JP2018202271A - 洗浄用保持具 - Google Patents

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陽明 江口
淳平 松峯
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Abstract

【課題】液抜け性に優れた洗浄用保持具を提供する。【解決手段】洗浄用保持具10を所定方向に貫通する貫通孔21を囲む枠状の枠部20と、枠部から枠部の内側に向かって第1方向に突出する第1突出部31a,31bと、枠部から枠部の内側に向かって第2方向に突出する第2突出部32a,32bと、枠部の内側に配置される複数の受部41a,41b,42と、少なくとも第1突出部の先端と第2突出部の先端と受部とによって構成され、洗浄対象物Mが収容される収容部60と、を備える。第1突出部は、第1方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、洗浄対象物を第1方向両側において支持可能である。第2突出部は、第2方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、洗浄対象物を第2方向両側において支持可能である。複数の受部は、洗浄対象物を所定方向一方側において支持可能であり、互いに離れた位置に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、洗浄用保持具に関する。
洗浄対象物を保持する洗浄用保持具が知られる。例えば、特許文献1には、洗浄用保持具として、洗浄対象物をレンズとする載置台が記載される。
特開平8−122604号公報
上記のような洗浄用保持具を用いて洗浄対象物を洗浄する際には、例えば、洗浄対象物を保持した洗浄用保持具を、洗浄液が収容された複数の液槽に順次入れて洗浄液に浸ける場合がある。この場合、1つの液槽内に洗浄用保持具を入れた後、次の液槽内に洗浄用保持具を入れる際に、洗浄用保持具に洗浄液が付着したままでは、次の液槽内の洗浄液が汚染される場合がある。そのため、洗浄用保持具を液槽内において洗浄液に浸けた後には、洗浄用保持具に付着した洗浄液を十分に落とすことが好ましい。
しかし、従来の洗浄用保持具では、液抜け性が不十分で、洗浄用保持具から洗浄液が抜けにくい場合があった。そのため、洗浄液に浸けた洗浄用保持具を液槽から取り出した後に、洗浄用保持具に洗浄液が付着したままとなりやすく、洗浄用保持具に付着した洗浄液を落とす手間が大きい場合があった。したがって、従来の洗浄用保持具では、洗浄対象物を洗浄する作業の効率を十分に向上できない問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、液抜け性に優れた洗浄用保持具を提供することを目的の一つとする。
本発明の洗浄用保持具の一つの態様は、洗浄対象物を保持する洗浄用保持具であって、前記洗浄用保持具を所定方向に貫通する貫通孔を囲む枠状の枠部と、前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって前記所定方向と直交する第1方向に突出する第1突出部と、前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって、前記所定方向および前記第1方向の両方と直交する第2方向に突出する第2突出部と、前記所定方向に沿って視て、前記枠部の内側に配置される複数の受部と、少なくとも前記第1突出部の先端と前記第2突出部の先端と前記受部とによって構成され、前記洗浄対象物が収容される収容部と、を備え、前記第1突出部は、前記枠部における前記第1方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、かつ、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記第1方向両側において支持可能であり、前記第2突出部は、前記枠部における前記第2方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、かつ、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記第2方向両側において支持可能であり、前記複数の受部は、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記所定方向一方側において支持可能であり、かつ、互いに離れた位置に配置される。
本発明の一つの態様によれば、液抜け性に優れた洗浄用保持具が提供される。
図1は、第1実施形態の洗浄用保持具を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を上側から視た図である。 図4は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を示す斜視図である。 図5は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を上側から視た図である。 図6は、第1実施形態の洗浄用保持具の使用状態の一例を示す斜視図である。 図7は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を示す斜視図である。 図8は、第1実施形態の洗浄用保持具の一部を示す図であって、図5におけるVIII−VIII断面図である。 図9は、第2実施形態の洗浄用保持具の一部を上側から視た図である。
