JP2019134900A - 折畳み構造と紙製陳列棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易かつ迅速に折畳み及び展開が可能であり、紙製陳列棚の商品載せ台や台座等に用いることのできる折畳み構造と、その折畳み構造を商品載せ台や台座に採用した紙製陳列棚を提供する。【解決手段】 本発明の折畳み構造は、本体と本体に設けられた回動体と回動体を支持する支持体を備え、回動体は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、支持体は本体と回動体の双方に固着されており、回動体が展開方向の所定角度まで回動すると、回動体の展開方向先方側と本体との間に前記支持体が張り出して回動体が所定角度以上回動しないように規制され、回動体が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される構造である。本発明の紙製陳列棚は、本体と商品載せ台の間又は/及び本体と台座の間に前記折畳み構造の支持体が設けられたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品や飲食物といった各種商品(物品)の陳列や展示に用いる、段ボール(プラスチックダンボールを含む)やボール紙などの素材で構成された陳列棚(本願において、プラスチック製のものも含めて「紙製陳列棚」という)の商品載せ台や台座等の構造として好適に用いることのできる折畳み構造と、当該折畳み構造を商品載せ台や台座に採用した紙製陳列棚に関する。
化粧品や飲食物といった各種商品の陳列や展示には、商品ディスプレイやPOPディスプレイと呼ばれる紙製陳列棚が用いられている。紙製陳列棚の一種に、本体の前面側に一又は二以上の商品載せ台を備えたもの(特許文献1)が知られている。
特許第4963857号公報
前記特許文献1記載の紙製陳列棚の商品載せ台は、使用時には両側面板を内側に押し込む作業が必要であり、折畳み時には両側面板を外側に広げる作業が必要であるため、準備や片付けに手間がかかるという難点がある。
また、特許文献1記載の紙製陳列棚に限らず、従来の紙製陳列棚の商品載せ台の構造は商品載せ台専用の構造であることが多く、紙製陳列棚の足場の構造など、商品載せ台以外の用途に利用できないという難点がある。
本発明の解決課題は、前記従来の課題を解決することができ、紙製陳列棚の商品載せ台のほか、紙製陳列棚の台座等の構造としても好適に用いることのできる折畳み構造と、当該折畳み構造を商品載せ台や台座に採用した紙製陳列棚を提供することにある。
(折畳み構造)
本発明の折畳み構造は、本体と本体に設けられた回動体と回動体を支持する支持体を備え、回動体は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、支持体は本体と回動体の双方に固着されており、回動体が展開方向の所定角度まで回動すると、回動体の展開方向先方側と本体との間に前記支持体が張り出して回動体が所定角度以上回動しないように規制され、回動体が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される構造である。本願において、「倒伏方向」とは回動体を本体に対して平行にする回転方向をいい、「展開方向」とは回動体を本体に対して垂直にする回転方向をいう。
(紙製陳列棚)
本発明の紙製陳列棚は、本体と商品載せ台の間又は/及び本体と台座の間に前記折畳み構造の支持体が設けられたものである。
本発明の折畳み構造及び紙製陳列棚は、回動体(紙製陳列棚の場合は商品載せ台や台座など。以下同じ。)をつぶすことなく保形状態で倒伏方向及び展開方向に回動可能であるため、使用時に回動体を組み立てる必要がなく、準備や片付けに手間がかからない。
