JP2019007715A - 加熱調理器及び加熱調理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】調理排気を高効率で換気装置に誘導するようにした加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器100は、内部に風路が形成されている本体1と、本体に設けられ、加熱対象物を加熱する加熱部2と、本体に設けられ、風路に空気を取り込み、風路から空気を吹き出すファンと、本体に設けられ、風路から空気を吹き出すための複数の吹出口4を有する気流制御機構と、を備え、気流制御機構は、吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向を、本体の設置環境及び加熱部の使用状況に応じて可変に設定可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、調理時に発生する調理排気を誘導する加熱調理器、及び、この加熱調理器を備えた加熱調理システムに関するものである。
一般的な住宅では、通常、キッチンに設置されている加熱調理器を用いて加熱対象物を加熱することができる。従来、加熱調理器としては、ガス式の加熱調理器が主流であった。ガス式の加熱調理器は、ガスを燃焼することによって加熱対象物を加熱するものである。ガス式の加熱調理器を用いて加熱対象物を加熱する際、加熱対象物の周囲の空気も加熱されることになる。以下の説明において、加熱対象物の周囲の加熱された空気を、加熱空気と称するものとする。
この加熱空気は、周囲の空気を巻き込みながら上昇する。このとき、加熱調理時に発生する調理排気も、加熱空気の流れに誘導されて、一緒に上昇することになる。そして、調理排気は、加熱空気と一緒に加熱調理器の上方に設置されている換気装置に吸引され、建物の外部に排気される。調理排気とは、加熱調理時に加熱対象物から発生する油煙、水蒸気、及び、臭いの少なくとも1つが含まれているものである。
近年、火を使用しないこと、ガス漏れがないこと、清掃が簡便であること、オール電化住宅の増加等から、ガス式の加熱調理器に代えて電磁誘導式加熱調理器を導入する住宅が増加している。電磁誘導式加熱調理器とは、いわゆるIHクッキングヒータのことである。電磁誘導式加熱調理器で上昇気流となる加熱空気は、ガス式の加熱調理器で上昇気流となる加熱空気に比べて、風速が低い。このため、電磁誘導式加熱調理器においては、換気装置における調理排気の収集効果が、ガス式の加熱調理器に比べて低下する。
そこで、特許文献1に記載されているように、複数の排気口を本体上部の後部及び両側部に設け、調理排気の偏りを解消することで、調理排気を上方に設置された換気装置まで誘導するようにした誘導加熱調理器が提案されている。
また、特許文献2に記載されているように、排気の向き、及び、排気口の開口面積を調整することで、調理排気をスムーズに誘導するようにした加熱調理器が提案されている。
特開2002−313550号公報 特開2008−051360号公報
特許文献1に記載の技術では、複数の排気口から吹き出す空気の総流量、排気口ごとの分配比率、及び、排気口ごとの空気が吹き出す方向を、加熱調理器の設置環境及び加熱調理器の使用状況に応じて制御することは行ってはいない。そのため、次のような問題点があった。加熱調理器の設置環境及び加熱調理器の使用状況によっては、換気装置まで調理排気を確実に誘導するために必要な加熱空気の流速を得ることができない場合がある。また、排気口から吹き出す空気の一部は、換気装置における調理排気の収集効率に寄与しない。そのため、空気を吹き出すために使用するエネルギーの一部が無駄となってしまう場合がある。
また、特許文献2に記載の技術は、周囲の壁の温度を低くすることを目的としており、複数の排気口から吹き出す空気の総流量、排気口ごとの分配比率、及び、排気口ごとの空気が吹き出す方向を、加熱調理器の使用状況に応じて制御することは行ってはいない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、加熱調理器の設置環境及び加熱調理器の使用状況を考慮することで、調理排気を高効率で換気装置に誘導するようした加熱調理器、及び、この加熱調理器を備えた加熱調理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、内部に風路が形成されている本体と、前記本体に設けられ、加熱対象物を加熱する加熱部と、前記本体に設けられ、前記風路に空気を取り込み、前記風路から空気を吹き出すファンと、前記本体に設けられ、前記風路から空気を吹き出すための複数の吹出口を有する気流制御機構と、を備え、前記気流制御機構は、前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向を、前記本体の設置環境及び前記加熱部の使用状況に応じて可変に設定可能に構成されているものである。
本発明に係る加熱調理器によれば、本体の設置環境及び加熱部の使用状況に応じて可変に設定可能に構成された気流制御機構を備えているので、調理排気を高効率で換気装置に誘導できる排気を生成することが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置状態の一例を概略的に示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の一例を概略的に示す概略平面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の構成の一例を概略的に示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の吹出口の形状の一例を概略的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の吹出口の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の吹出口の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の吹出口の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器が備える気流制御部の構成の別の一例を概略的に示す概略斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