JP2018501786A5 - - Google Patents

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ある特定の実施形態は、以下の説明、実施例、請求項および図面においてさらに論じられる。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
a)第1のキメラポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)第2のキメラポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該第2のキメラポリペプチドは、アポトーシス促進ポリペプチド領域および第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有する、第2のポリヌクレオチド;
を含む改変された細胞であって、
ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合する、
改変された細胞。
(項目2)
前記第2の多量体化領域は、前記第1の多量体リガンドに結合し、前記第1の多量体化領域に有意に結合しない第2の多量体リガンドに結合する、項目1に記載の改変された細胞。
(項目3)
前記第1のリガンドは、第1の部分を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の部分に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の部分に有意に結合しない、
項目1または項目2に記載の改変された細胞。
(項目4)
前記第1のリガンドは、第1の単量体を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の単量体に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の単量体に有意に結合しない、
項目1または項目2に記載の改変された細胞。
(項目5)
前記第1の多量体化領域は、前記第2の多量体リガンドに結合できない、項目1〜3のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目6)
前記第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、ラパマイシンまたはラパログに結合する、項目1〜4のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目7)
前記ラパログは、S−o,p−ジメトキシフェニル(DMOP)−ラパマイシン、R−イソプロポキシラパマイシン、およびS−ブタンスルホンアミドラプからなる群より選択される、項目6に記載の改変された細胞。
(項目8)
前記第1の多量体化領域は、FKBP12−ラパマイシン結合(FRB)領域またはFRBバリアント領域を含む、項目1〜7のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目9)
前記第1の多量体化領域は、KLW(T2098L)、KTF(W2101F)、およびKLF(T2098L、W2101F)からなる群より選択されるFRBバリアント領域を含む、項目1〜8のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目10)
前記第1の多量体化領域は、FRB を含む、項目1〜9のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目11)
前記第1の多量体化領域は、少なくとも2個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含む、項目1〜10のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目12)
前記第1の多量体化領域は、少なくとも3個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含む、項目1〜10のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目13)
前記第2の多量体化領域は、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域を含む、項目1〜12のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目14)
前記第2の多量体化領域は、バリン、ロイシン、イソロイシンおよびアラニンからなる群より選択される36位でのアミノ酸置換を有するFKBP12バリアント領域である、項目1〜13のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目15)
前記第2の多量体化領域は、FKBPv36領域を含む、項目13に記載の改変された細胞。
(項目16)
前記第2のリガンドは、AP1903、AP20187、およびAP1510からなる群より選択される、項目1〜15のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目17)
前記膜会合ポリペプチドは、抗原認識部分を含む、項目1〜16のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目18)
前記膜会合ポリペプチドは、T細胞レセプターを含む、項目1〜16のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目19)
前記膜会合ポリペプチドは、キメラ抗原レセプターを含む、項目1〜16のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目20)
前記キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、および(iii)抗原認識部分を含む、項目19に記載の改変された細胞。
(項目21)
前記キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)MyD88ポリペプチドまたはTIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域および(iv)T細胞活性化分子、ならびに(v)抗原認識部分を含む、項目19に記載の改変された細胞。
(項目22)
前記キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)4−1BB、OX40、およびCD28からなる群より選択される共刺激ポリペプチド、(iii)T細胞活性化分子、ならびに(iv)抗原認識部分を含む、項目19に記載の改変された細胞。
(項目23)
前記膜会合ポリペプチド領域は、膜貫通ポリペプチドまたは膜標的化領域である、項目1〜22のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目24)
前記膜標的化領域は、ミリストイル化領域、パルミトイル化領域、プレニル化領域、NKG2Dレセプター、およびレセプターの膜貫通配列からなる群より選択される、項目23に記載の改変された細胞。
(項目25)
