JP3180040U - 体幹姿勢改善具、およびそれを利用した履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】激しい運動や長時間の佩用にもズレ動くことがなく、誰でも容易に踵に重心を集中できるものとし、体幹の初動を早めて運動能力を高める上、体幹姿勢を改善し、身体の無駄な負荷を解消し、故障や疾病の改善および予防ができる新たな履物技術を提供する。
【解決手段】履物5アウターソール50踵部51上に配設可能であって、佩用者の踵下範囲だけに、踵接地用天面20を水平面状とした踵台2を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端21を設け、佩用者の意識および重心を常時、踵に集中するよう誘導可能としてなる体幹姿勢改善具1である。
【選択図】図1

Description

この考案は、履物のソールに関連する技術であり、特に、インナーソールを製造、提供する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
スポーツの分野に留まらず、日常的生活においても、身体動作の基本は、先ず、身体の幹が初動し、それに追従するよう手足が連動するというものであり、特に、スポーツを行う場合のパワーやスピード、キレ、耐久力などの身体的パフォーマンスは、こうした体幹主導の動作によって様々な姿勢や動作が驚くほどスムーズに、しかも効率良く行うことができ、身体全体のポテンシャルを最大限に高めることができるといわれている。
しかしながら、現代社会の生活環境下にあっては、各種スポーツに留まらず、日常生活の様々な場面にも、足・膝・腰・指・手・腕などの四肢各部筋肉を無駄に使うことを覚えてしまい、四肢末端の無駄な動きが、身体全体の動きに悪影響を与え、姿勢を変えようとすると、体幹の始動がワンテンポ遅れてしまったり、バランスを崩してしまったりすることが多くなり、ぎこちない姿勢や動作の遅れを生じてしまうばかりでなく、足腰や脊椎などに過大な負担をかけてしまう虞があるなど、故障や疾患の原因となってしまうことも懸念される。
こうした体幹の始動を効率的に行うスポーツ技術として、4スタンス理論が提唱されており、誰でも、足裏の爪先がわ左右、および、踵がわ左右の夫々4箇所の中、何れか1箇所に重心をもち、個々人毎に異なる重心位置によって、競技中の姿勢や重心移動の方法を工夫し、例えば、短距離走のスターティングブロックの位置や、スタート姿勢の姿勢および重心位置などを調整するなど、夫々のスタンスに最も適した始動および動作を実現化して、全開のパフォーマンスを達成可能にするというスポーツ理論があり、このような理論によれば、マラソン競技における登り坂は踵重心の選手が早く、下り坂は爪先重心の選手が早いという性質を持ち、踵重心の選手が下り坂を早く走るには、意識的に重心を爪先がわに移すように走ることが求められ、また、爪先重心の選手が登り坂を早く走るためには、意識的に重心を踵がわに移して走ることが求められるものの、生まれながらの個性として身に付いてしまっている重心位置を意識的に移動させることは、至難の業であって殆ど不可能であると言っても過言ではない。
(従来の技術)
こうした状況を憂慮し、現代人の「立ち姿」、即ちスタンスの改善に役立ちそうな技術を観てみると、例えば、下記に取り上げた特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、足底内側よりも外側が高くなった楔形状をした靴中敷きを靴底に敷くことにより、ゴルフスウィングする際の利き足の踵骨を外反させ、利き足の膝が内側に向くよう矯正し、テイクバック姿勢になったとき踵骨に多くの体重を受けて、身体の軸がずれるのを自然に防止できると共に、トップ姿勢からクラブを振り降ろしてショットするときの、利き足を蹴っての逆足への体重移動も円滑に行われることになって、飛距離アップおよびショットの正確性を改善することができるようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、靴の足の踵部、土踏まず部、つま先部、足の中央部の何れか1つの位置に着脱可能に装着可能とし、足の痛みや疲労を防止可能とするようにした適宜硬度のエラストマー製フットケアパッド、そしてまた、同特許文献1(3)に見られるような、土踏まず周辺に接触する面積を有し、土踏まず部分に最隆起部分を有するようにして、ストッキングなどの既製品を裁断利用して佩用可能とし、リウマチ症、関節炎、重度の外反母趾などの症状を改善可能としたものなどが散見される。
