JP4806656B2 - 電機子及び直流モータ - Google Patents

電機子及び直流モータ Download PDF

Info

Publication number
JP4806656B2
JP4806656B2 JP2007143524A JP2007143524A JP4806656B2 JP 4806656 B2 JP4806656 B2 JP 4806656B2 JP 2007143524 A JP2007143524 A JP 2007143524A JP 2007143524 A JP2007143524 A JP 2007143524A JP 4806656 B2 JP4806656 B2 JP 4806656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
armature
press
held
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007143524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008301597A (ja
Inventor
知弘 青山
靖英 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007143524A priority Critical patent/JP4806656B2/ja
Publication of JP2008301597A publication Critical patent/JP2008301597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806656B2 publication Critical patent/JP4806656B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、電機子及び直流モータに関するものである。
従来、直流モータの電機子においては、巻線と整流子とが電気的に接続される。そして、このような直流モータ(電機子)としては、電機子コアに巻回された巻線から延びる導線の端末部(自由端)が整流子のセグメントにおける接続部に接続されたものがある(例えば、特許文献1参照)。尚、上記直流モータ(電機子)では、導線の端末部と整流子の接続部とが巻線上(軸方向から見て巻線と重なる位置)で接続されている。
特開2003−299292号公報
しかしながら、上記したような直流モータ(電機子)では、導線の端末部と整流子の接続部とが巻線上(軸方向から見て巻線と重なる位置)で接続(はんだ付け等)されるため、その接続の際に巻線が邪魔となり、巻線の損傷(短絡)が懸念される。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、巻線の損傷を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる電機子及び直流モータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、放射状に延びる複数のティース部を有する電機子コアと、前記電機子コアに装着されたインシュレータと、前記インシュレータが装着された前記電機子コアの各ティース部に巻回された巻線を構成する導線と、複数のセグメント及び該セグメントから延出する接続部を有する整流子とを備えた電機子において、前記インシュレータには、前記ティース部の径方向内側にずれた位置で前記導線の電気的に接続される2つの端末部を圧入保持可能な保持部が設けられ、前記2つの端末部は、前記保持部に圧入保持された状態で前記接続部に当接されて電気的に接続された。
同構成によれば、インシュレータには、ティース部の径方向内側にずれた位置で導線の電気的に接続される2つの端末部を圧入保持可能な保持部が設けられる。そして、2つの端末部は、保持部に圧入保持された状態で接続部に当接されて電気的に接続されるため、2つの端末部が接続される前に移動してしまうことが防止され、且つ、2つの端末部と接続部との接続の際にティース部に巻回された巻線が邪魔になることが防止される。その結果、巻線の損傷(短絡)を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電機子において、前記保持部の反圧入方向側には、反圧入方向に向かうほど開口を広くするための傾斜部が形成された。
同構成によれば、保持部の反圧入方向側には、反圧入方向に向かうほど径方向の開口を広くするための傾斜部が形成されるため、端末部を保持部に圧入保持させる際の端末部の径方向の位置決めを容易とすることができる。即ち、端末部の径方向の位置決め精度が低くても、端末部が傾斜部にて案内されるため、端末部を保持部に容易に圧入保持させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の電機子において、前記保持部は、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁よりなり、前記第1の保持壁と前記第2の保持壁との間に一方の端末部が圧入保持され、前記第2の保持壁と前記第3の保持壁との間に他方の端末部が圧入保持された。
