JP6106709B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具に関する。
特許文献1に記載された照明器具は、器具本体と、器具本体に着脱可能な光源ユニットとを備える。光源ユニットは、ベース部材と、拡散カバーと、係止部材とを備える。ベース部材は、LED素子が配列された搭載面と背面とを有する。拡散カバーは、ベース部材の搭載面及びLED素子を覆う。係止部材は、菱形に折り曲げられた金属の線材からなり、ベース部材の背面側に設けられる。係止部材は、器具本体に係止して光源ユニットを器具本体に取り付ける。
特開2012−185981号公報
しかしながら、特許文献1に記載された照明器具では、光源ユニットを器具本体に取り付けるときに、係止部材を器具本体のフックに引っ掛ける作業が要求され、取付作業が煩雑である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源ユニットの取付作業を容易にできる照明器具を提供することにある。
本願に開示する照明器具は、光を出射する光源ユニットと、凹部を含むベースユニットと、前記凹部内で前記光源ユニットを挟持する挟持部とを備える。
本願に開示する照明器具は、少なくとも2つの被係合部をさらに備えることが好ましい。前記挟持部は、前記少なくとも2つの被係合部に対応して、少なくとも2つの係合部を含むことが好ましい。少なくとも2つの係合部の各々は、対応する前記被係合部に係合することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記係合部の各々は、第1方向への前記光源ユニットのスライドに応じて、前記被係合部に係合し、前記第1方向と逆の第2方向への前記光源ユニットのスライドに応じて、前記被係合部から外れることが好ましい。前記係合部の各々は、摺接部を含むことが好ましい。前記摺接部は、前記光源ユニットが前記第2方向へスライドするときに、前記被係合部に摺接することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記挟持部は、前記光源ユニットの両端部のうちの一方端部よりも、前記光源ユニットの重心に近い位置で前記光源ユニットを挟持することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記光源ユニットは、光源部と、前記光源部に電力を供給する電源部とをさらに含むことが好ましい。前記挟持部は、前記凹部内で前記電源部を挟持することが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記挟持部は、前記凹部に取り付けられることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記挟持部は、前記光源ユニットに取り付けられることが好ましい。
本願に開示する照明器具において、前記光源ユニットは、前記ベースユニットに引っ掛けられる引掛部材を含むことが好ましい。
本発明によれば、光源ユニットの取付作業を容易にできる。
本発明の実施形態1に係る照明器具を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る照明器具の光源ユニットとベースユニットと挟持部材とを示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る照明器具のベースユニットと挟持部材とを示す斜視図である。 (a)(b)本発明の実施形態1に係る照明器具の挟持部材を示す斜視図である。(c)本発明の実施形態1に係る照明器具の挟持部材を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る照明器具を示す分解斜視図である。 図1のVI−VI線に沿った断面図である。 (a)図6の係合部及び被係合部を示す拡大断面図である。(b)本発明の実施形態1に係る照明器具の係合部及び被係合部を示す斜視図である。 図1のVIII−VIII線に沿った断面図である。 本発明の実施形態1に係る照明器具の光源ユニットをベースユニットに取り付ける手順の前段を示す斜視図である。 (a)〜(c)本発明の実施形態1に係る照明器具の光源ユニットをベースユニットに取り付ける手順の後段を示す側面図である。 (a)本発明の実施形態2に係る照明器具の挟持部を示す斜視図である。(b)本発明の実施形態2に係る照明器具の挟持部を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る照明器具を示す断面図である。 (a)図12の係合部及び被係合部を示す拡大断面図である。(b)本発明の実施形態2に係る照明器具の係合部及び被係合部を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。本発明の実施形態において、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸及びY軸は水平面に平行であり、Z軸は鉛直線に平行である。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る照明器具1を示す斜視図である。図1に示すように、照明器具1は、光源ユニット3とベースユニット5とを備える。
光源ユニット3は光を出射する。光源ユニット3はベースユニット5に取り付けられる。光源ユニット3は、一定方向PDに沿って延びている。実施形態1では、方向PDは第1方向FD又は第2方向SDを示す。第1方向FDは、Y軸の正方向と略平行である。第2方向SDは、第1方向FDの逆方向である。
ベースユニット5は、方向PDに沿って延びており、建造物のような構造物における取付部に取り付けられる。実施形態1では、取付部は建造物における部屋の天井面である。
図2は、照明器具1の光源ユニット3とベースユニット5と挟持部材100とを示す斜視図である。図3は、ベースユニット5と挟持部材100とを示す斜視図である。
図2及び図3に示すように、ベースユニット5は凹部110を含む。凹部110は、方向PDに沿って延びており、溝状である。凹部110は、断面略U字状であり、天壁部110aと、互いに対向する一対の側壁部110bとを有する。天壁部110a及び一対の側壁部110bは、方向PDに沿って延びている。天壁部110aの長手方向の略中央には、天井から電源線を導入するための貫通孔116が形成される。
光源ユニット3は、光源部に電力を供給する電源部84を含む。電源部84は、光源ユニット3の長手方向の一対の端部のうち一方端部よりも、光源ユニット3の長手方向の中央に近い位置に配置される。具体的には、電源部84は貫通孔116の近傍に配置される。そして、電源部84には、貫通孔116から導入された電源線から、端子台を介して、外部電源電圧が供給される。
また、光源ユニット3は、互いに対向する2つの被係合部85を含む。具体的には、電源部84は2つの被係合部85を含む。図2には、2つの被係合部85のうちの一方の被係合部85だけが表れている。2つの被係合部85のうちの一方の被係合部85は、電源部84において、他方の被係合部85が形成された面に対向する面に形成されている。2つの被係合部85は、光源ユニット3の短手方向に沿って配置される。具体的には、2つの被係合部85は、光源ユニット3がベースユニット5に取り付けられたときに、2つの側壁部110bの間に位置するように配置される。実施形態1によれば、電源部84に被係合部85を形成しているため、被係合部85を専用部材として用意することが要求されず、部品点数及び組立工数を削減できる。
照明器具1は、挟持部としての挟持部材100をさらに備える。挟持部材100は、略U字状であり、弾性を有し、例えば、金属製の板バネである。挟持部材100は凹部110に取り付けられる。具体的には、挟持部材100は天壁部110aに取り付けられる。挟持部材100は、ベースユニット5の長手方向の一対の端部のうち一方端部よりも、ベースユニット5の長手方向の中央に近い位置に配置される。具体的には、挟持部材100は、貫通孔116の近傍に配置される。
光源ユニット3が矢印Aの方向に向かって凹部110に押し込まれると、挟持部材100は、凹部110内で光源ユニット3を挟持する。その結果、光源ユニット3がベースユニット5に取り付けられる。実施形態1によれば、作業者は、光源ユニット3を挟持部材100に嵌め込み、光源ユニット3を挟持部材100に挟持させることによって、ベースユニット5へ光源ユニット3を容易に取り付けることができる。
