JP2019001433A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品の導電回路が非通電状態の時に端子の接点部に潤滑油を付着させて、アームの回動に伴う接点部同士の摺動摩耗を抑制できる車両用サンバイザを提供する。【解決手段】車両用サンバイザは、電装品を有するサンバイザ本体と、このサンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部21に一対の導電体28,28の接点部29が設けられたアーム20と、アーム20を車両に取付ける取付ブラケット30と、取付ブラケット30に組付けられ、接点部が一対の導電体28,28の接点部29に接触される一対の端子を有したコネクタ40とを備え、取付ブラケット30にアーム20の円筒状端部21側を回動自在に支持するアーム支持部31を設け、一対の導電体28,28の各端部の接点部29としての一対の円弧板状接点部を円筒状端部21の外周面21bに隙間を介して設け、この円筒状端部21の外周面21bの隙間部分に潤滑油貯留用の凹部22を設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の前席のフロントウインドウ上端近傍に配置される照明付きの車両用サンバイザに関する。
この種の車両用サンバイザとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この車両用サンバイザ1は、図10に示すように、図示しないサンバイザ本体を回動自在に保持する非導電性の支軸(アーム)2と、この支軸2を図示しない車室天井に取り付ける取付ブラケット5と、この取付ブラケット5に着脱自在に組付けられ、電力供給用の一対の端子8,8を有したコネクタ7と、を備えている。
支軸2の内部には、並行して延在する一対の導電体3,3が設けられていて、その取付ブラケット5側の端部2aの閉塞された上面には、一対の導電体3,3の接点部としての円柱状の各導電体端部3aが外側に突出するように設けられている。この円柱状の一対の導電体端部3a,3aは、支軸2の端部2aの上面中央に突設した非導電性の介在部2bを介して空間部を有して離れている。
また、支軸2の端部2a側は取付ブラケット5の筒状の支持突部5aに回動自在に支持され、コネクタ7のハウジング7aは取付ブラケット5の組付凹部5bに組付けられるようになっている。
そして、支軸2が第1の位置へと回転動作されたときには、端部2aより外へ突出した円柱状の一対の導電体端部3a,3aが電力供給用の一対の端子8,8の各バネ部8aに接触して通電(ON)状態とされることで、サンバイザ本体の照明ランプの点灯準備状態が形成される。
また、支軸2が第2の位置へと回転動作されたときには、端部2aより外へ突出した円柱状の一対の導電体端部3a,3aが電力供給用の一対の端子8,8の各バネ部8aより離れて非通電(OFF)状態とされる。
特開2011−230559号公報
前記従来の車両用サンバイザ1では、支軸2の回動により支軸2の端部2aより外へ突出した接点部としての円柱状の導電体端部3aとコネクタ7のハウジング7aに組付けられた端子8の接点部としての板状のバネ部8aが摺動して摩耗するので、接点保護のために支軸2の円柱状の導電体端部3aと端子8のバネ部8aの少なくとも一方にグリスを塗布しているが、支軸2の円柱状の導電体端部3aと端子8のバネ部8aの摺動が繰り返されると、グリスが除去されて無くなり、接点摩耗が発生して接触信頼性が低下していく。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電装品の導電回路が非通電状態の時に端子の接点部に潤滑油を付着させて、アームの回動に伴う接点部同士の摺動摩耗を抑制することができる車両用サンバイザを提供することを目的とする。
本発明は、車両用サンバイザであって、電装品を有するサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部に一対の導電体の接点部が設けられた非導電性のアームと、前記アームを車両に取り付ける取付ブラケットと、前記取付ブラケットに着脱自在に組み付けられ、接点部が前記一対の導電体の接点部に接触される電力供給用の一対の端子を有したコネクタと、を備え、前記取付ブラケットに前記アームの円筒状端部側を回動自在に支持するアーム支持部を設け、前記一対の導電体の接点部を円弧板状にそれぞれ形成し、前記一対の円弧板状接点部を前記アームの前記アーム支持部より外側に露出する前記円筒状端部の外周面に隙間を介して設け、前記アームの円筒状端部の外周面の前記一対の円弧板状接点部間の隙間部分に潤滑油貯留用の凹部を設け、前記潤滑油貯留用の凹部に、前記端子の接点部に供給される潤滑油を貯留したことを要旨とする。
また、本願発明の車両用サンバイザは、前記潤滑油貯留用の凹部をコネクタ組付け用の凹部と兼用したことを特徴とする。
本発明によれば、アームの円筒状端部の外周面の一対の円弧板状接点部間の隙間部分に潤滑油貯留用の凹部を設けたことにより、電装品の導電回路が非通電(OFF)状態の時に端子の接点部に潤滑油を付着させて接点部を摺動による摩耗から保護することができ、アームの回動に伴う接点部同士の摺動摩耗を抑制することができる。
