JP2019503342A - 硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体 - Google Patents

硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体 Download PDF

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Abstract

式(I)【化1】(式中、置換基が、請求項1に定義されるとおりである)の化合物ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドが、殺虫剤として使用され得、かつそれ自体公知の方法で調製され得る。

Description

本発明は、硫黄置換基を含有する殺有害生物的に(pesticidally)活性な、特に殺虫的に活性な複素環式誘導体、それらの調製のためのプロセス、それらの化合物を含む組成物、および節足動物、特に昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例を含む動物有害生物(animal pest)を防除するためのそれらの使用に関する。
殺有害生物作用を有する複素環化合物は、公知であり、例えば、国際公開第2010/125985号および国際公開第2013/018928号に記載されている。ここで、硫黄を含有するアミノ誘導体置換基を有する新規な殺有害生物的に活性な複素環式トリアゾール誘導体が発見された。
従って、本発明は、式I
(式中、
Yは、OまたはSであり;
2は、水素、ハロゲン、C1〜C6ハロアルキルもしくはC1〜C6アルキルであり;または
2は、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、SF5、シアノ、C3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルもしくは−C(O)C1〜C6ハロアルキルであり;または
2は、R6から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
4は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか、もしくはR20によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;もしくはR20によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
4は、R7によって置換されたC1〜C4アルキルであり;または
4は、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、アミンもしくはヒドロキシルであり;
4は、R7によって置換されたC2〜C6アルケニルであるか、またはR7によって置換されたC2〜C6アルキニルであり;
5は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、またはC1〜C4アルキルスルファニルによって置換されたC1〜C4アルキルであり;
6およびR20は、相互に独立して、シアノ、ハロゲン、C1〜C6アルキルおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択され;
7は、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、またはフェニルであって、それ自体がR8から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るフェニルであり;
8は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはC1〜C4アルコキシであり;
3は、式Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10、Q11、Q12、Q13およびQ14
からなる群から選択されるラジカルであり、式中、
矢印は、イミダゾール環に対する結合点を示し;
Aは、CHまたはNを表し;
Xは、S、SOまたはSO2であり;
1は、C1〜C4アルキルもしくはC1〜C4ハロアルキルであり;または
1は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
1は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
9は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシもしくはS(O)m121であり;または
9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
9は、C3〜C6シクロアルキルカルボニルであり;
10は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルキニル、C2〜C6アルケニル、アミノ、NH−CN、N−(C1〜C4アルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキルカルボニル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノもしくは−S(O)mR13であり;または
10は、基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであり;または
10は、5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員環系は、基Vから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;
11は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、N−C1〜C4アルキルアミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノもしくはN−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキル)アミノであり;または
11は、基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであり;または
11は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
11は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
11は、5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系は、基Vから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;
12は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシもしくはC1〜C6ハロアルコキシであり;または
12は、基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであり;または
12は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
12は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
13は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、N−C1〜C4アルキルアミノ、N,N−(C1〜C4アルキル)2アミノもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;または
13は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
13は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルであり;
21は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、N−C1〜C4アルキルアミノ、N,N−(C1〜C4アルキル)2アミノもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;または
21は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
21は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルであり;
mは、0、1または2であり;
1は、0、1または2であり;
14は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
15は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、N−C1〜C4アルキルアミノもしくはN,N−(C1〜C4アルキル)2アミノであり;または
15は、基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであり;または
15は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
15は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
pは、0または1であり;
16は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
17は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシもしくはC1〜C6ハロアルコキシであり;または
17は、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキルおよびC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは二置換され得るアミノであり、前記C3〜C6シクロアルキルおよびC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル基は、それ自体、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;または
17は、Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであり;または
17は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
17は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または
17は、5〜6員環芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系は、Vから独立して選択される置換基によって一置換乃至多置換され得;
18は、水素、ハロゲン、アミノ、シアノ、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、またはシアノ、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルキルおよびハロゲンによって置換されたC3〜C6シクロアルキルであり;
19は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキルであり;
Zは、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−SH、アミノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;またはZは、ピリジルであり;前記ピリジルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;またはZは、ピリミジルであり;前記ピリミジルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;および
Vは、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルである)
の化合物、ならびに式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドに関する。
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和または不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸またはフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、または例えば安息香酸との酸付加塩、または有機スルホン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカン−またはアリールスルホン酸、例えばメタン−またはp−トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1個の酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩またはマグネシウム塩、またはアンモニアまたは有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−またはトリ−低級アルキルアミン、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−またはジメチルプロピルアミン、またはモノ−、ジ−またはトリヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミンを形成することができる。
置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状または分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシルおよびそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は、一価または多価不飽和であり得る。
ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキルまたはハロフェニルなどの、他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。
ハロアルキル基は、1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチルであり;好ましくは、トリクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびジクロロフルオロメチルである。
アルコキシ基は、好ましい1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシ、ならびに異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシラジカルであり;好ましくは、メトキシおよびエトキシである。
アルコキシアルキル基は、1〜6個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。
アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチルまたはイソプロポキシエチルである。
アルキルスルファニルは、例えばメチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニルおよびヘキシルスルファニルである。
アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニルおよびヘキシルスルフィニルである。
アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニルおよびヘキシルスルホニルである。
シクロアルキル基は、3〜6個の環炭素原子を有することが好ましく、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。
ハロアルコキシ基は、1〜4個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。ハロアルコキシは、例えば、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシである。
ハロアルキルスルファニル基は1〜4個の炭素原子の鎖長を有することが好ましい。ハロアルキルスルファニルは、例えば、ジフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルファニルまたは2,2,2−トリフルオロエチルファニルである。ラジカルC1〜C4ハロアルキルスルフィニルおよびC1〜C4ハロアルキルスルホニルについても同様に考察され、これらは、例えば、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニルまたは2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルであり得る。
本発明に関して、置換基の定義における「一置換乃至多置換される」とは、典型的には、置換基の化学構造に応じて、一置換〜七置換、好ましくは、一置換〜五置換、より好ましくは一置換、二置換または三置換されていることを意味する。
本発明に係る式Iの化合物はまた、塩形成中に形成され得る水和物を含む。
本発明によれば、5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、好ましくは、以下の芳香族またはヘテロ芳香族基:フェニル、ピロリル;ピラゾリル;イソオキサゾリル;フラニル;チエニル;イミダゾリル;オキサゾリル;チアゾリル;イソチアゾリル;トリアゾリル;オキサジアゾリル;チアジアゾリル;テトラゾリル;フリル;ピリジル;ピリミジル;ピラジニル;ピリダジニル;トリアジニル、ピラニル;(1H−ピロール−1−イル)−;(1H−ピロール−2−イル)−;(1H−ピロール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−1−イル)−;(1H−ピラゾール−3−イル)−;(3H−ピラゾール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−4−イル)−;(3−イソオキサゾリル)−;(5−イソオキサゾリル)−;(2−フラニル)−;(3−フラニル)−;(2−チエニル)−;(3−チエニル)−;(1H−イミダゾール−2−イル)−;(1H−イミダゾール−4−イル)−;(1H−イミダゾール−5−イル)−;(2−オキサゾール−2−イル)−;(オキサゾール−4−イル)−;(オキサゾール−5−イル)−;(チアゾール−2−イル)−;(チアゾール−4−イル)−;(チアゾール−5−イル)−;(イソチアゾール−3−イル)−;(イソチアゾール−5−イル)−;(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−;(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−;(1,2,3−オキサジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−4−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−;(1,2,3−チアジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−4−イル)−;(1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−;(1H−テトラゾール−1−イル)−;(1H−テトラゾール−5−イル)−;(2H−テトラゾール−5−イル)−;(2−ピリジル)−;(3−ピリジル)−;(4−ピリジル)−;(2−ピリミジニル)−;(4−ピリミジニル)−;(5−ピリミジニル)−;(2−ピラジニル)−;(3−ピリダジニル)−;(4−ピリダジニル)−;(1,3,5−トリアジン−2−イル)−;(1,2,4−トリアジン−5−イル)−;(1,2,4−トリアジン−6−イル)−;(1,2,4−トリアジン−3−イル)−および(フラザン−3−イル)−からなる群から選択される。
好ましくは、R7は、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシまたはフェニルであって、それ自体がR8から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るフェニルであり;R9は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、ヒドロキシルもしくはC1〜C6アルコキシであり;またはR9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または
9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;および
18は、水素、ハロゲン、アミノ、シアノ、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルである。
式Iの化合物の好ましい群は、式I−1
(式中、R3は、式Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10、Q11、Q12、Q13およびQ14
からなる群から選択されるラジカルであり、式中、A、R2、R4、R9、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R18およびR19は、上記の式Iで定義されているとおりであり;Xは、S、SOまたはSO2であり;R1は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり、好ましくはエチルであり;およびR5は、式Iにおいて上記に定義されているとおりであり、好ましくはメチルである)
の化合物、ならびにこれらの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドによって表される。
式I−1の化合物のさらに好ましい群は、R4が、メチル、エチル、シクロプロピルであるものである。
前記式I−1の化合物の好ましい群において、R5は、メチルであることが好ましい。前記式I−1の化合物の好ましい群のさらに好ましい実施形態は、Aが好ましくはNであり;Xが好ましくはSまたはSO2であり、およびR1が好ましくはエチルである式I−1の化合物を含む。
式Iの化合物、式I−1の化合物および上記の式I−1の化合物のすべての好ましい実施形態において、R3は、好ましくは、Q1〜Q6
からなる基Qから選択され、式中、R18は、水素であり;A、R9、R10およびR11は、上記の式Iで定義されているとおりであり;Xは、S、SOまたはSO2であり;R1は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり、好ましくはエチルであり;およびR5は、上記の式Iで定義されているとおりであり、好ましくはメチルであり、ならびにこれらの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドである。
本発明のさらに好ましい実施形態は、式I−1
(式中、
2は、C1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり;
4は、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキル、特にメチル、エチルまたはシクロプロピルであり;
5は、C1〜C4アルキル、特にメチルであり;
3は、Q1〜Q6
(式中、
1は、C1〜C4アルキル、特にエチルであり;
Xは、S、SOまたはSO2、特にSまたはSO2であり;
9、R10およびR11は、上記の式Iで定義されているとおりであり;
18は、水素であり;および
Aは、NまたはCHである)
からなる群から選択される)
の化合物、ならびに式I−1の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドによって表される式Iの化合物を含む。
式I−1
(式中、
Aは、NまたはCHであり;
2は、C1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり;
Xは、S、SOまたはSO2、特にSまたはSO2であり;
3は、Q1〜Q6
(式中、R18は、水素であり;R1は、C1〜C4アルキル、特にエチルであり;
4は、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキル、特にメチル、エチルまたはシクロプロピルであり;
5は、C1〜C4アルキル、特にメチルであり;
9は、水素もしくはC1〜C4アルキルであり;または
9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
10は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−C3〜C6シクロアルキルカルボニルアミノもしくは−S(O)213であり;または
10は、シアノおよびハロゲンから選択される基によって一置換もしくは二置換されたC1〜C4アルキルであり;または
10は、フェニル、ピリジニルまたはピラゾリルであり;前記フェニル、ピリジニルまたはピラゾリルは、C1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンから独立して選択される置換基によって一置換乃至多置換され得;
11は、C1〜C4アルキル、N−C1〜C4アルキルアミノまたはN,N−(C1〜C4アルキル)2アミノである)
からなる群から選択される)
の化合物、ならびに式I−1の化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドがさらに好ましい。
さらに好ましい式I−1の化合物は、
AがNまたはCHであり;
2がC1〜C4ハロアルキル、特にトリフルオロメチルであり;
XがS、SOまたはSO2、特にSまたはSO2であり;
3が、Q1〜Q6
(式中、R18は、水素であり;R1は、C1〜C4アルキル、特にエチルであり;
4は、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキル、特にメチル、エチルまたはシクロプロピルであり;
5は、C1〜C4アルキル、特にメチルであり;
9は、水素、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキル、特に水素、メチルまたはシクロプロピルであり;
10は、水素、C1〜C6アルキル、特に水素およびメチルであり;
11は、C1〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、または水素、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキル、特に水素、メチルおよびシクロプロピルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルである)
からなる群から選択されるものである。
さらに好ましい式I−1の化合物は、
YがOであり;
2がC1〜C2ハロアルキルであり;
4がC1〜C3アルキルまたはシクロプロピルであり;
5がC1〜C3アルキルであり;
3が、Q1〜Q7、Q9、Q10およびQ11
(式中、Xは、S、SOまたはSO2、特にSまたはSO2であり;
1は、C1〜C3アルキルであり;
Aは、NまたはCHであり;
9は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシルもしくはC1〜C6アルコキシであり;または
9は、シクロプロピルカルボニル、シクロプロピル、シアノによって一置換されたシクロプロピルであるか、またはS(O)21〜C2アルキルであり;
10は、水素、C1〜C6アルキル、S(O)21〜C2アルキル、S(O)2シクロプロピル、アミノ、N−(C1〜C2アルキル)アミノまたはN−(C1〜C2アルキル)N−(シクロプロピルカルボニル)アミノであり;
10は、シアノによって一置換されたC1〜C4アルキルであり;
11は、シアノによって置換され得るC1〜C6アルコキシまたはシクロプロピルであり;
12は、ヒドロキシルまたはC1〜C4アルキルであり;
14は、C1〜C4アルキルであり;
15は、シクロプロピルであり;
pは、1であり;
18は、水素、C1〜C3アルキル、ハロゲン、シクロプロピルまたはシアノであり;および
19は、C1〜C4アルコキシである)
からなる群から選択されるものである。
本発明に係る式(I)の化合物を調製するためのプロセスは、当業者に公知の方法により、または例えば国際公開第2009/131237号、国際公開第2011/043404号、国際公開第2011/040629号、国際公開第2010/125985号、国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号、国際公開第2013/191113号、国際公開第2013/180193号および国際公開第2013/180194号に記載の方法により実施され、ならびに式II
(式中、R3は、基Q1a〜Q14a
(式中、Zは、X−R1または例えばハロゲンといった脱離基であり、X、R1、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19およびAは、上記の式Iで記載されているとおりであり、ラジカルQ中の矢印は、式IIの化合物中のカルボキシル基の炭素原子に対する結合点を示す)
から選択される)
の化合物と、式III
(式中、R2、R4およびR5は、上記の式Iで記載されているとおりである)
の化合物との、例えばポリリン酸などの脱水剤の存在下で150℃〜250℃の温度における、置換基が上記および式Iに記載されている式Iaの化合物が得られる反応を含む。
このようなプロセスは周知であり、例えば国際公開第2008/128968号または国際公開第2006/003440号において記載されている。このプロセスは、式Iaの化合物に係るスキーム1に概要が示されている。
スキーム1から分かるとおり、式Iaの化合物は、式IVの化合物の中間体(および/またはその位置異性体IVa)を介して形成される。中間体IVもしくは中間体IVaは純粋なものとして形成され得、または中間体IVおよびIVaは位置異性アシル化生成物の混合物として生じ得る。そのため、多くの事例において、単離し得および任意選択により精製し得るこのような中間体IV/IVaを介して式(I)の化合物を調製することが有利である。これは、式Iaの化合物についてスキーム2に例示されている。
式IVおよび/もしくはIVaの化合物(もしくこれらの混合物)またはその塩(式中、R3は、上記に定義されているとおりであり、R2、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)は、以下により調製され得る。
i)活性化種IIa(式中、Qは、上記に定義されているとおりであり、X00は、ハロゲン、好ましくは塩素である)を形成する、当業者に公知であると共に例えばTetrahedron,2005,61(46),10827−10852に記載の方法よる式IIの化合物(式中、R3は、上記に定義されているとおりである)の活性化。例えば、化合物IIa(式中、X00は、ハロゲン、好ましくは塩素である)は、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)の存在下における、塩化メチレン(CH2Cl2)またはテトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶剤中、20〜100℃の温度、好ましくは25℃の温度における、例えば、塩化オキサリル((COCl)2)または塩化チオニル(SOCl2)によるIIの処理によって形成される。あるいは、例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)またはジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)による式IIの化合物の処理で、ピリジンまたはテトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶剤中、任意選択により、トリエチルアミンなどの塩基の存在下において、25〜180℃の温度で活性化種IIa(それぞれ、式中、X00は、X01またはX02である)が生成され;続いて、
ii)任意選択により、トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはトルエンなどの不活性溶剤中、0〜80℃の温度における式IIIの化合物(またはその塩)(式中、R2、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)による活性化種IIaの処理で、式IVおよび/またはIVaの化合物(またはこれらの混合物)が形成される。
例えば、メタンスルホン酸またはパラ−トルエンスルホン酸(TsOH)などの酸触媒の存在下、N−メチルピロリジン(NMP)などの不活性溶剤中、25〜180℃、好ましくは100〜170℃の温度、任意選択によりマイクロ波条件下での例えば化合物IVおよび/またはIVa(またはこれらの混合物)の加熱による脱水により、式IVおよび/またはIVaの化合物(またはこれらの混合物)をさらに式Iaの化合物(式中、R3は、上記に定義されているとおりであり、R2、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)に転換し得る。このようなプロセスは、例えば国際公開第2010/125985号において既に記載されている。
式Iaの化合物(式中、R3は、上記に定義されているとおりであり、Zは、脱離基、例えばハロゲン、好ましくはフッ素または塩素であり、R2、R3、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)を、式V
1−SH(V)
の化合物またはその塩(式中、R1は、式Iに定義されているとおりである)と、任意選択により、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下において、不活性溶剤中、好ましくは25〜120℃の温度で反応させて、式Ibの化合物(式中、R1は、上記の式Iについて記載されているとおりであり、R2、R3、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)を生成することが可能である。用いる溶剤の例としては、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、t−ブチルメチルエーテルおよび1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリル、またはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセタミド、N−メチル−2−ピロリドンもしくはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶剤が挙げられる。同様の化学が、例えば国際公開第2013/018928号に既に記載されている。式Vの化合物の塩の例は、式Va
1−S−M(Va)
(式中、R1は、上記に定義されているとおりであり、Mは、例えばナトリウムまたはカリウムである)の化合物を含む。これは、Q5aの場合の式Ibの化合物についてスキーム3に例示されている。同等の反応をQ1a〜Q14aで達成可能である。
あるいは、この反応は、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などのパラジウム触媒の存在下において、キサントホスなどのホスホルリガンド(phosphor ligand)の存在下において、例えばキシレンといった不活性溶剤中、100〜160℃、好ましくは140℃の温度で、Perrio et al.Tetrahedron 2005,61,5253−5259に記載のとおり実施可能である。
XがSO(スルホキシド)および/またはSO2(スルホン)である式Iの化合物のサブグループは、他の酸化剤の中でも、例えばメタクロロ過安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸tert−ブチルなどの試薬が使用される、XがSである対応する式Iのスルフィド化合物(すなわち、上記の式Ibの化合物)の酸化反応により入手され得る。この酸化反応は、一般に溶剤の存在下で行われる。この反応において用いられる溶剤の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸;水;ならびにこれらの混合物が挙げられる。この反応において用いられる酸化剤の量は、一般に、スルホキシド化合物I(式中、X=SOである)を生成するための1モルのスルフィド化合物Ibを基準として、1〜3モル、好ましくは1〜1.2モルであり、およびスルホン化合物Iを生成するための1モルのスルフィド化合物Ib(式中、X=SO2である)を基準として、好ましくは2〜2.2モルの酸化剤である。このような酸化反応は、例えば国際公開第2013/018928号に開示されている。
式IIIaの化合物(式中、R2、R4およびR5は、上記の式Iについて記載されているとおりである)を式VIIIの化合物から調製するためのシーケンスは、以下を含み得る:i.炭酸ナトリウム、炭酸カリウムもしくは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下における、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセタミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶剤中での、式VIIの化合物(式中、R6、R4およびR2は、上記の式Iについて記載されているとおりである)が生成されるR6−XLG(式中、R6は、上記の式Iについて記載されているとおりであり、XLGは、ハロゲン、好ましくはヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による化合物VIIIのアルキル化;ii.典型的な条件下(例えば、Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,Fourth Edition by Jerry March,1992(Publisher Wiley New York,N.Y.)pages 523−525を例えば参照されたい)における化合物VIIのニトロ化反応;および最後にiii.典型的な条件下(例えば、Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,Fourth Edition,Jerry March,1992(Publisher Wiley New York,N.Y.)p1216−1217を例えば参照されたい)における化合物VIの還元反応。スキーム4を参照されたい。
式VIIIの化合物は、例えばSynthesis 2005,No.8,pp1269−1278、およびSynthesis 2011,No.7,pp1149−1156といった当業者に公知の方法により形成され得る。
式I−2aの化合物(式中、Zは、X−R1または例えばハロゲンといった脱離基であり、X、R1、R4、R6、AおよびR2は、上記の式Iについて記載されているとおりである)は、式IIの化合物またはIIaの化合物のそれぞれ(式中、Zは、X−R1または例えばハロゲンといった脱離基であり、X、R1およびAは、上記の式Iについて記載されているとおりであり、X00は、上記に記載のとおりである)と、式IIIaの化合物(式中、R6およびR2は、上記の式Iについて記載されているとおりである)との、上記の式II/IIaおよびIIIの化合物からの式Iaの化合物の調製(スキーム1および2を参照されたい)に係るものと同様の条件下での反応により調製し得る。これは、Q5aの場合の式IIIaの化合物についてスキーム5に例示されている。同等の反応をQ1a〜Q14aまたはQ1〜Q14で達成可能である。
式IIの化合物は公知であるか、または当業者に公知の方法により合成可能である。次の下記のスキームに記載されているすべての反応は、酸またはエステル形態の式IIの化合物または前駆体で達成可能である。
式IXの化合物(式中、X、R2、R4およびR5は、上記に定義されているとおりであり、Qbは、式Q1b〜Q4b
(式中、Yは、例えばブロミドといったハロゲンまたは保護されているもしくは保護されていないアミンなどの脱離基であり、Rは、水素またはC1〜C4アルキル基であり、R1およびR18は、上記の式Iで定義されているとおりである)からなる群から選択されるラジカルである)は、QaアナログまたはR3アナログ(スキーム1、2および5を参照されたい)について既述のとおり調製され得る。この変換はスキーム6により例示されている。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4およびR5は、上記の式Iで定義されているとおりであり、およびR3は、Q1、Q4、Q5およびQ6である)はまた、式IXの化合物(式中、X、R1、R2、R4およびR5は、式Iに記載されているとおりであり、Qbは、ラジカルQ1bまたはQ2bである)をブッフバルト・ハートウィグ(Buchwald−Hartwig)クロスカップリングにより反応させることにより調製可能であり、これは、例えば、式IXの化合物(式中、Yは、例えば、塩素、臭素もしくはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのアリール−もしくはアルキルスルホネートといった脱離基である)と、例えば式XaまたはXbの化合物との反応を含む。この反応は、例えば酢酸パラジウムといったパラジウム系触媒により、炭酸セシウムまたはナトリウムt−ブトキシドのような塩基の存在下において、例えばトルエンといった溶剤または溶剤混合物中、好ましくは不活性雰囲気下およびBINAPまたはキサントホスなどのキレート化ホスフィンの存在下において触媒可能である。反応温度は、好ましくは、周囲温度〜反応混合物の沸点の範囲であることが可能である。このようなブッフバルト・ハートウィグクロスカップリングは当業者に周知であり、多くの変形例が文献において記載されており、例えばStrategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis(Kurti,Laszlo;Czako,Barbara;Editors.Ed.ELSEVIER)2005,p70および引用文献;Modern Tools for the Synthesis of Complex Bioactive Molecules(Chapter 3:Metal−catalyzed C−heteroatom cross−coupling reactions)2012,p.77−109においてレビューされている。
あるいは、同様の反応を、ヨウ化銅(I)(Cul)または銅(II)トリフルオロメタンスルホネートなどの銅供給源、および2,2’−ビピリジン、プロライン、N,N’−ジメチルグリシンまたはエチレングリコールなどのリガンドの存在下において、トリエチルアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムt−ブトキシド、カリウムt−ブトキシドなどの好適な塩基の存在下で行うことが可能である。この反応は、1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリジノンなどの好適な溶剤中において、摂氏100〜180度の温度で15〜60分間にわたりマイクロ波の照射下で行うことが可能である。例えば、米国特許出願公開第20140142081号明細書、Chemical Communications 2011,47(31),8976−8978;Advanced Synthesis&Catalysis 2010,352(18),3158−3162を参照されたい。
あるいは、式Iの化合物(式中、R1、R2、R4、R5およびXは、式Iで定義されているとおりである)は、例えば、炭酸カリウムなどの塩基性条件下、DMFなどの溶剤中における式IXaの化合物(式中、Yは、例えばフッ素といった脱離基である)と式Xaの化合物との反応が含まれる求核置換により調製可能であり、例えばBioorganic&Medicinal Chemistry Letters 2013,23(6),1720−1726;国際公開第2010137349号を参照されたい。スキーム10を参照されたい。
