JP2019003022A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の使用履歴によるクリーニング性能の低下を抑制可能なクリーニング装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】用紙に転写するトナー画像を担持する感光体ドラム41の回転軸と平行な回転軸を有し、感光体ドラムに接触しながら回転するとともに、感光体ドラムへの潤滑剤の供給又は感光体ドラム上のトナーの清掃除去を行うブラシ461と、ブラシ461に接触して感光体ドラム41に対するブラシの擦過力を回復させるブラシ修復機構463と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、クリーニング装置及び画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、トナー像が形成される像担持体(例えば、感光体ドラム等)の表面上にクリーニングブレード等を摺接させることにより、像担持体の表面上に付着した残留トナー等の付着物を除去(クリーニング)する技術が知られている。
また、クリーニングブレード等により像担持体をクリーニングする際に、トナーの像担持体への付着力を低下させ、クリーニング性能を上げるために、潤滑剤を塗布して像担持体に付着させる技術が用いられている。
潤滑剤の塗布には、例えば、固形滑剤と、像担持体の表面及び固形滑剤に当接しながら回転するブラシと、が用いられている。ブラシは、回転することで固形滑剤から削り取った潤滑剤を、像担持体表面に均一に塗布するものである。
また、ブラシは像担持体表面を擦過することにより、像担持体表面をクリーニングする働きを有する。これにより、クリーニングブレードに到達する残留トナーの量を減少させ、クリーニングブレードによるクリーニング性能をさらに向上させることができる。
しかしながら、画像形成装置の使用環境や使用履歴によっては、ブラシに付着したトナーや潤滑剤等の付着物によって、ブラシ表面のブラシ毛が所謂毛倒れを起こす場合がある。これにより、ブラシの毛倒れが発生した箇所において像担持体への擦過力が低下し、トナーの除去力及び潤滑剤の塗布力にムラが生じてしまう。その結果、クリーニングブレードによるクリーニング性能が低下し、像担持体の減耗量が増大する。
このような問題に対処するため、特許文献1には、ブラシに押圧部材を当接させ、毛倒れが生じていない部分にも毛倒れを生じさせる技術が開示されている。これにより、ブラシ毛の毛倒れの有無による像担持体への擦過力の差が低減され、トナーの除去ムラ及び潤滑剤の塗布ムラが抑制される。
特開2007−271944号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、毛倒れのムラは抑制されるが、ブラシ全体に毛倒れを生じさせる構成であるため、ブラシ全体として像担持体への擦過力が低下し、かえって像担持体の耐久劣化は加速してしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、画像形成装置の使用履歴による像担持体に対するクリーニング性能の低下を抑制可能なクリーニング装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のクリーニング装置は、
用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体の回転軸と平行な回転軸を有し、前記像担持体に接触しながら回転するとともに、前記像担持体への潤滑剤の供給又は前記像担持体上のトナーの清掃除去を行うブラシと、
前記ブラシに接触して前記像担持体に対する前記ブラシの擦過力を回復させるブラシ修復機構と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、
前記ブラシ修復機構は、前記ブラシの一部をせん断することで擦過力を回復させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクリーニング装置において、
前記ブラシ修復機構は、前記像担持体に対する前記ブラシの擦過力が所定値を下回ると機能し、前記ブラシの擦過力が回復して所定値を上回ると機能停止するように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のクリーニング装置において、
前記ブラシ修復機構は、
前記ブラシの回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシの回転軸と平行な回転軸を有し、前記ブラシに接触しながら回転する回転部材と、
前記回転部材の表面に配置された、前記ブラシよりも高剛度の針状突起と、
前記回転部材に、前記ブラシの回転軸の回転方向と同一方向の回転トルクを付与するトルク付与部と、を備え、
