JP2019006262A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】アームの導電体の接点部と端子の接点部の接触範囲を広げて常に導通状態とする車両用サンバイザを提供する。【解決手段】車両用サンバイザは、電装品を有するサンバイザ本体と、サンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部21に一対の導電体28,28の接点部29A,29Bが設けられたアーム20と、アーム20を車両に取り付ける取付ブラケット30と、取付ブラケット30に組み付けられ、接点部が一対の導電体28,28の接点部29A,29Bに接触される一対の端子を有したコネクタ40を備え、アーム支持部31より外側に露出する円筒状端部21の上側と下側に小、大径円筒状端部22,23を設け、この小、大径円筒状端部22,23の互い違いの位置に切欠き22b,23bを設け、小径円筒状端部22の外周面22aに一方の円弧板状接点部29Aを設け、大径円筒状端部23の外周面23aに他方の円弧板状接点部29Bを設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の前席のフロントウインドウ上端近傍に配置される照明付きの車両用サンバイザに関する。
この種の車両用サンバイザとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この車両用サンバイザ1は、図14に示すように、図示しないサンバイザ本体を回動自在に保持する非導電性の支軸(アーム)2と、この支軸2を図示しない車室天井に取り付ける取付ブラケット5と、この取付ブラケット5に着脱自在に組付けられ、電力供給用の一対の端子8,8を有したコネクタ7と、を備えている。
支軸2の内部には、並行して延在する一対の導電体3,3が設けられていて、その取付ブラケット5側の端部2aの閉塞された上面には、一対の導電体3,3の接点部としての円柱状の各導電体端部3aが外側に突出するように設けられている。この円柱状の一対の導電体端部3a,3aは、支軸2の端部2aの上面中央に突設した非導電性の介在部2bを介して空間部を有して離れている。
また、支軸2の端部2a側は取付ブラケット5の筒状の支持突部5aに回動自在に支持され、コネクタ7のハウジング7aは取付ブラケット5の組付凹部5bに組付けられるようになっている。
そして、支軸2が第1の位置へと回転動作されたときには、端部2aより外へ突出した円柱状の一対の導電体端部3a,3aが電力供給用の一対の端子8,8の各バネ部8aに接触して通電(ON)状態とされることで、サンバイザ本体の照明ランプの点灯準備状態が形成される。
また、支軸2が第2の位置へと回転動作されたときには、端部2aより外へ突出した円柱状の一対の導電体端部3a,3aが電力供給用の一対の端子8,8の各バネ部8aより離れて非通電(OFF)状態とされる。
特開2011−230559号公報
しかしながら、前記従来の車両用サンバイザ1では、支軸2が回転し、ある回転角度になると、支軸2の端部2aより外へ突出した接点部としての円柱状の導電体端部3aとコネクタ7のハウジング7aに組付けられた端子8の接点部としての板状のバネ部8aとが離れて回路が遮断されるため、通電できる支軸2の回転角度の範囲が限られていた。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、アームの導電体の接点部と端子の接点部の接触範囲を広げて常に導通(通電)状態とすることができる車両用サンバイザを提供することを目的とする。
本発明は、車両用サンバイザであって、電装品を有するサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部に一対の導電体の接点部が設けられた非導電性のアームと、前記アームを車両に取り付ける取付ブラケットと、前記取付ブラケットに着脱自在に組み付けられ、接点部が前記一対の導電体の接点部に接触される電力供給用の一対の端子を有したコネクタと、を備え、前記取付ブラケットに前記アームの円筒状端部側を回動自在に支持するアーム支持部を設け、前記一対の導電体の接点部を円弧板状にそれぞれ形成し、前記アームの前記アーム支持部より外側に露出する円筒状端部の上側に小径円筒状端部を、下側に大径円筒状端部をそれぞれ設け、かつ、前記小径円筒状端部と前記大径円筒状端部の互い違いの位置に切欠きをそれぞれ設け、前記小径円筒状端部の外周面に前記一対の円弧板状接点部のうちの一方の円弧板状接点部を設けると共に、前記大径円筒状端部の外周面に前記一対の円弧板状接点部のうちの他方の円弧板状接点部を設けたことを要旨とする。
また、本願発明の車両用サンバイザは、前記円弧板状接点部の前記端子の接点部が接触する位置に潤滑油貯留用のスリットを縦長に設け、前記スリットに前記端子の接点部に供給される潤滑油を貯留したことを特徴とする。