あるいは、式IXbの化合物(式中、X、R1、R2、R4およびR18は、上記の式Iで定義されているとおりである)は、スキーム11に示されているとおり、式IXの化合物(式中、X、R1、R2、R4およびR18は、上記の式Iで定義されているとおりであり、Yは、塩化物または臭化物などの脱離基である)から開始する、N,N−ジメチルホルムアミドまたはDMSOなどの溶剤中、ヨウ化銅などの触媒の存在下もしくは不在下、プロラインまたはDMEDAなどのリガンドの存在下における例えばアジ化ナトリウム由来のアジド基による脱離基(LG)の置換により調製可能であり、典型的な還元条件下におけるアミン中のアジド基の還元がこれに続いても続かなくてもよい(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p409を参照されたい)。これらの反応は、これらの条件と適合性である種々の有機溶剤または水性溶剤中において、0℃未満から溶剤系の沸点以下の温度により行うことが可能である。この変換を実現するためのこの一連の反応は当業者に周知であり、例えば、同様の反応は、Medicinal Chemistry Research,24(1),171−181;2015;Tetrahedron Letters,53(23),2922−2924;2012に記載されている。あるいは、この反応は、ワンステップで行うことが可能であり、例えば、Journal of Organic Chemistry(2010),75(14),4887−4890およびその引用文献において記載されているとおり、アジドは、銅触媒条件下においてインサイチュで還元可能である。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q5およびQ6から選択され、R10は、水素である)は、アルデヒドRxCH(O)による還元性アミノ化、またはR9−XLG2によるアルキル化を介したN−R9結合の形成により形成可能である。還元性アミノ化は、アルデヒドVIIおよびシアノ水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤による式IXの化合物の処理で達成し得る。このような反応は、十分に確立された方法で実施することが可能であり、例えばSynthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations,a Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p421に記載されている種々の条件を用いることが可能である。アルキル化はR9−XLG2(式中、XLG2は、クロロ、ブロモ、ヨード、メシレート、トリフレートである)による、炭酸カリウムなどの塩基の存在下における、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドまたはトルエンなどの溶剤中での式IXの化合物の処理により達成され得、これにより、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q5およびQ6から選択され、R10は、水素である)を得ることが可能である。このような反応は、例えば、Organic Preparations and Procedures International,36(4),347−351;2004;国際公開願第2004074270号、またはTetrahedron,59(39),7651−7659;2003に記載されている十分に確立された方法で実施可能である。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q1およびQ4から選択される)は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q5およびQ6から選択され、R10は、水素である)と、式XIIIの化合物(式中、XLG1は、OH、C1〜C6アルコキシまたはCl、FもしくはBrである)との反応により形成可能である。XLG1がOHである場合、このような反応は、通常、ジシクロヘキシル−カルボジイミド(「DCC」)、N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(「EDC」)またはビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスホン酸クロリド(「BOP−C1」)などのカップリング試薬の存在下、塩基の存在下、および任意選択によりヒドロキシベンゾ−トリアゾール(「HOBT」)などの求核性触媒の存在下で実施される。XLG1がClである場合、このような反応は、通常、塩基の存在下、および任意選択により例えばジメチルアミノピリジンといった求核性触媒の存在下で実施される。あるいは、好ましくは酢酸エチルといった有機溶剤と、好ましくは炭酸水素ナトリウム溶液といった水性溶剤とを含む二相系中においてこの反応を実施することが可能である。XLG1がC1〜C6アルコキシである場合、熱プロセスにおいてエステルおよびアミンを一緒に加熱することによりエステルをアミドに直接転換させることが場合により可能である。好適な塩基としては、ピリジン、トリエチルアミン、4−(ジメチルアミノ)−ピリジン(「DMAP」)またはジイソプロピルエチルアミン(ヒューニッヒ塩基)が挙げられる。好ましい溶剤は、NN−ジメチルアセタミド、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、酢酸エチルおよびトルエンである。この反応は、摂氏0度〜摂氏100度、好ましくは摂氏15度〜摂氏30度の温度、特に周囲温度で実施される。このような反応は十分に確立された方法で実施可能であり、例えばSynthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations,a Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p972に記載されている種々の条件を用いることが可能である。あるいは、順序を逆にすることが可能であり、アセチル化を最初に行い、二番目にアルキル化または還元性アミノ化を行って、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q1およびQ4から選択され、R9は、水素である)を得ることが可能であり、次いでこれらの化合物をアルキル化して、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R3は、Q1およびQ4から選択される)を得ることが可能である。例示については、スキーム12を参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択される)は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、OHである)からエステル化により形成可能である。これらの変換は当業者に周知であり、例えば、アルコールの存在下、酸性条件下におけるエステル化(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p966を参照されたい)であるか、または例えば塩化アシルなどの酸ハロゲン化物を介したエステル化(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p963を参照されたい)、および次いで、例えば置換または無置換のC1〜C6アルコキシルなどの求核剤を伴う反応(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p978を参照されたい)である。スキーム13、変換Eを参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、アルコキシ基である)は、式IXcの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qbは、Q1bおよびQ2bから選択され、Yは、シアノである)から、アルコールの存在下、酸性条件下におけるエステル化により直接得ることが可能である(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p993を参照されたい)。スキーム13、変換Cを参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q2およびQ3から選択される)は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、OHである)からアミドカップリングにより形成可能である。これらの変換は当業者に周知であり、例えば、アミン基を伴うカップリング反応(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations;A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p972−976を参照されたい)によるものであるか、または例えば塩化アシルなどの酸ハロゲン化物を介したカップリング反応(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations;Aa Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p.963を参照されたい)、および次いで、例えばアミノ基置換または無置換のHNR910などの求核剤を伴う反応(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations,A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p979を参照されたい)によるものである。スキーム13、変換Fを参照されたい。
あるいは、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q2およびQ3から選択される)は、式IXcの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qbは、Q1bおよびQ2bから選択され、Yは、シアノである)から、アミン(HNR910)の存在下、種々の条件下における反応により直接得ることが可能である(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations,A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p994を参照されたい)。スキーム13、変換Bを参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、OHである)は、以下により形成することが可能である。1)式IXcの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qbは、Q1bおよびQ2bから選択され、Yは、臭化物などの脱離基である)と、シアン化亜鉛などのシアン化物供給源とのパラジウム触媒などの金属触媒の存在下または不在下における反応(例えば、Med.Chem.Commun.,2010,1,309−318を参照されたい)。2)酸性または塩基性条件下でのシアノ基の加水分解による反応(例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p993を参照されたい)。スキーム13、変換AおよびDを参照されたい。
あるいは、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、OHである)は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、C1〜C6アルコキシである)の、例えば水酸化ナトリウムまたは水酸化リチウムなどの酸性または塩基性条件下、水およびテトラヒドロフランなどの溶剤の混合物中における反応により形成可能である。このようなものは当業者に周知であり、例えばSynthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p981において例示されている。スキーム13、変換Ebを参照されたい。
あるいは、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q2およびQ3から選択される)は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択され、R12は、C1〜C6アルコキシである)から、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations:A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p987に記載されている種々の条件下におけるHNR910との反応により形成可能である。スキーム13、変換Gを参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択される)は、式IXdの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qb’は、Q1b’およびQ2b’から選択され、Y1は、式XIVの基である)から、水などの溶剤中における例えば過ヨウ素酸ナトリウムを伴う酸化により形成可能である。オゾニドまたはジオールのいずれかを介したオレフィンのカルボニル誘導体へのこの酸化切断は当業者に周知であり、有機合成において広く用いられている。例えば、Synthetic Organic Methodology:Comprehensive Organic Transformations.A Guide to Functional Group Preparations,Larock,R.C.1989 p595;Science of Synthesis 2007,p17−24を参照されたい。この変換は、1)式IXdの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qb’は、Q1b’およびQ2b’から選択され、Y1は、式XIVの基である)の式IXdの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qb’は、Q1b’およびQ2b’から選択され、Z1は、ジオールアナログXIVaである)への変換、これに続く2)ジオールのアルデヒドまたはケトンへの酸化切断により、同一タイプのジオール中間体を介する2つのステップとすることが可能である。ステップ1については、例えば、Curr.Org.Chem.,2004,8,1159;Chem.Rev.,1980,80,187;Chem.Rev.,1994,94,2483を参照されたい。ステップ2については、例えば、Organic Letters,12(7),1552−1555;2010;Synlett,(5),739−742;2009;Chemistry Letters,(12),1951−2;1982;Science of Synthesis 2007,p17−24;Synthesis,(1),64−5;1989および引用文献を参照されたい。RcがC1〜C4アルコキシである場合、ビニルエステル官能基の加水分解は、式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q9およびQ10から選択される)をもたらすこととなる。この変換は文献において周知であり、Journal of Organic Chemistry,55(10),3114−8;1990によって例示可能である。
式IXdの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qb’は、Q1b’およびQ2b’から選択され、Y1は、式XIVの基である)は、式IXの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qbは、Q1bおよびQ2bから選択され、Yは、例えば、塩素、臭素もしくはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホン酸などのアリール−もしくはアルキルスルホネートといった脱離基である)から、ビスピナコールジボラン(Bpin)2を伴って、パラジウム触媒およびYb1−Y1誘導体下(式中、Yb1は、例えばB(OH)2またはB(ORb22(式中、Rb2は、C1〜C6アルキル基であるか、または2個の基ORb2がホウ素原子と一緒になって、例えばボロン酸ピナコールエステルといった5員もしくは6員環を形成可能である)といったホウ素由来官能基であることが可能である)で形成可能である。この反応は、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)、ビス(トリフェニル−ホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドまたは(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)といったパラジウム系触媒により、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下において、溶剤(1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフランまたはジオキサンなど)中、または例えば1,2−ジメトキシエタンおよび水の混合物、もしくはジオキサンおよび水の混合物といった溶剤混合物中において、好ましくは不活性雰囲気下で触媒されることが可能である。この反応温度は、好ましくは、周囲温度〜反応混合物の沸点の範囲であることが可能であり、または代替的に、マイクロ波の照射下で加熱を行い得る。この反応はスズキクロスカップリングとして知られている。このようなスズキ反応は当業者に周知であり、例えばJ.Orgmet.Chem.576,1999,147−168、またはKurti,Laszlo;Czako,Barbara;(Editors)Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis(2005)p448においてレビューされている。
あるいは、式IXdの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qb’は、Q1b’およびQ2b’から選択され、Y1は、式XIVの基である)は、式Yb2−Y1誘導体化合物(式中、Yb2は、トリアルキル錫誘導体、好ましくはトリ−n−ブチル錫である)と式IXの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、Qbは、Q1bおよびQ2bから選択され、Yは、例えば、塩素、臭素もしくはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホン酸などのアリール−もしくはアルキルスルホネートといった脱離基である)とのスティル反応により調製可能である。このようなスティル反応は、通常、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)または(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)といったパラジウム触媒の存在下において、DMF、アセトニトリルまたはジオキサンなどの不活性溶剤中において、任意選択により、フッ化セシウムまたは塩化リチウムなどの添加剤の存在下および任意選択により例えばヨウ化銅(I)といったさらなる触媒の存在下で実施される。このようなスティルカップリングは当業者に周知でもあり、例えばJ.Org.Chem.、2005,70,8601−8604,J.Org.Chem.,2009,74,5599−5602、およびAngew.Chem.Int.Ed.,2004,43,1132−1136に記載されている。ヘックカップリング(例えば、予行集(Electrochemical Society)2006,p2004−24、またはKurti,Laszlo;Czako,Barbara;(Editors)Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis(2005)p196を参照されたい)、またはネギシクロスカップリング(例えば、またはKurti,Laszlo;Czako,Barbara;(Editors)Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis(2005)p310を参照されたい)などの他の代替も可能である。スキーム14を参照されたい。
式Iの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、上記の式Iで定義されているとおりであり、R7は、Q13およびQ14から選択される)は(スキーム15に示されているとおり)、式IXbの化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、式Iで定義されているとおりであり、Qcは、Q1cおよびQ2cから選択される)と式XVの化合物(式中、R16およびR17は、式Iで定義されているとおりである)との反応により調製可能である。一般に、これらの反応は、TiCl4などの好適な脱水剤を用いて、または溶剤もしくはマイクロ波の還流を介した加熱下での共沸蒸留などの方法を用いて可能とされる。このような反応は、例えばMarch’s Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,5th Edition;Smith,Michael B.;March,Jerry p1185;Tetrahedron:Asymmetry 2008,19(1),93−96に記載されている十分に確立された方法で実施することが可能である。
スルフィルイミンI(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、式Iで定義されているとおりである)と定義される式Iの化合物(式中、Gは、−N(=SR1415)である)のサブグループは、式IXbの化合物の化合物(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、式Iで定義されているとおりであり、Qcは、Q1cおよびQ2cから選択される)をイミン化反応条件(ステップA、スキーム16)下で反応させることにより調製され得る。スルホキシイミンIと定義される式Iの化合物の特定のサブグループ(式中、Xは、−N=S(O)R1415である)は、上記(ステップB)に定義されているとおり、式Ibのスルフィルイミン化合物の酸化により入手し得る。スキーム16を参照されたい。
スルフィルイミンI(ステップA)またはスルフィルイミンI(ステップC)を得るための典型的な調製方法および反応条件は、G.Y.Cho,C.Bolm,Tetrahedron Lett.2005,46,8007−8008に記載されているSR1415もしくは(O)SR1415、および例えばPhI(OAc)2といった酸化剤;またはC.Bolm et al.,Synthesis 2010,No 17,2922−2925に記載されているN−ブロモスクシンイミド(NBS)およびナトリウムもしくはカリウムt−ブトキシドなどの塩基を含む。代わりに、N−ヨードスクシンイミド(NIS)またはヨウ素などの酸化剤も、例えば、O.G.Mancheno,C.Bolm,Org.Lett.2007,9,3809−3811に記載されているとおり用いられ得る。次亜塩素酸ナトリウムNaOClなどの酸化剤として用いられる次亜塩素酸塩の例は、国際公開第2008/106006号に記載されていた。
式Iの化合物(スルフィルイミンI)(式中、X、R1、R2、R4、R5、R9、R10、R18およびAは、KMnO4、mCPBA、NaIO4/RuO2、H22、オキソンなどの典型的な酸化試薬である)からスルホキシイミンIを得るための典型的な調製方法および反応条件(ステップB)である。このような反応は、例えば、Journal of Organic Chemistry 1979,p2510;Monatshefte fuer Chemie 1985,116(10),1153−64に記載の十分に確立された方法で実施可能である。
あるいは、式Iの化合物(式中、R3は、Q11またはQ12であり、pは、1である)は、式I−1の化合物(式中、R3は、Q1bまたはQ2bで、Zは、臭化物などのハロゲンである)をパラジウムカップリングを介して反応させることにより調製可能である(スキーム16b)。このような反応は、通常、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)または(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オン;パラジウムといったパラジウム触媒の存在下、DMF、アセトニトリルまたはジオキサンなどの不活性溶剤中、任意選択により、rac−BINAPまたは5−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−キサンテン−4−イル)−ジフェニル−ホスファンなどの追加のリガンドの存在下、および任意選択により炭酸セシウムなどの塩基の存在下で実施される。これらの反応の例は、例えばRSC Advances 20166(61)p55710−55714,Tetrahedron Letters 1998 39(32)p5731−5734またはJournal of Organic Chemistry 2000 65(1)p169−175に記載されている。
式Iの化合物(式中、Yは、Sである)は、式I−1の化合物(式中、Yは、Oである)を、例えばローソン試薬といった硫黄原子を移動させることが可能である試薬と、例えばジメチルホルムアミドまたはトルエンなどの溶剤中で、通常、50〜150℃の温度で反応させることにより調製可能である(スキーム17)。この種の変換は当業者に公知であると共に、例えば、Tetrahedron(2007),63(48),11862−11877または米国特許出願公開第20120309796号明細書に記載されている。
あるいは、C(O)のOは、例えば式IX、IXcまたはIXdの化合物などの先の中間体におけるSに変換可能である。
反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属ジアルキルアミドまたはアルカリ金属またはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離またはN−アルキル化飽和または不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)である。
反応剤は、そのままで、すなわち、溶媒または希釈剤を加えずに、互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒または希釈剤またはこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒または希釈剤としても働き得る。
反応は、約−80℃〜約+140℃、好ましくは約−30℃〜約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を、慣例的な方法で、本発明に係る他の置換基で置換することにより、式Iの別の化合物へと、それ自体公知の方法で転化され得る。
それぞれ好適な反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応工程において、1個の置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、または複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。従って、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物または好適なイオン交換試薬による処理により、遊離化合物Iの酸付加塩へと、および例えば、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理により、塩基による塩へと、慣例的な方法で転化され得る。
式Iの化合物の塩は、例えば塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、従って反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で、例えば、塩酸塩などの無機酸塩を、酸のナトリウム塩、バリウム塩または銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば、他の酸付加塩へと、それ自体公知の方法で転化され得る。
手順または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態または塩の形態で得られる。
式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対および相対配置に応じて、および/または分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば、対掌体および/またはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、あるいは鏡像異性体混合物、例えば、ラセミ体、ジアステレオマー混合物またはラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態でまたはこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能なすべての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記および下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
式Iの化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ混合物は、どの出発材料および手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態または塩形態で、例えば、分別結晶化、蒸留および/またはクロマトグラフィにより、成分の物理化学的差異に基づいて、純粋なジアステレオマーまたはラセミ体へと、公知の方法で分離され得る。
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば、光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィ、例えば、好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィ(HPLC)により、例えば、1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、またはジアステレオマー塩への転化により、例えば、塩基性最終生成物ラセミ体を、カルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸またはリンゴ酸、またはスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を、例えば、異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることによって光学対掌体へと分解され得る。
純粋なジアステレオマーまたは鏡像異性体は、本発明に従って、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的またはエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば、立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
N−オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561−73,1989または国際公開第00/15615号といった文献から公知である。
個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体またはジアステレオマー、または異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物またはジアステレオマー混合物を単離または合成することが有利である。
式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、必要に応じて、水和物の形態で得ることもでき、および/または他の溶媒、例えば、固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
以下の表1〜10に表される化合物は、上述される方法に従って調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。
表1:この表は、式I−1aの10種の化合物1.001〜1.010:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは以下に定義されているとおりである)
および表1の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表2:この表は、式I−1aの10種の化合物2.001〜2.010(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表1に定義されているとおりである)を開示する。
表3:この表は、式I−1aの10種の化合物3.001〜3.010(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表1に定義されているとおりである)を開示する。
表4:この表は、式I−2aの10種の化合物4.001〜4.010:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは以下に定義されているとおりである)
および表4の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表5:この表は、式I−2aの10種の化合物5.001〜5.010(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表4に定義されているとおりである)を開示する。
表6:この表は、式I−2aの10種の化合物6.001〜6.019(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表4に定義されているとおりである)を開示する。
表7:この表は、式I−3aの10種の化合物7.001〜7.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは以下に定義されているとおりである)
および表7の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表8:この表は、式I−3aの12種の化合物8.001〜8.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表7に定義されているとおりである)を開示する。
表9:この表は、式I−3aの12種の化合物9.001〜9.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表7に定義されているとおりである)を開示する。
表10:この表は、式I−4aの12種の化合物10.001〜10.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは以下に定義されているとおりである)
および表10の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表11:この表は、式I−4aの12種の化合物11.001〜11.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表10に定義されているとおりである)を開示する。
表12:この表は、式I−4aの12種の化合物12.001〜12.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R11およびAは表10に定義されているとおりである)を開示する。
表13:この表は、式I−5aの10種の化合物13.001〜13.010:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R12およびAは以下に定義されているとおりである)
および表13の化合物のN−オキシドを開示する。
表14:この表は、式I−5aの10種の化合物14.001〜14.010(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R12およびAは表13に定義されているとおりである)を開示する。
表15:この表は、式I−5aの10種の化合物15.001〜15.010(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R12およびAは表13に定義されているとおりである)を開示する。
表16:この表は、式I−6aの10種の化合物16.001〜16.010:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R12およびAは以下に定義されているとおりである)
および表16の化合物のN−オキシドを開示する。
表17:この表は、式I−6aの10種の化合物17.001〜17.010(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R12およびAは表16に定義されているとおりである)を開示する。
表18:この表は、式I−6aの10種の化合物18.001〜18.010(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R12およびAは表16に定義されているとおりである)を開示する。
表19:この表は、式I−7aの12種の化合物19.001〜19.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは以下に定義されているとおりである)
および表19の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表20:この表は、式I−7aの12種の化合物20.001〜20.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表19に定義されているとおりである)を開示する。
表21:この表は、式I−7aの12種の化合物21.001〜21.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表19に定義されているとおりである)を開示する。
表22:この表は、式I−8aの12種の化合物22.001〜22.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは以下に定義されているとおりである)
および表22の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表23:この表は、式I−8aの12種の化合物23.001〜23.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表22に定義されているとおりである)を開示する。
表24:この表は、式I−8aの12種の化合物24.001〜24.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR9、R1、R10およびAは表22に定義されているとおりである)を開示する。
表25:この表は、式I−9aの12種の化合物25.001〜25.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは以下に定義されているとおりである)
および表25の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表26:この表は、式I−9aの12種の化合物26.001〜26.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは表25に定義されているとおりである)を開示する。
表27:この表は、式I−9aの12種の化合物27.001〜27.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは表25に定義されているとおりである)を開示する。
表28:この表は、式I−10aの12種の化合物28.001〜28.012:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは以下に定義されているとおりである)
および表28の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表29:この表は、式I−10aの12種の化合物29.001〜29.012(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは表28に定義されているとおりである)を開示する。
表30:この表は、式I−10aの12種の化合物30.001〜30.012(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R16、R17およびAは表28に定義されているとおりである)を開示する。
表31:この表は、式I−11aの8種の化合物31.001〜31.008:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは以下に定義されているとおりである)
および表31の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表32:この表は、式I−11aの8種の化合物32.001〜32.008(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは表31に定義されているとおりである)を開示する。
表33:この表は、式I−11aの8種の化合物33.001〜33.008(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは表31に定義されているとおりである)を開示する。
表34:この表は、式I−12aの8種の化合物34.001〜34.008:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは以下に定義されているとおりである)
および表34の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表35:この表は、式I−12aの8種の化合物35.001〜35.008(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは表34に定義されているとおりである)を開示する。
表36:この表は、式I−12aの8種の化合物36.001〜36.008(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにp、R1、R14、R15およびAは表34に定義されているとおりである)を開示する。
表37:この表は、式I−13aの6種の化合物37.001〜37.006:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは以下に定義されているとおりである)
および表37の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表38:この表は、式I−13aの6種の化合物38.001〜38.006(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは表37に定義されているとおりである)を開示する。
表39:この表は、式I−13aの6種の化合物39.001〜39.006(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは表37に定義されているとおりである)を開示する。
表40:この表は、式I−14aの6種の化合物40.001〜40.006:
(式中、XはSであり、R4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは以下に定義されているとおりである)
および表40の化合物のN−オキシドを開示する。C35はシクロプロピルである。
表41:この表は、式I−14aの6種の化合物41.001〜41.006(式中、XはSOであり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは表40に定義されているとおりである)を開示する。
表42:この表は、式I−14aの6種の化合物42.001〜42.006(式中、XはSO2であり、ならびにR4はCH3であり、R5はCH3であり、R2はCF3であり、ならびにR1、R9、R19およびAは表40に定義されているとおりである)を開示する。
本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的におよび/または治療的に有益な活性成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類および植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る活性成分は、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例などの、通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物のすべてまたは個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る活性成分の殺虫または殺ダニ活性は、直接、すなわち、直ちにまたはいくらかの時間が経過してから初めて、例えば脱皮中に起こる有害生物の破壊として、または間接的に、例えば、減少した産卵および/または孵化率、少なくとも50〜60%の破壊率(死亡率)に対応する良好な活性として現れることがある。
上記の動物有害生物の例は、以下のとおりである:
ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)およびフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)およびガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)およびベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)、およびスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えば、ダマリネア属(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)、およびコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
本発明に係る活性成分は、特に植物、特に有用な植物および農業、園芸および森林における観賞植物、またはこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎または根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち、抑制または破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシまたはソルガムなどの穀物;テンサイまたは飼料用ビートなどのビート;果実、例えば、リンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボまたは液果類、例えばイチゴ、ラズベリーまたはブラックベリーなどの、仁果類、核果類または柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたはダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオまたはアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻またはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモンまたはショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;およびさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物、およびラテックス植物である。
