JP6492538B2 - 陳列棚 - Google Patents

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JP6492538B2
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Description

本発明は、折り畳み可能な陳列棚に関するものである。
従来、折り畳んだ状態から、使用時に組み立てる陳列台等があった(例えば特許文献1)。
しかし、従来の陳列台等は、組み立て時には、多くの部品を組み合わせる必要があった。このため、従来の陳列台等は、組み立て作業が複雑であった。
特許第4286932号公報
本発明の課題は、組み立てが容易な陳列棚を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、組み立て状態及び折り畳み状態の間で変形し、左右にそれぞれ設けられた立壁板(20,220)と、左右の前記立壁板に設けられた棚板(40)とを備える陳列棚であって、左右の前記立壁板は、組み立て状態では開状態であり、折り畳み状態では閉状態になるように回転可能に接続部によって接続され、前記棚板は、左右の前記立壁板に対して回転可能に接続され、中央に棚板折部(H41)を有し、組み立て状態では平らに展開した開状態であり、前記立壁板が開状態から閉状態に変形することに連動して、前記立壁板に対して回転し、かつ、前記棚板折部で折れることにより、開状態から閉状態になり、前記立壁板の開状態を保持する立壁保持部(40,43,45,55,250)と、開状態の前記棚板に加わる荷重を支える棚支え部(50,250)とを備えること、を特徴とする陳列棚である。
・第2の発明は、第1の発明の陳列棚において、左右の前記立壁板(20,220)に取り付けられることにより、前記立壁板の開状態を保持する立壁保持部と、開状態の前記棚板(40)の下面に当接することにより、前記棚板に加わる荷重を支える棚支え部とを兼用する前面板部(50,250)を備えること、を特徴とする陳列棚である。
・第3の発明は、第2の発明の陳列棚において、前記前面板(50)は、左右の前記立壁板(20)に対して回転可能に接続されることにより、左右の前記立壁板に取り付けられ、中央に前面板折部(H51)を有し、組み立て状態では平らに展開した開状態であり、前記立壁板が開状態から閉状態に変形することに連動して、前記立壁板に対して回転し、かつ、前記前面板折部で折れることにより、開状態から閉状態になること、を特徴とする陳列棚である。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の陳列棚において、左右の前記立壁板(20,220)の開状態のなす角は、直角又はほぼ直角であること、を特徴とする陳列棚である。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の陳列棚において、左右の前記立壁板(20,220)のうち一方の奥側に設けられた収容箱(70)を備え、前記収容箱は、前記立壁板、前記棚板(40)が閉状態へ変形することによりこの陳列棚が折り畳み状態に変形した状態で、前記収容箱の各板片を反対側に折り返すことにより、前記立壁板、前記棚板を収容すること、を特徴とする陳列棚である。
本発明によれば、組み立てが容易な陳列棚を提供できる。
第1実施形態の陳列棚1の陳列状態の斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1の斜め上から見た斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1の斜め上から見た斜視図である。 第1実施形態の陳列棚1の組み立て状態の断面図である。 図4の断面図を模式的に示す図である。 第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、模式的に示す断面図である。 第2実施形態の陳列棚201の斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の陳列棚1の陳列状態の斜視図である。
図1(A)は、手前側Y1の斜め上から見た斜視図である。
図1(B)は、奥側Y2の斜め上から見た斜視図である。
図2、図3は、第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、手前側Y1の斜め上から見た斜視図である。
図2、図3は、便宜上、右側X2の立壁板20を動かさずに、陳列棚1を変形する態様を図示した。
図4は、第1実施形態の陳列棚1の組み立て状態の断面図である。
図4(A)は、上側Z2から見た断面図(図1(A)の4A−4A部を通る水平断面図)である。
