JP2019013138A - ケーブルチャネルモジュール、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリ、および、モジュール式アセンブリを組み立てる方法 - Google Patents

ケーブルチャネルモジュール、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリ、および、モジュール式アセンブリを組み立てる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】個々のケーブルチャネルを形成可能で、効率の良い態様で利用可能なケーブルチャネル及びケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリ、および、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリを組み立てる方法を提供する。【解決手段】ケーブルハーネスの少なくとも一部分を受け入れるためのケーブルチャネルモジュール10は、ベース18を有するケーブル支持部12と、ベースの両側に配置された第1のコネクタ14及び第2のコネクタ16と、を備える。第1及び第2のコネクタは、基々、2つの回転軸線を中心として移動可能に構成された関節接続式リンクの第1及び第2の構成部品である。ケーブル支持部は、少なくとも1つの固定点52を有し、固定手段を受け入れるように構成され、関節接続式リンクを介して互いに接続される2つのケーブルチャネルモジュールの相対位置を固定するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルハーネスの少なくとも一部分を受け入れるためのケーブルチャネルモジュールに関する。このケーブルチャネルモジュールは、ベースを有するケーブル支持部と、ベースの両側に配置される第1のコネクタおよび第2のコネクタと、を備えている。第1および第2のコネクタは、少なくとも2つの回転軸線を中心として移動可能に構成された関節接続式リンクのそれぞれの第1および第2の構成部品である。ケーブル支持部は、さらに、少なくとも1つ、好ましくは2つの固定点を備えている。少なくとも1つの固定点は、固定手段を受け入れるように構成され、固定手段は、関節接続式リンクを介して互いに接続される2つのケーブルチャネルモジュールの相対位置を固定するように構成される。本発明は、さらに、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリ、および、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリの組み立て方法に関する。
自動車などの車両では、ケーブルハーネスが形状的要件および電気的要件にしたがって設計される。このことは、ケーブルが、例えば、車両の前部および後部のライトを例えば車両の一方側に配置される照明システムに接続するように設けられること、さらに、ケーブルが、例えば、車両の運転席の電気システムを制御システム等へ接続するように設けられることを意味している。様々なケーブルが、車両全体を通じていわゆるケーブルハーネス内で案内される。
ケーブルハーネスを損傷から保護し、車両内でこれを固定するために、個々のプラスチック製ケーブルチャネルを設けることが知られている。これらの個々のプラスチック製ケーブルチャネルは、車および環境ごとに形状、大きさおよび範囲が異なっている。このため、車両を特定したプラスチック製ケーブルチャネルを、市販されているほとんどの車両ごとに利用可能にしなければならない。したがって、個々のプラスチック製ケーブルチャネルは、様々な車両で流用部品として使用することができない。
個々のケーブルチャネルを製造するために、個々の生産技術プロセスが実施される。これには、そのようなプラスチック製ケーブルチャネルのための、車両を特定した射出成形金型および器具の製造が含まれる。これは、非常に時間のかかるプロセスであり、個々のプラスチック製ケーブルチャネルを取得するのに24ヶ月までの時間がかかり得る。この生産技術プロセスは、労力およびコストの高い要求にも関連しており、これは、例えば特殊車両の小規模生産について小ロットで顧客に供給することを非常に悪いコスト効果にしている。
このため、本発明の1つの目的は、様々な形状を採用することができる個々のケーブルチャネルを形成するのに使用できる低コストのデザインを提供することである。本発明のさらなる目的は、個々のケーブルチャネルを時間効率の良い態様で利用可能にすることである。
この目的は、請求項1の主題によって達成される。
そのようなケーブルチャネルモジュールは、ケーブルハーネスの少なくとも一部分を受け入れるように構成される。このケーブルチャネルモジュールは、ベースを有するケーブル支持部と、ベースの両側に配置される第1のコネクタおよび第2のコネクタと、を備えている。第1および第2のコネクタは、少なくとも2つの回転軸線を中心として移動可能に構成された関節接続式リンクのそれぞれ第1および第2の構成部品である。ケーブル支持部は、さらに、少なくとも1つ、好ましくは2つの固定点を備えている。少なくとも1つの固定点は、固定手段を受け入れるように構成される。固定手段は、関節接続式リンクを介して互いに接続される2つのケーブルチャネルモジュールの相対位置を固定するように構成される。
