JP5606394B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は管の側面から通電用部材が引き出された直管形の発光モジュールを用いた照明器具に関する。
直管形ランプにおいては、両端部の口金から管軸方向に電極用ピンを突出させた従来のランプに加えて、近年は管の側面に電極用ピン等の通電用部材を取り付けたランプが用いられている。かかるランプは両端面を発光領域として利用できることから、複数のランプを長さ方向に一直線に並べて配列した場合、各ランプ間に隙間がないような一体感のあるシームレス照明を可能としている(特許文献1、2参照)。
特4197984号公報 特開2010−192390号公報
かかる直管形ランプが天井面に配置される場合は、前記通電用部材が天井面を向くことになるので、ランプが十分に保持されていなければ通電用部材がソケットやコネクタから離脱したり直管形ランプが落下するおそれがある。
落下防止のためには強く保持することが好ましいが、口金およびソケットに複雑な保持構造を必要とし、ランプの着脱操作にも手数がかかるという問題点がある。
例えば、特許文献2に記載された照明器具では、ランプの口金に電極用ピンに加えて先端を屈曲させた係止用ピンを取り付け、この口金を受けるソケットの当接面には電極用ピンおよび係止用ピンを挿入して回転可能な長孔およびL字形孔を設け、口金の各ピンをソケットの孔に挿入し、ランプの回転により係止ピンの先端屈曲部をL字形孔に係止させる、という複雑なランプ保持構造を採用している。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、側面から通電用部材が引き出された直管形発光モジュールの保持を簡単な構造で確実に行える照明器具を提供することを目的とする。
即ち、本発明は下記[1]〜[7]に記載の構成を有する。
[1]管の側面から通電用部材が引き出された直管形発光モジュールと、この発光モジュールを支持する照明器具本体とを備え、
前記発光モジュールは側面において管軸に直交する方向に突出する支持部を有し、
前記照明器具本体は発光モジュールの装着面に開口部を有し、この開口部から挿入された発光モジュールの支持部に係止して発光モジュールを装着面上に露出させた状態に支持する第1固定手段と、前記装着面に沿ってスライドし、前記開口部を閉じた状態で支持部に係止して第1固定手段による支持状態を保持する第2固定手段とを有することを特徴とする照明装置。
[2]前記第1固定手段は発光モジュールの支持部の一対の対向側面を挟み付ける板ばねである前項1に記載の照明装置。
[3]前記第2固定手段は管軸方向にスライドする前項1または2に記載の照明装置。
[4]前記発光モジュールは、支持部の側面に、前記第1固定手段および第2固定手段のうちの少なくとも一方が係止される突部を有する前項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
[5]前記発光モジュールの支持部の管軸に平行な一対の側面に、管軸に平行に延びる突条が設けられ、この突条に前記第1固定手段が係止され、かつ前記第2固定手段は管軸方向にスライドして前記突条に係止される前項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
[6]前記照明器具本体の底面に作業用ビス穴が設けられ、前記第2固定手段は、開放時に前記ビス穴が露出し、閉塞時に前記ビス穴が隠される領域をスライドする前項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
[7]管の側面から通電用部材が引き出され、側面において管軸と直交する方向に突出する支持部を有する直管形発光モジュールを支持するための照明器具本体であって、
前記発光モジュールの装着面に開口部を有し、
この開口部から挿入された発光モジュールの支持部に係止して発光モジュールを装着面上に露出させた状態に支持する第1固定手段と、前記装着面に沿ってスライドし、前記開口部を閉じた状態で支持部に係止して第1固定手段による支持状態を保持する第2固定手段とを有することを特徴とする照明器具本体。
上記[1]に記載の発明によれば、照明器具本体の第1固定手段による発光モジュールの支持部への係止状態が第2固定手段によって保たれ、第2固定手段が第1固定手段の係止解除の阻止手段として機能する。このため、発光モジュールの保持状態が確実に保たれる。また、第2固定手段はスライドによって支持部に係止させるものであるから、簡単な構造で発光モジュールを照明器具本体に保持させることができる。
上記[2]に記載の発明によれば、第1固定手段である板ばねによって支持部の一対の側面を挟みつけるものであるから、簡単な構造でありながら支持部をしっかりと保持できる。
