JP2019019342A - セラミックス膜、スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法 - Google Patents

セラミックス膜、スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019019342A
JP2019019342A JP2017135716A JP2017135716A JP2019019342A JP 2019019342 A JP2019019342 A JP 2019019342A JP 2017135716 A JP2017135716 A JP 2017135716A JP 2017135716 A JP2017135716 A JP 2017135716A JP 2019019342 A JP2019019342 A JP 2019019342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
powder
sputtering target
range
ceramic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017135716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6977348B2 (ja
Inventor
正則 除補
Masanori Joho
正則 除補
昌芳 長尾
Masayoshi Nagao
昌芳 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2017135716A priority Critical patent/JP6977348B2/ja
Priority to CN201810745849.XA priority patent/CN109234689B/zh
Publication of JP2019019342A publication Critical patent/JP2019019342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6977348B2 publication Critical patent/JP6977348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • C23C14/3407Cathode assembly for sputtering apparatus, e.g. Target
    • C23C14/3414Metallurgical or chemical aspects of target preparation, e.g. casting, powder metallurgy
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/06Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
    • C23C14/0676Oxynitrides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

【課題】膜硬度の高いセラミックス膜、そのセラミックス膜を直流スパッタリングによって成膜することができるスパッタリングターゲットを提供する。【解決手段】セラミックス膜は、Ti:8.5質量%以上36質量%以下と、Y:0.10質量%以上8.0質量%以下と、SiとAlとN(窒素)とO(酸素)とC(炭素)とを含む、スパッタリングにて形成された膜であって、Cを、0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含む。スパッタリングターゲットは、Ti:8.5質量%以上35質量%以下と、Y:0.10質量%以上6.0質量%以下と、SiとAlとNとOとCとを含む、スパッタリングターゲットであって、Cを、0.20質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含む。【選択図】図1

Description

本発明は、サイアロン(SiAlON)を含むセラミックス膜、そのセラミックス膜をスパッタリングにより成膜するためのスパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法に関するものである。
Si(ケイ素)、Al(アルミニウム)、O(酸素)、N(窒素)からなるセラミックス材料は、通称サイアロンとして知られている。サイアロンは、一般に、硬度が高く耐摩耗性に優れ、耐熱性や耐食性に優れた材料である。このため、サイアロン膜は、サーマルプリンタのサーマルプリントヘッドの保護膜などに広く利用されている。