前記第1のリガンドは、S−o,p−ジメトキシフェニル(DMOP)−ラパマイシン、R−イソプロポキシラパマイシン、およびS−ブタンスルホンアミドラプからなる群より選択されるラパログである、項目1〜24のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目26)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼ1、カスパーゼ2、カスパーゼ3、カスパーゼ4、カスパーゼ5、カスパーゼ6、カスパーゼ7、カスパーゼ8、カスパーゼ9、カスパーゼ10、カスパーゼ11、カスパーゼ12、カスパーゼ13、またはカスパーゼ14、FADD(DED)、APAF1(CARD)、CRADD/RAIDD CARD)、ASC(CARD)、Bax、Bak、Bcl−xL、Bcl−2、RIPK3、およびRIPK1−RHIMからなる群より選択される、項目1〜25のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目27)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼポリペプチドである、項目1〜26のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目28)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼ−9ポリペプチドである、項目27に記載の改変された細胞。
(項目29)
前記カスパーゼポリペプチドは、配列番号300のアミノ酸配列を含む、項目28に記載の改変された細胞。
(項目30)
前記カスパーゼポリペプチドは、表5または表6中の触媒として活性なカスパーゼバリアントからなる群より選択されるアミノ酸置換を含む改変されたカスパーゼ−9ポリペプチドである、項目28に記載の改変された細胞。
(項目31)
前記カスパーゼポリペプチドは、D330A、D330E、およびN405Qからなる群より選択されるアミノ酸配列を含む改変されたカスパーゼ−9ポリペプチドである、項目28に記載の改変された細胞。
(項目32)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、(iii)抗原認識部分、および(iv)FRB領域またはFRBバリアント領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域および(ii)カスパーゼポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目33)
前記キメラ抗原レセプターは、共刺激ポリペプチドをさらに含む、項目32に記載の改変された細胞。
(項目34)
前記共刺激ポリペプチドは、CD28、OX40および4−1BBからなる群より選択される、項目33に記載の改変された細胞。
(項目35)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)MyD88ポリペプチドまたはTIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域、(iv)T細胞活性化分子、(v)抗原認識部分、および(vi)FRB領域またはFRBバリアント領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域および(ii)カスパーゼポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目36)
FRB領域またはFRBバリアント領域は、KLW(T2098L)、KTF(W2101F)、およびKLF(T2098L、W2101F)からなる群より選択される、項目32〜35のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目37)
前記FRBバリアント領域は、FRB である、項目32〜35のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目38)
前記第1の多量体化領域は、FRB であり、前記第2の多量体化領域は、FKBPv36である、項目1〜37のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目39)
前記T細胞活性化分子は、ITAMを含みシグナル1を与える分子、CD3ζポリペプチド、およびFcイプシロンレセプターガンマ(FcεR1γ)サブユニットポリペプチドからなる群より選択される、項目20、または32〜38のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目40)
a)第1のキメラポリペプチドであって、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含む、第1のキメラポリペプチド;ならびに
b)第2のキメラポリペプチドであって、ここで該第2のキメラポリペプチドは、アポトーシス促進ポリペプチド領域および第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有する、第2のキメラポリペプチド;
を含む改変された細胞であって、
ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合する、
改変された細胞。
(項目41)
前記第1のキメラポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチドおよび前記第2のポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドを含む、項目40に記載の改変された細胞。
(項目42)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、(iii)抗原認識部分、(iv)FRB 領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12v36領域および(ii)CARDドメインを欠くカスパーゼ−9ポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目43)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)TIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域、(iv)T細胞活性化分子、(v)抗原認識部分、(v)FRB 領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12v36領域および(ii)CARDドメインを欠くカスパーゼ−9ポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目44)
前記抗原認識部分は、腫瘍細胞上の抗原、過剰増殖性疾患に関与する細胞上の抗原、ウイルス抗原、細菌抗原、CD19、PSCA、Her2/Neu、PSMA、Muc1、ROR1、メソテリン、GD2、CD123、Muc16、CD33、CD38、およびCD44v6からなる群より選択される抗原に結合する、項目17、20〜22、32〜39、または42〜43のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目45)
前記抗原認識部分は、一本鎖可変フラグメントである、項目17、20〜22、32〜39、または42〜44のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目46)
前記膜貫通領域は、CD8膜貫通領域である、項目20〜22、23、32〜39、または42〜45のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目47)
a)少なくとも1個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含むキメラT細胞レセプターをコードする第1のポリヌクレオチド;および
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域、および(ii)カスパーゼポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、
を含む改変された細胞。
(項目48)
前記T細胞レセプターは、PRAME、Bob−1、およびNY−ESO−1からなる群より選択される抗原性ポリペプチドに結合する、項目18または47のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目49)