しかし、前者特許文献1(1)に示されているような踵の外がわに肉厚部を設けてなる強制用の踵中敷きなどは、ゴルフスイングの姿勢を整えて、円滑且つ効率的なスウィングを実現化することができるという利点を有するが、ゴルフシューズの中敷として靴のインナーソール上面に積層するよう装着するものであり、利用者の足裏の踵部分に的確に装着できるか否かは、ゴルフシューズが利用者の足の形に合っているか否かに左右されてしまい、かならずしも正しく装着して利用できるとは限らず、充分に効果を得られない場合も有り得るという問題を生じさせ、また、その次に取り上げた特許文献1(2)に示されているもののように、靴のインナーソール上面に積層するよう装着し、足の痛みや疲労を予防可能とするものなどは、利用者の重心位置を変えるという目的を果たし得ず、最後の特許文献1(3)のように、土踏まず下にパッドを装着するものは、リウマチ関節症、関節炎、外反母趾などの改善に役立つかもしれないものの、佩用(はいよう=体にまとう)者の重心位置を爪先または踵がわといった所望するがわに誘導可能とするものではなく、佩用者の体幹移動を円滑且つ素早くできるようにする効果の程については全く解明されていないと言わざるをないものであった。
(1)特開平8−228802号公報 (2)特開2004−194734号公報 (3)特開2011−245007号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種インナーソール類は、1種目の競技専用のものとして開発されたものであったり、関節や筋肉の疾病や疲労を改善・予防するためのクッション性に秀れた素材製のものを装着可能としてなるものなどであって、靴の中敷上に積層状に装着するものがその殆どを占めており、利用者の足の動きに確りと追従しながら、常時、所望の位置にあるよう佩用するには、靴とインナーソール類、および利用者の足とがピッタリと合わなければ、それらが期待する所望の効果を得ることが難しいという欠点がある外、用途としても専門的な陸上競技から普段佩用の日常生活まで幅広く利用可能なものとなっておらず、佩用中に亘って常時、踵に重心を意識的に集中可能とするものは未だ存在していないというのが実情であった。
(考案の目的)
そこで、この考案は、激しい運動や長時間の佩用にもズレ動くことがなく、陸上競技から日常生活まで幅広く佩用可能であり、しかも佩用中に亘り常時、踵に重心を意識的に集中し、誰でも容易に踵に重心を集中できるものとし、体幹の初動を早めて運動能力を高める上、体幹姿勢を改善し、身体の無駄な負荷を解消し、故障や疾病の改善および予防ができる新たな履物技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の体幹姿勢改善具、およびそれを利用した新規な構造の履物を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの考案を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(考案の構成)
図面に示すこの考案を代表する実施例からも明確に理解されるように、この考案の体幹姿勢改善具は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けてなるものとした構成を要旨とする体幹姿勢改善具である。
この基本的な構成からなる体幹姿勢改善具は、その表現を変えて示すならば、対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設け、佩用者の意識および重心を、常時、踵に集中するよう誘導可能としてなるものとした構成からなる体幹姿勢改善具となる。
より具体的には、対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けた上、該踵台の左右から佩用者足の左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する甲ベルトを設けてなるものとした構成からなる体幹姿勢改善具となる。
これを換言すると、対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けた上、該踵台の背部および左右から佩用者足の踵背面および左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する踵一体型甲ベルトを設けてなるものとした構成からなる体幹姿勢改善具となる。
(関連する考案)
上記した体幹姿勢改善具に関連し、この考案には、それを利用した履物も包含している。
即ち、この考案の基本をなす前記何れかに記載の体幹姿勢改善具を、靴や草履などの何れかの履物に組み合わせてなるものとした、この考案の基本をなす前記何れかに記載の体幹姿勢改善具を利用した履物である。
