JP2019013158A - 柵用支柱 - Google Patents

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博文 楠本
Hirofumi Kusumoto
博文 楠本
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Abstract

【課題】防獣用柵などの柵を立てる際の作業負担を軽減することができる柵用支柱を提供する。【解決手段】柵用支柱は、杭と、前記杭との間にフェンス体の一部分を挟み込んだ状態で前記杭に取り付けられる留め具と、を備えている。当該柵用支柱は、杭と留め具との間にフェンス体の一部を挟み込んだ状態で留め具を杭に取り付けるだけで、フェンス体を杭に固定することができ、紐や針金を用いてフェンス体を杭に固定する作業が不要である。【選択図】 図1

Description

本発明は、フェンス体を支持して防獣用柵などの柵を形成するための柵用支柱に関するものである。
猪や鹿といった獣が農地や住居に侵入することを防止する方法として、防獣用柵を立てることが従来から行われている。防獣用柵を立てる場合、複数の杭を互いに間隔を空けて地面に打ち込み、それらの杭にフェンス体を固定するというのが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。フェンス体とは、例えば樹脂や金属からなる線によって形成された網目状や格子状のフェンス面を有するものである。
特開2008−306940号公報
上記のような柵を立てる際は、間隔をもって地面に打ち込まれた杭に対して、紐や針金を使ってフェンス体を括り付けてフェンス体を杭に固定することが一般的である。しかし、広大な範囲に防獣用柵を立てるような場合には、地面に打ち込まれる杭の数も膨大になり、杭に対して紐や針金でフェンス体を括り付けて固定する作業も膨大になり、柵を形成する作業が非常に煩雑なものとなっていた。
そこで、本発明は、防獣用柵などの柵を立てる際の作業負担を軽減することができる柵用支柱を提供することを目的とするものである。
本発明に係る柵用支柱は、杭と、前記杭との間にフェンス体の一部分を挟み込んだ状態で前記杭に取り付けられる留め具と、を備えている。
本発明に係る柵用支柱の好ましい実施形態では、前記杭は前記留め具の両端部を挿入するための取付穴を有し、前記留め具は、本体部分が略U字型の形状を有し、両端部が前記取付穴に挿入される前後において両端間の幅寸法が弾性的に変化するように両端が折り返されて弾性構造をなし、前記両端部が前記取付穴に挿入されて両端間の幅寸法が変化することにより前記両端部が前記杭の内面と係合して前記杭に固定されるものである。これにより、留め具の両端部を杭の取付穴に挿入するだけで留め具が杭に固定されるので、杭に対するフェンス体の固定が容易である。
また、杭の長手方向における複数の位置に留め具を取り付けられるように、複数の取付穴が杭の長手方向に等間隔に設けられていることが好ましい。そうすれば、杭に対する留め具の取付け位置を自由に変更することができ、フェンス体の取付けの自由度が広がる。
本発明に係る柵用支柱では、杭と留め具との間にフェンス体の一部を挟み込んだ状態で留め具を杭に取り付けるだけであるので、紐や針金を用いてフェンス体を杭に固定する作業が不要であり、防獣柵などの柵を立てる際の作業負担が軽減される。
柵用支柱の一実施例の構成図である。 同実施例の柵用支柱にフェンス体を固定した状態を示す図である。 同実施例の杭と留め具の構造を説明するための断面図である。 留め具を用いてフェンス体を杭に固定する前の状態を示す断面図である。 留め具の端部を杭の取付穴へ挿入する途中の状態を示す断面図である。 留め具の端部を杭の取付穴へ完全に挿入した状態を示す断面図である。 杭と留め具の構造の他の実施例を説明するための断面図である。
以下に、本発明に係る柵用支柱の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1に一実施例の柵用支柱の構成を示す。
この実施例の柵用支柱は、杭2と留め具4によって構成される。杭2は、例えば中空円筒形状でかつ鋼鉄製の鋼管杭である。杭2の外面には複数の取付穴2aが設けられている。取付穴2aは、杭2の長手方向に等間隔にかつ一列に配置されている。取付穴2aは留め具4を杭2に取り付けるためのものである。この実施例では、取付穴2aは杭2の長手方向へ延びる長穴となっているが、必ずしも長穴である必要はない。
