JP2019003347A - 支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラム - Google Patents

支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】冠婚葬祭などのイベントにかかわる人の負担を軽減すること。【解決手段】カードリーダ装置112は、受付部411と、取得部412と、要求部413と、出力部414とを備える。受付部411は、主催者が開催するイベントの会場(結婚式場)において、所定の機関(カード会社)を介して主催者に支払う所望の金額(祝儀の金額)を招待者人から受け付ける。取得部412は、所定の機関を介して招待者が支払をおこなうことが可能なカード(クレジットカード)のカード情報を取得する。要求部413は、所定の機関を介して招待者が主催者に支払う支払先(個人口座)に、招待者のカード情報に応じた所望の金額の支払を実行する旨の要求を所定の機関におこなう。出力部414は、要求部413の要求によって主催者に支払われた支払結果を出力する。【選択図】図4B

Description

この発明は、支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムに関する。
従来、冠婚葬祭などの式場においては、出席者が祝儀や香典を持参し、持参した祝儀や香典を受付にて差し出して記名等をおこなう受付手続がおこなわれる。受付手続は、たとえば、出席の確認や、祝儀や香典の受領や、出席者に記名を促すことなどである。また、受付を担当する受付員は、たとえば、新郎新婦が依頼した友人や、喪主が依頼した知人などによっておこなわれる。
関連する先行技術としては、会場出席者と来場しないオンライン出席者とを相互に視認可能にするとともに、各オンライン出席者同士も相互に視認可能にし、各オンライン出席者が会場に同席したような環境で冠婚葬祭をおこなうことや、オンライン出席者がクレジットカードで祝儀を支払えることが開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−331073号公報
しかしながら、従来技術では、冠婚葬祭などのイベントでは、現金の授受がおこなわれるため、イベントにかかわる人の負担となっていた。具体的には、たとえば、上述した特許文献1の会場出席者は、現金を用意する必要があり、特に、結婚式では新札を用意する慣習があるため、煩わしいことがあり、負担となっていた。また、出席者が持参した現金を受け取る受付員にとっては、出席者から提示された現金を管理し、紛失防止に努めるため、負担となっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、イベントにかかわる人の負担を軽減することができる支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる支払支援装置は、受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付ける受付部と、前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得する取得部と、前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこなう要求部と、前記要求部の要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する出力部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記受取人は、前記所定の機関において加盟店として登録され、前記支払先は、前記加盟店として登録された前記受取人の口座である、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記受付部は、前記イベントの会場において、受取人毎に異なる複数の支払先のうちのいずれかの支払先を前記支払人から受け付け、前記要求部は、前記受付部によって受け付けられた支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこなう、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記出力部は、前記支払結果を印字出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記支払人のカード情報は、前記支払人の住所を特定する情報を含み、前記受付部は、前記支払人の住所を前記受取人に通知するか否かの選択を受け付け、前記出力部は、前記受付部によって受け付けられた選択結果に応じて、前記支払人のカード情報によって特定される前記支払人の住所を前記受取人に通知可能に出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記支払人のカード情報は、前記支払人を特定する情報を含み、前記出力部は、前記支払人のカード情報によって特定される支払人がイベントに出席したことを前記受取人に通知可能に出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援装置は、上記発明において、前記出力部は、前記支払人毎に応じたイベントに関する情報の中から、前記支払人のカード情報によって特定される支払人に応じたイベントに関する情報を出力する、ことを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援方法は、受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付け、前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得し、前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこない、前記要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする。
