JP2018531101A - 飲料分注ユニット及び前記飲料分注ユニットを備えた装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、飲料供給装置、特にコーヒー供給装置用の飲料分注ユニット(1;13;15;17)に関する。本分注ユニットは、分注すべき飲料の供給部(21)と、3つの分注吐出口(31,32,33)を備える飲料分注部(23)とを備える。本分注ユニットは、前記供給部(21)と前記分注部(23)との間に並列に介挿された2つのダクト(41,42)も備え、前記2つのダクト(41,42)の各々は前記供給部(21)と液体輸送連通する入口(43)及び前記分注部(23)と液体輸送連通する出口(44)を備える。各ダクト(41,42)は、使用中、前記飲料のそれぞれの部分を受け取る。本分注ユニットは、第1の位置と第2の位置との間で往復移動可能な可動部材(5;53;7)も備える。前記可動部材(5;53;7)は、前記2つのダクト(41,42)の前記出口(44)と前記分注部(23)との間の液体輸送路を次の通りに変更するように設計される。前記可動部材(5;53;7)が前記第1の位置にあるとき、前記飲料のそれぞれの部分が前記3つの分注吐出口のうちの第1の分注吐出口(31)に導入され、前記可動部材(5;53;7)が前記第2の位置にあるとき、前記2つのダクトの1つの前記飲料の部分が前記3つの分注吐出口のうちの第2の分注吐出口(32)に導入され、前記2つのダクトの他の1つの前記飲料の部分が前記3つの分注吐出口のうちの第3の分注吐出口(33)に導入される。本発明は、前記分注ユニットを備えた飲料供給装置及び飲料分注方法にも関する。【選択図】図1

Description

本発明は、概して、特に食品物質の浸出により飲料を生成する装置を使用する飲料分注分野に関する。具体的には、本発明はこのような装置用の分注ユニット、該分注ユニットを備えた装置、及び飲料分注方法に関する。本発明は、特に、エスプレッソコーヒーなどのコーヒーの生成を目的とする装置に適用される。
飲料生成装置は通常、粉末食品物質(例えば、カプセル、ポッド又は別の透過性又は穿刺可能な包装体に詰め込まれている)を受け入れるように設計された浸出チャンバを備える。熱水が食品物質の浸出のために浸出チャンバに注入され、飲料が得られる。送出ダクトが浸出チャンバから飲料を送出して吐出口へ運び、吐出口からカップ又は他の容器に分注し、顧客はそのカップから飲料を飲むことができる。
特定の状況において、飲料は同時に2つのカップに分注する必要があるかもしれない。例えば、これは公共施設又は他の事業において必要であり、コーヒー又は飲料の2杯同時の生成は多くの顧客が待っている場合にサービスをスピードアップすることができる。しかしながら、これは常時必要であるわけでなく、同じ施設又は事業において1日の他の時間では同装置は1杯の飲料を分注することができる必要がある。
結果として、飲料を生成又は供給するよう設計された同じ装置を用いて、ユーザの要求に応じて、1杯又は2杯の飲料を同時に分注することができる必要がある。
この目的のために有効な分注装置は、小カップの通常の幅より小さい距離だけ離れた2つの分注吐出口を有する。2つのコーヒーを分注するためには、2つの小カップをそれぞれの吐出口の下に並べて置かなければならない。1つのコーヒーを分注するために、1つの小カップを両吐出口の下に置かなければならない。このような装置は、ユーザは小カップを極めて正確に置かなければならないため、特に不便である。また、吐出口が小カップに対して中心になるとは限らないため、カップの縁が飲料のしぶきで汚れる恐れが増す。これらの問題は、使用するカップが装置用のカップより大きい又は小さい場合に更に顕著になる。
他の解決策が提案されており、この解決策では、装置はシングル分注又はダブル分注の選択ができ、選択に応じて、飲料は1つの吐出口又は2つの吐出口から吐出される。このような解決策のいくつかの例は欧州特許出願公開第EP1800577A1号明細書及び国際公開WO2014/086602A1号明細書に開示されている。
しかしながら、概して、現在利用可能なこれらの解決策は全く満足できるものではない。いくつかの例では、それらは大きくてかさばり、使いやすくない。他の例では、それらは飲料をほぼ等量の2つの部分に分けることができない。さらに他の例では、それらは構造の観点から極めて複雑である。
本発明の基礎をなす目的は、必要に応じ飲料を1つの容器又は2つ以上の容器にユーザに便利な方法で分注することを可能にし、従来技術の欠点の少なくともいくつかを克服することにある。
規定された技術的目的及び指示された狙いは、請求項1に記載の飲料分注ユニットで、請求項37に記載の装置で、及び請求項38に記載の飲料分注方法で事実上達成される。
本発明の対象の特定の実施形態は対応する従属請求項に特定されている。本明細書は、本発明の様々な実施形態を含み、それらは本特許出願、分割出願及び/又は本出願の優先権を主張する出願の特定の請求項の要旨であり得る。
本発明により提案される解決法の一態様によれば、分注ユニットは3つの吐出口を備え、そのうちの1つは1つの容器(具体的には1つのカップ)に分注するために使用され、他の2つは2つの容器(具体的には2つのカップ)に分注するために使用される。これは、使い易さの観点から、ユーザにとって有利である。なぜなら、一つの場合又は他の場合に置かなければならない容器の位置は一義的に決まるためである。更に、同時分注のための2つの吐出口は、広いサイズ範囲の容器に対して容器の中心での分注ができるように十分に遠く離して配置することができる。
一実施形態において、3つの分注吐出口は互いに並べて配置され、シングル分注用の吐出口は他の2つの吐出口の間に介挿される。これは、依然として上記の利点を有するコンパクトな分注ユニットを提供するのに有用である。更に、いかなる場合にも、1つ又は2つの容器はサジタル垂直面に対して対称に置くことになる。従って、それらの正しい位置はユーザに即時に直感的にわかる。
本発明により提案される解決法の別の態様によれば、分注ユニットは2つのダクトを備え、各ダクトは分注すべき飲料のそれぞれの部分を受け取り、それぞれの部分を分注吐出口に直接又はそれらの間に介挿された他のコンポーネントで導入する。2つのダクトの存在は飲料の2つのほぼ等しい流れを可能にするのに有用であり、よって2つの容器を等しい量で満たすことができる。例えば、単一の飲料の流れをほぼ等しい2つの部分に分けるために、2つのダクトの上流に分流器が配置される。
分注すべき容器又はカップの数に応じて、2つのダクトは飲料のそれらの部分を、1カップ分注用の同一の吐出口に、又は2カップ同時分注用の2つの異なる吐出口に導入する。この目的のために、ダクトの出口と吐出口との間の液体輸送路を可動部材によって変更することができる。これは、シングル分注状態とダブル分注状態との間の簡単な切り替えを実施するために有用である。具体的には、可動部材はユーザが手動的に操作することができる。
本発明による分注ユニットは、コーヒー1杯分のカプセル又はポッドかコーヒー2杯分のカプセル又はポッドを使用し得る装置と組み合わせると特に有用である。
従って、本発明による分注方法は、飲料の流れのほぼ等しい2つの部分を、1つの容器への分注のために同じ分注点に向けるか、2つの容器への同時分注のために第2の分注点及び第3の分注点に向ける。
本発明の更なる特徴及び利点は、装置用の飲料分注ユニットのいくつかの好ましい非限定的な実施形態の詳細な説明において更に明らかになる。
