JP4725246B2 - クリーニング装置、画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4725246B2
JP4725246B2 JP2005243370A JP2005243370A JP4725246B2 JP 4725246 B2 JP4725246 B2 JP 4725246B2 JP 2005243370 A JP2005243370 A JP 2005243370A JP 2005243370 A JP2005243370 A JP 2005243370A JP 4725246 B2 JP4725246 B2 JP 4725246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
brush
roll
lubricant
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005243370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007057850A (ja
Inventor
智章 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005243370A priority Critical patent/JP4725246B2/ja
Publication of JP2007057850A publication Critical patent/JP2007057850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4725246B2 publication Critical patent/JP4725246B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式における転写工程の後、像担持体上に残留したトナーを除去するクリーニング装置およびそれを用いる画像形成装置に関する。
プリンタや複写機、ファクシミリ等に用いられる電子写真方式の画像形成装置では、像担持体としての感光体ドラムの表面に形成した静電潜像を、トナー現像により顕像化(トナー像化)し、このトナー像を記録用紙やOHPシート等の記録媒体に転写して画像を得る。また、近年、感光体ドラム上に順次形成された複数色のトナー像を、中間転写体上で重ね合わせた後、記録媒体に転写してフルカラー印刷画像を得る画像形成装置も普及している。
このような電子写真方式の画像形成装置は、記録媒体または中間転写体にトナー像を転写した後の感光体ドラムや、記録媒体にトナー像を転写した後の中間転写体(以下これら感光体ドラムや中間転写体を総称して像担持体と言う)の表面に残存するトナーを除去するクリーニング装置を備える。
クリーニング装置にはいくつかの方式があるが、像担持体の表面にクリーニングブレードを押し当ててトナーを機械的に掻き取る、いわゆるブレード方式が一般的である。
ところで、近年の画像形成の高画質化、高速化に伴って、球形に近いトナーが用いられるようになってきている。クリーニング装置には、これを高速回転する像担持体から迅速・良好に除去し得る性能が求められている。このため、これらの点で信頼性とクリーニング性能に優れる静電ブラシ方式を採用する画像形成装置も増加している。
静電ブラシ方式のクリーニング装置は、像担持体に接触するように配設された回転ブラシと、この回転ブラシに接触するように配設された回収ロールと、回収ロールに圧接配置されたスクレーパとを備えている。回転ブラシと回収ロールとには、像担持体上に残存するトナーと逆極性のバイアス電圧が印可されるようになっている。
そして、回転ブラシが静電力で像担持体上に残存するトナーを吸着除去し、このトナーを回収ロールの表面に転移させ、さらにその回収ロールの表面のトナーをスクレーパによって掻き落として回収するものである(特許文献1参照)。
特開2002−229344号公報
しかしながら、上記のごとき静電ブラシ方式のクリーニング装置では、長時間の使用によってスクレーパの回収ロールとの接触部位が摩耗し、その結果、下記のごとき不具合を生ずる。
すなわち、スクレーパを回収ロールに当接させて弾性変形させ、その弾性復帰力によって押圧力を得ている場合、スクレーパが摩耗すると実効圧力(押圧力)が減少し、クリーニング性能が低下する。
また、押圧力の低下によって、トナー以外の異物(紙粉や、チリ,ホコリなどのハウスダスト等)が回収ロールとスクレーパとの間に挟まり易くなる。回収ロールとスクレーパの間に異物が挟まると、その付近に隙間が生じ、この隙間をトナーが通過してクリーニング不良を生ずる。前述のような異物は繊維状であることが多く、一旦挟まると外れ難く、クリーニング不良の状態が継続することとなる。このような異物の挟み込みを防ぐために予め当接圧力を高く設定すると、スクレーパの摩耗を早め、結果として耐久性が劣り、長期的に信頼性の高いクリーニングを行うことができない。
なお、スクレーパの摩耗は、トナーに含まれる硬度の高い無機酸化物等の外添剤が研磨材として作用するため、トナー量が多い状態が続くと著しい。
