JP2012254245A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル庫1の側壁内面に、下火バーナ6の上方位置で横方向内方に張出す二次空気案内板13が設けられ、二次空気案内板の横方向内端に曲成した下方に屈曲する垂下板部13aに、その下縁から上方に凹入する凹欠部13bが下火バーナの複数の炎口61に対応させて複数形成されるグリルであって、下火バーナの前部の炎口に臨む熱電対64を備えるものにおいて、点火初期に熱電対を臨ませた熱電対炎口61aが酸欠状態になることを防止して、熱電対の出力の安定化を図ることができるようにする。
【解決手段】熱電対炎口61aが下火バーナ6の前から1番目の炎口でない場合には、垂下板部13aに、熱電対炎口61aの前隣りの炎口61に対応する凹欠部13bの前側に連続して切欠き部13cを形成する。熱電対炎口が前から1番目の炎口である場合は、垂下板部に、熱電対炎口に対応する凹欠部の前方に位置する切欠き部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリル庫の横方向両側部の下部に、横方向内方に向けて開口する炎口を前後方向の間隔を存して複数有する前後方向に長手の下火バーナが配置されたグリルに関する。
従来、この種のグリルとして、特許文献1により、グリル庫の横方向両側の各側壁の内面に、下火バーナの上方位置で横方向内方に張出す二次空気案内板が設けられ、二次空気案内板の横方向内端に曲成した下方に屈曲する垂下板部に、その下縁から上方に凹入する凹欠部が下火バーナの複数の炎口に対応させて複数形成され、グリル庫の各側壁には、グリル庫外から二次空気案内板の下側に二次空気を導入する空気取入れ口が開設されたものが知られている。このものでは、空気取入れ口から吸引された空気(二次空気)が二次空気案内板の下側を通ってグリル庫内に流れるが、下火バーナの炎口以外の部分では、垂下板部により庫内への空気の流れが規制され、炎口に対応する凹欠部から集中的に空気が庫内に流れる。そのため、炎口に対し高流速で二次空気が供給され、炎口に生ずる火炎が横方向内方に大きく伸び、グリル庫内に収納する焼網の横方向中央部に載置する調理物も十分に加熱できる。
尚、グリル庫前面のグリル扉を閉めた状態では、グリル庫の後端に連通する排気通路からの燃焼排ガスの排気によるドラフト効果でグリル庫内が若干負圧になり、空気取入れ口から空気が吸引されるが、調理中にグリル扉を開くと、グリル庫に前方から急激に空気が流入して、庫内圧力が高くなり、燃焼排ガスが空気取入れ口から庫外に流れ出てしまう。グリルがコンロに組み込まれている場合、空気取入れ口から流出した燃焼排ガスによりコンロ内の機器の熱損を生ずる恐れがある。
そこで、従来、特許文献2により、グリル庫の各側壁の外面に、空気取入れ口の開設箇所を横方向外側から上方に亘って覆う、下向きに開口するカバーを設け、空気取入れ口から流出した燃焼排ガスをカバーを介して後方に導き、コンロ天板の後部の排気口から外部に排出するようにしたものも知られている。尚、カバーの下縁から下火バーナの燃焼排ガスが流出しないように、カバーの下縁の高さは、下火バーナの炎口の高さ以下になっている。
ところで、上記特許文献1に記載のグリルに上記特許文献2のカバーを設けたものにおいて、下火バーナの前部の炎口に臨む熱電対を設けた場合、以下の不具合を生ずることが判明した。即ち、下火バーナの点火初期は、燃焼排ガスの排気によるドラフト効果が得られず、空気取入れ口からの下火バーナの燃焼排ガスの排出もカバーによって規制されるため、二次空気案内板の下側に下火バーナの燃焼排ガスがこもる現象が発生して、酸欠状態となる。その結果、点火初期に炎口に生ずる火炎が不安定になり、熱電対の出力(熱起電力)が不安定になる。
特開2008−57842号公報 特開平9−14663号公報