置場所に応じた気流制御機構による排気の調節を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置場所に応じた気流制御機構による排気の調節を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置場所に応じた気流制御機構による排気の調節を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置場所に応じた気流制御機構による排気の調節を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の設置場所に応じた気流制御機構による排気の調節を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の気流制御機構の制御例をまとめた表である。
以下、本発明に係る加熱調理器について、図面を用いて説明する。
なお、以下で説明する構成、及び、動作等は、一例にすぎず、本発明に係る加熱調理器は、そのような構成、及び、動作等である場合に限定されない。また、各図において、同一又は類似するものには、同一の符号を付すか、又は、符号を付すことを省略している。また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の設置状態の一例を概略的に示す概略斜視図である。図2は、加熱調理器100の一例を概略的に示す概略平面図である。図3は、図2のA−A断面図である。図1〜図3に基づいて、加熱調理器100について説明する。実施の形態1では、加熱調理器100が、誘導加熱調理器であるIHクッキングヒータであるものとして説明するものとする。ただし、加熱調理器100を誘導加熱調理器に限定するものではなく、ガス式加熱調理器、ヒータ式加熱調理器、あるいは、電子レンジであってもよい。
なお、図1には、加熱調理器100と換気装置20とを含んで構成された加熱調理システム200を図示している。加熱調理システム200については、実施の形態2で説明する。また、図1では、加熱調理器100から吹き出される排気5の流量を矢印の長さで表し、排気5の風向を矢印の向きで表している。また、図3では、加熱調理器100における空気の流れを矢印5a、及び、矢印5bで表している。
加熱調理器100は、キッチンに設置されて利用されることが一般的である。図1では、加熱調理器100の背面に、設置されるキッチンの一部の壁30が位置している状態を例に示している。また、図1では、加熱調理器100の上方に、換気装置20が設置されている状態を例に示している。換気装置20は、加熱調理器100から発生する排気5及び調理排気をキッチンの外部に排気するものである。
加熱調理器100は、天面が開口された箱状の本体1と、本体1の上面に取り付けられたトップパネル13と、吹出口4を含んで構成されている気流制御部40と、を有している。
また、必須な構成ではないが、加熱調理器100は、本体1の前方に引き出し自在に設けられているグリル14を有している。
なお、気流制御部40については、後段で詳しく説明するものとする。
本体1の内部には、トップパネル13に載置された加熱対象物10を加熱する加熱部2が設けられている。
トップパネル13は、本体1の天面を覆い、耐熱性のガラスを含んで構成されている。トップパネル13の表面には、加熱部2の設置個数に応じた加熱対象物載置部13aが形成されている。
加熱部2は、トップパネル13に設けられている加熱対象物載置部13aの下方に配設されている。加熱部2は、図示省略のコイルベース等に載置され、インバータ回路等が搭載されている制御装置50によって加熱対象物10を加熱するものである。加熱調理器100が誘導加熱調理器であれば、加熱部2としては誘導加熱コイルが採用される。つまり、加熱部2は、電流によって発生する磁力線によって、トップパネル13を介して加熱部2の上側に載置される鍋又はフライパン等の加熱対象物10に渦電流を生じさせ、加熱対象物10それ自体を発熱させて加熱する。
加熱対象物載置部13aは、本体1に設置されている加熱部2に対応する位置、つまり加熱領域を示す位置に、たとえば円形の表示等として設けられている。加熱対象物載置部13aは、たとえば、印刷又は塗装によりトップパネル13に設ければよい。
なお、加熱対象物載置部13aをトップパネル13に設けなくてもよい。また、加熱対象物載置部13aの個数を特に限定するものではない。
本体1の側面には、本体1の内部を循環させる空気を取り込むための吸気口3が開口形成されている。吸気口3を、トップパネル13の外周部の後方に形成されている吹出口4に並べて形成してもよい。また、吸気口3を本体1の側面ではなく、正面又は背面に設けてもよい。
本体1の上部外周部の後方には、本体1の風路8を流れた空気を吹き出すための気流制御部40が着脱自在に設置されている。気流制御部40には、複数の吹出口4が開口形成されている。気流制御部40を、トップパネル13を介して本体1に設置してもよいし、トップパネル13の周囲に設けられるフレーム枠を介して本体1に設置してもよい。
本体1の内部には、吸気口3と吹出口4とを連通する風路8が形成されている。
トップパネル13の前方側には、加熱部2及びグリル14の加熱制御に関する各種操作を受け付ける入力装置6が設けられている。入力装置6に、入力操作及び加熱状態に関する各種情報を表示する表示装置としての機能を持たせてもよい。ただし、表示装置を、入力装置6とは別にトップパネル13に設けるようにしてもよい。なお、入力装置6をトップパネル13に設けた場合を例に示したが、これに限定するものではなく、本体1に入力装置6を設けるようにしてもよい。また、加熱部2に対する操作と、グリル14に対する操作と、を別々の入力装置で受け付けるようにしてもよい。
グリル14は、魚等の加熱対象物を焼くものであり、本体1の手前側に引き出されるようになっている。グリル14の内部には、庫内に載置された被調理物を加熱するための熱源となるグリル加熱手段が備えられている。このグリル加熱手段は、シーズヒーター等からなり、グリル14の内部上部及び内部下部の少なくとも一方に配置される。グリル加熱手段として、誘導加熱コイルを採用してもよい。また、グリル加熱手段として、コンベクションと呼ばれる熱風循環方式を採用してもよい。なお、グリル14は必須なものではない。
