JP7061273B2 - ばね装置および照明器具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明器具に関する。
天井に取り付けられて室内を照明する照明器具がある。照明器具は、光源モジュールと、この光源モジュールを収容する器具本体と、を有する。光源モジュールは、金具等を用いて器具本体に着脱自在に取り付けられる。このような照明器具において、施工性の向上が望まれる。
特開2014-78426号公報
本発明の実施形態は、施工性を向上させたばね装置および照明器具を提供する。
本発明の実施形態によれば、器具本体と;前記器具本体に装着される光源ユニットと;一対の端部およびこの端部から延在する当接部を有し、前記当接部は、一対の端部から離間する方向で先端側に形成される第1の部分と、この第1の部分の両端に設けられ上方向に湾曲している一対の第2の部分と、この第2の部分のそれぞれの一端に設けられ、前記端部に近づくにつれて下方向に傾斜しているとともに互いの間隔が小さくなる第3の部分を有し、前記器具本体および前記光源ユニットのいずれか一方に取り付けられる線ばねと;前記線ばねの先端を引掛ける掛止部および前記当接部を挿入可能な挿入孔を有し、前記器具本体および前記光源ユニットのいずれか他方に取り付けられる取付金具と;を具備していることを特徴とする照明器具を提供できる。
本発明の実施形態によれば、施工性を向上させた照明器具を提供することができる。
第1実施形態の照明器具の模式的斜視図である。 第1実施形態の照明器具の一部の模式的斜視図である。 図3(a)及び図3(b)は、第1実施形態の照明器具の一部の模式的斜視図である。 第1実施形態の照明器具の一部の模式的分解斜視図である。 第1実施形態の照明器具の内部を示す図である。 図6(a)及び図6(b)は、器具本体の一部を示す図である。 図7(a)及び図7(b)は、照明器具に加わる力を説明する図である。 図8(a)及び図8(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。 光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。 光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。 図11(a)~図11(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。 第2実施形態の照明器具の側面図である。 第2実施形態の照明器具の側面図である。 第2実施形態の照明器具の内部を示す図である。 図15(a)~図15(c)は、器具本体の一部を示す図である。 器具本体の一部を説明する図である。 図17(a)及び図17(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。 図18(a)~図18(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。 第2実施形態の照明器具の内部を示す図である。 器具本体の一部を示す図である。 図21(a)及び図21(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。 光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。 図23(a)~図23(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
実施形態に係る発明は、光源が設けられた基板を支持する支持体と、前記支持体に支持された前記基板を覆うカバーと、を有する光源モジュールと;それぞれが異なる形状のトーションバネからなり、前記支持体の前記基板を支持する側とは反対側に設けられた一対の弾性体と;前記一対の弾性体により前記光源モジュールを取り付ける取付金具を有する器具本体と;を備えたことを特徴とする照明器具である。
この照明器具によれば、施工性を向上させることができる。
また、前記取付金具は、前記器具本体に固定するネジ止め部を有する第1板と、前記弾性体が挿通する挿通孔、及び、前記挿通孔と一体に設けられ前記弾性体が掛止する掛止部を有する第2板と、を有し、前記第1板は、少なくとも一部が前記第2板に接触し、前記
第2板に対して所定の角度で設けられ、前記ネジ止め部は、前記第1板の中心より前記第2板側に設けられていることを特徴とする照明器具である。
この照明器具によれば、取付金具の変形を抑制することができる。これにより、施工性を向上させることができる。
また、前記器具本体は、一対の前記取付金具を有し、前記一対の弾性体の一方は、前記光源モジュールの長手方向の一端に設けられ、前記器具本体の長手方向の一端に設けられた前記一対の取付金具の一方に掛止し、前記一方の取付金具は、前記一方の弾性体の先端を引っ掛けて掛止する掛止片を有することを特徴とする照明器具である。
この照明器具によれば、施工性を向上させることができる。
また、前記一対の弾性体の他方は、前記光源モジュールの長手方向の他端に設けられ、前記器具本体の長手方向の他端に設けられた前記一対の取付金具の他方に掛止し、前記他方の取付金具は、前記他方の弾性体の先端が挿通する挿通孔と、前記挿通孔と一体に設けられ前記他方の弾性体が掛止する掛止部と、を有することを特徴とする照明器具である。