このようにして、個々のモジュール式ケーブルチャネルが利用可能にされ得る。個々のモジュールが関節接続式リンクによって互いに接続され得るモジュールのコンセプトによって、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリをケーブルチャネルが設置されるべき個々の車両の形状要件および電気要件に合わせることができる。すなわち、ケーブル案内のためのこの代替的な解決策によって、ケーブルチャネルモジュールの様々な引き回しが利用可能になる。そのようなモジュールは、汎用的に使用することができ、したがって、その引き回しは、(例えば、試行錯誤によってこれらを車両に配置することによって)非常に単純な態様で様々な環境に適合することができるので、個々のケーブルチャネルの設計時間は、大幅に低減される。
個々のケーブルチャネルを開発する上での労力およびコストのついての要求は、同様に、大幅に低減される。なぜなら、個々のケーブルチャネルを規定するのにCAD設計が必要なく、また、このため、対応する鋳型および器具の設計も必要ないからである。
モジュールを様々な車両で使用することができるので、先行技術の個々のチャネル、および、対応する鋳型および器具の設計に必要な費用の1つは、大幅に低減される。これによって、個々のケーブルチャネルを小規模生産においても経済的に実現可能になる。
さらに、多種の車両において使用できる様々な個々のケーブルチャネルを形成するために互いに接続され得る複数のモジュールを形成するために、射出器具の1つのみの形状が必要になる。さらに、ケーブルチャネルの一部分が修理またはメンテナンスを必要とする場合、これは、チャネルの全体を取り換える必要なしに、簡単に取り換えられ得る。
個々のモジュールは、より集約的に包装されてもよく、それによって、必要な包装サイズ、および、結果として生じる顧客への輸送コストが低減されることにも留意されたい。
2つの直接的に隣接するケーブルチャネルモジュールを接続するのに固定手段を使用することができる少なくとも1つの固定点を使用することは、個々のケーブルチャネルの所望の最終形状が例えば試行錯誤によって見出されれば、この最終形状が例えば固定手段を固定点に留めることによって簡単に固定され得るように、従前は柔軟であった構造を硬くすることができることを意味している。
好ましくは、少なくとも1つの固定点は、ケーブル支持部のところに配置された支持体に形成される。固定点のために支持体を設けることによって、固定手段のための改善された接続の可能性が可能になる。
有利には、ケーブル支持部は、ベースの2つのさらなる側面のところでベースから突出する2つの側方部材を備えている。少なくとも1つの支持体は、側方部材の一方のところに配置され、好ましくは、2つの支持体が設けられ、それぞれの支持体は、それぞれの側方部材のところに形成される。
有利には、それによって、少なくとも略U字形状の形態、C字形状の形態、または、V字形状の形態を有するケーブル支持部が利用可能になる。例えば実質的にU字形状の形態にケーブル支持部を形成することは、ケーブルハーネスの各部分が環境から保護されるようにその中に保持され得ることを意味している。
固定点が少なくとも概ね側方部材の先端のところに配置されることが好ましい。それぞれの支持体をそれぞれの側方部材の先端のところに配置することによって、固定点へのアクセスが容易になる。これによって、ケーブルハーネスの一部分を支持するケーブル支持部のベースから遠い固定点へ簡単にアクセスすることができる。
好ましくは、固定点は、締まり嵌めによって固定手段を受け入れるように構成される。締まり嵌め(圧入としても知られる)によって、固定点と固定手段との間の強固な接続が確立され得る。
有利には、ケーブルチャネルモジュールは、さらに、ケーブル支持部に接続されるカバーを備えている。カバーは、ケーブル支持部および少なくとも1つの固定点の両方のためのカバーを形成する。好ましくは、カバーは、ベースから突出する2つの側方部材に接続される。一方、カバーは、それによって、ケーブルチャネルモジュール内のケーブルハーネスの一部分、および、固定手段の両方の位置を固定点のところに固定するのに使用することができる。カバーは、ケーブルハーネスを環境から保護することにも使用することができる。
好ましい実施形態では、関節接続式リンクは、自在継ぎ手である。自在継ぎ手によって、それぞれのケーブルチャネルモジュールの互いに対する関節運動が可能になる。
これに関して、自在継ぎ手の第1のコネクタは、それぞれの第2のコネクタのアイおよびウェブと協働するように構成されたフックとして形成される。このようにして、自在継ぎ手が、接続されたケーブルチャネルモジュール同士の間に形成される。
好ましくは、関節接続式リンクは、ボールリンクであり、第1のコネクタは、ボールであり、第2のコネクタはソケットである。このようにして、雄および雌のコネクタがモジュールに設けられ、複数のモジュールを互いに接続し得る容易さおよび速度が促進される。さらに、ボールリンクによって、少なくとも2自由度での動作、すなわち、互いに接続されるケーブルチャネルモジュールの2軸経路設定が可能になる。
好ましくは、ケーブルチャネルモジュールは、さらに、少なくとも1つのインタフェースを備えている。少なくとも1つのインタフェースは、ベース、および、ケーブル支持部の側方部材のうちの少なくとも一方に設けられる。各モジュールのところで少なくとも1つのインタフェースを利用可能にすることによって、モジュールのチェーンのセグメントを周辺環境に対して固定することができる。さらに、そのようなインタフェースは、ケーブルハーネスの一部分の位置をモジュール内に固定することにも使用できる。