同構成によれば、保持部は、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁よりなり、第1の保持壁と第2の保持壁との間に一方の端末部が圧入保持され、第2の保持壁と第3の保持壁との間に他方の端末部が圧入保持されるため、各端末部に対してそれぞれ一対の保持壁を別々に(即ち4つ)設ける場合に比べて、保持壁の数を少なくすることができる。これにより、径方向の大型化を抑制することができる。又、同構成によれば、2つの端末部が径方向に並んで配置されるため、例えば、2つの端末部を軸方向に並べて保持する構成とした場合に比べて、軸方向の小型化を図ることが可能となる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電機子において、前記保持部は、前記接続部との接続位置を挟む両側で前記端末部を圧入保持可能に形成された。
同構成によれば、端末部は接続部との接続位置を挟む両側で保持部に圧入保持され、その移動が防止されるとともに、接続部との接続位置では圧入保持されないため、端末部と接続部とを電気的に接続する際の溶接時に保持部に熱が伝わり難く、該保持部が変形してしまう(溶ける)といったことが低減される。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電機子において、前記導線は、前記巻線と複数の前記巻線を繋ぐ渡り線とを連続して構成するものであって、前記保持部は、前記ティース部毎に対応して設けられ、前記2つの端末部が圧入保持されていない前記保持部には、前記渡り線に繋がる直前の前記巻線の一部である端巻線が圧入保持され、その端巻線は前記保持部に圧入保持された状態で前記接続部に当接されて電気的に接続された。
同構成によれば、導線は、巻線と複数の巻線を繋ぐ渡り線とを連続して構成するものであるため、前記渡り線がないものに比べて、電機子全体の端末部の数が低減される。よって、例えば、導線の数、導線を切断する回数、保持部に圧入保持させる回数等を低減することができる。又、保持部は、ティース部毎に対応して設けられ、2つの端末部はどの保持部に圧入保持させてもよいため、それらの周方向の位置決めが不要となる。詳しくは、1つのティース部に対応した位置にのみ保持部を形成すると、その保持部と対応した位置から導線を配置し始めるなど周方向の位置決めが必要となるが、これが不要となる。更に、2つの端末部が圧入保持されていない保持部には、渡り線に繋がる直前の巻線の一部である端巻線が圧入保持される。そして、その端巻線は、保持部に圧入保持された状態で接続部に当接されて電気的に接続されるため、端巻線が接続される前に移動してしまうことが防止され、且つ、端巻線と接続部との接続の際にティース部に巻回された巻線が邪魔になることが防止される。その結果、巻線の損傷(短絡)を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の電機子において、前記渡り線は、前記電機子コアにおける前記整流子が配置される側の軸方向反対側に配置された。
同構成によれば、渡り線は、電機子コアにおける整流子が配置される側(即ち導線(端末部や端巻線)と接続部とが接続される側)の軸方向反対側に配置されるため、導線(端末部や端巻線)と接続部との接続の際に渡り線が邪魔になることが防止される。よって、渡り線の損傷を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。
請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電機子と、前記整流子に押圧接触される給電用ブラシと前記電機子コアを囲うように配置される複数のマグネットとを有する固定子とを備えた。
同構成によれば、直流モータにおいて、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
本発明によれば、巻線の損傷を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる電機子及び直流モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図14に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の直流モータ101は、固定子102と電機子(回転子)103とを備えている。固定子102は、略筒形状のヨークハウジング104と、該ヨークハウジング104の内周面に等角度間隔で固着された複数(本実施形態では6つ)のマグネット105とを備えている。本実施の形態では、マグネット105は6個(6極)設けられ、磁極数が6とされている。
電機子103は、図1及び図2に示すように、回転軸106と、該回転軸106に固定された電機子コア107と、同じく回転軸106に固定された整流子108等とを備える。電機子103は、図2に示すように、回転軸106の両端側がヨークハウジング104を含むハウジング(詳しくはヨークハウジング104及びその開口部を塞ぐエンドハウジングE)に保持された軸受Gにて回転可能に支持されている。尚、この状態で整流子108の外周には前記エンドハウジングEに保持され給電を行うための陽極側及び陰極側ブラシ109a,109bが摺接可能に押圧接触される。又、この状態で電機子コア107はマグネット105と対向して周囲を囲まれるように配置される。
電機子コア107は回転軸106を中心として放射状に延びる8個のティース部としてのティースT1〜T8を有し、該ティースT1〜T8間にはそれぞれスロットS1〜S8が形成されている(図1及び図4(a)参照)。
詳述すると、電機子コア107は、図5に示すように、前記ティースT1〜T8の基端部を周方向に連結する周方向連結部107aと、回転軸106が内嵌される環状の固定部107bと、周方向連結部107aの周方向の一部(各ティースT1〜T8間の周方向位置)から径方向内側に延出し周方向連結部107aと固定部107bとを連結する径方向連結部107cとを備える。
