JP2019010840A - 液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクに貯留された液体の外部への流出を低減する。【解決手段】複合機10は、インク室111を有し筐体14の底面14に支持されるインクタンク100と、インクタンク100を覆う保持部材120と、底面14Bにおける保持部材120の下方に配置されてインクを吸収する吸収体180とを備える。インクタンク100は、インク室111内のインクが外部から視認可能な立壁102と、インクの供給口112とを備える。保持部材120は、開口81が形成されており筐体14の外部に露出可能な立壁76と、立壁76の下端から後方へ延びており、インクタンク100を支持し、筐体14に支持される下壁75とを備える。保持部材120は、立壁102の所定部分が開口81を介して外部から視認可能な状態でインクタンク100の立壁102を覆う。下壁75の上面75Aに、前後方向8へ延びたリブ91が形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、供給口を通じて液体を補充可能なタンクを備える液体供給装置に関する。
インクを補充可能なタンクと、当該タンクから供給されたインクをノズルから吐出して用紙に画像を記録する記録ヘッドとを有するプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。タンク内のインクが消費されると、使用者はタンクの供給口からボトルに貯留されたインクを補充可能である。
特開2012−51306号公報
ボトルに貯留されたインクが供給口を通じてタンク内へ補充される際に、インクがタンク外へ漏れ、タンクの外面に沿って下方へ流れるおそれがある。この流れるインクを外部から見えにくくするために、タンクをカバーで覆うことが考えられる。これにより、ボトルからタンク内へ補充される際にタンク外へ漏れたインクは、タンクの外面やカバーの内面に沿って下方へ流れる。
しかしながら、下方へ流れたインクは、プリンタの下部に溜まる。そして、溜まったインクは、カバー及びタンクとプリンタの筐体との隙間から、プリンタの外部へ漏れ出るおそれがある。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体の外部への流出を低減することができる液体供給装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る液体供給装置は、外部へ開口する収容空間を有する筐体と、液体貯留室を有しており、上記収容空間に収容されるタンクと、上記筐体の底面に支持されており、上記タンクの一部を覆うカバーと、を備える。上記タンクは、水平方向に沿った幅方向及び上下方向の成分を有する方向に延びており、上記液体貯留室に貯留された液体が外部から視認可能な視認壁と、上記液体貯留室に液体を供給するための供給口と、を備える。上記カバーは、透光部が形成されており、上記筐体の外部に露出可能な第1壁と、上記第1壁の下端から上記幅方向及び上記上下方向と交差する交差方向へ延びており、上記タンクを下方から支持し、上記筐体に支持される第2壁と、を備える。上記カバーは、上記視認壁の所定部分が上記透光部を介して外部から視認可能な状態で上記タンクのうち少なくとも上記視認壁を覆うものである。上記筐体の底面のうち少なくとも上記カバーの下方に、液体を貯留可能な所定空間が形成されている。
本構成によれば、供給口を通じて液体貯留室へ補充される際にタンク外へ漏れた液体は、タンクの視認壁やカバーの第1壁に沿って、カバーの第2壁へ流れ落ちる。そして、第2壁へ流れ落ちた液体は、交差方向へ流れ、所定空間へ流れ落ちる。これにより、液体が液体供給装置の外部へ流出することを低減することができる。
(2) 上記第2壁の上面に、上記交差方向の成分を有する方向へ延びた第1リブが形成されている。
本構成によれば、第2壁へ流れ落ちた液体は、毛管現象によって第1リブに沿って流れる。これにより、第2壁上の液体を、所定空間へ導くことを促進することができる。
(3) 上記第2壁に貫通孔が形成されている。上記第2壁の上面に、上記幅方向の成分を有する方向へ延びた第2リブが形成されている。上記第2リブは、上記交差方向において上記貫通孔と上記供給口との間に位置し、少なくとも上記幅方向における上記貫通孔の一端から他端に亘って延びている。
本構成によれば、カバーの第2壁へ流れ落ちた液体が貫通孔を通じてカバーの下方へ流れることを、第2リブによって低減することができる。
(4) 上記第2壁に貫通孔が形成されている。上記第2壁の下面に第3リブが形成されている。上記第3リブは、上記幅方向における上記第2壁の下面の端と上記貫通孔との間において、上記交差方向の成分を有する方向へ延びている。
本構成によれば、カバーの第2壁へ流れ落ちた液体が貫通孔を通じてカバーの下方へ流れた場合に、当該液体が第2壁の下面の幅方向の端に達することを第3リブによって低減することができる。これにより、当該液体が当該端と筐体との隙間から液体供給装置の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
(5) 上記第2壁の上面に、第4リブが形成されている。上記第4リブは、上記第2壁の上面における上記幅方向の中央へ向かうにしたがって上記供給口から離間するように延びている。
本構成によれば、カバーの第2壁へ流れ落ちた液体を、毛管現象によって第4リブに沿って第2壁の上面の幅方向の中央へ導くことができる。これにより、当該液体が第2壁の上面の幅方向の端と筐体との隙間から液体供給装置の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
(6) 上記第2壁の上面に、上記交差方向の成分を有する方向へ延びた第1リブが形成されている。上記第4リブの上記幅方向の中央とは反対の端は、上記第1リブと繋がっている。
本構成によれば、毛管現象によって第1リブに沿って流れている液体を、容易に第4リブへ導くことができる。
(7) 上記筐体の底面のうち少なくとも上記所定空間に配置されており、液体を吸収する吸収体を備える。
本構成によれば、第2壁上の液体を、吸収体へ導くことができる。その結果、液体が吸収体に吸収されるため、液体が液体供給装置の外部へ流出することを低減することができる。
(8) 上記筐体は、上記開口を有する本体と、上記本体の開口周縁部の下部に固定されており、上記カバーを支持するアタッチメントと、を備える。上記吸収体は、上記本体の底面に配置された第1吸収体と、上記アタッチメントの上面に配置された第2吸収体と、を備える。上記第1吸収体と上記第2吸収体とは、接触している。
