JP2018513870A - 硫黄置換5員環複素環を有する殺有害生物的に活性な多環式誘導体 - Google Patents

硫黄置換5員環複素環を有する殺有害生物的に活性な多環式誘導体 Download PDF

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Abstract

式(I)(式中、置換基が、請求項1に定義されるとおりである)の多環式誘導体、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドが、殺虫剤として使用され得、かつそれ自体公知の方法で調製され得る。【選択図】 なし

Description

本発明は、硫黄置換基を含有する殺有害生物的に活性な、特に、殺虫的に活性な多環式誘導体、それらの化合物を含む組成物、および動物有害生物(animal pest)(節足動物、特に、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例を含む)を防除するためのそれらの使用に関する。
殺有害生物作用を有する複素環化合物は、公知であり、例えば、国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号、国際公開第2013/180193号、国際公開第2014/142292号および国際公開第2015/000715号に記載されている。ここで、硫黄を含有する5員環置換複素環を有する新規な殺有害生物的に活性な多環式環誘導体が発見された。
したがって、本発明は、式I
Figure 2018513870
(式中、
1が、メチン、窒素またはN−オキシドであり;
1が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;または
1が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり;または
1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
1が、R2で置換される窒素であり、ここで、R2が、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;または
1が、酸素または硫黄であり;
Qが、基QaまたはQb;
Figure 2018513870
であり、
式中、矢印が、式Iへの結合点を表し、ZaおよびZbが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に炭素原子を介して結合される5員〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、ただし、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5員〜10員の環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換乃至多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に窒素原子を介して結合される5員〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ただし、前記環系が、2個以上の酸素原子および2個以上の硫黄原子を含有することはできず;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C1〜C6アルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC1〜C6アルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;
2が、CR4または窒素であり;
3が、CR5または窒素であり;
3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
3が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;
4が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
5が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
2が、酸素または硫黄であり;
3が、酸素または硫黄であり;
nが、0、1または2である)の化合物、ならびに式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体に関する。
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和または不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸またはフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、または例えば安息香酸との酸付加塩、または有機スルホン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカン−またはアリールスルホン酸、例えばメタン−またはp−トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩またはマグネシウム塩、またはアンモニアまたは有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−またはトリ−低級アルキルアミン、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−またはジメチルプロピルアミン、またはモノ−、ジ−またはトリヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミンを形成することができる。
置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状または分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルおよびそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は、一価または多価不飽和であり得る。C1−ジ−アルキルアミノはジメチルアミノである。
ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキルまたはハロフェニルなどの他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。
ハロアルキル基は、好ましくは、1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチルである。
アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシ、さらに異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシ基である。
アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチルまたはイソプロポキシエチルである。
アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル(C1アルコキシカルボニルである)、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニルまたはヘキソキシカルボニルである。
アルキルスルファニルは、例えば、メチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニルおよびヘキシルスルファニルである。
アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニルおよびヘキシルスルフィニルである。
アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニルおよびヘキシルスルホニルである。
ハロアルキルスルファニルは、例えば、トリフルオロメチルスルファニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルファニルおよびペンタフルオロエチルスルファニルである。
ハロアルキルスルフィニルは、例えば、トリフルオロメチルスルフィニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル、またはペンタフルオロエチルスルフィニルである。
ハロアルキルスルホニルは、例えば、トリフルオロメチルスルホニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルおよびペンタフルオロエチルスルホニルである。
シクロアルキルは、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。
本発明に関して、5員環複素環に窒素原子を介して結合される5員〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系の例は、例えば、ピラゾール、ピロール、ピロリジン、ピロリジン−2−オン、ピペリジン、モルホリン、イミダゾール、トリアゾールおよびピリジン−2−オンである。
本発明に関して、置換基の定義中の「一置換または多置換される」は、典型的に、置換基の化学構造に応じて、一置換または7回置換され、好ましくは一置換または5回置換され、より好ましくは一置換、二置換または三置換されることを意味する。
本発明に係る式Iの化合物は、塩形成中に形成され得る水和物も含む。
本発明によれば、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、ただし、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできない5員〜10員の単環式または縮合二環式複素環系、または芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得る3員〜10員の単環式または縮合二環式環系は、環員の数に応じて、好ましくは、以下の複素環式基からなる群から選択される:
ピロリル;ピラゾリル;イソオキサゾリル;フラニル;チエニル;イミダゾリル;オキサゾリル;チアゾリル;イソチアゾリル;トリアゾリル;オキサジアゾリル;チアジアゾリル;テトラゾリル;フリル;ピリジル;ピリミジル;ピラジニル;ピリダジニル;トリアジニル、ピラニル;キナゾリニル;イソキノリニル;インドリジニル;イソベンゾフラニルナフチリジニル;キノキサリニル;シンノリニル;フタラジニル;ベンゾチアゾリル;ベンゾオキサゾリル;ベンゾトリアゾリル;インダゾリル;インドリル;(1H−ピロール−1−イル)−;(1H−ピロール−2−イル)−;(1H−ピロール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−1−イル)−;(1H−ピラゾール−3−イル)−;(3H−ピラゾール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−4−イル)−;(3−イソオキサゾリル)−;(5−イソオキサゾリル)−;(2−フラニル)−;(3−フラニル)−;(2−チエニル)−;(3−チエニル)−;(1H−イミダゾール−2−イル)−;(1H−イミダゾール−4−イル)−;(1H−イミダゾール−5−イル)−;(2−オキサゾール−2−イル)−;(オキサゾール−4−イル)−;(オキサゾール−5−イル)−;(チアゾール−2−イル)−;(チアゾール−4−イル)−;(チアゾール−5−イル)−;(イソチアゾール−3−イル)−;(イソチアゾール−5−イル)−;(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−;(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−(1,2,3−オキサジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−4−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−;(1,2,3−チアジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−4−イル)−;(1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−;(1H−テトラゾール−1−イル)−;(1H−テトラゾール−5−イル)−;(2H−テトラゾール−5−イル)−;(2−ピリジル)−;(3−ピリジル)−;(4−ピリジル)−;(2−ピリミジニル)−;(4−ピリミジニル)−;(5−ピリミジニル)−;(2−ピラジニル)−;(3−ピリダジニル)−;(4−ピリダジニル)−;(1,3,5−トリアジン−2−イル)−;(1,2,4−トリアジン−5−イル)−;(1,2,4−トリアジン−6−イル)−;(1,2,4−トリアジン−3−イル)−;(フラザン−3−イル)−;(2−キノリニル)−;(3−キノリニル)−;(4−キノリニル)−;(5−キノリニル)−;(6−キノリニル)−;(3−イソキノリニル)−;(4−イソキノリニル)−;(2−キノゾリニル(quinozolinyl))−;(2−キノキサリニル)−;(5−キノキサリニル)−;(ピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル)−;(ベンゾオキサゾール−5−イル)−;(ベンゾチアゾール−5−イル)−;(ベンゾ[b]チエン−2−イル)−および(ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾール−5−イル)−;インドリニルおよびテトラヒドロキノリニル。
式Iの好ましい化合物において、ZaおよびZbが、互いに独立して、J−0〜J−50:
Figure 2018513870
(式中、各基J−0〜J−50が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される。置換基J−1〜J−50において、RX001が、水素またはC1〜C4アルキルである。
式I
(式中、
1が、メチン、窒素またはN−オキシドであり;
1が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;または
1が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり;または
1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
1が、R2で置換される窒素であり、ここで、R2が、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;または
1が、酸素または硫黄であり;
Qが、基QaまたはQb;
Figure 2018513870
であり、
式中、矢印が、式Iへの結合点を表し、ZaおよびZbが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に炭素原子を介して結合される5員〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、ただし、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5員〜10員の環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換乃至多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に窒素原子を介して結合される5員〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ただし、前記環系が、2個以上の酸素原子および2個以上の硫黄原子を含有することはできず;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
ZaおよびZbが、互いに独立して、C1〜C6アルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC1〜C6アルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;
2が、CR4または窒素であり;
3が、CR5または窒素であり;
3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
3が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;
4が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
5が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
2が、酸素または硫黄であり;
3が、酸素または硫黄であり;
nが、0、1または2である)の化合物、ならびに式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体が好ましい。
本発明の以下の実施形態が好ましい。
実施形態A1:
式Iの化合物の好ましい基は、式I−1
Figure 2018513870
(式中、R1、A2、X1、X2、nおよびZaが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつ好ましくは、X1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される。
式I−1の化合物の前記好ましい基において、R1が、好ましくは、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルコキシであり;X2が、好ましくは、硫黄であり;R3が、好ましくは、エチルであり;X1が、好ましくは、N−メチルであり;nが、好ましくは、2であり、かつA2が、窒素、メチンまたはC−Clである。化合物の前記好ましい基において、Zaが、上述されるJ−0〜J−50からなる群から選択され、ここで、矢印が、5員複素環への複素環の結合点を表す。
実施形態A2:
式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−1a
Figure 2018513870
(式中、
2が、窒素、メチン、またはC−Clであり;
3が、C1〜C4アルキルであり;
1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZaが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択され;特に、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキルおよびC1〜C4ハロアルキルから選択される)の化合物によって表される。
実施形態A3:
式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−1a2
Figure 2018513870
(式中、
2が、窒素、メチンまたはC−Clであり;
1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニルまたはC1〜C2ハロアルキルスルホニル、C1〜C2ハロアルコキシであり;かつZaが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される。
実施形態A4:
式I−1a2の別の好ましい化合物は、Zaが、J−0z1、J−0z2、J0z3、J−1、J−5、J−30およびJ−43;
Figure 2018513870
(式中、各Rxが、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲンおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)から選択されるものである。
実施形態A5:
式Iの化合物の別の基は、式I−1a3;
Figure 2018513870
(式中、Zaが、実施形態A4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニル、またはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態A6:
式Iの化合物の別の基は、式I−1a4;
Figure 2018513870
(式中、Zaが、実施形態A4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態B1:
式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−2
Figure 2018513870
(式中、R1、A3、X1、X3、nおよびZbが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される。
実施形態B2:
式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−2a
Figure 2018513870
(式中、
3が、窒素またはメチンであり;
3が、C1〜C4アルキルであり;
1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZbが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキル;特に、水素、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、またはC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される。
実施形態B3:
式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−2a2
Figure 2018513870
(式中、
3が、窒素またはメチンであり;
1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシであり;かつZbが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される。
実施形態B4:
式I−2a2の別の好ましい化合物は、Zbが、J−0z1、J−0z2、J0z3、J−1、J−5、J−30およびJ−43;
Figure 2018513870
(式中、各Rxが、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルである)から選択されるものである。
実施形態B5:
式Iの化合物の別の基は、式I−2a3;
Figure 2018513870
(式中、Zbが、実施形態B4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態B6:
式Iの化合物の別の基は、式I−2a4;
Figure 2018513870
(式中、Zbが、実施形態B4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態C1:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−3
Figure 2018513870
(式中、R1、A2、X1、X2、nおよびZaが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される。
式I−3の化合物の前記好ましい基において、R1が、好ましくは、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニル、またはC1〜C4ハロアルコキシであり;X2が、好ましくは、硫黄であり;R3が、好ましくは、エチルであり;X1が、好ましくは、N−メチルであり;nが、好ましくは、2であり、かつA2が、窒素またはメチンである。
式I−3の化合物の前記好ましい基において、Zaが、好ましくは、上述されるJ−0〜J−50(ここで、矢印が、5員複素環への複素環の結合点を表す)からなる群から選択される。
実施形態C2:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−3a
Figure 2018513870
(式中、
2が、窒素またはメチンであり;
3が、C1〜C4アルキルであり;
1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;Zaが、置換基
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から、好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキルおよびC1〜C4ハロアルキルから選択される)の化合物によって表される。
実施形態C3:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−3a2
Figure 2018513870
(式中、
2が、窒素またはメチンであり;
1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニルまたはC1〜C2ハロアルキルスルホニル、C1〜C2ハロアルコキシであり;かつZaが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルである)の化合物によって表される。
式I−3a2の前記好ましい化合物において、Rxが、互いに独立して、好ましくは、ハロゲン、シアノ、水素およびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。
実施形態C4:
式I−3a2の別の好ましい化合物は、Zaが、J−0z1、J−0z2、J0z3、J−1、J−5、J−30およびJ−43;
Figure 2018513870
(式中、各Rxが、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲン、またはC1〜C4ハロアルキルである)から選択されるものである。
実施形態C5:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−3a3
Figure 2018513870
(式中、Zaが、実施形態C4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態C6:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−3a4
Figure 2018513870
(式中、Zaが、実施形態C4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態D1:
式Iの化合物の好ましい基は、式I−4
Figure 2018513870
(式中、R1、A3、X1、X3、nおよびZbが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される。
実施形態D2:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−4a
Figure 2018513870
(式中、
3が、窒素またはメチンであり;
3が、C1〜C4アルキルであり;
1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZbが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択され;好ましくは、水素、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキルおよびC1〜C4ハロアルキルから選択される)の化合物によって表される。
実施形態D3:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−4a2
Figure 2018513870
(式中、
3が、窒素またはメチンであり;
1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニルまたはC1〜C2ハロアルキルスルホニル、C1〜C2ハロアルコキシであり;かつZbが、
Figure 2018513870
からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される。
実施形態D4:
式I−4a2の別の好ましい化合物は、Zbが、J−0z1、J−0z2、J0z3、J−1、J−5、J−30およびJ−43
Figure 2018513870
(式中、各Rxが、互いに独立して、水素、シアノ、ハロゲンおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)から選択されるものである。
実施形態D5:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−4a3
Figure 2018513870
(式中、Zbが、実施形態D4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態D6:
式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−4a4
Figure 2018513870
(式中、Zbが、実施形態D4で定義されるとおりであり、かつR1が、C1〜C2ハロアルキル、C1〜C2ハロアルキルスルファニル、C1〜C2ハロアルキルスルフィニル、C1〜C2ハロアルキルスルホニルまたはC1〜C2ハロアルコキシである)の化合物によって表される。
実施形態E1:
実施形態A1〜A6、B1〜B6、C1〜C6およびD1〜D6の全てにおいて、R1が、好ましくは、C1〜C2ハロアルキルである。
実施形態E2:
式I(式中、
1が、C1〜C2ハロアルキルであり;
1が、メチンであり;
1が、メチルで置換される窒素であり;
Qが、Qa
Figure 2018513870
であり、ここで、
nが、2であり;
3が、エチルであり;
2が、硫黄であり;
2が、CR4または窒素であり;ここで、
4が、水素またはハロゲンであり;かつ
Zaが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキルで置換され得るフェニルであり、またはZaが、C1〜C4ハロアルキルで置換され得るピリミジンまたはピラゾリルである)の化合物が特に好ましい。
式Iの化合物を調製するための本発明に係る方法は、当業者に公知の方法によっておよび下記に記載のとおりに行われる。式IまたはIa(式中、A1、R1、X1が、式Iに定義されるとおりであり、Qが、基Qaである)の化合物は、例えば、式IIa(式中、Xb1が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのアリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートなどの脱離基である)の化合物を式IIIa1(式中、Yb1が、例えばB(OH)2またはB(ORb12のようなホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb1が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb1が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る)の化合物と反応させることを含む鈴木反応によって(スキーム1に示されるように)調製され得る。反応は、好ましくは不活性雰囲気下で、例えば1,2−ジメトキシエタンと水との混合物またはジオキサンと水との混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下でパラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウムまたは(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)によって触媒され得る。反応温度は、優先的に、周囲温度から反応混合物の沸点の範囲であり得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えばJ.Orgmet.Chem.576,1999,147−168に概説されている。
