JP2006053213A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クリーニングブレードの像担持体への当接荷重を小さくできて、クリーニングブレードのエッジ欠けを少なくし、クリーニングブレードのエッジでのすり抜けやフィルミングの発生に関する耐久性能が大幅に向上する画像形成装置。
【解決手段】 画像データに基づいて形成されるトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に付着した残留トナーを除去するクリーニングブレードと、を有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードにより除去した残留トナーを貯溜すると共に、貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接可能に構成した残留トナー貯溜部を、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に設けたこと。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像データに基づいて形成されるトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に付着した残留トナーを除去するクリーニングブレードと、を有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードにより除去した残留トナーを貯溜すると共に、貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接可能に構成した残留トナー貯溜部を、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に設けたこと。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、詳しくは、感光体ドラムや中間転写ベルトのフィルミングやクリーニングブレードのエッジ欠けを防止し、高耐久化を図る技術に関する。
帯電、露光、現像の各手段を周囲に有する感光体ドラム上にトナー像を形成し、トナー像を転写材(用紙)に転写する構成や、複数の感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルトに一次転写した後に中間転写ベルト上のトナー像を転写材に二次転写する構成の画像形成装置においては、転写後の感光体ドラムや中間転写ベルト(これらを像担持体ともいう)に残留した残留トナーを除去するために、像担持体の走行方向に対しカウンタ方向にウレタンゴム等からなる弾性状のクリーニングブレードを当接させるブレードクリーニング方式が知られている。
近年は画像形成装置の高速化や高耐久性が求められ、感光体ドラムや中間転写ベルトのフィルミングによる画像スジ、ムラ等の画像不良やクリーニングブレードのエッジの摩耗や欠けによるクリーニング不良が問題になっている。フィルミングはトナーに添加されている滑材のステアリン酸カルシウム(CaSt)、ステアリン酸亜鉛(ZnSt)、若しくはトナーに含まれるワックス等が像担持体に付着したものであり、付着部分では表面抵抗が高くなるため、転写電界が弱くなる。また、付着部分ではトナーと中間転写ベルトとの付着力が強くなるので、トナーが中間転写ベルトから離れ難くなる。これらの理由により付着部分での転写性が低下して画像にスジやムラが発生する。また、フィルミングが発生した部分では摩擦抵抗が上昇し、クリーニングブレードのエッジが中間転写ベルトの表面に引っ掛かって、めくれが生じ、この結果、クリーニングブレードのエッジに欠けが生ずる。
なお、滑材はクリーニングブレードの潤滑性向上のためにトナーに添加され、ワックススは定着後の転写材分離性向上のためにトナーに添加されている。
また、中間転写ベルトの場合には、フィルミングやクリーニングブレードのエッジの欠けが感光体ドラムより多く発生する傾向があるが、これは中間転写ベルトは感光体ドラムより表面が硬くて削れ難いため、トナー物質等の付着が蓄積され易いためと考えられる。
以上の如き問題に対する対策として、像担持体を研磨してフィルミングを除去する技術が知られている。
また、非画像形成時に画像以外の部分にトナー帯を形成してクリーニングブレードのエッジに多量のトナーを供給し、像担持体とクリーニングブレードとの潤滑性や研磨効果を向上させ、摩擦抵抗を低下させる技術も知られている。
更に、クリーニングブレードと中間転写ベルトの摩擦係数を下げてクリーニングブレードのめくれを防止するために、中間転写ベルトに付着した残留トナーをクリーニングブレードにより掻き落として、残留トナーの一部を貯蔵部に貯蔵し、ブラシローラにて貯蔵部の残留トナーを汲み上げて中間転写ベルトに付着させる構成の画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−38778号公報
紙やすり、研磨粒子入り不織布、ラッピングフィルム等を像担持体に接触させ、回転する像担持体を研磨することが考えられる。しかし、紙やすりや研磨粒子入り不織布では像担持体に傷が付き易く、目の細かいラッピングフィルムでは効果があるものの目詰まりが発生して研磨力が持続しないという問題がある。
また、中間転写ベルトの画像領域外にトナー帯を形成する場合に、紙間にトナー帯を形成すると、トナー帯が転写ローラに付着して用紙の裏面が汚れるという問題がある。この汚れを防止するために、トナー帯の通過時に転写ローラを退避させる構成が考えられるが、高速機の場合は退避のための充分な時間が取れず、トナー帯を形成するために通常の画像形成に犠牲が強いられ、単位時間当たりのコピー枚数が低下してしまう。また、トナーの消費量を増すことにもなる。