通常、本体はアタッチメントよりも大きい。そのため、第1吸収体は、第2吸収体よりも大きく、第2吸収体よりも多くの液体を吸収できる。本構成によれば、第1吸収体と第2吸収体とが接触している。そのため、カバーからアタッチメントへ流れた液体を、第2吸収体を介して第1吸収体へ導くことができる。その結果、第2吸収体が多量の液体を吸収することによる液体の漏れを防止することができる。
(9) 上記第2吸収体は、上記アタッチメントの上面の上記交差方向の端部から突出し、突出した部分がUターンするように湾曲されて上記端部を上下に挟んでいる。上記第2吸収体における上記端部の下方に位置する部分が、上記第1吸収体と接触している。
本構成によれば、アタッチメントの上面の裏面であるアタッチメントの下面に沿って液体が流れることを低減することができる。
(10) 上記アタッチメントの上面における上記幅方向の端部に、第5リブが形成されている。
本構成によれば、カバーからアタッチメントの上面へ流れ落ちた液体がアタッチメントの上面の幅方向の端に達することを第5リブによって低減することができる。これにより、当該液体が当該端と本体との隙間から液体供給装置の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
(11) 上記第2壁に貫通孔が形成されている。上記第2壁の下面に第3リブが形成されている。上記第3リブは、上記幅方向における上記第2壁の下面の端と上記貫通孔との間において、上記交差方向の成分を有する方向へ延びている。上記第5リブは、上記幅方向において、上記アタッチメントの上面の端と上記第3リブとの間に形成されている。
本構成によれば、貫通孔を通じてカバーの下方へ流れた液体は、第3リブに沿ってアタッチメントの上面に配置された第2吸収体へ導かれる。第2吸収体に吸収された液体がアタッチメントの上面の幅方向の端に達することを、第5リブによって低減することができる。
(12) 上記第3リブは、上記第2吸収体と接触している。
本構成によれば、第3リブに付着した液体が第2吸収体へ吸収されやすい。
(13) 上記第5リブにおける上記幅方向の中央を向く面と、上記第2吸収体との間には、上記幅方向に隙間がある。
仮に、第5リブにおける幅方向の中央を向く面と、第2吸収体とが接している場合、以下の問題が生じるおそれがある。つまり、第2吸収体が多量の液体を吸収した場合に、液体が第2吸収体から第5リブへ移り、第5リブを乗り越えてしまう。本構成によれば、第5リブにおける幅方向の中央を向く面と、第2吸収体との間には、幅方向に隙間がある。そのため、上記のような問題の発生を低減することができる。
本発明に係る液体供給装置によれば、液体の外部への流出を低減することができる。
図1は、本実施形態に係る複合機10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、キャリッジ23及びプラテン42の配置を示す平面図である。 図4は、筐体14及びアタッチメント52を示す斜視図である。 図5(A)は、開閉蓋230が閉位置にあるときの複合機10の断面図であり、図5(B)は、開閉蓋230が開位置にあるときの複合機10の断面図である。 図6は、タンクセット99の前方分解斜視図である。 図7は、タンクセット99の後方分解斜視図である。 図8は、筐体14及びタンクセット99を示す斜視図である。 図9は、保持部材120の下方斜視図である。 図10は、開閉蓋230を取り除いた状態の複合機10の断面図である。 図11は、変形例における保持部材120の上方斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。換言すれば、向きは方向の一成分である。さらに、複合機10が使用可能に水平面に設置された姿勢(図1の姿勢であって、「使用姿勢」と表記することがある。)を基準として上下方向7が定義され、複合機10の開口13が設けられている面を前面として前後方向8が定義され、複合機10を前面から見て左右方向9が定義される。本実施形態では、使用姿勢において、上下方向7が鉛直方向に相当し、前後方向8及び左右方向9が水平方向に相当する。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10(液体供給装置の一例)は、概ね直方体形状である。複合機10は、インクジェット記録方式で用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11を下部に有している。プリンタ部11は、筐体14を備えている。筐体14は、前壁14Aに開口13が形成された本体34と、本体34に支持されたアタッチメント52(図4参照)と、アタッチメント52に支持された開閉蓋230とを備える。
図2に示されるように、筐体14の本体34の内部には、給送部15と、給送トレイ20と、排出トレイ21と、搬送ローラ部54と、記録部24と、排出ローラ部55と、プラテン42と、タンクセット99(図6及び図7参照)と、が配置されている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
[給送トレイ20、排出トレイ21]
図1に示されるように、給送トレイ20は、開口13を通じて前後方向8に沿ってユーザによって複合機10に対して挿抜される。開口13は、複合機10の前面で且つ左右方向9の中央部に位置する。図2に示されるように、給送トレイ20は、積層された複数の用紙12を支持可能である。排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に配置されている。排出トレイ21は、排出ローラ部55によって記録部24とプラテン42との間から排出された用紙12を支持する。
[給送部15]
給送部15は、給送トレイ20に支持された用紙12を搬送経路65へ給送する。図2に示されるように、給送部15は、給送ローラ25と、給送アーム26と、軸27とを備える。給送ローラ25は、給送アーム26の先端に回転可能に支持されている。給送ローラ25は、搬送モータ(不図示)の逆転によって、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転する。以下、給送ローラ25、搬送ローラ60、及び排出ローラ62が、用紙12を搬送向き16に搬送する向きに回転することを、「正回転」と表記する。給送アーム26は、プリンタ部11のフレームに支持された軸27に回動可能に支持されている。給送アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給送トレイ20に向かって回動付勢されている。
[搬送経路65]
