JP2011070041A - 潤滑剤塗布装置、イメージングユニット並びに画像形成装置 - Google Patents

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良樹 中根
Kuniaki Kashiwakura
邦章 柏倉
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Abstract

【課題】固形潤滑剤を塗布部によって塗布する潤滑剤塗布装置において、塗布対象物に残留したトナー等の異物が塗布部に付着し、固形潤滑剤の掻き取り性が低下することを防止すると同時に、メンテナンス性を向上させた潤滑剤塗布装置を提供する。
【解決手段】潤滑剤塗布装置は、固形潤滑剤と、塗布対象物及び前記固形潤滑剤に接触しつつ回転可能に設けられた塗布部と、前記固形潤滑剤と当接する当接部によって前記固形潤滑剤を保持するとともに前記固形潤滑剤を前記塗布部に押圧する固形潤滑剤保持部と、前記固形潤滑剤保持部の前記当接部以外の部分に結合するフリッカー部材とを有しており、前記フリッカー部材は、前記塗布部の回転による前記固形潤滑剤の磨耗の進行に伴い前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動する。
【選択図】図5

Description

本願発明は、電子写真方式の画像形成装置及びそれに具備されるイメージングユニットに関するものであり、像担持体に固形潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置並びにそれを有する画像形成装置及びイメージングユニットに関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、像担持体に適宜,固形潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置を設けることによって、像担持体の摩擦係数を低減し、像担持体、及び像担持体清掃部に設けられた像担持体クリーニングブレードの長寿命化がはかられている。このような潤滑剤塗布装置としては,回転する潤滑剤塗布ブラシを,固形潤滑剤と像担持体との両方に接触させるように配置したものが知られている。例えば,固形潤滑剤をバネ等の押圧手段により潤滑剤塗布ブラシに押圧させ、潤滑剤塗布ブラシによって固形潤滑剤を適量掻き取り,回転して像担持体に塗布する潤滑剤塗布装置が知られている。
このような潤滑剤塗布装置では,潤滑剤塗布ブラシによって像担持体に潤滑剤を塗布する際に,像担持体に残留したトナー等の異物が潤滑剤塗布ブラシに付着することがある。潤滑剤塗布ブラシにトナーが多く付着すると,そのトナーが詰まることによって潤滑剤塗布ブラシが固まり,いわゆるトナーロール化が起こることによって、固形潤滑剤の掻き取り性が低下するという問題が発生する。固形潤滑剤の掻き取り性の低下に伴い、像担持体の摩擦係数低減効果が弱まり、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの磨耗が激化する。したがって、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの交換頻度が高く、画像形成装置のメンテナンス性が低いという問題がある。
このような問題を解決するものとして、特許文献1には、潤滑剤塗布ブラシと、潤滑剤塗布ブラシに当接するフリッカーとを有する潤滑剤塗布装置が知られている。
しかしながら、特許文献1記載の潤滑剤塗布装置は、潤滑剤塗布ブラシにフリッカーを常時当接させているため,潤滑剤塗布ブラシを構成する繊維に対して大きな抵抗となり,潤滑剤塗布ブラシの毛倒れ等の損傷が発生するため、潤滑剤塗布ブラシを頻繁に交換しなければならないという問題があった。
このような問題を解決するための技術として、特許文献2及び特許文献3に記載の画像形成装置が知られている。
特許文献2には、画像密度情報を各イメージングユニットに送信する中央制御部、及び、潤滑剤塗布ブラシに対するフリッキング部材の食い込み量を制御する制御部を備える画像形成装置が開示されている。
また、特許文献3には、固形潤滑剤の内部にフリッカー部材を埋蔵させた構成を備えるクリーニング装置及び画像形成装置が開示されている。ここでは、上記の固形潤滑剤の内部にフリッカー部材を埋蔵する構成を備えることにより、固形潤滑剤が新品の際には、フリッカー部材は潤滑剤塗布ブラシに接触せず、固形潤滑剤の使用に伴う摩滅によってフリッカー部材が固形潤滑剤から突出して潤滑剤塗布ブラシに接触する。
特開2004−334092 特開2005−234044 特開2008−299091
しかしながら、特許文献2記載の画像形成装置は、潤滑剤塗布ブラシに対するフリッキング部材の食い込み量を制御するための機構が必要となり、また、画像形成装置も大型化する。
また、特許文献3記載のクリーニング装置及び画像形成装置は、固形潤滑剤が押圧バネによってブラシローラーに押圧されており、固形潤滑剤内にフリッカー部材が埋蔵されている。フリッカー部材は、固形潤滑剤の磨耗に伴い押圧バネとブラシローラーの平行線上に伸びるように、ブラシローラーに接触する構成である。
このような構成において、フリッカー部材が固形潤滑剤から突出した際に、固形潤滑剤の厚さが分断され、また、フリッカー部材から固形潤滑剤に振動が加わることにより、固形潤滑剤に欠けが発生し、固形潤滑剤を無駄に消失してしまうことがある。
本願発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、長期に渡る使用に際して安定した潤滑剤の塗布性能を維持することによって、像担持体及び像担持体清掃部のメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現する潤滑剤塗布装置、並びにそれらを具備することによってメンテナンス性を向上させたイメージングユニット及び画像形成装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために、本願発明の潤滑剤塗布装置は、塗布対象物に固形潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、固形潤滑剤と、塗布対象物及び前記固形潤滑剤に接触しつつ回転可能に設けられた塗布部と、前記固形潤滑剤と当接する当接部によって前記固形潤滑剤を保持するとともに前記固形潤滑剤を前記塗布部に押圧する固形潤滑剤保持部と、前記固形潤滑剤保持部の前記当接部以外の部分に結合するフリッカー部材とを有しており、前記フリッカー部材は、前記塗布部の回転による前記固形潤滑剤の磨耗の進行に伴い前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動するように設けられている。
さらに、本願発明の潤滑剤塗布装置は、前記フリッカー部材は、前記塗布部に食い込む食込部と、前記固形潤滑剤保持部と結合する結合部と、前記結合部から押圧方向に伸びた形状であって前記食込部の前記結合部に対する相対的な位置を固定する基部とを有していてもよい。
