JP2019013337A - シェイプアップ用履物 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の履物では、足が前傾するようになっているが、上述のハイヒールの例のように、特に意識しなければ、つま先に重心を掛けることは難しい。
シェイプアップを目的とする履物であって、
底体と、
当該底体上の後部に設けられた段差部と、
上記底体上であって上記段差部より前部に設けられた足支持部と、
を有し、
上記段差部がクッション素材より形成された
ことを特徴とする。
以下に、本発明に係るシェイプアップ用履物に関する実施の形態について、図を用いて説明する。尚、以下の実施の形態は、本発明の一例であって、特に本発明をこの一例に限定するものではない。例えば、本実施の形態で示す形状や具体的な寸法、材料等は良好な一例であって、これらに限定されるものでは無い。
図1を用いて、本実施の形態のシェイプアップ用履物の構成について説明する。図1は、シェイプアップ用履物1の(a)平面図と(b)側面斜視図である。
また、「シェイプアップを目的とする」とは、特に脚をシェイプアップし、均整の取れた美しい脚を得るのに効果があることを意味し、この効果は、着用した際につま先に重心を掛けやすくすることから得られる。
後述するが、指支持部4aは無くても、ある程度のシェイプアップ効果は得られる。しかし、指を離間することで効果は向上する。また、図1のように5本の指を必ずしも別々に挿入できるようにする必要はなく、親指だけを他の指と離間するようにしても良い。
図2は、シェイプアップ用履物1を着用した様子を表す模式図である。
甲支持部4bに足を通して着用する。その際に、段差部3を足の裏で押すようにして着用する。着用すると、クッション素材より形成された段差部3は、着用した人の体重によって縮み、そして前後左右に多少広がる。段差部3の前端部が、土踏まずに当接する位置に設けられていると、土踏まず全体にクッション素材が良くフィットするように広がる。
このようにして、両足にシェイプアップ用履物1を着用する。
しかし、段差部3がクッション素材より形成されているため、左右のバランスがややとりづらい。重心を右側に移動すると、クッション素材より形成された段差部3の右側が凹むため、右側に倒れやすくなる。左側に重心を移動した際にも同様である。そこで、重心を左右の中央に保とうとする。この時、前後の重心に関して言えば、自然につま先に重心が移動する。なぜなら、つま先は底部2という安定したものに乗っているため、力を入れやすい。一方、クッション素材より形成された段差部3に乗っている足の他の部分は力を入れにくい。このようにして、特に意識しなくとも、自然につま先で踏ん張ってバランスを調整しようとする。
<検証実験1>
シェイプアップ用履物1を成人男女各50名、計100名に着用してもらい、直立時と歩行時にしっかりとつま先に重心が掛かっているかを検証した。
本検証実験1においては、段差部1の高さを変えて実験を行った。
横軸は踵高さH、縦軸は直立時と歩行時の両方で、つま先に十分な重心が掛かっていた人の割合である。
次に、クッション素材である段差部3の前後の長さを変えて、検証実験1と同様の実験を行った。踵高さHは約9cmとした。
段差部3の前後の長さは、シェイプアップ用履物1を着用しない状態における段差部3の後端部と、着用した状態における踵との水平距離とした。図5に示したLが、着用しない状態における段差部3の後端部と、着用した状態における踵との水平距離である。Lが大きい時は段差部3が短く、踵が大きくはみ出ている状態であり、Lが小さい時は段差部3が長く、踵が段差部3に乗っている割合が大きい状態である。L=0が、踵端部がちょうど段差部3に乗っている状態であり、L>0だと、踵がはみ出ている状態、L<0だと踵が十分に乗っている状態である。
横軸は水平高さL、縦軸は直立時と歩行時の両方で、つま先に十分な重心が掛かっていた人の割合である。
以上において、足支持部として、指支持部4aと甲支持部4bを備えたシェイプアップ用履物1について説明を行った。足支持部としては、この形に限るわけではなく、例えば、図7に示すような他の形態であっても良い。
例えば、図7において、シェイプアップ用履物1aは、指支持部4aが親指だけを挿入するものである。
シェイプアップ用履物1bは、指支持部4aがなく、普通のスリッパのように甲だけを覆うものである。
また、シェイプアップ用履物1cは、足支持部が鼻緒タイプのものである。
最も効果が高かったのが、図1に示すシェイプアップ用履物1であり、5本の指を離間することが重要であることが分かった。5本の指を離間することで親指から小指まで、すべてに指に力を入れることができる。
美脚は女性の憧れである。もちろん、女性だけではなく、男性にとっても健康的な脚は魅力的である。本発明は、このようなスリムでしなやかで健康的な美しい脚を望む多くの人のために考えられたものであり、履物という日常使用するものを、健康・美容器具としたものである。
本発明は、健康・美容器具として、以下に示す多くの優れた長所を有している。
また、着用して短期間にこのバランスを取る動作は身に付き、特に違和感なく歩行することができるようになる。
また、土踏まずは腸のツボであり、指圧効果も得られる。
さらに、前傾して足の指を踏ん張ることで、鼠径部や膝のストレッチ効果も得られる。
2 底体
3 段差部
4a 指支持部
4b 甲支持部
シェイプアップを目的とする履物であって、
底体と、
当該底体上の後部に設けられた段差部と、
上記底体上であって上記段差部より前部に設けられた足支持部と、
を有し、
上記段差部の全体がクッション素材より形成された
ことを特徴とする。
Claims (5)
- シェイプアップを目的とする履物であって、
底体と、
当該底体上の後部に設けられた段差部と、
上記底体上であって上記段差部より前部に設けられた足支持部と、
を有し、
上記段差部がクッション素材より形成された
ことを特徴とするシェイプアップ用履物。 - 上記段差部の前端部は、当該履物を着用した際に土踏まずに当接する位置に設けられた
ことを特徴とする請求項1に記載のシェイプアップ用履物。 - 上記足支持部は、親指と他の指とが離間されるものである
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシェイプアップ用履物。 - 当該履物を着用した状態において、上記底体上からの踵高さは、3cm以上17.2cm以下である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシェイプアップ用履物。 - 当該履物を着用しない状態における上記段差部の後端部と、当該履物を着用した状態における踵との水平距離は、−3cm以上3cm以下である
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシェイプアップ用履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131355A JP2019013337A (ja) | 2017-07-04 | 2017-07-04 | シェイプアップ用履物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017131355A JP2019013337A (ja) | 2017-07-04 | 2017-07-04 | シェイプアップ用履物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019013337A true JP2019013337A (ja) | 2019-01-31 |
Family
ID=65358257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017131355A Pending JP2019013337A (ja) | 2017-07-04 | 2017-07-04 | シェイプアップ用履物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019013337A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644401U (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-14 | 勝英 平野 | 爪先歩行を促す履物 |
JP3018253U (ja) * | 1995-04-19 | 1995-11-14 | 有限会社スワアンドカンパニ | 鼻緒付きミニサンダル |
JP2007029700A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-02-08 | Hisako Uchiyama | 爪先立ちヒール |
-
2017
- 2017-07-04 JP JP2017131355A patent/JP2019013337A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644401U (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-14 | 勝英 平野 | 爪先歩行を促す履物 |
JP3018253U (ja) * | 1995-04-19 | 1995-11-14 | 有限会社スワアンドカンパニ | 鼻緒付きミニサンダル |
JP2007029700A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-02-08 | Hisako Uchiyama | 爪先立ちヒール |
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