JP6871451B1 - 鉄筋籠用の固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法 - Google Patents

鉄筋籠用の固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄筋籠の組立現場における溶接作業が必要でない鉄筋籠用の固定具を提供する。【解決手段】鉄筋籠100用の固定具10を、鉄筋籠100を構成する主筋部材110に沿うように配置される第1補助筋12と、第1補助筋12に直交するようにして第1補助筋12に固定されており、鉄筋籠100を構成する組立筋130あるいは補強枠120に沿うように配置される第2補助筋14と、第1補助筋12および第2補助筋14を所定の位置に配置した後、第1補助筋12および第2補助筋14と主筋部材110と組立筋130あるいは補強枠120とをまとめて固定する固定金具16とで構成する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばコンクリート杭に用いられる鉄筋籠を組み立てる際に、当該鉄筋籠を構成する主筋部材と、組立筋(内リング)や補強枠とを互いに固定する固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法に関する。
鉄筋籠は、輪状に形成される組立筋や補強枠に対して直交する方向(縦方向)に複数本の主筋部材を配設し、然る後、組立筋や補強枠と各主筋部材とを互いに固定することによって形成されるが、これを実現させる固定具については従前より様々なものが開発されている。
例えば、特許文献1には、丸棒状の補助筋と取付金具とで構成した固定具が開示されており、この補助筋を補強枠に溶着させることにより、主筋部材に対する溶接を行うことなく、当該主筋部材と補強枠との固定を実現する技術が開示されている。
特許第4858888号明細書
しかしながら、特許文献1に係る固定具であっても、上述のように補強筋と補強枠とを溶接する必要があり、鉄筋籠の組立現場での溶接作業が必要となっていたことから、現場での作業をより簡便に行うことのできる固定具の開発が待たれていた。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、鉄筋籠の組立現場における溶接作業が必要でない固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法を提供することにある。
この発明の一の局面に従うと、
鉄筋籠を構成する主筋部材に沿うように配置される第1補助筋と、
前記第1補助筋に直交するようにして前記第1補助筋に固定されており、前記鉄筋籠を構成する補強枠に沿うように配置される第2補助筋と、
前記第1補助筋および前記第2補助筋を所定の位置に配置した後、前記第1補助筋および前記第2補助筋と前記主筋部材と前記補強枠とをまとめて固定する固定金具とを備えており、
前記第1補助筋の径は、前記主筋部材の径と同一またはそれよりも小さく、かつ、
前記第2補助筋の径は、前記補強枠の厚さと同一またはそれよりも大きいことを特徴とする
鉄筋籠用の固定具が提供される。
好適には、
前記固定金具は、両端に雄ネジが形成された1本の棒状部材をU字状に曲げて形成されたUボルトをコ字状に折り曲げることによって形成された交差クランプと、
前記交差クランプにおける一の前記雄ネジの間に架設される支持板とを備えている。
好適には、
前記固定具は、前記第2補助筋に対して平行な位置であって、かつ、前記第2補助筋から所定の距離をあけて前記第1補助筋に固定された第3補助筋をさらに備えている。
この発明の他の局面に従うと、
上述した固定具を備える鉄筋籠が提供される。
また、この発明のさらに別の局面に従うと、
第1補助筋と前記第1補助筋に直交する第2補助筋と固定金具とを有しており、前記第1補助筋の径は、主筋部材の径と同一またはそれよりも小さく、かつ、前記第2補助筋の径は、補強枠の厚さと同一またはそれよりも大きいことを特徴とする固定具を用いて、
前記第1補助筋を前記主筋部材に沿うように配置するとともに、
前記第2補助筋を前記主筋部材に直交する前記補強枠に沿うように配置し、
前記固定金具を用いて、前記第1補助筋および前記第2補助筋と前記主筋部材と前記補強枠とをまとめて固定する
鉄筋籠の組立方法が提供される。
この発明によれば、主筋部材と組立筋あるいは補強枠とを互いに固定する際、固定具の第1補助筋を主筋部材に沿わせるとともに、第2補助筋を組立筋あるいは補強枠に沿わせて、然る後、固定金具で第1補助筋および第2補助筋と主筋部材と組立筋あるいは補強枠とをまとめて固定することにより、溶接作業を行うことなく組立現場で鉄筋籠を組み立てることができる。
これにより、現場での作業をより簡便に行うことのできる固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法を提供することができた。