図2に示されるように、搬送経路65は、その一部がプリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって形成される空間を指す。搬送経路65は、給送トレイ20の後端部から後方に延びる経路である。搬送経路65は、プリンタ部11の後部において上方に延びつつ前方にUターンし、記録部24とプラテン42との間の空間を経て排出トレイ21に至る経路である。図2及び図3に示されるように、搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間における搬送経路65は、左右方向9における複合機10の概ね中央部に設けられており、且つ前後方向8に延びている。搬送経路65内における用紙12の搬送向き16は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ部54]
図2に示されるように、搬送ローラ部54は、記録部24より搬送向き16の上流に配置されている。搬送ローラ部54は、互いに対向する搬送ローラ60及びピンチローラ61を有する。搬送ローラ60は、搬送モータによって駆動される。ピンチローラ61は、搬送ローラ60の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[排出ローラ部55]
図2に示されるように、排出ローラ部55は、記録部24より搬送向き16の下流に配置されている。排出ローラ部55は、互いに対向する排出ローラ62及び拍車63を有する。排出ローラ62は、搬送モータによって駆動される。拍車63は、排出ローラ62の回転に伴って連れ回る。用紙12は、搬送モータの正転によって正回転する排出ローラ62及び拍車63に挟持されて搬送向き16に搬送される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。記録部24は、搬送経路65を挟んでプラテン42と上下方向7に対向配置されている。記録部24は、キャリッジ23と、記録ヘッド39とを備えている。
図3に示されるように、キャリッジ23は、前後方向8に離間する位置において各々が左右方向9に延設されたガイドレール43、44に支持されている。ガイドレール43、44は、プリンタ部11のフレームに支持されている。キャリッジ23は、ガイドレール44に設けられた公知のベルト機構に連結されている。ベルト機構は、キャリッジモータ(不図示)によって駆動される。ベルト機構に連結されたキャリッジ23は、キャリッジモータの駆動によって左右方向9に沿って往復移動する。キャリッジ23の移動範囲は、図3の一点鎖線で示されるように、搬送経路65より右方及び左方にまで及ぶ。
キャリッジ23からは、インクチューブ32とフレキシブルフラットケーブル33とが延出されている。
インクチューブ32は、タンクセット99(図6及び図7参照)及び記録ヘッド39を接続するものである。インクチューブ32は、タンクセット99の各インクタンク100に貯留されたインク(液体の一例)を記録ヘッド39に供給する。インクタンク100は、タンクの一例である。各色(ブラック、マゼンタ、シアン、イエロー)のインクが流通する4本のインクチューブ32が、各インクタンク100に対応して設けられており、これらが束ねられた状態でキャリッジ23と接続されている。
フレキシブルフラットケーブル33は、複合機10の動作を制御する制御部(不図示)が実装された制御基板及び記録ヘッド39を電気的に接続するものである。フレキシブルフラットケーブル33は、制御部から出力される制御信号を記録ヘッド39に伝達する。
図2に示されるように、キャリッジ23は、記録ヘッド39を搭載している。記録ヘッド39の下面には、複数のノズル40が配置されている。複数のノズル40の先端は、記録ヘッド39の下面から露出している。記録ヘッド39は、ノズル40からインクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ23が移動する過程において、プラテン42に支持されている用紙12に向けて記録ヘッド39がインク滴を吐出する。これにより、用紙12に画像が記録される。また、これにより、各インクタンク100に貯留されたインクが消費される。
[プラテン42]
図2及び図3に示されるように、プラテン42は、搬送向き16における搬送ローラ部54及び排出ローラ部55の間に配置されている。プラテン42は、搬送経路65を挟んで記録部24と上下方向7に対向配置されている。プラテン42は、搬送ローラ部54によって搬送される用紙12を下方から支持する。
[アタッチメント52]
図4に示されるように、筐体14の本体34の前壁14Aの右部に、開口22が形成されている。開口22の奥側には、タンクセット99(図6及び図7参照)を収容可能な収容空間17が形成されている。開口22は、本体34の内部と外部とを連通している。開口22の下方にある開口周縁部22Aには、アタッチメント52が設けられている。アタッチメント52は、本体34に取り付けられている。詳細には、アタッチメント52は、本体34の開口22の下方において開口周縁部22Aにネジ留めにより固定されている。アタッチメント52は、開口周縁部22Aから前方へ突出している。なお、アタッチメント52は、嵌合などのネジ留め以外の手段によって本体34に固定されていてもよいし、本体34と一体に形成されていてもよい。
アタッチメント52の上面52A(図10参照)は、筐体14の底面14Bの一部を構成している。図4に示されるように、上面52Aには、タンクセット99の保持部材120(図6及び図7参照)と係合する2つの係合部48が形成されている。2つの係合部48は、アタッチメント52の上面52Aにおいて、左右方向9に離れて配置されている。係合部48が保持部材120と係合することによって、アタッチメント52は、保持部材120を支持する(図8参照)。
図4に示されるように、アタッチメント52は、開閉蓋230を回動可能に支持する支持部49を備えている。支持部49は、アタッチメント52の左右両端から左右方向9の外側へ一対が突出している。
[開閉蓋230]
図5に示されるように、本体34には、アタッチメント52を介して開閉蓋230が、開口22を覆うようにして取り付けられている。開閉蓋230は、開口22を閉塞する閉位置(図5(A)に示される位置)と、開口22を開放する開位置(図5(B)に示される位置)との間を回動可能である。
上述したように、アタッチメント52の支持部49は、左右方向9に離れて一対が設けられている(図4参照)。図5に示されるように、開閉蓋230は、左右方向9に延びる回動軸線230A(回動中心)周りに回動可能である。回動軸線230Aは、支持部49の中心を通る線である。図5(A)に示される閉位置の開閉蓋230は、嵌合やマグネットなどの公知の手段によって、閉位置に保持される。
