JP2018182046A - 配線基板と部品内蔵基板およびその製造方法 - Google Patents

配線基板と部品内蔵基板およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電子部品を配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を、簡素な製造工程で提供することを目的とする。【解決手段】本発明の配線基板は、層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備えた穴部が形成され、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する。本発明の部品内蔵基板の製造方法は、層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備え、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する穴部を形成し、前記内面で部品を係止して前記穴部内に内蔵し、前記部品を前記電極に接続する。【選択図】 図1

Description

本発明は、配線基板の内層に電子部品を内蔵する配線基板技術に関する。
近年、電子機器が小型化し、電子機器に搭載するプリント配線基板の電子部品の実装の高密度化が進展すると共に、電子部品をプリント配線基板に内蔵した電子部品内蔵基板が用いられるようになってきている。プリント配線基板に内蔵される電子部品は、主に表面実装型のチップ部品であり、チップ抵抗、チップコンデンサ、チップコイル等がある。電子部品内蔵基板の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1によれば、基板の厚み方向に貫いた孔部に電子部品を収容する電子部品収容基板において、電子部品の両端部に設けられた電極に対向する一対の電極部を、孔部の基板の表面側と裏面側とに設けて、電子部品の電極に電気的に接続することができる。
特開2008−277568号公報
特許文献1の構造の場合、孔部に収容された電子部品の上下の面は、配線基板の表面と裏面に露出している。特許文献1の方法で、電子部品をプリント配線基板の表裏面から奥まった内層に内蔵しようとした場合、電子部品を実装した配線基板を製造する通常の工程に加えて、電子部品を配線基板の内層に内蔵する工程が別途必要となるため、製造工程が複雑化している。
電子部品をプリント配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を製造する工程を、レーザビアを用いる場合と、リフローはんだを用いる場合とで、以下に説明する。
図9は、レーザビアを用いる場合の工程を示す。まず、工程A01では、絶縁材層の両面に銅箔が貼られたコア材に、電子部品を実装する部分をくり抜く。次に、工程A02では、くり抜かれた部分に電子部品を載置する。次に、工程A03では、電子部品を載置した層に表面に銅箔を貼った絶縁材層を1層だけ積層し、レーザ光線を用いて積層した銅箔と絶縁材層に穴を開け、当該穴に銅などのめっきを施してレーザビアを形成する。このレーザビアにより、電子部品の電極と内層の配線とを接続することができる。
次に、工程A04では、銅箔をエッチングすることにより、内層の配線を形成する。さらに、工程A05では、絶縁材層の積層と、絶縁材層表面に貼られた銅箔のエッチングによる配線の形成とを繰り返して、所望の積層数を有する配線基板を作製する。次に、工程A06では、貫通ビアを形成するために、基板にドリルで貫通穴を形成する。次に、工程A07では、貫通穴の内側面に銅などのめっきを施して貫通ビアを形成し、さらに、表面の銅箔をエッチングして外層の配線を形成する。最後に、工程A08では、電子部品をリフローはんだ付けにより表面実装する。
また、図10は、リフローはんだを用いる場合の工程を示す。まず、工程B01では、絶縁材層の両面に銅箔が貼られたコア材に、銅箔をエッチングすることによって内層配線を形成する。次に、工程B02では、プリント配線基板の内層に内蔵する電子部品を、リフローはんだ付けで実装する。次に、工程B03では、絶縁材層の積層と、絶縁材層表面に貼られた銅箔のエッチングによる配線の形成とを繰り返して、所望の積層数を有する配線基板を作製する。
次に、工程B04では、貫通ビアを形成するために、基板にドリルで貫通穴を形成する。次に、工程B05では、貫通穴の内側面に銅などのめっきを施して貫通ビアを形成し、さらに、表面の銅箔をエッチングして外層の配線を形成する。最後に、工程B06では、電子部品をリフローはんだ付けにより表面実装する。