本発明によれば、取付ブラケットのアーム支持部より外側に露出するアームの上側の小径円筒状端部の外周面と下側の大径円筒状端部の外周面に円弧板状接点部をそれぞれ設けたことにより、アームの導電体の接点部と端子の接点部の接触範囲を広げて常に導通(通電)状態とすることができる。また、小径円筒状端部と大径円筒状端部の互い違いの位置に切欠きをそれぞれ設けことにより、アームを組付けた取付ブラケットにコネクタを組付ける際に、端子のバネ部の変形を確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態の車両用サンバイザを示す斜視図である。 上記車両用サンバイザを車室天井側に格納した状態を示す側面図である。 (a)は上記車両用サンバイザの取付ブラケットにアームの円筒状端部を圧入する前の状態を示す斜視図、(b)は同アームの円筒端部の拡大側面図である。 上記車両用サンバイザのコネクタに一対の端子を挿入する前の状態を示す斜視図である。 上記アームを装着した取付ブラケットにコネクタを組付ける前の状態を示す斜視図である。 (a)は上記取付ブラケットにコネクタを組付ける途中の状態を示す側面図、(b)は同組付け途中の状態の要部の平面図である。 (a)は上記取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す側面図、(b)は同組付け状態の要部の平面図である。 上記取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す斜視図である。 (a)は上記コネクタを組付ける際の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、(b)は同組付け状態の要部の平面図である。 (a)はサンバイザを前に向けた時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、(b)は同サンバイザを前に向けた時の要部の平面図である。 (a)はサンバイザを横に向けた時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、(b)は同サンバイザを横に向けた時の要部の平面図である。 本発明の第2実施形態の車両用サンバイザのアームの円筒状端部を示す斜視図である。 上記第2実施形態のアームの円筒状端部の要部の拡大断面図である。 従来の車両用サンバイザの取付ブラケット周辺の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態の車両用サンバイザを示す斜視図、図2は同車両用サンバイザを車室天井側に格納した状態を示す側面図、図3(a)は同車両用サンバイザの取付ブラケットにアームの円筒状端部を圧入する前の状態を示す斜視図、図3(b)は同アームの円筒端部の拡大側面図、図4は同車両用サンバイザのコネクタに一対の端子を挿入する前の状態を示す斜視図、図5は同アームを装着した取付ブラケットにコネクタを組付ける前の状態を示す斜視図、図6(a)は同取付ブラケットにコネクタを組付ける途中の状態を示す側面図、図6(b)は同組付け途中の状態の要部の平面図、図7(a)は同取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す側面図、図7(b)は同組付け状態の要部の平面図、図8は同取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す斜視図、図9(a)は同コネクタを組付ける際の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、図9(b)は同組付け状態の要部の平面図、図10(a)はサンバイザを前に向けた時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、図10(b)は同サンバイザを前に向けた時の要部の平面図、図11(a)はサンバイザを横に向けた時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、図11(b)は同サンバイザを横に向けた時の要部の平面図である。
図1及び図2に示すように、車両用サンバイザ10は、バニティーミラー(化粧鏡)12と照明ランプ(電装品)13を有するサンバイザ本体11と、このサンバイザ本体11を回動自在に保持し、円筒状端部21に一対の導電体28,28の各接点部29A,29Bが設けられた非導電性のアーム20と、このアーム20をルーフトリム(車両)60に取り付ける取付ブラケット30と、この取付ブラケット30に着脱自在に組付けられ、接点部53が一対の導電体28,28の各接点部29A,29Bに接触される電力供給用の一対の端子50,50を有したコネクタ40と、を備えている。