前記短縮型MyD88ポリペプチドは、配列番号214のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを有する、項目21、35〜39、または46〜47のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目50)
前記細胞質CD40ポリペプチドは、配列番号216のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを有する、項目21、35〜39、または46〜49のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目51)
前記膜会合ポリペプチドは、NKG2Dレセプターである、項目1〜16、25〜39、または42〜50のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目52)
前記細胞は、T細胞、腫瘍浸潤リンパ球、NK−T細胞、またはNK細胞である、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目53)
前記細胞は、T細胞である、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目54)
前記細胞は、初代T細胞である、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目55)
前記細胞は、細胞傷害性T細胞である、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目56)
前記細胞は、胚性幹細胞(ESC)、人工多能性幹細胞(iPSC)、非リンパ球性造血細胞、非造血細胞、マクロファージ、ケラチノサイト、線維芽細胞、メラノーマ細胞、腫瘍浸潤リンパ球、ナチュラルキラー細胞、ナチュラルキラーT細胞、またはT細胞からなる群より選択される、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目57)
前記T細胞は、ヘルパーT細胞である、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目58)
前記細胞は、骨髄から得られるかまたは骨髄から調製される、項目1〜51のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目59)
前記細胞は、臍帯血から得られるかまたは臍帯血から調製される、項目1〜58のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目60)
前記細胞は、末梢血から得られるかまたは末梢血から調製される、項目1〜58のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目61)
前記細胞は、末梢血単核細胞から得られるかまたは末梢血単核細胞から調製される、項目1〜58のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目62)
前記細胞は、ヒト細胞である、項目1〜61のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目63)
前記改変された細胞は、インビボで形質導入またはトランスフェクトされる、項目1〜62のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目64)
前記細胞は、エレクトロポレーション、ソノポレーション、バイオリスティック(例えば、Au粒子での遺伝子銃)、脂質トランスフェクション、ポリマートランスフェクション、ナノ粒子、またはポリプレックスからなる群より選択される方法を使用して、核酸ベクターによってトランスフェクトまたは形質導入される、項目1〜63のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目65)
前記第1のリガンドまたは前記第2のリガンドを含む、項目1〜64のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目66)
第1のポリヌクレオチドおよび第2のポリヌクレオチドを含む核酸を含むキットまたは組成物であって、ここで
a)該第1のポリヌクレオチドは、第1のキメラポリペプチドをコードし、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含み;そして
b)該第2のポリヌクレオチドは、第2のキメラポリペプチドをコードし、ここで該第2のキメラポリペプチドは、アポトーシス促進ポリペプチド領域および第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有し;
ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合する、キットまたは組成物。
(項目67)
前記第2の多量体化領域は、前記第1の多量体リガンドに結合し、前記第1の多量体化領域に有意に結合しない第2の多量体リガンドに結合する、項目66に記載のキットまたは組成物。
(項目68)
前記第1のリガンドは、第1の部分を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の部分に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の部分に有意に結合しない、
項目66または67のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目69)
前記第1のリガンドは、第1の単量体を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の単量体に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の単量体に有意に結合しない、
項目66または67のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目70)
前記第1の多量体化領域は、前記第2の多量体リガンドに結合できない、項目66〜69のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目71)
前記第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、ラパマイシンまたはラパログに結合する、項目66〜70のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目72)
前記核酸は、前記第1のポリヌクレオチドおよび前記第2のポリヌクレオチドを含む、項目66〜71のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目73)
前記第1のポリヌクレオチドを含む第1の核酸種および前記第2のポリヌクレオチドを含む第2の核酸種を含む、項目66〜72のいずれか1項に記載のキットまたは組成物。
(項目74)
キメラ膜会合ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸であって、ここで該キメラ膜会合ポリペプチドは、
a)膜会合ポリペプチド;および
b)1個またはこれより多くの多量体化領域、
を含み、ここで
該多量体化領域は、第1の部分および第2の部分を含む多量体リガンドに結合し、
該多量体化領域は、該多量体リガンドの該第1の部分に結合するが、該多量体リガンドの該第2の部分に結合しない、
核酸。
(項目75)
前記膜会合ポリペプチドは、キメラ抗原レセプターまたはキメラT細胞レセプターである、項目74に記載の核酸。
(項目76)
前記多量体化領域は、FRBまたはFRBバリアントである、項目74または75のいずれか1項に記載の核酸。
(項目77)
前記多量体リガンドは、ラパマイシンまたはラパログである、項目74〜76のいずれか1項に記載の核酸。
(項目78)
少なくとも2個の多量体化領域を含む、項目74〜77のいずれか1項に記載の核酸。
(項目79)
