JP2019012715A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立効率を向上させ電気的短絡の発生を防止する。【解決手段】ボビンとコイルとを備え、コイルは、連結部43aを有する第1コイル部材3aと、連結部43bを有して各連結部43a,43bに挿通されたねじを介して第1コイル部材3aと接続される第2コイル部材3bとを備え、ボビンは、底板11a、筒体11bおよび支持部11cを有する第1ボビン部材2aと、絶縁板12aを有する第2ボビン部材2bとを備え、第1コイル部材3aは、筒体11bが挿通され底板11a上に配設された状態で支持部11cによって位置決めされると共に連結部43aが支持部11cによって支持され、絶縁板12aは、筒体11bが挿通された状態で第1コイル部材3a上に配設され、第2コイル部材3bは、筒体11bが挿通されて絶縁板12a上に配設された状態で支持部11cによって位置決めされると共に連結部43bが支持部11cによって支持されている。【選択図】図14

Description

本発明は、ボビンおよびボビンに巻回されたコイルを備えたコイル部品に関するものである。
この種のコイル部品として、下記特許文献1において出願人が開示したコイル部品が知られている。このコイル部品は、コイル用ボビン、第1コイル巻線、第2コイル巻線、および接続部材としてのネジを備えて構成されている。このコイル部品を組み立てる際には、第1コイル巻線の裏面とコイル用ボビンの一端部とを対向させ、次いで、コイル用ボビンの一端部に設けられている突起部と第1コイル巻線に設けられている切込部とを位置合わせする。続いて、第1コイル巻線に設けられている開口にコイル用ボビンにおける筒状部の一端部を挿入する。この際に、コイル用ボビンの突起部が第1コイル巻線の切込部に挿通される。次いで、コイル用ボビンのフランジ部と第1コイル巻線の裏面とを当接させた状態で、第1コイル巻線をコイル用ボビンに対して回動させる。この際に、コイル用ボビンの突起部が第1コイル巻線の縁部に係合し、コイル用ボビンと第1コイル巻線とが位置決めされた状態で固定される。これにより、第1コイル巻線がコイル用ボビンに組み付けられる。続いて、第2コイル巻線の裏面とコイル用ボビンの他端部とを対向させ、次いで、コイル用ボビンの他端部に設けられている突起部と第2コイル巻線に設けられている切込部とを位置合わせする。続いて、第2コイル巻線の開口にコイル用ボビンにおける筒状部の他端部を挿入する。この際に、コイル用ボビンの突起部が第2コイル巻線の切込部に挿通される。次いで、コイル用ボビンのフランジ部と第2コイル巻線の裏面とを当接させた状態で、第2コイル巻線をコイル用ボビンに対して回動させる。この際に、コイル用ボビンの突起部が第2コイル巻線の縁部に係合し、コイル用ボビンと第2コイル巻線とが位置決めされた状態で固定される。これにより、第2コイル巻線がコイル用ボビンに組み付けられる。続いて、第1コイル巻線に設けられている端子部と第2コイル巻線に設けられている端子部とをネジで連結して電気的に接続する。以上により、コイル部品が組み立てられる。
特許第5273192号公報(第4−9頁、第7,8,10図)
ところが、上記したコイル部品には、改善すべき以下の課題がある。具体的には、このコイル部品を組み立てる際には、コイル用ボビンの筒状部の一端部を第1コイル巻線の開口に挿入し、コイル用ボビンの筒状部の他端部を第2コイル巻線の開口に挿入し(つまり、各コイル巻線の各開口にコイル用ボビンの筒状部を異なる方向から挿入し)、かつ各コイル巻線をコイル用ボビンに対して回動させてコイル用ボビンと各コイル巻線とを位置決めさせた状態で固定する必要があり、組立工程が煩雑となっている。また、組立工程(特に回動させる工程)が煩雑なため、ロボットによる自動組立を行うことが困難な結果、組立効率の向上が困難となっている。また、このコイル部品を組み立てる際には、第1コイル巻線の端子部と第2コイル巻線の端子部とをネジで連結する。