JP4342221B2 - ビルトイン対応型加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、規定の収納空間にビルトイン可能に構成されるビルトイン対応型加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば家庭用の厨房には、作業性や、各種調理機器の組み込み・配置効率を高めるために所謂システムキッチンの採用されることが多い。システムキッチンは、一体的に構成されるキャビネットに、シンク、湯水混合水栓、収納箱等の他、ガスコンロ、加熱調理器、食器洗い乾燥機等の所謂ビルトイン対応型の機器が組み込まれる。ここで、加熱調理器である電子レンジは、従来、高周波加熱のみによる調理が主流であったのに対し、近年では電熱による加熱も可能にし、より多彩な調理が行えるようになってきている。これはビルトイン対応型加熱調理器についても例外ではない。
【0003】
この種のビルトイン対応型加熱調理器1は、図11に示すように、ビルトイン型ガスコンロ3が上部に設けられたキャビネット5の下部格納空間に組み込まれることが多い。加熱調理器1の熱源による加熱で発生する熱流は、キャビネット5の格納空間が閉鎖空間であるため、加熱調理器1の前面に設けた排気口7から、場合によっては格納空間上方のガスコンロ3の排気口に排気通路を接続して排気する必要がある。
ところで、ビルトイン対応型加熱調理器においては、調理品を出し入れする作業性から、できるだけ加熱室を上方に配置して且つ加熱室容積を大きくしたい要望がある。また、加熱条件を設定する操作部もその操作性からできるだけ上方に配置したい要望がある。
ところが、従来の一般的なビルトイン対応型加熱調理器は、熱に弱い制御回路等の電子部品を、加熱室からの熱伝達を避けるために熱流の影響の少ない加熱室側方に配置する構成としたものが多く、このため、加熱室の横幅を広げることに制約があった。また、操作部も制御回路に近い部位に慣例的に配置するため、操作部を加熱室の側方で縦長に配置した構成が多くなっている。
その中で、加熱室の上方に吸気通路を形成し、この吸気通路の上方で、加熱条件を設定する加熱操作部を配置する一方、加熱室の下方には排気通路を形成して、加熱室下方から排気を行う加熱調理器の構成が例えば特許文献1に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特表2003−517564号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された加熱調理器の構成では、熱源による加熱で生じた熱気を排出するため、吸気口とは別途に加熱調理器の前面の加熱室下方に排気口を形成しており、これらの吸気口及び排気口が加熱調理器の高さを増大させ、装置全体のコンパクト化を妨げていた。また、加熱室周囲に送風を行うために、加熱室内の熱源による加熱効率が低下する問題があった。
さらに、熱源により生じた熱気は、自然対流により加熱室の上方に移動する傾向があり、また加熱調理器の構成部材による熱伝導等によって、前記の吸気通路を形成したとしても、時間の経過に伴って加熱操作部が温度上昇することを完全には阻止できず、結果として、加熱操作部を高温雰囲気に晒すこととなり、加熱操作部に内蔵された熱に弱い電子部品に悪影響を及ぼす可能性が生じる。
このように、熱に弱い電子部品を有した加熱操作部を加熱室上方に配置することは、熱源からの熱流が自然対流により加熱室上方に流れることを考慮すると望ましい配置場所ではないが、加熱調理器の操作性と作業性を向上するためには、加熱操作部並びに加熱室ができるだけ上方に配置された方が良い。そのため、熱源からの熱流を、加熱室内の加熱を妨げることなく、如何にして加熱室上方の加熱操作部から逃すかが依然として問題となっていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、加熱調理器全体をコンパクトな構成としたまま、また、加熱室の容積増加を妨げることなく、加熱操作部の電子部品が熱源による熱の影響を受けることがないようにして加熱操作部の上方配置を可能とする高熱効率のビルトイン対応型加熱調理器を提供し、作業性及び操作性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前面側のみ表出して所定の格納空間内に収容され、熱源による加熱で生じた熱気を排気口から前記格納空間外に排気するビルトイン対応型加熱調理器であって、被加熱物が載置される加熱室の上方で且つ前記加熱調理器の前面側に設けられ、前記熱源による加熱の条件を設定する加熱操作部と、外気を吸引し、前記外気を前記熱源と前記加熱室の周囲と前記加熱操作部とに導く送風手段と、前記加熱操作部の奥側の前記加熱室上方に設けられ、前記熱源により加熱された前記加熱室内からの主熱流と該熱源により前記加熱室の周囲で発生した加熱室周囲熱流とを合流させる上部熱溜室と、前記上部熱溜室内で合流した熱流と前記加熱操作部を通過した冷却風とを合流させ、前記排気口に導く混合手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
