JP2018174428A - 画像読取装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】幅方向の一端側の端部にのみ光源が配置された複数のCISを千鳥状に配列した場合であっても、搬送方向に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で急激な濃度変化が生じにくい、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供する。【解決手段】光源72が幅方向(主走査方向)の端部に配置された複数のCIS71A〜71Eが設けられている。複数のCIS71A〜71Eは、幅方向の全域の画像読取範囲が切れ間なく形成されるように、搬送方向(副走査方向)に隣り合うCIS同士の画像読取範囲の一部が重なるように配置されている。そして、搬送方向に隣り合うCISは、一方のCISの光源72が幅方向の一端側の端部に配置されて、他方のCISの光源72が幅方向の他端側の端部に配置されるように構成されている。【選択図】図3
Description
この発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置に設置される画像読取装置(スキャナ)において、幅広い画像読取範囲となる原稿の画像情報を幅方向(主走査方向)にわたって切れ間なく読み取ることなどを目的として、複数のCIS(コンタクト・イメージ・センサ)を千鳥状に配列したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献2には、幅方向の一端側の端部にのみ光源が配置されたCIS(片光源CIS)が開示されている。詳しくは、このような片光源CISは、幅方向一端側に設置された光源や、光源から射出された光を幅方向に分布させて原稿に入射させる導光体や、幅方向に延在するように配列されて原稿で反射した反射光をレンズアレイを介して受光する受光素子アレイ、などで構成されている。
従来の画像読取装置は、幅方向の一端側の端部にのみ光源が配置された複数のCIS(片光源CIS)を千鳥状に配列した場合に、搬送方向(副走査方向)に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で、急激な濃度変化が生じてしまって、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、幅方向の一端側の端部にのみ光源が配置された複数のCISを千鳥状に配列した場合であっても、搬送方向に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で急激な濃度変化が生じにくい、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における画像読取装置は、原稿を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、光源が前記搬送方向に直交する幅方向の端部に配置されて、前記幅方向の全域よりも狭い幅方向の範囲を画像読取範囲として原稿の画像情報を読み取る複数のCISと、を備え、前記複数のCISは、前記幅方向の全域の画像読取範囲が切れ間なく形成されるように、前記搬送方向に隣り合うCIS同士の画像読取範囲の一部が重なるように配置されて、前記搬送方向に隣り合うCISは、一方のCISの前記光源が前記幅方向の一端側の端部に配置されて、他方のCISの前記光源が前記幅方向の他端側の端部に配置されるように構成されたものである。
本発明によれば、幅方向の一端側の端部にのみ光源が配置された複数のCISを千鳥状に配列した場合であっても、搬送方向に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で急激な濃度変化が生じにくい、画像読取装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み取る画像読取装置、3は画像読取装置2で読み取った画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5の表面に照射する露光部(書込部)、4は感光体ドラム5の表面にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を用紙P(シート)に転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10は原稿載置部にセットされた原稿Dを画像読取位置Mに搬送する原稿搬送装置、12〜14は用紙Pが収納された給紙部、17は転写部7に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20は用紙P上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙された用紙Pが積載される排紙トレイ、を示す。