JP2018186898A - 陳列棚 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本体の対向する側面に山折り部と谷折り部を設けて、本体を折り畳んだときに、その内側に棚板部とスライド体又は棚板部のみが収まる収容空間が形成され、その収容空間内に棚板部とスライド体又は棚板部のみが収まるようにした。収容空間は、例えば、右側面部の谷折り部と山折り部の間の面、右側面部の山折り部と右前コーナー部の間の面、右前コーナー部と左前コーナー部の間の面、左前コーナー部と左側面部の山折り部の間の面、及び左側面部の山折り部と谷折り部の間の面の内側に形成されるようにすることができる。山折り部と谷折り部は平行又は略平行に設けることができる。
【選択図】図1
Description
本発明の陳列棚の第一の実施形態を、図1(a)(b)〜図5(a)(b)を参照して説明する。本発明の陳列棚は、使用時には図2(a)に示すように展開して物品を展示することができ、不使用時には図2(d)のように折り畳むことができる折り畳み式の陳列棚である。
図2(a)及び図3(a)の展開状態にある陳列棚は、例えば、図2(a)〜(d)、図3(a)〜(d)及び図5(a)(b)に示す手順で折り畳むことができる。
(1)背面係止孔11及びスライド体係止孔12に差し込まれた係止片10を、当該背面係止孔11及びスライド体係止孔12から引き抜く(図2(b)、図3(b)、図5(a)(b))。
(2)スライド体2を上方へスライドさせ、棚板部7及びスライド体2を正面部3側へ引き寄せる(図2(c)、図3(c))。
(3)右側面部4及び左側面部6を本体1の内側へ押し込んで本体1を折り畳み、正面部3側に引き寄せられた棚板部7及びスライド体2を収容空間に収容する(図2(d)、図3(d))。
図2(d)及び図3(d)の折り畳み状態にある陳列棚は、例えば、図2(a)〜(d)、図3(a)〜(d)及び図5(a)(b)に示す手順で展開することができる。
(1)正面部3及び背面部5を互いに離れる方向に移動させるとともに、谷折りされた右側面部4及び左側面部6を外側に押し広げる(図2(a)〜(c)、図3(a)〜(c))。
(2)スライド体2を下方へスライドさせ、背面係止孔11とスライド体係止孔12の位置を一致させる(図5(a))。
(3)スライド体2の係止片10を背面部5の下側を通して背面部5の裏面側に折り返し、背面部5の裏面側から背面係止孔11及びスライド体係止孔12に差し込む(図5(b))。
本発明の陳列棚の第二の実施形態を、図6〜図11を参照して説明する。この実施形態の基本構成は実施形態1と同様である。異なるのは、棚板部7の構造、こぼれ止め9の有無、スライド体2の係止構造である。以下では、実施形態1と異なる部分を中心に説明し、実施形態1と共通する部分については適宜その説明を省略する。
図7(a)及び図9(a)の展開状態にある陳列棚は、例えば、図7(a)(b)〜図11(a)(b)に示す手順で折り畳むことができる。
(1)右押込み片14a及び左押込み片14bを外側へ押し出し、右押込み口15a及び左押込み口15bから外す(図7(b)、図11(a)(b))。
(2)スライド体2を上方へスライドさせ(図7(b)、図9(b))、棚板部7及びスライド体2を正面部3側へ引き寄せる(図8(a)、図10(a))。
(3)右側面部4及び左側面部6を本体1の内側へ押し込んで本体1を折り畳み、正面部3側に引き寄せられた棚板部7及びスライド体2を収容空間に収容する(図8(b)、図10(b))。
図8(b)及び図10(b)の折り畳み状態にある陳列棚は、例えば、図7(a)(b)〜図11(a)(b)に示す手順で展開することができる。
(1)正面部3及び背面部5を互いに離れる方向に移動させるとともに、谷折りされた右側面部4及び左側面部6を外側に押し広げ、本体1を広げる(図8(a)、図10(a))。
(2)スライド体2を下方へスライドさせ(図7(b)、図9(b))、右押込み片14aと右押込み口15aの位置及び左押込み片14bと左押込み口15bの位置を一致させる。
(3)右押込み片14aを右押込み口15aに、左押込み片14bを左押込み口15bに押し込み、スライド体2を本体1に固定する(図7(a)、図11(a))。
前記実施形態1及び2では、棚板部7がスライド体2に固定され、スライド体2の上下動に連動してすべての棚板部7が動くように構成された場合を一例として説明しているが、陳列棚はスライド体2のないものであってもよい。この場合、図12(a)(b)に示すように、本体1の背面部5に棚板係止孔16を設け、その棚板係止孔16に棚板部7の一部(棚板係止片17)を係止して棚板部7を固定できるようにすることができる。
2 スライド体
3 正面部
4 右側面部
4a 谷折り部
4b 山折り部
5 背面部
6 左側面部
6a 谷折り部
6b 山折り部
7 棚板部
7a 載せ部
7b 後貼付部
7c 前貼付部
8 開口部
9 こぼれ止め
10 係止片
10a、10b 折曲げ部
11 背面係止孔
12 スライド体係止孔
13 凹陥部
14 押込み片
14a 右押し込み片
