JP2017140229A - 陳列装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】陳列可能な状態にするための作業が容易な陳列装置を提供する。【解決手段】陳列装置1は、1つの辺部61が側板奥部42に対してヒンジH61によって回転可能に接続され斜辺部62が底板55に対してヒンジ62により接続され接続板60を備え、接続板60は、陳列状態では、側板奥部42に対してヒンジH61回りに開いた状態であり、底板55の下側に重なった状態であり、平状態では、側板奥部42に対してヒンジH61回りに閉じた状態であり、平状態からヒンジH62回りに180°回転することにより底板55の下側に重なった状態である。【選択図】図1

Description

本発明は、店舗等に設置される陳列装置に関するものである。
従来、組み立て、分解が可能な折り畳み式陳列棚があった(例えば特許文献1)。
しかし、従来の折り畳み式陳列棚は、組み立て時等の作業性が悪かった。
実用新案登録第3195082号公報
本発明の課題は、陳列可能な状態にするための作業が容易な陳列装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、平板状の平状態及び立体的な陳列状態の間で変形可能であり、枠部(10,310)と、前記枠部内部に配置された陳列部(50)と、前記枠部及び前記陳列部間を接続する接続板(60)とを備え、前記枠部は、前板(20)と、奥板(30,330)と、手前側が前記前板に接続され、奥側が前記奥板に接続され、開いた状態及び2つ折りの状態の間で変形可能な側板(40)とを備え、前記陳列部は、奥側が前記奥板に対して奥板−底板ヒンジ(H55)によって回転可能に接続された底板(55)を備え、前記底板上で立体的に展開した展開状態、及び平板状の収容状態の間で変形可能であり、前記接続板は、一つの辺部(61)が前記側板に対して側板−接続板ヒンジ(H61)によって回転可能に接続され、他の辺部(62)が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−接続板ヒンジ(H62)によって回転可能に接続され、陳列状態は、前記枠部は、開いた状態であることにより、奥行方向において前記前板及び前記奥板が離間し、前記陳列部は、展開状態に変形された状態であり、前記接続板は、前記側板に対して前記側板−接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、平状態は、前記枠部は、前記側板が2つ折り状態であることにより、奥行方向において前板及び前記奥板が近接した状態であり、前記陳列部は、収容状態に変形された状態であり、前記底板が前記奥板に対して閉じた状態であり、前記接続板は、前記側板に対して前記側板−接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、を特徴とする陳列装置である。
・第2の発明は、第1の発明の陳列装置において、前記接続板に加えて、前記前板(20)及び前記底板(55)の間を接続する前板接続板(223)を備え、前記前板接続板は、一つの辺部が前記前板に対して前板−前板接続板ヒンジ(H223)によって回転可能に接続され、他の辺部が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−前板接続板ヒンジ(H224)によって回転可能に接続され、陳列状態では、前記前板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、平状態では、前記側板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−前板接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、を特徴とする陳列装置である。
・第3の発明は、平板状の平状態及び立体的な陳列状態の間で変形可能であり、枠部(10,310)と、前記枠部内部に配置された陳列部(50)と、前記枠部及び前記陳列部間を接続する少なくとも1つの接続板(60,223)とを備え、前記枠部は、前板(20)と、奥板(30,330)と、手前側が前記前板に接続され、奥側が前記奥板に接続され、開いた状態及び2つ折りの状態の間で変形可能な側板(40)とを備え、前記陳列部は、奥側が前記奥板に対して奥板−底板ヒンジ(H55)によって回転可能に接続された底板(55)を備え、前記底板上で立体的に展開した展開状態、及び平板状の収容状態の間で変形可能であり、前記接続板は、一つの辺部が前記前板に対して前板−前板接続板ヒンジ(H223)によって回転可能に接続され、他の辺部が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−前板接続板ヒンジ(H224)によって回転可能に接続された前板接続板(223)であり、陳列状態は、前記枠部は、開いた状態であることにより、奥行方向において前記前板及び前記奥板が離間し、前記陳列部は、展開状態に変形された状態であり、前記前板接続板は、前記前板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、平状態は、前記枠部は、前記側板が2つ折り状態であることにより、奥行方向において前板及び前記奥板が近接した状態であり、前記陳列部は、収容状態に変形された状態であり、前記底板が前記奥板に対して閉じた状態であり、前記前板接続板は、前記側板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−前板接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、を特徴とする陳列装置である。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の陳列装置において、陳列状態において、前記前板(20)の下辺部に回転可能に接続され前記前板の下辺部から奥側に向けて配置されることにより、前記前板の変形を抑制する補強片(21)を備えること、を特徴とする陳列装置である。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の陳列装置において、前記陳列部(50)は、展開状態では、水平面に平行な少なくとも1つの載置面(51a,52a)を有する段状に展開すること、を特徴とする陳列装置である。
・第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明の陳列装置において、下側に突出する挿入板を有する表示板を備え、前記奥板の上辺部は、前記挿入板が挿入されることにより、前記表示板を前記奥板に取り付ける挿入穴を備え、前記挿入板が前記挿入穴から途中まで引き出されることにより、前記挿入穴から引き出されるヒンジである挿入板ヒンジを備え、前記挿入板ヒンジから前記表示板の上辺部までの長さと、前記奥板の鉛直方向の長さとは、等しいこと、を特徴とする陳列装置である。
