JP2018506994A5 - - Google Patents

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本明細書で引用したすべての参考文献は、参照によって完全に組み込まれる。本発明を今や十分に説明したので、本発明の精神もしくは範囲またはその任意の実施形態に影響を及ぼすことなく、本発明を条件、パラメーターなどの広く、同等の範囲内で実施することができることは、当業者が理解するであろう。
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また、本発明は以下を提供する。
[1]
突然変異セマフォリン3またはその機能性断片であって、前記突然変異セマフォリン3が、セマフォリン3A、セマフォリン3B、セマフォリン3Cおよびセマフォリン3Dからなる群から選択され、前記突然変異セマフォリン3または前記その機能性断片が、アミノ酸配列CX GKDを含み、ここで、
がKまたはNである、アミノ酸であり、
がW、MおよびLの群から選択されるアミノ酸であり、
アラニン(A )が親水性アミノ酸により置換されている、
突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[2]
配列番号2に示す野生型セマフォリン3Aの106位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;
配列番号6に示す野生型セマフォリン3Bの105位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;
配列番号10に示す野生型セマフォリン3Cの104位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;または
配列番号14に示す野生型セマフォリン3Dの120位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸
を含む、[1]に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[3]
前記セマフォリン3が
(a) 配列番号1、配列番号5、配列番号9および配列番号13の群から選択される核酸配列によりコードされるポリペプチドであって、
配列番号1の631〜633位におけるヌクレオチドGCTが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、
配列番号5の559〜561位におけるヌクレオチドGCAが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、
配列番号9の872〜874位におけるヌクレオチドGCTが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、かつ
配列番号13の398〜400位におけるヌクレオチドGCCが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、
前記ポリペプチド、
(b)配列番号2、配列番号6、配列番号10および配列番号14の群から選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、
配列番号2の106位、配列番号6の105位、配列番号10の104位または配列番号14の120位におけるアラニン残基が前記親水性アミノ酸により置換されている、
前記ポリペプチド、
(c)(a)または(b)で定義したポリペプチドをコードする核酸分子の相補鎖にストリンジェント条件下でハイブリダイズする核酸配列によりコードされるポリペプチド、
および
(d)血管新生の阻害剤として機能し、(b)で言及したポリペプチドのいずれか1つとの少なくとも55%の同一性を有するポリペプチド
からなる群から選択される、[1]または[2]に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[4]
(a)配列番号2の106位;
(b)配列番号6の105位;
(c)配列番号10の104位;または
(d)配列番号14の120位
に親水性アミノ酸を含む、[1]から[3]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[5]
機能性semaドメインを含み、アミノ酸置換(複数可)、付加(複数可)、欠失(複数可)および重複(複数可)からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる突然変異を含む、[1]から[4]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[6]
前記親水性アミノ酸が、K、R、N、Q、S、T、E、DおよびHの群から選択される、[1]から[5]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[7]
前記親水性アミノ酸がKまたはRである、[1]から[6]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[8]
前記アラニンを置換する前記親水性アミノ酸がKである、[6]に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[9]
配列番号26、配列番号27、配列番号29、配列番号30、配列番号32、配列番号33、配列番号35、配列番号36、配列番号45、配列番号46、配列番号47または配列番号48のいずれか1つに定義されている1つまたは複数の配列(複数可)を含む、[1]から[8]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[10]
前記セマフォリン3または前記その機能性断片をコードする核酸分子が
(a)配列番号1の631〜633位におけるヌクレオチドGCTが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号1の601〜1206のヌクレオチド;
(b)配列番号5の559〜561位におけるヌクレオチドGCAが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号5の529〜1137のヌクレオチド;
(c)配列番号9の872〜874位におけるヌクレオチドGCTが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号9の842〜1444のヌクレオチド;または
(d)配列番号13の398〜400位におけるヌクレオチドGCCが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号13の368〜982のヌクレオチド
を含む、[1]から[9]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[11]
