JP2013182255A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布ブラシの毛の毛倒れ部分を修復することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】回転する感光体ドラム1413と、潤滑剤183と、感光体ドラム1413および潤滑剤183に接触しながら回転し潤滑剤183を掻き取って感光体ドラム1413に塗布する塗布ブラシ181と、塗布ブラシ181に接触して回転する起毛部材182と、感光体ドラム1413の回転開始前に、感光体ドラム1413の回転停止状態で感光体ドラム1413に接触していた塗布ブラシ181の毛の一部190を、感光体ドラム1413との非接触位置に移動させ、起毛部材182を回転させることによって当該非接触位置に移動された塗布ブラシ181の毛の一部190に起毛部材182を接触させる制御部200とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を設けている。これによって、像担持体の摩擦係数を低減し、像担持体および像担持体清掃部に設けられたクリーニングブレードの長寿命化を図っている。このような潤滑剤塗布装置としては、回転する塗布ブラシローラーを、潤滑剤と像担持体との両方に接触させるように配置したものが知られている。例えば、潤滑剤をバネ等の押圧手段により塗布ブラシローラーに押圧させ、塗布ブラシローラーによって潤滑剤を掻き取り、回転して像担持体に塗布する潤滑剤塗布装置が知られている。
上述した従来の潤滑剤塗布装置にあっては、画像形成装置が休止状態にあり、塗布ブラシの毛が像担持体に接触した状態で当該塗布ブラシが長時間静止していた場合、塗布ブラシの毛に倒れ癖がついてしまうという問題があった。毛に倒れ癖がついたままの塗布ブラシを使用すると、塗布ブラシの周方向で像担持体との接触条件に不均一が生じてしまい、像担持体に対して潤滑剤の均一な塗布が阻害される。これにより、画像形成装置の休止状態が終了し画像形成を行う際、ある箇所だけ画像不良が起きるバンディングが発生し、高品質な画像が得られなくなってしまう。
特許文献1には、像担持体を帯電する帯電ローラを摺擦する回転可能なブラシローラと、ブラシローラの周面に、ブラシローラのブラシに対して一定量侵入して配設され、ブラシローラのブラシを起毛処理する起毛ブラシ部材とを有する構成が開示されている。
特開2008−70518号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術はそもそも、ブラシの耐久に伴う毛倒れを防止することを目的としたものであって、塗布ブラシの毛が感光体ドラムに接触した状態で長時間静止していたことに伴う毛倒れ部分を修復することを目的としたものではない。特許文献1に記載の技術では、耐久に伴う塗布ブラシのブラシ全体の毛倒れを防止するため、ブラシローラと起毛ブラシ部材とを接触させた状態において、ブラシローラおよび起毛ブラシ部材を互いに逆方向に回転駆動させてブラシローラのブラシを起毛させている。
しかし、起毛動作の際、ブラシローラの回転によって当該ブラシローラのブラシと像担持体とが摺接するため、像担持体に傷が付き像担持体の寿命が低下してしまう可能性がある。よって、上述した潤滑剤塗布装置に生じる倒れ癖の問題を解決するため、そもそも目的が異なり、新たな問題が生じる可能性のある特許文献1に記載の技術をそのまま適用することはできない。
本発明は、塗布ブラシの毛の毛倒れ部分を修復することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
回転する像担持体と、
潤滑剤と、
前記像担持体および前記潤滑剤に接触しながら回転し、前記潤滑剤を掻き取って前記像担持体に塗布する塗布ブラシと、
前記塗布ブラシに接触して回転する起毛部材と、
前記像担持体の回転開始前に、前記像担持体の回転停止状態で当該像担持体に接触していた前記塗布ブラシの変形部位を、当該像担持体との非接触位置に回転させ、前記起毛部材を回転させることによって当該非接触位置に移動された前記塗布ブラシの変形部位に前記起毛部材を接触させる制御部と、
を備える。
本発明によれば、塗布ブラシの毛の毛倒れ部分を修復することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る実施の形態を示す画像形成装置の縦断面図である。 本発明に係る実施の形態を示す画像形成装置の制御ブロック図である。 本発明に係る潤滑剤塗布装置の構成および動作を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の温湿度環境における起毛部材の回転時間の例を示す図である。 本発明に係る画像形成装置における起毛動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る起毛部材の構成の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1、2に示す画像形成装置100は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置100は、感光体上に形成されたC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写体に転写(一次転写)し、中間転写体上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置100には、CMYKの4色に対応する感光体を中間転写体の走行方向に直列配置し、中間転写体に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図1、2に示すように、画像形成装置100は、画像読取部110、操作表示部120、画像処理部130、画像形成部140、搬送部150、定着部160および制御部200を備えている。