14b 左押し込み片
14x 折曲げ部
15 押込み口
15a 右押込み口
15b 左押込み口
16 棚板係止孔
17 棚板係止片
18 切込み部
C1 右前コーナー部
C2 右後コーナー部
C3 左後コーナー部
C4 左前コーナー部
P1 収容空間第一面
P2 収容空間第二面
P3 収容空間第三面
P4 収容空間第四面
P5 収容空間第五面
Q1 収容空間第一面
Q2 収容空間第二面
Q3 収容空間第三面
Q4 収容空間第四面
Q5 収容空間第五面
Claims (5)
- 少なくとも正面部、右側面部、背面部及び左側面部を含む複数面で囲われて中空状に形成された本体に、一又は二以上の折り畳み可能な棚板部が設けられた陳列棚において、
前記本体の対向する右側面部と左側面部の双方に谷折り部及び山折り部が設けられ、
前記両側面部を谷折り部で谷折りし、山折り部で山折りすることによって、前記中空状の本体の内側に折り畳まれた状態の棚板部が収まる収容空間が形成される、
ことを特徴とする陳列棚。 - 請求項1記載の陳列棚において、
収容空間が、右側面部の谷折り部と山折り部の間の面、右側面部の山折り部と右前コーナー部の間の面、右前コーナー部と左前コーナー部の間の面、左前コーナー部と左側面部の山折り部の間の面、及び左側面部の山折り部と谷折り部の間の面の内側、又は、右側面部の谷折り部と山折り部の間の面、右側面部の山折り部と右後コーナー部の間の面、右後コーナー部と左後コーナー部の間の面、左後コーナー部と左側面部の山折り部の間の面、及び左側面部の山折り部と谷折り部の間の面の内側、に形成される、
ことを特徴とする陳列棚。 - 請求項1又は請求項2記載の陳列棚において、
右側面部に設けられた谷折り部と山折り部が平行又は略平行であり、
左側面部に設けられた谷折り部と山折り部が平行又は略平行である、
ことを特徴とする陳列棚。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の陳列棚において、
中空状の本体の内側に上下方向にスライド可能なスライド体が配置され、
前記スライド体は所定位置で前記本体に固定可能であり、
棚板部の一部が前記スライド体に固定され、
前記棚板部はスライド体を上下方向の一方にスライドさせることによって折り畳み可能であり、スライド体を他方にスライドさせることで物品を載置可能な状態に展開可能であり、
前記折り畳まれた棚板部及び棚板部の動きに連動して移動するスライド体は、谷折り部を谷折りし、山折り部を山折りすることによって本体の内側に形成される収容空間に収まる、
ことを特徴とする陳列棚。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の陳列棚において、
本体の背面部に棚板係止孔が設けられ、
棚板部は前記棚板係止孔に係止可能な棚板係止片を備え、
前記棚板部は前記棚板係止孔に前記棚板係止片を係止することによって物品を載置可能な状態に展開可能であり、棚板係止片の棚板係止孔への係止を解除することによって折り畳み可能であり、
前記折り畳まれた棚板部は、谷折り部を谷折りし、山折り部を山折りすることによって本体の内側に形成される収容空間に収まる、
ことを特徴とする陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017089803A JP2018186898A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017089803A JP2018186898A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 陳列棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018186898A true JP2018186898A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64477568
Family Applications (1)
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JP2017089803A Pending JP2018186898A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 陳列棚 |
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JP7208430B1 (ja) | 2022-05-26 | 2023-01-18 | 大王パッケージ株式会社 | 折畳式陳列具 |
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-
2017
- 2017-04-28 JP JP2017089803A patent/JP2018186898A/ja active Pending
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