JP2004134143A - ランプソケット取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】直管ランプ用のソケットが照明器具本体に対して簡単且つ確実強固に取付支持されるランプソケット取付構造を提供する。
【解決手段】直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケット1を照明器具本体の端部内側でソケット固定板2に取り付けてなるランプソケット取付構造において、ソケット1の背面両側に係止片3を突設し、この両係止片3に対応した間隔でソケット固定板2に対の係止受け孔4を穿設し、一方の係止受け孔4に係止片3を係止させた状態で、この係止部位Kを略中心として他方の係止受け孔4に係止される係止片3を回動させることにより、両係止片3を両係止受け孔4に係止固定した。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケットを照明器具本体の端部内側でソケット固定板に取り付けてなるランプソケット取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、特開平8−167461号公報に示される如く、直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケットを照明器具本体の端部内側でソケット固定板に取り付けるランプソケット取付構造は知られている。この場合、ソケットの背面に弾性を有する係止片を突設し、この係止片をソケット固定板に穿設される係止受け孔に挿入嵌合することにより、このソケット固定板に同ソケットを取着固定するものである。それ故に、この場合、ソケットをソケット固定板に対して簡単に取着固定することができる。
【0003】
しかしながら、この場合、係止片を弾性変形させて係止受け孔に挿入嵌合させるものであるので、この係止片は弾性変形し易くするために薄肉に形成されており、ソケットを取付支持する強度が低いものとなっている。又、取付支持強度を高めるために係止片を強固なものとすると、この係止片を係止受け孔に挿入嵌合させ難くなって取付作業が困難となる。しかも、係止片を弾性変形し易くするためには、この係止片をソケットの背方へ長く突出させる必要があり、係止受け孔に挿通された同係止片はソケット固定板の背方へ長く突出することになって、このソケット固定板の背方に大きな取付スペースを要するものとなっている。
【0004】
又、特開2001−250417号公報に示される如く、直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケットを照明器具本体の端部内側でソケット取付台に取り付けるランプソケット取付構造も知られている。この場合、照明器具本体の端部付近の内側にソケット取付台を取着固定し、このソケット取付台の側面部にソケットの背面ではなく側面を結合固着するものである。それ故に、この場合、ソケットを照明器具本体の端部内側でソケット取付台を介し強固に取着固定することができる。
【0005】
しかしながら、この場合、照明器具本体にソケット取付台を取着固定して、更に、このソケット取付台にソケットを固着しなければならず、取付作業が困難で構造も複雑となって、製造コストの高いものとなっている。しかも、ソケットの背面ではなく側面がソケット取付台に固着されるもの(自立型ソケット)であるため、直管ランプを同ソケットに対して着脱させる際に、このソケットはランプ軸方向の力を受けてその固着基部を中心に振れ動かされることとなり、長期間の使用で同固着基部が破損し易いものとなっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−167461号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2001−250417号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、図13〜15に示す如く、ソケット1の背面側をソケット固定板2に対しスライドさせて取着固定するランプソケット取付構造が考えられた。この場合、ソケット1の背面両側に係止片3を突設し、この両係止片3に対応した間隔でソケット固定板2に対の係止受け孔4を穿設し、両係止片3を両係止受け孔4に挿入し下方へスライドさせて係止固定させるものである。