図1に示されるように、開閉蓋230には、開口232が形成されている。開閉蓋230が閉位置のとき、開口232を通じて、インクタンク100及び保持部材120のそれぞれの一部が外部から視認可能である。なお、図1では、開口232を通じて視認可能なインクタンク100及び保持部材120は、省略されている。
[タンクセット99]
図8に示されるように、タンクセット99は、本体34の収容空間17(図4及び図5参照)に収容されている。タンクセット99は、記録ヘッド39に供給されるインクを貯留するものである。図6及び図7に示されるように、タンクセット99は、異なる色のインクをそれぞれ貯留する4つのインクタンク100と、保持部材120(カバーの一例)と、連結部材200とを備える。
保持部材120及び連結部材200は、4つのインクタンク100を、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。なお、右端に配置されるインクタンク100は他のインクタンク100よりも貯留可能なインクの容量が大きいが、インクタンク100の大小関係は特に限定されない。
[インクタンク100]
図6及び図7に示されるように、インクタンク100は、全体として、左右方向9に沿った寸法が短く、上下方向7及び前後方向8それぞれに沿った寸法が左右方向9に沿った寸法よりも長い扁平の直方体形状である。また、前後方向8の寸法は、上下方向7の寸法よりも長い。なお、図6及び図7において、インクタンク100の側面が開口しているが、この開口した側面はフィルムによって封止されている。
インクタンク100は、インクを貯留するインク室111(液体貯留室の一例)内のインクがインクタンク100の外部から視認可能な程度の透光性を有する樹脂で形成されている。
インクタンク100は、立壁102(視認壁の一例)と傾斜壁106とを備えている。インクタンク100が複合機10に装着された状態において、立壁102及び傾斜壁106は、筐体14の本体34の前壁14A(図1参照)の外面よりも前方に位置している。立壁102は、上下方向7及び左右方向9(幅方向の一例)に拡がっている。傾斜壁106は、立壁102の上端から上方へ向かうにしたがって後方へ向かうように延びている。
各インクタンク100の立壁102は、保持部材120の開口81(図6及び図8参照)及び開閉蓋230の開口232(図1参照)を介して、複合機10の外部に露出している。このような構成であることにより、各インクタンク100の立壁102は、複合機10の前方から視認可能であり、ユーザは各インクタンク100に貯留されたインクの残量を確認可能である。
図6に示されるように、各インクタンク100の立壁102には、第1ライン146と第2ライン147とが形成されている。
第1ライン146は、左右方向9に延びている。第1ライン146の上下方向7の位置は、複合機10が使用姿勢において、貯留が許容される最大量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。
第2ライン147は、左右方向9に延びている。第2ライン147は、第1ライン146よりも下方に位置している。第2ライン147の上下方向7の位置は、複合機10が使用姿勢において、インクの補充が必要となる最小量のインクがインク室111に貯留されたときの、当該インクの液面と同じ高さである。
図7に示されるように、突出部157は、後壁110から後方へ向けて突出している。突出部157は、中空である。突出部157の内部空間は、インク室111と連通している。突出部157には、連結部材200のインクニードル223(図6参照)が挿入される。インクニードル223は、直接的または間接的にインクチューブ32と接続されている。これにより、インク室111から突出部157の内部空間へ進入したインクが、インクニードル223を通じてインクチューブ32へ流出する。
図6に示されるように、傾斜壁106は、その外面にリブ148を備える。リブ148は、供給口112よりも下方に形成されている。リブ148は、傾斜壁106の右端近傍から左端近傍に亘って概ね左右方向9へ延びている。詳細には、リブ148は、左右方向9の中央よりも右方へ向かうにしたがって下方へ向かうように傾斜しており、且つ左右方向9の中央よりも左方へ向かうにしたがって下方へ向かうように傾斜している。
リブ148が傾斜壁106の外面に形成されていることによって、供給口112を通じてインク室111にインクが注入される際にインクが供給口112から漏れた場合であっても、漏れたインクが立壁102の外面、特に立壁102の外面における第1ライン146よりも下方に付着することが、リブ148によって阻害される。また、リブ148が傾斜していることによって、上方からリブ148に付着したインクは、リブ148に沿って左右方向9におけるインクタンク100の外方へ導かれる。これらにより、立壁102の外面にインクが付着する可能性を低くできるため、インクタンク100の外部から立壁102を通じてインク室111内のインクを視認することが、付着したインクによって阻害される可能性を低くできるという効果を奏する。
なお、リブ148は、上記効果を奏するのであれば、図6に示されるような形状に限らない。例えば、リブ148は、図6に示されるよりも左右方向9に短くてもよい。この場合、リブ148は、第1ライン146及び第2ライン147よりも右方から、第1ライン146及び第2ライン147よりも左方に亘って延びていることが望ましい。また、例えば、リブ148は、左右方向9に沿って真っ直ぐ延びていてもよいし、左端から右端へ向かうにしたがって下方へ向かうように傾斜していてもよいし、右端から左端へ向かうにしたがって下方へ向かうように傾斜していてもよい。
また、リブ148は、上記効果を奏するのであれば、図6に示されるような位置に限らない。例えば、リブ148は、傾斜壁106ではなく、立壁102に形成されていてもよい。この場合、リブ148は、第1ライン146よりも上方に形成されていることが望ましい。
図6及び図7に示されるように、インクタンク100は、大気連通路170を有する。大気連通路170は、インク室111とインクタンク100の外部とを連通するための連通路である。
インクタンク100の傾斜壁106には、インク室111にインクを注入するための供給口112が形成されている。供給口112は、開閉蓋230を開位置に位置させることによって、開口22を介して複合機10の外部に露出する。
インクタンク100のインク室111に貯留されたインクの液面が第2ライン147以下の高さとなると、ユーザによって、ボトル(不図示)に貯留されたインクが、供給口112を通じてインク室111へ補充される。供給口112が傾斜壁106に配置されることにより供給口112に対して斜め上方からインクをインクタンク100内へ補充することが容易である。
[保持部材120]