本発明の折畳み構造を商品載せ台の構造に適用した紙製陳列棚の一例を示すものであって、(a)は商品載せ台を展開方向に回動させた状態の斜視図、(b)は商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態の斜視図。 (a)は図1(a)の側面図、(b)は図1(b)の側面図。 本発明の折畳み構造の説明図であって、(a)は商品載せ台を展開方向に回動させた状態を示すもの、(b)は商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態を示すもの。 商品載せ台を展開方向に回動させた状態の詳細説明図。 商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態の詳細説明図。 図1(a)(b)の紙製陳列棚の背面側斜視図。 本発明の折畳み構造を台座の構造に適用した紙製陳列棚の一例を示すものであって、台座を展開方向に回動させた状態を示す斜視図。 図7の紙製陳列棚の台座を倒伏方向に回動させた状態を示す斜視図。 台座を展開方向に回動させた状態の詳細説明図。 台座を倒伏方向に回動させた状態の詳細説明図。 本発明の折畳み構造を商品載せ台の構造に適用した紙製陳列棚の他例を示すものであって、(a)は商品載せ台を展開方向に回動させた状態の斜視図、(b)は商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態の斜視図。 (a)は図11(a)の側面図、(b)は図11(b)の側面図。 本発明の折畳み構造の説明図であって、(a)は商品載せ台を展開方向に回動させた状態を示すもの、(b)は商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態を示すもの。 商品載せ台を展開方向に回動させた状態の詳細説明図。 商品載せ台を倒伏方向に回動させた状態の詳細説明図。 本発明の折畳み構造を台座の構造に適用した紙製陳列棚の他例を示すものであって、台座を展開方向に回動させた状態を示す斜視図。 図16の紙製陳列棚の台座を倒伏方向に回動させた状態を示す斜視図。 台座を展開方向に回動させた状態の詳細説明図。 台座を倒伏方向に回動させた状態の詳細説明図。
(実施形態1)
本発明の折畳み構造の第1の実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。この実施形態は、本発明の折畳み構造を紙製陳列棚の商品載せ台の構造に適用した場合の例である。図1〜図6において、1は本体、2は商品載せ台、3は支持体である。図1〜図6に示す例では、商品載せ台2が本発明の回動体に相当する。
前記本体1は、商品載せ台2や台座12(図1〜図6には示していない)を取り付ける部分であり紙製陳列棚の基体となる部分である。一例として図1(a)(b)に示す本体1は縦長方形状のパネルである。本体1の形状はこれ以外であってもよい。本体1は、段ボールやボール紙、プラスチック段ボールのような折り曲げ可能な材料(紙製材料)を複数枚接着剤等で貼りあわせて製作するものであり、各面部が一又は二以上の材料で構成される。本願では段ボールで製作された紙製陳列棚を一例としている。なお、本体1の上面には、吊り紐Sが取り付けてあるが、吊り紐Sは必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することができる。
前記本体1の前面には商品載せ台2が上下方向に間隔をあけて二段設けられている。商品載せ台2は商品を載せるための台である。商品載せ台2は二段より多くても少なくてもよい。一例として図1(a)(b)に示す商品載せ台2は、上面2a、底面2b、前面2c、背面2d、右側面2e、左側面2fを備えた直方体の中空状であり、上面2aに商品差込み孔2gが八個設けられたものである。商品載せ台2の内部には、商品差込み孔2gと同様の孔を八個備えた内板(図示しない)が設けられている。背面2dには二枚の挿入片2h(図6)が本体1側に向けて突設されている。図6に示すように、二枚の挿入片2hは、本体1に設けられた差込みスリット1aに差し込まれ、本体1の裏面側に突出した部分が折り曲げられて本体1の背面の裏面に固定されている。本体1と同様、商品載せ台2も一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。図示する商品載せ台2は一例であり、これ以外の形状や構造とすることもできる。
前記支持体3は、商品載せ台2を所定角度以上下向きに回転しないように規制するものである。一例として図1〜図5に示す支持体3は本体1の前面に固着される本体側固着面3aと、本体側固着面3aの下端側に設けられた回動面3bと、回動面3bの下端側に設けられた傾斜面3cと、傾斜面3cの上端側に設けられた載せ台側固着面3dと、傾斜面3c及び載せ台側固着面3dの幅方向外側に設けられた側面3eを備えている。
