JP2019005415A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃時の作業性を向上でき、且つバーナへの点火不良を防止できる加熱調理器を提供する。【解決手段】グリル装置20は、グリル庫25にプレート状の上火バーナ50を備える。上火バーナ50の下面である燃焼面には、多数の炎孔で構成される炎孔部が設けられている。炎孔部には、グリル庫25の奥側に位置する点火用炎孔部が設けられ、その点火用炎孔部の直下には、点火電極31が配置されている。点火用炎孔部と点火電極31は、保護カバー35によって前方及び下方から覆われている。保護カバー35には、点火用炎孔部から他の炎孔に火移りする炎を通過させる為の火移り用開口部が設けられている。グリル庫25内に設けられた点火電極31を保護カバー35で覆うことで、グリル庫25内を清掃する際の作業性を向上できる。【選択図】図3

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、上火バーナが配置され、調理皿が収容される調理空間と、下火バーナが配置される加熱空間とを上下に隔てた間接加熱方式を採用した両面焼きグリルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−10565号公報
特許文献1に記載の両面焼きグリルでは、上火バーナの点火電極は、グリル正面側から容易に触れる位置に配置されている。これにより、掃除の際の邪魔になったり、アルミホイル等が点火電極に引っ掛かる等して、点火不良を引き起こす可能性があった。また、下火バーナの燃焼排気が上火バーナの点火電極に当たることや、被調理物からはじけて飛んだ油や食材が点火電極に付着することによっても、点火不良を引き起こす可能性があった。
本発明の目的は、清掃時の作業性を向上でき、且つバーナへの点火不良を防止できる加熱調理器を提供することである。
請求項1の加熱調理器は、グリル庫にプレート状のバーナを備える加熱調理器において、前記バーナの燃焼面に設けられた複数の炎孔と、前記複数の炎孔のうち点火用炎孔の近傍に設けられた点火電極と、前記点火用炎孔と前記点火電極を覆うカバーとを備え、前記カバーには、前記点火用炎孔から他の炎孔に火移りする炎を通過させる為の開口部が設けられたことを特徴とする。
請求項2の加熱調理器は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記点火用炎孔、前記点火電極、及び前記カバーは、前記グリル庫の奥側に設けられているとよい。
請求項3の加熱調理器は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記バーナは、前記グリル庫の上壁部に設けられ、前記燃焼面は、下方に向けられているとよい。
請求項4の加熱調理器は、請求項3に記載の発明に構成に加え、前記グリル庫の後方部に設けられ、前記グリル庫内に生成する燃焼排気を外部に排出するグリル排気部と、前記グリル庫内と前記グリル排気部との間に設けられた仕切壁と、前記仕切壁の上側を除く領域に設けられ、前記グリル庫内に生成する前記燃焼排気を前記グリル排気部へ流出させる排気用開口部とを備え、前記カバーは、前記仕切壁の前面側に設けられ、前記排気用開口部の上側から前方にせり出し、その前端側が前記上壁部に向かって屈曲する形状を備えてもよい。
請求項5の加熱調理器は、請求項1から4の何れかに記載の発明の構成に加え、前記カバーは、前記グリル庫内の左右両側に亘って設けられているとよい。
請求項6の加熱調理器は、請求項1から5の何れかに記載の発明の構成に加え、前記点火用炎孔から前記火移りによって点火される前記他の炎孔の近傍には、失火を検出する為の火炎検出器が設けられ、前記カバーは、前記点火用炎孔、前記点火電極、及び前記火炎検出器を覆うとよい。
請求項1の加熱調理器によれば、グリル庫内に設けられた点火電極をカバーで覆うことで、グリル庫内を清掃する際の作業性を向上できる。また、アルミホイル等が点火電極に引っ掛かるのを防止できるので、点火不良を防止できる。また、調理物からはじけて飛んだ油や食材が点火電極に付着するのを防止できるので、点火不良を防止できる。また、バーナよりも下方に別バーナを備える加熱調理器の場合、別バーナの燃焼排気(又は、別バーナによって加熱された高温空気)が上昇しても、点火電極に直接触れるのを防止できるので、点火不良を防止できる。そして、点火用炎孔に点火された後、点火用炎孔から他の炎孔に火移りする炎は、カバーの開口部を通過するので、燃焼部に設けられた全ての炎孔に火炎を良好に形成できる。なお、点火用炎孔は一つの炎孔だけでなく、複数の炎孔で構成するとよい。これにより、点火性能を向上できる。