この場合、ネジを締め込む際に、端子部がネジによって削られて切粉やバリが発生することがあり、コイル部品の組み込まれた基板等にこのような切粉やバリが落下したときには、電気的短絡が発生するおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、組立効率の向上および電気的短絡の発生の防止を実現し得るコイル部品を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るコイル部品は、非導電性のボビンと、当該ボビンに巻回されたコイルとを備え、前記コイルは、弧状または螺旋状に形成された第1の本体部、および第1の連結用孔が形成されて前記第1の本体部の一端部に設けられた第1の連結部を有する第1のコイル部材と、弧状または螺旋状に形成された第2の本体部、および第2の連結用孔が形成されて前記第2の本体部の一端部に設けられた第2の連結部を有して前記各連結部の前記各連結用孔に挿通されたねじを介して前記第1のコイル部材と電気的に接続される第2のコイル部材とを備えて構成され、前記ボビンは、中央部に第1の開口部が形成された底板、前記第1の開口部に連通するように前記底板に立設された筒体、当該筒体の中心軸に沿って当該筒体の先端部から前記底板に向けて前記第1のコイル部材が移動したときに当該第1のコイル部材を位置決め可能な第1の位置決め部、前記中心軸に沿って前記筒体の先端部から前記底板に向けて前記第2のコイル部材が移動したときに当該第2のコイル部材を位置決め可能な第2の位置決め部、および前記各コイル部材における前記各連結部の下部を取り囲んで支持可能に形成されて前記底板に設けられた支持部を有する第1のボビン部材と、中央部に第2の開口部を有して前記各コイル部材の間に配設されて当該各コイル部材を絶縁する板状の第1の絶縁体を有する第2のボビン部材とを備えて構成され、前記第1のコイル部材は、前記第1の本体部に前記筒体が挿通されて前記底板上に配設された状態で前記第1の位置決め部によって位置決めされると共に前記第1の連結部が前記支持部によって支持され、前記第1の絶縁体は、前記第2の開口部に前記筒体が挿通された状態で前記第1のコイル部材上に配設され、前記第2のコイル部材は、前記第2の本体部に前記筒体が挿通されて前記第1の絶縁体上に配設された状態で前記第2の位置決め部によって位置決めされると共に前記第2の連結部が前記支持部によって支持されている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記第2のボビン部材は、中央部に第3の開口部を有する板状の第2の絶縁体を備えて構成され、前記第2の絶縁体は、前記第3の開口部に前記筒体が挿通された状態で前記第2のコイル部材上に配設されている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記各絶縁体は、互いに離間して対向する状態で各々の縁部の一部が側壁によって接続されて一体に構成されている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記第2の本体部は、互いに離間して対向する2つの環状部を有して螺旋状に形成され、前記第2のボビン部材は、前記側壁の内面から突出する鍔状に形成されて、前記各環状部の間に挿入されて当該各環状部を互いに離間した状態で保持する非導電性の保持部を備えている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記支持部が前記第1の位置決め部および前記第2の位置決め部として機能する。
また、本発明に係るコイル部品は、前記筒体の基端部側に挿入される第1の柱状部を有する第1のコアと、前記筒体の先端部側に挿入される第2の柱状部を有する第2のコアとを備え、前記第1のボビン部材は、前記第1のコアを位置決めする第3の位置決め部を備えている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記第2のボビン部材は、前記第2のコアを位置決めする第4の位置決め部を備えている。
また、本発明に係るコイル部品は、前記第3の位置決め部は、前記第2のコアを位置決め可能に構成されている。