さらに、本願発明の潤滑剤塗布装置は、前記フリッカー部材を前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動させるフリッカー部材移動部を有しており、前記フリッカー移動部によって前記固形潤滑剤保持部が前記固形潤滑剤を押圧する方向と逆方向に移動してもよい。
さらに、本願発明の潤滑剤塗布装置において、前記フリッカー部材は、塗布部に食い込むための凸部であって前記フリッカー部材の移動経路に対して垂直方向塗布部側に突出した凸部を少なくとも一つ有していてもよい。
さらに、本願発明の潤滑剤塗布装置において、前記固形潤滑剤保持部は、前記固形潤滑剤と当接する当接部材と、前記固形潤滑剤を押圧する押圧部材とから構成されており、前記当接部材と前記押圧部材は着脱可能であってもよい。
また、上記目的を達成するために、本願発明のイメージングユニットは、前記塗布対象物としての像担持体と、上記の潤滑剤塗布装置とを具備する。
また、上記目的を達成するために、本願発明の画像形成装置は、電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置であって、上記のイメージングユニットを有する。
さらに、本願発明の画像形成装置は、前記塗布部に塗布バイアスを印加する塗布バイアス印加手段と、前記フリッカー部材に清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加手段とを有していてもよい。
さらに、本願発明の画像形成装置は、前記塗布部及び前記フリッカー部材は、それぞれ前記塗布バイアス印加手段及び前記清掃バイアス印加手段により前記像担持体上の像形成に用いられる正規帯電トナーと同極性のバイアスが印加されてもよい。
さらに、本願発明の画像形成装置は、前記塗布部に印加される塗布バイアスVbr、前記フリッカー部材に印加される清掃バイアスVfl及び前記像担持体表面の電位Vpcについて、塗布バイアスVbrと、清掃バイアスVflと、像担持体表面の電位Vpcとの関係が、正帯電トナーが用いられる場合はVfl>Vbr>Vpcであり、負帯電トナーが用いられる場合はVfl<Vbr<Vpcであってもよい。
本願発明の潤滑剤塗布装置によれば、塗布対象物に固形潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、
固形潤滑剤と、塗布対象物及び前記固形潤滑剤に接触しつつ回転可能に設けられた塗布部と、前記固形潤滑剤と当接する当接部によって前記固形潤滑剤を保持するとともに前記固形潤滑剤を前記塗布部に押圧する固形潤滑剤保持部と、前記固形潤滑剤保持部の前記当接部以外の部分に結合するフリッカー部材とを有しており、前記フリッカー部材は、前記塗布部の回転による前記固形潤滑剤の磨耗の進行に伴い前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動するように設けられているという構成によって、
使用初期の不要なフリッカー部材の接触を行わないことで塗布部のブラシ部材が千切れたり、減耗してしまうことを抑制することができる。これにより塗布部の固形潤滑剤の掻き取り性を長期に渡って維持し、潤滑剤塗布装置のメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現できる。
本願発明の潤滑剤塗布装置において、さらに、前記フリッカー部材は、塗布部に食い込むための凸部であって前記フリッカー部材の移動経路に対して垂直方向塗布部側に突出した凸部を少なくとも一つ有しているという構成によって、固形潤滑剤の使用に伴い塗布部への食い込み量の増加量を固形潤滑剤の使用に応じて段階的に制御することが可能となり、フリッカー部材が塗布部に接触することによる塗布部のブラシ部材の損傷を長期に渡って抑制することができる。したがって、塗布部の固形潤滑剤の掻き取り性をより長期に渡って維持することが可能となり、さらなる潤滑剤塗布装置のメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現できる。
また、本願発明の潤滑剤塗布装置並びに該潤滑剤塗布装置を有するイメージングユニットが設けられた電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置によれば、潤滑剤塗布装置の塗布部の固形潤滑剤の掻き取り性を長期に渡って維持することによって、固形潤滑剤による像担持体の摩擦係数低減効果を長期に亘り発揮することができる。したがって、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの磨耗を抑制することができ、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの交換頻度を抑えることが可能となり、イメージングユニットのメンテナンス性を向上させ、画像形成装置の低コスト化を図ることができる。
本願発明の潤滑剤塗布装置並びに該潤滑剤塗布装置を有するイメージングユニットが設けられた電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置において、さらに、前記塗布部に塗布バイアスを印加する塗布バイアス印加手段と、前記フリッカー部材に清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加手段とを有しており、前記塗布部及び前記フリッカー部材は、それぞれ前記塗布バイアス印加手段及び前記清掃バイアス印加手段により、前記像担持体上の像形成に用いられる正規帯電トナーと同極性のバイアスが印加され、前記塗布部に印加される塗布バイアスVbr、前記フリッカー部材に印加される清掃バイアスVfl及び前記像担持体表面の電位Vpcについて、塗布バイアスVbrと、清掃バイアスVflと、像担持体表面の電位Vpcとの関係が、正帯電トナーが用いられる場合はVfl>Vbr>Vpcであり、負帯電トナーが用いられる場合はVfl<Vbr<Vpcであるという構成によって、
像担持体清掃部材により掻き取られず通過してしまった正規帯電トナーは、塗布部との接触部において塗布部から反発力を受けることになるため、塗布部に付着することはなく、また、像担持体清掃部材により掻き取られず通過してしまった逆帯電トナーは、塗布部との接触部において、塗布部から吸引力を受けるため、塗布部に付着し、塗布部の回転により、フリッカー部材との接触部に搬送され、フリッカー手段から受ける吸引力によって、塗布部から払い落とされる。したがって、フリッカー部材の固形潤滑剤の使用に伴う塗布部への食い込み量をより小さくしつつ、塗布部の固形潤滑剤の掻き取り性をより長期に渡って維持することが可能となり、さらなる潤滑剤塗布装置のメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現できる。
