JP2019019361A - 半導体製造装置および半導体装置の処理方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体装置の処理方法 Download PDF

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【課題】装置の大型化を抑制しつつ、より均一な膜厚および膜質の基板表面処理が可能な半導体製造装置および半導体装置の処理方法を提供すること。【解決手段】処理液Lを用いて半導体基板WAFの表面処理を行う半導体製造装置10であって、底面部24と底面部24に接続された側面部22とを備えるとともに処理液Lを蓄え、表面処理を行う処理槽12と、底面部24に設けられるとともに処理液を排液する排液口18と、処理槽12の側面部22に接して設けられるとともに処理液Lを蓄えるバッファ槽14と、バッファ槽14に設けられるとともに処理液Lを還流させる還流口34と、を備え、排液口18から排液された処理槽12内の処理液Lを、還流口34およびバッファ槽14を介して処理槽12に供給する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置および半導体装置の処理方法、特に半導体基板の表面処理を行う半導体製造装置、および該半導体製造装置を用いた半導体装置の処理方法に関するものである。
半導体基板の表面処理を行う半導体製造装置に関する文献として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1に開示された無電解メッキ処理装置は、複数枚の半導体基板を同時に無電解メッキ処理する装置である。当該無電解メッキ処理装置は、めっき槽の側壁に設けられた薬液供給口、めっき槽の薬液供給口が設けられた側壁と相対する側壁に設けられた薬液排水口を備えている。薬液供給口からめっき槽中に薬液を供給し、薬液排水口から薬液を排出することによって、薬液の流れを薬液表面と平行にしている。複数の被処理ウェハを搭載したカセットが、被処理ウェハが薬液表面に対し垂直でかつ薬液の流れに対して平行になるようにしてめっき槽内に配置される。また、特許文献1に開示された無電解メッキ処理装置では、ウェハカセットの置かれる場所と薬液供給口との間、およびウェハカセットの置かれる場所と薬液排水口との間に設けられた2つのバンチング板(バッファ板)を供えており、薬液の流れが薬液供給口側から薬液排水口側へ向かう一様な層流にされている。
ここで、図5を参照して、無電解メッキ処理についてより詳細に説明する。図5は、無電解メッキ処理を行うための比較例に係る半導体製造装置50を示している。図5に示すように、半導体製造装置50は、処理液L(「メッキ液」、あるいは「薬液」ともいう)で満たされるとともに処理液Lによるメッキ処理を行う処理槽52(メッキ槽)、処理槽52からオーバーフローした処理液Lを回収するバッファ槽54(外槽)、処理液Lを噴出させて供給する処理液供給ノズル56、処理液Lを循環させるポンプ70、および処理液Lから異物を除去するフィルタ72を含んで構成されている。図示しないウェハカセットに搭載された被処理ウェハWAFは処理液表面と垂直になるように、処理槽に浸漬されている。
図5(a)に示すように、処理槽52の底部と被処理ウェハWAFとの間には、処理液供給ノズル56が設けられている。処理液供給ノズル56は開口部60(噴出し口)を備え、ポンプ70からフィルタ72を介して送られてきた処理液Lが開口部60から噴出され、処理槽52内の処理液Lの表面(液面)に向けて供給される(図5には、処理液Lの循環方向を符号D4で示している)。これによって、処理液Lの液面に対して垂直に配置された被処理ウェハWAFの間に処理液が流れる。
処理槽52から符号D5で示された方向にオーバーフローした処理液Lは、処理槽52の外側に設けられたバッファ槽54によって回収される。バッファ槽54には処理液Lを排水する図示しない排水口が設けられており、この排水口によって排水された処理液Lは、バッファ槽54と連通しているポンプ70によって再び処理液供給ノズル56から処理槽52内へ供給される。半導体製造装置50では、以上のようにして処理液Lを循環させている。
特開2011−42832号公報
ここで、被処理ウェハWAFに膜厚および膜質が均一な層を析出させるためには、被処理ウェハWAFの表面に均一な速度で薬液を供給することが重要である。しかしながら、上記比較例に係る半導体製造装置50の場合、被処理ウェハWAFに垂直な面での処理液の流れを考えると、処理液供給ノズル56からの処理液の供給を被処理ウェハWAFを並べた方向に一様にすることは困難である。すなわち、被処理ウェハWAF間の処理液の流速を場所にかかわらず一定にすることは一般に困難である。