電機子コア107における整流子108が配置される側である軸方向一端側(図2中、上側)にはインシュレータX(図5参照)が装着され、軸方向他端側(図2中、下側)にはインシュレータY(図6参照)が装着されている。
インシュレータXには、図5に示すように、前記周方向連結部107aを覆う環状被覆部Xa(図7参照)と、ティースT1〜T8を覆うティース被覆部Xbとが設けられ、更に、環状被覆部Xaにおける各ティースT1〜T8の径方向内側にずれた位置には保持部Xcが設けられている。このインシュレータXは、樹脂製であって、前記各部(環状被覆部Xa、ティース被覆部Xb、保持部Xc)が一体形成されている。
環状被覆部Xaは、周方向連結部107aを軸方向から覆う軸方向被覆部Xeと、周方向連結部107aにおける外周面(隣り合うティースT1〜T8の間)を径方向から覆う径方向被覆部Xfとを有する。径方向被覆部Xfは、周方向に隣り合うティースT1〜T8の間の中央ほど径方向外側に突出すべく軸方向から見て角状に形成され、その角に径方向内側に凹設された形状で軸方向に延びる溝Xgが形成されている。尚、前記角状の角度は正八角形に対応した角度である。又、溝Xgは略円弧形状に凹設されている。
又、本実施の形態の保持部Xcは、図5及び図7に示すように、環状被覆部Xa上に立設されるとともに、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁X1〜X3よりなる。さらに詳しくは、最も径方向外側にある第1の保持壁X1は、軸方向から見て径方向直交方向に長い形状であって、その径方向直交方向の幅が、ティースT1〜T8の基端部の径方向直交方向の幅より僅かに大きく設定されている。又、径方向中間位置にある第2の保持壁X2は、径方向直交方向に一対形成され、その径方向直交方向の幅が第1の保持壁X1の径方向直交方向の幅より僅かに小さく設定されている。又、最も径方向内側にある第3の保持壁X3は、径方向直交方向に一対形成され、その径方向直交方向の幅が第2の保持壁X2の径方向直交方向の幅より僅かに小さく設定されている。又、第2及び第3の保持壁X2,X3は、図7に示すように、第1の保持壁X1の径方向中間位置から第3の保持壁X3の径方向内側端部までの径方向に渡って軸方向に凹設された形状の連続凹部Xhが形成されることで軸方向から見て径方向直交方向に一対とされている。又、連続凹部Xhが形成されることで、第1の保持壁X1には、径方向内側から径方向中間位置まで延びる凹部Xiが形成されることになる。尚、この連続凹部Xhは、第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との径方向の間や、第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との径方向の間より軸方向に深く、即ち段差を有して底面が低く形成されている。
又、保持部Xc、詳しくは第2及び第3の保持壁X2,X3の軸方向上端側(反圧入方向側)には、上端方向(反圧入方向)に向かうほど開口を広くするための傾斜部X2a,X3aが形成されている。第2の保持壁X2の傾斜部X2aは、図9に示すように、上端方向に向かうほど第1の保持壁X1から径方向に離間するように形成されている。第3の保持壁X3の傾斜部X3aは、図9に示すように、上端方向に向かうほど第2の保持壁X2から径方向に離間するように形成されている。又、本実施の形態の第3の保持壁X3は、第1及び第2の保持壁X1,X2より高さが低く形成されることで、第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との間の深部に繋がる開放エリアが広くされている。
又、第1〜第3の保持壁X1〜X3における径方向直交方向端部の径方向内側は、R形状とされている。
インシュレータYには、図6に示すように、前記周方向連結部107aを覆う環状被覆部Yaと、ティースT1〜T8を覆うティース被覆部Ybとが設けられている。又、環状被覆部Yaにおける各ティースT1〜T8の径方向内側にずれた位置には軸方向に突出した外側壁Ycが設けられ、環状被覆部Yaの内縁にはで略円筒状に軸方向に突出した内側壁Ydが設けられている。尚、本実施の形態では、外側壁Yc及び内側壁Ydがガイド部を構成している。このインシュレータYは、樹脂製であって、前記各部(環状被覆部Ya、ティース被覆部Yb、外側壁Yc及び内側壁Yd)が一体形成されている。
環状被覆部Yaは、周方向連結部107aを軸方向から覆う軸方向被覆部Yeと、周方向連結部107aにおける外周面(隣り合うティースT1〜T8の間)を径方向から覆う径方向被覆部Yfとを有する。径方向被覆部Yfは、周方向に隣り合うティースT1〜T8の間の中央ほど径方向外側に突出すべく軸方向から見て角状に形成され、その角に径方向内側に凹設された形状で軸方向に延びる溝Ygが形成されている。尚、前記角状の角度は正八角形に対応した角度である。又、溝Ygは略円弧形状に凹設されている。
そして、電機子103には、インシュレータX,Yが装着された電機子コア107のティースT1〜T8に(スロットS1〜S8内を通るように)集中巻にて巻回された巻線M1〜M8と、複数の巻線M1〜M8を繋ぐ渡り線110(図2、図11及び図12参照)とを連続して構成する導線Dが設けられている。尚、図4(a)は、電機子103を平面状に展開した模式図である。又、巻線M1〜M8は、ティースT1〜T8に巻回されることで該ティースT1〜T8の径方向に全体的に配設されるものであって、(ティースT1〜T8に対して)緊縛力を有するように配設されるものである。又、渡り線110は、周方向に複数配置されるティースT1〜T8の2つを結ぶように少なくとも1つの前記ティースを跨いで(越えて)配設されるものであって、(軸直交方向に対して)緊張力を有するように配設されるものである。