本願発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の一例を示す概略図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置を一定期間使用した後の概略図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置に設けられるフリッカー部材の一例を示す斜視図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態2に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態2に係る潤滑剤塗布装置に設けられるフリッカー部材の一例を示す斜視図である。 本願発明の実施の形態2に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態3に係る潤滑剤塗布装置の一例を示す図である。 本願発明の実施の形態3に係る潤滑剤塗布装置を一定期間使用した後の概略図である。 本願発明の実施の形態4に係る画像形成装置2に設けられる潤滑剤塗布装置の概略図である。
以下に、発明を実施するための形態により本願発明を説明する。
(1)実施の形態1
<画像形成装置>
図1は、本願発明の実施の形態1に係る画像形成装置の一例を示す図であるタンデム形カラーデジタル画像形成装置(以下、「画像形成装置1」という)を示す概略構成図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によりカラー画像を形成する画像形成装置であって、いわゆる中間転写方式のものである。すなわち複数の像担持体に形成される互いに異なる色のトナー像を、共通の中間転写ベルトに順次に1次転写することにより当該中間転写ベルト上で単色のトナー像を重ね合わせ、この中間転写ベルト上において形成されたカラートナー像を記録媒体に一括して2次転写することにより記録媒体上においてカラートナー像を形成する。
画像形成装置1は、中間転写ベルト17を備えており、この中間転写ベルト17の外周面領域に設けられたイメージングユニット配置領域には、中間転写ベルト17の移動方向に沿って、各々、イエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像およびブラックトナー像を形成する4つのイメージングユニット30Y、30M、30C、30Kが並ぶよう設けられている。さらに、中間転写ベルト17の移動方向における最下流位置のイメージングである黒色トナーに係るイメージングユニット30Kより下流側の位置には、2次転写手段14Sが設けられており、中間転写ベルト17の移動方向における2次転写手段14Sより下流側の位置には、中間転写体17上における未転写トナーを除去する中間転写ベルト清掃部18Sが設けられている。また、2次転写手段14Sにおける記録媒体搬送方向下流側の位置には、未定着記録媒体搬送装置20が設けられており、未定着記録媒体搬送装置20より記録媒体搬送方向下流側の位置には、定着装置21が設けられている。
中間転写ベルト17は、駆動ローラー17A並びに中間ローラー17a及び17bなどのバックアップ部材に張架された状態とされている。中間転写ベルト17は、駆動手段(図示せず)により駆動ローラー17Aが回転することで図1中の矢印T方向に循環搬送される。
中間転写ベルト17は、例えば、表面抵抗率が1×10〜1×1012Ω/□である半導電性を有する無端状のベルトにより構成される。表面抵抗率は、抵抗測定器「ハイレスターIP」(油化電子製)を用い、常温常湿(温度20±1℃、湿度50±2%)環境下において、電圧100Vを10秒間印加した後の計測値である。中間転写ベルト17は、例えば、カーボンブラックや金属粉末などを含む導電性付与剤を添加された熱硬化ポリイミドあるいは変性ポリイミドなどのポリイミドにより形成されていることが好ましい。
実施の形態1におけるイメージングユニットについては、イエロートナー像に係るイメージングユニット30Yを例に説明する。
イエロートナー像に係るイメージングユニット30Yは、回転されるドラム状の感光体よりなる像担持体10Yと、像担持体10Yを帯電させる帯電装置11Yと、イエロートナーを含む現像剤により現像を行う現像装置13Yと、像担持体10Yの清掃を行う像担持体清掃部18Yとを備えている。像担持体10Yの外周面に対して、各々、像担持体10Yの回転方向に沿って、帯電装置11Yおよび現像装置13Yがこの順に並ぶよう配設されている。さらに、像担持体10Yの回転方向において現像装置13Yより下流の位置に備えられた1次転写手段14Yの下流の位置には、像担持体清掃部18Yが設けられている。
また、イメージングユニット30Yは、像担持体10Yと、現像装置13Yと、帯電装置11Yと、像担持体清掃部18Yとを一体として不図示のフレームに支持されることで、着脱可能な構成とできる。また、像担持体10Y、帯電装置11Y及び像担持体清掃部18Yがフレームにそれぞれ支持されることでドラムユニットを構成し、現像装置13Yがフレームに支持されることで現像ユニットを構成することもできる。ドラムユニット及び現像ユニットは、それぞれ螺着あるいは嵌着によって結合するための結合部を有し、ドラムユニット及び現像ユニットが結合することによって画像形成装置本体と着脱可能なイメージングユニットとして構成することもできる。また、ドラムユニット及び現像ユニットの結合方法については特に限定されない。
像担持体10Yは、ドラム状金属基体の外周面に有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層を有するものであり、図1において、像担持体10Yは、紙面に垂直な方向に伸びる状態で配設されている。
像担持体10Yは、電荷発生層と電荷輸送層を有する積層型有機感光体とすることができる。また、像担持体10Yの最表層には厚さ5μm程度のオーバーコート層を設けることができる。オーバーコート層には、粒径50nm程度のSiO2微粒子が略均一に分散されており、これによって、像担持体10Yの表面に凹凸を形成することができる。像担持体10Yの表面に凹凸形状を有することで、後述するステアリン酸亜鉛等の固形潤滑剤194Yの保持性が向上することから、固形潤滑剤194Yの過度の消費を抑制することができるので、像担持体のメンテナンス性の向上と共に低コスト化を実現することができる。
帯電装置11Yは、グリッド電極と放電電極とを有するスコロトロン帯電器とすることができる。
露光装置12Yは、レーザー照射装置よりなり、レーザー光を照射することで像担持体10Yを露光し、像担持体上に静電潜像を形成する。レーザー光は、例えば、スキャナ(図示せず)によって読み取られ、また、CCDセンサー(図示せず)により電気信号に変換された画像信号に基づいて照射することができる。
現像装置13Yは、マグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブを有しており、画像形成装置本体側に設けられた電圧印加手段によって、像担持体10Yと現像スリーブとの間に直流および/または交流バイアス電圧を印加することができる。
