JP2018195817A - プラズマ処理装置の洗浄方法 - Google Patents

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    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

Abstract

【課題】低圧条件で所定のプラズマによりプラズマ処理装置の非プラズマ面に付着した付着物を除去することを目的とする。【解決手段】処理容器内のプラズマ処理室にて基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置の洗浄方法であって、プラズマ処理した基板を搬出した後、該プラズマ処理室の一部の領域を絶縁させる第1のステップと、前記プラズマ処理室にてフルオロカーボンガスのプラズマを生成する第2のステップと、前記プラズマ処理室の前記絶縁させた領域から該プラズマ処理室の外側の空間に供給した前記フルオロカーボンガスのプラズマにより前記外側の空間の非プラズマ面の付着物を除去する第3のステップと、を有するプラズマ処理装置の洗浄方法が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ処理装置の洗浄方法に関する。
プラズマ処理装置において、プラズマ処理されたウェハを搬出した後、プラズマ生成空間であるプラズマ処理室に酸素ガスを導入し、ドライクリーニング処理を実行することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、プラズマ処理室の圧力を26.7Pa〜80.0Paに設定し、酸素ガスのプラズマを生成してドライクリーニング処理を実行する。さらに、プラズマ処理室に四フッ化炭素ガスを導入し、四フッ化炭素ガスのプラズマを生成して酸化物除去処理を実行する。
特開2007−214512号公報
しかしながら、上記のドライクリーニング手法では、プラズマ処理室の外側に位置するプラズマ処理装置の非プラズマ領域にプラズマを導入することが困難であるため、非プラズマ領域に付着した付着物を除去することは難しい。特に、上記のドライクリーニング手法では、酸化膜等の付着物の除去に必要な低圧条件で、非プラズマ領域にプラズマを導入することは困難である。
上記課題に対して、一側面では、本発明は、低圧条件で所定のプラズマによりプラズマ処理装置の非プラズマ面に付着した付着物を除去することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、処理容器内のプラズマ処理室にて基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置の洗浄方法であって、プラズマ処理した基板を搬出した後、該プラズマ処理室の一部の領域を絶縁させる第1のステップと、前記プラズマ処理室にてフルオロカーボンガスのプラズマを生成する第2のステップと、前記プラズマ処理室の前記絶縁させた領域から該プラズマ処理室の外側の空間に供給した前記フルオロカーボンガスのプラズマにより前記外側の空間の非プラズマ面の付着物を除去する第3のステップと、を有するプラズマ処理装置の洗浄方法が提供される。
一の側面によれば、低圧条件で所定のプラズマによりプラズマ処理装置の非プラズマ面に付着した付着物を除去することができる。
一実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す図。 第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係るシャッターの開閉の一例を示す図。 第2実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係るクリーニング時の圧力及び高周波電力の関係を示す図。 第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャート。 第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態に係るクリーニング時の圧力及び高周波電力の関係を示す図。
以下、本発明を実施するための一形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[プラズマ処理装置]
最初に、本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置の一例である。本実施形態に係るプラズマ処理装置は、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなる略円筒状の処理容器2を有している。処理容器2は、接地されている。
処理容器2内の底部には、セラミックス等の絶縁板3を介して、略円柱状の支持台4が設けられている。支持台4の上にはウェハWを保持し、下部電極としても機能するステージ5が設けられている。
支持台4の内部には、冷却室7が設けられている。冷却室7には、冷媒導入管8を介して冷媒が導入される。冷媒は、冷却室7を循環し冷媒排出管9から排出される。また、絶縁板3、支持台4、ステージ5、静電チャック11には、ウェハWの裏面に伝熱媒体(例えばHeガス等)を供給するためのガス通路14が形成されており、伝熱媒体を介してステージ5の冷熱がウェハWに伝達されウェハWが所定の温度に維持される。