この照明器具によれば、施工性を向上させることができる。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の照明器具の模式的斜視図である。
図2は、第1実施形態の照明器具の一部の模式的斜視図である。
図3(a)及び図3(b)は、第1実施形態の照明器具の一部の模式的斜視図である。
図4は、第1実施形態の照明器具の一部の模式的分解斜視図である。
図2は、器具本体10を取り外した状態を示している。図3(a)及び図3(b)は、光源モジュール20を取り外した状態を示している。図4は、図3(a)の光源モジュール20の分解斜視図である。
図1に表すように、照明器具100は、器具本体10と、光源モジュール20と、を備える。照明器具100は、光源モジュール20を下方に向けた状態で室内の天井面に取り付けられる。器具本体10がネジ等によって天井面に取り付けられる。器具本体10は、光源モジュール20の支持に用いられるとともに、天井などの取付対象への照明器具100の取り付けに用いられる。照明器具100は、室内に光を照射する。なお、照明器具100は、天井面に限ることなく、例えば、壁面などに取り付けても良い。また、複数の照明器具100を連結させても良い。
図2に表すように、器具本体10は、筐体11と、取付金具14と、電源回路15と、端子台16と、を備える。また、筐体11は、反射板12と、端板13と、を備える。
筐体11は、光源モジュール20の一部を収容するための凹部11aを有する。また、筐体11には、照明器具100を天井面などに取り付けるための金具(例えば、ネジ)や電源回路15に電力を供給する電源ケーブルなどを通すための複数の開口が設けられる。
筐体11には、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。筐体11に金属材料を用いることにより、器具本体10の耐久性を高めることができる。
筐体11には、樹脂材料を用いても良い。
反射板12は、光源モジュール20内の光源26から照射された光を反射する。反射板12によって反射された光は、照明器具100の下方に向かう。
端板13は、反射板12の長手方向の両端に設けられている。筐体11の凹部11aは、反射板12及び端板13に囲まれた部分である。
取付金具14は、ネジ止めなどにより、筐体11の凹部11a内に取り付けられる。取付金具14は、光源モジュール20の保持部材23に設けられた弾性体40と掛止し、筐体11の凹部11aから抜ける方向への移動を規制する。取付金具14には、筐体11と同様の金属材料が用いられる。器具本体10には、保持部材23に対応して複数の取付金具14が設けられる。この例では、2つの取付金具14が設けられる。取付金具14の数は、任意で良い。取付金具14の数は、1つでも良いし、3つ以上でも良い。
2つの取付金具14が器具本体10に設けられる場合、例えば、取付金具14は、器具本体10の長手方向の両端近傍に設けられる。また、保持部材23の位置、及び、弾性体40の形状等に基づいて、取付金具14の位置を決めることができる。
電源回路15は、外部から供給される電力を光源モジュール20に対応した電圧または電流に変換して、光源モジュール20に供給する。光源モジュール20は、電源回路15からの電力供給に応じて光源26を点灯させ、光を照射する。電源回路15は、照明器具100とは別に設けても良い。
端子台16は、外部の電源と電源回路15との間の電気的な接続や、電源回路15と各光源26との間の電気的な接続に用いられる。電源回路15及び端子台16は、ネジ止めなどにより、筐体11の凹部11a内に取り付けられる。
図3及び図4に表すように、光源モジュール20は、支持体21と、カバー22と、保持部材23と、側板24と、基板25と、光源26と、を備える。支持体21は、第1面21aと、第1面21aと反対側の第2面21bと、を有する。基板25は、第1面25aと、第1面25aと反対側の第2面25bと、を有する。
支持体21は、光源26が設けられた基板25を支持する。支持体21の第1面21aと、基板25の第2面25bと、が対向するように、支持体21は、基板25を支持する。基板25は、接着などによって支持体21に固定しても良い。また、基板25は、ネジ止めなどによって着脱可能に支持体21に取り付けても良い。支持体21は、基板25を着脱可能に支持しても良い。側板24の取り付け方向から見た支持体21の形状は、略U字状である。
カバー22は、支持体21に取り付けられ、支持体21上の基板25に設けられた光源26を覆う。カバー22は、外力や塵埃などから光源26を保護する。カバー22は、光透過性を有する。カバー22は、光源26の放出する光に対して光透過性である。カバー22は、透明である。カバー22は、光拡散性を有しても良い。カバー22には、光透過性の樹脂材料が用いられる。
保持部材23は、カバー22を支持体21に保持する。つまり、保持部材23は、カバー22を支持体21から外れないようにする。光源モジュール20には、複数の保持部材23が設けられる。複数の保持部材23は、支持体21の第2面21bに設けられる。この例では、2つの保持部材23が設けられる。保持部材23の数は、任意で良い。保持部材23の数は、1つでも良いし、3つ以上でも良い。
2つの保持部材23が光源モジュール20に設けられる場合、例えば、保持部材23は、光源モジュール20の長手方向の両端近傍に設けられる。また、取付金具14の位置、及び、弾性体40の形状等に基づいて、保持部材23の位置を決めることができる。
