JP2019026454A - シート後処理装置 - Google Patents

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Hiroyuki Taguchi
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Abstract

【課題】シートの折り位置がずれることを抑制することができるシート後処理装置を提供する。【解決手段】シート後処理装置3は、一対の折りローラ41と、ブレード43と、制御部と、を持つ。ブレードは、一対の折りローラのニップ部にシートSを押し込むことで、シートを二つ折り可能である。制御部は、ブレードの先端縁を、シートを二つ折りする目標位置よりも下側に設定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、シート後処理装置に関する。
画像形成装置(例えばMFP)から搬送されるシートに後処理を施すためのシート後処理装置が知られている。シート後処理装置は、搬送されたシートにステープルまたはソートを施す処理部を備える。シート後処理装置は、複数のシートを束にして二つ折りする折り機構を更に備える。折り機構は、一対の折りローラと、ブレードと、を備える。一対の折りローラは、鉛直方向に対向する。一対の折りローラは、ニップ部を形成する。ブレードは、シートをニップ部に押し込むことで、シートを二つ折り可能である。
しかしながら、ブレードがシートをニップ部へ押し込む場合、シートの自重などによってブレードとシートとの間に滑りが生じる可能性がある。例えば、ブレードとシートとが接触する部分の印字率が高いほど摩擦係数が低下し、ブレードとシートとの間に滑りが生じる可能性が高い。ブレードとシートとの間に滑りが生じると、シートをニップ部へ正確に押し込むことができず、シートの折り位置がずれてしまう可能性がある。
特開2013−184802号公報 特開2012−1367号公報
本発明が解決しようとする課題は、シートの折り位置がずれることを抑制することができるシート後処理装置を提供することである。
実施形態のシート後処理装置は、一対の折りローラと、ブレードと、制御部と、を持つ。ブレードは、前記一対の折りローラのニップ部にシートを押し込むことで、前記シートを二つ折り可能である。制御部は、前記ブレードの先端縁を、前記シートを二つ折りする目標位置よりも下側に設定する。
実施形態の画像形成システムの一例を示す図。 実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図。 実施形態の折り機構の一例を示す斜視図。 実施形態のずらし量算出方法の一例を示すフローチャート。 実施形態の折り機構の制御による効果の説明図。 図5に続く、実施形態の折り機構の制御による作用の説明図。 実施形態の第1変形例のずらし量算出方法の一例を示すフローチャート。 実施形態の第2変形例のずらし量算出方法の一例を示すフローチャート。
以下、実施形態のシート後処理装置を、図面を参照して説明する。なお、各図において、同一構成については同一の符号を付す。
図1は、実施形態の画像形成システム1の一例を示す図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、シート後処理装置3(以下単に「後処理装置3」ともいう。)と、を含む。
画像形成装置2は、用紙などのシート状の記録媒体(以下「シートS」という。)に画像を形成する。例えば、画像形成装置2は、複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)、プリンタ、複写機等である。後処理装置3は、画像形成装置2から搬送されるシートSに後処理を行う。シートSは、紙に限らず、OHP(Overhead projector)シート等のプラスチックシートを含む。シートSは、画像形成装置2から後処理装置3へ送られるものに限らず、後処理装置3へ手差しで送ることも可能である。
図2は、実施形態の画像形成システム1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置2は、コントロールパネル11、スキャナ部12、プリンタ部13、給紙部14、排紙部15および画像形成制御部16を備える。
コントロールパネル11は、ユーザーの操作を受け付ける各種キーまたはタッチパネル等を備える。例えば、コントロールパネル11は、シートSの後処理の種類に関する入力を受け付ける。画像形成装置2は、コントロールパネル11によって入力された後処理の種類に関する情報を、後処理装置3に送る。
スキャナ部12は、複写対象物の画像情報を読み取る読取部を備える。スキャナ部12は、読み取った画像情報を、プリンタ部13に送る。
プリンタ部13は、スキャナ部12または外部機器から送信された画像情報に基づき、トナーなどの現像剤によって出力画像(以下「トナー像」という。)を形成する。プリンタ部13は、トナー像をシートSの表面上に転写する。プリンタ部13は、シートSに転写したトナー像に熱と圧力とをかけて、トナー像をシートSに定着させる。
給紙部14は、プリンタ部13がトナー像を形成するタイミングに合わせて、シートSを1枚ずつプリンタ部13に供給する。