また、この発明にかかる支払支援プログラムは、受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付け、前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得し、前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこない、前記要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明にかかる支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムによれば、イベントにかかわる人の負担を軽減することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる支払支援システム100のシステム構成例を示す説明図である。 カードリーダ装置112の構成例を示す説明図である。 カードリーダ装置112のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 式情報DB115の記憶内容の一例を示す説明図である。 招待者情報DB116の記憶内容の一例を示す説明図である。 クレジットカードによって祝儀の支払がおこなわれる際の手順を示す説明図である。 支払支援システム100の機能的構成を示す説明図である。 式場端末111のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その1)である。 カードリーダ装置112のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その1)である。 カードリーダ装置112のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その2)である。 カードリーダ装置112による印字例を示す説明図である。 式場端末111のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その2)である。 カードリーダ装置112の情報登録処理手順の一例を示すフローチャートである。 カードリーダ装置112の支払支援処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明にかかる支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(支払支援システムのシステム構成)
まず、実施の形態にかかる支払支援システム100のシステム構成例について説明する。図1Aは、実施の形態にかかる支払支援システム100のシステム構成例を示す説明図である。図1Aにおいて、支払支援システム100は、式場端末111と、カードリーダ装置112と、カード会社サーバ121と、を有する。
式場端末111は、結婚式場110のスタッフ等が使用するパーソナルコンピュータなどの汎用的なコンピュータ装置であり、一または複数ある。式場端末111は、結婚式の主催者(新郎新婦)や、各結婚式の開催日時などを管理する。式場端末111は、たとえば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、タブレット型PC、ノートPC、スマートフォンなどである。
式場端末111は、CPU(Central Processing Unit)やメモリやインタフェースなどを有する。また、式場端末111は、式情報DB(Database)115と、招待者情報DB116と、を有する。式情報DB115および招待者情報DB116の記憶内容については、図3Aおよび図3Bを用いて後述する。
カードリーダ装置112は、この発明にかかる支払支援装置の一例であり、たとえば、結婚式場の入口や受付に配置される。カードリーダ装置112は、たとえば、招待者113のクレジットカード114のカード情報を読み取り、カード会社サーバ121に各種照会をおこなう。照会の結果、支払が可能であれば、招待者113によって指定された金額(祝儀)がカード会社120を介して主催者140に支払われる。
また、カードリーダ装置112は、式場端末111に接続され、式場端末111から、結婚式の主催者の情報や結婚式の開催日時の情報などが登録される。カードリーダ装置112は、CPUやメモリやインタフェースなどを有する。なお、この発明にかかる支払支援装置は、カードリーダ装置112によって実現されることとするが、これに限らず、たとえば、式場端末111やカード会社サーバ121などによって実現することも可能である。
カード会社サーバ121は、カード会社120のサーバであり、クレジットカードを所有する所有者毎のカードに関する情報や支払額を管理するパーソナルコンピュータなどの汎用的なコンピュータ装置である。カード会社サーバ121は、CPUやメモリやインタフェースなどを有する。カード会社サーバ121は、結婚式の主催者140である新郎新婦の個人口座141に、招待者113から受け付けた金額を招待者113のカード情報に応じて入金する。
支払支援システム100において、式場端末111と、カードリーダ装置112と、カード会社サーバ121とは、有線または無線のネットワーク130を介して接続される。ネットワーク130は、たとえば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
カードリーダ装置112には、この発明にかかる支払支援プログラムがインストールされている。カードリーダ装置112は、式場端末111、カード会社サーバ121および招待者113からの各種要求に応じた処理をおこない、式場端末111、カード会社サーバ121および招待者113に対して処理結果を出力する。
(カードリーダ装置112の構成)
つぎに、カードリーダ装置112の構成例について説明する。図1Bは、カードリーダ装置112の構成例を示す説明図である。図1Bにおいて、カードリーダ装置112は、読取部150と、操作入力部151と、ディスプレイ152と、印字出力部153と、を有する。読取部150は、挿入されたクレジットカードのカード情報を読み取る。
クレジットカードは、磁気カードでもよいし、IC(Integrated Circuit)カードでもよい。読取部150は、クレジットカードに接触して読み取る接触型でもよいし、非接触で読み取る非接触型でもよい。また、接触型の場合、読取部150は、クレジットカードを挿入する挿入式でもよいし、スリットの一方から他方へスライドさせるスライド式でもよい。
操作入力部151は、テンキー151aと、印刷ボタン151bと、決定ボタン151cとを有する。テンキー151aは、たとえば、招待者からクレジットカードの暗証番号を受け付ける。印刷ボタン151bは、招待者から印刷の実行を受け付ける。決定ボタン151cは、表示された内容の確定を受け付ける。
ディスプレイ152は、支払先の情報や、支払人である招待者のカードの登録情報などを表示する。ディスプレイ152は、タッチパネルの機能も有する。印字出力部153は、招待者に印刷ボタン151bが操作されることにより、ディスプレイ152に表示された内容を印字した用紙を出力する。
(カードリーダ装置112のハードウエア構成の一例)