本発明による分注ユニットの第1の実施形態の不等角投影図である。 第1の動作位置における図1の分注ユニットの正面図である。 第1の動作位置における図1の分注ユニットの側面図である。 第1の動作位置における図1の分注ユニットの上面図で、内部コンポーネントを示すために蓋が除去されている。 第1の動作位置における図1の分注ユニットの正面図で、内部コンポーネントを示すために前壁が除去されている。 図3の切断線VI−VIに沿って切断された、図1の分注ユニットの正面図である。 第1の動作位置における図1の分注ユニットの不等角投影図で、内部コンポーネントを示すためにいくつかの部品が除去されている。 図2の切断線VIII−VIIIに沿って切断された、図1の分注ユニットの側面図である。 図3の切断線VI−VIに沿って切断された、図1の分注ユニットの不等角投影図である。 第2の動作位置における図1の分注ユニットの正面図で、内部コンポーネントを示すために前壁が除去されている。 第2の動作位置における図1の分注ユニットの不等角投影図で、内部コンポーネントを示すためにいくつかの部品が除去されている。 図9と同じ切断線に沿って切断された、第2の動作位置における図1の分注ユニットの側面図である。 図9と同じ切断線に沿って切断された、第2の動作位置における図1の分注ユニットの不等角投影図である。 第2の動作位置における図1の分注ユニットの上面図で、内部コンポーネントを示すために蓋が除去されている。 第3の動作位置における図1の分注ユニットの正面図で、内部コンポーネントを示すために前壁が除去されている。 第3の動作位置における図1の分注ユニットの不等角投影図で、内部コンポーネントを示すためにいくつかの部品が除去されている。 図8と同じ切断線に沿って切断された、第3の動作位置における図1の分注ユニットの側面図である。 第3の動作位置における図1の分注ユニットの上面図で、内部コンポーネントを示すために蓋が除去されている。 図1の分注ユニットの内部コンポーネントの不等角投影図である。 図19の内部コンポーネントの側面図である。 図19の内部コンポーネントの背面図である。 図20の切断線XXII−XXIIに沿って切断された、図19の内部コンポーネントの正面図である。 図21の切断線XXIII−XXIIIに沿って切断された、図19の内部コンポーネントの側面図である。 図1の分注ユニットの別の内部コンポーネントの側面図である。 図1の分注ユニットの他の内部コンポーネントの正面図である。 図25の内部コンポーネントの上面図である。 図25の切断線XXVII−XXVIIに沿って切断された、図25の内部コンポーネントの側面図である。 図25の内部コンポーネントの側面図である。 図28の切断線XXIX−XXIXに沿って切断された、図25の内部コンポーネントの正面図である。 図1の分注ユニットの別の内部コンポーネントの正面図である。 図30の内部コンポーネントの上面図である。 図31の切断線XXXII−XXXIIに沿って切断された、図30の内部コンポーネントの側面図である。 図1の分注ユニットの更に別の内部コンポーネントの正面図である。 図33の内部コンポーネントの上面図である。 図33の内部コンポーネントの側面図である。 本発明による分注ユニットの第2の実施形態の、第1の動作位置における、不等角投影図であり、この図及び以下の図において、分注ユニットの前壁は内部コンポーネントを示すために除去されている。 第1の動作位置における図36の分注ユニットの正断面図である。 第2動作位置における図36の分注ユニットの不等角投影図である。 第2の動作位置における図36の分注ユニットの別の不等角投影図である。 第2の動作位置における図36の分注ユニットの正面図である。 第2の動作位置における図36の分注ユニットの正断面図である。 図40の切断線XLII−XLIIに沿って切断された、図36の分注ユニットの側面図である。 本発明による分注ユニットの第3の実施形態の、第1の動作位置における、不等角投影図であり、この図及び以下の図において、分注ユニットの前壁は内部コンポーネントを示すために除去されている。 第1の動作位置における図43の分注ユニットの別の不等角投影図である。 第1動作位置における図43の分注ユニットの正面図である。 第1の動作位置における図43の分注ユニットの側断面図である。 図45の切断線XLVII−XLVIIに沿って切断された、図43の分注ユニットの側面図である。 第2の動作位置における図43の分注ユニットの不等角投影図である。 第2の動作位置における図43の分注ユニットの正断面図である。 本発明による分注ユニットの第4の実施形態の不等角投影図であり、この図及び以下の図において、分注ユニットの前壁は内部コンポーネントを示すために除去されている。 図50の分注ユニットの別の不等角投影図である。 図50の分注ユニットの正面図である。 図50の分注ユニットの側断面図である。 図52の切断線LIV−LIVに沿って切断された、図50の分注ユニットの側面図である。 図50の分注ユニットのコンポーネントの正面図である。 切断線LVI−LVIに沿って切断された、図55のコンポーネントの側面図である。 切断線LVI−LVIに沿って切断された、図55のコンポーネントの不等角投影図である。 切断線LVI−LVIに沿って切断された、図55のコンポーネントの別の不等角投影図である。 第1の動作位置における図50の分注ユニットの別の不等角投影図で、いくつかの部品が除去されている。 第2の動作位置における図50の分注ユニットの別の不等角投影図で、いくつかの部品が除去されている。
最初に図1〜図35を参照するに、符号1は本発明による飲料分注ユニットの第1の実施形態を示す。分注ユニット1は、飲料、特にコーヒー飲料、例えばエスプレッソコーヒー、を供給する装置(図示せず)で使用するためのものである。具体的には、少なくともいくつかの応用例では、この装置は浸出チャンバを備えるタイプの飲料生成装置であり、該装置では飲料生成のために浸出チャンバ内で粉末食品物質が水(特に加圧熱水)で浸出される。例えば、粉末食品物質は、特にシングルポーションタイプ又はダブルポーションタイプのカプセル又はポッドに詰められ、該カプセル又はポッドは使用前に浸出チャンバ内に挿入され、使用後に浸出チャンバから除去される。このような飲料供給及び/又は生成装置は既に知られているので、本明細書ではこれ以上詳しく説明しない。
この分注ユニット1は装置の浸出チャンバの送出ダクト又はチャネルに接続される。その結果、分注ユニット1は浸出チャンバ内で生成された飲料を受け取り、それをカップ又は他の容器に分注し、消費用飲料を生成する。
既に示したように、分注ユニット1は、要求に応じ、1つの容器又はカップに、又は同時に2つの容器又はカップに飲料を分注することができる。具体的には、2つの容器に分注するときでも、飲料は同じ浸出チャンバから到来する。すなわち、飲料は同じ動作中に浸出チャンバ内で得られる。
浸出ユニット1は装置に装着可能な箱型ケース又は本体を備え、特に高さ調整可能なガイド(図示せず)に装着される。分注ユニット1は、使用中分注すべき飲料を分注ユニット1に供給する供給部21と、使用中飲料をカップに分注する3つの分注吐出口31,32,33を備える分注部23とを備える。
供給部21は適切なパイプ(図示せず)で浸出チャンバの送出部に接続される。供給部21は簡単にパイプ用コネクタで又はダクト入口で示されている。
分注ユニット1は、箱型本体2の内部に、供給部21と分注部23との間に並列に介挿された2つのダクト41,42も備える。2つのダクト41,42の各々は供給部21と液体輸送連通する入口43及び分注部23と液体輸送連通する出口44を有する。従って、2つのダクト41,42は並列に位置し、それらの各々は飲料のそれぞれの部分又は割り当て分を受け取ることを目的としている。
特に、飲料の流れは2つのダクト41,42の間でほぼ等しい2つの部分に分割される。この分割は分注ユニット1の上流で行うことができる。すなわち、飲料を予め2つの部分に分割して供給部21に供給し、各部分をそれぞれのダクト41,42に供給することができる。代わりに、飲料を分注ユニット1内で2つの部分に分割することができる。この目的のために、分注ユニット1は供給部21と2つのダクト41,42の入口43との間に介挿された分流器25を備える。分流器25は入口で飲料をほぼ等しい2つの部分に分割し、2つのダクト41,42に供給するように設計される。
注入ユニット1は、箱型本体2の内部に、第1の位置(図4−図9に示す)と第2の位置(図10−図14に示す)との間で往復移動可能な可動部材5も備える。可動部材5はダクト41,42の出口44と分注部23との間の液体輸送路を変更するように設計される。
可動部材5が第1の位置にあるとき、2つのダクト41,42は、飲料のそれぞれの部分が同じ第1の吐出口に導入されるように分注部23と連通する。この状態では、飲料流の2つの部分は再結合され、飲料は1つのカップに分注される。