前記針状突起が前記ブラシと接触することで前記ブラシの擦過力を回復させる
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のクリーニング装置において、
前記針状突起は、その高さが、前記回転部材の回転軸の回転方向と反対方向に向かうに従い高くなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のクリーニング装置において、
ユーザーが前記回転部材に付与する回転トルクの変更を指示するための操作部を備え、
前記トルク付与部は、前記操作部によるユーザーからの指示に応じて、前記回転部材に付与する回転トルクを変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4から6のいずれか一項に記載のクリーニング装置において、
画像形成動作に影響する所定の環境情報を取得する取得部を備え、
前記トルク付与部は、前記取得部により取得された環境情報に応じて、前記回転部材に付与する回転トルクを変更することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクリーニング装置において、
前記ブラシに接触する機能部品を備え、
前記ブラシ修復機構は、前記機能部品に備えられ、当該機能部品の使用による変動に応じて、前記ブラシの擦過力を回復させる機能が発現する
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のクリーニング装置において、
前記機能部品は、前記像担持体の回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシに当接する固形滑剤であり、
前記ブラシ修復機構は、前記固形滑剤の内部又は端面に配置され、前記ブラシよりも高剛度のせん断部材を備え、
前記せん断部材の前記ブラシと対向する部分が、突起形状となっている
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載のクリーニング装置において、
前記機能部品は、前記像担持体の回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシに当接する固形滑剤であり、
前記ブラシ修復機構は、前記固形滑剤の内部に配置され、前記ブラシよりも高剛度の針状部材を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の画像形成装置は、
用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、
請求項1から10のいずれか一項に記載のクリーニング装置と、を備える
ことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の使用履歴による像担持体に対するクリーニング性能の低下を抑制可能なクリーニング装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 画像形成部の概略構成を示す図である。 第1実施形態に係るブラシ修復機構の概略構成を示す図である。 ブラシ毛の擦過力向上の概念図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態におけるブラシ修復機構の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るブラシ修復機構の概略構成を示す図である。 ブラシ修復機構の変形例を示す図である。 ブラシの耐久よるクリーニング性能の低下を説明する図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の画像形成装置に係る第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は自動原稿搬送部2と、スキャナー部3と、画像形成部4と、給紙部5と、記憶部6と、操作表示部7と、温湿度検出部8と、制御部10と、を備えて構成されている。
自動原稿搬送部2は、原稿Dを載置する載置トレイ、原稿Dを搬送する機構及び搬送ローラー等を備えて構成され、原稿Dを所定の搬送路に搬送する。
スキャナー部3は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送路を搬送された原稿D又はプラテンガラスに載置された原稿Dに光源を照射し、反射光を受光する。また、スキャナー部3は、受光した反射光を電気信号に変換して制御部10に出力する。
画像形成部4は、イエロー作像部Yと、マゼンタ作像部Mと、シアン作像部Cと、ブラック作像部Kと、定着装置Fと、を備えて構成されている。
図3は、画像形成部4の概略構成を示す図である。