なお、図2に示す塗布ブラシ181、起毛部材182および温湿度センサー186の詳細については後述する。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203等を備えている。CPU201は、ROM202から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM203に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部200は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピュータ)との間で各種データの送受信を行う。制御部200は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部110は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置111および原稿画像走査装置(スキャナー)112等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置112へ送り出す。自動原稿給紙装置111は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置112は、自動原稿給紙装置111からコンタクトガラス上に搬送された原稿またはコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー112aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部110は、原稿画像走査装置112による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部130において所定の画像処理が施される。
操作表示部120は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部121および操作部122として機能する。表示部121は、制御部200から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部122は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部200に出力する。
画像処理部130は、入力画像データに対して、初期設定またはユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備えている。例えば、画像処理部130は、制御部200の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部130は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部140が制御される。
画像形成部140は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kおよび中間転写ユニット142等を備えている。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kは、同様の構成を有する。図示および説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、CまたはKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット141Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット141M、141C、141Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット141の構成を画像形成ユニット141Yにより説明する。画像形成ユニット141Yは、露光装置1411、現像装置1412、感光体ドラム1413、帯電装置1414およびドラムクリーニング装置1415等を備えている。なお、感光体ドラム1413は、本発明の像担持体として機能する。
感光体ドラム1413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
帯電装置1414は、光導電性を有する感光体ドラム1413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置1411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム1413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム1413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム1413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム1413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置1412は、各色成分の現像剤(例えば、小粒径のトナーと磁性体とからなる二成分現像剤)を収容しており、感光体ドラム1413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