即ち、本実施の形態の導線Dは、例えば、まずティースT1に集中巻にて巻回されて巻線M1を構成し、次にティースT8,T7を跨いでティースT6まで達する渡り線110を構成し、次にティースT6に集中巻にて巻回されて巻線M6を構成するといったパターンを繰り返して設けられる(図12参照)。尚、図12は、前述したような導線Dの配設工程における途中段階を図示している。又、本実施の形態では、図1に示すように、一本の導線Dにおける両端部である2つの端末部Da,DbがティースT4(巻線M4)と対応した位置で電気的に接続されることになる。即ち、最初に巻回される巻線M1の巻回開始端に繋がる端末部Daは、渡り線110によってティースT4と対応した位置に配置され(図12参照)、最後に巻回される巻線M4の巻回終了端となる端末部Dbは、そのままティースT4に対応した位置に配置され、それら端末部Da,Dbが電気的に接続されることで1つの閉ループが構成されることになる。
ここで、2つの前記端末部Da,Dbは、前記保持部Xcに圧入保持される。
詳しくは、まず巻回前の導線Dにおける端末部Daは、図9に示すように、フライヤ装置におけるフォーマF(径方向に駆動可能な治具)にて第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との径方向の間の開口(傾斜部X2a付近)に誘導され、更に図示しない圧入治具にて押圧されて第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との間に圧入保持される。そして、(最後に巻回される巻線M4の)巻回後の導線Dにおける端末部Dbは、図10に示すように、フライヤ装置におけるフォーマFにて第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との径方向の間の開口(傾斜部X3a付近)に誘導され、更に図示しない圧入治具にて押圧されて第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との間に圧入保持される(図8参照)。尚、本実施の形態では、端末部Da,Dbは、連続凹部Xhを除くその両側(径方向直交方向の両側)で保持部Xcに圧入保持される。又、(端末部Dbを除く)巻線M4は、第1の保持壁X1の径方向外側でティースT4に巻回され、該第1の保持壁X1にて径方向内側への移動が規制される。即ち、ティースT4における導線Dは、第1の保持壁X1(保持部Xc)によって2つの端末部Da,Dbと巻線M4(端末部Dbを除く)とに径方向に分離されている。
又、2つの端末部Da,Dbが圧入保持されていない(即ちティースT1〜T3,T5〜T8に対応した)保持部Xcには、渡り線110に繋がる直前の巻線M1〜M3,M5〜M8の一部(最後のひと巻き)である端巻線Maが圧入保持される。詳しくは、前記端巻線Maは、フライヤ装置におけるフォーマFにて第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との径方向の間の開口(傾斜部X2a付近)に誘導され、更に図示しない圧入治具にて押圧されて第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との間に圧入保持される(図8及び9参照)。尚、本実施の形態では、端巻線Maは、連続凹部Xhを除くその両側(径方向直交方向の両側)で保持部Xcに圧入保持される。又、(端巻線Maを除く)巻線M1〜M3,M5〜M8は、第1の保持壁X1の径方向外側でT1〜T3,T5〜T8に巻回され、該第1の保持壁X1にて径方向内側への移動が規制される。即ち、ティースT1〜T3,T5〜T8における導線Dは、第1の保持壁X1(保持部Xc)によって端巻線Maと巻線M1〜M3,M5〜M8(端巻線Maを除く)とに径方向に分離されている。
又、各渡り線110は、前記保持部Xc上を避けて配置される。本実施の形態では、図2、図11及び図12に示すように、各渡り線110は、電機子コア107における軸方向他端側(整流子108が配置される側の軸方向反対側)に配置される。各渡り線110は、ガイド部(外側壁Yc及び内側壁Yd)によって、ティースT1〜T8より径方向内側で周方向に沿って案内される。詳しくは、各渡り線110は、外側壁Ycによって径方向外側への移動が規制され、内側壁Ydによって径方向内側への移動が規制される。
又、導線Dにおいて前記端末部Daや前記端巻線Ma(前記軸方向一端側)と前記渡り線110(前記軸方向他端側)とを連結する導線連結部Mc(図11参照)は前記溝Xg,Ygに配置(略半分が収容)される。
整流子108は、図2に示すように、整流子本体111と短絡部材112とからなる。整流子本体111は、略円筒形状の本体絶縁材113と、本体絶縁材113の外周面に周方向に24個配設されるセグメント1〜24(図4(a)参照)とを備える。尚、このセグメント1〜24は本体絶縁材113の外周で略円筒状をなし、その径方向外側から前記陽極側及び陰極側ブラシ109a,109bが当接(押圧接触)されることになる。