各作像部は、図3に示すように、図中a方向に回転駆動されるドラム状の感光体ドラム41(像担持体)と、この感光体ドラム41の表面を一様に帯電させる帯電装置42と、この帯電装置42により帯電された感光体ドラム41の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置43と、この露光装置43により形成された静電潜像を、トナーを含む現像剤を用いて可視像化する現像装置44と、感光体ドラム41上に形成されたトナー画像を用紙に転写する転写装置45と、転写領域を通過した感光体ドラム41上のトナーを除去するクリーニング装置46と、を備え、感光体ドラム41上に形成されたトナー画像を図中b方向に移動する中間転写ベルト451に1次転写する。
中間転写ベルト451に転写されたトナー画像は、2次転写ローラー48によって記録材に転写され、その後定着装置Fに搬送され、記録材上に定着される。
感光体ドラム41は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなり、感光層を構成する樹脂として、例えばポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
帯電装置42としてはコロトロン帯電器を用い、感光体ドラム41を一定の電位に帯電する。なお、帯電ローラーの方が感光体ドラム41を均一に一定の電位に帯電させることができる点で好ましいが、帯電装置42には、帯電ローラーやスコロトロン帯電器などを用いることも可能である。
帯電装置42による帯電後、レーザー等の露光装置43により感光体ドラム41の表面には静電潜像が形成される。
現像装置44は、感光体ドラム41と現像領域を介して対向するよう配置された現像スリーブ441を備えている。この現像スリーブ441には、例えば、帯電装置42の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置42の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加され、これにより、露光装置43によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
現像装置44により感光体ドラム41上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト451との間で形成される転写装置45に運ばれる。転写装置45では、転写ローラー452にトナーと逆極性の電圧が印加されており、感光体ドラム41上のトナー画像は中間転写ベルト451上に転写される。
転写装置45で中間転写ベルト451上に転写されずに感光体ドラム41上に残ったトナーは、クリーニング装置46によって回収される。
クリーニング装置46は、ブラシ461と、固形滑剤462と、ブラシ修復機構463と、クリーニングブレード464と、を備えて構成される。
ブラシ461は、表面に例えばポリエステルやナイロン等からなるブラシ毛461bを有し、固形滑剤462と感光体ドラム41の両方に当接するように設置される。ブラシ461は、感光体ドラム41の回転軸と平行な回転軸を有し、感光体ドラム41との接点においてその表面が感光体ドラム41の表面の進行方向と同じ向きに進行する方向(cの方向:ウィズ方向)に回転する。この時、ブラシ461は、固形滑剤462から削り出した滑剤粒子を感光体ドラム41に供給し、当接圧によって滑剤粒子を感光体ドラム41上に延展塗布するとともに、感光体ドラム41上に残留したトナーを除去する役割も担っている。
固形滑剤462の材料としては、感光体ドラム41表面に塗布可能でその表面エネルギーを低下させてトナーと感光体ドラム41の付着力を低減できる材料を選択する。例として脂肪酸金属塩、フッ素系樹脂等が挙げられ、これらは単独または2種類以上を混合して用いることもできる。特に、脂肪酸金属塩が好ましい。脂肪酸金属塩としては、脂肪酸としては、直鎖状の炭化水素が好ましく、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等が好ましく、ステアリン酸が一層好ましい。金属としては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、アルミニウム、セリウム、チタン、鉄などが挙げられる。これらの中で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉄などが好ましく、とくに、ステアリン酸亜鉛がもっとも好ましい。上記の材料を溶融して成形する、若しくは上記材料の粒子を圧縮成型することで、ブラシ461で削り出すことが可能な形状に整え、固形滑剤462として使用する。本実施形態においては、固形滑剤462してステアリン酸亜鉛を使用するものとする。
ブラシ461の回転方向において、ブラシ461と感光体ドラム41との接点の上流側には、ブラシ修復機構463が配置されている。