たとえば、記録用紙のジャム等の不具合の発生によって、像担持体の担持したトナー像が記録用紙に転写されないでクリーニング装置に至る場合がある。また、電源投入時における初期設定の際には、制御用の情報収集を目的として、記録用紙に転写しないトナー像を像担持体上に形成することも行われる。特に、カラーの画像形成装置では、像担持体の担持するトナー量が多い。このような要因によって多くのトナーを処理しなければならない状況が続くと、スクレーパの摩耗が促進され、寿命の低下を招来する。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、信頼性とクリーニング性能に優れると共に、耐久性が高く長期間にわたってクリーニング性能を維持することのできるクリーニング装置および画像形成装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明のクリーニング装置は、回動する像担持体上のトナーを除去するクリーニング装置であって、像担持体に対峙して配置され像担持体上のトナーを除去するクリーニングブラシと、クリーニングブラシに接触して配置されクリーニングブラシからトナーを移し取る回収ロール部材と、回収ロール部材に圧接配置され回収ロール部材からトナーを掻き取る掻き取り部材と、回収ロール部材の表面に潤滑材を塗布する潤滑剤塗布手段と、を備えていることを特徴とする。
ここで、潤滑剤塗布手段は、たとえば回収ロール部材に当接配置されたブラシ部材と、ブラシ部材に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、を備えて構成されていることを特徴とする。また、潤滑剤供給手段は、たとえばロールブラシに固形の潤滑剤を当接させて構成されていることを特徴とする。
また、本発明の他のクリーニング装置は、回動する像担持体上のトナーを除去するクリーニング装置であって、像担持体に対峙して配置されて像担持体上のトナーを除去するクリーニングブラシと、クリーニングブラシに接触して配置されてクリーニングブラシからトナーを移し取る回収ロール部材と、回収ロール部材に圧接配置されて回収ロール部材からトナーを掻き取る掻き取り部材と、から成るクリーニング機構が、像担持体の移動方向に隣接して二組設けられると共に、二組のクリーニング機構の間に、両クリーニング機構の回収ロール部材の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布機構を備えていることを特徴とする。
ここで、潤滑剤塗布機構は、たとえば回収ロール部材に当接配置されたブラシ部材と、ブラシ部材に潤滑剤を供給する潤滑剤供給機構と、を備えて構成されており、ブラシ部材は、たとえばロールブラシであって二組のクリーニング機構の回収ロール部材の表面に当接して回転可能に配置され、潤滑剤供給機構は、たとえばロールブラシに固形の潤滑剤を当接させて構成されていることを特徴とする。また、二組のクリーニング機構には、互いに逆極性のバイアス電圧が印可されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、回動可能に設けられ、トナー像を担持する像担持体と、像担持体を回動駆動する回動駆動機構と、像担持体に担持されたトナー像を被転写部材に転写する転写部と、転写部より像担持体の移動方向下流側に設けられ、転写部による転写後に像担持体に残存するトナーを除去するクリーニング装置と、を備え、クリーニング装置は、像担持体に対峙して配置されて像担持体上のトナーを除去するクリーニングブラシと、クリーニングブラシに接触して配置されてクリーニングブラシからトナーを移し取る回収ロール部材と、回収ロール部材に圧接配置されて回収ロール部材からトナーを掻き取る掻き取り部材と、から成るクリーニング機構が、像担持体の移動方向に隣接して二組設けられると共に、二組のクリーニング機構の回収ロール部材の表面に潤滑剤を塗布することを特徴とする。
本発明のクリーニング装置および画像形成装置によれば、信頼性とクリーニング性能に優れると共に、クリーニング装置の構成部材の耐久性が高く、長期間にわたってクリーニング性能を維持することができる。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。図に示す画像形成装置1は、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置である。例えば、電子写真方式によって各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)と、各画像形成ユニット10を廻る周回経路で各画像形成ユニット10の図中上側に設けられた像担持体としての中間転写ベルト20とを備えている。また、中間転写ベルト20上のトナー像を被転写材としての記録用紙P上に転写する二次転写部40と、二次転写部40によって記録用紙Pにトナー像を転写した後の中間転写ベルト20の表面をクリーニングするクリーニング装置50と、記録用紙P上にトナー像を定着する定着装置60とを備えている。このクリーニング装置50に、本発明の実施の形態が適用されており、詳しくは後述する。また、用紙トレイ71に収容された記録用紙Pを二次転写部40に搬送すると共に、二次転写部40から定着装置60に搬送し、さらに定着装置60による定着後の記録用紙Pを排出搬送する用紙搬送機構70を備えている。