本発明の組成物および/または方法はまた、花、潅木、闊葉樹および常緑樹を含むいずれかの観賞用および/または野菜作物に用いられ得る。
例えば、本発明は、以下の観賞植物種のいずれかに使用され得る:カッコウアザミ属(Ageratum spp.)、アロンソア属(Alonsoa spp.)、イチリンソウ属(Anemone spp.)、アニソドンテア・カペンシス(Anisodontea capsenisis)、アンセミス属(Anthemis spp.)、キンギョソウ属(Antirrhinum spp.)、シオン属(Aster spp.)、ベゴニア属(Begonia spp.)(例えば、エラチオールベゴニア(B.elatior)、シキザキベゴニア(B.semperflorens)、B.チュベレウクス(B.tubereux))、ブーゲンビリア属(Bougainvillea spp.)、ブラキスコメ属(Brachycome spp.)、アブラナ属(Brassica spp.)(観賞植物)、カルセオラリア属(Calceolaria spp.)、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ属(Canna spp.)、ヤグルマギク属(Centaurea spp.)、キク属(Chrysanthemum spp.)、シネラリア属(Cineraria spp.)(シロタエギク(C.maritime))、ハルシャギク属(Coreopsis spp.)、クラッスラ・コッキネア(Crassula coccinea)、クフェア・イグネア(Cuphea ignea)、ダリア属(Dahlia spp.)、デルフィニウム属(Delphinium spp.)、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンツス属(Dorotheantus spp.)、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ属(Forsythia spp.)、フクシア属(Fuchsia spp.)、ゼラニウム・グナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ属(Gerbera spp.)、センニチコウ(Gomphrena globosa)、キダチルリソウ属(Heliotropium spp.)、ヒマワリ属(Helianthus spp.)、フヨウ属(Hibiscus spp.)、アジサイ属(Hortensia spp.)、アジサイ属(Hydrangea spp.)、ソバカスソウ(Hypoestes phyllostachya)、ツリフネソウ属(Impatiens spp.)(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネ属(Iresines spp.)、カランコエ属(Kalanchoe spp.)、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ属(Lilium spp.)、メセンブリアンテマ属(Mesembryanthemum spp.)、ミゾホオズキ属(Mimulus spp.)、ヤグルマハッカ属(Monarda spp.)、ネメシア属(Nemesia spp.)、タゲテス属(Tagetes spp.)、ナデシコ属(Dianthus spp.)(カーネーション)、カンナ属(Canna spp.)、カタバミ属(Oxalis spp.)、ヒナギク属(Bellis spp.)、テンジクアオイ属(Pelargonium spp.)(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ属(Viola spp.)(パンジー)、ペチュニア属(Petunia spp.)、フロックス属(Phlox spp.)、プレクトランサス属(Plecthranthus spp.)、ポインセチア種(Poinsettia spp.)、ツタ属(Parthenocissus spp.)(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、ツタ(P.tricuspidata))、サクラソウ属(Primula spp.)、キンポウゲ属(Ranunculus spp.)、ツツジ属(Rhododendron spp.)、バラ属(Rosa spp.)(バラ)、オオハンゴンソウ属(Rudbeckia spp.)、セントポーリア属(Saintpaulia spp.)、アキギリ属(Salvia spp.)、ブルーファンフラワー(Scaevola aemola)、コチョウソウ(Schizanthus wisetonensis)、マンネングサ属(Sedum spp.)、ナス属(Solanum spp.)、サフィニア種(Surfinia spp.)、タゲテス属(Tagetes spp.)、タバコ属(Nicotinia spp.)、バーベナ種(Verbena spp.)、ヒャクニチソウ属(Zinnia spp.)および他の花壇用の植物。
例えば、本発明は、以下の野菜種のいずれかに使用され得る:ネギ属(Allium spp.)(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A..cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、シャロット(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、テンサイ(Beta vulgarus)、アブラナ属(Brassica spp.)(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、キクニガナ属(Cichorum spp.)(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、キュウリ属(Cucumis spp.)(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、カボチャ属(Cucurbita spp.)(ペポカボチャ(C.pepo)、西洋カボチャ(C.maxima))、チョウセンアザミ属(Cyanara spp.)(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、黒人参(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ属(Hypericum spp.)、レタス(Lactuca sativa)、トマト属(Lycopersicon spp.)(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ属(Mentha spp.)、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ属(Phaseolus spp.)(インゲンマメ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ハツカダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ属(Rosemarinus spp.)、アキギリ属(Salvia spp.)、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、ノヂシャ属(Valerianella spp.)(ノヂシャ(V.locusta)、イタリアンコーンサラダ(V.eriocarpa))およびソラマメ(Vicia faba)。
好ましい観賞植物種としては、セントポーリア(African violet)、ベゴニア属(Begonia)、ダリア属(Dahlia)、ガーベラ属(Gerbera)、アジサイ属(Hydrangea)、クマツヅラ属(Verbena)、バラ属(Rosa)、カランコエ属(Kalanchoe)、ポインセチア(Poinsettia)、シオン属(Aster)、ヤグルマギク属(Centaurea)、ハルシャギク属(Coreopsis)、デルフィニウム属(Delphinium)、ヤグルマハッカ属(Monarda)、フロックス属(Phlox)、オオハンゴンソウ属(Rudbeckia)、マンネングサ属(Sedum)、ペチュニア属(Petunia)、スミレ属(Viola)、ツリフネソウ属(Impatiens)、フウロソウ属(Geranium)、キク属(Chrysanthemum)、キンポウゲ属(Ranunculus)、フクシア属(Fuchsia)、アキギリ属(Salvia)、アジサイ属(Hortensia)、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリ(St.Johnswort)、ミント、ピーマン、トマトおよびキュウリが挙げられる。
本発明に係る活性成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る活性成分は、さらに、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは、野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくは、リンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは、野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくは、ジャガイモ中)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくは、イネ中)を防除するのに特に好適である。
本発明に係る活性成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物における、マメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る活性成分は、さらに、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは、野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくは、リンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは、野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくは、ジャガイモ中)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくは、イネ中)を防除するのに特に好適である。
さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性および外部寄生性線虫)、特にネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、および他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウおよびハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキおよびリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)および他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;ならびにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)、およびキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物および植物の部分への被害を防除する方法にも関する。
本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つまたは複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)またはバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;またはδ−エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9Cなどの、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えば、Vip1、Vip2、Vip3またはVip3A;または細菌コロニー形成線虫、例えば、フォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.またはキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素および他の昆虫に特有の神経毒素などの、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素などの、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチンまたはユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。
本発明に関して、δ−エンドトキシンは、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3またはVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)および改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照)。切断毒素、例えば、切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つまたは複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えば、Cry3A055の場合、カテプシン−G−認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照)。
このような毒素またはこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書および国際公開第03/052073号に開示されている。
このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸およびそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書および国際公開第90/13651号から公知である。
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))および蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つまたは複数の毒素を発現する1つまたは複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbおよびCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素、および除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1AcおよびCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3AおよびCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)およびProtecta(登録商標)である。
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は、以下のとおりである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現によって耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン−G−プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
4.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
5.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1Fおよび除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
7.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603およびMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS、およびヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fur Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照)などの、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号および欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質または複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照)または植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品および貯蔵環境の保護および原料(木材および織物など)、床仕上げ材および建築物の保護、および衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜および生産性家畜(productive livestock)の保護である。
本発明は、有害生物(蚊および他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に、ブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の不織布または布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の殺有害生物活性を表面または基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井または床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の殺有害生物活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
処理されるべき不織布、布帛または網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくは羊毛などの天然繊維、またはポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005/113886号または国際公開第2007/090739号から公知である。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、すべての観賞用樹木ならびにあらゆる種類の果樹および堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)および鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood−boring)昆虫に対して、特に以下の表AおよびBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
本発明はまた、例えば甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)および地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫および成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))およびトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)、および短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))およびレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)、および一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)およびS.パルブルス(S.parvulus)など)、およびソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)および熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two−lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))、およびムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
本発明はまた、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)などの、芝草の他の有害生物を防除するのに使用され得る。
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエおよび舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミおよびノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
このような寄生生物の例は、以下のとおりである:
シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)およびケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属(Felicola spp.)。
双翅目(Diptera)ならびにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)および短角亜目(Brachycerina)のうち、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えば、ヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
異翅目(Heteropterida)のうち、例えば、トコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えば、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属(Supella spp.)。
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えば、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)およびバロア属(Varroa spp.)。
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えば、アカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
本発明に係る組成物はまた、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙および厚紙、皮革、床仕上げ材および建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのに好適である。
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫、ならびにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)、ならびにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ、ならびにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。
本発明に係る化合物は、非修飾形態で殺有害生物剤として使用され得るが、それらは、一般に、担体、溶媒および表面活性物質などの製剤化補助剤を用いて、様々な方法で組成物へと製剤化される。製剤は、様々な物理的形態、例えば粉剤、ゲル、水和剤、水和性粒剤、水分散性錠剤、発泡性ペレット(effervescent pellet)、乳化性濃縮物、マイクロ乳化性濃縮物(microemulsifiable concentrate)、水中油乳剤、油性フロアブル剤(oil−flowable)、水性分散液、油性分散液、サスポエマルション(suspo−emulsion)、カプセル懸濁剤、乳化性粒剤、可溶性液体、水溶性濃縮物(担体として水または水混和性有機溶媒を含む)、含浸ポリマーフィルム(impregnated polymer film)の形態または例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知の他の形態であり得る。このような製剤は、直接使用されるかまたは使用前に希釈され得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量栄養素、生物有機体、油または溶媒を用いて行われ得る。
製剤は、微粉化された固体、粒剤、液剤、分散液または乳剤の形態の組成物を得るために、例えば活性成分を製剤化補助剤と混合することによって調製され得る。活性成分はまた、微粉化された固体、鉱油、植物もしくは動物由来の油、植物もしくは動物由来の変性油、有機溶媒、水、表面活性物質またはそれらの組合せなどの他の補助剤と共に製剤化され得る。
活性成分はまた、微細なマイクロカプセル中に含有され得る。マイクロカプセルは、多孔質担体中に活性成分を含有する。これにより、活性成分を制御された量で環境中に放出させることができる(例えば、持続放出)。マイクロカプセルは、通常、0.1〜500μmの直径を有する。マイクロカプセルは、カプセル重量の約25〜95重量%の量で活性成分を含有する。活性成分は、モノリシック固体(monolithic solid)の形態、固体もしくは液体分散体中の微粒子の形態または好適な溶液の形態であり得る。封入用の膜は、例えば、天然もしくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、ポリウレタンまたは化学修飾ポリマーおよびデンプンキサンテート(starch xanthate)または当業者に公知の他のポリマーを含み得る。あるいは、活性成分が基剤の固体マトリクス中に微粉化された粒子の形態で含まれた微細なマイクロカプセルが形成され得るが、このマイクロカプセル自体は封入されない。
本発明に係る組成物の調製に好適な製剤化補助剤はそれ自体公知である。液体担体として、以下のものが使用され得る:水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2−ブタノン、炭酸ブチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2−ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p−ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4−ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール(diproxitol)、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2−エチルヘキサノール、炭酸エチレン、1,1,1−トリクロロエタン、2−ヘプタノン、α−ピネン、d−リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ−ブチロラクトン、グリセロール、酢酸グリセロール、二酢酸グリセロール、三酢酸グリセロール、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、酸化メシチル、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m−キシレン、n−ヘキサン、n−オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o−キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、乳酸プロピル、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p−キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、およびアミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノールなどのより高い分子量のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N−メチル−2−ピロリドンなど。
好適な固体担体は、例えば、タルク、二酸化チタン、葉ろう石粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、珪藻土、石灰石、炭酸カルシウム、ベントナイト、カルシウムモンモリロナイト、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、粉砕されたクルミ殻、リグニンおよび同様の物質である。
多くの表面活性物質が、固体および液体製剤の両方中、特に使用前に担体で希釈され得る製剤中で有利に使用され得る。表面活性物質は、アニオン性、カチオン性、非イオン性またはポリマーであってもよく、それらは、乳化剤、湿潤剤または懸濁化剤としてまたは他の目的のために使用され得る。典型的な表面活性物質としては、例えば、ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなどの、硫酸アルキルの塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどの、アルキルアリールスルホネートの塩;ノニルフェノールエトキシレートなどの、アルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどの、アルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石鹸;ナトリウムジブチルナフタレンスルホネートなどの、アルキルナフタレンスルホネートの塩;ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)スルホスクシネートなどの、スルホコハク酸塩のジアルキルエステル;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの第4級アミン、ポリエチレングリコールステアレートなどの、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマー;ならびにモノ−およびジ−アルキルリン酸エステルの塩;ならびにさらに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載されているさらなる物質が挙げられる。
殺有害生物製剤に使用され得るさらなる補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁化剤、染料、酸化防止剤、発泡剤、光吸収剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤またはpH調整物質および緩衝液、腐食防止剤、香料、湿潤剤、吸収向上剤、微量栄養素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤、ならびに液体および固体肥料が挙げられる。
本発明に係る組成物は、植物もしくは動物由来の油、鉱油、このような油のアルキルエステルまたはこのような油と油誘導体との混合物を含む添加剤を含み得る。本発明に係る組成物中の油添加剤の量は、一般に、施用される混合物を基準にして、0.01〜10%である。例えば、油添加剤は、スプレー混合物が調製された後、所望の濃度でスプレータンクに加えられ得る。好ましい油添加剤は、鉱油または植物由来の油、例えばナタネ油、オリーブ油もしくはヒマワリ油、乳化植物油、植物由来の油のアルキルエステル、例えばメチル誘導体、または魚油もしくは牛脂などの動物由来の油を含む。好ましい油添加剤は、C8〜C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12〜C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸およびオレイン酸のメチルエステル(それぞれラウリン酸メチル、パルミチン酸メチルおよびオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体が、the Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。
本発明の組成物は、一般に、0.1〜99重量%、特に0.1〜95重量%の、本発明の化合物および1〜99.9重量%の製剤化補助剤(これは、好ましくは、0〜25重量%の表面活性物質を含む)を含む。市販の製品は、好ましくは、濃縮物として製剤化され得るが、最終使用者は、通常、希釈製剤を用いるであろう。
施用量は、広い範囲内で変化し、土壌の性質、施用方法、作物植物、防除される有害生物、そのときの気候条件、ならびに施用方法、施用の時期および標的作物に左右される他の要因に応じて決まる。一般的な指針として、化合物は、1〜2000l/ha、特に10〜1000l/haの割合で施用され得る。
好ましい製剤は、以下の組成を有し得る(重量%)。
乳剤:
活性成分:1〜95%、好ましくは60〜90%
表面活性剤:1〜30%、好ましくは5〜20%
液体担体:1〜80%、好ましくは1〜35%
ダスト剤:
活性成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%
固体担体:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分:5〜75%、好ましくは10〜50%
水:94〜24%、好ましくは88〜30%
表面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30%
水和剤:
活性成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80%
表面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15%
固体担体:5〜95%、好ましくは15〜90%
粒剤:
活性成分:0.1〜30%、好ましくは0.1〜15%
固体担体:99.5〜70%、好ましくは97〜85%
以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、本発明を限定するものではない。
組み合わせを補助剤と十分に混合すると共に混合物を好適なミルで十分に粉砕して、水で希釈された所望の濃度の懸濁液をもたらすことが可能である水和剤を得た。
組み合わせを補助剤と十分に混合すると共に混合物を好適なミルで十分に粉砕して、種子処理に直接用いることが可能である粉末を得た。
植物の保護において用いられることが可能である、任意の必要とされる希釈率のエマルジョンを、この濃縮物から水による希釈で得ることが可能である。
直ちに使用可能な粉剤は、組み合わせとキャリアとを混合し、この混合物を好適なミルで粉砕することにより得られる。このような粉末は、種子の乾燥粉衣に用いられることも可能である。
組み合わせを補助剤と混合および粉砕し、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出し、次いで空気流中で乾燥させる。
細かく粉砕した組み合わせを、ミキサ中において、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。粉末を発生しないコーティングされた顆粒がこのようにして得られる。
細かく粉砕した組み合わせを補助剤と均質に混合して懸濁液濃縮物を得、水で希釈することにより、この懸濁液を任意の所望の希釈率で得ることが可能である。このような希釈を用いることで、吹付け、注ぎかけ、または浸漬により、微生物による外寄生から、生存している植物ならびに植物繁殖材料を処理および保護可能である。
この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬によって微生物による寄生から保護され得る。
持続放出性カプセル懸濁剤
28部のこの組合せを、2部の芳香族溶媒および7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン−ポリフェニルイソシアネート−混合物(8:1)と混合する。この混合物を、所望の粒度が得られるまで、1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物中で乳化する。この乳剤に、5.3部の水中の2.8部の1,6−ジアミノヘキサンの混合物を加える。混合物を、重合反応が完了するまで撹拌する。得られたカプセル懸濁剤を、0.25部の増粘剤および3部の分散剤を加えることによって安定化させる。カプセル懸濁剤製剤は、28%の活性成分を含有する。カプセルの中間直径は8〜15μmである。得られた製剤を、該当する目的に好適な装置中の水性懸濁液として種子に施用する。
製剤のタイプとしては、乳剤濃縮物(EC)、懸濁濃縮物(SC)、サスポエマルション(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水和性粒剤(WG)、乳化性粒剤(EG)、油中水乳剤(EO)、水中油乳剤(EW)、マイクロエマルション(ME)、油性分散液(OD)、油混和性フロアブル剤(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)微量散布用懸濁剤(ultra−low volume suspension)(SU)、微量散布用液剤(ultra−low volume liquid)(UL)、工業用濃縮物(technical concentrate)(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和剤(WP)、可溶性粒剤(SG)または農学的に許容できる補助剤と組み合わされた任意の技術的に実現可能な製剤が挙げられる。
調製例:
「Mp」は、融点(℃)を意味する。遊離基は、メチル基を表す。1H NMR測定をBrucker400MHz分光計で記録し、化学シフトを、TMS標準を基準としてppmで示す。示されるように、スペクトルを重水素化溶媒中で測定した。共通の略語:aq=水性、min=分間、h=時間、sat=飽和、RT=保持時間、mCPBA=メタクロロ過安息香酸、MeOH=メタノール、EtOH=エタノール、NaHCO3=炭酸水素ナトリウム、Na2CO3=炭酸ナトリウム、HCl=塩化水素、CH2Cl2=ジクロロメタン、Et3N=トリエチルアミン、DMF=N,N−ジメチルホルムアミド。以下のLCMSおよび/またはGCMS法のいずれか一方を用いて化合物を特性評価した。各化合物について得られた特徴的なLCMS値は、保持時間(「RT」、分単位で記録)および分子イオン測定値(M+H)+であった。
LCMSおよびGCMS法:
方法A − 標準:
エレクトロスプレー源(極性:正イオンまたは負イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出装置:2.00V、イオン源温度:150℃、脱溶媒和温度:350℃、コーンガス流:0L/時、脱溶媒和ガス流:650L/時、質量範囲:100〜900Da)を備えたWaters製の質量分析計(SQDまたはZQシングル四重極質量分析計)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置で、スペクトルを記録した。溶媒脱ガス装置、バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8□m、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶媒勾配:A=水+5%のMeOH+0.05%のHCOOH、B=アセトニトリル+0.05%のHCOOH:勾配:勾配:0分間0%のB、100%のA;1.2〜1.5分間100%のB;流量(ml/分)0.85。
方法B − 標準ロング:
エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器を備えるWaters製の質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)でスペクトルを記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間10%のB、100%のA;2.7〜3.0分間100%のB;流量(ml/分)0.85。
方法C − 非偏光:
エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器を備えるWaters製質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)でスペクトルを記録した。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters製UPLC HSS T3、1.8□m、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間40%B、60%A;1.2〜1.5分間100%B;流量(ml/min)0.85。
実施例I1:4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
ステップA:1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
3−アミノ−1−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(5.00g、24.3mmol、市販のものかまたは例えばSynthesis 2005,No.8,pp1269−1278およびSynthesis 2011,No.7,pp1149−1156といった文献と同様に合成した)のアセトニトリル(150mL)中の溶液に水溶液中のホルムアルデヒド(37質量%)(14.5ml、194mmol)および酢酸(6.96ml、121mmol)を添加した。得られた懸濁液を1時間撹拌し、次いでシアノ水素化ホウ素ナトリウム(6.42g、97.0mmol)を5回に分けて3時間かけて添加し、混合物を18時間撹拌した。溶液を水で希釈し、酢酸エチル(3×)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、シクロヘキサン−酢酸エチル(100〜200シリカゲル)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の化合物を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 6.70(d,1H),6.04(d,1H),5.44(sb,1H),4.15(q,2H),2.85(s,3H),1.32(t,3H)。
ステップB:1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(14.3g、64.9mmol)硫酸(195mL、356mmol)の溶液を氷浴で0℃に冷却した。次いで、氷(71.5g、397mmol)および硝酸(6.30g、4.53mL、64.9mmol)を添加した。0〜10℃で15分後、茶色の粘性の溶液を氷水中に注ぎ入れた。オレンジ色の沈殿物形態をろ出し、水ですすぎ、減圧下で乾燥させてオレンジ色の固体を得た。水性相を酢酸エチルで3回抽出し、先に得ていたオレンジ色の固体を組み合わせた有機相に添加した。組み合わせた有機相を炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題の化合物(4.0g)を得た。化合物は、さらに精製することなく次のステップに用いた。LC−MS(方法A):RT0.98、276(M+H+)。
ステップC:4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(12.3g、46.4mmol)のプロパン−2−オール(500mL、6500mmol)中の溶液に錫(II)クロリド二水和物(32.0g、167mmol)、続いて塩化水素(50mL、610mmol、37%水性溶液)を添加した。得られた溶液を70℃で1時間撹拌し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物を水中に注ぎ入れ、水酸化ナトリウムの濃縮水溶液(30%)でpHを10〜12に調節した。
水性相を酢酸エチルで3回抽出し、有機相を組み合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離する、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーに供した。選択した画分を蒸発させて、表題の化合物(8.43g)を得た。LC−MS(方法A):RT0.47、236(M+H+)。
実施例I2:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製:
ステップA:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製:
0℃で撹拌したメチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレート(0.100g、0.399mmol)(市販の製品)のテトラヒドロフラン中の溶液にエチルスルファニルナトリウム(0.034g、1当量)を添加した。この温度で1時間後、氷浴を外し、攪拌を20時間継続した。次いで、反応混合物を水(15ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチルで2回抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶剤を除去した。残渣をシリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィに供し、選択した画分を蒸発させて、メチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレートを無色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm:8.46(s,1H);7.79(s,1H);4.00(s,3H);2.94(q,J=7.4Hz,2H);1.42(t,J=7.4Hz,3H)。
ステップB:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製:
メチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(3.900g、14.12mmol)(調製は本明細書中上記に記載)のメチルアルコール(75ml)と水(20ml)との混合物中の20℃で撹拌した溶液を2N水酸化ナトリウム水溶液(7.04ml、1.05当量)で処理した。混合物を2時間撹拌し、次いでアルコールの大部分を減圧下で除去した。次いで、残渣を2N塩酸水溶液で処理し、得られた沈殿物をろ出し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。表題の化合物を無色の固体として得た。1H NMR(400MHz,d6−DMSO)δppm:13.4(s,1H);8.50(s,1H);8.07(s,1H);3.04(q,2H);1.27(t,3H)。
実施例I3:2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンの調製:
ステップA:5−ブロモ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミドの調製:
5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(2.61g、9.95mmol)のジクロロメタン(25ml)中の懸濁液に1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて塩化オキサリル(2.93g、2.01mL、22.6mmol)を添加した。ガスの発生が停止した後、反応混合物は薄い赤色の溶液であった。後者を60℃の浴温度、減圧下で蒸発させた。残渣は5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−塩化カルボニルの濃い赤色の結晶を形成し、この残渣を酢酸エチル(20mL)およびジクロロメタン(15mL)の混合物中に再度溶解した。
4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(実施例I1において調製、2.00g、9.04mmol)の酢酸エチル(100ml)中の溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(2.31g、3.18mL、22.6mmol)を添加し、次いで得られた溶液を氷浴で冷却し、その後、上記の酸塩化物溶液をゆっくりと添加した。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。溶液を重炭酸ナトリウムの飽和水溶液を添加することにより中和し、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。有機溶液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させて、粗生成物を得た。5−ブロモ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミドの70:30混合物を得、さらに精製することなく次のステップに用いた。LC−MS(方法A):RT0.86、467.1(M+H+)、465.1(M−H+)。
ステップB:2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンの調製:
5−ブロモ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド(9.7g、20mmol)の氷酢酸(49mL、850mmol)中の溶液を12時間還流した。濃い茶色の溶液を冷却し、水に注ぎ入れた。
得られたベージュ色の懸濁液をろ過し、水で洗浄し、固体を酢酸エチル(250mL)中に再度溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンを得た。LC−MS(方法A):RT1.14、462(M+H)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.37(m,6H)2.95(m,2H)4.20(s,3H)4.25(s,2H)7.36(s,1H)7.86(d,1H)8.56(d,1H)。
ステップC:2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンの調製:
2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(ステップBで調製、6.46g、14.0mmol)のジクロロメタン(150mL、2330mmol)中の溶液にメタクロロ過安息香酸(6.61g、28.7mmol)を添加した。黄色の溶液を室温で1時間撹拌した。その後、反応混合物をチオ硫酸ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、組み合わせた有機画分を炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン中に溶解し、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させ、ヘプタン/酢酸エチル、次いでジクロロメタン/メタノールで溶離するシリカゲルカートリッジ(TORENT)で精製した。これにより、表題の生成物を第1の溶離生成物として得た。LC−MS(方法A):RT1.05、493(M+H)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.38(m,6H)3.82(q,2H)4.09(s,3H)4.25(q,2H)7.22(s,1H)8.64(d,1H)9.03(d,1H)。
2−(5−ブロモ−3−エチルスルフィニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンを、1当量のm−CPBAのみで同一のプロトコルを用いて調製した:1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.84(s,1H),8.74(s,1H),7.22(s,1H),4.57(s,3H),4.30(q,2H),3.63(m,1H),3.05(m,1H),1.48−1.308(m,6H)。
実施例I4:4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
ステップA:1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
3−アミノ−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(1.00g、5.20mmol、市販のものかまたは例えばSynthesis 2005,No.8,pp1269−1278,Synthesis 2011,No.7,pp1149−1156に記載のとおり合成した)の1,4−ジオキサン(62.5mL、726mmol)およびピリジン(1.49mL、18.2mmol)中の溶液にアルゴン雰囲気下でジアセトキシ銅(2.39g、13.0mmol)を添加した。混合物を15分間撹拌し、その後、メチルボロン酸(0.803g、13.0mmol)を添加した。得られた緑色/青色の懸濁液を5時間還流した。冷却した後、溶液を、セライトパッドを通してろ過した。濃い緑色の溶液を減圧下で濃縮し、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離するシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーに供した。選択した画分を蒸発させて、表題の化合物(0.71g)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 7.27(s,1H);6.72(d,1H);6.04(d,2H),5.46(bs,1H),3.68(s,3H),2.88(d,3H)。
ステップA:代替
3−アミノ−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(5g、26.023mmol)のアセトニトリル(133g、169.15mL)中の溶液に水性溶液中のホルムアルデヒド(37質量%)(16.894g、15.60mL、208.2mmol)および酢酸(7.83g、7.46mL、130.11mmol)を添加した。反応を室温で1時間撹拌し、次いでシアノ水素化ホウ素ナトリウム(6.89g、104.1mmol)を5回に分けて3時間かけて添加し、混合物を一晩撹拌した。白く濁った溶液を酢酸エチル/水で抽出した。有機相を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィにより精製して、1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(4.32g)を白色の固体として得た。
ステップB:1−メチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(4.00g、19.4mmol)の硫酸(58.2mL)中の溶液を0℃の氷浴で冷却した。次いで、氷(20.0g)および硝酸(1.88g、1.35mL、19.4mmol)を添加した。0〜10℃で15分後、茶色の粘性の溶液を氷水中に注ぎ入れた。オレンジ色の沈殿物形態をろ出し、水ですすぎ、減圧下で乾燥させてオレンジ色の固体を得た。水性相を酢酸エチルで3回抽出し、先に得ていたオレンジ色の固体を組み合わせた有機相に添加した。組み合わせた有機相を炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題の化合物(4.0g)を得た。化合物は、さらに精製することなく次のステップに用いた。LC−MS(方法A):RT0.91、252(M+H+)、250(M−H+)。
ステップC:4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−メチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(3.0g、11.9mmol)のプロパン−2−オール(98.1g、125mL、1620mmol)中の溶液に二塩化錫(8.24g、43.0mmol)、続いて塩化水素(10mL、120mmol、37%)を添加した。得られた溶液を70℃で1時間撹拌し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物を水中に注ぎ入れ、水酸化ナトリウムの濃縮水溶液(30%)でpHを10〜12に調節した。水性相を酢酸エチルで3回抽出し、有機相を組み合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離するシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーに供した。選択した画分を蒸発させて、表題の化合物(2.15g)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 6.30(s,1H);4.15(bs,2H),3.8(bs,1H),3.60(s,3H),2.64(s,3H)。
実施例I5:6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸;
ステップA:メチル3,6−ジクロロピリジン−2−カルボキシレート
3,6−ジクロロピリジン−2−カルボン酸(22.3g、116mmol)(市販の製品)のメタノール(223mL)中の懸濁液に硫酸(12.0g、6.55mL、116mmol)を周囲温度で添加した。得られた混合物を4時間、65℃で撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン、および炭酸水素ナトリウム溶液の飽和溶液中に溶解した。次いで、塩化ナトリウムで洗浄し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。メチル3,6−ジクロロピリジン−2−カルボキシレートを白色の結晶として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 4.00(s,3H),7.42(d,1H),7.76(d,1H)。
ステップB:メチル6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製:
メチル3,6−ジクロロピリジン−2−カルボキシレート(20g、97.073mmol、市販の化合物)のテトラヒドロフラン(200mL)中の溶液を触媒量の18−crown−6−エーテル(約300mg)、続いて3回に分けてナトリウムエトキシド(9.073g、97.073mmol)で処理した。この反応を周囲温度で1時間撹拌した。この時点後のLCMS分析で、出発材料が消費され、3種の新しい生成物が形成されたことが示された。反応混合物を100mlの塩化アンモニウム飽和水溶液に注ぎ入れ、2×100ml酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を2×50mlの飽和塩化アンモニウム水溶液、3×100mlの水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を220gのカラムおよびシクロヘキサン+0〜10%酢酸エチルの勾配のコンビフラッシュクロマトグラフィにより精製した。これにより、第1の溶離生成物として、メチル3,6−ビス(エチルスルファニル)ピリジン−2−カルボキシレート(方法A、保持時間1.04分間、(MH+)=258)を得た。溶離された第2の生成物は、メチル3−クロロ−6−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(方法A、保持時間0.99分間、(MH+)=232)であった。溶離された最終生成物は、主生成物であり、白色の結晶としての所望の表題の生成物であった。LC−MS(方法A):RT0.88分間、232(MH+)。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm 1.40(t,3H)2.95(q,2H)4.00(s,3H)7.41(d,1H)7.66(d,1H)。
ステップC:6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸
メチル6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(3.900g、14.12mmol)(調製は本明細書中上記に記載)のメチルアルコール(75ml)と水(20ml)との混合物中の20℃で撹拌した溶液を2N水酸化ナトリウム水溶液(7.04ml、1.05当量)で処理した。混合物を2時間撹拌し、次いでアルコールの大部分を減圧下で除去した。次いで、残渣を2N塩酸水溶液で処理し、得られた沈殿物をろ出し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。表題の化合物を無色の固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δppm 1.23(d,3H)2.99(q,2H)7.64(d,1H)7.95(d,1H)。
実施例I6:2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:
ステップA:6−クロロ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−メチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−クロロ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド:
中間体4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンおよび6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸から、実施例I3、ステップAに記載のものと同様のプロトコルを用いて調製した。LC−MS(方法A):RT0.86、421(M+H+)。
ステップB:2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:
中間体2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンから、実施例I3、ステップBに記載のものと同様のプロトコルを用いて調製した:LC−MS(方法A)RT1.07、403(MH+)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.32(t,3H),2.92(q,2H),3.73(d,3H),4.23(s,3H),7.31(s,1H),7.40(d,1H),7.72(d,1H)。
ステップC:2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:
中間体2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンから、実施例I3、ステップCに記載のものと同様のプロトコルを用いて調製した:LC−MS(方法A)RT0.99、435(MH+)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.34(t,3H),3.75(s,3H),3.78(q,2H),4.12(s,3H),7.20(s,1H),7.70(d,1H),8.44(d,1H)。
実施例I7:2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:
ステップA:1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
3−アミノ−1−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(5.00g、24.3mmol、商業的に入手可能であるか、または例えばSynthesis 2005,No.8,pp1269−1278およびSynthesis 2011,No.7,pp1149−1156といった文献と同様に合成)のアセトニトリル(150mL)中の溶液に水溶液中のホルムアルデヒド(37質量%)(14.5ml、194mmol)および酢酸(6.96ml、121mmol)を添加した。得られた懸濁液を1時間撹拌し、次いでシアノ水素化ホウ素ナトリウム(6.42g、97.0mmol)を5回に分けて3時間かけて添加し、混合物を18時間撹拌した。溶液を水で希釈し、酢酸エチル(3×)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮し、シクロヘキサン−酢酸エチル(100〜200シリカゲル)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の化合物を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 6.70(d,1H),6.04(d,1H),5.44(sb,1H),4.15(q,2H),2.85(s,3H),1.32(t,3H)。
ステップB:1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(14.3g、64.9mmol)の硫酸(195mL、3560mmol)中の溶液を0℃の氷浴で冷却した。次いで、氷(71.5g、3970mmol)および硝酸(6.30g、4.53mL、64.9mmol)を添加した。0〜10℃で15分後、茶色の粘性の溶液を氷水中に注ぎ入れた。オレンジ色の沈殿物形態をろ出し、水ですすぎ、減圧下で乾燥させてオレンジ色の固体を得た。水性相を酢酸エチルで3回抽出し、先に得ていたオレンジ色の固体を組み合わせた有機相に添加した。組み合わせた有機相を炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、表題の化合物(4.0g)を得た。化合物は、さらに精製することなく次のステップに用いた。LC−MS(方法A):RT0.98、276(M+H+)。
ステップC:4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:
1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(12.3g、46.4mmol)のプロパン−2−オール(500mL、6500mmol)中の溶液に錫(II)クロリド二水和物(32.0g、167mmol)、続いて塩化水素(50mL、610mmol、37%)を添加した。得られた溶液を70℃で1時間撹拌し、次いで周囲温度に冷却した。反応混合物を水中に注ぎ入れ、水酸化ナトリウムの濃縮溶液(30%)でpHを10〜12に調節した。
水性相を酢酸エチルで3回抽出し、有機相を組み合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離する、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーに供した。選択した画分を蒸発させて、表題の化合物(8.43g)を得た。LC−MS(方法A):RT0.47、236(M+H+)。
ステップD:6−クロロ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−クロロ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド:
アルゴン雰囲気下で6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(実施例I5における調製のとおり)(4.2g、19mmol)を二塩化オキサリル(5.0g、39mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(1滴)を含むジクロロメタン(39mL)中に溶解した。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで還流で30分間撹拌した。次いで、溶剤を除去し、減圧下で乾燥させ、6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−塩化カルボニル(4.2g、18mmol)を5mlのテトラヒドロフランで希釈し、4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(4.6g、20mmol)のテトラヒドロフラン(36mL)およびピリジン(4.2g、4.3mL)中の溶液を添加した。混合物を還流で3時間撹拌し、次いで茶色の懸濁液を重炭酸ナトリウムの飽和溶液に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出し、有機相を塩化水素溶液(1N)、塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧下で濃縮して、6−クロロ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−クロロ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド(7g、90%)の混合物を茶色の固体として得た。LC−MS(方法A):RT0.91、436(M+H+)、433(M−H+)。
ステップE:2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン。
6−クロロ−N−[1−エチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−エチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−6−クロロ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド(7.0g、16mmol)を酢酸(50mL)中に溶解し、24時間還流した。この反応を減圧下で濃縮してすべての酢酸を除去し、次いでジクロロメタン中に溶解し、コンビフラッシュにより精製して、2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(5g、75%)をわずかに黄色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 7.72(d,1H),7.40(d,1H),7.32(s,1H),4.29−4.21(m,5H),2.93(q,2H),1.42−1.28(m,6H)。
ステップF:2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン。
2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(4.6g、11mmol)のジクロロメタン(50mL)中の溶液に3−クロロ過安息香酸酸(5.2g、23mmol)を添加した。混合物を室温で一晩静置した。これをチオ硫酸ナトリウムの溶液(100ml)で失活させ、この反応を1N NaOH(100ml)で希釈し、ジクロロメタン(3×50ml)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮して、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(4.6g、93%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.43(d,1H),7.69(d,1H),7.20(s,1H),4.25(q,2H),4.13(s,3H),3.78(m,2H),1.45−1.31(m,6H)。
実施例I8:4−アミノ−1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン
ステップA:1−シクロプロピル−3−(アミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン
密閉した高圧容器にN−[2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)ピラン−3−イル]ベンズアミド(市販されている、CAS登録番号312615−59−1、30g、105.9mmol)、テトラヒドロフラン(132.4mL、1620mmol)およびシクロピロピルアミン(8.24mL、116.5mmol)を仕込んだ。混合物を70℃で一晩撹拌した。密閉したバイアルを冷却し、反応混合物を水および酢酸エチル(250ml/250ml)で溶解した。水性相を酢酸エチル(3×)で抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣をシクロヘキサン−酢酸エチルを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、出発材料および23gのN−[1−シクロプロピル−2−ヒドロキシ−6−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3H−ピリジン−5−イル]ベンズアミドを得た。N−[1−シクロプロピル−2−ヒドロキシ−6−オキソ−2−(トリフルオロメチル)−3H−ピリジン−5−イル]ベンズアミドを塩化水素(563g、473.1mL、5710mmol)中に溶解し、混合物を100℃で一晩撹拌した。安息香酸の沈殿物をろ出し、ろ液を水酸化ナトリウムの高濃度溶液でpH7〜8に塩基性化した。次いで、水性相をAcOEt(3×)で抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シクロヘキサン−酢酸エチルを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、12gの1−シクロプロピル−3−(アミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを得た。LC−MS(方法A):RT0.79、219(M++)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 6.59(d,1H),6.33(d,1H),4.60(sb,2H),3.07(m,1H),1.24(m,2H),1.02(m,2H)。
ステップB:1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを実施例I4、ステップAのとおり調製した。LC−MS(方法A):RT0.93、233(M+H+)。
ステップC:1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン
1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを実施例I2、ステップCのとおり調製した。LC−MS(方法A):RT0.98、278(M+H+)。
ステップD:4−アミノ−1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン
4−アミノ−1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを実施例I2、ステップDのとおり調製した。LC−MS(方法A):RT0.52、247(M++)。あるいは、4−アミノ−1−シクロプロピル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンは、Pd/Cの存在下、エタノール中における、典型的な反応を用いる水素化を介して調製可能であった。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 6.28(s,1H),4.08(sb,2H),3.81(sb,1H),2.97(m,1H),2.63(s,3H),1.18(m,2H),0.98(m,2H)。
実施例I9:2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンを、実施例I7に記載のとおり、適切な中間体を用いて調製した。
2−(6−クロロ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:1H NMR(400MHz,DMSO)δppm 8.08(d,1H),7.70(d,1H),7.34(s,1H),4.02(s,3H),3.08(m,1H),3.04(q,2H),1.18(m,5H),0.96(m,2H)。
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:1H NMR(400MHz,DMSO)δppm 8.52(d,1H),8.08(d,1H),7.38(s,1H),3.91(s,3H),3.74(q,2H),3.08(m,1H),1.18(m,5H),0.98(m,2H)。
実施例P1:2−[6−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA1の調製;
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(I3、ステップCで調製、500mg、1.0136mmol)、シクロピロピルアミン(63.66mg、0.077mL)、炭酸セシウム(1155.87mg、3.55mmol)および(5−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−キサンテン−4−イル)−ジフェニル−ホスファン(30.2438mg、0.0507mmol)の1,4−ジオキサン(9.914g、9.588mL、112mmol)中の溶液に(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オン;パラジウム(9.5349mg、0.0101mmol)をアルゴン雰囲気下において室温で添加した。混合物を95℃で加熱し、一晩撹拌した。反応混合物を水および酢酸エチルの混合物に注ぎ入れた。有機相を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン中に溶解し、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させ、次いでジクロロメタン/メタノールで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して、表題の化合物(55.4mg、11.6%)を得た。LC−MS(方法A)RT1.00、470(MH+)468(MH−)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.63(m,2H),0.93(m,2H),1.36(m,6H),2.60(m,1H),3.71(q,2H),4.02(s,3H),4.25(m,2H),7.19(s,1H),7.73(d,1H),8.40(d,1H)
実施例P2:2−[6−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA2の調製:
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(200mg、0.46mmol)およびトリエチルアミン(3.0当量、0.194mL、0.1410g)のテトラヒドロフラン(1.0当量、2mL)中の溶液にシクロピロピルアミン(1.5当量、0.0488mL)を得た。混合物を70℃で1時間撹拌した。この反応は完了していなかった。シクロピロピルアミン(1.5当量、0.0488mL、0.04020g)を添加し、70℃で一晩撹拌して転換を完了させた。混合物を酢酸エチルで希釈し、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発させて、薄い茶色の固体を得た。LC−MS(方法A)RT0.95、456(MH+)454(MH−)。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.63(m,2H),0.93(m,2H),1.30(t,3H),3.5(q,2H),3.70(s,3H),4.00(s,3H),5.70(s,1H),6.9(d,1H),8.10(d,1H)。
実施例P3:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボン酸A3の調製。
ステップA:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボニトリルの調製
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(I3、ステップCで調製、0.1g、0.2mmol)をN,N−ジメチルアセトアミド(1mL)中に溶解した。この反応混合物に亜鉛粉剤(0.02mmol、0.002g)および1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0.008mmol、0.004g)を添加し、次いで常に攪拌しながらN2ガスで10分間パージした。次いで、シアン化亜鉛(0.1mmol、0.01g)および(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オン;パラジウム(0.004mmol、0.004g)を上記の反応混合物に添加し、130℃で1時間加熱した。完了した後、反応混合物を2M NH4OH溶液(5mL)で失活させ、酢酸エチル(15mL×3)で抽出し、次いで有機層を水(10ml×3)で洗浄し、塩水溶液、乾燥させ、濃縮した。粗生成物を、10%酢酸エチル−シクロヘキサン溶剤系を用いるコンビフラッシュにより精製して、6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボニトリル(0.07g、80%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.38(m,6H)3.91(m,2H)4.16(s,3H)4.26(m,2H),7.21(s,1H)8.78(d,1H)9.19(d,1H)。
ステップB:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボン酸A3の調製。
HCl 32%(80mL)中の6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボニトリル(7g、15.93mmol)を60℃に加熱し、10時間撹拌した。完了した後、反応混合物を0〜5℃に冷却し、NaOHの30%溶液でpH11になるまで処理し、メチルt−ブチルエーテルで抽出した。水性相を10%水性HClでpH4に酸性化した。固体をろ過し、水およびジエチルエーテルで洗浄し、減圧中で乾燥させて、6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボン酸(7g、95%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δppm 1.19(m,3H)1.30(m,3H)3.81(m,3H)3.97(s,3H)4.11−4.23(m,2H)7.47(s,1H)8.81(d,1H)9.48(d,1H)。
実施例P4:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボン酸A4の調製。
ステップA:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボニトリルの調製
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(11.14mmol、5g)を丸底フラスコ中のメチルスルフィニルメタン(40mL)中に溶解した。この反応混合物に1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(0.56mmol、0.0625g、0.0613mL)を室温において窒素雰囲気下で添加し、10分間撹拌した。水(5mL)中に溶解したシアン化ナトリウム(13.37mmol、0.655g)を反応混合物に添加し、50℃で6時間加熱した。この反応を水(100ml)で失活させ、酢酸エチル(50ml)で希釈した。有機層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×50ml)でさらに抽出した。組み合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して粗化合物を得た。精製をクロマトグラフィにより行い、純粋な化合物を30%−酢酸エチル/シクロヘキサン中に溶離して、6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボニトリル(7.5mmol、3.3g)を45%の収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.36(m,6H)3.85(m,2H)4.15(s,3H)4.23(m,2H),7.21(s,1H)8.05(d,1H)8.68(d,1H)。
ステップB:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボン酸A4の調製。
丸底フラスコに6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボニトリル(3.10mmol、1.36g)を仕込み、濃縮した塩化水素(17mL)を室温で添加した。反応を80℃で8時間加熱し、次いで室温に冷却し、水酸化ナトリウム飽和溶液でpH8になるまで塩基性化した。水性層をTBME(3×100ml)で洗浄して非極性不純物を除去した。次いで、水性層を白色の固体が析出するpH4まで酸性化した。次いで、酢酸エチル(100ml)で抽出した。水性層を酢酸エチル(2×100ml)でさらに抽出した。組み合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させ、濃縮して、純粋な6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボン酸(2.8mmol、1.3g)を92%の収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.43−1.36(m,6H)3.67(q,2H)3.97(s,3H)4.27(q,2H)7.21(s,1H)8.54(d,1H)8.71(d,1H)
実施例P5:2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA5の調製。
ステップA:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメート。
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(Cas:1879051−82−7)(1g、2.027mmol)を無水1,4−ジオキサン(10mL)中に溶解し、炭酸セシウム(0.926g、2.838mmol)を窒素雰囲気下で添加し、続いて酢酸パラジウム(II)(0.0137g、0.061mmol)およびt−ブチルカルバメート(0.2850g、2.433mmol)を添加した。反応混合物を窒素で15〜20分間脱気し、X−PHOS(0.182mmol、0.0888g)を添加し、反応混合物を予熱した油浴中において14時間、110℃で加熱した。溶液をセライトベッドでろ過し、酢酸エチル(20ml)で洗浄した。有機層を分離漏斗に入れ、水(30ml)、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して、粗生成物を得た。カラム精製を行い、純粋な化合物を30%酢酸エチル/シクロヘキサン中に溶離して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメート(0.893g、83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.37(m,6H)1.57(s,9H)3.74(q,2H)4.04(s,3H)4.25(m,2H)6.97(s,1H)7.21(s,1H)8.59(d,1H)8.97(d,1H)。
ステップB:2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン。
塩酸(ジオキサン中に4M)(1mL、4mmol)をt−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメート(100mg、0.1889mmol)の1,4−ジオキサン(1mL)中の溶液に添加し、薄い黄色の溶液を室温で一晩撹拌し、次いで50℃で6時間加熱した。この反応を重炭酸ナトリウムの飽和水溶液を添加することにより失活させ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層をロータリーエバポレータで蒸発させ、粗生成物をシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(69mg、85%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.33(t,3H)1.38(t,3H)3.71(q,2H)4.01(s,3H)4.24(q,2H)4.47(br.s.,2H)7.20(s,1H)7.67(d,1H)8.33(d,1H)。
実施例P6:2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA6の調製。
ステップA:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメート。
丸底フラスコに2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(I7)(15g、33.42mmol)、t−ブチルカルバメート(4.69g、40.11mmol)、炭酸セシウム(15.3g、46.79mmol)、XPHOS(1.478g、3.00mmol)および1,4−ジオキサン(150mL)を加えた。この反応を窒素で10分間パージし、続いて酢酸パラジウム(II)(237mg、1.00mmol)を添加し、次いで110℃で一晩加熱した。反応を水(150ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗化合物をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメート(14g、79%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.38(d,1H),8.30(d,1H),7.52(s,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.03(s,3H),3.62(m,,2H),1.56(s,9H),1.39(t,3H),1.32(t,3H)。
ステップB:2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン。
t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメート(9.0g、17mmol)の1,4−ジオキサン(45mL)中の溶液に塩化水素の4Mジオキサン溶液(4mol/L、45mL)を添加した。この反応を50℃で8時間撹拌し、次いで重炭酸ナトリウムの飽和水溶液(100ml)で中和し、水性層を酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を高減圧下で乾燥させて、2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(7.0g、96%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.10(d,1H),7.20(s,1H),6.69(d,1H),5.25(s,2H),4.24(q,2H),4.04(s,3H),3.53(q,2H),1.38(t,3H),1.29(t,3H)。