本体1には、加熱部2、及び、制御装置50を冷却する空気を吸引し、本体1の外部に排気するファン7が搭載されている。つまり、ファン7が駆動することで、加熱調理器100の周囲の空気が、吸気口3を介して本体1に吸引され、冷却対象を冷却した後に吹出口4から本体1の外部に吹き出される。ファン7は、制御装置50により駆動が制御される。
制御装置50は、使用者からの指示及び図示省略の温度センサー等の計測装置からの情報に基づいて加熱調理器100の全体を統括制御する。制御装置50は、マイクロコンピュータ、読み書き可能メモリ(RAM:Random Access Memory)、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、及びタイマー等を備えており、入力信号と記憶されたプログラムとに従って演算を行い、加熱部2及びファン7等の制御対象を制御する。制御装置50は、インバータ回路を制御して、加熱部2の出力を調整することで加熱部2の駆動を制御する。また、制御装置50は、ファン7の回転数を調整することでファン7の駆動を制御する。
加熱調理器100の加熱部2での調理動作例について説明する。加熱調理器100は、図示省略の主電源が投入されると、各構成部が動作可能な状態になる。制御装置50は、入力装置6で受け付けた指示に従い、加熱部2による加熱調理を開始する。制御装置50は、タイマー機能又は使用者からの調理終了指示により、加熱調理が完了したことを報知し、加熱部2での加熱調理を終了する。
また、制御装置50は、ファン7を駆動して、本体1に本体1の周囲の空気を取り入れる。ファン7が駆動されると、吸気口3から風路8に本体1の周囲の空気が取り込まれる。この空気は、風路8を流れ、冷却対象の各部を冷却する(矢印5b)。各部を冷却した空気は、風路8を流れ、吹出口4より本体1の外部に吹き出される(矢印5a)。つまり、吹出口4から吹き出された空気は、排気5となって本体1の上方に向かう。排気5は、周囲の空気を巻き込みながら上昇する。加熱調理時に発生する調理排気も、排気5の流れに誘導されて、一緒に上昇することになる。
<加熱調理器100の気流制御機構について>
ここで、加熱調理器100の気流制御機構について説明する。
加熱調理器100は、各吹出口4から吹き出される排気5の流量(風量)、流速(風速)、及び、風向を調節する気流制御機構を有している。気流制御機構は、吹出口4を構成として備える気流制御部40と、気流制御部40を制御する制御装置50と、を含んで構成されている。ただし、気流制御部40が駆動する構成を含んでいない場合には、制御装置50は必須の構成とはならない。
図4は、加熱調理器100が備える気流制御部40の構成の一例を概略的に示す概略斜視図である。図5は、加熱調理器100が備える気流制御部40の吹出口4の形状の一例を概略的に示す概略断面図である。図6は、加熱調理器100が備える気流制御部40の吹出口4の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。図7は、加熱調理器100が備える気流制御部40の吹出口4の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。図8は、加熱調理器100が備える気流制御部40の吹出口4の形状の別の一例を概略的に示す概略断面図である。図9は、加熱調理器100が備える気流制御部40の構成の別の一例を概略的に示す概略斜視図である。
図4に示すように、気流制御部40は、本体部41と、本体部41の上面に形成された複数の吹出口4を含んで構成されている。本体部41は、箱状に構成され、内部に風路8と連通する空間が形成されている。吹出口4は、風路8の出口として機能するものである。図1に示したように、気流制御部40は、本体1の外周部の後方に着脱自在に設置される。図1では、2つの気流制御部40が、本体1に設置されている状態を例に示している。なお、本体部41の形状を特に限定するものではなく、本体1に着脱自在な形状で構成されていればよい。
加熱調理器100は、気流制御部40を介して、複数の吹出口4から吹き出す排気5の総流量、各吹出口4から吹き出す排気5の分配比率、各吹出口4からの排気5の吹き出し方向を調節する機能を有している。つまり、気流制御部40により、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風速、風量、及び、風向が、調節可能になっている。
なお、図1では、8個の吹出口4を本体1の幅方向に並べた状態を例に示しているが、図4では、幅方向に並べた8個の吹出口4を二列並べた状態を例に示している。ただし、吹出口4の個数及び形状を、図1及び図4に示す個数及び形状に限定するものではない。
(複数の吹出口4から吹き出す排気5の総流量(風速)の調節)
加熱調理器100の調理動作中、制御装置50はファン7を駆動する。このとき、加熱調理器100は、ファン7の回転数により、吹出口4から吹き出す排気5の総流量を調節可能になっている。あるいは、風路8の形状により、風路8を流れる空気の圧力損失量を制御し、吹出口4から吹き出す排気5の総流量を調節可能にしてもよい。なお、ファン7の回転数及び風路8の形状の双方によって、吹出口4から吹き出す排気5の総流量を調節してもよい。
(各吹出口4から吹き出す排気5の流量の分配比率の調節)
ファン7を本体1の内部に複数設けた場合には、加熱調理器100は、それぞれのファン7の回転数を制御装置50により個別に制御することにより、各吹出口4から吹き出す排気5の流量の分配比率を調節可能になっている。または、図5及び図6に示すように、各吹出口4の径を調整することにより、各吹出口4から吹き出す排気5の流量の分配比率を調節するようにしてもよい。あるいは、図5及び図7に示すように、各吹出口4の長さ(深さ)を調整することにより、各吹出口4から吹き出す排気5の流量の分配比率を調節するようにしてもよい。
なお、図5では、吹出口4の径を径D1として図示し、吹出口4の長さを長さL1として図示している。図6では、吹出口4の径を径D2として図示し、吹出口4の長さを長さL1として図示している。図7では、吹出口4の径を径D1として図示し、吹出口4の長さを長さL2として図示している。
さらに、図8に示すように、各吹出口4の断面形状を、吹出口4の径が下流側に向かって拡径するようなテーパー形状のテーパー部4aにして、各吹出口4から吹き出す空気流量の分配比率を調節するようにしてもよい。あるいは、複数のファン7の個別制御、吹出口4の形状の双方によって、各吹出口4から吹き出す空気流量の分配比率を調節するようにしてもよい。