具体的には、挟持部材100は、凹部110内で電源部84を挟持する。従って、実施形態1によれば、挟持部材100に挟持される被挟持部材を専用部材として用意することが要求されず、部品点数及び組立工数を削減できる。また、比較的重い電源部84を挟持することによって、光源ユニット3が自重によって撓むことを抑制できる。さらに、電源部84は凹部110に向かって突出しているため、ベースユニット5へ光源ユニット3を更に容易に取り付けることができる。
図2及び図4を参照して、挟持部材100の詳細について説明する。図4(a)及び図4(b)は、挟持部材100を示す斜視図である。図4(c)は、挟持部材100を示す断面図である。図4(a)〜図4(c)に示すように、挟持部材100は、2つの係合部10と、連結部18とを含む。連結部18は、略板状であり、2つの係合部10を連結する。連結部18には2つの貫通孔20が形成される。貫通孔20を介して凹部110の天壁部110aに向かってビスが捻じ込まれ、挟持部材100が凹部110に取り付けられる。
2つの係合部10は、電源部84の2つの被係合部85に対応する。係合部10の各々は、対応する被係合部85に係合する。その結果、電源部84が挟持される。実施形態1によれば、係合部10が被係合部85に係合するため、光源ユニット3の位置が第1方向FD又は第2方向SDにずれることを抑制できる。例えば、光源ユニット3の位置が水平方向にずれることを抑制できる。加えて、光源ユニット3の位置が方向PDに交差する方向にずれることを抑制できる。例えば、光源ユニット3の位置が鉛直方向にずれることを抑制できる。
2つの係合部10は、互いに対向し、連結部18を通る対称軸AXに対して対称となるように形成される。係合部10の各々は、基部11と、第1傾斜部12と、第2傾斜部14と、摺接部15とを含む。
一対の基部11は、略板状であり、連結部18の一対の端部から略垂直に延びている。一対の第1傾斜部12は、略板状であり、一対の基部11の先端部から、互いに近づくように延びており、基部11に対して傾斜している。一対の第2傾斜部14は、略板状であり、一対の第1傾斜部12の先端部から、互いに離れるように延びており、第1傾斜部12に対して傾斜している。第1傾斜部12と第2傾斜部14とは、凸部22を形成する。凸部22は、断面視略V字状である。一対の凸部22は、互いに向き合う方向へ突き出ており、電源部84の一対の被係合部85に係合する。
一対の摺接部15は、略板状であり、一対の第2傾斜部14の側端部から、互いに離れるように延びており、第2傾斜部14に対して傾斜している。摺接部15は、第1傾斜部12の側端部24に近づくように、第2傾斜部14の側端部から屈曲している。そして、光源ユニット3が、第2方向SDへスライドし、ベースユニット5から取り外されるときに、摺接部15は、被係合部85に摺接する。従って、摺接部15を設けない場合と比較して、係合部10が被係合部85から円滑に外れる。その結果、実施形態1によれば、ベースユニット5から光源ユニット3を容易に取り外すことができる。
図5を参照して、照明器具1の詳細について説明する。図5は、照明器具1を示す分解斜視図である。
図5に示すように、照明器具1の光源ユニット3は、電源部84に加えて、カバー部材40、光源部60、ベース部材70、及び一対の引掛金具80を含む。引掛金具80は引掛部材として機能する。
カバー部材40は、方向PDに沿って延びており、光源部60を覆い、光源部60が出射した光を拡散する。カバー部材40は略半円柱形状に形成され、カバー部材40の下面(つまり、照明器具1を天井面に取り付けたときに下側を向く面)は湾曲している。カバー部材40は、白色半透明の他、光拡散材料を含有した樹脂で成形したり、透明材料で成形した後に表面に光拡散処理を施したりしてもよい。
光源部60は、方向PDに沿って延びており、光を発光する複数のLED(Light Emitting Diode)62、及び基板64を含む。複数のLED62は、直線状に配列されて、基板64の実装面64aに実装される。
ベース部材70は、方向PDに沿って延びており、断面略U字状である。ベース部材70は、底壁部72と、互いに対向する一対の側壁部74とを有する。底壁部72の下面72aと基板64の実装面64aの反対面とが対向するように、ベース部材70に光源部60が取り付けられる。
一対の引掛金具80は、底壁部72の上面に配置され、ベース部材70の長手方向の一対の端部に固定される。引掛金具80は鉤状の先端部を有する。一対の引掛金具80は、ベースユニット5に引っ掛けられる。