サイアロン膜を成膜する方法として、スパッタリング法が知られている。特許文献1には、直流スパッタリングを可能とする導電性サイアロンスパッタリングターゲットとして、Yを0.2〜10重量%と、Tiの炭化物、窒化物及び炭窒化物のうち1種又は2種以上を10〜40重量%とを含有し、残部がサイアロンと不可避不純物からなるターゲットが開示されている。
特開平10−291863号公報
近年のサーマルプリンタの高速化に伴って、サーマルプリントヘッドの保護膜においては、さらなる耐摩耗性の向上が求められている。すなわち、従来の導電性サイアロンスパッタリングターゲットを用いて成膜されたセラミックス膜(サイアロン膜)よりも膜硬度が高く、耐摩耗性に優れるセラミックス膜が求められている。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、膜硬度の高いセラミックス膜、この膜硬度の高いセラミックス膜を直流(DC)スパッタリングによって成膜することができるスパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のセラミックス膜は、Ti:8.5質量%以上36質量%以下と、Y:0.10質量%以上8.0質量%以下と、SiとAlとN(窒素)とO(酸素)とC(炭素)とを含むセラミックス膜であって、Cを、0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むことを特徴としている。
本発明のセラミックス膜によれば、後述の実施例の結果から明らかなように、Cを0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むので膜硬度が高くなる。
ここで、本発明のセラミックス膜においては、Si:19質量%以上55質量%以下、Al:1質量%以上19質量%以下であることが好ましい。
この場合、Siを19質量%以上55質量%以下の範囲、Alを1質量%以上19質量%以下にて含むので、硬度が高く耐摩耗性に優れ、耐熱性や耐食性に優れたサイアロン組成を含む膜として利用できる。
本発明のスパッタリングターゲットは、Ti:8.5質量%以上35質量%以下と、Y:0.10質量%以上6.0質量%以下と、SiとAlとN(窒素)とO(酸素)とC(炭素)とを含む、スパッタリングターゲットであって、Cを、0.20質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むことを特徴としている。
本発明のスパッタリングターゲットによれば、Tiを8.5質量%以上35質量%以下の量で含むので、従来の導電性サイアロンスパッタリングターゲットと同様に、直流スパッタリングによってセラミックス膜を成膜することができる。また、Cを0.20質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むので、直流スパッタリングによって成膜されたセラミックス膜は、通常はCを0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むので膜硬度が高くなる。
ここで、本発明のスパッタリングターゲットにおいては、Si:17質量%以上45質量%以下、Al:1質量%以上17質量%以下であることが好ましい。
この場合、Siを17質量%以上45質量%以下の範囲、Alを1質量%以上17質量%以下にて含むので、このスパッタリングターゲットによって成膜されたセラミックス膜は、硬度が高く耐摩耗性に優れ、耐熱性や耐食性に優れたサイアロン組成を含む膜として利用できる。
本発明のスパッタリングターゲットの製造方法は、TiN粉末と、Y粉末と、カーボン粉末と、Si粉末と、Al粉末と、AlN粉末とを混合して、TiN粉末を10質量%以上45質量%以下の範囲内、Y粉末を0.1質量%以上8質量%以下の範囲内、カーボン粉末を0.3質量%以上3.7質量%以下の範囲内にて含む原料粉末混合物を調製する工程と、前記原料粉末混合物を加熱して焼結させる工程と、を備えることを特徴としている。
本発明のスパッタリングターゲットの製造方法によれば、焼結工程において、Si粉末とAl粉末とAlN粉末が焼結することによってサイアロンの相が生成する。この焼結工程において、Y粉末が焼結助剤として作用することによって、緻密なサイアロン相が生成する。また、TiN粉末は生成したサイアロン相の相間に、導電性を有するTiN相を形成するので、直流スパッタリングによる成膜が可能な程度の導電性を有する焼結体(スパッタリングターゲット)を得ることができる。さらに、得られたスパッタリングターゲットは、通常は、カーボン粉末を原料としたCを0.2質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むので、膜硬度が高いセラミックス膜の成膜が可能となる。