排紙部15は、プリンタ部13から排紙されるシートSを、後処理装置3へ搬送する。
画像形成制御部16は、画像形成装置2の全体の動作を制御する。すなわち、画像形成制御部16は、コントロールパネル11、スキャナ部12、プリンタ部13、給紙部14および排紙部15を制御する。画像形成制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含む制御回路で形成されている。
次に、後処理装置3について説明する。
図1に示すように、後処理装置3は、画像形成装置2に隣接して配置されている。シートSは、画像形成装置2から後処理装置3へ搬送される。後処理装置3は、搬送されたシートSに、コントロールパネル11を通じて指定された後処理を実行する。例えば、後処理装置3は、ステープル処理およびソート処理を行う。例えば、後処理装置3は、シートSを二つ折りにして排出するシート折り処理を行う。
後処理装置3は、搬入部20、待機部21、処理部22、排出部23、後処理制御部24(制御部)および折り機構40を備える。
搬入部20は、排紙部15の搬送方向下流側に連なる。搬入部20は、画像形成装置2から搬送されたシートSを受け入れる。排紙部15には不図示の手差しトレイが接続される。
待機部21は、画像形成装置2から搬送されるシートSを一時的に滞留(バッファ)させる。待機部21は、処理部22の上方に設けられている。待機部21は、処理部22が空くと、滞留させていたシートSを処理部22に向けて落下させる。
処理部22は、搬送されたシートSに後処理を行う。例えば、処理部22は、複数枚のシートSを揃えて整合させるソート処理を行う。例えば、処理部22は、複数のシートSを揃えたシート束にステープルまたは粘着テープによってシート綴じ処理を行う。図中符号25は処理部22におけるシート束にステープル等による綴じ処理を行うシート綴じ装置を示す。処理部22は、後処理を行ったシートSを排出部23へ排出する。
排出部23は、固定トレイ23aと可動トレイ23bとを備える。固定トレイ23aは、後処理装置3の上部に設けられている。可動トレイ23bは、後処理装置3の側部に設けられている。固定トレイ23aおよび可動トレイ23bには、待機部21および処理部22からシートSが排出される。
図2に示すように、後処理制御部24は、後処理装置3の全体の動作を制御する。すなわち、後処理制御部24は、搬入部20、待機部21、処理部22、排出部23および折り機構40の動作を制御する。後処理制御部24は、画像形成制御部16と同様、CPU、ROMおよびRAMを含む制御回路で形成されている。
次に、後処理装置3の折り機構40について説明する。
図1に示すように、後処理装置3は、単数又は複数のシートSを二つ折りする折り機構40を備える。
後処理装置3は、図1の紙面に沿う経路に沿ってシートSを搬送する。シートSは、図1の紙面と直交する方向と平行に表裏面を配置する。以下、折り機構40におけるシートSの搬送経路に沿う方向をシート搬送方向D(又は単に搬送方向)という。以下、図1の紙面に直交する方向をシート幅方向W(図3参照)という。シートSは、シート搬送方向Dに沿う二辺とシート幅方向Wに沿う二辺とを有する矩形状とされる。
折り機構40には、画像形成装置2からシートパス54を介してシートSが搬送される。折り機構40に搬送されたシートSは、スタッカ55に受け止められる。
例えば、スタッカ55は、送られたシートSを起立姿勢で受け止める。スタッカ55は、受け止めたシートSの上側が搬送方向下流側(折りローラ41側)に位置するようにシートSを傾斜させる。複数のシートSを二つ折りにする場合、複数のシートSは、順次重なってスタッカ55に受け止められて束になる。
スタッカ55に受け止められたシートS(又はシート束)は、搬送方向下流側から案内部材58に支えられて平坦状に配置される。このとき、シートSの起立方向の中央位置P1(シート搬送方向中央)は、折りローラ41のニップ部42とシートSの厚さ方向で対向する(図3参照)。実施形態において、シートSの起立方向は、鉛直方向に対しやや傾斜した方向である。
シートSの厚さ方向でシートSを挟んでニップ部42と対向する部位には、折りブレード43(以下単に「ブレード43」という。)が配置されている。実施形態において、ブレード43は、シートSの起立方向と直交する方向に延在している。すなわち、ブレード43は、水平方向に対してやや傾斜している。例えば、ブレード43は、ステンレス鋼で形成されている。
図3に示すように、ブレード43は、シートSの起立方向の中央位置P1を折りローラ41のニップ部42に向けて押し出し、シートSの中央位置P1をニップ部42に押し込む。折りローラ41は、シートSの中央位置P1を挟み込みながら回転し、シートSを二つ折りにする。図1に示すように、二つ折りにされたシートS(以下「折り体」という。)は、ニップ部42の搬送方向下流側に位置する排出ローラ44によって搬送されて、排紙トレイ46に排出される。折りローラ41および排出ローラ44は、不図示の駆動モータによって互いに独立して又は同期して回転駆動される。
図1に示すように、画像形成装置2から搬送されるシートSを処理部22側および折り機構40側の何れに搬送するかを切換えるため、後処理装置3の搬入部20には、ゲート20aが設けられている。ゲート20aは、シート折り処理を行わないときには、画像形成装置2から搬送されたシートSを処理部22側へ搬送する。ゲート20aは、シート折り処理を行うときには、シートSを折り機構40側へ搬送する。
