JP2019014552A - エレベーター制御装置及びエレベーター - Google Patents
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Abstract
Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
群管理エレベーターシステム20は、建物の昇降路6内に設けられ、群管理制御されるA号機及びB号機の2台のエレベーター1A,1Bを備える。本実施の形態では、2台のエレベーター1A,1Bについて説明するが、3台以上のエレベーターであっても同様に群管理制御される。エレベーター1A,1Bは、同じ構成であるため、以下、エレベーター1Aについて構成及び動作を説明する。
巻上機エンコーダー9は、巻上機8に取り付けられ、かご2の昇降距離を計測する昇降距離計測部の一例として用いられる。巻上機エンコーダー9により計測されたかご2の昇降距離は、エレベーター制御装置7に送られる。
ガバナエンコーダー13は、ガバナ12に取付けられ、かご2の昇降距離を計測する昇降距離計測部の一例として用いられる。ガバナエンコーダー13により計測されたかご2の昇降距離は、エレベーター制御装置7に送られる。
ガバナロープ14は、かご2に一部が取付けられており、かご2の昇降にしたがって移動する。
乗場ドア17は、かごドア3の開閉に連動して開閉する。また、作業員が、乗場ドア17だけを手動で開閉することも可能である。
乗場ドアスイッチ18は、乗場ドア17の開閉を検知し、エレベーター制御装置7に開閉検知信号を出力する。
運転盤4は、保守運転の開始を指示するための保守運転指示部の一例として用いられる。かご2内にいる作業員が運転盤4に設けられた各スイッチを操作して、保守運転の開始を指示することができる。保守運転として、例えば、作業員が、かご上16に乗り込むためにかご2を運転するかご上乗り込み運転がある。かご上乗り込み運転では、動作モードがかご上保守運転モードに切替えられている。また、保守運転として、かご2の保守点検が完了したことにより、動作モードを通常モードに戻す復帰運転がある。
開釦4aは、利用者が、かごドア3を開く操作のために設けられる。
閉釦4bは、利用者が、かごドア3を閉める操作のために設けられる。
行先階登録釦4cは、利用者が、かご2の行先階を登録するために設けられる。
かご内停止スイッチ4eは、作業員が、かご2内の作業を継続するために用いられる。かご内停止スイッチ4eが押されると、運転盤4の各スイッチを操作して行われた第1特殊操作が無効とされる。
なお、保守スイッチ4d及びかご内停止スイッチ4eは、例えば、運転盤4の下部に配置され、作業員以外の人に操作されないようカバーで覆われた不図示のボックス内に格納されている。
上昇方向スイッチ5bは、作業員が、保守運転時にかご2を上昇する指示を行うために設けられる。
下降方向スイッチ5cは、作業員が、保守運転時にかご2を下降する指示を行うために設けられる。
かご上保守運転スイッチ5dは、作業員が、かご上保守運転モードのオン又はオフを設定するために用いられる。
通常モードは、各階の乗場へ通常の速度で走行させる動作モードである。
保守モードは、かご2の保守点検を行うときに通常モードから切替えられる動作モードである。
復帰運転モードは、保守モードを通常モードに切替えるまでに設定される動作モードである。例えば、かご上保守運転モード又はピット保守運転モードから通常モードに復帰するまでの間、保守運転されていたかご2を利用者が利用可能とするための運転が行われる。
保守運転モードは、通常の保守時に、かご2を通常の速度よりも低速で走行させる動作モードである。
かご上保守運転モードは、作業員がかご上16に乗り込んで保守を行うためにかご2を通常の速度よりも低速で走行させる動作モードである。
ピット保守運転モードは、作業員がピット部15に侵入して保守を行うためにかご2を通常の速度よりも低速で走行させる動作モードである。かご上保守運転モードにおけるかご2の走行速度と、ピット保守運転モードにおけるかご2の走行速度は、同じとしてもよいし、異ならせてもよい。
図3は、計算機Cのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、エレベーター1Aにおけるかご上乗り込み運転の動作処理の例を示すフローチャートである。
図5は、エレベーター1Aにおける復帰運転の動作処理の例を示すフローチャートである。
例えば、上述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (9)
- 昇降路を昇降する複数のかごの内部に設けられた保守運転指示部により保守運転の開始が指示されたことを検知する指示検知部と、
前記指示検知部が保守運転の開始の指示を検知したことにより、前記保守運転指示部が設けられた前記かごの動作モードを通常モードから保守運転モードに切替える運転制御部と、
前記かごの停止位置における乗場ドアが閉められたことを検知する開閉検知部と、
前記かごの昇降距離が、前記かごの前記停止位置から保守可能な規定距離に達するまで前記かごを走行させる規定距離走行部と、
前記保守運転モードに切替えられた前記かごを群管理の制御対象から外して、前記通常モードが設定された他のかごを群管理の制御対象とする群管理制御部と、を備える
エレベーター制御装置。 - 前記乗場ドア、及び前記乗場ドアに連動して開閉するかごドアが開けられたまま前記かごが前記停止位置に停止した状態で、前記保守運転指示部に行われた第1特殊操作を検知する特殊操作検知部と、