本発明の一実施形態の車両用サンバイザを示す斜視図である。 上記車両用サンバイザを車室天井側に格納した状態を示す側面図である。 上記車両用サンバイザの取付ブラケットにアームの円筒状端部を圧入する前の状態を示す斜視図である。 上記車両用サンバイザのコネクタに一対の端子を挿入する前の状態を示す斜視図である。 上記アームを装着した取付ブラケットにコネクタを組付ける前の状態を示す斜視図である。 上記取付ブラケットにコネクタを組付ける途中の状態を示す側面図である。 上記取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す斜視図である。 (a)は電装品の導電回路が非通電状態の時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、(b)は同電装品の導電回路が非通電状態の時のアームの接点部と端子の接点部の関係を示す斜視図である。 (a)は電装品の導電回路が通電状態の時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、(b)は同電装品の導電回路が通電状態の時のアームの接点部と端子の接点部の関係を示す斜視図である。 従来の車両用サンバイザの取付ブラケット周辺の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の車両用サンバイザを示す斜視図、図2は同車両用サンバイザを車室天井側に格納した状態を示す側面図、図3は同車両用サンバイザの取付ブラケットにアームの円筒状端部を圧入する前の状態を示す斜視図、図4は同車両用サンバイザのコネクタに一対の端子を挿入する前の状態を示す斜視図、図5は同アームを装着した取付ブラケットにコネクタを組付ける前の状態を示す斜視図、図6は同取付ブラケットにコネクタを組付ける途中の状態を示す側面図、図7は同取付ブラケットにコネクタを組付けた状態を示す斜視図、図8(a)は電装品の導電回路が非通電状態の時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、図8(b)は同電装品の導電回路が非通電状態の時のアームの接点部と端子の接点部の関係を示す斜視図、図9(a)は電装品の導電回路が通電状態の時の取付ブラケットとアームの位置関係を示す平面図、図9(b)は同電装品の導電回路が通電状態の時のアームの接点部と端子の接点部の関係を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、車両用サンバイザ10は、バニティーミラー(化粧鏡)12と照明ランプ(電装品)13を有するサンバイザ本体11と、このサンバイザ本体11を回動自在に保持し、円筒状端部21に一対の導電体28,28の各接点部29が設けられた非導電性のアーム20と、このアーム20をルーフトリム(車両)60に取り付ける取付ブラケット30と、この取付ブラケット30に着脱自在に組付けられ、接点部53が一対の導電体28,28の各接点部29に接触される電力供給用の一対の端子50,50を有したコネクタ40と、を備えている。
図3及び図5に示すように、アーム20は合成樹脂により円筒状に形成されていると共に、上面21aが閉塞された円筒状端部21側がアーム本体20A側に対して所定角度傾斜するように形成されている。このアーム20の内部には、並行して延在する一対の導電体28,28が配索されている。この一対の導電体28,28のアーム20の円筒状端部21側に露出して各端部側に位置する接点部29は、円弧板状に形成されている(以下、「一対の円弧板状接点部29,29」という)。さらに、アーム20の後述する取付ブラケット30のアーム支持部31より外側に露出する円筒状端部21の外周面21bの中央には、円環状の凹溝部21cを形成してある。この円環状の凹溝部21c内には、一対の導電体28,28の各端部側に位置する一対の円弧板状接点部29,29を所定の隙間Sを介して配設してある。この一対の隙間S,Sが一対の円弧板状接点部29,29と一対の端子50,50の各接点部53との非接触領域となる。
また、図3及び図9(b)に示すように、アーム20の円筒状端部21の外周面21bの一対の円弧板状接点部29,29間の隙間Sの部分には、潤滑油貯留用の円弧凹状の溝部(潤滑油貯留用の凹部)22を軸方向に縦長にそれぞれ形成してある。この潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部22,22の各底面22a上には、電力供給用の一対の端子50,50の弾性変形する各バネ部52の先端側に設けられた接点部53に供給されるペースト状のグリス(潤滑油)Gを溜め込んである。
この潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部22,22は、コネクタ組付け用の凹部を兼用している。即ち、取付ブラケット30にコネクタ40を組付ける際に、コネクタ40に組付けられた一対の端子50,50の各接点部53がアーム20の円筒状端部21の外周面21bの潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部22,22を通って、円筒状端部21の外周面21bの一対の円弧板状接点部29,29に接触することなく、取付ブラケット30にコネクタ40が組付けられるようになっている。そして、取付ブラケット30にコネクタ40を組付けた後で、円筒状端部21の外周面21bの円弧凹状の溝部22内にペースト状のグリスGを充填する。尚、ペースト状のグリスGは、取付ブラケット30にコネクタ40を組付ける前に予め潤滑油貯留用の溝部22内に充填されていても良い。