各図に適宜示すXYZ座標系のうち、Z軸方向は、上下方向と平行な方向である。Y軸方向は、Z軸方向と直交する方向である。X軸方向は、Z軸方向およびY軸方向の両方と直交する方向である。Z軸方向を「上下方向Z」と呼ぶ。Y軸方向を「縦方向Y」と呼ぶ。X軸方向を「横方向X」と呼ぶ。また、Z軸方向の負の側を「下側」と呼び、Z軸方向の正の側を「上側」と呼ぶ。Y軸方向の負の側を「縦方向一方側」と呼び、Y軸方向の正の側を「縦方向他方側」と呼ぶ。X軸方向の負の側を「横方向一方側」と呼び、X軸方向の正の側を「横方向他方側」と呼ぶ。
以下の実施形態において、上下方向Zは、所定方向に相当し、縦方向Yは、第2方向に相当し、横方向Xは、第1方向に相当する。また、上側は、所定方向他方側に相当し、下側は、所定方向一方側に相当する。縦方向一方側は、第2方向一方側に相当し、縦方向他方側は、第2方向他方側に相当する。横方向一方側は、第1方向一方側に相当し、横方向他方側は、第1方向他方側に相当する。なお、上下方向、縦方向、横方向、上側および後側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の洗浄用保持具10は、上下方向Zと直交する方向に拡がるトレイである。洗浄用保持具10は、上下方向Zに積層可能である。洗浄用保持具10は、上下方向Zに沿って視て、略正方形状である。洗浄用保持具10は、洗浄対象物Mを保持する。洗浄対象物Mとしては、例えば、カメラモジュールが挙げられる。洗浄用保持具10は、額縁部11と、支持突部13と、ガイド突部12と、複数の保持部70と、を備える。
額縁部11は、矩形枠状である。より詳細には、額縁部11は、略正方形枠状である。額縁部11は、横方向Xに延び縦方向Yに対向する2つの横延伸部と、縦方向Yに延び横方向Xに対向する2つの縦延伸部と、によって略正方形枠状に構成される。額縁部11の横延伸部は、横延伸部を上下方向Zに貫通し横方向Xに延びる孔を有する。額縁部11の縦延伸部は、縦延伸部を上下方向Zに貫通し縦方向Yに延びる孔を有する。
以下の説明においては、上下方向Zに沿って視て、額縁部11の外縁と額縁部11の内縁との位置関係において、額縁部11の内縁を基準として額縁部11の外縁が位置する側を単に「外縁側」と呼び、額縁部11の外縁を基準として額縁部11の内縁が位置する側を単に「内縁側」と呼ぶ。
支持突部13は、額縁部11の角部11aから上下方向Zに突出する。より詳細には、支持突部13は、額縁部11の4つの角部11aから下側に突出する。支持突部13は、上下方向Zに沿って視て、角部11aの外形に沿った略L字形状である。支持突部13の外縁側の側面は、額縁部11の外縁側の側面と繋がる。
図2に示すように、支持突部13は、上下方向Zと直交する方向に支持突部13を貫通する孔部13aを有する。本実施形態において孔部13aは、上下方向Zと直交する方向のうち、横方向Xおよび縦方向Yの両方に対して45°傾く方向に支持突部13を貫通する。孔部13aは、略L字形状の支持突部13における屈曲部分に設けられる。孔部13aは、下側に開口する。
支持突部13は、額縁部11を下側から支持する。図2に二点鎖線で示すように、洗浄用保持具10の上側に他の洗浄用保持具10が積層される場合、上側に積層された他の洗浄用保持具10における支持突部13の下端部は、下側に位置する洗浄用保持具10における角部11aの上面に接触する。上下方向Zに隣り合って積層される洗浄用保持具10において、各洗浄用保持具10の額縁部11同士は、支持突部13の上下方向Zの寸法に応じて、上下方向Zに間隔を空けて配置される。
ガイド突部12は、額縁部11の角部11aから上下方向Zに突出する。より詳細には、図1に示すように、ガイド突部12は、額縁部11の4つの角部11aのうちの3つから上側に突出する。ガイド突部12は、上下方向Zに沿って視て、角部11aの外形に沿った略L字形状である。ガイド突部12は、額縁部11の外縁よりも内縁側に離れて配置される。ガイド突部12は、支持突部13よりも額縁部11の内縁側に配置される。
図2に示すように、ガイド突部12は、上下方向Zと直交する方向にガイド突部12を貫通する孔部12aを有する。本実施形態において孔部12aは、上下方向Zと直交する方向のうち、横方向Xおよび縦方向Yの両方に対して45°傾く方向にガイド突部12を貫通する。孔部12aは、略L字形状のガイド突部12における屈曲部分に設けられる。孔部12aは、上側に開口する。
ガイド突部12は、洗浄用保持具10が積層される際に、支持突部13を案内する。具体的には、ガイド突部12は、支持突部13の内縁側に位置し、上下方向Zと直交する方向において、支持突部13を位置決めする。これにより、複数の洗浄用保持具10を精度よく積層しやすい。上下方向Zに隣り合って積層された洗浄用保持具10において、横方向Xおよび縦方向Yの両方に対して45°傾く方向に沿って視て、上側の洗浄用保持具10における支持突部13の孔部13aと下側の洗浄用保持具10におけるガイド突部12の孔部12aとは、互いに重なる。