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み取る画像読取装置、3は画像読取装置2で読み取った画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5の表面に照射する露光部(書込部)、4は感光体ドラム5の表面にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を用紙P(シート)に転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10は原稿載置部にセットされた原稿Dを画像読取位置Mに搬送する原稿搬送装置、12〜14は用紙Pが収納された給紙部、17は転写部7に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20は用紙P上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙された用紙Pが積載される排紙トレイ、を示す。
図1を参照して、画像形成装置本体1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送装置10において、原稿載置部61から搬送(給送)されて、画像読取位置M(図1において破線で囲んだ位置であって、図2をも参照できる。)を通過する。このとき、画像読取装置2(画像読取ユニット70)では、画像読取位置Mを通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、画像読取装置2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5の表面に向けて発せられる。
まず、原稿Dは、原稿搬送装置10において、原稿載置部61から搬送(給送)されて、画像読取位置M(図1において破線で囲んだ位置であって、図2をも参照できる。)を通過する。このとき、画像読取装置2(画像読取ユニット70)では、画像読取位置Mを通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、画像読取装置2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5の表面に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図1の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5の表面に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17により搬送された用紙P上に転写される。
その後、感光体ドラム5の表面に形成された画像は、画像形成部としての転写部7で、レジストローラ17により搬送された用紙P上に転写される。
一方、転写部7(画像形成部)に搬送される用紙Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置1における複数の給紙部12〜14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、装置本体1内の最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。そして、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、給紙機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、用紙Pは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
まず、画像形成装置1における複数の給紙部12〜14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、装置本体1内の最上段の給紙部12が選択されたものとする。)。そして、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、給紙機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、用紙Pは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
レジストローラ17の位置に達した用紙Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7(画像形成部)に向けて搬送される。
そして、転写工程後の用紙Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後の用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセス(コピー動作)が完了する。
そして、転写工程後の用紙Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後の用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセス(コピー動作)が完了する。