図3(a)、図5に示すように、アーム20は合成樹脂により円筒状に形成されていると共に、上面21aが閉塞された円筒状端部21側がアーム本体20A側に対して所定角度傾斜するように形成されている。このアーム20の内部には、並行して延在する一対の導電体28,28が配索されている。この一対の導電体28,28のアーム20の円筒状端部21側に露出して各端部側に位置する接点部29A,29Bは円弧板状に形成されている(以下、「一対の円弧板状接点部29A,29B」という)。さらに、アーム20の後述する取付ブラケット30のアーム支持部31より外側に露出する円筒状端部21には、その上側に小径円筒状端部22を、下側に大径円筒状端部23をそれぞれ設けてある。この小径円筒状端部22と大径円筒状端部23の互い違いの位置には切欠き22b,23bをそれぞれ設けてある。そして、小径円筒状端部22の外周面22aに形成された円環状の凹溝部22c内には一対の円弧板状接点部29A,29Bのうちの一方の円弧板状接点部29Aを配設してあると共に、大径円筒状端部23の外周面23aに形成された円環状の凹溝部23c内には一対の円弧板状接点部29A,29Bのうちの他方の円弧板状接点部29Bを配設してある。この一対の円弧板状接点部29A,29B間に互い違いに位置する一対の切欠き22b,23bが一対の円弧板状接点部29A,29Bと一対の端子50,50の各接点部53との非接触領域となっている。
また、図3(a)及び図5に示すように、大径円筒状端部23の下側には、後述するコネクタ40の組付け用の係合突起47が係合する円環状のフランジ部24を一体突出形成してあると共に、その下側には円環凹状の係合溝25を一体形成してある。この円環状のフランジ部24には、コネクタ40の係合突起47を誘い込む切欠き24aを形成してある。また、円環状のフランジ部24の下側には、該フランジ部24よりも大径の円環状のフランジ部26を一体突出形成してあると共に、その下側には円環凹状の係合溝27を一体形成してある。
図1〜図3及び図5〜図11に示すように、取付ブラケット30は合成樹脂により形成されていて、その中央にはアーム20の円筒状端部21側を回動自在に支持する円形の内周面31aを有した筒状のアーム支持部31を一体突出形成してある。そして、図3及び図5に示すように、アーム支持部31の内周面31a内にアーム20の円筒状端部21が圧入されて、内周面31aより突設した係止突起32がアーム20の円環凹状の係合溝27に入り込んで円環状のフランジ部26に係合されることで、回動するアーム20の円筒状端部21の上側がアーム支持部31より外側へ突出(露出)するようになっている。
また、図5に示すように、取付ブラケット30の上面30aのアーム支持部31の両側及び一方の取付孔33側にはコネクタ組付け用の凹部35を形成してある。このコネクタ組付け用の凹部35の他方の取付孔34側の両側には、コネクタ40の両側壁43,43の係止片部43bが差し込まれる係合穴36を形成してある。また、図5及び図6に示すように、コネクタ組付け用の凹部35の一方の取付孔33側の中央には、コネクタ40のハウジング本体42の係止片部42aが係止される係止爪部37を形成してある。尚、取付ブラケット30は、一対の取付孔33,34を介して図示しないビスによってルーフトリム60にねじ止めされるようになっている。
図4に示すように、コネクタ40のハウジング41は、合成樹脂により形成されていて、ハウジング本体42と、このハウジング本体42の両側にL字状の端子収容室43aを有した一対の側壁43,43と、ハウジング本体42の中央との間に中空部44を形成した中央壁45とを有している。そして、図5に示すように、ハウジング41の一対の側壁43,43が取付ブラケット30のアーム支持部31の両側に位置するようにハウジング41をコネクタ組付け用の凹部35に組付けると、図8に示すように、ハウジング本体42と中央壁45間の中空部44内にアーム20の円筒状端部21が露出するようになっている。
また、図4〜図6に示すように、コネクタ40の中央壁45の中空部44側の中央には、矩形の切欠き45aを形成してあり、この切欠き45aの下側には、図6(b)に示すように、組付け用の係合突起47を一体突出形成してある。そして、図6(b)に示すように、アーム20の円筒状端部21の位置が正確な組付け位置にないと取付ブラケット30にコネクタ40を組付けることができず、即ち、ハウジング41の組付け用の係合突起47が円環状のフランジ部24の切欠き24aからアーム20の円環凹状の係合溝25に入り込むことができないようにしてある。また、取付ブラケット30にコネクタ40を組付けた後は、アーム20の回転により係合突起47が円環状のフランジ部24に係合されることで、アーム20がハウジング41により保持されようになっている。