各画像形成ユニット10は、図中画像形成ユニット10Yに代表して示すように、図中矢印A方向に回転する像担持体としての感光体ドラム11を各々備えている。それぞれの感光体ドラム11の周囲には、その回転方向に沿って、感光体ドラム11を帯電させる帯電器12と、感光体ドラム11上に露光ビームBmで静電潜像を書込むレーザ露光器13と、感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置14と、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写ロール15と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ16等の電子写真用デバイスが順次配設されている。これらの各画像形成ユニット10は、図中矢印Bで示す中間転写ベルト20の移動方向上流側から、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット10Y,マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニット10M, シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット10C, 黒のトナー像を形成する画像形成ユニット10Kの順で並列に配置されている。なお、本実施の形態では、各色成分のトナー像の形成に際し、負極性に帯電するトナーが使用される。
中間転写ベルト20は、ポリイミド等の樹脂に導電剤としてのカーボンブラック等の導電剤を含有させた素材によって、厚さが例えば、0.1mmで所定幅の無端ベルト状に形成されている。その体積抵抗率は、106〜1014Ω・cmに設定されている。
そして、複数のロールに掛け回されて、これらのロールによって規定された経路で周回可能に設けられている。これらのロールとして、図示しないモータにより駆動されて中間転写ベルト20を回動させる回動駆動機構の駆動ロール31と、中間転写ベルト20に対して一定の張力を与えると共に経路を規定するいくつかのテンションロール32と、二次転写部40のバックアップロール42とを有している。
中間転写ベルト20の周回経路は、各画像形成ユニット10と対応する上側では略水平とされ、下側は二次転写部40のバックアップロール42によって規定され、略逆三角形状となっている。中間転写ベルト20は駆動ロール31の周囲を180°近く巻回しており、これによって効率良く駆動力が伝達されるようになっている。駆動ロール31は図中反時計回りに回転し、これによって中間転写ベルト20は反時計回りに周回駆動される。この中間転写ベルト20の駆動ロール31への巻回部位に、クリーニング装置50が配設されている。
各一次転写ロール15は、中間転写ベルト20を挟んで各画像形成ユニット10の感光体ドラム11と対峙して位置している。これらの一次転写ロール15には、トナーの帯電極性と逆極性(すなわち本実施の形態では正極性)の電圧が印加されるようになっている。そして、その電位差によって感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する。ここが一次転写部である。
二次転写部40は、バックアップロール42と、中間転写ベルト20を挟んでこのバックアップロール42と対峙する二次転写ロール41とを備えている。バックアップロール42には、二次転写バイアスを安定的に印加する金属製の給電ロール43が当接配置されている。また、二次転写ロール41には、二次転写ロール41に付着した汚れを除去するブラシロール44が接触配置されている。二次転写ロール41には、トナーの帯電極性と逆極性(正極性)の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト20の担持したトナー像を記録用紙Pに転写する。
定着装置60は、加熱されるヒートロール61と、このヒートロール61に対向して設けられたプレッシャロール62とで構成されている。プレッシャロール62は、加熱されたヒートロール61に記録用紙Pを押圧して、加熱・加圧によって記録用紙P上にトナー像を固定する。
用紙搬送機構70は、記録用紙Pを収容する用紙トレイ71と、用紙トレイ71に収容された記録用紙Pを取り出して搬送するピックアップロール72と、その記録用紙Pを搬送する搬送ロール73等を備えている。そして、ピックアップロール72で用紙トレイ71に収容された記録用紙Pを所定のタイミングで取り出し、搬送ロール73によって二次転写部40へ、また、二次転写部40から定着装置60へと搬送する。
上記のごとく構成された画像形成装置1は、下記のごとく作用して記録用紙P上に画像形成する。
すなわち、駆動ロール31によって周回駆動(回動)される中間転写ベルト20上に、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分のトナー像を、それぞれ一次転写ロール15の作用で順次転写(一次転写)する。そして、中間転写ベルト20上に保持された重ね画像を、用紙搬送機構70によって搬送される記録用紙Pに、二次転写部40で一括転写(二次転写)する。その後、この記録用紙Pに二次転写された画像を定着装置60で定着させて排紙する。一方、二次転写部40で担持するトナー像を記録用紙用Pに転写した後の中間転写ベルト20の部位は、移動してクリーニング装置50と対応する位置に至り、残存するトナーが除去される。