Figure 2018513870
あるいは、式Iaの化合物は、式IIIb1(式中、Yb2が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくはトリ−n−ブチルスズである)の化合物と、式IIaの化合物とのスティル反応によって調製され得る(スキーム1。このようなスティル反応は、通常、任意選択的に、フッ化セシウム、または塩化リチウムなどの添加剤の存在下で、および任意選択的に、さらなる触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、DMF、アセトニトリル、またはジオキサンなどの不活性溶媒中で、パラジウム触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、または(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)の存在下で行われる。このようなスティルカップリングはまた、当業者に周知であり、例えばJ.Org.Chem.,2005,70,8601−8604、J.Org.Chem.,2009,74,5599−5602、およびAngew.Chem.Int.Ed.,2004,43,1132−1136に記載されている。式I、またはIb(式中、A1、R11が、式Iに定義されるとおりであり、Qが、基Qbである)の化合物は、式IIb(式中、A1、A3、R1、R3、n、X1およびX3が、式Iに定義されるとおりであり、Xb1が、脱離基、例えば、塩素、臭素またはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのアリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートである)の化合物と、式IIIa2またはIIIb2の化合物との鈴木またはスティル反応によって同じように調製され得る(スキーム2)。
Figure 2018513870
式IまたはIaa(式中、A1、R1およびX1が、式Iに定義され、Qが、基Qaであり、Qa中の基Zaが、窒素を保有する複素環系である)の化合物は、任意選択的に、N,N’−ジメチルエタン−1,2−ジアミンメタンなどのジアミンリガンドの存在下で、30〜150℃の温度で、N−メチルメチルピロリジオンまたはDMFなどの不活性溶媒中で、任意選択的に、銅触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、塩基、例えば水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または例えば炭酸セシウムもしくは炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩の存在下で複素環Za(適切なNH官能基を含有する)を反応させることにより、式IIa(式中、A1、A2、1、R3、X1、X2およびnが、式Iに定義されるとおりであり、Xb1が、塩素、臭素もしくはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのアリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートなどの脱離基である)の化合物から調製され得る。あるいは、式Iaaの化合物は、30〜150℃の温度で、N−メチルメチルピロリジオンまたはDMFなどの適切な溶媒中で、塩基、例えば水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物または例えば炭酸セシウムもしくは炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩の存在下での複素環Za(適切なNH官能基を含有する)の反応により、式IIa(式中、A1、A2、R1、R3、X1、X2、Xb1およびnが、前に定義されるとおりである)の化合物から調製され得る。反応は、式Iaa(式中、A1、A2、R1、R3、X1、X2、nおよびRxが、前に定義されるとおりである)の化合物を生じる、スキーム3中の複素環J−30について示されている。
Figure 2018513870
同様に、式Iab(式中、A1、R1およびX1が、式Iに定義され、Qが、基Qbであり、Qb中の基Zbが、窒素を保有する複素環系である)の化合物は、スキーム3に記載され、式Iab(式中、置換基A1、A3、R1、R3、X1、X3、Rxおよびnが、上述されるとおりである)の化合物を生じる、複素環J−30についてスキーム4に示されている条件下で複素環Zb(適切なNH官能基を含有する)を反応させることにより、式IIb(式中、A1、A3、R1、R3、X1、X3およびnが、式Iに定義されるとおりであり、Xb1が、塩素、臭素またはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのアリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートなどの脱離基である)の化合物から調製され得る。
Figure 2018513870
式IまたはIaの化合物はまた、式IVaの化合物を式Va(式中、Xb2が、ハロゲン、優先的に、塩素、臭素またはヨウ素、または例えばトリフルオロメタンスルホネートのようなスルホネートであり得、Yb3が、例えばB(OH)2またはB(ORb22のようなホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb2が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb2が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る)の化合物と反応させることを含む上記の鈴木反応によって(スキーム5に示されるように)調製され得る。式IVaにおいて、A1、A2、X1、X2、R1、R3およびnが、式Iに記載されるとおりである。
反応は、好ましくは不活性雰囲気下で、例えば1,2−ジメトキシエタンと水との混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムのような塩基の存在下でパラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウムによって触媒され得る。反応温度は、優先的に、周囲温度から反応混合物の沸点の範囲であり得る。
Figure 2018513870
同様に、式Iaの化合物は、スキーム1などに記載される条件下で式Vaの化合物と式VIa(式中、A1、A2、X1、X2、R1、R3、およびnが、上述されるとおりであり、Yb4が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくはトリ−n−ブチルスズである)の化合物とのスティルカップリング(スキーム5)によって調製され得る。
同様に(スキーム6)、式IまたはIb(式中、Qが、基Qbであり、Zb、X1、X3、A1、A3、R1、R3およびnが、式Iに記載されるとおりである)の化合物は、上述される条件下で式IVb(式中、X1、X3、A1、A3、R1、R3およびnが、式Iに記載されるとおりである)の化合物と式Vb(式中、Xb2が、ハロゲン、優先的に、塩素、臭素またはヨウ素、または例えばトリフルオロメタンスルホネートのようなスルホネートであり得、Yb3が、例えばB(OH)2またはB(ORb22のようなホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb2が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb2が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る)の化合物との間の鈴木反応によって調製され得る。同様に、式Iの化合物は、スキーム1に記載されている条件下で式Vbの化合物と式VIb(式中、A1、A3、X1、X3、R1、R3およびnが、上述されるとおりであり、Yb4が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくは、トリ−n−ブチルスズである)の化合物とのスティルカップリング(スキーム6)によって調製され得る。反応は、スキーム6に要約されている。
Figure 2018513870
式Iの化合物は、150℃〜250℃の温度で、例えばポリリン酸などの脱水剤の存在下での式VIIaまたはVIIb
Figure 2018513870
(式中、X2、X3、A2、A3、R3、Za、Zbおよびnが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物と、式VIII
Figure 2018513870
(式中、A1およびR1が、上の式Iで記載されるとおりであり、X1が、NR2であり、ここで、R2が、上の式Iで記載されるように水素である)の化合物との反応により、式I(式中、置換基が、上におよび式Iで記載されるとおりである)の化合物を得ることによって調製され得る。このようなプロセスは、周知であり、例えば国際公開第2008/128968号、国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号、国際公開第2014/142292号および国際公開第2006/003440号に記載されている。このプロセスは、式Iaの化合物についてスキーム7に要約されている。
Figure 2018513870
スキーム7から分かるように、式Iaの化合物の形成は、式IXaの化合物(および/またはその位置異性体Xa)の仲介によって起こる。中間体IXaまたは中間体Xaは、純粋な実体(pure entity)として生じてもよく、または中間体IXaおよびXaは、位置異性体アシル化生成物の混合物として生じ得る。多くの場合、単離および任意選択的に精製され得るこのような中間体IXa/Xaを介して式(Ia)の化合物をこのように調製するのが有利である。これは、式I、またはIbの化合物についてスキーム8(この場合、中間体IXbおよびXbを含む)において、および中間体IXaおよびXaを介した式Iaの化合物についてスキーム9において、異なる合成において示されている。
Figure 2018513870
Figure 2018513870
式IXaおよび/もしくはXaおよびIXbおよび/もしくはXbの化合物またはその塩は、以下によって調製され得る(スキーム8およびスキーム9);
i)当業者に公知であり、例えば、Tetrahedron,2005,61(46),10827−10852に記載されている方法による式VIIaまたはVIIbの化合物の活性化により、活性化種VIIbaまたはVIIaa(式中、X01が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)が形成される。例えば、化合物VIIaaまたはVIIba(式中、X01が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)は、20〜100℃、好ましくは25℃の温度で、塩化メチレンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)の存在下での、例えば、塩化オキサリル(COCl)2または塩化チオニルSOCl2によるVIIaまたはVIIbの処理によって形成される。あるいは、例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)またはジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)による式VIIaまたはVIIbの化合物の処理は、25〜180℃の温度で、任意選択的に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下で、ピリジンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中において活性化種VIIaaまたはVIIba(式中、X01が、それぞれ
Figure 2018513870
である)を生成し、続いて;
ii)0〜80℃の温度で、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはトルエンなどの不活性溶媒中で、任意選択的に、トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下での式VIIIの化合物(またはその塩)(式中、A1およびR1が、上の式Iで記載されるとおりであり、X1が、NR2であり、R2が、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルである)による活性化種VIIbaまたはVIIaaの処理により、式IXaおよび/またはXaおよびIXbおよび/またはXbの化合物が形成される。
式Xaおよび/またはIXaおよびXbおよび/またはIXbの化合物は、例えば、任意選択的に、マイクロ波条件下で25〜180℃、好ましくは100〜170℃の温度において、N−メチルピロリジンなどの不活性溶媒中で、例えばメタンスルホン酸、またはパラ−トルエンスルホン酸(TsOH)などの酸触媒の存在下で化合物IXaおよび/またはXaおよびIXbおよび/またはXbを加熱することによるか、または100〜180℃の温度において酢酸中で加熱することによる脱水によって式IaおよびIb(スキーム8および9)の化合物へとさらに転化され得る。このようなプロセスは、例えば、国際公開第2010/125985号および国際公開第2015/000715号に既に記載されている。式VIIaおよびVIIbの化合物は、当業者に公知の条件下で対応するエステル、例えば化合物VIIab、XiaまたはXIb(以下を参照)の加水分解によって得られる。式Iの化合物の代替的な合成がスキーム10に示されている。
Figure 2018513870
スキーム10に示されるように、式VIIaおよびVIIbの化合物は、当業者に公知の方法によってXIaおよびXIbに転化され得る。次に、式XIaまたはXIbの化合物は、好適な溶媒、例えばメタノールまたはエタノール中においてアンモニアで処理されて、式XIIaまたはXIIbのアミドが得られる。式XIIaまたはXIIbのアミドと、式VIIIa(式中、A1、R1およびX1が、式Iに記載されるとおりであり、Xb2が、ハロゲンである)の化合物との反応により、式XIVaまたはXIVbの化合物が得られる。このようなアミド窒素のヘテロアリール化反応は、典型的に、通常、パラジウム源(例えば、Pd2(ジベンジリデンアセトン)3のようなパラジウム(0)前駆体、またはPd(OAc)2のようなパラジウム(II)前駆体)などの金属から構成される触媒系(例えば、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)など)およびリガンド(例えば、ホスフィン系またはN−複素環式カルベン系)、アルコキシド(例えば、ナトリウムまたはカリウムtert−ブトキシド)、炭酸塩、リン酸塩またはシリルアミド(例えば、炭酸カリウムもしくは炭酸セシウム、リン酸カリウム、またはリチウムヘキサメチルジシラザン)または水酸化物(例えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム)などの塩基、およびトルエン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンおよびジメチルスルホキシドなどの溶媒、ならびにそれらの水溶液を含む遷移金属触媒C−N結合形成条件下で起こる。これらの方法は、当業者に公知であり、例えば、国際公開第2014/142292号に記載されている。それらの上記のアミドクロスカップリング反応条件下で式XIVaまたはXIVbの化合物は単離され、スキーム8および9)に記載されるように式Iの化合物に転化され得るが、また、特にX1がNR2である場合、自然に閉環して式Iの化合物になり得る。
式Iの化合物のさらなる合成が、スキーム11および12に示される。
Figure 2018513870
式XVIaおよび/もしくはXVIIaおよびXVIbおよび/もしくはXVIIbの化合物またはその塩は、以下によって調製され得る(スキーム11およびスキーム12);
i)当業者に公知であり、スキーム8および9に記載されている方法による式XVbまたはXVaの化合物の活性化により、活性化種XVaaまたはXVba(式中、X01が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)が形成される。例えば、化合物XVaaまたはXVba(式中、X01が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)は、20〜100℃、好ましくは25℃の温度で、塩化メチレンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)の存在下での、例えば、塩化オキサリル(COCl)2または塩化チオニルSOCl2によるXVaまたはXVbの処理によって形成される。あるいは、例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)またはジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)による式XVaまたはXVbの化合物の処理は、25〜180℃の温度で、任意選択的に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下で、ピリジンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で活性化種XVaaまたはXVba(式中、X01が、それぞれ
Figure 2018513870
である)を生成し、続いて;
ii)0〜80℃の温度で、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはトルエンなどの不活性溶媒中で、任意選択的に、トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下での式VIIIの化合物(またはその塩)(式中、A1およびR1が、上の式Iで記載されるとおりであり、X1が、NR2であり、R2が、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルである)による活性化種XVbaまたはXVaaの処理により、式XVIaおよび/またはXVIIaおよびXVIbおよび/またはXVIIbの化合物が形成される。
式XVIaおよび/またはXVIIaおよびXVIbおよび/またはXVIIbの化合物は、例えば、任意選択的に、マイクロ波条件下で25〜180℃、好ましくは100〜170℃の温度において、N−メチルピロリジンなどの不活性溶媒中で、例えばメタンスルホン酸、またはパラ−トルエンスルホン酸(TsOH)などの酸触媒の存在下で化合物XVIaおよび/またはXVIIaおよびXVIbおよび/またはXVIIbを加熱することによるか、または100〜180℃の温度において酢酸中で加熱することによる脱水により、それぞれ式IcおよびId(スキーム11および12)(式中、Xb3が、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素などの脱離基である)の化合物へとさらに転化され得る。このような反応は、スキーム8および9において既に記載されている。式IcおよびId(それぞれスキーム11およびスキーム12)の化合物は、式M0SR3(式中、R3が、式Iに定義されるとおりであり、M0が、金属または非金属カチオンである)の化合物で処理されて、式IaまたはIb(式中、nが、0である)の化合物が得られる。スキーム11およびスキーム12において、カチオンM0は、一価であると想定されるが、2つ以上のS−R3基と結合された多価カチオンも考えられ得る。好ましいカチオンは、例えばリチウム、ナトリウム、カリウムまたはセシウムである。この変換が機能するためには、Xb3が、例えば、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素、またはアリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートのような脱離基であるが、多くの他の脱離基が考えられ得る(例えば、NO2)。反応は、0℃未満または反応混合物の沸点以下の温度で、好ましくは、非プロトン性の溶媒中で行われ得る。式およびIaおよびIb(式中、置換基が、式Iに記載されるとおりであり、nが、1または2である)の化合物は、式IcおよびIdの化合物の酸化によって調製され得る。反応は、例えば、過酢酸もしくはm−クロロ過安息香酸などの過酸、または例えば、過酸化水素もしくはtert−ブチルヒドロペルオキシドなどのヒドロペルオキシド、またはモノペルオキソ−二硫酸塩もしくは過マンガン酸カリウムのような無機酸化剤のような試薬を用いて行われ得る。これらの反応は、0℃未満から溶媒系の沸点以下の温度により、これらの条件に適合する様々な有機または水性溶媒中で行われ得る。反応は、式IaまたはIb(式中、n=1)の化合物を介して段階的に行われ得る。したがって、式IaおよびIb(式中、nが、1である)の化合物(すなわち、化合物IaおよびIbのスルホキシド)の単離を可能にするか、または化合物IaおよびIb(式中、nが、2である)(すなわち、化合物IaおよびIbのスルホン)へと酸化するように、(加えられる酸化剤の量、温度および反応の時間に応じて)反応を制御することが可能であることを当業者は理解するであろう。
スキーム13に示されるように、式IaまたはIb(式中、R1が、R1aであり、R1aが、ハロゲン、好ましくは、臭素またはヨウ素である)の化合物は、任意選択的に、マイクロ波条件下で20〜150℃の温度において、DMF、アセトニトリル、N−メチルピロリジノンなどの非プロトン性極性溶媒中での式W1の化合物によるIaまたはIbの処理によって式IaまたはIb(式中、R1が、C1〜C2ハロアルキルである)の化合物に転化され得る。このような反応は、文献(Hartwig,J.F et al.,.Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,3793−3798を参照)において既に報告されている。同様に、式IaまたはIb(式中、R1が、C1〜C2ハロアルキルスルファニルである)の化合物は、任意選択的に、マイクロ波条件下で20〜150℃の温度において、DMF、アセトニトリル、N−メチルピロリジノンなどの非プロトン性極性溶媒中で式W2の化合物による式IaまたはIb(式中、R1bが、ハロゲン、好ましくは、臭素またはヨウ素である)の化合物の処理によって調製され得る。このような銅のアルキルフルオロチオール化(alkylfluorothiolation)は、文献(Angew.Chem.Int.Ed.2013,52,1548−1552)において報告されている。式IaまたはIb(式中、R1が、C1〜C2ハロアルキルスルファニルである)の化合物は、当業者に公知の方法により、例えば、触媒、例えばタングステン酸ナトリウムの存在下でm−クロロ過安息香酸または過酸化水素水溶液などの酸化剤を用いて酸化され得る。
式IaまたはIb(式中、R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルである)の化合物は、式IIIaa(式中、R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルである)の化合物による、式IaまたはIb(式中、R1が、R1aであり、R1aが、ハロゲンである)の化合物と式IIIaaの化合物の鈴木カップリングによって調製され得る。化合物IIIaaにおいて、Yb5が、例えばB(OH)2またはB(ORb12のようなホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb1が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb1が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る。反応は、好ましくは、不活性雰囲気下で、例えば、トルエン、1,2−ジメトキシエタンと水との混合物またはジオキサンと水との混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下でパラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウムまたは(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)によって触媒される。反応温度は、優先的に、周囲温度から反応混合物の沸点の範囲であり得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えばAngew.Chem.,Int.Ed.,40,2001,pp.4544、およびTetrahedron,68(3),900−905,2012において概説されている。この化学作用がスキーム13に示される。
Figure 2018513870
式Iaの化合物の調製(スキーム1および3)に必要とされる式IIaの化合物は、スキーム14に示されるように調製され得る。
Figure 2018513870
スキーム14に記載されている化学作用は、例えばスキーム11に記載されているものと類似している。したがって、当業者に公知であり、スキーム11に記載されている方法による式XVIIIaの化合物の活性化は、活性化種XVIIIaa(式中、X01が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)を形成し、これは、20〜100℃、好ましくは25℃の温度で、塩化メチレンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)の存在下での、例えば、塩化オキサリル(COCl)2または塩化チオニルSOCl2によるXVIIIaの処理によって形成される。あるいは、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)またはジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)による式XVIIIaの化合物の処理は、25〜180℃の温度で、任意選択的に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下で、ピリジンまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中で活性化種XVIIIaa(式中、X01が、それぞれ
Figure 2018513870
である)を生成し、続いて、
0〜80℃の温度で、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはトルエンなどの不活性溶媒中で、任意選択的に、トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下での式VIIIの化合物(またはその塩)(式中、A1およびR1が、上の式Iで記載されるとおりであり、X1が、NR2であり、R2が、式Iに定義されるとおりである)による活性化種XVIIIaaの処理により、式XIXaおよび/またはXXaの化合物が得られる。後者は、例えば、任意選択的に、マイクロ波条件下で25〜180℃、好ましくは100〜170℃の温度において、N−メチルピロリジンなどの不活性溶媒中で、例えばメタンスルホン酸、またはパラ−トルエンスルホン酸(TsOH)などの酸触媒の存在下で化合物XIXaおよび/またはXXaを加熱することによるか、または100〜180℃の温度において酢酸中で加熱することによる脱水によって式IIaの化合物へと転化され得る。このような反応は、上述されている。
式XVIIIaの中間体は、スキーム15に示されるように調製され得る。
Figure 2018513870
スキーム15に示されるように、式XXI(式中、A2およびX2が、式Iに記載されるとおりであり、Xb4が、ハロゲンである)の化合物は、スキーム11に記載されている条件下での式M0SR3(式中、M0およびR3が、上述されるとおりである)の化合物による処理によって式XXIIの化合物に転化されて、式XXIIの化合物が得られる。式XXIIの化合物は、任意選択的に、塩化メチレンまたはテトラヒドロフランなどの溶媒の存在下で、塩基、例えばトリエチルアミンまたはピリジンの存在下でのアルコールR01OH(式中、R01が、C1〜C4アルキルである)による活性化種XXII0の処理によって式XXIIIのエステルに転化され得る。酸の活性化は、当業者に公知であり、本明細書において、例えばスキーム11において上述されている。式XXIIIの化合物は、−78℃から室温の温度で、エーテルまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中においてリチウムジイソプロピルアミドなどの強塩基で脱保護され得、形成されたアニオンが、臭素、四臭化炭素などの求電子ハロゲン源でクエンチされて、式XXIVaa(式中、A2およびX2が、式Iで記載されるとおりである)の化合物が得られる。式XXIVaaの化合物は、当業者に公知の方法により、例えば、水とTHFまたはアセトンなどの水混和性溶媒との混合物中で水酸化リチウムなどのアルカリ土類金属塩基を用いて加水分解されて、式XVIIIaaの化合物が得られる。式XVIIIaaの化合物は、当業者に公知であり、例えばスキーム11に記載されている方法により、式XVIIIab(n=1、すなわち、スルホキシド)またはXVIIIac(n=2、すなわち、スルホン)の化合物に酸化され得る。あるいは、式XXIVaaの化合物は、式XXIVab(スルホキシド)またはXXIVac(スルホン)の化合物にまず酸化され得、次にこれらはそれぞれ式XVIIIab(スルホキシド)またはXVIIIac(スルホン)に加水分解され得る。式VIIaの中間体は、当業者に公知の方法により、例えば、典型的に、式VIIabの化合物を溶解させるのに十分な混和性有機溶媒、例えばTHFまたはアセトンを含む水中での水酸化リチウムなどのアルカリ土類金属塩基による処理により、式VIIab(式中、A2、R3、X2およびXb1が、前に定義されるとおりであり、R01が、C1〜C4アルキルであり、nが、0、1、または2である)の化合物から(スキーム16に示されるように)調製され得る。化合物VIIabは、例えば、式XXIVa、XXIVb、またはXXIVc(好ましくは、XXIVc)(式中、Xb1が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素のような脱離基である)の化合物を式IIIa1(式中、Yb1が、例えばB(OH)2またはB(ORb12のようなホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb1が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb1が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る)の化合物と反応させることを含む鈴木反応によって調製され得る。反応は、好ましくは、不活性雰囲気下で、例えば1,2−ジメトキシエタンと水との混合物またはジオキサンと水との混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下でパラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウムまたは(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)によって触媒され得る。反応温度は、優先的に、周囲温度から反応混合物の沸点の範囲であり得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えばJ.Orgmet.Chem.576,1999,147−168において概説されている。