・第7の発明は、この陳列装置の奥側の壁を形成する奥板(330)と、下側に突出する挿入板(371a)を有する表示板(371)とを備え、前記奥板の上辺部は、前記挿入板が挿入されることにより、前記表示板を前記奥板に取り付ける挿入穴(330b)を備え、前記挿入板が前記挿入穴から途中まで引き出されることにより、前記挿入穴から引き出されるヒンジである挿入板ヒンジ(H371d)を備え、前記挿入板ヒンジから前記表示板の上辺部までの長さと、前記奥板の鉛直方向の長さとは、等しいこと、を特徴とする陳列装置である。
本発明によれば、陳列可能な状態にするための作業が容易な陳列装置を提供できる。
第1実施形態の陳列状態の陳列装置1の斜視図である。 第1実施形態の変形途中の陳列装置1の斜視図である。 第1実施形態の平状態の陳列装置1の斜視図である。 第1実施形態の板材1A,1B,1Cの斜視図である。 第2実施形態の陳列状態の陳列装置201の斜視図である。 第2実施形態の陳列装置201が変形する態様を、左右方向Xから見た状態を模式的に説明するである。 第3実施形態の陳列装置301の奥板330、表示部370近傍の斜視図である。 第3実施形態の陳列装置301の奥板330、表示部370近傍の斜視図である。 第3実施形態の表示部370の3つの状態を、模式的に示す図である。 第3実施形態の板材301A,301D,301E,301Fの斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の陳列状態の陳列装置1の斜視図である。
図1(A)は、手前側Y1から見た図である。
図1(B)は、下側Z1から見た図である。なお、図1(B)は、図1(A)の状態から奥側Y2に90°回転した状態である(矢印B参照)。以下の図面も同様である。
図2は、第1実施形態の変形途中の陳列装置1の斜視図である。
図2(A)は、手前側Y1から見た図である。
図2(B)は、下側Z1から見た図である。
図3は、第1実施形態の平状態の陳列装置1の斜視図である。
図3(A)は、手前側Y1から見た図である。
図3(B)は、下側Z1から見た図である。
各図は、構成を明確に示すために、陳列装置1の一部を破断して図示した。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系は、図1(A)の陳列装置1の状態を基準に、左右方向X(左側X1、右側X2)、奥行方向Y(手前側Y1、奥側Y2)、鉛直方向Z(下側Z1、上側Z2)を表す。左右方向X、奥行方向Yは、水平面に平行な座標軸である。実施形態、図面では、奥板30を鉛直面(ZX平面)に平行に配置した状態で、陳列装置1の各方向を説明する。
陳列装置1は、例えば、商品の販売、販売促進の際に、店舗に設置される。陳列装置1には、商品、販売促進品等が陳列される。
陳列装置1は、陳列状態(図1の状態)、平状態(図3の状態)の間で変形できる。陳列状態は、店舗で使用するために陳列装置1を立体的に組み立てた状態であり、一方、平状態は、保管、輸送等のために陳列装置1を平板状に折り畳んだ状態である。
[陳列装置1の構成]
陳列装置1の構成について説明する。構成の説明では、各部材の方向等は、主に陳列状態(図1)の態様を説明する。
陳列装置1は、例えば、ケント紙、段ボール材等により形成される。
陳列装置1は、複数の板状の部分である板部を有する。隣合う板部間は、ヒンジH21〜H23,H40〜H42,H51a〜H51d,H52a〜H52d,H55,H61,H62によって回転可能に接続される。
ヒンジH21〜H23,H51a〜H51d,H52a〜H52d,H55の回転軸は、常に左右方向Xに平行である。ヒンジH40〜H42の回転軸は、常に鉛直方向Zに平行である。
一方、ヒンジH61(側板−接続板ヒンジ)、ヒンジH62(底板−接続板ヒンジ)の回転軸は、陳列装置1が変化する過程において回転する(図2(B)参照)。詳細は、後述する。
これらのヒンジは、例えば、ケント紙等に設けられた押罫、ミシン目、スリット等によって形成される。これらの押罫等は、適宜二点鎖線で図示した。
なお、側板40及び奥板30間は、平状態において各板部が重なった厚さ分を吸収可能な長さの板である。そして、この板及び側板40の間に押罫等が設けられ、かつ、この板及び奥板30の間に押罫等が設けられている。実施形態では、この板及び押罫等を合わせた形態も、ヒンジという。他の部分も、同様である。また、実施形態では、板材間のヒンジの回転軸回りの回転を、適宜簡略して、「ヒンジ回りの回転」等という。
図1に示すように、陳列装置1は、枠部10、陳列部50、接続板60を備える。陳列装置1は、これらの部材が接続された一体的な構成である。
(枠部10)
枠部10は、陳列装置1が陳列状態では開状態に変形し(図1参照)、陳列装置1が陳列状態では閉状態に変形する(図3参照)。
枠部10は、前板20、奥板30、側板40を備える。前板20、奥板30、側板40の下端の位置は、等しい。なお、実施形態では、等しいとは、同等を含む概念である。
前板20は、陳列装置1の前壁を形成する板部である。
前板20の下辺部には、補強板21(補強片)がヒンジH21によって接続されている。
前板20の上辺部には、前板連結板22,23がヒンジH22,H23を介して接続されている。
奥板30は、陳列装置1の奥壁を形成する板部である。
側板40は、陳列装置1の側壁を形成する板部である。側板40は、陳列装置1の左右にそれぞれ設けられている。また、側板40の上辺部は、前板20の左右の上端部と、奥板30の左右の上端部とを接続するように、傾斜している。
側板40は、側板前部41及び側板奥部42が、ヒンジH40によって接続されている。側板前部41は、側板40の手前側Y1を形成する板部であり、一方、側板奥部42は、側板40の奥側Y2を形成する板部である。
側板前部41の手前側Y1の辺部は、前板20にヒンジH41によって接続されている。側板奥部42の奥辺部は、奥板30にヒンジH42によって接続されている。
(陳列部50)
陳列部50は、低段部51、高段部52、底板55を備える。
低段部51、高段部52は、2つの載置面51a,52aを有する段段状に形成される。載置面51a,52aは、水平面(XY平面)に平行な面であり、実際に商品等を載置する部分である。なお、陳列装置1は、低段部51、高段部52の2段構成であるが、1段又は3段以上であってもよい。
低段部51、高段部52は、鉛直方向Zの大きさが異なる2つの枠体を、奥行方向Yに連結した形態である。2つの枠体は、左右方向Xに開口している。2つの枠体を左右方向Xから見た形状は、方形である。すなわち、低段部51は、4つの板部をヒンジH51a〜H51dで接続したような形態である。高段部52は、4つの板部をヒンジH52a〜H52dで接続したような形態である。
低段部51は、底板55に下端のヒンジH51a,H51bによって接続されている。また、低段部51は、高段部52の前壁に奥側Y2の端部のヒンジH51b,H51cによって接続されている。