図4は、第1実施形態に係るブラシ修復機構463の概略構成図である。ブラシ修復機構463は、図4(A)に示すように、修復ローラー463a、回転軸463b、バネ463c、支持部材463d、トルク付与部453e(図2参照)を備えて構成される。
修復ローラー463aは、その内部にブラシ461の回転軸と同軸となる回転軸463bが挿通され、支持部材463dを介してバネ463cの付勢力によりブラシ461に当接されている。さらに、修復ローラー463aには、トルク付与部453eによって、ブラシ461との接点においてその表面がブラシ461の表面の進行方向と逆向きに進行する方向(dの方向:カウンター方向)に回転するように、回転トルクが付与されている。
また、修復ローラー463aは、その表面に針状突起nを有する。図4(B)は、ブラシ461及び修復ローラー463aを軸方向から眺めた断面図である。
針状突起nはブラシ461よりも剛性の高い部材から構成され、図4におけるブラシ461との接点に対して、修復ローラー463aの回転方向の上流側程、突起高が高くなるように構成されている。
針状突起nは、詳しくは後述するが、ブラシ461に接触することでブラシ毛461bをせん断することにより、ブラシ461の感光体ドラム41への擦過力を回復させる。
回転軸463bは、その一端にトルク付与部463eと連結するためのDカット加工が施され、修復ローラー463aの内側に配置され、当該端部が支持部材463dによって支持されている。
支持部材463dはその一端が固定軸によって画像形成装置1の筐体に固定され、他端はバネ463cによって修復ローラー463aに近付く方向に付勢されている。
感光体ドラム41の回転方向aにおいて、ブラシ461の下流側には、クリーニングブレード464が感光体ドラム41に当接されている。クリーニングブレード464は、ブラシ461により回収されずに感光体ドラム41上に残留したトナーを除去する。クリーニングブレード464としては、例えば、弾性体からなる平板状のブレードを用いることができる。
以上のようにして、クリーニング装置46により表面のトナーが回収された感光体ドラム41は、再び帯電装置42により帯電され、次の静電潜像が形成されトナー画像を形成することを繰り返す。
給紙部5は、複数の給紙トレイ51〜53を備えて構成され、各給紙トレイ51〜53に種類の異なる複数の用紙Pを収容する。給紙部5は、所定の搬送路により収容される用紙Pを画像形成部4に給紙する。
記憶部6は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部10から読み書き可能に記憶する。また、後述する印刷条件に応じた滑剤塗布ブラシ471の回転速度の速度補正係数等を記憶する。
操作表示部7は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、表示部71及び操作部72を有する。
表示部71は、制御部10から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。また、ユーザーによるタッチ操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。
操作部72は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部10に出力する。ユーザーは、操作表示部7を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
温湿度検出部8(取得部)は、画像形成装置1の機内の温度及び湿度を検出し、制御部10は、温湿度検出部8による検出結果を取得する。
制御部10は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成され、CPUはROMに記憶されている各種プログラムをRAMに展開し、展開された各種プログラムと協働して、自動原稿搬送部2、スキャナー部3、画像形成部4、給紙部5、記憶部6、操作表示部7,温湿度検出部8等の画像形成装置1の各部の動作を統括的に制御する(図2参照)。例えば、制御部10は、スキャナー部3からの電気信号を入力して各種画像処理を行い、画像処理により生成されたYMCK各色の画像データDy、Dm、Dc、Dkを画像形成部4に出力する。また、制御部10は、画像形成部4の動作を制御して記録材に画像を形成する。
次に、第1実施形態に係るクリーニング装置46の動作について説明する。
上述したように、ブラシ461は感光体ドラム41上に潤滑剤を塗布するとともに、感光体ドラム41上の残留トナーを清掃除去するが、使用とともにブラシ461の感光体ドラム41表面に対する擦過力は徐々に低下し、その結果クリーニング性能や潤滑剤塗布性能が低下する。
これについて、図11を用いて説明する。