1次転写手段14Yは、中間転写ベルト17を介して像担持体10Yの表面に押圧された状態で1次転写領域を形成するよう配設された一次転写部材と、この一次転写部材に接続された、例えば、定電流電源よりなる転写電流供給装置(図示せず)とにより構成されている。一次転写部材は、1次転写ローラー141Yとすることができる。転写電圧印加装置によって1次転写ローラー141Yに1次転写電流が供給される。
図2に示すように、像担持体清掃部18Yは、固形潤滑剤194Yを像担持体表面に塗布するための潤滑剤塗布装置19Yと、像担持体表面からトナー等を除去する像担持体清掃部材181Yと、像担持体表面から除去されたトナー等を回収する回収部182Yと、潤滑剤塗布装置19Yによって塗布された固形潤滑剤194Yを均すための均し部183Yとを備えている。像担持体清掃部18Yは、像担持体10Yの回転方向から上流から順に、像担持体清掃部材181Y、潤滑剤塗布装置19Y及び均し部183Yが配設される下流塗布システムとすることができる。
本願発明の実施をするための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yは、詳細は後述するが、像担持体10Yに固形潤滑剤194Yを塗布する機構を有する。
像担持体清掃部材181Yは、弾性体からなるブレード(以下「像担持体クリーニングブレード」)とすることができる。像担持体クリーニングブレードは、ウレタンゴムなどの弾性体よりなる板状の構造とすることができ、その基端部分が支持部材によって支持されると共に、先端部分が像担持体10Yの表面に当接されるよう設けられている。像担持体クリーニングブレードの基端側から伸びる方向は、当接箇所における像担持体10Yの回転による移動方向と反対方向である、いわゆるカウンター方向とすることができる。
回収部182Yは、例えば、回収スクリューとすることができる。像担持体清掃部材181Yによって掻き取られたトナーは、回収部182Yによって像担持体清掃部18Yから搬送され、例えば、廃トナーボックス(図示せず)に入れられ回収される。
均し部183Yは、例えば、ウレタンゴムなどの弾性体よりなる板状の構造とすることができ、その基端部分が支持部材によって支持されると共に、先端部分が像担持体10Yの表面に当接されるよう設けられている。潤滑剤塗布装置19Yによって像担持体表面に塗布されて均し部183Yと像担持体10Yが当接する部分にまで達した固形潤滑剤194Yは、均し部183Yと像担持体10Yの間の隙間において均されて、像担持体10Y上に固形潤滑剤194Yの皮膜を形成する。
固形潤滑剤194Yの皮膜は、摩擦係数が低く、像担持体10Y及び像担持体清掃部材181Yが摺擦する際に、像担持体10Yと像担持体清掃部材181Yの間で作用する力を低減させるので、像担持体10Y及び像担持体清掃部材181Yの磨耗を抑制する。
他のイメージングユニット30M、30C、30Kの各々についても、現像剤がイエロートナーの代わりにそれぞれマゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーを含むものである他は、イエロートナー像に係るイメージングユニット30Yと同様の構成とすることができる。また、イメージングユニット30M、30C、30Kに係る1次転写手段14M、14C、14Kの各々においても、イエロートナー像に係るイメージングユニット30Yにおいて1次転写手段14Yによって供給されるのと同様に1次転写電流を供給することができる。
2次転写手段14Sは、中間転写ベルト17と、中間転写ベルトの内周面側に配置された駆動ローラー17Aと、2次転写ローラー141Sと、転写電圧印加装置(図示せず)とにより構成されている。2次転写ローラー141Sは、例えば、半導電性のゴムローラーとすることができる。
2次転写手段14は、駆動ローラー17Aと2次転写ローラー141Sの間に転写電圧印加装置(図示せず)から転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト17上に形成されたカラートナー像を、搬送されてきた記録媒体Pに2次転写する、いわゆる接触転写方式のものである。
未定着記録媒体搬送装置20は、搬送ローラー201及び搬送ベルト202を備える構成とすることができる。また、例えば、ファン(図示せず)を備えることにより、記録媒体Pを搬送ベルトに吸引して搬送する構成とすることもできる。
定着装置21は、加熱ローラー211、加圧ローラー212、定着ローラー213及び定着ベルト214を備える構成とすることができる。
中間転写ベルト清掃部18Sは、弾性体からなるブレード(以下、「中間転写ベルトクリーニングブレード」)を備える構成とすることができる。中間転写ベルトクリーニングブレードは、ウレタンゴムなどの弾性体よりなり、その基端部分が支持部材によって支持されると共に、先端部分が中間転写ベルト17の外周面に当接されるよう設けられている。中間転写ベルトクリーニングブレードの基端側から伸びる方向は、当接箇所における中間転写ベルト17の回転による移動方向と反対方向である、いわゆるカウンター方向とすることができる。
また、例えば、中間転写ベルト清掃部18Sとして、像担持体清掃部18Yと同様の構成のものを用いることもでき、後述する本願発明の実施をするための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yを設置することもできる。
また、さらに、中間転写ベルト17の内周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を設け、中間転写ベルト17の搬送負荷を低減させることもできる。
以上のように構成される本願発明の画像形成装置においては、まず、イメージングユニット30Y、30M、30C及び30K、並びに露光装置12Y、12M、12C及び12Kによって、像担持体10Y、10M、10C、10K上にイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各トナー像が形成され、1次転写手段14Y,14M,14C,14Kによって、中間転写ベルト17の外周面上に前記の単色トナー像が重なったカラートナー像が形成される。次に、形成されたカラートナー像は、搬送されてきた記録媒体Pに2次転写手段14Sによって2次転写される。そして、トナー画像が2次転写された記録媒体Pは、未定着記録媒体搬送装置20において搬送ローラー201により搬送ベルト202が循環移動されることにより定着装置21に搬送される。定着装置21に搬送された記録媒体Pが定着ベルト214を介して定着ローラー213及び加圧ローラ212によって挟持されることにより、記録媒体P上に転写されたトナー画像は、加圧、加熱され記録媒体P上に定着される。定着装置21を通過した記録媒体Pは、例えば、排紙ローラー(図示せず)を経て画像形成装置外部に搬出される。
次に、本願発明を実施するための形態の一例である潤滑剤塗布装置及び潤滑財塗布装置を備えたイメージングユニットについて説明する。
<潤滑剤塗布装置>