上記[3]に記載の発明によれば、第2固定手段を管軸方向にスライドさせるので照明器具本体の小型化が可能である。また、第2固定手段を発光モジュールによって隠蔽することができるので体裁が良い。
上記[4]に記載の発明によれば、支持部の突部に第1固定手段または第2固定手段を係止させることによって強い保持力が得られる。
上記[5]に記載の発明によれば、上記の各効果を奏し、かつ照明器具本体の小型化に有利な構造である。
上記[6]に記載の発明によれば、第2固定手段の開放時はビス穴が現れるので、照明器具本体の構造物への取り付けや照明器具本体内部への回路等の取り付けの作業性が良い。また、第2固定手段の閉塞時は取り付け用のビスや回路等が隠れるので外観の体裁が良い。
上記[7]に記載の発明によれば、管の側面から通電用部材が引き出され、側面において管軸と直交する方向に突出する支持部を有する直管形発光モジュールを支持するにあたり、第1固定手段による発光モジュールの支持部への係止状態が第2固定手段によって保たれ、第2固定手段が第1固定手段の係止解除の阻止手段として機能する。このため、発光モジュールの保持状態が確実に保たれる。また、第2固定手段はスライドによって支持部に係止させるものであるから、簡単な構造で発光モジュールを照明器具本体に保持させることができる。
本発明にかかる照明器具の一実施形態の正面図である。 図1Aの照明器具の側面図である。 図1Aの照明器具の発光モジュールと照明器具本体とを分離した状態の要部斜視図である。 図1Aの照明器具の要部斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。
本発明にかかる照明器具の一実施形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1A〜図3に示すように、照明器具(1)は、直管形の発光モジュール(10)とこの発光モジュール(10)を支持する照明器具本体(30)とを備えている。
なお、以下の説明において、照明器具本体(30)に対して発光モジュール(10)のある方向を「上」、その逆方向を「下」、直管形発光モジュール(10)の長手方向(管軸(P)方向)および照明器具本体(30)の長手方向に対して、長手方向および上下方向の両方に直交する方向を「前後」としているが、これらの方向は説明の便宜のために定めたものであって照明器具(1)の設置方向や使用方向を規定するものではない。
発光モジュール(10)は、LED素子搭載基板(図示省略)を取り付けるためのアルミニウム製ベース(11)上にドーム形の透光性カバー(12)を装着するとともに、管軸(P)方向の両端に形成される開口部に透光性キャップ(13)を装着したものであり、ベース(11)を除く全方向に光を放射するものとなされている。前記ベース(11)の底面において、管軸(P)方向の両端の近傍には樹脂製の支持部(20)が管軸(P)に直交する方向に突出する態様で取り付けられている。また、前記LED搭載基板への通電は、基板の端子に電気的に接続されてベース(11)の一方の管端近傍から引き出されたコード(14)によって行われる。ベース(11)から引き出されたコード(14)は支持部(20)に覆われて支持部(20)から外部に引き出されている。
前記支持部(20)は概略直方体であり、管軸(P)に平行な一対の側面(21)には管軸(P)に平行に延びる突条(22)が形成されている。前記突条(22)は断面三角形であり、上面(22a)はベース(11)の底面に平行に形成されている。また、前記側面(21)は発光モジュール(10)側に延長され、その延長部(21a)がベース(11)の側面を覆っている。
照明器具本体(30)は角形中空の外殻部(40)とその内部に取り付けられた種々の部材とによって構成されている。
前記外殻部(40)は、断面U字形の下方部材(41)と断面逆U字形の上方部材(42)とを組み合わせて角形管体とし、さらに両端の開口部に端部部材(43)を取り付けることによって組み立てられている。また、図4および図5に示すように、前記下方部材(41)および上方部材(42)は開口縁部に嵌合構造の連結部を有しており、長手方向の一端で両部材(41)(42)を嵌合させた後にスライドさせることにより角形管体が形成されている。また図2に示すように、前記端部部材(43)は閉塞板(44)と発光モジュール用受け台(60)とを連結板(45)を介してL字形に一体に成形したものである。前記受け台(60)はコの字形であり、先端部(61a)を屈曲させた2つの立設部(61)とこれらを連結し、かつ前記連結板(45)に連続する連結部(62)を有している。而して、外殻部(40)は、角形の管体の開口部から、前記端部部材(43)の受け台(60)および連結板(45)を差し込み、閉塞板(44)を開口部に沿わせることによって外殻部(40)は組み立てられている。この組み立て状態において、角形管体の底面とその上に重なった端部部材(43)の連結板(45)をビス止めすることにより、角形管体の両端開口後部が閉塞されて外殻部が(40)が完成する。