請求項2の加熱調理器によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、点火電極は、グリル庫の奥側に設けられているので、グリル庫の正面側から容易に手が触れないようにできる。また、点火電極及びカバーは、グリル庫の奥側に設けられているので、グリル庫内の清掃時の作業性を更に向上できる。また、奥側に設けられていることで、グリル庫内を正面側から見た場合に、点火電極とカバーが目立たないので、グリル庫内の見栄えを向上できる。
請求項3の加熱調理器によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、バーナは、グリル庫の上壁部に設けられた所謂上火バーナである。そのような上火バーナについて、請求項1又は2に記載の効果を得ることができる。
請求項4の加熱調理器によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、カバーは、排気用開口部の上側から前方にせり出し、その前端側がグリル庫の上壁部に向かって屈曲する形状を備えている。カバーがせり出す方向が、使用者がグリル庫内を見るときの方向と対向するので、カバーの凹凸感が目立ない。このことから、使用者がグリル庫内を正面から見た場合に、カバーを仕切壁の一部として一体して見ることができるので、グリル庫内の見栄えを向上できる。
請求項5の加熱調理器によれば、請求項1から4の何れかに記載の発明の効果に加え、カバーは、グリル庫内の左右両側に亘って設けられているので、グリル庫内を正面側から見た場合の見栄えを向上できる。
請求項6の加熱調理器によれば、請求項1から5の何れかに記載の発明の効果に加え、カバーは、点火電極に加えて熱電対も覆うので、グリル庫内を清掃する際の作業性を向上できる。また、アルミホイル等が熱電対に引っ掛かるのを防止できるので、失火の誤検出を防止できる。また、調理物からはじけて飛んだ油や食材が熱電対に付着するのを防止できるので、失火の誤検出を防止できる。また、例えばバーナよりも下方に別バーナを備える加熱調理器の場合、別バーナの燃焼排気が上昇しても、熱電対に直接触れるのを防止できるので、失火の誤検出を防止できる。
上述した請求項1〜6の発明は、任意に組み合わせることができる。例えば請求項1の全部又は一部を備えずに他の請求項2〜6の少なくとも何れか1つの構成を備えたものとしても良い。但し特に、請求項1の構成を備えて、請求項2〜6の少なくとも何れか1つの構成と組み合わせを備えると良い。請求項1〜6の任意の構成要素を抽出し、組み合わせても良い。本出願人はこれらのような構成についても特許権を取得する意思を有する。
コンロ1の斜視図である。 グリル扉21を前方に引き出した状態のコンロ1(天板は省略)の断面図である。 グリル装置20の断面図である。 グリル装置20の断面斜視図である。 グリル庫25内の正面図である。 図3に示すW1領域内の拡大図である。 図4に示すW2領域内の拡大図である。 上火バーナ50の上方から見た斜視図である。 上火バーナ50の上下面をひっくり返した状態の斜視図である。 点火用炎孔部535と火炎検出用炎孔部536に対する点火電極31と火炎検出器32の位置関係を示した図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載されている装置の構造は、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられているものである。以下説明では、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図1を参照し、コンロ1の構造を説明する。コンロ1はビルトインコンロである。コンロ1は筐体2を備え、該筐体2の内側にグリル装置20を備える。グリル装置20は、グリル庫25内が中板40によって調理空間27と加熱空間28に上下に区画された所謂「間接加熱方式」のグリル装置である。
筐体2の上部には、天板3が設けられている。天板3において、右手前には右コンロバーナ4、中央奥側には奥コンロバーナ5、左手前には左コンロバーナ6が設けられている。天板3の後方部には、排気口7が設けられている。排気口7からは、筐体2内に設置されたグリル装置20のグリル庫25(図2参照)からの燃焼排気が外部に排出される。筐体2の前面の略中央には、グリル扉21が手前側に引き出し可能に設けられている。グリル扉21は、グリル装置20のグリル庫25の前面に設けられたグリル開口部26を開閉する。