図3は、実施形態の折り機構40の一例を示す斜視図である。
図3に示すように、折り機構40は、折りローラ41およびブレード43を備える。
折りローラ41は、ニップ部42を形成する一対のローラからなる。例えば、一対のローラは、ゴムローラである。折りローラ41の一対のローラの一方は、駆動ローラ41aである。折りローラ41の一対のローラの他方は、従動ローラ41bである。駆動ローラ41aおよび従動ローラ41bは、鉛直方向に対向する。
駆動ローラ41aは、移動することなく定位置で回転駆動する。駆動ローラ41aは、不図示の駆動源によって駆動する。例えば、駆動ローラ41aの駆動源は、直流モータを用いる。駆動源は、駆動ローラ41aに駆動力を伝える。例えば、駆動ローラ41aの駆動源は、ブレード43にも駆動力を伝える。
従動ローラ41bは、駆動ローラ41aに対して切離可能である。従動ローラ41bは、不図示の付勢機構によって駆動ローラ41aに向けて付勢されている。従動ローラ41bは、駆動ローラ41aの回転に従動して回転する。
折りローラ41のニップ部42には、ブレード43によってシートSの中央位置P1が挟み込まれる。折りローラ41は、ニップ部42に差し込まれたシートSを二つ折りにするとともに、二つ折りにしたシートSを搬送方向下流側へ搬送する。
ブレード43は、折りローラ41の一対のローラが対向する方向に厚さを有する板状部材である。ブレード43は、ニップ部42に対して先端縁を挿脱させるように往復動可能である。例えば、ブレード43は、スライダクランク機構を介して往復動する。ブレード43は、シートSの中央位置P1をニップ部42へ押し込みつつニップ部42へ進入する。ブレード43は、シートSの中央位置P1をニップ部42に残しつつニップ部42から退避する。
図1に示すように、案内部材58は、シート搬送方向Dで折りローラ41とシートSとの間に配置される。案内部材58は、ブレード43の進退方向と直交する板状部材である。案内部材58は、シートパス54から搬送されたシートSを起立状態に案内してスタッカ55に載置する。案内部材58は、ブレード43を進退可能な間隙を空けて第1案内部材58aと第2案内部材58bとに分割されている。ブレード43は、第1案内部材58aおよび第2案内部材58bの間の間隙を通じて前進して、シートSの中央位置P1(図3参照)をニップ部42へ押し込み可能である。シートSの中央位置P1(図3参照)がニップ部42へ押し込まれると、シートSに折り辺が形成される。ブレード43は、シートSに折り辺を形成した後、後退してニップ部42から抜け出ることが可能である。
スタッカ55は、支持爪56と、移動装置57と、を備える。支持爪56は、起立状態のシートSの下端を支持する。移動装置57は、支持爪56を上下動可能である。
スタッカ55の上方には、ステープルユニット59が配置されている。ステープルユニット59は、後処理の種類に応じて、予めシートSの中央位置P1にステープル処理を施す。スタッカ55に載置したシートSは、支持爪56の移動によって上下動可能である。例えば、支持爪56は、ブレード43がニップ部42にシートSを押し込む際にも、シートSの下端の変位に伴い上昇する。
スタッカ55に載置したシートSは、支持爪56に下端を支持されることで、シート搬送方向Dで位置決めされる(整合される)。図3に示すように、スタッカ55のシート幅方向両側には、シートSをシート幅方向Wで位置決めするための一対の整合部材55aが配置されている。
図1に示すように、折りローラ41よりも搬送方向下流側へ離間した部位には、搬送方向下流側へ折り体を排出する排出ローラ44が配置されている。
排出ローラ44は、ニップ部45を形成する一対のローラからなる。排出ローラ44の一対のローラの一方は、駆動ローラである。排出ローラ44の一対のローラの他方は、従動ローラである。駆動ローラは、移動することなく定位置で回転駆動する。従動ローラは、駆動ローラに対して切離可能である。従動ローラは、不図示の付勢機構によって駆動ローラに向けて付勢されている。排出ローラ44のニップ部45には、折りローラ41によって搬送された折り体が挟み込まれる。排出ローラ44は、ニップ部45に差し込まれた折り体を搬送方向下流側へ搬送する。排出ローラ44のニップ部45は、折りローラ41のニップ部42とシート搬送方向Dで対向している。
次に、後処理制御部24について説明する。
後処理制御部24は、ブレード43の先端縁(以下「ブレード先端」ともいう。)を、シートSを二つ折りする目標位置よりも下側に設定する。実施形態において、目標位置は、シートSの中央位置P1(図3参照)である。
後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量(以下単に「ずらし量」ともいう。)を、ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでにシートSが下側にずれる距離と対応する見込み量(以下単に「見込み量」ともいう。)に設定する。
