JP2016083278A - 陳列棚 - Google Patents

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浩 村上
大塚 誠
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Abstract

【課題】組み立てが容易な陳列棚を提供する。
【解決手段】陳列棚1は、背板10の左右に回転可能に接続された側板20と、左右の側板20に回転可能に接続された棚受40と、陳列物が載置され側板20が開状態であり棚受40が開状態である状態において棚受40の上部に配置される棚板60と、棚受40を開状態に保持するゴム50を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み可能な陳列棚に関するものである。
従来、折り畳んだ状態から、使用時に組み立てる陳列台等があった(例えば特許文献1)。
しかし、従来の陳列台等は、組み立て時には、多くの部品を組み合わせる必要があった。このため、従来の陳列台等は、組み立て作業が複雑であった。
特許第4286932号公報
本発明の課題は、組み立てが容易な陳列棚を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、背板(10)と、前記背板の左辺部及び右辺部に閉状態及び開状態の間で回転可能に接続された側板(20)と、左右の前記側板のそれぞれの内側の面に、閉状態及び開状態の間で回転可能に接続された板状の棚受(40,340)と、陳列物が載置され、前記側板が開状態であり、前記棚受が開状態である状態において、前記棚受の上部に配置される棚板(60)と、前記棚受を、開状態に保持する棚受保持部(50,251,252)と、を備える陳列棚である。
・第2の発明は、第1の発明の陳列棚において、前記棚受保持部は、左右の前記棚受(40,340)を、内側に付勢する付勢部材(50)を備えること、を特徴とする陳列棚である。
・第3の発明は、第1又は第2の発明の陳列棚において、前記棚受(40)を、開状態から下側に回転しないように規制するストッパ(41a)を備えること、を特徴とする陳列棚である。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の陳列棚において、前記棚板(60)は、左右方向の外側に突出した爪部(63)を備え、前記側板(20)は、前記爪部が挿入されることにより、前記棚板を開状態に保持する爪挿入穴(23)を備えること、を特徴とする陳列棚である。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の陳列棚において、前記棚板(60)は、前記背板(10)に回転可能に設けられていること、を特徴とする陳列棚である。
・第6の発明は、第5の発明の陳列棚において、前記背板(10)、前記側板(20)、前記棚受(40,340)、前記棚板(60)は、前記棚板を閉状態に回転し、前記棚受を閉状態に回転し、前記側板を閉状態に回転することにより、折り畳み状態へと変形可能であり、前記背板の奥側に設けられた収容箱(70)を備え、前記収容箱は、前記背板、前記側板、前記棚受、前記棚板が折り畳み状態へ変形した状態で、前記収容箱の各板片を反対側に折り返すことにより、前記背板、前記側板、前記棚受、前記棚板を収容すること、を特徴とする陳列棚である。
本発明によれば、組み立てが容易な陳列棚を提供できる。
第1実施形態の陳列棚1の陳列状態の斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1から見た斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1から見た斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1の断面の拡大図である。 第2実施形態の陳列棚201の斜視図である。 第2実施形態の陳列棚201の断面図(図5(A)の6−6部断面図)であり、側板20及び棚受40の接続部の近傍の構成を説明する図である。 第3実施形態の棚板60を開状態から閉状態に配置した斜視図である(図2(A)に相当する図)。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の陳列棚1の陳列状態の斜視図である。
図1(A)は、手前側Y1から見た斜視図である。
図1(B)は、奥側Y2から見た斜視図である。
図2、図3は、第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1から見た斜視図である。
なお、図3(B)は、陳列棚1が収容状態の図である。
図4は、第1実施形態の陳列棚1の断面の拡大図である。
図4(A)は、図1(A)の4A−4A部断面図であり、側板20及び棚受40の接続部の近傍の構成を説明する図である。