以上のとおり、この考案の体幹姿勢改善具によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、佩用中に亘って常時、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能なものとすることにより、踵に重心を意識的に集中し易くし、佩用するだけで特別な訓練などを要さずとも、誰でも簡単に踵に重心を集中できるものとし、体幹の初動を早めて運動能力を高める上、体幹姿勢を改善し、身体の無駄な負荷を解消し、故障や疾病の改善および予防ができるようになるという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、該踵台の左右から佩用者足の左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する甲ベルトを設けてなるものとすることにより、踵台が佩用者の踵下範囲に合う形状および面積の踵台踵接地用天面を有するものであれば、足のサイズに関わらず、誰でも簡単且つ確実に装着することができる上、その装着状態を安定的に維持することができるから、激しい運動や長時間の佩用にもズレ動くことがなく、日常生活から陸上競技まで幅広く佩用可能なものとすることができ、さらに、該踵台の背部および左右から佩用者足の踵背面および左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する踵一体型甲ベルトを設けてなるものとすることにより、一段とホールド性および着用安定感を増した装着を実現化することができる。
踵台の踵接地用天面が、佩用者の足骨中、足根骨がわから指骨がわに向けて低くなるよう、僅かに前傾角度を有するものは、踵台の踵接地用天面および段差状前端によって踵への重心の集中を促すことができる上、踵接地用天面の僅かな前傾によって直立姿勢から爪先がわへの重心移動が容易になり、このスムーズな重心移動によって歩行や走行をより円滑且つ速やかに行えるようにすることができ、さらに、踵台段差状前端の下縁を下向き後方に向けて傾斜するよう切除して歩行用面取り部としてなるものは、歩行や走行中に該段差状前端の下縁が接地するのを防止して、一段と円滑且つ素早い重心移動を可能にするものとなるという利点を得ることができる。
また、踵台が、ベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした単位台部とからなるものとすることにより、ベース部に対して高さ寸法や形状の異なる単位台部を交換することができ、様々な佩用者の足の形やサイズ、希望するソール硬さや形状などに応じて所望の単位台部を装着することが可能となり、しかも単位台部が摩耗や破損した場合にも、簡単に新たな単位台部と交換することができるなど、利用範囲を広め、佩用者のニーズに柔軟に対応可能なものとし、且つ、経済性を格段に高めることができるという秀れた効果を奏するものになる。
そして、踵台が、甲ベルトか、または、踵一体型甲ベルトかの何れか一方に一体化したベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした、1種または高さ寸法の異なる複数種の単位台部とからなるものとすることにより、ベルトによる安定的な装着性と、単位台部の交換による利便性とを同時に達成可能なものとし、一層商品価値を高めたものとすることができる。
この考案の体幹姿勢改善具を、靴や草履などの何れかの履物に組み合わせてなる履物は、前述したこの考案の体幹姿勢改善具によって得られる様々な作用および効果を、多用な履物に与えることができ、体幹姿勢改善具を履物に一体化してなるものは、体幹姿勢改善具を着脱する必要がなく、一般的な履物類と同様に気軽に佩用することができるものとなり、また、別体とした体幹姿勢改善具を履物に組み込み可能としてなるものは、体幹姿勢改善具の佩用者の足への装着一体感を一段と高めて、激しいスポーツや長時間の歩行などにもズレや脱落を確実に防止するものとなり、より安定且つ安全な佩用を実現化することができるという効果を得るものとなる。
上記したとおりの構成からなるこの考案の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
踵台は、佩用者の踵の直下に配し、踵前方の土踏まずおよび爪先がわよりも、踵を一段高い位置に、水平状且つ安定に支持可能とする機能を担い、踵を安定的に支持し、踏み込み動作によって容易には沈み込まない程度に充分な強度を有し、佩用者が踵と爪先がわとの段差を確実に理解できる程度に充分な高さ寸法を有し、より具体的には、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能なものとしなければならず、靴や草履などの履物のインナーソール上に無理なく装着可能な形状、寸法のものとすることができる外、単独で佩用者の足に着脱自在に装着可能なものとすることが可能であり、従来型のクッション性を重視したインナーソールとは異なり、充分な支持強度をもった素材および構造からなるものとすべきものであり、素材については特に限定するものではなく、例えば、合成ゴム、天然ゴムや、それらの発泡樹脂、または、皮革、布、繊維、それらの組合せ、複合素材など、インナーソール用素材として採用可能な素材の何れかからなるものとするのが望ましく、後述する実施例に示すように、ベルト類を装備して佩用者の足に直接装着可能なものとすることができる外、靴や草履などの履物のインナーソールに着脱自在または一体化してなるものなどとすることができる。