なお、本実施の形態における画像形成装置1は、装置本体の側方に手差し用の給紙部14(手差し給紙トレイ)が設けられている。この手差し用の給紙部14は、幅方向(図1の紙面垂直方向である。)のサイズが大きな幅広の用紙P(例えば、A1サイズの用紙である。)をセットできるように構成されている。そして、幅広サイズの用紙Pに対してコピー動作をおこなうときには、手差し用の給紙部14にセットされた幅広サイズの用紙Pが、手差し用の給紙部14から給送されて、上述したものと同様に、画像形成プロセスがおこなわれることになる。
次に、図2を用いて、画像読取装置2における原稿搬送装置10について詳述する。
図2に示すように、画像読取装置2には、原稿搬送装置10と画像読取ユニット70とが設けられている。
原稿搬送装置10は、原稿載置部61(原稿台)、原稿排出部62(排紙トレイ)、突当爪63、ピックアップローラ64、分離搬送部としての搬送ベルト機構65(FRR方式分離搬送機構)、プルアウトローラ66、複数の搬送ローラ67〜69、等で構成されている。
なお、本実施の形態における原稿搬送装置10は、幅方向(図2の紙面垂直方向である。)のサイズが大きな幅広の原稿D(例えば、A1サイズの原稿である。)を搬送できるように構成されている。
図2に示すように、画像読取装置2には、原稿搬送装置10と画像読取ユニット70とが設けられている。
原稿搬送装置10は、原稿載置部61(原稿台)、原稿排出部62(排紙トレイ)、突当爪63、ピックアップローラ64、分離搬送部としての搬送ベルト機構65(FRR方式分離搬送機構)、プルアウトローラ66、複数の搬送ローラ67〜69、等で構成されている。
なお、本実施の形態における原稿搬送装置10は、幅方向(図2の紙面垂直方向である。)のサイズが大きな幅広の原稿D(例えば、A1サイズの原稿である。)を搬送できるように構成されている。
ここで、原稿載置部61は、上方に開放された空間が形成されていて、ユーザーによって上方から原稿Dを載置できるように構成されている(複数枚の原稿Dの束や、幅広サイズの原稿Dを載置できるように構成されている)。
原稿排出部62は、原稿載置部61の下方に設置されていて、画像読取装置2にて画像が読み取られた後の原稿Dが排出されて載置されるように構成されている(複数枚の原稿Dの束や、幅広サイズの原稿Dが排出・載置されるように構成されている)。
原稿排出部62は、原稿載置部61の下方に設置されていて、画像読取装置2にて画像が読み取られた後の原稿Dが排出されて載置されるように構成されている(複数枚の原稿Dの束や、幅広サイズの原稿Dが排出・載置されるように構成されている)。
また、原稿載置部61から原稿排出部62に至る搬送経路(原稿Dを搬送する搬送手段による搬送経路である。)には、上流側から順に、ピックアップローラ64、搬送ベルト機構65(分離搬送部)、プルアウトローラ66(搬送ローラ対)、複数の搬送ローラ67〜69、が設置されている。これらの部材64〜69は、原稿載置部61に載置された原稿Dを画像読取位置Mに向けて搬送して、その後にその原稿Dを原稿排出部62に向けて搬送する搬送手段として機能するものである。
画像読取位置Mの下方には、コンタクトガラス80を介して画像読取ユニット70(図3、図4をも参照できる。)が設置されている。そして、画像読取ユニット70によって、画像読取位置Mを通過する原稿Dの画像(画像情報)が光学的に読み取られることになる。
なお、本実施の形態において、画像読取ユニット70は、複数のCIS71A〜71Eなどで構成されているが、その詳細については後で説明する。
なお、本実施の形態において、画像読取ユニット70は、複数のCIS71A〜71Eなどで構成されているが、その詳細については後で説明する。
以下、原稿搬送装置10において、原稿Dを搬送する動作について説明する。
まず、原稿載置部61において、原稿D(上面に画像が形成された状態のものである。)が、突当爪63に先端部(搬送方向の先端部である。)が突き当たった状態で積載される。そして、操作表示パネル100の操作によって原稿Dの画像を読み取る指示(コピー指示)がされると、ピックアップローラ64によって、原稿載置部61上の上方の原稿Dから順次に、搬送ベルト機構65に向けて搬送される。このとき、搬送ベルト機構65に向けて複数枚の原稿Dが搬送される可能性があるが、搬送ベルト機構65におけるFRR方式の分離によって、最上方の原稿Dのみが分離されて下流側の搬送経路へと送り込まれることになる。
なお、搬送ベルト機構65は、原稿Dの搬送方向に沿うように走行する搬送ベルト、搬送ベルトとの間にニップを形成する分離ローラ、などで構成されている。分離ローラは、搬送ベルトとのニップに1枚の原稿Dが挟持されている状態では図2の反時計方向に従動回転して、搬送ベルトとのニップに複数枚の原稿Dが挟持されている状態では図2の時計方向に回転するものである。
