JP2019013728A - ブラシ及び回転ブラシ - Google Patents

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大原 康之
Yasuyuki Ohara
康之 大原
禎浩 安藤
Sadahiro Ando
禎浩 安藤
敏彰 太田
Toshiaki Ota
敏彰 太田
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【課題】毛羽体に毛などが絡むことを抑制できるブラシ及び回転ブラシを提供する。【解決手段】ブラシ32は、複数のブラシ糸40aを並列した状態で保持糸47によって保持した帯状の毛羽体40と、毛羽体40の長手方向Xに延びて毛羽体に重ねられる帯状体41と、毛羽体40の長手方向Xに延び、毛羽体40における長手方向Xと直交する幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部42を有した基材43とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば電気掃除機などに用いられるブラシ及び当該ブラシを備えた回転ブラシに関する。
一般に、電気掃除機は、本体部と、当該本体部にホースを介して接続された吸込具とを備えている。そして、電気掃除機は、吸込具を、絨毯、フローリング、畳等の床面上で移動させながら当該吸込具の底面に設けられた吸込口からエアを吸引することにより、本体部内に塵埃が吸い込まれるように構成されている。近年では、例えば絨毯等のようにエアの吸引だけでは塵埃等を吸い込みにくい床面に対する集塵能力を向上させるため、吸込具内に床面から塵埃などを掻き取るための回転ブラシを設けたものが数多く見られるようになってきた。
このような回転ブラシは回転体にブラシを取着した構成になっており、従来、こうしたブラシとしては例えば特許文献1に示すブラシ組品が知られている。このブラシ組品は、ブラシ台(基材)の溝に複数のパイルを連結するように互いに離れた異なる2位置で縫止することによって形成されたブラシ(毛羽体)を挿入した後、ブラシ台とブラシとを縫着することによって製造される。
特開平6−125811号公報
ところで、上述のようなブラシ組品は、電気掃除機用の回転ブラシに用いると、髪の毛やペットの毛などが巻き付き易い。このため、髪の毛やペットの毛などがブラシを構成する複数のパイル(ブラシ糸)の根元付近にまで入り込むように絡み付いて取れにくくなるという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、毛羽体に毛などが絡むことを抑制できるブラシ及び回転ブラシを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するブラシは、複数のブラシ糸を並列した状態で保持糸によって保持した帯状の毛羽体と、前記毛羽体の長手方向に延びて前記毛羽体に重ねられる帯状体と、前記毛羽体の長手方向に延び、前記毛羽体における前記長手方向と直交する幅方向の一端部及び前記帯状体における前記幅方向の一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部を有した基材と、を備える。
この構成によれば、毛羽体と帯状体とが重ねられた状態で一対の挟持部に挟持された状態で接合されるので、毛羽体の奥の方まで毛などが入り込み難くなる。このため、毛羽体に毛などが絡むことを抑制できる。
上記ブラシにおいて、前記帯状体は、前記基材側とは反対側の端部に、前記帯状体における他の部分よりも前記長手方向及び前記幅方向の両方と直交する厚さ方向の大きさが大きい拡大部を有していることが好ましい。
この構成によれば、例えばブラシを接触部に摺動させるようにして使用する場合に、拡大部によって接触部に付着した塵埃などに対する掻き取り性を向上させることができる。
上記ブラシにおいて、前記帯状体は、織物によって構成され、前記拡大部は、筒状に形成されるとともに内部に芯材が配置されていることが好ましい。
この構成によれば、帯状体を構成する織物に機能性の糸を用いることで、帯状体に対して様々な機能を容易に付与することができる。
上記ブラシにおいて、前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さと同じであることが好ましい。