本発明に係るコイル部品によれば、筒体の中心軸に沿って筒体の先端部から底板に向けて第1のコイル部材が移動したときに第1のコイル部材を位置決め可能な第1の位置決め部、中心軸に沿って筒体の先端部から底板に向けて前記第2のコイル部材が移動したときに第2のコイル部材を位置決め可能な第2の位置決め部を第1のボビン部材に設けたことにより、各コイル部材を1つの向き(筒体の先端部から底板に向かう向き)に移動させるだけで各コイル部材を第1のボビン部材に対して位置決めすることができる。このため、このコイル部品によれば、2つのコイル巻線にコイル用ボビンの筒状部を異なる方向から挿入し、かつコイル用ボビンに対して各コイル巻線を回動させてコイル用ボビンと各コイル巻線とを位置決めする従来の構成と比較して、組立工程を十分に簡略することができる。また、組立工程が簡略されるため、ロボットによる自動組立を行うことができる結果、組立効率を十分に向上させることができる。また、このコイル部品によれば、各コイル部材における各連結部の下部を取り囲んで支持可能に形成された支持部を第1のボビン部材に設けたことにより、第1のコイル部材の第1の連結部と第2のコイル部材の第2の連結部とを連結する際の第1の連結用孔に対するねじのねじ込みによって切粉やバリが発生したとしても、その切粉やバリを支持部によって確実に受け止めることができる。このため、このコイル部品によれば、コイル部品が組み込まれる電気回路等に切粉やバリが落下して電気的短絡が発生する事態を確実に回避することができる。
コイル部品1,101の斜視図である。 コイル部品1の分解斜視図である。 第1ボビン部材2aの斜視図である。 第1ボビン部材2aの平面図である。 第2ボビン部材2bの斜視図である。 第2ボビン部材2bの平面図である。 第1コイル部材3aの斜視図である。 第1コイル部材3aの平面図である。 第2コイル部材3bの斜視図である。 第2コイル部材3bの平面図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第1の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第2の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第3の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第4の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第5の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第6の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第7の説明図である。 コイル部品1の組み立て方法を説明する第8の説明図である。 図1のX平面で切断したコイル部品101の断面図である。
以下、コイル部品の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、コイル部品の一例としての図1に示すコイル部品1の構成について説明する。コイル部品1は、例えばスイッチング電源装置などに用いられる電気部品であって、同図および図2に示すように、ボビン2、コイル3およびコア4a,4bを備えて構成されている。なお、コア4a,4bを備えずに、ボビン2およびコイル3だけで構成された部品もコイル部品に相当する。
ボビン2は、図2に示すように、第1ボビン部材2a(第1のボビン部材)および第2ボビン部材2b(第2のボビン部材)を備えて構成されている。
第1ボビン部材2aは、図3,4に示すように、底板11a、筒体11b、支持部11cおよび4つの突起部11dを備えて構成され、非導電性材料(例えば樹脂)によってこれらが一体に形成されている。
底板11aは、図4に示すように、中央部に円形の開口部21(第1の開口部)を有する板状に形成されている。また、図3,4に示すように、底板11aにおける対向する2つの縁部には、壁部22がそれぞれの縁部に沿って立設されている。また、筒体11bは、円筒状に形成されて底板11aの開口部21に連通するように底板11aに立設されている。
支持部11cは、図3,4に示すように、底板11aから底板面方向に延出する底部25、および底部25に立設された例えば平面視U字状の壁部26を備えて構成されている。この支持部11cは、コイル3を構成する後述する第1コイル部材3aの連結部43a(第1の連結部)および第2コイル部材3bの連結部43b(第2の連結部)の下部(具体的には、連結部43a,43bの下面および側面)を取り囲んで支持すると共に(図11,14参照)、第1コイル部材3aを位置決めする第1の位置決め部および第2コイル部材3bを位置決めする第2の位置決め部として機能する。また、この支持部11cは、図11,14に示すように、第1コイル部材3aおよび第2コイル部材3bを筒体11bの中心軸Aに沿って筒体11bの先端部から底板11aに向けて移動させたときに、連結部43a,43bが壁部26の内側に嵌め込まれて位置決めされる位置に形成されている。なお、支持部11cの形状は、上記した形状に限定されず、例えば、平面視コ字状の壁部を有する形状や、全体として半球状の形状等の各種の形状を採用することができる。
