JP2018520515A - 金属キャリアを備える部品および部品を製造する方法 - Google Patents

金属キャリアを備える部品および部品を製造する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、支持体(1)と、半導体素子(2)と、垂直方向において支持体と半導体素子との間に少なくとも部分的に配置されている配線構造(8)とを備える部品(100)に関する。半導体素子を電気コンタクトするために、配線構造は、支持体に隣接し、部品における異なる電気極性の対となっている第1の接続表面(31)と第2の接続表面(32)とを有する。支持体は、金属支持層(4)と第1のビア(61)とを含み、第1のビア(61)は支持層中を垂直方向に延在し、絶縁層(5)によって支持層から電気的に絶縁されており、且つ配線構造に対向する支持体前面(11)の接続表面(31、32)の1つと電気コンタクトしている。部品は、支持体を介して外部と電気コンタクトが可能であるように設計されており、支持体の金属含有量は60体積%および/または重量%以上である。本発明は、さらにこのような部品を製造する方法に関する。

Description

金属キャリアを備える部品および複数の部品を製造する方法が提供される。
プラスチック製の成形体を含むキャリアを備えるオプトエレクトロニクス部品は、少なくとも部分的に機械的安定性が不十分である。熱回復力(thermal resilience)およびサイクル安定性、特に周期的な温度変化に関して、例えば注型混合物からなるプラスチック製の成形体には潜在的なリスクがある。
目的の1つは、機械的および熱的安定性の高い部品を提供することである。さらなる目的の1つは、1つまたは複数の部品を製造する費用効果の高い方法を提供することである。
部品の少なくとも一実施形態によれば、部品はキャリアとキャリアに配置された半導体ボディとを備える。キャリアは、半導体ボディに対向する前面と、半導体ボディとは反対側に面する後面とを有する。キャリアは特に、半導体ボディに、例えばウェハレベルでは半導体複合体に直接製造される。つまりキャリアは、例えば半導体ボディとは別個の製造工程で製造され接合層等によって半導体ボディに固定されるのではなく、半導体ボディに直接、つまり半導体ボディの存在下で製造される。キャリアは、例えば半導体ボディに順次堆積された複数の層を含む。
半導体ボディは例えば、キャリアの前面とは反対側に面する第1の電荷キャリア型の第1の半導体層と、キャリアの前面に対向する第2の電荷キャリア型の第2の半導体層と、垂直方向において第1および第2の半導体層の間に配置されている活性層とを含む。活性層は特にpn接合領域であり、単層または複数の層の積層体として形成されている。活性層は、例えば可視、紫外、または赤外スペクトル領域に電磁放射を発するように、もしくは電磁放射を吸収して電気信号または電気エネルギーに変換するように構成されることが好ましい。半導体ボディは、エピタキシ法で成長基板に層として堆積されうる。しかしながら成長基板は、特に部品が成長基板を含まないように後の工程で半導体ボディから取り除かれることも可能である。
垂直方向とは特に、半導体ボディの主延在領域と直角をなす方向を意味すると理解される。垂直方向とは特に、半導体ボディの半導体層の成長方向である。横方向とは特に、半導体ボディの主延在領域に平行に広がる方向を意味すると理解される。垂直方向と横方向とは特に、例えば互いに直角をなして横切る方向にある。
部品の少なくとも一実施形態によれば、部品は、垂直方向においてキャリアと半導体ボディとの間に少なくとも部分的に配置されている配線構造を備える。配線構造は半導体ボディを電気コンタクトするように構成されている。配線構造は、例えば異なる電気極性が付与された第1の接続領域と第2の接続領域とをキャリアに対向する配線構造の表面に含みうる。キャリアの前面は特に、配線構造の第1および/または第2の接続領域と隣接する。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリアは金属キャリア層を含む。キャリア層は特に、キャリアの主要な必須部分を構成し、この金属キャリア層がキャリアおよび部品全体を機械的に支えて安定化している。この場合、キャリアの体積および/または重量の50%以上、例えば60%以上、または70%以上がキャリア層で構成されうる。半導体ボディを電気コンタクトするために、キャリアは、キャリア層中を垂直方向に延在する第1の貫通コンタクト部を含みうる。この場合、第1の貫通コンタクト部は横方向においてキャリア層で完全に囲まれ、1つの絶縁層によってキャリア層から電気的に絶縁されうる。第1の貫通コンタクト部は、キャリアの前面で例えば接続領域の1つと物理的に、従って電気的にコンタクトしている。金属キャリア層は接続領域の1つと導電接続されうる、または第1の接続領域および第2の接続領域の両方から電気的に絶縁されうる。部品は、キャリアを介して外部と電気接続が可能であるように構成されうる。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリアの金属比率は60体積%および/または重量%以上である。つまり、キャリアは主に金属からなる。このようなキャリアの機械的安定性はとりわけ高い。さらに、実質的に金属からなるキャリアは放熱にとりわけ好適である。キャリアの金属比率は70体積%および/または重量%以上、80体積%および/または重量%以上、好ましくは90または95体積%および/または重量%以上でありうる。部品のキャリアは特に、例えばエポキシ樹脂、またはシリコーンなどの成型混合物からなる成形体を含まない。
部品の少なくとも一実施形態によれば、部品は、キャリアと、半導体ボディと、垂直方向においてキャリアと半導体ボディとの間に少なくとも部分的に配置されている配線構造とを備える。配線構造は半導体ボディを電気コンタクトするように構成され、第1の接続領域と第2の接続領域とを有する。これらの配線構造の接続領域は、部品における異なる電気極性が付与され、且つキャリアと隣接する。キャリアは、金属キャリア層とキャリア層中を垂直方向に延在する第1の貫通コンタクト部とを含む。ここで第1の貫通コンタクト部は、絶縁層によってキャリア層から電気的に絶縁されており、配線構造に対向するキャリアの前面で接続領域の1つと電気コンタクトしている。部品は、キャリアを介して外部と電気コンタクトが可能であるように構成されている。キャリアの金属比率は60体積%および/または重量%以上である。
このような部品は実質的に金属からなるキャリアを備え、この結果、部品はとりわけ機械的に安定であるように構成され、キャリアによって放熱がとりわけ促進される。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層はひとかたまりに形成され、単一の工程で製造されうる。キャリア層は、特に自立するように形成される。この場合、キャリア層の垂直厚さ(vertical thickness)は、例えば0.02mm以上1mm以下、例えば0.02mm以上0.5mm以下、例えば0.02mm以上0.2mm以下である。キャリア層は、例えばニッケル、銅、アルミニウムなどの金属を含む、またはこれらの金属の1つからなる。キャリア層は別の金属も含みうる。ニッケルは弾性率がとりわけ高く、したがって他の金属と比較してとりわけ硬いので、キャリア層がニッケルを含む、またはニッケルからなることが好ましい。さらにニッケルは、例えばガルバニック(galvanic)コーティング法でパターン化された,または構造化されていない形態で簡易に配線構造上に堆積されうる。