例えば、後処理制御部24は、ずらし量を、シートSがブレード先端に対面する表面(以下「シート表面」ともいう。)の印字率に基づいて算出する。例えば、複数のシートSを揃えたシート束の場合、シート表面は、シート束のうち最もブレード先端側に位置するシートSがブレード先端に対面する表面となる。シート束のうち最もブレード先端側に位置するシートSは、画像形成装置2による印刷の最終頁となる。
ここで、印字率とは、シート表面の単位面積当たりの印字量(トナー像の形成量)を意味する。言い換えると、印字率は、シート表面の単位面積当たりのドット数(ドット率)である。印字率に関する情報は、画像形成装置2から後処理制御部24へと送られる。例えば、画像形成装置2は、スキャナ部12または外部機器から送信された画像情報に基づき、印字率に関する情報を後処理制御部24へと送る。
実施形態において、後処理制御部24が画像形成装置2から受ける印字率に関する情報は、シート表面のうち、ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでにブレード先端が接触する範囲に限定される。すなわち、後処理制御部24が画像形成装置2から受ける印字率に関する情報は、シートSの中央位置P1に見込み量を加味した範囲に限定される。これにより、後処理制御部24が画像形成装置2から受け取る情報を可及的に小さくすることができる。例えば、シートSの中央位置P1に見込み量を加味した範囲は、シートSの中央位置P1から上下3mm、または上側3mmの範囲とされる。
例えば、後処理制御部24は、ずらし量を、シートSの枚数に基づいて算出する。ここで、シートSの枚数とは、画像形成装置2からシートパス54を介して折り機構40に搬送され、スタッカ55に受け止められたシートSの枚数を意味する。すなわち、シートSの枚数は、ブレード43によって二つ折りされるシートSの枚数(以下「折り枚数」ともいう。)である。折り枚数に関する情報は、画像形成装置2から後処理制御部24へと送られる。例えば、画像形成装置2は、コントロールパネル11または外部機器によって入力された折り枚数に関する情報を、後処理制御部24に送る。
例えば、後処理制御部24は、ずらし量を、シートSのサイズに基づいて算出する。ここで、シートSのサイズとは、画像形成装置2からシートパス54を介して折り機構40に搬送され、スタッカ55に受け止められたシートSのサイズを意味する。すなわち、シートSのサイズは、ブレード43によって二つ折りされるシートSのサイズ(以下単に「シートサイズ」ともいう。)である。シートサイズに関する情報は、画像形成装置2から後処理制御部24へと送られる。例えば、画像形成装置2は、コントロールパネル11または外部機器によって入力されたシートサイズに関する情報を、後処理制御部24に送る。
次に、実施形態のずらし量算出方法の一例を説明する。
図4は、実施形態のずらし量算出方法の一例を示すフローチャートである。
画像形成システム1は、図4に示すACT1からACT12を図4に示すフローにしたがって実行することによって動作する。
ACT1では、印字率が75%以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
印字率が75%以上の場合(ACT1:YES)、ACT2が実行される。
印字率が75%未満の場合(ACT1:NO)、ACT5が実行される。
ACT2では、折り枚数が5枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が5枚以上の場合(ACT2:YES)、ACT3が実行される。
折り枚数が5枚未満の場合(ACT2:NO)、ACT4が実行される。
ACT3では、後処理制御部24は、ずらし量を3mmとする。
ACT4では、後処理制御部24は、ずらし量を2mmとする。
ACT5では、印字率が50%以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
印字率が50%以上の場合(ACT5:YES)、ACT6が実行される。
印字率が50%未満の場合(ACT5:NO)、ACT9が実行される。
ACT6では、折り枚数が10枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が10枚以上の場合(ACT6:YES)、ACT7が実行される。
折り枚数が10枚未満の場合(ACT6:NO)、ACT8が実行される。
ACT7では、後処理制御部24は、ずらし量を2mmとする。
ACT8では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT9では、印字率が25%以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
印字率が25%以上の場合(ACT9:YES)、ACT10が実行される。
印字率が25%未満の場合(ACT9:NO)、ACT12が実行される。
ACT10では、折り枚数が15枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が15枚以上の場合(ACT10:YES)、ACT11が実行される。
折り枚数が15枚未満の場合(ACT10:NO)、ACT12が実行される。
ACT11では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT12では、後処理制御部24は、ずらし量を0mmとする。すなわち、ACT12では、後処理制御部24は、ブレード先端縁をシートSの中央位置P1と同じ位置とする。