複数の保持部70は、額縁部11の内側に設けられる。複数の保持部70は、横方向Xおよび縦方向Yに沿って格子状に配置される。保持部70のそれぞれには、洗浄対象物Mが保持される。本実施形態において洗浄用保持具10は、複数の洗浄対象物Mを保持可能である。
図2および図3に示すように、保持部70は、枠部20と、第1突出部31と、第2突出部32と、複数の受部40と、収容部60と、を有する。すなわち、洗浄用保持具10は、枠部20と、第1突出部31と、第2突出部32と、複数の受部40と、収容部60と、を備える。
図3に示すように、枠部20は、略正方形枠状である。枠部20の内側は、洗浄用保持具10を上下方向Zに貫通する貫通孔21である。すなわち、枠部20は、洗浄用保持具10を上下方向Zに貫通する貫通孔21を囲む枠状である。貫通孔21は、上下方向Zに沿って視て、略正方形状である。貫通孔21は、後述する第2受部42によって横方向Xに分断される。枠部20は、横方向Xに延び縦方向Yに対向する2つの横延伸部20aと、縦方向Yに延び横方向Xに対向する2つの縦延伸部20bと、によって略正方形枠状に構成される。
本実施形態では保持部70が横方向Xおよび縦方向Yに沿って格子状に配置されるため、枠部20は、上下方向Zと直交する平面に沿って格子状に複数設けられる。保持部70のうち縦方向Yの両端に位置する保持部70における枠部20、および保持部70のうち横方向Xの両端に位置する保持部70における枠部20は、額縁部11の内縁に繋がる。横方向Xあるいは縦方向Yに隣り合う保持部70における枠部20同士は、互いに繋がる。
本実施形態においては、例えば、板状部材に複数の貫通孔21が横方向Xおよび縦方向Yに沿って格子状に設けられることで、複数の枠部20および複数の枠部20を囲む額縁部11が構成される。
第1突出部31は、上下方向Zに沿って視て、枠部20から枠部20の内側に向かって上下方向Zと直交する横方向Xに突出する。第1突出部31の先端部は、丸みを帯びる。第1突出部31は、上下方向Zに沿って視て、貫通孔21と重なる。図2に示すように、本実施形態において第1突出部31は、枠部20の上面に配置される。第1突出部31は、横方向両側の縦延伸部20bに少なくとも1つずつ設けられる。本実施形態では、第1突出部31は、横方向両側の縦延伸部20bに縦方向Yに並んで複数ずつ設けられる。
図3に示すように、第1突出部31は、第1突出部31として、第1突出部31aおよび第1突出部31bを含む。第1突出部31aは、横方向一方側の縦延伸部20bから横方向他方側に突出する第1突出部31である。第1突出部31aは、横方向一方側の縦延伸部20bに縦方向Yに並んで2つ設けられる。第1突出部31bは、横方向他方側の縦延伸部20bから横方向一方側に突出する第1突出部31である。第1突出部31bは、横方向他方側の縦延伸部20bに縦方向Yに並んで2つ設けられる。このように、本実施形態において第1突出部31は、保持部70ごとに合計4つずつ設けられる。
2つの第1突出部31aは、横方向一方側の縦延伸部20bを縦方向Yに略3等分する位置に配置される。2つの第1突出部31bは、横方向他方側の縦延伸部20bを縦方向Yに略3等分する位置に配置される。2つの第1突出部31aと2つの第1突出部31bとは、それぞれ横方向Xに対向して配置される。
横方向Xに隣り合う保持部70において、横方向一方側の保持部70における第1突出部31bの横方向他方側の端部と、横方向他方側の保持部70における第1突出部31aの横方向一方側の端部とは、互いに繋がって横方向Xに延びる棒状の部分を構成する。
なお、本実施形態において、横方向両側の縦延伸部20bは、枠部20における第1方向両側の部分に相当する。横方向一方側の縦延伸部20bは、枠部20における第1方向一方側の部分に相当する。横方向他方側の縦延伸部20bは、枠部20における第1方向他方側の部分に相当する。
第2突出部32は、上下方向Zに沿って視て、枠部20から枠部20の内側に向かって、上下方向Zおよび横方向Xの両方と直交する縦方向Yに突出する。第2突出部32の先端部は、丸みを帯びる。図2に示すように、本実施形態において第2突出部32は、枠部20の上面に配置される。第2突出部32は、縦方向両側の横延伸部20aに少なくとも1つずつ設けられる。本実施形態では、第2突出部32は、縦方向両側の横延伸部20aに1つずつ設けられる。
図3に示すように、第2突出部32は、第2突出部32として、第2突出部32aおよび第2突出部32bを含む。第2突出部32aは、縦方向一方側の横延伸部20aから縦方向他方側に突出する第2突出部32である。第2突出部32aは、縦方向一方側の横延伸部20aの横方向Xの中央に1つ設けられる。第2突出部32bは、縦方向他方側の横延伸部20aから縦方向一方側に突出する第2突出部32である。第2突出部32bは、縦方向他方側の横延伸部20aの横方向Xの中央に1つ設けられる。このように、本実施形態において第2突出部32は、保持部70ごとに合計2つずつ設けられる。
縦方向Yに隣り合う保持部70において、縦方向一方側の保持部70における第2突出部32bの縦方向他方側の端部と、縦方向他方側の保持部70における第2突出部32aの縦方向一方側の端部とは、互いに繋がって縦方向Yに延びる棒状の部分を構成する。
なお、本実施形態において、縦方向両側の横延伸部20aは、枠部20における第2方向両側の部分に相当する。縦方向一方側の横延伸部20aは、枠部20における第2方向一方側の部分に相当する。縦方向他方側の横延伸部20aは、枠部20における第2方向他方側の部分に相当する。