図4(B)は、手前側Y1から見た断面図(図1(A)の4B−4B部を通る鉛直断面図)である。
図4(C)は、右側X2から見た断面図(図1(A)の4C−4C部を通る鉛直断面図)である。
図5は、図4の断面図を模式的に示す図である。
図6は、第1実施形態の陳列棚1を変形させる態様を、模式的に示す断面図である。
なお、図4から図6は、収容箱の図示を省略した。
図5、図6は、各板材、ヒンジ部の構成を、模式的に示した。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系は、図1(A)に示すように、陳列棚1を手前側Y1から見た状態を基準にして、鉛直方向Z、左右方向X、奥行方向Yを表す。左右方向X、奥行方向Yは、水平方向の座標軸である。
なお、実施形態では、陳列棚1の主要部(立壁板20、立壁接続部30、棚板40、前面板50)が組み立てられた状態を組み立て状態(図1の状態)という。また、主要部が折り畳まれた状態を折り畳み状態(図2(B)の状態)という。主要部の構成は、左右対称である。
さらに、陳列棚1の陳列時の状態であり、組み立て状態において主要部の右奥側(右側X2の立壁板20片の奥側Y2)で収容箱70が組み立てられた状態を陳列状態(図1の状態)という。また、陳列棚1の収容時の状態であり、折り畳み状態において、主要部の左手前(右側X2の立壁板20片の手前側Y1)に向けて収容箱70が組み立てられ、主要部が収容箱70に収容された状態を収容状態(図3(B)の状態)という。
陳列棚1は、例えば、店舗等において、商品の販売促進、販売等に利用される。棚板40には、陳列物である販売促進品、商品等が載置される。陳列棚1は、例えば店舗内の壁と壁とが交差するコーナ部分等に設置される。
(陳列棚1の構成)
図1に示すように、陳列棚1は、左右の立壁板20、立壁接続部30、棚板40、前面板50、収容箱70、表示板80を備える。
これらの部材は、それぞれ、ケント紙、段ボール等の板材単体、又はこれらの板材を複数貼り合わせたりして形成される。
立壁板20、立壁接続部30、棚板40、前面板50、収容箱70は、これらの部材間が接着されることにより、一体構造に形成されている。
鉛直方向Zにおいて、立壁板20、立壁接続部30、収容箱70の長さは、等しい。また、立壁板20、立壁接続部30、前面板50、収容箱70の底部の位置は、等しい。これらの底部が設置面に接地することにより、陳列棚1は、設置面に設置される。
図1、図5に示すように、各部材間は、以下のように、ヒンジ部によって、回転可能である。
左右の立壁板20間は、立壁接続部30によって接続されており、立壁接続部30のヒンジ部H30によって回転可能である。
棚板40及び立壁板20間は、ヒンジ部H40によって回転可能である。
棚板40は、ヒンジ部H41(棚板折部)によって、2つ折りに折り畳み可能である。
棚板40及び接合片43間は、ヒンジ部H42によって回転可能である。
前面板50及び立壁板20間は、ヒンジ部H50によって回転可能である。
前面板50は、ヒンジ部H51(前面板折部)によって、2つ折りに折り畳み可能である。
なお、実施形態では、ヒンジ部は、例えば、段ボールに設けられた押罫等によって形成される。
構成部材の詳細について説明する。
図1に示すように、左右の立壁板20、立壁接続部30は、鉛直方向Zに細長い長方形の板材である。
左右の立壁板20、立壁接続部30は、複数の板材を接着することによりこれら全体を形成してもよく、又は1枚の板材を折り加工等することによりこれら全体を1枚の板材から形成してもよい。
左右の立壁板20は、鉛直方向Zに直立した板材である。左右の立壁板20は、それぞれ、陳列棚1の左奥の奥壁、右奥の奥壁を形成する部分である。
図4(B)に示すように、立壁板20は、穴部23を備える。
ここで、立壁板20は、板材を折り加工することにより、2枚構成又は中空の構成になっている。
穴部23は、立壁板20の内側の板材に設けられた開口である。穴部23は、奥行方向Yに細長い。穴部23は、棚板40を取り付けるための取り付け穴である。
図1に示すように、立壁接続部30の左右の辺部は、それぞれ左右の立壁板20の奥側Y2の辺部に接続されている。この接続部分は、ヒンジ部H30である。ヒンジ部H30の回転軸は、鉛直方向Zに平行である。
左側X1のヒンジ部H30は、左側X1の立壁板20及び立壁接続部30間を回転可能に接続する。
右側X2のヒンジ部H30は、右側X2の立壁板20及び立壁接続部30間を回転可能に接続する。
これにより、左右の立壁板20は、ヒンジ部H30によって、開状態(図1(A)の状態)及び閉状態(図2(B)の状態)の間で回転可能である。
左右の立壁板20は、組み立て状態では開状態であり、また、折り畳み状態では閉状態である。
開状態において、左右の立壁板20のなす角は、直角又はほぼ直角である。これにより、陳列棚1は、店舗のコーナ部分等に設置することができる。