本発明によれば、前述した事情に鑑みてなされたものであって、膜硬度の高いセラミックス膜、この膜硬度の高いセラミックス膜を直流(DC)スパッタリングによって成膜することができるスパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るセラミックス膜の元素分布を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスパッタリングターゲットのターゲット面の元素分布を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスパッタリングターゲットの製造方法を示すフロー図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るセラミックス膜、スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法を、添付した図面を参照して説明する。
本実施形態のセラミックス膜は、例えば、サーマルプリンタのサーマルプリントヘッドの保護膜として用いられるものである。本実施形態のセラミックス膜は、スパッタリングによって成膜されるスパッタ膜であることが好ましい。また、本実施形態のスパッタリングターゲットは、上記のセラミックス膜を、直流スパッタリングによって成膜する際に用いられるものである。
<セラミックス膜>
本実施形態のセラミックス膜は、Ti:8.5質量%以上36質量%以下と、Y:0.10質量%以上8.0質量%以下と、サイアロン組成とを含有し、さらにCを、0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含む。Tiの含有量は9.0質量%以上35.9質量%以下の範囲内にあることが好ましい。Yの含有量は0.12質量%以上6.6質量%以下の範囲内にあることが好ましい。セラミックス膜に含まれているTi、YおよびCを除く残部組成は、サイアロン組成(Si、Al、O、N)と不可避不純物であることが好ましい。セラミックス膜中のSiの含有量は、17質量%以上45質量%以下の範囲内にあることが好ましい。また、セラミックス膜中のAlの含有量は、1質量%以上17質量%以下の範囲内にあることが好ましい。
図1は、本実施形態のセラミックス膜の元素(Si、Al、O、N、Ti、Y、C)の分布を示す図である。なお、元素分布は、EPMAによって測定したものである。
図1に示すように、本実施形態のセラミックス膜は、Si、Al、O、N、Ti、Y、Cの各元素がほぼ均一に分散している。
<スパッタリングターゲット>
本実施形態のスパッタリングターゲットは、上述のセラミックス膜と同様に、TiとYとサイアロン組成とCを含有する。但し、Tiの含有量は、8.5質量%以上35質量%以下の範囲内、Yの含有量0.1質量%以上6.0質量%以下の範囲内、Cの含有量は、0.2質量%以上2.0質量%以下の範囲内とされている。
図2は、本実施形態のスパッタリングターゲットのターゲット面の元素(Si、Al、O、N、Ti、Y、C)の分布を示す図である。なお、元素分布は、EPMAによって測定したものである。
図2に示すように、本実施形態のスパッタリングターゲットは、Si、Al、O、Nを含むサイアロン相と、TiとNを含むTiN相からなる組織を有している。Yは、主としてサイアロン相に分散されている。Cは、主としてTiN相に分散されている。
サイアロン相は、Si粉末とAl粉末とAlN粉末が焼結することによって生成した相であることが好ましい。
サイアロン相の組成は、Si6−ZAl8−Z(但し、Zは、0<Z≦4.2を満足する数である)の組成式で表されることが好ましい。但し、サイアロン相の結晶構造に、特に制限はなく、α−サイアロン相であってもよいし、β−サイアロン相であってもよい。また、サイアロン相は非晶質であってもよい。
なお前記組成式はZを変数としてサイアロン組成を表す一般的な組成式であるが、現実的には秤量誤差や分析精度のバラつきの問題等もあるため、前記組成式に対して各々のZの値としては多少の誤差は許容される。具体的には前記組成式のSiの個数を決めるZをZs、Alの個数を決めるZをZa、Oの個数を決めるZをZo、Nの個数を決めるZをZnとした場合、前記組成式はSi6−ZsAlZaZo8−Znと書き表されるが、これらZs、Za、Zo、Znの最大値をZmax、最小値をZminとすると、Zmax−Zmin≦0.2程度のバラつきは許容範囲である。更に実際に使用されるZの下限としてはZ≧0.1が妥当であり、これを勘案するとサイアロンの具体的な組成範囲としては、Si:17質量%以上59質量%以下、Al:0.9質量%以上40質量%以下、O:0.5質量%以上24質量%以下、N:18質量%以上39.5質量%以下と表すことができる。より好ましくはZ:0.2以上3.0以下であり、具体的な組成範囲としては、Si:25質量%以上58質量%以下、Al:1.9質量%以上34質量%以下、O:1質量%以上20質量%以下、N:23質量%以上39質量%以下である。更に好ましくはZ:0.3以上2.0以下であり、具体的な組成範囲としては、Si:40質量%以上57質量%以下、Al:2.8質量%以上20質量%以下、O:1.7質量%以上12質量%以下、N:30質量%以上38.5質量%以下である。