a)第1のキメラポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)第2のキメラポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該第2のキメラポリペプチドは、アポトーシス促進ポリペプチド領域および第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有する、第2のポリヌクレオチド;
に作用的に連結されたプロモーターを含む核酸であって、
ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合する、
核酸。
(項目80)
前記第2の多量体化領域は、前記第1の多量体リガンドに結合し、該第1の多量体化領域に有意に結合しない第2の多量体リガンドに結合する、項目79に記載の核酸。
(項目81)
前記第1のリガンドは、第1の部分を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の部分に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の部分に有意に結合しない、
項目79または80に記載の核酸。
(項目82)
前記第1のリガンドは、第1の単量体を含み、
前記第1の多量体化領域は、該第1の単量体に結合し、そして
前記第2の多量体化領域は、該第1の単量体に有意に結合しない、
項目79または項目80に記載の核酸。
(項目83)
前記第1の多量体化領域は、前記第2の多量体リガンドに結合できない、項目79〜82のいずれか1項に記載の核酸。
(項目84)
前記第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、ラパマイシンまたはラパログに結合する、項目79〜83のいずれか1項に記載の核酸。
(項目85)
前記ラパログは、S−o,p−ジメトキシフェニル(DMOP)−ラパマイシン、R−イソプロポキシラパマイシン、およびS−ブタンスルホンアミドラプからなる群より選択される、項目84に記載の核酸。
(項目86)
前記第1の多量体化領域は、FRB領域またはFRBバリアント領域を含む、項目79〜85のいずれか1項に記載の核酸。
(項目87)
前記第1の多量体化領域は、KLW(T2098L)、KTF(W2101F)、およびKLF(T2098L、W2101F)からなる群より選択されるFRBバリアント領域である、項目79〜86のいずれか1項に記載の核酸。
(項目88)
前記第1の多量体化領域は、FRB を含む、項目79〜87のいずれか1項に記載の核酸。
(項目89)
前記第1の多量体化領域は、少なくとも2個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含む、項目86〜88のいずれか1項に記載の核酸。
(項目90)
前記第2の多量体化領域は、FKBP12領域を含む、項目79〜89のいずれか1項に記載の核酸。
(項目91)
前記第2の多量体化領域は、バリン、ロイシン、イソロイシンおよびアラニンからなる群より選択される36位でのアミノ酸置換を有するFKBP12バリアント領域である、項目79〜90のいずれか1項に記載の核酸。
(項目92)
前記第2の多量体化領域は、FKBPv36多量体化領域を含む、項目91に記載の核酸。
(項目93)
前記第2のリガンドは、AP1903、AP20187、およびAP1510からなる群より選択される、項目79〜92のいずれか1項に記載の核酸。
(項目94)
前記膜会合ポリペプチドは、抗原認識部分をさらに含む、項目79〜93のいずれか1項に記載の核酸。
(項目95)
前記膜会合ポリペプチドは、T細胞レセプターを含む、項目79〜94のいずれか1項に記載の核酸。
(項目96)
前記膜会合ポリペプチドは、NKG2Dレセプターを含む、項目79〜94のいずれか1項に記載の核酸。
(項目97)
前記膜会合ポリペプチドは、キメラ抗原レセプターを含む、項目79〜94のいずれか1項に記載の核酸。
(項目98)
前記キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、および(iii)抗原認識部分を含む、項目97に記載の核酸。
(項目99)
前記キメラ抗原レセプターは、膜貫通領域、(ii)MyD88ポリペプチドまたはTIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域、(iv)T細胞活性化分子、および(v)抗原認識部分を含む、項目98に記載の核酸。
(項目100)
前記キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)4−1BB、OX40、およびCD28からなる群より選択される共刺激ポリペプチド、(iii)T細胞活性化分子、ならびに(iv)抗原認識部分を含む、項目97に記載の核酸。
(項目101)
前記膜会合領域は、膜貫通領域である、項目79〜94のいずれか1項に記載の核酸。
(項目102)
前記膜会合領域は、膜標的化領域である、項目79〜94のいずれか1項に記載の核酸。
(項目103)
前記膜標的化領域は、ミリストイル化領域、パルミトイル化領域、プレニル化領域、NKG2Dレセプター、およびレセプターの膜貫通配列からなる群より選択される、項目102に記載の核酸。
(項目104)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼ1、カスパーゼ2、カスパーゼ3、カスパーゼ4、カスパーゼ5、カスパーゼ6、カスパーゼ7、カスパーゼ8、カスパーゼ9、カスパーゼ10、カスパーゼ11、カスパーゼ12、カスパーゼ13、またはカスパーゼ14、FADD(DED)、APAF1(CARD)、CRADD/RAIDD CARD)、ASC(CARD)、Bax、Bak、Bcl−xL、Bcl−2、RIPK3、およびRIPK1−RHIMからなる群より選択される、項目79〜103のいずれか1項に記載の核酸。
(項目105)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼポリペプチドである、項目79〜103のいずれか1項に記載の核酸。
(項目106)
前記アポトーシス促進ポリペプチドは、カスパーゼ−9ポリペプチドである、項目105に記載の核酸。
(項目107)
前記カスパーゼポリペプチドは、配列番号300のアミノ酸配列を含む、項目106に記載の核酸。
(項目108)
前記カスパーゼポリペプチドは、表5または表6中の触媒として活性なカスパーゼバリアントからなる群より選択されるアミノ酸置換を含む改変されたカスパーゼ−9ポリペプチドである、項目106に記載の核酸。
(項目109)
前記カスパーゼポリペプチドは、D330A、D330E、およびN405Qからなる群より選択されるアミノ酸配列を含む改変されたカスパーゼ−9ポリペプチドである、項目106に記載の核酸。
(項目110)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、(iii)抗原認識部分、および(iv)FRB領域またはFRBバリアント領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域、および(ii)カスパーゼポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、
を含む核酸。
(項目111)
前記キメラ抗原レセプターは、共刺激ポリペプチドをさらに含む、項目110に記載の核酸。
(項目112)
前記共刺激ポリペプチドは、CD28、OX40および4−1BBからなる群より選択される、項目111に記載の核酸。
(項目113)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)MyD88ポリペプチドまたはTIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域、(iv)T細胞活性化分子、(v)抗原認識部分、および(vi)FRB 領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域および(ii)カスパーゼポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む核酸。