まず、原稿載置部61において、原稿D(上面に画像が形成された状態のものである。)が、突当爪63に先端部(搬送方向の先端部である。)が突き当たった状態で積載される。そして、操作表示パネル100の操作によって原稿Dの画像を読み取る指示(コピー指示)がされると、ピックアップローラ64によって、原稿載置部61上の上方の原稿Dから順次に、搬送ベルト機構65に向けて搬送される。このとき、搬送ベルト機構65に向けて複数枚の原稿Dが搬送される可能性があるが、搬送ベルト機構65におけるFRR方式の分離によって、最上方の原稿Dのみが分離されて下流側の搬送経路へと送り込まれることになる。
なお、搬送ベルト機構65は、原稿Dの搬送方向に沿うように走行する搬送ベルト、搬送ベルトとの間にニップを形成する分離ローラ、などで構成されている。分離ローラは、搬送ベルトとのニップに1枚の原稿Dが挟持されている状態では図2の反時計方向に従動回転して、搬送ベルトとのニップに複数枚の原稿Dが挟持されている状態では図2の時計方向に回転するものである。
その後、搬送経路に搬送された原稿Dは、プルアウトローラ66の位置に達する。プルアウトローラ66の位置に達した原稿Dは、その後にプルアウトローラ66によって下流側に搬送されて、第1搬送ローラ67によって画像読取位置Mに搬送される。そして、画像読取位置Mで、画像読取装置2(画像読取ユニット70)によって原稿Dの画像(画像情報)が光学的に読み取られることになる。
その後、画像が読み取られた原稿Dは、第2搬送ローラ68、第3搬送ローラ69によって、原稿排出部62に排紙される。
このような一連の原稿搬送動作が、原稿載置部61に積載されたすべての原稿Dに対して繰り返しおこなわれることになる。
その後、画像が読み取られた原稿Dは、第2搬送ローラ68、第3搬送ローラ69によって、原稿排出部62に排紙される。
このような一連の原稿搬送動作が、原稿載置部61に積載されたすべての原稿Dに対して繰り返しおこなわれることになる。
以下、図3〜図6等を用いて、本実施の形態における画像読取装置2(画像形成装置1)の、特徴的な構成・動作について詳述する。
先に図2等を用いて説明したように、画像読取装置2には、原稿Dを所定の搬送方向(図3の白矢印方向で合って、図4の破線矢印方向である。)に搬送する搬送手段として機能する搬送ローラ67、68などの部材が設けられている。特に、第1搬送ローラ67は、画像読取ユニット70(画像読取位置M)に対して搬送方向上流側に設置されていて、第2搬送ローラ68は、画像読取ユニット70(画像読取位置M)に対して搬送方向下流側に設置されている。
先に図2等を用いて説明したように、画像読取装置2には、原稿Dを所定の搬送方向(図3の白矢印方向で合って、図4の破線矢印方向である。)に搬送する搬送手段として機能する搬送ローラ67、68などの部材が設けられている。特に、第1搬送ローラ67は、画像読取ユニット70(画像読取位置M)に対して搬送方向上流側に設置されていて、第2搬送ローラ68は、画像読取ユニット70(画像読取位置M)に対して搬送方向下流側に設置されている。
ここで、図3、図4に示すように、画像読取装置2における画像読取ユニット70には、複数のCIS71A〜71E(コンタクト・イメージ・センサ)が設けられている。
複数のCIS71A〜71E(本実施の形態では、5つのCISである。)は、いずれも、光源72が幅方向(原稿Dの搬送方向に直交する方向であって、図3、図5の左右方向である。)の端部に配置されている片光源CISである。このような片光源CISは、光源アレイが幅方向に延在するように配置されたCISに比べて、小型で低廉なものである。
複数のCIS71A〜71E(本実施の形態では、5つのCISである。)は、いずれも、光源72が幅方向(原稿Dの搬送方向に直交する方向であって、図3、図5の左右方向である。)の端部に配置されている片光源CISである。このような片光源CISは、光源アレイが幅方向に延在するように配置されたCISに比べて、小型で低廉なものである。
また、複数のCIS71A〜71Eは、幅方向の全域(読取可能な最大幅サイズの原稿Dの幅方向の範囲である。)よりも狭い幅方向(主走査方向)の範囲を画像読取範囲として原稿Dの画像情報を読み取るものである。
具体的に、本実施の形態では、5つのCIS71A〜71Eは、いずれも、A4縦サイズの幅方向の範囲を画像読取範囲とするものである。したがって、最大サイズの幅広の原稿D(例えば、A1サイズの原稿である。)に対して、1つのCISでは幅方向の一部しか画像情報を読み取ることができない。これに対して、本実施の形態では、複数のCIS71A〜71Eを幅方向の異なる位置に配置して、個々の画像情報を繋ぎ合わせる(合成する)ように画像処理することで、幅広の原稿Dの幅方向全域の画像情報を読み取っている。
具体的に、本実施の形態では、5つのCIS71A〜71Eは、いずれも、A4縦サイズの幅方向の範囲を画像読取範囲とするものである。したがって、最大サイズの幅広の原稿D(例えば、A1サイズの原稿である。)に対して、1つのCISでは幅方向の一部しか画像情報を読み取ることができない。これに対して、本実施の形態では、複数のCIS71A〜71Eを幅方向の異なる位置に配置して、個々の画像情報を繋ぎ合わせる(合成する)ように画像処理することで、幅広の原稿Dの幅方向全域の画像情報を読み取っている。