ブラシ461表面上のブラシ毛461bは、使用とともに、図11(A)に示すようにブラシ461の外径が小さくなる。これは、ブラシ461表面のブラシ毛461bにトナー等が付着することで、ブラシ毛461bが毛倒れを起こすためである。
これにより、感光体ドラム41に対する擦過力が低下することから、図11(B)に示すように、ブラシ461による感光体ドラム41上の残留トナーの回収率が低下する。
残留トナーの回収率が低下すると、理論上は図11(C)の破線で示すように直線的に感光体ドラム41の減耗量が増加するのに対して、実線で示すように、感光体ドラム41表面の減耗は加速する。
このような問題に対し、第1実施形態に係るクリーニング装置は、ブラシ修復機構463によってブラシ461表面のブラシ毛461bをせん断することで、ブラシ461の擦過力を回復させる。
図4に示すように、修復ローラー463aには、トルク付与部453eによってdの方向に回転するように回転トルクが付与されているが、修復ローラー463aのカウンター方向に回転するブラシ461が強く押圧されていると、回転することなく図4に示す位置で停止した状態を保つため、針状突起nがブラシ461表面のブラシ毛461bに食い込むことはない。
これに対し、ブラシ461の使用によりブラシ毛461bの毛倒れが発生すると、ブラシ461の修復ローラー463aに対する当接力が減少する。これにより、修復ローラー463aはdの方向に回転することが可能となり、回転により修復ローラー463aの表面上の針状突起nがブラシ461表面のブラシ毛461bに食い込みながら回転する。
図5に、ブラシ毛461bの先端形状の模式図を示す。図5(A)に示すように、直毛のブラシ毛461bの場合、針状突起nが食い込むことでブラシ毛461bの繊維が開繊され、感光体ドラム41に対する擦過力が向上する。また、図5(B)に示すように、ループ状のブラシ毛461bの場合、針状突起nが食い込むことでブラシ毛461bの繊維の一部がほつれ、外径が大きくなることで擦過力が向上する。
即ち、いずれの場合も、ブラシ毛461bの繊維の一部をせん断することにより、擦過力を向上させるものである。
針状突起nによりブラシ毛461bがせん断され、ブラシ461の擦過力が向上すると、ブラシ461の修復ローラー463aに対する当接力が上昇することで修復ローラー463aの回転が停止され、図4の状態に戻る。以降、ブラシ461の擦過力が低下するたびに上記した動作を繰り返すことで、ブラシ461の擦過力を維持する。
以上説明したように、第1実施形態に係るクリーニング装置46は、ブラシ461に接触して感光体ドラム41に対するブラシ461の擦過力を回復させるブラシ修復機構463を有する。これにより、使用により毛倒れなどを起こしたブラシ461が再び十分なクリーニング性能を獲得することができる。
また、第1実施形態に係るクリーニング装置46は、修復ローラー463aの表面の針状突起nによってブラシ毛461bをせん断することにより、ブラシ461の擦過力を回復させる。したがって、既存のブラシ461を交換することなく簡便な機構で実現可能であるため、経済的である。
また、第1実施形態に係るクリーニング装置46においては、ブラシ461の毛倒れが発生し、ブラシ461の修復ローラー463aに対する当接力が弱まると(擦過力が所定値を下回ると)、ブラシ修復機構463としての機能を発揮するようになる。そして、ブラシ461の擦過力が回復し、ブラシ461の修復ローラー463aに対する当接力が強まると(擦過力が所定値を上回ると)、再びブラシ修復機構463としての機能を停止する。
したがって、ブラシ461の修復が必要な場合のみ機能するため、必要以上にブラシ461を傷つけることなく、効果を得ることができる。
また、第1実施形態に係るクリーニング装置46においては、ブラシ修復機構463は、表面にブラシ毛461bよりも高剛度の針状突起nを有し、ブラシ461に接触して回転する修復ローラー463aを備える。さらに、針状突起nは、ブラシ461との接触点に対し、回転方向の上流側に向かうほど高さが高くなる。このような構成とすることで、ブラシ毛461bのせん断の効果を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1について説明する。第2実施形態に係る画像形成装置1は、クリーニング不良が生じた場合に、ユーザーからの指示又は環境情報に応じてブラシ回復モードを実施する。
なお、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6に、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図を示す。
第2実施形態に係るブラシ修復機構463は、修復ローラー463a、回転軸463b、駆動部463f、トルクリミッター463gを備えて構成される。
修復ローラー463aの構成は第1実施形態と同様であり、その表面に針状突起463nを有する。