複数の受部40は、上下方向Zに沿って視て、枠部20の内側に配置される。本実施形態において受部40は、受部40として、第1受部41a,41bおよび第2受部42を含む。第1受部41a,41bは、上下方向Zに沿って視て、枠部20から枠部20の内側に向かって横方向Xに突出する受部40である。図2に示すように、第1受部41a,41bは、枠部20の内側面、すなわち貫通孔21の内側面から横方向Xに突出する。第1受部41a,41bは、上下方向Zに沿って視て、貫通孔21と重なる。第1受部41a,41bの先端部は、丸みを帯びる。第1受部41a,41bの上面は、上下方向Zと直交する平坦な面である。
第1受部41aは、枠部20の内側面のうち横方向一方側の面から横方向他方側に突出する。第1受部41aは、縦方向Yに並んで2つ設けられる。図3に示すように、2つの第1受部41aの縦方向Yの位置は、2つの第1突出部31aの縦方向Yの位置とそれぞれ同じである。第1受部41aは、上下方向Zに沿って視て、第1突出部31aと重なり、かつ、第1突出部31aよりも枠部20の内側に突出する。本実施形態において第1受部41aの縦方向Yの寸法は、第1突出部31aの縦方向Yの寸法と同じである。図2に示すように、第1受部41aの横方向一方側の端部は、第1突出部31aの横方向他方側の端部の下側に位置し、第1突出部31aの横方向他方側の端部と繋がる。
第1受部41bは、枠部20の内側面のうち横方向他方側の面から横方向一方側に突出する。第1受部41bは、縦方向Yに並んで2つ設けられる。図3に示すように、2つの第1受部41bの縦方向Yの位置は、2つの第1突出部31bの縦方向Yの位置とそれぞれ同じである。第1受部41bは、上下方向Zに沿って視て、第1突出部31bと重なり、かつ、第1突出部31bよりも枠部20の内側に突出する。本実施形態において第1受部41bの縦方向Yの寸法は、第1突出部31bの縦方向Yの寸法と同じである。図2に示すように、第1受部41bの横方向他方側の端部は、第1突出部31bの横方向一方側の端部の下側に位置し、第1突出部31bの横方向一方側の端部と繋がる。
第2受部42は、上下方向Zに沿って視て、枠部20から枠部20の内側に向かって縦方向Yに突出する受部40である。第2受部42の上面は、上下方向Zと直交する平坦な面である。第2受部42は、枠部20の内側面、すなわち貫通孔21の内側面から縦方向Yに突出する。第2受部42は、枠部20の内側面のうち縦方向一方側の面から枠部20の内側面のうち縦方向他方側の面まで延びる。第2受部42は、上下方向Zに沿って視て、貫通孔21と重なり、貫通孔21を横方向Xに分断する。
図3に示すように、第2受部42の横方向Xの位置は、第2突出部32a,32bの横方向Xの位置と同じである。第2受部42は、上下方向Zに沿って視て、第2突出部32a,32bと重なり、かつ、第2突出部32a,32bよりも枠部20の内側に突出する。本実施形態において第2受部42の横方向Xの寸法は、第2突出部32a,32bの横方向Xの寸法と同じである。図2に示すように、第2受部42の縦方向一方側の端部は、第2突出部32aの縦方向他方側の端部の下側に位置し、第2突出部32aの縦方向他方側の端部と繋がる。第2受部42の縦方向他方側の端部は、第2突出部32bの縦方向一方側の端部の下側に位置し、第2突出部32bの縦方向他方側の端部と繋がる。
以上のように、本実施形態において受部40は、保持部70ごとに、2つの第1受部41aと、2つの第1受部41bと、1つの第2受部42との合計5つずつ設けられる。複数の受部40、すなわち2つの第1受部41aと2つの第1受部41bと1つの第2受部42とは、互いに離れた位置に配置される。
収容部60は、少なくとも第1突出部31の先端と第2突出部32の先端と受部40とによって構成される。本実施形態において収容部60は、第1突出部31a,31bの先端と第2突出部32a,32bの先端と第1受部41a,41bの上面と第2受部42の上面とによって構成される。図4および図5に示すように、収容部60には、洗浄対象物Mが収容される。
収容部60に収容された状態において、洗浄対象物Mは、各突出部および複数の受部40によって支持される。第1突出部31a,31bは、収容部60に収容される洗浄対象物Mを横方向両側において支持可能である。第2突出部32a,32bは、収容部60に収容される洗浄対象物Mを縦方向両側において支持可能である。これにより、第1突出部31a,31bによって洗浄対象物Mの横方向Xの移動を抑制でき、第2突出部32a,32bによって洗浄対象物Mの縦方向Yの移動を抑制できる。複数の受部40は、収容部60に収容される洗浄対象物Mを下側において支持可能である。これにより、受部40によって洗浄対象物Mの上下方向Zの移動を抑制できる。以上により、枠部20の内縁、すなわち貫通孔21の内縁よりも内側において収容部60に洗浄対象物Mを収容して保持できる。
本実施形態においては、第1突出部31が横方向両側の縦延伸部20bに縦方向Yに並んで複数ずつ設けられるため、洗浄対象物Mを横方向Xに安定して支持しやすい。また、収容部60に収容された洗浄対象物Mが上下方向Zと平行な軸周りに回転することを抑制しやすい。