更に、特許文献1に記載の画像形成装置においては、残留トナーを中間転写ベルトに再供給しているが、クリーニングブレードの中間転写ベルトに対する当接荷重を増大させないと、残留トナーがクリーニングブレードのエッジをすり抜けるという問題があり、前記当接荷重を増大させると、エッジが摩耗し易いといった問題がある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、クリーニングブレードの像担持体への当接荷重を小さくできて、クリーニングブレードのエッジ欠けを少なくし、クリーニングブレードのエッジでのすり抜けやフィルミングの発生に関する耐久性能が大幅に向上する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は下記の手段により達成される。
[請求項1]画像データに基づいて形成されるトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に付着した残留トナーを除去するクリーニングブレードと、を有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードにより除去した残留トナーを貯溜すると共に、貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接可能に構成した残留トナー貯溜部を、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
[請求項2]前記像担持体が中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
[請求項3]前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーを、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に供給する残留トナー供給手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
[請求項4]前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接する、前記像担持体の回転方向における長さは3mm以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
[請求項5]前記クリーニングブレードが前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに接触することがないように構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
[請求項1]画像データに基づいて形成されるトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に付着した残留トナーを除去するクリーニングブレードと、を有する画像形成装置において、前記クリーニングブレードにより除去した残留トナーを貯溜すると共に、貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接可能に構成した残留トナー貯溜部を、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
[請求項2]前記像担持体が中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
[請求項3]前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーを、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に供給する残留トナー供給手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
[請求項4]前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接する、前記像担持体の回転方向における長さは3mm以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
[請求項5]前記クリーニングブレードが前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに接触することがないように構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
請求項1,2,4に記載の画像形成装置によれば、残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接するので、クリーニングブレードの像担持体への当接荷重を小さくできて、クリーニングブレードのエッジ欠けが少なくなり、クリーニングブレードのエッジでのすり抜けやフィルミングの発生に関する耐久性能が大幅に向上する。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、更にクリーニングブレードのエッジ欠けが少なくなり、クリーニングブレードのエッジでのすり抜けやフィルミングの発生に関する耐久性能が大幅に向上する。
以下に本発明の画像形成装置を図を参照して説明する。
先ず、カラー画像を形成する画像形成装置の一例を図1を参照して説明する。図1は画像形成装置の断面構成図である。なお、本発明は必ずしもカラー画像を形成する画像形成装置にのみ用いられるものではなく、モノクロ画像を形成する画像形成装置にも用いられる。
図1に示すカラー画像形成装置は、画像形成装置100と画像読取装置200とから構成される。