この構成によれば、毛羽体に毛などが絡むことを効果的に抑制できる。
上記課題を解決する回転ブラシは、回転体と、前記回転体に取着される上記構成のブラシとを備え、前記回転体を回転させながら前記ブラシを接触部に接触させるようにして使用される回転ブラシであって、前記ブラシは、前記毛羽体が前記帯状体よりも前記回転体の回転方向側の位置に配置されるように、前記回転体に取着される。
この構成によれば、ブラシの機能を接触部に対して発揮させつつ、毛羽体に毛などが絡むことを抑制できる。
本発明によれば、毛羽体に毛などが絡むことを抑制できる。
一実施形態の電気掃除機のヘッドを示す底断面模式図。 電気掃除機のヘッドの使用状態を示す側断面模式図。 電気掃除機の回転ブラシを示す模式斜視図。 図3の側面拡大図。 回転ブラシに用いられるブラシの模式斜視図。 ブラシの毛羽体の平面模式図。 変更例の回転ブラシの要部拡大模式図。 変更例のブラシの側面模式図。 変更例のブラシの側面模式図。 変更例のブラシの側面模式図。 変更例のブラシの模式斜視図。 変更例のブラシの模式斜視図。 変更例のブラシの模式斜視図。
以下、回転ブラシの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、接触部の一例としての床面F上の毛や塵埃などのごみを吸い込むための電気掃除機のヘッド11は、底面視略T字状のケース12を備えている。ケース12の後端部には接続パイプ13の一端側がケース12に対して回動可能に接続され、接続パイプ13の他端側は電気掃除機の本体部(図示略)に接続されている。ケース12の底壁における前端寄り位置には左右方向に長い矩形状の吸込口14が当該底壁を貫通するように形成されている。
ケース12の内底面上には矩形枠状をなす仕切板15が吸込口14を囲むように立設され、仕切板15を構成する後壁の中央部には当該後壁を貫通するようにエア吸引口16が形成されている。ケース12の左内側面にはモーター軸受17が設けられ、モーター軸受17はケース12内における仕切板15の後方に設けられたモーター18から延びるモーター軸19の先端を回転可能に支持している。
仕切板15の左右両側壁にはそれぞれ回転支持体20が設けられ、両回転支持体20はケース12の左右両内側面に設けられたブラシ軸受21によってそれぞれ回転可能に支持されている。仕切板15の内側には回転軸線が左右方向に延びる回転ブラシ22が収容され、回転ブラシ22の両端部は両回転支持体20によってそれぞれ支持されている。
左側の回転支持体20と、モーター軸19に取着されたプーリー19aとには、1つの無端状のベルト23が巻き掛けられている。したがって、モーター18が駆動されると、その回転駆動力が、モーター軸19、プーリー19a、ベルト23、及び左側の回転支持体20を介して回転ブラシ22に伝達される。
次に、回転ブラシ22の構成について詳述する。
図3及び図4に示すように、回転ブラシ22は、断面視略X字状をなす略丸棒状の回転体31と、回転体31に取着された4つのクリーニング用のブラシ32とを備えている。回転体31は、4つの断面視略T字状をなす突条31aの基端部同士をこれらの突条31aが回転体31の周方向に等間隔で配置されるように一体に連結し、さらにその全体にわたって周方向に約180度捻ったような形状をなしている。
したがって、回転体31の周面には、回転体31の周方向に隣り合う突条31a同士の間に螺旋状をなす4本の凹溝33が形成される。これら4本の凹溝33は、回転体31の周方向に等間隔で配置されるように回転体31の一方の端面から他方の端面にわたって延びている。そして、これらの凹溝33内にブラシ32が1つずつ着脱自在に装着される。なお、各凹溝33の開口部33aは、各突条31aの先端部に備えられた突片31bによって狭められている。
次に、ブラシ32の構成について詳述する。
図5に示すように、ブラシ32は、帯状の毛羽体40と、毛羽体40の長手方向Xに延びて毛羽体40に重ねられる帯状体41と、毛羽体40の長手方向Xに延び、毛羽体40における長手方向Xと直交する幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部42を有した基材43とを備える。