高段部52は、底板55に対して、下端のヒンジH52a,H52bによって接続されている。また、高段部52は、奥板30に対して、奥側Y2の端部のヒンジH52b,H52cによって接続されている。
これにより、高段部52、低段部51は、底板55上に配置され、また、高段部52は、奥板30の手前側Y1に配置される。
底板55は、陳列部50の底部を形成する板部である。底板55の奥辺部は、奥板30の下辺部に、ヒンジH55(奥板−底板ヒンジ)によって接続されている。
(接続板60)
接続板60は、側板奥部42の下辺部と、陳列部50の底板55との間を接続する板部である。接続板60は、陳列装置1の左右にそれぞれ設けられている。接続板60は、底板55よりも下側Z1に配置されている。接続板60は、水平面に平行に配置されている。
接続板60の外形は、ほぼ二等辺三角形である。
接続板60の外側の辺部61は、側板40にヒンジH61によって接続されている。
接続板60の斜辺部62は、陳列部50の底板55にヒンジH62によって接続されている。なお、接続板60は、貼付片65が貼付されることにより、底板55に接続される(図4参照)。
このため、接続板60の斜辺部62は、底板55の奥側Y2のコーナ部の角度の二等分線状に配置される。このため、鉛直方向Zから見た状態で、接続板60の斜辺部62は、底板55の左右の辺部となす角が45°であり(図1(B)の角度θ62a参照)、かつ、底板55の奥辺部となす角が45°である(角度θ62b参照)。つまり、接続板60の斜辺部62は、側板奥部42の下辺部となす角が45°であり、かつ、奥板30の下辺部となす角が45°である。
[陳列状態、平状態の態様]
陳列装置1の陳列状態、平状態の形態について説明する。
(陳列状態(図1))
前板20、奥板30、側板40の下端の位置は、等しいので、陳列装置1は、設置面上に自立できる。
・枠部10
前板20及び側板40(側板前部41)間は、ヒンジH41回りに90°開いた状態である。
前板連結板22は、前板20の奥面に重なるように配置される。
前板連結板23は、底板55の上面のうち手前側Y1の部分に重なるように配置される。なお、陳列装置1は、低段部51、高段部52以外に、この前板連結板23の上面にも、商品等を載置できる。
前板20に手前側Y1から奥側Y2に向けて押すような力がかかった場合には、低段部51の前壁は、この力を、前板連結板23を介して受ける。このため、前板20は、この力による変形を抑制できる。
前板連結板23、陳列部50の低段部51には、ロック部5が設けられている。ロック部5は、前板連結板23の先端の爪5aと、低段部51の前壁の壁に設けられこの爪5aが挿入される穴5bとを備える。このロック部5によって、陳列装置1は、陳列状態を安定して維持できる。
図1には、ロック部5は、1箇所のみ図示したが、実際には、数カ所設けられている。また、図1以外の図面には、ロック部5の図示は、省略した。
補強板21は、前板20の下辺部から奥側Y2に突出するように配置される。このため、補強板21及び前板20がなす角は、90°である。このため、前板20に奥側Y2から手前側Y1に引っ張る力がかかった場合には、低段部51の前壁は、補強板21は、この力による前板20の変形を抑制できる。
奥板30及び側板40(側板奥部42)間は、ヒンジH42回りに90°開いた状態である。
側板前部41及び側板奥部42間は、ヒンジH40回りに180°開いた状態である。
このため、側板40は、平板状に展開する。
側板40に左右方向Xから押すような力がかかった場合には、陳列部50の左右の端部は、この力を受ける。このため、側板40は、この力による変形を抑制できる。
側板40が展開することにより、奥行方向Yにおいて前板20及び奥板30は、離間する。そのため、陳列装置1が陳列状態、つまり、枠部10が開状態では、鉛直方向Zから見た枠部10の形状は、方形である。
鉛直方向Zにおいて、前板20の長さは、奥板30の長さよりも十分に小さい。このため、陳列部50に載置した商品等は、陳列装置1の手前側Y1から視認できる。
・陳列部50
陳列部50は、枠部10内部、かつ、底板55上で、展開状態に立体的に変形した状態である。
低段部51、高段部52の載置面51a,52a上には、商品等を載置できる。
底板55及び奥板30は、ヒンジH55回りに開いた状態であり、両者がなす角は、90°である。
・接続板60
接続板60及び側板奥部42は、ヒンジH61回りに90°開いた状態である。
接続板60及び底板55は、ヒンジH62回りに閉じた状態であり、つまり、両者がなす角は、ヒンジH62回りに0°である。このため、接続板60は、水面上に平行に配置され、また、鉛直方向Zにおいて底板55の下面に重なった状態である。
接続板60は、陳列部50に鉛直方向Zから荷重がかかった場合に、この荷重を積極的に受けることができる。このため、陳列装置1は、底板55を設置面から離して設置するような場合でも、耐荷重を向上できる。
上記形態により、陳列状態の陳列装置1は、立体的である。
(平状態(図3))
・枠部10
前板20及び側板前部41間は、ヒンジH41回りに閉じた状態である。
補強板21は、ヒンジH21回りに閉じた状態であり、前板20の奥側Y2に重なるように配置される。
前板連結板22,23は、ヒンジH23,H23回りに開いた状態であり、隣合う板部となす角が180°である。
このため、前板20の全体は、平板状である。
側板前部41は、前板20の奥側Y2に内側に折られるようにヒンジH41回りに閉じた状態であり、一方、側板奥部42は、奥板30の手前側Y1に内側に折られるようにヒンジH42回りに閉じた状態である。
側板前部41及び側板奥部42間は、ヒンジH40回りに閉じた状態であり、また、両者は、鉛直面(ZX平面)に平行に配置される。このため、側板40の全体は、平板状である。
これにおより、枠部10は、奥行方向Yにおいて前板20及び奥板30が近接し、また、その全体は、平板状である。
・陳列部50
低段部51は、平板状である。同様に、高段部52は、平板状である。
底板55及び奥板30は、ヒンジH55回りに閉じた状態である。このため、底板55及び奥板30は、低段部51及び高段部52の両方を挟むように、2つ折りにされた状態である。底板55は、鉛直面(ZX平面)に平行に配置される。
このため、陳列部50の全体は、平板状であり、平板状の枠部10内部に収容可能な状態(収容状態)である。
・接続板60
接続板60及び側板奥部42は、ヒンジH61回りに閉じた状態である。このため、接続板60は、側板奥部42に重なるように配置され、また、鉛直面(ZX平面)に平行に配置される。
また、接続板60は、陳列状態から、ヒンジH62回りに180°回転した状態である。このため、接続板60は、陳列状態から、180°反転した状態で、底板55に重なる。また、接続板60は、側板奥部42及び底板55間に挟まれた状態である。
以上により、平状態の陳列装置1は、全体として平板状である。