また、被処理ウェハWAFと平行な面での薬液の流れを考えると、図5に示すように、処理液Lの供給は一定の幅を有する処理液供給ノズル56から行われるので、処理液Lの供給が比較的狭い領域から行われることになる。そのため、処理液供給ノズル56の開口部60と被処理ウェハWAFとのクリアランス(距離)の相違、および処理液供給ノズル56から吹き出す圧力の分散化により、被処理ウェハWAFの間に流れる処理液Lにむらが生じ、被処理ウェハWAFの面内、および複数の被処理ウェハWAFの間でのメッキ膜厚、あるいは膜質にばらつきが発生することが懸念される。
さらに、処理液Lのオーバーフローによる排液は処理槽52の上端部周辺から行われるため、処理槽52内で局所的な渦や対流(以下、「乱流」)が発生する。したがって、被処理ウェハWAFの表面に一様な速度で薬液を流すのは困難であるという問題がある。そのため、半導体製造装置50では、被処理ウェハWAFに膜厚および膜質が均一な層を析出させることが困難であるという問題がある。
図6を参照し、半導体製造装置における乱流の発生についてより詳細に説明する。図6は、無電解メッキ処理を行うための比較例に係る半導体製造装置80を示している。半導体製造装置80では、半導体製造装置50における処理槽52の処理液供給ノズル56による底部からの処理液Lの供給上の問題を改善するために、特許文献1のバンチング板と同様の、開口部90を有するバンチング板86を備えている。その他の構成は半導体製造装置50と共通なので、同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、処理槽52の図示しない供給口から供給された処理液Lは、バンチング板86によって一定程度整流され、処理槽52の処理液Lの液面にむけて符号D6で示された方向に上昇する。半導体製造装置80でも処理槽52からオーバーフローした処理液Lはバッファ槽54に流れるが、その際、図6に示すように、処理槽52の処理液Lの表面付近の広範囲にわたって乱流TFが発生することが懸念される。つまり、半導体製造装置80において処理槽52にバンチング板86を設けることで処理液Lの流れを整流しても、処理槽52を垂直に上昇したメッキ液は、処理液Lの液面において広範囲の乱流TFを発生させるため、メッキにより形成される金属の膜厚および膜質の均一性を得ることが困難である。
一方、特許文献1に開示される複数枚の被処理ウェハに対してバンチング板を設けることで薬液の乱流を抑制する無電解メッキ処理装置では、被処理ウェハの左右にバンチング板を設けるために装置が大型化するという課題を生じる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、装置の大型化を抑制しつつ、より均一な膜厚および膜質の基板表面処理が可能な半導体製造装置および半導体装置の処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体製造装置は、処理液を用いて半導体基板の表面処理を行う半導体製造装置であって、底面部と前記底面部に接続された側面部とを備えるとともに前記処理液を蓄え、前記表面処理を行う処理槽と、前記底面部に設けられるとともに前記処理液を排液する排液口と、前記処理槽の側面部に接して設けられるとともに前記処理液を蓄えるバッファ槽と、前記バッファ槽に設けられるとともに前記処理液を還流させる還流口と、を備え、前記排液口から排液された前記処理槽内の処理液を、前記還流口および前記バッファ槽を介して前記処理槽に供給するものである。
一方、本発明に係る半導体装置の処理方法は、処理液を蓄え半導体基板の表面処理を行う処理槽、および前記処理槽の側面部に接して設けられるとともに液面を前記処理槽の液面より高い位置として前記処理液を蓄えるバッファ槽を備えた半導体製造装置を用いた半導体装置の処理方法であって、前記処理槽に設けられるとともに前記処理液を排液する排液口から、前記バッファ槽に設けられるとともに前記排液口からの前記処理液を還流させる還流口へ前記処理液を還流させ、前記還流によって前記バッファ槽の液面をオーバーフローさせ前記処理液を前記処理槽に供給するものである。
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、より均一な膜厚および膜質の基板表面処理が可能な半導体製造装置および半導体装置の処理方法が提供される、という効果を奏する。