また、閉状態において、左右の立壁板20は、2つ折りの状態に畳まれる(図2(B)参照)。
図2(B)に示すように、立壁接続部30の短辺部の長さL30は、折り畳み状態において、棚板40、前面板50等の厚さを吸収できる程度である。このため、この長さL30は、立壁板20の各辺部の長さに比べると十分に小さい。
図1に示すように、棚板40は、陳列物が載置される部材である。
棚板40は、左右の立壁板20に取り付けられている。
棚板40を鉛直方向Zから見た形状は、ほぼ直角二等辺三角形である。
棚板40の本体である左部分40a及び右部分40bは、ヒンジ部H41で接続されている。ヒンジ部H41の回転軸は、棚板40の中央に設けられており、また、直角二等辺三角形の対称軸と同軸である。ヒンジ部H41の回転軸は、組み立て状態では、奥行方向Yに平行である。
図1、図4に示すように、棚板40には、取り付け片42、接合片43が接続されている。
取り付け片42は、棚板40の斜辺部に対して、ヒンジ部H40によって接続されている。ヒンジ部H40の回転軸は、立壁板20の面に平行な軸であり、かつ、水平方向の軸である。
取り付け片42が立壁板20の穴部23(図4(B)参照)に挿入されることにより、棚板40は、立壁板20に取り付けられる。取り付け片42及び立壁板20間は、必要に応じて接着してもよい。
これにより、棚板40は、開状態(図1(A)の状態)及び閉状態(図2(B)の状態)の間で、ヒンジ部H40回りに回転可能に、立壁板20に対して接続される。
組み立て状態では、棚板40は、平らに展開した開状態である。また、開状態では、棚板40の表裏面が、鉛直方向Zを向く。つまり、開状態では、棚板40の上面は、水平面である。
折り畳み状態では、棚板40は、ヒンジ部H41で2つ折りにされた閉状態である。
接合片43は、棚板40を前面板50に着脱可能に接合するための部分である。接合片43の内側の面には、面ファスナ45が接着されている。
接合片43は、棚板40の長辺部(手前側Y1の辺部)に対して、ヒンジ部H42によって接続されている。ヒンジ部H42の回転軸は、組み立て状態では、左右方向Xに平行である。
また、前述した棚板40のヒンジ部H41は、棚板40から接合片43まで延長して設けられている。
図1、図4に示すように、前面板50は、棚板40の下側Z1であって、左右の立壁板20のほぼ先端の間を、接続するように配置されている。
前面板50は、棚板40を受ける板状の部材である。つまり、前面板50は、棚板40を、棚板40の下面から受ける。
前面板50の本体である左部分50a及び右部分50bは、ヒンジ部H51で接続されている。ヒンジ部H51の回転軸は、鉛直方向Zに平行であり、前面板50の中央に設けられている。
前面板50は、面ファスナ55を備える。
面ファスナ55は、前述した接合片43の面ファスナ45に接合する部材である。
前面板50は、取り付け片52が接続されている。
取り付け片52は、前面板50に対して、ヒンジ部H50によって接続されている。ヒンジ部H50の回転軸は、鉛直方向Zに平行である。
取り付け片52が立壁板20の内側の面に接着されることにより、前面板50は、立壁板20に取り付けられる。
これにより、前面板50は、開状態(図1(A)の状態)及び閉状態(図2(B)の状態)の間で、ヒンジ部H50回りに回転可能に接続される。
組み立て状態では、前面板50は、平らに展開した開状態である。
折り畳み状態では、棚板40は、ヒンジ部H51で2つ折りにされた閉状態である。
図3に示すように、収容箱70の形態は、たとう式(やっこ式とも呼ぶ)である。すなわち、収容箱70は、底板75の4辺部に接続された4つの板片71,72を立ち上げて、収容物を包むようにして折り曲げて、収容する形態である。
図1に示すように、収容箱70の底板75は、右側X2の立壁板20の奥側Y2の面に接着されている。
陳列棚1の陳列状態は、陳列棚1が組み立て状態の場合に、収容箱70の板片71,72を、右側X2の立壁板20の奥側Y2に向けて立ち上げて箱状にされた状態である。
また、図3に示すように、陳列棚1の収容状態は、陳列棚1が折り畳み状態の場合に、収容箱70の板片71,72を反対側に折り返すことにより、立壁板20、棚板40、前面板50、表示板80等が収容された状態である。
なお、収容箱70の形態は、たとう式に限定されず、上記機能を奏する形態であればよい。
図1の二点鎖線内に示すように、表示板80は、販売促進品、商品等の宣伝、説明等が印刷された板材である。
表示板80の下端は、立壁板20の取り付け穴25に挿入するための突出部85を備える。
表示板80は、陳列棚1の仕様に応じて用意して、取り付ければよい。図1以外の図面では、表示板80及び取り付け穴25の図示を省略した。
(組み立て状態の維持)