グリル扉21の右側の領域には、右側から左側に向かって順に、操作ボタン11〜13が横一列に並んで設けられている。グリル扉21の左側の領域には、操作ボタン11〜13と同一高さ位置に、操作ボタン14が設けられている。操作ボタン11は右コンロバーナ4、操作ボタン12は奥コンロバーナ5、操作ボタン13は左コンロバーナ6、操作ボタン14は、グリル庫25内の上火バーナ50及び下火バーナ60を点火及び消火する為に押下される。操作ボタン11〜14は、対応するバーナの消火時、コンロ1の前面とほぼ面一の状態である(図1参照)。点火の為に押下されると、対応するバーナへの点火処理が実行され、公知のプッシュ・プッシュ機構(図示略)によって、操作ボタン11〜14は、コンロ1前面から前方に向けて略円柱状に突出し、該突出した状態で回動操作が可能となる。操作ボタン11〜14を回動操作すると、操作ボタン11〜14の回動操作量に応じたガス量になるように、対応するバーナへのガス供給量が調整される。
図2,図3を参照し、グリル装置20の構造を説明する。図2,図3に示すように、グリル装置20は、略直方体状のグリル庫25を備える。グリル庫25の開口する前面には、略矩形状のグリル開口部26が設けられている。グリル開口部26の前側には、グリル扉21が設けられている。グリル扉21の前面上部には、前方に突出する取手22が設けられている。グリル扉21は、レール機構80によって前後方向に移動可能に設けられている。レール機構80は、例えば周知のスライドレール機構を採用できる。レール機構80は、例えば一対の固定レール部81と一対の可動レール部82を備える。一対の固定レール部81は、グリル庫25内の左右両側の下部に固定される。一対の可動レール部82は、一対の固定レール部81の夫々に沿って前後方向に移動可能に設けられている。一対の可動レール部82の前端部には、前板部83が左右方向に架け渡して固定されている。前板部83の前面には、グリル扉21の背面下部が着脱可能に連結されている。前板部83の上部には、皿支持枠17が着脱可能に取り付けられている。皿支持枠17は、調理皿10を略水平に支持する。調理皿10は底部に凹凸面を有するものであるが、平面状のものでもよい。調理皿10の凹凸面には、例えば魚等の被調理物(図示略)が載置される。使用者は、グリル扉21の取手22を手前側に引き出し、グリル扉21を前方に移動させることによって、調理皿10をグリル庫25外へ取り出すことができる。
グリル庫25の内側の空間は、略水平に配置された中板40によって上下に区画されている。なお、中板40の上下両面には、遠赤外線のホーロー処理を施してもよい。中板40の上側には調理空間27、中板40の下側には加熱空間28が形成されている。調理空間27において、グリル庫25の上壁部251には、上火バーナ50が設けられている。上火バーナ50は、プレート状の平面バーナであり、下方に向けて多数の火炎を形成する。なお、上火バーナ50の具体的構造は後述する。調理空間27において、中板40の上側には、皿支持枠17に支持された調理皿10が略水平に配置される。よって、調理皿10上に載置された被調理物の上側面は、上火バーナ50からの熱量によって直接的に加熱される。一方、加熱空間28には、下火バーナ60が略水平に支持されている。下火バーナ60もプレート状の平面バーナであり、上方に向けて多数の火炎を形成する。これにより、調理空間27に配置された調理皿10は、中板40を介して、下火バーナ60からの熱量によって下方から加熱されるので、被調理物の下側面が間接的に加熱される。
グリル庫25の後部には、グリル排気部70が設けられている。グリル排気部70は、グリル庫25の後部から後方に対して斜め上方に延びる略筒状に形成され、グリル庫25の内側と連通している。グリル排気部70の上部には、平面視横長略矩形状のグリル排気口71が設けられている。グリル排気口71は、天板3の排気口7の直下に配置される。グリル排気部70の内側は、内壁72によって上下に区画されている。内壁72は、中板40の後端部からグリル排気口71よりも下方の所定位置まで斜め上方に傾斜して延設されている。内壁72の上側には、上側ダクト74が設けられている。内壁72の下側には、下側ダクト76が設けられている。上側ダクト74は、調理空間27からの燃焼排気を受け入れる。下側ダクト76は、加熱空間28からの燃焼排気を受け入れる。上側ダクト74の燃焼排気が流れる下流側の端部には、上側排気口75が設けられている。上側排気口75は、上側ダクト74を流れた燃焼排気をグリル排気口71に向けて排出する。下側ダクト76の燃焼排気が流れる下流側の端部には、下側排気口77が設けられている。下側排気口77は、下側ダクト76を流れた燃焼排気をグリル排気口71に向けて排出する。上側排気口75及び下側排気口77から夫々排出された燃焼排気は、グリル排気口71から共に外部に排出される。