キャリア層のひとかたまりの構造および大きな厚さの結果、部品は広範な機械的支持を受け、高い曲げ荷重に耐えうる。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層は、半導体ボディの側辺長の80%以上にわたって横方向に延在している。キャリア層は特に、半導体ボディの平面視でキャリアに対向する半導体ボディの主面の60%以上、70%以上、または80%以上を覆いうる。キャリア層が半導体ボディの2つの互いに隣接する辺に沿って、または全ての側辺に沿って、半導体ボディの関連づけられたそれぞれの側辺長の70%以上、例えば80%以上、好ましくは90%以上にわたって延在するように、キャリア層は形成されうる。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層は垂直厚さを有する。第1の貫通コンタクト部は特に、略垂直高さ(vertical height)だけキャリア層から垂直方向に突出しており、キャリア層の垂直厚さは垂直高さの3倍以上、例えば5倍以上、または10倍以上である。キャリア層は、第1の貫通コンタクト部が延在する開口を有しうる。ここで第1の貫通コンタクト部は、半導体ボディの平面視で第1の貫通コンタクト部が開口を完全に覆う、またはキャリア層の開口を完全に充填するように形成されうる。第1の貫通コンタクト部を電気的に絶縁するために、絶縁層がキャリア層と第1の貫通コンタクト部との間に配置されうる。絶縁層は、酸化金属層および/またはナノセラミック層であることが好ましい。このような絶縁層の熱伝導率はとりわけ高く、すなわち7または8W/(m.・K)に及ぶ。ナノセラミック層とは、金属または金属酸化物を含有し、粒径が例えば5nm以上100nm以下、例えば20nm以上40nm以下の範囲のナノスケールである結晶粉末などを含む電気絶縁層を意味すると理解される。絶縁層は、例えば酸化アルミニウムを含有するナノセラミック層である。これとは別に、絶縁層を例えば窒化ケイ素または二酸化ケイ素などの他の無機誘電体から形成することも可能である。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリアは、第1の貫通コンタクト部に加えて、第2の貫通コンタクト部を含む。第1および第2の貫通コンタクト部は、前面とは反対側のキャリアの後面で電気接続が可能である。第1および第2の貫通コンタクト部がそれぞれ第1のコンタクト層または第2のコンタクト層で完全に覆われることも可能である。貫通コンタクト部はこのように、キャリアの後面でコンタクト層を介して電気接続が可能である。コンタクト層はそれぞれ、キャリアの後面ではんだ付け可能な表面を構成するように形成されうる。したがって部品は、キャリアの後面でもありうる、部品の後面を介して外部と電気接続が可能である表面実装用部品として構成されうる。部品の動作時に発生する熱は、直に配線構造を介してキャリア内に向けられ、キャリアを介して効果的に周囲に放散されうる。
第2のコンタクト部は、垂直方向において例えばキャリア層中に延在し、絶縁層によってキャリア層から電気的に絶縁されうる。第1の貫通コンタクト部および第2の貫通コンタクト部はそれぞれ、キャリアの前面で第1の接続領域および第2の接続領域と電気コンタクトしている。キャリアと接続構造とはこのように、キャリアの貫通コンタクト部が配線構造の接続領域と電気コンタクトしている共通の界面を有しうる。第1の貫通コンタクト部および/または第2の貫通コンタクト部は、銅、アルミニウム、銀、または他の金属などの高導電性且つ高熱伝導性の金属から形成されうる。キャリアは複数の第1および複数の第2の貫通コンタクト部を含みうる。
部品の少なくとも一実施形態によれば、第1の貫通コンタクト部および/または第2の貫通コンタクト部は、導電性且つはんだ付け可能な材料から形成されている。ここでキャリア層は、それぞれの開口において配線構造の第1または第2の接続領域が露出されるような複数の開口を有しうる。キャリア層の開口は、例えばはんだボールの形態である、はんだ付け可能な材料で充填されうる。再溶融工程の後、キャリア層の開口ははんだ付け可能な材料で完全に充填されうる。貫通コンタクト部がはんだ付け可能な材料、特にキャリア層から突出するはんだボールの形態からなる場合、例えば製造される部品をプリント基板に接続するには、はんだ付け用フラックスを供給するだけで十分である。というのも、貫通コンタクト部を含んで製造される部品はその完成時に、想定される組み立てのための貯蔵はんだをすでに含むからである。したがって、はんだ付け可能なコンタクト層の追加的な載置を省くことが可能である。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリアは追加コンタクト部を含む。追加コンタクト部は特に、キャリア層と電気コンタクトしている。つまりこの場合、キャリア層は半導体ボディを電気コンタクトするように構成されている。追加コンタクト部は、例えばキャリア層を介して第2の接続領域と導電接続されうる。キャリア層は、特にキャリアの前面で直接第2の接続領域と隣接することが可能で、したがって物理的且つ電気的に第2の接続領域とコンタクトしている。
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリアは金属層と1つまたは複数の絶縁層のみから形成される。金属層はこの場合、キャリア層、貫通コンタクト部、追加コンタクト部、コンタクト層、および/または接着剤またはシード層でもありうる。ここでシード層は、例えばキャリア層、貫通コンタクト部、またはコンタクト層をガルバニックコーティング法によって堆積するために設けられる。1つの絶縁層または複数の絶縁層は、例えば1つの金属酸化物または複数の金属酸化物から形成される。1つの絶縁層または複数の絶縁層は、1つの金属酸化物または複数の金属酸化物からなることが好ましい。1つの絶縁層または複数の絶縁層は、1つの金属酸化物層に変換される1つの金属層または複数の金属酸化物層に変換される複数の金属層から形成されうる。絶縁層を形成するために、例えばアルミニウム層が酸化アルミニウム層に変換されうる。キャリアは特に、金属層、および1つの金属酸化物層または複数の金属酸化物層のみから形成されうる。つまり、キャリアは100%に至るまで金属および金属酸化物からなりうる。ここでキャリアは、異なる金属および/または異なる金属酸化物を含有しうる。