踵台の踵接地用天面は、佩用者の踵下のみを、所定高さ寸法且つ水平状姿勢に支持可能とする機能を分担し、適度の摩擦を有していて踵が滑り落ちたりすることのないよう、安定支持可能なものとしなければならず、天面表面に摩擦用の凹凸を設けたものとすることができる外、天面表面にクッション性を高める軟質シート層を設けたものとすることが可能であり、さらにまた、佩用者の足骨中、足根骨がわから指骨がわに向けて低くなるよう、僅かに前傾角度を有するものとすることができ、踵台の段差状前端は、佩用者の土踏まず対応範囲に、踵がわよりも爪先がわが一段低くなり、且つ、佩用者が感覚的にその段差を容易に理解できる程度の段部となる機能を分担し、後述する実施例に示すように、踵台の前端に鉛直状の壁面を設けたものや、ハイヒールの水平な踵台の前端より、急角度で前方下方に傾斜した壁面としたり、さらにまた、ブロック板状とした踵台の垂直な前端壁の下端がわ角部を後方に向けて下方に傾斜する傾斜平面状や傾斜曲面状などに面取りして歩行用面取り部としたりしてなるものなどとすることができる。
そして、踵台は、踵接地用天面の高さや形状、硬さなどを必要に応じて変更可能とする機能を分担するものとすることが可能であり、例えば複数の部品を交換自在に組合せて高さを自在に調節可能なものとすることができ、より具体的には、後述する実施例に示すように、ベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした単位台部とからなるものとすることができる。
踵台に設けるベルト類は、同踵台を佩用者の足の踵直下に正確且つ安定に装着し、容易に着脱可能とする機能を分担し、佩用者の足にできるだけ負担のかからない素材、形状のものとしなければならず、面ファスナー付きのベルトの外、バックルなどの留め金具を有するもの、縛り紐を有するものなどとすることが可能であり、より具体的には、後述する実施例に示すように、踵台の左右から佩用者足の左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する甲ベルトや、踵台の背部および左右から佩用者足の踵背面および左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する踵一体型甲ベルトなどとすることが可能である。
体幹姿勢改善具を利用した履物は、インナーソールの踵に相当する部分に、当該踵台か、それと同等の機能を担う台状の部分を有するものであり、履物の種類に制限を受けるものではなく、革靴、スニーカー、スポーツシューズ、ハイヒール、ローヒール、長靴、草履などあらゆる履物とすることができ、体幹姿勢改善具を履物に一体化したものとすることができる外、体幹姿勢改善具を履物から取り外し、交換可能なものとすることができ、さらに、踵台が、ベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした単位台部とからなるものとしたり、甲ベルトや束縛機構を有する踵一体型甲ベルトなどを組み合わせ、体幹姿勢改善具を着用した佩用者の足に、履物を佩用可能としてなるものとしたりすることができる。
以下では、図面に示すこの考案を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図面は、この考案の体幹姿勢改善具、およびそれを利用した履物の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
体幹姿勢改善具を利用した革靴を縦断面化して示す側面図である。 体幹姿勢改善具を利用した革靴の佩用状態を縦断面化して示す側面図である。 体幹姿勢改善具を利用したハイヒールの佩用状態を示す側面図である。 体幹姿勢改善具を利用した草履を示す側面図である。 体幹姿勢改善具を利用した草履を示す平面図である。 体幹姿勢改善具を佩用した状態を示す側面図である。 体幹姿勢改善具を佩用した足骨を示す側面図である。 踵接地用天面を前方ほど低くなるよう僅かに傾斜させた体幹姿勢改善具を佩用した足骨を示す側面図である。 踵一体型甲ベルトを有する体幹姿勢改善具を示す正面図である。 踵一体型甲ベルトを有する体幹姿勢改善具を示す平面図である。 踵台の単位台部を第三角法で示す図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す平面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を第三角法で示す図である。 (a)断面化した単位台部の嵌着機構を示す正面図である。 (b)断面化した単位台部の嵌着機構を示す正面図である。 (c)形状の異なる単位台部の嵌着機構を断面化して示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す平面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す平面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を第三角法で示す図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す平面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を第三角法で示す図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す正面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を組み込む体幹姿勢改善具を示す平面図である。 嵌着機構を変えた単位台部を第三角法で示す図である。
図1および図2に示す事例は、履物5としての革靴5の、対象佩用者6の踵60下に相当する範囲だけであって、アウターソール50、踵部51上に対応する同インナーソール52踵部51上に無理なく装着可能な平面形状とし、5ないし30mm程度の所定高さ寸法Hの水平面状とした踵接地用天面20を有する、適度に弾性の有る硬質な合成樹脂製か、または天然ゴム製かの何れかのブロック体かなり、土踏まず64対応範囲に鉛直状の段差状前端21を設けた踵台2を接着剤にて結合してなるものである。
また、図3に示してあるように、この考案の、履物5としてのハイヒール5は、そのヒール部53の天面が、当該踵台2に置き換わるものであり、そのヒール部53天面上となるアウターソール50、踵部51上に対応する同インナーソール52踵部51上面が、踵接地用天面20の役割を果たし、ヒール部53より前方の土踏まず64対応範囲に前方に下る急傾斜の段差状前端21を設けたものとしてある。
そして、図4および図5に示すように、この考案の、履物5としての草履5は、そのインナーソール52踵部51上に、踵接地用天面20の前端に段差状前端21を有する踵台2を一体化してなるものである。
(実施例1の作用・効果)
以上のとおりの構成からなるこの考案の体幹姿勢改善具1を利用した履物5は、図1および図2に示すように、佩用者6の踵60下に相当する範囲だけに対応するよう、踵接地用天面20を水平面状とした所定高さ寸法Hの踵台2を設け、該踵台2の佩用者6の土踏まず64対応範囲に段差状前端21を設けてなるものとしたことにより、佩用者6の足骨65中、足根骨66を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨68を最も低位とし、中足骨69の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とし、重心7を佩用者6の踵60に集中するよう誘導可能とし、その作用は、図3ないし図5に示すような、ハイヒール5や草履5などにも同様に得ることができ、佩用者6の運動能力を高め、体幹姿勢を改善し、身体の無駄な負荷を解消することができるものとなる。
図6および図7に示す事例は、踵台2に束縛機構40を有する踵一体型甲ベルト4を一体化した体幹姿勢改善具1の一例を示すものであり、当該踵台2は、基本的に、前述した実施例1のものと同様のものであって踵一体型甲ベルト4は、該踵台2の背部22および左右23,23から佩用者6足の踵60背面61上部および左右側面62,62を包み込むよう、甲63上に回り込み可能とする形状および寸法とした合成樹脂製シートからなり、甲63上に回り込む、重ね合わせ状となる左右帯端の所定長範囲には、夫々面ファスナー40,40を設け、長さ調節自在且つ着脱自在なものとしてある。
図7に示すとおり、踵台2の踵接地用天面20を水平面状とし、同踵台2の前端は、踵接地用天面20付近を鉛直壁面状とし、その下端角部分を大きく切除し、後方に向けて下り勾配となるオーバーハング形状の歩行用面取り部24を設けたものとし、さらにまた、図8に示すように、踵台2踵接地用天面20が、その背部22上端から、同前端21(高さH)に向けて、僅かな前傾角度αをもって緩やかに前傾勾配となる傾斜面となるよう設定してなるものとすることができる。
(実施例2の作用・効果)
図6および図7に示してあるように、束縛機構40を有する踵一体型甲ベルト4が、佩用者6踵60への確実且つ安定した装着を実現化することができ、しかも各人の足の大きさや形に応じて面ファスナー40,40(束縛機構40)の接着位置を自由に調節でき、単独による佩用は勿論のこと、足に体幹姿勢改善具1を着用した上、履物を佩用するようにして利用することができるものとなり、さらに、踵台2段差状前端21の下端に設けた歩行用面取り部24が、佩用者6の歩行や走行に際し、段差状前端21下端エッジが地面に接触して重心移動を妨げるのを防止し、一段と円滑且つ速やかに重心移動しながら歩行や走行を行えるものとすることができる。