短絡部材112は、整流子本体111の軸方向端部に固定され、図4(a)に示すように、24個のセグメント1〜24を120度間隔に電気的に接続し、例えば、セグメント1,9,17の組や、セグメント5,13,21の組を短絡された(同電位)状態とする。詳しくは、短絡部材112は、図3に示すように、絶縁層(絶縁紙)114を挟む2つの層にそれぞれ24個ずつ配置された短絡片115,116を備える。一方(図3中、紙面手前側の層)の各短絡片115は、その径方向内側端部が径方向外側端部に対して周方向一方(図3中、時計回り方向)に60°ずれるように形成されている。又、他方(図3中、紙面奥側の層であって、破線で示す)の各短絡片116は、その径方向内側端部が径方向外側端部に対して周方向他方(図3中、反時計回り方向)に60°ずれるように形成されている。そして、2つの層の各短絡片115,116は、互いに径方向内側端部同士、及び径方向外側端部同士が(絶縁層114を挟まずに)それぞれ電気的に接続されている。これにより、短絡部材112における短絡片115,116の径方向外側端部は、120度間隔に電気的に接続されることになる。そして、短絡部材112は、その各径方向外側端部がセグメント1〜24にそれぞれ電気的に接続されるように整流子本体111に固定されている。又、本実施の形態では、他方(図3中、紙面奥側の層であって、破線で示す)の短絡片116における径方向外側端部に前記セグメント1〜24から径方向外側に延出する接続部116aが形成されている。この接続部116aは、24個の短絡片116において、周方向に3つおきに(即ち全体で8個)形成されている。又、本実施の形態の接続部116aは、図13及び図14に示すように、その基端側で軸方向(電機子コア107側)に屈曲され、さらに径方向外側に延出するように屈曲されている。
そして、接続部116aは、図2、図13、及び図14に示すように、整流子108を回転軸106に固定することで保持部Xcに圧入保持された状態の端末部Da,Db及び端巻線Maとそれぞれ当接されて、電気的に接続される。尚、本実施の形態では、接続部116aは、図1及び図13に示すように、軸方向から見て連続凹部Xhと対応した周方向位置に配置される。即ち、前記保持部Xcは、連続凹部Xhを有する(第1の保持壁X1に径方向内側から径方向中間位置まで延びる凹部Xiが形成されることと、第2及び第3の保持壁X2、X3が、径方向直交方向に一対形成される)ことによって、接続部116aとの接続位置を挟む両側で端末部Da,Db及び端巻線Maを圧入保持していることになる。又、本実施の形態では、図13及び図14に示すように、接続部116aを端末部Da,Db及び端巻線Maにそれぞれ当接させた状態で図示しないレーザ光照射装置のレーザ光を上方から照射してそれらを溶接している。又、図1、図2、図13及び図14では、溶接される前の(溶けて変形していない)接続部116a、端末部Da,Db及び端巻線Maを図示している。
このように構成された電機子103においては、前記巻線M1〜M8は、全部で1つの閉ループを構成する。尚、本実施の形態の巻線M1〜M8は、M1、M4、M7、M2、M5、M8、M3、M6、M1…の順で閉ループを構成している。即ち、図4(a)における巻線M1〜M8によって形成される回路を視覚的に分かり易く展開すると図4(b)のようになる。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)インシュレータXには、ティースT4の径方向内側にずれた位置で導線Dの電気的に接続される2つの端末部Da,Dbを圧入保持可能な保持部Xcが設けられる。そして、2つの端末部Da,Dbは、保持部Xcに圧入保持された状態で接続部116aに当接されて電気的に接続(溶接)されるため、2つの端末部Da,Dbが接続される前に移動してしまうことが防止され、且つ、2つの端末部Da,Dbと接続部116aとの接続の際にティースT4に巻回された巻線M4が邪魔になることが防止される。その結果、巻線M4の損傷(短絡)を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。又、2つの端末部Da,Dbは保持部Xcに圧入保持されるため、圧入保持されない場合に比べて、接続部116aとの剥離が低減される。
(2)保持部Xcは、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁X1〜X3よりなり、第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との間に一方の端末部Daが圧入保持され、第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との間に他方の端末部Dbが圧入保持される。よって、各端末部Da,Dbに対してそれぞれ一対の保持壁を別々に(即ち径方向に4つ)設ける場合に比べて、保持壁の数を少なくすることができる。これにより、径方向の大型化を抑制することができる。又、2つの端末部Da,Dbが径方向に並んで配置されるため、例えば、2つの端末部Da,Dbを軸方向に並べて保持する構成とした場合に比べて、軸方向の小型化を図ることが可能となる。
(3)保持部Xc、詳しくは第2及び第3の保持壁X2,X3の軸方向上端側(反圧入方向側)には、上端方向(反圧入方向)に向かうほど開口を広くするための傾斜部X2a,X3aが形成されるため、端末部Da,Dbを保持部Xcに圧入保持させる際の端末部Da,Dbの径方向の位置決めを容易とすることができる。即ち、端末部Da,Dbの径方向の位置決め精度が低くても、端末部Da,Dbが傾斜部X2a,X3aにて案内されるため、端末部Da,Dbを保持部Xc(第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との間、及び、第2の保持壁X2と第3の保持壁X3との間)に容易に圧入保持させることができる。
(4)端末部Da,Dbは、接続部116aとの接続位置を挟む両側で保持部Xcに圧入保持され、その移動が防止される。又、端末部Da,Dbは、接続部116aとの接続位置では圧入保持されないため、端末部Da,Dbと接続部116aとを電気的に接続する際の溶接時に保持部Xc(インシュレータX)に熱が伝わり難く、該保持部Xc(インシュレータX)が変形してしまう(溶ける)といったことが低減される。又、本実施の形態では、端末部Da,Dbは、接続部116aとの接続位置において連続凹部Xhによって軸方向にも浮いた状態とされるため、端末部Da,Dbと接続部116aとを電気的に接続する際の溶接時にインシュレータXに熱が更に伝わり難く、該インシュレータXが変形してしまう(溶ける)といったことが更に低減される。
