JP5872488B2 - 展示台 - Google Patents

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JP5872488B2
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    • A47F5/00Show stands, hangers, or shelves characterised by their constructional features
    • A47F5/10Adjustable or foldable or dismountable display stands
    • A47F5/11Adjustable or foldable or dismountable display stands made of cardboard, paper or the like
    • A47F5/112Adjustable or foldable or dismountable display stands made of cardboard, paper or the like hand-folded from sheet material
    • A47F5/114Adjustable or foldable or dismountable display stands made of cardboard, paper or the like hand-folded from sheet material in the form of trays with a base

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  • Display Racks (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

本発明は、商品を載置して展示するための、厚紙や段ボール等により作製された展示台に関する。
店頭においては、新しく発売された商品や販売を強化したい商品等は、厚紙や段ボール等で作製された展示台を用いて、他の類似商品から区別した状態で陳列されることが多い。このような展示台では、他の展示台との位置関係あるいは商品の大きさなどに応じて、高さを変更する必要が生じる。例えば、展示台を奥行き方向に複数配置する場合には手前側よりも奥側の方が高くなるようにする。あるいは、商品の高さが高ければ展示台の高さを低くし、商品の高さが低ければ展示台の高さを高くする。また、キャンディー等のように小さい商品を多数、展示台の上に盛るように展示する場合には、展示台に枠を設けることで商品がこぼれ落ちないようにする必要がある。この場合、枠が高すぎると商品が見え難くなり、枠が低すぎると商品の落下を防ぐという機能を果たすことができない。そのため、商品の量に応じて枠の高さ、言い換えれば展示台の容積を変更する必要がある。
特許文献1には、底面が閉鎖され上面が開放された箱形底体の内部に十字状の支持部(中枠)を載置し、その支持部の上部に、底面が開放され上面が閉鎖された箱形蓋体を被せた構造を有する展示台が記載されている。展示される商品は箱形蓋体の上面に載置される。支持部の高さは、箱形底体の側面と箱形蓋体の側面の高さを合わせたものよりも高くなっており、展示台の高さは支持部の高さにより定まる。そして、この文献には、支持部の高さを変えることによって展示台の高さを任意に変化させることができる、と記載されている。
特許文献2には、上面が開放された箱体の側面に複数段のロック穴を設けた本体と、側部にストッパが突設された底板を備える展示台が記載されている。複数段のロック穴のうちの1段にストッパを係入させることにより底板を箱体に固定する。この展示台では、箱体の高さは変わらないのに対して、底板の高さはストッパを係入させるロック穴の段により変わるため、容積を変更することができる。
特開平10-313992号公報 特開2004-350821号公報