1つまたは複数の部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層と、絶縁層と、第1の貫通コンタクト部とを備えるキャリアが、半導体ボディに、または複数の半導体ボディに個片化される半導体複合体に形成される。キャリア層は例えば、まず半導体ボディに、特に配線構造上に堆積される。キャリア層は構造化されて堆積されうる、または平面状に堆積された後にキャリア層が1つまたは複数の開口を有するように構造化されうる。配線構造の第1の接続領域または第2の接続領域は特に、1つまたは複数の開口に露出される。1つの貫通コンタクト部が1つの開口に形成される前に、または複数の貫通コンタクト部がキャリア層のそれぞれの開口に形成される前に、絶縁層が引き続いてキャリア層に形成されうる。キャリアはこのように、半導体ボディとは別個に製造され、例えば接合層によって半導体ボディに固定されるのではない。代わりにキャリアは、半導体ボディの存在下で、つまり半導体ボディに直接形成される。このようなキャリアの形成はウェハレベルで、つまりウェハ複合体において、ウェハ複合体が例えば複数の部品に個片化される前に行われうる。部品の製造コストはこのように、ウェハレベルでのキャリアの形成によって全体として削減されうる。
部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層はガルバニック法で配線構造に堆積される。キャリア層は特に、構造化されたラッカー層またはフォトレジスト層を用いて構造化され、配線構造上に堆積される。この場合、シード層がまず配線構造に堆積されうる。シード層は次にラッカー層で覆われ、ラッカー層がキャリア層の開口のための領域にのみ残るように、続く工程でラッカー層が構造化、例えば光構造化されうる。キャリア層は続いてガルバニック法でシード層に堆積されることが可能であり、キャリア層の開口を露出するためにラッカー層が後の一工程で取り除かれる。キャリア層がまずシード層の大部分に堆積され、続く工程で開口を形成するために部分的に取り除かれる、またはエッチングされることも考えられる。
部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、絶縁層は電気化学プロセスによってキャリア層に形成される。電気化学プロセスにおいて、金属酸化物層が絶縁層として形成される。この場合、1つの金属層が1つの金属酸化物層に変換されうる。金属酸化物層は、直接金属層上に堆積されることも可能である。キャリア層および絶縁層は特に、同じ材料を含有しうる。例えば、キャリア層はアルミニウムを含有する、またはアルミニウムからなる。アルミニウムがキャリア層を形成するように堆積される場合、アルミニウムは後に電気化学プロセスによって酸化アルミニウムに変換されうる。さらに、酸化アルミニウムはアルミニウム層に直接堆積されうる。この場合、酸化アルミニウムからなる絶縁層をアルミニウムからなるキャリア層に形成するために追加の光技術を必要としない。というのも、Alなどの酸化アルミニウムは通常アルミニウム上にのみ堆積されうる、またはアルミニウムから変換されるからである。
キャリア層がニッケル層であり、絶縁層が酸化ニッケル層であることも考えられる。ここで酸化ニッケル層は、電気化学プロセスによってニッケル層上に形成されうる。あるいは、絶縁層を形成するために、化学気相成長または物理気相成長などのコーティング法でキャリア層にさらなる無機誘電材料が堆積されうる。
複数の部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、ウェハ複合体が設けられる。ウェハ複合体は半導体複合体と複数の金属キャリア層とを含みうる。複数の分離溝が形成され、この結果、半導体複合体は、それぞれがキャリア層の1つに割り当てられた複数の半導体ボディに細分化される。各部品が半導体ボディと、関連づけられたキャリア層を含むキャリアとを備えるように、ウェハ複合体は分離溝に沿って複数の部品に個片化される。
ウェハ複合体は、例えば層状に半導体複合体がエピタキシ法で堆積される成長基板を含みうる。ウェハ複合体の個片化前に、好ましくは完成部品が成長基板を有さないように、成長基板は半導体複合体または半導体ボディから取り除かれうる。個片化直後に各部品が貫通コンタクト部を少なくとも1つ含むキャリアを備えるように、個片化前に1つの貫通コンタクト部または複数の貫通コンタクト部が形成される。
複数の部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層が互いに支持棒(support bar)で機械的に連結されるように、個片化前にキャリア層が形成される。各支持棒は2つの隣接するキャリア層を連結しうる。支持アームがそれぞれ分離溝の1つを横方向に橋架けするように、支持棒は特に分離溝の形成後に製造される。支持棒は特に、ウェハ複合体の個片化時に切断される。成長基板が取り除かれた後でも、ウェハ複合体が1つの連なった構造、つまり連なったキャリア層でさらに機械的に支持されるように、キャリア層は支持棒で互いに機械的に連結されている。支持棒とキャリア層とは同じ材料および/または同じ工程で形成されうる。
部品を製造する方法の少なくとも一実施形態によれば、製造される部品の半導体ボディに変換層が堆積される。変換層は特に、第1の波長の電磁放射を、特に第1の波長よりも長い第2の波長の電磁放射に変換するように構成された変換材料を含有している。活性層は特に、第1の波長の電磁放射を発するように構成されている。変換層は、個片化工程の前または後に半導体複合体または半導体ボディに形成されうる。
上記方法は、上記部品の製造にとりわけ好適である。したがって、上記部品と関連して説明した特徴は上記方法にも当てはまり、その逆も同様である。
さらなる効果、好適な実施形態、並びに部品を製造する方法および部品のさらなる発展形態は、図1Aから11を参照しながら以下に説明する例示的な実施形態から明らかになるであろう。
図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図1A〜図6は、1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図7は、部品の例示的な実施形態を概略的な断面図で示す。 図8A〜図9Bは、1つまたは複数の部品を製造する方法のさらなる例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図8A〜図9Bは、1つまたは複数の部品を製造する方法のさらなる例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図8A〜図9Bは、1つまたは複数の部品を製造する方法のさらなる例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図8A〜図9Bは、1つまたは複数の部品を製造する方法のさらなる例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図8A〜図9Bは、1つまたは複数の部品を製造する方法のさらなる例示的な実施形態における異なる段階を概略的な断面図で示す。 図9C〜図11は、部品のさらなる例示的な実施形態を概略的な断面図で示す。 図9C〜図11は、部品のさらなる例示的な実施形態を概略的な断面図で示す。 図9C〜図11は、部品のさらなる例示的な実施形態を概略的な断面図で示す。
各図において、同一、同等、または同等に機能する要素は、同じ参照番号で示す。各図は概略図であって、必ずしも縮尺通りではない。比較的小さい要素および特に層厚は、むしろより明確となるように誇張、拡大して図示されうる。