ステージ5の上側中央部の上には、円形で、かつ、ウェハWと略同径の静電チャック11が設けられている。静電チャック11は、絶縁材の間に吸着電極12を配置している。吸着電極12には、直流電源13が接続されており、直流電源13から直流電圧が印加されることにより、クーロン力によってウェハWが静電チャック11に静電吸着する。
ステージ5の上端周縁部には、静電チャック11上に載置されたウェハWを囲むように、円環状のフォーカスリング15が配置されている。フォーカスリング15は、例えばシリコン等の導電性材料から形成され、プラズマの均一性を向上させる作用を有する。ステージ5の側面は、ステージ側面被覆部材60で覆われる。
ステージ5の上方には、ガスシャワーヘッド40が設けられている。ガスシャワーヘッド40は、下部電極として機能するステージ5と対向して設けられ、上部電極としても機能する。ガスシャワーヘッド40は、絶縁材41を介して、処理容器2の天井部に支持されている。ガスシャワーヘッド40は、電極板24と、電極板24を支持する導電性材料の電極支持体25とを有する。電極板24は、例えばシリコンやSiC等の導電体又は半導体で構成され、多数のガス孔45を有する。電極板24は、ステージ5との対向面を形成する。
電極支持体25の中央にはガス導入口26が設けられており、ガス導入口26には、ガス供給管27が接続されている。ガス供給管27には、開閉弁28及びマスフローコントローラ(MFC)29を介して、処理ガス供給源30が接続されている。処理ガス供給源30は、エッチング等のプラズマ処理のための処理ガスやクリーニング処理のためのクリーニングガス等を供給する。ガスは、マスフローコントローラ(MFC)29により流量制御され、開閉弁28の開閉に応じてガス供給管27及びガス導入口26を介してガス拡散室44に運ばれる。ガスは、ガス拡散室44にて拡散し、多数のガス孔45から処理容器2の内部に導入される。
処理容器2には、その内壁にエッチング等のプラズマ処理時に生成される反応生成物が付着することを防止するためのデポシールド23が着脱自在に設けられてもよい。また、デポシールド23は、支持台4及びステージ5の外周側の排気空間S2に設けられてもよい。
デポシールド23とステージ5との間には、円環状に形成されたバッフル板20が設けられている。デポシールド23及びバッフル板20には、アルミニウム材に、アルミナ、イットリア(Y)等のセラミックスを被覆したものを好適に用いることができる。
バッフル板20は、ガスの流れを整え、プラズマ処理室S1から排気空間S2へ均一にガスを排気する機能を有する。プラズマ処理室S1は、ステージ5、ガスシャワーヘッド40、デポシールド23及びバッフル板20にて形成されたプラズマ生成空間(プラズマ処理空間)である。プラズマ処理室S1の内部では、ガスシャワーヘッド40から供給されたガスから所定のプラズマが生成され、プラズマにより所定の処理がウェハWに施される。
プラズマ処理室S1の一部は、シャッター22により開閉可能となっている。ウェハWの搬入及び搬出時、ゲートバルブGVを開き、リフター55の駆動によりシャッター22を下降させてシャッター22を開け、シャッター22の開口からプラズマ処理室S1にウェハWを搬入したり、プラズマ処理室S1からウェハWを搬出したりする。
処理空間S1の下側のバッフル板20の下には、排気を行うための排気空間S2が形成されている。これにより、バッフル板20の下流側の排気空間S2にプラズマが侵入することを抑制することができる。
第1の高周波電源51は、プラズマ生成用の高周波電力HFを発生する。第1の高周波電源51は、例えば60MHzの周波数の高周波電力HFを発生する。第1の高周波電源51は、整合器52を介してガスシャワーヘッド40に接続されている。整合器52は、第1の高周波電源51の出力インピーダンスと負荷側(上部電極側)の入力インピーダンスを整合させるための回路である。
第2の高周波電源53は、ウェハWにイオンを引き込むための高周波バイアス電力LFを発生する。第2の高周波電源53は、例えば20MHzの周波数の高周波バイアス電力LFを発生する。第2の高周波電源53は、整合器54を介してステージ5に接続されている。整合器54は、第2の高周波電源53の出力インピーダンスと負荷側(下部電極側)の入力インピーダンスを整合させるための回路である。
処理容器2の底部には排気管31が接続されており、排気管31には排気装置35が接続されている。排気装置35はターボ分子ポンプ等の真空ポンプを有し、処理容器2内を所定の減圧雰囲気まで真空引きすることが可能である。また、処理容器2の側壁にはゲートバルブGVが設けられ、ゲートバルブGVの開閉により、処理容器2内にウェハWを搬入及び搬出する。
プラズマ処理装置は、制御装置100により制御される。制御装置100は、通信インターフェース(I/F)105、CPU110、メモリ115等を備えるコンピュータである。メモリ115には、プラズマ処理装置で実行されるエッチングなどの各種のプラズマ処理をCPU110により制御するための制御プログラムや、処理条件に応じてプラズマ処理装置の各部に処理を実行させるためのプログラム、即ち、レシピが格納される。CPU110は、メモリ115に格納されたレシピや制御プログラムを使用してプラズマ処理装置の各部(リフター55、排気装置35、直流電源13、第1の高周波電源51、第2の高周波電源53、処理ガス供給源30等)を制御する。