可動部材5が第2の位置にあるとき、2つのダクト41,42は、1つのダクト41の飲料の部分が第2の分注吐出口に導入され、他の1つのダクト42の飲料の部分が第3の分注吐出口に導入されるように分注部23と連通する。この状態では、飲料流の2つの部分は分離されたままであり、飲料は2つのカップに同時に分注される。基本的には、2つの位置の間の可動部材5の移動は、ダクト41,42から出て分注吐出口31,32,33へ進む異なる飲料通路を生じさせる。
具体的には、可動部材5は、2つのダクト41,42の出口44を3つの分注吐出口に対して移動させることによって液体輸送路を変更するように設計される。このようにすると、ダクト41,42の下流の飲料流は、可動部材5の位置と飲料流がダクト41,42により案内される領域とに応じて変化する通路に従う。これらの原理は本明細書に示す実施形態のすべてに見られる。
第1の実施形態では、可動部材5は、第1の位置と第2の位置との間で往復移動中、可動部材5と堅個に一緒に移動可能な2つのダクト41,42を備える。従って、本例では、可動部材5は出口44だけでなくダクト41,42全体を移動させ、具体的には可動部材の本体と一体に形成される。
更に、この実施形態では、可動部材5は平行移動型であり、つまり第1位置と第2の位置との間で平行移動軸500に沿って移動可能である。特に、平行移動軸500は使用中ほぼ水平であり、使用中装置の正面に位置するユーザのサジタル軸(矢状軸)に対応する。
可動部材5の移動はユーザが行い、制御することができる。図示の実施形態では、この移動は、操作ネジ57で可動部材5に接続されたレバー又はノブの形態の回転可能セレクタ55を用いて実装される。回転可能セレクタ55はユーザが操作することができ、第1角度位置と第2の角度位置との間で移動可能である。
特に、可動部材5は雌ネジ付き管状空洞52を備える。ネジ付き管状空洞52は平行移動軸500に平行に延在し、管状空洞52に挿入される操作ネジ57のための雌ネジを構成する。操作ネジ57は回転可能セレクタ55に固定され、それと一緒に回転するとともに、空洞52のネジと噛み合う歯58を有する。可動部材5は、分注ユニット1の本体に固定された対応するリブ24と係合する溝54のおかげで、回転することなく軸500に沿って平行移動するように抑制される。
従って、回転可能セレクタ55及びこれに接続された操作ネジ57の回転は可動部材5を平行移動軸500に沿って移動せしめる。管状空洞52のネジは、回転可能セレクタ55の第1の角度位置が可動部材5の第1の位置に対応し、回転可能セレクタ55の第2角度位置が可動部材5の第2位置に対応するように設計される。特に、第1の位置では可動部材5は回転可能セレクタ55から遠くに移動されるが、第2位置では可動部材5は回転可能セレクタ55及びユーザの近くに移動される。
分注ユニット1は、2つのダクト41,42と3つの分注吐出口31,32,33との間に介挿される分注部材6も備える。分注部材6は互いに分離した3つのチャンバ61,62,63を備える。各チャンバはそれぞれの分注吐出口と連通する。
使用中、分注部材6は分注吐出口及び分注ユニット1の本体に対して固定である。即ち、分注部材6は、1つのカップに分注するのか2つのカップに分注するのかに関わらず、その位置を変化しない。2つのダクト41,42の出口44は可動部材5によって分注部材6に対して移動可能である。
可動部材5が第1の位置にあるとき、2つのダクト41,42の出口44は第1の分注吐出口31と連通する第1のチャンバ61の上又は中に位置する(特に図7−図9参照)。従って、飲料流の2つの部分は両方とも第1のチャンバ61内に導入され、そこから第1の吐出口31に導入されて1つのカップに吐出される。
可動部材5が第2の位置にあるとき、1つのダクト41の出口44は第2の分注吐出口32と連通する第2のチャンバ62の上又は中に位置するとともに、他のダクト42の出口44は第3の分注吐出口33と連通する第3のチャンバ63の上又は中に位置する(特に図11−図13参照)。従って、飲料流の2つの部分は分離されたままで、別々の通路を流れ、それぞれの吐出口32,33に到達し、2つのカップに同時に分注する。
図25−図29に示すように、第2のチャンバ62及び第3のチャンバ63は並置され、第1の隔壁65で分離される。第2の位置では、可動部材5は第1の隔壁65の上方に位置し、隔壁65は2つの出口44の間に介在する空間の下方に位置する。基本的には、出口44は隔壁65の両側に位置する。
第1のチャンバ61は第2のチャンバ62及び第3のチャンバ63に対してオフセットされ、それらのチャンバから第2の隔壁で分離される。可動部材5が第1の位置にあるとき、2つの出口44は両方とも第1のチャンバ61の上方に位置する。第1の位置と第2の位置との間の切り替え時に、2つの出口44は第2の隔壁66の一方の側から他方の側へ移動する。
基本的には、平面図において、3つのチャンバ61,62,63(例えばそれらの中心又はそれらの出口開口60で考えれば)はほぼ三角形の頂点に位置する。2つの隔壁65,66はT字形に配置される。特に、第2のチャンバ62に対する及び第3のチャンバ63に対する第1のチャンバ61のオフセットは、使用中ほぼ水平であるオフセットラインに沿う。更に、このオフセットラインは可動部材5の平行移動軸500に平行である。図に示すように、第1のチャンバ61は他の2つのチャンバ62,63よりユーザから遠くに位置する。
3つのチャンバ61,62,63の各々はそれぞれの放出路610,620,630への出口開口60を備える。
各チャンバにおいて、底面は出口開口60に向かって下り勾配であり、出口開口は導入領域から(できるだけ遠く)離れた周縁部に位置し、飲料の第1のデカンテーションを可能にする。更に、放出路は放出ステップ中に空気が飲料に混入するのをできるだけ回避するために斜めにカットされた下端を有する。
図示の実施形態では、3つの分注吐出口は互いに平行に配置され、特に同じ垂直面内に配置される。シングル分注用の第1の吐出口31は第2の吐出口32と第3の吐出口33との間に配置される。従って、第2の吐出口及び第3の吐出口は、互いに分注ユニット1の許容寸法と適合する最大の距離離れた位置に置かれる。これはダブル分注のために並べて置かれる2つのカップを受け入れるために最大の空間を残すのに有用である。
各分注吐出口31,32,33はそれぞれのガラス成形要素35の底面に形成される。例えば、3つのガラス成形要素35は分注部23の単一本体36の一部分である。各ガラス成形要素35は飲料を受け取り、その飲料をそれぞれの分注吐出口からほぼ連続した流れで流出するように設計され、その流量は通常の装置動作状態におけるカップ状成形要素35への供給流量より少しだけ低い。言い換えれば、ガラス成形要素35は飲料供給流量の変動を均等化し安定化するのに有用である。
ガラス成形要素35の底面には、出口開口30があり、それを通って飲料が分注吐出口内に下降する。出口開口30の通過断面積は所望の送出流量を得るのに適切な寸法に選択される。使用中に中央のガラス成形要素に対して要求される流量は外側のガラス成形要素の各々に要求される流量のほぼ2倍であることを考慮して、第1の吐出口31への中央のガラス成形要素35の出口開口30は外側のガラス成形要素35の出口開口30より大きい。
中央ガラス成形要素の容積も各外側ガラス成形要素の容積より大きい。それらの容積は、分注中にそれぞれのガラス成形要素が完全に満たされてオーバフローするのを防ぐのに十分な大きさに選択される。
更に、デカンタ部材37が各ガラス成形要素35内に少なくとも部分的に位置する。デカンタ部材37は、内部室又は空洞39を形成する中空本体であって、少なくとも1つの出口孔390を有する壁を備える。特に、デカンタ部材37は上部タンクを備え、その底部はそれぞれのガラス成形要素35内まで伸びる突出部に接続される。上部タンク及び突出部は相まって内部空洞39を形成する。例えば、3つのデカンタ部材37は分注部23の単一本体38の一部であり、分配部材6とガラス成形要素35を有する本体36との間に介挿される。
各デカンタ部材37は上部に位置する分配部材6のそれぞれの放出路610,620,630から飲料を受け取り、その飲料を内部に位置するガラス成形要素35に放出する。内部チャンバ39は飲料がそれらの間を通過するのを防ぐために隔壁370で分離される。平面図において、本体38は分配部材6の外形と同様の外形を有し、中央のデカンタ部材37は細長い形状を有し、第1のチャンバ61の放出路610は他のチャンバの放出路に対してオフセットしている。