特許文献1に記載の展示台には枠が無く、容積を変更することはできない。また、特許文献1には、支持部の高さを変える方法が具体的には記載されていない。その方法として、例えば支持部の上端又は下端を切除することや、高さの異なる支持部に交換することが考えられる。しかし、前者の方法では、一旦支持部の高さを低くすると元の高さに戻すことができない。また、このような切除を行うにはハサミなどの道具が必要となり作業に手間を要するうえ、切除した部分がゴミになってしまう。一方、後者の方法では、高さの異なる支持部を複数用意しなければならない。従って、前者、後者いずれにせよ、展示台の高さを容易に変更することはできない。後者の方法ではさらに、使用しない支持部を展示台とは別の場所に保管しておかなければならないため、そのための余分なスペースが必要になる。
特許文献2に記載の展示台では、底板の高さは変更することができるが、展示台全体の高さを変更することはできない。例えば、商品を展示する高さを低くしようとすると枠(底板から箱体の上端までの該箱体の壁)が高くなるため、商品の高さや量によっては商品全体が枠で隠れてしまう。一方、商品を展示する高さを高くしようとすると枠が低く(容積が小さく)なるため、商品が展示台からこぼれ落ちてしまうおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、道具を用いることなく容易に何度も高さや容積を変更することができ、余分なスペースを取ることがない展示台を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る展示台は、商品を載置して展示するためのものであって、
a) 横断面が多角形の筒状体であって、その下部に、該筒状体の下辺に平行な山折り線及び該山折り線と該筒状体の稜線の交点から両側の該下辺に向けて斜めに延びる谷折り線により該筒状体の内側に折り込まれる折り込み部が設けられた枠体と、
b) 前記枠体内に収容され、前記枠体の中心軸と該枠体の各稜線の間に立設される板状部材から成り、各板状部材の上下いずれか一方の端から上下方向に切り欠き部が設けられた支持体と、
c) 商品を載置する載置板と、該載置板から下方に延び、前記切り欠き部が上側を向く場合には該切り欠き部に収容され、前記切り欠き部が下側を向く場合には前記支持体の上に載置される脚とを有する商品載置体と
を備えることを特徴とする。
本願では、特に断る場合を除き、枠体の外面から見て山になるように該枠体の壁を折ることを「山折り」と呼び、その反対を「谷折り」と呼ぶ。
本発明に係る展示台では、前記山折り線及び前記谷折り線で枠体の下部を折ることにより、折り込み部を枠体の内側に折り込むことができる。これにより、枠体の高さを低くすることができる。また、枠体の内側に折り込まれた折り込み部を伸ばすことにより、枠体の高さを高くすることができる。
また、支持体に切り欠き部が設けられているため、切り欠き部が上側を向くように支持体が枠体に収容されている場合には商品載置体の脚が切り欠き部に収容されるのに対して、切り欠き部が下側を向く場合には該脚が支持体の上に載置される。そのため、前者よりも後者の方が載置板の高さ、すなわち商品が載置される位置が高くなる。
従って、折り込み部を折り込んだ時には切り欠き部を上側に向け、折り込み部を伸ばした時には切り欠き部を下側に向けることにより、枠体の高低と商品が載置される高さの高低の双方を合わせて変化させることができる。
また、折り込み部を折り込んだ時に切り欠き部を下側に向け、折り込み部を伸ばした時に切り欠き部を上側に向けることにより、あるいは折り込み部はそのままとして切り欠き部の上下の向きを変えることにより、枠体の上端と載置板の高さの差を変更することができる。その際、枠体の上端よりも載置板の方が低い場合には、枠体の上端と載置板の間の枠体側面が商品の転落を防ぐための枠となり、その高さを上記のように変更することができる。すなわち、商品を収容する容積を変更することができる。
折り込み部内の枠体の稜線は、折り込み部を伸ばした状態では山折りになっている。また、この稜線の部分は、折り込み部の折り込みの際には、該稜線の両側の谷折りに挟まれた状態で山折りのまま折り込まれ、枠体を床面に載置すると該稜線が該床面に接する。このように折り込んだ状態において、稜線の部分を枠体の内面側から見ると谷の底になっている。従って、支持体の上下のうち幅の広い方、すなわち切り欠き部の反対側が下側を向くように支持体を枠体内に収容しても、その谷に支持体の板状部材が差し込まれるため、折り込み部と支持体が干渉することがない。