図6及び図7に示されるように、保持部材120は、4つのインクタンク100を、前後方向8の前方から、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。保持部材120は、後方が開口された箱形状の部材である。保持部材120は、インクタンク100を保持した状態において、インクタンク100の前部を覆っている。
保持部材120は、立壁76(第1壁の一例)と、傾斜壁77と、右壁72と、左壁73と、上壁74と、下壁75(第2壁の一例)とを備える。
図8に示されるように、インクタンク100が複合機10に装着された状態において、立壁76及び傾斜壁77は、筐体14の本体34の前壁14Aの外面よりも前方、つまり当該外面よりも本体34の外方に位置している。
図6に示されるように、立壁76は、上下方向7及び左右方向9に拡がっている。傾斜壁77は、立壁76の上端から上方へ向かうにしたがって後方へ向かうように延びている。
右壁72は、立壁76の右端及び傾斜壁77の右端から前後方向8に沿って後方へ延びる壁である。左壁73は、立壁76の左端及び傾斜壁77の左端から前後方向8に沿って後方へ延びる壁である。上壁74は、傾斜壁77の上端から前後方向8に沿って後方へ延びる壁である。上壁74の右端は、右壁72の上端と接続されている。上壁74の左端は、左壁73の上端と接続されている。
図7及び図9に示されるように、下壁75は、立壁76の下端から前後方向8(交差方向の一例)に沿って後方へ延びる壁である。下壁75の右端は、右壁72の下端と接続されている。下壁75の左端は、左壁73の下端と接続されている。
保持部材120がインクタンク100の前部を覆った状態で、下壁75はインクタンク100を下方から支持している。下壁75には、貫通孔78が形成されている。貫通孔78は、各インクタンク100に対応して形成されている。貫通孔78は、インクタンク100の下面に形成された突部(不図示)と係合することによって、インクタンク100を保持部材120に対して位置決めするものである。なお、インクタンク100を保持部材120に対して位置決めする手段は、貫通孔78と突部とによるものに限らず、種々の公知の手段が採用され得る。
図6に示されるように、保持部材120の立壁76には、複数の開口81(透光部の一例)が形成されている。各開口81は、左右方向9に間隔を空けて形成されている。各開口81は、4つのインクタンク100に対応している。保持部材120が各インクタンク100を保持した状態、且つ開閉蓋230が閉位置の状態において、各インクタンク100の立壁102に形成された第1ライン146及び第2ライン147が、保持部材120の開口81及び開閉蓋230の開口232を介してプリンタ部11の外部に露出可能である。つまり、保持部材120は、立壁102の所定部分が開口81を介して外部から視認可能な状態でインクタンク100のうち少なくとも立壁102を覆うものである。ここで、所定部分は、各インクタンク100の立壁102のうち、第1ライン146及び第2ライン147並びにそれらの周辺部分である。
保持部材120の傾斜壁77には、複数の開口82が形成されている。各開口82は、左右方向9に間隔を空けて形成されている。各開口82は、4つのインクタンク100に対応している。保持部材120が各インクタンク100を保持した状態において、各インクタンク100の供給口112が、開口82を介して保持部材120の外部に露出可能である。
保持部材120の上壁74の前部には、複数のキャップ113が取り付けられている。なお、図6及び図7には、キャップ113が保持部材120に取り付けられていない状態が示されている。各キャップ113は、4つのインクタンク100に対応している。各キャップ113は、ゴムやエラストマーのように弾性変形可能な素材によって成型されている。キャップ113は、保持部材120に取り付けられた状態において、封止位置と離間位置に移動可能である。封止位置のキャップ113は、供給口112を液密に封止する。キャップ113が離間位置に位置する状態において、供給口112が開放される。その結果、供給口112を通じてインク室111にインクを注入することが可能となる。
図8に示されるように、保持部材120は、下面の前方部分においてアタッチメント52と係合している。図8には、保持部材120とアタッチメント52の係合箇所が詳細に現れていないが、図4に示されるアタッチメント52の係合部48が保持部材120の下壁75の下面75Bに形成された凹部121(図9参照)と係合する。係合部48が凹部121と係合した状態において、保持部材120の下壁75は、アタッチメント52の上面52A(筐体14の底面14Bの一部、図10参照)によって支持されている。
[保持部材120の下壁75に形成されたリブ91、92、93]
図7に示されるように、保持部材120の下壁75の上面75Aには、リブ91(第1リブの一例)及びリブ92(第2リブの一例)が形成されている。
リブ91は、左右方向9において各貫通孔78を挟むように各貫通孔78に対応して2本ずつ形成されている。リブ91は、前後方向8に沿って延びている。リブ91の前端は、貫通孔78よりも前方に位置している。リブ91の後端は、上面75Aの後端に位置している。
リブ92は、各貫通孔78に対応して1本ずつ形成されている。リブ92は、貫通孔78よりも前方に位置している。また、リブ92は、供給口112よりも後方に位置している。つまり、リブ92は、前後方向8において、貫通孔78と供給口112との間に位置している。リブ92は、左右方向9の成分を有する方向へ延びている。リブ92は、対応する貫通孔78よりも左方から、対応する貫通孔78よりも右方に亘って延びている。本実施形態において、リブ92は、左右方向9における貫通孔78の中央よりも右方へ向かうにしたがって後方へ向かうように傾斜しており、且つ左右方向9における貫通孔78の中央よりも左方へ向かうにしたがって後方へ向かうように傾斜している。
図9に示されるように、保持部材120の下壁75の下面75Bには、リブ93(第3リブの一例)が形成されている。リブ93は、前後方向8の成分を有する方向へ延びている。リブ93の前端は、貫通孔78よりも前方に位置している。リブ91の後端は、貫通孔78よりも後方に位置している。リブ93は、2本形成されている。一方のリブ93は、左右方向9において、最も右方に形成された貫通孔78と下壁75の下面75Bの右端75Rとの間に位置している。他方のリブ93は、最も左方に形成された貫通孔78と下壁75の下面75Bの左端75Lとの間に位置している。リブ93は、後述する第2吸収体182と接触している。
[アタッチメント52に形成されたリブ95]
図4に示されるように、アタッチメント52の上面52Aには、リブ95(第5リブの一例)が形成されている。リブ95は、上面52Aの左端部に形成されている。なお、図4では、リブ95は上面52Aの左端部のみに形成されているが、リブ95は上面52Aの右端部にも形成されていてもよい。