すなわち、図3に示すように、複数のCIS71A〜71Eは、幅方向の全域の画像読取範囲が切れ間なく形成されるように、搬送方向(図3の上下方向であって、副走査方向である。)に隣り合うCIS同士の画像読取範囲の一部が重なるように配置されている。
詳しくは、複数のCISは、搬送方向上流側において幅方向に間隔をあけて並設された複数のCIS(第1CIS71Aと、第2CIS71Bと、第3CIS71Cと、である。)と、搬送方向下流側において幅方向に間隔をあけて並設された複数のCIS(第4CIS71Dと、第5CIS71Eと、である。)と、によって2列で千鳥状に配列されたものである。
詳しくは、複数のCISは、搬送方向上流側において幅方向に間隔をあけて並設された複数のCIS(第1CIS71Aと、第2CIS71Bと、第3CIS71Cと、である。)と、搬送方向下流側において幅方向に間隔をあけて並設された複数のCIS(第4CIS71Dと、第5CIS71Eと、である。)と、によって2列で千鳥状に配列されたものである。
そして、搬送方向の上流側に配置されたCIS71A〜71Cで読み取った画像情報を遅延させて、搬送方向の下流側に配置されたCIS71D、71Eで読み取った画像情報と合成することで、原稿Dに対して幅方向の全域の画像情報を読み取っている。このとき上流側のCIS71A〜71Cで読み取った画像情報を遅延させる時間は、上流側のCIS71A〜71Cと下流側のCIS71D、71Eとの搬送方向の間隔と、原稿Dの搬送速度と、によって決定される。
このように、本実施の形態では、最大サイズの幅広の原稿Dに合わせて幅広で高価なCISを1つ設けるのではなくて、通常サイズで汎用性がある複数のCIS71A〜71Eを設けて、最大サイズの幅広の原稿Dの画像情報を読み取れるように構成しているため、画像読取装置2を低コスト化することができる。
このように、本実施の形態では、最大サイズの幅広の原稿Dに合わせて幅広で高価なCISを1つ設けるのではなくて、通常サイズで汎用性がある複数のCIS71A〜71Eを設けて、最大サイズの幅広の原稿Dの画像情報を読み取れるように構成しているため、画像読取装置2を低コスト化することができる。
ここで、図4、図5等に示すように、本実施の形態において、複数のCIS71A〜71Eは、いずれも、光源72、導光体73、レンズアレイ74、アレイ基板75、受光素子アレイ76、ケース77、などで構成されている。
光源72は、幅方向の一端側の端部に設置されていて、幅方向一端側から幅方向他端側(導光体73)に向けて光を射出する。光源72から射出された光は、導光体73、コンタクトガラス80を介して原稿Dに照射されることになる。
光源72は、幅方向の一端側の端部に設置されていて、幅方向一端側から幅方向他端側(導光体73)に向けて光を射出する。光源72から射出された光は、導光体73、コンタクトガラス80を介して原稿Dに照射されることになる。
導光体73は、光源72から射出された光を幅方向に分布させて原稿D(画像読取位置Mを通過する原稿である。)に入射させるものである。導光体73を設けることにより、幅方向一端側に設置された光源72から射出された光が、原稿Dの幅方向の範囲(CISの画像読取範囲に対応した幅方向の範囲である。)にわたって入射されることになる。
受光素子アレイ76は、アレイ基板75上に複数の受光素子が幅方向に配列されたものである。受光素子アレイ76は、幅方向に延在するように配列されて、原稿Dで反射した反射光(光源72から射出された光の反射光である。)をレンズアレイ74を介して受光する。そして、受光素子アレイ76によって原稿Dからの反射光が受光されて、その反射光の大きさ(照度)によって、原稿Dの画像情報(画像濃度)が読み取られることになる。
なお、光源72、導光体73、レンズアレイ74、アレイ基板75、受光素子アレイ76、などの部材は、ケース77の内部に収納されている。また、複数のCIS71A〜71Eを収納した画像読取ユニット70の天井面には、コンタクトガラス80(ガラスなどの光透過材料で形成されている。)が設置されている。また、コンタクトガラス80に対向する位置には、コンタクトガラス80との間に搬送される原稿Dを抑え込むための、圧板81が設けられている。
ここで、図3、図5に示すように、本実施の形態における画像読取装置2(画像読取ユニット70)は、搬送方向に隣り合うCISが、一方のCISの光源72が幅方向の一端側の端部に配置されて、他方のCISの光源72が幅方向の他端側の端部に配置されるように構成されている。
すなわち、画像情報を繋ぎ合わせるため画像読取範囲の一部が重なるように搬送方向にずれて配置された2つのCISは、光源72の配置された幅方向の位置が互いに逆方向になるように構成されている。例えば、搬送方向に隣り合う第1CIS71Aと第4CIS71Dとをみてみると、第1CIS71Aの光源72が図3、図5の左方端部に配置されていて、第4CIS71Dの光源72が図3、図5の右方端部に配置されている。
さらに具体的に、搬送方向上流側に並設された3つのCIS71A〜71Cは、いずれも72光源が幅方向の一端側(図3、図5の左方である。)の端部に配置されている。これに対して、搬送方向下流側に並設された2つのCIS71D、71Eは、いずれも、光源72が幅方向の他端側(図3、図5の右方である。)の端部に配置されている。