なお、本実施形態のスパッタリングターゲットは、後述のとおり、サイアロン組成以外にTiNとYとCを含有する。従って、スパッタリングターゲット中のSi、Alの含有量は、サイアロン単独の場合の含有量よりも少なくなる。スパッタリングターゲット中のSiの含有量は、好ましくは17質量%以上45質量%以下の範囲内、より好ましくは20質量%以上40質量%以下の範囲内、さらに好ましくは25質量%以上35質量%以下の範囲内である。また、スパッタリングターゲット中のAlの含有量は、好ましくは1質量%以上17質量%以下の範囲内、より好ましくは2質量%以上10質量%以下の範囲内、さらに好ましくは3質量%以上6質量%以下の範囲内である。
TiNは導電性を有することから、TiN相は、スパッタリングターゲットに対して直流スパッタリングによる成膜が可能な程度の導電性を付与する作用効果を有する。
スパッタリングターゲットのTi(即ち、TiN相)の含有量が少なくなりすぎると、導電性が低下して直流スパッタリングによる成膜が困難となるおそれがある。一方、Tiの含有量が多くなりすぎると、相対的にサイアロン相の含有量が少なくなり、成膜されたセラミックス膜の純度が低下して、膜硬度が低下するおそれがある。このため、本実施形態では、スパッタリングターゲットのTiの含有量を、8.5質量%以上35質量%以下の範囲内と設定している。スパッタリングターゲットのTiの含有量は、好ましくは15質量%以上30質量%以下の範囲内、さらに好ましくは20質量%以上30質量%以下の範囲内である。
Yは、Yとして存在していることが好ましい。Yは、Si粉末とAl粉末とAlN粉末が焼結してサイアロン相を生成する際に焼結助剤として作用する。このため、Yは主としてサイアロン相に分散している。
スパッタリングターゲットのY(即ち、Y)の含有量が少なくなりすぎると、サイアロン相が生成しにくくなるおそれがある。一方、Yの含有量が多くなりすぎると、サイアロン相の純度が低くなり、成膜されたセラミックス膜の純度が低下して、膜硬度が低下するおそれがある。このため、本実施形態では、スパッタリングターゲットのYの含有量を、0.10質量%以上6.0質量%以下の範囲内と設定している。スパッタリングターゲットのYの含有量は、好ましくは1.0質量%以上4.0質量%以下の範囲内、さらに好ましくは1.5質量%以上3.0質量%以下の範囲内である。
Cは、成膜されたセラミックス膜の膜硬度を高める作用効果を有する。
スパッタリングターゲットのCの含有量は、0.20質量%以上2.0質量%以下の範囲内とされている。Cの含有量が少なくなりすぎると、Cによる上記の作用効果が得られにくくなる。一方、Cの含有量が多くなりすぎる場合も、成膜されたセラミックス膜の膜硬度が低下することがある。
本実施形態のスパッタリングターゲットは、比抵抗が0.1Ω・cm以下であることが好ましい。比抵抗が0.1Ω・cm以下であることによって、直流スパッタリングによってセラミックス膜を安定して成膜することができる。
<スパッタリングターゲットの製造方法>
次に、本実施形態のスパッタリングターゲットの製造方法について、図3のフロー図を参照して説明する。
本実施形態のスパッタリングターゲットの製造方法は、TiN粉末、Y粉末、カーボン粉末、Si粉末、Al粉末、AlN粉末を混合して原料粉末混合物を調製する混合工程S01と、得られた原料粉末混合物を所定の形状に成形して成形体を得る成形工程S02と、得られた成形体を焼成して焼結体を得る焼結工程S03と、得られた焼結体を加工する加工工程S04とを備えている。
(混合工程S01)
混合工程S01では、TiN粉末、Y粉末、カーボン粉末、Si粉末、Al粉末、そしてAlN粉末を所定の組成比となるように秤量するとともに、これらの原料粉末を混合して、原料粉末混合物を調製する。原料粉末混合物のTiN粉末の含有量は好ましくは10質量%以上45質量%以下、特に好ましくは20質量%以上40質量%以下の範囲内である。Y粉末の含有量は、好ましくは0.1質量%以上8質量%以下の範囲内である。カーボン粉末の含有量は0.3質量%以上3.7質量%以下の範囲内である。カーボン粉末としては、グラファイト粉末を用いることができる。
Si粉末、Al粉末およびAlN粉末の配合割合は、サイアロンを生成する割合である。サイアロンを生成する割合は、例えば、質量比で88:7:5(=Si粉末:Al粉末:AlN粉末)である。
原料粉末の混合は、特に制限はないが、ボールミル等の粉砕機能を有する混合装置を用いて行うことが好ましい。また、原料粉末の混合は、湿式で行ってもよいし、乾式で行ってもよい。
(成形工程S02)