さらに、図3に示すように、円筒状端部21の外周面21bの円弧凹状の溝部22の底面22aの下側には、円環状のフランジ部24を一体突出形成してあると共に、その下側には円環凹状の係合溝(係合部)25を一体形成してある。
図1〜図3及び図5〜図9に示すように、取付ブラケット30は合成樹脂により形成されていて、その中央には、アーム20の円筒状端部21側を回動自在に支持する円形の内周面31aを有した筒状のアーム支持部31を一体突出形成してある。そして、図3及び図5に示すように、アーム支持部31の内周面31a内にアーム20の円筒状端部21が圧入されて、内周面31aより突設した係止突起(係止部)32がアーム20の円環凹状の係合溝25に入り込んで円環状のフランジ部24に係合されることで、回動するアーム20の円筒状端部21の上側がアーム支持部31より外側へ突出(露出)するようになっている。
また、図5に示すように、取付ブラケット30の上面30aのアーム支持部31の両側及び一方の取付孔33側にはコネクタ組付け用の凹部35を形成してある。このコネクタ組付け用の凹部35の他方の取付孔34側の両側には、コネクタ40の両側壁43,43の係止片部43bが差し込まれる係合穴36を形成してある。また、図6に示すように、コネクタ組付け用の凹部35の一方の取付孔33側の中央には、コネクタ40のハウジング本体42の係止片部42aが係止される係止爪部37を形成してある。尚、取付ブラケット30は、一対の取付孔33,34を介して図示しないビスによってルーフトリム60にねじ止めされるようになっている。
図4に示すように、コネクタ40のハウジング41は、合成樹脂により形成されていて、ハウジング本体42と、このハウジング本体42の両側にL字状の端子収容室43aを有した一対の側壁43,43と、ハウジング本体42の中央との間に中空部44を形成した中央壁45とを有している。そして、図5に示すように、ハウジング41の一対の側壁43,43が取付ブラケット30のアーム支持部31の両側に位置するようにハウジング41をコネクタ組付け用の凹部35に組付けると、図7に示すように、ハウジング本体42と中央壁45間の中空部44内にアーム20の円筒状端部21が露出するようになっている。
図4に示すように、各端子50の先端が箱形状の接触部51はL字板状に形成されていて、ハウジング41の側壁43のL字状の端子収容室43aに収容される。また、各端子50の接触部51に連結されたL字板状のバネ部52は弾性変形自在に形成されている。また、バネ部52の先端側には、半円球面状の接点部53を設けてある。
尚、図4に示すように、一対の端子50,50の各バネ部52は、ハウジング41のハウジング本体42と中央壁45間の中空部44内に位置して相対向している。
また、図2に示すように、コネクタ40は、ルーフトリム60側の電源接続用の電線61に接続されたコネクタ62に嵌合されるようになっている。この嵌合の際に、コネクタ40の一対の端子50,50の各接触部51とルーフトリム60側のコネクタ62の図示しない一対の端子とが電気的に接続され、コネクタ40の一対の端子50,50に電力が供給されるようになっている。
さらに、図2に示すように、サンバイザ本体11をルーフトリム60側に格納しているとき、及び、サンバイザ本体11をフロントウインドウの前に倒したときに、円筒状端部21の外周面21bに設けられた一対の円弧板状接点部29,29が電力供給用の一対の端子50,50の各バネ部52の接点部53に接触(導通)して通電(ON)状態となることで、即ち、アーム20内に配索された一対の導電体28,28とサンバイザ本体11の照明ランプ13を繋ぐ導電回路が通電状態とされることで、サンバイザ本体11の照明ランプ13の点灯準備状態が形成され、サンバイザ本体11のバニティーミラー12を覆っているカバー(スライド部材)14をスライドさせて開くと、図示しないスイッチ機構がONとなって照明ランプ13が点灯するようになっている。また、サンバイザ本体11をサイドウインドウの横に倒したときに、円筒状端部21の外周面21bの一対の円弧板状接点部29,29が電力供給用の一対の端子50,50の各バネ部52の接点部53より離れて不導通となって、照明ランプ13の導電回路が非通電(OFF)状態となるようになっている。
以上実施形態の車両用サンバイザ10によれば、車両用サンバイザ10を組付ける場合には、まず、図3に示すように、取付ブラケット30のアーム支持部31に斜めに形成された円形の内周面31a内にアーム20の円筒状端部21側を圧入する。この圧入により、図5に示すように、アーム支持部31の内周面31aより突設した係止突起32がアーム20の円環凹状の係合溝25に入り込んで円環状のフランジ部24に係合されることで、アーム支持部31にアーム20の円筒状端部21が回動自在に支持される。