上記構成により、グリル装置20は、グリル排気部70の内側において、調理空間27からの燃焼排気と、加熱空間28からの燃焼排気とが、互いに干渉するのを防止できるので、上火バーナ50及び下火バーナ60の燃焼性を向上できる。また、上側排気口75及び下側排気口77の夫々のサイズを、上火バーナ50及び下火バーナ60の夫々の排気量に合わせることができるので、燃焼排気の干渉をさらに防止できる。また、上側ダクト74と下側ダクト76を用いて、グリル庫25内からの燃焼排気を排出するので、上側ダクト74と下側ダクト76を含めたグリル排気部70全体の温度が上昇する。これにより、グリル排気部70におけるドラフト力が増加するので、新鮮な空気を取り込むことができる。よって、グリル装置20は、上火バーナ50及び下火バーナ60の燃焼性を向上できる。
また、上側排気口75の内側には、フレームトラップ65が設置される。フレームトラップ65は、万が一、調理皿10に載置された被調理物の油分等に引火した場合に、上側排気口75から火炎が出るのを防止する。なお、被調理物は、中板40によって加熱空間28とは仕切られているので、被調理物の油分等に引火した火炎が下側ダクト76内に侵入することがない。従って、フレームトラップ65は、上側ダクト74内にのみ設ければよく、下側ダクト76内に設ける必要が無い。これにより、下火バーナ60の燃焼性を向上でき、且つフレームトラップ65の材料費を節約できる。
図2〜図7を参照し、調理空間27の奥側の構造を説明する。調理空間27において、上壁部251の後端部よりもやや前側の所定位置には、仕切壁30が設けられている。仕切壁30は、上壁部251の所定位置から下方に延びると共に、左右両側に亘って設けられ、調理空間27と上側ダクト74の間を仕切る。仕切壁30の上側を除く略中央の領域には、前後方向に貫通する排気用開口部301が設けられている。排気用開口部301は、正面視横長略矩形状に形成され、調理空間27で生成した燃焼排気を上側ダクト74へ流出させる。仕切壁30の上端部には、火移り用開口部302(図10参照)が設けられている。火移り用開口部302は、仕切壁30の上端部から下方に向けて切欠き状に形成され、上火バーナ50の下面に向けて上向きに開口する。上火バーナ50の直下であって、火移り用開口部302の後ろ側の位置には、点火電極31が設けられている。火移り用開口部302の前側の位置には、火炎検出器32が設けられている。
点火電極31は、放電用電極31Aとの間で火花放電することで、上火バーナ50の下面に設けられた後述する点火用炎孔部535に点火する。火炎検出器32は、上火バーナ50の下面に設けられた後述する火炎検出用炎孔部536における失火を検出する。なお、火炎検出器32は、燃焼炎の持つ熱、光、電気的特性の何れかを検出するものであればよく、例えば、熱を検出するものとしては熱電対、電気的特性を利用するものとしてはフレームロッド、光を検出するものとしては、検出する波長によって例えば3種類(紫外線式、可視光線式、赤外線式)に分類される光学センサ等を用いることができる。そして、本実施形態においては、点火電極31及び火炎検出器32は、何れもグリル庫25の奥側に配置されているので、グリル庫25のグリル開口部26から容易に手が触れないようになっている。また、グリル庫25内の清掃時において、例えば服の袖が点火電極31又は火炎検出器32に引っ掛かり難いので、清掃時の作業性も向上できる。
そして、仕切壁30の前面における排気用開口部301の上側には、金属製の保護カバー35がグリル庫25内の左右方向の全域に亘って設けられている。保護カバー35は、調理空間27の奥側に配置された点火電極31及び火炎検出器32を前方と下方から覆って保護している。これにより、点火電極31及び火炎検出器32はグリル庫25内に突出した状態で露出しないので、グリル庫25内の清掃時において、例えば服の袖が点火電極31又は火炎検出器32に引っ掛かるのを確実に防止できる。よって、清掃時の作業性を向上できる。また、アルミホイル等が点火電極31及び火炎検出器32に引っ掛かるのを防止できるので、点火電極31による点火不良、及び火炎検出器32による検出不良を防止できる。また、被調理物からはじけて飛んだ油や食材が点火電極31及び火炎検出器32に付着するのを防止できるので、点火電極31による点火不良及び火炎検出器32による検出不良を防止できる。
本実施形態のグリル装置20は、中板40を間にして、上火バーナ50と下火バーナ60を備える所謂「両面加熱式間接加熱タイプ」である。調理空間27内の空気は、上火バーナ50によって上方から加熱されるが、下方からも中板40を介して、下火バーナ60からの熱量によって加熱される。中板40によって加熱された高温空気は上昇するが、保護カバー35によって、点火電極31及び火炎検出器32に直接触れることがない。これにより、点火電極31による点火不良、及び火炎検出器32による検出不良を防止できる。
そして、保護カバー35において、点火電極31の先端部に対応する位置には、火移り用開口部36が設けられている。これにより、保護カバー35よりも後方において、点火電極31によって点火された炎孔(後述する点火用炎孔部535)から他の炎孔に火移りする火炎は、火移り用開口部36を通過できるので、調理空間27内に位置する他の炎孔に順次点火される。よって、上火バーナ50の全ての炎孔に火炎を良好に形成できる。なお、保護カバー35の具体的構造は後述する。
図8,図9を参照し、上火バーナ50の構造を説明する。上火バーナ50は、プレート状に形成された所謂平面バーナである。上火バーナ50は、本体部51とガス流入部52を備える。本体部51は、平面視前後方向にやや長い略矩形状に形成され、その外周縁部を除く中央部には、上方に一段高くなった平面視略矩形状のガス流路形成部53が設けられている。ガス流路形成部53の内部は空洞状であり、その内部空間がガス流路となる。ガス流路の上下幅の距離は、例えば5.5mmである。ガス流路形成部53の上面の略中央部には、平面視略「X」字状に形成された窪み部54が形成される。窪み部54は、ガス流路形成部53の上面を下方に向けて凹状に窪ませることによって形成されている。それ故、ガス流路形成部53の内側に流入したガスは、窪み部54の周囲を廻り込むようにして全体に拡散するようになっている。ガス流路形成部53の左後方角部には、後方に略直線状に延びる延長部55が設けられている。延長部55の内部にも、ガス流路形成部53のガス流路と接続する略直線状のガス流路が形成されている。延長部のガス流路の上下幅の距離は、ガス流路形成部53と同一であるのが好ましい。
一方、ガス流入部52は、ガス溜まり部56、スロート部57、ガス流入口58を備える。ガス溜まり部56は、ガス流路形成部53の後端部の左右方向略中央部に設けられている。スロート部57は、ガス溜まり部56から右方に略直角に屈曲し、右方に延びる略円筒状に形成される。ガス流入口58は、スロート部57の右端部に設けられ、右方に向かってラッパ状に拡径する開口部である。ガス流入口58には、図示しないガス量調整装置のノズルが右方から対向配置される。ノズルから噴出されるガスは、周囲の空気を取り込みながらガス流入口58に流入する。ガスは空気と混合されながらスロート部57を左方に流れ、ガス溜まり部56からガス流路形成部53の内部に勢いよく流入する。
また、ガス溜まり部56と延長部55との間には、平面視略矩形状の補助流路形成部59が設けられている。補助流路形成部59の内部も空洞状に形成され、ガス溜まり部56と延長部55の夫々のガス流路と連通する。補助流路形成部59は、ガス流路形成部53及び延長部55の夫々の上面よりも低い。それ故、補助流路形成部59には、ガス流路形成部53及び延長部55の夫々のガス流路に比べ、上下幅の狭いガス流路が形成されており、その上下幅の距離は、例えば1.0〜2.0mmに制限するのが好ましい。なお、補助流路形成部59には、二つの凹部59A(図8参照)が左右方向に並んで設けられている。凹部59Aは、例えば補助流路形成部59の上壁をプレス成型により下方に突出することにより形成し、その下端部は補助流路形成部59の内側において下壁の上面に当接させている。これにより、上火バーナ50が仮に熱によって変形した場合でも、補助流路形成部59において、二つの凹部59Aによって上壁と下壁の間の隙間を確実に保持できる。よって、ガス溜まり部56から補助流路形成部59内のガス流路を介して、延長部55内のガス流路にガスを確実に供給できる。
図9に示すように、ガス流路形成部53の下面には、底面視略コの字型の炎孔部530が設けられている。炎孔部530は、多数の炎孔を配列することによって形成され、前側炎孔部531、右側炎孔部532、左側炎孔部533、延長炎孔部534、点火用炎孔部535、火炎検出用炎孔部536を備える。各炎孔においては、ガス流路形成部53及び延長部55から供給されるガスに点火されることで、火炎が形成される。前側炎孔部531は、ガス流路形成部53の前端部に沿って左右方向に延設されている。右側炎孔部532は、前側炎孔部531の右端部から後方に略直線状に延設されている。左側炎孔部533は、前側炎孔部531の左端部から略直線状に後方に延設されている。延長炎孔部534は、左側炎孔部533の後端部から延長部55まで略直線状に延設されている。
点火用炎孔部535は、延長炎孔部534の後端部に設けられ、複数の炎孔が略円形状に集合して形成される。点火用炎孔部535は、炎孔部530のうち点火電極31によって最初に点火される炎孔群である。点火用炎孔部535を炎孔群で構成したことによって、一又は小数の炎孔で構成する場合に比べ、点火電極31による点火性能を向上できる。一方、火炎検出用炎孔部536は、延長炎孔部534の後端部であって、点火用炎孔部535の前側に間隔を空けて設けられ、複数の炎孔が略円形状に集合して形成される。火炎検出用炎孔部536は、火炎検出器32によって火炎を検出する為の炎孔群である。火炎検出用炎孔部536を炎孔群で構成したことによって、一又は小数の炎孔で構成する場合に比べ、火炎検出器32による検出性能を向上できる。
ここで、右側炎孔部532及び左側炎孔部533は、夫々、前後方向に炎孔が所定間隔で並ぶ一列の炎孔列が左右方向に6列並ぶことによって、帯状の炎孔部を構成している。これに対し、延長炎孔部534は、前後方向に炎孔が所定間隔で並ぶ一列の炎孔列が左右方向に2列並ぶことによって、右側炎孔部532及び左側炎孔部533よりも細い帯状の炎孔部を構成している。延長炎孔部534は、点火用炎孔部535から調理空間27に位置する左側炎孔部533までを火移りさせることにのみ用いられるので、火移りに必要なガス量のみ供給すればよい。本実施形態は、延長炎孔部534について、被調理物の加熱に用いられる前側炎孔部531、右側炎孔部532、左側炎孔部533よりも少ない炎孔の配置数で構成したことで、ガス消費量を節約できる。
上記構造を備える上火バーナ50において、ガス流入口58から流入したガスは、スロート部57に沿って左方に流れ、ガス溜まり部56に流入する。ガス溜まり部56では、ガスは向きを左方から前方に変更されながらその内部に拡散し、その大部分は、ガス流路形成部53に流れる。ガス流路形成部53に流れるガスは、それまでのスロート部57における左方への流れによって、左方に向けたベクトルの影響を受けるため、窪み部54を平面視反時計回りに廻り込みながら、ガス流路形成部53内のガス流路全体に拡散する。そして、ガス流路形成部53に流れるガスの一部が、延長部55内のガス流路に流れ込むようになっている。
一方、ガス溜まり部56の内部に拡散したガスの一部は、延長部55内のガス流路全体に均一に流れ込む。延長部55内のガス流路は、ガス溜まり部56からガス流路形成部53にガスが流れる方向とは反対の方向に延び、左右方向の流路幅も狭いことから、ガス流路形成部53から延長部55内に流入するガス量だけでは、延長炎孔部534に十分なガス量を供給できない。これに対し、本実施形態では、補助流路形成部59からもガスが流入するので、延長部55の下面に設けられた延長炎孔部534に対し、ガスの供給を分布よく行うことができる。これにより、点火用炎孔部535において確実に点火できる。
なお、上記したように、ガス溜まり部56からガス流路形成部53に流れるガスは、それまでのスロート部57を流れたことによる左方に向けたベクトルの影響を受けるため、ガス溜まり部56の左側に位置する補助流路形成部59に流れ易くなるが、補助流路形成部59では、その内部のガス流路の上下幅の距離が、ガス流路形成部53及び延長部55の夫々のガス流路に比べて狭くなっているので、ガス流路形成部53と補助流路形成部59に向けてガスが適切に分配されるようになっている。これにより、炎孔部530全体にガスを適切に供給することができる。
図4〜図7を参照し、保護カバー35の構造を説明する。保護カバー35は、例えば一枚の金属板を折り曲げて形成される。保護カバー35は、グリル庫25内の左右両側に亘って設けられ、仕切壁30の左右方向の幅と略同一幅を有する。保護カバー35は、仕切壁30の前面側における排気用開口部301の上側から前方にせり出し、その前端側がグリル庫25の上壁部251に向かって屈曲している。
保護カバー35は、取付部351、前方突出部352、屈曲部353、差込部354等を備える。取付部351は、左右方向に長い略矩形状に形成され、仕切壁30の前面に沿うように当接して取り付けられている部位である。取付部351の下端部における右側、中央、左側の3箇所には、下方に突出する3つの係止爪38(図7では、左側と中央の2箇所のみ図示)が設けられている。これら一対の係止爪38は、仕切壁30の排気用開口部301の上縁部近傍の右側、中央、左側に設けられた3つの係止穴303(図7では、左側と中央の2箇所のみ図示)に対し、上方から差し込まれて各々係止する。これにより、保護カバー35の下端部が仕切壁30の前面側にバランス良く安定して取り付けられている。前方突出部352は、取付部351の上端部から上方に向かうにつれて前方にせり出した部位である。屈曲部353は、前方突出部352の前端部からグリル庫25の上壁部251に向けて略円弧状に屈曲する部位である。差込部354は、屈曲部353の上端部から前方に略水平に折り返して直線状に延びる部位である。差込部354は、上火バーナ50の下面にネジ90で固定された固定板91と下面との間に形成された溝(図示略)に差し込まれる。これにより、保護カバー35の上端部が、上火バーナ50の下面に取り付けられている。そして、保護カバー35の屈曲部353の左側には、火移り用開口部36(図5参照)が設けられている。火移り用開口部36は、正面視略半円形状に形成される。火移り用開口部36の位置は、上火バーナ50の延長炎孔部534の位置に対応する。