このように、少なくとも1つのインタフェースは、例えば、固定要素のためのインタフェース、例えば車両内の取り付け位置に対するインタフェース、および/または、ケーブルハーネスの一部分をケーブルチャネルモジュールに接続するのに使用される固定要素(例えば、ケーブルタイ)のためのインタフェース(例えば、小穴)である。既存のHT製品(例えば、固定用)から形成される固定要素を使用することによって、この製品によって達成可能な販売数を向上することができる。
さらなる態様によれば、上述の目的は、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリによって達成される。このモジュール式アセンブリは、少なくとも第1および第2のケーブルチャネルモジュールを備えている。第1および第2のケーブルチャネルモジュールは、本明細書で提示される教示にしたがって構成される。第1のケーブルチャネルモジュールの第1のコネクタは、第2のケーブルチャネルモジュールの第2のコネクタに接続されて、ケーブルチャネルモジュールの可撓性チェーンの少なくとも一部分を形成する。
個々のケーブルチャネルモジュールに言及して上記で説明され論じられた利点は、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリについても同様に当てはまる。
好ましくは、第2のケーブルチャネルモジュールに接続される第1のケーブルチャネルモジュールは、固定手段によって第2のケーブルチャネルモジュールに固定的に接続される。好ましくは、固定手段は、第1のケーブルチャネルモジュールと第2のケーブルチャネルモジュールとを固定的に接続するために、それぞれのケーブルチャネルモジュールのそれぞれの固定点内に導入される。その結果、それらの相対位置が互いに対して固定される。
そのようなモジュールのコンセプトによって、非常に短い期間(1〜7日)で最終部品に形成され得る個々のモジュールの輸送が可能になる。さらに、個々のモジュールをモジュールの可撓性チェーンへ組み立てて、その後、剛性を有するモジュール式アセンブリにすることは、非常に短い期間(すなわち、数分(例えば、1〜6分))で実施され得る。これは、直接的に隣接するケーブルチャネルモジュールの第1および第2のコネクタを接続し、次いで、所望の最終形状が得られるようにそれぞれのケーブルチャネルモジュールを回転させ、次いで、固定手段によって相対配置を固定することによって、達成される。
有利には、固定手段は、少なくとも概して、真珠チェーンの形状を有する。そのような真珠チェーンは、ストリングと、立方体または球体またはストリングの長さに沿って所定の間隔で配置された他の形状を備えている。固定手段は、代替的に、クリップ、または、個々のケーブルチャネルモジュールの相対回転を所定位置に固定することができる他の種類の固定手段によって形成されてもよい。
可撓性のコンセプトとは対照的に、剛性を有するモジュール式アセンブリは、モジュール式アセンブリの設置に使用可能な空間に一致するように構成されてもよいだけでなく、所定位置に正確に固定されてもよく、また、再現可能な態様で使用されてもよい。それぞれのケーブルチャネルモジュールのそれぞれの固定点内に挿入される固定手段によって、少ない手動労力および高いプロセス信頼性で迅速な組み立てが可能になる。
本発明のさらなる態様は、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリの組み立て方法に関する。この方法は、上述したケーブルチャネルモジュールのような複数のケーブルチャネルモジュールを用意する工程と、それぞれのケーブルチャネルモジュールの第1のコネクタを、隣接するケーブルチャネルモジュールの第1のコネクタに隣接して配置されるそれぞれのケーブルチャネルモジュールの第2のコネクタに接続して、ケーブルチャネルモジュールの可撓性チェーンを得る工程と、可撓性チェーンがケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリの所望の最終形状になるようにケーブルチャネルモジュールの可撓性チェーンを配置する工程と、接続された複数のケーブルチャネルモジュールの各々に固定手段を接続して、剛性を有する最終形状を有するケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリを形成する工程と、を備えている。
個々のモジュールおよびモジュール式アセンブリに言及した上述の利点は、本明細書に記載される方法にも同様に当てはまる。
図面を参照して実施形態に基づいて本発明を以下に説明する。以下が図示されている。
ケーブルチャネルモジュールの第1実施形態の概略図である。 図1の第1実施形態の下方からみた部分図である。 様々な固定要素の概略図である。 図1の第1実施形態の側方部材の部分図である。 さらに様々な固定要素の概略図である。 ケーブルチャネルモジュール第2実施形態の概略部分図である。 第2実施形態によるケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリの概略図である。 さらなる真珠チェーンの様々な例である。 様々な態様の関節における図4の第2実施形態の2つの接続されたケーブルチャネルモジュールの図である。 様々な態様の関節における図4の第2実施形態の2つの接続されたケーブルチャネルモジュールの図である。 様々な態様の関節における図4の第2実施形態の2つの接続されたケーブルチャネルモジュールの図である。 様々な態様の関節における図1の第1実施形態の2つの接続されたケーブルチャネルモジュールの図である。 ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリを組み立てるために実施される工程を示す図である。
