JP2019013728A - ブラシ及び回転ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決するブラシは、複数のブラシ糸を並列した状態で保持糸によって保持した帯状の毛羽体と、前記毛羽体の長手方向に延びて前記毛羽体に重ねられる帯状体と、前記毛羽体の長手方向に延び、前記毛羽体における前記長手方向と直交する幅方向の一端部及び前記帯状体における前記幅方向の一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部を有した基材と、を備える。
上記ブラシにおいて、前記帯状体は、織物によって構成され、前記拡大部は、筒状に形成されるとともに内部に芯材が配置されていることが好ましい。
上記ブラシにおいて、前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さと同じであることが好ましい。
上記課題を解決する回転ブラシは、回転体と、前記回転体に取着される上記構成のブラシとを備え、前記回転体を回転させながら前記ブラシを接触部に接触させるようにして使用される回転ブラシであって、前記ブラシは、前記毛羽体が前記帯状体よりも前記回転体の回転方向側の位置に配置されるように、前記回転体に取着される。
図1及び図2に示すように、接触部の一例としての床面F上の毛や塵埃などのごみを吸い込むための電気掃除機のヘッド11は、底面視略T字状のケース12を備えている。ケース12の後端部には接続パイプ13の一端側がケース12に対して回動可能に接続され、接続パイプ13の他端側は電気掃除機の本体部(図示略)に接続されている。ケース12の底壁における前端寄り位置には左右方向に長い矩形状の吸込口14が当該底壁を貫通するように形成されている。
図3及び図4に示すように、回転ブラシ22は、断面視略X字状をなす略丸棒状の回転体31と、回転体31に取着された4つのクリーニング用のブラシ32とを備えている。回転体31は、4つの断面視略T字状をなす突条31aの基端部同士をこれらの突条31aが回転体31の周方向に等間隔で配置されるように一体に連結し、さらにその全体にわたって周方向に約180度捻ったような形状をなしている。
図5に示すように、ブラシ32は、帯状の毛羽体40と、毛羽体40の長手方向Xに延びて毛羽体40に重ねられる帯状体41と、毛羽体40の長手方向Xに延び、毛羽体40における長手方向Xと直交する幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部42を有した基材43とを備える。
図6に示すように、毛羽体40は、例えば合成樹脂製のマルチフィラメントで構成された1本のブラシ糸40aを蛇行状に編み、両側の湾曲部分46の近傍を互いに平行に延びる複数本(本実施形態では2本)の合成樹脂製の保持糸47によってそれぞれ編んだ後、中央部分を図6の矢印に沿って切断することによって同時に2つ形成される。
さて、電気掃除機を使用するときには、図2に示すように、まず、ヘッド11を床面F上に載せる。この状態で電気掃除機を稼動させると、モーター18が駆動されるとともに、仕切板15の内側のエアがエア吸引口16を通り、接続パイプ13を介して電気掃除機の本体部(図示略)内に吸引される。
(1)ブラシ32は、帯状の毛羽体40と、毛羽体40に重ねられる帯状体41と、毛羽体40における幅方向Yの一端部及び帯状体41における幅方向Yの一端部を一緒に挟持した状態で縫着される一対の挟持部42を有した基材43とを備えている。このため、このため、ブラシ32に毛などが巻き付いたとしても、こうした毛が帯状体41によってブロックされる。したがって、毛羽体40の奥の方まで毛などが入り込み難くなるので、毛羽体40に毛などが絡むことを抑制できる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図7に示すように、回転ブラシ22において、ブラシ32は、毛羽体40及び帯状体41を回転体31の回転方向Kとは反対側に傾斜させるようにしてもよい。このようにすれば、回転ブラシ22の床面Fに対する摺動抵抗を低減できる。この場合、毛羽体40及び帯状体41が回転体31の回転方向Kとは反対側に屈曲するように、一対の挟持部42の形状が変更される。
・図11に示すように、ブラシ32において、帯状体41は、幅方向Yにおける基材43側とは反対側の端部に、帯状体41における他の部分よりも長手方向X及び幅方向Yの両方と直交する厚さ方向Zの大きさが大きい拡大部41aを有していてもよい。この場合、拡大部41aは、長手方向Xに延びる略円柱状をなしている。このようにすれば、拡大部41aにより、ブラシ32としての機能である床面Fに対する毛や塵埃などのごみに対する掻き取り性を向上させることができる。なお、拡大部41aは、例えば発泡樹脂によって形成してもよい。