また、手前側Y1から見たときに、奥板30の外形と、底板55の外形とは、等しい。このため、陳列装置1を手前側Y1から見た外形は、突出した箇所がないほぼ方形である。そのため、平状態の陳列装置1は、取り扱いが容易である。例えば、商品等及び平状態の陳列装置1を1つの箱に一緒に入れて保管したり、複数の陳列装置1を重ねて保管できる。
[寸法設定]
陳列装置1の寸法設定について説明する。
陳列装置1は、陳列状態及び平状態の形態に変形できるように、以下の寸法設定になっている。
左右方向Xの長さにおいて、前板20、奥板30、底板55、陳列部50は、等しい(図1の長さLX1参照)。
側板40は、平状態で2つ折りにできるように、陳列状態の奥行方向Yの長さにおいて、側板前部41及び側板奥部42は、等しい。つまり、奥行方向Yにおいて、ヒンジH40は、前板20及び奥板30間の中央に位置する。
陳列状態の奥行方向Yの長さにおいて、底板55と、側板40と、前板連結板23及び陳列部50の和とは、等しい(図1の長さLY1参照)。
陳列状態の鉛直方向Zの長さにおいて、前板20及び前板連結板22は、等しい。
平状態の鉛直方向Zの長さにおいて、底板55及び奥板30は、等しい(図3の長さLZ2参照)。なお、奥板30の外形は、陳列状態及び平状態間で変化しない。このため、「LZ2=LZ1」が成り立つので、陳列状態において、奥板30の鉛直方向Zの長さと、底板55の奥行方向Yの長さとは、等しい。つまり、「LZ2=LZ1=LY1」が成り立つ。
[変形動作]
平状態及び陳列状態の間の変形動作について説明する。
(平状態から陳列状態への変形)
陳列装置1は、通常は、平状態で店舗に納入され、店舗の作業者(店員等)が、平状態から陳列状態へ変形する作業を行う。
この場合、作業者は、以下のように作業すればよい。なお、以下の工程は、一例であり、最終的に陳列状態へと変形できれば、適宜、作業方法、順番等を変更してもよい。
(1)2つ折り状態の側板40を外側に開くように操作する(図2(A)の矢印C1参照)。
これにともない、側板前部41がヒンジH41回りに回転し、側板奥部42がヒンジH42回りに回転し、側板前部41及び側板奥部42間がヒンジH40回りに回転する。これにより、側板前部41及び側板奥部42が1つの平面を形成し、かつ、鉛直面(YZ平面)の側壁を形成する。
この側板40の変形にともない、奥行方向Yにおいて前板20及び奥板30が離間する(図2(A)の矢印C2参照)。これにより、枠部10が、開状態となる。
(2)ここで、側板奥部42及び接続板60は、ヒンジH61で接続され、また、接続板60及び底板55はヒンジH62で接続されている。
そのため、上記(1)の動作時には、接続板60は、側板奥部42と一体で手前側Y1に回転移動する。また、これにともない、底板55は、接続板60に手前側Y1に引っ張られるようにして、ヒンジH55回りに90°回転する。これにより、接続板60及び底板55は、重なるようにして、水平面に平行に配置される。
接続板60は、このように変形する場合に、鉛直面(YZ平面)に平行に配置され状態から2つのヒンジH61,H62回りに回転することにより、水平面に平行に配置される。
ここで、ヒンジH61の回転軸は、平状態では左右方向Xに平行であり(図3参照)、陳列装置1が変化する過程において、鉛直方向Zの軸回り(ヒンジH42回り)に90°回転し(図2参照)、陳列状態では奥行方向Yに平行である(図1参照)。また、ヒンジH62の回転軸は、平状態では鉛直面(ZX平面)に平行であり(図3参照)、陳列装置1が変化する過程において、左右方向Xの軸回り(ヒンジH55回り)に90°回転し(図2参照)、陳列状態では水平面(XY平面)に平行である(図1参照)。
前述したように、斜辺部62及び他の辺部がなす角θ62a,θ62b(図1(B)参照)が45°である。このため、平状態及び陳列状態間で変形する過程において、接続板60は、底板55に対して、ヒンジH62回りに180°回転できる。かつ、辺部61は、平状態では底板55の下辺部上の位置と、陳列状態では底板55の左右の辺部上の位置との間で回転移動できる。
なお、上記(1)、(2)の工程では、実際には、底板55及び側板奥部42が干渉したり(図2(A)の矢印C3参照)、各板材が撓んだりするために、側板40を開いただけでは、底板55の回転が不十分になる場合がある。この場合には、作業者は、底板55が水平面まで回転するように、底板55を手前に倒すように補助すればよい。
(3)陳列部50は、底板55及び奥板30間が閉じた状態から90°に開くことにより、以下のように変形する。
高段部52の立壁部は、ヒンジH52a回りに回転移動することにより、鉛直面に平行な状態を保ちながら手前側Y1かつ下側Z1に移動する。また、高段部52の載置面52a(図1(A)参照)は、ヒンジH52c,H52d回りに回転することにより、鉛直面上に配置された状態から、水平面に平行に配置される。
同様に、低段部51の立壁部は、ヒンジH51a回りに回転することにより手前側Y1かつ下側Z1に移動し、また、載置面51a(図1(A)参照)は、ヒンジH51c,H51d回りに回転することにより、鉛直面に平行に配置された状態から、水平面に平行に配置される。
以上により、陳列部50は、展開状態に変形する。
なお、以上の説明は、各部材の動作毎を分かりやすくするために、便宜上、(1)〜(3)に分けたが、各板材間は、ヒンジで接続されているので、側板40の変形にともない、各板材が連動して変形する。また、側板40を開くのではなく、例えば、底板55を奥板30に対して、ヒンジH55回りに開くようにしても、陳列装置1は、上記と同様に変形する。
(4)前板20の補強板21をヒンジH21回りに回転し、前板20の下部から奥側Y2に突出するように配置する。なお、補強板21は、上記(1)の工程で、一度、前板20に対して開いた状態にしておくと、この(4)の工程の作業性がよい。
(5)前板連結板22を、ヒンジH22回りに回転させることにより、前板20の奥面に重ね、かつ、前板連結板23を、ヒンジH23回りに回転させることにより、底板55上に配置する。
以上により、陳列装置1は、陳列状態へと変形する。
このように、陳列装置1は、簡単な作業により、平状態から陳列状態へと変形できる。
(陳列状態から平状態への変形)
陳列装置1を陳列状態から平状態へ変形する場合には、上記(1)〜(5)とは反対の作業をすればよい。詳細な説明は、省略する。
[陳列装置1の板材の構成、製造方法]
図4は、第1実施形態の板材1A,1B,1Cの斜視図である。
図4に示すように、陳列装置1は、3つの板材1A,1B,1Cにより形成される。
各板材1A,1B,1Cは、展開することにより平板状に変形する。つまり、各板材1A,1B,1Cは、1枚のケント紙等を加工することにより形成できる。なお、各板材1A,1B,1Cは、必要に応じて、2つ以上の板材を継ぎ合わせてもよく、また、強度を向上するために2つ折り等することにより重ね合わせてもよい。
板材1Aは、奥板30、底板55を形成する。
奥板30及び底板55は、ヒンジH55で接続されている。
板材1Bは、前板20、補強板21,前板連結板22,23、側板40、接続板60を形成する。