図1は、ケーブルハーネス70(これについては図9参照)の少なくとも一部分を受け入れるためのケーブルチャネルモジュール10の第1実施形態の概略図である。ケーブルチャネルモジュール10は、ケーブル支持部12と、互いに反対に配置された第1のコネクタ14および第2のコネクタ16と、を備えている。
ケーブル支持部12は、一方側に開口するように少なくとも略U字状である。ケーブルハーネス70は、この開口側を介して、第1のコネクタ14および第2のコネクタ16と少なくとも略直交する方向に導入される。これに関して、直交座標X,Y,Zが図1に示されている。第1のコネクタ14および第2のコネクタ16の方向に直交するケーブルハーネス70を導入する方向は、図示される例におけるZY平面内にある方向に実質的に対応している。開口側を形成するために、ケーブル支持部12は、ベース18と、ベース18の2つの対向配置された側面22から突出する2つの側方部材20と、を有している。
2つの側方部材20は、略台形形状である。2つの側方部材20の形状は、ベース18から先端22までテーパ状になるように選択される。2つの側方部材20は、ベース18から少なくとも略垂直に延在する。これによって、2つの側方部材20は、ケーブルハーネス70の一部分(これについては図9参照)が受け入れられ得る筐体の一部分を形成する。ケーブル支持部12は、ケーブルハーネス70の少なくとも一部を受け入れるように構成された表面26を有している。この表面26は、2つの側方部材20の間に配置されている。
各側方部材20のベース18から先端22までの高さは、0.5cm〜8cmの範囲内で選択されてもよい。側方部材20の高さは、それぞれのケーブルチャネルモジュール10において案内されるべきケーブルハーネス70の厚みに依存する。このことは、様々な高さのケーブルチャネルモジュール10が組み立てられてケーブルチャネルモジュール10のモジュール式アセンブリ62(これについては図5参照)を形成する用途が存在することを意味している。
概して、ベース18のサイズは、1〜8cm、2〜16cmの範囲内で選択される。この選択されるサイズは、それぞれのケーブルチャネルモジュール10において案内されるべきケーブルハーネス70のサイズに依存する。このことは、様々なサイズのケーブルチャネルモジュール10が組み立てられてケーブルチャネルモジュール10のモジュール式アセンブリ62を形成し得る用途が存在することを意味している。
ベース18の厚み、および、2つの側方部材20の厚みは、概して、ケーブルチャネルモジュール10の用途に応じて1〜10mmの範囲で選択されてもよい。
ケーブルチャネルモジュール10は、例えば、熱硬化性ポリマーおよび熱可塑性物質(例えば、ポリスチレン(PS)またはポリエチレン(PE)、好ましくは、ESDコンプライアントプラスチックまたはポリマーなどのプラスチックから製造されてもよい。ケーブルチャネルモジュール10は、射出成形プロセスまたは押出成形プロセスで形成されてもよい。これによって、軽量性、および、ケーブルチャネルモジュール10の製造簡素性が得られる。
第1のコネクタ14および第2のコネクタ16は、ケーブル支持部12のベース18の2つの側面28のところで、互いに対向して配置されている。ベース18は、このようにして、ベース18によって画定される実質的に1つの平面内に少なくとも4つの側面24,28を有している。2つの側面28は、2つの側面24の間を延在しており、2つの側面24からは、2つの側方部材20が突出している。
さらに、第1のコネクタ14および第2のコネクタ16は、関節接続式リンクのそれぞれの構成部品である。本例では、関節接続式リンクは、カルダンジョイントとしても知られる自在継ぎ手30の形態(これについては、図8参照)である。
この目的のために、第1のコネクタ14は、別のケーブルチャネルモジュール10の第2のコネクタ16のウェブ32を有するアイ16’と係合可能なフック14’として形成される。フック14’の外面の一部分は、湾曲形状を有しており、アイ16’の内面の一部分は、相補的な湾曲を有しており、それぞれ係合される第1のコネクタ14および第2のコネクタ16がウェブ32に対して2軸回転することを可能にしている(自在継ぎ手30を使用した可能な関節運動の様々な状態を以下に例示している図8を参照)。
様々なインタフェース34を図1のケーブルチャネルモジュール10において見ることができる。この目的のために、2つのスロット36がベース18に形成され、2つのマシュルーム状頭部38が2つの側方部材20のところに形成されている。
それぞれのインタフェース34は、固定要素40(これについては、図2b参照)のためのインタフェースとして構成されてもよい。これに加えて、または、代えて、インタフェースは、取付点(図示せず)に対するインタフェースであってもよい。これに加えて、または、代えて、インタフェース34は、ケーブルハーネス70をケーブルチャネルモジュール10に留めるのに使用される留め具要素44(これについては、図9参照)に対するインタフェースであってもよい。