すなわち、画像情報を繋ぎ合わせるため画像読取範囲の一部が重なるように搬送方向にずれて配置された2つのCISは、光源72の配置された幅方向の位置が互いに逆方向になるように構成されている。例えば、搬送方向に隣り合う第1CIS71Aと第4CIS71Dとをみてみると、第1CIS71Aの光源72が図3、図5の左方端部に配置されていて、第4CIS71Dの光源72が図3、図5の右方端部に配置されている。
さらに具体的に、搬送方向上流側に並設された3つのCIS71A〜71Cは、いずれも72光源が幅方向の一端側(図3、図5の左方である。)の端部に配置されている。これに対して、搬送方向下流側に並設された2つのCIS71D、71Eは、いずれも、光源72が幅方向の他端側(図3、図5の右方である。)の端部に配置されている。
複数の片光源CIS71A〜71Eを千鳥状に配列する場合に、図3、図6(A)に示すように、光源72の幅方向の位置を異ならせることにより、すべてのCISの光源の幅方向の位置を同じ方向にする場合(図7(A)に示すようなCISの配列である。)に比べて、搬送方向(副走査方向)に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で、急激な濃度変化が生じてしまって、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまう不具合を軽減することができる。
詳しくは、光源72が幅方向端部に配置されたCIS71A〜71Eは、導光体73によって光源72から射出された光を幅方向に分布させているものの、光源72から遠い幅方向の位置における照度が、光源72に近い幅方向の位置における照度に比べて、小さく(暗くなって)しまう。そのため、図7(A)に示すように、すべての光源72が幅方向一端側(図7(A)の左方である。)に配置されるように複数の片光源CIS71A〜71C、71F、71Gを千鳥状に配列してしまうと、すべてのCIS71A〜71C、71F、71Gの幅方向の照度分布が幅方向一端側から幅方向他端側に向けて漸減するようなものになってしまう。そのため、図7(B)に示すように、搬送方向に隣り合うCISの重なり合う部分(画像の繋ぎ目に相当する部分)の照度(破線で囲んだ部分である。)が急激に変化してしまう。そして、このように急激な照度変化が生じた部分は、急激な濃度変化が生じた画像として読み取られてしまって、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態では、図3、図6(A)に示すように、搬送方向(副走査方向)に隣り合うCISの光源72が幅方向の異なる側に配置されるように複数の片光源CIS71A〜71Eを千鳥状に配列しているため、搬送方向に隣り合う一方のCISの幅方向の照度分布が幅方向一端側から幅方向他端側に向けて漸減するようになっていても、他方のCISの幅方向の照度分布が幅方向一端側から幅方向他端側に向けて漸増するようになり、そのような双方の照度分布が重なり合って幅方向の照度分布のバラツキが小さくなる。そのため、図6(B)に示すように、搬送方向に隣り合うCISの重なり合う部分(画像の繋ぎ目に相当する部分)の照度(破線で囲んだ部分である。)が急激に変化してしまうようなことはない。したがって、このように急激な照度変化によって急激な濃度変化が生じた画像として読み取られてしまって、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまうような不具合が軽減されることになる。
<変形例>
図8は、変形例としての画像読取ユニット70に設置された複数のCIS71A〜71Eを示す図であって、本実施の形態における図5に対応する図である。特に、図8(A)は、搬送方向上流側に配置されたCIS71A〜71Cを示す上面図であって、図8(B)は、搬送方向下流側に配置されたCIS71D、71Eを示す上面図である。
図8に示すように、変形例における複数のCIS71A〜71Eは、いずれも同等に構成されたものである。すなわち、変形例における複数のCIS71A〜71Eは、上流側のCIS71A〜71Cと下流側のCIS71D、71Eとが左右対称に形成された別部品である本実施の形態のものに対して、同一部品となっている。
そして、変形例では、搬送方向に隣り合うCISが、互いの姿勢が180度反転されたものになるように、配置されている。
具体的に、図3に示すように千鳥状に配列された5つのCIS71A〜71Eにおいて、上流側の3つのCIS71A〜71Cは、図8(A)に示すように光源72が左側端部に位置するような向きで配置される。これに対して、下流側の2つのCIS71D、71Eは、図8(B)に示すように光源72が右側端部に位置するような向き(図8(A)のCISの姿勢を180度回転させた姿勢である。)で配置される。