図4(B)は、図1(A)の4B−4B部断面図であり、背板10及び棚板60の接続部の構成を説明する図である。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系は、陳列棚1を手前側Y1から見た状態を基準にして、鉛直方向Z、左右方向X、奥行方向Yを表す。左右方向X、奥行方向Yは、水平方向の座標軸である。
左右にそれぞれ配置された側板20、棚受40は、左右対称の構成である。図面には、右側X2の側板20を適宜二点鎖線で図示した。
なお、実施形態では、陳列棚1の主要部(背板10、側板20、背板−側板接続部30、棚受40、棚板60)が組み立てられた状態を組み立て状態(図1の状態)という。また、主要部が折り畳まれた状態を折り畳み状態(図3(A)の状態)という。
さらに、陳列棚1の陳列時の状態であり、組み立て状態において背板10の奥側Y2で収容箱70が組み立てられた状態を陳列状態(図1の状態)という。また、陳列棚1の収容時の状態であり、折り畳み状態において、背板10の手前側Y1に向けて収容箱70が組み立てられ、主要部が収容箱70に収容された状態を収容状態(図3(B)の状態)という。
陳列棚1は、例えば、店舗等において、商品の販売促進、販売等に利用される。棚板60には、陳列物である販売促進品、商品等が載置される。
(陳列棚1の構成)
図1に示すように、陳列棚1は、背板10、側板20、背板−側板接続部30、棚受40、ゴム50(棚受板保持部)、棚板60、収容箱70、表示板80を備える。
これらの部材は、それぞれ、ケント紙、段ボール等の板材単体、又はこれらの板材を複数貼り合わせたりして形成される。
背板10、側板20、背板−側板接続部30、棚受40、棚板60、収容箱70は、これらの部材間が接着されることにより、一体構造に形成されている。
また、背板10、側板20、背板−側板接続部30、棚受40、棚板60は、それぞれ、板材を折り加工することにより、2枚構成又は中空の構成になっている。
鉛直方向Zにおいて、背板10、側板20、背板−側板接続部30、収容箱70の長さは、等しい。背板10、側板20、背板−側板接続部30、収容箱70の底部が、設置面に当接することにより、陳列棚1が設置面に設置される。
背板10及び側板20間は、背板−側板接続部30によって接続されており、背板−側板接続部30のヒンジ部H31,H32によって回転可能である。
棚受40及び側板20間は、ヒンジ部H40(図4(A)参照)によって回転可能である。
棚板60及び背板10間は、ヒンジ部H60によって回転可能である。
なお、これらのヒンジ部は、例えば、段ボールに設けられた押罫等である。
構成部材の詳細について説明する。
図1に示すように、背板10、側板20、背板−側板接続部30は、長方形の板材である。背板10、側板20、背板−側板接続部30は、1枚の板材を折り加工して形成してもよい。
背板10は、陳列棚1の奥壁を形成する部分である。
側板20は、陳列棚1の側壁を形成する部分である。
図2(A)、図4(A)に示すように、側板20は、穴部23を備える。
穴部23は、側板20の内側に設けられた開口である。穴部23は、奥行方向Yに細長い。後述するように、穴部23は、棚板60を取り付けるための取り付け穴としての機能と、棚板60の爪部63の挿入穴としての機能とを有する。
図1に示すように、背板−側板接続部30の奥側Y2の辺部は、背板10の左右の辺部に接続されている。この接続部分は、ヒンジ部H32であり、背板10及び背板−側板接続部30間を回転可能に接続する。
背板−側板接続部30の手前側Y1の辺部は、側板20の奥側Y2の片部に接続されている。この接続部分は、ヒンジ部H31であり、側板20及び背板−側板接続部30間を回転可能に接続する。
これら接続部の回転軸は、鉛直方向Zに平行である。
これにより、側板20は、背板10の左辺部及び右辺部に対して、背板−側板接続部30を介して接続され、また、閉状態(図3(A)の状態)及び開状態(図1(A)の状態)の間で回転可能である。
図3(A)に示すように、背板−側板接続部30の短辺部の長さL30は、折り畳み状態において、棚板60、棚受40の厚さを吸収できる程度である。このため、この長さL30は、背板10、側板20の各辺部の長さに比べると十分に小さい。
背板−側板接続部30は、棚板60よりも上側Z2の部分に、爪収容穴33を備える。
爪収容穴33は、折り畳み状態において、棚板60の爪部63(後述する)を収容する穴である。爪収容穴33は、組み立て状態における棚板60の爪部63の位置に対応した位置に設けられている。
図2(A)、図4に示すように、棚受40は、棚板60を受ける板状の部材である。つまり、棚受40は、棚板60を、棚板60の下面から受ける。
棚受40は、左右の側板20の内側にそれぞれ取り付けられている。
棚受40は、ヒンジ部H40によって、取り付け片42に接続されている。ヒンジ部H40の回転軸は、奥行方向Yに平行である。
取り付け片42が側板20の穴部23に挿入されることにより、棚受40は、側板20に取り付けられる。