つぎに、カードリーダ装置112のハードウエアについて、その具体的な構成の一例を説明する。図2は、カードリーダ装置112のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図2において、カードリーダ装置112は、CPU211と、メモリ212と、出力部213と、入力部214と、通信IF(Interface)215と、を備える。また、カードリーダ装置112が備える各部211〜215は、バス210によってそれぞれ接続されている。
CPU211は、カードリーダ装置112の全体の制御をつかさどる。CPU211は、メモリ212が記憶する各種のプログラムやデータを用いて、カードリーダ装置112の全体の制御をつかさどる。メモリ212は、ハードディスクやフラッシュメモリなどによって実現することができる。
出力部213は、たとえば、図1Bのディスプレイ152や印字出力部153などを含む。ディスプレイは、支払に関する各種の操作画面を表示する。ディスプレイは、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。
カードリーダ装置112は、ディスプレイ152に表示された内容を所定の紙面に印字するプリンタ機能を有する。図1Bの印字出力部153は、プリンタ機能によって印字された印字紙を出力する。また、出力部213は、スピーカを含んでもよい。スピーカは、操作内容や、利用者に対する案内情報などを表示する。スピーカは、音声、アラーム音などを出力する。
入力部214は、たとえば、図1Bの読取部150や操作入力部151を含む。読取部150は、招待者が提示するクレジットカードから、カード番号等のカードの情報を読み取る。操作入力部151は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、招待者からの操作入力を受け付ける。
また、入力部214は、たとえば、タッチパネルによって実現される。タッチパネルは、ディスプレイの表示面側に積層される。タッチパネルは、指やペンなどの筆記部材が接触したことを検出した場合に、タッチパネルに対する筆記部材の接触位置に応じた電気信号を出力する。タッチパネルは、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
また、入力部214は、カメラを含んでもよい。カメラは、CPU211によって制御されて撮像対象を撮像し、画像データを生成したり、OCR(Optical Character Reader)機能を用いて撮影した文字をデータ化して入力したりすることができる。
また、入力部214は、マイクを含んでもよい。マイクは、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。マイクを用いることにより、利用者は、タッチパネルやキーボードを用いる代わりに、文字などの入力をおこなうことができる。通信IF215は、カードリーダ装置112の内部と、式場端末111やカード会社サーバ121などの外部装置とのインタフェースをつかさどる。
(式情報DB115および招待者情報DB116の記憶内容)
つぎに、図3Aおよび図3Bを用いて、図1Aに示した式場端末111が有する式情報DB115および招待者情報DB116の記憶内容について説明する。式情報DB115および招待者情報DB116は、たとえば、メモリなどの記憶部により実現される。
図3Aは、式情報DB115の記憶内容の一例を示す説明図である。図3Aにおいて、式情報DB115は、式ID(Identification)、主催者、会場、時間、および口座情報のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、式情報(たとえば、式情報300−1〜300−3)のレコードが記憶される。
式IDは、開催する結婚式毎に付される識別情報を示す。主催者は、各結婚式の主催者(たとえば、新郎)の氏名を示す。会場は、各結婚式が行われる場所を示す。時間は、各結婚式の開催日時を示す。口座情報は、金融機関コードや支店番号や口座番号などを含み、カード会社からの支払がおこなわれる入金先を示す。
たとえば、式情報300−1は、式ID「A001」、主催者「総研総太郎」、会場「3階○場」、時間「3月20日13時」、口座情報「○○○○、○○○、○○○○○○○」を示す。また、式ID「A001」以外の他の結婚式の式情報300−2,300−3についても、同様に、式情報DB115に記憶される。
式情報300は、たとえば、結婚式場のスタッフと主催者とが結婚式の打合せにおいて決定した事項や主催者が申し出た事項が入力される。たとえば、式情報300は、式場端末111を介して結婚式場のスタッフによって入力されてもよいし、主催者が有する主催者端末を介して主催者によって入力されてもよい。
図3Bは、招待者情報DB116の記憶内容の一例を示す説明図である。図3Bにおいて、招待者情報DB116は、式ID、招待者氏名、祝儀の額、住所、日付、および席番号、を有する。各フィールドに情報を設定することで、招待者情報(たとえば、招待者情報310−1〜310−5)のレコードが記憶される。
式IDは、結婚式毎に付される識別情報を示し、式情報DB115(図3A参照)に記憶される式IDに対応する。招待者氏名は、主催者が結婚式に招待する招待者の氏名を示す。祝儀の額は、招待者から主催者への祝儀の金額であり、クレジットカードによって支払われる所望の金額を示す。住所は、招待者の住所を示す。日付は、クレジットカードによって主催者の口座に祝儀が入金された日付を示す。席番号は、結婚式において各招待者が座る席の番号を示す。
祝儀の額は、カードリーダ装置112から、招待者によって入力される。また、氏名や住所は、招待者がカード番号等のカード情報を入力することにより、カード情報から特定される氏名や住所を、カード会社サーバ121から受信することにより入力されるが、これに限らず、招待者の操作により入力されてもよい。
また、日付は、クレジットカードによって主催者の口座に祝儀が入金されると、式場端末111により自動的に登録される。また、席番号は、結婚式場のスタッフと主催者とが結婚式の打合せにおいて決定され、式場端末111を介して結婚式場のスタッフや招待者によって入力されてもよいし、主催者端末から主催者によって入力されてもよい。
たとえば、招待者情報310−1は、式ID「A001」、招待者氏名「祝山太郎」、祝儀の額「¥30000」、住所「東京都…」、日付「3/20」、席番号「5」を示す。他の招待者情報310−2〜5についても、同様に、招待者情報DB116に記憶される。
(クレジットカードによって祝儀の支払がおこなわれる際の手順について)
図4Aは、クレジットカードによって祝儀の支払がおこなわれる際の手順を示す説明図である。以下の説明において示す番号は、図4Aに示す番号に対応する。図4Aに示す支払支援システム100において、(1)主催者140は、祝儀が入金される口座(個人口座141)を指定する。口座の指定は、具体的には、式情報300(図3A参照)のうちの口座情報の指定である。(2)個人口座141は、結婚式場110に通知される。これにより、式情報300(図3A参照)のうちの口座情報が式情報DB115に記憶される。