デカンタ部材37の機能は、飲料に取り込まれた空気を開放するために必要な時間飲料を保持することにある。この目的のために、内部チャンバ39の容積、出口孔390の通過断面積、飲料のために与えられる通路及びデカンタ部材37の形状がこの機能を考慮して選択される。更に、デカンタ部材37を有する本体38は、第1のチャンバ61から到来するオフセットフローを他のチャンバ62,63から到来するフローと整列し、分注吐出口の整列配置と一致する状態に戻す。
出口孔(アウトフィード孔)390は、より高い流量での改善された飲料の分注のために内部空洞39の下部領域、特にその底部の中心に形成される。この孔390は低流量の飲料に対して有効であり、飲料はデカンタチャンバ37内に数秒間保持される。
更に、少なくとも1つの横方向出口孔391は、より高い流量での改善された飲料の分注のために、内部空洞39の上部領域に、特に前記突出部の頂部に形成される。これらの例では、内部空洞39の突出部は、飲料が横方向出口孔391から出てガラス成形要素35に流入する限り、満たされる。
既に説明したように、分注ユニット1は、飲料を入口で2つのほぼ等しい部分に分割する分流器25を備える。
具体的には、分流器25は、供給される飲料を受け取るための内部チャンバ27と、内部チャンバ27からの出口通路を形成する2つの較正ノズル28を備える。2つのノズル28は、それらが同じ通過断面積を有し同一であるという意味で較正されている。使用中、分注時に内部チャンバ27は飲料で満され、上流の圧力のおかげで、この飲料が内部チャンバ27の直径より小さい直径を有する同一の2つのノズル28を通じて押し出される。その結果、第1のノズルに入る飲料の流れは第2のノズル28に入る飲料の流れに実質的に等しい。これにより、供給される飲料を2つのほぼ等しい部分に分割し、2つのダクト41,42に導入することができる。
図示の実施形態では、分流器25は可動部材5の内部にあり、よって可動部材5は分流器25とダクト41,42を備える。可動部材5は分流器25の内部チャンバ27と連通する供給通路26を備える。分流器に分注すべき飲料を供給するためにパイプ(図示せず)を前記通路26に結合することができる。供給通路26の入口は供給部21であるとみなせる。
可動部材5の移動を妨げないように、前記パイプは、例えば可撓性のパイプである。
回転セレクタ55は図15−図18に示す第3の角度位置に移動させることができる。この第3の位置では、回転可能セレクタ55は可動部材5から切り離される。可動部材5はそのストロークの、回転可能セレクタ55から遠い端にほぼ位置し、操作ネジ57の歯は空洞52のネジ山から解放される。使用中、操作ネジ57はユーザ方向の単純な移動で空洞52から引き出すことができ、よって回転可能セレクタ55は分注ユニット1から取り外すことができる。これは、内部清掃のために分注ユニット1を開き分解することを可能にするために有用である。回転可能セレクタ55を再び可動部材5に接続するには、上述の操作を逆に実行し、操作ネジ57を空洞52内に挿入し、回転可能セレクタ55を第1の角度位置へと回せばよい。
飲料、特にコーヒー又はエスプレッソコーヒー、を供給する装置は、その装置が設計される作業負荷に応じて、1つ以上の分注ユニット1を備えることができる。例えば、専門的なコーヒー生成装置は、独立に作動し得る2つの浸出チャンバと、それぞれの浸出チャンバに接続された2つの抽出ユニット1とを備える。
1つのカップへの分注に対して、ユーザは回転セレクタ55を第1の角度位置にセットし、第1の分注吐出口31の下にカップを置き、飲料の生成を開始させる。装置で生成された飲料は供給部21から分注ユニット1に入り、可動部材5に入り、分流器25内で2つの部分に分割される。2つの部分はダクト41,42を通り抜け、再び合流され、第1のチャンバ61内に流れ落ち、チャンバ内の飲料は放出路610を経て流出し、中央の分注部材37の内部空洞39内に流入する。その飲料は孔390を経て(及び場合により孔391を経て)流出し、中央のガラス成形要素35内に入り、最終的に第1の分注吐出口31から流出する。
2つのカップへの同時分注に対して、ユーザは回転セレクタ55を第2の角度位置にセットし、1つのカップを第2の分注吐出口32の下に置き、別のカップを第3の分注吐出口33の下に置き、その後飲料の生成を開始させる。装置で生成された飲料は供給部21から分注ユニット1に入り、可動部材5に入り、分流器25内で2つの部分に分割される。この瞬間から、飲料の2つの部分は異なる通路を進む。即ち、飲料の2つの部分はダクト41,42を通過してそれぞれ第2のチャンバ62及び第3のチャンバ63内に流れ落ち、それぞれのチャンバ内の飲料はそれぞれの放水路620,630を経て流出し、外側デカンタ部材37の内部室39内に流入する。飲料のそれぞれの部分はそれぞれの孔390(及び場合により孔391)から流出し、外側ガラス成形要素35内に流入し、最終的に第2の分注吐出口32及び第3の分注吐出口33から流出する。
上述の実施形態の代替例では、ダクト41,42及び/又はそれらの出口44は分注吐出口に対して及び分注ユニットの本体2に対して固定であるが、可動部材は分配部材6を出口44に対して上述した相対位置を取るように移動させるように設計することができる。別の代替例では、ダクト及びそれらの出口は分注ユニットに対して固定であるが、分配部材及び分注吐出口はダクトの出口に対して水平方向に平行移動可能又は垂直軸を中心に回転可能にすることができる。これらの代替例においても、ダクト出口の代わりに分配部材を移動させる可動部材によって、本発明の目的を等しく達成する2つのダクト41,42と分注部23との間の液体輸送路の変更をもたらすことができる。
本発明による飲料分注ユニットの第2の実施形態は図36−図42を参照して説明され、符号14で示されている。
特に明記しない限り、上述した第1の実施形態の部品と同一又は類似又は対応する構造及び機能を有する部品は同じ符号を用いて示し、再び詳しく説明しない。
分注ユニット13は同様に箱型ケース又は本体2を備え、その正面部は内部コンポーネントを示すために図示されていない。
分注ユニット1と異なり、分注ユニット13では、2つのダクト41,42は可動部材の一部でなく、それと一緒に移動可能でない。分注ユニット13では、2つのダクト41,42は柔軟又は屈曲可能であり、例えばそれらはシリコーンホースであり、可動部材53は、2つのダクト41,42の出口44が3つの分注吐出口31,32,33に対して移動するように2つのダクト41,42を湾曲又は屈曲させて、液体輸送路を変更するように設計される。特に、2つのダクト41,42は弾性的に変形可能であり、最初の形に戻ろうとする。
図示の実施形態では、分注ユニット13は飲料供給部21と2つのダクト41,42の入口43との間に介挿された分流器25を備え、供給部で飲料をほぼ等しい2つの部分に分割する。この場合には、分流器25は分注ユニット13の本体に固定され、可動部材53の一部ではない。
既に記載したものと同様に、分流器25は飲料を受け入れる内部室27と内部室27からの出口通路を形成する2つの較正ノズルを備える。2つのダクト41,42の入口43は2つの較正ノズル28に直接取り付けられ、2つのダクト41,42は逆V字形に広がる。
分注ユニット13は分流器25の内部室27と連通する供給通路26を備える。分注すべき飲料を分流器に供給するために、浸出チャンバから到来するパイプ(図示せず)をこの通路に結合することができる。供給通路26の入口は供給部21とみなすことができる。
可動部材53は平行移動型であり、第1の位置(図36及び図37に示す)と第2の位置(図38−図41に示す)との間で、分注ユニット13の使用中、特にほぼ垂直の平行移動軸530に沿って往復移動可能である。
可動部材53は、平行移動軸530に沿って伸び且つ分注ユニット13の箱型本体2に固定された歯243を摺動可能に受け入れる細長いスロット531を備える。細長いスロット531と歯243が互いに協働することによって、可動部材53は前記平行移動をせしめられる。可動部材53は互いにある距離離れて位置する受け座535を形成する2つの突出要素も備える。各受け座535はそれぞれのダクト41,42の一部分又は一区分を受ける。具体的には、前記2つの受け座535はほぼC字形で、互いに対向し、2つのダクト41,42は2つの受け座535間の領域内を通過する。