突起部11dは、図3,4に示すように、底板11aに立設された各壁部22の両端部からそれぞれ突出するように形成されている。この突起部11dは、コア4aを位置決めする第3の位置決め部として機能する。
第2ボビン部材2bは、図5,6に示すように、絶縁板12a,12bおよび側壁12cを備えて構成され、これらが一体となって側面視コ字状となるように非導電性材料(例えば樹脂)によって形成されている。
絶縁板12aは、第1の絶縁体に相当し、図5,6に示すように、中央部に開口部31a(第2の開口部)を有する板状に形成されている。また、絶縁板12aには、2つの突起部32aが形成されている。
絶縁板12bは、第2の絶縁体に相当し、図5,6に示すように、中央部に開口部31b(第3の開口部)を有する板状に形成されている。また、絶縁板12bには、2つの突起部32bが形成されている。
側壁12cは、図5,6に示すように、板状に形成され、互いに離間して対向する状態の絶縁板12a,12bの各縁部の一部を接続している。また、側壁12cには、2つの突起部32cが形成されている。この場合、上記した突起部32a,32b,32cは、コア4bを位置決めする第4の位置決め部として機能する。
この第2ボビン部材2bは、後述するコイル3の第2コイル部材3bを挟み込んだ状態(図13参照)で、絶縁板12a,12bの各開口部31a,31bに第1ボビン部材2aの筒体11bが挿通されて第1コイル部材3a上に配設される(図14参照)。また、絶縁板12aは、第1コイル部材3aと第2コイル部材3bとを絶縁し、絶縁板12bは、第2コイル部材3bとコア4bとを絶縁する機能を有している。
コイル3は、図2に示すように、第1コイル部材3a(第1のコイル部材)および第2コイル部材3b(第2のコイル部材)で構成されて、ボビン2に巻回される。
第1コイル部材3aは、図7,8に示すように、略弧状(円環の一部にスリットを設けた形状)の本体部41a(第1の本体部)と、本体部41aの一端部(両図における右側の端部)に設けられた連結部43aと、本体部41aの他端部(両図における左側の端部)に設けられた接続部45aとを備えて、導電性材料(例えば、銅)によって形成されている。また、連結部43aには、図2に示すねじ60に螺合するねじ孔42a(第1の連結用孔)が形成されている。また、接続部45aには、外部の接続対象(接続端子等)に接続する際に用いる図外のねじを挿通させるための挿通孔44aが形成されている。
第2コイル部材3bは、図9,10に示すように、螺旋状(円環の一部にスリットを設けたものを重ねた形状)に形成された本体部41b(第2の本体部)と、本体部41bの一端部(両図における左側の端部)に設けられた連結部43bと、本体部41bの他端部(両図における右側の端部)に設けられた接続部45bとを備えて、導電性材料(例えば、第1コイル部材3aと同じ材料である銅)によって形成されている。また、連結部43bには、図2に示すねじ60を挿通可能な挿通孔42b(第2の連結用孔)が形成されている。また、接続部45bには、外部の接続対象(接続端子等)に接続する際に用いる図外のねじを挿通させるための挿通孔44bが形成されている。
この場合、第1コイル部材3aおよび第2コイル部材3bは、連結部43aのねじ孔42aおよび連結部43bの挿通孔42bに挿通された(ねじ込まれた)ねじ60を介して当該第1のコイル部材と電気的に接続され(図16参照)、第1ボビン部材2aの筒体11bの周囲を巻回する螺旋状のコイル3(図2参照)を構成する。
コア4aは、第1のコアに相当し、図2に示すように、板状部51a、柱状部52a(第1の柱状部)および2つの側部53aを備え、磁性材料によって形成されている。コア4bは、第2のコアに相当し、同図に示すように、板状部51b、柱状部52b(第2の柱状部)および2つの側部53bを備え、コア4aと同形状に構成されている。この場合、コア4aは、図18に示すように、柱状部52aが第1ボビン部材2aの筒体11bの基端部側(同図における下側)に挿入された状態で、第1ボビン部材2aの底板11a側に配置される。また、コア4bは、柱状部52bが筒体11bの先端部側(同図における上側)に挿入された状態で、第2ボビン部材2bの絶縁板12b側に配置される。