このビルトイン対応型加熱調理器では、熱源による加熱で生じた複数の熱気を上部熱溜室に一旦集合させて排気口に導く一方、加熱操作部へ熱気による熱が伝達されることを送風手段の冷却風を吹き当てることにより、加熱室内の加熱を妨げることなく確実に防止できる。その結果、加熱操作部の電子部品が加熱による熱の影響を受けることがなくなり、加熱調理器全体をコンパクトな構成としたまま、また、加熱室の容積増加を妨げることなく、熱の影響を受けずに加熱操作部の上方配置が可能となり、作業性及び操作性の向上が図られる。
【0008】
請求項2記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記送風手段が、前記熱源に向けて冷却風を送風し、該熱源から生じる熱流を前記上部熱溜室に導くことを特徴とする。
【0009】
このビルトイン対応型加熱調理器では、熱源から生じた熱流を送風手段による冷却風により強制的に上部熱溜室へ導くため、熱流が滞留して熱源近傍が過熱状態になることを防止できる。
【0010】
請求項3記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記送風手段が、加熱制御用の電子部品が収容された電装室に冷却風を送風することを特徴とする。
【0011】
このビルトイン対応型加熱調理器では、送風手段が電装室にも冷却風を供給することで、電装室内の電子部品に対しても冷却効果を得ることができ、加熱調理器が安定して加熱制御されて、安全性が高められる。
【0012】
請求項4記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記排気口が前記加熱調理器の前面側に配設されていることを特徴とする。
【0013】
このビルトイン対応型加熱調理器では、排気口が加熱調理器の前面側に配設されることで、加熱調理器から発生した熱流が前面側から排出される。これにより、システムキッチンのキャビネット内に収められるコンロの種類によって異なる排気管路を考慮して、接続・設置作業をすることがなく、簡単に加熱調理器を格納空間内に収容することができ、加熱調理器の設置自由度を向上できる。
【0014】
請求項5記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記排気口が前記格納空間の上方の排気用通路に接続されていることを特徴とする。
【0015】
このビルトイン対応型加熱調理器では、排気口が格納空間上方の排気用通路に接続されていることで、加熱調理器から発生した熱流が格納空間上方に排出されるようになる。これにより、加熱調理器の前面側に排気されることがなくなり、使用者に排気に対する注意を促す必要がなくなる。
【0016】
請求項6記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記上部熱溜室が、前記主熱流を前記排気口側に導く第1熱流通路と、前記加熱室周囲熱流を前記排気口側に導く第2熱流通路と、前記第1熱流通路と前記第2熱流通路とを合流させる導入口とを有することを特徴とする。
【0017】
このビルトイン対応型加熱調理器では、主熱流と、これより低い温度の加熱室周囲熱流とが第3熱流通路で合流され、発生した熱を一箇所に纏めることができ、主熱流を拡散することで熱流の温度を下げることができる。
【0018】
請求項7記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記熱源が前記加熱室の上面側で加熱する上部加熱ヒータを有し、前記第2熱流通路が前記上部加熱ヒータの配置面領域の上方空間を含んで形成されることを特徴とする。
【0019】
このビルトイン対応型加熱調理器では、上部加熱ヒータの発熱によって、加熱室内の被加熱物が輻射熱によって加熱処理可能となる。この際、上部加熱ヒータの配置面領域から伝わる熱が第2熱流通路を移動する加熱室周囲熱流によって第3熱流通路へと搬送され、配置面領域の昇温が抑えられる。
【0020】