これにより、棚受40は、閉状態(図2(B)の状態)及び開状態(図2(A)の状態)の間で、ヒンジ部H40回りに回転可能に接続される。また、開状態では、棚受40の表裏面が、鉛直方向Zを向く。つまり、開状態では、棚受40の上面は、水平面である。
棚受40は、ゴム掛け穴45を備える。
ゴム掛け穴45は、ゴム50を引っ掛けるための孔である。
図4(A)に示すように、棚受40は、板材を折って重ねることにより形成される。
この板材の先端41aと、取り付け片42とは、側板20の内壁20aを挟み込むことにより、開状態の棚受40を、ヒンジ部H40回りに下側Z1に回転しないように規制する。このように、これらは、開状態の棚受40を、下側Z1に回転しないように規制するストッパとして機能する。
ゴム50は、棚受40を、開状態に保持するための部材である。ゴム50は、例えば輪ゴムである。ゴム50は、左右の棚受40に引っ掛けられることにより、左右方向Xにおいて、左右の棚受40を内側に付勢する。
図1に示すように、棚板60は、陳列物が載置される部材である。
棚板60は、背板10に取り付けられている。
図2(A)、図4(B)に示すように、棚板60は、ヒンジ部H60によって、取り付け片62に接続されている。ヒンジ部H60の回転軸は、左右方向Xに平行である。
取り付け片62が背板10の取り付け穴10aに挿入されることにより、棚板60は、背板10に取り付けられる。取り付け片62及び背板10間は、必要に応じて接着してもよい。
これにより、棚板60は、閉状態(図2(A)の状態)及び開状態(図1(A)の状態)の間で、ヒンジ部H60回りに回転可能に接続される。
また、鉛直方向Zにおいて、ヒンジ部H60の高さと、棚受40のヒンジ部H40の高さとは、等しい又はほぼ等しい。このため、開状態の棚板60の下面は、棚受40の上面に面接触する。このため、開状態では、棚板60の上面は、水平面である。
棚板60は、爪部63を備える。
爪部63は、棚板60の左辺部、右辺部から、左右方向Xの外側に突出するように設けられている。
なお、図1(A)に示すように、組み立て状態において、棚板60の短辺の長さ(奥行方向Yの長さ)は、背板10から側板20の先端までの長さL1と等しく、かつ、背板10の上辺からヒンジ部H60までの長さL2と等しい。
図3(A)に示すように、このため、折り畳み状態において、棚板60の先端位置と、側板20の上端位置とは、等しい。なお、図3(A)には、上端の形状のうち、棚板60の形状と、背板10、側板20及び背板−側板接続部30の形状とを異なるハッチングで図示し、また、棚板60の外形を太線で示した。
これにより、陳列棚1は、組み立て状態、折り畳み状態において、棚板60の先端が突出したりしないので、取り扱いが容易である。
図3に示すように、収容箱70の形態は、たとう式(やっこ式とも呼ぶ)である。すなわち、収容箱70は、底板75の4辺部に接続された4つの板片71,72を立ち上げて、収容物を包むようにして折り曲げて、収容する形態である。
図1に示すように、収容箱70の底板75は、背板10の奥側Y2の面に接着されている。
陳列棚1の陳列状態は、陳列棚1が組み立て状態の場合に、収容箱70の板片71,72を、奥側Y2に向けて立ち上げて箱状にされた状態である。
また、図3に示すように、陳列棚1の収容状態は、陳列棚1が折り畳み状態の場合に、収容箱70の板片71,72が反対側に折り返されることにより、背板10、側板20、背板−側板接続部30、棚受40、棚板60、表示板80等が収容された状態である。
なお、収容箱70の形態は、たとう式に限定されず、上記機能を奏する形態であればよい。
図1に示すように、表示板80は、販売促進品、商品等の宣伝、説明等が印刷された板材である。
表示板80の下端は、背板10の取り付け穴15に挿入するための突出部85を備える。
表示板80は、陳列棚1の仕様に応じて用意して、取り付ければよい。図1(A)以外の図面では、表示板80の図示を省略した。
(組み立て状態の維持)
陳列棚1は、以下の作用によって、組み立て状態を安定して維持できる。
図4(A)に示すように、棚受40は、ゴム50によって左右方向Xの内側に付勢されることにより、開状態を維持できる。
図2(A)に示すように、棚受40が付勢されることにより、左右の側板20は、左右方向Xの内側に付勢される。
これにより、左右の側板20は、棚板60の左辺部及び右辺部に当接して、開状態を安定して維持できる。
棚板60は、棚受40上に配置され、また、左右の側板20によって左右方向Xの内側に押し付けられることにより、開状態を維持される。
これに加えて、棚板60の爪部63は、側板20の穴部23に挿入されている。このため、棚板60は、開状態の位置にロックされた状態となる。これにより、棚板60は、より安定して開状態を維持される。
(棚板60に加わる荷重を受ける構成)
陳列棚1が、棚板60に加わる荷重を受ける構成を説明する。