ドラムクリーニング装置1415は、感光体ドラム1413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレードを有する。一次転写後に感光体ドラム1413の表面に残存する転写残トナーは、ドラムクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
中間転写ユニット142は、中間転写体となる中間転写ベルト1421、一次転写ローラー1422、二次転写ローラー1423、駆動ローラー1424、従動ローラー1425およびベルトクリーニング装置1426等を備えている。
中間転写ベルト1421は無端状ベルトで構成され、駆動ローラー1424および従動ローラー1425に張架される。中間転写ベルト1421は、駆動ローラー1424の回転により矢印A方向に一定速度で走行する。一次転写ローラー1422によって、中間転写ベルト1421が感光体ドラム1413に圧接されると、中間転写ベルト1421に各色トナー像が順次重ねて一次転写される。そして、中間転写ベルト1421が二次転写ローラー1423によって用紙Sに圧接されると、中間転写ベルト1421に一次転写されたトナー像が用紙Sに二次転写される。
ベルトクリーニング装置1426は、中間転写ベルト1421の表面に摺接されるベルトクリーニングブレードを有する。二次転写後に中間転写ベルト1421の表面に残存する転写残トナーは、ベルトクリーニングブレードによって掻き取られ、除去される。
定着部160は、搬送されてきた用紙Sを定着ニップ部で加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部160は、定着ユニット161とエア分離ユニット162とを備えて構成されるエア分離式の定着装置である。定着ユニット161は、一対の定着部材を圧接することにより形成される定着ニップ部に用紙Sを通過させて、この用紙S上に転写されたトナー画像に熱源からの熱を与えることにより、用紙Sにトナー画像を定着させる。エア分離ユニット162は、定着ニップ部における用紙Sの排紙側から用紙Sに気体を吹き付けることにより定着部材から用紙Sを分離する。
搬送部150は、給紙部151、搬送機構152および排紙部153等を備える。給紙部151を構成する3つの給紙トレイユニット151a〜151cには、用紙の坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙(規格用紙、特殊用紙)Sが予め設定された種類ごとに収容される。
給紙トレイユニット151a〜151cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、レジストローラー152a等の複数の搬送ローラーを備えた搬送機構152により画像形成部140に搬送される。このとき、レジストローラー152aが配設されたレジスト部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部140において、中間転写ベルト1421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部160において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー153aを備えた排紙部153により機外に排紙される。
本実施の形態では、図3(a)に示すように、感光体ドラム1413に固形の潤滑剤183を塗布する潤滑剤塗布装置180が、感光体ドラム1413の回転方向に対してドラムクリーニングブレード187の下流側に設けられている。
潤滑剤塗布装置180は、塗布ブラシ181、起毛部材182、潤滑剤183、押圧バネ184、ならし部材185および温湿度センサー186を備える。潤滑剤塗布装置180は、画像形成ユニット141Y、141M、141C、141Kのそれぞれに設けられている。
塗布ブラシ181は、例えば、外径14mmの金属製のシャフトに、厚さ0.5[mm]の基布にアクリル繊維の束を高さ2.5[mm]のループ状に織り込んで植毛したものを巻き付けて構成されている。アクリル繊維の太さは3[デニール]、アクリル繊維の密度は150[kF/inch]である。塗布ブラシ181は、塗布ブラシ181が感光体ドラム1413に約1.0[mm]食い込むように位置決めされている。塗布ブラシ181は、感光体ドラム1413の回転方向と同一方向に例えば400[mm/秒]で回転する。塗布ブラシ181は、制御部200からの制御信号によって回転駆動される。
潤滑剤183は、鉛筆硬度HB相当のステアリン酸亜鉛(ZnSt)等の潤滑剤を固めて成形したものである。潤滑剤183は、図中奥行き方向に感光体ドラム1413の軸方向長さと同程度の長さに形成され、押圧バネ184によって塗布ブラシ181の方向に押圧されている。押圧バネ184の図中右端部は、図示しないハウジングに固定されている。また、押圧バネ184は、塗布ブラシ181の軸方向に、複数個がバランスよく配置されている。
塗布ブラシ181は、回転する塗布ブラシ181の毛で潤滑剤183を掻き取り、掻き取った潤滑剤183の微粉を感光体ドラム1413の表面に塗布する。ならし部材185は、感光体ドラム1413の回転方向に対して塗布ブラシ181の下流側に設けられるブレードである。ならし部材185は、塗布ブラシ181によって感光体ドラム1413の表面に塗布された潤滑剤183の分布を均一化する。