(項目114)
前記FRB領域またはFRBバリアント領域は、KLW(T2098L)、KTF(W2101F)、およびKLF(T2098L、W2101F)からなる群より選択される、項目110〜113のいずれか1項に記載の核酸。
(項目115)
前記FRBバリアント領域は、FRB である、項目114に記載の核酸。
(項目116)
前記第1の多量体化領域は、FRB であり、前記第2の多量体化領域は、FKBPv36である、項目79〜115のいずれか1項に記載の核酸。
(項目117)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)T細胞活性化分子、(iii)抗原認識部分、(iv)FRB 領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12v36領域および(ii)CARDドメインを欠くカスパーゼ−9ポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目118)
a)キメラ抗原レセプターをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラ抗原レセプターは、(i)膜貫通領域、(ii)TIRドメインを欠く短縮型MyD88ポリペプチド、(iii)CD40細胞外ドメインを欠くCD40細胞質ポリペプチド領域、(iv)T細胞活性化分子、(v)抗原認識部分、(vi)FRB 領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
b)キメラカスパーゼポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該キメラカスパーゼポリペプチドは、(i)FKBP12v36領域および(ii)CARDドメインを欠くカスパーゼ−9ポリペプチドを含む、第2のポリヌクレオチド、を含む改変された細胞。
(項目119)
前記T細胞活性化分子は、ITAMを含みシグナル1を与える分子、CD3ζポリペプチド、およびFcイプシロンレセプターガンマ(FcεR1γ)サブユニットポリペプチドからなる群より選択される、項目98〜118のいずれか1項に記載の核酸。
(項目120)
前記抗原認識部分は、腫瘍細胞上の抗原、過剰増殖性疾患に関与する細胞上の抗原、ウイルス抗原、細菌抗原、CD19、PSCA、Her2/Neu、PSMA、Muc1、ROR1、メソテリン、GD2、CD123、Muc16、CD33、CD38、およびCD44v6からなる群より選択される抗原に結合する、項目98〜119のいずれか1項に記載の核酸。
(項目121)
前記抗原認識部分は、一本鎖可変フラグメントである、項目98〜120のいずれか1項に記載の核酸。
(項目122)
前記膜貫通領域は、CD8膜貫通領域である、項目98〜120のいずれか1項に記載の核酸。
(項目123)
前記短縮型MyD88ポリペプチドは、配列番号214のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを有する、項目99または101〜122のいずれか1項に記載の核酸。
(項目124)
前記細胞質CD40ポリペプチドは、配列番号216のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを有する、項目99〜101〜122のいずれか1項に記載の核酸。
(項目125)
前記CD3ζポリペプチドは、配列番号161のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを有する、項目119〜124のいずれか1項に記載の核酸。
(項目126)
前記膜貫通領域のポリペプチドは、配列番号17のアミノ酸配列またはその機能的フラグメントを含む、項目98〜125のいずれか1項に記載の核酸。
(項目127)
前記核酸は、ウイルスベクター内に含まれる、項目79〜126のいずれか1項に記載の核酸。
(項目128)
前記ウイルスベクターは、レトロウイルスベクターである、項目127に記載の核酸。
(項目129)
前記ウイルスベクターは、マウス白血病ウイルスベクター、SFGベクター、アデノウイルスベクター、レンチウイルスベクター、アデノ随伴ウイルス(AAV)、ヘルペスウイルス、およびワクシニアウイルスからなる群より選択される、項目127に記載の核酸。
(項目130)
前記核酸は、エレクトロポレーション、ソノポレーション、もしくはバイオリスティックのために調製されるかまたはそのためにデザインされたベクターの中に存在するか、あるいは化学的脂質、ポリマー、無機ナノ粒子、もしくはポリプレックスに結合されるかまたはその中に組み込まれる、項目79〜126のいずれか1項に記載の核酸。
(項目131)
前記核酸は、プラスミド内に含まれる、項目79〜126のいずれか1項に記載の核酸。
(項目132)
少なくとも2個のプロモーターを含む、項目79〜131のいずれか1項に記載の核酸。
(項目133)
1個のプロモーターは、前記第1のポリヌクレオチドおよび第2のポリヌクレオチドの両方に作動可能に連結される、項目79〜132のいずれか1項に記載の核酸。
(項目134)
前記第1のポリヌクレオチドと第2のポリヌクレオチドとの間にリンカーポリペプチドをコードする第3のポリヌクレオチドをさらに含み、ここで該リンカーポリペプチドは、翻訳中または翻訳後に、該第1のポリヌクレオチドおよび第2のポリヌクレオチドの翻訳生成物を分断する、項目79〜132に記載の核酸。
(項目135)
前記リンカーポリペプチドは、2Aポリペプチドである、項目134に記載の核酸。
(項目136)
前記核酸は、キメラ抗原レセプター、2Aポリペプチド、およびカスパーゼポリペプチドを含むポリペプチドをコードする、項目135に記載の核酸。
(項目137)
前記第1のポリヌクレオチドは、第1のプロモーターに作動可能に連結され、前記第2のポリヌクレオチドは、第2のプロモーターに作動可能に連結される、項目132に記載の核酸。
(項目138)
表7に提供されるポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含み、ここで該ポリペプチドは、FKBP12v36、dカスパーゼ9、T2A、シグナルペプチド、FMC63−VL、FMC63−VH、CD34エピトープ、CD8aストーク、CD8tm、MyD88、dCD40、CD3z、FRBI^^、FRBI、およびリンカーポリペプチドを含む、項目79〜137のいずれか1項に記載の核酸。
(項目139)
項目79〜138のいずれか1項に記載の核酸でトランスフェクトされた、改変された細胞。
(項目140)
前記細胞は、T細胞、腫瘍浸潤リンパ球、NK−T細胞、またはNK細胞である、項目139に記載の改変された細胞。
(項目141)
前記細胞は、T細胞である、項目139に記載の改変された細胞。
(項目142)
前記細胞は、初代T細胞である、項目139に記載の改変された細胞。
(項目143)
前記細胞は、細胞傷害性T細胞である、項目139に記載の改変された細胞。
(項目144)
前記細胞は、胚性幹細胞(ESC)、人工多能性幹細胞(iPSC)、非リンパ球性造血細胞、非造血細胞、マクロファージ、ケラチノサイト、線維芽細胞、メラノーマ細胞、腫瘍浸潤リンパ球、ナチュラルキラー細胞、ナチュラルキラーT細胞、またはT細胞からなる群より選択される、項目139に記載の改変された細胞。
(項目145)
前記T細胞は、ヘルパーT細胞である、項目139に記載の改変された細胞。
(項目146)
前記細胞は、骨髄から得られるかまたは骨髄から調製される、項目139〜145のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目147)
前記細胞は、臍帯血から得られるかまたは臍帯血から調製される、項目139〜145のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目148)