可動部材の平行移動中に、2つの受け座535は2つのダクト41,42に沿って摺動し、受け座535で受ける2つのダクト41,42の部分間の距離を変化させる。言い換えれば、可動部材53及び受け座535の移動はダクト41,42を互いに向かう方向又は互いに離れる方向に移動せしめる。実際上、2つのダクト41,42は広がり、平行移動軸530と平行でなくなる。こうして、可動部材は2つのダクト41,42の出口44も移動させる。
可動部材53が下方に移動された出口44に近い第1の位置では、受け座535の壁がダクト41,42を、それらが互いに向かって湾曲され且つそれらの出口44が互いに近づいた状態に維持する。
可動部材53が上方に移動された出口から遠い第2の位置では、ダクト41,42は広がり且つそれらの出口44が互いに遠く離れた状態になる。
特に、ダクトが弾性的に変形可能である場合には、ダクトは第2の位置に対して示した拡開状態に自発的に戻ろうとする。代わりに、受け座535を(それぞれのダクトが通過する)リングの形状にして、ダクト自体の弾性と関係なくダクトを第2の位置で拡開状態に案内することができる。
図示の実施形態では、ダクト41,42は常に同一平面に維持され、特に垂直平面に維持される。
ユーザが可動部材53の移動を操作し制御できるようにするために、ユーザが操作し得る平行移動セレクタが可動部材53に接続される。第1の位置と第2の位置の間のセレクタの(往復)平行移動は第1の位置と第2の位置の間の可動部材の往復移動を生じる。
具体的には、平行移動セレクタは、分注ユーザ3の本体2から横方向に突出し且つ本体2に形成された適切なスロット内を摺動し得る2つの歯553により形成される。2つの歯553は、具体的には可動部材53と一体に形成され、可動部材53を上下に移動させるためにユーザの指でつかむことができる。基本的には、これはダブルラテラルグリップ付きセレクタである。
代わりに、平行移動セレクタは分注ユニット13の本体の前面から突出する歯またはノブとすることができる。
分注ユニット13は、2つのダクト41,42と3つの分注吐出口との間に介挿された分配部材6も備える。
上述のものと同様に、分注ユニット13は互いに分離された3つのチャンバ61,62,63を備える。各チャンバはそれぞれの分注吐出口と連通する。具体的には、第1のチャンバ61は第2のチャンバ62と第3のチャンバ63との間に介挿される。
使用中、分配部材6は分注吐出口及び分注ユニット13の本体2に対して固定である。即ち、分配部材6は、分注が1つカップであろうと2つのカップであろうと、その位置を変化しない。2つのダクト41,42の出口44が可動部材53によって分配部材6に対して移動可能である。
可動部材53が第1の位置にあるとき、2つのダクト41,42の出口44は互いに近接するため、それらの出口は第1の分注吐出口31と連通する中央の第1のチャンバ61の上又は中に位置する(特に図36及び図37参照)。よって、飲料流の2つの部分は両方とも第1のチャンバ61に導入され、そこから第1の分注吐出口31に導入され、1つのカップに分注される。
可動部材53が第2の位置にあるとき、2つのダクト41,42の出口44は互いに遠く離れるため、1つのダクト41の出口44は第2の分注吐出口32と連通する外側の第2のチャンバ62の上又は中に位置するが、他のダクト42の出口44は第3の分注吐出口33と連通する外側の第3のチャンバ63の上又は中に位置する(特に図39−図41参照)。よって、飲料流の2つの部分は分れたまま別々の通路を通ってそれぞれの分注吐出口32,33に到達するため、2つのカップに同時に分注される。
1つのチャンバから他のチャンバへのダクト41,42の出口端の移動を容易にするために、2つの分離隔壁67の各々はその上縁で開口した凹部又は開口670を有する。
2つのダクト41,42は第1の位置でも第2の位置でも同一平面内にあって共平面のままであるため、第1のチャンバ61を他の2つのチャンバ62,63に対してオフセットする必要はない。従って、分注ユニット1と比較して、分注ユニット13はよりコンパクトに且つより薄くすることができる。分注ユニット13も、分注ユニット1に対して既に記載したように、デカンタ部材37及びガラス成形要素35備えることができる。必要に応じ、デカンタ部材37及びガラス成形要素35は分配部材6と一体に形成してもよく、即ちそれらは単一のコンポーネントに組み込んでもよい。
分注ユニット13は清掃及びメインテナンスのために分解することができる。較正ノズル28はダクト41,42の入口43に取り外し可能に挿入される。浸出チャンバからのパイプは通路26内に取り外し可能にプレス嵌めすることができる。分配部材6は噛み合い歯によって本体2に取り外し可能に固定される
本発明による飲料分注ユニットの第3の実施形態は図43−図49を参照して説明され、符号15で示されている。
特に明記しない限り、上述した第1の実施形態の部品と同一又は類似又は対応する構造及び機能を有する部品は同じ符号を用いて示し、再び詳しく説明しない。
分注ユニット15は同様に箱型ケース又は本体2を備え、その正面部は内部コンポーネントを示すために図示されていない。
分注ユニット15は上記の第2の実施形態(分注ユニット13)と同一の原理に基づくが、第2の実施形態から主として以下に記載するいくつかの特徴に関して相違する。
特に図46に示されるように、分流器25は飲料の2つの部分を受け取るための2つの隔室又はチャンバ251,252を備える。ダクト41,42が逆V字形構成の分注ユニット13と異なり、分注ユニット15では、2つのダクト41,42の入口43は互いに離れて位置し、隔室又はチャンバ251,252の出口開口に取り付けられる。分流器は到来する飲料の流れを2つの部分に分割する隔壁253を備える。この実施形態では、分流器25は較正ノズルを備えない。代わりに、分注ユニット13について記載したような分流器を分注ユニット15に適用してもよい。
可動部材53が第1の位置(図43−図46)、特に上方に移動した位置、にあるとき、2つのダクト41,42は収束状態、即ちV字状態になる。可動部材53が第2の位置(図48及び図49)、特に下方に移動した位置、にあるとき、2つのダクト41,42はほぼ平行状態又は場合によっては弱い収束状態になる。ダクト41,42は弾性的に変形可能で、第1の状態に対して示される収束状態に自発的に戻ろうとする。従って、2つの受け座535はC字形で反対方向に向いている、即ちそれらは2つのダクト41,42の間に介挿される。
可動部材53を軸530に沿って平行移動するように拘束するために、可動部材53は分注ユニット15の本体に形成されたトラック29に沿って摺動するスライド539を備える。
分注ユニット15の操作及び使用方法は上記のものと同様である。
分注ユニット15と分注ユニット13との間の上述の差は殆ど互いに関連しない。従って、他の実施形態には前記差の一部が存在し得るのみである。
本発明による分注ユニットの第4の実施形態は図50−図60を参照して説明され、符号17で示される。
特に明記しない限り、上述の実施形態の部品と同一又は類似又は対応する構造及び機能を有する部品は同じ符号を用いて示し、再び詳しく説明しない。
分注ユニット17は同様に箱型ケース又は本体2を備え、その正面部は内部コンポーネントを示すために図示されていない。
分注ユニット17は第1の実施形態の分注ユニット1と共通の多くの特徴を有するが、分注ユニット1とは主として可動部材に関して相違する。
平行移動型の代わりに、分注ユニット17の可動部材7は回転軸700を中心に回転可能である。従って、第1の位置と第2の位置との間での可動部材7の往復移動は回転軸700を中心とする回転移動である。使用中、回転軸700はほぼ垂直である。
可動部材7は、可動部材7の本体71に形成された2つのダクト41,42を備え、よってダクト41,42は第1の位置と第2の位置との間で可動部材7と堅固に一緒に往復移動可能である。2つのダクト41,42の出口44は回転軸700に対して偏心している。従って、可動部材7の回転は2つのダクトの出口44を3つの分注吐出口に対して移動させ、液体輸送路を変化させる。
具体的には、可動部材7の本体71は円筒壁72及び底面73を備える。円筒壁72は中心軸700と一致する中心軸を有する。2つのダクトの出口44は底面73にあり、それらは下方の分配部材6に面している。特に、2つの出口44は軸700から同じ半径距離にある。即ち、それらは同じ円上にある。