請求項8記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記熱源が前記加熱室の奥面側で加熱する奥部加熱ヒータを有し、該奥部加熱ヒータの発熱により前記加熱室周囲で発生した加熱室周囲熱流を前記上部熱溜室に導く通路を前記第2熱流通路の一部に形成したことを特徴とする。
【0021】
このビルトイン対応型加熱調理器では、奥部加熱ヒータの発熱によって、加熱室内の被加熱物が均一に高温加熱可能となる。この際、奥部加熱ヒータにより生じる加熱室周囲熱流が上方へ搬送され、上部熱溜室へ通路を通して第2熱流通路へ排出されることで、加熱室周囲の過昇温が防止される。
請求項9記載のビルトイン対応型加熱調理器は、前記上部熱溜室と前記加熱操作部とを隔て、前記送風手段からの冷却風を前記加熱操作部に導く冷却風通路を形成する仕切壁を設けたことを特徴とする。これにより、仕切壁により形成された冷却風通路を通って送風手段からの冷却風が加熱操作部に導かれるので、加熱操作部は常に冷却されて上部熱溜室53からの熱影響を受けることがない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るビルトイン対応型加熱調理器の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るビルトイン対応型加熱調理器の開閉扉を開いた状態の外観斜視図、図2は外装パネルを外した本体ケースを斜め後方より見た斜視図、図3は図2に示した本体ケース上面の平面図、図4は第2冷却風通路の斜視図、図5は本体ケースを斜め前方より見た斜視図、図6は混合手段近傍の拡大斜視図、図7は図5のA−A断面図、図8は熱の流れを表す説明図である。以降、図1〜図8を適宜参照しつつ説明する。
【0023】
図1に示すように、本実施の形態によるビルトイン対応型加熱調理器(以下、「加熱調理器」とも称す。)100は、前面開放の箱形の本体ケース21内部に加熱室23が形成され、本体ケース21の前面には加熱室23の被加熱物取出口を開閉する透光窓25a付きの開閉扉25が開閉自在に取り付けられている。
【0024】
加熱室23の前面側上方には、熱源による加熱の条件を設定する加熱操作部27と、排気口29とが横並びに配置されている。加熱操作部27には、スタートスイッチ、加熱モードスイッチ、自動調理スイッチの他、表示部が設けられている。加熱調理器100では、加熱操作部27が排気口29と並んで最上位置に配置されることで、加熱操作部27の操作性が高められている。
【0025】
加熱室23の下側の空間は、高周波発生部31等の加熱制御用の電子部品が収容された電装室とされている。熱源の一つである高周波発生部31には、マグネトロン33と、スタラー羽根34等が設けられている。高周波発生部31は、マグネトロン33より発生した高周波を、回転駆動される電波撹拌用のスタラー羽根34によって加熱室23の全体に分散させる。これら高周波発生部31やスタラー羽根34は、加熱室23の底部に限らず、加熱室23の他の面側に設けることもできるが、各熱源からの放熱や加熱室23からの放熱を考慮すると、底部が最適な配置場所となる。
【0026】
加熱室23の上面側には、熱源の一つである上部加熱ヒータ35(図1,図7参照)が設けられている。上部加熱ヒータ35は、発熱することによって加熱室23内の被加熱物を輻射熱によって加熱処理する。
【0027】
加熱室奥面37の裏側(加熱室奥面37と、図7に示す裏板39との間)には熱源の一つである奥部加熱ヒータ(コンベクションヒータ)41が配設されている。コンベクションヒータ41は枠状に形成され、加熱室奥面37と裏板39とに挟まれた密閉空間に配置されている。このコンベクションヒータ41の中央側には循環ファン43が設けられる。そして、加熱室奥面37には吸気孔45と排気孔47とが穿設され、循環ファン43が回転駆動されることで、加熱室23の空気は吸気孔45から吸引され、コンベクションヒータ41によって加熱されて排気孔47から再び加熱室23へ戻される熱風循環が形成されるようになっている。これにより、加熱室23内を均一に高温加熱できるようになっている。
【0028】
コンベクションヒータ41、循環ファン43の動作は、図示しないマイクロプロセッサを備えてなる制御部からの制御指令により行われる。また、この制御部は、商用電源に接続される電源部から電力供給され、各熱源への給電を制御している。
【0029】
加熱室奥面37の裏側には、図7に示すように、電子部品である赤外線センサ49が設けられている。赤外線センサ49は、加熱室23の温度や被加熱物の温度を検出する。赤外線センサ49による検出温度値は、上記の制御部へ送られる。制御部は、この検出温度値に合わせて、また、タイマにより加熱時間等の経過時間を計測して、各熱源等の制御タイミング等を設定する。