次に、成形工程S02では、調製した原料粉末混合物を所定の形状に成形して成形体を得る。成形体の成形方法としては、プレス成形法を用いることができる。
(焼結工程S03)
次に、焼結工程S03では、得られた成形体を常圧で焼成して、原料粉末混合物を焼結させて焼結体を得る。成形体の焼成時の雰囲気には特に制限はない。成形体の焼成は大気中で行ってもよいし、不活性ガス雰囲気中で行ってもよい。焼成温度は、通常、1600℃以上1800℃以下の範囲内である。
(加工工程S04)
加工工程S04では、得られた焼結体に対して切削加工又は研削加工を施すことにより、所定形状のスパッタリングターゲットに加工する。こうして、直流スパッタリングによってセラミックス膜(サイアロン膜)の成膜が可能な程度の導電性を有するスパッタリングターゲット(導電性サイアロンスパッタリングターゲット)を製造することができる。
上述の構成とされた本実施形態のセラミックス膜によれば、Cを0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むので、膜硬度が高くなる。
また、本実施形態のスパッタリングターゲットによれば、Tiを含むので、従来のスパッタリングターゲットと同様に、直流スパッタリングによってセラミックス膜を成膜することができる。また、Cを0.2質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むので、直流スパッタリングによって成膜されたセラミックス膜は、通常はCを0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むので膜硬度が高くなる。
本実施形態のスパッタリングターゲットの製造方法によれば、焼結工程において、Si粉末とAl粉末とAlN粉末が焼結することによってサイアロンの相が生成する。この焼結工程において、Y粉末が焼結助剤として作用することによって、緻密なサイアロン相が生成する。また、TiN粉末は生成したサイアロン相の相間に、導電性を有するTiN相を形成するので、直流スパッタリングによる成膜が可能な程度の導電性を有するスパッタリングターゲットを得ることができる。さらに、得られたスパッタリングターゲットは、通常は、カーボン粉末を原料としたCを0.2質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むので、膜硬度が高いセラミックス膜の成膜が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、スパッタリングターゲットは、不可避不純物を含有していてもよい。ここで、不可避不純物は、原料粉末に不可避的に含まれている不純物、及び製造工程において不可避的に混入する不純物を意味する。
また、本実施形態では、原料粉末として、Si粉末とAl粉末とAlN粉末を用いたが、これら原料粉末の代わりにサイアロン粉末を用いてもよい。さらに、先ず、Si粉末とAl粉末とAlN粉末とY粉末とを混合し、得られた混合粉末を焼成してY含有サイアロン粉末を作製し、次いで、このY含有サイアロン粉末とTiN粉末とカーボン粉末とを混合することによって原料粉末混合物を調製してもよい。またさらに、カーボン粉末として、焼結工程での焼成によってカーボンを生成する有機物粉末を用いてもよい。
さらにまた、本実施形態では、原料粉末混合物を成形工程にて成形体とした後、焼結工程にて常圧で焼成して焼結体を得ているが、ホットプレスやHIP(熱間等方圧加圧)などの加圧焼結によって焼結体を得てもよい。
以下に、本発明の効果を確認するために行った確認実験の結果について説明する。なお、下記の表1、2中の*印を付した値は、本発明の範囲外となる値である。
<スパッタリングターゲットの作製>
原料粉末として、TiN粉末(純度:3N、平均粒径:0.8μm)、Y粉末(純度:3N、平均粒径:0.6μm)、カーボン粉末(グラファイト粉末、純度:4N、平均粒径:1μm)、Si粉末(純度3N、平均粒径:0.6μm)、Al粉末(純度:4N、平均粒径:0.4μm)、AlN粉末(純度:4N、平均粒径:1.2μm)を用意した。
TiN粉末、Y粉末、カーボン粉末、Si粉末、Al粉末及びAlN粉末を下記の表1に示す配合比となるように秤量した。表1の「準備したサイアロン原料の配合比」は、サイアロンを生成するSi粉末、Al粉末およびAlN粉末の合計量を100質量%として算出した各粉末の配合比であり、「原料粉末の配合比」は、TiN粉末、Y粉末、カーボン(C)粉末、Si粉末、Al粉末及びAlN粉末の合計量を100質量%として算出した各粉末の配合比である。