なお、図5〜図8では1つの吹出口4のみを図示しているが、複数の吹出口4のそれぞれに対して個別に寸法が設定される。寸法とは、吹出口4の径、吹出口4の長さ、吹出口4の形状等である。ただし、同じ寸法の吹出口4が全くなくてもよいし、何個かあってもよい。また、吹出口4の形状をテーパー形状に限定するものではなく、吹出口4の形状としては種々採用することができるものとする。
また、図9に示すように、吹出口4を開閉できる開閉機構45を設け、開閉機構45によって各吹出口4の開口面積を制御し、各吹出口4から吹き出す空気流量の分配比率を調節するようにしてもよい。具体的には、各開閉機構45の角度を制御することにより、各吹出口4から吹き出す空気の流量の分配比率を調節できる。開閉機構45は、吹出口4を全閉及び全開することもできる。
図9では、紙面左右方向が長辺となる長方形状の吹出口4、及び、その吹出口4を開閉可能な開閉機構45を示している。開閉機構45としては、吹出口4を開閉できるものであればよく、ルーバー機構、シャッター機構、風向調整機構、又は、ダンパー機構等を採用することができる。なお、図5〜図8に示した吹出口4に、開閉機構45を設けるようにしてもよい。また、図9に示した吹出口4の形状を調整して、各吹出口4から吹き出す空気流量の分配比率を調節するようにしてもよい。
(各吹出口4からの空気の吹き出し方向の調節)
各吹出口4の向きを調整することにより、加熱調理器100は、各吹出口4からの空気の吹き出し方向を調節可能になっている。あるいは、図9に示すように、各開閉機構45の角度を制御することにより、各吹出口4から吹き出す空気の方向を変更可能にし、各吹出口4からの空気の吹き出し方向を調節するようにしてもよい。あるいは、全閉とする吹出口4の個数、全開とする吹出口4の個数を調整することで、各吹出口4からの空気の吹き出し方向を調節するようにしてもよい。
気流制御機構は、加熱調理器100の設置環境に応じて可変に設定できる。つまり、加熱調理器100が設置される場所が予め決まっているような場合には、加熱調理器100では、設置場所に対応した状態に気流制御部40を調整しておくことで、気流制御機構を設定できる。また、加熱調理器100が設置する際に、設置場所において、その設置場所に対応した状態に気流制御部40を調整することで、気流制御機構を設定できる。気流制御部40に開閉機構45を備えている場合には、設置場所及び使用状況に応じて、制御装置50が気流制御部40を制御することで、気流制御機構を設定できる。
加熱調理器100の設置環境としては、加熱調理器100の上方に設置される換気装置20の機種及び位置の少なくとも1つも条件に含まれる。つまり、気流制御機構は、加熱調理器100の上方に設置された換気装置20の機種及び位置の少なくとも1つに応じて可変に設定可能になっている。換気装置20は、機種ごとに吸引力が異なっている。そのため、換気装置20によって形成される気流の分布も、換気装置20の機種ごとに異なることになる。そこで、加熱調理器100では、換気装置20によって形成される気流の分布に応じて、気流制御機構を調節することにより、換気装置20の吸引効率を最大化し、排気5を確実に誘導できるようにしている。
なお、加熱調理器100の設置環境については、加熱調理器100が設置される場所が予め決まっていれば、加熱調理器100の製造工程において気流制御機構を設定することができる。また、加熱調理器100を設置する施工者が、加熱調理器100の設置時に気流制御機構を設定してもよい。あるいは、加熱調理器100に自身の設置環境を検出する機能を設け、自動で加熱調理器100の設置環境を測定するようにしてもよい。
図10〜図14は、加熱調理器100の設置場所に応じた気流制御機構による排気5の調節を説明するための模式図である。図10〜図14に基づいて、気流制御機構の制御の一例について説明する。なお、ここでは、壁30が加熱調理器100の背面側に存在している場合を例に説明するが、壁30が加熱調理器100の側面の片方又は双方に存在している場合にも、図10〜図14に示す制御例と同様に実行される。
加熱調理器100から吹き出す排気5の総流量は、加熱調理器100の本体1の周囲にある壁30までの距離によって決める。図10に示すように、複数の吹出口4のいずれの近くにも壁30がない場合には、複数の吹出口4のいずれかの吹出口4の近くに壁30がある場合の総流量よりも大きくする。
こうすることによって総流量を大きくした方の流速が増加することで、吹出口4から吹き出される排気5が放射状に広がって吹き出し方向の平均流速が低下したとしても、誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
また、こうすることによって、設置場所(キッチン空間)への外部からの空気の流出入、人の往来、空調機器の動作、又は、外気との温度差によって、設置場所に生じる対流等の外乱に対して、その影響を受けにくくできる。
なお、加熱調理器100の本体1の周囲にある壁30までの距離は、距離を計測できる変位センサー、側長センサー、測距センサー、又は、距離センサー等の計測装置によって計測することができる。または、製造者、使用者又は施工者が距離を手入力してもよい。
次に、図11に示すように、使用者から向かって奥側に壁30があって、複数の吹出口4の全ての近くに壁30がある場合を考える。この場合には、吹出口4から吹き出す空気が拡散して、その平均流速が減衰してしまうことを壁30が防いでくれることになる。そのため、複数の吹出口4の全部の吹出口4の近くに壁30がある場合には、複数の吹出口4のいずれの近くにも壁30がない場合の総流量よりも小さくする。
こうすることによって、排気5を吹き出すために使用する電気的エネルギーを削減しながら、流速を減衰させずに誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
次に、図12に示すように、複数の吹出口4の一部の近くに壁30がある場合を考える。この場合には、各吹出口4から吹き出す排気5の分配比率を、壁30に近い吹出口4から吹き出す排気5の流量と、壁30から遠い吹出口4から吹き出す排気5の流量と、で異ならせる。つまり、壁30から遠い吹出口4から吹き出す排気5の流量を、壁30に近い吹出口4から吹き出す調理排気の流量よりも大きくする。