前記外殻部(40)の上面は発光モジュール(10)の装着面(31)であり、長手方向における両端部には長方形の開口部(32)が設けられている。前記開口部(32)は後述するシャッター(50)によって開閉自在となされ、装着面(31)における両開口部(32)間の領域はシャッター(50)の収納領域(31a)となされている。また、この収納領域(31a)において、前記開口部(32)の近傍にはシャッター(50)を係止するための係止孔(33)が穿設されている。前記シャッター(50)は本発明における第2固定手段に対応するものである。
図4および図5に示すように、前記外殻部(40)の内部において、両側面の上端近傍に内方に突出して長手方向に延びるレール(46)が設けられ、このレール(46)と前記装着面(32)の裏面との間にシャッター(50)用のガイド溝(47)が形成されている。
また、図2および図4に示すように、前記外殻部(40)の内部において、底面の長手方向の端部近傍の端部部材(43)の連結板(45)上には、受け台(60)に隣接して板ばね(70)が取り付けられている。前記板ばね(70)は本発明の第1固定手段に対応するものであり、2枚のばね片(71)が連結部(72)で連結されたコの形であり、各ばね片(71)の先端部は屈曲して爪部(71a)が形成されている。
図2、3、5に示すように、前記シャッター(50)は概略長方形の板状体であり、両長辺側縁部を外殻部(40)のガイド溝(47)に挿入することによって装着面(31)と平行状態に支持され、かつ装着面(31)に沿って管軸(P)方向にスライド自在となされている。そして、シャッター(50)を装着面(31)の端部側にスライドさせると開口部(32)が閉じられ、逆に収納領域(31a)側にスライドさせると開口部(32)が開かれてシャッター(50)は収納領域(31a)に収納される。
前記シャッター(50)は、外殻部(40)の長手方向における端部側に位置する側、即ち閉方向のスライド時に先端となる側において、前後方向の両側部分が上方に起立してストッパー(52)が形成され、さらに両ストッパー(52)間が凹状に切り欠かれて端面に開口する逃がし部(51)が形成されている。前記ストッパー(52)はシャッター開閉時の操作用つまみを兼ねている。また、前記シャッター(50)の上面には、シャッター(50)の閉塞時に装着面(31)の係止孔(33)の対応する位置に小突起(53)が形成されている(図3参照)。
前記逃がし部(51)は開口寸法の異なる2つの部分からなり、端面に開口する第1逃がし部(51a)の開口寸法は発光モジュール(10)の支持部(20)の突条(22)を除く部分の寸法よりも僅かに大きく、かつ突条(22)を含む部分の寸法よりも小さく設定されている。また、第1逃がし部(51a)の装着面(31)長手方向の寸法は、前記板ばね(70)によって発光モジュール(10)が装着面(31)長手方向の適正位置に保持されたときに、シャッター(50)を完全に閉じても支持部(20)に干渉しない寸法に設定されている。一方、前記第1逃がし部(51a)に連通して形成された第2逃がし部(51b)の開口寸法は発光モジュール(10)の支持部(20)よりも小さく設定されている。
また図2に示すように、前記外殻部(40)の底面には、作業用ビス穴として、照明器具本体(30)を天井や壁面等に取り付けるためのビス穴(34)、および外殻部(40)内に発光モジュール(10)の制御回路や給電用回路等を取り付けるためのビス穴(35)が複数個設けられている。これらのビス穴(34)(35)は装着面(31)の開口部(32)に相対する位置に形成されているので、シャッター(50)を全開すると開口部からビス穴が現れ、閉塞するとシャッター(50)で隠される。即ち、シャッターを開くことによってビス穴(34)(35)を利用して照明器具本体(30)の天井等の構造物への取り付けや回路の取り付けを行うことができ、閉塞すると取付用のビスや回路を隠すことができる。このため、作業性が良く、かつ外観の体裁も良い。
上述した照明装置(1)を天井等の構造物に取り付ける手順は以下のとおりである。
まず、照明器具本体(30)のみを構造物に取り付ける。シャッター(50)を開いてビス穴(34)を露出させ、このビス穴(34)を利用して照明器具本体(30)を構造物にビス止めして固定する。
シャッター(50)を開いた状態で、発光モジュール(10)のコード(14)のコネクタ(15)を、外殻部(40)内に取り付けられた回路(図示省略)から引き出されたコードのコネクタに連結する。