図6に示すように、例えば、洗浄用保持具10は、収容部60に洗浄対象物Mが収容された状態で複数積層され、洗浄液Cが収容された液槽に入れられて洗浄液Cに浸けられる。このとき、洗浄用保持具10の姿勢は、上下方向Zが鉛直方向と直交し、横方向Xおよび縦方向Yが鉛直方向に対して斜め45°を向く方向となる姿勢とする。図6に示す洗浄用保持具10の姿勢では、支持突部13のうちの一つおよびガイド突部12のうちの一つが設けられた角部11aが鉛直方向下端部となり、孔部12a,13aは、鉛直方向下方に開口する。洗浄用保持具10が洗浄液Cに浸けられた状態で、洗浄対象物Mには超音波が当てられる。これにより、洗浄対象物Mが洗浄される。この工程を、液槽を変えて複数回行うことによって、洗浄対象物Mの洗浄が完了する。
本実施形態によれば、上述したようにして洗浄対象物Mを貫通孔21の内縁よりも内側において保持できるため、貫通孔21を洗浄対象物Mよりも大きくしつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる位置に洗浄対象物Mを配置できる。これにより、貫通孔21に洗浄液Cが通りやすくできる。したがって、洗浄液Cに浸けた洗浄用保持具10を液槽内から引き上げた際に、洗浄液Cが貫通孔21を介して洗浄用保持具10から抜けやすい。そのため、洗浄液Cが洗浄用保持具10に付着することを抑制できる。
また、上下方向Zと直交する方向において洗浄対象物Mを支持する部分が、第1突出部31a,31bの先端および第2突出部32a,32bの先端である。そのため、支持する部分と洗浄対象物Mとの接触面積を小さくしつつ、洗浄対象物Mの横方向Xおよび縦方向Yの移動を抑制できる。これにより、第1突出部31a,31bおよび第2突出部32a,32bと洗浄対象物Mとの間に挟まれる洗浄液Cの量を少なくできる。したがって、洗浄液Cに浸けた洗浄用保持具10を液槽内から引き上げた後に、洗浄用保持具10に付着したままとなる洗浄液Cの量を低減できる。
また、洗浄対象物Mを上下方向Zに支持する複数の受部40は、互いに離れた位置に配置される。そのため、上下方向Zに支持する部分と洗浄対象物Mとの接触面積を小さくしやすく、洗浄用保持具10に付着する洗浄液Cの量を低減できる。また、例えば受部がひとつながりである場合に比べて、表面張力によって各受部40に保持される洗浄液Cの総量を少なくしやすい。したがって、洗浄液Cに浸けた洗浄用保持具10を液槽内から引き上げた後に、洗浄用保持具10に付着したままとなる洗浄液Cの量をより低減できる。
以上のように、本実施形態によれば、洗浄液Cが洗浄用保持具10から抜けやすく、洗浄液Cが洗浄用保持具10に付着したままとなることを抑制できる。すなわち、液抜け性に優れた洗浄用保持具10が得られる。これにより、洗浄用保持具10を異なる液槽内の洗浄液Cに複数回付ける場合に、洗浄用保持具10に付着した洗浄液Cを落とす手間を低減でき、洗浄対象物Mを洗浄する作業の効率を向上できる。
また、貫通孔21が洗浄対象物Mよりも大きいため、図6に示すように洗浄対象物Mが洗浄用保持具10に保持された状態であっても、洗浄用保持具10の外部に露出する洗浄対象物Mの表面積を大きくしやすい。これにより、洗浄対象物Mを洗浄液Cに浸けて超音波を当てる際に、超音波を直接的に洗浄対象物Mに当てやすく、洗浄対象物Mをより洗浄しやすい。
また、洗浄する際に、図6のように洗浄用保持具10の姿勢を横方向Xおよび縦方向Yが鉛直方向に対して斜め45°を向く方向となる姿勢とすることで、第1突出部31、第2突出部32および受部40のそれぞれが延びる方向も鉛直方向に対して斜め45°を向く方向となる。これにより、洗浄液Cが第1突出部31、第2突出部32および受部40に沿って鉛直方向下方に流れやすくできる。したがって、洗浄液Cに浸けた洗浄用保持具10を液槽内から引き上げた際に、洗浄液Cが鉛直方向下方へと落下しやすくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
また、本実施形態によれば、支持突部13が孔部13aを有する。そのため、洗浄用保持具10の姿勢を横方向Xおよび縦方向Yが鉛直方向に対して斜め45°を向く方向となる姿勢としたときに、孔部13aを介して洗浄液Cを鉛直方向下方へと落下させやすい。これにより、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
本実施形態では、洗浄用保持具10を積層した際、支持突部13の内縁側にはガイド突部12が配置される。ガイド突部12は支持突部13の孔部13aと重なる孔部12aを有する。そのため、ガイド突部12の孔部12aおよび支持突部13の孔部13aを介して、洗浄液Cをより鉛直方向下方へと落下させやすい。
また、本実施形態によれば、第1受部41a,41bは、上下方向Zに沿って視て、第1突出部31a,31bと重なり、かつ、第1突出部31a,31bよりも枠部20の内側に突出する。そのため、第1受部41a,41bによって洗浄対象物Mを支持しつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる部分を少なくできる。これにより、貫通孔21の面積を大きくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