前板20の2つの左右辺部には、手前側Y1から奥側Y2に向けて、側板前部41、ヒンジH40、側板奥部42、ヒンジH42、貼付片45が順に設けられている。
前板20の下辺部には、補強板21がヒンジH21で接続されている。
前板20の上辺部には、下側Z1から上側Z2に向けて、ヒンジH22、前板連結板22、ヒンジH23、前板連結板23が順に接続されている。
側板奥部42の下辺部には、接続板60がヒンジH61で接続されている。また、接続板60の内側の辺部には、貼付片65がヒンジH62で接続されている。
板材1Cは、陳列部50の低段部51、高段部52を形成する。
陳列装置1は、以下の工程に従って製造できる。
(1)板材1Cの前加工
板材1Cの奥側Y2の部分を、ヒンジH52b〜H52dで、手前側Y1に順次折ることにより、枠状の高段部52を作製する。なお、板材1Cの先端には、貼付片53が、ヒンジH52aで接続されている。この貼付片53を、ヒンジH52aで折った後、貼付片53の外面を、高段部52の底部に貼付する。
板材1Cの手前側Y1の部分を、ヒンジH51a〜52dで奥側Y2に順次折り曲げることにより、枠状の低段部51を作製する。
その後、低段部51の奥面及び高段部52の前面を接着する。
(2)板材1A,1Cの接着
板材1Cで作製した低段部51の下面と、板材1Aの底板55の上面とを接着する(矢印D1参照)。
また、板材1Cで作製した高段部52の奥面と、板材1Aの奥板30の前面とを接着する(矢印D2参照)。
(3)板材1A,1Bの接着
板材1Bの貼付片45と、板材1Aの奥板30とを、接着する(矢印D3参照)。これにより、側板奥部42及び奥板30は、ヒンジH42回りに回転可能に接続される。
板材1Bの貼付片65と、板材1Aの底板55とを、接着する(矢印D4参照)。これにより、接続板60及び底板55は、ヒンジH62回りに回転可能に接続される。
以上により、陳列装置1は、3つの板材1A,1B,1Cにより形成できるので低コストであり、また、これらを貼り合わせる作業が容易である。
以上説明したように、本実施形態の陳列装置1は、輸送時等には平状態にすることにより小型に折り畳むことができ、また、陳列時には陳列状態に容易に変形できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図5は、第2実施形態の陳列状態の陳列装置201の斜視図である。
図5(A)は、手前側Y1から見た図である。
図5(B)は、下側Z1から見た図である。
陳列装置201は、接続板60に加えて、前板接続板223を備える。
前板接続板223は、第1実施形態の前板連結板23を変形させたものである。
前板接続板223は、前板連結板22の下辺部に、ヒンジH223(前板−前板接続板ヒンジ)によって接続されている。
前板接続板223の奥側Y2の先端には、貼付片224が、ヒンジH224(底板−前板接続板ヒンジ)によって接続されている。
ヒンジH223,H224の回転軸は、左右方向Xに平行である。
前板接続板223は、貼付片224が底板55の下面に貼付されることにより、前板接続板223は、前板20及び底板55の間を接続する。
なお、前板接続板223及び前板20の間には、前板連結板22が配置されているが、前板接続板223は、前板連結板22、ヒンジH223,H224によって、前板20に対して左右方向Xの軸回りに回転可能である。実施形態では、このような形態も、前板接続板223が前板20及び底板55の間を接続するという概念に含む。
前板接続板223の左右には、大きく切り欠いた切り欠き225を有する。切り欠き225は、陳列装置201の変形時において、前板接続板223及び接続板60が干渉しないため(又は干渉量を小さくするため)の逃げである。
陳列状態では、接続板60に加えて前板接続板223が、底板55の下面に重なるように配置される。これにより、陳列装置201は、鉛直方向Zから陳列部50にかかる荷重を、接続板60に加えて前板接続板223が受けることができる。さらに、前板接続板223は、底板55の手前側Y1の領域において、この荷重を受ける。このため、陳列装置201は、耐荷重を向上できる。
陳列装置201が平状態から陳列状態に変形する態様を説明する。
図6は、第2実施形態の陳列装置201が変形する態様を、左右方向Xから見た状態を模式的に説明するである。
図6(A)は、平状態である。図6(A)は、各板部を明確に示すために、平状態から若干開いた状態を図示した。
図6(B)は、変形過程である。図6(C)は、陳列状態である。
図6(A)に示すように、平状態では、板部間は、以下の状態である。
前板20及び前板連結板22間は、ヒンジH22回りに閉じた状態である。前板連結板22及び前板接続板223間は、ヒンジH223回りに閉じた状態である。前板接続板223及び底板55間は、ヒンジH224回りに閉じた状態である。
陳列装置201を平状態から陳列状態に変形させる場合には、作業者は、以下のように作業すればよい。
(1)第1実施形態と同様に、2つ折り状態の側板40を外側に開くように操作する(図2(A)の矢印C1参照)。
図6(A)に示すように、これにより、前板20は、奥板30に対して手前側Y1に移動しようとする。
(2)図6(B)に示すように、前板20が手前側Y1に移動すると、前板連結板22は、ヒンジH22回りに回転することにより前板20に対して開き、かつ、奥板30に対して手前側Y1に移動する。これにともない、前板接続板223は、ヒンジH223回りに回転することにより前板連結板22に対して開き、かつ、奥板30に対して手前側Y1に移動する。
底板55は、前板接続板223によって、手前側Y1に引っ張られる。これにより、底板55は、ヒンジH55回りに回転することにより、奥板30に対して開く。
この場合、前板接続板223及び奥板30は、ヒンジH224回りに回転することにより開く。
(3)図6(C)に示すように、側板40が平板状になるまで、前板20が手前側Y1に移動すると、陳列装置201は、陳列状態に変形する。
陳列状態では、板部間は、以下の状態である。
前板20及び前板連結板22間は、ヒンジH22回りに、平状態で閉じた状態であり、変形途中で一端開き、陳列状態で再び閉じた状態である。前板連結板22及び前板接続板223間は、ヒンジH223回りに90°開いた状態であり、また、前板接続板223は、水平面に平行に配置された状態である。前板接続板223及び底板55間は、平状態からヒンジH224回りに180°回転することにより、陳列状態で再び閉じた状態である。
陳列装置201を陳列状態から平状態へ変形する場合には、上記(1)〜(3)とは反対の作業をすればよい。詳細な説明は、省略する。
ここで、奥板30及び前板20間は、3つの板部である底板55、前板連結板22、前板接続板223を介して接続されている。このため、上記変形過程において、ヒンジH224の位置をある程度フリーな状態にできるので、奥板30及び底板55の角度θ55を小さくするように、底板55の傾斜を調整できる。