【0009】
ここで、図15に示す如く、両係止受け孔4は、各上側に挿入部分となる巾広部、各下側に固定部分となる巾狭部を有し、上下の長さ寸法tが等しくて同形状に形成されており、両係止片3は巾広部で挿入されて下方へスライドされ、巾狭部で同両係止受け孔4に係止固定される。更に、ソケット1の背面に位置決め凸起9を形成し、下方へスライドされて両係止片3が両係止受け孔4に係止固定された状態で、この位置決め凸起9が係止される位置決め凹部10をソケット固定板2に形成してもいる。
【0010】
それ故に、この場合、両係止片3を両係止受け孔4に挿入してソケット1を下方へスライドさせるだけで、このソケット1をソケット固定板2に対して簡単に取着固定することができ、その際、両係止片3は弾性を必要とせず強固に形成されて取付支持強度が保持される。しかも、ソケット1にかかるランプ軸方向の力がその背面側のソケット固定板2で受けられて、同ソケット1はランプ軸方向に振れ動き難く、その取着固定部分での破損が防止される。
【0011】
又、この場合、係止片3が下方へスライドされることで係止受け孔4の周縁に係止固定されるものであるため、同係止片3はソケット固定板2の背方へ長く突出しないものとして形成されており、このソケット固定板2の背方に大きな取付スペースを要しない。更に、位置決め凸起9が位置決め凹部10に係止されて、ソケット1はソケット固定板2に対して正確な位置で取着固定される。
【0012】
しかしながら、この場合、両係止受け孔4が共に上下方向に長い長孔(同じ寸法t)として大きく形成されるので、ソケット固定板2の強度は低下し、ソケット1を支持する強度が十分には確保されない。又、両係止片3を両係止受け孔4に挿入した状態で直線的に揃えてスライドさせることは困難で、その際のソケット1、ソケット固定板2間での摩擦抵抗も大きくなって、同ソケット1の取付作業が十分に簡単であるとは言い難いものである。
【0013】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、直管ランプ用のソケットが照明器具本体に対して簡単且つ確実強固に取付支持されるランプソケット取付構造を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のランプソケット取付構造は、直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケットを照明器具本体の端部内側でソケット固定板に取り付けてなるランプソケット取付構造であって、ソケットの背面両側に係止片を突設し、この両係止片に対応した間隔でソケット固定板に対の係止受け孔を穿設し、一方の係止受け孔に係止片を係止させた状態で、この係止部位を略中心として他方の係止受け孔に係止される係止片を回動させることにより、両係止片を両係止受け孔に係止固定してなる。
【0015】
したがって、この場合、ソケットの背面両側に係止片が突設され、この両係止片に対応した間隔でソケット固定板には対の係止受け孔が穿設されており、このソケットを照明器具本体の端部内側で同ソケット固定板に取り付けるに際し、一方の係止受け孔に係止片を係止させた状態で、この係止部位を略中心として他方の係止受け孔に係止される係止片を回動させることにより、両係止片は両係止受け孔に係止固定される。それ故、直管ランプ用のソケットが照明器具本体のソケット固定板に対して簡単且つ確実強固に取付支持される。
【0016】
すなわち、両係止片を両係止受け孔に挿入した後は、一方の係止片と係止受け孔との係止部位を略中心としてソケットを回動させることで、両係止片が両係止受け孔に係止固定され、その際、両係止片は平行移動されるより回転移動される方が容易に動作され、しかも、同ソケットの背面とソケット固定板との相互間での摺接面積は小さくなって摩擦抵抗が低減される。それ故、ソケットはソケット固定板に対して簡単に取り付けられ、同ソケットが回動されて取り付けられるので、そのためのスペースも小さくなる。
【0017】