・図13に示すように、上記した図11のブラシ32において、帯状体41全体を織物によって構成し、且つ拡大部41aを筒状に形成するとともに拡大部41aの内部に長手方向Xに延びる芯材60を配置するようにしてもよい。このようにすれば、帯状体41を構成する織物に機能性の糸を用いることで、帯状体41に対して様々な機能を容易に付与することができる。機能性の糸としては、例えば、抗菌機能を有する糸、消臭機能を有する糸、吸水機能を有する糸、ナノファイバーなどが挙げられる。これらの機能性の糸は、1種類だけ用いてもよいし、2種類以上併用してもよい。特に、ナノファイバーは床面Fに対するグリップ力が高いため、帯状体41を構成する織物の一部にナノファイバーを用いることで、床面F上の毛や塵埃などの掻き取り性を向上することができる。また、ここでは拡大部41aの弾力性やボリュームを確保するべく芯材60として複数の捲縮糸を引き揃えたものを用いることが好ましいが、芯材60をゴム、合成樹脂、木材、不織布、金属などによって構成してもよい。さらに、帯状体41が織物によって構成されることで、帯状体41がゴムによって構成される場合に比べて、床面Fとの摺動音を低減できる。
・ブラシ32において、毛羽体40及び帯状体41と、基材43とは、必ずしも縫製糸45による縫着によって接合する必要はなく、例えば、両面粘着テープによる粘着や接着剤による接着によって接合するようにしてもよい。
・ブラシ32において、帯状体41は、必ずしも可撓性材料によって形成する必要はなく、例えば硬質の合成樹脂によって形成してもよい。この場合、回転体31の各凹溝33は、直線形状にすることが好ましい。
(イ)前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さよりも低いことを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
Claims (5)
- 複数のブラシ糸を並列した状態で保持糸によって保持した帯状の毛羽体と、
前記毛羽体の長手方向に延びて前記毛羽体に重ねられる帯状体と、
前記毛羽体の長手方向に延び、前記毛羽体における前記長手方向と直交する幅方向の一端部及び前記帯状体における前記幅方向の一端部を一緒に挟持した状態で接合される一対の挟持部を有した基材と、
を備えることを特徴とするブラシ。 - 前記帯状体は、前記基材側とは反対側の端部に、前記帯状体における他の部分よりも前記長手方向及び前記幅方向の両方と直交する厚さ方向の大きさが大きい拡大部を有していることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記帯状体は、織物によって構成され、
前記拡大部は、筒状に形成されるとともに内部に芯材が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のブラシ。 - 前記挟持部からの前記毛羽体の高さは、前記挟持部からの前記帯状体の高さと同じであることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のブラシ。
- 回転体と、前記回転体に取着される請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のブラシとを備え、前記回転体を回転させながら前記ブラシを接触部に接触させるようにして使用される回転ブラシであって、
前記ブラシは、前記毛羽体が前記帯状体よりも前記回転体の回転方向側の位置に配置されるように、前記回転体に取着されることを特徴とする回転ブラシ。
Applications Claiming Priority (2)
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Publications (1)
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ID=65358265
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JP2018005631A Pending JP2019013728A (ja) | 2017-07-03 | 2018-01-17 | ブラシ及び回転ブラシ |
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Citations (4)
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JP2005066033A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Toshiba Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
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2018
- 2018-01-17 JP JP2018005631A patent/JP2019013728A/ja active Pending
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