すなわち、本実施形態は、図6(B)に二点鎖線参照に示すように、前板連結板22(及び補強板21)を設けずに、板部を前板20の下辺部に直接接続した形態も可能である。しかし、この形態では、奥板30及び前板20間は、2つの板部である底板55、板部のみを介して接続される。このため、奥板30及び前板20間の長さに応じて、奥板30及び底板55の角度が定まってしまうので、底板55の傾斜を調整できない。このため、この形態では、底板55の傾斜が大きくなる。
このように、陳列装置201は、変形過程において、奥板30及び底板55の角度θ55を、ある程度小さくするように調整できる。このため、変形過程において、底板55及び側板奥部42間の干渉量を小さくすることができる。
すなわち、第1実施形態の図2(A)に示すように、変形過程では、側板前部41及び側板奥部42間のヒンジH40回りの角度は、前板20及び奥板30間の長さによって定まる状態である。図2(A)の状態において、底板55を奥側Y2に倒すことにより底板55及び奥板30間の角度を小さく調整すれば、底板55及び側板奥部42間の干渉量を小さくすることができる。
このため、陳列装置201は、前板20及び底板55間を前板接続板223等で接続する形態であっても、変形時の作業が容易である。
陳列装置201を左右方向Xから見た状態における、ヒンジH224の位置について説明する。
図6(A)に示すように、前板接続板223の長さL223と、底板55の奥辺部(つまりヒンジH55)及びヒンジH224間の長さとは、等しい。
図6(C)に示すように、前板接続板223の長さL223と、底板55の前辺部及びヒンジ間の長さとは、等しい。
そのため、陳列状態の奥行方向Yにおいて、ヒンジH224は、前板20及び奥板30間の中央に位置する。また、第1実施形態で説明したように、奥行方向Yにおいて、ヒンジH40も、前板20及び奥板30間の中央に位置する。
このように、ヒンジH40,H224の両方が、陳列状態の奥行方向Yにおいて、前板20及び奥板30間の中央に位置する。
以上説明したように、本実施形態の陳列装置201は、陳列状態において、前板接続板223が底板55の下面に配置されるので、耐荷重を向上できる。また、前板20及び底板55間を前板接続板223等で接続する形態であっても、変形時の作業が容易である。
なお、本実施形態の陳列装置201は、接続板として、接続板60を設けずに、前板接続板223のみを設けてもよい。この場合でも、前板接続板223が底板55からの荷重を底板55の手前側Y1の領域で受けるので、陳列装置201は、耐荷重の向上を期待できる。
(第3実施形態)
図7、図8は、第3実施形態の陳列装置301の奥板330、表示部370近傍の斜視図である。
図7は、表示部370を枠部310の奥板330に装着した装着状態(以下、「装着状態」という)である。
図8は、表示部370を上側Z2に引っ張り上げた状態(以下、「引出状態」という)である。
図7、図8に示すように、陳列装置301は、第1又は第2実施形態に表示部370を追加したものである。表示部370は、奥板330に取り付けられる。奥板330及び表示部370以外の構成は、第1又は第2実施形態と同様である。以下、主に、奥板330及び表示部370について説明する。
(奥板330、表示部370の構成)
奥板330は、板材を2つ折りにして、接着することにより形成される(図10参照)。奥板330の上辺部は、下表示板371(後述する)を取り付けるための挿入穴330bを備える。挿入穴330bは、上辺部(奥板330の上面)の左右にそれぞれ設けられている。
表示部370は、下表示板371、上表示板372、接続ヒンジ板380を備える。
下表示板371の前面は、商品の広告、説明等が、印刷等により設けられた訴求面である。下表示板371を手前側Y1から見た外形は、方形である。
下表示板371は、挿入板371a、挿入穴371bを備える。
挿入板371aは、下表示板371を奥板330に取り付けたりするための部分である。挿入板371aは、下表示板371の下辺部の左右にそれぞれ設けられている。
左右方向Xにおいて、挿入板371aの位置と、奥板330の挿入穴330bの位置とは、等しい。また、左右方向Xの長さにおいて、挿入板371aと、挿入穴330bとは、等しい。これにより、挿入板371aは、挿入穴330bに挿入できる。
挿入板371aの根元の左右両側は、下表示板371の下辺部を、上側Z2に向けて切り欠くことにより形成される。これにより、挿入板371aは、下表示板371の下側Z1に突出するような形状である。
挿入穴371bは、上表示板372を取り付けるための穴である。挿入穴371bは、上辺部(上表示板372の上面)の左右方向Xの中央に設けられている。
挿入板371aは、ストッパ371c、ヒンジH371d(挿入板ヒンジ)を備える。
ストッパ371cは、挿入板371aが、奥板330の挿入穴330bから完全に引き出されないようにするための部分である。ストッパ371cは、挿入板371aの下側Z1の先端に設けられている。ストッパ371cの外形は、爪状である。ストッパ371cの全体は、挿入穴330bに挿入されている。なお、ストッパ371cは、左右の2つの挿入板371aのうち一方のみに設けてもよい。
ヒンジH371dの回転軸は、左右方向Xに平行である。
上表示板372は、下表示板371よりも上側Z2に配置される。下表示板371と同様に、上表示板372の前面も訴求面であり、また、上表示板372を手前側Y1から見た外形も方形である。
上表示板372は、板材を2つ折りにして、接着することにより形成される。2つ折りにした板部のうち、手前側Y1の前板部372−1は、上表示板372の本体である。奥側Y2の奥板部372−2の外形は、前板部372−1の外形よりも小さい。
上表示板372は、挿入板372aを備える。
挿入板372aは、上表示板372を下表示板371に取り付けるための部分である。挿入板372aは、奥板部372−2の下辺部に設けられている。挿入板372aは、奥板部372−2の下辺部を、上側Z2に向けて切り欠くことにより形成される。これにより、挿入板372aは、前板部372−1の奥側Y2において、奥板部372−2の下側Z1に突出するような形状である。奥板部372−2の前面のうち挿入板372aの範囲は、前板部372−1に接着されていない。
左右方向Xにおいて、挿入板372aの位置と、下表示板371の挿入穴371bの位置とは、等しい。また、左右方向Xの長さにおいて、挿入板372aと、挿入穴371bとは、等しい。これにより、挿入板372aは、挿入穴371bに挿入できる。
接続ヒンジ板380は、下表示板371及び上表示板372の奥側Y2において、これらの間を接続する板部である。接続ヒンジ板380は、左右にそれぞれ設けられている。
接続ヒンジ板380は、貼付板381、ヒンジH381、板部382、ヒンジH382、板部383、ヒンジH383、貼付板384が下側Z1から上側Z2に向けて配置されている。ヒンジH381〜H383の回転軸は、左右方向Xに平行である。
貼付板381は、下表示板371の奥面に接着される。貼付板384は、上表示板372の奥面に接着される。
これにより、下表示板371及び上表示板372間は、接続ヒンジ板380によって、回転可能に接続される。