又、前記回動中心となる方の係止受け孔は係止片を移動させるために長く形成されることがなくなり、ソケット固定板は同係止受け孔が小さくなって強固なものとなり、しかも、前記係止片は弾性変形する必要がなく強固なものとして形成される。それ故、ソケットはソケット固定板に対して確実強固に支持される。更に、ソケットは直管ランプ用であり、ランプ交換時等にランプ軸方向の力が同ソケットにかかっても、このソケットの背面側のソケット固定板で受けられて破損は防止される。
【0018】
本発明の請求項2記載のランプソケット取付構造は、上記請求項1記載のランプソケット取付構造において、直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続される略円筒状のソケット嵌合部の外周にソケット基部を突設してソケットが形成され、同ソケット基部の背面両側に係止片を突設したことを特徴とする。
【0019】
したがって、この場合は特に、略円筒状のソケット嵌合部の外周にソケット基部が突設されてソケットは形成され、同ソケット基部の背面両側に係止片が突設されるので、このソケット基部側を中心側とし同ソケット嵌合部側を移動側として同ソケットを回動させることができ、比較的小さなモーメント力で回動させて両係止片を両係止受け孔に係止固定することができ、その際、電源供給の配線側となる同ソケット基部の移動も少なくなる。
【0020】
本発明の請求項3記載のランプソケット取付構造は、上記請求項2記載のランプソケット取付構造において、ソケットがそのソケット嵌合部とソケット基部とが略水平となる状態から同ソケット嵌合部が下方へ傾くように回動されることで、他方の係止受け孔に係止される係止片が斜め下方へと回動されて、両係止片が両係止受け孔に係止固定されるようになしたことを特徴とする。
【0021】
したがって、この場合は特に、ソケット基部とソケット嵌合部とが略水平となる状態からこのソケット嵌合部が下方へ傾くようにソケットは回動され、移動側の係止片が斜め下方へと回動されて係止受け孔に係止固定されるので、この係止受け孔に対して同移動側の係止片は、同ソケットやこれに接続保持される直管ランプ等の重力によって、斜め上方へ抜け外れないよう確実に係止固定される。
【0022】
本発明の請求項4記載のランプソケット取付構造は、上記請求項2又は3記載のランプソケット取付構造において、ソケット基部の背面両側端に背方外側へと略L字形状に折曲した係止片を突設し、この係止片が係止受け孔の周縁に係止固定されるようになしたことを特徴とする。
【0023】
したがって、この場合は特に、係止片が略L字形状でソケット基部の背面両側端から背方外側へと突出するので、同係止片を係止受け孔に目視しながら容易に挿入することができ、しかも、同係止片と係止受け孔との係止部位が両側に間隔をあけて配置されることになるため、ソケットはソケット固定板に対して安定した状態で取着固定される。
【0024】
本発明の請求項5記載のランプソケット取付構造は、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造において、両係止片を略同形状に形成し、回動中心となる方の係止受け孔をこの係止片が挿入されるように同係止片と略同形状に形成し、他方の係止受け孔を同係止片が挿入される挿入開口部とこの挿入開口部に連続して同係止片が回動される移動開口部とを有するよう同係止片よりも大形状に形成したことを特徴とする。
【0025】
したがって、この場合は特に、係止片と略同形状に形成された係止受け孔で同係止片が大きくずれ動くことなく回動され、このずれ動き難い係止部位を回動中心として、他方の係止片は他方の係止受け孔の挿入開口部から移動開口部へとスムーズに回動され、この移動開口部の端縁にて確実に係止固定される。
【0026】
本発明の請求項6記載のランプソケット取付構造は、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造において、ソケットの背面に位置決め凸起を形成し、回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、この位置決め凸起が係止される位置決め凹部をソケット固定板に形成し、同位置決め凸起を押圧されることで弾性に抗して引っ込むように突設したことを特徴とする。
【0027】