また、支持体の板状部材が枠体の中心軸と各稜線の間に立設されているため、板状部材により枠体が稜線の所で内側から支えられ、それにより枠体の変形が防止される。なお、板状部材は枠体の中心軸から放射状に稜線の数(前記多角形の角の数)だけ立設されるが、この中心軸は厳密に幾何学的な中心軸である必要はなく、その幾何学的な中心軸から多少ずれていてもよい。さらに、これらの板状部材のうちの2枚以上を一体のものとしてもよい。例えば、前記枠体が長方形の横断面を有する場合に、2枚の板をX字状に組み合わせることにより支持体を構成することができる。この場合、2枚の板のみで4枚の板状部材を構成し、それにより4つの稜線を支えることができる。
これら載置板の高さ及び枠体の高さの変更の際には、ハサミなどの道具は必要がなく、ゴミが発生することもない。
前記脚の長さは前記折り込み部の高さと等しく、且つ、前記板状部材の切り欠き部の高さと等しいか、又は該高さよりも短いことが望ましい。これにより、枠体と載置板は共に、脚の長さ及び折り込み部の高さと同じだけ高さが変更されるため、枠体の上端と商品の縦方向の相対的な位置を保ったまま、商品の高さを変更することができる。
本発明に係る展示台によれば、折り込み部を枠体の内側に折り込んだり、折り込まれた折り込み部を伸ばすことにより、枠体の高さを変更することができる。それと共に、支持体の上下方向の向きを変更することにより、載置板の高さ、すなわち商品の高さを変更することができる。さらには、これら枠体の高さと載置板の高さの差を変更することができるため、商品を収容する容積も変更することができる。これら高さ及び容積の変更は、道具を用いる必要がなく、容易に、何回でも行うことができる。また、この展示台では高さの変更により分離される物がないため、ゴミが発生したり、そのような物を別途保管するための余分なスペースを取ることがない。
本発明に係る展示台の一実施例の斜視図であり、(a)は折り込み部12を枠体11内に折り込まずに伸ばした状態、(b)は折り込み部12を枠体11内に折り込んだ状態を示す。 (a)は折り込み部12を枠体11内に折り込まずに伸ばした状態、(b)は折り込み部12を枠体11内に折り込んだ状態を示す拡大説明図。 枠体11の展開図。 第1支持体板151及び第2支持体板152の平面図((a)及び(b))、並びに支持体15の斜視図((c)及び(d))。 商品載置体17の斜視図(a)及び商品載置体17を支持体15に載置した状態を示す斜視図((b), (c))。 高状態における本実施例の展示台10の組み立て図。 低状態における本実施例の展示台10の組み立て図。 商品を収容する容積を大きくした例を示す展示台10の組み立て図。 商品を収容する容積を小さくした例を示す展示台10の組み立て図。 上端部112の先端をさらに約90°上向きに折り返した状態を示す斜視図。 ポップ板21の斜視図(a)、側面図(b)、及び組み立て図(c)。 ポップ板21を展示台に取り付ける方法を示す斜視図。 脚部の無い第2商品載置体17Aの例を示す斜視図。
本発明に係る展示台の実施例を、図1〜図13を用いて説明する。
本実施例の展示台10は、図1の斜視図に示す枠体11、枠体11内に収容された支持体15(図1では図示せず。図4参照。)及び支持体15上に載置された商品載置体17を有する。これら枠体11、支持体15及び商品載置体17は、本実施例では段ボールから成るものを用いたが、厚紙等の他の板材を用いてもよい。
まず、図1(a)を用いて、枠体11の構成を説明する。枠体11は、4面の側面から成り横断面が長方形である筒状体であり、以下に述べるように折り込み部12が設けられたものである。枠体11の上下は共に開放されている。枠体11の側面の上端部112は、内側に折り返されている。これにより、段ボールの断面が枠体11の上端に露出しないため、見栄えが良くなるうえ、この上端に手などが触れた時に痛みを感じることがない。さらに、側面のうちの1面には、この折り返しの折目の位置に、後述のポップ板21を差し込むための切り込み113が設けられている。
枠体11の高さはh1である。枠体11の各側面には、枠体11の下辺から高さ(h1-h2)の位置に山折り線121が設けられている。従って、山折り線121から枠体11の上端までの距離はh2である。なお、本実施例では、枠体11の外側が山になる折り方を「山折り」、枠体11の外側が谷になる折り方を「谷折り」と呼ぶ。この山折り線121よりも下側が折り込み部12である。また、枠体11の筒状体が有する4本の稜線111と山折り線121が交差する4個の点からそれぞれ、各稜線を共有する枠体11の2つの面の底辺に向けて、谷折り線122が設けられている。