後処理制御部24は、算出したずらし量に基づいて、ブレード先端縁を、シートSの中央位置P1よりも下側に設定する。後処理制御部24は、折り機構40を制御することによって、ブレード先端縁を、シートSの中央位置P1よりも下側に設定する(図3参照)。実施形態において、後処理制御部24は、スタッカ55を上下動させることによって、ブレード先端縁を、シートSの中央位置P1よりも下側に設定する(図3参照)。
次に、実施形態の折り機構40の制御による効果について説明する。
図5および図6は、実施形態の折り機構40の制御による効果の説明図である。図5および図6において、符号V1は、ブレード43の進入方向を示す。
まず、比較例について説明する。比較例においては、実施形態における折り機構40の制御が行われていない。
図5に示すように、比較例の場合、ブレード先端縁を、シートSの中央位置PXと同じ位置に設定する。ブレード43は、シートSの中央位置PXをニップ部42へ押し込みつつニップ部42へ進入する。しかし、ブレード43によってシートSがニップ部42へ押し込まれるまでに、ブレード43とシートSとの間に滑りが生じる可能性がある。例えば、ブレード43とシートSとの間に滑りが生じる要因としては、シートSの自重またはシート表面の印字率などが挙げられる。
図6に示すように、ブレード43とシートSとの間に滑りが生じると、シートSの中央位置PXをニップ部42へ正確に押し込むことができない可能性がある。例えば、ブレード43とシートSとが接触する部分の印字率が高いほど摩擦係数が低下し、ブレード43とシートSとの間に滑りが生じる可能性が高い。加えて、折り枚数が多いほど、またはシートサイズが大きいほど、ブレード43とシートSとの間に滑りが生じる可能性が高くなる。ブレード43とシートSとの間に滑りが生じると、シートSをニップ部42へ正確に押し込むことができず、シートSの折り位置(中央位置PX)がずれてしまう可能性がある。図5および図6において、符号PXは比較例におけるシートSの中央位置を示す。
これに対し、実施形態によれば、後処理装置3は、一対の折りローラ41と、ブレード43と、後処理制御部24と、を持つ。ブレード43は、一対の折りローラ41のニップ部42にシートSを押し込むことで、シートSを二つ折り可能である。後処理制御部24は、ブレード先端縁を、シートSを二つ折りする中央位置P1よりも下側に設定する。以上の構成によって、以下の効果を奏する。ブレード先端縁をシートSの中央位置PXと同じ位置に設定する場合(図5の比較例参照)と比較して、シートSが一対の折りローラ41に案内されるタイミングでのシートSのずれを抑制することができる。すなわち、ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向(図6に示す重力方向G1)にずれる量を、設定したずらし量によって相殺することができる。したがって、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。図5および図6において、符号P1は実施形態におけるシートSの中央位置を示す。
また、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでにシートSが下側にずれる距離と対応する見込み量に設定することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、見込み量の分だけ相殺することができる。したがって、シートSの折り位置がずれることをより効果的に抑制することができる。
また、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、シートSがブレード先端縁に対面する表面の印字率に基づいて算出することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、印字率に基づいて算出したずらし量の分だけ相殺することができる。したがって、シート表面の印字率によってブレード43とシートSとの間に滑りが生じる場合であっても、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。
また、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、シートSの折り枚数に基づいて算出することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、折り枚数に基づいて算出したずらし量の分だけ相殺することができる。したがって、シートSの折り枚数によってブレード43とシートSとの間に滑りが生じる場合であっても、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。
後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、印字率および折り枚数に基づいて算出することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、印字率および折り枚数に基づいて算出したずらし量の分だけ相殺することができる。したがって、印字率および折り枚数によってブレード43とシートSとの間に滑りが生じる場合であっても、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。