次に、コイル部品1の組み立て方法について、図面を参照して説明する。
まず、図11,12に示すように、コイル3を構成する第1コイル部材3aの本体部41aに、ボビン2を構成する第1ボビン部材2aの筒体11bの先端部(同図における上端部)を挿通させ、次いで、第1コイル部材3aの連結部43aを第1ボビン部材2aの支持部11cの上方に位置させ、続いて、第1コイル部材3aを筒体11bの中心軸Aに沿って筒体11bの先端部から第1ボビン部材2aの底板11aに向けて移動させる。この際に、連結部43aが支持部11cにおける壁部26の内側に嵌め込まれ、第1コイル部材3aが第1ボビン部材2aにおける底板11aの上に配置される。
この場合、第1コイル部材3aの連結部43aを第1ボビン部材2aの支持部11cの壁部26の内側に嵌め込むことにより、連結部43aの下部(下面および側面)が支持部11cの底部25および壁部26によって取り囲まれた状態で支持される。また、連結部43aを支持部11cの壁部26の内側に嵌め込むことにより、第1コイル部材3aが第1ボビン部材2aに対して位置決めされる。
次いで、図13に示すように、ボビン2を構成する第2ボビン部材2bの絶縁板12a,12bでコイル3を構成する第2コイル部材3bの本体部41bを挟み込む。
続いて、図14に示すように、第2ボビン部材2bの絶縁板12aの開口部31a(図5参照)、第2コイル部材3bの本体部41b、および第2ボビン部材2bの絶縁板12bの開口部31bに、第1ボビン部材2aの筒体11bの先端部を挿通させ、次いで、第2コイル部材3bの連結部43bを第1ボビン部材2aの支持部11cの上方に位置させ、続いて、第2コイル部材3bを第2ボビン部材2bと共に筒体11bの中心軸Aに沿って筒体11bの先端部から第1ボビン部材2aの底板11aに向けて移動させる。この際に、連結部43bが支持部11cにおける壁部26の内側に嵌め込まれ、第2ボビン部材2bおよび第2コイル部材3bが第1コイル部材3aの上に配置される。
この場合、図14,15に示すように、第2コイル部材3bの連結部43bを第1ボビン部材2aの支持部11cにおける壁部26の内側に嵌め込むことにより、連結部43bの下部(下面および側面)が支持部11cの底部25(底部25によって支持されている第1コイル部材3aの連結部43a)および壁部26によって取り囲まれた状態で支持される。また、連結部43bを支持部11cの壁部26の内側に嵌め込むことにより、第2コイル部材3bが第1ボビン部材2aに対して位置決めされる。
また、開口部31aに筒体11bが挿通された状態で絶縁板12aが、第1コイル部材3a上に配設され、第1コイル部材3aと第2コイル部材3bとが絶縁される。また、開口部31bに筒体11bが挿通された状態で絶縁板12bが第2コイル部材3b上に配設される。
次いで、図16に示すように、第2コイル部材3bの連結部43bに形成されている 挿通孔42bにねじ60の先端部を挿通させ、続いて、第1コイル部材3aの連結部43aに形成されているねじ孔42aにねじ60をねじ込む。これにより、連結部43a,43bが連結されて、第1コイル部材3aと第2コイル部材3bとが電気的に接続される。
次いで、図17に実線で示すように、コア4aを取り付ける。具体的には、図18に示すように、コア4aの柱状部52aを第1ボビン部材2aの筒体11bの基端部側(同図における下側)から挿入すると共に、コア4aの側部53aを第1ボビン部材2aの底板11aの壁部22の外側に嵌め合わせる。この際に、図17に示すように、壁部22に形成されている突起部11dにコア4aの側部53aの端部が当接して、第1ボビン部材2aに対して第1コイル部材3aが位置決めされる。また、第2ボビン部材2bの絶縁板12aに形成されている突起部32a、および第2ボビン部材2bの側壁12cに形成されている突起部32cに、コア4aの側部53aの端部が当接し、これによって第1ボビン部材2aとコア4aとが位置決めされる。また、コア4aが取り付けられた状態では、コア4aと第1コイル部材3aとの間に第1ボビン部材2aの底板11aが介在しているため、コア4aと第1コイル部材3aとの間が絶縁された状態となる。