陳列棚1は、以下の作用によって、組み立て状態を安定して維持できる。
図1、図4に示すように、組み立て状態では、接合片43は、棚板40に対して直角に折られた状態で、前面板50に対して面ファスナ45,55によって接着している。このため、接合片43は、この折られた状態を安定して維持できる。
これにより、棚板40は、ヒンジ部H41で折れることなく、平らに展開した開状態を維持できる。同様に、前面板50は、ヒンジ部H51で折れることなく、平らに展開した開状態を安定して維持できる。
また、左右の立壁板20は、棚板40、接合片43、前面板50が突っ張りになることによって、開状態の開角度からさらに閉方向及び開方向に回転しないように規制される。つまり、棚板40、接合片43、面ファスナ45,55、前面板50は、立壁板20の開状態を維持(保持)する立壁保持部として機能する。
このように、陳列棚1は、組み立て状態を安定して維持できる。
(棚板40に加わる荷重を受ける構成)
陳列棚1が、棚板40に加わる荷重を受ける構成を説明する。
図4に示すように、棚板40は、左右の立壁板20に対してヒンジ部H40によって接続され(図4(B)参照)、また、下面のうち手前側Y1の部分が、前面板50の上縁部に当接する(図4(C)参照)。
これにより、棚板40に加わる荷重F1は、主に、ヒンジ部H40を介して立壁板20が受け、また、棚板40の下面から前面板50が受ける。このため、陳列棚1は、棚板40の3つの辺部の全てで、棚板40に加わる荷重F1を受けることができる。
さらに、棚板40は、前面板50の上縁部に当接することにより、棚板40の手前側Y1の部分では、ヒンジ部H41回りに回転しないように規制される。
これにより、陳列棚1は、棚板40の上面に加わる荷重F1を安定して受けることができる。
また、前面板50は、前述した立壁板20の開状態を保持する立壁保持部と、棚板40に加わる荷重F1を支える棚支え部とを兼用できる。
(陳列状態から収容状態への変形)
陳列棚1を陳列状態から収容状態に変形させるには、作業者は、以下の工程に従えばよい。
最初に、作業者は、陳列棚1を陳列状態(組み立て状態)から折り畳み状態へと変形させる。
(1)図1(A)、図5に示す組み立て状態において、面ファスナ45,55を離間させる。その後、接合片43及び棚板40が同一面となるように、接合片43をヒンジ部H42回りに回転する(図5(C)に示す矢印A43参照)。
(2)図1(A)、図5に示すように、左右の立壁板20を、ヒンジ部H30回りに回転して、左右方向Xの内側に閉じる(図1(A)、図5に示す矢印A20参照)。
図2(A)、図6に示すように、立壁板20の回転に連動して、棚板40の各部分40a,40bは、立壁板20に対してヒンジ部H40回りに回転し、かつ、ヒンジ部H41回りに折れるように回転する。
なお、この場合に、接合片43は、棚板40と一体になって、ヒンジ部H41回りに折れる(図2(A)参照)。また、ヒンジ部H41の回転軸自体が、鉛直方向Zに回転する(図6(C)に示す矢印A41参照)。
同様に、立壁板20の回転に連動して、前面板50の各部分50a,50bは、立壁板20に対してヒンジ部H50回りに回転し、かつ、ヒンジ部H51回りに折れるように回転する。
(3)図2(B)に示すように、左右の立壁板20が閉状態まで変形すると、棚板40がヒンジ部H41で2つに折りにされた閉状態に変形し、また、前面板50がヒンジ部H51で2つに折りにされた閉状態に変形する。棚板40、前面板50は、左右の立壁板20に挟まれた状態である。
以上により、陳列棚1は、折り畳み状態に変形する。
(4)次に、図3(A)、図3(B)に示すように、収容箱70の上下の片71を立壁板20の手前側Y1に折り返した後、左右の各片72を立壁板20の手前側Y1に折り返して閉じ、ロック片72aをロック孔72bに挿入する。
これにより、陳列棚1は、収容状態に変形する。
このように、陳列状態(組み立て状態)の陳列棚1を折り畳み状態、収容状態へと変形する作業は、容易である。
また、陳列棚1は、収容箱70に収容されることにより、保管、輸送時等の取扱いが容易である。
(収容状態から陳列状態への変形)
作業者は、陳列棚1を、収容状態から陳列状態へと変形するには、上記(1)から(4)とは逆の工程に従えばよい。
すなわち、作業者は、収容箱70の各片71,72を立壁板20の奥側Y2に折り返して組み立てた後、左右の立壁板20をヒンジ部H30回りに開くように回転することにより、開状態に変形すればよい。立壁板20の回転に連動して、棚板40、前面板50は、開状態に変形する。その後、接合片43及び前面板50を、面ファスナ45,55で接合する。これにより、陳列棚1は、組み立て状態、陳列状態に変形する。
このように、陳列棚1を組み立て状態、陳列状態へと変形する作業は、容易である。