次に、図4に示すように、コネクタ40のハウジング41に一対の端子50,50を挿入した後で、図5に示すように、取付ブラケット30のアーム支持部31より外へ露出するアーム20の円筒状端部21の潤滑油貯留用(コネクタ組付け兼用)の一対の円弧凹状の溝部22,22をコネクタ40の両側壁43,43に相対向する位置に位置させた状態で、図6に示すように、取付ブラケット30の上面30aのコネクタ組付け用の凹部35に設けられた一対の係合穴36,36にコネクタ40のハウジング41の両側壁43,43に設けられた一対の係止片部43b,43bを差し込んで、図6中矢印で示すように、コネクタ40を回転させて、コネクタ組付け用の凹部35の係止爪部37にコネクタ40のハウジング本体42の係止片部42aを係止させて、取付ブラケット30の上面30aにコネクタ40を組付ける。
この際、図8(b)に示すように、コネクタ40に組付けられた一対の端子50,50の各接点部53がアーム20の円筒状端部21の外周面21bの潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部22,22内を通って、円筒状端部21の外周面21bの一対の円弧板状接点部29,29に接触することなく、取付ブラケット30にコネクタ40を組付けることができる。このため、一対の円弧板状接点部29,29と一対の端子50,50の各バネ部52の接点部53とが干渉することがなく、一対の端子50,50の各バネ部52の変形を防止することができる。尚、ペースト状のグリスGは、取付ブラケット30とコネクタ40との組付け前、または、組付け後に潤滑油貯留用の溝部22内に充填される。
また、図8(a),(b)に示すように、アーム20を回転させる前は、コネクタ40の一対の端子50,50の各接点部53がアーム20の円筒状端部21の外周面21bに設けられた一対の円弧板状接点部29,29の各隙間Sに入っていることで、導電回路が非通電(OFF)状態となると共に、円筒状端部21の外周面21bに設けられた潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部22,22内に入れられているペースト状のグリスGが一対の端子50,50の各接点部53に付着する。照明ランプ13の導電回路が非通電状態になると、端子50の接点部53が円筒状端部21の潤滑油貯留用の円弧凹状の溝部22の位置にくるため、接点部53にグリスGが常に供給される。
そして、図9(a)に示すように、アーム20を回転させると、コネクタ40の一対の端子50,50の各接点部53がアーム20の円筒状端部21の外周面21bに設けられた一対の円弧板状接点部29,29に接触して照明ランプ13の導電回路が通電(ON)状態となる。この際、供給されたグリスGによって接点部29,53同士を摺動による摩耗から保護することができる。
これら図8(a)と図9(a)に示すアーム20の回動を繰り返しても、照明ランプ13の導電回路が非通電状態の際に、端子50の接点部53にはグリスGが必ず付着するため、摺動によってグリスGが無くなることがなく、グリスGが接点部53に常に供給されて、接点部29,53同士の摺動摩耗を確実に抑制することができる。この接点部29,53同士の摺動摩耗の抑制により、アーム20の円筒状端部21の外周面21bに設けられた一対の円弧板状接点部29,29とコネクタ40の電力供給用の一対の端子50,50の各接点部53との接触信頼性を常に維持することができる。
尚、前記実施形態によれば、サンバイザ本体に電装品として照明ランプを設けたが、サンバイザ本体に電装品として小型で薄形の液晶モニタ等を設けても良い。
10 車両用サンバイザ
11 サンバイザ本体
13 照明ランプ(電装品)
20 アーム
21 円筒状端部
21b 外周面
22,22 潤滑油貯留用の一対の円弧凹状の溝部(潤滑油貯留用の凹部)
28,28 一対の導電体
29,29 一対の円弧板状接点部
30 取付ブラケット
31 アーム支持部
40 コネクタ
50,50 電力供給用の一対の端子
53 接点部
60 ルーフトリム(車両)
S 隙間(非接触領域)
G グリス(潤滑油)

Claims (2)

  1. 電装品を有するサンバイザ本体と、
    前記サンバイザ本体を回動自在に保持し、円筒状端部に一対の導電体の接点部が設けられた非導電性のアームと、
    前記アームを車両に取り付ける取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットに着脱自在に組み付けられ、接点部が前記一対の導電体の接点部に接触される電力供給用の一対の端子を有したコネクタと、を備え、
    前記取付ブラケットに前記アームの円筒状端部側を回動自在に支持するアーム支持部を設け、
    前記一対の導電体の接点部を円弧板状にそれぞれ形成し、前記一対の円弧板状接点部を前記アームの前記アーム支持部より外側に露出する前記円筒状端部の外周面に隙間を介して設け、
    前記アームの円筒状端部の外周面の前記一対の円弧板状接点部間の隙間部分に潤滑油貯留用の凹部を設け、
    前記潤滑油貯留用の凹部に、前記端子の接点部に供給される潤滑油を貯留したことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1記載の車両用サンバイザであって、
    前記潤滑油貯留用の凹部をコネクタ組付け用の凹部と兼用したことを特徴とする車両用サンバイザ。
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