2つのダクトの出口44は軸700に対して対称に位置しない。回転軸700と2つのダクトの1つの出口とを含む平面を考えると、2つのダクトの他の1つの出口44はこの平面に含まれない。特に、2つの出口44は、回転軸700に対して(即ち、軸を中心として)測ると、135°未満の角距離だけ離れている。
軸700を含み、分注ユニット17の前面に平行な平面を考えると(この面のトレースは750で示されている)、第1の位置では(図59に示す)、2つの出口44は両方とも平面750の一側にあり、第2の位置では(図60に示す)、2つの出口44は平面750の他側にある。2つの位置は軸700を中心に互いに対して180度回転した位置である。
分配部材6は第1の実施形態による分注ユニット1に関して記載したものとほぼ同様である。実際上、分配部材6は、隔壁65,66により互いに分離され且つそれぞれの分注吐出口31,32,33とそれぞれ連通する3つのチャンバ61,62,63を備える。第2のチャンバ62は第3のチャンバ63と平行であるが、第1のチャンバ61は第2のチャンバ62及び第3のチャンバ63に対してオフセットしている。3つのチャンバは平面図では三角形のほぼ頂点に位置する。基本的には、第1の隔壁65は、可動部材7が第2の位置にあるとき、底面より下で2つの出口44の間に位置し、第2の隔壁66は平面750に位置する。
可動部材7が第1の位置にあるとき、両出口44は第1のチャンバ61の上又は中に位置する。可動部材7が第2の位置にあるとき、第1のダクト41の出口44は第2のチャンバ62の上又は中に位置し、第2のダクト42の出口44は第3のチャンバ63の上又は中に位置する。分注ユニット17の動作は、出口44を分配部材6に対して移動させる機構を除いて、分注ユニット1の動作と同様である。
分注ユニット17は、可動部材7に接続され且つユーザが操作し得る回転可能セレクタ557を備える。特に、回転可能セレクタ557は分注ユニット17の最上部にあって、可動部材7と一緒に回転する。回転可能セレクタ557の第1の角度位置と第2の角度位置との間の往復回転は第1の位置と第2の位置との間の可動部材7の往復移動を生じる。
分注ユニット17は、飲料インフィード部21と2つのダクト41,42の入口との間に介挿された分流器25も備える。分流器25は、供給される飲料を2つのほぼ等しい部分に分割し、2つのダクトに供給するように設計される。
具体的には、分流器25は可動部材7内に含まれ、飲料を受け取るための内部室27及び内部室27からの送出通路を形成する較正ノズルを備える。特に、較正ノズルはダクト41,42である。図示の特定の実施形態では、内部室27は本体71内に軸700とほぼ同軸位置に形成され、ダクト41,42は前記内部室27から分岐し、それらの出口44が中心軸に対して偏心するように軸700に対して傾斜して延在する。
本体71の円筒壁72は2つの開口74を備え、これらの開口は、本体71に形成されたそれぞれの通路によって、分流路25の内部室27と連通する。特に、2つの開口74は直径上で対向して位置する。本体71は円筒壁72を囲む支持体76内に回転可能に収容される。支持体76は分注ユニットの本体2に固定され、供給部(インフィード部)21から飲料の受け取るように設計された通路77を備える。例えば、通路77はパイプ(図示せず)で浸出チャンバに結合することができる。通路77は円筒壁72に開口している。
可動部材7が第1の位置又は第2の位置にあるとき、開口74の一方又は他方が通路77と連通する。特に、第1の位置と第2の位置との間での軸700を中心とする本体71の回転は第1の開口74又は第2の開口74を交互に通路77の位置へ移動するため、両位置において通路77内の飲料が本体71及び分流器25の内部室27に流入する。
回転可能本体71と支持体76との間の流体密封止は環状ガスケット79によって保証される。
分注ユニット17も、分注ユニット1について既に記載したものと同様に、デカンタ部材37及びガラス成形要素35を備える。特に、分注ユニット17の分注部23は分注ユニット1の分注部23とほぼ同一である。
同様に、分注ユニット17も清掃又はメインテナンスのために分解することができる。直前に記載の実施形態では、分配部材6は分注ユニットの分注吐出口及び本体に対して固定であるが、可動部材7は分配部材6に対して回転可能である。
代替実施形態では、ダクト41,42を含む本体71を分注ユニットの本体に対して固定とし、分配部材6を本体71に対して回転可能(又は平行移動可能)とすることができる。この場合には、可動部材が分配部材6を構成する。必要に応じ、特定の変形例では、分注吐出口を分配部材と一緒に移動可能にしてよい。
本発明はいくつかの有用な利点を提供するために有用である。実際上、本発明による分注ユニット、装置及び方法は、一モードと他モードの簡単で容易な切り替えによって、飲料を1つの容器に分注する又は2つの容器に同時に分注することができる。更に、2つの容器に分注する場合には、2つの容器は同時にほぼ等量の飲料を受けることができる。これはコーヒー生成装置の場合に特に有利であり、公共施設内又はケータリングビジネス等の専門的な状況で使用する場合になおさら有利である。
最後に、本発明は製造しやすく、本発明の実施に関連するコストもあまり高くない点に留意されたい。
上述の本発明は本発明の概念の範囲から逸脱することなく幾通りかの方法で変更及び適応させることができる。
本発明のすべての詳細は、技術的に同等の他の要素および材料で代用することができる。また種々のコンポーネントの形状および寸法は、必要に応じて変更可能である。

Claims (38)

  1. 飲料供給装置、特にコーヒー供給装置用の飲料分注ユニット(1;13;15;17)であって、
    分注すべき飲料の供給部(21)と、
    3つの分注吐出口(31,32,33)を備える飲料分注部(23)と、
    前記供給部(21)と前記分注部(23)との間に並列に介挿された2つのダクト(41,42)であって、前記2つのダクト(41,42)の各々は前記供給部(21)と液体輸送連通する入口(43)及び前記分注部(23)と液体輸送連通する出口(44)を備え、前記2つのダクト(41,42)の各々は前記飲料のそれぞれの部分を受け取るためのものである、前記2つのダクト(41,42)と、
    第1の位置と第2の位置との間で往復移動可能な可動部材(5;53;7)と、
    を備え、前記可動部材(5;53;7)は、
    前記可動部材(5;53;7)が前記第1の位置にあるとき、前記飲料のそれぞれの部分が前記3つの分注吐出口のうちの第1の分注吐出口(31)に導入されるように前記2つのダクト(41,42)が前記分注部(23)と連通するように、且つ
    前記可動部材(5;53;7)が前記第2の位置にあるとき、前記2つのダクトの1つ(41)の前記飲料の部分が前記3つの分注吐出口のうちの第2の分注吐出口(32)に導入され、前記2つのダクトの他の1つ(42)の前記飲料の部分が前記3つの分注吐出口のうちの第3の分注吐出口(33)に導入されるように前記2つのダクト(41,42)が前記分注部(23)と連通するように、
    前記2つのダクト(41,42)の前記出口(44)と前記分注部(23)との間の液体輸送路を変更するように設計されている、
    飲料分注ユニット。
  2. 請求項1に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)であって、前記2つのダクト(41,42)と前記3つの分注吐出口(31,32,33)との間に介挿された分配部材(6)を備え、前記分配部材(6)は互いに分離した3つのチャンバ(61,62,63)を備え、前記3つのチャンバ(61,62,63)の各々は前記3つの分注吐出口(31,32,33)のそれぞれ1つと連通し、
    前記可動部材(5;53;7)が前記第1の位置にあるとき、前記2つのダクト(41;42)の出口(44)が前記第1の分注吐出口(31)と連通する第1のチャンバ(61)の上又は中に位置し、
    前記可動部材(5;53;7)が前記第2の位置にあるとき、前記2つのダクト(41;42)の出口(44)が前記第2の分注吐出口(32)と連通する第2のチャンバ(62)及び前記第3の分注吐出口(33)と連通する第3のチャンバ(63)の上又は中に位置する、