こうすることによって、壁30から遠い吹出口4から吹き出した排気5が拡散して、その平均流速が減衰したとしても、流量を大きくした方の流速が増加することで誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
なお、図12では、使用者から向かって奥側の左側のみに壁30がある場合を例に示している。また、壁30に近い吹出口4とは、紙面左側に設置されている気流制御部40の吹出口4のことであり、壁30から遠い吹出口4とは、紙面右側に設置されている気流制御部40の吹出口4のことである。
次に、図13に示すように、加熱調理器100の上方に、加熱調理器100の本体1の外形よりも小さい吸引口を持つ換気装置20が設置されている場合を考える。この場合には、それぞれの吹出口4から吹き出す排気5の向きを、換気装置20の吸引口へ向ける。つまり、複数の吹出口4のそれぞれを、換気装置20の吸引口に向けて傾ける。
こうすることによって、吹出口4の向いた方向に誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
なお、加熱対象物10の上方位置よりも使用者から向かって左右のいずれかの方向にズレて換気装置20が設置されている場合にも、それぞれの吹出口4から吹き出す排気5の向きを換気装置20の吸引口へ向けるようにする。
壁30の有無、換気装置20の機種、及び、換気装置20の設置位置の少なくとも1つを、加熱調理器100が備える検出装置によって自動で検出するようにしてもよい。加熱調理器100が自身の設置環境を自動で検出可能とすることにより、制御装置50が自動で気流制御機構を設定することができる。
なお、壁30の有無、換気装置20の機種、及び、換気装置20の設置位置の少なくとも1つについては、本体1が備える入力装置6を介して製造者、使用者又は施工者が制御装置50に指示してもよい。また、壁30の有無、換気装置20の機種、及び、換気装置20の設置位置の少なくとも1つを制御装置50に入力することなく、気流制御機構を製造者、使用者又は施工者が手動で設定してもよい。さらに、上述したように加熱調理器100の設置環境が予め決まっている場合には、加熱調理器100の製造工程、特に設計段階で、製造者が気流制御機構を設定してもよい。
次に、複数の加熱部2においてそれぞれの負荷量が異なる場合を考える。このような場合、複数の加熱部2のうち負荷量が多い加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の流量を、複数の加熱部2のうち負荷量が少ない加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の流量よりも大きくする。図14では、使用者から向かって右側の加熱部2の負荷量よりも、使用者から向かって左側の加熱部2の負荷量が小さい場合を示している。
具体的には、負荷量が大きい加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の分配比率を、負荷量が小さい加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の分配比率よりも大きくする。
こうすることによって、分配比率を大きくした方の流速が増加することで誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
複数の加熱部2のうち、一部の加熱部2における負荷量が小さい場合、各吹出口4から吹き出す排気5の分配比率を調節する。
また、複数の加熱部2のうち、全部の加熱部2における負荷量が小さい場合、各吹出口4から吹き出す排気5を生成するファン7の回転数を下げる。
こうすることにより、排気5を吹き出すために使用する電気的エネルギーを削減しながら、分配比率を大きくした方の流速が増加することで誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
次に、複数の加熱部2のうち一部の加熱部2に設置された加熱対象物10から調理排気が多く発生しており、その他の加熱部2に設置された加熱対象物10からは調理排気がほとんど発生していない場合を考える。このような場合、調理排気が多く発生している加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の分配比率を、調理排気がほとんど発生していない加熱部2に近い吹出口4から吹き出す排気5の分配比率よりも大きくする。
こうすることによって、分配比率を大きくした方の流速が増加することで誘引気流を生じさせることができる。したがって、加熱調理器100によれば、排気5に換気装置20の吸引口まで誘導する上で十分な流速が得られ、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率が向上する。つまり、換気装置20の吸引口まで調理排気を誘導する上で適した気流分布を形成することができる。
なお、各加熱部2における負荷量及び各加熱対象物10から発生する調理排気の量の少なくとも1つを計測する計測装置を加熱調理器100に設けるようにしてもよい。こうすることによって、負荷量及び排気5の量の少なくとも1つを自動で検出することができ、気流制御機構を制御装置50によって自動で調節することが可能になる。
また、入力装置6からの入力に応じて各加熱部2における使用状況を推定するようにしてもよい。こうすることによって、入力装置6からの入力情報を元に、気流制御機構を制御装置50によって自動で調節することが可能になる。
さらに、換気装置20に、各加熱部2における負荷量及び各加熱対象物10から発生する調理排気の量の少なくとも1つを計測する計測装置を設け、換気装置20から送られる情報に基づいて気流制御機構を制御装置50によって自動で調節してもよい。この場合、換気装置20の計測装置から送られる情報を元に、制御装置50が各加熱部2における使用状況を推定するようにしてもよい。
図15は、加熱調理器100の気流制御機構の制御例をまとめた表である。図15に基づいて、加熱調理器100が実行する気流制御機構の制御時の動作例について説明する。なお、ここでは、加熱部2が本体1の幅方向に2つ並んで配置されている場合を例に挙げて説明する。また、排気5の強弱の調節は、ファン7の制御による流速の強弱、及び、吹出口4の開口面積の制御による流速の強弱の少なくともいずれかで実行される。