図2及び図3に示された潤滑剤塗布装置19Yは、固形潤滑剤194Yと、固形潤滑剤194Yを塗布対象物に塗布するための塗布部193Yと、塗布部193Yに付着したトナー等の異物を払い落とすためのフリッカー部材191Yと、固形潤滑剤194Yを保持するとともに固形潤滑剤194Yを塗布部193Yに押圧する固形潤滑剤保持部195Yと、固形潤滑剤保持部195Yを押圧する押圧部196Yとを有している。
固形潤滑剤194Yは、一方向に伸びる形状であり、ステアリン酸亜鉛の粉体を溶融成形したものとできる。また、固形潤滑剤194Yの材料は、例えば、脂肪酸金属塩とすることができ、ステアリン酸マグネシウムあるいはステアリン酸リチウムとすることもできる。
固形潤滑剤保持部195Yは、固形潤滑剤194Yと同一方向に伸びる形状であって、板金、あるいは樹脂等から構成することができる。固形潤滑剤保持部195Yは、固形潤滑剤194Yと当接するための当接部1951Y(図5及び6参照)を有しており、例えば、固形潤滑剤194Yと当接する表面である当接面とすることができる。また、当接部1951Y以外の部分として非当接部を有している。非当接部は、例えば、像担持体清掃部内部の廃トナー等が通過する空間に露出した表面である。当接部1951Yでは、固形潤滑剤194Yが両面テープ等の接着層を介して当接し、保持されている。非当接部には、フリッカー部材191Yと接着により結合するための表面である結合一端部が設けられている。結合一端部は、例えば、嵌着するための嵌着溝又は螺着するためのネジ穴とすることもできる。
塗布部193Yは、金属性の軸と、金属性の軸に保持される基布と、基布に織り込まれ、ロール状に形成されるブラシ部材とから構成されるループブラシとすることができる。金属性の軸は、例えば、鉄製でφ6mmとすることができる。また、ブラシ部材は、導電性ポリエステルからなり、繊維太さ4T(デシテックス)、繊維密度100kF/inchの繊維からなる直毛ブラシとすることができる。ブラシ部材の織り方は、ループ形状あるいは直毛形状とすることができる。ループブラシとしてはφ12mmとすることができ、抵抗値は、10〜1010Ωとすることができ、また、10〜10Ωとすることが好ましい。また、例えば、ブラシ部材は、導電性ナイロンや導電性アクリルなどの合成繊維のブラシとしてもよく、導電性繊維に限らず、絶縁性の繊維でもよい。
塗布部193Yは、塗布対象物としての感光体に接触しつつ回転可能に設けられており、単に像担持体の回転につれまわるような構成としても良いし、個別に駆動させてもよい。また、塗布部193Yは、例えば、像担持体と同等か若しくは遅い線速度で回転し、図2に示すように、像担持体と同一方向へ回転するいわゆるカウンター回転とすることが望ましい。カウンター回転とすることによって、塗布部193Yでの固形潤滑剤194Yの塗布性を向上させることができる。
押圧部196Yは、圧縮バネ等の加圧手段とすることができる。固形潤滑剤保持部195Yは、押圧部196Yによって、塗布部193Yに向かって押圧されている。したがって、固形潤滑剤194Yは、固形潤滑剤保持部195Yを介して押圧部196Yによって押圧されている。
フリッカー部材191Yは、図4に示されるように、金属製の薄板とすることができる。フリッカー部材191Yの素材は、金属の薄板に限らず、塗布部193Yのブラシ部材をはじくことができる程度に、塗布部193Yのブラシ部材より固い部材から構成されていればよい。例えば、多少の弾力性を有している樹脂等の部材で形成することも可能である。また、フリッカー部材191Yは、一方向に伸びる形状である塗布部193Yの広い範囲のトナーを払い落とすために、塗布部193Yの長手方向に伸びる形状であることが望ましいが、図中奥行き方向、すなわち長手方向に一枚の板状に限らず、複数枚に分割されたものでもよい。
フリッカー部材191Yは、固形潤滑剤保持部195Yの当接部1951Y以外の部分に結合しており、図4に示されるように、塗布部193Yに接触し食い込む領域を有する食込部1911Yと、固形潤滑剤保持部195Yの結合一端部と結合するための結合他端部を有する結合部1912Yと、結合部1912Yから固形潤滑剤194Yが押圧される押圧方向に伸びた形状であって食込部1911Yの結合部1912Yに対する相対的な位置を固定する基部1913Yとを有している。
食込部1911Yは、図4及び図5に示されるように、フリッカー部材191Yの移動経路に対して垂直方向であって塗布部側に突出した凸部1914Yを有し、基部に対してL字形状となるように形成されている。凸部1914Yは、長手方向に渡って連続的な構成とすることができ、また、例えば、図中奥行き方向、すなわち長手方向に渡って凹凸部を有する櫛状の構成としてもよく、例えば、針状の部材を並べたものとすることもできる。ここでの針状とは先端が丸いものや、細い棒状のものとすることができる。凸部1914Yは、凸部1914Yの一部の領域が塗布部193Yに食い込むような構成とすることができるが、凸部1914Y全体が塗布部193Yに食い込む構成としてもよい。
結合部1912Yは、固形潤滑剤保持部195Yの非当接部と結合するための結合他端部である表面を有している。また、例えば、結合他端部は、固形潤滑剤保持部195Yと嵌着するための嵌入部又は螺着するための穴とすることもできる。
基部1913Yは、図5に示されるように、固形潤滑剤194Yにおいて長手方向と固形潤滑剤194Yの押圧方向とから形成される面に対して、略平行な面を有する構成とすることができる。
図2は、固形潤滑剤194Yの使用初期の状態を示している。固形潤滑剤194Yが塗布部193Yによって摺擦されていない使用初期においては、像担持体清掃部材181Yが磨耗しておらず、像担持体清掃部材181Yによる像担持体表面の清掃性が高く、像担持体清掃部材181Yと像担持体表面との接触部分を通過して塗布部193Yに到達するトナー量が極めて少ない。このような塗布部193Yによる固形潤滑剤194Yの掻き取り量が少ない使用初期においては、フリッカー部材191Yと塗布部193Yは接触していない。そして、図3に示されるように、固形潤滑剤194Yが塗布部193Yによって摺擦されるにしたがって、固形潤滑剤194Yが使用されて減少する。さらに、固形潤滑剤194Yが減少するにしたがって、図5に示されるように、押圧部196Yの押圧による固形潤滑剤保持部195Yの塗布部側への移動に連動して、次第に、フリッカー部材191Yの食込部1911Yは、塗布部193Yに接触し、さらに、塗布部193Yへの食い込み量が増加する方向に移動する。なお、使用開始時あるいは固形潤滑剤194Yの掻き取り量が少ない使用初期において、フリッカー部材191Yは、塗布部193Yのブラシ部材が千切れたり、減耗したりしない程度に、塗布部193Yと接触していてもよい。また、例えば、図6に示されるように、食込部1911Y、結合部1912Y及び基部1913Y並びに固形潤滑剤保持部195Yを一体成形した構成とすることもできる。このようにして、塗布部193Yに食い込んだフリッカー部材191Yによって、塗布部193Yのブラシ部材がはじかれることにより、ブラシ部材に付着した残留トナー等の異物がはじき飛ばされる。はじき飛ばされた異物は、回収部182Yによって回収され、像担持体清掃部材181Yによって掻き取られた廃トナーと共に適切に処理される。
ここで、食い込み量とは、図5及び図6においてフリッカー部材191Yの斜線部に示されるように、塗布部193Yに食込部1911Yが食い込んでいない時の塗布部193Yの外周に対して食込部1911Yが接触し、塗布部193Yの内部へ食い込んだ食込部1911Yの体積である。
また、フリッカー部材191Yは、塗布部193Yが固形潤滑剤194Yと摺擦する位置より、塗布部193Yの回転方向下流側に接触するように設けられているが、例えば、塗布部193Yが固形潤滑剤194Yと摺擦する位置より、塗布部193Yの回転方向上流側に接触するように設けられてもよい。
このように本願発明の実施の形態の一例である潤滑剤塗布装置1によれば、上述のような極めてシンプルな構成により、使用初期の不要なフリッカー部材191Yの接触を行わないことで塗布部193Yのブラシ部材が千切れたり、減耗してしまうことを抑制することができる。これにより塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性を長期に渡って維持し、潤滑剤塗布装置19Yのメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現できる。
また、本願発明の実施の形態の一例である潤滑剤塗布装置1を具備したイメージングユニット及び画像形成装置によれば、潤滑剤塗布装置の塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性を長期に渡って維持することによって、固形潤滑剤194Yによる像担持体の摩擦係数低減効果を長期に亘り発揮することができるので、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの磨耗を抑制することができる。したがって、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの交換頻度を抑えることが可能となり、イメージングユニットのメンテナンス性を向上させ、画像形成装置の低コスト化を図ることができる。
また、図7に示されるように、本願発明を実施するための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yは、押圧バネである押圧部196Yを無くした構成、すなわち固形潤滑剤保持部195Yと押圧部196Yが一体の構成となっている。図7に示される潤滑剤塗布装置19Yにおいて、固形潤滑剤保持部195Yは、長手方向及び塗布部の回転方向に対して移動が規制され、かつ、鉛直方向に自由に移動可能なように不図示のフレームにより、固形潤滑剤保持部195Yの長手方向両側面が保持されている。これにより、固形潤滑剤194Yがぶれないように安定的に保持されながら鉛直方向に導かれ、固形潤滑剤保持部195Y及び固形潤滑剤194Yの自重によって塗布部193Yに固形潤滑剤194Yが押圧される構造となっている。このような構成によって、図2及び図3に示された潤滑剤塗布装置19Yと同様の効果を得ることができると同時に、像担持体清掃部18Yを小型化することが可能となり、さらなる潤滑剤塗布装置19Yの低コスト化を実現できる。
また、図8に示されるように、固形潤滑剤保持部195Yは、固形潤滑剤194Yと当接し保持する当接部材1952Yと、固形潤滑剤194Yを押圧する押圧部材1953Yを有する構成とすることもできる。また、図8に示すように、フリッカー部材191Yは、固形潤滑剤保持部195Yの押圧方向に対して垂直な面に結合することもできるが、フリッカー部材191Yの結合位置は非当接部であれば特に限定されない。当接部材1952Yと押圧部材1953Yは嵌着、螺着あるいは接着によって互いに結合することができ、着脱可能な構成とされている。従来、固形潤滑剤194Yの使用に伴い、塗布部193Yと固形潤滑剤194Yとは、通常、同時に交換されていたが、上述したように、塗布部193Yのブラシ部材の損傷を長期に渡って抑制することが可能となると、固形潤滑剤194Yと塗布部193Yの寿命の間に差が生じてしまう。そこで、このような構造の固形潤滑剤保持部195Yを有する潤滑剤塗布装置19Yによれば、固形潤滑剤194Yのみを交換することが可能となるので、図2及び図3に示された潤滑剤塗布装置19Yと同様の効果を得ることができると同時に、さらなる潤滑剤塗布装置19Yのメンテナンス性の向上を実現できる。
(2)実施の形態2
画像形成装置1において備えることができる本願発明の実施をするための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yについて、上述した実施の形態1における潤滑剤塗布装置19Yと異なる点を以下に説明する。
図9に示された潤滑剤塗布装置19Yは、図10に示されるフリッカー部材191Yの食込部1911Yが、前記フリッカー部材191Yの移動経路に対して垂直方向塗布部側に突出した凸部1914Yを複数有している点で上述した実施の形態1における潤滑剤塗布装置19Yと異なっている。
フリッカー部材191Yの食込部1911Yは、図10及び図11に示されるように、フリッカー部材191Yの移動経路に対して垂直方向塗布部側、すなわち固形潤滑剤194Yの押圧方向に対して垂直方向であって塗布部側に突出した凸部1914Yを段階的に設けた構成とすることができる。例えば、第1凸部1914aY、第2凸部1914bY及び第3凸部1914cYを設け、固形潤滑剤194Yの長手方向に垂直な断面において、櫛状の構成とすることができる。潤滑剤塗布装置1と同様に、塗布部193Yによる固形潤滑剤194Yの掻き取り量が少ない使用初期においては、フリッカー部材191Yと塗布部193Yは接触していない。そして、図11に示されるように、固形潤滑剤194Yが塗布部193Yによって摺擦され減少するにしたがって、押圧部196Yの押圧による固形潤滑剤保持部195Yの塗布部側への移動に連動して、第1凸部1914aYが塗布部193Yの外周に接触し、第1凸部1914aYの塗布部193Yへ食い込む領域が塗布部193Yの内部に埋没する。そして、次第に固形潤滑剤194Yの掻き取り量が増えるのに伴い第2凸部1914bYが塗布部193Yの外周に接触し、第2凸部1914bYの塗布部193Yへ食い込む領域が塗布部193Yの内部に埋没し、第1凸部1914aY及び第2凸部1914bYが塗布部193Yに食い込んでいる状態となる。そして、さらに固形潤滑剤194Yの掻き取り量が増えるに伴い第3凸部1914cYが塗布部193Yの外周に接触し、第3凸部1914cYの塗布部193Yへ食い込む領域が塗布部193Yの内部に埋没し、第1凸部1914aY、第2凸部1914bY及び第3凸部1914cYが塗布部193Yに食い込む形態となる。
したがって、フリッカー部材191Yは、塗布部193Yへの食い込み量が増加する方向に、不可逆的に移動する。なお、例えば、第1凸部1914aYと第2凸部1914bYの間の間隔がひらいており、一時的にある一定期間において食い込み量が減少する構成であっても、その後の使用に伴い食い込み量の最大値が増加する構成であればよい。