電源部84は、光源部60に電力を供給する。具体的には、電源部84は、電源回路部84aと、電源回路部84aを収容する金属製のケース84bとを含む。ケース84bは互いに対向する一対の側壁部84cを含む。電源回路部84aは、外部電源電圧に基づいて、各LED62を点灯させるための電力を各LED62に供給する。電源回路部84aは、ケース84bの内部上面に取り付けられる。そして、ケース84bは、ベース部材70の底壁部72の上面に取り付けられる。その結果、電源部84がベース部材70に取り付けられる。
ケース84bの一対の側壁部84cには、一対の被係合部85が形成される。図5には、一対の被係合部85のうちの一方の被係合部85だけが表れている。
また、図5に示すように、照明器具1のベースユニット5は、凹部110に加えて、一対の延設部112、一対のエンド部材114、及び仮吊り部117をさらに含む。実施形態1では、凹部110及び延設部112は、鋼板を折曲加工することによって形成される。
延設部112は、凹部110に沿って延びている。延設部112は、側壁部110bに対して鋭角を形成するように、凹部110の外側に向かって凹部110から屈曲して設けられる。延設部112の傾斜面は、光源ユニット3が出射した光を効率良く反射するために、白色塗装などの反射加工が施されていることが好ましい。
一対のエンド部材114は、ベースユニット5の長手方向の一対の端部を構成する。一対のエンド部材114の裏部には、一対の引掛金具80が引っ掛けられる。その結果、光源ユニット3は一対のエンド部材114によって支持される。
仮吊り部117は、貫通孔を有し、エンド部材114の近傍において、天壁部110aに形成される。
図6〜図8を参照して、挟持部材100が光源ユニット3を挟持しているときの挟持部材100について説明する。図6は、図1のVI−VI線に沿った断面図である。図7(a)は、図6の領域EAに含まれる係合部10及び被係合部85を示す拡大断面図である。領域EAに含まれない他方の係合部10及び被係合部85の構成は、領域EAに含まれる係合部10及び被係合部85の構成と同様であり、説明を省略する。図7(b)は、係合部10及び被係合部85を示す斜視図である。図7(b)では、図面の簡略化のため、被係合部85を2点鎖線で示している。
図6に示すように、挟持部材100の弾性力は電源部84に向かって作用する。従って、挟持部材100は、一対の係合部10で電源部84を締め付けるとともに、一対の係合部10に一対の被係合部85を係合させることによって、電源部84を挟持する。その結果、光源ユニット3がベースユニット5に取り付けられる。具体的には、図7(a)及び図7(b)に示すように、被係合部85は、略矩形状の貫通孔85aを有する。そして、係合部10の凸部22が貫通孔85aに係合する。なお、係合部10の摺接部15は、被係合部85から離れるように傾斜している。
なお、図6に示すように、カバー部材40は、一対のベース部42、一対の側壁部44、及び一対の隆起部46を含む。一対のベース部42の各々は、方向PD(図5)に沿って延びている。ベース部42の上面は平坦である。一対の側壁部44は、互いに対向し、方向PDに沿って延びている。側壁部44は、ベース部42の上面から略垂直に起立する。一対の隆起部46は、一対の側壁部44を挟むように、一対のベース部42の上面から隆起し、方向PDに沿って延びている。光源ユニット3は、一対の側壁部44と一対の隆起部46とが一対の側壁部110bの間に配置されるように、ベースユニット5に取り付けられる。また、電源部84及び光源部60が取り付けられたベース部材70は、一対のベース部42と一対の側壁部44とに保持される。図6及び図7(a)では、図面の簡略化のため、電源回路部84aを省略している。
図8は、図1のVIII−VIII線に沿った断面図である。図8では、図面の簡略化のため、断面を示す斜線を省略している。
図8に示すように、挟持部材100は、光源ユニット3の長手方向の一対の端部のうちの一方端部よりも、光源ユニット3の重心Gに近い位置で光源ユニット3(具体的には電源部84)を挟持する。従って、実施形態1によれば、光源ユニット3が自重により撓むことを更に抑制できる。特に、挟持部材100は、光源ユニット3の重心Gの近傍で光源ユニット3(具体的には電源部84)を挟持することが好ましい。