前記機能性semaドメインを含み、前記semaドメインが
(a)配列番号2の106位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号21;
(b)配列番号6の105位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号22;
(c)配列番号10の104位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号23;または
(d)配列番号14の120位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号24
に示すアミノ酸配列から選択される、[1]から[10]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[12]
前記突然変異セマフォリン3が配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号66、配列番号68、配列番号70および配列番号72からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、[1]から[11]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
[13]
[1]から[12]のいずれか一項に定義されている血管新生の阻害剤として機能する突然変異セマフォリン3またはその機能性断片を含む融合タンパク質。
[14]
前記機能性semaドメインが
(a)配列番号2の106位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号21;
(b)配列番号6の105位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号22;
(c)配列番号10の104位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号23;または
(d)配列番号14の120位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号24
に定義されているポリペプチドを含むまたはポリペプチドである、[13]に記載の融合タンパク質。
[15]
[1]から[12]のいずれか一項に定義されている突然変異セマフォリン3またはその機能性断片を含み、
(a)安定化ドメイン;および/または
(b)二量体化ドメイン
をさらに含む、[13]または[14]に記載の融合タンパク質。
[16]
(a)前記安定化ドメインがプレキシンセマフォリンインテグリン(PSI)ドメインであり、前記PSIドメインが配列番号45、配列番号46、配列番号47もしくは配列番号48のうちの1つもしくは複数の配列を含み、かつ/または
(b)前記二量体化ドメインが別のそのような二量体化ドメインとの10 −5 M〜10 −6 Mの範囲内の解離定数K を有し、かつ/もしくは前記二量体化ドメインがC末端IgG定常ドメイン、DARPinおよびロイシンジッパーの群から選択される、
[15]に記載の融合タンパク質。
[17]
前記IgG定常ドメインがIgG1またはIgG3である、[16]に記載の融合タンパク質。
[18]
配列番号1の631〜633位におけるヌクレオチドGCTが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号1のヌクレオチド316〜1959に及ぶ核酸配列および配列番号37のヌクレオチド295〜990に及ぶ核酸配列;
配列番号5の559〜561位におけるヌクレオチドGCAが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号5のヌクレオチド247〜1887に及ぶ核酸配列および配列番号37のヌクレオチド295〜990に及ぶ核酸配列;
配列番号9の872〜874位におけるヌクレオチドGCTが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号9のヌクレオチド563〜2197に及ぶ核酸配列および配列番号37のヌクレオチド295〜990に及ぶ核酸配列;または
配列番号13の398〜400位におけるヌクレオチドGCCが親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、配列番号13のヌクレオチド41〜1735に及ぶ核酸配列および配列番号37のヌクレオチド295〜990に及ぶ核酸配列
を有する核酸酸配列を含む核酸分子によりコードされる、[13]から[17]のいずれか一項に記載の融合タンパク質。
[19]
配列番号2の106位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号2のアミノ酸残基1〜548に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;
配列番号6の105位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号6のアミノ酸残基1〜547に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;
配列番号10の104位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号10のアミノ酸残基1〜565に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;または
配列番号14の120位におけるアラニン残基が前記親水性アミノ酸により置換されている、配列番号14のアミノ酸残基1〜545に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列
を含む、[13]から[18]のいずれか一項に記載の融合タンパク質。
[20]
配列番号18、配列番号76、配列番号78および配列番号79からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、[13]から[19]のいずれか一項に記載の融合タンパク質。
[21]
[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片にまたは[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質に特異的に結合する抗体。
[22]
[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片または[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質をコードする、核酸分子。
[23]