画像形成装置100は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成手段10Y,10M,10C,10K、ベルト状の中間転写体6、給紙搬送手段20、及びベルト定着装置30等からなる。
画像形成装置100の上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202とから成る画像読取装置200が設置されている。
自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部101において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y,3M,3C,3Kに入力される。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体としての感光体ドラム1Y、感光体ドラム1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、クリーニング装置5Y、一次転写手段としての一次転写ローラ7Y等からなる。
マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像担持体としての感光体ドラム1M、感光体ドラム1Mの周囲に配置された帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、クリーニング装置5M、一次転写手段としての一次転写ローラ7M等からなる。
シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体としての感光体ドラム1C、感光体ドラム1Cの周囲に配置された帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、クリーニング装置5C、一次転写手段としての一次転写ローラ7C等からなる。
黒色の画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体としての感光体ドラム1K、感光体ドラム1Kの周囲に配置された帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、クリーニング装置5K、一次転写手段としての一次転写ローラ7K等からなる。
現像手段4Y,4M,4C,4Kは、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの帯電極性と同極性に帯電されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)若しくは黒色(K)の各色のトナーからなる二成分現像剤(一成分現像剤でもよい)をそれぞれ収容し、例えば厚み0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像剤担持体である現像ローラ4Y1,4M1,4C1,4K1を備えている。
現像ローラ4Y1,4M1,4C1,4K1は、不図示の突き当てコロにより感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kと所定の間隙、例えば100〜1000μmの間隙を設けて非接触に保たれ、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転方向と順方向に回転する。
現像時に現像ローラ4Y1,4M1,4C1,4K1に対してトナーと同極性の直流電圧若しくは直流電圧に交流電圧を重畳する現像バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上の静電潜像に対して反転現像が行われる。
一般的に、トナーには流動性の改良やクリーニング性の向上などの目的で、いわゆる外添剤が添加されており、この内、本発明に関係する潤滑剤としては、例えば、ステアリン酸の亜鉛、アルミニウム、銅、マグネシウム、カルシウム等の塩、オレイン酸の亜鉛、マンガン、鉄、銅、マグネシウム等の塩、パルミチン酸の亜鉛、銅、マグネシウム、カルシウム等の塩、リノール酸の亜鉛、カルシウム等の塩、リシノール酸の亜鉛、カルシウムなどの塩等の高級脂肪酸の金属塩が挙げられる。
これら外添剤の添加量は、トナーに対して0.01〜10質量%程度である。
中間転写ベルト6は半導電性の無端ベルト状であって、複数のバックアップローラ61,62等に巻回されて、不図示のモータに駆動されて時計方向に回転する。
感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに対向して、中間転写ベルト6を介して、各色毎の一次転写ローラ7Y,7M,7C,7Kが設けられている。
一次転写ローラ7Y,7M,7C,7Kには、トナーと反対極性の直流電圧が印加され、転写域に転写電界を形成することにより、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上に形成された各色のトナー像が中間転写ベルト6上に一次転写される。
二次転写用のバックアップローラ62に対向して、中間転写ベルト6を介して、二次転写ローラ9が設けられている。
二次転写ローラ9には、トナーと反対極性の直流電圧が印加され、転写域に転写電界を形成することにより、中間転写ベルト6上に担持される重ね合わせトナー画像が転写材(用紙)Pの表面に二次転写される。
転写材Pは、給紙カセット21から給紙手段20により給紙され、複数の中間ローラ23,24,25,26及びレジストローラ27を経て、二次転写位置に搬送され、カラー画像が一括転写される。
なお、転写材Pのサイズを変える場合、搬送方向に対して直交する方向の長さ(用紙幅)は、中間転写ベルト6の中央基準で変化するように構成されている。