ここで、結婚式場110と、カード会社120とは、クレジットカードの加盟店契約がされていることを前提とする。加盟店契約とは、クレジットカードにより結婚式場110の支払をおこなうことが可能であるという契約である。クレジットカードによる支払は、支払人が所有するクレジットカードのカード情報に応じてカード会社120が支払を一旦立替え、後日、カード会社120から支払人に立替えた分を請求することにより、支払人から受取人に支払われることとなる。
(3)そして、結婚式場110は、カード会社120に対して、主催者140を個人加盟店として登録する旨を要求する。個人加盟店として登録する旨の要求があると、(4)カード会社120と主催者140とは、個人加盟店の契約をおこなう。カード会社120と主催者140との間で個人加盟店の契約が交わされると、式場端末111は、カード会社120から送信された個人加盟店の情報を記憶し、式場端末111のディスプレイに(5)個人加盟店の情報を表示可能とする。具体的には、式場端末111は、式情報300(図3A参照)のうちの口座情報を登録し、個人加盟店の情報としての口座情報を表示可能とする。
(6)そして、式場端末111は、カードリーダ装置112に個人加盟店情報の設定をおこなうことが可能となる。個人加盟店(支払先)が設定されると、(7)カード会社120は、主催者140の主催者端末に口座情報等の設定を確認するための設定確認メールを送信する。主催者がメールの内容を確認して、誤り等がなければ、設定された内容が確定する。一方で、メールの内容に誤り等があれば、主催者が修正することにより、または、主催者140から結婚式場110やカード会社120にその旨を通知することにより、設定内容が変更される。
(8)結婚式の当日に、招待者113がクレジットカード114を持参して結婚式場110を訪れて、結婚式場110に設けられるカードリーダ装置112にクレジットカード114を挿入して、所定の操作をおこなうことによって、祝儀の支払手続が開始される。
また、カードリーダ装置112における祝儀の支払手続が開始されると、(9)カードリーダ装置112は、祝儀の額に相当する支払データ(売上票)をカード会社120に送信する。(10)そして、カード会社120は、主催者140の個人口座141に祝儀の支払いをおこなうとともに、(11)主催者140に入金の内容を示す明細書を送付する。
(12)また、カードリーダ装置112では、祝儀の支払手続が完了すると、祝儀の支払がおこなわれた旨を示す支払証明書401を出力する。そして、招待者113は、支払証明書401を祝儀袋402に収納して、主催者140に提示することができる。
このようにして、支払支援システム100では、招待者113は、現金を用いずに、クレジットカードによって祝儀を主催者140に支払うことが可能である。
(支払支援システム100の機能的構成)
図4Bは、支払支援システム100の機能的構成を示す説明図である。図4Bにおいて、支払支援システム100は、式場端末111と、カードリーダ装置112と、カード会社サーバ121と、を有する。カードリーダ装置112は、受付部411と、取得部412と、要求部413と、出力部414と、記憶部420と、を有する。
受付部411と、取得部412と、要求部413と、出力部414とは、たとえば、カードリーダ装置112のメモリに記憶されたプログラムをCPUに実行させることにより、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、たとえば、カードリーダ装置112のメモリなどの記憶装置に記憶される。また、記憶部420は、カードリーダ装置112のメモリなどの記憶装置によって実現される。
記憶部420は、所定の機関を介して支払人が受取人に支払う支払先を示す情報を記憶する。所定の機関は、たとえば、与信取引をおこなう与信機関であるが、銀行等の金融機関であってもよい。与信取引は、支払人が支払う金額をカード会社120が立て替えて支払い、後日、支払人がカード会社120に返済する取引である。与信機関は、たとえば、カード会社120である。与信機関を介する支払は、たとえば、クレジットカードによる取引である。受取人は、イベントを主催する主催者である。イベントは、たとえば、結婚式であるが、これに限らず、葬式や募金や寄付などのイベントでもよい。結婚式における主催者は、新郎新婦のいずれかである。
また、主催者は、たとえば、与信機関において加盟店として登録されているものとする。加盟店は、商品の譲渡やサービスの提供に対する対価を、クレジットカードの提示によってカード会社120から支払を受ける店舗である。登録される加盟店は、たとえば、個人加盟店とする。たとえば、加盟店としての主催者は、形式的には、招待者からのクレジットカードの提示により、結婚式におけるサービスの提供に対する対価(祝儀)がカード会社120から支払われる店舗に相当する。
加盟店の登録をおこなう手続は、たとえば、結婚式場110がカード会社120に依頼することによっておこなわれる。また、カード会社120と主催者140との間で個人加盟店の契約がおこなわれる。
また、支払先を示す情報は、主催者の口座情報そのものでもよいし、式情報300(図3A参照)でもよく、具体的には、口座情報に対応付けられる主催者の氏名の情報や、結婚式の会場の情報や、結婚式の時間の情報を含んでもよい。支払先を示す情報は、具体的には、加盟店として登録された主催者の個人口座の情報である。支払人は、たとえば、結婚式であれば招待者である。
また、記憶部420は、式情報300(図3A参照)や招待者情報310(図3B参照)を記憶する。式情報300は、たとえば、式場端末111から入力される。また、招待者情報310のうち、氏名や席番号については式場端末111から入力され、祝儀の額については招待者から操作入力され、住所についてはカード会社サーバ121から入力され、日付についてはカードリーダ装置112が有する時計機能によって入力される。なお、記憶部420は、カードリーダ装置112に含まれるが、カードリーダ装置112に含まれずに、式場端末111や、カード会社サーバ121に含まれることとしてもよい。
受付部411は、主催者が開催するイベントの会場においてカード会社120を介して主催者に支払う所望の金額を招待者本人から受け付ける。所望の金額は、招待者の意思に基づく任意の金額であり、結婚式における祝儀の額である。なお、葬式の場合には、所望の金額は、香典の額である。また、受付部411が所望の金額を招待者から受け付ける際に、カードリーダ装置112は、主催者の氏名の情報や、結婚式の会場の情報や、結婚式の時間の情報を招待者に提示し、招待者に支払先を確認させる。