アタッチメント52が保持部材120を支持した状態において、リブ95は、2つのリブ93のうちの他方のリブ93(最も左方に形成された貫通孔78と下壁75の下面75Bの左端との間に位置するリブ93)よりも左方に位置している。また、リブ95は、上面95Aの左端よりも右方に位置している。つまり、リブ95は、左右方向9において、他方のリブ93と上面95Aの左端との間に位置している。
なお、リブ95が上面52Aの右端部にも形成されている場合、右端部に形成されたリブ95は、左右方向9において、一方のリブ93(最も右方に形成された貫通孔78と下壁75の下面75Bの右端との間に位置するリブ93)と上面95Aの右端との間に位置している。
なお、リブ95の有無は任意である。また、リブ95は、左右方向9において、リブ93と上面95Aの左右方向9の端との間以外の位置にあってもよい。
[吸収体180]
図4及び図10に示されるように、筐体14の底面14Bに、吸収体180が配置されている。吸収体180は、発泡ポリウレタンなどの多孔材料からなる。多孔材料に形成された孔にインクが進入することにより、インクは吸収体180に吸収される。吸収体180は、タンクセット99が本体34の収容空間17に収容された状態(図8参照)において、少なくとも保持部材120の下方に配置されている。吸収体180は、第1吸収体181と第2吸収体182とを備える。
第1吸収体181は、筐体14の底面14Bのうち本体34の底面34Aに配置されている。第1吸収体181は、タンクセット99が本体34の収容空間17に収容された状態(図8参照)において、タンクセット99と上下方向7に対向する位置からタンクセット99より後方の位置までに亘って配置されている。なお、第1吸収体181の配置位置は、前記に限らない。例えば、第1吸収体181は、タンクセット99が本体34の収容空間17に収容された状態(図8参照)において、タンクセット99と上下方向7に対向する位置にのみ配置されていてもよい。
図4及び図10に示されるように、第2吸収体182は、筐体14の底面14Bのうちアタッチメント52の上面52Aに配置されている。図10に示されるように、第2吸収体182は、アタッチメント52の後端部52B(端部の一例)から後方へ突出し、突出した部分がUターンするように湾曲されている。これにより、第2吸収体182は、アタッチメント52の後端部52Bを上下に挟んでいる。つまり、第2吸収体182は、アタッチメント52の上面52Aからアタッチメント52の後端部52Bを経てアタッチメント52の下面52Cへ至っている。そして、第2吸収体182のうち、アタッチメント52の下面52Cと接触している部分、つまり後端部52Bの下方に位置する部分は、第1吸収体181と接触している。
図4に示されるように、第2吸収体182は、リブ95を右方、左方、及び後方から囲むように配置されている。この状態において、第2吸収体182は、リブ95の左面及びリブ95の後面と当接している。一方、第2吸収体182と、リブ95における左右方向9の中央部を向く面(図4に示されているリブ95の場合、リブ95の右面)との間には、左右方向9に隙間Gが形成されている。なお、隙間Gの有無は任意である。
[連結部材200]
図6及び図7に示されるように、連結部材200は、4つのインクタンク100を、前後方向8の後方から、左右方向9に沿って一列に並んだ状態で保持するものである。連結部材200は、支持本体201及び連結部202を有する。支持本体201の後方から連結部202が組み合わされることによって、連結部材200が構成されている。なお、本実施形態では、支持本体201及び連結部202は別個の部材として構成されているが、支持本体201及び連結部202は一体に形成されてもよい。
支持本体201は、筐体14の本体34に固定され、支持されている。支持本体201の上面には、前後方向8に沿って延びる4つの溝210が形成されている。溝210の前端は、前方へ開口している。各溝210の左右方向9の幅は、4つのインクタンク100の幅より若干大きい。各溝210は、保持部材120に一体に保持された4つのインクタンク100が、連結部材200と連結されるときに、左右方向9の位置決めを行いつつ、前後方向8にスライド可能とするガイドとして機能する。
支持本体201の溝210の上方には、前方へ向かって突出するロッド217がそれぞれ設けられている。各ロッド217の前端に、各インクタンク100の後壁110がそれぞれ当接することによって、各インクタンク100の後方の位置が決定される。
連結部202は、連結板221、ガイド筒222、インクニードル223、インク流路224、及びジョイント225を有する。連結板221は、支持本体201に対してネジ226によって固定されている。
ガイド筒222は、連結板221から前方へ突出する円筒形状である。ガイド筒222は、溝210の上方に位置する。ガイド筒222は、各溝210に対応して4つが左右方向9へ並んで配置されている。ガイド筒222は、その内部空間に、インクタンク100の突出部157を収容可能である。ガイド筒222は、インクニードル223が突出部157の貫通孔に挿入されるときに、突出部157を収容することによって、インクニードル223と突出部157との位置決めを行う。
ガイド筒222の内部空間には、ガイド筒222と同軸線となるインクニードル223が配置されている。インクニードル223は、前後方向8に延びる管である。インクニードル223がインクタンク100の突出部157に挿入されることにより、インクニードル223の内部空間とインクタンク100のインク室111とが連通する。
連結板221の後面には、インク流路224が形成されている。インク流路224は、各インクニードル223に対応して独立した流路として構成されている。連結板221の後面に形成された溝の開口面(後面)が不図示のフィルムによって封止されることによって、インク流路224が形成されている。各インク流路224は、各インクニードル223の後端の開口と連続している。また、各インク流路224は、連結板221の上部に形成された各ジョイント225とそれぞれ連続している。各ジョイント225には、インクチューブ32がそれぞれ連結される。連結部202によって、インクタンク100のインク室111からインクチューブ32へ連通するインク流路が構成される。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、供給口112を通じてインク室111へ補充される際にインクタンク100外へ漏れたインクは、インクタンク100の立壁102や保持部材120の立壁76に沿って、保持部材120の下壁75へ流れ落ちる。そして、下壁75へ流れ落ちたインクは、毛管現象によってリブ91に沿って流れる。これにより、下壁75上のインクを、下壁75を支持している筐体14に配置された吸収体180へ導くことができる。その結果、インクが吸収体180に吸収されるため、インクが複合機10の外部へ流出することを低減することができる。