カラー画像が転写された転写材Pは、定着手段30により定着処理され、排紙ローラ28に狭持されて排紙トレイ29上に載置される。
中間転写ベルト6の回転方向にみて二次転写位置の下流側に、中間転写ベルト6上に残留したトナーを除去するクリーニング装置8が設けられている。なお、クリーニング装置8の詳細については後述する。
ここで、本実施の形態における中間転写ベルト6、一次転写ローラ7、二次転写ローラ9等の材質について説明する。
中間転写ベルト6は、体積抵抗が106〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えばポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、エトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)等の樹脂材料や、EPDM、NBR、CR、ポリウレタン等のゴム材料にカーボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性の導電材料を含有させたりしたものが用いられ、厚みは、樹脂材料の場合50〜200μm程度、ゴム材料の場合は300〜700μm程度の設定にすることが好ましい。
一次転写ローラ7Y,7M,7C,7Kは、例えば外径8mmのステンレス等の導電性芯金の周面に、ポリウレタン、EPDM、シリコーン等のゴム材料に、カーボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性の導電材料を含有させたりして、体積抵抗が105〜109Ω・cm程度のソリッド状態または発泡スポンジ状態で、厚さが5mm、ゴム硬度が20〜70°程度(アスカー硬度C)の半導電弾性ゴムを被覆して形成される。
二次転写ローラ9は、例えば外径8mmのステンレス等の導電性芯金の周面に、ポリウレタン、EPDM、シリコーン等のゴム材料に、カーボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性の導電材料を含有させたりして、体積抵抗が105〜109Ω・cm程度のソリッド状態または発泡スポンジ状態で、厚さが5mm、ゴム硬度が20〜70°程度(Asker−C)の半導電弾性ゴムを被覆して形成される。
二次転写ローラ9は、一次転写ローラ7Y,7M,7C,7Kと異なり、トナーが接するため表面に半導電性のフッ素樹脂やウレタン樹脂等の離型性の良いものを被覆する場合がある。二次転写バックアップローラ62は、ステンレス等の導電性芯金の周面に、ポリウレタン、EPDM、シリコーン等のゴムや樹脂材料に、カーボン等の導電性フィラーを分散させたり、イオン性の導電材料を含有させたりした半導電性材料を、厚さが0.05〜0.5mm程度被覆して形成される。
次に、画像形成プロセスについて説明する。
画像記録のスタートにより感光体ドラム1Yの不図示の駆動モータが始動して、イエロー(Y)の画像形成部10Yの感光体ドラム1Yが図1の矢示の反時計方向へ回動され、同時に帯電部2Yの帯電作用により感光体ドラム1Yに電位の付与が開始される。
感光体ドラム1Yは電位を付与された後、露光手段3Yによって第1の色信号、即ちイエロー(Y)の画像データに対応する電気信号による画像書き込みが開始され、感光体ドラム1Yの表面に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ローラ4Y1により接触或いは非接触の状態で反転現像され、感光体ドラム1Yの回転に応じて、感光体ドラム1Y上にイエロー(Y)のトナー像が形成される。
このようにして感光体ドラム1Y上に形成されたイエロー(Y)のトナー像が、一次転写ローラ7Yによって、中間転写ベルト6上に転写される。
続いて、中間転写ベルト6上のイエロー(Y)のトナー像と同期が取られ、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)のトナー像が順次重ねられて形成され、これによりカラートナー像が得られる。
転写後の感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kの周面上に残った残留トナーは、クリーニング装置5Y,5M、5C、5Kにより除去される。
中間転写ベルト6上のカラートナー像の形成と同期して、給紙カセット21から、1枚づつ分離搬送された転写材Pは、給紙ローラ22,23,24,25,26及びレジストローラ27を経て搬送され、二次転写ローラ9により、中間転写ベルト6上のカラートナー像が転写材P上に一括して転写される。
カラートナー像が転写された転写材Pは、不図示の分離手段により除電され、定着装置30へと搬送され、熱と圧力によってトナー像が定着されて固定された後、排紙ローラ28により排紙トレイ29へ排出される。
一方、転写後の中間転写ベルト6の周面上に残った残留トナーは、クリーニング装置8により除去される。
定着処理された記録材Pを反転排紙する場合には、記録材Pはベルト定着装置30と排紙ローラ28の中間に配置された分岐板28Aの図示右側の搬送路を通過し、下方の第1搬送路〈1〉に搬送された後、逆転搬送されて分岐板28Aの図示左側の第2搬送路〈2〉を通過し、排紙ローラ28により装置外に排出される。
記録材Pの両面に複写する場合には、記録材Pの第1面に形成した画像を定着処理した後、記録材Pを第1搬送路〈1〉、さらに分岐板28Bの下方の第4搬送路〈4〉に導入した後、逆転搬送し、分岐板28Bの図示右側の搬送路を通過させ、第3搬送路〈3〉に搬送した後、上方に迂回し給紙ローラ26により搬送する。記録材Pは画像形成手段10Y,10M,10C,10Kにおいて第2面に各色の画像が両面に形成され、ベルト定着装置30により加熱定着処理され、排紙ローラ28によって装置外に排出される。