加熱調理器100の上方に設置される換気装置20としては、図1等に示したレンジフードタイプと、図13に示した一般換気扇タイプと、の2種類とした。
レンジフードタイプである換気装置20の環境条件(設置環境)としては、図10に示したオープンキッチンである場合と、図12に示した片側のみに壁30が存在している場合と、図11に示した両側に壁30が存在している場合と、の3条件とした。
一般換気扇である換気装置20の環境条件(設置環境)としては、壁30の左側に設置されている場合と、壁30の中央に設置されている場合と、壁30の右側に設置されている場合と、の3条件とした。
気流制御機構としては、固定モード(基本モード)と、動的モード(調理状況対応モード)と、の2つとした。気流制御機構の固定モードとは、加熱調理器100の設計時又は設置時に、人間により予め設定された気流制御機構のモードのことである。気流制御機構の動的モードとは、加熱調理器100の制御装置50が調理状況に応じて設定した気流制御機構のモードのことである。
レンジフードタイプの換気装置20が設置されたオープンキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、固定モードでは、気流制御機構は、複数の吹出口4から均一に排気5が吹き出されるように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が弱く設定される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が弱く設定される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。基本状態とは、加熱調理器100の設置時に設定されている気流制御機構の状態を意味している。このときは、レンジフードタイプの換気装置20が設置されたオープンキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
次に、レンジフードタイプの換気装置20が設置され、片側のみに壁30が存在しているキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、固定モードでは、気流制御機構は、壁30が存在している左側の吹出口4から排気5が吹き出すよりも、壁30が存在していない右側の吹出口4から排気5を強く吹き出すように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が弱く設定される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く、左側の加熱部2に近い方の吹出口4からの排気5の吹き出しを停止又は弱くするように設定される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。このときは、片側のみに壁30が存在しているキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
次に、レンジフードタイプの換気装置20が設置され、両側に壁30が存在しているキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、この場合、固定モードでは、気流制御機構は、複数の吹出口4から均一に排気5が吹き出されるように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、及び、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。このときは、レンジフードタイプの換気装置20が設置され、両側に壁30が存在しているキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
次に、一般換気扇タイプの換気装置20が左側に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、固定モードでは、気流制御機構は、複数の吹出口4の向きを左側に向けるように設定される。つまり、気流制御機構は、複数の吹出口4のそれぞれが換気装置20を向くように傾斜させるように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、及び、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。このときは、一般換気扇タイプの換気装置20が左側に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
次に、一般換気扇タイプの換気装置20が中央に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、固定モードでは、気流制御機構は、複数の吹出口4の向きを中央に向けるように設定される。つまり、気流制御機構は、複数の吹出口4のそれぞれが換気装置20を向くように傾斜させるように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、及び、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。このときは、一般換気扇タイプの換気装置20が中央に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
次に、一般換気扇タイプの換気装置20が右側に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合を考える。
この場合、固定モードでは、気流制御機構は、複数の吹出口4の向きを右側に向けるように設定される。つまり、気流制御機構は、複数の吹出口4のそれぞれが換気装置20を向くように傾斜させるように設定される。
一方、動的モードでは、左側の加熱部2による調理が行われている場合、左右双方の加熱部2による調理が行われている場合、及び、右側の加熱部2による調理が行われている場合で、制御装置50による気流制御機構の設定が異なる。
左側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、左側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