(5)導線Dは、巻線M1〜M8と複数の巻線M1〜M8を繋ぐ渡り線110とを連続して構成するものであるため、渡り線110がないものに比べて、電機子103全体の端末部Da,Dbの数が低減される。よって、例えば、導線Dの数(本実施の形態では1本)、製造時に導線Dを切断する回数、保持部Xcに圧入保持させる回数等を低減することができる。
又、保持部Xcは、ティースT1〜T8毎に対応して設けられ、2つの端末部Da,Dbは、どの保持部Xcに圧入保持させてもよいため、それらの周方向の位置決めが不要となる。詳しくは、1つのティースに対応した位置にのみ保持部Xcを形成すると、その保持部Xcと対応した位置から導線D(端末部Da)を配置し始めるなど周方向の位置決めが必要となるが、これが不要となる。
更に、2つの端末部Da,Dbが圧入保持されていない保持部Xcには、渡り線110に繋がる直前の巻線M1〜M3,M5〜M8の一部である端巻線Maが圧入保持される。そして、その端巻線Maは、保持部Xcに圧入保持された状態で接続部116aに当接されて電気的に接続されるため、端巻線Maが接続される前に移動してしまうことが防止され、且つ、端巻線Maと接続部116aとの接続の際にもティースT1〜T3,T5〜T8に巻回された巻線M1〜M3,M5〜M8が邪魔になることが防止される。その結果、巻線M1〜M3,M5〜M8の損傷(短絡)を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。
(6)渡り線110は、電機子コア107における整流子108が配置される側(即ち導線D(端末部Da,Dbや端巻線Ma)と接続部116aとが接続される側)の軸方向反対側に配置されるため、導線D(端末部Da,Dbや端巻線Ma)と接続部116aとの接続の際に渡り線110が邪魔になることが防止される。よって、渡り線110の損傷を防止しながら、接続作業を容易に行うことができる。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、2つの端末部Da,Db(端巻線Ma)は、先に保持部Xcに圧入保持され、その後、接続部116aと当接されて電気的に接続されるとしたが、保持部Xcに圧入保持された状態で接続部116aに当接されて電気的に接続されれば他の構成に変更してもよい。例えば、図15に示すように、先に整流子108を配置して接続部116aを保持部Xcと対応した位置に配置しておき、その後、2つの端末部Da,Db(端巻線Ma)を保持部Xcに圧入保持させるとともに接続部116aに当接させ電気的に接続するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、保持部Xcは、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁X1〜X3よりなるとしたが、接続部116aと対応した位置で端末部Da,Db(端巻線Ma)を圧入保持可能な構成であれば、他の構成に変更してもよい。例えば、各端末部Da,Dbに対してそれぞれ一対の保持壁を別々に(即ち径方向に4つ)設けた構成としてもよい。又、第3の保持壁X3を省略し、第1の保持壁X1と第2の保持壁X2との間に2つの端末部Da,Dbを軸方向に並べて圧入保持させる構成としてもよい。又、2つの端末部Da,Dbを周方向に並べて圧入保持させる保持部に変更してもよい。
・上記実施の形態では、保持部Xc、詳しくは第2及び第3の保持壁X2,X3の軸方向上端側(反圧入方向側)には、上端方向(反圧入方向)に向かうほど開口を広くするための傾斜部X2a,X3aが形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、第1の保持壁X1にも同様の機能を果たす傾斜部を形成してもよいし、全ての傾斜部を省略してもよい。
・上記実施の形態では、保持部Xcは、接続部116aとの接続位置を挟む両側で端末部Da,Db(端巻線Ma)を圧入保持し、接続部116aとの接続位置では端末部Da,Db(端巻線Ma)を圧入保持しない構成としたが、これに限定されず、接続部116aとの接続位置でも端末部Da,Db(端巻線Ma)を圧入保持する構成としてもよい。又、上記実施の形態では、保持部Xc(連続凹部Xh含む)は、接続部116aとの接続位置において端末部Da,Db(端巻線Ma)を軸方向に浮かせた状態とする構成としたが、これに限定されず、接続部116aとの接続位置でも軸方向に(インシュレータXと)当接する構成としてもよい。
・上記実施の形態では、複数の巻線M1〜M8と巻線M1〜M8同士を繋ぐ渡り線110とは一本の導線Dによって連続して構成されるとしたが、これに限定されず、例えば、巻線M1〜M8毎に独立した(切断された)導線としてもよい。尚、この場合、上記実施の形態の端巻線Maはなくなり、各保持部Xcに各導線の端末部Da,Dbが圧入保持されることになる。このようにすると、例えば、複数の巻線を同時に巻回するといったことが可能となる。
・上記実施の形態では、保持部Xcは、ティースT1〜T8毎に対応して(即ち8個)設けられるとしたが、1つのティース(上記実施の形態の場合、ティースT4)に対応した位置にのみ保持部Xcを設けてもよい。尚、この場合、端巻線Maを他の構成によって配置する必要がある。