次に、本実施の形態の主要部分であるクリーニング装置50について詳細に説明する。
図2はクリーニング装置50を概念的に示す断面図である。また、図3は潤滑剤塗布機構80部分の拡大図である。
クリーニング装置50は、駆動ロール31に巻回した中間転写ベルト20に臨んで配設された第一のブラシクリーニング機構51と、その中間転写ベルト20の移動方向下流側(図中上側)に隣接して配設された第二のブラシクリーニング機構52と、潤滑剤塗布手段としての潤滑剤塗布機構80とを備え、ハウジング54内に納められている。
各ブラシクリーニング機構51,52は、それぞれ、駆動ロール31を巻回する中間転写ベルト20に所定量干渉するように配置されたクリーニングブラシとしてのブラシ51A,52Aと、このブラシ51A,52Aに所定量干渉するように配置された回収ロール51B,52Bとを備えている。また、回収ロール51B,52Bに当接配置されてその回収ロール51B,52Bからトナーを掻き落とす掻き取り部材としてのスクレーパ51C,52Cを備えている。
これらブラシ51A,52Aと、回収ロール51B,52Bと、スクレーパ51C,52Cとは、図において水平より僅かに右上がりに配置されている。
なお、駆動ロール31は接地されており、後述するバイアス電源によるブラシ51A,52Aおよび回収ロール51B,52Bへの電圧印可によって電位差が得られるようになっている。
ブラシ51A,52Aは、導電性を有する金属製の芯軸の周囲に、所定の抵抗値に設定された導電性を有するたとえばナイロン系のパイル(毛)が所定の密度で植設されて、全体形状が円柱状に構成されている。また、それぞれ図示しないモータと連係機構を介して連結されており、モータによって回転駆動されるようになっている。その回転方向は、たとえば駆動ロール31を巻回する中間転写ベルト20との当接部においてその移動方向と対向するように(図中反時計回りに)設定されている。また、回転速度は、たとえばブラシ51Aは中間転写ベルト20と等しく、ブラシ52Aは中間転写ベルト20に対して0.1倍に設定されている。すなわち、本実施の形態では、ブラシ51Aのパイルは中間転写ベルト20に対してその移動速度の2倍の相対速度で移動し、ブラシ52Aのパイルは中間転写ベルト20に対して1.1倍の相対速度で移動するように設定されるものである。
回収ロール51B,52Bは、たとえばステンレス合金またはアルミニウム合金等によって形成されている。その表面にはフェノール樹脂等に導電剤としてのカーボンブラック等の導電剤を含有させた素材によってコートされ、表面抵抗率がたとえば10Ω/□に設定されている。また、それぞれ図示しないモータと連係機構を介して連結されており、モータによって回転駆動されるようになっている。
回収ロール51Bの回転方向は、たとえばブラシ51Aとの接触部位において対向するように(図中反時計回り)設定されている。その回転速度は、たとえばブラシ51Aと等しく設定されている。従って、本実施の形態では、ブラシ51Aのパイルは、回収ロール51Bの表面に対してその回転周速の二倍の相対速度で移動する。
また、回収ロール52Bの回転方向は、たとえばブラシ52Aとの接触部位において同方向に(図中時計回り)設定されている。その回転速度は、たとえばブラシ52Aと等しく設定されている。従って、本実施の形態では、ブラシ52Aのパイルは、回収ロール52Bの表面に対して相対速度0(ゼロ)となる。つまり、ブラシ52Aのパイルは、回収ロール52Bの表面に対して接離するのみで相対移動はしないようになっているものである。
ここで、第一のブラシクリーニング機構51のブラシ51Aと回収ロール51Bとは、各々バイアス電源51V,51Wに接続されている。そして、これらバイアス電源51V,51Wによって、中間転写ベルト20に担持された負極性に帯電しているトナーを吸着するために、正極性のバイアス電圧が加えられるようになっている。このバイアス電圧はブラシ51Aと回収ロール51Bとで異なり、回収ロール51Bのほうがブラシ51Aより高く、その電位差がたとえば400V以上に設定されている。
また、第二のブラシクリーニング機構52のブラシ52Aと回収ロール52Bとは、各々バイアス電源52V,52Wに接続されている。そして、このバイアス電源52V,52Wによって、第一のブラシクリーニング機構51とは逆の負極性のバイアス電圧が加えられるようになっている。このバイアス電圧はブラシ52Aと回収ロール52Bとで異なり、回収ロール52Bのほうがブラシ52Aより高く、その電位差がたとえば400V以上に設定されている。
スクレーパ51C,52Cは、たとえばステンレス合金等によって形成された薄板で、それぞれ先端を回収ロール51B,52Bの回転方向上流側に向けた姿勢で、回収ロール51B,52Bの表面に所定の干渉量で当接配置されている。これにより、スクレーパ51C,52Cはその弾性変形による復帰力で、先端を回収ロール51B,52Bの表面に押圧している。そして、回収ロール51B,52Bの表面からトナーを掻き落とすものである。
第一のブラシクリーニング機構51のスクレーパ51Cは、図中反時計回りに回転する回収ロール51Bの背面側(中間転写ベルト20とは逆の側)に、先端を下向きとして略鉛直に配設されている。これにより、回収ロール51Bから掻き落としたトナーは、直下に落下するようになっている。