なお、本発明例1〜7、比較例1〜6において、Si粉末、Al粉末及びAlN粉末の配合比はモル比で、8:1:1(=Si:Al:AlN)であり、生成するサイアロンの組成式は、Si5.33Al0.670.677.33(Z=0.67)である。本発明例8、比較例7〜8において、Si粉末、Al粉末及びAlN粉末の配合比はモル比で、1:1:1(=Si:Al:AlN)であり、生成するサイアロンの組成式は、Si3.0Al3.03.05.0(Z=3.0)である。本発明例9、比較例9〜10において、Si粉末、Al粉末及びAlN粉末の配合比はモル比で、29:1:1(=Si:Al:AlN)であり、生成するサイアロンの組成式は、Si5.8Al0.20.27.8(Z=0.2)である。
秤量した各原料粉末を、湿式ボールミルで混合し、その後、150℃の温度で24時間乾燥して原料粉末混合物を調製した。
調製した原料粉末混合物を、1400kgf/cmの圧力でプレスして、円板状に成形した。得られた円板状成形体を、大気中、1690℃の温度で5時間焼成して、焼結体を得た。得られた焼結体を機械加工して、直径125mm、厚さ5mmの円板状のスパッタリングターゲットを作製した。なお、スパッタリングターゲットは、分析用と成膜用の2個作製した。
<スパッタリングターゲットの評価>
分析用のスパッタリングターゲットを用いて、下記の方法により、比抵抗と、Si、Al、O、N、Ti、Y、Cの含有量を測定し、ターゲット面の組織の観察を行った。
(比抵抗の測定)
四探針法により測定した。測定装置は三菱化学アナリテック社Loresta−GPを使用した。その測定結果を、表1に示す。
(Si、Al、Ti、Yの含有量の測定)
スパッタリングターゲットを粉砕して、組成分析用粉末を調製した。組成分析用粉末を酸に溶解し、得られた酸溶液をICP分析して、Si、Al、Ti、Yの含有量を測定した。その測定結果を、表1に示す。
(O、N、Cの含有量)
組成分析用粉末を加熱して、発生したガスを分析し、O、N、Cの含有量を測定した。O、NについてはN/Oの質量%比を求めた。その測定結果を、表1に示す。
(ターゲット面の組織観察)
EPMAを用いて、ターゲット面の元素マッピングを行った。その結果、本発明例1〜9で作製されたスパッタリングターゲットは、いずれも図2に示すように、サイアロン相とTiN相を有する組織を有していた。Yは、主としてサイアロン相に分散されていて、Cは、主としてTiN相に分散されていた。
<セラミックス膜の成膜>
成膜用のスパッタリングターゲットを無酸素銅製のバッキングプレートにはんだ付けし、これをスパッタ装置に装着し、以下の条件にて直流スパッタリングして、セラミックス膜を成膜した。
(スパッタ条件)
投入電力:Pulse−直流400W
ガス流量:Ar:29.4cc/min、N:0.6cc/min
全圧:0.6Pa
基板加熱:300℃
基板材質:ガラス
セラミックス膜の膜厚:3μm
<セラミックス膜の評価>
得られたセラミックス膜について、下記の方法により、膜硬度と、Si、Al、O、N、Ti、Y、Cの含有量を測定し、膜表面の組織の観察を行った。
(膜硬度の測定)
セラミックス膜の膜硬度は、ナノインデンターにより測定した。その結果を表2に示す。
(Si、Al、Ti、Yの含有量の測定)
ガラス基板からセラミックス膜を剥がし取った。剥がし取ったセラミックス膜を酸に溶解し、得られた酸溶液をICP分析して、Si、Al、Ti、Yの含有量を測定した。その測定結果を、表2に示す。
(O、N、Cの含有量の測定)
剥がし取ったセラミックス膜を加熱し、発生したガスを分析して、O、N、Cの含有量を測定した。O、NについてはN/Oの質量%比を求めた。その測定結果を、表2に示す。
(膜表面の組織観察)
EPMAを用いて、膜表面の元素マッピングを行った。その結果、本発明例1〜9で作製されたセラミックス膜は、いずれも図1に示すように、Si、Al、O、N、Ti、Y、Cの各元素がほぼ均一に分散していた。
Tiの含有量が本発明の範囲よりも多い比較例1のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、Tiの含有量が本発明の範囲よりも多く、また膜硬度が低くなった。膜硬度が低くなったのは、スパッタリングターゲットのTiの含有量が多くなりすぎて、相対的にサイアロン相の含有量が少なくなり、成膜されたセラミックス膜の純度が低下したためであると考えられる。一方、Tiの含有量が本発明の範囲よりも少ない比較例2のスパッタリングターゲットは、直流スパッタリングによってセラミックス膜を成膜できなかった。これは、表1に示す比抵抗から明らかなように、スパッタリングターゲットのTiの含有量が少なくなりすぎて、導電性が低下したためであると考えられる。
Yの含有量が本発明の範囲よりも多い比較例3のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、Yの含有量が本発明の範囲を超えており、また膜硬度が低くなった。膜硬度が低くなったのは、スパッタリングターゲットのYの含有量が多くなりすぎて、サイアロン相の純度が低くなり、成膜されたセラミックス膜の純度が低下したためであると考えられる。一方、Yの含有量が本発明の範囲よりも少ない比較例4のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、Yの含有量が本発明の範囲よりも少なくなり、膜硬度が低くなった。膜硬度が低くなったのは、スパッタリングターゲットのYの含有量が少なくなりすぎて原料粉末が焼結しにくく、サイアロン相が生成しにくくなり、成膜されたセラミックス膜においてもサイアロン相が生成しにくくなったためであると考えられる。