図1Aは複合体200を示す。複合体200は特に、ウェハ複合体である。複合体200は、半導体複合体20を含む。半導体複合体20は、基板9に配置されている。基板9は特に、サファイア基板などの成長基板であり、半導体複合体20はエピタキシ法で層状に基板9に成長されることが好ましい。成長方向は特に、基板9の延在する主面に直角である。成長方向は特に、半導体複合体20の第1の主面201および/または第2の主面202に直角である。図1Aでは、第1の主面201が基板9に対向し、第2の主面202が基板9とは反対側に面する。
半導体複合体20は、III−V族化合物半導体材料から構成されうる。III−V族化合物半導体材料は、B、Al、Ga、InなどのIII族典型元素、およびN、P、AsなどのV族典型元素を含有する。「III−V族化合物半導体材料」とは特に、例えば窒化物およびリン化物化合物半導体などの、少なくともIII族典型元素の1つと少なくともV族典型元素の1つとを含有する二元、三元、または四元化合物群を含む。このような二元、三元、または四元化合物は、例えば1つ以上のドーパントおよび追加の構成成分をさらに含有しうる。半導体複合体20はII−VI族化合物半導体材料からも構成されうる。
半導体複合体20は、第1の半導体層21と、第2の半導体層22と、垂直方向において半導体層間に配置されている活性層23とを含む。第1の主面201は第1の半導体層21の表面で形成され、第2の主面202は第2の半導体層22の表面で形成されうる。例えば、第1の半導体層がn導電型に形成され、第2の半導体層22がp導電型に形成される、またはその逆である。
配線構造8が半導体複合体20の第2の主面202の側に形成される。配線構造8は、特に半導体複合体20を電気コンタクトするように構成され、配線構造8は半導体複合体20の異なる半導体層に直接または間接的に導電接続されうる。配線構造は、電気的に互いに分離され、それぞれが半導体層21および22の1つに導電接続されるサブ構造を含みうる(ここでは明瞭に図示していない)。
図1Aにおいて、配線構造8は第1の接続領域31と第2の接続領域32とを含む。配線構造8は特に、垂直方向において接続領域31および32と同一平面で終端している。つまり接続領域31および32は、垂直方向において局所的に配線構造8の境界を定めている。第1の接続領域31および第2の接続領域32は、例えば第1の半導体層21および第2の半導体層22にそれぞれ、またはその逆に電気コンタクトするように設けられている。配線構造8は、複数の第1の接続領域31および/または複数の第2の接続領域32を含みうる。接続領域31および32は、例えば金などの貴金属で塞がれうる。
図1Bは、図1Aに図示する複合体200を平面図で示す。第1の接続領域31および第2の接続領域32は、半導体複合体20から隔たった配線構造8の表面に露出されており、直接電気接続が可能である。第1の接続領域31および第2の接続領域32は特に、製造される部品における異なる電気極性が付与されている。例えば、第1の接続領域31が部品の陰極、第2の接続層32が陽極とされる、またはその逆である。図1Bにおいて、接続領域31および32は円形に図示されている。これからは外れるが、接続領域31および32はそれぞれ、例えば正方形、楕円形、条片状、多角形、または他の形状などのいかなる任意の形状でありうる。
図1Cに示す例示的な実施形態は、図1Aに図示する例示的な実施形態と実質的に対応する。図1Aの例示的な実施形態とは対照的に、配線構造8が幾分より詳細に、概略的に示されている。第1の接続領域31は、配線構造8の貫通ビア81と電気コンタクトしうる。第1の接続領域31は特に、貫通ビア81の表面でありうる。第1の接続領域31が、貫通ビア81に導電接続されたさらなる層の表面であることも可能である。貫通ビア81は、垂直方向において少なくとも第2の主面202から第2の半導体層22と活性層23とを通って第1の半導体層21内に延在している。このように貫通ビア81は、垂直方向において半導体複合体20で完全に囲まれている。貫通ビア81を第2の半導体層22および活性層23から電気的に絶縁するために、貫通ビアは横方向においてパッシベーション層83で囲まれている。このように第1の半導体層21は、貫通ビア81を介して第1の接続領域31に電気接続されうる。
配線構造8は接続層82を含む。接続層82は、第2の半導体層22を電気コンタクトするために設けられる。この場合、接続層82は半導体層22と隣接しうる。第2の接続領域32は、接続層82の表面でありうる、もしくは例えば接続層81に隣接するさらなる層の表面、または例えば接続層82に隣接し導電接続されるさらなる層の表面でありうる。
図1Cからは外れるが、配線構造8は、複数の貫通ビア81および/または複数の接続層82を含みうる。配線構造が、半導体複合体20の第2の主面202に配置された、例えばミラー層のような放射反射層を1つ含むことも可能である。反射層は特に、製造される部品の動作時に発せられる電磁放射を半導体複合体20の第1の主面201の方向に反射するように構成されている。ここで、配線構造8の反射層は導電性であるように構成されうる。特に、横方向への電流の拡散のために、反射層は複数の接続層82または複数の貫通ビア81に導電接続されうる。配線構造8は、例えば製造される部品の1つにそれぞれ割り当てられる複数の反射層を含みうる。製造される部品が多接合チップとして構成されることも可能である。このような部品は、セグメント化された半導体ボディと、例えば半導体ボディの異なるセグメントに電気コンタクトするための2つ以上の接続領域とを含みうる。
図1Dに示す例示的な実施形態は、図1Aから1Cに図示する例示的な実施形態の1つと実質的に対応する。図1Aから1Cの例示的な実施形態とは対照的に、ここで示す複合体は複数の第1の接続領域31と複数の第2の接続領域32とを含む。複合体200は、複合体200を複数の部分的領域に分割する複数の分離溝60を有し、複合体200の複数の部分的領域のそれぞれが、少なくとも第1の接続領域31の1つと第2の接続領域32とを有する配線構造8を含む。分離溝60は、垂直方向において少なくとも部分的に半導体複合体20内に、または半導体複合体20を貫通して延在している。この結果、半導体複合体20は、複数の半導体ボディ2に分割されうる。分離溝は、配線構造8の形成前に形成されることが好ましい。しかしながら、分離溝が配線構造8の形成後にのみ形成されることも考えられる。複合体200は、後の一工程で分離溝60に沿って複数の部品100に個片化されうる。
図2Aにおいて、キャリア層4が半導体複合体20の配線構造8の側に形成される。キャリア層4は、1つの金属を、または例えば合金の形態で複数の金属を含有しうる。図2Aに示すキャリア層4は、例えば複合体200の部分的領域であり、部分的領域は製造する部品の1つに割り当てられている。キャリア層4は特に、連なって、例えばひとかたまりに形成されている。図2Aに示すキャリア層は構造化されており、開口を2つ有する。配線構造8の接続領域31または32が各開口に露出されている。接続領域31および32は特に、キャリア層4から電気的に絶縁されている。
キャリア層4は、フォトレジスト層などの構造化されたラッカー層に、電気めっき層として形成されうる。図2Aにおいて、構造化されたラッカー層は図示していない。しかしながら、このような構造化されたラッカー層はキャリア層4の開口の領域およびキャリア層4の側面を覆いうる。キャリア層4がまず配線構造8の大部分に堆積され、続く工程で開口を形成するために部分的に取り除かれる、またはエッチングされることも可能である。キャリア層4は、ガルバニックコーティング法で配線構造8に堆積されることが好ましい。ニッケル、銅、アルミニウム、銀、金などの金属、または他の電着可能な金属が、キャリア層4の材料としてとりわけ好適である。キャリア層4の垂直厚さD4は、例えば0.02mm以上1mm以下、特に0.02mm以上0.5mm以下、例えば0.02mm以上0.2mm以下である。