取得部412は、カード会社120を介して招待者が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得する。カード情報は、たとえば、カードリーダ装置112が有する所定の読取部から読み取られることによって取得されるが、これに限らず、通信によって取得されることとしてもよい。カードは、たとえば、クレジットカードであるが、デビットカードやプリペイドカードであってもよい。なお、各カードは、決済の時期が異なり、具体的には、クレジットカードの場合は事後決済であり、デビットカードの場合は即時決済であり、プリペイドカードの場合は事前決済である。カード情報は、たとえば、クレジットカードの番号、有効期限、氏名などを含む。
要求部413は、記憶部420に記憶された支払先の情報が示す支払先に、カード情報に応じた所望の金額の支払を実行する旨の要求をカード会社120(カード会社サーバ121)におこなう。要求部413による要求は、たとえば、招待者による実行開始の操作指示によっておこなわれる。カード会社120は、当該要求があると、祝儀の額に相当する分のクレジットカードの利用が可能な場合に、主催者の口座に祝儀を支払う。具体的には、たとえば、カード会社120は、クレジットカードの月々の利用可能な金額を示す与信枠のうち、祝儀の金額分の空きがある場合にその金額分を決済用に確保するとともに、主催者の口座に祝儀を支払う。これにより、主催者は、祝儀の金額を得ることができる。
また、記憶部420は、主催者毎に異なる支払先を示す複数の情報を記憶する。主催者毎に異なる支払先を示す複数の情報は、たとえば、同一の結婚式場において、複数の結婚式が開催される場合における複数の主催者毎の支払先を示す情報である。受付部411は、結婚式場において、記憶部420に記憶される複数の情報が示す複数の支払先のうちのいずれかの支払先を招待者から受け付ける。受付部411は、招待者に提示した複数の支払先の中から招待者が一の支払先を選択することにより、いずれかの支払先を受け付ける。
要求部413は、受付部411によって受け付けられた支払先に、カード情報に応じた祝儀の金額の支払をカード会社120(カード会社サーバ121)に要求する。これにより、カード会社120は、当該要求があると、受け付けられた支払先にカード情報に応じて祝儀を支払うことができる。
要求部413は、所定の機関を介して支払人が受取人に支払う支払先に、支払人のカード情報に応じた所望の金額の支払いを実行する旨の要求を所定の機関におこなう。カードは、クレジットカード、銀行キャッシュカードまたはプリペイドカードのいずれでもよい。ここで、各カードを用いた場合における要求部413の具体的な処理について以下に説明する。
カードをクレジットカードとした場合、要求部413は、カード情報に応じた祝儀の金額の支払いをカード会社120(カード会社サーバ121)に要求する。また、カードを銀行キャッシュカードとした場合、要求部413は、カード情報に応じた祝儀の金額の支払いを不図示の銀行(銀行サーバ)に支払人の口座から受取人の口座へ入金するように要求する。
また、カードをプリペイドカードとした場合、要求部413は、支払人のプリペイドカードから減額し、カード情報に応じた祝儀の金額の支払いを不図示の銀行(銀行サーバ)に受取人の口座へ入金するように要求する。以上により、カード会社120または銀行は、要求部413からの要求があると、受け付けられた支払先にカード情報に応じた祝儀を支払うことができる。
また、異なるクレジットカードが使用される複数の異なるカード会社120が存在する場合、要求部413は、取得部412によって取得されたカード情報に対応するカード会社120に祝儀の金額の支払を要求すればよい。
また、出力部414は、要求部413の要求によって主催者に支払われた支払結果を出力する。支払結果は、支払先としての主催者、祝儀の金額、日時などの情報を含み、ディスプレイに表示出力される。また、出力部414は、支払結果を印字出力する。印字出力した用紙は、支払証明書として用いることが可能である。招待者は、支払証明書を祝儀袋(葬式の場合は香典袋)に入れて、儀式的に主催者に提出することができる。
ここで、一般的に、主催者は、結婚式後に招待者に対して礼状や年賀状などを送付するため、招待者の住所情報を入手するが、本実施の形態にかかる、住所情報の入手について説明する。カード情報は、招待者の住所を特定する情報を含む。招待者の住所を特定する情報は、たとえば、カード会社120において、招待者の住所情報に対応付けられている情報であり、カード番号、氏名、生年月日の情報を含む。受付部411は、住所を主催者に通知するか否かの選択を受け付ける。
出力部414は、受付部411によって受け付けられた選択結果に応じて、カード情報によって特定される住所を主催者に通知可能に出力する。主催者に通知可能に出力するとは、たとえば、主催者が有する主催者端末や式場端末111に送信して、各端末において表示させることであり、表示させる際に、アラーム等で通知してもよいし、主催者端末からの閲覧要求があった場合に通知してもよい。
また、受付部411は、カード会社120を介して招待者に支払われた祝儀の金額の返済態様を、一括の返済態様とするか、または一括の返済態様とは異なる返済態様とするかを招待者から受け付ける。一括の返済態様は、所定の支払期日に招待者の口座から全額を引落すことである。また、一括の返済態様とは異なる返済態様は、たとえば、祝儀の金額を分割して支払う分割払いや、毎月予め指定した一定額を返済するリボルビング払いがある。
また、カード情報は、招待者を特定する情報を含む。招待者を特定する情報は、招待者の氏名を特定する情報であり、たとえば、カード会社120において、カード番号や生年月日の情報を含む。出力部414は、カード情報によって特定される招待者が結婚式に出席したことを主催者に通知可能に出力する。
また、記憶部420は、招待者毎に応じたイベントに関する情報を記憶する。招待者毎に応じたイベントに関する情報は、たとえば、招待者の席までの案内図を含む席の情報であるが、招待者へのメッセージや、招待者毎にお礼の品が異なる場合にはお礼の品を示す情報なども含む。
出力部414は、記憶部420に記憶される招待者毎に応じたイベントに関する情報の中から、カード情報によって特定される招待者に応じたイベントに関する情報を出力する。たとえば、出力部414は、招待者毎の席情報として、たとえば、招待者が座る席番号、会場までの案内図の情報や、席の配置図の情報を出力する。出力部414は、これらの情報を表示画面に表示し、印字出力することも可能である。
(式場端末111の表示画面例)