図8のように、踵台2踵接地用天面20が、僅かな前傾角度αをもって緩やかに前傾するよう設定したものは、佩用者6踵60から前方への重心移動を一段と円滑なものとし、さらに、佩用目的に応じて前傾角度αの異なる複数種の踵台2の中から適宜選択することにより、日常生活からスポーツなど、様々な場面に一段と適した重心移動性能を達成可能とするものとなる。
図9ないし図11に示しているように、この考案の体幹姿勢改善具1は、踵一体型甲ベルト4を設けた踵台2を、ベース部3と、該ベース部3に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構30を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした単位台部35とからなるものとすることが可能であり、踵台2ベース部3は、硬質シート状のものからなり、外周縁適所に踵一体型甲ベルト4を一体化し、上面の四角付近の夫々に円柱状の凸部31,31,……を一体的に立設し、当該単位台部35は、ベース部3上に重なり、所定高さ寸法の段差状前端21をなすよう適宜厚みに設定したブロック状であって、その天面を踵接地用天面20とし、下面の四角付近夫々に、各凸部31,31,……に嵌合可能な円柱状の凹穴32,32,……を設け、ベース部3に対して単位台部35を着脱自在とする嵌着機構30を設けたものとしてある。
図12ないし図15(a),(b)に示すように、当該踵台2嵌着機構30は、ベース部3の前寄りとなる左右幅中央上面に、正面T字断面形の前後方向に伸びる1本のレール部33、および、同後寄りとなる左右幅中央上面に、1個の円柱状凸部31を有し、単位台部35の前端壁下がわの左右幅中央から下面左右幅中央付近にかけて、正面T字断面形の1本の嵌合溝34を凹設し、同後寄りとなる左右幅中央下面に、凸部31に嵌合可能な1個の円柱状凹穴32を凹設してなるものとすることができる。
図15(c)ないし図17のとおり、当該踵台2嵌着機構30は、単位台部35の前端壁下がわの左右幅中央から下面左右幅中央付近にかけて、蟻溝状の1本の嵌合溝34を凹設し、同後寄りとなる左右幅中央下面に、凸部31に嵌合可能な1個の円柱状凹穴32を凹設してなるものとし、ベース部3の前寄りとなる左右幅中央上面に、該蟻溝状の嵌合溝34に嵌合可能な形状の1本の凸条レール部33を前後方向に延伸・一体化すると共に、同後寄りとなる左右幅中央上面に1個の円柱状凸部31を設けたものとすることができる。
図18ないし図20のように、当該踵台2嵌着機構30は、単位台部35の前半下面壁を切除して薄くし、後半を厚く寸法設定すると共に、該下面前半肉薄壁と下面後半肉厚壁との間の段差状をなす前後中間前面壁の左右幅中央に、前半肉薄壁下面から後半肉厚壁下面に到達する位置まで鉛直蟻溝嵌合用の1本の凸条レール部33を突設し、ベース部3の上面を該単位台部35の下面壁段差形状に嵌合可能な前半が厚く、後半が薄い反転段差形状となし、段差状とした前後中間後面壁の左右幅中央に、該凸条レール部33を嵌合可能な鉛直蟻溝状嵌合溝34を刻設してなるものとすることが可能である。
図21ないし図23に示すように、当該踵台2嵌着機構30は、同踵台2ベース部3の左右より延伸した踵一体型甲ベル4基端寄りの単位台部35左右壁に対応する左右内側壁の各前後、合計4箇所より水平方向中央に向けて、夫々円柱状の凸部31,31,……を突設し、単位台部35左右壁の各凸部31,31,……に対峙する箇所夫々に、水平方向中央に向けた合計4個の凹穴32,32,……を嵌合可能に穿設してなるものとすることができる。
さらに、図24ないし図26のもののように、当該踵台2嵌着機構30は、同踵台2ベース部3上面中央に、単位台部35の厚み寸法に一致する高さとした四角柱状の凸部31を鉛直に立設し、単位台部35の中央に該凸部31を嵌合可能な四角柱状の上下貫通孔32を穿設してなるものとすることができる。
(実施例3の作用・効果)
図9ないし図26に示す、各種の体幹姿勢改善具1は、何れも踵一体型甲ベル4に一体化したベース部3に対して嵌着機構30(凸部31、凹穴(貫通孔)32、レール部33、嵌合溝34)を介して単位台部35を組み込むものとしてあるから、単位台部35をベース部3上に確実に一体化するよう嵌合・装着することができ、長時間の歩行や激しい運動を行ったケースでも、単位台部35がベース部3上から不用意にズレ動いたり、脱落したりするのを確実に防止することができると共に、高さ寸法(H)が異なる複数種類の単位台部35を準備して置けば、適宜選択した高さ寸法(H)の単位台部35を簡単且つ迅速に交換することができる上、踵接地用天面が異なる角度(α)に僅かに前傾した複数種類の単位台部35を準備しておいた場合にも、同様に適宜選択した前傾角度(α)の踵接地用天面の単位台部35を簡単且つ迅速に交換できる利点がある。
(結 び)