図2Aからは外れるが、複数のキャリア層4が半導体複合体20に形成されることも可能である。図1Dに示されるように、複合体200の部分的領域は、例えば少なくとも開口を1つ有する当該領域に関連づけられたキャリア層4をそれぞれ含みうる。
図2Bに示す例示的な実施形態は、平面図として図2Aに示す例示的な実施形態と実質的に対応する。複合体200の一領域または一部分領域が図2Bに図示され、複合体200の一領域または一部分領域は、製造される部品100と対応する。キャリア層4はひとかたまりに形成される。配線構造8は、平面視で枠形状であり横方向においてキャリア層4を囲む端部領域を有する。このように配線構造8の端部領域は、キャリア層4で覆われていない。端部領域は特に、関連づけられた配線構造8の総面積の20%以下、特に10%以下、好ましくは5%以下である。配線構造8は図2Bにおいて、キャリア層4によって覆われず且つ第1の接続領域31または第2の接続領域32を囲む領域を、キャリア層4の各開口に有する。キャリア層の開口内における配線構造8のこのような領域は、電気絶縁材料を含有しうる、または絶縁材料で覆われうる。
図3Aにおいて、絶縁層5がキャリア層4に形成される。特に、絶縁層4は電気化学プロセスで製造される。キャリア層4の材料としてのアルミニウムはガルバニック法で配線構造8に堆積されることが好ましい。アルミニウムは電気化学プロセスで酸化アルミニウムに変換されうる。酸化アルミニウムを、キャリア層4として形成されたアルミニウム層に直接堆積することも可能である。酸化アルミニウムは確実にアルミニウム上にのみ堆積されるので、この場合、追加の光技術を必要としない。キャリア層がニッケルを含有することも可能である。この場合、ニッケルは配線構造8に対して、ガルバニックプロセスで堆積されうる。ニッケルは、後の工程で部分的に酸化ニッケルに変換されうる。酸化ニッケルが、例えばニッケルを含有するキャリア層4上に電気化学プロセスで直接堆積されることも考えうる。マグネシウム、チタン、ジルコニウム、タンタル、またはベリリウムからなる金属酸化物層が電気化学プロセスで形成されることも考えられる。あるいは、無機誘電体が例えば化学気相成長または物理気相成長によってキャリア層4に堆積されうる。
例えば酸化アルミニウムまたは酸化ニッケルなどの電気化学法で堆積された金属酸化物を用いることで、アルミニウム層と酸化アルミニウム層との間などの、金属層と金属酸化物層との間の接合がとりわけ機械的に安定化する。この結果、キャリア全体にわたって特に高い熱伝導率が得られる一方で、従来の金属/誘電体接合と比較して高い接合強度も得られる。さらに上記堆積工程によって、キャリア層4の比較的大きな垂直厚さD4に起因して形成されるキャリア層4の段差が、分離を防ぐように確実にコーティングされうる。電気化学法で製造された金属酸化物層は、通常、対応する金属層よりも多孔度が高い。金属酸化物層の多孔度に基づいて、金属酸化物層が電気化学プロセスで製造されたかどうか判断しうる。絶縁層5を形成するために、キャリア層4がセラミックコーティングされることも可能である。セラミックコーティングの場合、キャリア層4の表面も部分的に酸化されうる。セラミックコーティング層および酸化アルミニウム層の両方とも熱伝導率がとりわけ高い。金属酸化物層の熱伝導率は特に、例えば4W/(K・m)以上8W/(K・m)以下でありうる。セラミックコーティング層も同様に、熱伝導率が4W/(K・m)以上8W/(K・m)以下でありうる。例えば、酸化アルミニウムまたはアルミニウムナノセラミックを含有する絶縁層5の熱伝導率は7W/(K・m)を超えうる。絶縁層5の熱伝導率は4W/(K・m)以上、6W/(K・m)以上、または7W/(K・m)以上であることが好ましい。
図3Bは、図3Aに示す例示的な実施形態を平面図で示す。絶縁層5は、平面視でキャリア層4を完全に覆う。絶縁層5は特に連なって形成され、第1の接続領域31または第2の接続領域32が露出される開口を少なくとも1つ有する。絶縁層5がキャリア層4を覆い、特にキャリア層4の外形に倣うように、絶縁層5の厚さは金属層4と比較して小さい。
図4Aにおいては、第1の貫通コンタクト部61および第2の貫通コンタクト部62が形成される。貫通コンタクト部61および62は、キャリア層4のそれぞれの開口を充填する。第1の貫通コンタクト部61および/または第2の貫通コンタクト部62は、キャリア層4を貫通して垂直方向に延在する、および/またはキャリア層4の開口の領域で第1の接続領域31または第2の接続領域32と導電接続されている。貫通コンタクト部61および62は、例えばガルバニック法または無電解法などのコーティング法でキャリア層に堆積されうる。貫通コンタクト部61および62は、物理または化学気相成長によっても形成されうる。キャリア層4と貫通コンタクト部61および62とは、同じ材料、例えばアルミニウム、銅、ニッケル、金、または銀などの同一の金属を含有しうる。キャリア層4と貫通コンタクト部61および62とが同じ材料を含有する場合、熱膨張の観点からこれらからなるキャリア1の熱回復力はとりわけ高い。
垂直方向において、第1の貫通コンタクト部61および第2の貫通コンタクト部62は垂直高さD6だけキャリア層4から突出している。キャリア層4と貫通コンタクト部61および62とは特に、キャリア層4の垂直厚さD4が垂直高さD6の3倍以上、好ましくは5倍以上、または10倍以上であるように形成されている。垂直高さD4は、例えば0.001mm以上0.5mm以下、特に0.001mm以上0.3mm以下、例えば0.001mm以上0.15mm以下である。
図4Aにおいて、貫通コンタクト部61および62と接続領域31および32との両方が、絶縁層5によってキャリア層4から電気的に絶縁されている。このような構造において、キャリア層4は半導体複合体20の電気コンタクトに寄与しない。
図4Bおよび図4Cは、貫通コンタクト部61および62の構造の異なる変形例を平面図で示す。貫通コンタクト部61および62は、キャリア層4のそれぞれの開口を完全に覆う。貫通コンタクト部61および62は、平面視で、関連づけられた配線構造8の一表面の30%以上、60%以上、または80%以上を合計して覆うように形成されうる。図4Bに示すように貫通コンタクト部61および62は、横方向の1つに沿って完全に絶縁層5を覆いうる。貫通コンタクト部61および62は、絶縁層5の横方向幅よりも小さい横方向幅となるように構成されることも可能である。貫通コンタクト部61および62は平面視で、キャリア層4の開口の内側および外側の両方で絶縁層5との重なりがある。
図4Aでは、キャリア層4の開口はそれぞれ配線構造8からの距離が増すにつれて増大する断面を有する。このような構成によって、貫通コンタクト部の形成およびキャリア層4への絶縁層の堆積が容易となる。これとは対照的に、断面が配線構造8からの距離が増すにつれて減少すること、または一定のままであることも可能である。