    ことを特徴とする、飲料分注ユニット。
  3. 請求項2に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、使用中、前記分配部材(6)は前記3つの分注吐出口(31,32,33)に対して固定であり、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)が前記分配部材(6)に対して移動可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  4. 請求項2又は3に記載の飲料分注ユニット(1;17)において、前記第2のチャンバ(62)は前記第3のチャンバ(63)と並置され、前記第1のチャンバ(61)は前記第2のチャンバ(62)及び前記第3のチャンバ(63)に対してオフセットされ、前記3つのチャンバ(61,62,63)は平面視において三角形のほぼ頂点に位置することを特徴とする、飲料分注ユニット。
  5. 請求項1−4のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)であって、前記供給部(21)と前記2つのダクト(41,42)の入口(43)との間に介挿された分流器(25)を備え、前記分流器(25)は供給される前記飲料をほぼ等しい2つの部分に分割して前記2つのダクト(41,42)に供給するように設計されていることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  6. 請求項5に記載の飲料分注ユニット(1;13;17)において、前記分流器(25)は、前記飲料を受け取る内部チャンバ(27)と、前記内部チャンバ(27)からの送出通路を形成する2つの較正ノズル(28)とを備えることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  7. 請求項5又は6に記載の飲料分注ユニット(1;17)において、前記可動部材(5;7)が前記分流器(25)を備えることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  8. 請求項1−7のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、前記可動部材(5;53;7)は、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)を前記3つの分注吐出口(31,32,33)に対して移動させ、それにより前記液体輸送路を変更するように設計されていることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  9. 請求項8に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、前記可動部材(5;7)は前記2つのダクト(41,42)を備え、前記2つのダクト(41,42)は前記可動部材(5,7)と堅固に一緒に移動可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  10. 請求項1−9のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(1;13;15)において、前記可動部材(5;53)は平行移動し、前記可動部材(5;53)は平行移動軸(500;530)に沿って前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  11. 請求項4と請求項10の組み合わせによる飲料分注ユニット(1)において、前記第2のチャンバ(62)及び前記第3のチャンバ(63)に対する前記第1のチャンバ(61)のオフセットは前記可動部材(5)の平行移動軸(500)と平行であるオフセットラインに沿い、前記平行移動軸(500)の前記オフセットラインは使用中ほぼ水平であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  12. 請求項10又は11に記載の飲料分注ユニット(1)において、ユーザが操作し得る回転可能セレクタ(55)を備え、前記回転可能セレクタ(55)は操作ネジ(57)により前記可動部材(5)に接続され、前記回転可能セレクタ(55)の第1の角度位置と第2の角度位置との間の往復回転が前記可動部材(5)の第1の位置と第2の位置との間の往復移動を生じさせることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  13. 請求項12に記載の飲料分注ユニット(1)において、前記回転可能セレクタ(55)は第3の角度位置に移動可能であり、前記第3の角度位置において、前記回転可能セレクタ(55)は、前記可動部材(5)から切り離され、前記飲料分注ユニット(1)から取り外し可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  14. 請求項1−3のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記2つのダクト(41,42)は柔軟又は湾曲可能であり、前記可動部材(53)は、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)が前記3つの分注吐出口(31,32,33)に対して移動するように前記2つのダクト(41,42)を湾曲又は屈曲させて、前記液体輸送路を変更するように設計されていることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  15. 請求項2と請求項14の組み合わせによる飲料分注ユニット(13;15)において、前記第1のチャンバ(61)は前記第2のチャンバ(62)と前記第3のチャンバ(63)との間に介挿され、前記可動部材(53)が前記第1の位置にあるとき、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)が互いに近づき、前記可動部材(53)が前記第2の位置にあるとき、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)が互いに離れることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  16. 請求項14又は15に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記可動部材(53)は平行移動であり、前記可動部材(53)は平行移動軸(530)に沿って前記第1の位置と前記第2の位置のとの間で移動可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  17. 請求項16に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記可動部材(53)は、各々が前記2つのダクト(41,42)のそれぞれの一部を受ける2つの受け座(535)を備え、前記2つの受け座(535)は前記可動部材(53)の前記平行移動中に前記2つのダクト(41,42)に沿って摺動可能であり、前記2つの受け座(535)は互いにある距離置いて配置され、前記受け座(535)で受ける前記2つのダクト(41,42)の前記一部の間の対応距離を決定することを特徴とする、飲料分注ユニット。