枠体11は、以下に述べるように、高さが(a)h1及び(b)h2という2つの状態を取ることができる。以下では、前者を「高状態」、後者を「低状態」と呼ぶ。
高状態で展示台10を使用する場合には、折り込み部12を枠体11内に折り込まずに伸ばす(図2(a))。そして、高状態から低状態に変更する場合には、図2(b)に示すように、山折り線121を山折りし、谷折り線122を谷折りすると共に、枠体11の稜線111のうち折り込み部12に属する部分111A(図2(a)の太実線部)の山折りを維持した状態で、折り込み部12を枠体11内に折り込む(図2(b)では上記部分111Aは太破線部)。これにより、折り込み部12の高さh1-h2の分だけ枠体11の高さが低くなる(図1(b))。なお、図2(b)では、簡略化のために、折り込み部12は一部のみを示した。一方、低状態から高状態に変更する場合には、枠体11内に折り込まれていた折り込み部12を伸ばせばよい。このように、本実施例では、枠体11は高状態及び低状態という2通りに、何度も高さを変更することができる。また、この高さの変更には何らの工具も必要としない。
図3に、枠体11の展開図を示す。本実施例では、枠体11の4つの側面のうち3つが横に並ぶように1枚の厚紙を打ち抜くことにより作製した第1型紙11Aと、残り1つの面を別の厚紙で作製した第2型紙11Bを用いている。第1型紙11Aに設けられた3つの側面のうち、両側部の2面の外側にはそれぞれ糊代13が設けられている。糊代13には、山折り線121に接する位置にV字形の切り込み131が設けられている。これは、折り込み部12を枠体11内に折り込む際に、糊代13が屈曲して折り込みを妨げることを防ぐためのものである。枠体11は、第1型紙11Aに設けられた各側面同士の境界及び側面と糊代13の境界を90°に折り曲げ、糊代13と第2型紙11Bを貼り合わせることにより作製される。
次に、図4を用いて、支持体15の構成を説明する。支持体15は、2枚の板である第1支持体板151及び第2支持体板152をX字状に組み合わせたものである。第1支持体板151及び第2支持体板152の最大幅は両者とも同じであり、枠体11の横断面における長方形の対角線の長さと同じかそれよりもわずかに狭い。また、第1支持体板151及び第2支持体板152の最大高は両者とも同じであり、枠体11の低状態での高さh2よりも低い。
第1支持体板151には下辺の中央から第1支持体板151の最大高の半分の高さまでスリット1511が設けられている。また、第2支持体板152には上端の中央から第2支持体板152の最大高の半分の高さまでスリット1521が設けられている。第1支持体板151とスリット1521を、第2支持体板152とスリット1511を、それぞれ噛み合わせることにより、第1支持体板151と第2支持体板152がX字状に組み合わされる(図4(c), (d))。なお、図4(c)及び(d)は互いに上下を反転させた状態を示す図であり、両図における第1支持体板151と第2支持体板152の相対的な関係は同じである。
第1支持体板151及び第2支持体板152は共に、長方形の板材の上端から所定の高さh3及び所定の幅Wだけ両端部を切り欠いた形状を有する。この切り欠いた部分を切り欠き部16と呼ぶ。このような切り欠き部16を設けたことにより、第1支持体板151及び第2支持体板152は2段の階段状の形状、換言すると凸字状を呈している。ここで、高さh3及び幅Wの値は特に問わないが、後述のように、高さh3の違いは、商品載置体17が支持体15に載置される位置の違いに関わる。以下、1段目に相当する部分を「肩部161」と呼ぶ。
次に、図5を用いて、商品載置体17の構成を説明する。商品載置体17は、商品を載置する長方形の載置板171の下部に脚部172が設けられたものである。載置板171が枠体11内に収容可能なように、載置板171の上面における長方形は枠体11の横断面における長方形よりも長辺、短辺共に短くする。脚部172は載置板171の長方形の各短辺から下方に延びた板状の形状を有する。なお、脚部172は該長方形の長辺から延びたものであってもよいし、短辺及び長辺の双方から延びたものであってもよい。