以上の図9や図10の工程で説明したように、電子部品をプリント配線基板の内層に内蔵しようとした場合、電子部品を配線基板の内層に内蔵するための工程が別途必要となるために、製造工程が複雑化している。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子部品を配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を、簡素な製造工程で提供することにある。
本発明の配線基板は、層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備えた穴部が形成され、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する。
本発明の部品内蔵基板は、層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備えた穴部が形成され、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する配線基板と、前記内面で係止されている部品と、を有する。
本発明の配線基板の製造方法は、層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備え、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する穴部を形成し、前記内面で部品を係止して前記穴部内に内蔵し、前記部品を前記電極に接続する。
本発明によれば、電子部品を配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を、簡素な製造工程で提供することができる。
本発明の第1の実施形態の配線基板の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の製造方法(貫通穴の形成)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の別の製造方法(貫通穴の形成)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の製造方法(電極の形成)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の部品内蔵基板の製造方法を説明するためのイメージ図である。 本発明の第2の実施形態の部品内蔵基板の製造方法(電子部品の実装)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の別の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の別の構成を示す図である。 電子部品内蔵基板の既知の製造方法を説明するための図である。 電子部品内蔵基板の既知の別の製造方法を説明するための図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の配線基板の構成を示す図である。図1では、本実施形態の配線基板1の上面図およびZ−Z’断面図を示している。配線基板1は、層状の絶縁材11の表面12の開口部13から厚み方向に向かって、内面14に電極15を備えた穴部16が形成され、前記内面14の前記表面12への正射影17が前記開口部13と共通部分を有する。
配線基板1によれば、電子部品を配線基板1の内層に内蔵する際に、穴部16に挿入された電子部品が、正射影17の開口部13との共通部分に対応する内面14で係止される。これにより、内層に内蔵される電子部品の電極を接続するはんだのリフローを、表面に実装される電子部品の電極を接続するはんだのリフローと同時に行うことができる。これにより、配線基板1に電子部品を実装する製造工程が簡素化される。
以上のように、本実施形態によれば、電子部品を配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を、簡素な製造工程で提供することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態の配線基板の構成を示す図である。図2では、本実施形態の配線基板2のB−B’平面図およびA−A’断面図を示している。
配線基板2は、複数の絶縁材層21と、各絶縁材層21の表面に設けられた配線24と、複数の絶縁材層21を貫通して設けられた貫通ビア22a、22bと、を有する多層配線基板である。なお、図2では、5層の絶縁材層21の積層からなる配線基板を示しているが、層数は5層には限定されない。絶縁材層21の層数は所望の任意の層数とすることができ、1層だけとすることもできる。