図5Aでは、コンタクト層71および72が形成される。コンタクト層は、ガルバニック堆積プロセスまたは無電解堆積プロセスで貫通コンタクト部61および62に堆積されうる。例えばコンタクト層71および72は、ニッケル、パラジウム、または金などの金属を含有する。コンタクト層71および72は特に、それぞれ貫通コンタクト部とは反対側に面し、はんだ付けおよび電気コンタクトが可能であるように形成された表面を有する。製造される部品は特に、はんだ付けおよび電気コンタクトが可能なコンタクト層71および72の表面を含む実装表面を有する。コンタクト層は、無電解ニッケル/無電解パラジウム/置換金めっき(ENEPIG)層でありうる。製造される部品は特に、表面実装可能に構成される。
図5Bおよび5Cに示す例示的な実施形態は、図4Bおよび4Cに示す例示的な実施形態と実質的に対応する。図4Bおよび4Cの例示的な実施形態とは対照的に、コンタクト層71および72がここで図示されている。第1のコンタクト層71は、平面視で、第1の貫通コンタクト部61を完全に覆いうる。第2のコンタクト層72は、平面視で、第2の貫通コンタクト部62を完全に覆いうる。
図6は、例えば機械的方法、エッチング法、またはレーザリフトオフ法で半導体複合体20または半導体ボディ2から取り除かれた成長基板9を示す。成長基板9の分離は、複合体200を複数の部品100に個片化する前または個片化した後に行われうる。
入射または出射効率を高めるために、成長基板を取り除く過程で露出される表面、特に半導体複合体20または半導体ボディ2の第1の主面201は構造化されうる。ここで、構造化された表面は複合体200の放射通過領域を形成しうる。変換層7が部品の放射通過領域に堆積されうる。この場合,変換層7は,構造化された放射通過領域の外形に倣って同様に構造化されうる。図6とは対照的に、変換層7が構造化されないことも可能である。
成長基板9が取り除かれた後、残った複合体200は、例えば主にキャリア層4によって機械的に支持される。成長基板9を取り除いた後、個片化された部品100がそれぞれキャリア1と、キャリア1に配置された半導体ボディ2とを備えるように、複合体200は複数の部品100に個片化されうる。ここで半導体ボディ2は半導体複合体20の一部を含み、キャリア1は少なくとも貫通コンタクト部61を1つ有するキャリア層4を1つ含む。例えば図1Dに示すように、複合体200は分離溝60に沿って個片化されうる。分離溝60は特に、キャリア層4には及ばない。分離溝60が少なくとも部分的に電気隔離層によって覆われることも可能である。ここで電気隔離層は、配線構造8の一部または絶縁層5の一部でありうる。分離溝60の領域において電気隔離層は例えば半導体ボディ2の側面を部分的または完全に覆う。
図7に示す部品100の例示的な実施形態は、図1Aから6で説明した方法で製造される部品に実質的に対応する。
部品100は、例えば変換層7の表面で形成された放射通過領域101を有する。部品100は、放射通過領域101とは反対側に面する後面102を有する。部品100の後面102は特に、キャリア1の後面12で形成されている。キャリア1は後面12とは反対側に面する前面11を有する。キャリアの前面11は特に、部品100のキャリア1と配線構造8との間の界面である。つまり、キャリア1と配線構造8とは前面11で互いに直接隣接している。第1の貫通コンタクト部61と第2の貫通コンタクト部62とは特に、前面11でそれぞれ配線構造8の第1の接続領域31および第2の接続領域32と隣接している。
後面12は、部分的に絶縁層5の表面で、また部分的にコンタクト層71および72の表面で形成されている。部品100はキャリア1の後面12を介して、または部品100の後面102を介して、例えばはんだ付けが可能および電気コンタクトが可能であるように、表面実装可能に形成されている。
キャリア1の金属比率は特に、60体積%および/または重量%以上、80体積%および/または重量%以上、または90体積%および/または重量%以上である。絶縁層5が金属酸化物層である場合は、キャリア1の全ての層が金属を含有する。キャリア1の金属比率は特に、90体積%および/または重量%以上98体積%および/または重量%以下である。キャリア1または部品100は特に、例えばエポキシ、樹脂、またはシリコーンなどのポッティング混合物からなる成形体を含まない。このように、第1の貫通コンタクト部と第2の貫通コンタクト部との間の横方向への熱の拡散が著しく改善しうる。
図8Aに示す例示的な実施形態は、図5Aに示す1つまたは複数の部品を製造する方法の例示的な実施形態と実質的に対応する。図5Aの例示的な実施形態とは対照的に、複合体は複数の支持棒40を含む。このような支持棒40は特に、図8Bおよび8Cにおいて平面図で示す。例えば製造される異なる部品100に割り当てられるキャリア層4は、支持棒40によって互いに機械的に連結されている。キャリア層4は特に、支持棒40と共に連なった構造を形成している。このような連なった構造によって、例えば成長基板9が取り除かれた後に、複合体200が機械的に安定化されうる。
支持棒40は、キャリア層4と同じ材料でありうる。支持棒40とキャリア層4とは特に、共通の工程時に製造されうる。支持棒40は、横方向において例えばキャリア層4の側面または側辺を超えて突出し、それぞれ例えば2つの隣接するキャリア層4を相互に連結しうる。支持棒40は、平面視で、2つの隣接するキャリア層の間に配置された分離溝60を横方向に橋架けしうる。ここで支持棒40の横方向幅は、関連づけられたキャリア層4の横方向幅の1/5以下、1/10以下、1/15以下、または好ましくは1/20以下である。複合体200の個片化時に、支持棒は特に分離溝60の領域で切断、例えばのこ挽きされる。支持棒40は、平面視で、絶縁層5で完全に覆われていることが好ましい。支持棒40を絶縁層5で完全に覆うことで、例えば製造される部品100の放射通過領域101の金属汚染の可能性が低くなりうる。
図9Aに示す例示的な実施形態は、図5Aに示す例示的な実施形態と実質的に対応する。図5Aの例示的な実施形態とは対照的に、キャリア層4の開口は、例えば貫通コンタクト部61および62を形成するためのはんだ付けが可能な材料で充填されている。例えばはんだボールの形態であるはんだ付け可能な材料が特に、キャリア層4の開口に堆積されうる。はんだボールはあらかじめ作製されたものを、キャリア層4の対応する開口に堆積することも可能である。キャリア層4は、2を超えて、例えば3、4、または4より多くの開口を有しうる。三点支持のために、各キャリア層4がはんだ付け可能な材料で充填された開口を3つ以上有することが好ましい。
図9Bは、図9Aに示す例示的な実施形態を平面図で示す。キャリア層4は、それぞれ接続領域31が1つ露出される開口を2つ有し、開口は貫通コンタクト部61を形成するためのはんだ付け可能な材料で充填されている。さらにキャリア層4は、第2の貫通コンタクト部62を形成するためのはんだ付けが可能且つ導電性の材料で同様に充填されたさらなる開口を2つ有する。