基材43は、合成樹脂によって構成され、回転体31の凹溝33(図4参照)に挿入して係止するための矩形板状をなす係止部44と、係止部44上に形成されたL字板状の一対の挟持部42とを備えている。一対の挟持部42は、係止部44上に係止部44の幅方向において対向するように立設されている。一対の挟持部42の先端部は、係止部44の幅方向において互いに離れるように、一対の挟持部42における基端部に対して垂直に延びている。
すなわち、一対の挟持部42の先端部は、基端部に対して直角に屈曲されて係止部44と平行に延びている。そして、一対の挟持部42における基端部は、毛羽体40における幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で、1本の縫製糸45により毛羽体40及び帯状体41に縫着されている。この場合、一対の挟持部42からの毛羽体40の高さは、一対の挟持部42からの帯状体41の高さと同じになるように設定されている。なお、本実施形態の帯状体41は、ゴムやエラストマーなどの可撓性材料によって形成されている。
図4及び図5に示すように、基材43における係止部44の幅は、回転体31の凹溝33の開口部33aの幅よりも若干大きくなっている。そして、回転体31にブラシ32を取着する場合には、毛羽体40及び帯状体41が凹溝33の開口部33aから外側へ突出するように、回転体31の一端部から各凹溝33内に基材43の係止部44をスライドさせながら挿入する。
すると、基材43が各凹溝33に沿って螺旋状に捻れた状態で挿入されて、ブラシ32の回転体31に対する取着作業が完了する。この場合、ブラシ32は、毛羽体40が帯状体41よりも回転体31の回転方向K側の位置に配置されるように、回転体31に取着される。
次に、毛羽体40の構成について詳述する。
図6に示すように、毛羽体40は、例えば合成樹脂製のマルチフィラメントで構成された1本のブラシ糸40aを蛇行状に編み、両側の湾曲部分46の近傍を互いに平行に延びる複数本(本実施形態では2本)の合成樹脂製の保持糸47によってそれぞれ編んだ後、中央部分を図6の矢印に沿って切断することによって同時に2つ形成される。
すなわち、毛羽体40は、並列した状態の複数のU字状をなすブラシ糸40aの基端部(湾曲部分46側)を、複数のブラシ糸40aが並列された方向に真っ直ぐに互いに平行に延びる2本の保持糸47によって一体に保持することによって形成される。なお、図5に示すように、ブラシ32において、2本の保持糸47は、一対の挟持部42間に配置される。
次に、回転ブラシ22の作用について説明する。
さて、電気掃除機を使用するときには、図2に示すように、まず、ヘッド11を床面F上に載せる。この状態で電気掃除機を稼動させると、モーター18が駆動されるとともに、仕切板15の内側のエアがエア吸引口16を通り、接続パイプ13を介して電気掃除機の本体部(図示略)内に吸引される。
このとき、モーター18の駆動に連動して回転ブラシ22が図2における反時計方向(図2の矢印で示す方向)に回転されながら、回転ブラシ22のブラシ32が床面Fに接触する。すると、床面F上の毛や塵埃などのごみがブラシ32によって掻き取られてエアとともに電気掃除機の本体部(図示略)内に吸引される。
このとき、回転ブラシ22には、床面F上の毛(特に頭髪(毛髪)やペットの毛など)などが巻き付くことがある。しかし、こうした毛などは、毛羽体40と重なるように配置された帯状体41によってブロックされるので、毛羽体40におけるブラシ糸40a同士の間の奥深く(根元付近)まで進入し難くなる。
したがって、回転ブラシ22の使用によって毛羽体40(ブラシ32)に毛などが絡むことが抑制され、たとえ毛羽体40(ブラシ32)に毛などが絡みついたとしても容易に除去することができる。つまり、帯状体41は、毛羽体40に毛などが絡みつくことを抑制する毛絡み抑制部材として機能する。