[22]に記載の核酸分子を含むベクター。
[24]
遺伝子標的ベクターまたは遺伝子導入ベクターである、[23]に記載のベクター。
[25]
アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターである、[23]または[24]に記載のベクター。
[26]
前記アデノ随伴ウイルスがAAV8ベクターである、[23]から[25]のいずれか一項に記載のベクター。
[27]
[23]から[26]のいずれか一項に記載のベクターにより形質転換された、または[22]に記載の核酸分子を含む宿主。
[28]
哺乳類細胞である、[27]に記載の宿主。
[29]
前記哺乳類細胞がHEK細胞である、[27]または[28]に記載の宿主。
[30]
前記HEK細胞がHEK293−EBNA1またはHEK293E細胞である、[27]から[29]のいずれか一項に記載の宿主。
[31]
[27]から[30]のいずれか一項に記載の宿主を培養し/生育させ、任意選択で、産生されたポリペプチドを単離することを含む、[22]に記載の核酸分子によりコードされる前記突然変異セマフォリン3、前記その機能性断片または前記融合タンパク質を産生させる方法。
[32]
[22]に記載の核酸分子によりコードされ、かつ/または[31]に記載の方法により産生されるポリペプチド。
[33]
(a)[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片;
(b)[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質;および/または
(c)[22]に記載の核酸分子
を含み、任意選択で医薬賦形剤を含む医薬組成物。
[34]
前記医薬賦形剤が医薬担体である、[33]に記載の医薬組成物。
[35]
前記医薬担体が、ウイルスである、[34]に記載の医薬組成物。
[36]
前記ウイルスがアデノ随伴ウイルス(AAV)である、[35]に記載の医薬組成物。
[37]
前記アデノ随伴ウイルスがAAV8である、[35]または[36]に記載の医薬組成物。
[38]
医薬として使用するための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[22]に記載の核酸分子、[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[31]により産生されるポリペプチド。
[39]
がん、腫瘍、腫瘍性疾患、血管新生障害、血管性網膜症、血液脳関門透過性変化、神経炎症性障害、骨粗鬆症、肥満、マイコバクテリア感染および/または肉芽腫の治療における使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[22]に記載の核酸分子、[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[31]により産生されるポリペプチド。
[40]
固形腫瘍であるがん、腫瘍および/または腫瘍性疾患の治療における使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[22]に記載の核酸分子、[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[31]により産生されるポリペプチド。
[41]
前記がんが、膵臓がん、子宮頚がん、乳がん、結腸がん、黒色腫、前立腺がん、膀胱がんおよび舌がんからなる群から選択される、[39]もしくは[40]に記載の使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[39]もしくは[40]に記載の使用のための[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[39]もしくは[40]に記載の使用のための[22]に記載の核酸分子、[39]もしくは[40]に記載の使用のための[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[39]もしくは40]に記載の使用のための[31]により産生されるポリペプチド。
[42]
前記腫瘍、がんまたは腫瘍性疾患が膵臓腫瘍/がんである、[39]から[41]のいずれか一項に記載の使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[39]から[41]のいずれか一項に記載の使用のための[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[39]から[41]のいずれか一項に記載の使用のための[22]に記載の核酸分子、[39]から[41]のいずれか一項に記載の使用のための[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[39]から[41]のいずれか一項に記載の使用のための[31]により産生されるポリペプチド。
[43]
血管正常化、腫瘍成長の低減、転移の低減および/または生存期間の延長が伴う、[39]から[42]のいずれか一項に記載の使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[39]から[42]のいずれか一項に記載の使用のための[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[39]から[42]のいずれか一項に記載の使用のための[22]に記載の核酸分子、[39]から[42]のいずれか一項に記載の使用のための[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[39]から[42]のいずれか一項に記載の使用のための[31]により産生されるポリペプチド。
[44]
前記突然変異セマフォリン3もしくは前記その機能性断片、前記融合タンパク質、前記核酸分子、前記医薬組成物および/または前記ポリペプチドを抗増殖薬、抗がん薬、細胞増殖抑制薬、細胞毒性薬および/または放射線療法と併用して投与するものとする、[39]から[43]のいずれか一項に記載の使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[39]から[43]のいずれか一項に記載の使用のための[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[39]から[43]のいずれか一項に記載の使用のための[22]に記載の核酸分子、[39]から[43]のいずれか一項に記載の使用のための[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[39]から[43]のいずれか一項に記載の使用のための[31]により産生されるポリペプチド。
[45]