保持部材23には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。保持部材23には、例えば、樹脂材料などを用いてもよい。但し、保持部材23には、上記のような金属材料を用いることが好ましい。これにより、例えば、保持部材23の耐久性を向上させることができる。また、保持部材23は、例えば、1枚の板材料から形成される。これにより、例えば、部品点数を削減することができる。例えば、光源モジュール20のコストを抑えることができる。例えば、保持部材23に樹脂材料を用いる場合、保持部材23は、射出成形などによって形成された1つの部品であることが好ましい。
側板24は、カバー22の長手方向の両端に設けられている。側板24の形状は、略扇形状である。
基板25には、光源26が設けられている。基板25には、例えば、複数の光源26が設けられる。各光源26は、基板25の第1面25aに並べて配置される。光源26の数は、任意で良い。光源26の数は、例えば、1つでも良い。
光源26には、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が用いられる。光源26は、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などでも良い。光源26は、電球などでも良い。
図5は、第1実施形態の照明器具の内部を示す図である。
図6(a)及び図6(b)は、器具本体の一部を示す図である。
図7(a)及び図7(b)は、照明器具に加わる力を説明する図である。
図8(a)及び図8(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。
図9は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
図10は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
図5は、端板13側からみた照明器具100の内部であって、器具本体10の取付金具14が光源モジュール20の保持部材23に弾性体40によって取り付けられている状態を示している。図6(a)及び図6(b)は、取付金具14の正面図及び上面図をそれぞれ示している。図7(a)及び図7(b)は、弾性体40が取付金具14に掛止している状態の側面図をそれぞれ示している。
図8(a)及び図8(b)は、保持部材23に設けられた弾性体40の上面図及び斜視図をそれぞれ示している。図9は、弾性体40が取付金具14に掛止している状態の斜視図を示している。図10は、弾性体40が取付金具14に掛止している状態の側面図を示している。なお、図9において、取付金具14を固定する反射板12を図示していない。
図5に表すように、反射板12は、例えば、一枚の板金から形成されている。反射板12は、複数の屈曲部12fを有する。凹部11aは、複数の屈曲部12fの一部によって形成される。例えば、取付金具14は、ネジ14sを用いて反射板12に固定される。
保持部材23は、把持部30と、固定部31と、を有する。把持部30は、固定部31
の両端に設けられる。把持部30は、支持体21の一端と、カバー22と、を挟んで把持する。支持体21の一端は、湾曲している。
把持部30は、例えば、板バネ状であり、支持体21及びカバー22を挟むことにより、カバー22の係合が解除されてしまうことを抑制する。保持部材23は、把持部30で挟むことにより、カバー22の開きを抑制する。このように、保持部材23は、支持体21に取り付けられ、カバー22を支持体21に保持する。また、把持部30には、抑え部30aが設けられている。抑え部30aは、支持体21の一端とカバー22とを挟む部分である。
固定部31には、弾性体40が設けられている。弾性体40は、例えば、トーションバネである。弾性体40は、連結した2つのトーションバネである。弾性体40の一部(当接部40f)が取付金具14の一部(掛止部14a)に掛止されることで取付金具14が保持部材23に取り付けられる。これにより、光源モジュール20が器具本体10に取り付けられる。
図6(a)に表すように、取付金具14は、掛止部14aと、突出部14bと、を有する。例えば、取付金具14は、反射板12に接触する略矩形状の第1板14P1と、第1板14P1上に設けられる略凸状の第2板14P2と、第2板14P2の対向する両辺に設けられる第3板14P3と、を組み合わせて形成される。第2板14P2は、第1板14P1に対して所定の角度で設けられ、第3板14P3は、第2板14P2に対して所定の角度で設けられる。例えば、第2板14P2は、第1板14P1に対して略垂直に設けられ、第3板14P3は、第2板14P2に対して略垂直に設けられる。取付金具14は、複数の板を組み合わせて形成されることに限ることなく、1枚の板から形成されても良い。
また、取付金具14の第2板14P2の中央には、挿通孔14oが設けられている。例えば、挿通孔14oの形状は、略矩形状である。
掛止部14aは、第2板14P2の一部であって弾性体40を掛止する部分である。例えば、掛止部14aは、略矩形状を有する。取付金具14において、掛止部14aと、挿通孔14oと、が第2板14P2上に一体に設けられている。
突出部14bは、第2板14P2の外縁であって掛止部14aの両端に設けられている。突出部14bの先端14pは、第3板14P3と略平行になるように曲げられている。例えば、突出部14bは、器具本体10の筐体11内の配線等を載置して固定する部分である。