叙述の如く、この考案の体幹姿勢改善具、およびそれを利用した履物は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの衝撃吸収性やホールド性のみを重視したインナーソール技術に比較して、佩用者の体幹や重心のコントロール性という従来に無い価値を付与することができる上、踵部分に集中的に装着するものとして耐久強度を高め、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができるから、体幹バランスを失っているために、肩凝りや腰痛に留まらず、様々な体調不良や故障、疾患に陥ってしまい、普段の生活の中で苦しむ一般の人々については固よりのこと、重心コントロールの難しさに悩むスポーツ選手などにも朗報となり、こうした消費者に利用価値の高い器具や履物を提供したいと考える靴業界、医療品業界およびスポーツ用品業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
1 体幹姿勢改善具
2 踵台
20 同 踵接地用天面
H 所定高さ寸法
α 僅かに前傾角度
21 同 段差状前端
22 同 踵台背部
23 同 踵台左右側部
24 同 歩行用面取り部
3 ベース部
30 同 嵌着機構
31 同 凸部
32 同 凹穴(貫通孔)
33 同 レール部
34 同 嵌合溝
35 同 単位台部
4 踵一体型甲ベル(甲ベルト)
40 同 面ファスナー(束縛機構)
5 履物
50 同 アウターソール
51 同 踵部
52 同 インナーソール
53 同 ヒール部
6 佩用者
60 同 踵
61 同 踵背面
62 同 足左右側面
63 同 足甲
64 同 土踏まず
65 同 足骨
66 同 足根骨
67 同 中足骨
68 同 指骨
69 同 中足骨
7 重心

Claims (9)

  1. 対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けてなるものとしたことを特徴とする体幹姿勢改善具。
  2. 対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設け、佩用者の意識および重心を常時、踵に集中するよう誘導可能としてなるものとしたことを特徴とする体幹姿勢改善具。
  3. 対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けた上、該踵台の左右から佩用者足の左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する甲ベルトを設けてなるものとしたことを特徴とする体幹姿勢改善具。
  4. 対象となる履物アウターソールの踵部上に配設可能であって、佩用者の踵下に相当する範囲だけに、踵接地用天面を水平面状とした所定高さ寸法の踵台を設け、佩用者の足骨中、足根骨を最も高く且つ水平状に支持可能とすると共に、指骨を最も低位とし、中足骨の先端がわを下向き前傾姿勢に誘導可能とするよう、土踏まず対応範囲に段差状前端を設けた上、該踵台の背部および左右から佩用者足の踵背面および左右側面を包み込むよう、甲上に回り込み、長さ調節自在且つ着脱自在とする束縛機構を有する踵一体型甲ベルトを設けてなるものとしたことを特徴とする体幹姿勢改善具。
  5. 踵台の踵接地用天面が、佩用者の足骨中、足根骨がわから指骨がわに向けて低くなるよう、僅かに前傾角度を有するものとしてなる、請求項1ないし4何れか一項記載の体幹姿勢改善具。
  6. 踵台の段差状前端が、その下縁を下向き後方に向けて傾斜するよう切除して歩行用面取り部を設けてなる、請求項1ないし5何れか一項記載の体幹姿勢改善具。
  7. 踵台が、ベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした単位台部とからなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の体幹姿勢改善具。
  8. 踵台が、甲ベルトか、または、踵一体型甲ベルトかの何れか一方に一体化したベース部と、該ベース部に、少なくとも前後方向のズレを阻止可能な嵌着機構を介して交換可能且つ着脱自在に組込み可能とした、1種または高さ寸法の異なる複数種の単位台部とからなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の体幹姿勢改善具。
  9. 請求項1ないし8何れか一項記載の体幹姿勢改善具を、靴や草履などの何れかの履物に組み合わせてなるものとした、請求項1ないし8何れか一項記載の体幹姿勢改善具を利用した履物。
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JP2023029142A (ja) * 2021-08-18 2023-03-03 一男 坪井 拇指球加重の靴中敷き

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