【0030】
上記構成の加熱調理器100は、前面側のみを表出させて図示しないシステムキッチン等におけるキャビネットの所定の格納空間内に収容される。従って、高周波発生部31、上部加熱ヒータ35、コンベクションヒータ41等の熱源により加熱された加熱室23からの主熱流、及びこれら熱源により加熱室周囲に発生した加熱室周囲熱流を、冷却風と混合させた後、排気口29から格納空間外に排気するようにしている。
【0031】
そのための基本構成として、加熱操作部27の奥側の加熱室23上方に設けられ熱源からの熱気を1箇所に集合させる上部熱溜室53と、加熱操作部27に冷却風を導いて加熱操作部27を冷却する冷却手段と、上部熱溜室53に集めた熱気を排気口29に導く排気通路とを備えている。冷却手段は、図2に示す送風器(例えばシロッコファン等)51により外気を吸引して冷却風Cを生成している。また、本実施形態の加熱調理器100では、排気口29の上流側に配設されて上部熱溜室内53の熱流と冷却風とを混合する混合手段55が備えられている。
【0032】
上部熱溜室53は、図2、図3、図5に示すように、加熱室23から換気孔24及び換気用通路26(図5参照)を通じて導入される主熱流Qを混合手段55側に導く第1熱流通路57と、加熱室周囲熱流qを混合手段55側に導く第2熱流通路59と、第1熱流通路57と第2熱流通路59とを導入口61aによって合流させて、混合手段55へ導く第3熱流通路61とを備えている。このように、主熱流Qと、これより低い温度の加熱室周囲熱流qとが第3熱流通路61で合流され、混合手段55へ流入する前の主熱流Qが降温されるようになっている。
【0033】
ここで、加熱室23の上面側には前述の上部加熱ヒータ35が設けられている。第2熱流通路59は、この上部加熱ヒータ35の配置面領域Sの上方空間を含んで形成されている。従って、上部加熱ヒータ35の配置面領域Sから伝わる熱は、第2熱流通路59を移動する加熱室周囲熱流qによって、第3熱流通路61へと搬送され、配置面領域Sの過昇温が防止されるようになっている。
【0034】
加熱調理器100の背面には、前述の送風器51が設けられる。送風器51は、例えば後面或いは下面に吸い込み開口を有するチャンバー63によって覆われている(図2参照)。そして、図4に示すように、チャンバー63にはダクト65が接続され、ダクト65は二方向に分岐され、一方が後述の第冷却風通路に接続され、他方が第2冷却風通路67となっている。送風器51は、回転駆動されることによって、吸い込み開口から吸引した外部の空気を第冷却風通路と第2冷却風通路67とに送風する。
【0035】
ここで、送風器51は、加熱調理器100の背面側の空気を吸引することになる。加熱調理器100は、上記したようにシステムキッチンのキャビネットに設けられた格納空間に組み込まれ、その背面で空気を吸引することで、キャビネットの隙間等から空気が流入して吸引が可能となる。これにより、前面側に吸気口を設ける必要がなくなり、加熱室23の上方への配置や、加熱調理器100の上下高さの増大抑止が可能となる。
【0036】
コンベクションヒータ41は、加熱室奥面37と裏板39との間で囲まれている(図7参照)。裏板39を挟んで加熱室奥面37の反対側には仕切板69が対面配置されている。この裏板39及び加熱室奥面37と、仕切板69との間は背面空間40となっている。第2熱流通路59を形成する上面71には熱気の通路となる開口孔73が穿設され、開口孔73は裏板39と仕切板69との間(背面空間40)に生じた熱流を上部熱溜室53に導くようになっている(図3参照)。これにより、裏板39から伝わるコンベクションヒータ41の熱が背面空間40の上昇熱流によって上方へ搬送され、開口孔73を通じて第2熱流通路59へ排出されることで、裏板39等の加熱室周囲の過昇温が防止できるようになっている。
【0037】
本体ケース21は、上面71、両側面が外装パネル75によって覆われる(図2参照)。上面71には、平面視コ字状の仕切壁77が設けられる。この仕切壁77の内側は上部熱溜室53となり、外側は仕切壁77、加熱操作部27及び外装パネル75によって覆われる第1冷却風通路79となる(図3参照)。この第1冷却風通路79は、下流端において、送風器51からの冷却風CA1を、図6に示すように第3熱流通路61の熱流流れ方向に対して直交方向で、第3熱流通路61に吹き当てる。主熱流Qは、第3熱流通路61にて加熱室周囲熱流qと合流して降温されるが、その合流した熱流が、さらに第3熱流通路61を外側から冷却風CA1によって冷却することで降温されるようになっている。この冷却風CA1の一部は第3熱流通路61に当たって混合手段55に向けて流れ、その他は第1冷却風通路79に沿って流れ、開口孔64,66(図3,図5参照)を通して加熱室23下方の電装室60へと流れる。