図6(b)に表すように、取付金具14は、ネジ14sを固定するネジ止め部14hを用いて反射板12に固定される。例えば、ネジ止め部14hは、ネジ孔である。この例では、2つのネジ14s及びネジ止め部14hがそれぞれ設けられる。ネジ14s及びネジ止め部14hの数は、任意で良い。ネジ14s及びネジ止め部14hの数は、それぞれ1つでも良いし、3つ以上でも良い。
ネジ止め部14hは、第1板14P1の中心14cより第2板14P2側に設けられている。例えば、ネジ止め部14hは、第1板14P1の中心14cより弾性体40(本体部40c)側に設けられている。第1板14P1の中心14cとは、第1板14P1の形状を矩形状とした場合、2つの対角線の交点である。このように取付金具14にネジ止め部14hを設けることで、取付金具14の変形を抑制することができる。
例えば、図7(a)に表すように、弾性体40が取付金具14に掛止して固定されている状態から方向d1(照明器具100の取り付け方向と反対方向)に光源モジュール20に力を加える。弾性体40の弾性力に対して所定の下向きの力を加えると、図7(b)に表すように、弾性体40が取付金具14に掛止している仮吊りの状態になる。つまり、光源モジュール20を器具本体10から取り外す場合、方向d1に光源モジュール20に力を加える。
方向d1に光源モジュール20に力を加える場合、器具本体10には方向d2(照明器具100の取り付け方向)に力が加わる。また、方向d1に光源モジュール20に力を加えると、取付金具14の第1板14P1には上方向に力が加わり、取付金具14の第2板14P2には下方向に力が加わる。
第1板14P1の中心14cより第2板14P2側に設けられたネジ止め部14hにネジ14sが固定されていると、第1板14P1の中心14c付近に設けられたネジ止め部14hにネジ14sが固定されている場合と比較して、光源モジュール20に方向d1の力が加わるときに取付金具14の変形を抑制することができる。また、このようにネジ止め部14hにネジ14sを固定すると、ネジ止め部14hと第2板14P2との間隔が狭くなり、ネジ止め部14hより第2板14P2の反対側において、第1板14P1と反射板12との接触面が増加する。これにより、光源モジュール20に方向d1の力が加わるときに取付金具14の変形を抑制することができる。
図8(a)及び図8(b)に表すように、弾性体40は、端部40a、40bと、本体部40cと、連結部40d、40eと、当接部40fと、を有する。
端部40a、40bは、保持部材23の固定部31に設けられた開口部31a、31bにそれぞれ挿通している。また、固定部31に設けられた屈曲部31cは、本体部40cに挿通している。例えば、本体部40cは2つの環状体で形成され、屈曲部31cは環状体の開口に挿通している。これにより、弾性体40を固定部31に取り付けることができる。
連結部40d、40eは、端部40a、40bと、本体部40cと、を連結する。連結部40d、40eは、屈曲した部分を有する。例えば、連結部40d、40eは、くの字形状を有する。これにより、連結部40d、40eが保持部材23の固定部31に接触することを抑制し、弾性体40を固定部31に取り付ける場合に連結部40d、40eをつかみ易くなる。そのため、弾性体40を固定部31に取り付ける場合の作業性が向上する。
当接部40fは、第1部分40f1と、第2部分40f2と、第3部分40f3と、第4部分40f4と、によって形成されている。弾性体40が2つのトーションバネである場合、第1部分40f1は、弾性体40の先端側に形成され、2つのトーションバネを連結する部分である。
第2部分40f2は、第1部分40f1の両端に設けられている。第2部分40f2の少なくとも一部は、屈曲している。
図9に表すように、第1部分40f1及び第2部分40f2が取付金具14の挿通孔14oに挿通した後、第2部分40f2は、屈曲した部分によって取付金具14の掛止部14aに掛止されて固定される。これにより、光源モジュール20が器具本体10に対して仮吊りの状態となる。
第2部分40f2が屈曲した部分を有するので、取付金具14に弾性体40を掛止するために、取付金具14を加工する工程を減らすことができる。例えば、取付金具14の一
部を曲げる工程を減らすことができる。これにより、加工時間を短縮することができる。また、製造コストを減らすことができる。
第3部分40f3は、第2部分40f2の一端に設けられている。第3部分40f3の少なくとも一部は、湾曲している。例えば、第3部分40f3の形状は、R形状である。このような第3部分40f3によって、仮吊りの状態から弾性力に対して所定の力を加えた場合、取付金具14に弾性体40を容易に挿入することができる。
第4部分40f4は、第3部分40f3の一端と、本体部40cと、の間に設けられている。第4部分40f4が掛止部14aに掛止されることで取付金具14が保持部材23に取り付けられる。つまり、光源モジュール20は、弾性体40によって器具本体10に取り付けられて固定される。
図10に表すように、第4部分40f4の少なくとも一部は、直線部分40lを有する。また、直線部分40lは、取付金具14の挿通孔14oに対して略垂直の方向に挿通し、掛止部14aに対して略垂直に交差して掛止する部分である。このような直線部分40lを第4部分40f4に設けると、弾性力が掛止部14aに方向d3(照明器具100の取り付け方向と反対方向)に加わるので、光源モジュール20が器具本体10に向かってより確実に吸い上がる。つまり、掛止部14aに加わる略垂直方向の弾性力が増加するので、光源モジュール20が器具本体10に向かって吸い上げる力が増加する。これにより、光源モジュール20を器具本体10に確実に取り付けることができる。