本体側固着面3aと回動面3bの間には第1の折曲げ部4aが、回動面3bと傾斜面3cの間には第2の折曲げ部4bが、傾斜面3cと載せ台側固着面3dの間には第3の折曲げ部4cが設けられている。両側面3eは側面視直角三角形状であり、頂点と底辺の中点とを結ぶ位置に第4の折曲げ部4dが設けられている。商品載せ台2は一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。
回動面3bと傾斜面3cの幅方向中央部分には、縦長で先端が弧状の第1の開口部3fが設けられている。第1の開口部3fは回動面3bと傾斜面3cの双方に連続する部分に設けられている。第1の開口部3fは、本体1の前面側に設けられた本体側係止片5aが通過できる広さ及び形状としてある。傾斜面3cの載せ台側固着面3d側の端辺には第2の開口部3gが設けられている。当該第2の開口部3gは、載せ台固着面3dに設けられた支持体側係止片5bが通過できる広さ及び形状としてある。本体側係止片5aと支持体側係止片5bには環状の付勢ゴム6が一本係止され、商品載せ台2が展開方向に回動する向きに付勢されるようにしてある。本体側係止片5a、支持体側係止片5b及び付勢ゴム6は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することができる。
前記支持体3は、図2(a)、図3(a)及び図4のように、商品載せ台2を所定角度(図示する例では本体1に対して直角又は略直角となる角度)まで展開方向に回動させた際には三角柱状となる。この場合、回動面3bは本体1に固着された本体側固着面3aと直線状となり、回動面3bに連続する傾斜面3cは斜め上向き(前上がり)となる。また、両側面3eは第4の折曲げ部4dで屈曲することなく平坦な状態となる。反対に、図2(b)、図3(b)及び図5のように、商品載せ台2を倒伏方向に回動させた際には、回動面3bが第1の折曲げ部4aで回動して立ち上がると共に、両側面3eが第4の折曲げ部4dで屈曲して回動面3bに連続する傾斜面3cが商品載せ台2の裏面側に引き上げられる。
説明の便宜上、この実施形態では台座を省略しているが、この実施形態の紙製陳列棚には台座を設けることもできる。この場合、本発明の折畳み構造を適用した台座を設けることも、それ以外の構造を適用した台座を設けることもできる。本発明の折畳み構造を適用した台座として、後述する実施形態2や実施形態4に例示するような台座を設けることができる。
(実施形態2)
本発明の折畳み構造の第2の実施形態を、図7〜図10を参照して説明する。この実施形態は、本発明の折畳み構造を紙製陳列棚の台座の構造に適用した場合の例である。図7〜図10において、11は本体、12は台座、13は支持体である。図7〜図10に示す例では、台座12が本発明の回動体に相当する。以下、実施形態1と共通する部分については説明を省略又は簡略化し、実施形態1と異なる部分を中心に説明をする。なお、本体11は実施形態1における本体1に相当し、支持体13は実施形態1における支持体3に相当する。
前記本体11は、台座12や商品載せ台(図7〜図10には示していない)を取り付ける部分であり紙製陳列棚の基体となる部分である。本体11には実施形態1の本体1と同様のものを用いることができる。
前記本体11の下端側には台座12が設けられている。台座12は本体11を支えるベースとなる部材である。一例として図7〜図10に示す台座12は方形状の平板である。台座12は本体11の底面側に回動可能に取り付けられている。台座12の形状は一例であり、これ以外であってもよい。
前記支持体13は、台座12を所定角度以上上向きに回転しないように規制するものである。一例として図7〜図10に示す支持体13は本体11の前面に固着される本体側固着面13aと、本体側固着面13aの上端側に設けられた回動面13bと、回動面13bの上端側に設けられた傾斜面13cと、傾斜面13cの下端側に設けられた台座側固着面13dと、傾斜面13c及び台座側固着面13dの幅方向外側に設けられた側面13eを備えている。
本体側固着面13aと回動面13bの間には第1の折曲げ部14aが、回動面13bと傾斜面13cの間には第2の折曲げ部14bが、傾斜面13cと載せ台側固着面13dの間には第3の折曲げ部14cが設けられている。両側面13eは側面視直角三角形状であり、頂点と底辺の中点とを結ぶ位置に第4の折曲げ部14dが設けられている。台座12は一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。