このように食込部1911Yを櫛状の構成とすることによって、固形潤滑剤194Yの使用に伴い塗布部193Yへの食い込み量の増加量を固形潤滑剤194Yの使用に応じて段階的に制御することが可能となり、フリッカー部材191Yが塗布部193Yに接触することによる塗布部193Yのブラシ部材の損傷を長期に渡って抑制することができる。したがって、塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性をより長期に渡って維持することが可能となり、さらなる潤滑剤塗布装置19Yのメンテナンス性の向上を実現できる。
このように実施の形態2における潤滑剤塗布装置19Yによれば、上述の実施の形態1における潤滑剤塗布装置19Yと同様に、極めてシンプルな構成により、使用初期の不要なフリッカー部材191Yの接触を行わず、かつ、固形潤滑剤194Yの使用に伴い塗布部193Yへの食い込み量の増加量を固形潤滑剤194Yの使用に応じて段階的に制御することで、塗布部193Yのブラシ部材が千切れたり、減耗してしまうことを抑制することができる。これにより塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性をより長期に渡って維持し、潤滑剤塗布装置19Yのさらなるメンテナンス性の向上を実現できる。
また、実施の形態2における潤滑剤塗布装置19Yを具備したイメージングユニット及び画像形成装置によれば、潤滑剤塗布装置の塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性をより長期に渡って維持することによって、固形潤滑剤194Yによる像担持体の摩擦係数低減効果をより長期に亘り発揮することができるので、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの磨耗をさらに抑制することができる。したがって、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの交換頻度をさらに抑えることが可能となり、イメージングユニットのメンテナンス性をさらに向上させ、画像形成装置のさらなる低コスト化を図ることができる。
(3)実施の形態3
画像形成装置1において備えることができる本願発明の実施をするための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yについて、上述した実施の形態1及び2における潤滑剤塗布装置19Yと異なる点を以下に説明する。
図12及び図13に示された潤滑剤塗布装置19Yは、フリッカー部材191Yを塗布部193Yへの食い込み量が増加する方向に移動させるフリッカー部材移動部192Yを有しており、フリッカー移動部によって、フリッカー部材191Yが固形潤滑剤保持部195Yが固形潤滑剤194Yを押圧する方向と逆方向に移動する点で、上述した実施の形態1及び2における潤滑剤塗布装置19Yと相違する。
図12に示される潤滑剤塗布装置19Yは、フリッカー部材191Yを固形潤滑剤保持部195Yとワイヤー架橋部1922Yを中継した所定の長さを有するワイヤー1921Yによって接続する構成であるフリッカー部材移動部192Yを有している。図13に示されるように、固形潤滑剤194Yの使用に伴う押圧部196Yによる固形潤滑剤保持部195Yの押圧に連動して、フリッカー部材191Yがワイヤー1921Yに引かれることで、フリッカー部材191Yは、固形潤滑剤保持部195Yが固形潤滑剤194Yを押圧する方向と逆方向に移動する。そして、次第に、フリッカー部材191Yの食込部1911Yは、塗布部193Yに接触し、さらに、塗布部193Yへの食い込み量が増加する方向に移動する。
このように実施の形態3における潤滑剤塗布装置19Yによれば、上述の実施の形態1及び2における潤滑剤塗布装置19Yと同様に、極めてシンプルな構成により、使用初期の不要なフリッカー部材191Yの接触を行わないことで塗布部193Yのブラシ部材が千切れたり、減耗してしまうことを抑制することができる。これにより塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性を長期に渡って維持し、潤滑剤塗布装置19Yのメンテナンス性の向上を簡単な構成で実現できる。
また、実施の形態3における潤滑剤塗布装置19Yを具備したイメージングユニット及び画像形成装置によれば、潤滑剤塗布装置の塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性を長期に渡って維持することによって、固形潤滑剤194Yによる像担持体の摩擦係数低減効果を長期に亘り発揮することができるので、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの磨耗を抑制することができる。したがって、像担持体及び像担持体クリーニングブレードの交換頻度を抑えることが可能となり、イメージングユニットのメンテナンス性を向上させ、画像形成装置の低コスト化を図ることができる。
(3)実施の形態4
<画像形成装置>
本願発明の実施の形態の一例である画像形成装置2並びに画像形成装置2において備えることができる本願発明の実施をするための形態の一例である潤滑剤塗布装置19Yについて、上述した実施の形態1から3における潤滑剤塗布装置19Yと異なる点を以下に説明する。
<潤滑剤塗布装置>
本願発明の実施の形態の一例である画像形成装置2は、塗布部193Yに塗布バイアスを印加する塗布バイアス印加手段22と、フリッカー部材191Yに清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加手段23とを有する点で、本願発明の実施の形態の一例である画像形成装置1と相違する。
図14に示された潤滑剤塗布装置19Yは、塗布バイアス印加手段22によって塗布部193Yに塗布バイアスが印加され、また、清掃バイアス印加手段23によって、フリッカー部材191Yに清掃バイアスが印加される点で、上述の実施の形態1から3における潤滑剤塗布装置19Yと相違する。
潤滑剤塗布装置19Yにおいて、塗布バイアス印加手段22によって塗布部193Yに、また、清掃バイアス印加手段23によってフリッカー部材191Yに、それぞれ、正規帯電トナーと同極性のバイアスが印加される。また、例えば、塗布バイアス印加手段22によって印加される塗布バイアスVbrと、フリッカー部材191Yに印加される清掃バイアスVfl及び像担持体表面の電位Vpcは、正規帯電トナーと同一極性であり、かつ、塗布バイアスVbrと、清掃バイアスVflと、像担持体表面の電位Vpcとの関係は、正帯電トナーを用いる場合はVfl>Vbr>Vpcであり、負帯電トナーを用いる場合はVfl<Vbr<Vpcとすることができる。