前記細胞は、末梢血から得られるかまたは末梢血から調製される、項目139〜145のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目149)
前記細胞は、末梢血単核細胞から得られるかまたは末梢血単核細胞から調製される、項目139〜145のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目150)
前記細胞は、ヒト細胞である、項目139〜149のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目151)
前記改変された細胞は、インビボで形質導入またはトランスフェクトされる、項目139〜150のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目152)
前記細胞は、エレクトロポレーション、ソノポレーション、バイオリスティック(例えば、Au粒子での遺伝子銃)、脂質トランスフェクション、ポリマートランスフェクション、ナノ粒子、またはポリプレックスからなる群より選択される方法を使用して、核酸ベクターによってトランスフェクトまたは形質導入される、項目139〜151のいずれか1項に記載の改変された細胞。
(項目153)
膜会合ポリペプチド領域と第1の多量体化領域とを含む第1のキメラポリペプチドおよびアポトーシス促進ポリペプチド領域と第2の多量体化領域とを含む第2のキメラポリペプチドであって、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有し;ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合し、そして該第1の多量体化領域は、第2の多量体リガンドに結合できない、第1のキメラポリペプチドおよび第2のキメラポリペプチドを発現させるための方法であって、該方法は、項目79〜138のいずれか1項に記載の核酸と細胞とを、該核酸が該細胞に組み込まれる条件下で接触させることを含み、それによって、該細胞は、該第1のキメラポリペプチドおよび第2のキメラポリペプチドを該組み込まれた核酸から発現する、方法。
(項目154)
少なくとも2個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含むキメラ抗原レセプターを含む第1のキメラポリペプチド、およびFKBP12ポリペプチド領域またはFKBP12バリアントポリペプチド領域とカスパーゼポリペプチド領域とを含む第2のキメラポリペプチドを発現させるための方法であって、該方法は、項目79〜138のいずれか1項に記載の核酸と細胞とを、該核酸が該細胞に組み込まれる条件下で接触させることを含み、それによって該細胞は、該第1のキメラポリペプチドおよび第2のキメラポリペプチドを該組み込まれた核酸から発現する、方法。
(項目155)
FRB 領域およびキメラ抗原レセプターを含むキメラポリペプチドを発現させるための方法であって、該方法は、項目79〜138のいずれか1項に記載の核酸と細胞とを、該核酸が該細胞に組み込まれる条件下で接触させることを含み、それによって該細胞は、該キメラポリペプチドを該組み込まれた核酸から発現する、方法。
(項目156)
前記核酸は、前記細胞とエキソビボで接触させられる、項目153〜155のいずれか1項に記載の方法。
(項目157)
前記核酸は、前記細胞とインビボで接触させられる、項目153〜155のいずれか1項に記載の方法。
(項目158)
被験体において移植された改変された細胞の生存をコントロールするための方法であって、該方法は、
a)項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を、該被験体に移植すること;および
b) (a)の後に、該被験体に、前記アポトーシス促進ポリペプチド領域を含む前記第2のキメラポリペプチドを発現する該改変された細胞のうちの30%未満を殺滅するために有効な量のラパマイシンまたはラパログを投与すること
を包含する、方法。
(項目159)
ラパマイシンまたはラパログを、改変された細胞を使用する細胞治療を受けたことがあるヒト被験体に投与するための方法であって、該方法は、ラパマイシンまたはラパログを該ヒト被験体に投与することを包含し、ここで該改変された細胞は、項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の核酸を含み、ここで該ラパマイシンまたはラパログは、FRB領域またはFRBバリアント領域に結合する、方法。
(項目160)
前記ラパマイシンまたはラパログは、前記キメラカスパーゼポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの40%未満を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目161)
前記ラパマイシンまたはラパログは、前記キメラカスパーゼポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの50%未満を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目162)
前記ラパマイシンまたはラパログは、前記キメラカスパーゼポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの60%未満を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目163)
前記ラパマイシンまたはラパログは、前記キメラカスパーゼポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの70%未満を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159に記載の方法。
(項目164)
前記第1のリガンドは、前記第2のキメラポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの90%未満を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目165)
前記第1のリガンドは、前記第2のキメラポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの少なくとも90%を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目166)
前記第1のリガンドは、前記第2のキメラポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの少なくとも95%を殺滅するために有効な量で投与される、項目158〜159のいずれか1項に記載の方法。
(項目167)
1より多くの用量の前記第1のリガンドは、前記被験体に投与される、項目158〜166のいずれか1項に記載の方法。
(項目168)
1より多くの用量のラパマイシンまたは前記ラパログは、投与される、項目158〜166のいずれか1項に記載の方法。
(項目169)
前記第2の多量体化領域は、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域であり、前記アポトーシス促進ポリペプチド領域を含む前記第2のキメラポリペプチド上の該FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを、該第2のキメラポリペプチドを発現する前記改変された細胞のうちの少なくとも90%を殺滅するために有効な量で投与することをさらに包含する、項目158〜168のいずれか1項に記載の方法。
(項目170)
リガンドを、改変された細胞を使用する細胞治療を受けたことがあるヒト被験体に投与するための方法であって、該方法は、該リガンドを該ヒト被験体に投与することを包含し、ここで該改変された細胞は、項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を含み、ここで該リガンドは、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域に結合する、方法。