図4に示すように、棚板60は、棚受40に当接し、また、背板10に対してヒンジ部H60によって接続されている。これにより、棚板60に加わる荷重F1は、主に、棚受40を介して側板20が受け、また、ヒンジ部H60を介して背板10が受ける。
ここでは、棚受40に関する構成について説明する。
前述したように、棚受40は、ゴム50によって、開状態を維持される。また、棚受40と棚板60とは、面接触しているので、棚受40が棚板60を受ける面積は大きい。
このため、棚受40は、棚板60に荷重F1に加わった場合に、棚板60の一部が大きく窪んだりすることを抑制できる。このように、棚受40は、棚板60の上面に加わる荷重F1を安定して受けることができる。
また、陳列棚1は、棚板60に加わる荷重F1を、上記に加えて以下の作用によっても、受ける。
(1)図4(A)に示すように、棚受40は、ストッパ(棚受40の板材の先端41a等)によって、開状態を維持される。このため、棚板60に荷重F1が加わった場合に、棚受40は、下側Z1に回転することを抑制される。
(2)棚板60の爪部63は、側板20の穴部23に挿入されている。側板20の穴部23の縁部23aは、棚板60に加わる荷重F1を、爪部63から棚受40の板材を介して受ける。なお、側板20が内側に付勢されることにより、爪部63は、穴部23から抜けることを抑制される。このため、棚板60は、開状態の位置に、確実に保持される。
これにより、陳列棚1は、棚板60に加わる荷重F1をより安定して受けることができるので、耐荷重を向上できる。
また、棚受40の面が水平面に配置されることにより、棚板60の下側Z1は、手前側Y1に大きく開口したスペースを確保できる。このため、陳列棚1は、店舗等での陳列時において、このスペースを有効に利用できる。
(陳列状態から収容状態への変形)
陳列棚1を陳列状態から収容状態に変形させるには、作業者は、以下の工程に従えばよい。
最初に、作業者は、陳列棚1を陳列状態(組み立て状態)から折り畳み状態へと変形させる。
(1)図1(A)に示す組み立て状態において、左右の側板20を、棚板60の爪部63が穴部23から抜ける程度に、左右方向Xの外側に開く。
(2)図2(A)に示すように、棚板60を、開状態から閉状態へと変形させる。これにより、棚板60及び背板10が密着した状態になる。
(3)図2(B)に示すように、棚受40を、開状態から閉状態へと変形させる。これにより、棚受40及び側板20が密着した状態になる。
(4)図3(A)に示すように、側板20を、開状態から閉状態へと変形させる。これにより、側板20及び背板10が重なった状態になる。
以上により、陳列棚1は、折り畳み状態に変形する。
(5)次に、図3(A)、図3(B)に示すように、収容箱70の上下の片71を手前側Y1に折り返した後、左右の各片72を手前側Y1に折り返して閉じ、ロック片72aをロック孔72bに挿入する。
これにより、陳列棚1は、収容状態に変形する。
このように、陳列状態(組み立て状態)の陳列棚1を折り畳み状態、収容状態へと変形する作業は、容易である。
また、陳列棚1は、収容箱70に収容されることにより、保管、輸送時等の取扱いが容易である。
(収容状態から陳列状態への変形)
作業者は、陳列棚1を、収容状態から陳列状態へと変形するには、上記(1)から(5)とは逆の工程に従えばよい。
すなわち、作業者は、収容箱70の各片71,72を奥側Y2に折り返して組み立てた後、順に、左右の側板20を開状態に変形し、棚受40を開状態に変形した後、棚板60を開状態に変形することにより、棚受40の上部に配置すればよい。
なお、作業者が左右の側板20を開状態に変形すると、ゴム50の付勢力によって、棚受40が自ら開状態に変形する。
棚板60を開状態に変形する工程では、棚板60の爪部63が側板20の穴部23に挿入される。この挿入された瞬間には、作業者は、「カチッ」といった感触(クリック感)がある。この感触によって、作業者は、棚板60が開状態に確実に配置され、陳列棚1が組み立てられたことを、確認できる。
このように、陳列棚1を組み立て状態、陳列状態へと変形する作業は、容易である。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚1は、組み立て、折り畳み等の作業が容易である。また、陳列棚1は、棚板60に加わる荷重を安定して受けることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図5は、第2実施形態の陳列棚201の斜視図である。
図5(A)は、陳列棚201の陳列状態(組み立て状態)を手前側Y1から見た図である。
図5(B)は、図5(A)の状態から、棚板60を閉状態に配置した状態である。
図6は、第2実施形態の陳列棚201の断面図(図5(A)の6−6部断面図)であり、側板20及び棚受40の接続部の近傍の構成を説明する図である。
図5に示すように、本実施形態の陳列棚201は、ゴムの代わりに、面ファスナ251,252(棚受保持部)を備える。
面ファスナ251は、棚受40の上面に接着されている。
面ファスナ252は、棚板60の下面に接着されている。