Figure 2018513870
あるいは、(スキーム16で上に示すように)式VIIabの化合物は、式IIIb1(式中、Yb2が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくはトリ−n−ブチルスズである)の化合物と、式XXIVの化合物とのスティル反応によって調製され得る。このようなスティル反応は、通常、任意選択的に、フッ化セシウム、または塩化リチウムなどの添加剤の存在下で、および任意選択的に、さらなる触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、DMF、アセトニトリル、またはジオキサンなどの不活性溶媒中で、パラジウム触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、または(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)の存在下で行われる。このようなスティルカップリングはまた、当業者に周知であり、例えばJ.Org.Chem.,2005,70,8601−8604、J.Org.Chem.,2009,74,5599−5602、およびAngew.Chem.Int.Ed.,2004,43,1132−1136に記載されている。
中間体VIIa、VIIabおよびXVaは、スキーム17に示されるように調製され得る。
Figure 2018513870
スキーム17に示されるように、式XXV(式中、Xb3およびXb1が、前に定義されるとおりである)の化合物は、例えばスキーム1において上述されるように、鈴木条件下で式IIIa1のボロン酸、もしくはボロン酸エステルと、またはスティル条件下で式IIIbの化合物と反応されて、式XXVI(式中、A2、X2およびZaが、式Iに記載されるとおりであり、Xb3が、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素などの脱離基である)の化合物が得られる。式XXVIの化合物は、−78℃から室温の温度で、エーテルまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中においてリチウムジイソプロピルアミドなどの強塩基で脱保護され得、形成されたアニオンが二酸化炭素でクエンチされて、式XVa(式中、A2およびX2およびZaが、式Iで記載されるとおりである)のカルボン酸が得られる。あるいは、アニオンは、−78℃から周囲温度の温度で、エーテルまたはテトラヒドロフランなどの不活性溶媒中において式XXVII(式中、Xb5が、ハロゲンまたはメトキシなどの脱離基であり、R01が、C1〜C4アルキルである)の求電子剤でクエンチされて、式XVab(式中、置換基が、上述されるとおりである)の化合物が得られる。式XVaの化合物は、式Iの化合物の合成における中間体として直接使用され得、または上述されるように、M0SR3による処理およびその後の酸化によって式VIIaの化合物に転化され得る。式VIIbの化合物が、式VIIaの化合物についてスキーム15、16および17に記載されているのと同様の方法で得られることを当業者は認識するであろう。
式VaおよびVbの多数の化合物が市販されており、または当業者によって調製され得る。当業者によって周知でもある多くの化学的変換、例えば、ごくわずかな例を挙げると(スキーム18)、ブチルリチウムまたはリチウムジイソプロピルアミドまたは(i−PrMgCl.LiCl)のような強塩基を用いた式Va(式中、Xb2が、水素である)の複素環式芳香族化合物における水素抽出(工程A)、続いて、例えば、トリアルキルボロネート(IIIa1を得るための工程B)、またはトリ−n−ブチル塩化スズ(IIIb1を得るための工程B)との式IIIaa1(式中、Wb2が、例えば、Li+またはMgCl+などの金属である)の金属化された中間体の反応が、様々な容易に入手可能な出発材料から出発して、式IIIa1のボロン酸誘導体を得るのに使用され得る。式IIIa1の有機金属中間体を得るための別の方法は、有機金属種を用いた、例えばブチルリチウムまたは有機マグネシウム化合物を用いた式Vaの化合物の金属−ハロゲン交換(工程C)、またはマグネシウムのような金属を用いた直接の金属化によって行われる。
式Va(式中、Xb2が、ハロゲンである)の化合物におけるビスピナコールジボラン(bispinacol diborane)、またはヘキサ−n−ブチルジスタンナン(IIIb1を得るため)とのパラジウム触媒反応によるピナコールボレート(pinacolborate)官能基の導入が別の一般的な手法(スキーム18、工程D)である。スキーム18中の式IIIa1の化合物において、Zaが、式Iについて定義される値を有する。当業者は、Za(およびZb)の値に応じて、式IIIa1(およびIIIb1)の化合物を得るための適切な調製方法を選択することができるであろう。この化学作用は、式IIIa1およびIIIb1の化合物についてのみスキーム18に示されるが、全く同じ手法を用いて、全く同じ化学作用が式Vbの化合物から式IIIa2およびIIIb2の化合物を形成するのに適用され得ることを当業者は理解するであろう。
Figure 2018513870
式IVa(式中、A1、X1、A2、X2、R1、R3およびnが、式Iに記載されるとおりである)の化合物は、式IIa(スキーム19)(式中、A1、X1、A2、X2、R1、R3およびnが、式Iに記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。したがって、式IIa(式中、Xb1が、塩素、臭素またはヨウ素である)の化合物は、例えば、ブチルリチウムまたは有機マグネシウム化合物のような有機金属種で処理されて、金属−ハロゲン交換によって式IVaa(式中、Wb3が、スキームに定義されるとおりである)の中間化合物が生成され得る。この反応は、優先的に、低温(−120℃〜0℃)、優先的に−110℃〜−60℃)においてTHFなどの無水非プロトン性溶媒中で行われる。式IVaaの中間体有機金属化合物は、好ましくは、ボロネート化合物B(ORb23(式中、Rb2が、C1〜C4アルキル基である)との反応によって式IVaの化合物へと直接転化される。ボロネートの性質、反応処理条件および後処理(workup)条件に応じて、ボロン酸IVa(式中、Yb3が、−B(OH)2である)またはジアルキルボロネートIV(式中、Yb3が、−B(ORb22である)が形成され得る。式IVbの化合物が、全く同じように式IIbの化合物から調製され得ることを当業者は理解するであろう。
Figure 2018513870
式IIa(式中、Xb1が、塩素、臭素、ヨウ素またはトリフレートである)の化合物におけるビスピナコールジボランとのパラジウム触媒反応によるピナコールボレート官能基の導入が別の一般的な手法(スキーム19)である。スキーム19中の式IIaの化合物において、A1、X1、A2、X2、R1、R3およびnが、式Iについて定義される値を有し、Xb1が、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素またはトリフレートである。当業者は、値A1、X1、A2、X2、R1、R3およびnに応じて、IIAから式IVaの化合物を得るための適切な調製方法を選択することができるであろう。ピナコールボレート官能基を含有する式IVbの化合物が、類似の方法で式IIbの化合物から得られることを当業者は認識するであろう。
スキーム19に記載されているのと非常に類似した調製方法が、式VIaおよびVIbの中間体の合成に適用され得るが、この場合、例えば式B(ORb23のボロン酸化合物を使用する代わりに、(例えば、Eu.J.Chem.,4098−4104,20,2014に記載されているように)式(n−ブチル)3SnClのスズ化合物を使用するか、またはビスピナコールジボランの代わりに、(例えば、Eur.Pat.Appl.,2749561,2014に記載されているように)ヘキサブチル二スズを使用することを当業者は認識するであろう。これは、スキーム20において化合物VIaについて示される。
Figure 2018513870
式VIIIおよびVIIIaの中間体は公知であり、または当業者によってもしくは上述されるのと類似の合成を用いて調製され得る。例えば、式VIII
Figure 2018513870
(式中、R1が、ハロゲン、好ましくは、臭素であり、およびX1が、NR2aであり、ここで、R2aが、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルである)の化合物は、例えば、スキーム21に示される方法によって調製され得る。
Figure 2018513870
スキーム21において、式(XXVIII)の化合物は、例えばトリフルオロ酢酸中などの過酸化水素を用いて、当業者に公知の方法によって式XIXの化合物に酸化される。式XIXの化合物は、例えば“Nitro Compounds,Aromatic” Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry,2005,Wiley−VCH,Weinheimに記載されている方法によってニトロ化されて、式XXXの化合物が得られる。式XXXの化合物は、式R2a−NH2(式中、R2aが、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルである)の化合物による処理によって式XXXIの化合物に転化され得る。反応は、一般に、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテルおよび1,4−ジオキサンなどの溶媒;トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素;アセトニトリルなどのニトリル;DMF、NMPおよびDMSOなどの非プロトン性極性溶媒;およびそれらの混合物の存在下で行われる。反応物の反応温度は、一般に、−80℃〜50℃の範囲内である。式XXXIの生成物は、当業者に公知の方法により、例えば酸性媒体中の金属、例えば酢酸または塩酸中のFeを用いて式XVIII01の化合物に還元され得る。NO2基のこのような還元は、例えばOrg.Synth.;Coll.Vol.5:346,1973.に記載されている。
式VIII(式中、X1が、NR2であり、A1が、CHであり、R1が、トリフルオロメチルである)の化合物は、国際公開第2015/000715号に記載されている。式VIIIaの化合物は、国際公開第2014/148451号および国際公開第2014/142292号に記載されている。式VIIIa01の化合物および化合物VIII02の改良された合成がスキーム22に示され;THFまたはEtOHなどの不活性溶媒中での式R2a−NH2(式中、R2aが、上に定義されるとおりである)の化合物による式XXXIIの化合物の処理により、式XXXXIIIの化合物が得られる。例えばアセトニトリル中の臭素を用いた式XXXIIIの化合物のハロゲン化により、式XXXIVの化合物が得られる。式XXXIVの化合物中の臭素は、スキーム22に記載されているように、2MPaの圧力で100〜150℃の温度においてアンモニアで置換され得る。
Figure 2018513870
式VIII(式中、X1が、SHである)の化合物(すなわち、式VIII03の化合物)は、式XXX(スキーム23)の化合物を硫化剤と反応させることによって生成され得る。反応に使用される硫化剤の例としては、硫化ナトリウム、硫化ナトリウム九水和物およびチオ尿素が挙げられる。反応は、塩基の存在下で行われ得る。反応に使用される塩基の例としては、炭酸カリウム、炭酸セシウムおよびリン酸三カリウムなどの無機塩基;ならびに有機塩基、例えばトリエチルアミンが挙げられる。反応は、一般に、溶媒の存在下で行われる。反応に使用される溶媒の例としては、水;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;THF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテルおよび1,4−ジオキサンなどのエーテル;トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素;アセトニトリルなどのニトリル;DMF、NMPおよびDMSOなどの非プロトン性極性溶媒;酢酸などのカルボン酸;およびそれらの混合物が挙げられる。同様の反応が文献(国際公開第2010/055004号を参照)に記載されている。スキーム21に記載されるような化合物XXXV中のニトロ基の還元により、式VIII03の化合物が得られる。同様に、式VIII(式中、X1が、OHである)の化合物(すなわち、式VIII04の化合物)は、当業者に公知の条件下で水酸化ナトリウムまたは水酸化リチウムなどの塩基水溶液による処理によって式XXXの化合物から調製され得る。次に、化合物XXXVI中のニトロ基は、スキーム21に記載されているように、例えば酢酸または塩酸中のFeを用いて還元されて、式VIII04の化合物が得られる。
式Iの定義にしたがって官能化される式(I)の全ての他の化合物を調製するために多数の好適な公知の標準的な方法があり、例えばアルキル化、ハロゲン化、アシル化、アミド化、オキシム化、酸化および還元が利用可能であり、好適な調製方法の選択は、中間体中の置換基の特性(反応性)に応じて決まる。
反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属ジアルキルアミドまたはアルカリ金属またはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離またはN−アルキル化飽和または不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)である。
反応剤は、そのままで、すなわち、溶媒または希釈剤を加えずに、互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒または希釈剤またはこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒または希釈剤としても働き得る。
反応は、約−80℃〜約+140℃、好ましくは約−30℃〜約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を慣例的な方法で本発明に係る他の置換基と置換することにより、式Iの別の化合物へとそれ自体公知の方法で転化され得る。
それぞれ好適な反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応工程において、1つの置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、または複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。したがって、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物または好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物Iの酸付加塩へと、および例えば好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩へと慣例的な方法で転化され得る。
式Iの化合物の塩は、例えば塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、したがって反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で、例えば、塩酸塩などの無機酸塩を酸のナトリウム塩、バリウム塩または銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば、他の酸付加塩へと、それ自体公知の方法で転化され得る。
手順または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態または塩の形態で得られる。
式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対および相対配置に応じて、および/または分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば、対掌体および/またはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、あるいは鏡像異性体混合物、例えば、ラセミ体、ジアステレオマー混合物またはラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態でまたはこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能な全ての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記および下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
式Iの化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ混合物は、どの出発材料および手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態または塩形態で、例えば、分別結晶化、蒸留および/またはクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて純粋なジアステレオマーまたはラセミ体へと公知の方法で分離され得る。
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば、光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば、好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、例えば、1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、またはジアステレオマー塩への転化により、例えば、塩基性最終生成物ラセミ体をカルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸またはリンゴ酸、またはスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を、例えば、異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用によって所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることにより、光学対掌体へと分解され得る。
純粋なジアステレオマーまたは鏡像異性体は、本発明にしたがって、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的またはエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば、立体化学特性を有する出発材料を用いて本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
N−オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.1989,32,2561または国際公開第2000/15615号といった文献から公知である。個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ、生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体またはジアステレオマー、または異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物またはジアステレオマー混合物を単離または合成することが有利である。
式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、必要に応じて、水和物の形態で得ることもでき、および/または他の溶媒、例えば、固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
以下の表1〜38に表される化合物は、上述される方法にしたがって調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。「Ph」が、フェニル基を表す。遊離基が、メチル基を表す。
Figure 2018513870
Figure 2018513870
表1:
この表は、式(Iaa):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物1.001〜1.042を開示する。例えば、化合物1.004は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表2:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物2.001〜2.042を開示する。
表3:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物3.001〜3.042を開示する。
表4:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物4.001〜4.042を開示する。
表5:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がOCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物5.001〜5.042を開示する。
表6:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がOCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物6.001〜6.042を開示する。
表7:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物7.001〜7.042を開示する。
表8:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物8.001〜8.042を開示する。
表9:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がSOCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物9.001〜9.042を開示する。
表10:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がSOCF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物10.001〜10.042を開示する。
表11:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がSO2CF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物11.001〜11.042を開示する。
表12:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がSO2CF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物12.001〜12.042を開示する。
表13:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がBrであり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物13.001〜13.042を開示する。
表14:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がBrであり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物14.001〜14.042を開示する。
表15:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、R4がClであり、Zaが、表X中のX.004に定義されるとおりである)の1種の化合物15.001を開示する。
表16:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、R4がClであり、Zaが、表X中のX.004に定義されるとおりである)の1種の化合物16.001を開示する。
表17:
この表は、式(Iaa)(式中、nが0であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物17.001〜17.042を開示する。
表18:
この表は、式(Iaa)(式中、nが2であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、R4が水素であり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物18.001〜18.042を開示する。
表19:
この表は、式(Iab):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R1がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物19.001〜19.042を開示する。例えば、化合物19.017は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表20:
この表は、式(Iab)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物20.001〜20.042を開示する。
表21:
この表は、式(Iab)(式中、nが0であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物21.001〜21.042を開示する。
表22:
この表は、式(Iab)(式中、nが2であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物22.001〜22.042を開示する。
表23:
この表は、式(Iab)(式中、nが0であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物23.001〜23.042を開示する。
表24:
この表は、式(Iab)(式中、nが2であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物24.001〜24.042を開示する。
表25:
この表は、式(Iac):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物25.001〜25.042を開示する。例えば、化合物25.021は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表26:
この表は、式(Iac)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物26.001〜26.042を開示する。
表27:
この表は、式(Iac)(式中、nが0であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物27.001〜27.042を開示する。
表28:
この表は、式(Iac)(式中、nが2であり、R1がCF2CF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物28.001〜28.042を開示する。
表29:
この表は、式(Iac)(式中、nが0であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物29.001〜29.042を開示する。
表30:
この表は、式(Iac)(式中、nが2であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物30.001〜30.042を開示する。
表31:
この表は、式(Iad):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物31.001〜31.042を開示する。例えば、化合物31.016は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表32:
この表は、式(Iad)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物32.001〜32.042を開示する。
表33:
この表は、式(Iad)(式中、nが0であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物33.001〜33.042を開示する。
表34:
この表は、式(Iad)(式中、nが2であり、R1がSCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物34.001〜34.042を開示する。
表35:
この表は、式(Iae):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物35.001〜35.042を開示する。例えば、化合物35.024は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表36:
この表は、式(Iae)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物36.001〜36.042を開示する。
表37:
この表は、式(Iaf):
Figure 2018513870
(式中、nが0であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物37.001〜37.042を開示する。例えば、化合物37.007は、以下の構造:
Figure 2018513870
を有する。
表38:
この表は、式(Iaf)(式中、nが2であり、R1がCF3であり、R3がエチルであり、Zxが、表X中の行X.001〜X.042に定義されるとおりである)の42種の化合物38.001〜38.042を開示する。
本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的におよび/または治療的に有益な活性成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類および植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る活性成分は、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例などの通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物の全てまたは個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る活性成分の殺虫または殺ダニ活性は、直接、すなわち、直ちにまたはいくらかの時間が経過してから初めて、例えば脱皮中に起こる有害生物の破壊として、または間接的に、例えば、減少した産卵および/または孵化率として現れることがある。
上記の動物有害生物の例は以下のとおりである:
ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)およびフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)およびガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)およびベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)およびスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えば、ダマリネア属(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)およびコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
本発明に係る活性成分は、特に植物、特に有用な植物および農業、園芸および森林における観賞植物、またはこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎または根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち、抑制または破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシまたはソルガムなどの穀物;テンサイまたは飼料用ビートなどのビート;果実、例えば、リンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボまたは液果類、例えばイチゴ、ラズベリーまたはブラックベリーなどの仁果類、核果類または柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたはダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオまたはアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻またはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモンまたはショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;およびさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物、ラテックス植物および観賞植物である。
本発明に係る活性成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る活性成分は、さらに、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは、野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくは、リンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは、野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくは、ジャガイモ中)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくは、イネ中)を防除するのに特に好適である。
さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性および外部寄生性線虫)、特に、ネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)および他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウおよびハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキおよびリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)および他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;ならびにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)およびキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物および植物の部分への被害を防除する方法にも関する。
本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特に、バチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つまたは複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)またはバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;またはδ−エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9Cなど、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えば、Vip1、Vip2、Vip3またはVip3A;または細菌コロニー形成線虫、例えば、フォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.またはキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素および他の昆虫に特有の神経毒素など、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素など、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチンまたはユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。
本発明に関して、δ−エンドトキシンは、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3またはVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)および改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照)。切断毒素、例えば、切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つまたは複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えば、Cry3A055の場合、カテプシン−G−認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照)。
このような毒素またはこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書および国際公開第03/052073号に開示されている。
このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸およびそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書および国際公開第90/13651号から公知である。
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))および蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つまたは複数の毒素を発現する1つまたは複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbおよびCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素、および除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1AcおよびCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3AおよびCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)およびProtecta(登録商標)である。
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は以下のとおりである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現によって耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン−G−プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
4.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
5.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1Fおよび除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
7.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603およびMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS、およびヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照)など、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号および欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。
作物はまた、真菌(例えば、フザリウム属(Fusarium)、炭疽病、またはエキビョウキン(Phytophthora))、細菌(例えば、シュードモナス属(Pseudomonas))またはウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する向上した耐性のために改質され得る。
作物は、ダイズシストセンチュウなどの線虫に対する向上した耐性を有する作物も含む。
非生物的ストレスに対して耐性がある作物は、例えばNF−YBまたは当該技術分野において公知の他のタンパク質の発現を介して、乾燥、高い塩分、高温、寒気、霜、または光放射に対する向上した耐性を有する作物を含む。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質または複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照)または植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品および貯蔵環境の保護および原料(木材および織物など)、床仕上げ材および建築物の保護、および衛生分野において、特に、上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜および生産性家畜(productive livestock)の保護である。
本発明は、有害生物(蚊および他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を標的有害生物、その生息地、または表面もしくは基材にブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の不織布または布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面または基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を標的有害生物、その生息地または表面もしくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井または床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
処理されるべき不織布、布帛または網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくは羊毛などの天然繊維、またはポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/064072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005/113886号または国際公開第2007/090739号から公知である。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、全ての観賞用樹木ならびにあらゆる種類の果樹および堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)および鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood−boring)昆虫に対して、特に、以下の表AおよびBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
Figure 2018513870
Figure 2018513870
Figure 2018513870
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本発明はまた、例えば甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)および地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫および成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))およびトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)および短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))およびレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)および一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)およびS.パルブルス(S.parvulus)など)およびソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)および熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two−lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))およびムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)など、芝草の他の有害生物を防除するのに使用され得る。
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエおよび舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミおよびノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
このような寄生生物の例は以下のとおりである:
シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)およびケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属(Felicola spp.)。
双翅目(Diptera)ならびにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)および短角亜目(Brachycerina)のうち、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えば、ヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
異翅目(Heteropterida)のうち、例えば、トコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えば、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属(Supella spp.)。
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えば、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)およびバロア属(Varroa spp.)。
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えば、アカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
本発明に係る組成物はまた、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙および厚紙、皮革、床仕上げ材および建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのに好適である。
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫、ならびにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)、ならびにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ、ならびにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。
したがって、本発明は、乳剤、懸濁濃縮物、マイクロエマルション、油分散性の直接噴霧可能または希釈可能な液剤、延展可能なペースト、希釈乳剤、可溶性粉剤、分散性粉剤、水和剤、ダスト剤(dust)、粒剤またはポリマー物質中への封入物などの殺有害生物組成物にも関し、殺有害生物組成物は、本発明に係る活性成分の − 少なくとも − 1つを含み、意図される目的およびそのときの状況に合わせて選択されるべきである。
これらの組成物において、活性成分は、純粋な形態、例えば特定の粒度の固体活性成分、または好ましくは、増量剤、例えば溶媒または固体担体など、または表面活性化合物(界面活性剤)など、製剤化の技術分野で通常使用される助剤の − 少なくとも − 1つと一緒に用いられる。
好適な溶媒の例は、非水素化または部分的に水素化された芳香族炭化水素、好ましくは、キシレン混合物、アルキル化ナフタレンまたはテトラヒドロナフタレンなどのアルキルベンゼンのC8〜C12留分、パラフィンまたはシクロヘキサンなどの脂肪族または脂環式炭化水素、エタノール、プロパノールまたはブタノール、グリコールなどのアルコールならびにプロピレングリコール、ジプロピレングリコールエーテル、エチレングリコールまたはエチレングリコールモノメチルエーテルまたはエチレングリコールモノエチルエーテルなど、それらのエーテルおよびエステル、シクロヘキサノン、イソホロンまたはジアセトンアルコールなどのケトン、N−メチルピロリド−2−オン、ジメチルスルホキシドまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの強い極性の溶媒、水、非エポキシ化またはエポキシ化ナタネ油、ヒマシ油、ヤシ油またはダイズ油などの非エポキシ化またはエポキシ化植物油およびシリコーン油である。
例えば、ダスト剤および分散性粉剤に使用される固体担体は、一般に、方解石、タルク、カオリン、モンモリロナイトまたはアタパルジャイトなどの粉砕された天然鉱物である。物理的特性を向上させるために、高度に分散したシリカまたは高度に分散した吸収性ポリマーを加えることも可能である。粒剤のための好適な吸着性担体は、軽石、レンガ砂(brick grit)、海泡石またはベントナイトなどの多孔質型であり、好適な非吸収性担体材料は、方解石または砂である。さらに、多くの無機性または有機性の粒状材料、特に、ドロマイトまたは粉砕した植物残渣が使用され得る。
好適な表面活性化合物は、製剤化される活性成分のタイプに応じて、良好な乳化、分散および湿潤特性を有する非イオン性、カチオン性および/またはアニオン界面活性剤あるいは界面活性剤混合物である。後述される界面活性剤は、例としてみなされるに過ぎず;製剤化の技術分野において通常使用され、および本発明にしたがって好適な多くのさらなる界面活性剤が、関連文献に記載されている。
好適な非イオン性界面活性剤は、特に、脂肪族または脂環式アルコールのポリグリコールエーテル誘導体、飽和または不飽和脂肪酸のポリグリコールエーテル誘導体、またはアルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体であり、これは、約3〜約30個のグリコールエーテル基および約8〜約20個の炭素原子を(環状)脂肪族炭化水素基に含有し得、または約6〜約18個の炭素原子をアルキルフェノールのアルキル部分に含有し得る。アルキル鎖中の1〜約10個の炭素原子および約20〜約250個のエチレングリコールエーテル基および約10〜約100個のプロピレングリコールエーテル基を有する、ポリプロピレングリコール、エチレンジアミノポリプロピレングリコールまたはアルキルポリプロピレングリコールとの水溶性ポリエチレンオキシド付加物も好適である。通常、上記の化合物は、プロピレングリコール単位につき1〜約5つのエチレングリコール単位を含む。挙げられる例は、ノニルフェノキシポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレングリコール/ポリエチレンオキシド付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコールまたはオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。ポリオキシエチレンソルビタントリオレエートなどのポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステルも好適である。
カチオン性界面活性剤は、特に、置換基として約8〜約22個のC原子を有する少なくとも1つのアルキル基およびさらなる置換基として(非ハロゲン化またはハロゲン化)低級アルキルまたはヒドロキシアルキルまたはベンジル基を一般に有する第四級アンモニウム塩である。塩は、好ましくは、ハロゲン化物、メチル硫酸塩またはエチル硫酸塩の形態である。例は、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムおよび臭化ベンジルビス(2−クロロエチル)エチルアンモニウムである。
好適なアニオン性界面活性剤の例は、水溶性の石けんまたは水溶性の合成表面活性化合物である。好適な石けんの例は、オレイン酸またはステアリン酸の、または例えば、ヤシ油またはトール油から得られる天然脂肪酸混合物のナトリウム塩またはカリウム塩などの約10〜約22個のC原子を有する脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩または(非置換または置換)アンモニウム塩であり;脂肪酸メチルタウレートも挙げられるべきである。しかしながら、合成界面活性剤、特に、脂肪族スルホネート、脂肪族サルフェート、スルホン酸化ベンズイミダゾール誘導体またはアルキルアリールスルホネートがより高い頻度で使用される。一般に、脂肪族スルホネートおよび脂肪族サルフェートは、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩または(置換または非置換)アンモニウム塩として存在し、一般に、約8〜約22個のC原子のアルキル基を有し、アルキルはまた、アシル基のアルキル部分を含むものと理解されるべきであり;その挙げられる例は、リグノスルホン酸の、ドデシル硫酸エステルのまたは天然の脂肪酸から調製される脂肪族アルコールサルフェート混合物のナトリウム塩またはカルシウム塩である。この基は、脂肪族アルコール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステルおよびスルホン酸の塩も含む。スルホン酸化ベンズイミダゾール誘導体は、好ましくは、2つのスルホニル基および約8〜約22個のC原子の脂肪酸基を含む。アルキルアリールスルホネートの例は、デシルベンゼンスルホン酸の、ジブチルナフタレンスルホン酸のまたはナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩、カルシウム塩またはトリエタノールアンモニウム塩である。さらに、p−ノニルフェノール/(4−14)エチレンオキシド付加物のリン酸エステルの塩などの好適なホスフェート、またはリン脂質も可能である。
一般に、この組成物は、0.1〜99%、特に0.1〜95%の活性成分と、1〜99.9%、特に5〜99.9%の少なくとも1つの固体または液体補助剤とを含み、一般に、組成物の0〜25%、特に0.1〜20%が、界面活性剤であることが可能である(%はそれぞれ、重量パーセントを意味する)。濃縮された組成物が商品として好ましい傾向があるが、最終消費者は、一般に、かなり低い濃度の活性成分を有する希釈組成物を使用する。
典型的に、葉面施用のためのプレミックス製剤は、0.1〜99.9%、特に1〜95%の所望の成分、および99.9〜0.1%、特に99〜5%の固体または液体補助剤(例えば、水などの溶媒を含む)を含み、助剤は、プレミックス製剤を基準にして、0〜50%、特に0.5〜40%の量の界面活性剤であり得る。
通常、種子処理施用のためのタンクミックス製剤は、0.25〜80%、特に1〜75%の所望の成分、および99.75〜20%、特に99〜25%の固体または液体助剤(例えば、水などの溶媒を含む)を含み、助剤は、タンクミックス製剤を基準にして、0〜40%、特に0.5〜30%の量の界面活性剤であり得る。
典型的に、種子処理施用のためのプレミックス製剤は、0.5〜99.9%、特に1〜95%の所望の成分、および99.5〜0.1%、特に99〜5%の固体または液体補助剤(例えば、水などの溶媒を含む)を含み、助剤は、プレミックス製剤を基準にして、0〜50%、特に0.5〜40%の量の界面活性剤であり得る。
市販の製品は、好ましくは、濃縮物(例えば、プレミックス組成物(製剤))として製剤化されるであろうが、最終使用者は、通常、希釈製剤(例えば、タンクミックス組成物)を用いるであろう。
好ましい種子処理プレミックス製剤は、水性懸濁濃縮物である。この製剤は、流動床技術、ローラーミル法、ロトスタティック種子処理機(rotostatic seed treater)およびドラムコータ(drum coater)などの従来の処理技術および機械を用いて種子に施用され得る。噴流床などの他の方法も有用であり得る。種子は、塗布の前に予め分級され得る。塗布後、種子は、典型的に、乾燥され、次に分級のために分級機に移される。このような手順は、当該技術分野において公知である。
一般に、本発明のプレミックス組成物は、0.5〜99.9、特に1〜95、有利には、1〜50質量%の所望の成分、および99.5〜0.1、特に99〜5質量%の固体または液体補助剤(例えば、水などの溶媒を含む)を含有し、助剤(または補助剤)は、プレミックス製剤の質量を基準にして、0〜50、特に0.5〜40質量%の量の界面活性剤であり得る。
プレミックス組成物用の茎葉製剤タイプの例は、以下のとおりである:
GR:粒剤
WP:水和剤
WG:水和性顆粒(粉剤)
SG:水溶性粒剤
SL:可溶濃縮剤
EC:乳化性濃縮物
EW:水中油乳剤
ME:マイクロエマルション
SC:水性懸濁濃縮物
CS:水性カプセル懸濁剤
OD:油系懸濁濃縮物、および
SE:水性サスポエマルション(suspo−emulsion)。
一方、プレミックス組成物用の種子処理製剤タイプの例は、以下のとおりである:
WS:種子処理スラリー用の水和剤
LS:種子処理用の液剤
ES:種子処理用の乳剤
FS:種子処理用の懸濁濃縮物
WG:水和性顆粒、および
CS:水性カプセル懸濁剤。
タンクミックス組成物に好適な製剤タイプの例は、液剤、希釈乳剤、懸濁剤、またはそれらの混合物、およびダスト剤である。
好ましい組成物は、特に以下のように構成される(%=重量パーセント)。
乳剤:
活性成分:1〜95%、好ましくは5〜20%
界面活性剤:1〜30%、好ましくは10〜20%
溶媒:5〜98%、好ましくは70〜85%
ダスト剤:
活性成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜1%
固体担体:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分:5〜75%、好ましくは10〜50%
水:94〜24%、好ましくは88〜30%
界面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30%
水和剤:
活性成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80%
界面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15%
固体担体:5〜99%、好ましくは15〜98%
粒剤:
活性成分:0.5〜30%、好ましくは3〜15%
固体担体:99.5〜70%、好ましくは97〜85%
調製実施例:
「Mpt.」は、融点(℃)を意味する。遊離基は、アルキル基を表す。1H NMRおよび19F NMR測定をBrucker 400MHz分光計で記録し、化学シフトをTMS標準に関してppmで示す。示されるように、スペクトルを重水素化溶媒中で測定する。
LCMS方法:
方法1:
エレクトロスプレー源(極性:正イオンまたは負イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出装置:2.00V、イオン源温度:150℃、脱溶媒和温度:350℃、コーンガス流:0L/時、脱溶媒和ガス流:650L/時、質量範囲:100〜900Da)を備えたWaters製の質量分析計(SQD、SQDIIまたはZQシングル四重極質量分析計)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置でスペクトルを記録した。溶媒脱ガス装置、バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8mm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶媒勾配:A=水+5%のMeOH+0.05%のHCOOH、B=アセトニトリル+0.05%のHCOOH、勾配:1.2分間で10〜100%のB;流量(mL/分)0.85。
質量分析方法ESI−MS
Shimadzu製のLC−20AD質量分析計(シングル四重極質量分析計)
機器パラメータ:
イオン化方法:エレクトロスプレー
極性:正イオンおよび負イオン
キャピラリー(kV)1.50
コーン(V)不明
抽出装置(V)5.00
イオン源温度(℃)200
脱溶媒和温度(℃)250
コーンガス流(l/時)90
脱溶媒和ガス流(l/時)90
質量範囲:50〜1000Da
実施例H−1:2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物2.007、実施例P−1、表P)の調製:
Figure 2018513870
工程A:3−エチルスルファニルチオフェン−2−カルボン酸の調製
Figure 2018513870
60mLのDMF中の3−ブロモチオフェン−2−カルボン酸(10.35g、50mmol)およびEtSNa(12.6g、150mmol)の溶液を4時間にわたって還流させた。次に、混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.28(t,3H)、3.04(q,2H)、7.16(d,1H)、7.86(d,1H)、12.91(s,1H).