図9Cは、例えば図9Aに示す方法の例示的な実施形態に従って製造される部品のさらなる例示的な実施形態を示す。この例示的な実施形態は、図7に示す例示的な実施形態と実質的に対応する。図7の例示的な実施形態とは対照的に、部品100はコンタクト層71および72を有さない。貫通コンタクト部61および62は、導電性且つはんだ付け可能な材料で形成されている。図9Aに示すように、貫通コンタクト部61および62は、はんだボールを再溶融する工程の後に形成されうる。再溶融工程の後、貫通コンタクト部61および62は、キャリア層4の対応する開口を完全に充填しうる。貫通コンタクト部61および62は、平面視でキャリア層4の開口内においてのみ絶縁層5との重なりがある。しかしながら、貫通コンタクト部61および62がキャリア層4の開口の外でも絶縁層5との重なりがあることも考えうる。図9Cに示す部品は、特に放射を透過する基板、とりわけサファイア基板などの成長基板を含む。
図9Cからは外れるが、部品100が構造化された放射通過領域101および/または放射通過領域101に配置された変換層7を含むことが可能である。部品100が成長基板を含まないように、基板9が部品100から完全に取り除かれることも可能である。
図10に示す部品100の例示的な実施形態は、図7に示す例示的な実施形態と実質的に対応する。図7の例示的な実施形態とは対照的に、接続層82と、貫通ビア81と、パッシベーション層83とを含む配線構造8を図1Cと類似して示す。さらに、キャリア層4が半導体ボディ2の電気コンタクトに寄与するようにキャリア1が構成されている。図10において、キャリア1は1つまたは複数の第1の貫通コンタクト部61を含む。第2の貫通コンタクト部の代わりに、キャリアはキャリア層4に形成された追加コンタクト部62を含む。追加コンタクト部62は特に、キャリア層4に導電接続されている。キャリア層4は、前面11において第2の接続領域32と電気コンタクトしている。このように追加コンタクト部62はキャリア層4を介して第2の接続領域32、したがって接続層82および第2の半導体層22と導電接続されうる。図5Aと比較すると、追加コンタクト部62が例えばキャリア層4と直接電気コンタクトするように、図10における絶縁層5は構造化されて形成されている。
図10とは対照的に、キャリア層4が前面11において第1の接続領域31と電気コンタクトし、この時、第2の接続領域32からは隔離されるように、キャリア1を形成することが可能である。
図11は、放射通過領域101の平面図として部品100の例示的な実施形態を示す。部品100は、第1の半導体層21を電気コンタクトするための複数の貫通ビア81を含みうる。ここで貫通ビア81は、例えば半導体ボディの第2の主面202から第2の半導体層22および活性層23を通って第1の半導体層21内に延在する。
本出願は、独国特許出願第102015112280.4号の優先権を主張するものであり、この文書の開示内容は参照により本明細書に援用される。
本発明は例示的な実施形態を用いた説明に限定されない。むしろ本発明はいかなる新たな特徴およびいかなる特徴の組み合わせを包含し、たとえこれらの特徴またはその組み合わせ自体が本願特許請求項または例示的な実施形態に明示的に記述されていなくても、本発明は特に本願特許請求項におけるいかなる特徴の組み合わせも包含する。
100 部品
101 放射通過領域
102 部品の後面
1 キャリア
11 キャリアの前面
12 キャリアの後面
2 半導体ボディ
20 半導体複合体
21 第1の半導体層
22 第2の半導体層
23 活性層
200 複合体/ウェハ複合体
201 半導体ボディの第1の主面
202 半導体ボディの第2の主面
31 第1の接続領域
32 第2の接続領域
4 キャリア層
40 支持棒
5 絶縁層
60 分離溝
61 第1の貫通コンタクト部
62 第2の貫通コンタクト部/追加コンタクト部
7 変換層
71 第1のコンタクト層
72 第2のコンタクト層
8 配線構造
81 貫通ビア
82 接続層
83 パッシベーション層
9 基板/成長基板
部品の少なくとも一実施形態によれば、キャリア層は垂直厚さを有する。第1の貫通コンタクト部は特に、略垂直高さ(vertical height)だけキャリア層から垂直方向に突出しており、キャリア層の垂直厚さは垂直高さの3倍以上、例えば5倍以上、または10倍以上である。キャリア層は、第1の貫通コンタクト部が延在する開口を有しうる。ここで第1の貫通コンタクト部は、半導体ボディの平面視で第1の貫通コンタクト部が開口を完全に覆う、またはキャリア層の開口を完全に充填するように形成されうる。第1の貫通コンタクト部を電気的に絶縁するために、絶縁層がキャリア層と第1の貫通コンタクト部との間に配置されうる。絶縁層は、酸化金属層および/またはナノセラミック層であることが好ましい。このような絶縁層の熱伝導率はとりわけ高く、すなわち7または8W/(mK)に及ぶ。ナノセラミック層とは、金属または金属酸化物を含有し、粒径が例えば5nm以上100nm以下、例えば20nm以上40nm以下の範囲のナノスケールである結晶粉末などを含む電気絶縁層を意味すると理解される。絶縁層は、例えば酸化アルミニウムを含有するナノセラミック層である。これとは別に、絶縁層を例えば窒化ケイ素または二酸化ケイ素などの他の無機誘電体から形成することも可能である。
図1Bは、図1Aに図示する複合体200を平面図で示す。第1の接続領域31および第2の接続領域32は、半導体複合体20から隔たった配線構造8の表面に露出されており、直接電気接続が可能である。第1の接続領域31および第2の接続領域32は特に、製造される部品における異なる電気極性が付与されている。例えば、第1の接続領域31が部品の陰極、第2の接続領域32が陽極とされる、またはその逆である。図1Bにおいて、接続領域31および32は円形に図示されている。これからは外れるが、接続領域31および32はそれぞれ、例えば正方形、楕円形、条片状、多角形、または他の形状などのいかなる任意の形状でありうる。
配線構造8は接続層82を含む。接続層82は、第2の半導体層22を電気コンタクトするために設けられる。この場合、接続層82は半導体層22と隣接しうる。第2の接続領域32は、接続層82の表面でありうる、もしくは例えば接続層8に隣接するさらなる層の表面、または例えば接続層82に隣接し導電接続されるさらなる層の表面でありうる。
図3Aにおいて、絶縁層5がキャリア層4に形成される。特に、絶縁層は電気化学プロセスで製造される。キャリア層4の材料としてのアルミニウムはガルバニック法で配線構造8に堆積されることが好ましい。アルミニウムは電気化学プロセスで酸化アルミニウムに変換されうる。酸化アルミニウムを、キャリア層4として形成されたアルミニウム層に直接堆積することも可能である。酸化アルミニウムは確実にアルミニウム上にのみ堆積されるので、この場合、追加の光技術を必要としない。キャリア層がニッケルを含有することも可能である。この場合、ニッケルは配線構造8に対して、ガルバニックプロセスで堆積されうる。ニッケルは、後の工程で部分的に酸化ニッケルに変換されうる。酸化ニッケルが、例えばニッケルを含有するキャリア層4上に電気化学プロセスで直接堆積されることも考えうる。マグネシウム、チタン、ジルコニウム、タンタル、またはベリリウムからなる金属酸化物層が電気化学プロセスで形成されることも考えられる。あるいは、無機誘電体が例えば化学気相成長または物理気相成長によってキャリア層4に堆積されうる。
垂直方向において、第1の貫通コンタクト部61および第2の貫通コンタクト部62は垂直高さD6だけキャリア層4から突出している。キャリア層4と貫通コンタクト部61および62とは特に、キャリア層4の垂直厚さD4が垂直高さD6の3倍以上、好ましくは5倍以上、または10倍以上であるように形成されている。垂直高さDは、例えば0.001mm以上0.5mm以下、特に0.001mm以上0.3mm以下、例えば0.001mm以上0.15mm以下である。