貫通ビア22aは、テーパ面を有する係止部23を介して大きい内径を有する部分と小さい内径を有する部分とを有し、絶縁材層21の積層を貫通している。係止部23は、電子部品25aを配線基板2の内層に内蔵するために、貫通ビア22aに電子部品25aを挿入したときに、電子部品25aを係止することができる。また、貫通ビア22aに電子部品25aを挿入したときに、貫通ビア22aの大きい内径を有する部分では電子部品25aが通過でき、小さい内径を有する部分では電子部品25aが通過できない。
貫通ビア22aは、電子部品25aが係止部23で係止された状態で、電子部品25aが有する電極26a及び電極26bと各々接続する、上部電極27a及び下部電極27bを有する。上部電極27a及び下部電極27bは各々、はんだ28a及びはんだ28bで電極26a及び電極26bと接続する。上部電極27a及び下部電極27bはまた、貫通ビア22aの周辺の所定の配線24に各々接続している。
なお、貫通ビア22aは、必ずしも全ての絶縁材層21を貫通している必要はない。配線基板2は、複数の絶縁材層21を貫通した貫通ビア22aを有し、さらに、貫通ビア22aが貫通していない絶縁材層21を有していてもよい。
配線基板2は、貫通ビア22aとともに、通常の貫通ビア22bを有することができる。通常の貫通ビア22bとは、ビアの内径が一定であるビアを含む。また、配線基板2は、表層の電極を含む配線24ではんだ28cを介して電子部品25bと接続して、電子部品25bを表面実装することができる。
配線基板2に内蔵する電子部品25aは、主に表面実装型のチップ部品を有し、チップ抵抗、チップコンデンサ、チップコイル、チップダイオード等とすることができる。また、IC(Integrated Circuit)等の半導体部品とすることもできる。電子部品25aは以上には限定されない。また、配線基板2に表面実装する電子部品25bは、各種半導体部品や抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオードなどの電子部品全般とすることができる。
図3は、本実施形態の配線基板2の製造方法を説明するための図である。まず、工程S01では、絶縁材層21表面に貼られた銅箔をエッチングして、内層の配線24を形成する。次に、工程S02では、配線24が形成された絶縁材層21を積層して、所望の層数を有する配線基板を形成する。
次に、工程S03では、貫通ビアを形成するために、基板にドリルで貫通穴29a、29bを形成する。貫通穴は、電子部品を内蔵する係止部23を有する貫通ビア22aを形成するための貫通穴29aや、通常の貫通ビア22bを形成するための貫通穴29bを含む。ドリルにより貫通穴を形成する工程の詳細は、図4A及び図4Bを用いて後述する。
次に、工程S04では、貫通穴29a、29bの内側面にめっきにより銅などの導電層を形成する。この導電層を用いて、貫通ビア22aでは、内蔵される電子部品25aの電極26a及び電極26bに対応する上部電極27a及び下部電極27bを分離させて形成する。上部電極27a及び下部電極27bを形成する工程の詳細は、図5を用いて後述する。工程S04では、さらに表面の銅箔をエッチングして外層の配線24を形成する。
最後に、工程S05では、配線基板2の内部に実装する電子部品25aと、配線基板2の表面に実装する電子部品25bとを、はんだのリフローにより同時に実装する。電子部品25a、25bを実装する工程の詳細は、図6及び図7を用いて後述する。
図4Aは、配線基板2の工程S03の、貫通穴29a、29bを形成する方法を説明するための図である。まず、工程S03aでは、工程S02で形成された配線基板に、貫通穴29a、29bを開けるために、所定の径のドリルを貫通させる。工程S03bでは、貫通させたドリルを引き抜いて貫通穴とする。ここで、通常の貫通ビア22bを形成するための貫通穴29bは完成とする。
次に、工程S03cでは、電子部品25aを内蔵する貫通ビア22aとする貫通穴29aを形成するために、工程S03aで用いたドリルよりも大きい所定の径を有するドリルで、係止部23に対応したテーパ面の深さまで穴径を拡大する。このとき、大きい径を有するドリルの先端形状によって、テーパ面が形成される。工程S03dでは、大きい径を有するドリルを引き抜き、貫通ビア22aを形成するための貫通穴29aを完成とする。
図4Aの方法によれば、通常の貫通穴を形成する工程に、係止部23に対応したテーパ面の深さまで穴径を拡大する工程を追加するだけで、貫通穴29aを形成することができる。
図4Bは、配線基板2の工程S03の、貫通穴29a、29bを形成する別の方法を説明するための図である。工程S03a’では、工程S02で形成された配線基板に、貫通穴29a、29bを開けるために、各々ドリルを貫通させる。このとき、貫通穴29bに対しては所定の径のドリルを貫通させる。また、貫通穴29aに対しては、所定の小さい径のドリルと所定の大きい径のドリルとが、係止部23のテーパ面に対応したテーパ部を介して一体化されたドリルを、貫通させる。このとき、ドリルのテーパ部の配線基板2の表面からの深さを、係止部23のテーパ面に対応する深さとすることで、係止部23のテーパ面が形成される。