【0038】
また、上記のように加熱室23の上方には、上部熱溜室53と略同じ高さで加熱操作部27が加熱調理器100の前面側に沿って配設されている。そして、第1冷却風通路79は、加熱操作部27に向かって形成され、加熱操作部27に至った先は直角に折れ曲がり、加熱操作部27の長手方向となる背面に沿って形成される。従って、加熱操作部27は、第1冷却風通路79の冷却風によって常に冷却されて上部熱溜室53からの熱影響を受けることがない。これにより、上部熱溜室53と加熱操作部27とが略同一平面上に配置可能となり、上部熱溜室53と加熱操作部27とを上下配置しなければならない場合の調理器上下方向の高さ増大が抑えられている。また、第1冷却風通路79は、加熱室温度を低下させないように、加熱操作部27に向かうまでの通路は加熱室側面より外側に配置され、加熱操作部27に沿った通路は加熱室上面の上部加熱ヒータ35の配置面領域Sを外した位置に配置されている。
なお、上記送風器51,ダクト65,第1冷却風通路79は、加熱操作部27を冷却するための冷却手段として機能する。
【0039】
一方、ダクト65から分岐された第2冷却風通路67は、送風器51からの冷却風CA2を、加熱調理器100に取り付けた電子部品に向けて送風するように機能する。即ち、送風器51からの冷却風CA2が、第2冷却風通路67を通り、電子部品に積極的に供給されることで、電子部品の加熱室周囲熱流qからの熱影響が回避されるようになっている。
【0040】
ここで、冷却対象とされる電子部品としては、例えば上記の赤外線センサ49が挙げられる。赤外線センサ49は、図7に示す加熱室奥面37と仕切板69との間に設けられる。赤外線センサ49の後方の仕切板69には、冷却風の通路として開口81が形成されている。この開口81は、仕切板69の外側に被せられる第2冷却風通路67によって覆われている。さらに第2冷却風通路67の内部には、図4に示すコ字状に折り曲げた板金部材からなるデイバイダー83が設けられ、デイバイダー83は冷却風CA3をこの開口81から導入して赤外線センサ49に吹き付けるようになっている。
【0041】
これにより、加熱室奥面37に設けられる赤外線センサ49が第2冷却風通路67からの冷却風CA3によって冷却され、赤外線センサ49のコンベクションヒータ41からの熱影響が回避される。なお、赤外線センサ49を冷却した後の冷却風CA3は、上方の開口孔73から上部熱溜室53へと排出される。
【0042】
また、冷却対象とされる他の電子部品としては、加熱室23の下方に配置された加熱駆動用の各種電子部品が挙げられる。加熱駆動用の部品には、上記した高周波発生部31のマグネトロン33や制御回路基板85等が含まれる。第2冷却風通路67の下流端67aは、図5に示すように、加熱室23の側面と外装パネル75(図2参照)との間隙50に接続される。この間隙50は、背面空間40と、加熱室23の下方空間である電装室60と連通している。従って、第2冷却風通路67からの冷却風CA4は、加熱室23の下方へ供給され、加熱室23の下方に配置された加熱駆動用の部品(例えばマグネトロン33)や制御回路基板85等の電子部品を冷却するようになっている。また、マグネトロン33には専用の冷却ファンが取り付けられているが、冷却風CA4によって一層の冷却効果が得られることになる。この構成により、電子部品は、熱源やマグネトロン自身の発熱からの熱影響が確実に回避されるようになる。なお、この間隙50には、第1冷却風通路79からの冷却風が開口孔64,66を通じて供給される。
そして、加熱室23の下方へ供給された冷却風CA4は、図2に示す排気口86から外部へと排出される。また、間隙50に送風された冷却風CA4の一部は、背面空間40に流入し、開口孔73から上部熱溜室53へ排出される。
このように、上記第2冷却風通路67は、制御回路や各種電子部品を冷却するための冷却手段として機能する。
【0043】
ここで、加熱調理器100の使用例について簡単に説明する。
この加熱調理器100では、加熱室23内に被加熱物を載置して、開閉扉25を閉じ、加熱操作部27に備わる各種のスイッチを操作して、所望の加熱モードを設定した後、スタートスイッチを押下する。また、自動調理モードで加熱する場合には、予め記憶されている調理プログラムを自動調理スイッチの押下等により選択した後、スタートスイッチを押下する。