したがって、この場合は特に、ソケットが回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、同ソケット背面に形成された位置決め凸起がソケット固定板に形成された位置決め凹部に係止されるので、このソケットは同ソケット固定板に対して正確な位置で取着固定される。しかも、位置決め凸起は押圧されることで弾性に抗し引っ込むように突設されているので、ソケットが回動される際、このソケットの背面で同位置決め凸起は押圧され弾性に抗して引っ込み、抵抗少なく且つ同弾性によりがたつかないよう安定した状態で同ソケットがスムーズに回動される。
【0028】
本発明の請求項7記載のランプソケット取付構造は、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造において、ソケット固定板に当止片を突設し、回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、ソケットの外縁端が同当止片で当止されるようになしたことを特徴とする。
【0029】
したがって、この場合は特に、ソケットが回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、ソケット固定板に突設された当止片に同ソケットの外縁端が当止されるので、このソケットは同ソケット固定板に対して所定位置でより確実強固に取着固定される。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1〜12は、本発明の請求項1〜7全てに対応した一実施形態であるランプソケット取付構造を示している。このランプソケット取付構造は、図3に示す如く、直管ランプLの端部口金部L1が着脱自在に嵌合接続されるソケット1を照明器具本体Hの端部内側でソケット固定板2に取り付けてなる。そして、図1、2に示す如く、ソケット1の背面両側に係止片3を突設し、この両係止片3に対応した間隔でソケット固定板2に対の係止受け孔4を穿設し、一方の係止受け孔4に係止片3を係止させた状態で、この係止部位Kを略中心として他方の係止受け孔4に係止される係止片3を回動させることにより、両係止片3を両係止受け孔4に係止固定してなる。
【0031】
又、この実施形態のランプソケット取付構造では、直管ランプLの端部口金部L1が着脱自在に嵌合接続される略円筒状のソケット嵌合部5の外周にソケット基部6を突設してソケット1が形成され、同ソケット基部6の背面両側に係止片3を突設している。
【0032】
この場合、図1に示す如く、ソケット1がそのソケット嵌合部5とソケット基部6とが略水平となる状態から同ソケット嵌合部5が下方へ傾くように回動されることで、図2に示す如く、他方の係止受け孔4に係止される係止片3が斜め下方へと回動されて、両係止片3が両係止受け孔4に係止固定されるようになしている。更には、ソケット基部6の背面両側端に背方外側へと略L字形状に折曲した係止片3を突設し、この係止片3が係止受け孔4の周縁に係止固定されるようにもなしている。
【0033】
又、この場合に、両係止片3を略同形状に形成し、回動中心となる方の係止受け孔4をこの係止片3が挿入されるように同係止片3と略同形状に形成し、他方の係止受け孔4を同係止片3が挿入される挿入開口部7とこの挿入開口部7に連続して同係止片3が回動される移動開口部8とを有するよう同係止片3よりも大形状に形成している。
【0034】
又、ソケット1の背面に位置決め凸起9を形成し、回動されて両係止片3が両係止受け孔4に係止固定された状態(図2の状態)で、この位置決め凸起9が係止される位置決め凹部10をソケット固定板2に形成しており、同位置決め凸起9を押圧されることで弾性に抗して引っ込むように突設している。更には、ソケット固定板2に当止片11を突設し、回動されて両係止片3が両係止受け孔4に係止固定された状態(図2の状態)で、ソケット1の外縁端が同当止片11で当止されるようにもなしている。
【0035】
以下、この実施形態のランプソケット取付構造を、より詳細に説明する。この実施形態のランプソケット取付構造では、照明器具が天井面内に施工される埋め込み型のものである。そして、図3に示す如く、照明器具本体Hは下方に開口した横長矩形状の箱型であり、その内部に二本の直管ランプLが長手方向に沿って並設収容される。直管ランプLはその両端に端部口金部L1が配設された細長い蛍光灯であり、両端部口金部L1がソケット1に各々嵌合接続されて照明器具本体H内に設置され、同ソケット1に着脱させることで取り替えられるものである。