商品載置体17は、以下のように支持体15上に載置される。
まず、枠体11が高状態の場合には、切り欠き部16が下側を向く、すなわち第1支持体板151及び第2支持体板152が上下方向に逆向きの「凸字」(逆凸字状)になるように支持体15を枠体11内に収容する。そして、第1支持体板151及び第2支持体板152の上端に商品載置体17の脚部172を載置する(図5(b))。従って、上記の向きにおける支持体15の下端から載置板171までの高さは、支持体15の高さと載置板171の脚部172の高さを合わせたものになる。
一方、枠体11が低状態の場合には、切り欠き部16が上側を向くように、すなわち第1支持体板151及び第2支持体板152が「凸字」と同じ向き(正凸字状)になるように、支持体15を配置する(図5(c))。この時、上記高さh3が脚部172の高さよりも高い場合には、載置板171の底面が支持体15の上端に載置される。この場合には支持体15の下端から載置板171までの高さは支持体15の高さと同じになる。一方、上記高さh3が脚部172の高さよりも低い場合には、脚部172が肩部161に載置される。この場合には、支持体15の下端から載置板171までの高さは、支持体15の下端から肩部161までの高さと脚部172の高さの和になる。いずれの場合にも、枠体11の高状態に対応した場合(図5(b))よりも載置板171の高さは低くなる。
以上において構成を説明した枠体11、支持体15及び商品載置体17の3つの要素を組み立てる方法を説明する。まず、高状態においては、枠体11の内部に、上から支持体15を逆凸字状に挿入し、支持体15の上に商品載置体17を載置する(図6)。一方、低状態においては、枠体11の内部に、上から支持体15を正凸字状に挿入し、支持体15の肩部161の上に商品載置体17を載置する(図7)。ここまでに説明したように、低状態よりも高状態の方が、枠体11の高さ、及び商品載置体17の載置板171の高さを共に高くすることができ、商品の展示状態をこれら2つの状態の間で変更することができる。
低状態においては、折り込み部12のうち、枠体11の筒の稜線111が折り込まれた部分は、枠体11の内面から見ると谷になっている。その谷に支持体15の第1支持体板151及び第2支持体板152が差し込まれるため、折り込み部12と支持体15が干渉することがない。
本実施例の展示台の使用方法は上述のものには限られず、枠体11が高状態の場合に支持体15を正凸字状(切り欠き部16が上側を向くよう)にしてもよい(図8)し、枠体11が低状態の場合に支持体15を逆凸字状(切り欠き部16が下側を向くよう)にしてもよい(図9)。前者の場合には、上述の図6及び図7に示したように使用する場合よりも、載置板171から枠体11の上端までの高さが高くなり、商品を収容する容積が大きくなる。また、後者の場合には、上述の図6〜図8に示したように使用する場合よりも、容積が小さくなるか、あるいは載置板171が枠体11の上端よりも上側に飛び出す。従って、例えば支持体15の向きをそのままとして枠体11を高状態から低状態に(図6から図9、若しくは図8から図7の状態に)、又は低状態から高状態に(図9から図6、若しくは図7から図8の状態に)変更することにより、容積を変更することができる。これらの例の場合には、支持体15を枠体11から取り出す必要はなく、折り込み部12を折り込む、又は伸ばすだけでよい。
なお、図9に示した状態では、他の場合よりも枠体11の上端と支持体15の上端が近くなるため、そのままでは枠体11の内側に折り返された上端部112と載置板171が干渉する(当たる)。そのため、上端部112の先端をさらに約90°上向きに折り返すことにより、上端部112と載置板171が干渉することを防いでいる(図10)。
前述の切り込み113には、以下に述べるポップ板21を差し込むことができる。ポップ板21は、図11に示すように、長方形の角を丸めた形状の表示板211の下部に、該下部よりも幅の狭い舌部212が設けられると共に、表示板211の一方の面(裏面)に後述の裏当て部材213が接着されたものである。表示板211の表面には、商品の紹介等を表示する。裏当て部材213の両側部には、コの字状に折り曲られて下部が一部欠損して成るコの字部2131が設けられている。裏当て部材213は、コの字部2131を貼り代として、表示板211の裏面に接着される。その貼り付けの際、コの字部2131の下端と表示板211の下端を一致させる。これにより、裏当て部材213のコの字部2131よりも下の部分が舌部212と対向し、両者の間に隙間214が形成される。
ポップ板21は、枠体11の上端に設けられた切り込み113に舌部212を差し込むことにより、展示台10に固定される(図12)。その際、枠体11の側面のうち切り込み113の外側の部分がポップ板21の隙間214に差し込まれるため、ポップ板21がより安定する。
本実施例において、商品載置体17の脚部172の長さを、枠体11の折り込み部12の高さh1-h2と同じに設定し、支持体15の切り欠き部16の高さh3を、前記脚部172と同じ又はそれよりも長く設定する。このようにすると、折り込み部12を折ったり伸ばしたりすることによる枠体11の上端の高さの変化量(即ち、折り込み部12の高さh1-h 2)と、支持体15の上下の向きを変更することによる載置板171の高さの変化量(即ち、脚部172の長さ)が同じとなる。従って、折り込み部12を伸ばして支持体15を逆凸字状にした状態(即ち図6に示す状態)と、折り込み部12を折り込んで支持体15を凸字状にした状態(即ち図7に示す状態)において、枠体11の上端と載置板171の高さ方向の相対的な位置が同じとなり、前記相対的な位置を保持したまま載置板171の高さを変更することができるようになる。
また、本実施例において、商品載置体17の他に、それとは脚部の長さが異なる商品載置体を用意しておき、それら商品載置体を交換することにより載置板の高さを変更するようにしてもよい。あるいは、商品載置体17の他に、脚のない商品載置体17Aを用意してもよい(図13)。脚のない商品載置体17Aは、載置板171Aの下面が直接、支持体15上に載置される。載置板171Aには、その両側部が下方に折り曲げられて成る差し込み部173が設けられている。商品載置体17Aは、差し込み部173が支持体15と枠体11の側面の間に差し込まれることにより、支持体15上に固定される。
本発明の展示台は上記実施例には限られず、さらに本発明の趣旨の範囲内で適宜変形や追加ができることは言うまでもない。
10…展示台
11…枠体
111…枠体の稜線
112…枠体の上端部
113…切り込み
11A…第1型紙
11B…第2型紙
12…折り込み部
121…山折り線
122…谷折り線
13…糊代
15…支持体
151…第1支持体板
1511、1521…スリット
152…第2支持体板
16…切り欠き部
161…肩部
17、17A…商品載置体
171、171A…載置板
172…脚部
173…差し込み部
21…ポップ板
211…表示板
212…舌部
213…裏当て部材
2131…コの字部
2132…裏当て部材の下部
214…隙間

Claims (3)

  1. 商品を載置して展示するための展示台であって、
    a) 横断面が多角形の筒状体であって、その下部に、該筒状体の下辺に平行な山折り線及び該山折り線と該筒状体の稜線の交点から両側の該下辺に向けて斜めに延びる谷折り線により該筒状体の内側に折り込まれる折り込み部が設けられた枠体と、
    b) 前記枠体内に収容され、前記枠体の中心軸と該枠体の各稜線の間に立設される板状部材から成り、各板状部材の上下いずれか一方の端から上下方向に切り欠き部が設けられた支持体と、
    c) 商品を載置する載置板と、該載置板から下方に延び、前記切り欠き部が上側を向く場合には該切り欠き部に収容され、前記切り欠き部が下側を向く場合には前記支持体の上に載置される脚とを有する商品載置体と
    を備えることを特徴とする展示台。
  2. 前記枠体が長方形の横断面を有し、
    前記支持体が、2枚の板をX字状に組み合わせたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の展示台。
  3. 前記脚の長さが前記折り込み部の高さと等しく、且つ、前記板状部材の切り欠き部の高さと等しいか、又は該高さよりも短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の展示台。
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