前記突然変異セマフォリン3もしくは前記その機能性断片、前記融合タンパク質、前記核酸分子、前記医薬組成物および/または前記ポリペプチドを非経口投与するものとする、[39]から[44]のいずれか一項に記載の使用のための[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[39]から[44]のいずれか一項に記載の使用のための[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[39]から[44]のいずれか一項に記載の使用のための[22]に記載の核酸分子、[39]から[44]のいずれか一項に記載の使用のための[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物および/または[39]から[44]のいずれか一項に記載の使用のための[31]により産生されるポリペプチド。
[46]
医薬としての[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[21]に記載の抗体、[22]に記載の核酸分子、[23]から[26]のいずれか一項に記載のベクター、[27]から[30]のいずれか一項に記載の宿主、[31]により産生されるポリペプチドおよび/または[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物の使用。
[47]
薬学的有効量の[1]から[12]のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、[13]から[20]のいずれか一項に記載の融合タンパク質、[22]に記載の核酸分子、[23]から[26]のいずれか一項に記載のベクター、[31]により産生されるポリペプチドおよび/または[33]から[37]のいずれか一項に記載の医薬組成物をそのような治療を必要とする対象に投与するステップを含む血管新生障害、腫瘍性疾患および/またはがんの治療方法。
[48]
前記対象がヒトである、[47]に記載の治療方法。
[49]
前記薬学的有効量が0.5〜10mg/kg体重の範囲である、[47]または[48]に記載の治療方法。

Claims (19)

  1. 突然変異セマフォリン3またはその機能性断片であって、前記突然変異セマフォリン3が、セマフォリン3A、セマフォリン3B、セマフォリン3Cおよびセマフォリン3Dからなる群から選択され、前記突然変異セマフォリン3または前記その機能性断片が、アミノ酸配列CXGKDを含み、ここで、
    がKまたはNである、アミノ酸であり、
    がW、MおよびLの群から選択されるアミノ酸であり、
    アラニン(A)が親水性アミノ酸により置換されており、
    前記突然変異セマフォリン3または前記その機能性断片は、血管新生を阻害する、および/または、血管正常化剤として機能する、
    突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  2. 配列番号2に示す野生型セマフォリン3Aの106位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;
    配列番号6に示す野生型セマフォリン3Bの105位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;
    配列番号10に示す野生型セマフォリン3Cの104位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;または
    配列番号14に示す野生型セマフォリン3Dの120位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸
    を含む、請求項1に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  3. 前記セマフォリン3が
    (a) 配列番号1、配列番号5、配列番号9および配列番号13の群から選択される核酸配列によりコードされるポリペプチドであって、
    配列番号1の631〜633位におけるヌクレオチドGCTが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、
    配列番号5の559〜561位におけるヌクレオチドGCAが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、
    配列番号9の872〜874位におけるヌクレオチドGCTが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換され、かつ
    配列番号13の398〜400位におけるヌクレオチドGCCが前記親水性アミノ酸をコードするヌクレオチドにより置換されている、
    前記ポリペプチド、
    (b)配列番号2、配列番号6、配列番号10および配列番号14の群から選択されるアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、
    配列番号2の106位、配列番号6の105位、配列番号10の104位または配列番号14の120位におけるアラニン残基が前記親水性アミノ酸により置換されている、
    前記ポリペプチド、
    (c)(a)または(b)で定義したポリペプチドをコードする核酸分子の相補鎖にストリンジェント条件下でハイブリダイズする核酸配列によりコードされるポリペプチド、
    および
    (d)(b)で言及したポリペプチドのいずれか1つとの少なくとも55%の同一性を有するポリペプチド
    からなる群から選択される、請求項1または2に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  4. (a)配列番号2の106位;
    (b)配列番号6の105位;
    (c)配列番号10の104位;または
    (d)配列番号14の120位
    に親水性アミノ酸を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  5. 機能性semaドメインを含み、アミノ酸置換(複数可)、付加(複数可)、欠失(複数可)および重複(複数可)からなる群から選択される少なくとも1つのさらなる突然変異を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  6. 前記親水性アミノ酸が、K、R、N、Q、S、T、E、DおよびHの群から選択され、好ましくは、前記親水性アミノ酸がKまたはRであり、最も好ましくは、前記アラニンを置換する前記親水性アミノ酸がKである、請求項1から5のいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  7. 前記機能性semaドメインを含み、前記semaドメインが