温湿度センサー186は、塗布ブラシ181とならし部材185との間に設けられ、潤滑剤塗布装置180周囲の温度および湿度を検出する。そして、温湿度センサー186は、検出した温度および湿度を制御部200に出力する。
画像形成装置100が休止状態にあり、塗布ブラシ181の毛が感光体ドラム1413の表面に接触した状態で塗布ブラシ181が長時間静止していた場合、塗布ブラシ181の毛に倒れ癖がついてしまう。そのため、毛に倒れ癖がついたままの塗布ブラシ181を使用すると、塗布ブラシ181の周方向で感光体ドラム1413との接触条件に不均一が生じてしまい、感光体ドラム1413に対して潤滑剤183の均一な塗布が阻害される。
これにより、画像形成装置100の休止状態が終了し画像形成を行う際、ある箇所だけ画像不良が起きるバンディングが発生し、高品質な画像が得られなくなってしまう。そこで本実施の形態では、塗布ブラシ181の下方に設けた起毛部材182の回転によって塗布ブラシ181の毛を起毛させる起毛動作を行うことで改善を図っている。
起毛部材182は、例えば、外径14[mm]の金属製のシャフトに、厚さ0.5[mm]の基布にナイロン繊維の束を高さ2.5[mm]のループ状に織り込んで植毛したものを巻き付けて構成されるローラ状のブラシである。ナイロン繊維の太さは6[デニール]、ナイロン繊維の密度は75[kF/inch]である。起毛部材182は、外周面の一部に凹部が形成されており、塗布ブラシ181に接触する接触部位と接触しない非接触部位とを有する。これによって、起毛部材182は、起毛部材182の回転時のみ起毛部材182の接触部位が塗布ブラシ181に約1.0[mm]食い込んだ状態で接触するように位置決めされている。起毛部材182は、塗布ブラシ181の回転方向に対してウィズ方向に例えば200[mm/秒]で回転する。起毛部材182は、制御部200からの制御信号によって回転駆動される。
起毛部材182による起毛動作は以下のように行われる。図3(b)は、画像形成装置100の休止時に、塗布ブラシ181および感光体ドラム1413が静止し、塗布ブラシ181の毛の一部190が感光体ドラム1413の表面に接触している状態を示す。この状態が長時間続くと、塗布ブラシ181の毛の一部190に倒れ癖がついてしまう。つまり、塗布ブラシ181の毛の一部190(変形部位)は、感光体ドラム1413の回転開始前に、感光体ドラム1413の回転停止状態で感光体ドラム1413に接触していた塗布ブラシ181の変形部位である。
そこで、図3(c)に示すように、制御部200は、塗布ブラシ181の毛の一部190が、感光体ドラム1413との非接触位置である起毛部材182に形成された凹部に対向する位置(すなわち起毛部材182の回転時に起毛部材182の毛の接触部位が塗布ブラシ181の毛の一部190と接触する位置)まで来るように塗布ブラシ181を回転させる。その後、制御部200は、塗布ブラシ181の回転を停止させた状態で、塗布ブラシ181の回転方向に対してウィズ方向(お互いに表面が順方向に移動するような回転方向)に起毛部材182を回転させることによって塗布ブラシ181の毛の一部190に起毛部材182を接触させる。これにより、塗布ブラシ181の毛で倒れ癖のついた箇所を集中的に起毛させることができる。
本実施の形態では、制御部200は、画像形成装置100の温湿度環境に応じた回転時間の間、起毛部材182を回転させる。具体的には、制御部200は、温湿度センサー186により検出された温度および湿度に基づいて起毛部材182の回転時間を設定する。
図4は、温湿度センサー186により検出された温度および湿度と起毛部材182の回転時間との関係を示す図である。図4に示すように、湿度が65%以上で温度が15度以上である場合、または、湿度が30%以上65%未満で温度が28度以上である場合は、環境区分Aに属し、起毛部材182の回転時間は20秒に設定される。その一方、湿度が30%未満である場合、湿度が30%以上65%未満で温度が28度未満である場合、または、湿度が65%以上で温度が15度未満である場合は、環境区分Bに属し、起毛部材182の回転時間は10秒に設定される。つまり、画像形成装置100の温湿度環境が環境区分Aである場合の方が環境区分Bである場合に比べて起毛部材182の回転時間が長いのは、環境区分Aのように塗布ブラシ181が高温高湿環境下にある場合、長時間のスパンで見れば変形してゆくクリープ現象が発生して塗布ブラシ181の毛に倒れ癖がつきやすく、塗布ブラシ181の毛を起毛させるために多くの時間が必要になるからである。
図4に示す関係は回転時間情報として記憶部172に記憶されている。制御部200は、記憶部172に記憶されている回転時間情報を参照し、温湿度センサー186により検出された温度および湿度の属する環境区分に応じた起毛部材182の回転時間を設定する。
図5は、本実施の形態における画像形成装置100の起毛動作例を示すフローチャートである。ステップS100の処理は、画像形成装置100が電源オンにされて起動することにより開始する。
まず、制御部200は、塗布ブラシ181の毛で感光体ドラム1413の表面に接触していた一部190が、起毛部材182に形成された凹部に対向する位置まで来るように塗布ブラシ181を回転させる(ステップS100)。次に、制御部200は、温湿度センサー186により検出された温度および湿度と、記憶部172に記憶されている回転時間情報とに基づいて、画像形成装置100内の温湿度環境が環境区分Aに属するか否かについて判定する(ステップS120)。