図6に示すように、組み立て状態において、面ファスナ251,252は、接合する。これにより、側板20及び棚板60間が、棚受40を介して接続される。
(組み立て状態の維持)
本実施形態の陳列棚201は、以下のように、組み立て状態を維持できる。
一方の側板20は、他方の側板20に対して、棚板60、面ファスナ251,252、棚受40を介して、接続される。これにより、左右の側板20は、相対的な位置決めがされるので、開状態を維持できる。
また、棚受40及び棚板60は、面ファスナ251,252によって接続された状態が維持されるので、開状態を維持できる。つまり、棚受40は、開状態に保持される。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚201は、面ファスナ251,252を用いることにより、組み立て状態を維持することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態の棚板60を開状態から閉状態に配置した斜視図である(図2(A)に相当する図)。
本実施形態の棚受340のヒンジ部H340の回転軸は、鉛直方向Zに平行である。このため、棚受340は、ヒンジ部H340回りに奥行方向Yに回転する。
組み立て状態では、棚板60は、棚受340の上端部343に配置される。これにより、棚受340は、棚板60に加わる荷重を、上端部343によって受けることができる。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚301は、棚受340を奥行方向Yに回転するようにしても、棚板60に加わる荷重を受けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、後述する変形形態等のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、棚板の上面は、水平面である例を示したが、これに限定されない。棚板の上面は、例えば、奥側に至る程、下側に至るように傾斜した形態でもよい。この形態は、棚受のヒンジ部をこの傾斜に平行になるように設け、棚受の上面を、開状態において、この傾斜に平行になるように配置すれば実現できる。この形態は、陳列物が、手前側から不意に落下することを抑制できる。
(2)実施形態において、棚板は1枚設けられた例を示したが、これに限定されない。棚板は、複数枚設けてもよい。
1,201,301 陳列棚
10 背板
20 側板
23 穴部
30 背板−側板接続部
33 爪収容穴
40,340 棚受
41a 先端
50 ゴム
60 棚板
63 爪部
70 収容箱
251,252 面ファスナ
H31,H32,H40,H60,H340 ヒンジ部

Claims (6)

  1. 背板と、
    前記背板の左辺部及び右辺部に閉状態及び開状態の間で回転可能に接続された側板と、
    左右の前記側板のそれぞれの内側の面に、閉状態及び開状態の間で回転可能に接続された板状の棚受と、
    陳列物が載置され、前記側板が開状態であり、前記棚受が開状態である状態において、前記棚受の上部に配置される棚板と、
    前記棚受を、開状態に保持する棚受保持部と、
    を備える陳列棚。
  2. 請求項1に記載の陳列棚において、
    前記棚受保持部は、左右の前記棚受を、内側に付勢する付勢部材を備えること、
    を特徴とする陳列棚。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の陳列棚において、
    前記棚受を、開状態から下側に回転しないように規制するストッパを備えること、
    を特徴とする陳列棚。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の陳列棚において、
    前記棚板は、左右方向の外側に突出した爪部を備え、
    前記側板は、前記爪部が挿入されることにより、前記棚板を開状態に保持する爪挿入穴を備えること、
    を特徴とする陳列棚。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の陳列棚において、
    前記棚板は、前記背板に回転可能に設けられていること、
    を特徴とする陳列棚。
  6. 請求項5に記載の陳列棚において、
    前記背板、前記側板、前記棚受、前記棚板は、前記棚板を閉状態に回転し、前記棚受を閉状態に回転し、前記側板を閉状態に回転することにより、折り畳み状態へと変形可能であり、
    前記背板の奥側に設けられた収容箱を備え、
    前記収容箱は、前記背板、前記側板、前記棚受、前記棚板が折り畳み状態へ変形した状態で、前記収容箱の各板片を反対側に折り返すことにより、前記背板、前記側板、前記棚受、前記棚板を収容すること、
    を特徴とする陳列棚。
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