回動面13bの幅方向中央部分には、幅方向に横長の第1の開口部13fが設けられている。当該第1の開口部13fは、本体1の前面側に設けられた本体側係止片15aが通過できる広さ及び形状としてある。傾斜面13cの台座側固着面13d側の端辺の幅方向中央部分には第2の開口部13gが設けられている。当該第2の開口部13gは、台座側固着面13dに設けられた支持体側係止片15bが通過できる広さ及び形状としてある。本体側係止片15aと支持体側係止片15bには環状の付勢ゴム16が一本係止され、台座12が展開方向に回動する向きに付勢されるようにしてある。本体側係止片15a、支持体側係止片15b及び付勢ゴム16は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することができる。
前記支持体13は、図7及び図9のように、台座12を所定角度(図示する例では本体1に対して直角又は略直角となる角度)まで展開方向に回動させた際には三角柱状となる。この場合、回動面13bは本体11に固着された本体側固着面13aと直線状となり、回動面13bに連続する傾斜面13cは斜め下向き(前下がり)となる。また、両側面13eは第4の折曲げ部14dで屈曲することなく平坦な状態となる。反対に、図8及び図10のように、台座12を倒伏方向に下向きに回動させた際には、回動面13bが第1の折曲げ部14aで回動して台座12側に引き寄せられると共に、両側面13eが第4の折曲げ部14dで屈曲して回動面13bに連続する傾斜面13cが台座12の表面側に引き寄せられる。
説明の便宜上、この実施形態では商品載せ台を省略しているが、この実施形態の紙製陳列棚には一段又は二段以上の商品載せ台を設けることもできる。この場合、本発明の折畳み構造を適用した商品載せ台を設けることも、それ以外の構造を適用した商品載せ台を設けることもできる。本発明の折畳み構造を適用した商品載せ台を設ける場合、前記実施形態1や後記実施形態3に例示するような商品載せ台を設けることができる。
(実施形態3)
本発明の折畳み構造の第3の実施形態を、図11〜図15を参照して説明する。この実施形態は、本発明の折畳み構造を紙製陳列棚の商品載せ台の構造に適用した場合の他例である。図11〜図15において、21は本体、22は商品載せ台、23は支持体である。図11〜図15に示す例では、商品載せ台22が本発明の回動体に相当する。
前記本体21は、商品載せ台22や台座(図11〜図15には示していない)を取り付ける部分であり紙製陳列棚の基体となる部分である。本体21には実施形態1の本体1や実施形態2の本体11と同様のものを用いることができる。
前記本体21の前面には商品載せ台22が上下方向に間隔をあけて二段設けられている。商品載せ台22は商品を載せるための台である。商品載せ台22は二段より多くても少なくてもよい。一例として図11(a)(b)に示す商品載せ台22は、上面22a、底面22b、前面22c、背面22d、右側面22e、左側面22fを備えた直方体の中空状であり、上面22aに商品差込み孔22gが八個設けられたものである。商品載せ台22の内部には、商品差込み孔22gと同様の孔を八個備えた内板(図示しない)が設けられている。背面22dには二枚の挿入片22hが本体21側に向けて突設されている。実施形態1の挿入片2hと同様、二枚の挿入片22hは、本体21に設けられた差込みスリット21aに差し込まれ、本体21の裏面側に突出した部分が折り曲げられて本体21の背面の裏面に固定されている。本体21と同様、商品載せ台22も一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。図示する商品載せ台22は一例であり、これ以外の形状や構造とすることもできる。
前記支持体23は、商品載せ台22を所定角度以上下向きに回転しないように規制するものである。一例として図11〜図15に示す支持体23は本体21の前面に固着される本体側固着面23aと、本体側固着面23aの下端側に設けられた傾斜面23cと、傾斜面23cの上端側に設けられた回動面23bと、回動面23bの上端側に設けられた載せ台側固着面23dと、本体側固着面23a及び傾斜面23cの幅方向外側に設けられた側面23eを備えている。両側面23eは本体側固着面23aの幅方向両外側に設けられた三角形状の内側片231eと傾斜面23cの幅方向両外側に設けられた三角形状の外側片232eとで構成されている。