第1の実施の形態に係る半導体製造装置の構成の一例を示す、(a)は断面図、(b)は平面図である。 第1の実施の形態に係る半導体製造装置の構成の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る半導体製造装置の作用を説明する断面図である。 第2の実施の形態に係る半導体製造装置の構成の一例を示す断面図である。 比較例に係る半導体製造装置の、(a)は断面図、(b)は平面図である。 比較例に係る半導体製造装置の作用を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1から図3を参照して、本実施の形態に係る半導体製造装置および半導体装置の処理方法について説明する。なお、以下では、本発明の半導体製造装置の一例として、半導体装置の製造工程において用いられる無電解メッキ処理装置(基板表面処理装置)を例示し説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る半導体製造装置10は、処理槽12、バッファ槽14、バンチング板16、ポンプ30、およびフィルタ32を含んで構成されている。
半導体製造装置10では、後述するように、処理液Lがポンプ30によって処理槽12からバッファ槽14へ還流する構成となっている。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係る処理槽12は、被処理ウェハWAFに対し無電解メッキ処理を行う槽であり、側面部22と底面部24とで構成される処理槽12は処理液Lによってほぼ満たされている。本実施の形態に係る処理槽12は、複数の被処理ウェハWAFを一括処理する構成となっている。処理槽12の底部には排液口18が設けられており、処理に用いられた後の処理液Lはこの排液口18から後述のバッファ槽14へ還流される。また、図1(b)に示すように、処理槽12は平面視で略矩形形状とされている。ただし、処理槽12の外形は矩形形状に限定されない。配置スペース等を勘案して適宜な形状としてよく、例えば円形状、楕円形状等であってもよい。このように本実施の形態に係る処理槽12、あるいは後述するバッファ槽14の形状は特に限定されず、従って処理槽12、あるいはバッファ槽14における「槽」なる用語は「液体を入れる容器」程度の意味で用いている。
バンチング板16(「バッファ板」と称されることもある)は、図1(b)に示すように、平面視で多数の開口部20(液抜き穴)が設けられた板状部材であり、処理液Lを整流する機能を有している。換言すると、処理槽12は、バンチング板16を境界板として上下の2槽(2筐体、以下、バンチング板16より上側の槽を「上槽」、下側の槽を「下槽」という)に分けられている。
バッファ槽14は、処理槽12からポンプ30およびフィルタ32を介して還流された処理液Lを還流口34から取り込む。つまり、半導体製造装置10は、図1(a)に符号D1で示す方向の処理液Lの循環経路を備えている。図1(b)および図2に示すように、本実施の形態に係るバッファ槽14は、処理槽12の側面部22の外壁に沿って全周にわたって設けられている。被処理ウェハWAFとの反応で成分の一部を消費した処理液Lは、バッファ槽14でメッキ処理に使用されていない処理液Lと混ざることで所定の成分比となった後、図1(a)、(b)に符号D2で示す方向にオーバーフローして、再度処理槽12に供給される。バッファ槽14は、本実施の形態のように、処理槽12の形状に合わせて処理槽12の側面部22の外壁に沿って全周にわたって設けることが好ましい。
しかしながら、処理液Lがオーバーフローする方向を制限したい等の理由から、処理槽12の側面部22の外壁の一部に沿って設けてもよい。
ポンプ30は、処理槽12の排液口18から排液された処理液Lをバッファ槽14の還流口34に移送する。フィルタ32は該移送の経路の途中に配置され、処理液Lから異物を除去する。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る半導体製造装置10の作用について説明する。図3は、図1(a)と同じ図に処理液Lの流れの方向を追加した図である。