次に、本発明に係わるクリーニング装置8に関する詳細な構成及び実験結果について述べる。
図2はクリーニング装置の要部断面図である。
811はケーシングで、クリーニング装置を構成する各部材が装着されている。
812はポリウレタンゴム等の弾性体からなるクリーニングブレードであり、ブレードホルダ813に接着剤等により固定されている。ブレードホルダ813はケーシング811に設けられた支持軸811Aに回動自在に取り付けられ、不図示のバネによって反時計方向に付勢されている。従って、クリーニングブレード812のエッジ812Aは、中間転写ベルト6の回転方向と反対方向(カウンター方向)に向いた状態で、バックアップローラ61に支持された中間転写ベルト6に圧接している。
814は表面にブラシを有するブラシローラであり、クリーニングブレード812のエッジ812Aと中間転写ベルト6との当接位置よりも中間転写ベルト6の回転方向上流側の中間転写ベルト6の近傍に、中間転写ベルト6に非接触の状態で位置する。ブラシローラ814は、不図示の回転手段によって回転するが、その回転方向は中間転写ベルト6の進行方向に対して逆方向に回転する。即ち、図2においてはブラシローラ814及び中間転写ベルト6は共に時計方向に回転する。
815は樹脂板やステンレス板等からなるフリッカーであり、一端がケーシング811に固定され、他端がブラシローラ814に当接している。
816はスポンジローラであってブラシローラ814の下方に位置し、中間転写ベルト6の進行方向に対して順方向、即ち図2においては反時計方向に回転する。
817はステンレス板等からなるからなるシール板であり、一端がケーシング811の一部811Bの固定され、他端がスポンジローラ816に圧接している。
そして、ケーシング811の一部811B、シール板817、スポンジローラ816及び中間転写ベルト6によって残留トナーを貯溜する残留トナー貯溜部Sを形成し、回転して上方に進行する中間転写ベルト6が残留トナー貯溜部S内の残留トナーに摺接する。この摺接長をLとする。
818はケーシング811の底部に設けられた排出スクリューであり、不図示の駆動源によって回転する。
819はPET等からなるシール板であり、一端がケーシング811に固定されて他端が中間転写ベルト6に当接し、廃トナーが漏出することを防止している。
以上の如く構成されたクリーニング装置において、転写ローラ9により記録材Pにトナー画像を転写した後に残留する残留トナーは中間転写ベルト6に付着して中間転写ベルト6と共に移動するが、先ず中間転写ベルト6が残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに摺接する。その後、クリーニングブレード812で中間転写ベルト6に付着した残留トナーを掻き取って除去し、除去した残留トナーは落下して残留トナー貯溜部Sに貯溜する。
このように中間転写ベルト6が残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに摺接することにより、中間転写ベルト6に付着していた残留トナーや画像安定化制御のために形成されたトナーパッチも貯溜した残留トナーに摺接することになるので、中間転写ベルト6に付着していた残留トナーは、中間転写ベルト6への付着力が低下したり、また、残留トナー貯溜部S内に除去されたりし、この結果、クリーニングブレード812によるクリーニング性能が向上する。また、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーが研磨剤の働きをして中間転写ベルト6の表面を研磨するので、残留トナー以外の付着物も中間転写ベルト6から除去され、フィルミングの発生が抑制される。
なお、ブラシローラ814の下部が残留トナー貯溜部S内に浸漬しているので、ブラシローラ814は残留トナー貯溜部S内の残留トナーを掻き出し、フリッカー815がブラシローラ814に付着した残留トナーを飛翔させて中間転写ベルト6に付着させる(残留トナー供給手段)。このようにクリーニングブレード812に対して中間転写ベルト6の回転方向上流側に残留トナーを供給することにより、クリーニングブレード812の潤滑性が向上してエッジ812Aの欠けが抑制され、更に、エッジ812Aで研磨も行われてフィルミングも抑制される。
また、残留トナーが残留トナー貯溜部S内で満杯になると、残留トナーは左方に零れ落ちるので、残留トナー貯溜部S内の残留トナーは略一定の量に保持される。そして、零れ落ちた残留トナーは排出スクリュー818の回転によって紙面直角方向に搬送され、クリーニング装置8の外に排出されて、所定の容器に貯溜される。
なお、残留トナー貯溜部S内の残留トナーは満杯になってもクリーニングブレード812には接触しないので、残留トナーのパッキングや、クリーニングブレード812のエッジ812Aでの残留トナーのすり抜けは生じない。
次に、クリーニングブレード812の当接荷重、クリーニングブレード812のエッジ812Aの欠け比率、エッジ812Aにおける残留トナーのすり抜けの有無、及びフィルミングの発生の有無を調べた実験について記す。
(1)実験装置
・実験機:図1に示すタンデムフルカラー複写機でクリーニング装置は図2に示す構成
・感光体ドラム:外径60mm、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネートに分散させたものを塗布、電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚25μm
・感光体非画像部電位:電位センサで検知してフィードバック制御し、制御可能範囲は−500V〜−900V
・全露光電位:−50V〜0V
・露光:レーザー走査方式、半導体レーザーのパワーは300μW