本体側固着面23aと傾斜面23cの間には第1の折曲げ部24aが、傾斜面23cと回動面23bの間には第2の折曲げ部24bが、回動面23bと載せ台側固着面23dの間には第3の折曲げ部24cが、側面23eを構成する内側片231eには頂点と底辺の中点とを結ぶ位置に第4の折曲げ部24dが設けられている。外側片232eは内側片231eのうち第4の折曲げ部24dよりも傾斜面23c側の面に接着固定されている。商品載せ台22は一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。
前記支持体23は、図12(a)、図13(a)及び図14のように、商品載せ台22を所定角度(図示する例では本体21に対して直角又は略直角となる角度)まで展開方向に回動させた際には三角柱状となる。この場合、回動面23bは商品載せ台22に固着された載せ台側固着面23dと直線状となり、回動面23bに連続する傾斜面23cは斜め下向きとなる。また、両側面23eは内側片231eの折曲げ部24dが屈曲することなく平坦な状態となり、その内側片231eの外側に外側片232eが重なる。反対に、図12(b)、図13(b)及び図15のように、商品載せ台22を倒伏方向に回動させた際には、回動面23bが第3の折曲げ部24cで回動して立ち上がると共に、両側面23eの内側片が第4の折曲げ部24dで屈曲して回動面23bに連続する傾斜面23cが商品載せ台22の裏面側に引き寄せられる。このとき、両側面23eの外側片232eは内側片231eの動きに伴って外向きに広がる。
説明の便宜上、この実施形態では台座を省略しているが、この実施形態の紙製陳列棚には台座を設けることもできる。この場合、本発明の折畳み構造を適用した台座を設けることも、それ以外の構造を適用した台座を設けることもできる。本発明の折畳み構造を適用した台座を設ける場合、前記実施形態2や後記実施形態4に例示するような台座を設けることができる。
(実施形態4)
本発明の折畳み構造の第4の実施形態を、図16〜図19を参照して説明する。この実施形態は、本発明の折畳み構造を紙製陳列棚の台座の構造に適用した場合の例である。図16〜図19において、31は本体、32は台座、33は支持体である。図16〜図19に示す例では、台座32が本発明の回動体に相当する。以下、実施形態2と共通する部分については説明を省略又は簡略化し、実施形態2と異なる部分を中心に説明をする。なお、本体31は実施形態2における本体11に相当し、支持体33は実施形態2における支持体13に相当する。
前記本体31は、台座32や商品載せ台(図16〜図19には示していない)を取り付ける部分であり紙製陳列棚の基体となる部分である。本体31には実施形態2の本体11と同様のものを用いることができる。
前記本体31の下端側には台座32が設けられている。台座32は本体31を支えるベースとなる部材である。一例として図16〜図19に示す台座32は、実施形態2の台座12よりも厚い方形状の板材である。台座32は本体31の底面側に固着されている。台座32の形状はこれ以外であってもよい。
前記支持体33は、台座32を所定角度以上上向きに回転しないように規制するものである。一例として図16〜図19に示す支持体33は本体31の前面に固着される本体側固着面33aと、本体側固着面33aの上端側に設けられた傾斜面33cと、傾斜面33cの下端側に設けられた回動面33bと、回動面33bの一端側に設けられた載せ台側固着面33dと、本体側固着面33a及び傾斜面33cの幅方向外側に設けられた側面33eを備えている。両側面33eは本体側固着面33aの幅方向両外側に設けられた三角形状の内側片331eと傾斜面33cの幅方向両外側に設けられた三角形状の外側片332eとで構成されている。
本体側固着面33aと傾斜面33cの間には第1の折曲げ部34aが、傾斜面33cと回動面33bの間には第2の折曲げ部34bが、回動面33bと載せ台側固着面33dの間には第3の折曲げ部34cが、側面33eを構成する内側片331eには頂点と底辺の中点とを結ぶ位置に第4の折曲げ部34dが設けられている。外側片332eは内側片331eのうち第4の折曲げ部34dよりも傾斜面33c側の面に接着固定されている。商品載せ台32は一枚又は複数枚の紙製材料(ここでは段ボール)を折り曲げて構成することができる。