また、ブラシ32は毛羽体40が帯状体41よりも回転体31の回転方向K側の位置に配置されているため、回転ブラシ22の回転時には帯状体41よりも先に毛羽体40が床面Fに接触する。このため、ブラシ32としての機能である床面Fに対する毛や塵埃などのごみの掻き取り機能を毛羽体40が発揮しつつ、毛羽体40に毛などが絡むことを帯状体41が抑制する。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)ブラシ32は、帯状の毛羽体40と、毛羽体40に重ねられる帯状体41と、毛羽体40における幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で縫着される一対の挟持部42を有した基材43とを備えている。このため、このため、ブラシ32に毛などが巻き付いたとしても、こうした毛が帯状体41によってブロックされる。したがって、毛羽体40の奥の方まで毛などが入り込み難くなるので、毛羽体40に毛などが絡むことを抑制できる。
(2)ブラシ32は、挟持部42からの毛羽体40の高さが、挟持部42からの帯状体41の高さと同じになっている。このため、ブラシ32に毛などが巻き付いたとしても、こうした毛が帯状体41によって効果的にブロックされるので、毛羽体40に毛などが絡むことを効果的に抑制できる。
(3)回転ブラシ22において、ブラシ32は、毛羽体40が帯状体41よりも回転体31の回転方向K側の位置に配置されるように、回転体31に取着されている。このため、ブラシ32としての機能である床面Fに対する毛や塵埃などのごみの掻き取り機能を毛羽体40に発揮させつつ、毛羽体40に毛などが絡むことを帯状体41によって抑制することができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図7に示すように、回転ブラシ22において、ブラシ32は、毛羽体40及び帯状体41を回転体31の回転方向Kとは反対側に傾斜させるようにしてもよい。このようにすれば、回転ブラシ22の床面Fに対する摺動抵抗を低減できる。この場合、毛羽体40及び帯状体41が回転体31の回転方向Kとは反対側に屈曲するように、一対の挟持部42の形状が変更される。
・図8に示すように、ブラシ32において、帯状体41に1つ以上の切欠部50を形成してもよい。すなわち、帯状体41の高さを部分的に毛羽体40の高さよりも低くしてもよい。このようにすれば、毛羽体40に毛などが絡むことを抑制する効果は若干低減されるが、毛羽体40による床面Fに対するクリーニング効果を格段に向上させることができる。この場合、毛羽体40の表出量を調整することで、所望の効果が得られるようにすることができる。加えて、毛羽体40が断続的に表出することで、毛羽体40に毛などが絡む面積を少なくすることができる。このため、仮に毛羽体40に毛などが絡んでしまった場合でも、この毛羽体40に絡んだ毛などを比較的容易に取り除くことができる。
・図9に示すように、ブラシ32において、帯状体41の先端に1つ以上の矩形状の突部51を形成してもよい。この場合、突部51の形状は、矩形状に限らず、三角形状や半円形状など任意に変更してもよい。
・図10に示すように、ブラシ32において、帯状体41を波形に形成してもよい。このようにすれば、上記した図8のブラシ32と同様の作用効果を得ることができる。
・図11に示すように、ブラシ32において、帯状体41は、幅方向Yにおける基材43側とは反対側の端部に、帯状体41における他の部分よりも長手方向X及び幅方向Yの両方と直交する厚さ方向Zの大きさが大きい拡大部41aを有していてもよい。この場合、拡大部41aは、長手方向Xに延びる略円柱状をなしている。このようにすれば、拡大部41aにより、ブラシ32としての機能である床面Fに対する毛や塵埃などのごみに対する掻き取り性を向上させることができる。なお、拡大部41aは、例えば発泡樹脂によって形成してもよい。
・図12に示すように、上記した図11のブラシ32において、拡大部41aを略半円柱状に形成してもよい。
・図13に示すように、上記した図11のブラシ32において、帯状体41全体を織物によって構成し、且つ拡大部41aを筒状に形成するとともに拡大部41aの内部に長手方向Xに延びる芯材60を配置するようにしてもよい。このようにすれば、帯状体41を構成する織物に機能性の糸を用いることで、帯状体41に対して様々な機能を容易に付与することができる。機能性の糸としては、例えば、抗菌機能を有する糸、消臭機能を有する糸、吸水機能を有する糸、ナノファイバーなどが挙げられる。これらの機能性の糸は、1種類だけ用いてもよいし、2種類以上併用してもよい。特に、ナノファイバーは床面Fに対するグリップ力が高いため、帯状体41を構成する織物の一部にナノファイバーを用いることで、床面F上の毛や塵埃などの掻き取り性を向上することができる。また、ここでは拡大部41aの弾力性やボリュームを確保するべく芯材60として複数の捲縮糸を引き揃えたものを用いることが好ましいが、芯材60をゴム、合成樹脂、木材、不織布、金属などによって構成してもよい。さらに、帯状体41が織物によって構成されることで、帯状体41がゴムによって構成される場合に比べて、床面Fとの摺動音を低減できる。
