記第1の筒体に対し前記第2の筒体をかしめて固定するかしめ部と、
    前記第1の筒体の外周面と前記第2の筒体の内周面との間に配置され、両者間をシールするシール部材と、を有し、
    前記かしめ部は、
    前記第1の筒体の外周面にその周方向に沿って設けられる溝部と、
    該溝部内に折り曲げられて収納される前記第2の筒体の端部と、からなり、
    該第2の筒体の端部には、その内径が他の部位よりも大径である大径部が形成されており、
    前記第1の筒体を前記第2の筒体内に組み込んで両者をかしめ固定する際には、
    前記第1の筒体の外周面に沿って前記シール部材を装着した後、該シール部材が前記第2の筒体における前記大径部の内周面に接触しながら、前記第1の筒体を前記第2の筒体内に組み込む組込ステップと、
    前記第2の筒体の前記大径部を含む端部を、前記第1の筒体の前記溝部内に折り曲げてかしめ固定するかしめステップと、
    を含む、減衰力調整式緩衝器の製造方法。
  4. 請求項3に記載の減衰力調整式緩衝器の製造方法であって、
    前記大径部は、その内径が前記第1の筒体に向かって次第に拡径されるテーパ状の内周面を有し、
    前記組込ステップでは、前記シール部材が前記大径部のテーパ状の内周面に接触しながら、前記第1の筒体を前記第2の筒体内に組み込む、減衰力調整式緩衝器の製造方法。
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