Cの含有量が本発明の範囲よりも多い比較例5、7、9のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、Cの含有量が本発明の範囲よりも多く、膜硬度が低くなった。一方、Cの含有量が本発明の範囲よりも少ない比較例6、8、10のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、Cの含有量が本発明の範囲よりも少なくなり、膜硬度が低くなった。
これに対して、Ti、Y、Cの含有量が本発明の範囲にある本発明例1〜9のスパッタリングターゲットを用いて成膜したセラミックス膜は、膜硬度が高くなることが確認された。
以上の確認実験の結果から、本発明によれば、膜硬度の高いセラミックス膜、この膜硬度の高いセラミックス膜を直流スパッタリングによって成膜することができるスパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方法を提供可能であることが確認された。

Claims (5)

  1. Ti:8.5質量%以上36質量%以下と、Y:0.10質量%以上8.0質量%以下と、SiとAlとN(窒素)とO(酸素)とC(炭素)とを含むセラミックス膜であって、
    Cを、0.15質量%以上1.8質量%以下の範囲内にて含むことを特徴とするセラミックス膜。
  2. Si:19質量%以上55質量%以下、Al:1質量%以上19質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載のセラミックス膜。
  3. Ti:8.5質量%以上35質量%以下と、Y:0.10質量%以上6.0質量%以下と、SiとAlとN(窒素)とO(酸素)とC(炭素)とを含む、スパッタリングターゲットであって、
    Cを、0.20質量%以上2.0質量%以下の範囲内にて含むことを特徴とするスパッタリングターゲット。
  4. Si:17質量%以上45質量%以下、Al:1質量%以上17質量%以下であることを特徴とする請求項3に記載のスパッタリングターゲット。
  5. TiN粉末と、Y粉末と、カーボン粉末と、Si粉末と、Al粉末と、AlN粉末とを混合して、TiN粉末を10質量%以上45質量%以下の範囲内、Y粉末を0.1質量%以上8質量%以下の範囲内、カーボン粉末を0.3質量%以上3.7質量%以下の範囲内にて含む原料粉末混合物を調製する工程と、
    前記原料粉末混合物を加熱して焼結させる工程と、
    を備えることを特徴とするスパッタリングターゲットの製造方法。
JP2017135716A 2017-07-11 2017-07-11 スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方 Active JP6977348B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135716A JP6977348B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方
CN201810745849.XA CN109234689B (zh) 2017-07-11 2018-07-09 陶瓷膜、溅射靶以及溅射靶的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017135716A JP6977348B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019019342A true JP2019019342A (ja) 2019-02-07
JP6977348B2 JP6977348B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=65071851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017135716A Active JP6977348B2 (ja) 2017-07-11 2017-07-11 スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6977348B2 (ja)