固定具10を省略した鉄筋籠100の全体を示す図である。 補強枠120に取り付けた固定具10を描いた、図1(a)におけるA−A線断面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を示す正面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を示す左側面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を示す底面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および補強枠120に取り付けた状態を示す正面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および補強枠120に取り付けた状態を示す左側面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および補強枠120に取り付けた状態を示す底面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および組立筋130に取り付けた状態を示す背面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および組立筋130に取り付けた状態を示す右側面図である。 本発明が適用された固定具10の一例を主筋部材110および組立筋130に取り付けた状態を示す底面図である。 変形例1に係る固定具10を示す正面図である。 変形例1に係る固定具10を主筋部材110および補強枠120に取り付けた状態を示す正面図である。 変形例1に係る固定具10を主筋部材110および補強枠120に取り付けた状態を示す左側面図である。 変形例1に係る固定具10を主筋部材110および組立筋130に取り付けた状態を示す背面図である。 変形例1に係る固定具10を主筋部材110および組立筋130に取り付けた状態を示す右側面図である。
<鉄筋籠100の構成>
図1および図2を参照して、本実施形態に係る固定具10を用いて組み立てられる鉄筋籠100の全体構成について簡単に説明する。
鉄筋籠100は、高層建築物や橋梁を支えるコンクリート杭のせん断補強用に用いられる構造体である。地面に穿設した穴に設置された型枠内に鉄筋籠100を建て込み、さらにコンクリートを打つことによってコンクリート杭が完成する。一般的に鉄筋籠100(図1(a))は、大略、主筋部材110と、補強枠120と、フープ筋140と、補強枠120に対して主筋部材110を固定する固定具10(図2)とで構成されている。また、補強枠120に変えて組立筋130が使用された鉄筋籠100(図1(b))に、当該組立筋130に対して主筋部材110を固定する固定具10を適用してもよい。
主筋部材110は、コンクリート杭に加えられる引張力を主に負担する鉄筋である。本実施の形態では、丸形状の断面を有する長尺の鉄筋が主筋部材110として使用されている(もちろん、主筋部材110の形状はこれに限定されるものではない。)。それぞれの主筋部材110は、互いの長手方向が略平行で、かつ、当該長手方向に直交する断面において、ある点Cを中心とした仮想円VC1上にそれぞれ配置されている(図2を参照)。
これにより、多数の主筋部材110で略円柱状の構造体が構成されている。なお、多数の主筋部材110で構成される構造体の形状は略円柱状に限定されるものではなく、略角柱状やその他の柱状であってもよい。
補強枠120は、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の外側周を囲む帯状の部材であり、所定の曲率で曲げられることによって略円状に形成されている。補強枠120は、例えば、フラットバーで形成されている。主筋部材110の配置と同様に、補強枠120の外観形状は略円状に限定されるものではなく、主筋部材110の配置に合わせて略角状やその他の形状であってもよく、「環状」であればよい。つまり、本明細書において「環状」とは、略円形状だけに限らず、略角形状等も含む概念である。なお、補強枠120の数は、使用される主筋部材110の長さに応じて決定される(図1の例では3つの補強枠120が使用されている。)。また、鉄筋籠100の強度の関係から、互いに隣接する補強枠120同士の間隔は3m以内であることが好ましい。また、上述のように、補強枠120は、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の外側周を囲む部材であるが、これに変えて、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の内側周に補強枠120を設けてもよい。この場合、後述する固定具10の取り付け方向の内外が変わることになる。
組立筋130は、図1(b)に示すように、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の内側周に設けられた丸棒状の部材であり、補強枠120と同様に、所定の曲率で曲げられることによって略円状に形成されている。また、主筋部材110の配置と同様に、組立筋130の外観形状は略円状に限定されるものではなく、主筋部材110の配置に合わせて略角状やその他の形状であってもよく、「環状」であればよい。また、上述のように、組立筋130は、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の内側周に設けられた部材であるが、これに変えて、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の外側周を囲むように組立筋130を設けてもよい。この場合、後述する固定具10の取り付け方向の内外が変わることになる。