留め具4は一方側(図1において左側)が開口した矩形枠型(略U字型)の形状を有する金具である。留め具4の両側の端部4aが外側方向へ鋭角に折り返されている。
この柵用支柱は、図2に示されているように、杭2の下端部を地中に打ち込み、フェンス体6の一部6aを杭2と留め具4との間に挟み込んだ状態で留め具4の端部4aを杭2の適当な2つの取付穴2aに挿入することにより、フェンス体6を支持する。図2では、フェンス体6として金属線が格子状に組まれたものを用いているが、樹脂製や布製のフェンス体であっても同様に適用することができる。
図3に示されているように、留め具4の端部4aの間の幅寸法Lは杭2の取付穴2aのうち互いに隣り合う2つの取付穴2aの最も近接した端部間の間隔の寸法bと略同一又はそれよりも僅かに大きくなるように設計されている。留め具4の端部4aの折返し部分の幅寸法d(折返しの基端から先端までの幅寸法)は、取付穴2aの長さ寸法aよりも大きくなるように設計されている。留め具4の太さは、例えば1〜2mm程度である。
留め具4を用いてフェンス体6(図2参照)を杭2に固定する際は、図4に示されているように、フェンス体6の一部6aを杭2と留め具4との間に挟み込みながら端部4aを取付穴2aに押し付ける。このとき、留め具4の端部4aの幅寸法dは杭2の取付穴2aの長さ寸法aよりも大きいため、端部4aが取付穴2aの縁に接触する。
図4の状態からさらに留め具4を杭2側へ押し込むと、図5に示されているように、留め具4の端部4aが取付穴2aの内側の縁に押し付けられることによって弾性変形し、端部4aの幅寸法が小さくなる。そして、図6に示さているように、端部4aが完全に取付穴2aの中へ押し込まれると、端部4aは弾性力によって元の状態に戻り、取付穴2aの長さ寸法aよりも大きくなり、留め具4の両端が杭2の内面と係合して取付穴2aから抜けなくなる。これにより、留め具4が杭2に固定され、それによって杭2と留め具4の間に一部6aが挟み込まれたフェンス体6が杭2に固定される。
すなわち、留め具4は、杭2の取付穴2aに挿入される前後において両端間の幅寸法が弾性的に変化するものである。このように、留め具4を構成する材料の弾性を利用して杭2に留め具を固定する構造は、上記のものに限定されない。上記実施例では、留め具4の両端を外側方向へ折り返すことによって弾性構造を形成しているが、図7に示されているように、留め具4の両端を内側方向へ鋭角に折り返して弾性構造を形成してもよい。
図7の実施例では、留め具4の長さ寸法Lを、互いに隣り合う取付穴2aの最も離れた端部間の間隔cと略同一又はそれよりも僅かに小さくなるように設計している。留め具4の端部4aの折返し部分の幅寸法d(折返しの基端から先端までの幅寸法)は、取付穴2aの長さ寸法aよりも大きくなるように設計されている。このように設計しても、上記の実施例と同様に、留め具4の端部4aを取付穴2aに押し込むように留め具4を杭2に押し付けると、端部4aの折返し部分が弾性変形して端部4aが取付穴2aの中に入り込み、留め具4の両端が杭2の内面と係合して取付穴2aから抜けなくなる。
このように、杭2と留め具4からなる柵用支柱は、杭2と留め具4との間にフェンス体6の一部6aを挟み込んだ状態で留め具4の端部4aを杭2の取付穴2aへ挿し込むだけで、フェンス体6を杭2に固定することができるので、紐や針金を用いてフェンス体6を杭2へ括り付けるといった作業が不要になり、防獣用柵などの柵を形成する際の作業負担が大幅に軽減される。
2 杭
2a 取付穴
4 留め具
4a 留め具の端部
6 フェンス体
6a フェンス体の一部

Claims (3)

  1. 杭と、
    前記杭との間にフェンス体の一部分を挟み込んだ状態で前記杭に取り付けられる留め具と、を備えた柵用支柱。
  2. 前記杭は前記留め具の両端部を挿入するための取付穴を有し、
    前記留め具は、本体部分が略U字型の形状を有し、両端部が前記取付穴に挿入される前後において両端間の幅寸法が弾性的に変化するように両端が折り返されて弾性構造をなし、前記両端部が前記取付穴に挿入されて両端間の幅寸法が変化することにより前記両端部が前記杭の内面と係合して前記杭に固定されるものである、請求項1に記載の柵用支柱。
  3. 前記杭の長手方向における複数の位置に前記留め具を取り付けられるように、複数の前記取付穴が前記杭の長手方向に等間隔に設けられている、請求項2に記載の柵用支柱。
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