このような潤滑剤塗布装置19Yを有する本願発明の実施の形態の一例である画像形成装置2について、例えば、正規帯電トナーがマイナス極性に帯電(負帯電トナー)しており、Vfl=−500、Vbr=−300及びVpc=−100とすることができる。このような場合、像担持体清掃部材181Yにより掻き取られず通過してしまった正規帯電(マイナス)トナーは、塗布部193Yとの接触部において塗布部193Yから反発力を受けることになるため、塗布部193Yに付着することはない。また、像担持体清掃部材181Yにより掻き取られず通過してしまった逆帯電(プラス)トナーは、塗布部193Yとの接触部において、塗布部193Yから吸引力を受けるため、塗布部193Yに付着する。そして、塗布部193Yの回転により、フリッカー部材191Yとの接触部に搬送され、フリッカー手段から受ける吸引力によって、塗布部193Yから払い落とされる。したがって、長期に渡って安定した塗布性能を維持できる。このように、潤滑剤塗布装置19Yに各種のバイアス印加手段を組み合わせることによって、フリッカー部材191Yの固形潤滑剤194Yの使用に伴う塗布部193Yへの食い込み量をより小さくしつつ、塗布部193Yの固形潤滑剤194Yの掻き取り性をより長期に渡って維持することが可能となり、さらなる潤滑剤塗布装置19Yのメンテナンス性の向上を実現できる。
以上のように、本願発明によれば、上述のような、像担持体及び像担持体清掃部18Yのメンテナンス性の向上を簡単な構成で図ることのできる潤滑剤塗布装置19Y及びイメージングユニットを具備するという極めてシンプルな構成によって、メンテナンス性を向上させ、かつ、低コスト化を図ることができる画像形成装置が提供される。
なお、本願発明の実施の形態に係る画像形成装置及び潤滑剤塗布装置は、単なる例示にすぎず、本願発明を何ら限定するものではない。したがって本願発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。本願発明は、タンデム方式のカラー画像形成装置に限らず、例えば、モノクロ/カラーの複写機、プリンタ、FAX、及びこれらの複合機にも適用可能である。
10Y、10M、10C、10K 像担持体
11Y、11M、11C、11K 帯電装置
12Y、12M、12C、12K 露光装置
13Y、13M、13C、13K 現像手段
14Y、14M、14C、14K 1次転写手段
141Y、141M、141C、141K 1次転写ローラー
14S 2次転写手段
141S 2次転写ローラー
17 中間転写ベルト
17A 駆動ローラー
17a、17b バックアップローラー
18Y、18M、18C、18K 像担持体清掃部
181Y 像担持体清掃部材
182Y 回収部
183Y 均し部
18S 中間転写ベルト清掃部
19Y 潤滑剤塗布装置
191Y フリッカー部材
1911Y 食込部
1912Y 結合部
1913Y 基部
1914Y 凸部
1914aY 第1凸部
1914bY 第2凸部
1914cY 第3凸部
192Y フリッカー部材移動部
1921Y ワイヤー
1922Y ワイヤー架橋部
193Y 塗布部
194Y 固形潤滑剤
195Y 固形潤滑剤保持部
1951Y 当接部
1952Y 当接部材
1953Y 押圧部材
196Y 押圧部
20 未定着記録媒体搬送装置
201 搬送ローラー
202 搬送ベルト
21 定着装置
211 加熱ローラー
212 加圧ローラー
213 定着ローラー
214 定着ベルト
22 塗布バイアス印加手段
23 清掃バイアス印加手段
30Y、30M、30C、30K イメージングユニット
P 記録媒体

Claims (10)

  1. 塗布対象物に固形潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、
    固形潤滑剤と、塗布対象物及び前記固形潤滑剤に接触しつつ回転可能に設けられた塗布部と、前記固形潤滑剤と当接する当接部によって前記固形潤滑剤を保持するとともに前記固形潤滑剤を前記塗布部に押圧する固形潤滑剤保持部と、前記固形潤滑剤保持部の前記当接部以外の部分に結合するフリッカー部材とを有しており、前記フリッカー部材は、前記塗布部の回転による前記固形潤滑剤の磨耗の進行に伴い前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動するように設けられたことを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  2. 前記フリッカー部材は、前記塗布部に食い込む食込部と、前記固形潤滑剤保持部と結合する結合部と、前記結合部から押圧方向に伸びた形状であって前記食込部の前記結合部に対する相対的な位置を固定する基部とを有していることを特徴とする請求項1記載の潤滑剤塗布装置。
  3. 前記フリッカー部材を前記塗布部への食い込み量が増加する方向に移動させるフリッカー部材移動部を有しており、前記フリッカー移動部によって前記固形潤滑剤保持部が前記固形潤滑剤を押圧する方向と逆方向に移動することを特徴とする請求項1記載の潤滑剤塗布装置。
  4. 前記フリッカー部材は、塗布部に食い込むための凸部であって前記フリッカー部材の移動経路に対して垂直方向塗布部側に突出した凸部を少なくとも一つ有していることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の潤滑剤塗布装置。
  5. 前記固形潤滑剤保持部は、前記固形潤滑剤と当接する当接部材と、前記固形潤滑剤を押圧する押圧部材とから構成されており、前記当接部材と前記押圧部材は着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至4潤滑剤塗布装置。
  6. 前記塗布対象物としての像担持体と、請求項1乃至5いずれか記載の潤滑剤塗布装置とを具備することを特徴とする着脱可能なイメージングユニット。
  7. 電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置であって、請求項6記載のイメージングユニットを有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記塗布部に塗布バイアスを印加する塗布バイアス印加手段と、前記フリッカー部材に清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加手段とを有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置
  9. 前記塗布部及び前記フリッカー部材は、それぞれ前記塗布バイアス印加手段及び前記清掃バイアス印加手段により、前記像担持体上の像形成に用いられる正規帯電トナーと同極性のバイアスが印加されることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記塗布部に印加される塗布バイアスVbr、前記フリッカー部材に印加される清掃バイアスVfl及び前記像担持体表面の電位Vpcについて、塗布バイアスVbrと、清掃バイアスVflと、像担持体表面の電位Vpcとの関係が、正帯電トナーが用いられる場合はVfl>Vbr>Vpcであり、負帯電トナーが用いられる場合はVfl<Vbr<Vpcであることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
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