次に、図4に示すように、発光モジュール(10)の両方の支持部(20)を照明器具本体(30)の開口部(32)から挿入して板ばね(70)の両ばね片(71)の間に差し込み、爪部(71a)が支持部(20)の突条(22)を越えるまで押し込む。支持部(20)はばね片(71)の弾性復元力によって挟み付けられ、かつ爪部(71a)が突条(22)に係止することによって支持されて抜け止め状態となる。また、板ばね(70)を突条(22)に係止させることで単に板ばね(70)で挟みつけた場合よりも強く保持でき、かつ支持部(20)が抜けにくくなる。この時、支持部(20)の底面は受け台(60)の立設部(61)の先端屈曲部(61a)に当接しているので、支持部(20)の板ばね(70)への押し込み深さ、即ち上下方向における発光モジュール(10)の照明器具本体(30)への装着位置は常に一定に保持される。
次に、シャッター(50)を装着面(31)の端部側にスライドさせる。図3および図5に示すように、スライドにより支持部(20)の一部がシャッター(50)の第1逃がし部(51a)内に填り、ストッパー(52)がばね片(71)に当接するまでスライドさせると開口部(32)が閉塞される。このとき、シャッター(50)の第1逃がし部(51a)に臨む部分が支持部(20)の突条(22)の上面(22a)上に被さるように突条(22)に係止される。シャッター(50)を突条(22)に係止させた状態では、板ばね(70)の両ばね片(71)を開かせることができないので、ばね片(71)の突条(22)への係止を解くことはできない。従って、支持部(20)の板ばね(70)からの離脱が阻止されて支持部(20)の抜け止め状態が保持される。さらに、前記シャッター(50)の小突起(53)が装着面(31)の係止孔(33)に係止し、シャッター(50)の不本意な開放が防止されて支持部(20)の保持状態がより確実なものとなる。また、発光モジュール(10)によってシャッター(50)が隠蔽されるので外観の体裁も良い。
また、前記第1逃がし部(51a)の装着面(31)長手方向の寸法は、前記板ばね(70)によって発光モジュール(10)が装着面(31)長手方向の適正位置に保持されたときにシャッター(50)を完全に閉じても支持部(20)に干渉しない寸法に設定されているので、仮に板ばね(70)による保持位置が装着面(31)の収納領域(31a)側にずれていると、閉じつつあるシャッター(50)が支持部(20)に当たり、支持部(20)を装着面(31)の端部側に押しながらシャッター(50)をスライドさせることになる。従って、両方のシャッター(50)をそれぞれ装着面(31)の端部側にスライドさせて閉じることによって、発光モジュール(10)は装着面(31)長手方向における適正位置で保持される。
なお、前記支持部(20)から引き出されたコード(14)は第2逃がし部(51)から外殻部(40)内に差し込まれるので、シャッター閉塞の邪魔にはならない。
また、前記発光モジュール(10)を照明器具本体(30)から外すときは、シャッター(50)を開いて支持部(20)の突条(22)との係止を解除し、発光モジュール(10)を引き上げる。シャッター(50)と突条(22)との係止が解除している状態では、板ばね(70)のばね片(71)を開かせることができるので、発光モジュール(10)を引き上げれば板ばね(70)から支持部(20)を引き抜くことができる。このような板ばね(70)による支持部(20)の保持は簡単な構造でありながらしっかりと保持することができる。また、着脱操作も簡単である。
以上説明したように、本発明の照明器具における発光モジュールの保持構造によれば、第1固定手段による発光モジュールの支持部への係止状態が第2固定手段によって保たれ、第2固定手段が第1固定手段の係止解除の阻止手段として機能する。このため、発光モジュールの保持状態が確実に保たれる。また、第2固定手段はスライドによって支持部に係止させるものであるから、簡単な構造で発光モジュールを照明器具本体に保持させることができる。
本発明の照明器具は上述した実施形態に限定されるものではない。
発光モジュールはLED素子によるものに限定されず、蛍光ランプを使用することもできる。また、上記実施形態ではLED素子を用いたことで通電用部材をコードとして引き出し、回路とはコードとコネクタで接続しているが、通電用部材を電極用ピンとし、接続の相手部材としてソケットを用いることもできる。また、コードや電極用ピン等の通電用部材を支持部から引き出すことにも限定されず、通電用部材と支持部を別々の位置に設けた場合も本発明に含まれる。
また、発光モジュールにおける支持部の位置も限定されない。上記実施形態では管の両端近傍に支持部を設けているが、これよりも内側に寄った位置に支持部を設けることもできる。支持部を内側に寄せることによって照明器具本体の端部側に第2固定手段のスライド領域を確保できれば、第2手段の開閉方向を逆にすることができる。