Claims (19)

  1. キャリア(1)と、半導体ボディ(2)と、前記キャリアと前記半導体ボディとの間に垂直方向に沿って少なくとも部分的に配置されている配線構造(8)とを備える部品(100)であって、
    前記配線構造は、前記半導体ボディに電気コンタクトするように構成されていると共に、前記キャリアに隣接し且つ前記部品の異なる電気極性が割り当てられている第1の接続領域(31)と第2の接続領域(32)とを含み、
    前記キャリアは、金属キャリア層(4)と第1の貫通コンタクト部(61)とを含み、
    前記第1の貫通コンタクト部は、前記キャリア層中を貫いて垂直方向に延在し、絶縁層(5)を介して前記キャリア層から電気的に絶縁されており、且つ前記配線構造に対向する前記キャリアの前面(11)で前記接続領域(31、32)の1つと電気コンタクトしており、
    前記部品は、前記キャリアを介して外部と電気コンタクトが可能であるように形成されており、
    前記キャリアの金属比率は、60体積%および/または重量%以上である、
    部品(100)。
  2. 前記キャリア層(4)は、ひとかたまりに形成されている、
    請求項1に記載の部品。
  3. 前記キャリア層(4)は、横方向に沿って、前記半導体ボディ(2)の側辺長の80%以上にわたって延在している、
    請求項1または2に記載の部品。
  4. 前記半導体ボディ(2)の平面視で、前記キャリア層(4)は、前記キャリア(1)に対向する前記半導体ボディの主面(202)の70%以上を覆う、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の部品。
  5. 前記キャリア(1)の金属比率は、90体積%および/または重量%以上である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の部品。
  6. 前記キャリア層(4)は垂直厚さ(D4)を有し、
    前記第1の貫通コンタクト部(61)は、前記キャリア層から垂直方向に略垂直高さ(D6)だけ突出しており、
    前記垂直厚さ(D4)は、前記垂直高さ(D6)の3倍以上である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の部品。
  7. 前記絶縁層(5)は、酸化金属層またはナノセラミック層である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の部品。
  8. 前記キャリア(1)は、第2の貫通コンタクト部(62)を有し、
    前記第1および第2の貫通コンタクト部(61,62)は、前記前面(11)とは反対側の前記キャリアの後面(12)で電気接続が可能であり、
    前記第2の貫通コンタクト部(62)は、前記キャリア層(4)中を貫いて垂直方向に延在し、前記絶縁層(5)を介して前記キャリア層(4)から電気的に絶縁されており、
    前記第1の貫通コンタクト部(61)は、前記前面(11)で前記第1の接続領域(31)と電気コンタクトしており、
    前記第2の貫通コンタクト部(62)は、前記前面(11)で前記第2の接続領域(32)と電気コンタクトしている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の部品。
  9. 前記第1の貫通コンタクト部(61)および前記第2の貫通コンタクト部(62)は、導電性且つはんだ付け可能な材料によって形成されている、
    請求項8に記載の部品。
  10. 前記キャリア(1)は、前記キャリア層(4)に形成されて前記キャリア層と電気コンタクトしている追加コンタクト部(62)を含み、
    前記追加コンタクト部(62)は、前記キャリア層(4)を介して前記接続領域(31,32)の1つと導電接続されている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の部品。
  11. 前記キャリア(1)は、金属層(4,61、62、71、72)のみから形成されており、前記絶縁層(5)は、金属酸化物から形成されている、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の部品。
  12. 前記金属キャリア層(4)は、前記配線構造(8)に対して堆積されたガルバニック層である、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の部品。
  13. 前記配線構造(8)は、前記半導体ボディ(2)の異なる半導体層に対して、部分的に直接導電接続されている、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の部品。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の部品(100)を製造する方法であって、
    前記キャリア層(4)と、前記絶縁層(5)と、前記第1の貫通コンタクト部(61)とを含む前記キャリア(1)が、前記半導体ボディ(2)上に形成される、
    方法。
  15. 前記キャリア層(4)は、ガルバニック法で前記配線構造(8)上に堆積される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記絶縁層(5)は、電気化学プロセスによって前記キャリア層(4)上に形成される、
    請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記キャリア層(4)と前記絶縁層(5)とは同一の金属を含有し、前記絶縁層の前記金属は前記電気化学プロセスによって酸化される、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記半導体複合体(20)と複数の前記金属キャリア層(4)とを含むウェハ複合体(200)が設けられ、
    前記半導体複合体が複数の半導体ボディ(2)に分割された際、前記半導体ボディ(2)それぞれが、前記キャリア層(4)の1つに割り当てられるように、複数の分離溝(60)が形成され、
    前記ウェハ複合体は、各部品(100)が、前記半導体ボディ(2)、及び当該半導体ボディ(2)に対応する前記キャリア層(4)を有する前記キャリア(1)を含むように、前記分離溝(60)に沿って複数の前記部品(100)に個片化される、
    複数の部品を製造するための請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記キャリア層(4)は、前記個片化の前に、複数の支持棒(40)によって機械的に互いに連結されており、
    複数の前記支持棒(40)は、それぞれ、2つの隣接する前記キャリア層を連結しており、平面視で、前記分離溝(60)の1つを横方向に橋架けしており、且つ前記個片化時に切断される、
    請求項18に記載の方法。
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