ESI−MS(+):189(M+H)+、211(M+Na)+、243(M+Na+MeOH)+
工程B:メチル3−エチルスルファニルチオフェン−2−カルボキシレートの調製:
Figure 2018513870
ジアゾメタン(30mL、15mmol、ジエチルエーテル中0.5mol/L)を周囲温度でジエチルエーテル(50mL)中の化合物3−エチルスルファニルチオフェン−2−カルボン酸(1.88g、10mmol)の溶液に加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌し、希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が得られた。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.29(t,3H)、3.05(q,2H)、3.78(s,3H)、7.21(d,1H)、7.93(d,1H).
ESI−MS(+):203(M+H)+、225(M+Na)+、257(M+Na+MeOH)+
工程C:メチル3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボキシレートの調製:
Figure 2018513870
−78℃で40mLの乾燥テトラヒドロフラン中のジイソプロピルアミン(3.03g、30mmol)の溶液に窒素雰囲気下でn−ブチルリチウム(12mL、30mmol、ヘキサン中2.5M)を加えた。−78℃で25分間撹拌した後、20mLの乾燥テトラヒドロフラン中のメチル3−エチルスルファニルチオフェン−2−カルボキシレート(5.05g、25mmol)の溶液を10分間にわたってゆっくりと加えた。次に、混合物をさらに20分間にわたって−78℃で静置させ、次に20mLの乾燥テトラヒドロフラン中のヨウ素(7g、27.5mmol)の溶液で処理した。冷却浴を除去し、溶液を1時間にわたって周囲温度に温めた。次に、反応混合物を1MのHClで酸性化し、100mLのエーテルを加えた。水層をエーテル(3×100mL)で抽出し、組み合わされた有機層を水で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が得られた。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.26(t,3H)、3.06(q,2H)、3.76(s,3H)、7.44(s,1H).
工程D:3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボン酸の調製:
Figure 2018513870
30mLの水および30mLのTHF中のメチル3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボキシレート(3.28g、10mmol)と、LiOH(480mg、20mmol)との混合物を周囲温度で16時間撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が得られた。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.26(t,3H)、3.02(q,2H)、7.38(s,1H)、13.05(s,1H).
工程E:2−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物I−12、表I)の調製:
Figure 2018513870
塩化オキサリル(762mg、6mmol)を10mLのジクロロメタン中の3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボン酸(628mg、2mmol)の溶液に加え、周囲温度で16時間撹拌した。過剰な塩化オキサリルおよびジクロロメタンを減圧下で除去したところ、3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボニルクロリドが得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.41(t,3H)、3.05(q,2H)、7.19(s,1H)).
これを20mLのトルエンに溶解させ、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(420mg、2.2mmol、国際公開第2015/000715号に記載されるように調製される)で処理し、混合物を48時間にわたって還流させた。次に、反応混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
融点:61〜63℃。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.18(t,3H)、3.01(q,2H)、3.97(s,3H)、7.54(s,1H)、8.22(s,1H)、9.20(s,1H).
ESI−MS(+):470(M+H)+、492(M+Na)+
工程F:2−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物I−1、表I)の調製:
Figure 2018513870
20mLのジクロロメタン中の2−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(469mg、1mmol)およびm−CPBA(516mg、3mmol)の溶液を周囲温度で4時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
融点255〜257℃。
LCMS(方法1):保持時間:0.93分;502(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.28(t,3H)、3.43(q,2H)、3.86(s,3H)、7.92(s,1H)、8.28(s,1H)、9.25(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ−63.92(s,3F).
ESI−MS(+):502(M+H)+、524(M+Na)+、556(M+Na+MeOH)+
工程G:2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物2.007、実施例P−1、表P)の調製:
Figure 2018513870
5mLのDMF中の2−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(400mg、0.8mmol)、Pd(PPh34(116mg、0.1mmol)、炭酸カリウム(276mg、2mmol)および4−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸(190mg、1mmol)の懸濁液を窒素下で16時間にわたって還流させた。この後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の結晶として得られた。
融点181〜183℃
LCMS(方法1):保持時間:1.13分;520(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.18(t,3H)、3.51(q,2H)、3.93(s,3H)、7.89(d,2H)、8.09(d,2H)、8.28(s,1H)、8.30(s,1H)、9.28(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −59.75(s,3F)、−56.47(s,3F).
ESI−MS(+):520(M+H)+、574(M+Na+MeOH)+
実施例H−2:2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物1.017、実施例P−3、表P)の調製:
Figure 2018513870
20mLの1,4−ジオキサン中の2−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(469mg、1mmol、工程E、実施例H−1)の溶液を3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール(408mg、3mmol)、炭酸カリウム(414mg、3mmol)、CuI(19mg、0.1mmol)およびN,N’−ジメチルエチレンジアミン(9mg、0.1mmol)で処理し、混合物を窒素下で16時間にわたって還流させた。この後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物がオフホワイトの固体として得られた。
融点162〜164℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.16分;478(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.20(t,3H)、3.03(q,2H)、4.01(s,3H)、7.15(d,1H)、7.87(s,1H)、8.21(s,1H)、8.86(s,1H)、9.18(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −61.42(s,3F)、−57.78(s,3F).
ESI−MS(+):478(M+H)+
実施例H−3:2−[3−エチルスルホニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物2.017、実施例P−2、表P)の調製:
Figure 2018513870
10mLのジクロロメタン中の2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(100mg、0.21mmol、上記の実施例H−2から)の溶液をm−CPBA(109mg、0.63mmol)で処理し、周囲温度で4時間撹拌した。この後、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
融点173〜175℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.06分;510(M+H)。
1H NMR(400MHz、CDCl3):δ 1.31(t,3H)、3.33(q,2H)、3.94(s,3H)、6.82(d,1H)、7.56(s,1H)、8.02(s,1H)、8.12(s,1H)、8.99(s,1H).
19F−NMR(400Mz、CDCl3):δ −62.13(s,3F)、−58.35(s,3F).
ESI−MS(+):510(M+H)+、532(M+Na)+、564(M+Na+MeOH)+
実施例H−4:2−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物1.004、実施例P−6、表P)の調製:
Figure 2018513870
工程A:メチル5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボキシレートの調製:
Figure 2018513870
50mLのDMEおよび10mLのH2O中のメチル3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボキシレート(3.28g、10mmol、実施例H−1からの工程C)、Pd(PPh34(1.16g、1mmol)、炭酸セシウム(6.52g、20mmol)および4−クロロフェニルボロン酸(1.87g、12mmol)の懸濁液を窒素下で16時間にわたって還流させた。この後、混合物を冷却し、水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が黄色の固体として得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.30(s,3H)、3.16(q,2H)、3.76(s,3H)、7.52(d,2H)、7.64(s,1H)、7.82(d,2H).
ESI−MS(+):313(M+H)+、335(M+Na)+、367(M+Na+MeOH)+
工程B:5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボン酸の調製:
Figure 2018513870
30mLの水および30mLのTHF中のメチル5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボキシレート(2.5g、8mmol)と、LiOH(576mg、24mmol)との混合物を周囲温度で16時間撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.31(s,3H)、3.14(q,2H)、7.52(d,2H)、7.59(s,1H)、7.81(d,2H)、13.03(s,1H).
工程C:2−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−3−メチル−6(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物1.004、実施例P−6、表P)の調製:
Figure 2018513870
塩化オキサリル(380mg、3mmol)を10mLのジクロロメタン中の5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボン酸(298mg、1mmol)の溶液に加えた。添加後、混合物を周囲温度で16時間撹拌した。過剰な塩化オキサリルおよびジクロロメタンを減圧下で除去したところ、ほぼ定量的収率で粗生成物(5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボニルクロリド)が得られ、それをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。
1H NMR(400MHz、CDCl3):δ 1.45(s,3H)、3.11(q,2H)、7.19(s,1H)、7.42(d,2H)、7.57(d,2H).
上記からの5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボニルクロリド(316mg、1mmol)の試料を20mLのトルエンに溶解させ、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(210mg、1.1mmol、国際公開第2015/000715号に記載されているように調製される)で処理した。混合物を48時間にわたって還流状態で加熱し、次に水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
融点146〜148℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.21分;454(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.22(t,3H)、3.11(q,2H)、4.02(s,3H)、7.55(d,2H)、7.83(d,2H)、7.86(s,1H)、8.22(s,1H)、9.20(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −59.74(s,3F).
ESI−MS(+):454(M+H)+、476(M+Na)+、508(M+Na+MeOH)+
実施例H−5:2−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物2.004、実施例P−5、表P)の調製:
Figure 2018513870
10mLのジクロロメタン中の2−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(100mg、0.21mmol)の溶液を10mL中のm−CPBA(109mg、0.63mmol)で処理し、周囲温度で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
融点170〜172℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.08分;486(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6:)δ 1.18(t,3H)、3.50(q,2H)、3.92(s,3H)、7.59(d,2H)、7.88(d,2H)、8.14(s,1H)、8.29(s,1H)、9.27(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −59.77(s,3F).
ESI−MS(+):486(M+H)+、508(M+Na)+、540(M+Na+MeOH)+
実施例H−6:2−[4−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物15.001、実施例P−7、表P)の調製:
Figure 2018513870
5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボン酸(298mg、1mmol、工程B、実施例H−4)および塩化チオニル(10mL)の溶液を4時間にわたって還流させた。この後、過剰な塩化チオニルを減圧下で除去したところ、4−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボニルクロリドが得られ、それを精製せずに次の工程に使用した。酸塩化物を20mLのトルエンに溶解させ、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(191mg、1mmol、国際公開第2015/000715号に記載されているように調製される)で処理し、混合物を窒素下で48時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
融点116〜118℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.29分;488(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.01(t,3H)、2.74(q,2H)、3.99(s,3H)、7.65(d,2H)、7.77(d,2H)、8.29(s,1H)、9.27(s,1H);19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −59.77(s,3F);ESI−MS(+):488(M+H)+
実施例H−7:2−[4−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物16.001、実施例P−8、表P)の調製:
Figure 2018513870
10mLのジクロロメタン中の2−[4−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(58mg、0.12mmol)およびm−CPBA(62mg、0.36mmol)の試料を周囲温度で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
融点212〜214℃
LCMS(方法1):保持時間:1.14分;520(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 1.20(t,3H)、3.51(q,2H)、3.91(s,3H)、7.67(d,2H)、7.77(d,2H)、8.29(s,1H)、9.27(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −59.76(s,3F).
ESI−MS(+):520(M+H)+、542(M+Na)+、574(M+Na+MeOH)+
実施例H−8:2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物19.004、実施例P−25、表P)の調製:
Figure 2018513870
工程A:4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)チアゾールの調製
Figure 2018513870
20mlのDMEおよび10mLのH2Oに溶解された、2,4−ジブロモチアゾール(482mg、2mmol;CAS:[4175−77−3])Pd(PPh34(116mg、0.1mmol)と、炭酸セシウム(978mg、3mmol)と、4−クロロフェニルボロン酸(312mg、2mmol)との混合物を窒素下で16時間にわたって還流させた。この後、混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 7.59(d,2H)、7.94(d,2H)、7.95(s,1H).
EI−MS:273/275(M).
工程B:4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)チアゾール−5−カルボン酸の調製:
Figure 2018513870
5mLのTHF中のi−Pr2NH(253mg、2.5mmol)の溶液を窒素下で−60℃においてn−BuLi(1mL、2.5mmol;ヘキサン中2.5M)で滴下により処理した。添加後、2mLのTHFに溶解された4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)チアゾール(546mg、2mmol)を反応混合物にゆっくりと加え、撹拌をさらに20分間続けた。次に、反応混合物をドライアイスに注ぎ、ドライアイスが溶解するまで撹拌した。反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の固体として得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 7.61(d,2H)、8.01(d,2H).
工程C:2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾールの調製:
Figure 2018513870
塩化オキサリル(762mg、6mmol)を10mLのジクロロメタン中の4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)チアゾール−5−カルボン酸(632mg、2mmol)の混合物に加え、撹拌を周囲温度で16時間続けた。過剰な塩化オキサリルおよびジクロロメタンを減圧下で除去したところ、粗4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)チアゾール−5−カルボニルクロリドが得られた。
1H NMR(400MHz、CDCl3):δ 7.49(d,2H)、7.94(d,2H).
この酸塩化物(672mg、2mmol)を20mLのトルエンに溶解させ、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(420mg、2.2mmol、国際公開第2015/000715号に記載されているように調製される)で処理し、混合物を48時間にわたって還流させた。この後、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ 4.04(s,3H)、7.65(d,2H)、8.08(d,2H)、8.31(s,1H)、9.29(s,1H);
19F NMR(400MHz、DMSO−d6):δ −59.77(s,3F).
工程D:2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物19.004、実施例P−25、表P)の調製:
Figure 2018513870
5mLのNMP中の2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(472mg、1mmol)およびEtSNa(100mg、1.2mmol)の試料を周囲温度で1時間撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題生成物が白色の粉末として得られた。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.30(t,3H)、3.31(q,2H)、4.09(s,3H)、7.65(d,2H)、8.08(d,2H)、8.24(s,1H)、9.22(s,1H).
19F NMR(400MHz、DMSO−d6):δ −59.78(s,3F).
ESI−MS(+):455(M+H)+
実施例H−9:2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物20.004、実施例P−4、表P)の調製:
Figure 2018513870
10mLのジクロロメタン中の2−(4−クロロフェニル)−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(100mg、0.22mmol)およびm−CPBA(114mg、0.66mmol)の試料を周囲温度で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
融点230〜232℃。
LCMS(方法1):保持時間:1.03分;487(M+H)。
1H NMR(400Mz、DMSO−d6):δ 1.20(t,3H)、3.58(q,2H)、3.95(s,3H)、7.68(d,2H)、8.12(d,2H)、8.29(s,1H)、9.28(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6):δ −63.95(s,3F).
ESI−MS(+):487(M+H)+
実施例H−10:2−(3−エチルスルホニル−5−ピリミジン−2−イル−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物8.016、実施例P−16 表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:N−メチル−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−3−アミン
Figure 2018513870
120mLのCH3CN中の(bpy)CuSCF3(14.4g、45mmol)および6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン(6.96g、30mmol、CAS[1218997−21−7])の試料を窒素下で48時間にわたって還流させた。反応混合物を油浴から取り出し、冷却させ、次にSiO2に通してろ過し、ジエチルエーテルで溶離し、塩水で洗浄し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1HNMR(400MHz、DMSO−d6):δ(ppm)3.10(d,J=5.2Hz、3H)、8.21(s,1H)8.49(q,1H)、8.67(s,1H);19FNMR(376MHz、DMSO−d6):δ(ppm)−36.79(s,3F).
ESI−MS:252(M−H)-
工程B:N3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−3,4−ジアミンの調製
Figure 2018513870
メタノール(50mL)中のN−メチル−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−3−アミン(3.42g、13.5mmol)の溶液にラネーNi(20重量%)を加え、次にヒドラジン水和物(10mL)を室温で滴下して加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。ラネーNiをセライトに通してろ去し;ろ液を減圧下で乾燥させ、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーカラム(石油酢酸エチル=2:1)を用いて精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
1HNMR(400MHz、DMSO−d6):δppm 2.78(d,J=5.2Hz、3H)、5.20(q,1H)、5.77(s,2H)、6.82(s,1H)、7.53(s,1H).
19FNMR(376MHz,DMSO−d6):δppm −45.49(s,3F).