図3に方向D3で示すように、バッファ槽14からオーバーフローし処理槽12に注入された処理液Lは、バンチング板16に向けて被処理ウェハWAFの間を上方から下方に整流された状態で流れる。つまり、半導体製造装置10では、処理槽12の底面部24に設けられた排液口18から排液される処理液Lを補う処理液Lを、バッファ槽14からオーバーフローにより供給する構成とすることで、処理液Lの流れが半導体製造装置10の上方から下方に向けの整流となり、被処理ウェハの間を流れる処理液Lも流量のむらが抑制され均一に近い状態となる。また、処理液Lに対する整流効果により、処理液L中のパーティクル(異物)が処理槽12の内部に滞留してしまうという問題も抑制され、その結果被処理ウェハWAFへの異物付着も抑制される。
ここで、上述した乱流TFについて検討する。半導体製造装置10における処理液Lの乱流TFは、図3に示すように、バッファ槽14からオーバーフローした処理液Lが処理槽12の液面に流入する箇所で発生することが想定される。しかしながら、バッファ槽14の液面と処理槽12の液面との高低差hは予め定められた長さ以内に抑えられているので、処理槽12の処理液Lの液面で発生する乱流TFも最小限に抑えられている。従って、処理槽12内の被処理ウェハWAFの面内での、あるいは被処理ウェハWAF間でのメッキ金属の膜厚の均一化、および膜質の均質化がより向上する。
なお、バッファ槽14の液面と処理槽12の液面との高低差hは、シミュレーション等によって、被処理ウェハWAFに対する乱流TFの影響度が許容される程度となるような値を予め設定しておいてもよい。また、バッファ槽14の液面と処理槽12の液面との高低差hの制御は、バッファ槽14と処理槽12とに満たされる処理液Lの総量、ポンプ30の処理液Lの移送能力等を勘案して行えばよい。
さらに、本実施の形態に係る半導体製造装置10では、処理槽12の底部にバンチング板16を設けることで、処理槽12の内部を機能の異なる2つの領域に分けている。すなわち、バンチング板16の上側の上槽では、バッファ槽14からオーバーフローした処理液が整流された状態でバンチング板16に向かって流れる(方向D3で示された流れ)。
一方、バンチング板16の下側の下槽では、排液口18に向かう処理液Lの流れによって乱流TFが発生する可能性があるが、仮に発生したとしてもバンチング板16が存在することにより該乱流TFが被処理ウェハWAFへ影響することが極力抑制されている。換言すれば、被処理ウェハWAFは、処理液Lの乱流TFから隔離されている。このことによっても、処理槽12内の被処理ウェハWAFの面内での、あるいは被処理ウェハWAF間でのメッキ金属の膜厚の均一化、および膜質の均質化がより向上する。
以上を要するに、本実施の形態に係る半導体製造装置10では、処理槽12の側面部22の一部または全周にわたって設けられたバッファ槽14からオーバーフローにより処理槽12に処理液Lを供給する構成を採用することで、処理槽12の全体に処理液Lが均一に供給される。さらに、均一に供給された処理液Lはバンチング板16により被処理ウェハWAFに対して均一な流れとされつつ排液口18から排液される。このように、本実施の形態に係る半導体製造装置10によれば、バッファ槽14による効果と、バンチング板16による効果とが相乗的に奏されて、処理槽12内の被処理ウェハWAFの面内での、あるいは被処理ウェハWAF間でのメッキ金属の膜厚がより均一化され、膜質がより均質化されている。
なお、本実施の形態では、バッファ槽14とともにバンチング板16を備える形態の半導体製造装置10を例示して説明したがこれに限られない。各槽の大きさ、被処理ウェハWAFに形成するメッキの膜厚、膜質等を勘案して、バンチング板16を省略した形態としてもよい。
[第2の実施の形態]
図4を参照して、本実施の形態に係る半導体製造装置10Aについて説明する。半導体製造装置10Aは、上述した半導体製造装置10に対して、処理槽12の形状が異なる形態の無電解メッキ処理装置である。従って、半導体製造装置10と同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、半導体製造装置10Aは、処理槽12Aおよびバッファ槽14Aを備えている。平面視での半導体製造装置10Aの形状は図1(b)に示す平面図と同様の構成となっており、バッファ槽14Aは処理槽12Aの側面部26の内壁に沿い全周にわたって設けられている。また、処理槽12はバッファ槽14の底部まで延伸されて設けられ、処理槽12の外周とバッファ槽14の外周とは共通の側面部26となっている。半導体製造装置10Aの排液口18は、半導体製造装置10と同様に底面部28に設けられている。