第1固定手段は支持部を挟み付ける一対の板ばねに限定されず、ピン嵌合等の他の固定手段を適宜用いることができる。また、支持部に第1固定手段に係止する突部を設けず、単に板ばね等で挟み付けるだけの場合も本発明に含まれる。さらに挟み付ける方向も限定されず、支持部の管軸に直交する一対の側面を挟み付ける場合も本発明に含まれる。
第2固定手段のスライド方向も管軸に平行な方向に限定されない。照明器具本体は第2固定手段のスライド領域を確保できる寸法が必要であり、スライド方向を管軸に対して直交方向にするよりも平行方向にする方が照明器具本体を小型化することができる。また、第2固定手段を管軸と平行にスライドさせれば、第2固定手段を発光モジュールで隠蔽できるというメリットもある。しかし、本発明においては、第2固定手段の最も重要な作用効果は第1固定手段による支持状態を保持することであるから、この作用効果を奏することができる限りスライド方向は限定されない。例えば、照明器具本体を装飾のために寸法を大きする場合はスライド方向を自由に設定することができるし、第2固定手段を意匠の一部として意図的に露出させることもできる。
さらに、スライドさせた第2固定手段を支持部に係止させる手段は、支持部の側面に突部を設けることにも限定されない。他の係止構造として、支持部に溝を設け、この溝にスライドさせた第2固定手段を嵌合させる構造を例示できる。
また、第1固定手段に係止させる突部と第2固定手段に係止させる突部とを別々に設けることもできる。
なお、本実施形態の構成、即ち前記発光モジュールの支持部の管軸に平行な一対の側面に管軸に平行に延びる突条を設け、この突条に第1固定手段を係止させ、かつ前記第2固定手段は管軸と平行にスライドさせて前記突条に係止させる構成は、照明器具本体の小型化に有利な構造である。
本発明はシームレス照明装置として好適に利用できる。
1…照明装置
10…発光モジュール
14…コード(通電用部材)
20…支持部
21…管軸に平行な一対の側面
22…突条(突部)
30…照明器具本体
31…装着面
32…開口部
34、35…ビス穴(作業用ビス穴)
40…外殻部
46…レール
47…ガイド溝
50…シャッター(第2固定手段)
51…逃がし部
70…板ばね(第1固定手段)
P…管軸

Claims (7)

  1. 管の側面から通電用部材が引き出された直管形発光モジュールと、この発光モジュールを支持する照明器具本体とを備え、
    前記発光モジュールは側面において管軸に直交する方向に突出する支持部を有し、
    前記照明器具本体は発光モジュールの装着面に開口部を有し、この開口部から挿入された発光モジュールの支持部に係止して発光モジュールを装着面上に露出させた状態に支持する第1固定手段と、前記装着面に沿ってスライドし、前記開口部を閉じた状態で支持部に係止して第1固定手段による支持状態を保持する第2固定手段とを有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1固定手段は発光モジュールの支持部の一対の対向側面を挟み付ける板ばねである請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2固定手段は管軸方向にスライドする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記発光モジュールは、支持部の側面に、前記第1固定手段および第2固定手段のうちの少なくとも一方が係止される突部を有する請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記発光モジュールの支持部の管軸に平行な一対の側面に、管軸に平行に延びる突条が設けられ、この突条に前記第1固定手段が係止され、かつ前記第2固定手段は管軸方向にスライドして前記突条に係止される請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記照明器具本体の底面に作業用ビス穴が設けられ、前記第2固定手段は、開放時に前記ビス穴が露出し、閉塞時に前記ビス穴が隠される領域をスライドする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 管の側面から通電用部材が引き出され、側面において管軸と直交する方向に突出する支持部を有する直管形発光モジュールを支持するための照明器具本体であって、
    前記発光モジュールの装着面に開口部を有し、
    この開口部から挿入された発光モジュールの支持部に係止して発光モジュールを装着面上に露出させた状態に支持する第1固定手段と、前記装着面に沿ってスライドし、前記開口部を閉じた状態で支持部に係止して第1固定手段による支持状態を保持する第2固定手段とを有することを特徴とする照明器具本体。
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