なお、図8に示すように、エンド部材114の各々は、支持部120及びストッパー122を含む。そして、一対の引掛金具80の先端部は、一対の支持部120に当接する。従って、光源ユニット3は、一対の支持部120によって支持される。また、ストッパー122は、引掛金具80がエンド部材114から外れることを抑制する。
図9及び図10を参照して、光源ユニット3をベースユニット5に取り付ける手順を説明する。図9は、光源ユニット3をベースユニット5に取り付ける手順の前段を示す斜視図である。図10(a)〜図10(c)は、光源ユニット3をベースユニット5に取り付ける手順の後段を示す側面図である。
図9に示すように、光源ユニット3は鉤状の仮吊り部材124をさらに含む。仮吊り部材124は、ベース部材70に紐によって取り付けられている。
まず、作業者は、光源ユニット3の一方端部を矢印B1の方向に動かして、引掛金具80を一方のエンド部材114の支持部120(図8)に引っ掛ける。次に、作業者は、光源ユニット3の他方端部と共に仮吊り部材124を矢印B2の方向に動かして、仮吊り部材124をベースユニット5の仮吊り部117(図5)に引っ掛ける。
次に、図10(a)に示すように、作業者は、電源部84が挟持部材100に嵌るように、光源ユニット3を矢印B3の方向に押し上げる。そして、図10(b)に示すように、作業者は、挟持部材100に電源部84を挟持させる。次に、作業者は、光源ユニット3を第1方向FDにスライドさせる。そして、図10(c)に示すように、作業者は、2つの係合部10を、それぞれ、2つの被係合部85に係合させる。つまり、係合部10は、第1方向FDへの光源ユニット3のスライドに応じて、被係合部85に係合する。
また、図10(c)に示すように、作業者は、光源ユニット3を第2方向SDにスライドさせることによって、2つの係合部10を、それぞれ、2つの被係合部85から外すことができる。つまり、係合部10は、第2方向SDへの光源ユニット3のスライドに応じて、被係合部85から外れる。
係合部10の摺接部15は、被係合部85から離れるように傾斜しているため、光源ユニット3を第2方向SDへスライドさせて、係合部10を被係合部85から外すときに、摺接部15は、被係合部85の貫通孔85aの縁85bに摺接する。従って、摺接部15を設けない場合と比較して、係合部10が被係合部85から円滑に外れる。その結果、ベースユニット5から光源ユニット3を容易に取り外すことができる。
以上、図1〜図10を参照して説明したように、実施形態1によれば、挟持部材100を備えることによって、光源ユニット3の取付作業を容易にできる。
(実施形態2)
図1及び図11〜図13を参照して、本発明の実施形態2に係る照明器具1について説明する。実施形態2に係る照明器具1の構成は、図1を参照して説明した実施形態1に係る照明器具1の構成と同様である。ただし、実施形態2に係る照明器具1は、実施形態1に係る挟持部材100に代えて、挟持部100aを備える。そして、実施形態2では、挟持部100aが光源ユニット3に取り付けられる点で、挟持部材100がベースユニット5に取り付けられる実施形態1と異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる構成を主に説明する。
図11を参照して、挟持部100aの詳細について説明する。図11(a)は、挟持部100aを示す斜視図である。図11(b)は、挟持部100aを示す断面図である。図11(a)及び図11(b)では、挟持部100aが光源ユニット3に取り付けられたときの配置を示している。
図11(a)及び図11(b)に示すように、挟持部100aは2つの係合部10を含む。2つの係合部10は、互いに対向し、対称となるように形成される。係合部10の各々は、基部11と、第1傾斜部12と、第2傾斜部14と、摺接部15とを含む。
一対の基部11の各々は、略板状である。基部11には貫通孔20が形成される。貫通孔20を介して電源部84の側壁部84cに向かってビスが捻じ込まれ、挟持部100aが電源部84に取り付けられる。なお、実施形態2では、被係合部85は、電源部84ではなく、ベースユニット5に形成される。