第二のブラシクリーニング機構52のスクレーパ52Cは、図中時計回りに回転する回収ロール52Bの背面側に、水平状態よりやや先端を上向きとした姿勢で配設されている。その基端部は、トナーガイド55に固定されている。トナーガイド55は、第二のブラシクリーニング機構52の下側に位置する第一のブラシクリーニング機構51の上側を覆っており、スクレーパ52Cが回収ロール52Bから掻き落としたトナーを第一のブラシクリーニング機構51の背後に落下するように導くように形成されている。
潤滑剤塗布機構80は、ブラシ部材としての潤滑剤塗布ブラシ81と、この潤滑剤塗布ブラシ81に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段としての一対の潤滑剤押圧機構82(82A,82B)とを備えている。
潤滑剤塗布ブラシ81は、芯金の周囲にたとえばナイロン系のパイル(毛)が所定の密度で植設されて、全体形状が円柱状に構成されている。そして、略上下に並んで配置されたブラシクリーニング機構51,52の回収ロール51B,52Bの間に、毛先をこれら回収ロール51B,52Bにそれぞれ所定量干渉させた状態で配設されている。
この潤滑剤塗布ブラシ81は図示しないモータと連係機構を介して連結されており、このモータによって回転駆動されるようになっている。その回転方向は、本実施の形態では、図中反時計回りに設定されている。従って、第一のブラシクリーニング機構51の回収ロール51Bとその当接部において対向し、第二のブラシクリーニング機構52の回収ロール52Bとその当接部において同方向となっている。
その回転速度は、たとえば中間転写ベルト20の移動速度に対して0.1倍に設定されている。この場合、回収ロール51Bは、その回転速度が中間転写ベルト20と等しく、当接部における回転方向は対向するため、中間転写ベルト20の移動速度に対して1.1倍の相対速度である。一方、ブラシ52Aは、その回転速度が中間転写ベルト20の0.1倍、当接部における回転方向は同方向であるため、相対速度は0(ゼロ)である。
なお、本実施の形態では、潤滑剤塗布ブラシ81は、その当接部において相対移動方向が逆に回転駆動される回収ロール51B,52Bに当接配置されており、これら両方の回収ロール51B,52Bに潤滑剤を塗布する必要から回転駆動されるようになっているものである。仮に回収ロール51B,52Bが同方向に回転するのであれば、潤滑剤塗布ブラシ81を回転自在として回収ロール51B,52Bに従動回転する構成としても良い。さらに、各ブラシクリーニング機構51,52(回収ロール51B,52B)に、それぞれ専用の潤滑剤塗布ブラシを回転自在として設け、回収ロール51B,52Bに従動回転する構成としても良いものである。
潤滑剤押圧機構82(82A,82B)は、潤滑剤塗布機構80の拡大図である図3に示すように、固形の潤滑剤ブロック83と、この潤滑剤ブロック83を潤滑剤塗布ブラシ81に所定の力で押圧するスプリング84とから成り、潤滑剤塗布ブラシ81の前後両側に配設されている。つまり、潤滑剤塗布ブラシ81を前後から挟むように設けられているものである。
潤滑剤ブロック83は、たとえばステアリン酸亜鉛等の固形の潤滑剤で、ホルダによって支持され、潤滑剤塗布ブラシ81と対応する長さに形成されている。なお、潤滑剤はステアリン酸亜鉛に限るものではない。
上記のごとき構成のクリーニング装置50は、下記のごとく作用して中間転写ベルト20に残存するトナーを除去する。
すなわち、第一のブラシクリーニング機構51は、二次転写部40(図1参照)において記録用紙Pに転写されずに中間転写ベルト20上に残存する負極性に帯電したトナーを、ブラシ51Aがその静電力で吸着して除去する。さらに、そのブラシ51Aで吸着回収したトナーを、バイアス電圧の差による電位差で回収ロール51Bへと円滑に転移させる。そして、回収ロール51Bの表面に付着したトナーを、スクレーパ51Cによって掻き落とす。
また、第二のブラシクリーニング機構52は、二次転写部40(図1参照)での放電によって逆極性(正極性)に変化(帯電)し、第一のブラシクリーニング機構51によって取り残された中間転写ベルト20上に残存するトナーを、ブラシ52Aがその静電吸着力して除去する。さらに、そのブラシ52Aで吸着回収したトナーを、バイアス電圧の差による電位差で回収ロール52Bへと円滑に転移させる。そして、回収ロール52Bの表面に付着したトナーを、スクレーパ52Cによって掻き落とす。
ここで、第二のブラシクリーニング機構52は、中間転写ベルト20に対するブラシ52Aの相対速度が1.1倍と第一のブラシクリーニング機構51に比較して遅く、また、ブラシ52Aに対する回収ロール52Bの相対速度は0であるため、逆極性に変化して残存するトナーをゆっくりと確実に除去することができる。
潤滑剤塗布機構80は、潤滑剤塗布ブラシ81がその回転によって毛先で潤滑剤ブロック83の潤滑剤を拭い取り、それを回収ロール51B,52Bの周面に塗布する。潤滑剤押圧機構82は前後に一対(潤滑剤押圧機構82A,82B)設けられているため、潤滑剤塗布ブラシ81の回転によってブラシクリーニング機構51,52の回収ロール51B,52Bに均等に潤滑剤を塗布することができる。すなわち、潤滑剤押圧機構82Aの潤滑剤ブロック83から拭い取った潤滑剤を回収ロール51Bに塗布し、潤滑剤押圧機構82Bの潤滑剤ブロック83から拭い取った潤滑剤を回収ロール52Bに塗布するものである。