上記の構成に付随して、本実施の形態に係るバッファ槽14の還流口34は側面部26に設けられている。さらに、半導体製造装置10と同様バンチング板16を設けてもよい。バンチング板16を設ける上下方向の位置は特に限定されないが、図4に示すように、バッファ槽14Aの底部29より下側に設けると半導体製造装置がより小型化されるので好ましい。
半導体製造装置10Aによれば、半導体製造装置10と比較して外形が同じサイズである場合に、処理槽12に蓄えられる処理液Lの量が多くなるので、より効率的なメッキ処理が可能となる。また、図4に示すように、バンチング板16により区画される下槽の体積が増加するので、下槽における乱流TFの発生がより抑制される。
10、10A 半導体製造装置
12、12A 処理槽
14、14A バッファ槽
16 バンチング板
18 排液口
20 開口部
22 側面部
24 底面部
26 側面部
28 底面部
29 底面
30 ポンプ
32 フィルタ
34 還流口
50 半導体製造装置
52 処理槽
54 バッファ槽
56 処理液供給ノズル
60 開口部
70 ポンプ
72 フィルタ
80 半導体製造装置
86 バンチング板
90 開口部
D1、D2、D3、D4、D5、D6 方向
L 処理液
TF 乱流
WAF 被処理ウェハ

Claims (9)

  1. 処理液を用いて半導体基板の表面処理を行う半導体製造装置であって、
    底面部と前記底面部に接続された側面部とを備えるとともに前記処理液を蓄え、前記表面処理を行う処理槽と、
    前記底面部に設けられるとともに前記処理液を排液する排液口と、
    前記処理槽の側面部に接して設けられるとともに前記処理液を蓄えるバッファ槽と、
    前記バッファ槽に設けられるとともに前記処理液を還流させる還流口と、を備え、
    前記排液口から排液された前記処理槽内の処理液を、前記還流口および前記バッファ槽を介して前記処理槽に供給する
    半導体製造装置。
  2. 前記バッファ槽の前記処理液の液面が、前記処理槽の前記処理液の液面より予め定められた長さだけ高く、前記バッファ槽の液面から前記処理槽の液面へオーバーフローさせることによって前記処理液を前記処理槽に供給する
    請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記バッファ槽が前記処理槽の側面部の外壁に沿って全周にわたって設けられている
    請求項1または請求項2に記載の半導体製造装置。
  4. 前記処理液を通過させる複数の開口部を有するとともに前記底面部と平行に前記処理槽の内部に設けられたバンチング板をさらに備え、
    前記処理槽は、前記バンチング板により前記バンチング板より上側の上槽と、前記バンチング板より下側の下槽とに区画され、前記表面処理に際して前記半導体基板が前記上槽に配置される
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体製造装置。
  5. 前記バッファ槽が前記処理槽の側面部の内壁に沿って全周にわたって設けられている
    請求項1または請求項2に記載の半導体製造装置。
  6. 前記バッファ槽の底部の高さは前記処理槽の前記底面部よりも高く、
    前記処理槽は前記バッファ槽の底部の下側まで延伸して設けられている
    請求項5に記載の半導体製造装置。
  7. 前記処理液を通過させる複数の開口部を有するとともに前記底面部と平行に前記処理槽の内部に設けられたバンチング板をさらに備え、
    前記処理槽は、前記バンチング板により前記バンチング板より上側の上槽と、前記バンチング板より下側の下槽とに区画され、前記表面処理に際して前記半導体基板が前記上槽に配置される
    請求項5または請求項6に記載の半導体製造装置。
  8. 前記バンチング板は、前記底面部と平行にかつ前記バッファ槽の底部の下側まで延伸して前記処理槽の内部に設けられる
    請求項7に記載の半導体製造装置。
  9. 処理液を蓄え半導体基板の表面処理を行う処理槽、および前記処理槽の側面部に接して設けられるとともに液面を前記処理槽の液面より高い位置として前記処理液を蓄えるバッファ槽を備えた半導体製造装置を用いた半導体装置の処理方法であって、
    前記処理槽に設けられるとともに前記処理液を排液する排液口から、前記バッファ槽に設けられるとともに前記排液口からの前記処理液を還流させる還流口へ前記処理液を還流させ、
    前記還流によって前記バッファ槽の液面をオーバーフローさせ前記処理液を前記処理槽に供給する
    半導体装置の処理方法。
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