一対の第1傾斜部12は、略板状であり、一対の基部11の先端部から、互いに離れるように延びており、基部11に対して傾斜している。一対の第2傾斜部14は、略板状であり、一対の第1傾斜部12の先端部から、互いに近づくように延びており、第1傾斜部12に対して傾斜している。第1傾斜部12と第2傾斜部14とは、凸部22を形成する。凸部22は、断面視略V字状である。一対の凸部22は、互いに逆向き(互いに離れる向き)に突き出ている。
一対の摺接部15は、略板状であり、一対の第1傾斜部12の側端部から、互いに近づくように延びており、第1傾斜部12に対して傾斜している。摺接部15は、第2傾斜部14の側端部25に近づくように、第1傾斜部12の側端部から屈曲している。
図12及び図13を参照して、挟持部100aが光源ユニット3を挟持しているときの挟持部100aについて説明する。図12は、照明器具1を示す断面図である。図13(a)は、図12の領域EAに含まれる係合部10及び被係合部85を示す拡大断面図である。領域EAに含まれない他方の係合部10及び被係合部85の構成は、領域EAに含まれる係合部10及び被係合部85の構成と同様であり、説明を省略する。図13(b)は、係合部10及び被係合部85を示す斜視図である。
図12、図13(a)、及び図13(b)に示すように、ベースユニット5は2つの被係合部85を含む。具体的には、凹部110の一対の側壁部110bには、一対の被係合部85が形成される。被係合部85の各々は、略矩形状の貫通孔85aを含む。実施形態2によれば、被係合部85を凹部110に形成しているため、被係合部85を専用部材として用意することが要求されず、部品点数及び組立工数を削減できる。
2つの係合部10は、2つの被係合部85に対応する。係合部10の各々は、対応する被係合部85に係合する。具体的には、凸部22が、貫通孔85aに係合する。実施形態2によれば、係合部10が被係合部85に係合するため、光源ユニット3の位置が第1方向FD又は第2方向SDにずれることを抑制できる。加えて、光源ユニット3の位置が方向PDに交差する方向にずれることを抑制できる。
また、係合部10の弾性力は側壁部110bに向かって作用する。従って、挟持部100aは、一対の係合部10で光源ユニット3(具体的には電源部84)を締め付けるとともに、一対の係合部10に一対の被係合部85を係合させることによって、光源ユニット3(具体的には電源部84)を挟持する。その結果、光源ユニット3がベースユニット5に取り付けられる。実施形態2によれば、作業者は、光源ユニット3を凹部110に嵌め込み、光源ユニット3を挟持部材100に挟持させることによって、ベースユニット5へ光源ユニット3を容易に取り付けることができる。
さらに、係合部10の摺接部15は、被係合部85から離れるように傾斜している。従って、光源ユニット3が、第2方向SDへスライドし、ベースユニット5から取り外されるときに、摺接部15は、被係合部85に摺接する。その結果、摺接部15を設けない場合と比較して、係合部10が被係合部85から円滑に外れる。係合部10が被係合部85から円滑に外れるため、実施形態2によれば、ベースユニット5から光源ユニット3を容易に取り外すことができる。
以上、図1及び図11〜図13を参照して説明したように、実施形態2によれば、実施形態1と同様に、挟持部100aを備えることによって、光源ユニット3の取付作業を容易にできる。その他、実施形態2は、実施形態1と同様の効果を有する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)、(2))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図4(a)を参照して説明したように、実施形態1では、挟持部材100は一体成形されていたが、連結部18を設けることなく、一方の係合部10と他方の係合部10とを別々の部材として設けることもできる。また、図11(a)を参照して説明したように、実施形態2では、挟持部100aは、2つの係合部10を別々の部材として有していた。ただし、2つの係合部10を連結部によって連結し、一体成形によって形成してもよい。
(2)図6及び図12を参照して説明したように、実施形態1及び実施形態2では、被係合部85は貫通孔85aを含むが、貫通孔85aに代えて、凹部を含んでもよい。
また、実施形態1及び実施形態2では、2つの係合部10及び2つの被係合部85を設けたが、3以上の係合部10及び3以上の被係合部85を設けてもよい。ただし、偶数個の係合部10及び偶数個の被係合部85を設けることが好ましい。また、1つの挟持部材100又は1つの挟持部100aを設けたが、複数の挟持部材100又は複数の挟持部100aを設けてもよい。