【0044】
この際、上部加熱ヒータ35が発熱されると、受け皿上の被加熱物が輻射熱によって加熱処理される。また、加熱室奥面37のコンベクションヒータ41が発熱されることにより、さらに被加熱物が均一に高温加熱される。各加熱パターンは予め調理プログラムとして記憶されて、加熱操作部の自動調理スイッチ等の操作により任意に選定実行される。その場合、加熱室23内の被加熱物の温度が赤外線センサ49により検出され、被加熱物の温度に合わせて又はタイマにより加熱時間等の経過時間が計測され、各部の制御タイミングが設定される。
【0045】
上記調理時の熱の流れは図8に示すようになる。即ち、上部加熱ヒータ35からの加熱室周囲熱流qは上部熱溜室53へ流入する。コンベクションヒータ41からの加熱室周囲熱流qは、開口孔73を通過して上部熱溜室53に流入する。また、送風器51によって送風され、赤外線センサ49を冷却した冷却風CA3は、開口孔73を介して上部熱溜室53へ流入する。同じく送風器51によって送風され、第2冷却風通路67を介して送風された冷却風CA4は、加熱室23の下側へ流入して高周波発生部31、マグネトロン33、制御回路基板85を冷却し、排気口86から外部へと排出される。また、冷却風CA4の一部は、仕切板69と裏板39との間隙に流入し、開口孔73から上部熱溜室53へ排出される。
【0046】
加熱室23からの主熱流Qは、第1熱流通路57によって上部熱溜室53を通過して混合手段55へと流入する。また、送風器51によって送風された冷却風CA1は、第1冷却風通路79を通過しながら加熱操作部27を冷却した後、混合手段55へと流入する。
【0047】
混合手段55は、図6に示すように、第3熱流通路61の下流端に接続されている。混合手段55は、所定間隔を隔てて略平行に対面配置され、通気孔91が形成された上流側拡散板93と、下流側拡散板95とを少なくとも有する。上流側拡散板93と下流側拡散板95は、カバー96によって覆われることで、双方の間に間隙(空間)97を形成している。上流側拡散板93には、上部熱溜室53からの熱流(Q+q)を空間97内に導入するための抜け孔99が形成されている。
【0048】
混合手段55には、上部熱溜室53からの熱流(Q+q)の流れを滞らせる邪魔板101が設けられている。この邪魔板101は、上流側拡散板93の抜け孔99に対面する位置で下流側拡散板95に形成される。上部熱溜室53から混合手段55に流入した熱流は、邪魔板101に当たって一時的に滞留して拡散し、その間に、熱流Qやqが混合手段55との熱伝導や、混合冷気との熱伝達によって降温されるようになっている。
【0049】
即ち、第1熱流通路57からの主熱流Qと、上部熱溜室53の加熱室周囲熱流qとは、抜け孔99を通過し、上流側拡散板93と下流側拡散板と95との空間97に流入して邪魔板101に当たり攪拌流となる。また、この空間97には上流側拡散板93の通気孔91を通過した第1冷却風通路79からの冷却風CA1が流入する。流入した冷却風CA1は攪拌流と混合されて熱伝達が促進される。これにより、主熱流Q、加熱室周囲熱流q、冷却風CA1が限られた空間97内で十分に熱交換されて降温される。降温された混合流体は排気口29から排出される。
【0050】
なお、混合手段55には、邪魔板101の下流側に風向を規制するルーバー103が設けられている。このように、邪魔板101の下流側にルーバー103が設けられることで、高温となる邪魔板101への手指等による接触が防止される。また、ルーバー103が邪魔板101から所定距離で下流側に配置されるので、排気熱流が降温される。さらに、ルーバー103によって風向が規制され、排気風の注意領域が狭くなっている。
【0051】
上記構成では、例えば、加熱室が300℃に加熱された場合には、第3熱流通路61内は100℃を超える熱気となるが、第1冷却風通路79からの冷却風CA1により、排気口29からは60℃程度の温風となって排出される。
【0052】
上記のように、各熱源からの熱気や加熱室23内の熱気を上部熱溜室53に一旦集合させてから排気口29に導くことにより、加熱室23下方の電装室60には、加熱室23等からの熱の伝達が殆どなくなる。また、加熱操作部27に対しては、熱気による熱が伝達されることを送風手段により冷却風を吹き当てることで防止できる。その際、冷却風の通路を、加熱室や熱源の位置を極力避けた位置に配置するため、加熱室内の加熱を殆ど妨げることがない。その結果、加熱操作部27や電装室60の電子部品が加熱による熱の影響を受けることがなくなり、加熱調理器全体をコンパクトな構成としたまま、また、加熱室の容積増加を妨げることなく、熱の影響を受けずに加熱操作部の上方配置が可能となる。これにより、加熱調理器の作業性及び操作性の向上が図られる。