また、本実施形態によれば、保持部材120の下壁75へ流れ落ちたインクが貫通孔78を通じて保持部材120の下方へ流れることを、リブ92によって低減することができる。
また、本実施形態によれば、保持部材120の下壁75へ流れ落ちたインクが貫通孔78を通じて保持部材120の下方へ流れた場合に、当該インクが下壁75の下面75Bの右端や左端に達することをリブ93によって低減することができる。これにより、当該インクが下面75Bの右端や左端と筐体14との隙間から複合機10の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
通常、本体34はアタッチメント52よりも大きい。そのため、第1吸収体181は、第2吸収体182よりも大きく、第2吸収体182よりも多くのインクを吸収できる。本実施形態によれば、第1吸収体181と第2吸収体182とが接触している。そのため、保持部材120からアタッチメント52へ流れたインクを、第2吸収体182を介して第1吸収体181へ導くことができる。その結果、第2吸収体182が多量のインクを吸収することによるインクの漏れを防止することができる。
また、本実施形態によれば、保持部材120からアタッチメント52の上面52Aへ流れ落ちたインクがアタッチメント52の上面52Aの右端や左端に達することをリブ95によって低減することができる。これにより、当該インクが上面52Aの右端や左端と本体34との隙間から複合機10の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
また、本実施形態によれば、貫通孔78を通じて保持部材120の下方へ流れたインクは、リブ93に沿ってアタッチメント52の上面52Aに配置された第2吸収体182へ導かれる。第2吸収体182に吸収されたインクがアタッチメント52の上面52Aの右端や左端に達することを、リブ95によって低減することができる。
仮に、リブ95における左右方向9の中央を向く面と、第2吸収体182とが接している場合、以下の問題が生じるおそれがある。つまり、第2吸収体182が多量のインクを吸収した場合に、インクが第2吸収体182からリブ95へ移り、リブ95を乗り越えてしまう。本実施形態によれば、リブ95における左右方向の中央を向く面と、第2吸収体182との間には、左右方向9に隙間Gがある。そのため、上記のような問題の発生を低減することができる。
[変形例]
図11に示されるように、保持部材120の下壁75の上面75Aに、リブ94(第4リブの一例)が形成されていてもよい。リブ94は、上面75Aにおける左右方向9の中央へ向かうにしたがって後方へ延びている。換言すると、リブ94は、上面75Aにおける左右方向9の中央へ向かうにしたがって供給口112から離間するように延びている。リブ94の左右両端は、リブ91と繋がっている。
なお、図11では、リブ91及びリブ94はそれぞれ3本ずつ形成されているが、リブ91及びリブ94の数は3本に限らない。また、リブ91とリブ94とは繋がっていなくてもよい。
本変形例によれば、保持部材120の下壁75へ流れ落ちたインクを、毛管現象によってリブ94に沿って下壁75の上面75Aの左右方向9の中央へ導くことができる。これにより、当該インクが下壁75の上面75Aの右端や左端と筐体14との隙間から複合機10の外部へ漏れ出ることを低減することができる。
また、本変形例によれば、リブ94とリブ91とが繋がっている。そのため、毛管現象によってリブ91に沿って流れているインクを、容易にリブ94へ導くことができる。
リブ91の有無は任意である。リブ91が延びる方向は前後方向8に限らず、前後方向8の成分を有する方向に延びていればよい。例えば、リブ91は、後方へ向かうにしたがって右方または左方へ向かうように延びていてもよい。
リブ91の前端及び後端の位置は、図7に示された位置に限らない。例えば、リブ91の前端は、上面75Aの前端に位置していてもよい。また、リブ91の後端は、上面75Aの後端よりも前方に位置していてもよい。この場合、リブ91の後端は、貫通孔78より後方に位置することが好ましい。また、例えば、リブ91は、保持部材120の傾斜壁77や立壁76の後面から下壁75の上面75Aに亘って延びていてもよい。
リブ92の有無は任意である。例えば、保持部材120に貫通孔78が形成されていない構成であればリブ92は不要である。また、リブ92の形状は、左右方向9の成分を有する方向へ延びており、且つ少なくとも左右方向9における対応する貫通孔78の一端から他端に亘って延びていることを条件として、図7に示される形状以外の形状であってもよい。例えば、リブ92の左端は、対応する貫通孔78の左端と左右方向9に同位置で、リブ92の右端は、対応する貫通孔78の右端と左右方向9に同位置であってもよい。また、リブ92は、各貫通孔78に対応して複数本のリブが組み合わされることで構成されていてもよい。この場合、複数本のリブの各々は、種々の形状をとり得る。
リブ93の有無は任意である。また、リブ93の延びる方向は、図9に示される方向に限らず、前後方向8の成分を有する方向へ延びていればよい。上記実施形態では、リブ93は、第2吸収体182と接触していたが、第2吸収体182と接触していなくてもよい。
筐体14は、アタッチメント52を備えていなくてもよい。この場合、開閉蓋230及び保持部材120は、筐体14の本体34に支持される。また、この場合、吸収体180は、第2吸収体182を備えていない。
第1吸収体181と第2吸収体182とが接触する構成は、上記実施形態で説明された構成に限らない。例えば、第2吸収体182のアタッチメント52の後端部52Bから突出した部分が下方へ垂れ下がることによって、第2吸収体182が第1吸収体181に接触してもよい。
吸収体180の有無は任意である。詳細には、複合機10は、第1吸収体181を備える一方で第2吸収体182を備えていなくてもよいし、第2吸収体182を備える一方で第1吸収体181を備えていなくてもよいし、第1吸収体181及び第2吸収体182の双方を備えていなくてもよい。複合機10が第1吸収体181を備えていない場合、第1吸収体181の配置位置に対応する位置には、インクを貯留可能な空間(所定空間の一例)が形成される。当該空間は、例えば、本体34の底面34Aと底面34Aから立設された周壁とで構成された空間である。また、複合機10が第2吸収体182を備えていない場合、第2吸収体182の配置位置に対応する位置には、インクを貯留可能な空間(所定空間の一例)が形成される。当該空間は、例えば、アタッチメント52の上面52Aと上面52Aから立設された周壁とで構成された空間である。