・現像:2成分現像方式
・中間転写体:シームレス半導電樹脂ベルト、材質ポリイミド、回転速度220mm/s、表面抵抗率1×1011Ω/□、体積抵抗率1×108Ω・cm、テンション50N
・中間転写体駆動ローラ:30mm
・一次転写手段:中間転写体の背面に発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×106Ω)を設置し、温湿度とカウンタでマトリックスを組んだ電流値テーブルから所定の電流値を選択し印加
・一次転写導電性部材:導電性ローラにてローラ圧5N
・二次転写手段:中間転写体をバックアップローラと二次転写ローラで挟んだ構成で抵抗値は共に1×107、温湿度とカウンタでマトリックスを組んだ電流値テーブルで所定の電流値を選択し印加
・トナー:乳化重合トナー、粒径6.5μm、滑剤添加量(質量%)Y:0.15,M:0,C:0,BK:0.05
・クリーニングブレード
材質:ポリウレタンゴム(厚さ2mm、自由長9mm)
カウンタ当接:当接角17度
バネ荷重方式:加重16N/m
・ブラシローラ
材質:導電性アクリル
線径:6.25d
(dはデニールを意味し、繊維の太さの尺度である線密度を表す単位であって、長さ9,000mで1gの質量を有する繊維を1デニールとする。)
密度:100,000本/inch2
毛長(ループ高):4.25mm
芯金:9mm
外径:17.5mm
回転周速:80mm/sec
中間転写ベルトとの間隔:2mm
(2)実験結果
[その1]クリーニングブレードの当接荷重
a.評価方法
A3サイズの面積に0.7mg/cm2のトナー像を形成して中間転写ベルト6に一次転写し、二次転写することなくクリーニングブレード812に給送し、クリーニングブレード812の中間転写ベルト6への当接荷重を変化させると共に、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに中間転写ベルト6が摺接する摺接長Lを変化させて、クリーニングブレード812のエッジ812Aでのトナーのすり抜けの有無を評価した。なお、クリーニングブレード812としては、減耗量30μmのものを使用した。
(1)実験装置
・実験機:図1に示すタンデムフルカラー複写機でクリーニング装置は図2に示す構成
・感光体ドラム:外径60mm、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネートに分散させたものを塗布、電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚25μm
・感光体非画像部電位:電位センサで検知してフィードバック制御し、制御可能範囲は−500V〜−900V
・全露光電位:−50V〜0V
・露光:レーザー走査方式、半導体レーザーのパワーは300μW
・現像:2成分現像方式
・中間転写体:シームレス半導電樹脂ベルト、材質ポリイミド、回転速度220mm/s、表面抵抗率1×1011Ω/□、体積抵抗率1×108Ω・cm、テンション50N
・中間転写体駆動ローラ:30mm
・一次転写手段:中間転写体の背面に発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×106Ω)を設置し、温湿度とカウンタでマトリックスを組んだ電流値テーブルから所定の電流値を選択し印加
・一次転写導電性部材:導電性ローラにてローラ圧5N
・二次転写手段:中間転写体をバックアップローラと二次転写ローラで挟んだ構成で抵抗値は共に1×107、温湿度とカウンタでマトリックスを組んだ電流値テーブルで所定の電流値を選択し印加
・トナー:乳化重合トナー、粒径6.5μm、滑剤添加量(質量%)Y:0.15,M:0,C:0,BK:0.05
・クリーニングブレード
材質:ポリウレタンゴム(厚さ2mm、自由長9mm)
カウンタ当接:当接角17度
バネ荷重方式:加重16N/m
・ブラシローラ
材質:導電性アクリル
線径:6.25d
(dはデニールを意味し、繊維の太さの尺度である線密度を表す単位であって、長さ9,000mで1gの質量を有する繊維を1デニールとする。)
密度:100,000本/inch2
毛長(ループ高):4.25mm
芯金:9mm
外径:17.5mm
回転周速:80mm/sec
中間転写ベルトとの間隔:2mm
(2)実験結果
[その1]クリーニングブレードの当接荷重
a.評価方法
A3サイズの面積に0.7mg/cm2のトナー像を形成して中間転写ベルト6に一次転写し、二次転写することなくクリーニングブレード812に給送し、クリーニングブレード812の中間転写ベルト6への当接荷重を変化させると共に、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに中間転写ベルト6が摺接する摺接長Lを変化させて、クリーニングブレード812のエッジ812Aでのトナーのすり抜けの有無を評価した。なお、クリーニングブレード812としては、減耗量30μmのものを使用した。
b.評価結果
表1に示す。
表1に示す。
この結果、クリーニングブレード812の当接荷重を小さくすると、残留トナー貯溜部Sを設けないときや、摺接長Lが短いときに、クリーニングブレード812のエッジ812Aでトナーのすり抜けが発生した。これにより、摺接長Lは3〜5mmが望ましい。
[その2]クリーニングのエッジの欠け
a.評価方法
残留トナー貯溜部Sを設けるか否か、またフリッカー815により残留トナーを再供給するか否かで、クリーニングブレード812のエッジ812Aの欠け比率を評価した。摺接長Lは5mmである。
[その2]クリーニングのエッジの欠け
a.評価方法
残留トナー貯溜部Sを設けるか否か、またフリッカー815により残留トナーを再供給するか否かで、クリーニングブレード812のエッジ812Aの欠け比率を評価した。摺接長Lは5mmである。