本発明は、以上の点に鑑み、下火バーナの点火初期に熱電対を臨ませた炎口が酸欠状態になることを防止して、熱電対の出力の安定化を図ることができるようにしたグリルを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、グリル庫の横方向両側部の下部に、横方向内方に向けて開口する炎口を前後方向の間隔を存して複数有する前後方向に長手の下火バーナが配置され、グリル庫の横方向両側の各側壁の内面に、下火バーナの上方位置で横方向内方に張出す二次空気案内板が設けられ、二次空気案内板の横方向内端に曲成した下方に屈曲する垂下板部に、その下縁から上方に凹入する凹欠部が下火バーナの複数の炎口に対応させて複数形成され、グリル庫の各側壁には、グリル庫外から二次空気案内板の下側に二次空気を導入する空気取入れ口が開設され、グリル庫の各側壁の外面に、空気取入れ口の開設箇所を横方向外側から上方に亘って覆う、下向きに開口するカバーが設けられるグリルであって、下火バーナの前部の炎口に臨む熱電対を備えるものにおいて、熱電対を臨ませる下火バーナの炎口を熱電対炎口として、熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎口でない場合には、二次空気案内板の垂下板部に、熱電対炎口の前隣りの炎口に対応する凹欠部の前側に連続して、垂下板部の下縁から上方に凹入する切欠き部が形成され、熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎口である場合には、二次空気案内板の垂下板部に、熱電対炎口に対応する凹欠部の前方に位置させて、垂下板部の下縁から上方に凹入する切欠き部が形成されることを特徴とする。
ここで、下火バーナの点火初期、熱電対炎口での燃焼で生ずる燃焼排ガスは、熱電対炎口よりも後方に後方の炎口からの燃焼排ガスがこもるため、二次空気案内板の下側を前方に流れる。本発明によれば、熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎孔でない場合、熱電対炎口の前隣りの炎口に対応する凹欠部に連続する切欠き部が形成されるため、この凹欠部及び切欠き部が熱電対炎口からの燃焼排ガスをグリル庫内に流す開口部として有効に機能し、点火初期に熱電対炎口が酸欠状態になることを回避できる。また、熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎口である場合は、熱電対炎口に対応する凹欠部の前方に形成した切欠き部が熱電対炎口からの燃焼排ガスをグリル庫内に流す開口部として有効に機能し、点火初期に熱電対炎口が酸欠状態になることを回避できる。その結果、熱電対炎口に生ずる火炎が点火初期から安定し、熱電対の出力も安定する。
尚、熱電対炎口に対応する凹欠部に連続して切欠き部を形成することも考えられるが、これでは、熱電対炎口に対応する凹欠部の大きさが実質的に切欠き部の分だけ大きくなってしまう。そして、排気ドラフト効果が得られる定常燃焼時に、熱電対炎口に供給される二次空気の流速が凹欠部の拡大分だけ低下し、熱電対炎口の火炎が横方向内方に大きく伸びなくなる。これに対し、本発明では、熱電対炎口に対応する凹欠部の大きさを拡大せずに済む。そのため、定常燃焼時に熱電対炎口に二次空気を高流速で供給でき、上記の不具合を生じない。
また、本発明において、カバーの下縁の高さは、熱電対炎口と同一の前後方向位置を含む前後方向所定範囲を除き、下火バーナの炎口の高さ以下であり、この所定範囲のカバー部分の下縁には、下火バーナの炎口の高さより上方に凹入する切欠き部が形成されることが望ましい。これによれば、点火初期に熱電対炎口からの燃焼排ガスがカバーの切欠き部を通して外部に流れやすくなる。そのため、点火初期に熱電対炎口が酸欠状態になることをより確実に防止できる。
本発明の実施形態のグリルの切断側面図。 図1のII−II線で切断した切断正面図。 実施形態のグリルの要部の拡大切断正面図。 図3の左方から見たグリルの側面図。