図5Aは、式場端末111のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その1)である。図5Aの表示画面510は、カードリーダ装置112に登録する支払先設定画面を示す。表示画面510には、式場情報や、主催者情報が入力可能に表示されている。式場情報は、開催する会場を示す場所と、開催日時を示す時間とを含み、それぞれ、結婚式場のスタッフと主催者との打合せに基づく内容が入力される。式場情報は、式情報DB115(図3A参照)の式情報300のうち、主催者と、会場と、時間と、に対応する内容である。
主催者情報は、招待者113からの祝儀がクレジットカードによる支払手続がおこなわれた際に入金される口座を示し、具体的には、名義人と、銀行口座と、有効時間とを含む。名義人は、主催者である。銀行口座は、金融機関と、支店名と、口座番号とを含み、それぞれ、主催者からの申し出に基づく内容が入力される。主催者情報は、式情報DB115(図3A参照)の式情報300のうち、主催者と、口座情報と、に対応する内容である。
有効時間は、たとえば、招待者がクレジットカードにより祝儀を支払うことが可能な期間を示す。登録ボタン511が選択されると、表示画面510に示した内容が、カードリーダ装置112に登録される。図5Aにおいては、主催者が「総研総太郎」の結婚式における支払先設定画面を示したが、他の主催者についても同様に、支払先設定画面から登録がおこなわれる。これにより、カードリーダ装置112には、結婚式場内において、複数の結婚式が開催される場合における複数の主催者毎の式情報300(図3A参照)を記憶することができる。
(カードリーダ装置112の表示画面例)
図5Bは、カードリーダ装置112のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その1)である。図5Bの表示画面520は、招待者が参加する結婚式を選択する画面を示す。表示画面520には、式情報DB115(図3A参照)の式情報300のうち、主催者と、会場と、時間に対応する内容が表示されている。招待者が該当するものをタッチパネルにより選択するか、該当する番号を選択して決定ボタン151cを操作すると、図5Cに示す祝儀を納める画面に移行する。
図5Cは、カードリーダ装置112のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その2)である。図5Cの表示画面530は、招待者がクレジットカードにより祝儀を支払う際の手続中の画面を示す。表示画面530には、祝儀の金額と、主催者情報(受取人情報)と、招待者情報(支払人情報)とが表示されている。祝儀の金額は、招待者がテンキー151aを操作することによって入力される。主催者情報は、表示画面520(図5B参照)において招待者が選択した主催者の支払先に関する情報である。招待者情報は、クレジットカードのカード情報により特定される内容であり、招待者の氏名や、カード番号や、住所を含む。
また、表示画面530は、住所について、主催者に提示を許可するか否かの質問表示がされており、招待者がタッチパネルで選択するか、招待者がテンキー151aの「1」か「2」を操作することにより、住所の提示の可否を選択することができる。また、表示画面530は、返済態様について、いずれの返済態様とするかの質問表示がされており、招待者がタッチパネルで選択するか、招待者がテンキー151aの「1」か「2」を操作することにより、1回払いの返済態様か、複数回払いの返済態様を選択することができる。また、招待者が印刷ボタン151bを操作すると、カードリーダ装置112は、表示画面520に表示される祝儀の額に応じた内容を印字出力する。
(カードリーダ装置112による印字例)
図5Dは、カードリーダ装置112による印字例を示す説明図である。図5Dの支払証明書401は、クレジットカードによって招待者から主催者に祝儀が支払われた旨を示す。招待者が支払証明書401を祝儀袋402(図4A参照)に入れて、主催者に提示することもできる。
(式場端末111の表示画面例)
図5Eは、式場端末111のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図(その2)である。図5Eの表示画面550は、クレジットカードによって主催者に祝儀を支払った招待者および祝儀の額の一覧を示す。なお、表示画面550は、式場端末111に限らず、主催者が有する主催者端末において閲覧可能としてもよい。
表示画面550には、招待者と、祝儀の額と、住所と、日付とが表示されている。招待者は、クレジットカードによって祝儀を支払った招待者である。祝儀の額は、クレジットカードによって支払った金額である。住所は、招待者の住所であり、たとえば、カード情報によって特定することが可能であり、表示画面530(図5C参照)において招待者が住所の提示に了承する選択をおこなうことによって転用される。日付は、招待者が祝儀をカード決済した日付を示す。表示画面550に表示される情報は、招待者情報DB116(図3B参照)の招待者情報310のうち、招待者氏名と、祝儀の額と、住所と、時間と、に対応する内容である。
(カードリーダ装置112の情報登録処理手順)
図6は、カードリーダ装置112の情報登録処理手順の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、カードリーダ装置112は、式場端末111から式情報の登録要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS601)。カードリーダ装置112は、式場端末111から式情報の登録要求を受け付けるまで待つ(ステップS601:No)。
そして、カードリーダ装置112は、式場端末111から式情報の登録要求を受け付けた場合(ステップS601:Yes)、式情報DB115(図3A参照)に式情報300を登録する(ステップS602)。そして、カードリーダ装置112は、受け付けた情報に招待者情報が含まれるか否かを判断する(ステップS603)。
カードリーダ装置112は、受け付けた情報に招待者情報(招待者氏名と席番号)が含まれない場合(ステップS603:No)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。カードリーダ装置112は、受け付けた情報に招待者情報(招待者氏名と席番号)が含まれる場合(ステップS603:Yes)、招待者情報DB116に招待者情報310(招待者氏名と席番号)を登録し(ステップS604)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
(カードリーダ装置112の支払支援処理手順)
図7は、カードリーダ装置112の支払支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、カードリーダ装置112は、クレジットカードが挿入されたか否かを判断する(ステップS701)。カードリーダ装置112は、クレジットカードが挿入されるまで待つ(ステップS701:No)。