<第1実施形態>
[プラズマ処理装置の洗浄方法]
次に、かかる構成のプラズマ処理装置の洗浄方法について、第1〜第4実施形態の順に説明する。まず、第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法の一例について、図2を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャートである。
なお、本処理が開始される前に、ウェハWには、プラズマ処理装置にてエッチングや成膜等の所定のプラズマ処理が施された状態である。本処理が開始されると、制御装置100の制御によりゲートバルブGVが開き、処理済のウェハWが処理容器2から搬出され(ステップS11)、シャッター22を開かれた状態にする(ステップS13)。ステップS13は、処理容器2内のプラズマ処理室S1の一部の領域を絶縁させる第1のステップの一例である。つまり、本実施形態及び後述する各実施形態では、処理容器2の内部に設けられたシャッター22を開くことで、プラズマ処理室S1の一部に絶縁された領域を作ることができる。すなわち、シャッター22の開口部分が、プラズマ処理室の一部の絶縁された領域に相当する。
次に、ガスシャワーヘッド40から四フッ化炭素ガスが導入される(ステップS15)。ステップS15は、プラズマ処理室S1に導入されたフルオロカーボンガスのプラズマを生成する第2のステップの一例である。本実施形態では、フルオロカーボンガスの一例として、四フッ化炭素ガス(CFガス)を導入する。ただし、導入するガスは、CFガスに限られず、CFガス、Cガス、Cガス及びCガスの少なくともいずれかであってもよい。
次に、制御装置100の制御により酸化物除去処理が実行される(ステップS17)。具体的には、ステップS15にて導入された四フッ化炭素ガスは、プラズマ処理室S1の一部の絶縁された領域を介して、プラズマ処理室S1の外側であって処理容器2内の非プラズマ空間S3及び排気空間(非プラズマ空間)S2に供給される。そして、供給された四フッ化炭素ガスのプラズマにより、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の面に付着しているシリコン酸化膜等の付着物が除去される。以下、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の面を「非プラズマ面」ともいう。
次に、シャッター22が閉じられ(ステップS19)、排気装置35によりフッ素イオン等がプラズマ処理装置から排出され(ステップS21)、本処理が終了する。
図3(a)に示すように、ウェハWをプラズマ処理する間、シャッター22は閉じられ、デポシールド23とバッフル板20とステージ5とガスシャワーヘッド40とにより囲まれた閉空間であるプラズマ処理室S1に処理ガスが導入される。処理ガスは、プラズマ処理室S1内にて主に高周波電力HFによって電離や解離され、プラズマが生成される。シャッター22は、デポシールド23及びバッフル板20と同電位であり、グラウンドになっている。これにより、生成されたプラズマは、プラズマ処理室S1内のウェハWの上方に閉じ込められ、ウェハWに所望のプラズマ処理が施される。
ところで、プラズマ処理の間、ウェハWを加工する際にシリコン酸化膜(SiO)等の反応生成物が生成され、プラズマ処理室S1の内壁に付着する。反応生成物の一部は、デポシールド23とバッフル板20とシャッター22とで囲っているプラズマ処理室S1の外側の空間である非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面にも徐々に付着していく。
そこで、本実施形態に係る洗浄方法では、シャッター22を開け、プラズマ処理室S1の面に付着した反応生成物をクリーニングするだけでなく、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着した反応生成物をクリーニングし、除去する。
図3を参照して具体的に説明すると、本実施形態に係る洗浄方法では、図3(a)に示すようにウェハWをプラズマ処理した後、図3(b)に示すように処理後のウェハWを搬出し、シャッター22を開いた状態にする。処理後のウェハWを搬出する際に開いたシャッター22を閉じずに開いた状態のままにしてもよい。このように本実施形態では、本来、プラズマを遮蔽するシャッター22を、クリーニング時においても開いた状態にすることで、プラズマ処理室S1の一部に絶縁された領域Aを作る。
このようにして、本実施形態では、シャッター22を開くことで、デポシールド23及びバッフル板20のグラウンド面に対して、図3(b)に示す電気的にフローティングした絶縁領域Aが形成される。そうすると、プラズマ処理室S1の外側の処理容器2は接地され、グラウンドになっているため、フローティングした絶縁領域Aと処理容器2のグラウンド面の間に電位差が生じる。