・上記実施の形態では、渡り線110は、電機子コア107における整流子108が配置される側(即ち導線D(端末部Da,Dbや端巻線Ma)と接続部116aとが接続される側)の軸方向反対側に配置されるとしたが、これに限定されず、電機子コア107における整流子108が配置される側に配置してもよい。尚、この場合、渡り線110は、保持部Xc上を避けて、例えば第1の保持壁X1より径方向外側に配置することが望ましい。又、このようにした場合、勿論、インシュレータYのガイド部(外側壁Yc及び内側壁Yd)等を形成しなくてもよい。
・上記実施の形態では、インシュレータXに保持部Xcが一体形成されるとしたが、これらは別体で設けてもよい。
・上記実施の形態の短絡部材112は、所定のセグメント同士を電気的に接続することができれば、他の構成のものに変更してもよい。
・上記実施の形態では、整流子108の接続部116aが短絡部材112(その短絡片116)に形成されるとしたが、整流子のセグメントから延出する構成であれば、これに限定されず、例えば、整流子本体111のセグメントに一体形成された接続部としてもよい。又、接続部116aは、セグメントから径方向外側に延出する形状であるとしたが、これに限定されず、軸方向に延出した形状としてもよい。
・上記実施の形態では、マグネット105の数が6、スロットS1〜S8の数が8、セグメント1〜24の数が24であるとしたが、これに限定されず、それぞれの値を変更して実施してもよい。例えば、マグネットの数を8、スロットの数を9、セグメントの数を36とした直流モータや、マグネットの数を10、スロットの数を12、セグメントの数を60とした直流モータ等に具体化してもよい。
本実施の形態におけるモータの概略構成図。 本実施の形態におけるモータの要部断面図。 本実施の形態における短絡部材の平面図。 (a)本実施の形態の電機子を平面状に展開して説明するための説明図。(b)本実施の形態の電機子の巻線によって形成される回路図。 本実施の形態の軸方向一端側のインシュレータ及び電機子コアの平面図。 本実施の形態の軸方向他端側のインシュレータ及び電機子コアの底面図。 本実施の形態における電機子を説明するための要部拡大斜視図。 本実施の形態における電機子を説明するための要部拡大斜視図。 本実施の形態のインシュレータ及び製造方法を説明するための模式図。 本実施の形態のインシュレータ及び製造方法を説明するための模式図。 本実施の形態における電機子を説明するための要部拡大底面図。 本実施の形態における電機子を説明するための斜視図。 本実施の形態における電機子を説明するための要部拡大斜視図。 本実施の形態におけるモータの要部断面図。 別例における電機子を説明するための要部拡大斜視図。
符号の説明
1〜24…セグメント、102…固定子、103…電機子、105…マグネット、107…電機子コア、108…整流子、109a,109b…陽極側及び陰極側ブラシ(給電用ブラシ)、110…渡り線、116a…接続部、D…導線、Da,Db…端末部、M1〜M8…巻線、Ma…端巻線、T1〜T8…ティース(ティース部)、X…インシュレータ、X1〜X3…第1〜第3の保持壁、X2a,X3a…傾斜部、Xc…保持部。

Claims (7)

  1. 放射状に延びる複数のティース部を有する電機子コアと、
    前記電機子コアに装着されたインシュレータと、
    前記インシュレータが装着された前記電機子コアの各ティース部に巻回された巻線を構成する導線と、
    複数のセグメント及び該セグメントから延出する接続部を有する整流子と
    を備えた電機子において、
    前記インシュレータには、前記ティース部の径方向内側にずれた位置で前記導線の電気的に接続される2つの端末部を圧入保持可能な保持部が設けられ、
    前記2つの端末部は、前記保持部に圧入保持された状態で前記接続部に当接されて電気的に接続されたことを特徴とする電機子。
  2. 請求項1に記載の電機子において、
    前記保持部の反圧入方向側には、反圧入方向に向かうほど開口を広くするための傾斜部が形成されたことを特徴とする電機子。
  3. 請求項1又は2に記載の電機子において、
    前記保持部は、径方向に3つ並設される第1〜第3の保持壁よりなり、
    前記第1の保持壁と前記第2の保持壁との間に一方の端末部が圧入保持され、
    前記第2の保持壁と前記第3の保持壁との間に他方の端末部が圧入保持されたことを特徴とする電機子。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電機子において、
    前記保持部は、前記接続部との接続位置を挟む両側で前記端末部を圧入保持可能に形成されたことを特徴とする電機子。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電機子において、
    前記導線は、前記巻線と複数の前記巻線を繋ぐ渡り線とを連続して構成するものであって、
    前記保持部は、前記ティース部毎に対応して設けられ、
    前記2つの端末部が圧入保持されていない前記保持部には、前記渡り線に繋がる直前の前記巻線の一部である端巻線が圧入保持され、その端巻線は前記保持部に圧入保持された状態で前記接続部に当接されて電気的に接続されたことを特徴とする電機子。
  6. 請求項5に記載の電機子において、
    前記渡り線は、前記電機子コアにおける前記整流子が配置される側の軸方向反対側に配置されたことを特徴とする電機子。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電機子と、
    前記整流子に押圧接触される給電用ブラシと前記電機子コアを囲うように配置される複数のマグネットとを有する固定子と
    を備えたことを特徴とする直流モータ。