図1、図2を参照して、Aは、図示省略したガスコンロに組み込む本発明の実施形態のグリルを示している。このグリルAは、コンロ本体(図示せず)内に設置されるグリル庫1と、グリル庫1の前面開口を開閉するグリル扉2とを備えている。グリル庫1内には、グリル皿3とその上方の焼網4とが収納されている。グリル扉2には、後方にのびるスライド枠21が連結されており、このスライド枠21にグリル皿3を支持する皿支持板22が固定されている。また、皿支持板22の前後に、焼網4を支持する支持枠23が立設されている。そして、グリル扉2を前方に開くことで、グリル皿3と焼網4とが一緒にグリル庫1の前方に引き出されるようにしている。
グリル庫1の天井部には、上火バーナ5が設けられ、更に、上火バーナ5を上方から覆うようにして遮熱カバー11が設けられている。上火バーナ5は、多数の炎孔(図示省略)を形成したセラミックス製の燃焼板5aを有する表面燃焼式バーナで構成され、燃焼板5aを下向きにした姿勢でグリル庫1の天井部に上火バーナ5を装着している。尚、上火バーナ5には、その後部に設けた混合管5bから混合気が供給される。
グリル庫1の横方向両側部の下部(焼網4よりも低い部分)には、横方向内方に向けて開口する炎口61を前後方向の間隔を存して複数有すると共にこれら炎口61の下側で前後方向にのびる火移り炎口62を有する前後方向に長手の下火バーナ6が配置されている。下火バーナ6は、図3に明示する如く、プレス成形された上下3枚の板6a,6b,6cを重ね合わせて構成される。上板6aと中板6bとの間には、図示省略した後端の混合管部に連なる混合気室が画成される。そして、中板6bの内側フランジ部に重なる上板6aの内側フランジ部に、上方に窪む凹部を前後方向の間隔を存して複数形成し、各凹部により混合気室からの混合気を噴出する前記炎口61を構成している。また、中板6bの内側フランジ部と下板6cの内側フランジ部との間に前記火移り炎口62を画成し、混合気室から中板6bに形成した前後複数の小孔62aを通して供給される混合気が火移り炎口62から噴出するようにしている。
また、下火バーナ6の後部には、点火プラグ63に対向するターゲット部63aが設けられている。そして、点火プラグ63とターゲット部63aとの間の火花放電により火移り炎口62に点火し、火移り炎口62を介して後方の炎口61から前方の炎口61に順に火移りさせるようにしている。更に、下火バーナ6の点火及び失火検知のために、下火バーナ6の前部の炎口61、本実施形態では前から2番目の炎口に熱電対64を臨ませている。尚、熱電対64を臨ませる炎口(以下、熱電対炎口61aと記す)を前から2番目の炎口とするのは、熱電対64を熱電対炎口61aの火炎だけでなく、その前後の炎口61の火炎からの熱によっても加熱して、熱電対64の出力(熱起電力)の立ち上がりを速めるためである。
グリル庫1の横方向両側の各側壁12の内面には、下火バーナ6の上方位置で横方向内方に張出す二次空気案内板13と、下火バーナ6の下方位置で横方向内方に張出す、グリル皿3の加熱を抑制する遮熱板14とが設けられている。各側壁12には、二次空気案内板13の下側に二次空気を導入する空気取入れ口12aと、遮熱板14の上側に補助的に二次空気を導入する、空気取入れ口12aよりも小さな前後複数の空気取入れ孔12b(図4参照)とが開設されている。
二次空気案内板13は、横方向内方に向けて下方に傾斜している。また、二次空気案内板13の横方向内端には、下方に屈曲する垂下板部13aが曲成されている。垂下板部13aには、その下縁から上方に凹入する凹欠部13bが下火バーナ6の複数の炎口61に対応させて複数形成されている。ここで、空気取入れ口12aから吸引された空気(二次空気)は二次空気案内板13の下側を通ってグリル庫1内に流れるが、下火バーナ6の炎口61以外の部分では、垂下板部13aにより庫内への空気の流れが規制され、炎口61に対応する凹欠部13bから集中的に空気がグリル庫1内に流れる。そのため、炎口61に対し高流速で二次空気が供給され、炎口61に生ずる火炎が横方向内方に大きく伸び、焼網3の横方向中央部に載置する調理物も十分に加熱できる。