回転軸463bは画像形成装置1の筐体内に設置された支持部材によって回転可能に支持されている。
駆動部463fはモーター等から構成され、修復ローラー463aを図3におけるdの方向に回転させる。
トルクリミッター463gは、駆動部463fによる回転トルクがリミットトルク値を超えた場合に、修復ローラー463aへの回転トルクの伝達を遮断する。トルクリミッター463gによって回転トルクの伝達が遮断されると、修復ローラー463aは回転を停止する。なお、トルクリミッター463gは可変式であるため、制御部10の制御下でリミットトルク値を変更することができる。
第2実施形態においては、制御部10、駆動部463f及びトルクリミッター463gによりトルク付与部が構成される。
したがって、第2実施形態に係る画像形成装置1は、ユーザーがクリーニング装置46におけるクリーニング不良に起因する画像スジ等を確認した場合に、操作部72を介してブラシ回復モードを選択することが可能である。ブラシ回復モードにおいては、トルクリミッター463gのリミットトルク値を、通常の画像形成時よりも大きくする。即ち、修復ローラー463aに付与される回転トルクの上限値を引き上げることで、ブラシ461に抗した修復ローラー463aの回転を可能とし、ブラシ461への修復力を向上させる。
図7は、ブラシ回復モードの実施時における、画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
画像形成装置1がプリントを開始すると、制御部10は、ブラシ回復モードがONになっているかどうかを判断する(ステップS701)。
ここで、ユーザーは、プリント動作中又はプリント動作開始前の何れのタイミングにおいても、操作表示部7上でブラシ回復モードを選択することが可能である。即ち、今回のプリント又は前回のプリントにおいて画像不良を発見したユーザーは、クリーニング不良を解消するため、操作部72を介してブラシ回復モードを選択することができる。
制御部10は、ブラシ回復モードがONになっていると判断すると(ステップS701:Yes)、トルクリミッター463gのリミットトルク値を大きい値に変更する(ステップS702)。ここで、リミットトルク値は、画像形成開始時には標準値に設定されているものとし、標準値及びブラシ回復モード時におけるリミットトルク値は、予め設定され、記憶部6によって記憶されているものとする。
続いて、制御部10は、所定時間経過したかどうかを判断する(ステップS703)。所定時間とは、ブラシ修復機構463によりブラシ461の擦過力を回復させるのに十分な時間であり、予め設定され、記憶部6によって記憶されているものとする。
制御部10は、所定時間経過したと判断すると(ステップS703:Yes)、リミットトルク値を標準値に戻し(ステップS704)、制御を終了する。
制御部10は、所定時間経過していないと判断すると(ステップS703:No)、プリントが終了したかどうかを判断し(ステップS705)、終了したと判断すると(ステップS705:Yes)、ステップS704へと移行するが、終了していないと判断すると(ステップS705:No)、ステップS703へと戻る。
ステップS701において、制御部10は、ブラシ回復モードがONになっていないと判断すると(ステップS701:No)、プリントが終了したかどうかを判断する(ステップS706)。制御部10は、プリントが終了したと判断すると(ステップS706:Yes)、制御を終了するが、プリントが終了していないと判断すると(ステップS706:No)、ステップS701へと戻る。
以上説明したように、第2実施形態に係るクリーニング装置46は、操作部72を介したユーザーの指示により、ブラシ回復モードを実行する。したがって、画質の低下を確認したユーザーの判断によってブラシ修復機構463を機能させることができるため、ユーザーにとって最適なタイミングでブラシ461の擦過力を修復させることができる。
なお、上記実施形態においては、画像不良を発見したユーザーによる手動の選択によってブラシ回復モードを実行するものとしたが、これに限定されず、プリント中の環境に応じて自動でブラシ回復モードを実行することも可能である。
例えば、ブラシ461のブラシ毛461bの毛倒れは、高温ほど、また高湿ほど顕著になる。したがって、画像形成装置1の機内の温湿度に応じて自動的にリミットトルク値を変更することにより、ブラシ回復モードを実行することができる。なお、外気温湿度は、画像形成装置1の機内の温湿度を検出可能な温湿度検出部8(図6参照)を用いて検出し、温湿度とリミットトルク値との関係は予めテーブル化され、記憶部6によって記憶されており、制御部10は当該テーブルを参照してブラシ回復モードの実施の是非を判断するものとする。