もし、画像形成装置100内の温湿度環境が環境区分Aに属すると制御部200にて判定された場合(ステップS120にてYES)、制御部200は、塗布ブラシ181の回転を停止させた状態で、塗布ブラシ181の回転方向に対してウィズ方向に起毛部材182を20秒回転させることによって塗布ブラシ181の毛の一部190に起毛部材182を接触させる(ステップS140)。その後、処理はステップS180に遷移する。
一方、画像形成装置100内の温湿度環境が環境区分Aに属しない(すなわち環境区分Bに属する)と判定された場合(ステップS120にてNO)、制御部200は、塗布ブラシ181の回転方向に対してウィズ方向に起毛部材182を10秒回転させることによって塗布ブラシ181の毛の一部190に起毛部材182を接触させる(ステップS160)。その後、処理はステップS180に遷移する。
ステップS180では、制御部200は、画像形成指示があったか否かについて判定する。例えば、制御部200は、画像形成指示操作に対応する操作信号が操作部122から出力された否かを確認することにより、画像形成指示があったか否かについて判定する。もし、画像形成指示がないと制御部200にて判定された場合(ステップS180にてNO)、処理はステップS220に遷移する。一方、画像形成指示があったと制御部200にて判定された場合(ステップS180にてYES)、制御部200は、当該画像形成指示に対応する画像形成動作を行うように画像形成部140を制御する(ステップS200)。その後、処理はステップS220に遷移する。
ステップS220では、制御部200は、画像形成装置100の休止時間が所定時間(例えば、5時間)以上に達したか否かについて判定する。もし、休止時間が所定時間以上に達していないと制御部200にて判定された場合(ステップS220にてNO)、処理はステップS180に遷移する。一方、休止時間が所定時間以上に達したと判定された場合(ステップS220にてYES)、処理はステップS100に遷移する。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、回転する感光体ドラム1413と、潤滑剤183と、感光体ドラム1413および潤滑剤183に接触しながら回転し潤滑剤183を掻き取って感光体ドラム1413に塗布する塗布ブラシ181と、塗布ブラシ181に接触して回転する起毛部材182と、感光体ドラム1413の回転開始前に、感光体ドラム1413の回転停止状態で感光体ドラム1413に接触していた塗布ブラシ181の毛の一部190を、感光体ドラム1413との非接触位置に移動させ、起毛部材182を回転させることによって当該非接触位置に移動された塗布ブラシ181の毛の一部190に起毛部材182を接触させる制御部200とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、画像形成装置100の長時間の休止により塗布ブラシ181の毛の一部190に倒れ癖がついた、起毛部材182の回転によって当該一部190のみが集中的に起毛される。これにより、効率的に、塗布ブラシ181の毛の毛倒れ部分を修復することができ、感光体ドラム1413に対して潤滑剤183を均一に塗布することができる。さらに、起毛部材182の回転時に、塗布ブラシ181の回転は停止した状態であるため、塗布ブラシ181の毛と感光体ドラム1413の表面とが摺接して感光体ドラム1413に傷が付いてしてしまうことを防止できる。
また、本実施の形態では、起毛部材182の形状は、起毛部材182の外周面の一部に凹部を形成することにより、塗布ブラシ181に接触する接触部位と接触しない非接触部位とを有する形状である。これにより、起毛部材182による起毛動作を行っていない場合、起毛部材182の毛と塗布ブラシ181の毛との接触を回避し、塗布ブラシ181の毛の一部に不必要な倒れ癖がついてしまうことを防止することができる。
なお、上記実施の形態では、画像形成装置100の休止時間が所定時間以上に達した場合に起毛動作を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100の休止時間に関係なく、画像形成動作の直前に必ず起毛動作を行うようにしても良い。
また、上記実施の形態では、画像形成装置100の温湿度環境に応じた回転時間の間、起毛部材182を回転させる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成装置100の温湿度環境に応じた線速度で所定時間の間、起毛部材182を回転させるようにしても良い。具体的には、画像形成装置100の温湿度環境が高温高湿環境であればあるほど、塗布ブラシ181の毛に倒れ癖がつきやすく、高温高湿環境でないときよりも速い線速度で起毛部材182を回転させるのが望ましい。
また、上記実施の形態において、画像形成装置100の休止時間に応じた回転時間の間、起毛部材182を回転させるようにしても良い。具体的には、画像形成装置100の休止時間が長いほど塗布ブラシ181の毛に倒れ癖がつきやすいため、休止時間が長いほど、長い回転時間の間、起毛部材182を回転させるのが望ましい。また、画像形成装置100の休止時間に応じた線速度、すなわち休止時間が長いほど速い線速度で所定時間の間、起毛部材182を回転させても良い。
また、上記実施の形態では、起毛部材182を回転させている間、塗布ブラシ181の回転を停止する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、塗布ブラシ181を非常に遅い線速度、すなわち塗布ブラシ181の毛と感光体ドラム1413とが摺接しても感光体ドラム1413に傷が付かない程度の線速度で回転させながら、起毛部材182を回転させても良い。