実施形態の変形例について説明する。
まず、実施形態の第1変形例について図7を参照して説明する。
図7は、実施形態の第1変形例のずらし量算出方法の一例を示すフローチャートである。
画像形成システム1は、図7に示すACT101からACT107を図7に示すフローにしたがって実行することによって動作する。
ACT101では、シートサイズがA3またはLDR(Tabloid Ledger)かどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがA3またはLDRである場合(ACT101:YES)、ACT102が実行される。
シートサイズがA3およびLDRでない場合(ACT101:NO)、ACT103が実行される。
ACT102では、後処理制御部24は、ずらし量を3mmとする。
ACT103では、シートサイズがB4またはLGL(Legal)かどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがB4またはLGLである場合(ACT103:YES)、ACT104が実行される。
シートサイズがB4およびLGLでない場合(ACT103:NO)、ACT105が実行される。
ACT104では、後処理制御部24は、ずらし量を2mmとする。
ACT105では、シートサイズがA4RまたはLTR(Letter)かどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがA4RまたはLTRである場合(ACT105:YES)、ACT106が実行される。
シートサイズがA4RおよびLTRでない場合(ACT105:NO)、ACT107が実行される。
ACT106では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT107では、後処理制御部24は、ずらし量を0mmとする。すなわち、ACT107では、後処理制御部24は、ブレード先端縁をシートSの中央位置P1と同じ位置とする。
第1変形例によれば、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、シートサイズに基づいて算出することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、シートサイズに基づいて算出したずらし量の分だけ相殺することができる。したがって、シートサイズによってブレード43とシートSとの間に滑りが生じる場合であっても、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。
次に、実施形態の第2変形例について図8を参照して説明する。
図8は、実施形態の第2変形例のずらし量算出方法の一例を示すフローチャートである。
画像形成システム1は、図8に示すACT201からACT214を図8に示すフローにしたがって実行することによって動作する。
ACT201では、シートサイズがA3またはLDRかどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがA3またはLDRである場合(ACT201:YES)、ACT202が実行される。
シートサイズがA3およびLDRでない場合(ACT201:NO)、ACT207が実行される。
ACT202では、折り枚数が5枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が5枚以上の場合(ACT202:YES)、ACT203が実行される。
折り枚数が5枚未満の場合(ACT202:NO)、ACT205が実行される。
ACT203では、折り枚数が10枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が10枚以上の場合(ACT203:YES)、ACT204が実行される。
折り枚数が10枚未満の場合(ACT203:NO)、ACT206が実行される。
ACT204では、後処理制御部24は、ずらし量を3mmとする。
ACT206では、後処理制御部24は、ずらし量を2mmとする。
ACT205では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT207では、シートサイズがB4またはLGLかどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがB4またはLGLである場合(ACT207:YES)、ACT208が実行される。
シートサイズがB4およびLGLでない場合(ACT207:NO)、ACT211が実行される。
ACT208では、折り枚数が10枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が10枚以上の場合(ACT208:YES)、ACT209が実行される。
折り枚数が10枚未満の場合(ACT208:NO)、ACT210が実行される。
ACT209では、後処理制御部24は、ずらし量を2mmとする。