さらに、実施形態1では、電源部84に被係合部85を形成し、実施形態2では、凹部110に被係合部85を形成した。ただし、電源部84又は凹部110に被係合部85を形成することなく、電源部84又は凹部110とは別の部材として被係合部85を設けてもよい。また、電源部84は、光源ユニット3に設けてもよいし、ベースユニット5に設けてもよい。
本発明は、照明器具を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 照明器具
3 光源ユニット
5 ベースユニット
10 係合部
15 摺接部
60 光源部
80 引掛金具(引掛部材)
84 電源部
85 被係合部
100 挟持部材(挟持部)
100a 挟持部
110 凹部
FD 第1方向
SD 第2方向

Claims (7)

  1. 光を出射する光源ユニットと、
    凹部を含むベースユニットと、
    前記凹部内で前記光源ユニットを挟持する挟持部と
    を備え、
    前記光源ユニットは、前記凹部内で、前記ベースユニットが延びる方向に沿ってスライドし、前記ベースユニットに取り付けられ、
    前記光源ユニットは、
    光源部と、
    前記ベースユニットに引っ掛けられる引掛部材と
    を含み、
    前記光源部は、実装面を有する基板と、前記実装面に実装されるLEDとを含み、
    前記ベースユニットが延びる前記方向は、前記実装面に沿った方向を示す、照明器具。
  2. 光を出射する光源ユニットと、
    凹部を含むベースユニットと、
    前記凹部内で前記光源ユニットを挟持する挟持部と
    を備え、
    前記光源ユニットは、前記凹部内で、前記ベースユニットが延びる方向に沿ってスライドし、前記ベースユニットに取り付けられ、
    前記光源ユニットは、
    光源部と、
    前記光源部に電力を供給する電源部と
    を含み、
    前記光源部は、実装面を有する基板と、前記実装面に実装されるLEDとを含み、
    前記ベースユニットが延びる前記方向は、前記実装面に沿った方向を示し、
    前記挟持部は、前記凹部内で前記電源部を挟持する、照明器具。
  3. 前記挟持部は、前記凹部に取り付けられる、請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
  4. 光を出射する光源ユニットと、
    凹部を含むベースユニットと、
    前記凹部内で前記光源ユニットを挟持する挟持部と
    を備え、
    前記光源ユニットは、前記凹部内で、前記ベースユニットが延びる方向に沿ってスライドし、前記ベースユニットに取り付けられ、
    前記光源ユニットは、光源部を含み、
    前記光源部は、実装面を有する基板と、前記実装面に実装されるLEDとを含み、
    前記ベースユニットが延びる前記方向は、前記実装面に沿った方向を示し、
    前記挟持部は、前記光源ユニットに取り付けられる、照明器具。
  5. 少なくとも2つの被係合部をさらに備え、
    前記挟持部は、
    前記少なくとも2つの被係合部に対応し、各々が対応する前記被係合部に係合する少なくとも2つの係合部を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記係合部の各々は、
    第1方向への前記光源ユニットのスライドに応じて、前記被係合部に係合し、
    前記第1方向と逆の第2方向への前記光源ユニットのスライドに応じて、前記被係合部から外れ、
    前記係合部の各々は、摺接部を含み、
    前記摺接部は、前記光源ユニットが前記第2方向へスライドするときに、前記被係合部に摺接する、請求項に記載の照明器具。
  7. 前記挟持部は、前記光源ユニットの両端部のうちの一方端部よりも、前記光源ユニットの重心に近い位置で前記光源ユニットを挟持する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の照明器具。
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