続いて、図17に破線で示すように、コア4bを取り付ける。具体的には、図18に示すように、コア4bの柱状部52bを第1ボビン部材2aの筒体11bの先端部側(同図における上側)から挿入すると共に、コア4bの側部53bを第2ボビン部材2bの絶縁板12bの外側に嵌め合わせる。この際に、図17に示すように、絶縁板12bに形成されている突起部32b、および第2ボビン部材2bの側壁12cに形成されている突起部32cに、コア4bの側部53bの端部が当接し、これによって第2ボビン部材2bとコア4bとが位置決めされる。また、コア4bが取り付けられた状態では、コア4bと第2コイル部材3bとの間に第2ボビン部材2bの絶縁板12bが介在しているため、コア4bと第2コイル部材3bとの間が絶縁された状態となる。以上により、コイル部品1の組み立てが完了する。
このように、このコイル部品1によれば、第1ボビン部材2aの筒体11bの中心軸Aに沿って筒体11bの先端部から第1ボビン部材2aの底板11aに向けて各コイル部材3a,3bを移動させたときに各コイル部材3a,3bを位置決め可能な第1の位置決め部および第2の位置決め部としての支持部11cを第1ボビン部材2aに設けたことにより、各コイル部材3a,3bを1つの向き(筒体11bの先端部から底板11aに向かう向き)に移動させるだけでコイル部材3a,3bを第1ボビン部材2aに対して位置決めすることができる。このため、このコイル部品1によれば、2つのコイル巻線にコイル用ボビンの筒状部を異なる方向から挿入し、かつコイル用ボビンに対して各コイル巻線を回動させてコイル用ボビンと各コイル巻線とを位置決めする従来の構成と比較して、組立工程を十分に簡略することができる。また、組立工程が簡略されるため、ロボットによる自動組立を行うことができる結果、組立効率を十分に向上させることができる。また、このコイル部品1によれば、各コイル部材3a,3bにおける各連結部43a,43bの下部を取り囲んで支持可能に形成された支持部11cを第1ボビン部材2aに設けたことにより、第1コイル部材3aの連結部43aと第2コイル部材3bの連結部43bとを連結する際のねじ孔42aに対するねじ60のねじ込みによって切粉やバリが発生したとしても、その切粉やバリを支持部11cによって確実に受け止めることができる。このため、このコイル部品1によれば、コイル部品1が組み込まれる電気回路等に切粉やバリが落下して電気的短絡が発生する事態を確実に回避することができる。
また、このコイル部品1によれば、第2コイル部材3b上に配設された第2の絶縁体としての絶縁板12bを備えて第2ボビン部材2bを構成したことにより、第2コイル部材3bを絶縁することができるため、例えば、コイル部品1が組み込まれたときに第2コイル部材3bの近傍に電気部品等が配置されている場合においても、絶縁材を別途取り付けることなく、第2コイル部材3bと電気部品等との電気的短絡を確実に防止することができる。
また、このコイル部品1によれば、絶縁板12a,12bを、互いに離間して対向する状態で各々の縁部の一部を側壁12cによって接続して一体に構成したことにより、絶縁板12a,12bで第2コイル部材3bを挟み込むことができるため、絶縁板12a,12bで第2コイル部材3bを挟み込んだ状態で、絶縁板12a,12bおよび第2コイル部材3bを第1コイル部材3aの上に一度に配設することができる。したがって、このコイル部品1によれば、組立効率をさらに向上させることができる。さらに、このコイル部品1によれば、壁部12cによって第2コイル部材3bを包み込む(覆う)ことができるため、例えば、コイル部品1が組み込まれたときに第2コイル部材3bの近傍に電気部品等が配置されている場合においても、絶縁材を別途取り付けることなく、第2コイル部材3bと電気部品等との電気的短絡を確実に防止することができる。
また、このコイル部品1によれば、支持部11cが、第1コイル部材3aを位置決めする第1の位置決め部および第2コイル部材3bを位置決めする第2の位置決め部として機能することにより、支持部11cとは別に第1の位置決め部や第2の位置決め部を設ける構成と比較して、構造を簡略化することができる。また、支持部11cに連結部43a,43bを支持させる(嵌め込む)だけで各コイル部材3a,3bを位置決めすることができるため、組立効率をより向上させることができる。