図11(a)~図11(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
なお、図11(a)~図11(c)において、取付金具14を固定する反射板12を図示していない。
図11(a)に表すように、第1部分40f1及び第2部分40f2が取付金具14の挿通孔14oに挿通した後、第2部分40f2が取付金具14の掛止部14aに掛止されて固定される。光源モジュール20が器具本体10に対して仮吊りの状態となる。仮吊りの状態において、器具本体10内の配線作業等が行われる。仮吊りの状態から光源モジュール20に上方向(矢印方向)の力を加えて押し上げる。
図11(b)に表すように、仮吊りの状態から光源モジュール20に上方向(矢印方向)の力を加えて押し上げると、第3部分40f3は、挿通孔14oに入り込む。つまり、弾性体40は、取付金具14に挿入される。
図11(c)に表すように、図11(b)の状態から光源モジュール20に上方向の力をさらに加えて押し上げると、第4部分40f4が掛止部14aに掛止される。つまり、第4部分40f4の直線部分40lは、挿通孔14oに対して略垂直の方向に挿通し、掛止部14aに対して略垂直に交差して掛止する。光源モジュール20が器具本体10に向かって吸い上がることで、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられて固定される。
本実施形態に係る照明器具100では、光源モジュール20に弾性体40を設け、弾性体40の当接部40fを取付金具14の掛止部14aに掛止させることで、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられる。これにより、光源モジュール20を器具本体10に取り付ける際の作業性が改善される。
本実施形態によれば、施工性を向上させた照明器具が提供される。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態の照明器具の側面図である。
図13は、第2実施形態の照明器具の側面図である。
図12は、照明器具110において、器具本体10及び光源モジュール20を取り外した状態を示している。図13は、照明器具110において、器具本体10及び光源モジュール20を取り付けた状態を示している。
本実施形態の照明器具110は、取付金具及び弾性体において第1実施形態の照明器具100と異なる。取付金具及び弾性体以外の構成は、第1実施形態の照明器具100と同じであるので、その他の構成の詳細な説明は省略する。
図12に表すように、取付金具14A1(第1取付金具)及び取付金具14A2(第2取付金具)が器具本体10に設けられている。また、弾性体40A1(第1弾性体)及び弾性体40A2(第2弾性体)が光源モジュール20の保持部材23にそれぞれ設けられている。
図13に表すように、取付金具14A1が一方の保持部材23に弾性体40A1によって取り付けられ、取付金具14A2が他方の保持部材23に弾性体40A2によって取り付けられる。これにより、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられる。また、光源モジュール20には方向d4(照明器具100の取り付け方向)に力が加わり、取付金具14A1、14A2には方向d5(照明器具100の取り付け方向と反対方向)に弾性力等の力が加わることで、光源モジュール20は器具本体10に固定される。
以下、取付金具14A1及び弾性体40A1について詳細に説明する。
図14は、第2実施形態の照明器具の内部を示す図である。
図15(a)~図15(c)は、器具本体の一部を示す図である。
図16は、器具本体の一部を説明する図である。
図17(a)及び図17(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。
図14は、照明器具110の内部であって、器具本体10の取付金具14A1が光源モジュール20の保持部材23に弾性体40A1によって取り付けられている状態を示している。図15(a)、図15(b)及び図15(c)は、取付金具14A1の斜視図、側面図及び背面図をそれぞれ示している。図16は、取付金具14A1が筐体11の凹部11a内に取り付けられている一態様を示している。図17(a)及び図17(b)は、保持部材23に設けられた弾性体40A1の上面図及び斜視図をそれぞれ示している。
図14に表すように、保持部材23の固定部31には、弾性体40A1が設けられている。弾性体40A1は、例えば、トーションバネである。弾性体40A1は、連結した2つのトーションバネである。弾性体40A1の一部(当接部40g)が取付金具14A1の一部(掛止部14a1)に掛止されることで取付金具14A1が保持部材23に取り付けられる。これにより、光源モジュール20が器具本体10に取り付けられる。