実施例P7:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミドA7の調製
一首丸底フラスコ中において、2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(300mg、0.6986mmol)をジクロロメタン(5mL)中に溶解し、N,N−ジエチルエタンアミン(2.096mmol、0.30ml)を添加した。混合物を0℃で5分間撹拌し、続いてシクロプロパン塩化カルボニル(0.8384mmol、0.08ml)を滴下し、混合物を室温で3時間攪拌した。この反応を10mlの水および追加の15mlのジクロロメタンを添加することにより失活させた。有機層を分離漏斗中において分離し、塩水で洗浄し、濃縮し、粗生成物をシクロヘキサン+0〜40%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミド(209mg、60%)を結晶性−白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.32(s.,1H),8.63(d,1H),8.33(brs,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.06(s,3H),3.79(q,2H),1.65−1.59(m,1H),1.48−1.32(m,6H),1.22−1.11(m,2H),1.03−0.92(m,2H)。
実施例P8:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミドA8の調製。
一首丸底フラスコ中において、2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(300mg、0.6986mmol)をジクロロメタン(4mL)中に溶解し、これにN,N−ジエチルエタンアミン(0.2121g、2.096mmol)を添加し、反応混合物を氷浴中において0℃で撹拌した。5分後、シクロプロパン塩化カルボニル(0.8384mmol、0.08764g)を氷浴下で滴下し、室温で6時間撹拌した。次いで、反応混合物を、10mlの水および15mlのジクロロメタンを添加することにより失活させた。有機および水性層を分離漏斗中において分離し、水性層をジクロロメタン(2×15mL)で再抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製し、さらに逆相カラムクロマトグラフィーで精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミド(71mg、10%)を結晶性−白色の固体として得た。Mp=103〜105℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.96−1.01(m,2H)1.16−1.20(m,2H)1.30(t,3H)1.38(t,3H)1.65−1.70(m,1H)3.58(q,2H)4.01(s,3H)4.24(q,2H)7.20(s,1H)8.40(d,1H)8.55(d,1H)8.74(s,1H)。
実施例P9:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミドA9の調製。
ステップA:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメートA64
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(Cas:1879051−82−7)(1g、2.027mmol)を無水1,4−ジオキサン(10mL)中に溶解し、これに炭酸セシウム(0.926g、2.838mmol)を窒素雰囲気下で添加し、続いて酢酸パラジウム(II)(0.01366g、0.06081mmol)およびt−ブチルカルバメート(0.2850g、2.433mmol)を添加した。反応混合物を窒素で15〜20分間脱気し、X−PHOS(0.1824mmol、0.0888g)を添加し、反応混合物を予熱した油浴中において14時間、110℃で加熱した。溶液をセライトベッドでろ過し、酢酸エチル(20ml)で洗浄した。有機層を水(30ml)、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。カラム精製を行い、純粋な化合物を30%酢酸エチル/シクロヘキサン中に溶離して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメート(0.893g、83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.37(m,6H)1.57(s,9H)3.74(q,2H)4.04(s,3H)4.25(m,2H)6.97(s,1H)7.21(s,1H)8.59(d,1H)8.97(d,1H)。
ステップB:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメートA65
t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]カルバメート(50mg、0.0944mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)中の溶液にN2雰囲気下において室温で炭酸二カリウム(0.5665mmol、78mg)およびヨードメタン(0.2833mmol、0.02ml)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌し、次いで水で失活させた。水性相を酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(50mg、97%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.96(d,1H),8.41(d,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.08(m,3H),3.78(q,2H),3.44(s,3H),1.55(s,9H),1.44−1.32(m,6H)。
ステップC:5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン。
塩酸(ジオキサン中に4M)(45mL)をt−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(4.45g、8.19mmol)の1,4−ジオキサン(45mL)中の溶液に添加し、次いで薄い黄色の溶液を50℃で9時間加熱した。この反応を0℃に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および20ml水を添加することにより失活させた。溶液を60mlの酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層をロータリーエバポレータで蒸発させ、粗生成物をシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(3.2g、88%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.30−1.43(m,6H)3.01(d,3H)3.65−3.77(m,2H)4.01(s,3H)4.24(q,2H)4.56(br.s.,1H)7.20(s,1H)7.51(d,1H)8.26(d,1H)。
ステップD:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミドA9。
25mlのRB中において、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(300mg、0.6766mmol)およびN,N−ジエチルエタンアミン(1.353mmol)(0.2ml)のジクロロメタン(4mL)中の0℃冷却した溶液にシクロプロパン塩化カルボニル(1.015mmol、0.1ml)を添加した。この反応を室温にゆっくりと温め、3時間撹拌した。その後、混合物を10mlの水で失活させ、15mlのジクロロメタンで抽出した。組み合わせたジクロロメタン層をロータリーエバポレータで蒸発させて粗生成物を得、シクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミド(270mg、78%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.96(d,1H),8.43(d,1H),7.21(s,1H),4.24(m,2H),4.12(s,3H),3.82(q,2H),3.53(s,3H),1.56(m,1H),1.44−1.33(m,6H),1.22−1.15(m,2H),0.94−0.85(m,2H)。
実施例P10:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミドA10の調製。
ステップA:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメートA66
丸底フラスコ中に2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(I7)(15g、33.42mmol)、t−ブチルカルバメート(4.69g、40.11mmol)、炭酸セシウム(15.3g、46.79mmol)、XPHOS(1.478g、3.00mmol)および1,4−ジオキサン(150mL)を追加した。この反応を窒素で10分間パージし、続いて酢酸パラジウム(II)(237mg、1.00mmol)を添加し、次いで110℃で一晩加熱した。反応を水(150ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗化合物をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメート(14g、79%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.38(d,1H),8.30(d,1H),7.52(s,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.03(s,3H),3.62(m,,2H),1.56(s,9H),1.39(t,3H),1.32(t,,3H)。
ステップB:t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−カルバメートA67
25mlのフラスコ中において、水素化ナトリウム(1.700mmol、0.06798g)のテトラヒドロフラン(2mL)中の0℃に冷却した懸濁液をt−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメート(600mg、1.133mmol)のテトラヒドロフラン(6ml)中の清透な溶液に滴下した。この反応を0℃で30分間撹拌し、続いてヨードメタン(3.399mmol、0.4825g)(0.22ml)およびN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)を添加した。反応混合物を3時間かけて室温に温め、次いで40℃で15分間加熱した。
この反応を2N HClで中和し、10mlの水で希釈し、酢酸エチル(3×15ml)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、t−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(530mg、86%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.29−1.41(m,6H)1.58(s,9H)3.44(s,3H)3.61−3.72(m,2H)4.07(s,3H)4.24(q,2H)7.21(s,1H)8.32(m,2H)。
ステップC:5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA62
塩酸(ジオキサン中に4M)(5mL、20mmol)をt−ブチルN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(500mg、0.9198mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)中の溶液に添加し、次いで清透な溶液を50℃で8時間加熱した。この反応は完了に向かい、これを0℃に冷却し、重炭酸ナトリウムの飽和水溶液および10mlの水で失活させた。水性相を20mlの酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層をロータリーエバポレータで蒸発させ、粗生成物をシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(340mg、83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.26−1.31(m,3H)1.37(t,3H)2.95(m,3H)3.54(q,2H)4.04(s,3H)4.23(q,2H)5.47(br.s.,1H)6.56(d,1H)7.20(s,1H)8.04(d,1H)。
ステップD:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミドA10。
一首丸底フラスコ中において、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(330mg、0.7442mmol)をジクロロメタン(4mL)中に溶解し、N,N−ジエチルエタンアミン(0.22ml)をこれに添加した。混合物を氷浴中において0℃で撹拌し、5分後、シクロプロパン塩化カルボニル(1.116mmol、0.1167g)を滴下した。この反応を室温で40時間撹拌した。10mlの水、続いて15mlのジクロロメタンを反応混合物に添加し、有機層を分離漏斗において分離し、水性層をジクロロメタン(2×15mL)で再抽出した。有機層を塩水で洗浄し、濃縮し、粗生成物をシクロヘキサン+0〜40%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンカルボキサミド(140mg、77%)を結晶性−白色の固体として得た。Mp=177〜179℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.99(m,2H)1.20−1.24(m,2H)1.35(t,3H)1.40(t,3H)1.98(m,1H)3.65(s,3H)3.70(q,,2H)4.09(s,3H)4.26(m,2H)7.22(s,1H)8.13(d,1H)8.38(d,1H)。
実施例P11:2−[5−[シクロプロピル(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA11の調製。
ステップA:2−[5−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(Cas:1879051−82−7)(2.027mmol、1g)を無水トルエン(10mL)中に溶解し、これに炭酸セシウム(3.041mmol、0.992g)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を窒素で15分間パージした。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.04054mmol、0.03750g)、(+/−)−BINAP(0.0811mmol、0.0521g)およびシクロプロピルアミン(2.433mmol、0.1389g)を順次に混合物に添加し、これを110℃で16時間加熱した。Pd2(dba)3(0.01当量)、BINAP(0.02当量)、炭酸セシウム(0.75当量)およびシクロピロピルアミン(0.6当量)を混合物にさらに添加し、加熱をさらに5時間継続した。この反応は完了し、これをセライトベッドでろ過し、ベッドを酢酸エチル(20ml)で洗浄した。有機層を蒸発させ、そのままシクロヘキサン+0〜40%酢酸エチル勾配のカラム精製に供して、2−[5−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.523g、55%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.62−0.68(m,2H)0.91−0.99(m,2H)1.31−1.42(m,6H)2.57−2.65(m,1H)3.72(q,2H)4.03(s,3H)4.20−4.29(m,2H)4.81(s,1H)7.21(s,1H)7.74(d,1H)8.40(d,1H)。
ステップB:2−[5−[シクロプロピル(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA11。
2−[5−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(1.114mmol、0.523g)を乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(5mL)中に溶解し、水素化ナトリウム(1.448mmol、0.0579g)を窒素雰囲気下において0℃で添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、ヨードメタン(1.225mmol、0.1739g)を混合物に添加し、攪拌を室温で2時間継続した。反応が完了した後、これを水で失活させ、酢酸エチル(10ml)で希釈した。有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×15ml)でさらに抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して粗生成物を得た。カラム精製をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のコンビフラッシュにおいて行って、2−[5−[シクロプロピル(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA11(0.2875mmol、0.139g、25%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.60(d,1H),7.82(d,1H),7.20(s,1H),4.24(q,2H),4.03(s,3H),3.72(q,2H),3.17(s,3H),2.70(m,1H),1.42−1.31(m,6H),1.09−1.00(m,2H),0.79−0.71(m,2H)。
実施例P12:2−[6−[シクロプロピル(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA12の調製。
マイクロ波バイアル中に2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(I7)(235mg、0.5236mmol)、炭酸二カリウム(1.047mmol)、N−メチルシクロプロピルアミンヒドロクロリド(84.50mg、0.7854mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)を追加した。この反応を130℃で1時間マイクロ波加熱に供した。反応を水(10ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のコンビフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−[6−[シクロプロピル(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(90mg、35%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.09(d,1H),7.22(s,1H),7.13(d,1H),4.24(q,2H),4.07(s,3H),3.58(q,2H),3.17(s,3H),2.76−2.65(m,1H),1.42−1.35(m,3H),1.31(t,3H),1.06−0.97(m,2H),0.81−0.73(m,2H)。
実施例P13:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−メタンスルホンアミドA13の調製。
ステップA:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−メタンスルホンアミド。
2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA5(1.5g、3.5mmol)のジクロロメタン(15mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.93ml)を添加し、次いで塩化メタンスルホニル(0.88g、7.7mmol)を添加し、反応を室温で1時間撹拌した。反応を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−メタンスルホンアミド(1.4g、68%)を得た。Mp=260℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.25−1.41(m,6H)3.51(s,6H),3.80(q,2H)4.16(s,3H)4.26(q,2H)7.23(s,1H)8.50(d.1H).8.94(d,1H)。
ステップB:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]メタンスルホンアミドA15。
N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−メタンスルホンアミド(1.3g、2.2mmol)のメタノール(20ml)中の攪拌溶液に、4mlの水中に溶解した水酸化ナトリウム(88mg、2.2mmol)を添加し、反応を室温で1時間撹拌した。この反応を2N HClを添加することにより失活させ、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を濃縮し、シクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]メタンスルホンアミド(600mg,46%)を得た。Mp=251〜253℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)d ppm 1.33−1.47(m,6H)3.23(s,3H)3.82(q,2H)4.10(s,3H)4.27(q,2H)7.24(s,1H)8.32(d,1H)8.72(m,1H),8.85(d,1H)。
ステップC:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−メタンスルホンアミド。
N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]メタンスルホンアミド(0.3941mmol、0.2g)のジクロロメタン(10mL)中の攪拌溶液に水素化ナトリウム(0.7882mmol、0.0315252g)を室温で添加し、この溶液にヨウ化メチル(0.7882mmol、0.112g)を添加した。反応を室温で12時間撹拌し、次いで水(50ml)を添加することにより失活させた。生成物を酢酸エチルにより抽出し、有機層を濃縮して粗生成物を得、シクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−メタンスルホンアミド(70mg、34%)を得た。Mp=223〜225℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.40(q,6H)3.05(s,3H)3.52(s,3H)3.84(q,2H)4.13(s,3H)4.27(q,2H)7.23(s,1H)8.43(d,1H)9.03(d,1H)。
実施例P14:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−メタンスルホンアミドA14の調製。
水素化ナトリウム(1.034mmol、60質量%)のテトラヒドロフラン(2ml)中の溶液にN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]メタンスルホンアミド(実施例13、ステップAおよびBに記載の手法を用いて調製)(350mg、0.6897mmol)のテトラヒドロフラン(3ml)中の溶液を添加した。反応を室温で30分間撹拌した。次いで、これにヨードメタン(2.069mmol)を添加した。この反応を50℃で5時間撹拌し、TLCにより監視した。この反応を2N HCl(10ml)で中和し、水性層を酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−メタンスルホンアミドA14(170mg、47%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO)δ=8.44(d,1H),7.71(d,1H),7.22(s,1H),4.26(q,2H),4.11(s,3H),3.73(q,2H),3.52(s,3H),3.19(s,3H),1.38(m,6H)。
実施例P15:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]メタンスルホンアミドA15の調製。
実施例P13ステップAおよびBを参照されたい。
実施例P16:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]メタンスルホンアミドA16の調製。
マイクロ波バイアル中において、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(600mg、1.337mmol)、炭酸二カリウム(2.674mmol、0.3749g)、メタンスルホンアミド(2.005mmol、0.1907g)をN,N−ジメチルホルムアミド(90.1mmol、6.61g)中に入れた。この反応を150℃で1時間マイクロ波加熱に供した。この反応を1N HCl(5ml)で中和し、水(10ml)で希釈した。水性層を酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]メタンスルホンアミド(520mg、76%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.43(d,1H),8.15(br.s.,1H),7.38(d,1H),7.22(s,1H),4.26(q,2H),4.10(s,3H),3.72(q,,2H),3.32(s,3H),1.46−1.31(m,6H)。
実施例P17:N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチル−ピリジン−3−カルボキサミドA17の調製。
ステップA:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボン酸(1500mg、3.272mmol)のジクロロメタン(20mL)中の攪拌溶液に二塩化オキサリル(6.545mmol、0.6ml)、続いてN,N−ジメチルホルムアミドを添加し、反応を氷冷条件で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、1500mgの粗酸塩化物を得、これをアミドカップリングに直ちに用いた。
ステップB:N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチル−ピリジン−3−カルボキサミドA17。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(500mg、1.048mmol)のジクロロメタン(20mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(4.194mmol、0.0.6ml)を添加し、次いでN−メチルシクロプロピルアミンのHCl塩(2.097mmol、225mg)を添加し、反応を室温で12時間撹拌した。この反応を重炭酸ナトリウム溶液により洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチル−ピリジン−3−カルボキサミド(250mg、46%)を得た。Mp=200〜202℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.57(br.s.,2H)0.78(br.s.,2H)1.34−1.47(m,6H)2.90−3.00(m,1H)3.21(br.s.,3H)3.83(m,2H)4.12(s,3H)4.27(q,2H)7.23(s,1H)8.66(br.s.,1H)9.13(s,1H)。
実施例P18:N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミドA18の調製。
乾燥ジクロロメタン(7ml)中に溶解した6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(実施例P17、ステップAと同一の手法を用いてI7から調製)の溶液をN−メチルシクロプロピルアミンヒドロクロリド(1.3089mmol、0.1408g)、N,N−ジエチルエタンアミン(4.3629mmol、0.4415g、0.608mL)およびジクロロメタン(5ml)の混合物に窒素雰囲気下において0℃で滴下した。混合物を室温で3時間撹拌し、次いで水(20ml)で失活させ、ジクロロメタン(20ml)で希釈した。有機層を分離し、水性層をジクロロメタンでさらに抽出した。組み合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で蒸発させ、濃縮して粗化合物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド(0.211g、37%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.59(d,1H),7.90(d,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.05(s,3H),3.74(q,2H),3.19(s,3H),2.99−2.91(m,1H),1.42−1.32(m,6H),0.63−0.53(m,2H),0.51−0.41(m,2H)。
実施例P19:N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミドA19の調製。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(A17、ステップAに記載のとおり調製)(500mg、1.048mmol)のジクロロメタン(5mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.6ml)、続いてシクロプロピルアミン(2.097mmol、0.16ml)を添加し、反応を室温で2時間撹拌した。この反応を重炭酸ナトリウム溶液により洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミド(210mg、40%)を得た。Mp=215〜217℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.61−0.69(m,2H)0.84−0.93(m,2H)1.26−1.36(m,6H)2.88−2.96(m,1H)3.76(q,2H)4.02(s,3H)4.18(q,2H)6.52(br.s.,1H)7.14(s,1H)8.51(m,1H)9.28(d,1H)。
実施例P20:N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキサミドA20の調製。
シクロプロピルアミンを用いて、実施例A18に記載のとおり調製を行って、N−シクロプロピル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキサミド(0.132g、60%)を得た。1H NMR(400MHz,CDC3)δ=8.68−8.64(m,1H),8.59−8.55(m,1H),7.79(d,J=3.1Hz,1H),7.22(s,1H),4.26(q,2H),4.03(s,3H),3.68(q,2H),2.96(m,1H),1.40(t,3H),1.33(t,3H),0.94−0.87(m,2H),0.68−0.61(m,2H)
実施例P21:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−シクロプロパンカルボキサミドA21の調製。
N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]メタンスルホンアミドA15(200mg、0.3941mmol)のジクロロメタン(15mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.11ml)を添加し、次いでシクロプロピル塩化カルボニル(0.7882mmol、0.0.07ml)を添加し、この反応を室温で2時間撹拌した。この反応を重炭酸ナトリウム溶液により洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−シクロプロパンカルボキサミド(130mg、57%)を得た。Mp:232〜234℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.00−1.06(m,2H)1.33(m,2H)1.41(m,7H)3.56(s,3H)3.90(q,2H)4.18(s,3H)4.27(q,2H)7.23(s,1H)8.51(d,1H)8.97(d,1H)。
実施例P22:N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N,N’−ジメチル−シクロプロパンカルボヒドラジドA22の調製。
ステップA:2−[5−(2−ベンズヒドリリデンヒドラジノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(4.054mmol、2g)を、脱気した(窒素で20分間)2−メチルブタン−2−オール(4mL)中に溶解し、これに水酸化ナトリウム(5.676mmol、0.2270g)をマイクロ波バイアル中において窒素雰囲気下で添加した。混合物を110℃で加熱した。他の丸底フラスコ中において、酢酸パラジウム(II)(0.2027mmol、0.04553g)およびme−phos(0.4054mmol、0.1508g)を一緒に入れ、窒素雰囲気下で20分間撹拌した。次いで、この活性触媒を混合物に移し、続いて数回に分けてジフェニルメタノンヒドラゾン(4.054mmol、0.7955g)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を110℃で5時間加熱した。混合物をセライトベッドでろ過し、ベッドを酢酸エチル(10ml)で洗浄した。有機層を減圧下で蒸発させ、シクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラム精製にそのまま供して、2−[5−(2−ベンズヒドリリデンヒドラジノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(2g、81%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.78(d,1H),8.01(d,1H),7.84(s,1H),7.70−7.60(m,5H),7.42−7.35(m,5H),7.21(s,1H),4.24(q,2H),4.04(s,3H),3.75(q,2H),1.37(m,,6H)。
ステップB:2−[5−[(ベンズヒドリリデンアミノ)−メチル−アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン
2−[5−[(ベンズヒドリリデンアミノ)−メチル−アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.1606mmol、0.1g)を乾燥テトラヒドロフラン(1mL)中に溶解し、これに水素化ナトリウム(0.2465mmol、0.009858g)を窒素雰囲気下において0℃で添加した。混合物を0℃で15分間撹拌し、次いでヨードメタン(0.1972mmol、0.02799g)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで水で失活させ、酢酸エチル(10ml)で抽出した。水性層を酢酸エチル(2×10ml)でさらに抽出し、組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラム精製に供して、2−[5−[(ベンズヒドリリデンアミノ)−メチル−アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(100mg、97%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.75(d,1H),7.92(d,1H),7.68−7.62(m,2H),7.54−7.33(m,8H),7.22(s,1H),4.29−4.21(m,2H),4.06(s,3H),3.76(q,2H),2.99(s,3H),1.38(m,8H)。
ステップC:2−[5−[アミノ(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA56。
2−[5−[(ベンズヒドリリデンアミノ)−メチル−アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.2mmol、0.1g)をエタノール(0.02mL)中に溶解し、これに濃塩化水素(0.176mL)を添加し、50℃で一晩加熱した。混合物を酢酸エチル(10ml)で希釈し、水酸化ナトリウム溶液でpH8になるまで中和した。有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×10ml)でさらに抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜90%酢酸エチル勾配のカラム精製に供して、2−[5−[アミノ(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(23mg、30%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO)δ=8.57(d,1H),7.86(d,1H),7.39(s,1H),4.93(s,2H),4.15(m,2H),3.87(s,3H),3.70(m,2H),3.26(s,3H),1.29(t,3H),1.15(t.3H)
ステップD:N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メチル−シクロプロパンカルボヒドラジド。
2−[5−[アミノ(メチル)アミノ]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(650mg、1.418mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中の攪拌溶液に窒素雰囲気下でN−エチル−N−イソプロピル−プロパン−2−アミン(4.253mmol、0.5497g)、続いてシクロプロピルカルボン酸(1.559mmol、0.1343g)およびHATU(2.126mmol、0.81g)を添加し、反応をこの温度で2時間撹拌した。次いで、混合物を水に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた抽出物を塩水で洗浄し、NaSO4で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させて粗生成物を得た。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィにより精製して、N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メチル−シクロプロパンカルボヒドラジド(250mg、33%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 0.83−0.90(m,2H)0.99−1.04(m,2H)1.23−1.34(m,6H)1.48(m,1H)3.36(s,3H)3.62−3.70(m,2H)3.96(s,3H)4.12−4.22(m,2H)7.16(s,1H)7.63−7.67(m,1H)7.76(s,1H)8.36−8.39(m,1H)
ステップE:N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N,N’−ジメチル−シクロプロパンカルボヒドラジド。
N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メチル−シクロプロパンカルボヒドラジド(250mg、0.4748mmol)のN,N−ジメチルアセタミド(5mL)中の攪拌溶液に水素化ナトリウム(0.7123mmol、60質量%)を添加した。反応を15分間撹拌し、次いでヨウ化メチル(0.6648mmol、99.5質量%)を添加し、反応混合物を室温で8時間撹拌した。反応混合物を水で失活させ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水、塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル/シクロヘキサンを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物であるN’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N,N’−ジメチル−シクロプロパンカルボヒドラジド(47mg、18%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δppm 0.66−0.85(m,2H)0.95−1.05(m,2H)1.24−1.36(m,6H)1.82−1.92(m,1H)3.08(s,3H)3.33(s,3H)3.63−3.74(m,2H)3.98(s,3H)4.17(m,2H)7.07(s,1H)7.64(d,1H)8.35(d,1H)。
実施例P23:6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミドA23の調製。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボン酸(300mg、0.6545mmol)およびメタンスルホンアミド(0.7853mmol、0.07470g)のピリジン(3mL)中の−10℃に冷却した溶液にオキシ塩化燐(0.7853mmol、0.1204g)を添加し、室温で1.5時間撹拌した。この反応を2N HCl(10ml)で中和し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン(10ml)で倍散した。得られた固体を逆相分取HPLCにより精製して、6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−N−メチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミド(30mg、8.5%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=9.49(d,1H),8.98(d,1H),7.22(s,1H),4.26(q,2H),4.14(s,3H),3.93(q,2H),3.53(s,3H),1.45−1.35(m,6H)。
実施例P24:1−[[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]アミノ]シクロプロパンカルボニトリルA24の調製。
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.6081mmol、0.3g)を無水1,4−ジオキサン(3mL)中に溶解し、これに炭酸セシウム(0.8514mmol、0.278g)を窒素雰囲気下で添加し、続いて酢酸パラジウム(II)(0.0365mmol、0.0082g)および1−シアノシクロプロピル)塩化アンモニウム(0.9122mmol、0.1082g)を添加した。混合物を窒素で15〜20分間パージし、次いでX−PHOS(0.1095mmol、0.05325g)を添加し、反応混合物を予熱した油浴中において26時間、110℃で加熱した。この反応を水(15ml)で失活させ、酢酸エチル(30ml)で希釈した。有機層を分離し、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物をシクロヘキサン+0〜80%酢酸エチル勾配のカラム精製により精製して、1−[[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]アミノ]シクロプロパンカルボニトリル(0.079g、26%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.33−1.45(m,8H)1.67−1.80(m,2H)3.77(q,2H)4.05(s,3H)4.25(q,2H)5.46(s,1H)7.21(s,1H)7.86(d,1H)8.53(d,1H)。