【0036】
照明器具本体Hの両端にはエンドカバー12が配設されており、両エンドカバー12の内側部分にはソケット固定板2が形成され、このソケット固定板2の内側面にソケット1が取着固定される。両ソケット1はソケット固定板2の両側対称位置に配設されており、図4、5にも示す如く、照明器具本体Hの中程にセンター反射板13a、両側にサイド反射板13bが配設固定されている。又、センター反射板13aの裏側にはインバータ14が収容設置されており、このインバータ14等の点灯機器とソケット1のソケット基部6とは配線により電気的に接続される。
【0037】
照明器具本体Hの両端に配設されるのエンドカバー12の一方のソケット固定板2には可動側のソケット1が取着固定され(図3向かって左側)、他方のソケット固定板2には固定側のソケット1が取着固定される(図3向かって右側)。可動側のソケット1を図6〜10に示し、固定側のソケット1を図11、12に示している。
【0038】
図6〜10に示す如く、可動側のソケット1は略円筒状のソケット嵌合部5の外周にソケット基部6を突設して形成されており、同ソケット嵌合部5には出没可能なプランジャ15が弾発付勢されて突出され、同ソケット基部6の端面には対の電線挿入孔16が穿設され、このソケット基部6の背面両側端に背方外側へと略L字形状に折曲した係止片3が配置突設されている。そして、直管ランプLの一方の端部口金部L1をプランジャ15に嵌合接続させてこれを押し込んだ状態で、後記固定側のソケット1のソケット嵌合部5に同直管ランプLの他方の端部口金部L1を嵌合接続することができる。
【0039】
可動側のソケット1の内部には、前記プランジャ15の他、端子カバー17、接触子18、対のコイルスプリング19、対の連結端子20を有する導電板21、等の部材が収容設置され、背面カバー22によって同内部の空間は閉塞される。この場合、前記電線挿入孔16から挿入される電線は、端子カバー17を通して導電板21の連結端子20に接続される。又、ソケット嵌合部5に嵌合接続される直管ランプLの端部口金部L1に突設された端子は、接触子18、コイルスプリング19等を介して導電板21と電気的に接続される。
【0040】
可動側のソケット1の背面に嵌着固定される前記背面カバー22は合成樹脂にて形成されたもので、そのソケット嵌合部5側の周縁付近に位置決め凸起9が突設されている。ここでは、三辺周囲にスリットを形成することで背面カバー22に弾性片部23が設けられ、この弾性片部23の表面に位置決め凸起9を一体に突出形成している。位置決め凸起9は、押圧されることで弾性片部23の弾性に抗して背面カバー22の裏側へ引っ込むものであり、押圧が解除されると同弾性片部23の弾性復元力によって表側へ突出される。
【0041】
図11、12に示す如く、固定側のソケット1も略円筒状のソケット嵌合部5の外周にソケット基部6を突設して形成されており、プランジャ15が設けられない点及びコイルスプリング19が短く形成される点を除けば、前記可動側のソケット1と同様に構成されているので、ここではその詳細な説明を省略する。この固定側のソケット1のソケット嵌合部5には、直管ランプLの一方の端部口金部L1を前記可動側のソケット1のプランジャ15に嵌合接続させてこれを押し込んだ状態で、同直管ランプLの他方の端部口金部L1が嵌合接続される。
【0042】
そして、可動側及び固定側のソケット1はいずれも、図1、2に示す如く、ソケット固定板2に対して同ソケット1を矢印方向に回動させることで取着固定される。この場合、まず、図1(b)に示す如く、ソケット1を若干斜めにしながら回動中心となる下側の係止片3を係止受け孔4に挿入した後、上側の係止片3を係止受け孔4の挿入開口部7に挿入する。
【0043】
次に、図1(a)に示す如く、下側の係止片3と係止受け孔4との係止部位Kを略中心としてソケット1を矢印方向に回動させると、図2に示す如く、同下側の係止片3が係止受け孔4の周縁に係止固定されると共に、上側の係止片3が係止受け孔4の挿入開口部7から移動開口部8へと斜め下方へと回動してこの移動開口部8の周端縁に係止固定される。
【0044】