(表示部370の3つの態様)
図9は、第3実施形態の表示部370の3つの状態を、模式的に示す図(図8の9−9断面図に対応する図)である。
図9(A)は、引出状態である。
図9(B)は、表示状態である。
図9(C)は、折り畳み状態である。折り畳み状態は、引出状態の表示部370を折り畳んだ状態である。
(引出状態)
図8に示すように、下表示板371の挿入板371aは、ストッパ371cが奥板330の上辺部の内側面に当接するまで、奥板330の挿入穴330bから引き出された状態である。この状態では、ヒンジH371dも、奥板330の挿入穴330bよりも上側Z2に位置に引き出され、つまり、奥板330の外部に引き出される。
下表示板371の下辺部の突出片371eは、奥板330の上辺部よりも上側Z2に位置する。
上表示板372の挿入板372aは、下表示板371の挿入穴371bから引き出された状態である。上表示板372の下辺部は、下表示板371の上辺部よりも上側Z2に位置する。
図8、図9(A)に示すように、接続ヒンジ板380は、各板部381〜384がヒンジH381〜H383回りに開いた状態であり、平板状に展開した状態である。
(装着状態)
図7に示すように、下表示板371の挿入板371aは、根元部分まで、奥板330の挿入穴330bに挿入される。また、下辺部の下側Z1に突出した突出片371eは、奥板330よりも奥側Y2に配置される。このため、奥行方向Yにおいて、挿入板371a及び突出片371eは、奥板330の奥側Y2の奥板部330−2(図10参照)を挟み込む。
これにより、下表示板371は、訴求面が視認可能に、奥板330に装着される。また、この状態では、ヒンジH371dは、挿入穴330bよりも内側に位置し、つまり、奥板330内部に収容される。
また、図7には図示は省略するが、上表示板372は、下表示板371よりも手前側Y1に配置した状態で、挿入板372aが根元部分まで、下表示板371の挿入穴371bに挿入される。これにより、上表示板372は、下表示板371よりも手前側Y1に配置され、かつ、下表示板371の前面のうち上側Z2の範囲に重なるように、下表示板371に装着される。
接続ヒンジ板380の板部382は、ヒンジH381回りに奥側Y2に回転することにより、下表示板371の奥面に対して閉じた状態である。板部382,383間は、ヒンジH382回りに閉じた状態である。これにより、板部382,383は、2つ折りに折り畳まれた状態となる。
なお、上表示板372は、板部383に対してヒンジH383回りに回転可能である。このため、上表示板372の傾斜角度は、訴求面が視認しやすくなるように、調整できる。
(折り畳み状態)
図9(C)に示すように、上表示板372及び接続ヒンジ板380は、一体で、引出状態から下表示板371の奥面に対して、ヒンジH381回りに閉じた状態である。下表示板371の本体は、挿入板371aに対して、ヒンジH371d回りに奥側Y2に閉じた状態である。
このため、上表示板372及び接続ヒンジ板380は、一体で、奥板330及び下表示板371の間に挟まれた状態となる。これにより、奥板330及び表示部370は、折り畳み状態では、平板状である。
なお、陳列装置301を、平状態とする場合には、表示部370を折り畳み状態にする。これにより、陳列装置301は、表示部370を備えていても、平板状にすることができる。
ここで、図9(C)に示すように、鉛直方向Zにおいて、下表示板371の長さ、つまり、ヒンジH371dから下表示板371の上辺部(図9(C)では下表示板371の下端)までの長さと、奥板330の鉛直方向Zの長さとは、等しい(図9(C)の長さLZ3参照)。また、上表示板372の長さ、つまり、ヒンジH381から上表示板372の上辺部までの長さと、奥板330の長さとについても、同様である。
このため、奥行方向Yから見た状態で、下表示板371を、奥板330から大きく突出することなく、奥板330の奥側Y2に重ねることができる。また、上表示板372を、奥板330及び上表示板372の間に挟んで配置できる。
なお、下表示板371の長さは、奥板330の鉛直方向Zの長さよりも小さくてよい。この場合でも、下表示板371は、奥板330から大きく突出することがない。
表示部370をこれら3つの態様の間で変形させる作業は、各板部をヒンジ回りに回転したり、挿入板を挿抜すればよいので、容易である。
(奥板330、表示部370の構成、製造方法)
図10は、第3実施形態の板材301A,301D,301E,301Fの斜視図である。
図10に示すように、奥板330、表示部370は、板材301A,301D,301Eと、2つの板材301Fの合計5つの板材により形成できる。これらの以外の板材は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。なお、各板材は、補強等のため、2枚以上の板を貼り合わせてもよい。
板材301Aは、奥板330、底板55を形成する。
奥板330は、前板部330−1及び奥板部330−2が、上辺部で2つ折りされた後、接着されることにより形成される。上辺部には、挿入穴330bが設けられている。これにより、下表示板371の挿入板371aが挿入穴330bに挿入された状態では、これを、前板部330−1及び奥板部330−2間に配置できる。
板材301Dは、下表示板371を形成する。
下表示板371は、板材301Aと同様に、前板部371−1及び奥板部371−2が、上辺部で2つ折りされた後、接着されることにより形成される。上辺部には、挿入穴371bが設けられている。これにより、上表示板372の挿入板372aが挿入穴371bに挿入された状態で、これを、前板部371−1及び奥板部371−2間に配置できる。
板材301Eは、上表示板372を形成する。
上表示板372も、前板部372−1及び奥板部372−2が、上辺部で2つ折りされた後、接着されることにより形成される。奥板部372−2の先端には、挿入板372aが設けられている。
板材301Fは、接続ヒンジ板380を形成する。
表示部370を作製する場合には、最初に、板材301A,301D,301Eを、それぞれ2つ折りにして、前板部及び奥板部間を接着することにより、奥板330、下表示板371、上表示板372の形状に加工する。そして、板材301F、つまり接続ヒンジ板380の貼付板381,384を、それぞれ下表示板371、上表示板372に接着することにより、下表示板371及び上表示板372間を接続する。その後、下表示板371の挿入板371aを、ストッパ371cを撓ませながら、奥板330の挿入穴330bに挿入すればよい。
以上説明したように、本実施形態の表示部370は、装着状態へ容易に変形できる。このため、陳列装置301は、表示部370を備えていても、陳列状態へ容易に変形できるので、作業性がよい。また、表示部370を折り畳み状態にすることにより、陳列装置301は、コンパクトに折り畳むことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