前記支持体33は、図16及び図18のように、台座32を所定角度(図示する例では本体31に対して直角又は略直角となる角度)まで展開方向に回動させた際には三角柱状となる。この場合、回動面33bは台座32に固着された台座側固着面33dと直線状となり、回動面33bに連続する傾斜面33cは斜め上向きとなる。また、両側面33eは内側片331eの折曲げ部34dが屈曲することなく平坦な状態となり、その内側片331eの外側に外側片332eが重なる。反対に、図17及び図19のように、台座32を倒伏方向に回動させた際には、回動面33bが第3の折曲げ部34cで回動して下向きに引き寄せられると共に、両側面33eの内側片331eが第4の折曲げ部34dで屈曲して回動面33bに連続する傾斜面33cが台座32の表面側に引き寄せられる。このとき、両側面33eの外側片332eは内側片331eの動きに伴って外向きに広がる。
説明の便宜上、この実施形態では商品載せ台を省略しているが、この実施形態の紙製陳列棚には商品載せ台を設けることもできる。この場合、本発明の折畳み構造を適用した商品載せ台を設けることも、それ以外の構造を適用した商品載せ台を設けることもできる。本発明の折畳み構造を適用した商品載せ台を設ける場合、前記実施形態1や前記実施形態3に例示するような商品載せ台を設けることができる。
(その他の実施形態)
前記実施形態1〜4で説明した構成は、必要に応じて適宜組み合わせたり、入れ替えたりすることができる。また、一つの紙製陳列棚に異なる二以上の構成を採用することもできる。具体的には、本体と商品載せ台と台座を備えた紙製陳列棚において、商品載せ台の構造として実施形態1や2の折畳み構造を採用し、台座の構造として実施形態3や4の構造を採用することができる。商品載せ台が複数ある場合、すべての商品載せ台を同一の構造とすることもできるが、商品載せ台毎に異なる折畳み構造を採用することもできる。なお、図示は省略しているが、本発明の紙製陳列棚には陳列する(展示する)商品に応じて、任意のデザインを印刷しておくことができる。
本発明の折畳み構造は、紙製陳列棚の商品載せ台や台座のほか、紙製陳列棚の各種部材の構成として適用することができる。
1 本体
1a 差込みスリット
2 商品載せ台
2a 上面
2b 底面
2c 前面
2d 背面
2e 右側面
2f 左側面
2g 商品差込み孔
2h 挿入片
3 支持体
3a 本体側固着面
3b 回動面
3c 傾斜面
3d 載せ台側固着面
3e 側面
3f 第1の開口部
3g 第2の開口部
4a 第1の折曲げ部
4b 第2の折曲げ部
4c 第3の折曲げ部
4d 第4の折曲げ部
5a 本体側係止片
5b 支持体側係止片
6 付勢ゴム
11 本体
12 台座
13 支持体
13a 本体側固着面
13b 回動面
13c 傾斜面
13d 台座側固着面
13e 側面
13f 第1の開口部
13g 第2の開口部
14a 第1の折曲げ部
14b 第2の折曲げ部
14c 第3の折曲げ部
14d 第4の折曲げ部
15a 本体側係止片
15b 支持体側係止片
16 付勢ゴム
21 本体
21a 差込みスリット
22 商品載せ台
22a 上面
22b 底面
22c 前面
22d 背面
22e 右側面
22f 左側面
22g 商品差込み孔
22h 挿入片
23 支持体
23a 本体側固着面
23b 回動面
23c 傾斜面
23d 載せ台側固着面
23e 側面
231e 内側片
232e 外側片
24a 第1の折曲げ部
24b 第2の折曲げ部
24c 第3の折曲げ部
24d 第4の折曲げ部
31 本体
32 台座
33 支持体
33a 本体側固着面
33b 回動面
33c 傾斜面
33d 載せ台側固着面
33e 側面
331e 内側片
332e 外側片
34a 第1の折曲げ部
34b 第2の折曲げ部
34c 第3の折曲げ部
34d 第4の折曲げ部
S 吊り紐

Claims (6)

  1. 本体に取り付けられた回動体の折畳み構造において、
    前記本体と、当該本体に回動可能に設けられた回動体と、当該回動体を支持する支持体を備え、
    前記回動体は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、
    前記支持体は前記本体と前記回動体の双方に固着されており、