ACT210では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT211では、シートサイズがA4RまたはLTRかどうかを後処理制御部24が判定する。
シートサイズがA4RまたはLTRである場合(ACT211:YES)、ACT212が実行される。
シートサイズがA4RおよびLTRでない場合(ACT211:NO)、ACT214が実行される。
ACT212では、折り枚数が15枚以上かどうかを後処理制御部24が判定する。
折り枚数が15枚以上の場合(ACT212:YES)、ACT213が実行される。
折り枚数が15枚未満の場合(ACT212:NO)、ACT214が実行される。
ACT213では、後処理制御部24は、ずらし量を1mmとする。
ACT214では、後処理制御部24は、ずらし量を0mmとする。すなわち、ACT214では、後処理制御部24は、ブレード先端縁をシートSの中央位置P1と同じ位置とする。
第2変形例によれば、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、シートサイズおよび折り枚数に基づいて算出することで、以下の効果を奏する。ブレード43によってシートSがニップ部42に押し込まれるまでに、ブレード先端縁とシートSの中央位置P1とが鉛直方向にずれる量を、シートサイズおよび折り枚数に基づいて算出したずらし量の分だけ相殺することができる。したがって、シートサイズおよび折り枚数によってブレード43とシートSとの間に滑りが生じる場合であっても、シートSの折り位置がずれることを抑制することができる。
次に、実施形態の他の変形例について説明する。
なお、上述の実施形態では、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、印字率および折り枚数に基づいて算出する場合について説明した。しかし、これに限られるものではなく、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、印字率、折り枚数およびシートサイズに基づいて算出してもよい。すなわち、後処理制御部24は、シートSの中央位置P1からのブレード先端のずらし量を、印字率、折り枚数およびシートサイズの少なくとも一つの情報に基づいて算出してもよい。
また、上述の実施形態では、後処理制御部24は、スタッカ55を上下動させることによって、ブレード先端縁を、シートSの中央位置P1よりも下側に設定する場合について説明した。しかし、これに限られるものではなく、後処理制御部24は、一対の折りローラ41およびブレード43を上下動させることによって、ブレード先端縁を、シートSの中央位置P1よりも下側に設定してもよい。
また、上述の実施形態では、後処理制御部24が画像形成装置2から受ける印字率に関する情報は、シートSの中央位置P1に見込み量を加味した範囲に限定される場合について説明した。しかし、これに限られるものではなく、後処理制御部24が画像形成装置2から受ける印字率に関する情報は、シート表面全体に基づいてもよい。
また、上述の実施形態では、目標位置は、シートSの中央位置P1である場合について説明した。しかし、これに限られるものではなく、目標位置は、シートSの起立方向においてシートSの中央位置P1からずれた位置であってもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態のシート後処理装置によれば、シートの折り位置がずれることを抑制することができる。
上述した実施形態における画像形成システムの機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…後処理装置(シート後処理装置)、24…後処理制御部(制御部)、41…折りローラ、43…ブレード、S…シート

Claims (5)

  1. 一対の折りローラと、
    前記一対の折りローラのニップ部にシートを押し込むことで、前記シートを二つ折り可能なブレードと、
    前記ブレードの先端縁を、前記シートを二つ折りする目標位置よりも下側に設定する制御部と、を備える
    シート後処理装置。
  2. 前記制御部は、前記目標位置からの前記先端縁のずらし量を、前記ブレードによって前記シートが前記ニップ部に押し込まれるまでに前記シートが下側にずれる距離と対応する見込み量に設定する
    請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記制御部は、前記目標位置からの前記先端縁のずらし量を、前記シートが前記先端縁に対面する表面の印字率に基づいて算出する
    請求項1または2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記制御部は、前記目標位置からの前記先端縁のずらし量を、前記シートの枚数に基づいて算出する
    請求項1から3の何れか一項に記載のシート後処理装置。
  5. 前記制御部は、前記目標位置からの前記先端縁のずらし量を、前記シートのサイズに基づいて算出する
    請求項1から4の何れか一項に記載のシート後処理装置。
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