さらに、図4に示すように、各端子50の先端が箱形状の接触部51はL字板状に形成されていて、ハウジング41の側壁43のL字状の端子収容室43aに収容される。また、各端子50の接触部51に連結されたL字板状のバネ部52は弾性変形自在に形成されている。また、バネ部52の先端側には、半円球面状の接点部53を設けてある。
尚、図6(b)に示すように、一対の端子50,50の各バネ部52と一対の円弧板状接点部29A,29Bは、ハウジング41のハウジング本体42と中央壁45間の中空部44内に位置して相対向している。
また、図2に示すように、コネクタ40は、ルーフトリム60側の電源接続用の電線61に接続されたコネクタ62に嵌合されるようになっている。この嵌合の際に、コネクタ40の一対の端子50,50の各接触部51とルーフトリム60側のコネクタ62の図示しない一対の端子とが電気的に接続され、コネクタ40の一対の端子50,50に電力が供給されるようになっている。
さらに、図10(a)に示すように、サンバイザ本体11をフロントウインドウFの前に倒したときに、及び、図11(a)に示すように、サンバイザ本体11をサイドウインドウSの横に倒したときに、小大径円筒状端部22,23の外周面22a,23aに設けられた一対の円弧板状接点部29A,29Bが電力供給用の一対の端子50,50の各バネ部52の接点部53に接触(導通)して通電(ON)状態となることで、即ち、アーム20内に配索された一対の導電体28,28とサンバイザ本体11の照明ランプ13を繋ぐ導電回路が通電状態とされることで、サンバイザ本体11の照明ランプ13の点灯準備状態が形成され、サンバイザ本体11のバニティーミラー12を覆っているカバー(スライド部材)14をスライドさせて開くと、図示しないスイッチ機構がONとなって照明ランプ13が点灯するようになっている。尚、一般的には、サンバイザ本体をサイドウインドウの横に倒したときに、アーム側の接点部が電力供給用の端子の接点部より離れて不導通となって、照明ランプの導電回路が非通電(OFF)状態となるようになっているが、この第1実施形態では、サンバイザ本体11をサイドウインドウSの横に倒したときにも、一対の円弧板状接点部29A,29Bが電力供給用の一対の端子50,50の各接点部53に接触して、取付ブラケット30にコネクタ40を組付けるとき以外は照明ランプ13の導電回路が常に通電状態となるようになっている。
以上第1実施形態の車両用サンバイザ10によれば、車両用サンバイザ10を組付ける場合には、まず、図3に示すように、取付ブラケット30のアーム支持部31に斜めに形成された円形の内周面31a内にアーム20の円筒状端部21側を圧入する。この圧入により、図5に示すように、アーム支持部31の内周面31aより突設した係止突起32がアーム20の円環凹状の係合溝27に入り込んで円環状のフランジ部26に係合されることで、アーム支持部31にアーム20の円筒状端部21が回動自在に支持される。
次に、図4に示すように、コネクタ40のハウジング41に一対の端子50,50を挿入した後で、図5に示すように、取付ブラケット30のアーム支持部31より外へ露出するアーム20の小大径円筒状端部22,23の各切欠き22b,23bをコネクタ40の両側壁43,43に相対向する位置に位置させた状態で、図6に示すように、取付ブラケット30の上面30aのコネクタ組付け用の凹部35に設けられた一対の係合穴36,36にコネクタ40のハウジング41の両側壁43,43に設けられた一対の係止片部43b,43bを差し込んで、図6(a)中矢印で示すように、コネクタ40を回転させて、コネクタ組付け用の凹部35の係止爪部37にコネクタ40のハウジング本体42の係止片部42aを係止させて、取付ブラケット30の上面30aにコネクタ40を組付ける。
この際、図7(b)及び図9(b)に示すように、コネクタ40に組付けられた一対の端子50,50の接点部53を有した各バネ部52がアーム20の円筒状端部21の小大径円筒状端部22,23の各切欠き22b,23b側を通って、小大径円筒状端部22,23の外周面22a,23aの一対の円弧板状接点部29A,29Bに接触することなく、取付ブラケット30にコネクタ40を組付けることができる。これにより、一対の円弧板状接点部29A,29Bと一対の端子50,50の各バネ部52の接点部53とが干渉することがなく、一対の端子50,50の各バネ部52の変形を確実に防止することができる。