    (a)配列番号2の106位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号21;
    (b)配列番号6の105位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号22;
    (c)配列番号10の104位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号23;または
    (d)配列番号14の120位に対応するアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号24
    に示すアミノ酸配列から選択される、請求項1からのいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3またはその機能性断片。
  8. 管新生の阻害剤として、および/または、血管正常化剤として機能する、請求項1から7のいずれか一項に定義されている突然変異セマフォリン3またはその機能性断片を含む融合タンパク質。
  9. 請求項1からのいずれか一項に定義されている突然変異セマフォリン3またはその機能性断片を含み、
    (a)安定化ドメイン;および/または
    (b)二量体化ドメイン
    をさらに含む、請求項に記載の融合タンパク質。
  10. (a)前記安定化ドメインがプレキシンセマフォリンインテグリン(PSI)ドメインであり、前記PSIドメインが配列番号45、配列番号46、配列番号47もしくは配列番号48のうちの1つもしくは複数の配列を含み、かつ/または
    (b)前記二量体化ドメインが別のそのような二量体化ドメインとの10−5M〜10−6Mの範囲内の解離定数Kを有し、かつ/もしくは前記二量体化ドメインがC末端IgG定常ドメイン、DARPinおよびロイシンジッパーの群から選択され、かつ/または
    前記IgG定常ドメインがIgG1またはIgG3である、請求項に記載の融合タンパク質。
  11. 配列番号2の106位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号2のアミノ酸残基1〜548に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;
    配列番号6の105位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号6のアミノ酸残基1〜547に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;
    配列番号10の104位におけるアラニン残基が親水性アミノ酸により置換されている、配列番号10のアミノ酸残基1〜565に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列;または
    配列番号14の120位におけるアラニン残基が前記親水性アミノ酸により置換されている、配列番号14のアミノ酸残基1〜545に及ぶアミノ酸配列および配列番号41に示すアミノ酸配列
    を含む、または、
    配列番号18、配列番号76、配列番号78および配列番号79からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項から10のいずれか一項に記載の融合タンパク質。
  12. 請求項1からのいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片にまたは請求項から11のいずれか一項に記載の融合タンパク質に特異的に結合する抗体であって、配列番号2に示す野生型セマフォリン3Aの106位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;配列番号6に示す野生型セマフォリン3Bの105位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;配列番号10に示す野生型セマフォリン3Cの104位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸;または配列番号14に示す野生型セマフォリン3Dの120位に対応するアラニンの代わりに前記親水性アミノ酸を含むエピトープに特異的に結合する、抗体
  13. 請求項1からのいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片または請求項から11のいずれか一項に記載の融合タンパク質をコードする、核酸分子。
  14. 請求項13に記載の核酸分子を含むベクター。
  15. 請求項14に記載のベクターにより形質転換された、または請求項13に記載の核酸分子を含む宿主。
  16. 請求項15に記載の宿主を培養し/生育させ、任意選択で、産生されたポリペプチドを単離することを含む、請求項13に記載の核酸分子によりコードされる前記突然変異セマフォリン3、前記その機能性断片または前記融合タンパク質を産生させる方法。
  17. (a)請求項1からのいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片;
    (b)請求項から11のいずれか一項に記載の融合タンパク質;および/または
    (c)請求項13に記載の核酸分子
    を含み、任意選択で医薬賦形剤を含む医薬組成物。
  18. 医薬として使用するための、または、がん、腫瘍、腫瘍性疾患、血管新生障害、血管性網膜症、血液脳関門透過性変化、神経炎症性障害、骨粗鬆症、肥満、マイコバクテリア感染および/または肉芽腫の治療における使用のための、請求項1からのいずれか一項に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、請求項から11のいずれか一項に記載の融合タンパク質、請求項13に記載の核酸分子、請求項17に記載の医薬組成物および/または請求項16により産生されるポリペプチドであって、好ましくは前記がん、腫瘍および/または腫瘍性疾患は固形腫瘍であり、より好ましくは、前記がんは、膵臓がん、子宮頚がん、乳がん、結腸がん、黒色腫、前立腺がん、膀胱がんおよび舌がんからなる群から選択され、最も好ましくは、前記腫瘍、がんまたは腫瘍性疾患は膵臓腫瘍/がんである、突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、融合タンパク質、核酸分子、医薬組成物および/またはポリペプチド
  19. 増殖薬、抗がん薬、細胞増殖抑制薬、細胞毒性薬および/または放射線療法と併用して投与される、請求項18に記載の突然変異セマフォリン3もしくはその機能性断片、融合タンパク質、核酸分子、医薬組成物および/またはポリペプチド。


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