    前記回動体が展開方向の所定角度まで回動すると、回動体の展開方向先方側と本体との間に前記支持体が張り出して当該回動体が所定角度以上回動しないように規制され、前記回動体が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される、
    ことを特徴とする折畳み構造。
  2. 請求項1記載の折畳み構造において、
    支持体は回動体に固着された回動体側固着面と、本体に固着された本体側固着面と、折曲げ部を備えた屈曲面を備え、
    前記屈曲面は回動体側固着面と本体側固着面の間に設けられ、
    前記支持体は、前記回動体が展開方向の所定角度まで回動すると、屈曲面が前記折曲げ部で折れ曲がって回動体側固着面と本体側固着面の間に張り出して当該回動体が所定角度以上回動しないように規制される、
    ことを特徴とする折畳み構造。
  3. 本体に商品載せ台が設けられた紙製陳列棚において、
    前記本体と商品載せ台の間に商品載せ台を支持する支持体が設けられ、
    前記商品載せ台は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、
    前記支持体は前記本体と前記商品載せ台の双方に固着され、前記商品載せ台が展開方向の所定角度まで回動すると、当該商品載せ台の展開方向先方側と本体との間に張り出して当該商品載せ台が所定角度以上回動しないように規制され、前記商品載せ台が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される、
    ことを特徴とする紙製陳列棚。
  4. 本体に台座が設けられた紙製陳列棚において、
    前記本体と台座の間に台座を支持する支持体が設けられ、
    前記台座は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、
    前記支持体は前記本体と前記台座の双方に固着され、前記台座が展開方向の所定角度まで回動すると、当該台座の展開方向先方側と本体との間に張り出して当該台座が所定角度以上回動しないように規制され、前記台座が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される、
    ことを特徴とする紙製陳列棚。
  5. 本体に商品載せ台及び台座が設けられた紙製陳列棚において、
    前記本体と商品載せ台の間に商品載せ台を支持する第1の支持体が設けられ、
    前記商品載せ台は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、
    前記第1の支持体は前記本体と前記商品載せ台の双方に固着され、前記商品載せ台が展開方向の所定角度まで回動すると、当該商品載せ台の展開方向先方側と本体との間に張り出して当該商品載せ台が所定角度以上回動しないように規制され、前記商品載せ台が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除され、
    前記本体と台座の間に台座を支持する第2の支持体が設けられ、
    前記台座は本体と平行になる倒伏方向及び本体と垂直になる展開方向に回動可能であり、
    前記第2の支持体は前記本体と前記台座の双方に固着され、前記台座が展開方向の所定角度まで回動すると、当該台座の展開方向先方側と本体との間に張り出して当該台座が所定角度以上回動しないように規制され、前記台座が倒伏方向に回動すると、前記張り出しが解除される、
    ことを特徴とする紙製陳列棚。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の紙製陳列棚において、
    支持体は、商品載せ台に固着された載せ台側固着面又は/及び台座に固着された台座側固着面と、本体に固着された本体側固着面と、折曲げ部を備えた屈曲面を備え、
    前記屈曲面は載せ台側固着面と本体側固着面との間又は/及び台座側固着面と本体側固着面との間に設けられ、
    前記支持体は、前記商品載せ台又は/及び台座が展開方向の所定角度まで回動すると、屈曲面が前記折曲げ部で折れ曲がって載せ台側固着面と本体側固着面との間又は/及び台座側固着面と本体側固着面との間に張り出して当該商品載せ台又は/及び台座が所定角度以上回動しないように規制される、
    ことを特徴とする紙製陳列棚。
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