1,201,301…陳列装置
10,310…枠部
20…前板
21…補強板
30,330…奥板
40…側板
41…側板前部
42…側板奥部
50…陳列部
51a,52a…載置面
55…底板
60…接続板
61…辺部
62…斜辺部
223…前板接続板
330b、371b…挿入穴
370…表示部
371…下表示板
371a,372a…挿入板
372…上表示板
380…接続ヒンジ板

Claims (7)

  1. 平板状の平状態及び立体的な陳列状態の間で変形可能であり、枠部と、前記枠部内部に配置された陳列部と、前記枠部及び前記陳列部間を接続する接続板とを備え、
    前記枠部は、
    前板と、
    奥板と、
    手前側が前記前板に接続され、奥側が前記奥板に接続され、開いた状態及び2つ折りの状態の間で変形可能な側板とを備え、
    前記陳列部は、
    奥側が前記奥板に対して奥板−底板ヒンジによって回転可能に接続された底板を備え、
    前記底板上で立体的に展開した展開状態、及び平板状の収容状態の間で変形可能であり、
    前記接続板は、
    一つの辺部が前記側板に対して側板−接続板ヒンジによって回転可能に接続され、
    他の辺部が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−接続板ヒンジによって回転可能に接続され、
    陳列状態は、
    前記枠部は、開いた状態であることにより、奥行方向において前記前板及び前記奥板が離間し、
    前記陳列部は、展開状態に変形された状態であり、
    前記接続板は、前記側板に対して前記側板−接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、
    平状態は、
    前記枠部は、前記側板が2つ折り状態であることにより、奥行方向において前板及び前記奥板が近接した状態であり、
    前記陳列部は、収容状態に変形された状態であり、前記底板が前記奥板に対して閉じた状態であり、
    前記接続板は、前記側板に対して前記側板−接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、
    を特徴とする陳列装置。
  2. 請求項1に記載の陳列装置において、
    前記接続板に加えて、前記前板及び前記底板の間を接続する前板接続板を備え、
    前記前板接続板は、
    一つの辺部が前記前板に対して前板−前板接続板ヒンジによって回転可能に接続され、
    他の辺部が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−前板接続板ヒンジによって回転可能に接続され、
    陳列状態では、前記前板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、
    平状態では、前記側板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−前板接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、
    を特徴とする陳列装置。
  3. 平板状の平状態及び立体的な陳列状態の間で変形可能であり、枠部と、前記枠部内部に配置された陳列部と、前記枠部及び前記陳列部間を接続する接続板とを備え、
    前記枠部は、
    前板と、
    奥板と、
    手前側が前記前板に接続され、奥側が前記奥板に接続され、開いた状態及び2つ折りの状態の間で変形可能な側板とを備え、
    前記陳列部は、
    奥側が前記奥板に対して奥板−底板ヒンジによって回転可能に接続された底板を備え、
    前記底板上で立体的に展開した展開状態、及び平板状の収容状態の間で変形可能であり、
    前記接続板は、
    一つの辺部が前記前板に対して前板−前板接続板ヒンジによって回転可能に接続され、
    他の辺部が前記陳列部の前記底板の下面に対して底板−前板接続板ヒンジによって回転可能に接続された前板接続板であり、
    陳列状態は、
    前記枠部は、開いた状態であることにより、奥行方向において前記前板及び前記奥板が離間し、
    前記陳列部は、展開状態に変形された状態であり、
    前記前板接続板は、前記前板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに開いた状態であり、鉛直方向において前記底板の下側に重なった状態であり、
    平状態は、
    前記枠部は、前記側板が2つ折り状態であることにより、奥行方向において前板及び前記奥板が近接した状態であり、
    前記陳列部は、収容状態に変形された状態であり、前記底板が前記奥板に対して閉じた状態であり、
    前記前板接続板は、前記側板に対して前記前板−前板接続板ヒンジ回りに閉じた状態であり、平状態から前記底板−前板接続板ヒンジ回りに180°回転することにより前記底板の下側に重なった状態であること、
    を特徴とする陳列装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の陳列装置において、
    陳列状態において、前記前板の下辺部に回転可能に接続され前記前板の下辺部から奥側に向けて配置されることにより、前記前板の変形を抑制する補強片を備えること、
    を特徴とする陳列装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の陳列装置において、
    前記陳列部は、展開状態では、水平面に平行な少なくとも1つの載置面を有する段状に展開すること、
    を特徴とする陳列装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の陳列装置において、
    下側に突出する挿入板を有する表示板を備え、
    前記奥板の上辺部は、前記挿入板が挿入されることにより、前記表示板を前記奥板に取り付ける挿入穴を備え、
    前記挿入板が前記挿入穴から途中まで引き出されることにより、前記挿入穴から引き出されるヒンジである挿入板ヒンジを備え、
    前記挿入板ヒンジから前記表示板の上辺部までの長さと、前記奥板の鉛直方向の長さとは、等しいこと、
    を特徴とする陳列装置。
  7. この陳列装置の奥側の壁を形成する奥板と、
    下側に突出する挿入板を有する表示板とを備え、
    前記奥板の上辺部は、前記挿入板が挿入されることにより、前記表示板を前記奥板に取り付ける挿入穴を備え、
    前記表示板は、前記挿入板が前記挿入穴から途中まで引き出されることにより、前記挿入穴から引き出されるヒンジである挿入板ヒンジを備え、
    前記挿入板ヒンジから前記表示板の上辺部までの長さと、前記奥板の鉛直方向の長さとは、等しいこと、
    を特徴とする陳列装置。
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