工程S03b’では、それぞれのドリルを引き抜いて、貫通ビア22a、22bを形成するための貫通穴29a、29bを完成とする。図4Bの方法によれば、図4Aの方法の更なる簡素化が可能である。
なお、貫通穴29a、29bは、配線基板2の厚さ方向、すなわち配線基板2の表面に対して垂直に形成されるが、これには限定されない。貫通穴29a、29bは、配線基板2の表面に対して垂直な方向から傾きを有していてもよい。
図5は、配線基板2の工程S04の、貫通ビア22aの上部電極27a及び下部電極27bを形成する方法を説明するための図である。工程S04aでは、貫通穴29a、29bの内側面にめっきにより銅などの導電層を形成する。工程S04bでは、貫通ビア22aの導電層から上部電極27a及び下部電極27bを残し、これら以外の部分、すなわち上部電極27aと下部電極27bの間の部分を、回転するヤスリなどで削り取る。これにより、上部電極27aと下部電極27bを電気的に分離させて形成することができる。
図6は、本実施形態の部品内蔵基板の製造方法を説明するためのイメージ図である。本実施形態の部品内蔵基板では、配線基板2の内部に実装する電子部品25aと、配線基板2の表面に実装する電子部品25bとを、配線基板2の外部から同時に実装することができる。
図7は、本実施形態の部品内蔵基板の電子部品25a、25bを実装する方法を説明するための図である。まず、工程S05aでは、配線基板2の表面の配線24の一部分である電極に、表面実装する電子部品25bの電極に対応したはんだ28eのパタンを形成する。また、電子部品25aと、電子部品25aの電極26a、26bを貫通ビア22aの上部電極27a及び下部電極27bに接続するはんだ28a、28bと、電極ごとにはんだ28dが形成された電子部品25bとを、準備する。
工程S05bでは、まず、貫通ビア22aに、はんだ28b、電子部品25a、はんだ28aの順に挿入する。はんだ28bは係止部23であるテーパ面に留まる。さらに、はんだ28bの上に電子部品25aとはんだ28aが留まる。次に、電子部品25bを、はんだ28dをはんだ28eに対応させて載置する。
工程S05cでは、はんだ28a、28b、28d、28eを同時にリフローする。これにより、電子部品25aの電極26a、26bを、リフロー後のはんだ28a、28bで貫通ビア22aの上部電極27a及び下部電極27bに接続する。同時に、電子部品25bをリフロー後のはんだ28cで配線24に接続する。電子部品25aは、係止部23であるテーパ面に係止され、配線基板2の内部に内蔵される。
図8A及び図8Bは、本実施形態の配線基板の別の構成を示す図である。配線基板2の、内蔵する電子部品25aを係止する係止部23の形状は、図2に示すようなテーパ面形状には限定されない。係止部23は電子部品25aを係止することのできる形状であればよい。
例えば、図8Aに示すように、係止部23cの形状は、貫通ビア22cの内径の大きい部分を座ぐって形成した際の座ぐり面であってもよい。図8Aの構造は、図4Aで示した大きい径を有するドリルの先端形状を、図4Aのようなテーパ形状ではなく平らな形状として、所定の深さまで穴径を拡大することによって形成される。また、図8Aの構造は、図4Bで示した小さい径のドリルと大きい径のドリルとの接続を、図4Bのようなテーパ形状ではなく段差状とすることで形成される。
また、図8Bに示すように、係止部23dは、貫通ビア22dの内側面に設けられた突起(凸部)であってもよい。図8Bの構造は、例えば、まず、図4Aで示した小さい径を有するドリルで形成した小さい径の貫通穴Aの横に、貫通穴Aとの所定の重なりを有して同様の貫通穴Bを形成する。さらに図4Aで示した大きい径を有するドリルで、貫通穴Aと貫通穴Bとの重なり部分を中心とした大きい径の穴を所定の深さまで開けることで、形成することができる。
以上のように本実施形態の配線基板2によれば、電子部品25aを配線基板2の内層に内蔵する際に、外部から貫通ビア22aに挿入された電子部品25aが係止部23で係止される。これにより、内層に内蔵される電子部品25aの電極26a、26bを接続するはんだのリフローを、表面に実装される電子部品25bの電極を接続するはんだのリフローと同時に行うことができる。これにより、配線基板2に電子部品を実装する製造工程が簡素化される。
以上のように、本実施形態によれば、電子部品を配線基板の内層に内蔵した電子部品内蔵基板を、簡素な製造工程で提供することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備えた穴部が形成され、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する、配線基板。