右側の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、右側の加熱部2に近い方の吹出口4から吹き出す排気5の風速が強く設定される。また、吹出口4の向きは固定モードの状態が維持される。
双方の加熱部2による調理が行われている場合、気流制御機構は、基本状態に設定される。このときは、一般換気扇タイプの換気装置20が右側に設置されたキッチンに加熱調理器100を設置した場合の固定モードと同じ状態に気流制御機構が設定される。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、気流制御機構が本体1の周囲の壁30の有無によって設定されるので、本体1の周囲の壁30を本体1の設置環境の1つとすることができ、キッチンの幅広い仕様に対応することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、気流制御機構が本体1から本体1の周囲の壁30までの距離によって設定されるので、キッチンの幅広い仕様にさらに対応することが可能になる。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、気流制御機構が本体1の上方に設置されている換気装置20の機種及び位置の少なくとも1つによって設定される。
そのため、実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、換気装置20の機種及び位置を本体1の設置環境の1つとすることができ、換気装置20の幅広い仕様に対応することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、気流制御機構が加熱部2のそれぞれの負荷量によって設定されるので、加熱部2の負荷量を加熱部2の使用状況の1つとすることができ、加熱部2の幅広い仕様に対応することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、気流制御機構が加熱部2のそれぞれで加熱されている加熱対象物10から発生する調理排気の量によって設定される。
そのため、実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、調理排気の量を加熱部2の使用状況の1つとすることができ、加熱部2の幅広い仕様に対応することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、気流制御機構が、吹出口4のそれぞれの径、深さ、及び、形状により、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向が、可変に設定される。
そのため、実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、複雑な機構又は複雑な装置を備えることなく、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向を調節できることになる。
実施の形態1に係る加熱調理器100は、気流制御機構が、制御装置50により吹出口4のそれぞれの開口面積を制御することにより、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風速、風量、及び、風向が可変に設定される。
そのため、実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、開閉機構45を複雑な機構又は複雑な装置とすることなく、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向を調節できることになる。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風速は、ファン7の回転数又は風路8の形状により調節されるので、特別な機構又は特別な装置を備える必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風量が、吹出口4それぞれの径、長さ、及び、形状の少なくとも1つによって調節されるので、特別な機構又は特別な装置を備える必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、制御装置50が開閉機構45を制御することで前記吹出口の径が調節されるので、特別な機構又は特別な装置を備える必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の風量は、ファン7の回転数を個別に制御することによって調節されるので、特別な機構又は特別な装置を備える必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、吹出口4のそれぞれから吹き出される空気の向きは、吹出口4の向きによって調節されるので、特別な機構又は特別な装置を備える必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、制御装置50が開閉機構45を制御することで吹出口4から吹き出す空気の方向が調節されるので、開閉機構45を複雑な機構又は複雑な構成にする必要がない。
実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、制御装置50が入力装置6の入力から加熱部2の使用状況を推定するので、気流制御機構を制御装置50によって自動で調節することが可能になる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る加熱調理システム200について説明する。
図1に示すように、加熱調理システム200は、実施の形態1に係る加熱調理器100と、換気装置20と、を含んで構成されている。
図1に示す換気装置20は、レンジフードタイプの換気装置であり、排気ダクト及び換気ファンを有している。レンジフードタイプの換気装置20は、レンジフードが加熱調理器100の上方に位置するように設置される。そして、レンジフードによって集められた調理排気を含む排気5を換気ファンによって吸込み、排気ダクトを介して外部へ排気する。
図13に示す換気装置20は、一般換気扇タイプの換気装置であり、排気ダクト及び換気ファンを有している。一般換気扇タイプの換気装置20は、加熱調理器100の周囲の壁30において加熱調理器100の上方となるように設置される。そして、排気5を換気ファンによって吸込み、排気ダクトを介して外部へ排気する。