また、本実施形態によれば、第2受部42は、上下方向Zに沿って視て、第2突出部32a,32bと重なり、かつ、第2突出部32a,32bよりも枠部20の内側に突出する。そのため、第2受部42によって洗浄対象物Mを支持しつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる部分を少なくできる。これにより、貫通孔21の面積をより大きくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
収容部60に収容された洗浄対象物Mは、収容部60内において横方向Xおよび縦方向Yの移動がある程度許容される。具体的には、図5に示すように、横方向一方側の縦延伸部20bに設けられる第1突出部31aの先端と横方向他方側の縦延伸部20bに設けられる第1突出部31bの先端との間の横方向Xの距離L1は、洗浄対象物Mの横方向Xの寸法Wよりも大きい。これにより、洗浄対象物Mと第1突出部31a,31bとの横方向Xの間には隙間が設けられ、洗浄対象物Mの横方向Xの移動が許容される。
また、縦方向一方側の横延伸部20aに設けられる第2突出部32aの先端と縦方向他方側の横延伸部20aに設けられる第2突出部32bの先端との間の縦方向Yの距離L2は、洗浄対象物Mの縦方向Yの寸法Dよりも大きい。これにより、洗浄対象物Mと第2突出部32a,32bとの縦方向Yの間には隙間が設けられ、洗浄対象物Mの縦方向Yの移動が許容される。
このように、本実施形態によれば、洗浄対象物Mを収容部60に収容した状態で洗浄対象物Mの横方向Xおよび縦方向Yの移動を許容することで、洗浄時に洗浄対象物Mを収容部60内で動かすことができる。これにより、洗浄対象物Mを洗浄しやすい。また、洗浄対象物Mにおける洗浄用保持具10と接触する部分が変化しやすく、洗浄対象物Mと洗浄用保持具10との間に洗浄液Cが挟まれたままとなることを抑制できる。したがって、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
洗浄対象物Mと第1突出部31a,31bおよび第2突出部32a,32bとの間の隙間の大きさは、洗浄対象物Mに応じて決定することができる。例えば、洗浄対象物Mがバネによって複数の別部材が連結された構成である場合、洗浄対象物Mと第1突出部31a,31bおよび第2突出部32a,32bとの間の隙間の大きさは、バネが塑性変形しない範囲で洗浄対象物Mが移動可能に決定される。
図7に示すように、洗浄用保持具10は、複数の第1梁部51と、複数の第2梁部52と、をさらに備える。複数の第1梁部51は、横方向Xに延び、縦方向Yに互いに間隔を空けて並んで配置される。複数の第2梁部52は、縦方向Yに延び、横方向Xに互いに間隔を空けて配置される。複数の第1梁部51と複数の第2梁部52とは、格子状に配置され、複数の枠部20同士を繋ぐ。そのため、洗浄用保持具10の剛性を向上させることができ、洗浄用保持具10が変形することを抑制できる。
第1梁部51は、長方形板状である。第1梁部51の板面は、縦方向Yと直交する。第1梁部51は、横延伸部20aから下側に突出する。第1梁部51は、上下方向Zに沿って視て、横延伸部20aと重なる。そのため、第1梁部51によって洗浄用保持具10の剛性を向上させつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる部分を少なくできる。これにより、貫通孔21の面積をより大きくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
第1梁部51は、額縁部11の横方向一方側の縦延伸部から横方向他方側の横延伸部まで延びる。第1梁部51は、横方向Xに並ぶ複数の枠部20を繋ぐ。本実施形態において第1梁部51と横延伸部20aとは、互いに接続されて、横方向Xに延びる板状の部分を構成する。第1梁部51と横延伸部20aとによって構成される板状の部分の板面は、縦方向Yと直交する。
第2梁部52は、長方形板状である。第2梁部52の板面は、横方向Xと直交する。第2梁部52は、枠部20よりも下側に突出する。本実施形態において第2梁部52は、第2受部42から下側に突出する。すなわち、第2梁部52は、上下方向Zに沿って視て、受部40である第2受部42と重なる。そのため、第2梁部52によって洗浄用保持具10の剛性を向上させつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる部分を少なくできる。これにより、貫通孔21の面積をより大きくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。
上述したように、本実施形態においては、第2受部42は、上下方向Zに沿って視て、第2突出部32と重なる。そのため、第2突出部32は、上下方向Zに沿って視て、第2梁部52と重なる。これにより、第2梁部52によって洗浄用保持具10の剛性を向上させつつ、上下方向Zに沿って視て貫通孔21と重なる部分をより少なくできる。これにより、貫通孔21の面積をより大きくでき、洗浄用保持具10の液抜け性をより向上できる。本実施形態においては、上下方向Zに沿って視て、第2突出部32の全体が第2梁部52と重なる。
第2梁部52は、額縁部11の縦方向一方側の横延伸部から縦方向他方側の横延伸部まで延びる。第2梁部52は、縦方向Yに並ぶ複数の枠部20を繋ぐ。本実施形態において第2梁部52と第2受部42とは、互いに接続されて、縦方向Yに延びる板状の部分を構成する。第2梁部52と第2受部42とによって構成される板状の部分の板面は、横方向Xと直交する。