これにより、ブラシ毛461bの毛倒れの生じやすい状況で自動的にブラシ回復モードを実行できるため、画質低下を効果的に抑制することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る画像形成装置1について説明する。第3実施形態に係る画像形成装置は、潤滑剤の消耗に応じてブラシ修復機構463が機能する。即ち、ブラシ461の使用に伴って、固形滑剤462は小さくなる。本実施形態においては、固形滑剤462が摩耗に伴って、ブラシ461のブラシ毛461bのせん断が可能となる部材を取り付けることによって、ブラシ461の擦過力を向上させる。
なお、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8に、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図を示す。また、図9は、第3実施形態に係るブラシ修復機構463の一例を示す図である。
第3実施形態に係るブラシ修復機構463は、せん断部材463hを備えて構成される。
図9(A)に示すブラシ修復機構463は、固形滑剤462の軸方向の側面かつブラシ461との接触面の反対側の端部に、せん断部材463h1を配置させている。せん断部材463h1は、ブラシ461の軸方向に長く伸びるとともに、ブラシ461に対向する側の端部に、突起形状の突起部pを有する。
せん断部材463h1は、ブラシ毛461bよりも剛性の高い部材から構成されている。ブラシ461の回転により徐々に固形滑剤462が削られると、突起部pがブラシ461のブラシ毛461bと接触するようになる。突起部pとブラシ毛461bが接触した状態でブラシ461が回転すると、突起部pによって図5に示すようにブラシ毛461bがせん断されることにより、ブラシ461の擦過力が向上する。
図9(B)に示すブラシ修復機構463は、固形滑剤462の内部であって、ブラシ461と固形滑剤462との接触面の反対側の端部に、ブラシ461の軸方向に沿ってせん断部材463h2を配置させている。
せん断部材463h2は、第1実施形態における針状突起nと同様に、ブラシ461よりも剛性の高い部材から構成された針状部材である。ブラシ461の回転により徐々に固形滑剤462が削られると、せん断部材463h2がブラシ461のブラシ毛461bと接触するようになる。せん断部材463h2とブラシ毛461bが接触した状態でブラシ461が回転すると、せん断部材463h2によって図5に示すようにブラシ毛461bがせん断されることにより、ブラシ461の擦過力が向上する。
図9(B)におけるせん断部材463h2を、固形滑剤462の内部において上記のように配置させるため、図9(C)に示すような潤滑剤型mを用いて固形滑剤462を製造する。固形滑剤462は、溶融によって製造するものであり、熱した潤滑剤を潤滑剤型mに流し込み冷却して凝固させる。この時、金属製のせん断部材463h2を潤滑剤に混合しておき、電界をかけながら冷却する。せん断部材463h2は電気力線に沿って整列しつつ、比重が大きいため潤滑剤型mの底面に集結する。
なお、せん断部材463h2は磁性体によって構成されるものであってもよく、この場合は磁界をかけながら潤滑剤を冷却する。
なお、せん断部材463h2はその長さが一律ではなく、異なる長さのものが混合されていることが好ましい。即ち、図9(B)に示すように、固形滑剤462の摩耗に伴ってブラシ461に接触するせん断部材463h2の数が増加することとなり、ブラシ461の使用とともにせん断部材463h2によるブラシ毛461bのせん断力が上昇する。
以上説明したように、第3実施形態に係るクリーニング装置46は、固形滑剤462の使用に伴って機能するせん断部材463hを有し、ブラシ毛461bのせん断によるブラシ461の擦過力を向上させる。
したがって新たに部材を設けることなく、固形滑剤462以外の構成は既存の構成で実現することができるため、省スペースかつ経済的である。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態においては、ブラシ修復機構463は、感光体ドラム41上に潤滑剤を塗布するブラシ461に対して機能するものとしたが、これに限定されない。
図10に示すように、クリーニングブレード464の上流に、感光体ドラム41の回転軸と平行な回転軸を有し、感光体ドラム41に接触しながら回転するクリーニングブラシ465を設け、クリーニングブラシ465に対してブラシ修復機構463を機能させることも可能である。これにより、クリーニングブラシ465によるクリーニング性能の低下を抑制することができる。なお、クリーニングブラシ465は感光体ドラム41に対してカウンター方向(eの方向)に回転し、ブラシ修復機構463(この場合は修復ローラー463a)はクリーニングブラシ465に対してカウンター方向(fの方向)に回転するのが望ましい。