  18. 請求項16又は17記載の飲料分注ユニット(13;15)において、使用中、前記平行移動軸(530)はほぼ垂直であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  19. 請求項16−18のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(13,15)において、ユーザが操作し得る平行移動セレクタ(553)を備え、前記平行移動セレクタは前記可動部材(53)に接続され、前記平行移動セレクタ(553)の第1の状態と第2の状態との間の往復平行移動が前記可動部材(53)の第1の位置と第2の位置との間の往復移動を生じさせることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  20. 請求項14−19のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記2つのダクト(41,42)は弾性的に変形可能であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  21. 請求項14−20のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記供給部(21)と前記2つのダクト(41,42)の入口(43)との間に介挿された分流器(25)を備え、前記分流器(25)は供給される前記飲料をほぼ等しい2つの部分に分割して前記2つのダクト(41,42)に供給するように設計されていることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  22. 請求項21に記載の飲料分注ユニット(13;15)において、前記分流器(25)は、前記飲料を受け取る内部チャンバ(27)と、前記内部チャンバ(27)からの送出通路を形成する2つの較正ノズル(28)とを備えることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  23. 請求項22に記載の飲料分注ユニット(13)において、前記2つのダクト(41,42)の入口(43)は前記2つの較正ノズル(28)に直接取り付けられることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  24. 請求項21又は22に記載の飲料分注ユニット(15)において、前記分流器(25)は前記飲料の前記2つの部分を受け取る2つの隔室又はチャンバ(251,252)を備え、前記2つのダクト(4,42)の入口(43)は互いにある距離離して配置され前記2つの隔室又はチャンバ(251,252)からの送出開口に装着されることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  25. 請求項1−7のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(17)において、前記可動部材(7)は回転軸(700)を中心として回転可能であり、前記可動部材(7)の前記第1の位置と前記第2の位置との間の往復移動は前記回転軸(700)を中心とする回転であることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  26. 請求項25に記載の飲料分注ユニット(17)において、前記可動部材(7)は前記2つのダクト(41,42)を備え、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)は前記回転軸(700)に対して偏心配置され、その結果前記可動部材(7)が前記2つのダクト(41,42)の出口(44)を前記3つの分注吐出口(31,32,33)に対して移動させ、それにより前記液体輸送路を変更するように設計されていることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  27. 請求項26に記載の飲料分注ユニット(17)において、前記回転軸(700)と前記2つのダクト(41,42)の一方のダクトの出口(44)を含む平面を考慮すると、前記2つのダクト(41,42)の他方のダクトの出口(44)は前記平面に含まれないことを特徴とする、飲料分注ユニット。
  28. 請求項27に記載の飲料分注ユニット(17)において、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)は、前記回転軸(700)から同じ半径距離を有し、中心軸(700)に対して互いにある角距離だけ離れている、飲料分注ユニット。
  29. 請求項27又は28と請求項4の組み合わせによる飲料分注ユニット(17)において、使用中、分配部材(6)は前記3つの分注吐出口(31,32,33)に対して固定であり、前記可動部材(7)は前記分配部材(6)に対して回転可能であり、前記第1の位置と前記第2の位置との間の往復移動は回転軸(700)を中心とする180°の回転である、飲料分注ユニット。
  30. 請求項25−29のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(17)において、ユーザが操作し得る回転可能セレクタ(557)を備え、前記回転可能セレクタ(557)は前記可動部材(7)に接続され、前記回転可能セレクタ(557)の第1の角度位置と第2の角度位置との間の往復回転が前記可動部材(7)の前記第1の位置と前記第2の位置との間の往復移動を生じさせることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  31. 請求項25−30のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(17)において、使用中、前記回転軸(700)はほぼ垂直である、飲料分注ユニット。
  32. 請求項25−31のいずれか一項と請求項7との組み合わせによる飲料分注ユニット(17)において、前記可動部材(7)は円筒壁(72)及び底面(73)を有する本体(71)を備え、前記分流器(25)及び前記2つのダクト(41,42)は前記本体(71)に形成され、前記2つのダクト(41,42)の出口(44)は前記底面(73)に存在し、前記円筒壁(72)は前記分流器(25)の内部室(27)と連通する2つの開口(74)を備え、前記本体(71)は前記円筒壁(72)を囲む支持体(76)内に回転可能に収容され且つ前記供給部(21)から飲料を受け取るように設計された通路(77)を有し、前記通路(77)は前記円筒壁(72)で開口し、
    前記可動部材(7)が前記第1の位置又は前記第2の位置にあるとき、前記2つの開口(74)の一方又は他方が前記通路(77)と連通することを特徴とする、飲料分注ユニット。
  33. 請求項1−32のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、前記3つの分注吐出口(31,32,33)は互いに並べて配置され、前記第1の分注吐出口(31)は前記第2の分注吐出口(32)と前記第3の分注吐出口(33)との間に位置する、飲料分注ユニット。
  34. 請求項1−33のいずれか一項に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、各分注吐出口(31,32,33)はそれぞれのガラス成形要素(35)の底面に位置する、飲料抽出ユニット。
  35. 請求項34に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、それぞれのデカンタ部材(37)が各ガラス成形要素(35)に少なくとも部分的に形成され、前記デカンタ部材(37)は内部空洞(39)を形成する中空体であり、少なくとも1つの出口孔(390,391)有する壁を備えることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  36. 請求項35に記載の飲料分注ユニット(1;13;15;17)において、前記デカンタ部材(37)は、前記内部空洞(39)の下部に形成された少なくとも1つの第1の出口孔(390)及び前記内部空洞(39)の上部に形成された少なくとも1つの第2の出口孔(391)を備えることを特徴とする、飲料分注ユニット。
  37. 請求項1−36のいずれか一項に記載の少なくとも1つの飲料分注ユニット(1;13;15;17)を備えた、飲料供給装置、特にコーヒー供給装置。
  38. 飲料流をほぼ等量の2つの部分に分割するステップと、
    1つの容器への飲料の分注が要求された場合には、前記飲料流の2つの部分を同じ第1の分注点に向けるステップと、
    2つの容器への飲料の同時分注が要求された場合には、前記飲料流の第1の部分を第2の分注点に向け、前記飲料流の第2の部分を第3の分注点に向けるステップと、
    を備える、飲料分注方法。
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