クリーニング時には、プラズマ処理室S1に四フッ化炭素ガスが導入され、クリーニング用のプラズマである四フッ化炭素ガスのプラズマが生成されている。四フッ化炭素ガスのプラズマは、非プラズマ面よりも電位の高い絶縁領域A(シャッター22の開口)を通って、グラウンド面となっている非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に誘導される。
以上、第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理において、シャッター22の開口と非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面との電位差により、プラズマが非プラズマ空間S3及び排気空間S2側に入り込む電気的振舞いについて説明した。加えて、プラズマの構造的振舞いとして、クリーニング時にシャッター22を開くことで、処理容器2の内部に空間的な歪が生じ、プラズマがシャッター22の開口から非プラズマ空間S3及び排気空間S2側に移動する。これにより、プラズマ処理室S1内だけでなく、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着した反応生成物を効果的にクリーニングし、排気により除去することができる。
<第2実施形態>
[プラズマ処理装置の洗浄方法]
次に、第2実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法の一例について、図4を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す第2実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理では、図2に示す第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理と同一処理のステップには同一のステップ番号を付して、説明を省略する。
つまり、第2実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法は、ステップS15の四フッ化炭素ガスの導入の後に、ステップS41の不活性ガスを導入してから、ステップS17の酸化物除去処理を行う点でのみ第1実施形態に係る洗浄方法と異なる。
本実施形態においても、クリーニング時にシャッター22を開けて絶縁領域Aを作り、四フッ化炭素ガス及び不活性ガスのプラズマの一部をプラズマ処理室S1から非プラズマ空間S3及び排気空間S2に誘導する。本実施形態では、プラズマ処理室S1と非プラズマ空間S3及び排気空間S2との間に圧力が不均衡な状態を作ることで、非プラズマ空間S3及び排気空間S2にプラズマを誘導する。
特に、本実施形態では、四フッ化炭素ガスに更に不活性ガスを加えることで、ペニング効果により、より効果的にプラズマを非プラズマ空間S3及び排気空間S2に誘導することができる。
ペニング効果とは、2種類の気体を封入して放電させると、単独の気体だけの場合よりも低い電圧で放電が起きる現象である。つまり、本実施形態では、四フッ化炭素ガスと不活性ガスとの2種類のガスを供給することで、ペニング効果により、四フッ化炭素ガスの単ガスの場合よりも低圧で放電を生じさせ、プラズマを発生させることができる。例えば、CFガスにArガスを加えることで、CFガスの単ガスの場合よりも低圧でプラズマを発生させることができる。
従来のようにシャッター22を閉じたままクリーニングを行う場合には、処理容器2内のプラズマ処理室S1側を相当高圧にしなければ、クリーニング用のプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導できない。
例えば、図5は、プラズマ処理室S1から非プラズマ空間S3及び排気空間S2側へプラズマを誘導できたときを「〇」の記号で示し、そのときの圧力と高周波電力HFを表に示す。CFガスにArガスを加えてプラズマを生成し、図3(a)に示すようにシャッター22を閉じたままクリーニングを行う。この場合、図5(a)に示すように、上部電極に印加する高周波電力HFを1400W、プラズマ処理室S1内を150mTorr(=20.0Pa)の高圧にしたとき、プラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することができる。ここで、下部電極に印加する高周波電力LFは1400Wである。
これによれば、高周波電力HFが1300W以下の場合、プラズマ処理室S1内を150mTorrにしてもプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することはできない。また、1400Wの高周波電力HFを印加しても、プラズマ処理室S1内を150mTorr未満にするとプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することはできない。
これに対して、シリコン酸化膜(SiO)やシリコン窒化膜(SiN)のプラズマによるクリーニングには低圧という条件が必要になるため、プラズマ処理室S1内を150mTorrよりも低圧にすることが好ましい。