上記実施形態では、保持部材120は、開口81を備えていた。そして、各インクタンク100の立壁102の所定部分が、開口81を介して保持部材120の外部に露出していた。これにより、保持部材120の外部から開口81を介して各インクタンク100の立壁102の所定部分が視認可能であった。しかし、各インクタンク100の立壁102の所定部分を視認可能とする保持部材120の構成は、開口81に限らない。例えば、保持部材120の立壁76の所定部分に対応する部分がガラスなどの透光性を有する材料で構成されていてもよい。これにより、保持部材120の外部から立壁76を介して各インクタンク100の立壁102の所定部分が視認可能であってもよい。この場合、保持部材120における透光性を有する材料で構成された部分が透光部の一例である。
開口22は、筐体14の本体34の前壁14Aの右部以外に形成されていてもよい。例えば、開口22は、本体34の右壁や左壁や上壁などに形成されていてもよい。
インクタンク100において、供給口112は傾斜壁106以外に形成されていてもよい。例えば、インクタンク100が傾斜壁106を備えていない直方体形状である場合に、供給口112がインクタンク100の上壁に形成されていてもよい。この場合、ボトルに貯留されたインクは、供給口112に対して上方からインクタンク100内へ補充される。
上記実施形態では、インクを液体の一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、インクに代えて、印刷時にインクに先立って記録用紙に吐出される前処理液、或いは記録ヘッド39のノズル40の乾燥を防止するために記録ヘッド39のノズル40近傍に噴霧される水等が、液体の一例であってもよい。
10・・・複合機(液体供給装置)
14・・・筐体
14B・・・底面
17・・・収容空間
22・・・開口
75・・・下壁(第2壁)
76・・・立壁(第1壁)
81・・・開口(透光部)
91・・・リブ(第1リブ)
100・・・インクタンク(タンク)
102・・・立壁(視認壁)
111・・・インク室(液体貯留室)
112・・・供給口
120・・・保持部材(カバー)
180・・・吸収体

Claims (13)

  1. 外部へ開口する収容空間を有する筐体と、
    液体貯留室を有しており、上記収容空間に収容されるタンクと、
    上記筐体の底面に支持されており、上記タンクの一部を覆うカバーと、を備え、
    上記タンクは、
    水平方向に沿った幅方向及び上下方向の成分を有する方向に延びており、上記液体貯留室に貯留された液体が外部から視認可能な視認壁と、
    上記液体貯留室に液体を供給するための供給口と、を備え、
    上記カバーは、
    透光部が形成されており、上記筐体の外部に露出可能な第1壁と、
    上記第1壁の下端から上記幅方向及び上記上下方向と交差する交差方向へ延びており、上記タンクを下方から支持し、上記筐体に支持される第2壁と、を備え、
    上記カバーは、上記視認壁の所定部分が上記透光部を介して外部から視認可能な状態で上記タンクのうち少なくとも上記視認壁を覆うものであり、
    上記筐体の底面のうち少なくとも上記カバーの下方に、液体を貯留可能な所定空間が形成されている液体供給装置。
  2. 上記第2壁の上面に、上記交差方向の成分を有する方向へ延びた第1リブが形成されている請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 上記第2壁に貫通孔が形成されており、
    上記第2壁の上面に、上記幅方向の成分を有する方向へ延びた第2リブが形成されており、
    上記第2リブは、上記交差方向において上記貫通孔と上記供給口との間に位置し、少なくとも上記幅方向における上記貫通孔の一端から他端に亘って延びている請求項1または2に記載の液体供給装置。
  4. 上記第2壁に貫通孔が形成されており、
    上記第2壁の下面に第3リブが形成されており、
    上記第3リブは、上記幅方向における上記第2壁の下面の端と上記貫通孔との間において、上記交差方向の成分を有する方向へ延びている請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。
  5. 上記第2壁の上面に、第4リブが形成されており、
    上記第4リブは、上記第2壁の上面における上記幅方向の中央へ向かうにしたがって上記供給口から離間するように延びている請求項1から4のいずれかに記載の液体供給装置。
  6. 上記第2壁の上面に、上記交差方向の成分を有する方向へ延びた第1リブが形成されており、
    上記第4リブの上記幅方向の中央とは反対の端は、上記第1リブと繋がっている請求項5に記載の液体供給装置。
  7. 上記筐体の底面のうち少なくとも上記カバーの下方に配置されており、液体を吸収する吸収体を備える請求項1から6のいずれかに記載の液体供給装置。
  8. 上記筐体は、
    上記開口を有する本体と、
    上記本体の開口周縁部の下部に固定されており、上記カバーを支持するアタッチメントと、を備え、
    上記吸収体は、
    上記本体の底面に配置された第1吸収体と、
    上記アタッチメントの上面に配置された第2吸収体と、を備え、
    上記第1吸収体と上記第2吸収体とは、接触している請求項7に記載の液体供給装置。
  9. 上記第2吸収体は、上記アタッチメントの上面の上記交差方向の端部から突出し、突出した部分がUターンするように湾曲されて上記端部を上下に挟んでおり、
    上記第2吸収体における上記端部の下方に位置する部分が、上記第1吸収体と接触している請求項8に記載の液体供給装置。
  10. 上記アタッチメントの上面における上記幅方向の端部に、第5リブが形成されている請求項8または9に記載の液体供給装置。
  11. 上記第2壁に貫通孔が形成されており、
    上記第2壁の下面に第3リブが形成されており、
    上記第3リブは、上記幅方向における上記第2壁の下面の端と上記貫通孔との間において、上記交差方向の成分を有する方向へ延びており、
    上記第5リブは、上記幅方向において、上記アタッチメントの上面の端と上記第3リブとの間に形成されている請求項10に記載の液体供給装置。
  12. 上記第3リブは、上記第2吸収体と接触している請求項11に記載の液体供給装置。
  13. 上記第5リブにおける上記幅方向の中央を向く面と、上記第2吸収体との間には、上記幅方向に隙間がある請求項10から12のいずれかに記載の液体供給装置。
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