(付記2)
前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分を有する、付記1記載の配線基板。
(付記3)
前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分は、前記絶縁材の厚み方向でテーパ形状を有する、付記2記載の配線基板。
(付記4)
前記内面に凸部が設けられている、付記1記載の配線基板。
(付記5)
前記電極は、前記絶縁材の厚み方向に向かって上部電極と下部電極とに分かれている、付記1から4の内の1項記載の配線基板。
(付記6)
前記絶縁材は、所望の配線が設けられた絶縁材が複数積層されている、付記1から5の内の1項記載の配線基板。
(付記7)
付記1から6の内の1項記載の配線基板と、
前記内面で係止されている部品と、を有する部品内蔵基板。
(付記8)
前記部品は、前記正射影の前記開口部との共通部分に対応する前記内面で係止されて前記穴部内に内蔵されている、付記7記載の部品内蔵基板。
(付記9)
層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備え、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する穴部を形成し、
前記内面で部品を係止して前記穴部内に内蔵し、
前記部品を前記電極に接続する、部品内蔵基板の製造方法。
(付記10)
前記正射影の前記開口部との共通部分に対応する前記内面で前記部品を係止して前記穴部内に内蔵する、付記9記載の部品内蔵基板の製造方法。
(付記11)
前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分を有する、付記9または10記載の部品内蔵基板の製造方法。
(付記12)
前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分は、前記絶縁材の厚み方向でテーパ形状を有する、付記11記載の部品内蔵基板の製造方法。
(付記13)
前記内面に凸部を設ける、付記9または10記載の部品内蔵基板の製造方法。
(付記14)
前記電極は、前記絶縁材の厚み方向に向かって上部電極と下部電極とに分かれている、付記9から13の内の1項記載の部品内蔵基板の製造方法。
(付記15)
前記絶縁材は、所望の配線が設けられた絶縁材が複数積層されている、付記9から14の内の1項記載の部品内蔵基板の製造方法。
1、2 配線基板
11 絶縁材
12 表面
13 開口部
14 内面
15 電極
16 穴部
17 正射影
21 絶縁材層
22a、22b、22c、22d 貫通ビア
23、23c、23d 係止部
24 配線
25a、25b 電子部品
26a、26b 電極
27a 上部電極
27b 下部電極
28a、28b、28c はんだ
29a、29b 貫通穴

Claims (10)

  1. 層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備えた穴部が形成され、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する、配線基板。
  2. 前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分を有する、請求項1記載の配線基板。
  3. 前記穴部の内径が前記開口部の内径よりも小さい部分は、前記絶縁材の厚み方向でテーパ形状を有する、請求項2記載の配線基板。
  4. 前記内面に凸部が設けられている、請求項1記載の配線基板。
  5. 前記電極は、前記絶縁材の厚み方向に向かって上部電極と下部電極とに分かれている、請求項1から4の内の1項記載の配線基板。
  6. 前記絶縁材は、所望の配線が設けられた絶縁材が複数積層されている、請求項1から5の内の1項記載の配線基板。
  7. 請求項1から6の内の1項記載の配線基板と、
    前記内面で係止されている部品と、を有する部品内蔵基板。
  8. 前記部品は、前記正射影の前記開口部との共通部分に対応する前記内面で係止されて前記穴部内に内蔵されている、請求項7記載の部品内蔵基板。
  9. 層状の絶縁材の表面の開口部から厚み方向に向かって、内面に電極を備え、前記内面の前記表面への正射影が前記開口部と共通部分を有する穴部を形成し、
    前記内面で部品を係止して前記穴部内に内蔵し、
    前記部品を前記電極に接続する、部品内蔵基板の製造方法。
  10. 前記正射影の前記開口部との共通部分に対応する前記内面で前記部品を係止して前記穴部内に内蔵する、請求項9記載の部品内蔵基板の製造方法。
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