実施例P25:N−(1−シアノシクロプロピル)−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミドA25の調製。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(実施例P17、ステップAにおいて調製、500mg、1.048mmol)のジクロロメタン(10mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.6ml)、続いて1−アミノシクロプロパンカルボニトリル(2.097mmol、250mg)を添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラム精製により精製して、N−(1−シアノシクロプロピル)−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミド(330mg、60%)を得た。Mp=250℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.25−1.41(m,8H)1.62(s,2H)3.80(q,2H)4.02(s,3H)4.18(q,2H)7.15(s,1H)7.71(s,1H)8.72(d,1H)9.36(d,1H)
実施例P26:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メトキシ−ホルムアミジンA26の調製。
2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(450mg、1.048mmol)、1,1−ジメトキシ−N,N−ジメチル−メタンアミン(1.258mmol)のアセトニトリル(5mL)中の溶液を1時間還流した。この反応を減圧下で濃縮して、N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N,N−ジメチル−ホルムアミジン(400mg、0.8256mmol)を得た。
N’−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N,N−ジメチル−ホルムアミジン(400mg、0.8256mmol)のメタノール(2mL)中の溶液にO−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(1.258mmol、0.1050g)を添加した。この反応を1時間還流し、TLCにより監視した。この反応を水(5ml)で失活させ、酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮し、シクロヘキサン+0〜100%酢酸エチル勾配のカラム精製により精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メトキシ−ホルムアミジン(220mg、43%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.64(d,1H),8.28(d,1H),8.00(d,1H),7.36(d,1H),7.18(s,1H),4.21(q,2H),4.01(s,3H),3.92(s,3H),3.74(q,2H),1.40−1.28(m,6H)。
実施例P27:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メトキシ−N−メチル−ホルムアミジンA27の調製。
N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メトキシ−ホルムアミジン(300mg、0.6166mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)中の溶液に炭酸二カリウム(129mg、0.925mmol)、続いてヨードメタン(0.060ml、0.925mmol)を添加し、この反応を室温で一晩撹拌した。この反応を2N HCl(5ml)で中和し、水(10ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。粗化合物をシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N’−メトキシ−N−メチル−ホルムアミジン(120mg、39%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ=8.70(d,1H),8.45(s,1H),8.04(d,1H),7.21(s,1H),4.25(q,2H),4.06(s,3H),3.85(s,3H),3.77(m,2H),3.46(s,3H),1.44−1.33(m,6H)。
実施例P28:N−(シアノメチル)−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミドA28の調製。
6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(実施例P17、ステップAにおいて調製、500mg、1.048mmol)のジクロロメタン(10mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.6ml)を添加し、次いで2−アミノアセトニトリルのHCl塩(2.097mmol、193mg)を添加し、反応を室温で2時間撹拌した。反応を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−(シアノメチル)−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミド(250mg、48%)を得た。Mp=213〜215℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.26−1.37(m,6H)3.87(q,2H)4.13(s,3H)4.24(m,2H)4.42(d,2H)7.23(s,1H)7.80(m,1H)8.91(s,1H)9.48(d,1H)。
実施例P29:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−メタンスルホンアミドA29の調製。
2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(1.5g、3.5mmol)のジクロロメタン(15mL)中の攪拌溶液にN,N−ジエチルエタンアミン(3.145mmol、0.93ml)を添加し、次いで塩化メタンスルホニル(7.7mmol、0.0.36ml)を添加し、反応を室温で1時間撹拌した。NMRにより所望の生成物を確認し、反応を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、ジクロロメタン層を濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜70%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチルスルホニル−メタンスルホンアミド(1.4g、68%)を得た。Mp=260℃。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.25−1.41(m,6H)3.51(s,6H),3.80(q,2H)4.16(s,3H)4.26(m,2H)7.23(s,1H)8.50(d,1H)8.94(d,1H)。
実施例P30:2−[6−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA30の調製。
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(4.456mmol、2g)を無水トルエン(20mL)中に溶解し、これに炭酸セシウム(6.684mmol、2.18g)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を窒素で15分間脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.089mmol、0.0824g)、(+/−)−BINAP(0.1783mmol、0.1144g)およびシクロプロピルアミン(5.348mmol、0.3053g、0.371mL)を反応混合物に添加し、これを110℃で16時間加熱した。この反応を水(30ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗化合物をシクロヘキサン+0〜30%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−[6−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(1.2g、57%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.16(d,1H),7.20(s,1H),6.93(m,1H),5.69(br.s.,1H),4.23(m,2H),4.03(s,3H),3.53(q,2H),2.63(m,1H),1.43−1.34(m,3H),1.28(t,3H),0.97−0.88(m,2H),0.69−0.61(m,2H)。
実施例P31:2−[5−クロロ−6−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA31の調製。
銅−II−アセテート(0.479g、2.61mmol)を2−(6−アミノ−5−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA38(0.303g、0.653mmol)の1,4−ジオキサン(7.83mL)およびピリジン(0.160mL)中の溶液にアルゴン雰囲気下で添加した。混合物を5分間撹拌し、その後、シクロプロピルボロン酸(0.234g、2.61mmol)を添加した。次いで、混合物を還流で6時間、110℃で加熱した。混合物を室温に冷却し、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で失活させた。水性相をDCMで3回抽出し、水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、2gのIsoluteを添加した。溶剤を蒸発させた後、残渣をDCM:EA0〜40%、12gのシリカゲルによるクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物(79.8mg、24%収率)および出発材料(183.2mg)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.14(s,1H),7.20(s,1H),5.82(s.b.,1H),4.24(q,2H),4.12(s,3H),3.70(q,2H),2.84(m,1H),1.30−1.38(m,6H),0.85(m,2H),0.6(m,2H)。
実施例P32:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロプロパンカルボキサミドA32の調製。
25mlの一首丸底フラスコ中において、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(110mg、0.2151mmol)をジクロロメタン(2mL)中に溶解し、N,N−ジエチルエタンアミン(0.4302mmol、0.04353g)を添加した。混合物を氷浴下において0℃で撹拌し、5分後、シクロプロパン塩化カルボニル(0.3226mmol、0.03373g)を氷浴下で滴下し、室温で8時間撹拌した。次いで、ジクロロメタン(1ml)、シクロプロパン塩化カルボニル(0.04ml)、N,N−ジエチルエタンアミン(0.08ml)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(0.2151mmol、0.02654g)を反応混合物に添加し、反応混合物を50℃で一晩加熱した。所望の生成物塊が観察され、反応混合物を10mlの水で失活させ、15mlのジクロロメタンを添加し、分離漏斗中において有機層を分離し、水性層を15mlのジクロロメタンで2回抽出し、有機層を塩水で洗浄し、濃縮し、粗生成物をコンビフラッシュにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロプロパンカルボキサミドを黄色のガム状の塊((100mg、80%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.02−1.06(m,2H)1.29(m,2H)1.39(m,6H)1.80−1.85(m,1H)3.73(q,2H)4.05(s,3H)4.26(q,2H)4.89(q,2H)7.22(s,1H)7.89(d,1H)8.50(d,1H)
実施例P33:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロプロパンカルボキサミドA33の調製。
25mlの丸底フラスコ中において、水素化ナトリウム(0.2738mmol、0.01095g)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.4mL)中の0℃に冷却した懸濁液に5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.1955mmol、0.1g)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.6ml)中の清透な溶液を滴下した。この反応を0℃で30分間撹拌し、これにヨードメタン(0.2542mmol、0.03608g)を添加し、反応を室温で2時間撹拌した。その後、TLCを確認し、LCMSは生成物塊を示し、反応は完了に向かった。
この反応を10mlの水で失活させ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。
表題の化合物をコンビフラッシュシリカカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)シクロプロパンカルボキサミド(99mg、96%)(Mp=171〜173℃)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.32(t,3H)1.40(t,3H)3.27(s,3H)3.62(q,2H)4.03(s,3H)4.25(q,,2H)4.37(q,2H)6.83(d,1H)7.21(s,1H)8.22(d,1H)。
実施例P34:5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA34の調製。
ゴム栓で閉じた15mlの反応チューブ中において、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(1.114mmol、0.5g)を無水トルエン(4ml)中に溶解し、これに炭酸セシウム(4.456mmol、1.45g)および塩酸2,2,2−トリフルオロエチルアンモニウム(1.671mmol、0.2265g)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を窒素で15分間脱気し、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.0223mmol、0.0206g)および(+/−)−BINAP(0.0446mmol、0.0286g)を反応混合物にさらに添加し、これを110℃で16時間加熱した。この反応を水(30ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧中で濃縮した。表題の化合物をコンビフラッシュにより精製して、5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−6−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(298mg、52%)を白色の結晶性固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.13(d,1H),7.21(s,1H),6.75(d,1H),5.62(t,1H),4.24(q,2H),4.20−4.13(m,2H),4.03(s,3H),3.60(q,2H),1.39(t,3H),1.31(t,3H)。
実施例P35:N−シクロプロピルスルホニル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミドA35の調製。
ジクロロメタン(20mL)の攪拌溶液中にN,N−ジエチルエタンアミン(3.489mmol)およびシクロプロパンスルホンアミド(1.047mmol、0.1268g)を添加した。次いで、氷冷条件において、6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−塩化カルボニル(500mg、1.048mmol)を添加し、反応を室温で12時間撹拌した。反応混合物を水で失活させ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水、塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を逆相クロマトグラフィにより精製して、所望の生成物N−シクロプロピルスルホニル−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−ピリジン−3−カルボキサミド(120mg、24%)を得た。1H NMR(400MHz,MeOH−d4)δppm 0.85−0.90(m,2H)1.06−1.10(m,2H)1.17−1.23(m,4H)1.26−1.31(m,3H)2.86−3.05(m,1H)3.46−3.65(m,2H)4.09−4.23(m,2H)7.19−7.29(m,1H)8.81−9.01(m,1H)9.31−9.52(m,1H)。
実施例P36:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンスルホンアミドA36の調製
ピリジン(3.493mmol、0.2763g)の攪拌溶液中において、窒素雰囲気下で2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(500mg、1.164mmol)、続いて塩化シクロプロパンスルホニル(1.747mmol、0.2456g)を添加し、反応混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を水で失活させ、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を水、塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサン(6:4)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンスルホンアミドA36(420mg、0.7873mmol、67.61%収率)を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.14−1.22(m,2H)1.36−1.44(m,8H)2.63−2.75(m,1H)3.82(m,2H)4.10(s,3H)4.27(m,2H)7.23(s,1H)7.31(s,1H)8.35(d,1H)8.85(d,1H)
実施例P37:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]−N−メチル−シクロプロパンスルホンアミドA37
テトラヒドロフラン(5mL、61.6mmol)の攪拌溶液中において、炭酸カリウム(0.3749mmol、0.05181g)、続いてN−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンスルホンアミド(100mg、0.1874mmol)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、1mlのDMFを添加し、混合物を4時間撹拌した。混合物を酢酸エチルおよび水を含有する分離漏斗中に注ぎ入れた。有機層を分離し、水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して粗生成物を得、これを酢酸エチル/シクロヘキサン(4:6)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製した。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.08−1.16(m,2H)1.23−1.27(m,2H)1.39(m,6H)2.45(m,1H)3.54(s,3H)3.83(m,2H)4.12(s,3H)4.27(m,2H)7.23(s,1H)8.47(d,1H)9.05(d,1H)
実施例P38:2−(6−アミノ−5−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA38の調製。
2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.6986mmol、0.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL)中の0℃に冷却した溶液に1−クロロピロリジン−2,5−ジオン(0.7685mmol、0.1026g)を2回に分けて添加した。この反応を0℃で1時間撹拌し、次いで室温で4時間、TLCにより監視した。反応を水(10ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出し、組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をコンビフラッシュにより精製して、2−(6−アミノ−5−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.3665mmol、0.17g)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.21(s,1H),7.20(s,1H),5.60(s,2H),4.24(q,2H),4.05(s,3H),3.59(q,2H),1.38(t,3H),1.33(t,3H)。
実施例P39:2−(6−アミノ−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA39の調製。
2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.6986mmol、0.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL)中の0℃に冷却した溶液に1−ブロモピロリジン−2,5−ジオン(0.8384mmol、0.1492g)を2回に分けて添加した。この反応を0℃で1時間撹拌し、次いで室温で4時間、TLCにより監視した。この反応を水(10ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をコンビフラッシュにより精製して、2−(6−アミノ−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.3935mmol、0.2g)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.37(s,1H),7.21(s,1H),5.64(s,2H),4.24(q,2H),4.05(s,3H),3.59(q,2H),1.42−1.29(m,6H)。
実施例P40:N−[3−クロロ−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(シクロプロパンカルボニル)シクロプロパンカルボキサミドA40の調製
フラスコにおいて、2−(6−アミノ−5−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA38(0.2g、0.431mmol)をジクロロメタン(6mL)中に溶解し、次いでトリエチルアミン(0.0661mL)をこの溶液に添加した。溶液を0℃に冷却し、シクロプロピル塩化カルボニル(0.046g、0.04mL)のジクロロメタン(3mL)中の溶液をこの温度で滴下した。溶液を0℃で15分間、次いで室温で撹拌した。室温で1時間後、追加量のトリエチルアミン(0.0661mL)およびシクロプロピル塩化カルボニル(0.04mL)を添加した。室温で2.5時間後、追加の量のトリエチルアミン(0.0661mL)およびシクロプロピル塩化カルボニル(0.04mL)を添加した。室温で2時間後、追加の量のトリエチルアミン(0.0661mL)およびシクロプロピル塩化カルボニル(0.04mL)を添加し、最後に室温で1時間後、追加のトリエチルアミン(1mL)およびシクロプロピル塩化カルボニル(0.2mL)を添加した。混合物を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で失活させ、水性相をジクロロメタンで2回抽出した。組み合わせた有機相を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1.5gのIsoluteをろ液に添加し、その後溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチル=0〜20%の12gのシリカゲルによるクロマトグラフにより精製して、表題の化合物を97%収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.64(s,1H),7.18(s,1H),4.24(q,2H),4.10(s,3H),3.88(q,2H),2.0(m,2H),1.30−1.40(m,6H),1.22(m,4H),1.0(m,4H)。
実施例P41:N−[3−クロロ−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミドA41の調製
N−[3−クロロ−6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]−N−(シクロプロパンカルボニル)シクロプロパンカルボキサミドA40(0.14g、0.233mmol)のテトラヒドロフラン(14mL)中の無色の溶液に水酸化ナトリウム(1N、2.33mL、2.33mmol)を添加した。混合物を室温で1.5時間撹拌し、反応を、2mlのHCl水溶液(1N)を添加することにより失活させた。水性相をEAで2回抽出した。組み合わせた有機相を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1.5gのIsoluteをろ液に添加し、その後溶剤を蒸発させた。残渣をシクロヘキサン:酢酸エチル(0〜60%)の12gのシリカゲルによるクロマトグラフにより精製して、表題の化合物を81%収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.48(s,1H),8.25(s,1H),7.20(s,1H),4.24(q,2H),4.18(s,3H),3.84(q,2H),2.28(m,1H),1.30−1.40(m,6H),1.22(m,2H),0.96(m,2H)
実施例P42:2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA42の調製
2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA42を、t−ブチルN−[6−[5−シクロプロピル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメートA63を中間体とする、適切な中間体を用いる実施例P6に記載のものと同様の反応により調製した。
t−ブチルN−[6−[5−シクロプロピル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−2−ピリジル]カルバメートA63:LC−MS(方法A):RT1.11、542(M+H+)、540(M−H+)。
2−(6−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA42:。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.10(d,1H),7.17(s,1H),6.69(d,1H),5.13(s,2H),4.00(s,3H),3.52(q,2H),3.07(m,1H),1.23−1.33(m,5H),1.05(m,2H)。
実施例P43:5−シクロプロピル−2−(3−エチルスルホニル−6−ヒドラジノ−2−ピリジル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA45の調製
フラスコにおいて、ヒドラジン水化物(0.1521g、3.04mmol)をテトラヒドロフラン(1.823mL)中に室温で溶解した。次いで、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例I9を参照されたい、0.28g、0.608mmol)を数回に分けて添加した。この反応を室温で2.5時間撹拌した。2gのIsoluteをこの反応に添加し、その後、溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの12gのシリカゲルによるクロマトグラフにより精製して、表題の化合物を80%収率で得た。LC−MS(方法A):RT0.82、457(M+H+)、455(M−H+)。
実施例P44:5−シクロプロピル−2−[3−エチルスルホニル−6−(メトキシアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA46の調製
バイアルにおいて、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例I9を参照されたい、0.25g、0.5424mmol)をエタノール(1.2mL)およびテトラヒドロフラン(1.2mL)中に溶解し、次いでo−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(0.093g、1.09mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.0914g、1.09mmol)をこの溶液に添加した。溶液を室温で一晩撹拌し、追加量のo−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(0.093g、1.09mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.0914g、1.09mmol)を添加した。溶液を室温で一晩撹拌し、次いで40℃で3時間、60℃で追加の20時間撹拌した。次いで、再度、o−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(0.093g、1.09mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.0914g、1.09mmol)を添加し、反応を60℃で20時間加熱した。次いで、再度、o−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(0.093g、1.09mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.0914g、1.09mmol)を添加し、加えて、追加量の溶剤エタノール(1.2mL)を添加し、反応を60℃で20時間加熱した。追加量のo−メチル塩酸ヒドロキシルアミン(0.093g、1.09mmol)および炭酸水素ナトリウム(0.0914g×2)を添加し、反応を60℃で20時間行った。混合物をジクロロメタンおよび重炭酸ナトリウムの飽和溶液で失活させた。水性相をジクロロメタンで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。2gのIsoluteを有機相に添加し、その後溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの4gシリカゲルによるクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物を59%の収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.32(d,1H),7.90(s,1H),7.14(m,2H),3.98(s,3H),3.86(s,3H),3.58(q,2H),3.10(m,1H),1.28(m,5H),1.05(m,2H)。
実施例P45:5−シクロプロピル−2−[3−エチルスルホニル−6−(ヒドロキシアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA47の調製
フラスコにおいて、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例I9を参照されたい、0.25g、0.5424mmol)をDMSO(0.6mL)中に溶解し、次いで炭酸水素ナトリウム(0.093g、1.09mmol)および塩酸ヒドロキシルアミン(0.0762g、1.09mmol)をこの溶液に添加した。溶液を90℃で1時間加熱した。混合物をジクロロメタン中に溶解し、有機相を重炭酸ナトリウムの飽和溶液(2×)で洗浄した。組み合わせた水性相ジクロロメタンで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1.5gのIsoluteを有機相に添加し、その後、溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの12gのシリカゲルによるクロマトグラフにより精製して、表題の化合物を58%の収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.52(s,1H),8.18(d,1H),7.18(s,1H),7.06(d,1H),3.92(s,3H),3.42(q,2H),3.10(m,1H),1.30(m,5H),1.05(m,2H)。
実施例P46:2−(6−アミノ−5−シクロプロピル−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA48の調製
2−(6−アミノ−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA44(既述のとおり調製、0.13g、0.25mmol)の水(1.7mL)とトルエン(1.7mL)との混合物中の溶液をバイアル中においてリン酸カリウム三塩基性(0.33g、1.50mmol)、シクロプロピルボロン酸、(0.081g、0.90mmol)に添加した。バイアルをアルゴンでフラッシュし、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.029g、0.025mmol)を添加した。反応混合物を還流で3.5時間撹拌し、次いでマイクロ波中において130℃で20分間撹拌した。次いで、シクロプロピルボロン酸(0.081g、0.90mmol)および1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(ii)ジクロリドジクロロメタン錯体(0.0215g、0.025mmol)を添加し、バイアルをアルゴンでフラッシュした。この反応をマイクロ波中において130℃で20分間加熱した。混合物をジクロロメタンおよび水酸化ナトリウムの1N溶液で失活させた。水性相をジクロロメタンで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、Na2HCO3の溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1gのIsoluteを有機相に添加し、その後、溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの4gのシリカゲルでクロマトグラフィに供して、表題の化合物を32%の収率で得た。LC−MS(方法A):RT0.96、482(M+H+)。
実施例P47:2−(6−アミノ−5−メチル−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA49の調製
2−(6−アミノ−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA44(既述のとおり調製、0.12g、0.23mmol)の水(0.12mL)とジオキサン(1.1mL)との混合物中の溶液をバイアル中において炭酸カリウム(0.0.095g、0.63mmol)、トリメチルボロキシン(0.030g、0.239mmol)に添加した。バイアルをアルゴンでフラッシュし、ビス[シクロペンチル(ジフェニル)ホスファニウミル]パラジウム;鉄;二塩化水素化物(0.0167g、0.0228mmol)を添加した。反応混合物を100℃で3時間加熱した。混合物をジクロロメタンおよび水酸化ナトリウムの1N溶液で失活させた。水性相をジクロロメタンで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、Na2HCO3の溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1.5gのIsoluteを有機相に添加し、その後、溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの4gシリカゲルによるクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物を76%の収率で得た。LC−MS(方法A):RT0.88、454(M−H+)、456(M+H+)。
実施例P48:2−(6−アミノ−5−シアノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA50の調製
バイアルにジメチルホルムアミド(2.16mL)中の2−(6−アミノ−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA44(既述のとおり調製、0.12g)を仕込んだ。この溶液にPd2(dba)3(0.010g)、シアン化亜鉛(0.22g)およびS−Phos(0.011g)を添加した。反応混合物をN2ガスで25分間パージした。次いで、混合物をマイクロ波中において150℃で30分間加熱した。混合物を酢酸エチルおよび水酸化ナトリウムの溶液(0.1M)で失活させた。水性相を酢酸エチルで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、水酸化ナトリウムの溶液(0.1M)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。1gのIsoluteを有機相に添加し、その後、溶剤を蒸発させた。残渣をジクロロメタン:酢酸エチルの4gシリカゲルによるクロマトグラフィにより精製して、表題の化合物を88%の収率で得た。LC−MS(方法A):RT0.92、465(M−H+)、466(M+H+)。
実施例P49:5−シクロプロピル−2−[3−エチルスルホニル−6−(メチルアミノ)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA51の調製
フラスコにメチルアミン(THF中に2M、2mL、4.00mmol)中の2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−シクロプロピル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例I9を参照されたい、0.25g、0.542mmol)を仕込んだ。反応を室温で1時間撹拌した。混合物をジクロロメタンおよび重炭酸ナトリウムの飽和溶液で失活させた。水性相をジクロロメタンで2回抽出した。すべての有機相を組み合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過した。溶剤を蒸発させて、表題の化合物を定量的収率で得た。LC−MS(方法A):RT0.93、457(M+H+)。
実施例P50:1−シアノ−N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミドA55の調製
2−(5−アミノ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(100mg、0.233mmol)および1−シアノシクロプロパンカルボン酸(26mg、0.233mmol、1当量)をピリジン(1ml)中に室温において窒素雰囲気下で溶解した。反応混合物を−10℃に冷却し、オキシ塩化リン(0.02ml、0.279mmol)を窒素雰囲気下で滴下した。混合物を−10℃で撹拌し、30分間かけて0℃に温めた。次いで、これを水で失活させ、酢酸エチル(10ml)で希釈した。有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(10ml)でさらに洗浄した。組み合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して粗生成物を得、これをシクロヘキサン+0〜50%酢酸エチル勾配のカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−シアノ−N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミド(94mg)を79%の収率で得た。
1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.34−1.45(m,6H)1.74−1.80(m,2H)1.89−1.95(m,2H)3.78(m,2H)4.08(s,3H)4.25(m,2H)7.21(s,1H)8.58(s,1H)8.73(d,1H)9.21(d,1H)
実施例P51:1−[[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルフィニル−3−ピリジル]アミノ]シクロプロパンカルボニトリルA57の調製
2−(5−ブロモ−3−エチルスルフィニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例I3−ステップCに記載のとおり調製、250mg、0.5238mmol)を無水1,4−ジオキサン(5mL)中に溶解し、これに炭酸セシウム(2.095mmol、0.683g)を窒素雰囲気下で添加し、続いて酢酸パラジウム(II)(0.03143mmol、0.00706g)および(1−シアノシクロプロピル)塩化アンモニウム(0.7857mmol、0.09315g)を添加した。混合物を窒素で15分間パージした。次いで、X−PHOS(0.09428mmol、0.04586g)を添加し、混合物を予熱した油浴中において14時間、110℃で加熱した。混合物をセライトベッドでろ過し、ベッドを酢酸エチル(20ml)で洗浄した。有機層を蒸発させ、60%酢酸エチル/シクロヘキサンを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、1−[[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルフィニル−3−ピリジル]アミノ]シクロプロパンカルボニトリル(20mg、0.04180mmol、8%収率)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.28−1.34(m,2H)1.37−1.50(m,6H)2.98−3.10(m,1H)3.56−3.67(m,1H)4.23−4.30(m,2H)4.55(s,3H)5.63−5.78(m,1H)7.23(s,1H)8.07(d,1H)8.46(d,1H)。
実施例P52:2−[5−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルフィニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA58の調製
25mlのバイアル中において、窒素雰囲気下で無水トルエン(5mL)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(220mg、0.4460mmol)を入れ、これに炭酸セシウム(0.6914mmol、0.225g)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を窒素で5分間パージした。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.009219mmol、0.008527g)および(+/−)−BINAP(0.01844mmol、0.01184g)を上記の混合物に添加し、窒素で5分間パージした。最後にシクロプロピルアミン(0.5531mmol、0.03158g、0.0383mL)を上記の反応混合物に添加し、110℃で16時間加熱した。混合物をセライトベッドでろ過し、ベッドを酢酸エチル(20ml)で洗浄した。混合物を、酢酸エチルおよび水を含有する分離漏斗中に注ぎ入れた。有機層を分離し、水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮して粗生成物を得、これを、酢酸エチル/シクロヘキサン(4:6)を用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−[5−(シクロプロピルアミノ)−3−エチルスルフィニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(54mg、0.1191mmol、26%収率)を得た。1H NMR(400MHz,メタノール−d4)δppm 0.53−0.61(m,2H)0.84−0.94(m,2H)1.38(m,6H)2.57(m,1H)2.92−3.02(m,1H)3.50(m,1H)4.25(m,2H)4.43(s,3H)7.29(s,1H)7.79(d,1H)8.30(d,1H)
実施例P53:N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルファニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミドA59の調製