(項目171)
被験体において移植された改変された細胞の生存をコントロールするための方法であって、該方法は、
a)項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を該被験体に移植すること;および
b) (a)の後に、該被験体に、前記アポトーシス促進ポリペプチド領域を含む前記第2のキメラポリペプチド上の前記FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを、該第2のキメラポリペプチドを発現する該改変された細胞のうちの少なくとも90%を殺滅するために有効な量で投与すること、
を包含する、方法。
(項目172)
1より多くの用量の前記リガンド、ラパマイシン、または前記ラパログは、投与される、項目171に記載の方法。
(項目173)
トランスフェクトまたは形質導入された改変された細胞を前記被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を同定すること;ならびに
該被験体において同定された該状態の有無に基づいて、ラパマイシンもしくはラパログ、または前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験体へのその後の投与量を維持するか、あるいはその後の投与量を調整すること
をさらに包含する、
項目158〜172のいずれか1項に記載の方法。
(項目174)
トランスフェクトまたは形質導入された治療用細胞を前記被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を同定すること;ならびに
該被験体において同定された該状態の有無に基づいて、前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンド、またはラパマイシンもしくはラパログが、該被験体に投与されるべきどうか、あるいは該被験体にその後投与される該リガンドの投与量が調整されるかを決定すること、
をさらに包含する、項目158〜172のいずれか1項に記載の方法。
(項目175)
トランスフェクトまたは形質導入された改変された細胞を前記被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を含む情報を受け取ること;および
該被験体において同定された該状態の有無に基づいて、ラパマイシンもしくはラパログ、または前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験体へのその後の投与量を維持するか、あるいはその後の投与量を調整すること、
をさらに包含する、項目158〜174のいずれか1項に記載の方法。
(項目176)
トランスフェクトまたは形質導入された改変された細胞を前記被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を同定すること;および
該被験体において同定された該状態の有無またはステージを、該被験体において同定された該状態の有無またはステージに基づいて、ラパマイシン、ラパログまたは前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験体に投与されるその後の投与量を維持するか、あるいはその後の投与量を調整する意思決定者に伝達すること、
をさらに包含する、項目158〜174のいずれか1項に記載の方法。
(項目177)
トランスフェクトまたは形質導入された改変された細胞を前記被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を同定すること;ならびに
該被験体において同定された該状態の有無またはステージに基づいて、ラパマイシン、ラパログ、または前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験体に投与されるその後の投与量を維持するか、あるいはその後の投与量を調整する指示を伝達すること、
をさらに包含する、項目158〜174のいずれか1項に記載の方法。
(項目178)
同種反応性の改変された細胞は、前記被験体に存在し、同種反応性の改変された細胞の数は、ラパマイシン、前記ラパログ、または前記リガンドの投与後に少なくとも90%減少する、項目158〜174のいずれか1項に記載の方法。
(項目179)
少なくとも1×10 個の形質導入またはトランスフェクトされた改変された細胞が、前記被験体に投与される、項目158〜178のいずれか1項に記載の方法。
(項目180)
少なくとも1×10 個の形質導入またはトランスフェクトされた改変された細胞が、前記被験体に投与される、項目158〜178のいずれか1項に記載の方法。
(項目181)
少なくとも1×10 個の形質導入またはトランスフェクトされた改変された細胞が、前記被験体に投与される、項目158〜178のいずれか1項に記載の方法。
(項目182)
前記被験体における移植片対宿主病の有無またはステージを同定すること、および
該被験体において同定された移植片対宿主病の有無またはステージに基づいて、ラパマイシン、ラパログ、または前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験体へのその後の投与量を維持するか、またはその後の投与量を調整すること、
をさらに包含する、項目158〜178のいずれか1項に記載の方法。
(項目183)
改変された細胞を使用する細胞治療を受けたことがあるヒト被験体にリガンドを投与するための方法であって、該方法は、該リガンドを該ヒト被験体に投与することを包含し、ここで該改変された細胞は、項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を含み、ここで該リガンドは、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域に結合する、方法。
(項目184)
ラパマイシンまたはラパログを、改変された細胞を使用する細胞治療を受けたことがあるヒト被験体に投与するための方法であって、該方法は、ラパマイシンまたはラパログを該ヒト被験体に投与することを包含し、ここで該改変された細胞は、項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を含み、ここで該ラパマイシンまたはラパログは、FRB領域またはFRBバリアント領域に結合する、方法。
(項目185)
改変された細胞は、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域を含むキメラポリペプチドを含み、該FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域に結合する前記リガンドは、AP1903、AP20187、およびAP1510からなる群より選択される、項目184に記載の方法。
(項目186)
標的細胞によって発現される標的抗原の上昇した発現と関連する疾患または状態を有する被験体を処置するための方法であって、該方法は、(a)該被験体に、有効量の項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞を投与することであって、ここで該改変された細胞は、該標的抗原に結合するキメラ抗原レセプターまたはT細胞レセプターをコードするポリヌクレオチドを含む投与すること;ならびに(b) a)の後に、有効量のリガンド、ラパマイシン、またはラパログを投与すること、を包含する方法。
(項目187)
前記標的抗原は、腫瘍抗原である、項目186に記載の方法。
(項目188)
前記被験体はがんを有する、項目158〜187のいずれか1項に記載の方法。
(項目189)
前記改変された細胞は、腫瘍床に送達される、項目158〜187のいずれか1項に記載の方法。
(項目190)
前記がんは、前記被験体の血液または骨髄に存在する、項目189に記載の方法。
(項目191)