ここで、加熱調理システム200では、加熱調理器100の気流制御機構の制御と、換気装置20の制御と、を連動させる。実施の形態1で説明したように、換気装置20は、機種に応じて吸引力が異なっている。そのため、加熱調理器100の気流制御機構の制御を補うように換気装置20を制御することで、調理排気の換気装置20の吸引口までの到達率をさらに向上できる。
以上のように、実施の形態2に係る加熱調理システム200によれば、加熱調理器100と連動して制御される換気装置20と、を含んで構成されるので、調理排気を更に高効率で換気装置20に誘導することが可能になる。
実施の形態2に係る加熱調理システム200によれば、換気装置20の計測装置から送られる情報から加熱部2の使用状況を推定する推定装置を備えているので、気流制御機構を制御装置50によって自動で調節することが可能になる。なお、推定装置は、制御装置50に含まれる。
1 本体、2 加熱部、3 吸気口、4 吹出口、4a テーパー部、5 排気、5a 空気の流れ、5b 空気の流れ、6 入力装置、7 ファン、8 風路、10 加熱対象物、13 トップパネル、13a 加熱対象物載置部、14 グリル、20 換気装置、30 壁、40 気流制御部、41 本体部、45 開閉機構、50 制御装置、100 加熱調理器、200 加熱調理システム。

Claims (16)

  1. 内部に風路が形成されている本体と、
    前記本体に設けられ、加熱対象物を加熱する加熱部と、
    前記本体に設けられ、前記風路に空気を取り込み、前記風路から空気を吹き出すファンと、
    前記本体に設けられ、前記風路から空気を吹き出すための複数の吹出口を有する気流制御機構と、を備え、
    前記気流制御機構は、
    前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風量、風速、及び、風向を、前記本体の設置環境及び前記加熱部の使用状況に応じて可変に設定可能に構成されている
    加熱調理器。
  2. 前記気流制御機構は、
    前記設置環境である前記本体の周囲の壁の有無によって設定される
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記本体の周囲の少なくとも一部に前記壁がある場合、
    前記気流制御機構は、
    前記設置環境である前記本体から前記本体の周囲の壁までの距離によって設定される
    請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記気流制御機構は、
    前記設置環境である前記本体の上方に設置されている換気装置の機種及び位置の少なくとも1つによって設定される
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記加熱部が複数設けられており、
    前記気流制御機構は、
    前記使用状況である前記加熱部のそれぞれの負荷量によって設定される
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱部が複数設けられており、
    前記気流制御機構は、
    前記使用状況である前記加熱部のそれぞれで加熱されている前記加熱対象物から発生する調理排気の量によって設定される
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記気流制御機構は、
    前記吹出口のそれぞれを開閉する開閉機構と、
    前記ファン及び前記開閉機構を制御する制御装置と、を有し、
    前記制御装置により前記吹出口のそれぞれの開口面積を制御することにより、前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風速、風量、及び、風向が可変に設定される
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  8. 前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風速は、
    前記ファンの回転数又は前記風路の形状により調節される
    請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風量は、
    前記吹出口それぞれの径、長さ、及び、形状のすくなとも1つによって調節される
    請求項7に記載の加熱調理器。
  10. 前記制御装置が前記開閉機構を制御することで前記吹出口の径が調節される
    請求項9に記載の加熱調理器。
  11. 前記ファンが複数設けられている場合、
    前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の風量は、
    前記ファンの回転数を個別に制御することによって調節される
    請求項7に記載の加熱調理器。
  12. 前記吹出口のそれぞれから吹き出される空気の向きは、
    前記吹出口の向きによって調節される
    請求項7に記載の加熱調理器。
  13. 前記制御装置が前記開閉機構を制御することで前記吹出口から吹き出す空気の方向が調節される
    請求項12に記載の加熱調理器。
  14. 前記本体に使用者からの指示を受け付ける入力装置を設け、
    前記制御装置は、
    前記入力装置の入力から前記加熱部の使用状況を推定する
    請求項7に記載の加熱調理器。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の加熱調理器と、
    前記加熱調理器の上方に設置され、前記加熱調理器と連動して制御される換気装置と、を含んで構成される
    加熱調理システム。
  16. 前記換気装置に設けられ、前記加熱調理器に設置されている加熱部の負荷量及び前記加熱部で加熱される加熱対象物から発生する調理排気の量の少なくとも1つを計測する計測装置と、
    前記計測装置から送られる情報から前記加熱部の使用状況を推定する推定装置と、を備えた
    請求項15に記載の加熱調理システム。
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