前記特殊操作検知部が前記第1特殊操作を検知してから経過した時間を計測する時間計測部を備え、
前記規定距離走行部は、前記時間計測部により計測された時間が第1所定時間を経過した後、前記乗場ドアが閉められたことが前記開閉検知部により検知された場合に、前記かごを前記規定距離だけ走行させる制御を行う
請求項1に記載のエレベーター制御装置。 - 前記運転制御部は、前記動作モードが前記保守運転モードであって、前記保守運転指示部により前記かごの停止が指示されたことが前記指示検知部により検知された場合には、前記特殊操作検知部により検知された前記第1特殊操作を無効とする
請求項2に記載のエレベーター制御装置。 - 前記運転制御部は、前記かごの上部に設けられるかご上制御部により前記かごの停止の解除が指示されたことが前記指示検知部により検知されたことにより、停止の解除が指示された前記かごの前記動作モードを前記保守運転モードから復帰運転モードに切替え、
前記規定距離走行部は、前記復帰運転モードに切替えられた前記かごを停止位置から前記規定距離だけ走行させる制御を行い、
前記群管理制御部は、前記規定距離だけ走行したことにより、前記運転制御部により前記復帰運転モードから前記通常モードに切替えられた前記かごを、他の前記かごと共に群管理の制御対象に戻す
請求項2に記載のエレベーター制御装置。 - 前記規定距離走行部は、前記かご上制御部に行われた第2特殊操作が前記特殊操作検知部により検知された場合に、前記乗場ドアが閉められたことが前記開閉検知部により検知されてから、前記時間計測部が計測した時間が第2所定時間を経過した後、前記かごを前記規定距離だけ走行させる制御を行う
請求項4に記載のエレベーター制御装置。 - 前記運転制御部は、前記動作モードが前記復帰運転モードであって、前記かご上制御部により前記かごの停止が指示されたことが前記指示検知部により検知された場合には、前記特殊操作検知部により検知された前記第2特殊操作を無効とする
請求項5に記載のエレベーター制御装置。 - 前記保守運転モードは、作業員が前記かごの上に乗り込んで保守を行うためのかご上保守運転モード、又は、前記作業員がピット部に侵入して保守を行うためのピット保守運転モードのいずれかであって、
前記かご上保守運転モードでは、前記規定距離走行部により、前記規定距離だけ前記かごが下降する制御が行われ、前記ピット保守運転モードでは、前記規定距離走行部により、前記規定距離だけ前記かごが上昇する制御が行われる
請求項1〜6のいずれか一項に記載のエレベーター制御装置。 - 前記規定距離走行部は、前記かごを吊り下げるロープを巻上げる巻上機に取付けられた巻上機エンコーダー、又は、ガバナロープが巻付けられるガバナに取付けられたガバナエンコーダーのいずれかにより測定された前記かごの昇降距離が前記規定距離に達するまで前記かごを走行させる
請求項7に記載のエレベーター制御装置。 - 昇降路を昇降する複数のかごと、
前記かご毎に前記かごの昇降距離を計測する複数の昇降距離計測部と、
前記かごの運行を制御する複数のエレベーター制御装置と、を備え、
前記エレベーター制御装置は、
複数の前記かごの内部に設けられた保守運転指示部により保守運転の開始が指示されたことを検知する指示検知部と、
前記指示検知部が保守運転の開始の指示を検知したことにより、前記保守運転指示部が設けられた前記かごの動作モードを通常モードから保守運転モードに切替える運転制御部と、
前記かごの停止位置における乗場ドアが閉められたことを検知する開閉検知部と、
前記昇降距離計測部により計測された前記かごの前記昇降距離が、前記かごの前記停止位置から保守可能な規定距離に達するまで前記かごを走行させる規定距離走行部と、
前記保守運転モードに切替えられた前記かごを群管理の制御対象から外して、前記通常モードが設定された他のかごを群管理の制御対象とする群管理制御部とを有する
エレベーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017130815A JP6773611B2 (ja) | 2017-07-04 | 2017-07-04 | エレベーター制御装置及びエレベーター |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021011365A (ja) * | 2019-07-08 | 2021-02-04 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ遠隔診断方法およびエレベータ遠隔診断装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215045A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
JP2015036340A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの保守運転装置 |
JP2016060579A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 株式会社日立ビルシステム | 自動保守運転装置及び自動保守運転方法 |
-
2017
- 2017-07-04 JP JP2017130815A patent/JP6773611B2/ja active Active
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