ESI−MS(+):224(M+H)+
工程C:3−エチルスルファニル−5−ヨード−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチルスルファニル)−4−ピリジル]チオフェン−2−カルボキサミドの調製
Figure 2018513870
THF(7.25mL)中のN3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−3,4−ジアミン(1.45g、6.50mmol)の溶液にトリエチルアミン(2.29mL、16.2mmol)を加えた。赤色の溶液を0℃で冷却し、10分間にわたって0〜5℃においてジクロロメタン(10.2mL)中の3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボニルクロリド(2.16g、6.50mmol、実施例H−1工程Eに記載されているように調製される)で滴下により処理した。得られた懸濁液を0℃で撹拌し、次に室温に温め、4時間撹拌した。LC−MS分析により、所望の質量が示された。反応混合物をNH4Cl飽和溶液で処理し、混合物を減圧下で部分的に濃縮して、トルエンを除去した。部分的に濃縮された溶液を酢酸エチルで抽出し、組み合わされた有機層を水および塩水で洗浄した。有機相をNa2SO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
LC/MS:(方法1):Rt=1.05分;[M+H+]520。
工程E:2−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(実施例I−7 表I)の調製
Figure 2018513870
酢酸(17.2mL)中の3−エチルスルファニル−5−ヨード−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチルスルファニル)−4−ピリジル]チオフェン−2−カルボキサミド(3.43g、6.60mmol)の黄色の溶液を2.5時間にわたって110℃の浴温で撹拌した。LC−MS分析により、所望の質量が示された。反応混合物を室温で冷まし、トルエンを用いて蒸発させて、過剰な酢酸を除去した。粗生成物をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィーによって2回精製した。次に、得られた固体をヘキサンで研和し、ろ過し、乾燥させたところ、表題化合物が得られた。
LC/MS:(方法1)Rt=1.20分;[M+H+]502
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ ppm 1.22−1.28(m,3H)2.87(q,J=7.46Hz、2H)3.95(s,3H)7.31(s,1H)8.13(s,1H)8.88(d,J=0.73Hz、1H).
工程F:2−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(実施例I−8 表I))の調製
Figure 2018513870
0℃でm−CPBA(1.41g、6.30mmol)をクロロホルム(46.2mL)中の2−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(1.54g、3.07mmol)の溶液に加えた。添加後、氷浴を20分間保持し、次に乳状の溶液を室温に温め、一晩撹拌した。LC−MS分析により、主にスルホキシドおよび少しの所望の質量が示された。黄色の溶液を氷浴で冷却し、第2の分量のm−CPBA(1.41g、6.30mmol)を加え、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物を20分間撹拌した。ジクロロメタンを加え、有機層を分離し、NaHCO3で2回および水で1回再度洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、蒸発させた。粗生成物をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:219〜220℃
LC/MS:(方法1)Rt=1.03分;[M+H+]534;
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ ppm 1.29(t,J=7.34Hz、3H)3.20−3.28(m,2H)3.87(s,3H)7.72(s,1H)8.11(s,1H)8.91(d,J=0.73Hz、1H)
工程G:2−(3−エチルスルホニル−5−ピリミジン−2−イル−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物8.016、実施例P−16 表P)の調製
Figure 2018513870
トルエン(3.8mL)中の2−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチルスルファニル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(0.15g、0.28mmol)、トリブチル(ピリミジン−2−イル)スタンナン(0.14mL、0.42mmol)およびPd(PPH34(0.016g、0.014mmol)の黄色の溶液を21時間にわたってアルゴン雰囲気下において還流状態で加熱した。LC−MSにより、出発材料の消費が示された。粗生成物をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー、次に逆相によって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:261〜262℃
LC/MS:(方法1);Rt=1.01、[M+H+]486;
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ ppm 1.26(t,J=7.34Hz、3H)3.24(q,J=7.46Hz、2H)3.83(s,3H)7.22(t,J=4.95Hz、1H)8.06(s,1H)8.34(s,1H)8.72(d,J=4.77Hz、2H)8.85(d,J=0.73Hz、1H)
実施例H−11:6−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物25.004、実施例P−17 表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:3−クロロ−6−ヨードピリダジンの調製:
Figure 2018513870
ヨウ化水素酸(250mL)を500mLのCHCl3中の3,6−ジクロロピリダジン(149g、1molのCAS:[135034−10−5])と、NaI(180g、1.2mol)との混合物に加えた。添加後、混合物を周囲温度で24時間撹拌し、水に注ぎ、ジクロロメタンで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、3−クロロ−6−ヨードピリダジンが得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:7.63(d,1H)、8.16(d,1H).
工程B:3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジンの調製:
Figure 2018513870
TMSCF3(198.8g、1.4mol)の試料を窒素下で1LのDMF中の3−クロロ−6−ヨードピリダジン(240g、1mol)と、KF(81g、1.4mol)と、CuI(228g、1.2mol)との混合物に加えた。添加後、混合物を50℃で2時間撹拌した。次に、混合物を水に注ぎ、エーテルで抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジンが得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:8.30(d,1H)、8.38(d,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−64.93(s,3F).
工程C:N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミンの調製:
Figure 2018513870
MeNH2の溶液(100g、EtOH中30%)を100mlのEtOH中の3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン(91g、0.5mol)の混合物に加えた。添加後、混合物を50℃で2時間撹拌し、次に水に注いだ。沈殿した固体をろ過し、減圧下で乾燥させたところ、N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミンが得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:2.93(d,3H)、6.95(d,1H)、7.58(q,1H)、7.63(d,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−59.88(s,3F).
ESI−MS(+):178(M+H)+
工程D:4−ブロモ−N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミンの調製:
Figure 2018513870
臭素(32g、0.2mol)を100mLのMeCN中のN−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミン(17.7g、0.1mol)の混合物に加えた。添加後、混合物を周囲温度で48時間撹拌した。この後、混合物を水酸化アンモニウム(10%の溶液)に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、生成物4−ブロモ−N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミンが得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:3.03(d,3H)、7.45(q,1H)、8.23(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−59.47(s,3F).
ESI−MS(+):256/258(M+H)+
工程E:N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3,4−ジアミンの調製:
Figure 2018513870
4−ブロモ−N−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3−アミン(3g、11.8mmol)および120mLの水酸化アンモニウムを250mLのオートクレーブに入れた。次に、窒素ガスをオートクレーブに導入し、圧力を2MPaに上昇させた。混合物を130℃で48時間撹拌し、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3,4−ジアミンが得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:2.97(d,3H)、6.27(s,2H)、6.50(q,1H)、6.67(s,1H).
19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−61.96(s,3F).
ESI−MS(+):193(M+H)+
工程F:6−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物25.004、実施例P−17 表P)の調製
Figure 2018513870
トルエン(15Ml)中の5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−チオフェン−2−カルボニルクロリド(0.37g、1.0当量、1.2mmol、実施例H−4、工程Cに記載されているように調製される)の溶液をN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3,4−ジアミン(0.27g、1.2当量、1.4mmol)で処理し、混合物を26時間にわたって還流状態で加熱した。この後のLCMSにより、反応の完了が示された。混合物を冷却し、水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を水および塩水で連続して洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタンに溶解させ、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させた。シクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)における精製。得られた生成物を逆相HPLCによってさらに精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。
融点205〜207℃。
LC/MS:(方法1)[M+H+]455/457;Rt=1.27
実施例H−12:6−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物26.004、実施例P−18 表P)の調製
Figure 2018513870
0℃でm−CPBA(0.06208g、0.2770mmol)をクロロホルム(2.84g、1.92mL、180当量、23.8mmol)中の6−[5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(0.06g、1.000当量、0.1319mmol)の溶液に加えた。添加後、氷浴を10分間保持し、次に乳状の溶液を室温に温め、一晩撹拌した。この後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた後、飽和NaHCO3水溶液を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタンに溶解させ、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させた。シクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)における精製により、表題化合物が白色の固体として得られた。
融点166〜168℃
LC/MS:(方法1)[M+H+]487/489;Rt=1.13。
1H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ ppm 1.36(t,J=7.52Hz、3H)3.38(q,J=7.34Hz、2H)4.13(s,3H)7.49(d,J=8.44Hz、2H)7.61(d,J=8.44Hz、2H)7.75(s,1H)8.20(s,1H).
実施例H−13:4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(化合物20.017、実施例P−10、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:2−ブロモ−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物I−5、表I)の調製
Figure 2018513870
塩化オキサリル(380mg、3mmol)を10mLのジクロロメタン中の2−ブロモ−4−エチルスルファニル−チアゾール−5−カルボン酸(267mg、1mmol)の混合物に加え、室温で16時間撹拌した。次に、過剰な塩化オキサリルおよびジクロロメタンを減圧下で除去した。粗2−ブロモ−4−エチルスルファニル−チアゾール−5−カルボニルクロリドをさらに精製せずに次の工程に直接使用した。得られた粗2−ブロモ−4−エチルスルファニル−チアゾール−5−カルボニルクロリドを20mLのトルエン中のN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(191mg、1mmol)の混合物に加え、混合物を72時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:.130〜132℃
LCMS(方法1):保持時間:1.11分;423/425(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.19(t,3H)、3.09(q,2H)、3.95(s,3H)、8.18(s,1H)、9.16(s,1H);19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−64.32(s,3F).
工程B:2−ブロモ−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物I−4、表I)の調製
Figure 2018513870
20mlのジクロロメタン中の2−ブロモ−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(423mg、1mmol)およびm−CPBA(518mg、3mmol)の試料を室温で4時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:248〜250℃
LCMS(方法1):保持時間:0.94分;457(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.16(t,3H)、3.47(q,2H)、3.88(s,3H)、8.26(s,1H)、9.25(s,1H);19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−62.17(s,3F)
工程C:4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(化合物20.017、実施例P−10、表P)の調製
Figure 2018513870
窒素の保護下で2−ブロモ−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(100mg、0.22mmol)を10mlのMeCN中の3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール(90mg、0.66mmol)と、サリチルアルドオキシム(7mg、0.05mmol)と、Cu2O(7mg、0.05mmol)と、K2CO3(69mg、0.5mmol)との混合物に加えた。添加後、混合物を16時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:185〜187℃
LCMS(方法1):保持時間:1.07分;511(M+H)。1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.19(t,3H)、3.52(q,2H)、3.91(s,3H)、7.27(d,1H)、8.28(s,1H)、8.95(d,1H)、9.26(s,1H);19F NMR(400MHz、DMSO−d6)δ:−62.39(s,3F)、−59.34(s,3F);
実施例H−14:4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジン−2−イル−チアゾール(化合物20.016、実施例P−9、表P)の調製
Figure 2018513870
2−ブロモ−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(227mg、0.5mmol)の試料を20mlの1,4−ジオキサン中のトリブチル(ピリミジン−2−イル)スタンナン(370mg、1mmol)と、CuI(19mg、0.1mmol)と、PdCl2(PPh32(70mg、0.1mmol)との混合物に加えた。次に、混合物を6時間にわたって還流させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
LCMS(方法1):保持時間:0.87分;455(M+H)。
1H−NMR(400Mz、CDCl3)δ:1.33(t,3H)、3.52(q,2H)、4.01(s,3H)、7.49(t,1H)、8.14(s,1H)、8.95(d,2H)、8.99(s,1H).
19F NMR(400MHz、CDCl3)δ:−64.69(s,3F).
ESI−MS(−):453(M−H).
実施例H−15:2−シクロプロピル−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物20.021、実施例P−13、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:メチル4−ブロモ−2−シクロプロピル−チアゾール−5−カルボキシレートの調製
Figure 2018513870
窒素の保護下でメチル2,4−ジブロモチアゾール−5−カルボキシレート(3g、10mmol)、Pd(PPh34(1.16g、1mmol)、K2CO3(2.76g、20mmol)およびシクロプロピルボロン酸(1.03g、12mmol)を50mlの1,4−ジオキサンに溶解させた。添加後、混合物を16時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.06−1.08(m,2H)、1.22−1.25(m,2H)、2.50−2.52(m,1H)、3.80(s,3H).
工程B:4−ブロモ−2−シクロプロピル−チアゾール−5−カルボン酸の調製
Figure 2018513870
10mlの水および10mlのTHF中のメチル4−ブロモ−2−シクロプロピル−チアゾール−5−カルボキシレート(261mg、1mmol)と、LiOH(96mg、4mmol)との混合物を室温で4時間撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.03−1.07(m,2H)、1.17−1.22(m,2H)、2.46−2.50(m,1H)、13.60(br s,1H).
工程C:化合物4−ブロモ−2−シクロプロピル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾールの調製
Figure 2018513870
DMF(5mg)を10mLのジクロロメタン中の塩化オキサリル(190mg、1.5mmol)と、4−ブロモ−2−シクロプロピル−チアゾール−5−カルボン酸(123mg、0.5mmol)との混合物に加え、室温で2時間撹拌した。次に、過剰な塩化オキサリルおよびジクロロメタンを減圧下で除去したところ、4−ブロモ−2−シクロプロピル−チアゾール−5−カルボニルクロリドが得られた。得られた粗生成物を20mLのPhMe中のN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(105mg、0.55mmol)の混合物に加え、混合物を72時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.09−1.11(m,2H)、1.22−1.25(m,2H)、2.62−2.65(m,1H)、3.94(s,3H)、8.22(s,1H)、9.21(s,1H).
19F NMR(400MHz、DMSO−d6)δ −62.79(s,3F).
工程D:化合物2−シクロプロピル−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物19.021、実施例P−14、表P)の調製
Figure 2018513870
5mlのNMP中の4−ブロモ−2−シクロプロピル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(402mg、1mmol)およびEtSNa(100mg、1.2mmol)の試料を室温で10時間撹拌した。次に、混合物を希塩酸に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点97〜99℃
LCMS(方法1):保持時間:1.14分;385(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.08−1.10(m,2H)、1.20−1.24(m,5H)、2.53−2.55(m,1H)、3.09(q,2H)、3.97(s,3H)、8.15(s,1H)、9.14(s,1H);
19F NMR(400MHz、DMSO−d6)δ −62.08(s,3F);
ESI−MS(+):385(M+H)+
工程E:2−シクロプロピル−4−エチルスルホニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物20.021、実施例P−13、表P)の調製
Figure 2018513870
10mlのジクロロメタン中の2−シクロプロピル−4−エチルスルファニル−5−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(192mg、0.5mmol)およびm−CPBA(285mg、1.5mmol)を室温で6時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点166〜168℃
LCMS(方法1):保持時間:0.94分;417(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.09−1.15(m,5H)、1.27−1.29(m,2H)、2.62−2.55(m,1H)、3.40(q,2H)、3.84(s,3H)、8.22(s,1H)、9.21(s,1H);
19F NMR(400MHz、DMSO−d6)δ −62.76(s,3F);
実施例H−16:6−[3−エチルスルホニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物26.017、実施例P−12、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:6−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジンの調製
Figure 2018513870
3−エチルスルファニル−5−ヨード−チオフェン−2−カルボニルクロリド(332mg、1mmol)の試料を20mLのTHF中のN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリダジン−3,4−ジアミン(210mg、1.1mmol)の混合物に加え、混合物を72時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.22(t,3H)、3.07(q,2H)、4.11(s,3H)、7.67(s,1H)、8.58(s,1H);
19F NMR(400MHz、DMSO−d6)δ −62.74(s,3F);
ESI−MS(+):471(M+H)+
工程B:6−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物I−6、表I)の調製
Figure 2018513870
10mlのジクロロメタン中の6−(3−エチルスルファニル−5−ヨード−2−チエニル)−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(235mg、0.5mmol)およびm−CPBA(288mg、1.5mmol)を室温で4時間撹拌した。次に、混合物を水中のNaHCO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点238〜240℃
LCMS(方法1):保持時間:1.01分;503(M+H)。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ1.13(t,3H)、3.46(q,2H)、3.91(s,3H)、7.97(s,1H)、8.73(s,1H);19F−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:−62.28(s,3F);ESI−MS(+):503(M+H)+、425(M+Na)+
工程C:6−[3−エチルスルホニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−チエニル]−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(化合物26.017、実施例P−12、表P)の調製
Figure 2018513870
窒素の保護下で6−(3−エチルスルホニル−5−ヨード−2−チエニル)−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリダジン(251mg、0.5mmol)を10mlの1,4−ジオキサン中の3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール(204mg、1.5mmol)と、炭酸カリウム(207mg、1.5mmol)と、CuI(10mg、0.05mmol)と、DMEDA(4.5mg、0.05mmol)との混合物に加えた。添加後、混合物を16時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:162〜164℃
LCMS(方法1):保持時間:1.10分;512(M+H)。
1H NMR(400MHz、CDCl3)δ 1.38(t,3H)、3.41(q,2H)、4.13(s,3H)、6.84(d,1H)、7.58(s,1H)、8.03(d,1H)、8.21(s,1H);19F−NMR(400Mz、CDCl3)δ:−71.11(s,3F)、−68.80(s,3F);
実施例17:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジン−2−イル−チアゾール(化合物32.016、実施例P−23、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:エチル5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボキシレートの調製
Figure 2018513870
100mlのTHF中のイソシアノ酢酸エチル(5.6g、0.05mol)の溶液を−40℃で20mlのTHF中のカリウムtert−ブトキシド(6.1g、0.055mol)の懸濁液に滴下して加えた。混合物を−60℃に冷却し、二硫化炭素(3.8g、0.05mol)の溶液を、温度を−50℃未満に保持しながら滴下して加えた。混合物を10℃に温め、臭化エチル(5.4g、0.05mol)を加えた。混合物を2時間にわたって撹拌させ、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.27−1.37(m,6H)、3.03−3.10(q,2H)、4.25−4.32(q,2H)、8.92(s,1H).
ESI−MS:240(M+Na+).