図15(a)~図15(c)に表すように、取付金具14A1は、掛止部14a1を有する。例えば、取付金具14A1は、反射板12に接触する第1板14P1と、第1板14P1上に設けられる第2板14P2と、第2板14P2上に設けられる第3板14P3と、を組み合わせて形成される。第2板14P2は、第1板14P1に対して所定の角度で設けられ、第3板14P3は、第2板14P2に対して所定の角度で設けられる。例えば、第2板14P2は、第1板14P1に対して略垂直に設けられ、第3板14P3は、
第2板14P2に対して略垂直に設けられる。取付金具14A1は、複数の板を組み合わせて形成されることに限ることなく、1枚の板から形成されても良い。
第1板14P1にはネジ止め部14hが設けられる。例えば、取付金具14A1は、ネジ止め部14hにネジを挿通して反射板12に固定される。例えば、ネジ止め部14hは、ネジ孔である。
第2板14P2の外縁には切欠き凹部14rが設けられる。例えば、切欠き凹部14rは、反射板12に対向する第2板14P2の外縁に設けられる。第2板14P2が矩形状を有する場合、切欠き凹部14rは、例えば、第2板14P2の互いに対向する辺に設けられる。
切欠き凹部14rを設けることで、器具本体10の筐体11内の配線等が取付金具14A1を通過することができる。例えば、図16に表すように、筐体11内において、切欠き凹部14rを挿通した電源ケーブル17を配線させることができる。
第3板14P3の一部には掛止部14a1が設けられる。掛止部14a1は、弾性体40A1を掛止する部分である。例えば、掛止部14a1は、掛止片14d1、14d2と、突出片14eと、を有する。掛止片14d1、14d2と、突出片14eと、は、第3板14P3の外縁を上方向(照明器具100の取り付け方向)に所定の角度曲げることによって、それぞれ形成される。
掛止片14d1、14d2は、例えば、掛止舌片である。弾性体40A1の先端を引っ掛けることで、弾性体40A1が掛止片14d1、14d2に掛止される。弾性体40A1が連結した2つのトーションバネである場合、弾性体40A1の当接部40gが掛止片14d1、14d2に掛止される。
突出片14eは、器具本体10の長手方向において掛止片14d1、14d2より突出している。また、突出片14eは、器具本体10の短手方向において2つの掛止片14d1、14d2の間に設けられる。器具本体10の長手方向及び短手方向において、突出片14eと、掛止片14d1、14d2と、の間に間隙Sが形成される。
図17(a)及び図17(b)に表すように、弾性体40A1は、端部40a、40bと、本体部40cと、連結部40d、40eと、当接部40gと、を有する。当接部40gは、屈曲部分40g1と、固定部分40g2と、によって形成されている。屈曲部分40g1は、固定部分40g2に連結している。
光源モジュール20の一端が器具本体10の一端に近づくように器具本体10の長手方向に光源モジュール20をスライドすることで、屈曲部分40g1が取付金具14A1の掛止片14d1、14d2を乗り上げて通過する。これにより、屈曲部分40g1に連結した固定部分40g2は、掛止片14d1、14d2に掛止される。図14に表すように、取付金具14A1が保持部材23に取り付けられる。つまり、光源モジュール20は、弾性体40A1によって器具本体10に取り付けられて固定される。
図18(a)~図18(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
図18(a)に表すように、取付金具14A1に光源モジュール20を接触させるように器具本体10に光源モジュール20を配置する。例えば、屈曲部分40g1が取付金具14A1の掛止部14a1に接触するように、器具本体10に光源モジュール20を配置
する。なお、屈曲部分40g1が取付金具14A1の掛止部14a1に接触した状態では、取付金具14及び弾性体40を使用する場合、図11(a)のように、第2部分40f2は取付金具14の掛止部14aに掛止されて固定されている。
図18(b)に表すように、器具本体10の長手方向に光源モジュール20をスライドするように、図18(a)の状態から光源モジュール20に力を加えると、屈曲部分40g1が掛止片14d1、14d2を乗り上げる。
図18(c)に表すように、屈曲部分40g1が掛止片14d1、14d2を乗り上げて通過すると、固定部分40g2が掛止片14d1、14d2に掛止される。なお、屈曲部分40g1が掛止片14d1、14d2を乗り上げる際には、光源モジュール20の反対側が持ち上がり、取付金具14及び弾性体40を使用する場合、図11(b)及び図11(c)のように、第3部分40f3は、挿通孔14oに入り込み、第4部分40f4が掛止部14aに掛止される。このようにして光源モジュール20は器具本体10に取り付けられて固定される。
取り外す場合には、上記工程を逆の手順で行えばよい。
以下、取付金具14A2及び弾性体40A2について詳細に説明する。
図19は、第2実施形態の照明器具の内部を示す図である。
図20は、器具本体の一部を示す図である。
図21(a)及び図21(b)は、光源モジュールの一部を説明する図である。
図22は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
図19は、端板13側からみた照明器具110の内部であって、器具本体10の取付金具14A2が光源モジュール20の保持部材23に弾性体40A2によって取り付けられている状態を示している。図20は、取付金具14A2を示している。図21(a)及び図21(b)は、保持部材23に設けられた弾性体40A2の上面図及び斜視図をそれぞれ示している。図22は、弾性体40A2が取付金具14A2に掛止している状態を示している。なお、図22において、取付金具14A2を固定する反射板12を図示していない。