上記形状からなる保護カバー35は、仕切壁30の前面で且つ排気用開口部301の上側に取り付けられている。そして、保護カバー35は、排気用開口部301の上側から前方にせり出し、その前端側がグリル庫25の上壁部251に向かって屈曲している。これにより、グリル庫25内を正面から見た場合に、使用者の見る方向と平行に保護カバー35がせり出しているので、保護カバー35の凹凸感が目立たない。これにより、保護カバー35を仕切壁30の一部として一体して見ることができ、グリル庫25内の見栄えを効果的に向上できる。また、保護カバー35の下端部である取付部351は、仕切壁30の前面に沿うように当接して取り付けられているので、仕切壁30の前面と連続した形状として見せることができる。これにより、仕切壁30と保護カバー35の一体感をより強調させることができる。さらに、保護カバー35は、仕切壁30と同様に、グリル庫25内の左右両側に亘って設けられているので、仕切壁30と共に、調理空間27の後部を仕切る壁として見ることができる。これにより、グリル庫25内の見栄えをより一層向上できる。
図10を参照し、上火バーナ50の点火用炎孔部535及び火炎検出用炎孔部536に対する点火電極31及び火炎検出器32の位置関係と、点火用炎孔部535からの火移り現象を説明する。なお、図10は、点火電極31と火炎検出器32周辺を上方から見た図であって、炎孔部530の位置を仮想的に二点鎖線で示したものである。上記の通り、点火電極31は、仕切壁30の後ろ側に配置され、火花放電を起こす先端部は、火移り用開口部302の後方に配置される。火炎検出器32は、仕切壁30の前側に配置され、火炎を検出する先端部は、火移り用開口部302の前方に配置される。そして、仕切壁30の火移り用開口部302と、保護カバー35の火移り用開口部36を通過するように、上火バーナ50の延長炎孔部534が前後方向に配置されている。さらに、点火用炎孔部535の略中央部の直下に、点火電極31の先端部が配置されている。火炎検出用炎孔部536の略中央部の直下に、火炎検出器32の先端部が配置されている(図4,図10参照)。
操作ボタン13が押下されると、上火バーナ50においては、ガス流路形成部53にガスが流入し、炎孔部530にガスが供給された状態で、点火電極31が作動する。点火電極31による火花放電によって、点火用炎孔部535が最初に点火される。点火用炎孔部535の各炎孔に形成された火炎によって、延長炎孔部534において隣り合う各炎孔に次々に点火される。延長炎孔部534の各炎孔に沿って火移りする火炎は、仕切壁30の火移り用開口部302と、保護カバー35の火移り用開口部36を後方から前方に向けて通過する。ここで、火移り用開口部36,302においては、左右の幅が短い延長炎孔部534が配置されているので、仕切壁30及び保護カバー35の夫々の端部が火炎によって炙られないようになっている。これにより、仕切壁30及び保護カバー35の各端部が加熱されて高温になって熱変形するのを防止できる。そして、調理空間27において、延長炎孔部534から、左側炎孔部533、前側炎孔部531、右側炎孔部532の順に点火される。このようにして、上火バーナ50の炎孔部530の全ての炎孔に火炎が良好に形成される。
以上説明したように、本実施形態のコンロ1のグリル装置20は、グリル庫25にプレート状の上火バーナ50を備える。上火バーナ50の下面である燃焼面には、多数の炎孔で構成される炎孔部530が設けられている。炎孔部530には、点火用炎孔部535が設けられ、その点火用炎孔部535の直下には、点火電極31が配置されている。そして、点火用炎孔部535と点火電極31は、保護カバー35によって覆われている。保護カバー35には、点火用炎孔部535から他の炎孔に火移りする炎を通過させる為の火移り用開口部36が設けられている。グリル庫25内に設けられた点火電極31を保護カバー35で覆うことで、グリル庫25内を清掃する際の作業性を向上できる。また、アルミホイル等が点火電極31に引っ掛かるのを防止できるので、点火不良を防止できる。また、調理物からはじけて飛んだ油や食材が点火電極31に付着するのを防止できるので、点火不良を防止できる。また、本実施形態のグリル装置20は、グリル庫25内を中板40で仕切り、上側の調理空間27に上火バーナ50、下側の加熱空間28に下火バーナ60を備える両面加熱式間接加熱タイプである。下火バーナ60からの熱によって、中板40を介して調理空間27内の空気が加熱され、高温空気となって上昇するが、保護カバー35によって点火電極31に直接触れるのを防止できるので、点火不良を防止できる。そして、点火用炎孔部535に点火された後、点火用炎孔部535から他の炎孔に火移りする炎は、保護カバー35の火移り用開口部36を通過するので、炎孔部530に設けられた全ての炎孔に火炎を良好に形成できる。