カバー46が、2つの接続部48を介してケーブル支持部12の2つの側方部材20のそれぞれの先端22に接続される。2つの接続部48は、カバー46の取り外しを許容し、その結果、例えばメンテナンス目的で、設置されたケーブルハーネス70にアクセスすることができる。2つの接続部48は、スナップ式接続部のそれぞれの一部分であってもよく、あるいは、異なる態様で構成されていてもよい。
2つの支持体50が、側方部材20の内面20’のそれぞれの先端22の領域において、各側方部材20のところでカバー46の下方に配置されている。この2つの支持体は、図4に示されるように、それぞれの側方部材20の外面20”のところに配置されてもよい。
2つの支持体50は、カバー46によって形成される筐体内に配置されており、互いに対向している。インタフェース34が、各支持体に形成されており、それぞれのインタフェース34は、留め具要素44(例えば、ケーブルタイ(図9参照))を受け入れるように構成される。さらに、各支持体は、固定点52を備えている。固定点52の機能は、後述する。
図2aは、図1のケーブルチャネルモジュールの下方から見た部分図である。これは、さらに、固定要素40(例えば、図2bに示されるようなもの)を受け入れるように構成された対向配置されたチャネルの形態のインタフェース34を備えている。図2bに示される様々な固定要素40は、製造者固有の固定要素40である。ケーブルチャネルモジュール10を車両(図示せず)のシャーシまたは他の構成部品に接続するために製造者固有の固定要素40を使用することによって、モジュール式アセンブリ62の設置が容易になり、設置速度が促進される。
このようにして、モジュール式アセンブリ62は、製造者固有の固定要素40を使用してシャーシの一部分に接続されてもよい。これによって、ケーブルハーネス70によって車両の電気部品が互いに接続され、車両のバッテリに接続され、および/または、車両の制御部品に接続される態様で、車両のケーブルハーネス70をモジュール式アセンブリ62内で案内することができる。既存のHT−製品から形成される固定要素40を(例えば、固定のために)使用することによって、この製品によって達成可能な販売数を向上することができる。
図3aは、図1のケーブルチャネルモジュール10の左側の側方部材20の部分図である。インタフェース34を形成するマシュルーム状頭部38の形状を明確に確認することができる。マシュルーム状頭部38は、柱38’を有している。柱38’は、柱38’よりも大きな外径を有する頭部38”を備えている。マシュルーム状頭部38は、例えば取付点に係合するように構成される。マシュルーム状頭部38は、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリを車両に設置する際に、取付点のところに枢動可能に取り付けられてもよい。代替的に、マシュルーム状頭部38は、図3bに示されるように、マシュルーム状頭部固定要素42のところに枢動可能に取り付けられてもよい。
マシュルーム状頭部38をインタフェース34として選択するのではなく、図3aに示される側方部材のところで右側に示されるようにマシュルーム状頭部のための対応要素42’が設けられてもよい。マシュルーム状頭部のための対応要素42’は、次いで、取付点のところに形成された対応するマシュルーム状頭部(図示せず)、または、そこに形成されたマシュルーム状頭部を有する固定要素(図示せず)を受け入れ、それと枢動可能に係合するように構成される。
図3bは、マシュルーム状頭部固定要素42の様々なデザインを示している。マシュルーム状頭部固定要素42の各々によって、ケーブルチャネルモジュール10が車両の構成部品のところで例えば枢動可能に取り付けられ得るように、ケーブルチャネルモジュール10のマシュルーム状頭部38を車両の構成部品に接続することが可能になる。
図4は、ケーブルチャネルモジュール10の第2実施形態の概略部分図を示している。この第2実施形態は、別の種類のデザインの第1のコネクタ14および第2のコネクタ16を備えている。第1のコネクタ14および第2のコネクタ16は、関節接続式リンクのそれぞれの構成部品でもある。本例では、第1および第2のコネクタは、雄コネクタおよび雌コネクタとも称され得る。
図4の関節接続式リンクは、ボールリンクとして構成される。この目的のために、第1のコネクタ14は、ボール14”として構成され、第2のコネクタ16は、別のケーブルチャネルモジュール10(これについては、例えば図5参照)からボール14”を受け入れるように構成されたソケット16”として構成される。
この実施形態の支持体50は、側方部材の外面20”上に配置されており、それぞれの固定点52を備えている。固定点52は、固定手段54を受け入れるように構成される。固定手段54は、剛性を有するモジュール式アセンブリ62を形成するために、第1のコネクタ14および第2のコネクタ16によって関節接続の態様で互いに接続される2つのケーブルチャネルモジュール10の位置を固定するのに使用される。
具体的には、固定点52は、締まり嵌めによって固定手段54を受け入れるように構成される。本例では、固定手段54は、ストリング60に取り付けられた立方体58を備える真珠チェーン56の形態で構成される。