これにより、回収ロール51B,52Bの表面の摩擦係数を低下させることができ、回収ロール51B,52Bに圧接配置されたスクレーパ51C,52Cの摩耗を抑制し、長寿命化することができる。
このように、本実施の形態の構成では、簡単な構造で何ら制御を必要とすることなく回収ロール51B,52Bに潤滑剤を塗布し、スクレーパ51C,52Cの耐久性を高めることができる。また、第一のブラシクリーニング機構51と第二のブラシクリーニング機構52の間に配設された一つの潤滑剤塗布機構80によって、両ブラシクリーニング機構51,52の回収ロール51B,52Bに潤滑剤を塗布するため、大型化を招来することなく極めてコンパクトに構成できる。
つぎに、具体例を用いて行った試験結果について説明する。なお、説明中の各部材の符号については図1,図2および図3参照のこと。
表1は、本実施の形態の具体例のクリーニング装置50を用い、実際の画像形成装置で画像形成のコピー枚数に換算して100k,200k,300kおよび400k枚の時点において、異物すり抜けテストを行った結果を示す。また、図4は、潤滑剤の有無によるスクレーパ51C,52Cの摩耗量の比較を示すグラフである。(a)は第一のブラシクリーニング機構51のスクレーパ51C、(b)は第二のブラシクリーニング機構52のスクレーパ52Cである。
Figure 0004725246
なお、試験に用いた各構成部材とその設定条件および試験要領は下記の通り。
・クリーニングブラシ(ブラシ51A,52A共通)
材質:ナイロン,パイル長:5.4mm,太さ:2デニール,密度:120k本/inch2,ブラシ繊維抵抗:150V印可時の抵抗値が1×10Ωcm,軸:φ6.5mm,
・クリーニングブラシ(ブラシ51A)
回転速度:中間転写ベルト20に対して1倍,バイアス電圧:+400V,回転方向:中間転写ベルト20に対してその当接位置において対向する方向
・クリーニングブラシ(ブラシ52A)
回転速度:中間転写ベルト20に対して0.1倍,バイアス電圧:+800V,回転方向:中間転写ベルト20に対してその当接位置において対向する方向
・回収ロール(回収ロール51B,52B共通)
材質:フェノール樹脂にカーボンを分散,表面抵抗率:10Ω/□,外径:φ12mm
・回収ロール(回収ロール51B)
バイアス電圧:−100V,回転速度:ブラシ51Aに対して1倍,回転方向:ブラシ51Aに対してその当接位置において対向する方向
・回収ロール(回収ロール52B)
バイアス電圧:−500V,回転速度:ブラシ52Aに対して1倍,回転方向:ブラシ51Aに対してその当接位置において同方向
・スクレーパ(スクレーパ51C,52C共通)
材質:SUS(ステンレス合金鋼),厚さ:80μm,回収ロール51B,52Bへの食い込み量:1.3mm
・潤滑剤塗布ブラシ(潤滑剤塗布ブラシ81)
材質:ナイロン,パイル長:5mm,太さ:6デニール,密度:120k本/inch2,回転速度:中間転写ベルト20に対して1倍,回転方向:中間転写ベルト20と逆方向
・潤滑剤(潤滑剤ブロック83)
材料:ステアリン酸亜鉛,潤滑剤塗布ブラシ81への食い込み量:1.2mm
・試験方法
トナーを常に供給しながら空転させる。実際の画像形成装置で画像形成を行った場合のコピー枚数に換算して100k,200k,300kおよび400k枚の時、一度空転を止めて異物すり抜けテストを実施。また、その際のスクレーパの摩耗量を計測した。なお、1k=1000枚である。
・異物すり抜けテスト
クリーニング装置50(ブラシ51A,52A)の上流側の中間転写ベルト20の表面に、異物をタッチアップし、その上にトナー像を形成してクリーニング装置50を通過させる。クリーニング装置50を通過した後の中間転写ベルト20上のクリーニング不良トナー量(濃度)を測定。
上記のごとき試験の結果、表1に示すように、潤滑剤を供給しない場合には100k枚を超えるとクリーニング不良が発生したのに対し、潤滑剤を供給した場合には400k枚以上クリーニング不良は発生せず、耐久性が高く長期間にわたってクリーニング性能を維持することが確認できた。
また、図4に示すように、潤滑剤を供給しない場合に比較してスクレーパ51C,52Cの摩耗量を抑えることができた。特に、潤滑剤を供給しない場合に摩耗量が多い第二のブラシクリーニング機構52のスクレーパ52Cの摩耗を大幅に抑えることができ、これによっても高い耐久性を有することが確認できた。潤滑剤を供給しない場合に第二のブラシクリーニング機構52のスクレーパ52Cの摩耗が多い理由は、中間転写ベルト20に対するブラシ52Aの相対速度が遅く、また、ブラシ52Aに対する回収ロール52Bの相対速度が0であることからスクレーパ52Cの回収ロール52Bとの当接部にトナーおよび外添剤が滞留し易く、それに起因して摩耗量が多くなると考えられる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態は、本発明をいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置に適用したものであるが、たとえば、回転式現像装置を用いたカラーの画像形成装置や、モノクロの複写機等に適用しても良いことは言うまでもない。