遮熱板14は、横方向内方に向けて上方に傾斜している。遮熱板14の横方向内端には、下火バーナ6の各炎口61に供給される二次空気の抜けが良くなるように、各炎口61に対応する切欠き部14aが形成されている。
また、グリルAは、グリル庫1の後端上部から後方にのびる排気通路15を備えている。排気通路15の後部は、コンロ天板の後部の排気口に向けて斜め上方に立ち上がる排気ダクト15aで構成されている。排気通路15の下面には、燃焼排ガス中に含まれる油煙を焼き切るアフターバーナ7が配置されている。アフターバーナ7は、多数の炎孔(図示省略)を形成したセラミックス製の燃焼板7aを有する表面燃焼式バーナで構成され、燃焼板7aを上向きにした姿勢で排気通路15の下面にアフターバーナ7を装着している。尚、アフターバーナ7には、その横方向一端部に設けた混合管7bから混合気が供給される。
排気通路15の入口部の上面には、入口部の上部を閉塞する上辺部16aと上辺部16aの横方向両端部から下方にのびる脚片部16bとを有する門形に形成された遮蔽板16が垂設されている。これによれば、排気通路15の上面近傍や横方向両端部に燃焼排ガスが流れて、アフターバーナ7による油煙の焼き切り性能が低下することを防止できる。
ここで、グリル扉2を閉めた状態では、排気通路15からの燃焼排ガスの排気によるドラフト効果でグリル庫1内が若干負圧になり、空気取入れ口12aから空気が吸引されるが、調理中にグリル扉2を開くと、グリル庫1に前方から急激に空気が流入して、庫内圧力が高くなり、燃焼排ガスが空気取入れ口12aから庫外に流れ出て、燃焼排ガスによりコンロ内の機器の熱損を生ずる恐れがある。
そこで、グリル庫1の各側壁12の外面に、空気取入れ口12aの開設箇所を横方向外側から上方に亘って覆う、下向きに開口するカバー17を取り付けている。そして、空気取入れ口12aから流出した燃焼排ガスをカバー17を介して後方に導き、コンロ天板の後部の排気口から外部に排出するようにしている。
ところで、下火バーナ6の点火初期には、排気通路15からの燃焼排ガスの排気によるドラフト効果が得られず、下火バーナ6の燃焼排ガスの空気取入れ口12aからの排出もカバー17によって規制されるため、二次空気案内板13の下側に下火バーナ6の燃焼排ガスがこもる現象が発生して、酸欠状態となる。その結果、点火初期に下火バーナ6の熱電対炎口61aを含む各炎口61に生ずる火炎が不安定になり、熱電対64の出力が不安定になる。
そこで、図1に示す如く、二次空気案内板13の垂下板部13aに、熱電対炎口61aの前隣りの炎口61に対応する凹欠部13bの前側に連続して、垂下板部13aの下縁から上方に凹入する切欠き部13cを形成している。
また、図3、図4に示す如く、カバー17の下縁の高さは、カバー17の下縁から下火バーナ6の燃焼排ガスが流出しないように、熱電対炎口61aと同一の前後方向位置を含む前後方向所定範囲を除き、下火バーナ6の炎口61の高さ以下になっている。一方、この所定範囲のカバー17の部分の下縁には、下火バーナ6の炎口61の高さより上方に凹入する切欠き部17aを形成している。本実施形態では、切欠き部17aを形成する範囲を、熱電対炎口61aの後隣りの炎口61とほぼ同一の前後方向位置からカバー17の前端までの範囲としている。