このように画像読取ユニット70(画像読取装置2)を構成した場合であっても、本実施の形態のものと同様に、急激な照度変化が生じることなく、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまうような不具合が軽減されることになる。特に、変形例では、画像読取ユニット70(画像読取装置2)に設置される複数のCIS71A〜71Eがすべて同一部品であるため、画像読取ユニット70(画像読取装置2)がさらに低コスト化されることになる。
図8は、変形例としての画像読取ユニット70に設置された複数のCIS71A〜71Eを示す図であって、本実施の形態における図5に対応する図である。特に、図8(A)は、搬送方向上流側に配置されたCIS71A〜71Cを示す上面図であって、図8(B)は、搬送方向下流側に配置されたCIS71D、71Eを示す上面図である。
図8に示すように、変形例における複数のCIS71A〜71Eは、いずれも同等に構成されたものである。すなわち、変形例における複数のCIS71A〜71Eは、上流側のCIS71A〜71Cと下流側のCIS71D、71Eとが左右対称に形成された別部品である本実施の形態のものに対して、同一部品となっている。
そして、変形例では、搬送方向に隣り合うCISが、互いの姿勢が180度反転されたものになるように、配置されている。
具体的に、図3に示すように千鳥状に配列された5つのCIS71A〜71Eにおいて、上流側の3つのCIS71A〜71Cは、図8(A)に示すように光源72が左側端部に位置するような向きで配置される。これに対して、下流側の2つのCIS71D、71Eは、図8(B)に示すように光源72が右側端部に位置するような向き(図8(A)のCISの姿勢を180度回転させた姿勢である。)で配置される。
このように画像読取ユニット70(画像読取装置2)を構成した場合であっても、本実施の形態のものと同様に、急激な照度変化が生じることなく、濃度段差スジなどの異常画像が生じてしまうような不具合が軽減されることになる。特に、変形例では、画像読取ユニット70(画像読取装置2)に設置される複数のCIS71A〜71Eがすべて同一部品であるため、画像読取ユニット70(画像読取装置2)がさらに低コスト化されることになる。
以上説明したように、本実施の形態における画像読取装置2(画像形成装置1)は、光源72が幅方向(主走査方向)の端部に配置された複数のCIS71A〜71Eが設けられている。複数のCIS71A〜71Eは、幅方向の全域の画像読取範囲が切れ間なく形成されるように、搬送方向(副走査方向)に隣り合うCIS同士の画像読取範囲の一部が重なるように配置されている。そして、搬送方向に隣り合うCISは、一方のCISの光源72が幅方向の一端側の端部に配置されて、他方のCISの光源72が幅方向の他端側の端部に配置されるように構成されている。
これにより、幅方向の一端側の端部にのみ光源72が配置された複数のCIS71A〜71Eを千鳥状に配列した場合であっても、搬送方向に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で急激な濃度変化を生じにくくすることができる。
これにより、幅方向の一端側の端部にのみ光源72が配置された複数のCIS71A〜71Eを千鳥状に配列した場合であっても、搬送方向に隣り合うCISで読み取られた画像の繋ぎ目に相当する部分で急激な濃度変化を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される画像読取装置2に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される画像読取装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される画像読取装置2に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される画像読取装置に対しても本発明を適用することができるし、単体の画像読取装置(スキャナ)に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、原稿Dを湾曲した搬送経路を搬送させる原稿搬送装置10が設置された画像形成装置1に対して、本発明を適用した。これに対して、原稿をストレートな搬送経路を搬送させる原稿搬送装置が設置された画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される画像読取装置2に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される画像読取装置に対しても本発明を適用することができるし、単体の画像読取装置(スキャナ)に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、原稿Dを湾曲した搬送経路を搬送させる原稿搬送装置10が設置された画像形成装置1に対して、本発明を適用した。これに対して、原稿をストレートな搬送経路を搬送させる原稿搬送装置が設置された画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願において、「原稿」とは、紙からなる原稿の他に、OHP等のシート状部材からなるすべての原稿を含むものと定義する。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