ソケット1が回動されている際、このソケット1の背面はソケット固定板2の表面に摺接されるが、ここでは、その摺接面積が略扇形状となって図15に示した従来例では略長方形状となるのに比して小さくなり、その際の摩擦抵抗は低減される。しかも、位置決め凸起9は弾性片部23と共に引っ込み、この弾性片部23の弾性復元力により同位置決め凸起9がソケット固定板2の表面に弾性的に摺接して、ソケット1は安定した状態でスムーズに回動される。
【0045】
そして、図2に示す如く、両係止片3が両係止受け孔4に係止固定されてソケット1の回動が停止されると、前記位置決め凸起9がソケット固定板2の位置決め凹部10に係止され、このソケット固定板2に突設される当止片11に同ソケット1のソケット基部6の外縁端が当止される。この場合、ソケット1が回動される上下方向での寸法範囲Tは小さく、照明器具本体Hを薄型にしてその内部に同ソケット1をコンパクトに収容設置することができる。又、位置決め凹部10がソケット固定板2に貫通孔を穿設して形成され、当止片11は同ソケット固定板2に切り起こし加工を施して形成されている。
【0046】
なお、前記位置決め凹部10は、ソケット固定板2を貫通することなく凹ませて形成されても良いものであり、又、前記当止片11は、弾性変形可能なものであって、ソケット1が回動される際にはこのソケット1の背面に対して弾性的に摺接されるものであるが、同ソケット1を回動させた後に塑性変形されて後加工で突設されるものであっても良いものである。又、この実施形態のランプソケット取付構造では、ソケット1のソケット嵌合部5及びソケット基部6の外殻部分が合成樹脂にて一体に形成され、ソケット固定板2は金属薄板で形成されている。
【0047】
したがって、この実施形態のランプソケット取付構造においては、ソケット1の背面両側に係止片3が突設され、この両係止片3に対応した間隔でソケット固定板2には対の係止受け孔4が穿設されており、このソケット1を照明器具本体Hの端部内側で同ソケット固定板2に取り付けるに際し、一方の係止受け孔4に係止片3を係止させた状態で、この係止部位Kを略中心として他方の係止受け孔4に係止される係止片3を回動させることにより、両係止片3は両係止受け孔4に係止固定される。それ故、直管ランプL用のソケット1が照明器具本体Hのソケット固定板2に対して簡単且つ確実強固に取付支持される。
【0048】
すなわち、両係止片3を両係止受け孔4に挿入した後は、一方の係止片3と係止受け孔4との係止部位Kを略中心としてソケット1を回動させることで、両係止片3が両係止受け孔4に係止固定され、その際、両係止片3は平行移動される(図15に示した従来例)より回転移動される方が容易に動作され、しかも、同ソケット1の背面とソケット固定板2との相互間での摺接面積は小さくなって摩擦抵抗が低減される。それ故、ソケット1はソケット固定板2に対して簡単に取り付けられ、同ソケット1が回動されて取り付けられるので、そのためのスペースも小さくなる。
【0049】
又、前記回動中心となる方の係止受け孔4は係止片3を移動させるために長く形成されることがなくなり、ソケット固定板2は同係止受け孔4が小さくなって強固なものとなると共に、前記係止片3は弾性変形する必要がなく強固なものとして形成されている。それ故、ソケット1はソケット固定板2に対し確実強固に支持される。更に、ソケット1は直管ランプL用であり、ランプ交換時等にランプ軸方向の力が同ソケット1にかかっても、このソケット1の背面側のソケット固定板2で受けられて破損は防止される。
【0050】
又、この実施形態のランプソケット取付構造においては、略円筒状のソケット嵌合部5の外周にソケット基部6が突設されてソケット1は形成され、同ソケット基部6の背面両側に係止片3が突設されるので、このソケット基部6側を中心側とし同ソケット嵌合部5側を移動側として同ソケット1を回動させることができ、比較的小さなモーメント力で回動させて両係止片3を両係止受け孔4に係止固定することができ、その際、電源供給の配線側となる同ソケット基部6の移動も少なくなる。
【0051】
しかも、この場合に、ソケット基部6とソケット嵌合部5とが略水平となる状態からこのソケット嵌合部5が下方へ傾くようにソケット1は回動され、移動側の係止片3が斜め下方へと回動されて係止受け孔4に係止固定されるので、この係止受け孔4に対して同移動側の係止片3は、同ソケット1やこれに接続保持される直管ランプL等の重力によって、斜め上方へ抜け外れないよう確実に係止固定される。