また、上記実施の形態では、起毛部材182はローラ状のブラシで形成されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6(a)に示すように、起毛部材182は、必ずしもブラシを備える必要はない。また、図6(b)に示すように、起毛部材182は、ブラシを備えず、例えばアルミまたは鉄等の金属ローラであっても良い。また、図6(c)に示すように、起毛部材182は、例えば回転軸となる管の周囲に所定間隔で羽部を配置した羽部材であっても良い。
また、起毛部材182による起毛動作を行っていない場合、起毛部材182と塗布ブラシ181の毛とが接触して塗布ブラシ181の毛の一部に倒れ癖が不必要につくのを避けるため、図6(b)、(c)に示す起毛部材182を塗布ブラシ181から矢印A方向に離間させる機構を新たに設けても良い。ただし、離間機構を設けることによって潤滑剤塗布装置180の構成が複雑化してしまうため、上記実施の形態のように、起毛部材182の形状を、当該起毛部材182が回転する場合にのみ塗布ブラシ181に接触する形状にすることで対応するのが望ましい。
また、上記実施の形態では、起毛部材182の形状は、起毛部材182の外周面の一部に凹部を形成することにより、塗布ブラシ181に接触する接触部位と接触しない非接触部位とを有する形状である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6(d)に示すように、起毛部材182の形状を楕円形状にすることにより、起毛部材182が、塗布ブラシ181に接触する接触部位182aと接触しない非接触部位182bとを有するようにしても良い。この場合、制御部200は、起毛部材182が回転する場合にのみ接触部位182aが塗布ブラシ181に接触するように起毛部材182の回転位置を制御する。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 画像形成装置
181 塗布ブラシ
182 起毛部材
183 潤滑剤
186 温湿度センサー
200 制御部
1413 感光体ドラム

Claims (13)

  1. 回転する像担持体と、
    潤滑剤と、
    前記像担持体および前記潤滑剤に接触しながら回転し、前記潤滑剤を掻き取って前記像担持体に塗布する塗布ブラシと、
    前記塗布ブラシに接触して回転する起毛部材と、
    前記像担持体の回転開始前に、前記像担持体の回転停止状態で当該像担持体に接触していた前記塗布ブラシの変形部位を、当該像担持体との非接触位置に回転させ、前記起毛部材を回転させることによって当該非接触位置に移動された前記塗布ブラシの変形部位に前記起毛部材を接触させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、非画像形成時に、前記塗布ブラシの変形部位を回転させた後、前記起毛部材を回転させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像形成装置の休止時間が所定時間以上に達した場合、前記塗布ブラシの変形部位を回転させた後、前記起毛部材を回転させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記画像形成装置の温湿度環境に応じた回転時間の間、前記起毛部材を回転させる請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成装置の温湿度環境に応じた線速度で所定時間の間、前記起毛部材を回転させる請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記休止時間に応じた回転時間の間、前記起毛部材を回転させる請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記休止時間に応じた線速度で所定時間の間、前記起毛部材を回転させる請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記起毛部材は、当該起毛部材が回転する場合にのみ前記塗布ブラシと接触するように構成されている請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記起毛部材は、前記塗布ブラシに接触する接触部位と接触しない非接触部位とを有し、
    前記制御部は、前記塗布ブラシの変形部に起毛を施す際に、前記起毛部材の接触部位を前記塗布ブラシの変形部に接触させる請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記起毛部材は、ローラ状のブラシである請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記起毛部材は、金属ローラである請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記起毛部材は、羽部材である請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記起毛部材を回転させている間、前記塗布ブラシの回転を停止する請求項1〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。
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