なお、エッジ欠け比率は下記の数式で演算する。
エッジ欠け比率=欠け幅×100/クリーニングブレードの測定長
欠け幅は図3に示す如くである。
欠け幅は図3に示す如くである。
また、用紙等に関しては下記の条件で行った。
紙種:ミノルタCF80
紙サイズ:A4R
モード:両面連続フルカラー
環境:30℃、80%RH
トータルコピー数:1万枚
b.評価結果
表2に示す。
紙サイズ:A4R
モード:両面連続フルカラー
環境:30℃、80%RH
トータルコピー数:1万枚
b.評価結果
表2に示す。
この結果、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに中間転写ベルト6を摺接させると、クリーニングブレード812のエッジ812Aの欠けが大幅に減少した。また、フリッカー815により残留トナーを再供給すると、エッジ812Aの欠けが更に減少した。
[その3]耐久テストによるクリーニングブレードのすり抜け
a.評価方法
残留トナー貯溜部Sを設けるか否か、またフリッカー815により残留トナーを再供給するか否かで耐久テストを行い、クリーニングブレード812のエッジ812Aでの残留トナーのすり抜けの状態を確認した。なお、摺接長Lを5mmとした。
[その3]耐久テストによるクリーニングブレードのすり抜け
a.評価方法
残留トナー貯溜部Sを設けるか否か、またフリッカー815により残留トナーを再供給するか否かで耐久テストを行い、クリーニングブレード812のエッジ812Aでの残留トナーのすり抜けの状態を確認した。なお、摺接長Lを5mmとした。
また、用紙等に関しては下記の条件で行った。
紙種:ミノルタCF80、コニカカラー紙、コニカ55kg、コニカNRA100(100%再生紙)
紙サイズ:A4で27万枚、A4Rで3万枚
モード:両面連続で1500枚、片面連続で900枚、片面1枚間欠で100枚を行い、これを繰り返す。なお、全てフルカラーである。
紙サイズ:A4で27万枚、A4Rで3万枚
モード:両面連続で1500枚、片面連続で900枚、片面1枚間欠で100枚を行い、これを繰り返す。なお、全てフルカラーである。
画像印字率:3%から30%の間を5段階に変化させる。
環境:20℃、50%RHの常温常湿で12万枚、30℃、80%RHの高温高湿で9万枚、10℃、20%RHの低温低湿で9万枚行う。
b.評価結果
表3に示す。
表3に示す。
この結果、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに中間転写ベルト6を摺接させると、20万枚まですり抜けが発生せず耐久性能が大幅に増大した。また、フリッカー815により残留トナーを再供給すると、30万枚まですり抜けが発生せず耐久性能が更に増大した。
[その4]耐久テストによるフィルミングの発生
a.評価方法
その3と同一である。
[その4]耐久テストによるフィルミングの発生
a.評価方法
その3と同一である。
b.評価結果
表4に示す。
表4に示す。
この結果、残留トナー貯溜部Sに貯溜した残留トナーに中間転写ベルト6を摺接させると、20万枚までフィルミングが発生せず耐久性能が大幅に増大した。また、フリッカー815により残留トナーを再供給すると、30万枚までフィルミングが発生せず耐久性能が更に増大した。
6 中間転写ベルト
812 クリーニングブレード
812A エッジ
814 ブラシローラ
815 フリッカー
816 スポンジローラ
S 残留トナー貯溜部
812 クリーニングブレード
812A エッジ
814 ブラシローラ
815 フリッカー
816 スポンジローラ
S 残留トナー貯溜部
Claims (5)
- 画像データに基づいて形成されるトナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に付着した残留トナーを除去するクリーニングブレードと、
を有する画像形成装置において、
前記クリーニングブレードにより除去した残留トナーを貯溜すると共に、貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接可能に構成した残留トナー貯溜部を、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持体が中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーを、前記クリーニングブレードに対する前記像担持体の回転方向上流側に供給する残留トナー供給手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに前記像担持体が摺接する、前記像担持体の回転方向における長さは3mm以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニングブレードが前記残留トナー貯溜部に貯溜した残留トナーに接触することがないように構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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- 2004-08-10 JP JP2004233130A patent/JP2006053213A/ja active Pending
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2005
- 2005-05-18 US US11/132,046 patent/US7395005B2/en not_active Expired - Fee Related
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