【0052】
更に、この場合に、係止片3が略L字形状でソケット基部6の背面両側端から背方外側へと突出するので、同係止片3を係止受け孔4に正面側から目視しながら容易に挿入することができ、しかも、同係止片3と係止受け孔4との係止部位が両側に間隔をあけて配置されることになるため、ソケット1はソケット固定板2に対して安定した状態で取着固定される。
【0053】
又、この実施形態のランプソケット取付構造においては、係止片3と略同形状に形成された係止受け孔4で同係止片3が大きくずれ動くことなく回動され、このずれ動き難い係止部位Kを回動中心として、他方の係止片3は他方の係止受け孔4の挿入開口部7から移動開口部8へとスムーズに回動され、この移動開口部8の端縁にて確実に係止固定される。
【0054】
又、この実施形態のランプソケット取付構造において、ソケット1が回動されて両係止片3が両係止受け孔4に係止固定された状態では、同ソケット1背面に形成された位置決め凸起9がソケット固定板2に形成された位置決め凹部10に係止されるので、このソケット1は同ソケット固定板2に対して正確な位置で取着固定される。しかも、位置決め凸起9は押圧されることで弾性に抗し引っ込むように突設されているので、ソケット1が回動される際、このソケット1の背面で同位置決め凸起9は押圧され弾性に抗して引っ込み、抵抗少なく且つ同弾性によりがたつかないよう安定した状態で同ソケット1がスムーズに回動される。
【0055】
又、この実施形態のランプソケット取付構造において、ソケット1が回動されて両係止片3が両係止受け孔4に係止固定された状態では、ソケット固定板2に突設された当止片11に同ソケット1の外縁端が当止されるので、このソケット1は同ソケット固定板2に対して所定位置でより確実強固に取着固定される。
【0056】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の請求項1記載のランプソケット取付構造においては、ソケットが回動されることで摩擦抵抗少なくソケット固定板に対して簡単に取り付けられ、そのためのスペースも小さくなる。しかも、ソケット固定板は一方の係止受け孔が小さくなって強固となり、係止片も弾性変形を要さず強固に形成されて、ソケットは同ソケット固定板に対して確実強固に支持される。更には、ソケットにランプ軸方向の力がかかっても、その背面側のソケット固定板で受けられて同ランプ軸方向の力による破損は防止される。
【0057】
又、本発明の請求項2記載のランプソケット取付構造においては、特に、ソケットを比較的小さなモーメント力で回動させて両係止片を両係止受け孔に係止固定することができ、その際、配線側となるソケット基部の移動も少なくなる。
【0058】
又、本発明の請求項3記載のランプソケット取付構造においては、特に、移動側の係止片が係止受け孔に対し、ソケットやこれに接続保持される直管ランプ等の重力によって、斜め上方へ抜け外れないよう確実に係止固定される。
【0059】
又、本発明の請求項4記載のランプソケット取付構造においては、特に、係止片を係止受け孔に目視しながら容易に挿入することができ、同係止片と係止受け孔との係止部位は両側に間隔をあけて配置されることにもなって、ソケットがソケット固定板に対して安定した状態で取着固定される。
【0060】
又、本発明の請求項5記載のランプソケット取付構造においては、特に、ずれ動き難い一方の係止部位を回動中心として、他方の係止片が他方の係止受け孔の挿入開口部から移動開口部へとスムーズに回動され、この移動開口部の端縁にて確実に係止固定される。
【0061】
又、本発明の請求項6記載のランプソケット取付構造においては、特に、位置決め凸起が位置決め凹部に係止されて、ソケットはソケット固定板に対して正確な位置で取着固定され、しかも、この位置決め凸起が弾性に抗し引っ込んで、同ソケットは抵抗少なく安定した状態でスムーズに回動される。
【0062】
又、本発明の請求項7記載のランプソケット取付構造においては、特に、ソケットの外縁端が当止片に当止されて、同ソケットはソケット固定板に対して所定位置でより確実強固に取着固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるランプソケット取付構造において、取付作業の際にソケットが略水平となる状態の要部を示し、(a)はその概略正面図、(b)は(a)におけるA矢視図。