また、取付ブラケット30のアーム支持部31より外側に露出するアーム20の上側の小径円筒状端部22の外周面22aと下側の大径円筒状端部23の外周面23aに円弧板状接点部29A,29Bをそれぞれ配設したことにより、アーム20の導電体28の接点部としての円弧板状接点部29A,29Bと端子50の接点部53の接触範囲(アーム20の回転角度)を広げることができて、図2に示すように、サンバイザ本体11をルーフトリム60側に格納しているときと、図10(a)に示すように、サンバイザ本体11をフロントウインドウFの前に倒したとき、及び、図11(a)に示すように、サンバイザ本体11をサイドウインドウSの横に倒したときに、アーム20の一対の円弧板状接点部29A,29Bと一対の端子50,50の各接点部53を常に接触した状態にすることができる。さらに、小径円筒状端部22と大径円筒状端部23の互い違いの位置に切欠き22b,23bをそれぞれ設けことにより、アーム20を組付けた取付ブラケット30にコネクタ40を組付ける際に、端子50のバネ部52の変形を確実に防止することができる。
図12は本発明の第2実施形態の車両用サンバイザのアームの円筒状端部を示す斜視図、図13は同アームの円筒状端部の要部の拡大断面図である。
図12及び図13に示すように、アーム20の円筒状端部21の小径円筒状端部22の外周面22a及び大径円筒状端部23の外周面23aにそれぞれ設けられた一対の円弧板状接点部29A,29Bの端子50のバネ部52の先端側に設けられた接点部53が接触する位置には、潤滑油貯留用のスリット29a,29bを縦長にそれぞれ穿設してある。このスリット29a,29bには、端子50の接点部53に供給されるペースト状のグリス(潤滑油)Gを貯留してある。即ち、縦長のスリット29a,29bにグリスGを溜め、自重によりグリスGが下方に移動することにより、端子50のバネ部52の接点部53に常にグリスGが供給されるようになっている。尚、他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この第2実施形態によれば、図13に示すように、一対の円弧板状接点部29A,29Bの縦長の各スリット29a,29b内に充填されているペースト状のグリスGが一対の端子50,50の各接点部53に付着するため、接点部29A,29B,53同士を摺動による摩耗から保護することができる。また、アーム20の回動を繰り返しても、端子50の接点部53には自重によりグリスGが移動して必ず付着するため、摺動によってグリスGが無くなることがなく、グリスGが接点部53に常に供給されて、接点部29A,29B,53同士の摺動摩耗を確実に抑制することができる。
尚、前記各実施形態によれば、サンバイザ本体に電装品として照明ランプを設けたが、サンバイザ本体に電装品として小型で薄形の液晶モニタ等を設けても良い。
10 車両用サンバイザ
11 サンバイザ本体
13 照明ランプ(電装品)
20 アーム
21 円筒状端部
22 小径円筒状端部
22a 外周面
22b 切欠き
23 大径円筒状端部
23a 外周面
23b 切欠き
28,28 一対の導電体
29A,29B 一対の円弧板状接点部
29a,29b 潤滑油貯留用のスリット
30 取付ブラケット
31 アーム支持部
40 コネクタ
50,50 電力供給用の一対の端子
53 接点部
60 ルーフトリム(車両)
G グリス(潤滑油)

Claims (2)

  1. 電装品を有するサンバイザ本体と、
    前記サンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部に一対の導電体の接点部が設けられた非導電性のアームと、
    前記アームを車両に取り付ける取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットに着脱自在に組み付けられ、接点部が前記一対の導電体の接点部に接触される電力供給用の一対の端子を有したコネクタと、を備え、
    前記取付ブラケットに前記アームの円筒状端部側を回動自在に支持するアーム支持部を設け、
    前記一対の導電体の接点部を円弧板状にそれぞれ形成し、
    前記アームの前記アーム支持部より外側に露出する円筒状端部の上側に小径円筒状端部を、下側に大径円筒状端部をそれぞれ設け、かつ、前記小径円筒状端部と前記大径円筒状端部の互い違いの位置に切欠きをそれぞれ設け、
    前記小径円筒状端部の外周面に前記一対の円弧板状接点部のうちの一方の円弧板状接点部を設けると共に、前記大径円筒状端部の外周面に前記一対の円弧板状接点部のうちの他方の円弧板状接点部を設けたことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1記載の車両用サンバイザであって、
    前記円弧板状接点部の前記端子の接点部が接触する位置に潤滑油貯留用のスリットを縦長に設け、前記スリットに前記端子の接点部に供給される潤滑油を貯留したことを特徴とする車両用サンバイザ。
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