図19に表すように、保持部材23の固定部31には、弾性体40A2が設けられている。弾性体40A2は、例えば、トーションバネである。弾性体40A2は、連結した2つのトーションバネである。弾性体40A2の一部(当接部40h)が取付金具14A2の一部(掛止部14a2)に掛止されることで取付金具14A2が保持部材23に取り付けられる。これにより、光源モジュール20が器具本体10に取り付けられる。
図20に表すように、取付金具14A2は、掛止部14a2と、突出部14bと、を有する。例えば、取付金具14A2は、反射板12に接触する略矩形状の第1板14P1と、第1板14P1上に設けられる略凸状の第2板14P2と、第2板14P2の対向する両辺に設けられる第3板14P3と、を組み合わせて形成される。第2板14P2は、第1板14P1に対して所定の角度で設けられ、第3板14P3は、第2板14P2に対して所定の角度で設けられる。例えば、第2板14P2は、第1板14P1に対して略垂直に設けられ、第3板14P3は、第2板14P2に対して略垂直に設けられる。取付金具14A2は、複数の板を組み合わせて形成されることに限ることなく、1枚の板から形成されても良い。
また、取付金具14A2の第2板14P2の中央には、挿通孔14oが設けられている。例えば、挿通孔14oの形状は、略凹状である。
掛止部14a2は、第2板14P2の一部であって弾性体40A2を掛止する部分である。例えば、掛止部14a2は、略凸状を有する。取付金具14A2において、掛止部14a2と、挿通孔14oと、が第2板14P2上に一体に設けられている。
突出部14bは、第2板14P2の外縁であって掛止部14a2の両端に設けられている。突出部14bの先端14pは、第3板14P3と略平行になるように曲げられている。例えば、突出部14bは、器具本体10の筐体11内の配線等を載置して固定する部分である。
図21(a)及び図21(b)に表すように、弾性体40A2は、端部40a、40bと、本体部40cと、連結部40d、40eと、当接部40hと、を有する。
当接部40hは、第1部分40h1と、第2部分40h2と、第3部分40h3と、第4部分40h4と、によって形成されている。
弾性体40A2が2つのトーションバネである場合、第1部分40h1は、弾性体40A2の先端側に形成され、2つのトーションバネを連結する部分である。また、図22に表すように、第1部分40h1が取付金具14A2の掛止部14a2に掛止されて固定される。これにより、光源モジュール20が器具本体10に対して仮吊りの状態となる。
第2部分40h2は、第1部分40h1の両端に設けられている。図21(a)に表すように、第2部分40h2間の幅は、第1部分40h1の長さより大きく、本体部40cに近づくにつれて広くなっている。例えば、第2部分40h2は、ハの字形状を有する。これにより、仮吊りの状態において弾性体40A2が取付金具14A2に入り込むことを抑制できる。つまり、弾性力に対して所定の力を弾性体40A2に加えない限り、第2部分40h2は、挿通孔14oに入り込まない。
また、図21(b)に表すように、第2部分40h2は、本体部40cに近づくにつれて上方向(照明器具110の取り付け方向)に傾斜している。第2部分40h2の少なくとも一部は、湾曲している。例えば、第2部分40h2の形状は、R形状である。このような第2部分40h2によって、仮吊りの状態から弾性力に対して所定の力を加えた場合、取付金具14A2に弾性体40A2を容易に挿入させることができる。
第3部分40h3は、第2部分40h2の一端に設けられている。図21(a)に表すように、第3部分40h3間の幅は、本体部40cに近づくにつれて小さくなっている。例えば、第3部分40h3は、逆ハの字形状を有する。
また、図21(b)に表すように、第3部分40h3は、本体部40cに近づくにつれて下方向(照明器具110の取り付け方向と反対方向)に傾斜している。第3部分40h3の少なくとも一部は、湾曲している。例えば、第3部分40h3の形状は、R形状である。
第4部分40h4は、第3部分40h3の一端と、本体部40cと、の間に設けられている。第4部分40h4が掛止部14a2に掛止されることで取付金具14A2が保持部材23に取り付けられる。つまり、光源モジュール20は、弾性体40A2によって器具本体10に取り付けられて固定される。
このような第3部分40f3及び第4部分40f4によって、光源モジュール20が器具本体10に向かって吸い上がり、光源モジュール20を器具本体10に確実に取り付けることができる。
図23(a)~図23(c)は、光源モジュールと器具本体との取り付けを説明する図である。
なお、図23(a)~図23(c)において、取付金具14A2を固定する反射板12を図示していない。
図23(a)に表すように、第1部分40h1が取付金具14A2の掛止部14a2に掛止されて固定される。光源モジュール20が器具本体10に対して仮吊りの状態となる。仮吊りの状態において、器具本体10内の配線作業等が行われる。仮吊りの状態から光源モジュール20に上方向(矢印方向)の力を加えて押し上げる。
図23(b)に表すように、仮吊りの状態から光源モジュール20に上方向(矢印方向)の力を加えて押し上げると、第2部分40h2は、挿通孔14oに入り込む。つまり、弾性体40A2は、取付金具14A2に挿入される。