ここで、下火バーナ6の点火初期、熱電対炎口61aでの燃焼で生ずる燃焼排ガスは、熱電対炎口61aよりも後方に後方の炎口61からの燃焼排ガスがこもるため、二次空気案内板13の下側を前方に流れる。本実施形態によれば、熱電対炎口61aの前隣りの炎口61に対応する凹欠部13bに連続する切欠き部13cが形成されるため、この凹欠部13b及び切欠き部13cが熱電対炎口61aからの燃焼排ガスをグリル庫1内に流す開口部として有効に機能し、点火初期に熱電対炎口61aが酸欠状態になることを回避できる。更に、熱電対炎口61aからの燃焼排ガスがカバー17の切欠き部17aを通して外部に流れやすくなり、点火初期に熱電対炎口61aが酸欠状態になることをより確実に防止できる。そのため、熱電対炎口61aに生ずる火炎が点火初期から安定し、熱電対64の出力も安定する。
尚、熱電対炎口61aに対応する凹欠部13bに連続して切欠き部を形成することも考えられるが、これでは、熱電対炎口61aに対応する凹欠部13bの大きさが実質的に切欠き部の分だけ大きくなってしまう。そして、排気ドラフト効果が得られる定常燃焼時に、熱電対炎口61aに供給される二次空気の流速が凹欠部の拡大分だけ低下し、熱電対炎口61aの火炎が横方向内方に大きく伸びなくなる。これに対し、本実施形態では、熱電対炎口61aに対応する凹欠部13bの大きさを拡大せずに済む。そのため、定常燃焼時に熱電対炎口61aに二次空気を高流速で供給でき、上記の不具合を生じない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、下火バーナ6の前から2番目の炎口を熱電対炎口61aとしているが、下火バーナ6の前から1番目の炎口61を熱電対炎口とすることも可能である。この場合、二次空気案内板13の垂下板部13aに、前から1番目の炎口61に対応する凹欠部の前方に位置させて、垂下板部13aの下縁から上方に凹入する切欠き部を形成すればよい。また、上記実施形態は、ガスコンロに組み込むグリルに本発明を適用したものであるが、ガスコンロに組み込まずに独立して設けられるグリルにも同様に本発明を適用できる。
A…グリル、1…グリル庫、12…側壁、12a…空気取入れ口、13…二次空気案内板、13a…垂下板部、13b…凹欠部、13c…切欠き部、17…カバー、17a…切欠き部、6…下火バーナ、61…炎口、61a…熱電対炎口、64…熱電対。

Claims (2)

  1. グリル庫の横方向両側部の下部に、横方向内方に向けて開口する炎口を前後方向の間隔を存して複数有する前後方向に長手の下火バーナが配置され、グリル庫の横方向両側の各側壁の内面に、下火バーナの上方位置で横方向内方に張出す二次空気案内板が設けられ、二次空気案内板の横方向内端に曲成した下方に屈曲する垂下板部に、その下縁から上方に凹入する凹欠部が下火バーナの複数の炎口に対応させて複数形成され、グリル庫の各側壁には、グリル庫外から二次空気案内板の下側に二次空気を導入する空気取入れ口が開設され、グリル庫の各側壁の外面に、空気取入れ口の開設箇所を横方向外側から上方に亘って覆う、下向きに開口するカバーが設けられるグリルであって、下火バーナの前部の炎口に臨む熱電対を備えるものにおいて、
    熱電対を臨ませる下火バーナの炎口を熱電対炎口として、熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎口でない場合には、二次空気案内板の垂下板部に、熱電対炎口の前隣りの炎口に対応する凹欠部の前側に連続して、垂下板部の下縁から上方に凹入する切欠き部が形成され、
    熱電対炎口が下火バーナの前から1番目の炎口である場合には、二次空気案内板の垂下板部に、熱電対炎口に対応する凹欠部の前方に位置させて、垂下板部の下縁から上方に凹入する切欠き部が形成されることを特徴とするグリル。
  2. 前記カバーの下縁の高さは、前記熱電対炎口と同一の前後方向位置を含む前後方向所定範囲を除き、前記下火バーナの炎口の高さ以下であり、この所定範囲のカバー部分の下縁には、下火バーナの炎口の高さより上方に凹入する切欠き部が形成されることを特徴とする請求項1記載のグリル。
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