以上説明において、上火バーナ50の下面である燃焼面に設けられた炎孔部530は、本発明の「複数の炎孔」の一例である。点火用炎孔部535は、本発明の「点火用炎孔」の一例である。保護カバー35は、本発明の「カバー」の一例である。保護カバー35の火移り用開口部36は、本発明の「開口部」の一例である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態は、ビルトインタイプのコンロ1を例示したが、テーブルコンロであってもよい。また、コンロ1はグリル装置20を内蔵するものであるが、グリル装置20のみで構成される加熱調理器であってもよい。
上記実施形態のグリル装置20は、グリル庫25内を中板40で仕切り、上側の調理空間27に上火バーナ50、下側の加熱空間28に下火バーナ60を備える両面加熱式間接加熱タイプであるが、中板40を備えない一般的な両面焼きタイプにも適用可能である。また、下火バーナ60を備えない片面焼きタイプにも適用可能である。
上記実施形態のグリル装置20では、点火電極31及び火炎検出器32は、グリル庫25内の奥側に設けられているが、グリル庫25内であれば奥側でなくてもよい。
上記実施形態の保護カバー35は、グリル庫25内の左右方向に亘って設けられているが、点火電極31等を覆うことができれば、形状は自由に変更可能である。
上記実施形態の保護カバー35は、仕切壁30の前面に取り付けられるものであるが、仕切壁30と一体して形成してもよい。保護カバー35の形状は、上記実施形態に限らず、自由に変更可能である。
上記実施形態のグリル装置20は、上火バーナ50の点火電極31等を保護カバー35で覆っているが、グリル庫に設けられるバーナであって、特に被調理物と同じ空間内に設けられるバーナの点火電極等を保護カバーで覆ってもよい。例えばグリル庫の側壁にバーナを備えるタイプであれば、側壁のバーナの点火電極等を保護カバーで覆ってもよい。
1 コンロ
20 グリル装置
25 グリル庫
30 仕切壁
31 点火電極
32 火炎検出器
35 保護カバー
36 火移り用開口部
50 上火バーナ
70 グリル排気部
251 上壁部
301 排気用開口部
530 炎孔部
535 点火用炎孔部

Claims (6)

  1. グリル庫にプレート状のバーナを備える加熱調理器において、
    前記バーナの燃焼面に設けられた複数の炎孔と、
    前記複数の炎孔のうち点火用炎孔の近傍に設けられた点火電極と、
    前記点火用炎孔と前記点火電極を覆うカバーと
    を備え、
    前記カバーには、前記点火用炎孔から他の炎孔に火移りする炎を通過させる為の開口部が設けられたこと
    を特徴とする加熱調理器。
  2. 前記点火用炎孔、前記点火電極、及び前記カバーは、前記グリル庫の奥側に設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記バーナは、前記グリル庫の上壁部に設けられ、
    前記燃焼面は、下方に向けられたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記グリル庫の後方部に設けられ、前記グリル庫内に生成する燃焼排気を外部に排出するグリル排気部と、
    前記グリル庫内と前記グリル排気部との間に設けられた仕切壁と、
    前記仕切壁の上側を除く領域に設けられ、前記グリル庫内に生成する前記燃焼排気を前記グリル排気部へ流出させる排気用開口部と
    を備え、
    前記カバーは、前記仕切壁の前面側に設けられ、前記排気用開口部の上側から前方にせり出し、その前端側が前記上壁部に向かって屈曲する形状を備えたこと
    を特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記カバーは、前記グリル庫内の左右両側に亘って設けられたこと
    を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の加熱調理器。
  6. 前記点火用炎孔から前記火移りによって点火される前記他の炎孔の近傍には、失火を検出する為の火炎検出器が設けられ、
    前記カバーは、前記点火用炎孔、前記点火電極、及び前記火炎検出器を覆うこと
    を特徴とする請求項1から5の何れかに記載の加熱調理器。
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