2 画像読取装置(画像読取手段)、
10 原稿搬送装置(原稿自動搬送装置)、
67〜69 搬送ローラ(搬送手段)、
70 画像読取ユニット、
71A〜71E CIS(画像読取センサ)、
72 光源、
73 導光体、
74 レンズアレイ、
75 アレイ基板、
76 受光素子アレイ、
77 ケース、
80 コンタクトガラス、
D 原稿、 M 画像読取位置。
2 画像読取装置(画像読取手段)、
10 原稿搬送装置(原稿自動搬送装置)、
67〜69 搬送ローラ(搬送手段)、
70 画像読取ユニット、
71A〜71E CIS(画像読取センサ)、
72 光源、
73 導光体、
74 レンズアレイ、
75 アレイ基板、
76 受光素子アレイ、
77 ケース、
80 コンタクトガラス、
D 原稿、 M 画像読取位置。
Claims (6)
- 原稿を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
光源が前記搬送方向に直交する幅方向の端部に配置されて、前記幅方向の全域よりも狭い幅方向の範囲を画像読取範囲として原稿の画像情報を読み取る複数のCISと、
を備え、
前記複数のCISは、前記幅方向の全域の画像読取範囲が切れ間なく形成されるように、前記搬送方向に隣り合うCIS同士の画像読取範囲の一部が重なるように配置されて、
前記搬送方向に隣り合うCISは、一方のCISの前記光源が前記幅方向の一端側の端部に配置されて、他方のCISの前記光源が前記幅方向の他端側の端部に配置されるように構成されたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記複数のCISは、前記搬送方向上流側において前記幅方向に間隔をあけて並設された複数のCISと、前記搬送方向下流側において前記幅方向に間隔をあけて並設された複数のCISと、によって千鳥状に配列されたものであって、
前記搬送方向上流側に並設された複数のCISは、いずれも、前記光源が前記幅方向の一端側の端部に配置され、
前記搬送方向下流側に並設された複数のCISは、いずれも、前記光源が前記幅方向の他端側の端部に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記複数のCISは、いずれも同等に構成されたものであって、
前記搬送方向に隣り合うCISは、互いの姿勢が180度反転されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記搬送方向の上流側に配置されたCISで読み取った画像情報を遅延させて、前記搬送方向の下流側に配置されたCISで読み取った画像情報と合成することで、原稿に対して前記幅方向の全域の画像情報を読み取ることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記複数のCISは、いずれも、前記光源と、前記光源から射出された光を前記幅方向に分布させて原稿に入射させる導光体と、前記幅方向に延在するように配列されて原稿で反射した反射光を受光する受光素子アレイと、を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
- 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017070887A JP2018174428A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 画像読取装置、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017070887A JP2018174428A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 画像読取装置、及び、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018174428A true JP2018174428A (ja) | 2018-11-08 |
Family
ID=64108838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017070887A Pending JP2018174428A (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 画像読取装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018174428A (ja) |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017070887A patent/JP2018174428A/ja active Pending
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