そこで、本実施形態では、例えば、CFガスにArガスを加えてプラズマを生成し、図3(b)に示すようにシャッター22を開けてクリーニングを行う。これにより、ペニング効果によって図5(b)に示すように、高周波電力HFが1100W以上であれば、プラズマ処理室S1内が40mTorr(=5.33Pa)の低圧であってもプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することができる。また、高周波電力HFが1100W未満であっても900W以上の場合、プラズマ処理室S1内が70mTorr(=9.33Pa)以上の低圧でプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することができる。高周波電力HFが900W未満であっても、プラズマ処理室S1内が100mTorr(=13.33Pa)以上であればプラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導することができる。
これにより、クリーニング時にシャッター22を開けて絶縁領域Aを作り、クリーニング用のガスを2種類以上導入することで、例えば、プラズマ処理室S1内が40mTorrの低圧の状態であっても、プラズマを排気空間S2及び非プラズマ空間S3に誘導できる。これにより、イオンエッチングを促進し、プラズマ処理室S1だけでなく、排気空間S2及び非プラズマ空間S3の非プラズマ面に付着した反応生成物の付着物をクリーニングし、除去することができる。
<第3実施形態>
[プラズマ処理装置の洗浄方法]
次に、第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法の一例について、図6を参照しながら説明する。図6は、第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理では、図2に示す第1実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理と同一処理のステップには同一のステップ番号を付して、説明を簡略化又は省略する。
第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法は、ウェハWを搬出するステップS11の後に、ステップS31〜S35のドライクリーニング処理が付加されている点で第1実施形態に係る洗浄方法と異なる。
つまり、本実施形態では、ウェハWを搬出した後、Oガスを導入し(ステップS31)、Oガスのプラズマを生成し、プラズマ処理室S1内にてOガスのプラズマによりドライクリーニング処理を実行する(ステップS33)。これにより、プラズマ処理室S1の壁面に付着したシリコン酸化膜の付着物を除去する。
なお、Oガスのプラズマによりドライクリーニング処理を実行する処理は、プラズマ処理室S1に導入された酸素ガスのプラズマを生成する第4のステップの一例である。第4のステップは、ステップS13〜S17の第1のステップ〜第3のステップの前に行われる。
次に、排気装置35を用いて酸素イオン等を排出した後(ステップS35)、第1実施形態に係る洗浄処理と同様にシャッター22を開く(ステップS13)。次に、四フッ化炭素ガスを導入し(ステップS15)、プラズマ処理室S1、排気空間S2及び非プラズマ空間S3の非プラズマ面に付着したシリコン酸化膜の付着物を除去する(ステップS17)。次に、シャッター22を閉じ(ステップS19)、フッ素イオン等を排出した後(ステップS21)、本処理を終了する。
以上に説明したように、第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法によれば、まず、酸素プラズマを使って処理容器2内のドライクリーニングを行う。このため、ドライクリーニングによりガスシャワーヘッド40等のシリコンで形成されている部材が酸化され、新たなパーティクル発生源となる。そこで、本実施形態では、新たなパーティクル発生源のシリコン酸化膜を含め、非プラズマ面に付着したシリコン酸化膜の付着物を、四フッ化炭素ガスのプラズマを用いてクリーニングする。
その際、本実施形態においても、酸素プラズマによるクリーニングの後にシャッター22を開けて絶縁領域Aを作り、非プラズマ空間S3及び排気空間S2にプラズマを誘導する。これにより、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着したシリコン酸化膜の付着物を除去することができる。
<第4実施形態>
[プラズマ処理装置の洗浄方法]
次に、第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法の一例について、図7を参照しながら説明する。図7は、第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7に示す第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理では、図6に示す第3実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄処理と同一処理のステップには同一のステップ番号を付して、説明を簡略化又は省略する。