工程B:エチル2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレートの調製
Figure 2018513870
臭素(0.48g、3mmol)を0℃で10mlのCCl4中のエチル5−エチルスルファニルチアゾール−4−カルボキシレート(219mg、1mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、混合物を水に注ぎ、ジクロロメタンで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H−NMR(400Mz、DMSO−d6)δ:δ 1.32−1.24(m,6H)、3.03−3.00(q,2H)、4.27−4.21(q,2H).
ESI−MS:219(M+Na+).
工程C:2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボン酸の調製
Figure 2018513870
20mlの水および40mlのTHF中のエチル2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレート(2.92g、9.8mol)と、NaOH(780mg、19.6mol)との混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を希塩酸に注ぎ、減圧下で濃縮した。次に、堆積した沈殿物をろ過し、水で3回洗浄し、減圧下で濃縮したところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.31−1.18(t,3H)、3.03−2.97(q,2H)、13.32(s,1H);
ESI−MS:291(M+Na+).
工程D:2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボニルクロリドの調製
Figure 2018513870
塩化オキサリル(1.5g、12mmol)およびDMF(1滴)を室温で10mlのジクロロメタン中の2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボン酸(540mg、2mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次に、混合物を減圧下で濃縮したところ、表題化合物が得られた。
工程E:2−ブロモ−5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾールの調製
Figure 2018513870
10mlのトルエン中の2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボニルクロリド(310mg、1.08mol)およびN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(216mg、1.03mol)の試料を24時間にわたって還流させ、次に混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物を10mlのAcOH中で16時間にわたって還流させ、混合物を減圧下で濃縮し、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.30−1.31(t,3H)、3.07−3.09(q,2H)、4.16(s,3H)、8.17(s,1H)、9.15(s,1H);
19F−NMR(300MHz、DMSO−d6)δ −65.75(s,3F);
ESI−MS:424(M+H+).
工程F:2−ブロモ−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物I−9、表I)の調製
Figure 2018513870
10mlのジクロロメタン中の2−ブロモ−5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(212mg、0.5mmol)およびm−CPBA(431mg、2.5mmol)の試料を室温で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNa2CO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:177〜179℃
LCMS(方法1):保持時間:1.05分;455/457(M+H)。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.28−1.31(t,3H)、4.05−4.08(m,5H)、830(s,1H)、9.25(s,1H);
19F−NMR(300MHz、DMSO−d6)δ −65.78(s,3F)
工程G:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−ピリミジン−2−イル−チアゾール(化合物32.016、実施例P−23、表P)の調製
Figure 2018513870
窒素の保護下で2−ブロモ−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(228mg、0.5mmol)、PdCl2(PPh)2(35mg、0.05mmol)、CuI(19mg、0.1mmol)およびトリブチル(ピリミジン−2−イル)スタンナン(369mg、1mmol)を20mlの1,4−ジオキサンに溶解させた。添加後、混合物を2時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:258〜260℃
LCMS(方法1):保持時間:0.97分;455(M+H)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ 1.47−1.50(t,3H)、4.03−4.05(q,2H)、4.13(s,3H)、7.46(s,1H)、8.10(s,1H)、8.91(s,2H),8.96(s,1H).
19F−NMR(300MHz、CDCl3)δ −69.58(s,3F)
実施例H−18:2−シクロプロピル−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物32.021、実施例P−22、表P)の調製
Figure 2018513870
窒素の保護下で2−ブロモ−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(273mg、0.6mmol)、Pd(PPh34(9mg、0.06mmol)、K2CO3(249mg、1.8mmol)およびシクロプロピルボロン酸(103mg、1.2mmol)を20mlの1,4−ジオキサンに溶解させた。添加後、混合物を20時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:167〜168℃
LCMS(方法1):保持時間:1.05分;417(M+H)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ 1.23−1.25(m,2H)、1.29−1.33(m,2H)、1.41−1.45(t,3H),2.36−2.40(m,1H)、3.93−3.99(q,2H),4.03(s,3H)、8.08(s,1H)、8.92(s,1H);19F−NMR(300MHz、CDCl3)δ −71.34(s,3F)
実施例H−19:2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物32.004、実施例P−19、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:エチル2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレートの調製
Figure 2018513870
窒素の保護下でエチル2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレート(296mg、1mmol)、Pd(PPh34(116mg、0.1mmol)、K2CO3(415mg、3mmol)および(4−クロロフェニル)ボロン酸(235mg、1.5mmol)を20mlの1,4−ジオキサンに溶解させた。添加後、混合物を16時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.25−1.37m、6H)、3.09−3.12(q,2H)、4.26−4.31(q,2H)、7.53−7.55(dd,2H)、7.85−7.88(dd,2H);ESI−MS:328(M+H+).
工程B:2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボン酸の調製
Figure 2018513870
20mlの水および40mlのTHF中のエチル2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレート(721mg、2.2mmol)と、NaOH(440mg、11mmol)との混合物を室温で一晩撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、減圧下で濃縮した。次に、堆積した沈殿物をろ過し、水で3回洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.32−1.36(t,3H)、3.04−3.07(q,2H)、7.52−7.55(dd,2H)、7.85−7.87(dd,2H).
ESI−MS:299(M+Na+).
工程C:化合物2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボニルクロリドの調製
Figure 2018513870
塩化オキサリル(1.14g、9mmol)およびDMF(1滴)の試料を室温で10mlのジクロロメタン中の2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボン酸(450mg、1.5mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次に、混合物を減圧下で濃縮したところ、表題化合物が得られた。
工程D:2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物31.004、実施例P−27、表P)の調製
Figure 2018513870
10mlのトルエン中の2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボニルクロリド(541mg、1.7mol)およびN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(325mg、1.7mol)の試料を48時間にわたって還流させ、次に混合物を減圧下で濃縮した。得られた残渣を10mlのAcOH中で16時間にわたって還流させ、減圧下で濃縮し、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.27−1.32(t,3H)、4.03−4.07(q,2H)、4.09(s,3H)、7.49(d,2H)、7.86(d,2H)、8.31(s,1H)、9.12(s,1H).
19F−NMR(300MHz、CDCl3)δ −68.3(s,3F).
ESI−MS:509(M+Na+).
工程E:2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(化合物32.004、実施例P−19、表P)の調製
Figure 2018513870
10mlのジクロロメタン中の2−(4−クロロフェニル)−5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾール(168mg、0.37mmol)およびm−CPBA(323mg、1.87mmol)の試料を室温で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNa2CO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点215〜216℃
LCMS(方法1):保持時間:1.22分;487(M+H)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ 1.47−1.50(t,3H)、4.06−4.08(q,2H)、4.14(s,3H)、7.50(d,2H)、7.94(d,2H)、8.12(s,1H)、8.97(s,1H).
19F−NMR(300MHz、CDCl3)δ −70.69(s,3F);
実施例H−20:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(化合物32.017、実施例P−20、表P)の調製
Figure 2018513870
工程A:エチル5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボキシレートの調製
Figure 2018513870
窒素の保護下でエチル2−ブロモ−5−エチルスルファニル−チアゾール−4−カルボキシレート(296mg、1mmol)、CuI(19mg、0.1mmol)、DMEDA(9mg、0.1mmol)、K2CO3(553mg、4mmol)および3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール(544mg、4mmol)を20mlの1,4−ジオキサンに溶解させた。添加後、混合物を3時間にわたって還流させた。次に、混合物を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.26−1.36(t,3H)、3.09−3.15(q,2H)、4.26−4.31(q,2H),7.13(s,1H)、8.71(s,1H).
19F−NMR(300MHz、DMSO−d6)δ −66.14(s,3F).
ESI−MS:352(M+H+).
工程B:5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボン酸の調製
Figure 2018513870
20mlの水および40mlのTHF中のエチル5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボキシレート(500mg、1.42mol)と、NaOH(284mg、7.1mol)との混合物を室温で一晩撹拌した。次に、反応混合物を希塩酸に注ぎ、減圧下で濃縮した。次に、堆積した沈殿物をろ過し、水で3回洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、表題化合物が得られた。
1H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.32−1.35(t,3H)、3.07−3.13(q,2H)、7.13(s,1H)、8.68(s,1H),13.28(s,1H)
19F−NMR(300MHz、DMSO−d6)δ −66.80(s,3F);
ESI−MS:322(M−1).
工程C:5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボニルクロリドの調製
Figure 2018513870
塩化オキサリル(1.14g、9mmol)およびDMF(1滴)の試料を室温で10mlのジクロロメタン中の5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボン酸(485mg、1.5mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次に、混合物を減圧下で濃縮したところ、表題化合物が得られた。
工程D:5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(化合物31.017、実施例P−21、表P)の調製
Figure 2018513870
10mlのトルエン中の5−エチルスルファニル−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール−4−カルボニルクロリド(574mg、1.68mol)およびN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(325mg、1.7mol)の試料を48時間にわたって還流させ、次に混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点194〜196℃
LCMS(方法1):保持時間:1.28分;479(M+H)。
1H−NMR(400MHz、DMSO−d6)δ 1.30−1.34(t,3H)、3.13−3.15(q,2H)、4.24(s,3H)、7.20(s,1H)、8.44(s,1H),8.91(s,1H)、9.17(s,1H)
19F−NMR(300MHz、DMSO−d6)δ −67.37(s,3F)、−70.59(s,3F)
工程E:5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(化合物32.017、実施例P−20、表P)の調製
Figure 2018513870
10mlのジクロロメタン中の5−エチルスルファニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−2−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]チアゾール(200mg、0.42mmol)およびm−CPBA(361mg、2.09mmol)を室温で2時間撹拌した。次に、混合物を水中のNa2CO3およびNa2SO3の飽和溶液に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が得られた。
融点:100〜101℃
LCMS(方法1):保持時間:1.19分;512(M+H)。
1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ 1.47−1.51(t,3H)、4.00−4.04(q,2H)、4.11(s,3H)、6.83(s,1H)、8.12(s,1H)、8.40(s,1H)、8.98(s,1H)
19F−NMR(300MHz、CDCl3)δ−62.87(s,3F)、−66.19(s,3F)
表1〜38中の化合物は、上述される方法に類似して調製され得る。
Figure 2018513870
Figure 2018513870
Figure 2018513870
Figure 2018513870
Figure 2018513870
式Iの化合物の調製における中間体として使用される、式IIaおよびIIb;
Figure 2018513870
(式中、R1、A1、X1、X2、A2、A3、X3およびR3が、式Iに記載されるとおりであり、Xb1がハロゲンである)の化合物であって、ただし、IIbが、2−ブロモ−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾールでない化合物が、新規であり、したがって、これも本発明の一部を成す。式IIaおよびIIbの前記化合物はまた、殺有害生物活性を示す。このような化合物の例が、表Iに示される。
Figure 2018513870
Figure 2018513870
Figure 2018513870
任意の所望の濃度の乳剤が、水による希釈によってこのような濃縮物から調製され得る。
Figure 2018513870
この液剤は、微液滴の形態で使用するのに好適である。
Figure 2018513870
活性成分は、ジクロロメタンに溶解され、その溶液が、担体に噴霧され、その後、溶媒が、減圧下で蒸発される。
Figure 2018513870
即時使用可能なダスト剤が、担体および活性成分を均質混合することによって得られる。
Figure 2018513870
活性成分は、添加剤と混合され、混合物が、好適なミルにおいて十分に粉砕される。これにより、水和剤が得られ、これは、水で希釈されて、任意の所望の濃度の懸濁液が得られる。
実施例F6:押出粒剤
活性成分:10%
リグノスルホン酸ナトリウム:2%
カルボキシメチルセルロース:1%
カオリン:87%
活性成分は、添加剤と混合され、混合物は、粉砕され、水で濡らされ、押し出され、粒状にされ、空気流中で乾燥される。
実施例F7:被覆粒剤
活性成分:3%
ポリエチレングリコール(分子量200):3%
カオリン:94%
ミキサー中において、微粉化された活性成分は、ポリエチレングリコールで濡らされたカオリンに均一に適用される。これにより、ほこりのない被覆された粒剤が得られる。
実施例F8:懸濁濃縮物
活性成分:40%
エチレングリコール:10%
ノニルフェノキシポリエチレングリコールエーテル(15モルのEO):6%
リグノスルホン酸ナトリウム:10%
カルボキシメチルセルロース:1%
37%のホルムアルデヒド水溶液:0.2%
シリコーン油(75%の水性乳剤):0.8%
水:32%
微粉化された活性成分は、添加剤と均質混合される。任意の所望の濃度の懸濁液は、水による希釈により、このように得られた懸濁濃縮物から調製され得る。
Figure 2018513870
この組合せは、補助剤と十分に混合され、混合物が、好適なミルにおいて十分に粉砕され、種子処理に直接使用され得る粉剤が得られる。
実施例F10:乳化性濃縮物
活性成分:10%
オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル:3%
(4〜5モルのエチレンオキシド)
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム:3%
ヒマシ油ポリグリコールエーテル(35モルのエチレンオキシド):4%
シクロヘキサノン:30%
キシレン混合物:50%
植物保護に使用され得る任意の所要の希釈率の乳剤は、水による希釈によってこの濃縮物から得られる。
Figure 2018513870
この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬により、微生物による寄生から保護され得る。
本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分を加えることによってかなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で、相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること、あるいはそれらの製造中、例えば粉砕または混合中、それらの貯蔵中またはそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。
本明細書における活性成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の活性成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。
式Iの化合物と、活性成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1〜38およびPに記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する):
石油(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、
1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882−07−7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(quintiofos)(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TXおよびチオメルサール[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギディス(H.megidis)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPVおよびN.レコンティ(N.lecontei)NPV(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(844)およびバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル[CCN]+TX、ブスルファン[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ[CCN]+TX、チオテパ[CCN]+TX、トレタミン[CCN]およびウレデパ[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、
(E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートおよび(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコサ−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールおよび4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−マルチストリアチン[CCN]+TX、ブレビコミン[CCN]+TX、コドレルア[CCN]+TX、コドレモン(167)+TX、キュールア(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア[CCN]+TX、4−メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール[CCN]+TX、フロンタリン[CCN]+TX、ゴシップルア(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(421)+TX、グランドルアII(421)+TX、グランドルアIII(421)+TX、グランドルアIV(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール[CCN]+TX、イプセノール[CCN]+TX、ジャポニルア(481)+TX、リネアチン[CCN]+TX、リトルア[CCN]+TX、ループルア[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸[CCN]+TX、メチルオイゲノール(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア[CCN]+TX、オリクタルア(317)+TX、オストラモン[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(736)+TX、スルカトール[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(839)+TX、トリメドルアB1(839)+TX、トリメドルアB2(839)+TX、トリメドルアC(839)およびトランク−コール(trunc−call)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、
2−(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、
1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロパ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロパ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロパ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレスリン(17)+TX、アロサミジン[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス−レスメトリン+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(177)+TX、CS 708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、サイチオアート[CCN]+TX、d−リモネン[CCN]+TX、d−テトラメトリン(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス+TX、ジクレシル[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ジエルドリン(1070)+TX、ジエチル5−メチルピラゾール−3−イルホスフェート(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン[CCN]+TX、EI 1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エンペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル−DDD(1056)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、二塩化エチレン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオン−エチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS.登録番号:272451−65−7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、
ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ−シハロトリン(197)+TX、γ−HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ハイドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、幼若ホルモンI[CCN]+TX、幼若ホルモンII[CCN]+TX、幼若ホルモンIII[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ−シハロトリン(198)+TX、ヒ酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m−クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドックス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスホラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、フッ化メタンスルホニル(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メトミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メトトリン(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ナフタロホス[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1303)+TX、NC−170(開発コード)(1306)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、硫酸ニコチン(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣用名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O−5−ジクロロ−4−ヨードフェニルO−エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O−ジエチルO−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O−ジエチルO−6−メチル−2−プロピルピリミジン−4−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’−テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトン−メチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラ−ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオン−メチル(616)+TX、ペンフルロン[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(628)+TX、PH 60−38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロール(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシム−メチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカルブ(651)+TX、ピリミホス−エチル(1345)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI[CCN]+TX、プレコセンII[CCN]+TX、プレコセンIII[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンビュート[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、クアッシア[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホス−メチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、ラフォキサニド[CCN]+TX、レスメトリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU 15525(開発コード)(723)+TX、RU 25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(1387)+TX、リアノジン(慣用名)(1387)+TX、サバジラ(725)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、SI−0205(化合物コード)+TX、SI−0404(化合物コード)+TX、SI−0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN 72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フッ化ナトリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、ナトリウムチオシアネート[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロン−ナトリウム(746)+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、フッ化スルフリル(756)+TX、スルプロオス(1408)+TX、タール油(758)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレトリン(1418)+TX、テルバム+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ−シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノックス+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラムシュウ酸水素塩(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップ−ナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスペルメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス−3[CCN]+TX、トリクロロナート(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(725)+TX、ベラトリン(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、
スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロール[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、フルキサメタミド(国際公開第2007/026965号)+TXからなる物質の群から選択される殺虫剤、
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド−オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、
AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、キネチン(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、
2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)およびリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、
2−(2−ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールおよびネロリドール(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、
イマニン[CCN]およびリバビリン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネート−メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、
ならびにアザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェノコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモル[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、マイクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシム−メチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、カプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅[20427−59−2]+TX、オキシ塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅[1317−39−1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタール−イソプロピル[10552−74−6]+TX、エディフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルクロホス−メチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、キノメチオナト[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェナミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチル−アルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキンアジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、硫黄[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、イソピラザム[881685−58−1]+TX、セダキサン[874967−67−6]+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノ−ナフタレン−5−イル)−アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3’,4’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−イル)−アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル−シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TXおよび1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物、
以下のものを含む微生物(microbials):アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルタナツム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ディオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバツム(Acremonium obclavatum)+TX、リンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol−A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カシアエ(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター属(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオコッカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)シスト(cyst)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、セレウス菌(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM−1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB−2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem−WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I−1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルトゥイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・ポピリエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スフェリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、枯草菌変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD−1(Bioprotec−CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、細菌種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビバクター・ミシガネンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)GHA(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ビューベリア属(Beauveria spp.)+TX、灰色かび病菌(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラディ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラディオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、セイヨウトゲアザミの菌(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマータ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・ギリエルモンディ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリキュローザ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio−Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テヌイス(Candida tenius)+TX、セデセア・ダビセ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオイデス(Chaetomium cochliodes)(Nova−Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(Nova−Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4−1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、