JP2007143524A 2007-05-30 2007-05-30 電機子及び直流モータ Expired - Fee Related JP4806656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007143524A JP4806656B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 電機子及び直流モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007143524A JP4806656B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 電機子及び直流モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008301597A JP2008301597A (ja) 2008-12-11
JP4806656B2 true JP4806656B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=40174577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007143524A Expired - Fee Related JP4806656B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 電機子及び直流モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4806656B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102059954B (zh) 2009-11-17 2015-04-29 德昌电机(深圳)有限公司 电动驻车制动系统及其永磁直流电机
JP6216603B2 (ja) * 2013-10-10 2017-10-18 アスモ株式会社 電機子及び回転電機
JP6597145B2 (ja) * 2015-10-02 2019-10-30 デンソートリム株式会社 回転電機およびその製造方法
US20190207494A1 (en) * 2016-08-25 2019-07-04 Mitsubishi Electric Corporation Motor and motor winding method
JP6598923B1 (ja) * 2018-05-09 2019-10-30 三菱電機株式会社 モータのステータおよびその製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3800371B2 (ja) * 1997-06-27 2006-07-26 株式会社安川電機 回転電機
JP2003299292A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Asmo Co Ltd 回転機器及びその製造方法
JP4800702B2 (ja) * 2005-08-03 2011-10-26 アスモ株式会社 電機子及び直流モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008301597A (ja) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9472988B2 (en) Rotary electric machine and method of manufacturing the same
JP4486678B2 (ja) 回転電動機の電機子、回転電動機及びその製造方法
WO2018038246A1 (ja) モータ
WO2007015499A1 (ja) 電機子、回転電機、直流モータ、及び、ブラシレスモータ
JP4468393B2 (ja) 回転電機の電機子、電機子の巻線方法、及び回転電機
JP2013046420A (ja) 巻線、および巻線を備えたステータコア
JP4806656B2 (ja) 電機子及び直流モータ
JP2019140821A (ja) ステータの製造方法、ステータおよび曲げ加工装置
JP4817361B2 (ja) 電機子及び直流モータ
JP2012029441A (ja) 回転電機用電機子
JP7146137B2 (ja) 固定子
JP4397828B2 (ja) 電機子、直流モータ、及び電機子の製造方法
JP2007060808A (ja) 整流子の製造方法及び整流子
JP2010183660A (ja) ステータ、ブラシレスモータ、ステータの製造方法、及び、ブラシレスモータの製造方法
JP6959163B2 (ja) 曲げ加工装置
JP4782503B2 (ja) 電機子の製造方法
JP2019140819A (ja) ステータの製造方法
JPWO2020100311A1 (ja) 固定子の製造方法
JP4745751B2 (ja) 電機子、直流モータ及び電機子の製造方法
JP4763479B2 (ja) 電機子及び直流モータ
JP6080964B2 (ja) 回転電機の固定子
JP4800702B2 (ja) 電機子及び直流モータ
JP2019205311A (ja) 電動機、固定子、電動機の製造方法
JP4926765B2 (ja) 金属の接合方法、整流子の製造方法及び電機子の製造方法
JP2007060842A (ja) 電機子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4806656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees