JPH069372Y2 - 照明器具の蛍光ランプの保持構造 - Google Patents
照明器具の蛍光ランプの保持構造Info
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- JPH069372Y2 JPH069372Y2 JP1988001324U JP132488U JPH069372Y2 JP H069372 Y2 JPH069372 Y2 JP H069372Y2 JP 1988001324 U JP1988001324 U JP 1988001324U JP 132488 U JP132488 U JP 132488U JP H069372 Y2 JPH069372 Y2 JP H069372Y2
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- Japan
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- lamp
- cover
- holder
- base
- fluorescent lamps
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ワット数の異なる複数個の環状の蛍光ランプ
を備える照明器具の蛍光ランプの保持構造に関するもの
である。
を備える照明器具の蛍光ランプの保持構造に関するもの
である。
［従来の技術］ 従来の環状の蛍光ランプの中心を同軸上に配してワット
数の異なる複数個の蛍光ランプを重ねて取り付ける照明
器具では、例えば３０Ｗ＋３２Ｗや３２Ｗ＋４０Ｗの蛍
光ランプを組み合わせたものがあり、このような照明器
具では蛍光ランプのランプ径が異なるので、使用する蛍
光ランプの組み合わせに応じて夫々種々のソケットやラ
ンプ支持ばねを用いていた。このため、部品点数が多く
なると共に、設備投資が多くなり、結果として照明器具
がコスト高になるという問題があった。
数の異なる複数個の蛍光ランプを重ねて取り付ける照明
器具では、例えば３０Ｗ＋３２Ｗや３２Ｗ＋４０Ｗの蛍
光ランプを組み合わせたものがあり、このような照明器
具では蛍光ランプのランプ径が異なるので、使用する蛍
光ランプの組み合わせに応じて夫々種々のソケットやラ
ンプ支持ばねを用いていた。このため、部品点数が多く
なると共に、設備投資が多くなり、結果として照明器具
がコスト高になるという問題があった。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであって、そ
の目的とするところは、ワット数の異なる複数個の環状
の蛍光ランプを備え、蛍光ランプの組み合わせが異なる
ものにおいても、部品点数を削減でき、コストも安くで
きる照明器具の蛍光ランプの保持構造を提供するもので
ある。
の目的とするところは、ワット数の異なる複数個の環状
の蛍光ランプを備え、蛍光ランプの組み合わせが異なる
ものにおいても、部品点数を削減でき、コストも安くで
きる照明器具の蛍光ランプの保持構造を提供するもので
ある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本考案はワット数が異なり
ランプ径が異なる複数個の蛍光ランプと、これら蛍光ラ
ンプを点灯する点灯ブロックが取着されたベースと、ベ
ースの下面に点灯ブロックを覆うように取り付けられる
カバーと、夫々の蛍光ランプを装着する複数のソケット
部が形成されそれらソケット部をカバーから突出させて
上記ベースに取り付けられるランプホルダと、このラン
プホルダと共に夫々の蛍光ランプを中心を同軸上にして
上下に重ね取り付けるランプ支持ばねとを備えた照明器
具において、ランプ径ピッチが同一の組み合わせの蛍光
ランプを装着する部分に、蛍光ランプのランプ径に応じ
てランプホルダ及びランプ支持ばねの取付位置を移動自
在にする取付部を上記ベースに形成し、上記ソケット部
が形成されると共に、このソケット部を点灯ブロックに
接続する接続部品が収納されたボディと、このボディに
被着されるホルダカバーとで上記ランプホルダを形成
し、ランプホルダの取付位置に応じてカバーの表面に生
じるランプホルダの夫々のソケット部の間の隙間を覆う
ように上記ホルダカバーを形成したものである。
ランプ径が異なる複数個の蛍光ランプと、これら蛍光ラ
ンプを点灯する点灯ブロックが取着されたベースと、ベ
ースの下面に点灯ブロックを覆うように取り付けられる
カバーと、夫々の蛍光ランプを装着する複数のソケット
部が形成されそれらソケット部をカバーから突出させて
上記ベースに取り付けられるランプホルダと、このラン
プホルダと共に夫々の蛍光ランプを中心を同軸上にして
上下に重ね取り付けるランプ支持ばねとを備えた照明器
具において、ランプ径ピッチが同一の組み合わせの蛍光
ランプを装着する部分に、蛍光ランプのランプ径に応じ
てランプホルダ及びランプ支持ばねの取付位置を移動自
在にする取付部を上記ベースに形成し、上記ソケット部
が形成されると共に、このソケット部を点灯ブロックに
接続する接続部品が収納されたボディと、このボディに
被着されるホルダカバーとで上記ランプホルダを形成
し、ランプホルダの取付位置に応じてカバーの表面に生
じるランプホルダの夫々のソケット部の間の隙間を覆う
ように上記ホルダカバーを形成したものである。
（作用） 本考案は上述のように、ランプ径ピッチが同一の組み合
わせの蛍光ランプを装着する場合に、蛍光ランプのラン
プ径に応じてランプホルダ及びランプ支持ばねの取付位
置を移動自在にする取付部をベースに形成することによ
り、ランプホルダ及びランプ支持ばねを移動させるだけ
で、蛍光ランプのランプ径が異なる場合にも、極力同一
の部材を共用可能とし、蛍光ランプの組み合わせが異な
るものにおいても、部品点数を削減し、コストを安くす
る。また、ランプホルダの取付位置に応じてカバーの表
面に生じるランプホルダの夫々のソケット部の間の隙間
を覆うようにホルダカバーを形成することにより、ラン
プホルダのソケット部の基部部分にへこみが生じないよ
うにして、カバーに暗い部分が生じることを防止し、外
観が悪くなることを防止するようにしたものである。
わせの蛍光ランプを装着する場合に、蛍光ランプのラン
プ径に応じてランプホルダ及びランプ支持ばねの取付位
置を移動自在にする取付部をベースに形成することによ
り、ランプホルダ及びランプ支持ばねを移動させるだけ
で、蛍光ランプのランプ径が異なる場合にも、極力同一
の部材を共用可能とし、蛍光ランプの組み合わせが異な
るものにおいても、部品点数を削減し、コストを安くす
る。また、ランプホルダの取付位置に応じてカバーの表
面に生じるランプホルダの夫々のソケット部の間の隙間
を覆うようにホルダカバーを形成することにより、ラン
プホルダのソケット部の基部部分にへこみが生じないよ
うにして、カバーに暗い部分が生じることを防止し、外
観が悪くなることを防止するようにしたものである。
（実施例１） 第１図乃至第４図に本考案の一実施例を示す。本実施例
の照明器具は、第４図に示すように、円盤状のベース１
と、ベース１に取り付けられる点灯ブロックＡと、ベー
ス１の下面に被着され点灯ブロックＡを覆うカバー１４
とからなる。ベース１は金属製で、下面に絶縁板２を挟
んで点灯ブロックＡのプリント基板３をロッキングサポ
ート４により固定してある。プリント基板３の実装面に
は蛍光ランプ５を点灯するための点灯回路を構成する電
子部品が実装されている。このプリント基板３の略中央
には穴3aを穿孔してあり、この穴3aを介して、スイッ
チ、豆球１８用のソケット及び電源端子部を一体化した
スイッチブロック６をタッピングネジ１６にてベース１
に取り付けてある。また、プリント基板３の端部にも穴
3bが穿孔してあり、この穴3bを介してランプホルダ７を
ベースに取り付けてある。このランプホルダ７にはラン
プ支持金具7aが取り付けられる。尚、ランプホルダ７の
詳細については後述する。スイッチブロック６は、ベー
ス１とプリント基板３との間に介装される枠状のブロッ
ク支持体８にてベース１に固定され、またランプホルダ
７はベース１とプリント基板３との間に介在される枠状
のランプホルダ支持体９でベース１に固定される。
の照明器具は、第４図に示すように、円盤状のベース１
と、ベース１に取り付けられる点灯ブロックＡと、ベー
ス１の下面に被着され点灯ブロックＡを覆うカバー１４
とからなる。ベース１は金属製で、下面に絶縁板２を挟
んで点灯ブロックＡのプリント基板３をロッキングサポ
ート４により固定してある。プリント基板３の実装面に
は蛍光ランプ５を点灯するための点灯回路を構成する電
子部品が実装されている。このプリント基板３の略中央
には穴3aを穿孔してあり、この穴3aを介して、スイッ
チ、豆球１８用のソケット及び電源端子部を一体化した
スイッチブロック６をタッピングネジ１６にてベース１
に取り付けてある。また、プリント基板３の端部にも穴
3bが穿孔してあり、この穴3bを介してランプホルダ７を
ベースに取り付けてある。このランプホルダ７にはラン
プ支持金具7aが取り付けられる。尚、ランプホルダ７の
詳細については後述する。スイッチブロック６は、ベー
ス１とプリント基板３との間に介装される枠状のブロッ
ク支持体８にてベース１に固定され、またランプホルダ
７はベース１とプリント基板３との間に介在される枠状
のランプホルダ支持体９でベース１に固定される。
ベース１の上面には穴10aを穿孔してあり、この穴10aか
ら電源コード１１の電源コネクタ１０を挿入してスイッ
チブロック６の電源端子部に電源コネクタ１０を装着す
る。この電源コード１１にはコードストッパ１２が設け
てある。ベース１の上面にはコード１１の先端の電源コ
ネクタ１０等を覆うコードカバー１３が取着される。プ
リント基板３の電子部品を覆うカバー１４はベース１の
下面側にタッピングネジ１５により取り付けられる。カ
バー１４は偏平なドーム状になっており、中央には凹部
14aを形成してあり、この凹部14aにはスイッチブロック
６から垂設される引輪１７とソケットに装着される豆球
１８とを挿通するだるま穴14bを穿孔してあり、この凹
部14aの開口面は透光カバー１９にて閉塞されている。
透光カバー１９の中央には引輪１７と結ばれた引紐２１
を挿通する穴19aが穿設してある。また、カバー１４の
一端にはランプホルダ７を逃がす切欠部14cが切り欠い
てあり、この切欠部14cの反対側のカバー１４の下面に
はランプ支持ばね２０がリベット20aにより取り付けら
れる。
ら電源コード１１の電源コネクタ１０を挿入してスイッ
チブロック６の電源端子部に電源コネクタ１０を装着す
る。この電源コード１１にはコードストッパ１２が設け
てある。ベース１の上面にはコード１１の先端の電源コ
ネクタ１０等を覆うコードカバー１３が取着される。プ
リント基板３の電子部品を覆うカバー１４はベース１の
下面側にタッピングネジ１５により取り付けられる。カ
バー１４は偏平なドーム状になっており、中央には凹部
14aを形成してあり、この凹部14aにはスイッチブロック
６から垂設される引輪１７とソケットに装着される豆球
１８とを挿通するだるま穴14bを穿孔してあり、この凹
部14aの開口面は透光カバー１９にて閉塞されている。
透光カバー１９の中央には引輪１７と結ばれた引紐２１
を挿通する穴19aが穿設してある。また、カバー１４の
一端にはランプホルダ７を逃がす切欠部14cが切り欠い
てあり、この切欠部14cの反対側のカバー１４の下面に
はランプ支持ばね２０がリベット20aにより取り付けら
れる。
次に、ランプホルダ７を第３図により説明する。本考案
の照明器具は２灯式であるため、ランプホルダ７は蛍光
ランプ５を保持する２個のソケット部６４を備えてい
る。ランプホルダ７は合成樹脂からなるボディ６１と、
このボディ６１の両面に嵌着されるホルダカバー６２，
６３でケーシングを構成している。ソケット部６４の内
面の平坦になった部分にはランプピンが挿入される４つ
の挿入穴６５が穿孔してあり、両側には円弧状のランプ
支持部６６が一体に形成され、短い方のランプ支持部６
６の端面にはランプ支持金具7aを取り付ける固定リブ66
aが突設してある。ボディ６１の両面には複数本の電路
線６７を収納配置する収納部６９が形成してあり、この
収納部６９は絶縁リブ６８によって数室に分割され、夫
々の電路線６７を個別に収納するようにしてある。電路
線６７の一端にはランプピン接触子７０が夫々かしめあ
るいはスポット溶接等で接続してあり、他端にはプリン
ト基板３の電子回路を接続する端子７１が上記ランプピ
ン接触子７０と同様の方法で接続してある。ボディ６１
には一対のリブ７２，７２が形成されており、このリブ
72,72間に端子７１の挿入片71aを挿入して端子７１を固
定するようにしてある。プリント基板３のコネクタ８２
と接続する端子７１の先端部にはコネクタ８２との接触
を安定させる曲げ部71bを形成してある。
の照明器具は２灯式であるため、ランプホルダ７は蛍光
ランプ５を保持する２個のソケット部６４を備えてい
る。ランプホルダ７は合成樹脂からなるボディ６１と、
このボディ６１の両面に嵌着されるホルダカバー６２，
６３でケーシングを構成している。ソケット部６４の内
面の平坦になった部分にはランプピンが挿入される４つ
の挿入穴６５が穿孔してあり、両側には円弧状のランプ
支持部６６が一体に形成され、短い方のランプ支持部６
６の端面にはランプ支持金具7aを取り付ける固定リブ66
aが突設してある。ボディ６１の両面には複数本の電路
線６７を収納配置する収納部６９が形成してあり、この
収納部６９は絶縁リブ６８によって数室に分割され、夫
々の電路線６７を個別に収納するようにしてある。電路
線６７の一端にはランプピン接触子７０が夫々かしめあ
るいはスポット溶接等で接続してあり、他端にはプリン
ト基板３の電子回路を接続する端子７１が上記ランプピ
ン接触子７０と同様の方法で接続してある。ボディ６１
には一対のリブ７２，７２が形成されており、このリブ
72,72間に端子７１の挿入片71aを挿入して端子７１を固
定するようにしてある。プリント基板３のコネクタ８２
と接続する端子７１の先端部にはコネクタ８２との接触
を安定させる曲げ部71bを形成してある。
ホルダカバー６２，６３の端部には端子７１を突設させ
るスリット７３が形成してあり、このスリット７３の横
に端子７１を押さえる押さえ片７４を形成してある。端
子７１を、第２図に示すように、ホルダカバー62,63の
スリット７３より突出させ、プリント基板３のコネクタ
８２と接続する。ボディ６１の周壁の内側にはホルダカ
バー62,63の位置決め用の段差７５を形成してあり、ホ
ルダカバー62,63の外側面にはカバー２３によって押さ
えられるリブ７６と端子７１保護用の鍔７７が形成して
ある。更に、ボディ６１の絶縁リブ６８の端面にはホル
ダカバー６２，６３を固定するための固定リブ７８が４
つ突設されており、この固定リブ７８に対応した穴７９
をホルダカバー62,63に穿設してある。ボディ６１の下
面からはランプホルダ支持体９に挿入する舌片８０が突
設してあり、その舌片８０の端面にはベース１の穴に挿
入して位置決めを行うリブ80aが突設してある。つま
り、本実施例では上記ベース１の穴をランプホルダ７の
取付部としてある。
るスリット７３が形成してあり、このスリット７３の横
に端子７１を押さえる押さえ片７４を形成してある。端
子７１を、第２図に示すように、ホルダカバー62,63の
スリット７３より突出させ、プリント基板３のコネクタ
８２と接続する。ボディ６１の周壁の内側にはホルダカ
バー62,63の位置決め用の段差７５を形成してあり、ホ
ルダカバー62,63の外側面にはカバー２３によって押さ
えられるリブ７６と端子７１保護用の鍔７７が形成して
ある。更に、ボディ６１の絶縁リブ６８の端面にはホル
ダカバー６２，６３を固定するための固定リブ７８が４
つ突設されており、この固定リブ７８に対応した穴７９
をホルダカバー62,63に穿設してある。ボディ６１の下
面からはランプホルダ支持体９に挿入する舌片８０が突
設してあり、その舌片８０の端面にはベース１の穴に挿
入して位置決めを行うリブ80aが突設してある。つま
り、本実施例では上記ベース１の穴をランプホルダ７の
取付部としてある。
ところで、ワット数の異なる２個の環状の蛍光ランプ５
の組み合わせとしては、３０Ｗ＋３２Ｗ、及び３２Ｗ＋
４０Ｗのものがある。この組み合わせの夫々の蛍光ラン
プ５の中心を同軸上に配して重ねて上記照明器具に取り
付けた場合、第１図に示すように、夫々組み合わせられ
る蛍光ランプ51,52及び蛍光ランプ52,53のランプ径ピッ
チＡ及びＡ′は同一となる。なお、図中の蛍光ランプ51
が３０Ｗ、蛍光ランプ52が３２Ｗ、蛍光ランプ53が４０
Ｗである。そこで、組みになった蛍光ランプ51,52ある
いは蛍光ランプ52,53の高さピッチＢを同じにすれば、
本実施例のランプホルダ７及びランプ支持ばね２０の位
置を第１図中の実線及び破線に示すようにずらすこと
で、ワット数の異なる２個の環状の蛍光ランプ５でラン
プ径ピッチの同じものには、共通のランプホルダ７及び
ランプ支持ばね２０を用いることができることになり、
従って部品点数を削減し、設備投資を削減することがで
き、結果として大幅なコストダウンが図れる。このため
に、予めベース１のランプホルダ７の移動位置にランプ
ホルダ７の位置決め用のリブ80aを挿入する穴を穿孔し
てある。
の組み合わせとしては、３０Ｗ＋３２Ｗ、及び３２Ｗ＋
４０Ｗのものがある。この組み合わせの夫々の蛍光ラン
プ５の中心を同軸上に配して重ねて上記照明器具に取り
付けた場合、第１図に示すように、夫々組み合わせられ
る蛍光ランプ51,52及び蛍光ランプ52,53のランプ径ピッ
チＡ及びＡ′は同一となる。なお、図中の蛍光ランプ51
が３０Ｗ、蛍光ランプ52が３２Ｗ、蛍光ランプ53が４０
Ｗである。そこで、組みになった蛍光ランプ51,52ある
いは蛍光ランプ52,53の高さピッチＢを同じにすれば、
本実施例のランプホルダ７及びランプ支持ばね２０の位
置を第１図中の実線及び破線に示すようにずらすこと
で、ワット数の異なる２個の環状の蛍光ランプ５でラン
プ径ピッチの同じものには、共通のランプホルダ７及び
ランプ支持ばね２０を用いることができることになり、
従って部品点数を削減し、設備投資を削減することがで
き、結果として大幅なコストダウンが図れる。このため
に、予めベース１のランプホルダ７の移動位置にランプ
ホルダ７の位置決め用のリブ80aを挿入する穴を穿孔し
てある。
ところで、上述の説明は同一のランプホルダ７を用いた
場合について説明したが、ランプ径の小さい方の組みに
なった蛍光ランプ51,52を取り付けたとき、第８図に示
すように、ランプホルダ７がカバー１４内に埋まり込
み、上下のソケット部６４の基部間の凹部部分がカバー
１４のへこみのようになる。この場合、この凹部が暗く
なって外観が悪くなる。そこで、本実施例ではこのへこ
みが生じないように、ソケット部６４の基部間のへこみ
を塞ぐようにしてある。この場合、ランプホルダ７とし
ては共通のものが使用できなくなるが、極力部品点数を
削減するため、ランプホルダ７のボディ６１の両側に被
着されるホルダカバー62,63だけの変更で対処するよう
にしてある。つまり、第５図に示すように、ランプホル
ダ７のホルダカバー62,63をソケット部６４のカバー１
４の外面に沿う位置まで伸長し、この伸長部の外縁に沿
って内側にリブ８１を形成し、ソケット部６４間の凹部
を埋めてカバー１４の表面と面一にしてある。そして、
上記リブ８１の互いに当接する面に夫々突条81a及び凹
部81bを形成し、リブ８１同士を凹凸嵌合するようにし
てある。このようにカバー１４にへこみができないよう
にすれば、カバー１４に暗い部分が生じず、外観が悪く
なるということがない。なお、このホルダカバー62,63
の伸長部の外面側には押さえリブ７６を形成してある。
このように押さえリブ７６を形成すれば、押さえリブ７
６でランプホルダ７を確実に保持でき、ホルダカバー6
2,63のみを変更して３０Ｗ＋３２Ｗ及び３２Ｗ＋４０Ｗ
のワット数の異なる蛍光ランプ５の組み合わせに対応で
きるので、部品点数の増加も極力抑えることができる。
ところで、第７図はランプ径の大きな蛍光ランプ52,53
用のランプホルダ７の取付状態を示す図であり、この場
合にはソケット部６４間の凹部の底面がカバー１４の表
面と面一となっているので、カバー１４にへこみが生じ
ないようにランプホルダ７を形成してある。
場合について説明したが、ランプ径の小さい方の組みに
なった蛍光ランプ51,52を取り付けたとき、第８図に示
すように、ランプホルダ７がカバー１４内に埋まり込
み、上下のソケット部６４の基部間の凹部部分がカバー
１４のへこみのようになる。この場合、この凹部が暗く
なって外観が悪くなる。そこで、本実施例ではこのへこ
みが生じないように、ソケット部６４の基部間のへこみ
を塞ぐようにしてある。この場合、ランプホルダ７とし
ては共通のものが使用できなくなるが、極力部品点数を
削減するため、ランプホルダ７のボディ６１の両側に被
着されるホルダカバー62,63だけの変更で対処するよう
にしてある。つまり、第５図に示すように、ランプホル
ダ７のホルダカバー62,63をソケット部６４のカバー１
４の外面に沿う位置まで伸長し、この伸長部の外縁に沿
って内側にリブ８１を形成し、ソケット部６４間の凹部
を埋めてカバー１４の表面と面一にしてある。そして、
上記リブ８１の互いに当接する面に夫々突条81a及び凹
部81bを形成し、リブ８１同士を凹凸嵌合するようにし
てある。このようにカバー１４にへこみができないよう
にすれば、カバー１４に暗い部分が生じず、外観が悪く
なるということがない。なお、このホルダカバー62,63
の伸長部の外面側には押さえリブ７６を形成してある。
このように押さえリブ７６を形成すれば、押さえリブ７
６でランプホルダ７を確実に保持でき、ホルダカバー6
2,63のみを変更して３０Ｗ＋３２Ｗ及び３２Ｗ＋４０Ｗ
のワット数の異なる蛍光ランプ５の組み合わせに対応で
きるので、部品点数の増加も極力抑えることができる。
ところで、第７図はランプ径の大きな蛍光ランプ52,53
用のランプホルダ７の取付状態を示す図であり、この場
合にはソケット部６４間の凹部の底面がカバー１４の表
面と面一となっているので、カバー１４にへこみが生じ
ないようにランプホルダ７を形成してある。
［考案の効果］ 本考案は上述のように、ワット数が異なりランプ径が異
なる複数個の蛍光ランプと、これら蛍光ランプを点灯す
る点灯ブロックが取着されたベースと、ベースの下面に
点灯ブロックを覆うように取り付けられるカバーと、夫
々の蛍光ランプを装着する複数のソケット部が形成され
それらソケット部をカバーから突出させて上記ベースに
取り付けられるランプホルダと、このランプホルダと共
に夫々の蛍光ランプを中心を同軸上にして上下に重ね取
り付けるランプ支持ばねとを備えた照明器具において、
ランプ径ピッチが同一の組み合わせの蛍光ランプを装着
する場合に、蛍光ランプのランプ径に応じてランプホル
ダ及びランプ支持ばねの取付位置を移動自在にする取付
部を上記ベースに形成し、上記ソケット部が形成される
と共に、このソケット部を点灯ブロックに接続する接続
部品が収納されたボディと、このボディに被着されるホ
ルダカバーとで上記ランプホルダを形成し、ランプホル
ダの取付位置に応じてカバーの表面に生じるランプホル
ダの夫々のソケット部の間の隙間を覆うように上記ホル
ダカバーを形成したものであり、ランプ径ピッチが同一
の組み合わせの蛍光ランプを装着する場合に、蛍光ラン
プのランプ径に応じてランプホルダ及びランプ支持ばね
の取付位置を移動自在にする取付部をベースに形成して
あるので、ランプホルダ及びランプ支持ばねを移動させ
るだけで、蛍光ランプのランプ径が異なる場合にも、極
力同一の部材を共用することができ、蛍光ランプの組み
合わせが異なるものにおいても、部品点数を削減し、コ
ストを安くすることができる。また、ランプホルダの取
付位置に応じてカバーの表面に生じるランプホルダの夫
々のソケット部の間の隙間を覆うようにホルダカバーを
形成しているので、ランプホルダのソケット部の基部部
分にへこみができず、このためカバーに暗い部分が生じ
ず、外観が悪くなるということがない。しかも、上記効
果をホルダカバーの変更のみで対応でき、ランプホルダ
のボディを共有できるという利点もある。
なる複数個の蛍光ランプと、これら蛍光ランプを点灯す
る点灯ブロックが取着されたベースと、ベースの下面に
点灯ブロックを覆うように取り付けられるカバーと、夫
々の蛍光ランプを装着する複数のソケット部が形成され
それらソケット部をカバーから突出させて上記ベースに
取り付けられるランプホルダと、このランプホルダと共
に夫々の蛍光ランプを中心を同軸上にして上下に重ね取
り付けるランプ支持ばねとを備えた照明器具において、
ランプ径ピッチが同一の組み合わせの蛍光ランプを装着
する場合に、蛍光ランプのランプ径に応じてランプホル
ダ及びランプ支持ばねの取付位置を移動自在にする取付
部を上記ベースに形成し、上記ソケット部が形成される
と共に、このソケット部を点灯ブロックに接続する接続
部品が収納されたボディと、このボディに被着されるホ
ルダカバーとで上記ランプホルダを形成し、ランプホル
ダの取付位置に応じてカバーの表面に生じるランプホル
ダの夫々のソケット部の間の隙間を覆うように上記ホル
ダカバーを形成したものであり、ランプ径ピッチが同一
の組み合わせの蛍光ランプを装着する場合に、蛍光ラン
プのランプ径に応じてランプホルダ及びランプ支持ばね
の取付位置を移動自在にする取付部をベースに形成して
あるので、ランプホルダ及びランプ支持ばねを移動させ
るだけで、蛍光ランプのランプ径が異なる場合にも、極
力同一の部材を共用することができ、蛍光ランプの組み
合わせが異なるものにおいても、部品点数を削減し、コ
ストを安くすることができる。また、ランプホルダの取
付位置に応じてカバーの表面に生じるランプホルダの夫
々のソケット部の間の隙間を覆うようにホルダカバーを
形成しているので、ランプホルダのソケット部の基部部
分にへこみができず、このためカバーに暗い部分が生じ
ず、外観が悪くなるということがない。しかも、上記効
果をホルダカバーの変更のみで対応でき、ランプホルダ
のボディを共有できるという利点もある。
第１図は本考案の一実施例の蛍光ランプの取付説明図、
第２図は同上のランプホルダの一部を切り欠いた斜視
図、第３図は同上のランプホルダの分解斜視図、第４図
は同上の照明器具の分解斜視図、第５図は別形状のホル
ダカバーの斜視図、第６図は同上のランプホルダの斜視
図、第７図は同上の一部を破断した側面図、第８図は同
上の作用を説明するための部分斜視図である。 １はベース、51〜53は蛍光ランプ、７はランプホルダ、
１４はカバー、２０はランプ支持ばね、６１はボディ、
６２，６３はホルダカバー、６４はソケット部である。
第２図は同上のランプホルダの一部を切り欠いた斜視
図、第３図は同上のランプホルダの分解斜視図、第４図
は同上の照明器具の分解斜視図、第５図は別形状のホル
ダカバーの斜視図、第６図は同上のランプホルダの斜視
図、第７図は同上の一部を破断した側面図、第８図は同
上の作用を説明するための部分斜視図である。 １はベース、51〜53は蛍光ランプ、７はランプホルダ、
１４はカバー、２０はランプ支持ばね、６１はボディ、
６２，６３はホルダカバー、６４はソケット部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上原 智 大阪府東大阪市菱江１番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内 (72)考案者 橋爪 文男 大阪府東大阪市菱江１番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内 (72)考案者 福島 嘉憲 大阪府東大阪市菱江１番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−23015（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−23085（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ワット数が異なりランプ径が異なる複数個
の蛍光ランプと、これら蛍光ランプを点灯する点灯ブロ
ックが取着されたベースと、ベースの下面に点灯ブロッ
クを覆うように取り付けられるカバーと、夫々の蛍光ラ
ンプを装着する複数のソケット部が形成されそれらソケ
ット部をカバーから突出させて上記ベースに取り付けら
れるランプホルダと、このランプホルダと共に夫々の蛍
光ランプを中心を同軸上にして上下に重ねて取り付ける
ランプ支持ばねとを備えた照明器具において、ランプ径
ピッチが同一の組み合わせの蛍光ランプを装着する場合
に、蛍光ランプのランプ径に応じてランプホルダ及びラ
ンプ支持ばねの取付位置を移動自在にする取付部を上記
ベースに形成し、上記ソケット部が形成されると共に、
このソケット部を点灯ブロックに接続する接続部品が収
納されたボディと、このボディに被着されるホルダカバ
ーとで上記ランプホルダを形成し、ランプホルダの取付
位置に応じてカバーの表面に生じるランプホルダの夫々
のソケット部の間の隙間を覆うように上記ホルダカバー
を形成して成ることを特徴とする照明器具の蛍光ランプ
の保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001324U JPH069372Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 照明器具の蛍光ランプの保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988001324U JPH069372Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 照明器具の蛍光ランプの保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01106007U JPH01106007U (ja) | 1989-07-17 |
| JPH069372Y2 true JPH069372Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31201118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988001324U Expired - Lifetime JPH069372Y2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 照明器具の蛍光ランプの保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069372Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6223085U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-12 | ||
| JPS6223015U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-12 |
-
1988
- 1988-01-08 JP JP1988001324U patent/JPH069372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01106007U (ja) | 1989-07-17 |
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