フープ筋140は、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の側周を囲む丸棒状の部材であり、補強枠120と同様に、所定の曲率で曲げられることによって略円状に形成されている。また、主筋部材110の配置と同様に、フープ筋140の外観形状は略円状に限定されるものではなく、主筋部材110の配置に合わせて略角状やその他の形状であってもよく、「環状」であればよい。なお、互いに隣接するフープ筋140同士の間隔は、補強枠120同士の間隔に比べて短く、例えば、100〜300mm程度である。
固定具10は、補強枠120や組立筋130に対して主筋部材110を固定するための部材であり、図3から図5に示すように、大略、第1補助筋12と、第2補助筋14と、固定金具16とで構成されている。
第1補助筋12は、主筋部材110に沿うように配置される直線丸棒状の部材である。なお、第1補助筋12は、丸棒に限定されるものではなく、鉄筋を用いてもよいし、角棒状であってもよいし、丸あるいは角のパイプであってもよい。また、第1補助筋12の径(丸状であれば直径、角状であれば厚みを意味する。)は、主筋部材110の径と同一またはそれよりも小さく設定するのが好適である。
第2補助筋14は、組立筋130あるいは補強枠120に沿うように配置される直線丸棒状の部材であり、第1補助筋12に直交するようにして当該第1補助筋12に対して溶接等の手段で固定されている。なお、第1補助筋12と第2補助筋14とを二つの部材で構成する必要はなく、例えば、略L字型または略T字型の一つの部材で一体的に構成してもよい。
この第2補助筋14も第1補助筋12と同様、丸棒に限定されるものではなく、鉄筋を用いてもよいし、角棒状であってもよいし、丸あるいは角のパイプであってもよい。また、組立筋130に沿わせる場合、第2補助筋14の径(丸状であれば直径、角状であれば厚みを意味する。)は、当該組立筋130の径と同一またはそれよりも小さく設定するのが好適である。さらに、補強枠120に沿わせる場合、補強枠120は、通常金属製の薄板が用いられているため、第2補助筋14の径をこれよりも小さくした場合、強度を維持することができない。そのため、第2補助筋14の径(丸状であれば直径、角状であれば厚みを意味する。)は、当該補強枠120の厚さと同一またはそれよりも大きく設定するのが好適である。
固定金具16は、第1補助筋12や第2補助筋14を主筋部材110や組立筋130あるいは補強枠120に固定するための部材であり、本実施形態では、大略、交差クランプ18と、支持板20と、一対のナット22とで構成されている。
交差クランプ18は、両端に雄ネジが形成された1本の棒状部材をU字状に曲げて構成されたUボルトを、略コ字状に折り曲げることによって形成されている。このように略コ字状に折り曲げることにより、交差クランプ18には、U字部(アーチ部)24、一対の腕部26、および、一対のネジ部28が構成されている。
支持板20は、交差クランプ18における一対のネジ部28の間に架設される矩形状の板材であり、これら一対のネジ部28が挿設される一対のネジ孔30(図4を参照)が形成されている。
<鉄筋籠100の組立方法>
次に、本実施形態に係る鉄筋籠100の組立方法について説明する。工事現場において、輪状に形成した補強枠120あるいは組立筋130をそれぞれ地面から略垂直に立てておき、これらの内側あるいは外側に必要な本数の主筋部材110を略水平方向に配置して各主筋部材110と補強枠120あるいは組立筋130とを固定具10を用いて交差接合する。
主筋部材110と補強枠120との交差接合を詳しく説明すると、図6から図8に示すように、主筋部材110と補強枠120との交差位置で、第1補助筋12を主筋部材110に沿うように配置するとともに、第2補助筋14を主筋部材110に直交する補強枠120に沿うように配置する。第1補助筋12を沿わせるのと第2補助筋14を沿わせるのとは、どちらが先であってもよいし、同時でもよい。
然る後、固定金具16を用いて、第1補助筋12および第2補助筋14と主筋部材110と補強枠120とをまとめて固定する。
具体的には、先ず、固定金具16の交差クランプ18の一方側のU字部24を互いに並んでいる主筋部材110および第1補助筋12に外嵌して掛ける。然る後、互いに並んでいる補強枠120および第2補助筋14を交差クランプ18の腕部26で保持させて、一対のネジ部28の間に主筋部材110および第1補助筋12を嵌める。
最後に、腕部26とは反対側から支持板20をあてがい、当該支持板20に形成された一対のネジ孔30にそれぞれネジ部28の先端部を嵌挿してナット22を締めることにより、固定具10による固定が完了する。
図9から図11に示すように、主筋部材110と組立筋130との交差接合も基本的に同様であることから、上述した主筋部材110と補強枠120との交差接合の説明における「補強枠120」を「組立筋130」と読み替えて援用する。また、上述のように、補強枠120は多数の主筋部材110の外側周に配置されているのに対し、組立筋130は多数の主筋部材110の内側周に配置されているので、固定具10を取り付ける方向(外側から取り付けるのか、内側から取り付けるのか)は逆になる。