前記被験体は、血液または骨髄の疾患を有する、項目158〜190のいずれか1項に記載の方法。
(項目192)
前記被験体は、鎌状赤血球貧血または異染性白質ジストロフィーと診断されている、項目158〜190のいずれか1項に記載の方法。
(項目193)
前記被験体は、原発性免疫不全状態、血球貪食性リンパ組織球症(HLH)または他の血球貪食状態、遺伝性骨髄不全状態、ヘモグロビン異常症、代謝状態、および破骨細胞状態からなる群より選択される状態と診断されている、項目158〜190のいずれか1項に記載の方法。
(項目194)
前記被験体は、重症複合免疫不全症(SCID)、複合免疫不全症(CID)、先天性T細胞欠損/欠損症、分類不能型免疫不全症(CVID)、慢性肉芽腫症、IPEX(免疫不全、多腺性内分泌障害、腸症、X連鎖)またはIPEX様、ウィスコット・オールドリッチ症候群、CD40リガンド欠損症、白血球接着不全、DOCA8欠損症、IL−10欠損症/IL−10レセプター欠損症、GATA2欠損症、X連鎖リンパ増殖性疾患(XLP)、軟骨毛髪形成不全、シュバッハマン・ダイアモンド症候群、ダイアモンド・ブラックファン貧血、先天性角化異常症、ファンコーニ貧血、先天性好中球減少症、鎌状赤血球症、サラセミア、ムコ多糖症、スフィンゴリピドーシス、および大理石骨病からなる群より選択される疾患または状態と診断されている、項目158〜190のいずれか1項に記載の方法。
(項目195)
項目1〜65または139〜152のいずれか1項に記載の改変された細胞が被験体へと移植されている、該被験体において移植された改変された細胞の生存をコントロールするための方法であって、該方法は、
該改変された細胞を該被験体から除去することを要する該被験体における状態の有無を同定すること;ならびに
該被験体において同定された該状態の有無に基づいて、ラパマイシン、もしくはラパログ、または前記FKBP12領域もしくはFKBP12バリアント領域に結合するリガンドを投与するか、該被験へのその後の投与量を維持するか、あるいはその後の投与量を調整すること、
を包含する、方法。

Claims (20)

  1. a)第1のキメラポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
    b)第2のキメラポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該第2のキメラポリペプチドは、カスパーゼ−9ポリペプチドおよび第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有する、第2のポリヌクレオチド;
    を含む改変された細胞であって、
    ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合し、
    該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域に有意に結合しない第2の多量体リガンドに結合する、改変された細胞。
  2. a)第1のキメラポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチドであって、ここで該第1のキメラポリペプチドは、膜会合ポリペプチド領域および第1の多量体化領域を含む、第1のポリヌクレオチド;ならびに
    b)第2のキメラポリペプチドをコードする第2のポリヌクレオチドであって、ここで該第2のキメラポリペプチドは、カスパーゼ−9ポリペプチドおよび第2の多量体化領域を含み、ここで該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域とは異なるアミノ酸配列を有する、第2のポリヌクレオチド;
    に作用的に連結されたプロモーターを含む核酸であって、
    ここで該第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、第1の多量体リガンドに結合し、
    該第2の多量体化領域は、該第1の多量体化領域に有意に結合しない第2の多量体リガンドに結合する、核酸。
  3. 前記第1のリガンドは、第1の部分を含み、
    前記第1の多量体化領域は、該第1の部分に結合し、そして
    前記第2の多量体化領域は、該第1の部分に有意に結合しない、
    請求項1に記載の改変された細胞。
  4. 前記第1の多量体化領域は、前記第2の多量体リガンドに結合できない、請求項1または3のいずれか1項に記載の改変された細胞。
  5. 前記第1の多量体化領域および第2の多量体化領域は、ラパマイシンまたはラパログに結合する、請求項1または3〜4のいずれか1項に記載の改変された細胞。
  6. 前記第1の多量体化領域は、FKBP12−ラパマイシン結合(FRB)領域またはFRBバリアント領域を含む、請求項1、または3のいずれか1項に記載の改変された細胞。
  7. 前記第1の多量体化領域は、FRBを含む、請求項に記載の改変された細胞。
  8. 前記第1の多量体化領域は、少なくとも2個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含む、請求項1、または3のいずれか1項に記載の改変された細胞。
  9. 前記第2の多量体化領域は、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域を含む、請求項1、または3のいずれか1項に記載の改変された細胞。
  10. 前記第2の多量体化領域は、FKBP12v36領域を含む、請求項に記載の改変された細胞。
  11. 前記膜会合ポリペプチドは、抗原認識部分を含む、請求項1、もしくは3〜1のいずれか1項に記載の改変された細胞、または請求項2に記載の核酸
  12. 前記膜会合ポリペプチドは、キメラ抗原レセプターまたはT細胞レセプターを含む、請求項11に記載の改変された細胞、または請求項11に記載の核酸
  13. a)前記第1のキメラポリペプチドが、キメラ抗原レセプターを含み、前記第1の多量体化領域は、2個のFRBバリアント領域を含む;および
    b)前記第2のキメラポリペプチドは、カスパーゼ9ポリペプチドおよびFKBP12v36領域を含む、
    請求項1、もしくは3〜12のいずれか1項に記載の改変された細胞、または請求項2、11もしくは12に記載の核酸。
  14. 前記第1の多量体化領域は、2個のFRB領域またはFRBバリアント領域を含み、前記第2の多量体化領域は、FKBP12領域またはFKBP12バリアント領域を含む、請求項2、または11〜13のいずれか1項に記載の核酸。
  15. キメラアポトーシスポリペプチドをコードするポリヌクレオチドに作用的に連結されたプロモーターを含む核酸であって、
    a)FKBP12−ラパマイシン結合(FRB)領域またはFRBバリアント領域を含む多量体化領域;および
    b)カスパーゼ−9ポリペプチド
    を含む核酸。
  16. 前記カスパーゼ−9ポリペプチドは、CARDドメインを欠いている短縮型カスパーゼ−9ポリペプチドである、請求項15に記載の核酸。
  17. 請求項2、または11〜16のいずれか1項に記載の核酸で形質導入またはトランスフェクトされた、改変された細胞。
  18. 前記核酸は、表7の中に提供されるdカスパーゼ9アミノ酸配列をコードする、請求項1、3〜13もしくは17のいずれか1項に記載の改変された細胞、または請求項2、もしくは11〜16のいずれか1項に記載の核酸。
  19. 前記核酸は、表7の中に提供されるFKBP12v36アミノ酸配列をコードする、請求項1、3〜13、もしくは17〜18のいずれか1項に記載の改変された細胞、または請求項2、11〜16、もしくは18のいずれか1項に記載の核酸。
  20. 前記核酸は、表7の中に提供されるFRBIまたはFRBI^^アミノ酸配列をコードする、請求項1、3〜13、もしくは17〜19のいずれか1項に記載の改変された細胞、または請求項2、11〜16、もしくは18〜19のいずれか1項に記載の核酸。
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