以上説明したように、本実施形態の陳列棚1は、組み立て、折り畳み等の作業が容易である。また、陳列棚1は、棚板40に加わる荷重を安定して受けることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図7は、第2実施形態の陳列棚201の斜視図である。
本実施形態の陳列棚201は、前面板250を、立壁板220等からなる本体部に対して、着脱可能にしたものである。
前面板250の着脱は、立壁板220に設けられた面ファスナ226と、前面板250に設けられた面ファスナ256との接合によって行う。
このため、前面板250は、ヒンジ部等が設けられていない。また、前面板250は、面ファスナ256が接着された取り付け片253を備える。
前面板250を本体部に取り付ける場合には、面ファスナ226,256を接合し(矢印A255参照)、その後、棚板40の接合片43の面ファスナ45と前面板250の面ファスナ55とを接合すればよい(矢印A45参照)。
なお、本体部の折り畳み、組み立て工程等は、第1実施形態と同様であり、その作業は、容易である。
上記構成によっても、第1実施形態と同様に、陳列棚201の棚板40、接合片43、面ファスナ45,55、前面板250は、立壁板220の開状態を維持(保持)できる。
また、第1実施形態と同様に、陳列棚201は、棚板40の3つの辺部の全てで、棚板40に加わる荷重を受けることができる。さらに、前面板250は、立壁板220の開状態を保持する立壁保持部と、棚板40に加わる荷重を支える棚支え部とを兼用できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、後述する変形形態等のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、棚板本体の上面は、水平面である例を示したが、これに限定されない。棚板本体の上面は、例えば、奥側に至る程、下側に至るように傾斜した形態でもよい。この形態は、棚受のヒンジ部をこの傾斜に平行になるように設ければ実現できる。この形態は、陳列物が、手前側から不意に落下することを抑制できる。
(2)実施形態において、棚板は、1枚設けられた例を示したが、これに限定されない。棚板は、複数枚設けてもよい。
1,201 陳列棚
20,220 立壁板,立壁板
30 立壁接続部
40 棚板
43 接合片
45,55,226,256 面ファスナ
50,250 前面板
70 収容箱

Claims (4)

  1. 組み立て状態及び折り畳み状態の間で変形し、
    左右にそれぞれ設けられた立壁板と、
    左右の前記立壁板に設けられた棚板とを備える陳列棚であって、
    左右の前記立壁板は、
    組み立て状態では開状態であり、
    折り畳み状態では閉状態になるように回転可能に接続部によって接続され、
    前記棚板は、
    左右の前記立壁板に対して回転可能に接続され、
    中央に棚板折部を有し、
    組み立て状態では平らに展開した開状態であり、
    前記立壁板が開状態から閉状態に変形することに連動して、前記立壁板に対して回転し、かつ、前記棚板折部で折れることにより、開状態から閉状態になり、
    前記陳列棚は、
    開状態の前記棚板の手前側の下面に当接することにより、開状態の前記棚板に加わる荷重を支える棚支え部と
    前記棚板の手前側の辺部に接続され、前記棚支え部と当接する接合片と、
    前記接合片と前記棚支え部とを着脱自在に接合する接合手段と、を備えること、
    を特徴とする陳列棚。
  2. 請求項に記載の陳列棚において、
    前記棚支え部は、
    左右の前記立壁板に対して回転可能に接続されることにより、左右の前記立壁板に取り付けられ、
    中央に前面板折部を有し、
    組み立て状態では平らに展開した開状態であり、
    前記立壁板が開状態から閉状態に変形することに連動して、前記立壁板に対して回転し、かつ、前記前面板折部で折れることにより、開状態から閉状態になること、
    を特徴とする陳列棚。
  3. 請求項1又は請求項に記載の陳列棚において、
    左右の前記立壁板の開状態のなす角は、直角又はほぼ直角であること、
    を特徴とする陳列棚。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載の陳列棚において、
    左右の前記立壁板のうち一方の奥側に設けられた収容箱を備え、
    前記収容箱は、前記立壁板、前記棚板が閉状態へ変形することによりこの陳列棚が折り畳み状態に変形した状態で、前記収容箱の各板片を反対側に折り返すことにより、前記立壁板、前記棚板を収容すること、
    を特徴とする陳列棚。
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