そして、カードリーダ装置112は、クレジットカードが挿入された場合(ステップS701:Yes)、クレジットカードのカード情報を読み取る(ステップS702)。そして、カードリーダ装置112は、支払先を提示する(ステップS703)。支払先を提示する画面は、たとえば、表示画面520(図5B参照)である。
つぎに、カードリーダ装置112は、支払先(主催者)や、祝儀の金額、住所提供の可否、返済態様等を受け付ける(ステップS704)。これらを受け付ける画面は、たとえば、表示画面530(図5C参照)である。
そして、カードリーダ装置112は、与信取引の実行を受け付けたか否かを判断する(ステップS705)。与信取引の実行を受け付けるとは、たとえば、表示画面530(図5C参照)において、決定ボタン151cが選択されることである。カードリーダ装置112は、与信取引の実行を受け付けない場合(ステップS705:No)、ステップS704に移行する。
カードリーダ装置112は、与信取引の実行を受け付けた場合(ステップS705:Yes)、カード会社サーバ121に与信取引の実行を要求する(ステップS706)。そして、カードリーダ装置112は、カード会社サーバ121から与信取引の実行結果を受信する(ステップS707)。そして、カードリーダ装置112は、招待者毎のイベントに関する情報として、招待者の席や会場の案内を通知する(ステップS708)。
また、カードリーダ装置112は、主催者の主催者端末や式場端末111に、招待者が結婚式に出席した旨の情報を送信する(ステップS709)。これにより、主催者端末や式場端末111において、主催者や結婚式場のスタッフに、招待者が結婚式に出席した旨を通知することができる。
つぎに、カードリーダ装置112は、印刷の実行を受け付けたか否かを判断する(ステップS710)。カードリーダ装置112は、印刷の実行を受け付けない場合(ステップS710:No)、ステップS712に移行する。カードリーダ装置112は、印刷の実行を受け付けた場合(ステップS710:Yes)、祝儀を納めた旨を示す支払証明書401(図5D参照)の印刷を実行する(ステップS711)。
つぎに、カードリーダ装置112は、手続終了か否かを判断する(ステップS712)。手続終了は、所定時間の経過や、招待者によって終了を示す操作入力がおこなわれることである。カードリーダ装置112は、手続終了ではない場合(ステップS712:No)、ステップS710に移行する。カードリーダ装置112は、手続終了である場合(ステップS712:Yes)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態にかかるカードリーダ装置112は、結婚式場において祝儀の金額を招待者から受け付けて、カード会社120にカード情報に応じた祝儀の金額の支払を実行させて、支払結果を出力する。これにより、結婚式において、招待者は、現金を用意しなくても、結婚式場にクレジットカードを持参して、当該クレジットカードにより祝儀の金額を支払うことができる。また、当日に新札の現金で高額な祝儀を用意できない場合でも、クレジットカードによって祝儀の金額を支払うことができる。
また、結婚式の開始前に受付手続をおこなう際には、受付員は、現金を扱わないで済むことから、現金の管理にかかる労力の軽減を図ることができる。さらに、祝儀の紛失に伴うトラブルを防止することができる。また、招待者は、受付手続において現金を提示せずに済むため、受付手続の簡素化や受付手続にかかる時間の短縮化を図ることができ、受付手続にかかる負担を軽減することができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112は、主催者がカード会社120において加盟店として登録される。言い換えれば、主催者は、結婚式におけるサービスの提供に対する招待者からの対価(祝儀)を、クレジットカードによりカード会社120から受け取る加盟店として登録される。また、本実施の形態では、支払先を、加盟店として登録された主催者の口座とした。このため、主催者を支払先としたカード決済をおこなう仕組みを簡単に構築できる。
また、仮に、招待者が主催者の口座宛に直接振込をおこなうこととすると、主催者から招待者に振込先の口座を知らせたり、招待者に口座番号を入力させたりするなど、手間となり、負担になるおそれがある。本実施の形態では、このような負担を軽減し、祝儀の支払を簡単におこなうことができる。
また、同一の結婚式場において複数の結婚式が開催される場合には、カードリーダ装置112は、それぞれ異なる支払先のうち招待者からの選択に応じた支払先に、祝儀の金額の支払を実行する旨の要求をカード会社120におこなうこととした。
これにより、同一の結婚式場において複数の結婚式が開催される場合でも、各結婚式の招待者がそれぞれ所望の主催者宛に祝儀の支払いをおこなうことができる。また、結婚式場は、複数の結婚式が開催される場合でも、一のカードリーダ装置112を用意しておくだけで、祝儀の支払手続をおこなわせることができる。このため、結婚式場では、カードリーダ装置112の購入や維持にかかる負担を軽減することができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112によれば、支払結果を印字出力するため、印字した用紙を支払証明書として祝儀袋に入れることにより、主催者に祝儀袋を提示することができる。これにより、招待者は、主催者に、儀式的に祝儀の贈呈をおこなうことができる。また、主催者は、自身の口座への入金を確認しなくても、祝儀を受領したことを把握することができる。
また、カードリーダ装置112は、カード情報から特定できる住所を主催者に通知するか否かの選択を受け付け、選択結果に応じて主催者に住所を通知可能に出力することとした。これにより、招待者は、主催者へ住所を通知するにあたり、住所を記入したり、操作入力したりせずに済むため、住所の入力を簡略化することができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112は、カード会社120を介して主催者に支払われた祝儀の金額の返済態様を、一括の返済態様とするか、または他の返済態様とするかを招待者から受け付けることとした。これにより、高額な祝儀の金額を分割払いやリボルビング払いの返済態様とすることができるため、祝儀の金額の支払にかかる招待者の負担を軽減させることができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112は、カード情報によって特定される招待者が結婚式に出席したことを主催者に通知可能に出力する。これにより、主催者は、自ら招待者の出欠の確認をおこなわなくても、当日の招待者の出席状況を把握することができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112は、招待者毎に応じたイベントに関する情報の中から、カード情報によって特定される招待者に応じたイベントに関する情報を出力する。これにより、たとえば、結婚式における席の案内など、招待者毎に応じた情報を通知することができる。