クラドスポリウム・オキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファルム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリクム・アクタータム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ−ミニアツス(Cryptococcus infirmo−miniatus)+TX、クリプトコッカス・ローレンティ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・レウコトレタ顆粒病ウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、カプリアビダス・カンピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD−X(登録商標))+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイエンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・パーパラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシディウム・フロリフォルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラツム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、ガラクトマイセス・ゲオトリスム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、顆粒病ウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィラス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルウエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・スブグラシェスコーラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン−ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピキュラータ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルクチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドチウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・ケルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセ(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3−5+TX、ミコリザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)菌株AARC−0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、ペシロマイセス・ファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR−97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9−1(登録商標))+TX、パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランティオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクツム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン酸塩溶解細菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトファトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトファトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピヒア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピヒア・ギリエルモンディ(Pichia guilermondii)+TX、ピヒア・メンブラネファシエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピヒア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピヒア・スチピチス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・オーレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot−Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルガータ(Pseudomonas corrugate)+TX、蛍光菌(Pseudomonas fluorescens))菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio−Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF−A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、
プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・テラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パレカンドルム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム病菌(Pythium periplocum)+TX、ラーネラ・アクアティリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラーネラ属(Rhanella spp.)+TX、リゾビウム属(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ロドトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムチラギノーザ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリニコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod−X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコーラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロマイセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・ヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバドゥンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエーテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC−108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトリビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−22(Trianum−P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum−G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タキシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL−21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコセシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコセシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラジウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry−Zen(登録商標))+TX、トウモロコシ黒穂病菌(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌および補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、バーチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、バーチシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルジバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリス病原型ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボヴィエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophilus);および
以下のものを含む植物抽出物:松油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt−X(登録商標)+TX、植物性の昆虫成長制御剤(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、ナタネ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミントおよびタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科植物(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科植物(Rutaceae)抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイムおよびシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリーおよびペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油およびミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標));および
以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser−(CM)/Isomate C−Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC−GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC−LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、Muscamone(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate−P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX,Z+TX,Z)−3+TX,8+TX,11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX,Z+TX,E)−7+TX,11+TX,13−ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)−7+TX,9−ドデカジエン−1−イルアセテート+TX、2−メチル−1−ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check−Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオアート(Lavandulyl senecioate);および
以下のものを含む生物(Macrobials):アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Aphelinus−System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia−System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni−System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、アンブリセイウス・スウィルスキイ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii−Mite(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ウォマースレイ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、Anagyrus loecki+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris−System(登録商標))+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar−M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ディアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ディアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ディアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ディアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En−Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem−Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B−Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem−M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer−System(登録商標)+TX、Entomite−A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite−M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、
レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、レプトマスチクス・ダクチロピ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical−N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)およびスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor−I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor−L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor−S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カーポプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema−System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia−rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho−Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator);および
以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni−HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferri−phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo−brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug & Snail Bait(登録商標))+TX、MCP hailトラップ(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des−X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil−Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil−X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TXおよびトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX。
活性成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば、[3878−19−1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。活性成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition;Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995−2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
上記の活性成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」または別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」または「開発コード」が使用され、あるいはそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
表1〜38およびPから選択される式Iの化合物と、上記の活性成分との活性成分混合物は、表1〜38およびPから選択される化合物および上記の活性成分を、好ましくは100:1〜1:6000、特に50:1〜1:50の混合比、より特に20:1〜1:20、さらにより特に10:1〜1:10、非常に特に5:1および1:5の比率(2:1〜1:2の比率が特に好ましく、4:1〜2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ、1:1、または5:1、または5:2、または5:3、または5:4、または4:1、または4:2、または4:3、または3:1、または3:2、または2:1、または1:5、または2:5、または3:5、または4:5、または1:4、または2:4、または3:4、または1:3、または2:3、または1:2、または1:600、または1:300、または1:150、または1:35、または2:35、または4:35、または1:75、または2:75、または4:75、または1:6000、または1:3000、または1:1500、または1:350、または2:350、または4:350、または1:750、または2:750、または4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。
上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物またはその環境に施用する工程を含むが、手術または治療による人または動物の身体の治療のための方法および人または動物の身体において実施される診断方法を除く。
表1〜38およびPから選択される式Iの化合物と、上記の1つまたは複数の活性成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready−mix)形態で、「タンクミックス」などの単一の活性成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として、および逐次、すなわち、数時間または数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の活性成分の併用で施用され得る。表1〜38およびPから選択される式Iの化合物および上記の活性成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば、非エポキシ化またはエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油または大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤および/または粘着付与剤、肥料または特定の効果を得るための他の活性成分、例えば、殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤または除草剤などのさらなる固体または液体助剤も含み得る。
本発明に係る組成物は、例えば、固体活性成分を粉砕し、篩にかけ、および/または圧縮することにより、助剤の非存在下で、および例えば活性成分を1つまたは複数の助剤と均質混合しかつ/または粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下で、それ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法およびこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
この組成物のための施用方法、すなわち、噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)または注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)など、上記のタイプの有害生物を防除する方法および上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1〜1000ppm、好ましくは0.1〜500ppmの活性成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1〜2000gの活性成分、特に10〜1000g/ha、好ましくは10〜600g/haである。
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度および施用量を選択することができる。あるいは、活性成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、または固体形態の活性成分を植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
本発明の化合物およびその組成物は、上記のタイプの有害生物からの植物繁殖材料、例えば、果実、塊茎または穀粒などの種子、または苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。あるいは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することにより、または固体組成物の層を塗布することにより種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を、例えば、ドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法およびこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物および防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1〜200グラム、好ましくは100kgの種子当たり5〜150グラム(100kgの種子当たり10〜100グラムなど)である。
種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子および植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
本発明は、式Iの化合物で被覆または処理されるかあるいはそれを含有する種子も含む。「で被覆または処理されるかおよび/またはそれを含有する」という用語は、一般に、活性成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、活性成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬および種子ペレッティング(pelleting)など、当該技術分野において公知の全ての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前または種まき/種子の植え付けの際に噴霧または種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
生物学的実施例:
実施例B1:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(ワタコナジラミ):摂食/接触活性
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片にコナジラミ成虫を外寄生させた。試料をインキュベーションの6日後の死亡率について調べた。以下の化合物:P−4、P−5、P−10、P−14、P−15およびP−18は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B2:ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置かれたトウモロコシの芽を、噴霧により10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり6〜10匹)を外寄生させた。試料を外寄生の4日後の非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。以下の化合物:P−1、P−2、P−3、P−4、P−5、P−6、P−7、P−8、P−10、P−12、P−13、P−14、P−15、P−16、P−18、P−19、P−20、P−21、P−22、P−23、P−26、I−1、I−3、I−6、I−7、I−8、I−9およびI−11は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。
実施例B3:ユースキスツス・ヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルチャイロカメムシ(Neotropical Brown Stink Bug))
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉にN2若虫を外寄生させた。試料を外寄生の5日後の非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。以下の化合物:P−1、P−2、P−4、P−5、P−6、P−7、P−10、P−12、P−15、P−16、P−18、P−20、P−22、I−7およびI−8は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。
実施例B4:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ):摂食/接触活性
ヒマワリ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000 DMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片に様々な齢数のフランクリニエラ属(Frankliniella)個体群を外寄生させた。試料を外寄生の7日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P−4、P−5、P−6、P−10、P−15およびP−18は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B5:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ):摂食/接触活性
ヒマワリ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片に様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の6日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P−1、P−2、P−4、P−5、P−10、P−12、P−13、P−14、P−15、P−18、P−22、I−1、I−5、I−7およびI−8は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B6:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)。全身活性
様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウマメの苗の根を10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液に直接入れた。試料を、苗を試験溶液に入れた6日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P−9およびP−13は、24ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)。固有の活性
10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験化合物をピペットによって24ウェルマイクロタイタープレートに入れ、スクロース溶液と混合した。プレートを伸張したParafilmで閉じた。24の孔の空いたプラスチックステンシルをプレート上に置き、外寄生されたエンドウマメの苗を直接Parafilm上に置いた。外寄生されたプレートをゲル吸取紙および別のプラスチックステンシルで閉じ、次に上下を逆さまにした。試料を外寄生の5日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P−14およびI−7は、12ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B8:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)
人工飼料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり10〜15匹)を外寄生させた。試料を外寄生の5日後の非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。以下の化合物:P−1、P−2、P−3、P−4、P−5、P−6、P−7、P−8、P−12、P−13、P−14、P−15、P−16、P−18、P−20、P−22、P−23、P−24、P−26、I−1、I−6、I−7、I−8およびI−10は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。
実施例B9:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。試料を外寄生の3日後の非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果、および成長阻害について評価した。試験試料によるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食阻害効果および成長阻害のカテゴリーの少なくとも1つが非処理の試料より高い場合に示される。以下の化合物:P−1、P−2、P−4、P−5、P−6、P−7,P−8、P−10、P−12、P−13、P−14、P−15、P−16、P−18、P−19、P−20、P−22、P−23、P−24、P−26、I−1、I−6およびI−8は、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした。
実施例B10:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)全身活性
10’000ppmのDMSOストック溶液からの試験化合物をピペットによって24ウェルプレートに入れ、寒天と混合した。レタス種子を寒天上に置き、マルチウェルプレートを、同様に寒天を含む別のプレートによって閉じた。7日後、根が化合物を吸収しており、レタスは蓋プレート中へと成長していた。次に、レタス葉を切り取って、蓋プレート中に入れた。スポドプテラ属(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して湿ったゲル吸取紙上にピペットで取り、蓋プレートをこの吸取紙で閉じた。試料を外寄生の6日後の非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。以下の化合物:P−1、P−4、P−5、P−10、P−13、P−15、P−18、I−1、I−6、およびI−7は、12.5ppmの試験量において、3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害、または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。
実施例B11:ハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ):摂食/接触活性
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンマメ葉片に10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の8日後の混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。以下の化合物:P−6およびI−1は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B12:ネギアザミウマ(Thrips tabaci)(ネギアザミウマ)摂食/接触活性
ヒマワリ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥後、この葉片に様々な齢数のアザミウマ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の6日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P−5、P−10、P−15およびP−18は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。
実施例B13:ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(黄熱病蚊):
試験溶液をエタノール中200ppmの施用量で12ウェル組織培養プレートに入れた。堆積物を乾燥させてから、5匹の2〜5日齢の雌成虫ネッタイシマカ(Aedes aegypti)を各ウェルに加え、脱脂綿の塊中の10%のスクロース溶液で育てた。ノックダウンの評価を導入の1時間後に行い、死亡率を導入の24時間後および48時間後に評価した。以下の化合物:P−1、P−4、P−5、P−6およびP−15は、48時間後および/または24時間後のネッタイシマカ(Aedes aegypti)の少なくとも80%の防除を示した。
実施例B14:ハマダラカ(Anopheles stephensi)(インドマラリア蚊(Indian malaria mosquito)):
試験溶液をエタノール中200ppmの施用量で12ウェル組織培養プレートに入れた。堆積物を乾燥させてから、5匹の2〜5日齢の雌成虫ハマダラカ(Anopheles stephensi)を各ウェルに加え、脱脂綿の塊中の10%のスクロース溶液で育てた。ノックダウンの評価を導入の1時間後に行い、死亡率を導入の24時間後および48時間後に評価した。以下の化合物:P−1、P−4、P−5、P−6およびP−15は、48時間後および/または24時間後のハマダラカ(Anopheles stephensi)の少なくとも80%の防除を示した。
比較例:
先行技術の化合物:国際公開第2015/000715号の198頁に記載されている化合物V14.01:
Figure 2018513870
本発明の化合物:
Figure 2018513870
化合物V14.01およびP1は、チオフェン環とCF3置換基との間のフェニル基の挿入を除いて構造的に同一である。
実施例B13:
ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)、コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する殺虫作用。試験を生物学的実施例B2、B8およびB9にそれぞれ記載されているように行った。幼虫の摂食/接触活性(死亡率のみ)が、ブレイクポイント(BP80)値(百万分率)(すなわち、80%の幼虫死亡率をもたらす最小濃度)として報告される。
Figure 2018513870
表B13から明らかであるように、本発明に係る化合物2.007(表Pからの実施例P1)は、先行技術の化合物V14.01と比較して、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)、コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する優れた殺虫作用を示す。
殺虫活性のこの意外な向上は、これらの化合物のかなりの構造的類似性を考慮すると予想できないものであった。

Claims (14)

  1. 式I
    Figure 2018513870
    (式中、
    1が、メチン、窒素またはN−オキシドであり;
    1が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;または
    1が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり;または
    1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
    1が、R2で置換される窒素であり、ここで、R2が、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;または
    1が、酸素または硫黄であり;
    Qが、基QaまたはQb;
    Figure 2018513870
    であり、
    式中、矢印が、式Iへの結合点を表し、ZaおよびZbが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に炭素原子を介して結合される5員〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、ただし、各環系が、2個より多い酸素原子および2個より多い硫黄原子を含有することはできず、前記5員〜10員の環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換乃至多置換され得;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、5員複素環を含有する環に窒素原子を介して結合される5員〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ただし、前記環系が、1個より多い酸素原子および1個より多い硫黄原子を含有することはできず;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または
    ZaおよびZbが、互いに独立して、C1〜C6アルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC1〜C6アルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;
    2が、CR4または窒素であり;
    3が、CR5または窒素であり;
    3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
    3が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
    3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり;
    4が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
    5が、水素、ハロゲン、またはC1〜C4アルキルであり;
    2が、酸素または硫黄であり;
    3が、酸素または硫黄であり;
    nが、0、1または2である)の化合物、ならびに式Iの前記化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体。
  2. ZaおよびZbが、互いに独立して、J−0〜J−50:
    Figure 2018513870
    (式中、各基J−0〜J−50が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、前記置換基J−1〜J−50において、RX001が、水素またはC1〜C4アルキルである、請求項1に記載の式Iの化合物。
  3. 式I−1
    Figure 2018513870
    (式中、R1、A2、X1、X2、nおよびZaが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  4. 式I−1a
    Figure 2018513870
    (式中、
    2が、窒素、メタンまたはC−Clであり;
    3が、C1〜C4アルキルであり;
    1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZaが、
    Figure 2018513870
    からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  5. 式I−2
    Figure 2018513870
    (式中、R1、A3、X1、X3、nおよびZbが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  6. 式I−2a
    Figure 2018513870
    (式中、
    3が、窒素またはメチンであり;
    3が、C1〜C4アルキルであり;
    1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZbが、
    Figure 2018513870
    からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  7. 式I−3
    Figure 2018513870
    (式中、R1、A2、X1、X2、nおよびZaが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  8. 式I−3a
    Figure 2018513870
    (式中、
    2が、窒素またはメチンであり;
    3が、C1〜C4アルキルであり;
    1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;Zaが、置換基
    Figure 2018513870
    からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  9. 式I−4
    Figure 2018513870
    (式中、R1、A3、X1、X3、nおよびZbが、上の式Iで定義されるとおりであり;R3が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり;かつX1が、N−メチル、酸素または硫黄である)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  10. 式I−4a
    Figure 2018513870
    (式中、
    3が、窒素またはメチンであり;
    3が、C1〜C4アルキルであり;
    1が、C1〜C4ハロアルキル、またはC1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニルもしくはC1〜C4ハロアルキルスルホニルであり;かつZbが、
    Figure 2018513870
    からなる群から選択され、ここで、各Rxが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  11. 式IIaおよびIIb;
    Figure 2018513870
    (式中、R1、A1、X1、X2、A2、A3、X3およびR3が、式Iに記載されるとおりであり、かつXb1がハロゲンであり、ただし、IIbが、2−ブロモ−5−エチルスルホニル−4−[3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]チアゾールではない)の化合物。
  12. 活性成分として、それぞれの場合に遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態における、請求項1に記載の式Iの少なくとも1つの化合物または必要に応じてその互変異性体と、少なくとも1つの助剤とを含む殺有害生物組成物。
  13. 有害生物を防除するための方法であって、請求項12に記載の組成物を前記有害生物またはその環境に施用する工程を含むが、手術または治療による人または動物の身体の治療のための方法および前記人または動物の身体において実施される診断方法を除く、方法。
  14. 有害生物による攻撃から種子を保護するための方法であって、前記種子または前記種子が植えられる場所を、請求項12に記載の組成物で処理する工程を含む、方法。
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