・ブラシ32において、挟持部42からの毛羽体40の高さは、挟持部42からの帯状体41の高さよりも低くしてもよいし高くしてもよい。
・ブラシ32において、毛羽体40及び帯状体41と、基材43とは、必ずしも縫製糸45による縫着によって接合する必要はなく、例えば、両面粘着テープによる粘着や接着剤による接着によって接合するようにしてもよい。
・ブラシ32において、毛羽体40及び帯状体41と、基材43とを複数本の縫製糸45によって縫着するようにしてもよい。
・ブラシ32において、帯状体41は、必ずしも可撓性材料によって形成する必要はなく、例えば硬質の合成樹脂によって形成してもよい。この場合、回転体31の各凹溝33は、直線形状にすることが好ましい。
・ブラシ32は、例えば毛などのごみが付着したフィルターからごみを掻き取る用途に用いてもよい。この場合、ブラシ32は、必ずしも回転させて使用する必要はなく、フィルターに接触させた状態で直線的に移動させて使用してもよい。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さよりも低いことを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
(ロ)前記ブラシは、前記毛羽体及び前記帯状体が前記回転体の回転方向とは反対側に傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の回転ブラシ。このようにすれば、回転ブラシの接触部に対する摺動抵抗を低減できる。
22…回転ブラシ、31…回転体、32…ブラシ、40…毛羽体、40a…ブラシ糸、41…帯状体、41a…拡大部、42…挟持部、43…基材、47…保持糸、60…芯材、F…接触部の一例としての床面、K…回転方向、X…長手方向、Y…幅方向、Z…厚さ方向。

Claims (5)

  1. 複数のブラシ糸を並列した状態で保持糸によって保持した帯状の毛羽体と、
    前記毛羽体の長手方向に延びて前記毛羽体に重ねられる帯状体と、
    前記毛羽体の長手方向に延び、前記毛羽体における前記長手方向と直交する幅方向の一端部及び前記帯状体における前記幅方向の一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部を有した基材と、
    を備えることを特徴とするブラシ。
  2. 前記帯状体は、前記基材側とは反対側の端部に、前記帯状体における他の部分よりも前記長手方向及び前記幅方向の両方と直交する厚さ方向の大きさが大きい拡大部を有していることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
  3. 前記帯状体は、織物によって構成され、
    前記拡大部は、筒状に形成されるとともに内部に芯材が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のブラシ。
  4. 前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さと同じであることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のブラシ。
  5. 回転体と、前記回転体に取着される請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のブラシとを備え、前記回転体を回転させながら前記ブラシを接触部に接触させるようにして使用される回転ブラシであって、
    前記ブラシは、前記毛羽体が前記帯状体よりも前記回転体の回転方向側の位置に配置されるように、前記回転体に取着されることを特徴とする回転ブラシ。
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