第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法は、四フッ化炭素ガスを導入するステップS15の後に、不活性ガスを導入するステップS41が付加されている点のみ、第3実施形態に係る洗浄処理と異なる。
つまり、本実施形態では、ウェハWを搬出した後、Oガスを導入し(ステップS31)、Oガスのプラズマを生成し、Oガスのプラズマによりドライクリーニング処理を実行する(ステップS33)。
次に、排気装置35を用いて酸素イオン等を排出した後(ステップS35)、第3実施形態に係る洗浄処理と同様にシャッター22を開く(ステップS13)。次に、四フッ化炭素ガス及びArガス等の不活性ガスを導入し(ステップS15、S41)、処理容器2内に付着したシリコン酸化膜の付着物を除去する(ステップS17)。次に、シャッター22を閉じ(ステップS19)、プラズマ処理室S1内のフッ素イオン等を排出した後(ステップS21)、本処理を終了する。
以上に説明したように、第4実施形態に係るプラズマ処理装置の洗浄方法によれば、まず、酸素プラズマを使ってドライクリーニングを行う。このため、ドライクリーニングによりガスシャワーヘッド40等のシリコンで形成されている部材が酸化され、新たなパーティクル発生源となる。そこで、本実施形態では、新たなパーティクル発生源のシリコン酸化膜を含め、非プラズマ面に付着したシリコン酸化膜の付着物を、四フッ化炭素ガス及び不活性ガスのプラズマを用いてクリーニングする。
その際、本実施形態においても、酸素プラズマによるクリーニングの後にシャッター22を開けて絶縁領域Aを作り、非プラズマ空間S3及び排気空間S2にプラズマを誘導する。
また、本実施形態では、四フッ化炭素ガス及び不活性ガスの混合ガスを導入することで、ペニング効果により、四フッ化炭素ガスの単ガスの場合よりも低圧でプラズマを発生させることができる。
シリコン酸化膜に対するプラズマによるクリーニングには低圧という条件が必要になる。これに対して、本実施形態では、低圧条件を満たした環境にて四フッ化炭素ガス及び不活性ガスの混合ガスのプラズマにより、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着したシリコン酸化膜の付着物を除去することができる。
例えば、CFガスにArガスを加えることで、CFガスの単ガスの場合よりも低圧でプラズマを発生させることができる。
例えば、図8では、非プラズマ空間S3及び排気空間S2へのプラズマの誘導に成功した場合を「〇」の記号で示す。また、図8(b)の星印は、図6のステップS33の酸素プラズマのクリーニング時のプロセス条件を示す。図8(a)の星印は、図7のステップS33の酸素プラズマのクリーニング時のプロセス条件を示す。
図8(a)では、プラズマ処理室S1内にCFガス、Arガス及びOガスの混合ガスを導入したときの結果を示す。図8(b)では、CFガスのみをプラズマ処理室S1内に導入したときの結果を示す。なお、図8(a)及び図8(b)において、シャッター22を閉じ、酸素プラズマによるクリーニングが実行された場合が示されている。
図8(a)に示すプラズマ処理室S1内にCFガス、Arガス及びOガスの混合ガスを導入した場合、図8(b)に示すCFガスのみを導入した場合と比べて、より低圧で非プラズマ空間S3及び排気空間S2にプラズマを誘導できている。
なお、図8(a)では、CFガス及びArガスに加えて、Oガスが供給されているが、Oガスを供給しなくても、ペニング効果により図8(b)に示す場合よりも低圧で非プラズマ空間S3及び排気空間S2にプラズマを誘導することができる。
以上、プラズマ処理装置の洗浄方法を上記実施形態により説明したが、本発明にかかるプラズマ処理装置の洗浄方法は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、上記各実施形態では、洗浄対象となるプラズマ処理装置の壁面に付着した付着物の一例としてシリコン酸化膜を挙げて説明した。しかしながら、本発明に係る洗浄対象は、これに限らず、例えば、シリコン窒化膜の付着物であってもよい。この場合にも、上記各実施形態にて説明したシリコン酸化膜の付着物の除去時に使用したガスと同じCFガス等のフルオロカーボンガスのプラズマ又はフルオロカーボンガス及び不活性ガスのプラズマを使用することができる。なお、フルオロカーボンガスに加える不活性ガスは、Arガスに限らず、Heガスであってもよい。
また、本発明に係る洗浄対象は、これに限らず、例えば、C又はCの有機ポリマー含有物であってもよい。この場合、C又はCの有機ポリマー含有物の除去時に使用するガスは、酸素含有ガスが好ましい。
具体的には、C又はCの有機ポリマー含有物を除去する際、以下の第1のステップ〜第3のステップが実行される。
第1のステップでは、シャッター22を開いた状態にしてプラズマ処理室S1の一部の領域Aを絶縁させる。第2のステップでは、プラズマ処理室S1に導入された酸素含有ガスのプラズマを生成する。第3のステップでは、プラズマ処理室S1の一部の絶縁された領域Aから非プラズマ面に酸素含有ガスのプラズマを供給し、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着した付着物を除去する。
これにより、非プラズマ空間S3及び排気空間S2の非プラズマ面に付着したC又はCの有機ポリマー含有物を除去することができる。非プラズマ面に酸素含有ガスのプラズマを供給し、C又はCの有機ポリマー含有物を除去する洗浄方法では、図2及び図6のステップS15において、四フッ化炭素ガスを導入する替わりに酸素含有ガスを導入してもよい。図4及び図7のステップS15及びS41において、四フッ化炭素ガス及び不活性ガスを導入する替わりに酸素含有ガス及び不活性ガスを導入してもよい。
なお、シャッター22は全開でなくても、開いていればよい。シャッター22の開口部は電気的に絶縁され、グラウンド面から所定の電位差が生じるため、本実施形態のプラズマによるクリーニングの効果を奏することができる。ただし、シャッター22を全開にすると、クリーニング用のプラズマが、排気空間S2や非プラズマ空間S3に誘導され易くなるため好ましい。
また、上記各実施形態では、シャッター22がリフター55により上下動する例を挙げた。しかしながら、本発明に係るプラズマ処理装置の洗浄処理は、これに限らず、シャッター22及びデポシールド23が一体的にリフター55により上下動するようにしてもよい。
本発明に係るプラズマ処理装置は、ALD(Atomic Layer Deposition )装置、Capacitively Coupled Plasma(CCP),Inductively Coupled Plasma(ICP),Radial Line Slot Antenna, Electron Cyclotron Resonance Plasma(ECR),Helicon Wave Plasma(HWP)のどのタイプでも適用可能である。
本明細書では、基板の一例としてウェハ(半導体ウェハ)Wを挙げて説明した。しかし、基板は、これに限らず、LCD(Liquid Crystal Display)、FPD(Flat Panel Display)に用いられる各種の基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であっても良い。
2 処理容器
5 ステージ(下部電極)
7 冷却室
11 静電チャック
15 フォーカスリング
20 バッフル板
23 デポシールド
22 シャッター
30 処理ガス供給源
35 排気装置
40 ガスシャワーヘッド(上部電極)
51 第1の高周波電源
53 第2の高周波電源
100 制御装置
S1 プラズマ処理室
S2 排気空間
S3 非プラズマ空間

Claims (9)

  1. 処理容器内のプラズマ処理室にて基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置の洗浄方法であって、
    プラズマ処理した基板を搬出した後、該プラズマ処理室の一部の領域を絶縁させる第1のステップと、
    前記プラズマ処理室にてフルオロカーボンガスのプラズマを生成する第2のステップと、
    前記プラズマ処理室の前記絶縁させた領域から該プラズマ処理室の外側の空間に供給した前記フルオロカーボンガスのプラズマにより前記外側の空間の非プラズマ面の付着物を除去する第3のステップと、
    を有するプラズマ処理装置の洗浄方法。
  2. 前記プラズマ処理室にて酸素ガスのプラズマを生成する第4のステップと、
    前記第1のステップ〜第3のステップは、前記第4のステップの後に行われる、
    請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記第3のステップの前に不活性ガスを導入する、
    請求項1又は2に記載の洗浄方法。
  4. 前記不活性ガスは、Arガス又はHeガスである、
    請求項3に記載の洗浄方法。
  5. 前記プラズマ処理室の一部を形成するシャッターを開き、前記プラズマ処理室の一部を絶縁させる、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  6. 前記第3のステップにて除去する前記非プラズマ面の付着物は、シリコン酸化物又はシリコン窒化物である、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  7. 前記フルオロカーボンガスは、CFガス、Cガス、Cガス及びCガスの少なくともいずれかである、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  8. 処理容器内のプラズマ処理室にて基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置の洗浄方法であって、
    プラズマ処理した基板を搬出した後、該プラズマ処理室の一部の領域を絶縁させる第1のステップと、
    前記プラズマ処理室にて酸素含有ガスのプラズマを生成する第2のステップと、
    前記プラズマ処理室の前記絶縁させた領域から該プラズマ処理室の外側の空間に供給した前記酸素含有ガスのプラズマにより前記外側の空間の非プラズマ面の付着物を除去する第3のステップと、
    を有するプラズマ処理装置の洗浄方法。
  9. 前記第3のステップにて除去する前記非プラズマ面の付着物は、C又はCの有機ポリマー含有物である、
    請求項8に記載の洗浄方法。
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