図23(c)に表すように、図23(b)の状態から光源モジュール20に上方向の力をさらに加えて押し上げると、第3部分40h3が挿通孔14oに入り込み、第4部分40h4が掛止部14a2に掛止される。光源モジュール20が器具本体10に向かって吸い上がることで、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられて固定される。
図18及び図23のように、光源モジュール20に設けられた2つの弾性体40A1、40A2が器具本体10の取付金具14A1、14A2にそれぞれ掛止することで、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられる。例えば、取付金具14A1に弾性体40A1を掛止させた後、取付金具14A2に弾性体40A2を掛止させることで光源モジュール20は器具本体10に取り付けられる。
本実施形態に係る照明器具110では、光源モジュール20に弾性体40A1、40A2を設けている。また、弾性体40A1の当接部40gを取付金具14A1の掛止部14a1に掛止させ、弾性体40A2の当接部40hを取付金具14A2の掛止部14a2に掛止させることで、光源モジュール20は器具本体10に取り付けられる。これにより、光源モジュール20を器具本体10に取り付ける際の作業性が改善される。
例えば、光源モジュール20に弾性体40A1、40A2を設けていると、光源モジュール20を支えながら弾性体40A1、40A2を持ち上げ、器具本体10の取付金具14A1、14A2に弾性体40A1、40A2を掛止することができる。これにより、器具本体10に光源モジュール20を取り付け易い。
また、器具本体10に光源モジュール20を取り付ける際に、取付金具14A1、14A2に弾性体40A1、40A2をそれぞれ掛止させることで、光源モジュール20と器具本体10との間に構成部品の寸法公差等による隙間が発生し難くなる。これにより、照明器具100の外観が損なわれ難い。
また、本実施形態に係る照明器具110では、電源回路15が筐体11の凹部11a内に取り付けられている。これにより、光源モジュール20を器具本体10に取り付ける際の作業性が改善される。
例えば、電源回路15が筐体11の凹部11a内に設けられていると、光源モジュール20が器具本体10に対して仮吊りの状態の場合、器具本体10と光源モジュール20との間のスペースは制限され難い。光源モジュール20に電源回路15を設けなくて良いので光源モジュール20が軽量化される。また、光源モジュール20内のスペースを確保し易いので、光源モジュール20に弾性体40A1、40A2を容易に設けることができる
本実施形態によれば、施工性を向上させた照明器具が提供される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…器具本体、 11…筐体、 11a…凹部、 12…反射板、 12f、31c…屈曲部、 13…端板、 14、14A1、14A2…取付金具、 14a、14a1、14a2…掛止部、 14b…突出部、 14c…中心、 14d1、14d2…掛止片、 14e…突出片、 14h…ネジ止め部、 14o…挿通孔、 14p…先端、 14r…切欠き凹部、 14s…ネジ、 14P1~14P3…第1板~第3板、 15…電源回路、 16…端子台、 17…電源ケーブル、 20…光源モジュール、 21…支持体、 21a、25a…第1面、 21b、25b…第2面、 22…カバー、 23…保持部材、 24…側板、 25…基板、 26…光源、 30…把持部、 30a…抑え部、 31…固定部、 31a、31b…開口部、 40、40A1、40A2…弾性体、 40a、40b…端部、 40c…本体部、 40d、40e…連結部、 40f、40g、40h…当接部、 40f1~40f4、40h1~40h4…第1部分~第4部分、 40g1…屈曲部分、 40g2…固定部分、 40l…直線部分、 100、110…照明器具、 d1~d5…方向、 S…間隙

Claims (3)

  1. 器具本体と;
    前記器具本体に装着される光源ユニットと;
    一対の端部およびこの端部から延在する当接部を有し、前記当接部は、一対の端部から離間する方向で先端側に形成される第1の部分と、この第1の部分の両端に設けられ上方向に湾曲している一対の第2の部分と、この第2の部分のそれぞれの一端に設けられ、前記端部に近づくにつれて下方向に傾斜しているとともに互いの間隔が小さくなる第3の部分を有し、前記器具本体および前記光源ユニットのいずれか一方に取り付けられる線ばねと;
    前記線ばねの先端を引掛ける掛止部および前記当接部を挿入可能な挿入孔を有し、前記器具本体および前記光源ユニットのいずれか他方に取り付けられる取付金具と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記線ばねの一対の当接部は、それぞれ、一対の端部が取り付けられる取付面から離間する方向に湾曲していることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記取付金具の掛止部の両側には、前記挿通孔と連続する一対の凹状部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
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