CN (1) CN109234689B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022042874A (ja) * 2020-09-03 2022-03-15 Jx金属株式会社 スパッタリングターゲット、その製造方法、及び磁気記録媒体の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460504B2 (ja) * 1997-04-21 2003-10-27 三菱マテリアル株式会社 サイアロン膜形成用ターゲット材
JP2000144394A (ja) * 1998-11-02 2000-05-26 Mitsubishi Materials Corp ターゲット材及びその製造方法
CN102115332B (zh) * 2011-03-23 2013-04-24 大连海事大学 一种高强度β-SiAlON陶瓷及其无压烧结制备方法
CN105330295A (zh) * 2015-09-29 2016-02-17 洛阳暖盈电子技术有限公司 一种Y-α-Sialon透明陶瓷的制备方法
CN105601284B (zh) * 2016-01-29 2018-08-28 山东建筑大学 一种Sialon-Ti(CN)陶瓷材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6977348B2 (ja) 2021-12-08
CN109234689B (zh) 2022-05-06
CN109234689A (zh) 2019-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kim et al. Electrical and thermal properties of SiC–AlN ceramics without sintering additives
US20090105062A1 (en) Sintered Wear-Resistant Boride Material, Sinterable Powder Mixture, for Producing Said Material, Method for Producing the Material and Use Thereof
TW201622998A (zh) 陶瓷構造體、基板保持裝置用元件以及陶瓷構造體之製法
WO2012060442A1 (ja) 高剛性セラミックス材料およびその製造方法
Ma et al. Preparation and sintering of ultrafine TiB2 powders
JP6823939B2 (ja) サーミスタ材料及びその製造方法
JP2017025348A (ja) Mo−W酸化物スパッタリングターゲット、及び、Mo−W酸化物スパッタリングターゲットの製造方法
JP6977348B2 (ja) スパッタリングターゲット、及びスパッタリングターゲットの製造方
JP2010202896A (ja) スパッタリングターゲット及びその製造方法
CN104177089A (zh) 硼化锆基导电陶瓷蒸发舟的制备工艺
JP2019039070A (ja) SiCスパッタリングターゲット
TW202206609A (zh) Cr-Si-C系燒結體及其製造方法、濺鍍靶、膜的製造方法
JP2020161759A (ja) サーミスタ材料
WO2019131644A1 (ja) アルミナ焼結体の前駆体、アルミナ焼結体の製造方法、砥粒の製造方法及びアルミナ焼結体
CN104177086A (zh) 碳化锆-碳化硅-氮化硼三元导电陶瓷蒸发舟的制备工艺
JPS6337069B2 (ja)
JP2024515855A (ja) 非常に低い電気抵抗率を有する炭化ケイ素の緻密な焼結材料
JP6787207B2 (ja) SiC焼結体
JP2016223012A (ja) スパッタリングターゲット
JP2020191343A (ja) サーミスタ素子及びその製造方法
JP2541150B2 (ja) 窒化アルミニウム焼結体
CN115196966A (zh) 一种温阻特性恒定的碳化硅复相陶瓷及其制备方法
JP2006005104A (ja) 薄膜抵抗体、薄膜抵抗体の製造方法および薄膜抵抗体製造用スパッタリングターゲット
JPS61286268A (ja) 導電性可変ZrB2質複合焼結体
JPS6339542B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210914

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210914

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210924

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6977348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150