図5は、第2実施形態によるケーブルチャネルモジュール10のモジュール式アセンブリ62の概略図を示している。ケーブルチャネルモジュール10の可撓性チェーン64を形成するために、第1のケーブルチャネルモジュール10の第1のコネクタ14は、第2のケーブルチャネルモジュール10の第2のコネクタ16に接続され、第2のケーブルチャネルモジュール10の第1のコネクタ14は、第3のケーブルチャネルモジュール10の第2のコネクタ16に接続される。
ケーブルチャネルモジュール10の可撓性チェーン64が得られると、ケーブルチャネルモジュール10は、2つの真珠チェーン56によって固定的に互いに接続される。2つの真珠チェーン56によって利用可能になる固定接続は、隣接するケーブルチャネルモジュール10同士がそれらの位置を維持するとともに剛性を有するモジュール式アセンブリ62が得られる程度に、可撓性チェーン64を強化する。
図6は、別の真珠チェーン56の様々な例を示している。いずれの場合も、真珠チェーン56は、球66を備えている。左側の真珠チェーン56は、浴室の洗面台またはキッチンのシンク(両方とも図示せず)用の栓に関連して通常使用されるチェーンである。右側の真珠チェーン56は、ビーズ状ケーブルタイラップの部分図である。
図6に示される例の両方において、真珠チェーン56の個々の球66は、非常に様々な剛性を有するモジュール式アセンブリ62を得ることができる比較的短い間隔で離間されている。
これに関して、真珠チェーン56は、その長さに沿って起伏形状を有していることに留意されたい。このため、起伏形状の頂部は、例えば固定点52内に挿入されることによってそれぞれの固定点52と係合する固定手段54の一部分として作用する。頂部は、これに関して、多くの異なる形状(例えば、立方体58の形状、球66の形状)を採用することができる。
図7a〜7cは、真珠チェーン56の機能をより正確に定義し、それによって、ケーブルチャネルモジュール10の組み立てられた可撓性チェーン64を使用して様々な形態の経路がどのようにして利用可能なるかを説明するために、様々な態様の関節接続における2つの接続されたケーブルチャネルモジュール10の様々な図を示している。
図7aは、互いに接続される前の2つのケーブルチャネルモジュール10を示している。参照しやすいように、X,Y,Z方向における直交座標系も示されている。各ケーブルチャネルモジュール10の長さLは、第1のコネクタ14から第2のコネクタ16まで延在する線の長さとして定義される。
真珠チェーン56によって2つのケーブルチャネルモジュール10を固定するのに使用される左側の複数の固定点52の間の長さaが、図7aの左側に示されている。真珠チェーン56によって2つのケーブルチャネルモジュール10を固定するのに使用される右側の複数の固定点52の間の長さbが、図7aの右側に示されている。長さa,bの両方は、各ケーブルチャネルモジュール10の幾何学的中心から測定される。
図7aの2つのケーブルチャネルモジュール10は互いに実質的に平行に配置されているので、長さa=長さbであり、長さaは長さLに一致している。このことは、ケーブルチャネルモジュールの経路を設定する直線について、a=b=Lが選択されることを意味している。
図7bは、モジュール式アセンブリ62の側面図である。これに関して、左側のケーブルチャネルモジュール10は、y方向において、右側のケーブルチャネルモジュール10に対して上向きに枢動される。上向きの経路設定を達成するために、長さの比a/b、すなわち、それぞれの真珠チェーン56の長さの比は、ケーブルチャネルモジュール10の長さL未満である。このため、例えば上向きの直線経路を達成するためには、a=bであり、a,bの両方はL未満である。したがって、下向きの経路設定を達成するためには、長さの比a/bは、長さLよりも大きくなければならない(例えば、a=b>L)。
図7cは、z方向における左側の湾曲に影響を与えるモジュール式アセンブリ62を示している。この目的のために、長さaは、ケーブルチャネルモジュール10の長さL未満であり、長さbは、ケーブルチャネルモジュール10の長さLよりも大きい(すなわち、左側の真珠チェーン56の長さは、右側の真珠チェーン56の長さよりも短く選択される)。したがって、右側の湾曲を達成するために、左側の真珠チェーン56の長さaは、ケーブルチャネルモジュール10の長さLよりも大きくなければならならず、右側の真珠チェーン56の長さbは、ケーブルチャネルモジュール10の長さL未満でなければならない。
図示されてはないが、隣接するケーブルチャネルモジュール10同士の間に存在する関節接続式リンクに起因して、y方向およびz方向の両方においても経路設定を実現可能である。この場合、上述の比の組み合わせが選択されなければならない。
図8は、様々な態様の関節接続の、第1実施形態の2つの接続されたケーブルチャネルモジュール10の図を示している。図示されるカルダンジョイント30によって、図7に示されるボールリンクと同じ自由度の関節接続が可能になる。カルダンジョイント30のウェブ32の延在方向は、図面中のZ軸に一致する。
第1のコネクタ14を形成するフック14’は、Y方向においてウェブ32を中心に枢動されてもよい。フック14’の外面の丸い形状は、Z方向における互いに対するケーブルチャネルモジュール10のピボットを可能にする第2のコネクタ16のアイ16’内で回転することができる。
第1実施形態によるケーブルチャネルモジュール10の切欠部も図示されている。フック14’の丸い形状を、アイ16’の相補的な形状の内面、および、別のケーブルチャネルモジュール10の別のフックが係合可能なウェブ32と同様に、はっきりと見ることができる。