また、このコイル部品1によれば、コア4aを位置決めする第3の位置決め部としての突起部11dを備えて第1ボビン部材2aを構成したことにより、コア4aを第1ボビン部材2aに取り付けるだけでコア4aを位置決めすることができるため、コア4a,4bを備えたコイル部品1の組立効率を十分に向上させることができる。
また、このコイル部品1によれば、コア4bを位置決めする第4の位置決め部としての突起部32a,32b,32cを備えて第2ボビン部材2bを構成したことにより、コア4bを第2ボビン部材2bに取り付けるだけでコア4bを位置決めすることができるため、コア4a,4bを備えたコイル部品1の組立効率をさらに向上させることができる。また、このコイル部品1によれば、第3の位置決め部としての突起部11dや第4の位置決め部としての突起部32a,32b,32cによってコア4a,4bの双方を位置決めした状態に維持することができる。このため、このコイル部品1によれば、例えば、コア4a,4bをボビン2に取り付けた状態(サブ組立した状態)のコイル部品1を予めストックしておき、ストックしておいたコイル部品1を電気回路等に配設する組立方法や、電気回路等にコイル部品1を配設する直前にコア4a,4bをボビン2に取り付ける組立方法など、組立方法のバリエーションが多くなるため、他の工程を考慮して最適な組立方法を選択することで、組立効率をさらに向上させることができる。また、このコイル部品1によれば、コア4a,4bの双方を位置決めすることができるため、コア4a,4bの双方を位置決めする機能を有していない構成において必要となるコア4a,4bを粘着テープ等で固定して位置ずれを防止する工程を省略することができる結果、コア4a,4bを備えたコイル部品1の組立効率をより向上させることができる。
コイル部品は、上記したコイル部品1の構成に限定されない。例えば、図19に示すコイル部品101を採用することもできる。なお、以下の説明において、上記したコイル部品1の構成要素と同様の構成要素については、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。このコイル部品101は、上記したコイル部品1の第2ボビン部材2bに代えて、第2ボビン部材102bを備えて構成されている。第2ボビン部材102bは、同図に示すように、側壁12cの内周面32dから突出する鍔状(板状)に形成された非導電性の保持部12dを備えている。この場合、保持部12dは、同図に示すように、第2コイル部材3bの本体部41bを構成する互いに離間して対向する2つの環状部41c,41dの間に挿入されて、環状部41c,41dを互いに離間した状態で保持する機能を有している。このコイル部品101によれば、保持部12dを備えて第2ボビン部材102bを構成したことにより、環状部41c,41dを互いに離間した状態で確実に保持することができるため、環状部41c,41d同士が接触して電気的特性が変化する事態を確実に防止することができる。
また、第2ボビン部材2bに設けた第4の位置決め部(突起部32a,32b,32c)がコア4bを位置決めする構成例について上記したが、第3の位置決め部としての突起部11dがコア4a,4bの双方を位置決めする機能を有している構成を採用することもできる。この構成では、突起部11dを上方に延長することで、コア4bを取り付ける際に、コア4bの側部53aの端部が突起部11dに当接し、これによってコア4bを位置決めすることができる。この構成によれば、第2ボビン部材2bの第4の位置決め部が不要となるため、その分、第2ボビン部材2bの構成を簡略化することができる。
また、弧状の第1コイル部材3aと螺旋状の第2コイル部材3bとを備えてコイル3を構成した例について上記したが、螺旋状の第1コイル部材3aと弧状の第2コイル部材3bとを備えたコイル3、コイル部材3a,3bの双方が弧状のコイル3、およびコイル部材3a,3bの双方が螺旋状のコイル3を採用することもできる。
また、支持部11cが第1の位置決め部および第2の位置決め部としても機能する例について上記したが、第1の位置決め部および第2の位置決め部を支持部11cとは別に設ける構成を採用することもできる。この場合、第1の位置決め部および第2の位置決め部を1つの位置決め部で兼用してもよいし、第1の位置決め部および第2の位置決め部を別体にしてもよい。