また、この場合、感光体ドラム41に潤滑剤を塗布するためのブラシ461及び固形滑剤462はクリーニングブレード464の下流に設けることが好ましい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
2 自動原稿搬送部
3 スキャナー部
4 画像形成部
41 感光体ドラム
42 帯電装置
43 露光装置
44 現像装置
45 転写装置
46 クリーニング装置
461 ブラシ
462 固形滑剤
463 ブラシ修復機構
463a 修復ローラー(回転部材)
463b 回転軸
463c バネ
463d 支持部材
463e トルク付与部
463f 駆動部
463g トルクリミッター
463h1、463h2 せん断部材(せん断部材、針状部材)
464 クリーニングブレード
465 クリーニングブラシ(ブラシ)
5 給紙部
6 記憶部
7 操作表示部
72 操作部
8 温湿度検出部(取得部)
10 制御部
n 針状突起
p 突起部
m 潤滑剤型

Claims (11)

  1. 用紙に転写するトナー画像を担持する像担持体の回転軸と平行な回転軸を有し、前記像担持体に接触しながら回転するとともに、前記像担持体への潤滑剤の供給又は前記像担持体上のトナーの清掃除去を行うブラシと、
    前記ブラシに接触して前記像担持体に対する前記ブラシの擦過力を回復させるブラシ修復機構と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記ブラシ修復機構は、前記ブラシの一部をせん断することで擦過力を回復させることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記ブラシ修復機構は、前記像担持体に対する前記ブラシの擦過力が所定値を下回ると機能し、前記ブラシの擦過力が回復して所定値を上回ると機能停止するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記ブラシ修復機構は、
    前記ブラシの回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシの回転軸と平行な回転軸を有し、前記ブラシに接触しながら回転する回転部材と、
    前記回転部材の表面に配置された、前記ブラシよりも高剛度の針状突起と、
    前記回転部材に、前記ブラシの回転軸の回転方向と同一方向の回転トルクを付与するトルク付与部と、を備え、
    前記針状突起が前記ブラシと接触することで前記ブラシの擦過力を回復させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記針状突起は、その高さが、前記回転部材の回転軸の回転方向と反対方向に向かうに従い高くなることを特徴とする請求項4に記載のクリーニング装置。
  6. ユーザーが前記回転部材に付与する回転トルクの変更を指示するための操作部を備え、
    前記トルク付与部は、前記操作部によるユーザーからの指示に応じて、前記回転部材に付与する回転トルクを変更することを特徴とする請求項4又は5に記載のクリーニング装置。
  7. 画像形成動作に影響する所定の環境情報を取得する取得部を備え、
    前記トルク付与部は、前記取得部により取得された環境情報に応じて、前記回転部材に付与する回転トルクを変更することを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載のクリーニング装置。
  8. 前記ブラシに接触する機能部品を備え、
    前記ブラシ修復機構は、前記機能部品に備えられ、当該機能部品の使用による変動に応じて、前記ブラシの擦過力を回復させる機能が発現する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  9. 前記機能部品は、前記像担持体の回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシに当接する固形滑剤であり、
    前記ブラシ修復機構は、前記固形滑剤の内部又は端面に配置され、前記ブラシよりも高剛度のせん断部材を備え、
    前記せん断部材の前記ブラシと対向する部分が、突起形状となっている
    ことを特徴とする請求項8に記載のクリーニング装置。
  10. 前記機能部品は、前記像担持体の回転軸方向に沿って配置され、前記ブラシに当接する固形滑剤であり、
    前記ブラシ修復機構は、前記固形滑剤の内部に配置され、前記ブラシよりも高剛度の針状部材を備えることを特徴とする請求項8に記載のクリーニング装置。
  11. 用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のクリーニング装置と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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