図9a〜fは、ケーブルチャネルモジュール10のモジュール式アセンブリ62を組み立てるために実行される各工程を示す図を示している。
図9aに示される第1の工程では、4つのケーブルチャネルモジュール10が用意される。それぞれのケーブルチャネルモジュール10の第1のコネクタ14は、ケーブルチャネルモジュール10の可撓性チェーン64を得るために、隣接するケーブルチャネルモジュール10の第2のコネクタ16内に挿入されている。
ケーブルタイの形態の留め具要素44が、ケーブルタイ44のためのインタフェース34を形成するそれぞれのアイを介して、ケーブルチャネルモジュール10のうちの1つ内に導入されている。
図9bは、ケーブルチャネルモジュール10のうちの1つのインタフェース34に固定要素40を取り付ける様子を示している。固定要素40は、その後、モジュール式アセンブリ62を車両に固定するために使用されるであろう。
図9cは、ケーブルチャネルモジュール10の可撓性チェーン64を真珠チェーン56によって固定する工程を示している。それによって、可撓性チェーン64は、ケーブルチャネルモジュール10のモジュール式アセンブリ62の所定の剛性を有する最終形状が得られるように、適所に固定される。
図9dは、ケーブルハーネス70の一部分をモジュール式アセンブリ62内に配置する工程を示している。そのままの状態で、ケーブルタイ44が締められ、ケーブルハーネス70の一部分が固定位置に保持される。
図9eは、カバー46をそれぞれのケーブルチャネルモジュール10に適用する工程を示している。カバー46は、ケーブルハーネス70を環境から保護する助けとなる。図9eに示される工程の後、ケーブルハーネス70を備える組み立てられたモジュール式アセンブリ62は、図9fに示されるように、車両内に挿入され、車両に固定される。
これに関して、組み立てられたモジュール式アセンブリ62の経路を車両の外部に固定するのではなく、ケーブルチャネルモジュール10の可撓性チェーン64を車両内に挿入することができ、また、真珠チェーン56によって可撓性チェーン64を固定する工程を車両内で行えることに留意されたい。このように、ケーブルハーネス70をモジュール式アセンブリ62に留める工程、および、カバー46をケーブルチャネルモジュール10上に配置する工程は、車両内で同様に行われる。
様々な形状の2つ以上のモジュール式アセンブリ62が車両内に設けられる場合、次いで、最終形状を有する剛性を有するモジュール式アセンブリ62が車両内に挿入されるように、モジュール式アセンブリのうちの幾つかが車両の外部で組み立てられてもよく、一方、他のモジュール式アセンブリが可撓性チェーン64(これは、次いで、最終的に車両内で組み立てられる)として挿入されてもよいことにも留意されたい。
10…ケーブルチャネルモジュール
12…ケーブル支持部
14…第1のコネクタ
14’…フック
14”…ボール
16…第2のコネクタ
16’…アイ
16”…ソケット
18…ベース
20…側方部材
20’…内面
20”…外面
22…先端
24…側面
26…表面
28…側面
30…自在継ぎ手
32…ウェブ
34…インタフェース
36…スロット
38…マシュルーム状頭部
38’…柱
38”…頭部
40…固定要素
42…マシュルーム状頭部固定要素
42’…マシュルーム状頭部のための対応要素
44…留め具要素
46…カバー
48…接続部
50…支持体
52…固定点
54…固定手段
56…真珠チェーン
58…立方体
60…ストリング
62…モジュール式アセンブリ
64…可撓性チェーン
66…球
68…中央
70…ケーブルハーネス
a…長さ
b…長さ
L…長さ

Claims (13)

  1. ケーブルハーネス(70)の少なくとも一部分を受け入れるためのケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    ベース(18)を有するケーブル支持部(12)と、
    前記ベース(18)の両側(28)に配置された第1のコネクタ(14)および第2のコネクタ(16)と
    を備え、
    前記第1および第2のコネクタ(14,16)は、それぞれ、少なくとも2つの回転軸線を中心として移動可能に構成された関節接続式リンク(30;14”,16”)の第1および第2の構成部品であり、
    前記ケーブル支持部(12)は、さらに、少なくとも1つ、好ましくは2つの固定点(52)を備え、
    前記少なくとも1つの固定点(52)は、固定手段(54)を受け入れるように構成され、
    前記固定手段は、前記関節接続式リンク(30;14”,16”)を介して互いに接続される2つのケーブルチャネルモジュール(10)の相対位置を固定するように構成され、
    前記少なくとも1つの固定点(52)は、前記ケーブル支持部(12)のところに配置された支持体(50)に形成され、
    前記ケーブル支持部(12)は、前記ベースの2つの他の側面(24)のところで前記ベース(18)から突出する2つの側方部材(20)を備え、
    前記少なくとも1つの支持体(50)は、前記側方部材(20)のうちの一方のところに配置され、
    好ましくは、2つの支持体(50)が設けられ、
    それぞれの支持体(50)は、それぞれの前記側方部材(20)のところに形成された
    ケーブルチャネルモジュール。
  2. 請求項1に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記固定点(52)は、前記側方部材(20)の少なくとも概して先端(22)のところに配置された
    ケーブルチャネルモジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記固定点(52)は、締まり嵌めによって前記固定手段(54)を受け入れるように構成された
    ケーブルチャネルモジュール。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    さらに、前記ケーブル支持部(12)に接続され、前記ケーブル支持部(12)および前記少なくとも1つの固定点(52)の両方のためのカバーを形成するカバー(46)を備え、
    好ましくは、前記カバーは、前記ベース(18)から突出する前記2つの側方部材(20)に接続される
    ケーブルチャネルモジュール。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記関節接続式リンクは、自在継ぎ手(30)である
    ケーブルチャネルモジュール。
  6. 請求項5に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記自在継ぎ手(30)の前記第1のコネクタ(14)は、それぞれの前記第2のコネクタ(16)のウェブ(32)およびアイ(16’)と協働するように構成されたフック(14’)として形成された
    ケーブルチャネルモジュール。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記関節接続式リンクは、ボールリンクであり、
    前記第1のコネクタ(14)は、ボール(14”)であり、
    前記第2のコネクタ(16)は、ソケット(16”)である
    ケーブルチャネルモジュール。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    さらに、少なくとも1つのインタフェース(34)を備え、
    前記少なくとも1つのインタフェース(34)は、前記ケーブル支持部(12)の前記側方部材(20)および前記ベース(18)のうちの少なくとも一方のところに設けられた
    ケーブルチャネルモジュール。
  9. 請求項8に記載のケーブルチャネルモジュール(10)であって、
    前記少なくとも1つのインタフェース(34)は、固定要素(40;42’)のためのインタフェース、取付点に対するインタフェース、および、留め具要素(44)のためのインタフェースのうちの少なくとも1つである
    ケーブルチャネルモジュール。
  10. ケーブルチャネルモジュール(10)のモジュール式アセンブリ(62)であって、
    少なくとも第1および第2のケーブルチャネルモジュール(10)を備え、
    前記第1および第2のケーブルチャネルモジュール(10)は、請求項1ないし請求項9のいずれか一項にしたがって構成され、
    前記第1のケーブルチャネルモジュール(10)の前記第1のコネクタ(14)は、ケーブルチャネルモジュール(10)の可撓性チェーン(64)の少なくとも一部分を形成するために、前記第2のケーブルチャネルモジュール(10)の前記第2のコネクタ(16)に接続される
    モジュール式アセンブリ。
  11. 請求項10に記載のモジュール式アセンブリ(62)であって、
    前記第2のケーブルチャネルモジュール(10)に接続される前記第1のケーブルチャネルモジュール(10)は、固定手段(54)によって前記第2のケーブルチャネルモジュールに固定的に接続され、
    好ましくは、前記固定手段(54)は、前記第1および第2のケーブルチャネルモジュール(10)の相対位置が固定されるように前記第1および第2のケーブルチャネルモジュール(10)を固定的に接続するために、それぞれのケーブルチャネルモジュール(10)のそれぞれの前記固定点(52)内に導入される
    モジュール式アセンブリ。
  12. 請求項11に記載のモジュール式アセンブリ(62)であって、
    前記固定手段(54)は、真珠チェーン(56)の形状を少なくとも概して有している
    モジュール式アセンブリ。
  13. ケーブルチャネルモジュール(10)のモジュール式アセンブリ(62)を組み立てる方法であって、
    好ましくは請求項1ないし請求項9のいずれか一項にしたがって、複数のケーブルチャネルモジュール(10)を用意する工程と、
    それぞれのケーブルチャネルモジュール(10)の第1のコネクタ(14)を、隣接するケーブルチャネルモジュール(10)の前記第1のコネクタ(14)に隣接して配置される、それぞれのケーブルチャネルモジュール(10)の第2のコネクタ(16)に接続して、ケーブルチャネルモジュール(10)の可撓性チェーン(64)を得る工程と、
    前記可撓性チェーン(64)がケーブルチャネルモジュール(10)の前記モジュール式アセンブリ(62)の所望の最終形状になるように、ケーブルチャネルモジュール(10)の前記可撓性チェーン(64)を配置する工程と、
    接続された前記複数のケーブルチャネルモジュール(10)の各々に固定手段(54)を接続して、剛性を有する前記最終形状を有するケーブルチャネルモジュール(10)のモジュール式アセンブリ(62)を形成する工程と
    を備える方法。
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