また、中間転写ベルトのクリーニングを行うクリーニング装置を例にとって説明したが、対象となる像担持体は中間転写ベルトに限らず、たとえば、感光体ドラムをクリーニングするクリーニング装置や、図1中に示す二次転写ロール41に付着した汚れを除去するクリーニング装置(ブラシロール44)に適用しても良いものである。
本発明の実施の形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。 クリーニング装置を概念的に示す断面図である。 潤滑剤塗布機構部分の拡大図である。 具体例を用いて行った試験におけるスクレーパの摩耗量を示すグラフである。
符号の説明
1…画像形成装置、20…中間転写ベルト(像担持体)、31…駆動ロール(駆動機構)、40…二次転写部(転写部)、50…クリーニング装置、51…第一のブラシクリーニング機構(クリーニング機構)、52…第二のブラシクリーニング機構(クリーニング機構)、51A,52A…ブラシ(クリーニングブラシ)、51C,52C…スクレーパ(掻き取り部材)、80…潤滑剤塗布機構(潤滑剤塗布手段)、82(82A,82B)…潤滑剤押圧機構(潤滑剤供給手段)、83…潤滑剤ブロック(潤滑剤)、P…記録用紙(被転写材)

Claims (8)

  1. 回動する像担持体上のトナーを除去するクリーニング装置であって、
    前記像担持体に対峙して配置されて当該像担持体上のトナーを除去するクリーニングブラシと、当該クリーニングブラシに接触して配置されて当該クリーニングブラシからトナーを移し取る回収ロール部材と、当該回収ロール部材に圧接配置されて当該回収ロール部材からトナーを掻き取る掻き取り部材と、から成るクリーニング機構が、前記像担持体の移動方向に隣接して二組設けられると共に、
    前記二組のクリーニング機構の間に、当該両クリーニング機構の前記回収ロール部材の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布機構を備え、当該潤滑剤塗布機構は当該二組のクリーニング機構の当該回収ロール部材の表面に当接して回転可能に配置される一つのロールブラシを備え構成されていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記潤滑剤塗布機構は、前記ロールブラシに潤滑剤を供給する潤滑剤供給機構を備えて構成されていることを特徴とする請求項に記載のクリーニング装置。
  3. 記潤滑剤供給機構は、前記ロールブラシに固形の潤滑剤を当接させて構成されていることを特徴とする請求項に記載のクリーニング装置。
  4. 前記潤滑剤塗布機構は、前記ロールブラシを挟んで設けられる一対の前記潤滑剤供給機構を有しており、当該潤滑剤供給機構は前記回収ロール部材の間にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のクリーニング装置。
  5. 前記二組のクリーニング機構には、互いに逆極性のバイアス電圧が印可されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のクリーニング装置。
  6. 前記像担持体の移動方向下流側に配設されたクリーニングブラシは、当該像担持体の移動方向上流側に配設されたクリーニングブラシよりも、当該像担持体に対する相対速度が遅いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のクリーニング装置。
  7. 前記二組のクリーニング機構のうち、下側に位置するクリーニング機構の上側を覆っており、上側に位置するクリーニング機構の掻き取り部材が掻き落としたトナーを当該下側に位置するクリーニング機構に落下させないよう導くトナーガイドを更に含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクリーニング装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2005243370A 2005-08-24 2005-08-24 クリーニング装置、画像形成装置 Expired - Fee Related JP4725246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005243370A JP4725246B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 クリーニング装置、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005243370A JP4725246B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 クリーニング装置、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007057850A JP2007057850A (ja) 2007-03-08