図8に示すように、第2梁部52は、洗浄用保持具10が積層された際に、下側に隣り合って配置される洗浄用保持具10に保持される洗浄対象物Mの上側に対向して配置される。そのため、収容部60に収容された洗浄対象物Mが上側に移動することを抑制できる。これにより、収容部60内から洗浄対象物Mが抜け出ることを抑制できる。
上下方向Zに隣り合って積層された洗浄用保持具10同士において、下側に配置された洗浄用保持具10における受部40の上側の端部と、上側に配置された洗浄用保持具10における第2梁部52の下側の端部との間の上下方向Zの距離L3は、洗浄対象物Mの上下方向Zの寸法Hよりも大きい。これにより、下側に配置された洗浄用保持具10の収容部60に収容された洗浄対象物Mと、上側に配置された洗浄用保持具10の第2梁部52との上下方向Zの間には隙間が設けられる。したがって、収容部60に収容された洗浄対象物Mは、収容部60内において上下方向Zの移動がある程度許容される。そのため、洗浄対象物Mをより洗浄しやすい。
<第2実施形態>
図9に示すように、本実施形態の洗浄用保持具110における保持部170においては、第2突出部132は、縦方向両側の横延伸部20aに横方向Xに並んで複数ずつ設けられる。そのため、洗浄対象物Mを縦方向Yに安定して支持しやすい。また、収容部160に収容された洗浄対象物Mが上下方向Zと平行な軸周りに回転することをより抑制しやすい。
第2突出部132は、第2突出部132として、第2突出部132aおよび第2突出部132bを含む。第2突出部132aは、縦方向一方側の横延伸部20aから横方向他方側に突出する第2突出部132である。第2突出部132aは、縦方向一方側の横延伸部20aに横方向Xに並んで2つ設けられる。第2突出部132bは、縦方向他方側の横延伸部20aから縦方向一方側に突出する第2突出部132である。第2突出部132bは、縦方向他方側の横延伸部20aに横方向Xに並んで2つ設けられる。このように、本実施形態において第2突出部132は、保持部170ごとに合計4つずつ設けられる。
2つの第2突出部132aは、縦方向一方側の横延伸部20aを横方向Xに略3等分する位置に配置される。2つの第2突出部132aは、上下方向Zに沿って視て、第2受部42の横方向両側に配置される。2つの第2突出部132bは、縦方向他方側の横延伸部20aを横方向Xに略3等分する位置に配置される。2つの第2突出部132bは、上下方向Zに沿って視て、第2受部42の横方向両側に配置される。2つの第2突出部132aと2つの第2突出部132bとは、それぞれ縦方向Yに対向して配置される。
縦方向Yに隣り合う保持部170において、縦方向一方側の保持部170における第2突出部132bの縦方向他方側の端部と、縦方向他方側の保持部170における第2突出部132aの縦方向一方側の端部とは、互いに繋がって縦方向Yに延びる棒状の部分を構成する。
本発明は上述の実施形態に限られず、他の構成を採用することもできる。第1突出部31が横方向両側の縦延伸部20bに少なくとも1つずつ設けられるならば、第1突出部31の数は、特に限定されない。横方向一方側の縦延伸部20bに設けられる第1突出部31の数と横方向他方側の縦延伸部20bに設けられる第1突出部31の数とが、互いに異なってもよい。第2突出部32が縦方向両側の横延伸部20aに少なくとも1つずつ設けられるならば、第2突出部32の数は、特に限定されない。縦方向一方側の横延伸部20aに設けられる第1突出部31の数と縦方向他方側の横延伸部20aに設けられる第2突出部32の数とが、互いに異なってもよい。
保持部70,170は、格子状に配置されなくてもよい。保持部70,170の数は、特に限定されず、例えば、1つであってもよい。枠部20の形状は、特に限定されず、例えば、円形枠状であってもよいし、楕円形枠状であってもよいし、四角形以外の多角形枠状であってもよい。第1梁部51は、上下方向Zに沿って視て、横延伸部20aと重ならない位置に設けられてもよい。第2梁部52は、上下方向Zに沿って視て、第2受部42と重ならない位置に設けられてもよい。第2梁部52は、上下方向Zに沿って視て、縦延伸部20bと重なる位置に設けられてもよい。第1梁部51および第2梁部52の少なくとも一方は、設けられなくてもよい。洗浄用保持具10,110は、積層可能でなくてもよい。
上記各実施形態の洗浄用保持具10,110で洗浄される洗浄対象物Mは、特に限定されず、カメラモジュール以外であってもよい。上記の各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110…洗浄用保持具、11…額縁部、11a…角部、13a…孔部、13…支持突部、20…枠部、21…貫通孔、31,31a,31b…第1突出部、32,32a,32b,132,132a,132b…第2突出部、40…受部、41a,41b…第1受部、42…第2受部、51…第1梁部、52…第2梁部、60,160…収容部、M…洗浄対象物、X…横方向(第1方向)、Y…縦方向(第2方向)、Z…上下方向(所定方向)

Claims (12)

  1. 洗浄対象物を保持する洗浄用保持具であって、
    前記洗浄用保持具を所定方向に貫通する貫通孔を囲む枠状の枠部と、