【0053】
次に、本発明に係るビルトイン対応型加熱調理器の第2実施形態を説明する。
図9に本実施形態の加熱調理器の天板を取り外した状態の斜視図、図10に加熱調理器が所定の格納空間に収容された状態を示す側面図を示した。各図において、前述の第1実施形態に係る加熱調理器と同一の機能を有する部材に対しては同一の符号を付与することでその説明は省略するものとする。
加熱調理器200は、図9に示すように、加熱室から導入される主熱流Qを加熱調理器200の背面側に導く第1熱流通路58と、加熱室周囲熱流qを背面側に導く第2熱流通路62と、第1熱流通路58と第2熱流通路62とを合流させて加熱調理器200の背面側から上方へ導く第3熱流通路217とを備えている。この第3熱流通路217の先端が排気口29となる。このように、本実施形態の加熱調理器200では、その前面側には排気口や混合手段は設けておらず、背面側から上方に排気するようになっている。
【0054】
そして、図10に示すように、加熱調理器200は、床面211に台座213を介して設置され、さらに加熱調理器200の上方には、鍋等を加熱するためのコンロ215が設置される。加熱調理器200には、前述の各熱流を排出するための第3熱流通路217を備えており、その先端部が排気口29となっている。一方、コンロ215の下面には、加熱調理器200の第3熱流通路217を挿通させて熱流を上方に導く排気用通路220が設けられている。コンロ215の排気用通路220に加熱調理器200の第3熱流通路217を接続することで、加熱調理器200から排出された熱流が、コンロ215の上面側に設けた排気口223から排出される。つまり、加熱調理器200を収容する格納空間225の上方に形成された排気用通路220に加熱調理器200の排気口29を接続した構成となっている。
【0055】
上記構成によれば、熱源の加熱により生じた熱気を、排気通路217を通じて排気口29に導き、この排気口29に排気用通路220を介して接続される他の機器(ここでは一例としてコンロ215)を通じて前記熱気を格納空間225から排出できる。これにより、加熱調理器200の前面側に熱流を排出せず、コンロ215の排気と同様に上方に向けて排出するので、一般にコンロ215の上方に設置される換気扇による加熱気流の集気が良好となり、キッチン周りの環境を良い状況に維持できる。
【0056】
なお、上記加熱調理器200の排気通路217は、加熱調理器200の上側に熱流を導く構成に限らず、側面や裏面から熱流を排気する構成としてもよい。つまり、加熱調理器200の排気口29は、外装パネルの上面の他、側面側や奥面側に設けてもよい。
【0057】
このように、本発明に係る加熱調理器では、熱源により発生した熱流を、一旦上方熱溜室に集合させる構成であるため、一つの排気通路の排気口位置を変更することで、排気経路の変更を極めて容易に行うことができる。従って、熱流の排気先を加熱調理器の前面側、又は背面側の上方のいずれにも設定できるので、加熱調理器の設置の自由度が高められる。前面側に排気する場合には、システムキッチンのキャビネットに収められるコンロの種類によって異なる排気管路を考慮して、接続・設置作業をすることがなく、簡単に加熱調理器を格納空間内に収容することができる。また、背面側の上方に排気する場合には、加熱調理器から発生した熱流が格納空間上方に排出されるようになり、加熱調理器の前面側に排気されなくなるので、使用者に排気に対する注意を促す必要をなくすことができる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係るビルトイン対応型加熱調理器によれば、加熱室の上方で且つ加熱調理器の前面側に設けられ、熱源による加熱の条件を設定する加熱操作部と、加熱操作部の奥側の加熱室上方に設けられ熱源による加熱で生じた複数の熱気を集合させる上部熱溜室と、外気を吸引して生成した冷却風を加熱操作部へ導いて該加熱操作部を冷却する送風手段と、上部熱溜室内に集めた熱気を排気口に導く排気通路とを備えたことにより、熱源による加熱で生じた複数の熱気を上部熱溜室に一旦集合させて排気口に導く一方、加熱操作部へ熱気による熱が伝達されることを送風手段の冷却風を吹き当てることにより確実に防止できる。その結果、加熱操作部の電子部品が加熱による熱の影響を受けることがなくなり、加熱調理器全体をコンパクトな構成としたまま、また、加熱室の容積増加を妨げることなく、熱の影響を受けずに加熱操作部の上方配置が可能となり、作業性及び操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビルトイン対応型加熱調理器の開閉扉を開いた状態の外観斜視図である。