2−(5−アミノ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A69を参照されたい、0.4529mmol、0.18g)を乾燥ジクロロメタン(2mL)中に溶解し、これにN,N−ジエチルエタンアミン(1.359mmol、0.1375g、0.189mL)を室温において窒素雰囲気下で添加した。反応混合物を0℃に冷却し、シクロプロパン塩化カルボニル(0.4982mmol、0.05209g、0.04521mL)を窒素雰囲気下で滴下した。混合物を0℃〜室温において1時間で撹拌し、次いで水で失活させ、DCM(10ml)で希釈した。有機層を分離した。水性層をDCM(10ml)でさらに洗浄した。組み合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して粗生成物を得た。粗化合物を、60%酢酸エチル/シクロヘキサンを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、N−[6−[5−エチル−3−メチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルファニル−3−ピリジル]シクロプロパンカルボキサミド(0.3631mmol、0.169g)を80%の収率で得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.78(br.s.,1H),8.44(d,1H),8.37(s,1H),7.33(s,1H),4.26(m,2H),4.15(s,3H),2.95(m,2H),1.75(m,1H),1.42−1.36(m,3H),1.31(t,3H),1.16−1.10(m,2H),0.96−0.90(m,2H)。
実施例P54:2−[6−[シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA60の調製
2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.3g、0.7mmol)、シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン(市販されている、CAS1609964−41−1、0.7mmol、0.09g)、炭酸ジセシウム(1mmol、0.4g)および(5−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−キサンテン−4−イル)−ジフェニル−ホスファン(0.1mmol、0.08g)の1,4−ジオキサン(5.0mL)中の溶液を窒素で10分間パージした。次いで、これに(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オンパラジウム(0.07mmol、0.06g)を添加し、反応混合物をマイクロ波中において110℃で60分間加熱した。反応を水(10ml)で希釈し、酢酸エチル(3×30ml)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、50%EA−シクロヘキサンを用いるカラムクロマトグラフィーにより精製して、2−[6−[シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(120mg、30%収率)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.16(d,1H),7.21(s,1H),6.98(s,1H),4.22(m,2H),4.09(s,3H),3.73−3.52(m,2H),3.37(s,3H),2.77−2.65(m,1H),1.50−1.29(m,8H),1.11(m,2H)
実施例P55:2−[5−[シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA61の調製
2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.6081mmol、0.3g)、シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン(市販されている、CAS1609964−41−1、0.6690mmol、0.07973g)、炭酸ジセシウム(1.216mmol、0.3987g)および(5−ジフェニルホスファニル−9,9−ジメチル−キサンテン−4−イル)−ジフェニル−ホスファン(0.1216mmol、0.07255g)の1,4−ジオキサン(5.0mL)中の溶液を窒素で10分間パージした。次いで、これに(1E,4E)−1,5−ジフェニルペンタ−1,4−ジエン−3−オン;パラジウム(0.06081mmol、0.05569g)を添加し、混合物をマイクロ波中において110℃で60分間加熱した。反応を水(10ml)で希釈し、酢酸エチル(3×30ml)で抽出した。組み合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をコンビフラッシュ(シリカゲル、50%酢酸エチル−シクロヘキサン)により精製して、2−[5−[シクロプロピル(メチル)スルホキシイミン]−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(0.376mmol、0.2g、62%収率)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.63(d,1H),8.06(d,1H),7.20(s,1H),4.24(m,2H),4.05(s,3H),3.70(m,2H),3.26(s,3H),2.67−2.60(m,1H),1.41−1.32(m,6H),1.31−1.19(m,4H)。
実施例P56:2−(6−アセチル−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA70の調製
ステップA:2−[6−(1−エトキシビニル)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンの調製。
30mLのバイアル中において、2−(6−クロロ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(5.3mmol、2400mg)およびトリブチル(1−エトキシビニル)スタナン(5.6mmol、2000mg)を1,4−ジオキサン(27mL)中に溶解し、次いでこの黄色の懸濁液を窒素で20分間脱気した。Pd(PPh3)4(0.27mmol、310mg)を室温で添加し、懸濁液をマイクロ波の照射下に80℃で2時間撹拌した。完了した後、この反応を重炭酸ナトリウム10%溶液(30ml)で中和し、得られた溶液を酢酸エチル(20ml×3)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(30ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(30%酢酸エチルヘキサンおよび12gのシリカカートリッジ)に供して、表題の化合物を得た。この化合物を、さらに精製を行うことなく次のステップにおいて用いた。
ステップB:2−(6−アセチル−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA70の調製
塩酸溶液(20ml)を2−[6−(1−エトキシビニル)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(1mmol、500mg)のジクロロメタン(30ml)中の溶液に添加した。この反応を50℃で2時間撹拌した。完了した後、反応を重炭酸ナトリウム10%溶液(30ml)で、0℃で中和し、得られた溶液をジクロロメタン(20ml×3)で抽出した。組み合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(30ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(30%酢酸エチル/ヘキサンおよび12gのシリカカートリッジを用いた)に供して所望の化合物を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 1.34−1.43(m,6H)2.75(s,3H)3.82(q,2H)4.15(s,3H)4.27(q,2H)7.24(s,1H),8.36(d,1H)8.66(d,1H)。
本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分を加えることによってかなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で、相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること、あるいはそれらの製造中、例えば粉砕または混合中、それらの貯蔵中またはそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。
本明細書における活性成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の活性成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。
式Iの化合物と、活性成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1〜42およびP1に記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する):
石油(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、
1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882−07−7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(quintiofos)(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX、およびチオメルサール[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギディス(H.megidis)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPVおよびN.レコンティ(N.lecontei)NPV(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(844)およびバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル[CCN]+TX、ブスルファン[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ[CCN]+TX、チオテパ[CCN]+TX、トレタミン[CCN]およびウレデパ[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、
(E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートおよび(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコサ−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールおよび4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−マルチストリアチン[CCN]+TX、ブレビコミン[CCN]+TX、コドレルア[CCN]+TX、コドレモン(167)+TX、キュールア(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア[CCN]+TX、4−メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール[CCN]+TX、フロンタリン[CCN]+TX、ゴシップルア(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(421)+TX、グランドルアII(421)+TX、グランドルアIII(421)+TX、グランドルアIV(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール[CCN]+TX、イプセノール[CCN]+TX、ジャポニルア(481)+TX、リネアチン[CCN]+TX、リトルア[CCN]+TX、ループルア[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸[CCN]+TX、メチルオイゲノール(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア[CCN]+TX、オリクタルア(317)+TX、オストラモン[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(736)+TX、スルカトール[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(839)+TX、トリメドルアB1(839)+TX、トリメドルアB2(839)+TX、トリメドルアC(839)およびトランク−コール(trunc−call)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、
2−(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、
1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロパ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロパ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロパ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレスリン(17)+TX、アロサミジン[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス−レスメトリン+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(177)+TX、CS 708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、サイチオアート[CCN]+TX、d−リモネン[CCN]+TX、d−テトラメトリン(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、
ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス+TX、ジクレシル[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ジエルドリン(1070)+TX、ジエチル5−メチルピラゾール−3−イルホスフェート(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン[CCN]+TX、EI 1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エンペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル−DDD(1056)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、二塩化エチレン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオン−エチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS.登録番号:272451−65−7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ−シハロトリン(197)+TX、γ−HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ハイドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、幼若ホルモンI[CCN]+TX、幼若ホルモンII[CCN]+TX、幼若ホルモンIII[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ−シハロトリン(198)+TX、ヒ酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m−クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドックス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスホラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、フッ化メタンスルホニル(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メトミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メトトリン(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、ナフタロホス[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1303)+TX、NC−170(開発コード)(1306)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、硫酸ニコチン(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣用名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O−5−ジクロロ−4−ヨードフェニルO−エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O−ジエチルO−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O−ジエチルO−6−メチル−2−プロピルピリミジン−4−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’−テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトン−メチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラ−ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオン−メチル(616)+TX、ペンフルロン[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(628)+TX、PH 60−38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、
フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロール(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシム−メチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカルブ(651)+TX、ピリミホス−エチル(1345)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI[CCN]+TX、プレコセンII[CCN]+TX、プレコセンIII[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンビュート[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、クアッシア[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホス−メチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、ラフォキサニド[CCN]+TX、レスメトリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU 15525(開発コード)(723)+TX、RU 25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(1387)+TX、リアノジン(慣用名)(1387)+TX、サバジラ(725)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、SI−0205(化合物コード)+TX、SI−0404(化合物コード)+TX、SI−0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN 72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フッ化ナトリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、ナトリウムチオシアネート[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロン−ナトリウム(746)+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、フッ化スルフリル(756)+TX、スルプロオス(1408)+TX、タール油(758)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレトリン(1418)+TX、テルバム+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ−シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノックス+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラムシュウ酸水素塩(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップ−ナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスペルメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス−3[CCN]+TX、トリクロロナート(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(725)+TX、ベラトリン(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19]+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロール[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、フルクサメタミド(国際公開第2007/026965号)+TX、ε−メトフルトリン[240494−71−7]+TX、ε−モンフルオロトリン[1065124−65−3]+TX、フルアザインドリジン[1254304−22−7]+TX、クロロプラレトリン[399572−87−3]+TX、フルキサメタミド[928783−29−3]+TX、シハロジアミド(cyhalodiamide)[1262605−53−7]+TX、チオキサザフェン[330459−31−9]+TX、ブロフラニリド[1207727−04−5]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、シクラニリプロール[1031756−98−5]+TX、テトラニリプロール[1229654−66−3]+TX、グアジピル(guadipyr)(国際公開第2010/060231号に記載される)+TX、シクロキサプリド(国際公開第2005/077934号に記載される)+TXからなる物質の群から選択される殺虫剤、
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド−オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、
AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン[CCN]+TX、キネチン(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム[CCN]+TX、モキシデクチン[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス+TX、セラメクチン[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、
2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)およびリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、
2−(2−ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールおよびネロリドール(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、
イマニン[CCN]およびリバビリン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネート−メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、
ならびにアザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェノコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモル[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、マイクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシム−メチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、カプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅[20427−59−2]+TX、オキシ塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅[1317−39−1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタール−イソプロピル[10552−74−6]+TX、エディフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルクロホス−メチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、キノメチオナト[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェナミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチル−アルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキンアジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、硫黄[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、イソピラザム[881685−58−1]+TX、セダキサン[874967−67−6]+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノ−ナフタレン−5−イル)−アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3’,4’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−イル)−アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル−シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TXおよび1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物、ランコトリオン[1486617−21−3]、フロルピラウキシフェン[943832−81−3]]、イプフェントリフルコナゾール[1417782−08−1]、メフェントリフルコナゾール[1417782−03−6]、キノフメリン[861647−84−9]、クロロプラレトリン[399572−87−3]、シハロジアミド[1262605−53−7]、フルアザインドリジン[1254304−22−7]、フルキサメタミド[928783−29−3]、ε−メトフルトリン[240494−71−7]、ε−モンフルオロトリン[1065124−65−3]、ピジフルメトフェン[1228284−64−7]、κ−ビフェントリン[439680−76−9]、ブロフラニリド[1207727−04−5]、ジクロロメゾチアズ[1263629−39−5]、ジピメチトロン[16114−35−5]、ピラジフルミド[942515−63−1]およびκ−テフルトリン[391634−71−2];および
以下のものを含む微生物(microbials):アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルタナツム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ディオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバツム(Acremonium obclavatum)+TX、リンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol−A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カシアエ(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター属(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオコッカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)シスト(cyst)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、セレウス菌(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM−1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB−2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem−WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I−1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルトゥイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・ポピリエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スフェリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、枯草菌変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD−1(Bioprotec−CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、細菌種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビバクター・ミシガネンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)GHA(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ビューベリア属(Beauveria spp.)+TX、灰色かび病菌(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラディ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラディオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、セイヨウトゲアザミの菌(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマータ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・ギリエルモンディ(Candida guilliermondii)+TX、
カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリキュローザ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio−Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テヌイス(Candida tenius)+TX、セデセア・ダビセ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオイデス(Chaetomium cochliodes)(Nova−Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(Nova−Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4−1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファルム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリクム・アクタータム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ−ミニアツス(Cryptococcus infirmo−miniatus)+TX、クリプトコッカス・ローレンティ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・レウコトレタ顆粒病ウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、カプリアビダス・カンピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD−X(登録商標))+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイエンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・パーパラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシディウム・フロリフォルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラツム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、ガラクトマイセス・ゲオトリスム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、顆粒病ウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィラス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルウエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・スブグラシェスコーラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン−ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピキュラータ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルクチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドチウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・ケルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセ(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3−5+TX、ミコリザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)菌株AARC−0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、ペシロマイセス・ファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR−97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9−1(登録商標))+TX、
パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランティオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクツム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン酸塩溶解細菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトファトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトファトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピヒア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピヒア・ギリエルモンディ(Pichia guilermondii)+TX、ピヒア・メンブラネファシエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピヒア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピヒア・スチピチス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・オーレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot−Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルガータ(Pseudomonas corrugate)+TX、蛍光菌(Pseudomonas fluorescens))菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio−Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF−A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・テラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パレカンドルム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム病菌(Pythium periplocum)+TX、ラーネラ・アクアティリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラーネラ属(Rhanella spp.)+TX、リゾビウム属(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ロドトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムチラギノーザ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリニコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod−X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコーラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロマイセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・ヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバドゥンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエーテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC−108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトリビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−22(Trianum−P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum−G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タキシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL−21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコセシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコセシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラジウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry−Zen(登録商標))+TX、トウモロコシ黒穂病菌(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌および補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、バーチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、バーチシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルジバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリス病原型ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボヴィエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophilus);および
以下のものを含む植物抽出物:松油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt−X(登録商標)+TX、植物性の昆虫成長制御剤(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、ナタネ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミントおよびタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科植物(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科植物(Rutaceae)抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイムおよびシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリーおよびペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油およびミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標));および
以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser−(CM)/Isomate C−Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC−GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC−LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、Muscamone(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate−P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX,Z+TX,Z)−3+TX,8+TX,11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX,Z+TX,E)−7+TX,11+TX,13−ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)−7+TX,9−ドデカジエン−1−イルアセテート+TX、2−メチル−1−ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check−Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオアート(Lavandulyl senecioate);および