    前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって前記所定方向と直交する第1方向に突出する第1突出部と、
    前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって、前記所定方向および前記第1方向の両方と直交する第2方向に突出する第2突出部と、
    前記所定方向に沿って視て、前記枠部の内側に配置される複数の受部と、
    少なくとも前記第1突出部の先端と前記第2突出部の先端と前記受部とによって構成され、前記洗浄対象物が収容される収容部と、
    を備え、
    前記第1突出部は、前記枠部における前記第1方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、かつ、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記第1方向両側において支持可能であり、
    前記第2突出部は、前記枠部における前記第2方向両側の部分に少なくとも1つずつ設けられ、かつ、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記第2方向両側において支持可能であり、
    前記複数の受部は、前記収容部に収容される前記洗浄対象物を前記所定方向一方側において支持可能であり、かつ、互いに離れた位置に配置される、洗浄用保持具。
  2. 前記受部は、前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって前記第1方向に突出する前記受部として第1受部を含み、
    前記第1受部は、所定方向に沿って視て、前記第1突出部と重なり、かつ、前記第1突出部よりも前記枠部の内側に突出する、請求項1に記載の洗浄用保持具。
  3. 前記受部は、前記所定方向に沿って視て、前記枠部から前記枠部の内側に向かって前記第2方向に突出する前記受部として第2受部を含み、
    前記第2受部は、前記所定方向に沿って視て、前記第2突出部と重なり、かつ、前記第2突出部よりも前記枠部の内側に突出する、請求項2に記載の洗浄用保持具。
  4. 前記枠部における前記第1方向一方側の部分に設けられる前記第1突出部の先端と前記枠部における前記第1方向他方側の部分に設けられる前記第1突出部の先端との間の前記第1方向の距離は、前記洗浄対象物の前記第1方向の寸法よりも大きく、
    前記枠部における前記第2方向一方側の部分に設けられる前記第2突出部の先端と前記枠部における前記第2方向他方側の部分に設けられる前記第2突出部の先端との間の前記第2方向の距離は、前記洗浄対象物の前記第2方向の寸法よりも大きい、請求項1から3のいずれか一項に記載の洗浄用保持具。
  5. 前記第1方向に延び、前記第2方向に並んで配置される複数の第1梁部と、
    前記第2方向に延び、前記第1方向に並んで配置される複数の第2梁部と、
    をさらに備え、
    前記枠部は、前記所定方向と直交する平面に沿って複数設けられ、
    前記複数の第1梁部と前記複数の第2梁部とは、格子状に配置され、前記複数の枠部同士を繋ぐ、請求項1から4のいずれか一項に記載の洗浄用保持具。
  6. 前記第2梁部は、前記所定方向に沿って視て、前記受部と重なる、請求項5に記載の洗浄用保持具。
  7. 前記洗浄用保持具は、前記所定方向に積層可能であり、
    前記第2梁部は、前記枠部よりも前記所定方向一方側に突出し、かつ、前記洗浄用保持具が積層された際に、前記所定方向一方側に隣り合って配置される前記洗浄用保持具に保持される前記洗浄対象物の前記所定方向他方側に対向して配置される、請求項5または6に記載の洗浄用保持具。
  8. 前記所定方向に隣り合って積層された前記洗浄用保持具同士において、前記所定方向一方側に配置された前記洗浄用保持具における前記受部の前記所定方向他方側の端部と、前記所定方向他方側に配置された前記洗浄用保持具における前記第2梁部の前記所定方向一方側の端部との間の前記所定方向の距離は、前記洗浄対象物の前記所定方向の寸法よりも大きい、請求項7に記載の洗浄用保持具。
  9. 前記第2突出部は、前記所定方向に沿って視て、前記第2梁部と重なる、請求項6から8のいずれか一項に記載の洗浄用保持具。
  10. 前記第1突出部は、前記枠部における前記第1方向両側の部分に前記第2方向に並んで複数ずつ設けられる、請求項1から9のいずれか一項に記載の洗浄用保持具。
  11. 前記第2突出部は、前記枠部における前記第2方向両側の部分に前記第1方向に並んで複数ずつ設けられる、請求項10に記載の洗浄用保持具。
  12. 矩形枠状の額縁部と、
    前記額縁部の角部から前記所定方向に突出し、前記額縁部を支持する支持突部と、
    をさらに備え、
    前記枠部は、前記所定方向と直交する平面に沿って複数設けられ、
    前記額縁部は、前記複数の枠部を囲み、
    前記支持突部は、前記所定方向と直交する方向に前記支持突部を貫通する孔部を有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の洗浄用保持具。
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