【図2】外装パネルを外した本体ケースを斜め後方より見た斜視図である。
【図3】図2に示した本体ケース上面の平面図である。
【図4】第2冷却風通路の斜視図である。
【図5】本体ケースを斜め前方より見た斜視図である。
【図6】混合手段近傍の拡大斜視図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】熱の流れを表す説明図である。
【図9】本発明に係る背面側に排気するタイプのビルトイン対応型加熱調理器の外装パネルを取り外した状態の斜視図である。
【図10】加熱調理器が所定の格納空間に収容された状態を示す側面図である。
【図11】システムキッチンに格納された従来のビルトイン対応型加熱調理器の外観図である。
【符号の説明】
23 加熱室
27 加熱操作部
29 排気口
33 マグネトロン
35 上部加熱ヒータ
37 加熱室奥面
39 裏板
41 コンベクションヒータ(奥部加熱ヒータ)
51 送風器(送風手段)
53 上部熱溜室
55 混合手段
57,58 第1熱流通路
59,62 第2熱流通路
61,217 第3熱流通路
67 第2冷却風通路
69 仕切板
73 開口孔
79 第1冷却風通路
85 制御回路基板(電子部品)
91 通気孔
93 上流側拡散板
95 下流側拡散板
99 抜け孔
100,200 加熱調理器(ビルトイン対応型加熱調理器)
CA1 冷却風
Q 主熱流
q 加熱室周囲熱流

Claims (9)

  1. 前面側のみ表出して所定の格納空間内に収容され、熱源による加熱で生じた熱気を排気口から前記格納空間外に排気するビルトイン対応型加熱調理器であって、
    被加熱物が載置される加熱室の上方で且つ前記加熱調理器の前面側に設けられ、前記熱源による加熱の条件を設定する加熱操作部と、
    外気を吸引し、前記外気を前記熱源と前記加熱室の周囲と前記加熱操作部とに導く送風手段と、
    前記加熱操作部の奥側の前記加熱室上方に設けられ、前記熱源により加熱された前記加熱室内からの主熱流と該熱源により前記加熱室の周囲で発生した加熱室周囲熱流とを合流させる上部熱溜室と、
    前記上部熱溜室内で合流した熱流と前記加熱操作部を通過した冷却風とを合流させ、前記排気口に導く混合手段とを備えたことを特徴とするビルトイン対応型加熱調理器。
  2. 前記送風手段が、前記熱源に向けて冷却風を送風し、該熱源から生じる熱流を前記上部熱溜室に導くことを特徴とする請求項1記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  3. 前記送風手段が、加熱制御用の電子部品が収容された電装室に冷却風を送風することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  4. 前記排気口が前記加熱調理器の前面側に配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  5. 前記排気口が前記格納空間の上方の排気用通路に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  6. 前記上部熱溜室が、前記主熱流を前記排気口側に導く第1熱流通路と、前記加熱室周囲熱流を前記排気口側に導く第2熱流通路と、前記第1熱流通路と前記第2熱流通路とを合流させる導入口とを有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  7. 前記熱源が前記加熱室の上面側で加熱する上部加熱ヒータを有し、前記第2熱流通路が前記上部加熱ヒータの配置面領域の上方空間を含んで形成されることを特徴とする請求項6記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  8. 前記熱源が前記加熱室の奥面側で加熱する奥部加熱ヒータを有し、該奥部加熱ヒータの発熱により前記加熱室周囲で発生した加熱室周囲熱流を前記上部熱溜室に導く通路を前記第2熱流通路の一部に形成したことを特徴とする請求項6又は請求項7記載のビルトイン対応型加熱調理器。
  9. 前記上部熱溜室と前記加熱操作部とを隔て、前記送風手段からの冷却風を前記加熱操作部に導く冷却風通路を形成する仕切壁を設けたことを特徴とする請求項1又は6記載のビルトイン対応型加熱調理器。
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