【図2】同ランプソケット取付構造において、ソケットが回動されて傾斜した取付状態の要部を示し、(a)はその概略正面図、(b)は(a)におけるA矢視図。
【図3】同ランプソケット取付構造が備わった照明器具全体を示す底面図。
【図4】図3におけるX−X断面図。
【図5】図4におけるY−Y断面図。
【図6】同ランプソケット取付構造における可動側のソケットを示す斜め前方からみた斜視図。
【図7】同可動側のソケットを示す斜め背方からみた斜視図。
【図8】同可動側のソケットを示す分解斜視図。
【図9】同可動側のソケットを示し、(a)その正面図、(b)はその側面図、(c)はその背面図。
【図10】図9(c)におけるZ−Z断面図。
【図11】同ランプソケット取付構造における固定側のソケットを示す斜め前方からみた斜視図。
【図12】同固定側のソケットを示す分解斜視図。
【図13】従来例であるランプソケット取付構造を示す要部縦断面図。
【図14】同ランプソケット取付構造におけるソケットを示す正面図。
【図15】同ランプソケット取付構造におけるソケット固定板を示す正面図。
【符号の説明】
1 ソケット
2 ソケット固定板
3 係止片
4 係止受け孔
5 ソケット嵌合部
6 ソケット基部
7 挿入開口部
8 移動開口部
9 位置決め凸起
10 位置決め凹部
11 当止片
L 直管ランプ
L1 端部口金部
L2 端部口金部
H 照明器具本体
K 係止部位

Claims (7)

  1. 直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続されるソケットを照明器具本体の端部内側でソケット固定板に取り付けてなるランプソケット取付構造であって、ソケットの背面両側に係止片を突設し、この両係止片に対応した間隔でソケット固定板に対の係止受け孔を穿設し、一方の係止受け孔に係止片を係止させた状態で、この係止部位を略中心として他方の係止受け孔に係止される係止片を回動させることにより、両係止片を両係止受け孔に係止固定してなるランプソケット取付構造。
  2. 直管ランプの端部口金部が着脱自在に嵌合接続される略円筒状のソケット嵌合部の外周にソケット基部を突設してソケットが形成され、同ソケット基部の背面両側に係止片を突設したことを特徴とする請求項1記載のランプソケット取付構造。
  3. ソケットがそのソケット嵌合部とソケット基部とが略水平となる状態から同ソケット嵌合部が下方へ傾くように回動されることで、他方の係止受け孔に係止される係止片が斜め下方へと回動されて、両係止片が両係止受け孔に係止固定されるようになしたことを特徴とする請求項2記載のランプソケット取付構造。
  4. ソケット基部の背面両側端に背方外側へと略L字形状に折曲した係止片を突設し、この係止片が係止受け孔の周縁に係止固定されるようになしたことを特徴とする請求項2又は3記載のランプソケット取付構造。
  5. 両係止片を略同形状に形成し、回動中心となる方の係止受け孔をこの係止片が挿入されるように同係止片と略同形状に形成し、他方の係止受け孔を同係止片が挿入される挿入開口部とこの挿入開口部に連続して同係止片が回動される移動開口部とを有するよう同係止片よりも大形状に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造。
  6. ソケットの背面に位置決め凸起を形成し、回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、この位置決め凸起が係止される位置決め凹部をソケット固定板に形成し、同位置決め凸起を押圧されることで弾性に抗して引っ込むように突設したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造。
  7. ソケット固定板に当止片を突設し、回動されて両係止片が両係止受け孔に係止固定された状態で、ソケットの外縁端が同当止片で当止されるようになしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のランプソケット取付構造。
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