以下のものを含む生物(Macrobials):アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Aphelinus−System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia−System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni−System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、アンブリセイウス・スウィルスキイ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii−Mite(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ウォマースレイ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、Anagyrus loecki+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris−System(登録商標))+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar−M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ジアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ジアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ジアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ジアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En−Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia
axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem−Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B−Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem−M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer−System(登録商標)+TX、Entomite−A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite−M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、レプトマスチクス・ダクチロピ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical−N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)およびスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor−I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor−L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor−S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カーポプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema−System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia−rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho−Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator);および
以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni−HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferri−phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo−brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCP hailトラップ(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des−X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil−Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil−X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TXおよびトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX。
活性成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば、[3878−19−1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。活性成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995−2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
上記の活性成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」または別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」または「開発コード」が使用される。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
表1〜42から選択される式Iの化合物と、上記の活性成分との活性成分混合物は、表1〜42から選択される化合物および上記の活性成分を、好ましくは、100:1〜1:6000、特に50:1〜1:50の混合比で、より特に20:1〜1:20、さらにより特に10:1〜1:10、非常に特に5:1および1:5の比率で(2:1〜1:2の比率が特に好ましく、4:1〜2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ、1:1、または5:1、または5:2、または5:3、または5:4、または4:1、または4:2、または4:3、または3:1、または3:2、または2:1、または1:5、または2:5、または3:5、または4:5、または1:4、または2:4、または3:4、または1:3、または2:3、または1:2、または1:600、または1:300、または1:150、または1:35、または2:35、または4:35、または1:75、または2:75、または4:75、または1:6000、または1:3000、または1:1500、または1:350、または2:350、または4:350、または1:750、または2:750、または4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。
上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物またはその環境に施用する工程を含むが、手術または治療による人または動物の身体の治療のための方法および人または動物の身体において実施される診断方法を除く。
表1〜42から選択される式Iの化合物と、上記の1つまたは複数の活性成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready−mix)形態で、「タンクミックス」などの、単一の活性成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として、および逐次、すなわち、数時間または数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の活性成分の併用で施用され得る。表1〜42から選択される式Iの化合物および上記の活性成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば、非エポキシ化またはエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油または大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤および/または粘着付与剤、肥料または特定の効果を得るための他の活性成分、例えば、殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤または除草剤などの、さらなる固体または液体助剤も含み得る。
本発明に係る組成物は、例えば、固体活性成分を粉砕し、篩にかけ、および/または圧縮することにより、助剤の非存在下において、および例えば、活性成分を1つまたは複数の助剤と均質混合し、および/または粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下においてそれ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法およびこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
この組成物のための施用方法、すなわち、噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)または注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)などの、上記のタイプの有害生物を防除する方法および上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1〜1000ppm、好ましくは、0.1〜500ppmの活性成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1〜2000gの活性成分、特に10〜1000g/ha、好ましくは、10〜600g/haである。
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度および施用量を選択することができる。あるいは、活性成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、または固体形態の活性成分を植物の生息地、例えば土壌中に、例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
本発明の化合物およびその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば、果実、塊茎または穀粒などの種子、または苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。あるいは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することにより、または固体組成物の層を塗布することにより種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を、例えば、ドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法およびこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物および防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1〜200グラム、好ましくは、100kgの種子当たり5〜150グラム(100kgの種子当たり10〜100グラムなど)である。
種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子および植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
本発明は、式Iの化合物で被覆または処理されるかあるいはそれを含有する種子も含む。「で被覆または処理されるかおよび/またはそれを含有する」という用語は、一般に、活性成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、活性成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬および種子ペレッティング(pelleting)などの、当該技術分野において公知のすべての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前または種まき/種子の植え付けの際に噴霧または種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
生物学的実施例:
実施例B1:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(綿コナジラミ):摂食/接触活性:
綿葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片にコナジラミの成虫を外寄生させた。インキュベーションの6日後にサンプルを死亡率について確認した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A6、A7、A8、A9、A10、A12、A18、A20、A30、A31、A37、A38、A39、A40、A42、A43、A44、A47、A48、A49、A51、A52、A63、A64、A66およびA71。
実施例B2:ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)(コーンルートワーム):
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置いたトウモロコシの新芽を吹付けにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり6〜10匹)を外寄生させた。サンプルを外寄生の4日後に未処理のサンプルと比較して死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で2種のカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした:
A1、A2、A5、A6、A8、A10、A11、A12、A24、A26、A30、A31、A32、A33、A34、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A54、A56、A57、A58、A59、A63、A66およびA71。
実施例B3:ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルブラウンスティンクバグ(Neotropical Brown Stink Bug)):
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉にN2若虫を外寄生させた。サンプルを外寄生の5日後に未処理のサンプルと比較して死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で2種のカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした:
A1、A2、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12、A13、A17、A19、A20、A22、A24、A25、A26、A28、A30、A31、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A46、A47、A48、A50、A51、A52、A56、A64、A71およびA72。
実施例B4:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ):摂食/接触活性:
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000のDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のハナアザミウマ属(Frankliniella)の個体群を外寄生させた。サンプルを外寄生から7日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A1、A8、A10、A11、A43、A48およびA50。
実施例B5:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ):摂食/接触活性:
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のアブラムシの個体群を外寄生させた。サンプルを外寄生から6日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A1、A2、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12、A13、A18、A20、A28、A30、A36、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A55、A56、A59およびA71。
実施例B6:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)。浸透移行活性:
様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウの実生の根を、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液中に直接入れた。サンプルを、実生をテスト溶液中に入れてから6日後に死亡率について評価した。
以下の化合物が24ppmのテスト量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A2、A6、A7、A9、A10、A17、A18、A19、A20、A22、A28、A30、A42、A43、A45、A47、A48、A49、A50、A51、A55、A71およびA72。
実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)。固有活性:
10,000ppmDMSOストック溶液から調製したテスト化合物をピペットにより24ウェルマイクロタイタープレートに適用し、スクロース溶液と混合した。これらのプレートを引き伸ばしたParafilmで閉じた。24個の孔を有するプラスチック製のステンシルをプレート上に置き、外寄生させたエンドウの実生をParafilm上に直接置いた。外寄生させたプレートをゲル吸取り紙および他のプラスチック製のステンシルで閉じ、次いで上下を逆さまにした。サンプルを外寄生から5日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が12ppmのテスト量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A59
実施例B8:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ):
人工餌料の入った24−ウェルマイクロタイタープレートをピペットにより10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり10〜15匹)を外寄生させた。サンプルを外寄生の5日後に未処理のサンプルと比較して死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で2種のカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも一方において少なくとも80%の効果をもたらした:
A1、A2、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12、A13、A17、A18、A19、A20、A22、A24、A26、A27、A28、A30、A31、A32、A33、A34、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A54、A55、A56、A57、A59、A63、A64、A66、A70、A71およびA72。
実施例B9:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム):
綿葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを外寄生の3日後に未処理のサンプルと比較して死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。テストサンプルによるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食阻害効果および成長阻害の少なくとも1つのカテゴリが未処理のサンプルよりも高い場合にもたらされている。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:
A1、A2、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12、A13、A18、A20、A22、A24、A25、A26、A27、A30、A31、A32、A33、A34、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A54、A55、A56、A57、A59、A63、A64、A66、A71およびA72。
実施例B10:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム):
テスト化合物を10,000ppmのDMSOストック溶液から24−ウェルプレートにピペットにより採取し、寒天と混合した。レタスの種子を寒天の上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天を含有する他のプレートで閉じた。7日後、化合物は根により吸収されており、レタスが蓋プレート中で育っていた。次いでレタスの葉を蓋プレート中に切り取った。スポドプテラ(Spodoptera)の卵をピペットでプラスチック製のステンシルを介して湿性のゲル吸取り紙上にとり、蓋プレートをこれで閉じた。サンプルを外寄生の6日後に未処理のサンプルと比較して死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。
以下の化合物が12.5ppmのテスト量で3つのカテゴリ(死亡率、摂食阻害または成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果をもたらした:
A2、A6、A8、A9、A10、A11、A20、A26、A31、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A50、A51、A52、A53、A56およびA66。
実施例B11:ナミハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ):摂食/接触活性:
24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンの葉片に、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。サンプルを外寄生から8日後に混合個体群(活動期)における死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A1、A2、A4、A11、A13、A19、A24、A30、A32、A34、A42、A48、A64、A66およびA71。
実施例B12:ネギアザミウマ(Thrips tabaci)(タマネギアザミウマ)摂食/接触活性:
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のアザミウマ個体群を外寄生させた。サンプルを外寄生の6日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
A44およびA52。
実施例B13:ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(ネッタイシマカ):
エタノール中に200ppmの施用量でテスト溶液を12ウェル組織培養プレートに入れた。デポジットを乾燥させてから、2〜5日齢のメスのネッタイシマカ(Aedes aegypti)の成虫を各ウェルに5匹入れ、脱脂綿の栓に10%スクロース溶液を含ませて維持した。ノックダウンのアセスメントを導入から1時間後に行い、導入後24時間および48時間における死亡率を評価した。
以下の化合物が48時間および/または24時間後にネッタイシマカ(Aedes aegypti)の少なくとも80%防除をもたらした:
A1、A2、A5、A6、A11、A12、A30、A38およびA39。
実施例B14:ハマダラカ(Anopheles stephensi)(インディアンマラリアカ(Indian malaria mosquito)):
エタノール中に200ppmの施用量でテスト溶液を12ウェル組織培養プレートに入れた。デポジットを乾燥させてから、2〜5日齢の雌のハマダラカ(Anopheles stephensi)の成虫を各ウェルに5匹入れ、脱脂綿の栓に10%スクロース溶液を含ませて維持した。ノックダウンのアセスメントを導入から1時間後に行い、導入後24時間および48時間における死亡率を評価した。
以下の化合物が48時間および/または24時間後にハマダラカ(Anopheles stephensi)の少なくとも80%防除をもたらした:
A2およびA30。

Claims (14)

  1. 式I
    (式中、
    Yは、OまたはSであり;
    2は、水素、ハロゲン、C1〜C6ハロアルキルもしくはC1〜C6アルキルであるか;または
    2は、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、SF5、シアノ、C3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルもしくは−C(O)C1〜C6ハロアルキルであるか;または
    2は、R6から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
    4は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか、もしくはR20によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;もしくはR20によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または
    4は、R7によって置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    4は、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、アミンもしくはヒドロキシルであるか;
    4は、R7によって置換されたC2〜C6アルケニルであるか、またはR7によって置換されたC2〜C6アルキニルであり;
    5は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、またはC1〜C4アルキルスルファニルによって置換されたC1〜C4アルキルであり;
    6およびR20は、相互に独立して、シアノ、ハロゲン、C1〜C6アルキルおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択され;
    7は、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、またはフェニルであって、それ自体がR8から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るフェニルであり;
    8は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルまたはC1〜C4アルコキシであり;
    3は、式Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10、Q11、Q12、Q13およびQ14
    からなる群から選択されるラジカルであり、式中、
    矢印は、イミダゾール環に対する結合点を示し;
    Aは、CHまたはNを表し;
    Xは、S、SOまたはSO2であり;
    1は、C1〜C4アルキルもしくはC1〜C4ハロアルキルであるか;または
    1は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    1は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
    9は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、ヒドロキシル、C1〜C6アルコキシもしくはS(O)m121であるか;または
    9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または
    9は、C3〜C6シクロアルキルカルボニルであり;
    10は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C2〜C6アルキニル、C2〜C6アルケニル、アミノ、NH−CN、N−(C1〜C4アルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C1〜C4アルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−(C1〜C4アルキルカルボニル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノもしくは−S(O)mR13であるか;または
    10は、基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    10は、5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員環系は、基Vから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;
    11は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、N−C1〜C4アルキルアミノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノ、N−(C3〜C6シクロアルキル)アミノもしくはN−(C1〜C4アルキル)N−(C1〜C4アルキル)アミノであるか;または
    11は、前記基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    11は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    11は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または
    11は、5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系は、前記基Vから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;
    12は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシもしくはC1〜C6ハロアルコキシであるか;または
    12は、前記基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    12は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    12は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
    13は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、N−C1〜C4アルキルアミノ、N,N−(C1〜C4アルキル)2アミノもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;または
    13は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    13は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルであり;
    21は、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、N−C1〜C4アルキルアミノ、N,N−(C1〜C4アルキル)2アミノもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;または
    21は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    21は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキルであり;
    mは、0、1または2であり;
    1は、0、1または2であり;
    14は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
    15は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、アミノ、N−C1〜C4アルキルアミノもしくはN,N−(C1〜C4アルキル)2アミノであるか;または
    15は、前記基Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    15は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    15は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
    pは、0または1であり;
    16は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
    17は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシもしくはC1〜C6ハロアルコキシであるか;または
    17は、シアノ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキルおよびC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは二置換され得るアミノであり、前記C3〜C6シクロアルキルおよびC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル基は、それ自体、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;または
    17は、Zから独立して選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    17は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または
    17は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または
    17は、5〜6員環芳香族もしくは芳香族複素環系であり、前記芳香族もしくは芳香族複素環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得るが、ただし、各環系は、3個以上の酸素原子及び3個以上の硫黄原子を含有することができず、前記5〜6員芳香族もしくは芳香族複素環系は、Vから独立して選択される置換基によって一置換乃至多置換され得;
    18は、水素、ハロゲン、アミノ、シアノ、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、またはシアノ、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3アルキルおよびハロゲンによって置換されたC3〜C6シクロアルキルであり;
    19は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキルC1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキルであり;
    Zは、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、−SH、アミノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルもしくはフェニルであり;前記フェニルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;または
    Zは、ピリジルであり;前記ピリジルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るか;または
    Zは、ピリミジルであり;前記ピリミジルは、ハロゲン、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得;
    Vは、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルまたはC1〜C4ハロアルキルスルホニルである)
    の化合物、ならびに前記式Iの化合物の農芸化学的に許容可能な塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシド。
  2. 式I−1
    (式中、R3は、式Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7、Q8、Q9、Q10、Q11、Q12、Q13およびQ14
    からなる群から選択されるラジカルであり、式中、
    A、R2、R4、R5、R9、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R18およびR19は、請求項1において式Iで定義されているとおりであり;
    Xは、S、SOまたはSO2であり;
    1は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)
    の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。
  3. 4が、メチル、エチル、シクロプロピルである、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  4. 5が、メチルである、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  5. Aが、Nであり;
    Xが、SまたはSO2であり;
    1が、エチルである、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  6. 3が、Q1〜Q6
    (式中、R18は、水素であり;
    A、R5、R9、R10およびR11は、請求項1において式Iで定義されているとおりであり;
    Xは、S、SOまたはSO2であり;
    1は、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)
    からなる基Qから選択される、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  7. 2が、C1〜C4ハロアルキルであり;
    4が、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
    5が、C1〜C4アルキルであり;
    3が、Q1〜Q6
    (式中、
    1は、C1〜C4アルキルであり;
    Xは、S、SOまたはSO2であり;
    9、R10およびR11は、請求項1において式Iで定義されているとおりであり;
    18は、水素であり;
    Aは、NまたはCHである)
    からなる群から選択される、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  8. Aが、NまたはCHであり;
    2が、C1〜C4ハロアルキルであり;
    Xが、S、SOまたはSO2であり;
    3が、Q1〜Q6
    (式中、R18は、水素であり;
    1は、C1〜C4アルキルであり;
    4は、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
    5は、C1〜C4アルキルであり;
    9は、水素もしくはC1〜C4アルキルであるか;または
    9は、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;
    10は、水素、C1〜C6アルキル、シアノ、N−(C1〜C4アルキル)N−(C3〜C6シクロアルキルカルボニル)アミノ、N−C3〜C6シクロアルキルカルボニルアミノもしくは−S(O)213であるか;または
    10は、シアノおよびハロゲンから選択される基によって一置換もしくは二置換されたC1〜C4アルキルであるか;または
    10は、フェニル、ピリジニルまたはピラゾリルであり;前記フェニル、ピリジニルまたはピラゾリルは、C1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンから独立して選択される置換基によって一置換乃至多置換され得;
    11は、C1〜C4アルキル、N−C1〜C4アルキルアミノまたはN,N−(C1〜C4アルキル)2アミノである)
    からなる群から選択される、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  9. Aが、NまたはCHであり;
    2が、C1〜C4ハロアルキルであり;
    Xが、S、SOまたはSO2であり;
    3が、Q1〜Q6
    (式中、R18は、水素であり;
    1は、C1〜C4アルキルであり;
    4は、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
    5は、C1〜C4アルキルであり;
    9は、水素、C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
    10は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
    11は、C1〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルであるか、またはハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって一置換もしくは多置換されたC1〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキルである)
    からなる群から選択される、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  10. Yが、Oであり;
    2が、C1〜C2ハロアルキルであり;
    4が、C1〜C3アルキルまたはシクロプロピルであり;
    5が、C1〜C3アルキルであり;
    3が、Q1〜Q7、Q9、Q10およびQ11
    からなる群から選択され、
    Xは、S、SOまたはSO2であり;
    1は、C1〜C3アルキルであり;
    Aは、NまたはCHであり;
    9は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ヒドロキシルもしくはC1〜C6アルコキシであるか;または
    9は、シクロプロピルカルボニル、シクロプロピル、シアノによって一置換されたシクロプロピルであるか、もしくはS(O)21〜C2アルキルであり;
    10は、水素、C1〜C6アルキル、S(O)21〜C2アルキル、S(O)2シクロプロピル、アミノ、N−(C1〜C2アルキル)アミノまたはN−(C1〜C2アルキル)N−(シクロプロピルカルボニル)アミノであり;
    10は、シアノによって一置換されたC1〜C4アルキルであり;
    11は、シアノによって置換され得るC1〜C6アルコキシまたはシクロプロピルであり;
    12は、ヒドロキシルおよびC1〜C4アルキルであり;
    14は、C1〜C4アルキルであり;
    15は、シクロプロピルであり;
    pは、1であり;
    18は、水素、C1〜C3アルキル、ハロゲン、シクロプロピルまたはシアノであり;
    19は、C1〜C4アルコキシである、請求項2に記載の式I−1の化合物。
  11. 少なくとも1種の請求項1に記載の式Iの化合物または適切な場合にはその互変異性体を、それぞれの場合に遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態で活性成分として含み、かつ少なくとも1種の助剤を含む、殺有害生物組成物。
  12. 有害生物を防除する方法であって、請求項11に記載の組成物を前記有害生物またはその環境に適用する工程を含み、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の処置の方法および前記ヒトまたは動物の身体において実施される診断方法を除くことを特徴とする、方法。
  13. 有害生物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料または前記繁殖材料が植えられる場所を請求項11に記載の組成物で処理する工程を含むことを特徴とする、方法。
  14. 請求項13に記載の方法に従って処理された植物繁殖材料。
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