<鉄筋籠100の構造>
このようにして組み立てられた本実施形態に係る鉄筋籠100は、円柱状に配置された多数の主筋部材110と、多数の主筋部材110の内側に巻回配置された組立筋130と、同じく、多数の主筋部材110を束ねるように外側に巻回配置された補強枠120と、補強枠120や組立筋130に対して主筋部材110を固定する固定具10とを備えている。そして、固定具10を用いて、主筋部材110と、補強枠120あるいは組立筋130とがまとめて固定された構造を有している。
<固定具10の特徴>
本実施形態に係る固定具10によれば、主筋部材110と組立筋130あるいは補強枠120とを互いに固定する際、固定具10の第1補助筋12を主筋部材110に沿わせるとともに、第2補助筋14を組立筋130あるいは補強枠120に沿わせて、然る後、固定具10で第1補助筋12および第2補助筋14と主筋部材110と組立筋130あるいは補強枠120とをまとめて固定することにより、溶接作業を行うことなく組立現場で鉄筋籠を組み立てることができる。
これにより、現場での作業をより簡便に行うことのできる固定具、これを備える鉄筋籠、および、鉄筋籠の組立方法を提供することができた。
<変形例1>
上述した実施形態に係る固定具10では、第1補助筋12および第2補助筋14を用いる例について説明したが、図12に示すように、第2補助筋14に対して平行な位置であって、かつ、第2補助筋14から所定の距離をあけて第3補助筋32を設けてもよい。また、この第3補助筋32は、基本的に第2補助筋14と同等の部材が使用されており、第1補助筋12に溶接等の手段で固定されている。なお、第1補助筋12、第2補助筋14および第3補助筋32を用いる方法が簡便であるが、これらを二つまたは三つの部材で構成する必要はなく、例えば、略H字型の一つの金物でも良いし、第1補助筋12と第2補助筋14を略L字または略T字型の一つの金物で構成し、それに第3補助筋32を溶接等で固定したものとしてもよい。
変形例1に係る固定具10を主筋部材110および補強枠120に対して取り付けた状態を図13および図14に示す。この場合、第2補助筋14と第3補助筋32との間隔は、補強枠120の幅とほぼ同じに設定されている。
また、変形例1に係る固定具10を主筋部材110および組立筋130に対して取り付けた状態を図15および図16に示す。この場合、第2補助筋14と第3補助筋32との間隔は、組立筋130の幅とほぼ同じに設定されている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…固定具、12…第1補助筋、14…第2補助筋、16…固定金具、18…交差クランプ、20…支持板、22…ナット、24…U字部(アーチ部)、26…腕部、28…ネジ部、30…ネジ孔、32…第3補助筋
100…鉄筋籠、110…主筋部材、120…補強枠、130…組立筋、140…フープ筋

Claims (5)

  1. 鉄筋籠を構成する主筋部材に沿うように配置される第1補助筋と、
    前記第1補助筋に直交するようにして前記第1補助筋に固定されており、前記鉄筋籠を構成する補強枠に沿うように配置される第2補助筋と、
    前記第1補助筋および前記第2補助筋を所定の位置に配置した後、前記第1補助筋および前記第2補助筋と前記主筋部材と前記補強枠とをまとめて固定する固定金具とを備えており、
    前記第1補助筋の径は、前記主筋部材の径と同一またはそれよりも小さく、かつ、
    前記第2補助筋の径は、前記補強枠の厚さと同一またはそれよりも大きいことを特徴とする
    鉄筋籠用の固定具。
  2. 前記固定金具は、両端に雄ネジが形成された1本の棒状部材をU字状に曲げて形成されたUボルトをコ字状に折り曲げることによって形成された交差クランプと、
    前記交差クランプにおける一の前記雄ネジの間に架設される支持板とを備えている
    請求項1に記載の固定具。
  3. 前記第2補助筋に対して平行な位置であって、かつ、前記第2補助筋から所定の距離をあけて前記第1補助筋に固定された第3補助筋をさらに備えている
    請求項1または2に記載の固定具。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の固定具を備える鉄筋籠。
  5. 第1補助筋と前記第1補助筋に直交する第2補助筋と固定金具とを有しており、前記第1補助筋の径は、主筋部材の径と同一またはそれよりも小さく、かつ、前記第2補助筋の径は、補強枠の厚さと同一またはそれよりも大きいことを特徴とする固定具を用いて、
    前記第1補助筋を前記主筋部材に沿うように配置するとともに、
    前記第2補助筋を前記主筋部材に直交する前記補強枠に沿うように配置し、
    前記固定金具を用いて、前記第1補助筋および前記第2補助筋と前記主筋部材と前記補強枠とをまとめて固定する
    鉄筋籠の組立方法。
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