また、本実施の形態にかかるカードリーダ装置112によれば、受付員による受付手続自体をおこなわなくても、主催者は、招待者の出席状況や祝儀の金額を把握することができる。また、結婚式場では、カードリーダ装置112によるサービスの提供により、結婚式場の宣伝広告活動をおこなうことができる。
本実施の形態では、支払支援装置として、結婚式における祝儀の支払をおこなうカードリーダ装置112に適用した場合について説明したが、これに限らず、葬式のイベントや募金や寄付などのイベントなど、支払人が支払う所望の金額をカードによって支払うことができるカードリーダ装置に適用することができる。
なお、本実施の形態で説明した支払支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。支払支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータによって記憶媒体から読み出されることによって実行される。また、支払支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
以上のように、この発明にかかる支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムは、支払をおこなう、支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムに有用であり、特に、イベントにおいて支払人が支払う所望の金額をカードによって支払う、支払支援装置、支払支援方法、および支払支援プログラムに適している。
100 支払支援システム
111 式場端末
112 カードリーダ装置
115 式情報DB
116 招待者情報DB
121 カード会社サーバ
141 個人口座
150 読取部
151 操作入力部
152 ディスプレイ
153 印字出力部
210 バス
211 CPU
212 メモリ
213 出力部
214 入力部
215 通信IF
300 式情報
310 招待者情報
401 支払証明書
411 受付部
412 取得部
413 要求部
414 出力部
420 記憶部

Claims (9)

  1. 受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付ける受付部と、
    前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得する取得部と、
    前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこなう要求部と、
    前記要求部の要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする支払支援装置。
  2. 前記受取人は、前記所定の機関において加盟店として登録され、
    前記支払先は、前記加盟店として登録された前記受取人の口座である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の支払支援装置。
  3. 前記受付部は、前記イベントの会場において、受取人毎に異なる複数の支払先のうちのいずれかの支払先を前記支払人から受け付け、
    前記要求部は、前記受付部によって受け付けられた支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこなう、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の支払支援装置。
  4. 前記出力部は、前記支払結果を印字出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の支払支援装置。
  5. 前記支払人のカード情報は、前記支払人の住所を特定する情報を含み、
    前記受付部は、前記支払人の住所を前記受取人に通知するか否かの選択を受け付け、
    前記出力部は、前記受付部によって受け付けられた選択結果に応じて、前記支払人のカード情報によって特定される前記支払人の住所を前記受取人に通知可能に出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の支払支援装置。
  6. 前記支払人のカード情報は、前記支払人を特定する情報を含み、
    前記出力部は、前記支払人のカード情報によって特定される支払人がイベントに出席したことを前記受取人に通知可能に出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の支払支援装置。
  7. 前記出力部は、前記支払人毎に応じたイベントに関する情報の中から、前記支払人のカード情報によって特定される支払人に応じたイベントに関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の支払支援装置。
  8. 受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付け、
    前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得し、
    前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこない、
    前記要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする支払支援方法。
  9. 受取人が開催するイベントの会場において、所定の機関を介して前記受取人に支払う所望の金額を支払人から受け付け、
    前記所定の機関を介して前記支払人が支払をおこなうことが可能なカードのカード情報を取得し、
    前記所定の機関を介して前記支払人が前記受取人に支払う支払先に、前記支払人のカード情報に応じた前記所望の金額の支払を実行する旨の要求を前記所定の機関におこない、
    前記要求によって前記受取人に支払われた支払結果を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする支払支援プログラム。
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