また、絶縁板12a,12bを側壁12cによって接続して一体に構成した例について上記したが、絶縁板12a,12bを別体に構成することもできる。また、絶縁板12bを備えずに絶縁板12aだけで第2ボビン部材2bを構成することもできる。
1,101 コイル部品
2 ボビン
2a 第1ボビン部材
2b 第2ボビン部材
3 コイル
3a 第1コイル部材
3b 第2コイル部材
4a,4b コア
11a 底板
11b 筒体
11c 支持部
11d,32a,32b,32c 突起部
12a,12b 絶縁板
12c 側壁
12d 保持部
21,31a,31b 開口部
25 底部
26 壁部
41a,41b 本体部
42a ねじ孔
42b 挿通孔
43a,43b 連結部
60 ねじ
A 中心軸

Claims (8)

  1. 非導電性のボビンと、当該ボビンに巻回されたコイルとを備え、
    前記コイルは、弧状または螺旋状に形成された第1の本体部、および第1の連結用孔が形成されて前記第1の本体部の一端部に設けられた第1の連結部を有する第1のコイル部材と、
    弧状または螺旋状に形成された第2の本体部、および第2の連結用孔が形成されて前記第2の本体部の一端部に設けられた第2の連結部を有して前記各連結部の前記各連結用孔に挿通されたねじを介して前記第1のコイル部材と電気的に接続される第2のコイル部材とを備えて構成され、
    前記ボビンは、中央部に第1の開口部が形成された底板、前記第1の開口部に連通するように前記底板に立設された筒体、当該筒体の中心軸に沿って当該筒体の先端部から前記底板に向けて前記第1のコイル部材が移動したときに当該第1のコイル部材を位置決め可能な第1の位置決め部、前記中心軸に沿って前記筒体の先端部から前記底板に向けて前記第2のコイル部材が移動したときに当該第2のコイル部材を位置決め可能な第2の位置決め部、および前記各コイル部材における前記各連結部の下部を取り囲んで支持可能に形成されて前記底板に設けられた支持部を有する第1のボビン部材と、
    中央部に第2の開口部を有して前記各コイル部材の間に配設されて当該各コイル部材を絶縁する板状の第1の絶縁体を有する第2のボビン部材とを備えて構成され、
    前記第1のコイル部材は、前記第1の本体部に前記筒体が挿通されて前記底板上に配設された状態で前記第1の位置決め部によって位置決めされると共に前記第1の連結部が前記支持部によって支持され、
    前記第1の絶縁体は、前記第2の開口部に前記筒体が挿通された状態で前記第1のコイル部材上に配設され、
    前記第2のコイル部材は、前記第2の本体部に前記筒体が挿通されて前記第1の絶縁体上に配設された状態で前記第2の位置決め部によって位置決めされると共に前記第2の連結部が前記支持部によって支持されているコイル部品。
  2. 前記第2のボビン部材は、中央部に第3の開口部を有する板状の第2の絶縁体を備えて構成され、
    前記第2の絶縁体は、前記第3の開口部に前記筒体が挿通された状態で前記第2のコイル部材上に配設されている請求項1記載のコイル部品。
  3. 前記各絶縁体は、互いに離間して対向する状態で各々の縁部の一部が側壁によって接続されて一体に構成されている請求項2記載のコイル部品。
  4. 前記第2の本体部は、互いに離間して対向する2つの環状部を有して螺旋状に形成され、
    前記第2のボビン部材は、前記側壁の内面から突出する鍔状に形成されて、前記各環状部の間に挿入されて当該各環状部を互いに離間した状態で保持する非導電性の保持部を備えている請求項3記載のコイル部品。
  5. 前記支持部が前記第1の位置決め部および前記第2の位置決め部として機能する請求項1から4のいずれかに記載のコイル部品。
  6. 前記筒体の基端部側に挿入される第1の柱状部を有する第1のコアと、前記筒体の先端部側に挿入される第2の柱状部を有する第2のコアとを備え、
    前記第1のボビン部材は、前記第1のコアを位置決めする第3の位置決め部を備えている請求項1から5のいずれかに記載のコイル部品。
  7. 前記第2のボビン部材は、前記第2のコアを位置決めする第4の位置決め部を備えている請求項6記載のコイル部品。
  8. 前記第3の位置決め部は、前記第2のコアを位置決め可能に構成されている請求項6記載のコイル部品。
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