JP4725246B2 true JP4725246B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37921412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005243370A Expired - Fee Related JP4725246B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 クリーニング装置、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4725246B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5193627B2 (ja) * 2008-02-26 2013-05-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5286056B2 (ja) * 2008-12-04 2013-09-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5187173B2 (ja) * 2008-12-08 2013-04-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2011191565A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP2013156535A (ja) 2012-01-31 2013-08-15 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2016126194A (ja) * 2015-01-05 2016-07-11 株式会社リコー クリーニング装置または画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098930A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、及び画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098930A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007057850A (ja) 2007-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5493608B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
US7756462B2 (en) Image forming apparatus and cleaning device
US7587164B2 (en) Cleaning device, image carrier unit and image-forming apparatus
JP2007163708A (ja) クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4725246B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置
JP2008076858A (ja) クリーニング装置、及び画像形成装置
US20190041776A1 (en) Cartridge and image forming apparatus including same
JP2008046365A (ja) スクレーパ、クリーニング装置および画像形成装置
JP2019148779A (ja) クリーニング装置、および画像形成装置
JP2002196568A (ja) 画像形成装置
JP2009014943A (ja) 画像形成装置
JP4821295B2 (ja) 画像形成装置
JP4940645B2 (ja) 画像形成装置
US20100119253A1 (en) Image forming apparatus and method for cleaning image carrier of the image forming apparatus
US20070274749A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP3944432B2 (ja) 画像形成装置
JP2011070041A (ja) 潤滑剤塗布装置、イメージングユニット並びに画像形成装置
JP3888675B2 (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を有する画像形成装置
JP2016136029A (ja) 回転体ユニットおよび画像形成装置
JP5286056B2 (ja) 画像形成装置
JP5175557B2 (ja) 画像形成装置
JP2011053613A (ja) クリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5247126B2 (ja) クリーニング装置
JP4894462B2 (ja) 清掃装置および画像形成装置
JP5311768B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees