JP2017165498A - 自動原稿送り装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動原稿送り装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017165498A
JP2017165498A JP2016049191A JP2016049191A JP2017165498A JP 2017165498 A JP2017165498 A JP 2017165498A JP 2016049191 A JP2016049191 A JP 2016049191A JP 2016049191 A JP2016049191 A JP 2016049191A JP 2017165498 A JP2017165498 A JP 2017165498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
roller
conveyance path
document feeder
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016049191A
Other languages
English (en)
Inventor
俊光 森岡
Toshimitsu Morioka
俊光 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2016049191A priority Critical patent/JP2017165498A/ja
Publication of JP2017165498A publication Critical patent/JP2017165498A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】排出された原稿を収容する空間高さが高くなった場合でも、小サイズの原稿を適切に排出できる自動原稿送り装置を提供する。【解決手段】自動原稿送り装置60は、画像を読み取られた原稿を第1の排出位置68aaに搬送する第1の搬送路68aと、画像を読み取られた原稿を第1の排出位置68aaより上側に設けられる第2の排出位置68baに搬送する第2の搬送路68bと、原稿のサイズに応じて、第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとのいずれか一方に原稿を搬送する切り替え部70と、第1の排出位置68aa及び第2の排出位置68baから排出される原稿を収容する収容部75とを備える。第1の搬送路68aは、第2の搬送路68bよりも小さなサイズの原稿を搬送する搬送路である。【選択図】図2

Description

本発明は、自動原稿送り装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、ファクシミリ、及び、これらの機能を有する複合機等の画像形成装置には、自動原稿送り装置が備えられる(例えば特許文献1参照)。自動原稿送り装置は、給紙トレイから原稿を1枚ずつ給紙、搬送して読み取り位置まで搬送し、読み取りを終えた原稿を排紙トレイに排出する。
特許文献1の自動原稿送り装置は、画像の読み取りを終えた原稿を搬送路に沿って排出する原稿排出手段を備える。原稿排出手段は、各終端が同一の排紙トレイに連なる複数の分岐搬送路と、該分岐搬送路の上流側にあって原稿長判別手段によって判別された原稿長に従って、原稿を送る分岐搬送路を選択する切り替え手段とを有する。特許文献1の自動原稿送り装置によると、原稿長の長短によって最適の分岐搬送路が選択され、同一の排紙トレイに原稿長が異なる原稿が収容された際に、ユーザーが取りまとめやすい状態に置くことができる。
特開2005−239361号公報 特開2010−143728号公報
近年、省資源化の観点から社会的に書類の電子データ化が進められている。これに伴って、大量の書類を一度に電子データ化できるように、自動原稿送り装置で一度に処理できる原稿枚数を増やすことが望まれている。処理できる原稿枚数を増やそうとすると、排出された原稿を収容する空間の容積を大きくする必要がある。
図6は、本発明が解決しようとする課題を説明するための模式図である。読み取りを終えた原稿Pは、対となる排紙ローラ100から排紙トレイ101に排出される。排出された原稿を収容する空間の容積を大きくするために、排紙トレイ101の底面101aから原稿の排紙口(排紙ローラ100近傍に存在する)までの高さが高くされる。図6において、図6(b)の方が図6(a)に比べて、底面101aから排紙口までの高さが高い。底面101aから排紙口までの高さが高くなると、図6に示すように、原稿Pと排紙トレイ100の底面100aとのなす角θが大きくなる。θが大きくなると、特に小さなサイズ(例えばA6サイズ等)の原稿において、先端が丸まったり、原稿の表裏が逆になったりする事態が発生し易くなる。
なお、特許文献1に開示される自動原稿送り装置は、そもそも、排出された原稿を収容する空間の高さを高くする場合に生じる上記問題(小サイズの原稿における先端部の丸まり等)を解決すること狙ったものではない。特許文献1の構成では、原稿長によって、排紙トレイに原稿が排出される位置が原稿の搬送方向に前後する。具体的には、大きなサイズの原稿の方が小さなサイズの原稿よりも搬送方向手前側で排出される。この構成では、排紙トレイに様々なサイズの原稿が排出される場合に、積載される原稿の順番の入れ替えが生じる可能性がある。
また、特許文献2には、用紙トレイの用紙載置面に向かって用紙を排紙する排紙実行部を上下方向に複数有し、用紙先端部が丸まってしまう不具合を解決できる排紙装置が開示される。特許文献2においては、排紙トレイに積載される用紙の高さによって排紙経路が切り替えられる。すなわち、特許文献2に開示される技術も、そもそも、排出された原稿を収容する空間の高さを高くする場合に生じる上記問題(小サイズの原稿における先端部の丸まり等)を解決すること狙ったものではない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、排出された原稿を収容する空間の高さが高くなった場合でも、小サイズの原稿を適切に排出できる自動原稿送り装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような自動原稿送り装置を備え、様々なサイズの原稿に適切に対応できる画像形成装置を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するために本発明の自動原稿送り装置は、原稿の画像を読み取るために原稿を1枚ずつ供給、搬送する自動原稿送り装置であって、画像を読み取られた原稿を第1の排出位置に搬送する第1の搬送路と、画像を読み取られた原稿を前記第1の排出位置より上側に設けられる第2の排出位置に搬送する第2の搬送路と、原稿のサイズに応じて、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送する切り替え部と、前記第1の排出位置及び前記第2の排出位置から排出される原稿を収容する収容部とを備え、前記第1の搬送路は、前記第2の搬送路よりも小さなサイズの原稿を搬送する搬送路であることを特徴とする。
この構成によると、原稿サイズに応じて原稿を排出する高さ位置を変える構成としている。具体的には、排出高さが高い位置にあると原稿先端の丸まりや表裏の反転が生じ易い小サイズ(例えばA6サイズ)の原稿を低い位置から排出し、それより大きなサイズの原稿を高い位置から排出する構成としている。このために、本構成の自動原稿送り装置では、収容部の空間高さが高くなった場合でも、先端の丸まりや想定外の反転を生じさせることなく適切に収容部に原稿を排出することができる。
上記構成の自動原稿送り装置は、前記収容部に収容される原稿の高さを判断可能とする第1のセンサー部を更に備え、前記第1のセンサー部から情報によって前記原稿の高さが所定の閾値に到達したと判断されると、前記切り替え部は、原稿のサイズにかかわらず、前記第2の搬送路に原稿を搬送するのが好ましい。この構成によると、第1の排出位置における原稿のつまりを避けて、大量の原稿を適切に処理することができる。
上記構成の自動原稿送り装置において、前記切り替え部は、上側ローラと下側ローラとからなるローラ対であり、前記下側ローラは、前記第1の搬送路に搬送される原稿が通過する部分より軸方向外方にローラ部を有し、前記上側ローラと前記下側ローラとで形成されるニップ部は前記第2の搬送路に向いている構成であってもよい。この構成では、搬送ローラの工夫により、搬送路に新たに切り替え機構を追加することなく、第1の搬送路と第2の搬送路との切り替えを行うことができる。
上記構成の自動原稿送り装置において、前記下側ローラの前記ローラ部は、軸方向の位置を可変である構成であってもよい。この構成によると、様々な種類がある原稿サイズに適切に対応し易い。
上記構成の自動原稿送り装置は、原稿のサイズを検出可能とする第2のセンサー部を更に有し、前記切り替え部は、前記第2のセンサー部で検出された情報に基づいて、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送する構成であってもよい。この構成によると、切り替え部がセンサーからの情報に基づいて第1の搬送路と第2の搬送路の切り替えを行うために、搬送路の選択を適切に行うことができる。
上記構成の自動原稿送り装置において、前記第2のセンサー部は、原稿の搬送方向の長さを検出可能とするセンサーであって、前記切り替え部よりも搬送方向上流側に配置されるのが好ましい。この構成によると、搬送される原稿の中に様々なサイズの原稿が混じっている場合でも、第1の搬送路と第2の搬送路の選択を適切に行うことができる。
上記構成の自動原稿送り装置において、前記切り替え部は、前記第2のセンサー部で原稿を検出する時間に基づいて前記原稿の搬送方向の長さを判断して、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送する構成であってもよい。この構成によると、第2のセンサー部の構成を簡単なものにできる。
上記構成の自動原稿送り装置において、前記切り替え部は、回動により搬送方向を切り替える切り替え爪であってもよい。
また上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、上記構成の自動原稿送り装置を備えることを特徴とする。
この構成によると、様々なサイズの原稿に適切に対応できる画像形成装置の提供が可能である。
本発明によれば、排出された原稿を収容する空間の高さが高くなった場合でも、小サイズの原稿を適切に排出できる自動原稿送り装置を提供できる。また、本発明は、そのような自動原稿送り装置を備え、様々なサイズの原稿に適切に対応できる画像形成装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の部分垂直断面正面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える自動原稿送り装置の第1実施形態の構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る自動原稿送り装置が備える切り替え部の詳細を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える自動原稿送り装置の第2実施形態の構成を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る自動原稿送り装置が備えるローラ対の構成を示す概略平面図である。 本発明が解決しようとする課題を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本明細書においては、原稿紙を含む原稿シートのことを単に「原稿」と表現することがある。
<画像形成装置の概要>
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置1の部分垂直断面正面図の一例である。なお、図中の矢印付き二点鎖線は用紙の搬送経路及び搬送方向を示す。また、図1の上下方向、左右方向及び紙面奥行き方向が画像形成装置の上下方向、左右方向及び奥行き方向である。
画像形成装置1は、図1に示すように所謂タンデム型のカラー複写機であり、原稿の画像を読み取るための画像読取装置40と、読み取った画像を用紙等の転写材に印刷する印刷部3と、印刷条件の入力や稼働状況の表示を行うための操作部4と、主制御部5とを備える。
画像読取装置40は読取ユニット50及び原稿搬送ユニット60を備え、画像形成装置1の上部に設けられる。画像読取装置40は読取ユニット50の上面に載置された1枚の原稿の画像を読み取る、また読取ユニット50と原稿搬送ユニット60とを利用して複数枚の原稿の画像を1枚ずつ自動的に読み取ることができる。なお、原稿搬送ユニット60は、本発明の自動原稿送り装置の一例である。原稿の画像は赤(R)、緑(G)、青(B)の三色に色分解され、読取ユニット50に含まれるイメージセンサー(不図示)で電気信号に変換される。これにより、画像読取装置40は赤(R)、緑(G)、青(B)の色別の画像データを得る。
画像読取装置40が原稿から得た色別の画像データは主制御部5において各種処理が行われ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換されて主制御部5の内部の不図示のメモリーに格納される。メモリーに格納された再現色別の画像データは位置ずれ補正のための処理を受けた後、像担持体である感光体ドラム21に対する光走査を行うために用紙の搬送と同期して走査ラインごとに読み出される。
印刷部3は電子写真方式によって画像を形成し、その画像を用紙等に転写する。印刷部3は中間転写体を無端状のベルトとして形成した中間転写ベルト11を備える。中間転写ベルト11は駆動ローラ12、テンションローラ13及び従動ローラ14に巻き掛けられる。中間転写ベルト11には、テンションローラ13が不図示のバネによって図1における上方に付勢されることにより張力が与えられる。中間転写ベルト11は駆動ローラ12によって図1における反時計回りに回転移動する。
駆動ローラ12は中間転写ベルト11を挟んで対向する二次転写ローラ15に圧して接触する。従動ローラ14の箇所では、中間転写ベルト11を挟んで従動ローラ14に対向するように設けられた中間転写クリーニング部16が中間転写ベルト11の外周面に接触する。中間転写クリーニング部16は中間転写ベルト11の外周面に形成されたトナー像が用紙Pに転写された後、中間転写ベルト11の外周面に残留したトナーなどの付着物を除去してクリーニングする。
中間転写ベルト11の下方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応する画像形成部20Y、20M、20C、20Kが設けられる。なおこの説明において、特に限定する必要がある場合を除き、「Y」、「M」、「C」、「K」の識別記号の記載を省略して、例えば「画像形成部20」と総称することがある。4台の画像形成部20は中間転写ベルト11の回転方向に沿って、回転方向の上流側から下流側に向けて一列にして配置される。4台の画像形成部20は構成がすべて同じであり、図1における時計回りに回転する感光体ドラム21を中心としてその周囲に帯電部、露光部、現像部、ドラムクリーニング部及び一次転写ローラを備える。
中間転写ベルト11の上方には、4台の各再現色の画像形成部20に対応するトナーボトル31及びトナーホッパー32が設けられる。現像部及びトナーホッパー32に対しては各々の内部のトナーの残量を検出する不図示の残量検出部が設けられる。また、現像部とトナーホッパー32との間及びトナーホッパー32とトナーボトル31との間には各々不図示のトナーの補給装置が設けられる。残量検出部によって現像部の内部のトナーの残量の低下が検出されると、補給装置がトナーホッパー32から現像部にトナーを補給するように駆動する。さらに、残量検出部によってトナーホッパー32の内部のトナーの残量の低下が検出されると、補給装置がトナーボトル31からトナーホッパー32にトナーを補給するように駆動する。トナーボトル31は装置本体に対して着脱可能に設けられ、適宜新しいものと交換することができる。
4台の画像形成部20の下方には用紙供給装置91が設けられる。用紙供給装置91はその内部に複数の用紙Pを積載して収容し、供給部92によって用紙束の最上紙から順に用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路Qに送り出す。用紙供給装置91から用紙搬送路Qに送り出された用紙Pはレジストローラ対94の箇所に到達する。そして、レジストローラ対94が用紙Pの斜め送りを矯正(スキュー補正)しつつ中間転写ベルト11の回転と同期をとって、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15との接触部(二次転写ニップ部)に向けて用紙Pを送り出す。
画像形成部20では帯電部及び露光部によって感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部によってトナー像として可視像化される。感光体ドラム21の表面に形成されたトナー像は感光体ドラム21が中間転写ベルト11を挟んで一次転写ローラと対向する箇所において中間転写ベルト11の外周面に一次転写される。そして、中間転写ベルト11の回転とともに所定のタイミングで各画像形成部20のトナー像が順次中間転写ベルト11に転写されることにより、中間転写ベルト11の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト11の外周面に一次転写されたカラートナー像はレジストローラ対94により同期をとって送られてきた用紙Pに、中間転写ベルト11と二次転写ローラ15とが接触して形成される二次転写ニップ部にて転写される。
二次転写ニップ部の上方には定着部95が備えられる。二次転写ニップ部にて未定着トナー像が転写された用紙Pは定着部95へと送られて加熱ローラ及び加圧ローラに挟まれ、トナー像が加熱、加圧されて用紙Pに溶融定着される。定着部95を通過した用紙Pは中間転写ベルト11の上方に設けられた用紙排出部96に排出される。
操作部4は画像形成装置1の上部の正面側に設けられる。操作部4は、例えばユーザーによる印刷に使用する用紙Pの種類やサイズ、拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などの設定の入力や、ファクシミリ送信におけるファックス番号や送信者名などの設定の入力を受け付ける。また、操作部4は、例えば装置の状態や注意事項、エラーメッセージなどを表示部4wに表示することによって、それらをユーザーに対して報知するための報知部としての役割も果たす。
また、画像形成装置1にはその全体の動作制御のため、不図示のCPUや画像処理部、その他の図示しない電子部品で構成された主制御部5が設けられる。主制御部5は中央演算処理装置であるCPUと画像処理部とを利用し、メモリーに記憶、入力されたプログラム、データに基づき画像読取装置40や印刷部3などといった構成要素を制御して一連の画像形成動作、印刷動作を実現する。
画像形成装置1は、上述のように、原稿の画像を読み取るために原稿を1枚ずつ供給、搬送する自動原稿送り装置60を備える。以下、自動原稿送り装置60の構成について説明する。
<自動原稿送り装置の第1実施形態>
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1が備える自動原稿送り装置60の第1実施形態の構成を示す概略図である。自動原稿送り装置60は、読取ユニット50(図1に図示)の上部に配置される。本実施形態においては、自動原稿送り装置60は、読取ユニット50の背面側に設けられた左右方向に延びる不図示の支軸を中心として回動可能に設けられる。すなわち、自動原稿送り装置60は、その正面側端部を自由端として垂直面内で回動し、読取ユニット50の上面に設けられる原稿台を開閉可能とする。
自動原稿送り装置60は上部に供給トレイ61を備える。ユーザーは、上方から供給トレイ61に原稿を積み上げることができる。供給トレイ61は、原稿搬送方向(図2における左右方向)の上流側から下流側に向かって下がる傾斜を有する。供給トレイ61の原稿搬送方向下流側には、押し上げ部61aが設けられる。押し上げ部61aは、供給トレイ61の原稿載置面に沿った形状を有する。押し上げ部61aは、上流端側に設けられて原稿幅方向(原稿搬送方向に垂直な方向、図2における紙面と垂直な方向)に延びる支軸(不図示)を中心として回動可能に設けられる。すなわち、押し上げ部61aは、支軸を中心として回動することによって、下流端を持ち上げ可能になっている。供給トレイ61に載置された原稿は、押し上げ部61aによる押し上げによって送り出しローラ63に下流端側が当接する。
供給トレイ61には、その他、原稿の幅方向の端部を規制する一対の規制板61bが設けられる。一対の規制板61bは、原稿の幅方向に沿って移動可能に設けられる。自動原稿送り装置60は、一対の規制板61bの間隔に基づいて、供給トレイ61にセットされた原稿のサイズを検出することが可能である。
自動原稿送り装置60は、供給トレイ61に載置される原稿を、画像の読み取りを行う画像読取部51に向けて搬送する供給側搬送路62を備える。なお、画像読取部51は、読取ユニット50に含まれ、光源及びイメージセンサー(いずれも不図示)を備える。供給側搬送路62の搬送方向上流端62a近傍には、上述の送り出しローラ63が設けられる。
供給側搬送路62には、送り出しローラ63の下流側に対になって配置される供給ローラ64a及び重送防止ローラ64bが設けられる。供給ローラ64aと重送防止ローラ64bとの対によって、送り出しローラ63から送られてきた原稿は、最上紙から1枚ずつ分離され、画像読取部51に向けて搬送される。
供給側搬送路62には、供給ローラ64a及び重送防止ローラ64bの下流側に対になって配置されるレジストローラ65が設けられる。対となるレジストローラ65は、原稿の斜め送りを矯正(スキュー補正)した後、原稿を画像読取部51に向けて搬送する。供給側搬送路62には、レジストローラ65と画像読取部51との間に対になって配置される第1の搬送ローラ66が設けられる。
その他、供給側搬送路62には、原稿の搬送方向の長さを検出する原稿長センサー67が設けられる。本実施形態では、原稿長センサー67は、供給ローラ64a及び重送防止ローラ64bの対と、レジストローラ65との間に配置される。原稿長センサー67は、例えば反射型のフォトセンサー等であってもよい。原稿長センサー67は、光センサーに限らず、機械式センサー等であってもよい。なお、原稿長センサー67は、本発明の第2のセンサー部の一例である。
自動原稿送り装置60は、画像読取部51で画像を読み取られた原稿を搬送する排出側搬送路68を備える。排出側搬送路68には、画像読取部51より下流側に対になって配置される第2の搬送ローラ69が設けられる。排出側搬送路68は、対となる第2の搬送ローラ69の下流側が第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとに分かれる。第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとに分かれる分岐点は、第2の搬送ローラ69の近傍に位置する。第1の搬送路68aは、原稿を第1の排出口68aaへと搬送する。第2の搬送路68bは、原稿を第2の排出口68baへと搬送する。第2の排出口68baは、第1の排出口68aaより上側に設けられる。なお、第1の排出口68aaは、本発明の第1の排出位置の一例である。第2の排出口68baは、本発明の第2の排出位置に一例である。
自動原稿送り装置60は、第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとに分かれる分岐点近傍に配置される切り替え爪70を備える。切り替え爪70は、原稿のサイズに応じて、第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとのいずれか一方に原稿を搬送する。切り替え爪70は、本発明の切り替え部の一例である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る自動原稿送り装置60が備える切り替え爪70の詳細を説明するための模式図である。切り替え爪70は、原稿幅方向(図3における紙面と直交する方向)に延びる柱状部材である。図3に示すように、切り替え爪70は、断面視において略三角形状に形成される。切り替え爪70は、原稿幅方向に延びる支軸(不図示)を中心とした回動によって、原稿の搬送方向の切り替えを行う。
図3に示すように、切り替え爪70は、回動によって、第2の搬送ローラ69近傍に位置する頂部70aが上下する。図3(a)に示すように頂部70aが上側に位置する場合、対となる第2の搬送ローラ69を通過した原稿は、切り替え爪70によって第1の搬送路68aへと導かれる。図3(b)に示すように頂部70aが下側に位置する場合、対となる第2の搬送ローラ69を通過した原稿は、切り替え爪70によって第2の搬送路68bへと導かれる。切り替え爪70の上下の切り替えは、原稿長センサー67によって検出される情報に基づいて行われる。切り替え爪70の上下の切り替え判断は、原稿長センサー67から情報を取得する制御部によって行われる。当該制御部は、上述の主制御部5であってもよいし、別に設けられてもよい。
図2に示すように、第1の搬送路68aには、2つの搬送路68a、68bに分かれる分岐点より下流側に対になって配置される下側搬送ローラ71が設けられる。第1の搬送路68aには、対となる下側搬送ローラ71の下流側に対となって配置される下側排出ローラ72が設けられる。下側排出ローラ72を通過した原稿は、第1の排出口68aaから第1の搬送路68a外に排出される。
第2の搬送路68bには、2つの搬送路68a、68bに分かれる分岐点より下流側に対になって配置される上側搬送ローラ73が設けられる。第2の搬送路68bには、対となる上側搬送ローラ73の下流側に対となって配置される上側排出ローラ74が設けられる。上側排出ローラ74を通過した原稿は、第2の排出口68baから第2の搬送路68b外に排出される。
自動原稿送り装置60は、第1の排出口68aa及び第2の排出口68baから排出される原稿を収容する排出トレイ75を備える。排出トレイ75は、本発明の収容部の一例である。排出トレイ75は、大量の原稿を収容できるように底面75aからの高さを十分に大きくしている。本実施形態では、一例として、底面75aから第2の排出口68baまでの高さは45mmとしている。
自動原稿送り装置60は、排出トレイ75に収容された原稿の高さを判断可能とする高さセンサー76を備える。本実施形態では、高さセンサー76は、第1の排出口68aa近傍に設けられ、排出トレイ75に収容された原稿の高さが第1の排出口68aaの高さ(本発明の所定の閾値の一例)まで到達したことを検出する。本実施形態では、一例として、底面75aから第1の排出口68aaまでの高さは24mmとされる。高さセンサー76は、例えば透過型のフォトセンサー等であってもよい。高さセンサー76は、光センサーに限らず、機械式センサー等であってもよい。なお、高さセンサー76は、本発明の第1のセンサー部の一例である。また、高さセンサー76によって検出される高さ位置は、第1の排出口68aaの高さに限定される趣旨ではない。例えば、第1の排出口68aaより低い位置であってもよい。
次に、第1実施形態の自動原稿送り装置60の作用効果について説明する。自動原稿送り装置60は、小サイズ以下の原稿を第1の排出口68aaから排出トレイ75に向けて排出し、前述の小サイズの原稿より大きな原稿を第2の排出口68baに排出する。以下、小サイズの原稿が、A6サイズ(長さ148mm、幅105mm)の原稿である場合を例に説明する。
供給トレイ61に載置された原稿は、最上紙の原稿から1枚ずつ画像読取部51に送られる。本実施形態においては、原稿長センサー67は、原稿を検出した場合にオン状態となり、原稿を検出していない場合にオフ状態になる。すなわち、原稿長センサー67は、原稿の先端が通過してから原稿の後端が通過するまでオン状態になる。また、自動原稿送り装置60における原稿搬送速度は一定に設定されている。このために、原稿長センサー67のオン時間と所定の閾値との比較によって、原稿サイズがA6サイズ以下であるか否かを判断できる。詳細には、オン時間が所定の閾値より短い場合に、原稿サイズがA6サイズ以下であると判断される。また、オン時間が所定の閾値以上の長さである場合に、原稿サイズがA6サイズより大きいと判断される。
なお、原稿長センサー67は、切り替え爪70の位置からA6サイズの原稿長さ(148mm)以上上流側に配置される。これにより、供給トレイ61から供給された各原稿が切り替え爪70に到達する前に、各原稿がA6サイズ以下であるか否かを判断できる。また、以上の説明の場合とは逆に、原稿長センサー67が原稿を検出した場合にオフ状態となり、原稿を検出していない場合にオン状態となるようにして、オフ状態の時間の長さから原稿サイズが判断されるようにしてもよい。
原稿サイズがA6サイズ以下であれば、切り替え爪70の頂部70aが上側に位置する。このために、画像を読み取られた原稿は、第1の搬送路68aを通って第1の排出口68aaから排出される。すなわち、A6サイズ以下の原稿は、排出トレイ75の底面75aからの高さが低い位置(高さ24mm)から排出される。一方、原稿サイズがA6サイズより大きい場合には、切り替え爪70の頂部70aが下側に位置する。このために、画像を読み取られた原稿は、第2の搬送路68bを通って第2の排出口68baから排出される。すなわち、A6サイズより大きな原稿は、排出トレイ75の底面75aからの高さが高い位置(45mm)から排出される。
ところで、本実施形態では、上述のように高さセンサー76を備える。高さセンサー76によって、排出トレイ75に収容される原稿の高さが第1の排出口68aaの高さに到達していると判断される場合には、原稿サイズがA6サイズ以下と判断される場合でも、切り替え爪70の頂部70aは下側に位置する。すなわち、排出トレイ75に収容される原稿の高さが第1の排出口68aaの高さに到達していると判断される場合には、原稿サイズによらず、全ての原稿が第2の排出口68baから排出される。
以上のように、第1実施形態の自動原稿送り装置60では、排出トレイ75の空間高さを高くしつつ、原稿サイズに応じて排出トレイ75に向けて原稿を排出する高さ位置を変える構成としている。具体的には、排出高さが高い位置にあると原稿先端の丸まりや表裏の反転が生じ易い小サイズ(例えばA6サイズ)の原稿は原則として低い位置から排出トレイ75に向けて排出し、小サイズより大きな原稿は高い位置から排出トレイ75に向けて排出する。このために、排出トレイ75の空間高さが高くなった場合でも、供給トレイ61に載置された原稿を、先端の丸まりや想定外の反転を生じさせることなく適切に排出トレイ75に排出することができる。
また、排出トレイ75に収容される原稿の高さが第1の排出口63aaの高さに達した場合には、原稿サイズによらず、全ての原稿が第2の排出口68baから排出される。このために、供給トレイ61に載置された原稿を、その載置順に、先端の丸まりや想定外の反転を生じさせることなく適切に排出トレイ75に排出することができる。なお、排出トレイ75に収容される原稿の高さが第1の排出口63aaの高さに達した場合には、原稿が載置される面から第2の排出口68baまで高さが、底面75aから第2の排出口68baまで高さに比べて十分に低くなっている(本例では半分程度になっている)。このために、小サイズの原稿を第2の排出口68baから排出しても、原稿先端の丸まりや想定外の表裏の反転が生じる可能性は低い。
なお、以上に示した実施形態では、原稿長センサー67は供給側搬送路62の途中に設けられたが、これは例示にすぎない。原稿長センサー67は、供給側搬送路62外に設けられてもよい。原稿長センサー67は、例えば供給トレイ61の最下流位置近傍に設けられて、原稿の有無を検出するセンサーに変更されてもよい。
また、切り替え爪70の切り替え判断に用いられるセンサーは、原稿長センサー67ではなく、供給トレイ61にセットされた原稿のサイズ(原稿幅)を検出可能とする一対の規制板61bであってもよい。この場合、一対の規制板61bが、本発明の第2のセンサー部の一例になる。なお、原稿長センサー67が用いられる場合には、供給トレイ61に原稿サイズの異なる複数種類の原稿が混載された場合でも、各原稿のサイズを適切に判断できる。このために、排出トレイ75において、小サイズの原稿が先端の丸まり等を起す可能性をより低くできる。
なお、以上に示した実施形態では、排出トレイ75に収容される原稿の高さが第1の排出口63aaに到達したことを検出するために、高さセンサー76を用いた。これは例示にすぎない。原稿高さが第1の排出口63aaに到達したことを検出するために、原稿の枚数をカウントするようにしてもよい。例えば、排出トレイ75に積載される原稿枚数が150枚に達すると、原稿高さが第1の排出口63aaに到達したことを検出するようにしてもよい。この構成では、原稿の枚数を検出するためのセンサーが、本発明の第1のセンサー部の一例になる。原稿の枚数の検出には、例えば原稿長センサー67を利用することができる。
<自動原稿送り装置の第2実施形態>
次に、第2実施形態の自動原稿送り装置について説明する。第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、特に説明の必要がない場合にはその説明を省略する。図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1が備える自動原稿送り装置60の第2実施形態の構成を示す概略図である。
第2実施形態の自動原稿送り装置60は、第1実施形態で説明した切り替え爪70を備えない。これに付随して、第2実施形態の自動原稿送り装置60は、切り替え爪70の位置の切り替え判断に使用する情報を検出する原稿長センサー67及び高さセンサー76も備えない。第2実施形態の自動原稿送り装置60は、画像読取部51の下流側にローラ対77を備える。ローラ対77は、原稿サイズに応じて第1の搬送路68aと第2の搬送路68bとのいずれか一方に原稿を搬送する切り替え部として機能する
図5は、本発明の第2実施形態に係る自動原稿送り装置60が備えるローラ対77の構成を示す概略平面図である。図5は、ローラ対77を搬送方向から見た図である。ローラ対77は、下側ローラ771と上側ローラ772とを備える。下側ローラ771は、詳細には、軸部771aの両端部にローラ部771bを備える。2つのローラ部771bは、小サイズ(本例ではA6サイズ)の原稿幅(本例では105mm)以上の間隔をあけて配置されている。換言すると、2つのローラ部771bは、小サイズの原稿が通過する部分よりも軸方向外方に配置される。
上側ローラ772は、軸部772aの両端部にローラ部772bを備える。これら両端部に配置されるローラ部772bは、下側ローラ771のローラ部771bとニップ部78を形成する。上側ローラ772は、ニップ部78を形成する2つのローラ部772bに挟まれる位置に、更に2つのローラ部772bを備える。すなわち、上側ローラ772は4つローラ部772bを備える。なお、上側ローラ772のローラ部は、下側ローラ771の2つのローラ部771bとニップ部78を形成できればよく、軸部772aに沿って延びる1つのローラ部であってもよい。ニップ部78は、第2の搬送路68bに向いている。
次に、第2実施形態の自動原稿送り装置60の作用効果について説明する。供給トレイ61に載置された原稿は、最上紙の原稿から1枚ずつ画像読取部51に送られる。画像を読み取られた原稿は、第1の搬送ローラ66からの駆動力によってローラ対77に到達する。
原稿のサイズがA6サイズ以下である場合、当該原稿は、下側ローラ771の2つのローラ部771bの間、且つ、下側ローラ771と上側ローラ772との間の隙間79を通過する。隙間79を通過した原稿は、重力の作用も手伝って第1の搬送路68aに搬送される。なお、原稿は、第1の搬送路66からの駆動力によって下側搬送ローラ71まで到達する。A6サイズ以下の原稿は、排出トレイ75の底面75aからの高さが低い位置(高さ24mm)から排出される。
一方、原稿サイズがA6サイズより大きい場合には、当該原稿は、下側ローラ771と上側ローラ772とによって形成されるニップ部78に進入する。このために、ローラ対77に駆動力を与えられ、ニップ部78が向いている方向である第2の搬送路68bに搬送される。A6サイズより大きな原稿は、排出トレイ75の底面75aからの高さが高い位置(45mm)から排出される。
第2実施形態の自動原稿送り装置60によれば、第1実施形態と同様に、排出トレイ75の空間高さが高くなった場合でも、供給トレイ61に載置された原稿を、先端の丸まりや想定外の反転を生じさせることなく適切に排出トレイ75に排出することができる。
なお、下側ローラ771のローラ部711bは、軸部771aに固着される構成でもよいが、軸部771aに対して移動可能に取り付けられる構成であってもよい。このように構成すると、第1の搬送路68aに導きたい原稿サイズに応じてローラ部771bの位置を変更できるので便利である。
<その他>
以上に示した実施形態や変形例の構成は、本発明の例示にすぎない。実施形態や変形例の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてもよい。また、複数の実施形態及び変形例は、可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
以上においては、画像形成装置1が中間転写ベルト11を用いてトナー像を用紙Pに転写するカラー印刷用の画像形成装置である構成を示した。しかし、本発明の適用対象は、このような機種に限定されるわけではない。本発明は、例えば、中間転写ベルトを用いない画像形成装置やモノクロ印刷用の画像形成装置等にも適用可能である。また、本発明の自動原稿送り装置は、画像形成装置のみならず、スキャナー等の画像読取装置にも適用可能である。
本発明は、例えば複写機等の画像形成装置やスキャナー等の画像読取装置において利用可能である。
1 画像形成装置
60 自動原稿送り装置
67 原稿長センサー(第2のセンサー部)
68a 第1の搬送路
68aa 第1の排出位置
68b 第2の搬送路
68ba 第2の排出位置
70 切り替え爪(切り替え部)
75 排出トレイ(収容部)
76 高さセンサー(第1のセンサー部)
77 ローラ対(切り替え部)
78 ニップ部
771 下側ローラ
771b ローラ部
772 上側ローラ

Claims (9)

  1. 原稿の画像を読み取るために原稿を1枚ずつ供給、搬送する自動原稿送り装置であって、
    画像を読み取られた原稿を第1の排出位置に搬送する第1の搬送路と、
    画像を読み取られた原稿を前記第1の排出位置より上側に設けられる第2の排出位置に搬送する第2の搬送路と、
    原稿のサイズに応じて、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送する切り替え部と、
    前記第1の排出位置及び前記第2の排出位置から排出される原稿を収容する収容部と、
    を備え、
    前記第1の搬送路は、前記第2の搬送路よりも小さなサイズの原稿を搬送する搬送路であることを特徴とする自動原稿送り装置。
  2. 前記収容部に収容される原稿の高さを判断可能とする第1のセンサー部を更に備え、
    前記第1のセンサー部から情報によって前記原稿の高さが所定の閾値に到達したと判断されると、前記切り替え部は、原稿のサイズにかかわらず、前記第2の搬送路に原稿を搬送することを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  3. 前記切り替え部は、上側ローラと下側ローラとからなるローラ対であり、
    前記下側ローラは、前記第1の搬送路に搬送される原稿が通過する部分より軸方向外方にローラ部を有し、
    前記上側ローラと前記下側ローラとで形成されるニップ部は前記第2の搬送路に向いていることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  4. 前記下側ローラの前記ローラ部は、軸方向の位置を可変であることを特徴とする請求項3に記載の自動原稿送り装置。
  5. 原稿のサイズを検出可能とする第2のセンサー部を更に有し、
    前記切り替え部は、前記第2のセンサー部で検出された情報に基づいて、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動原稿送り装置。
  6. 前記第2のセンサー部は、原稿の搬送方向の長さを検出可能とするセンサーであって、前記切り替え部よりも搬送方向上流側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の自動原稿送り装置。
  7. 前記切り替え部は、前記第2のセンサー部で原稿を検出する時間に基づいて前記原稿の搬送方向の長さを判断して、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路とのいずれか一方に原稿を搬送することを特徴とする請求項6に記載の自動原稿送り装置。
  8. 前記切り替え部は、回動により搬送方向を切り替える切り替え爪であることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の自動原稿送り装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の自動原稿送り装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2016049191A 2016-03-14 2016-03-14 自動原稿送り装置及び画像形成装置 Pending JP2017165498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016049191A JP2017165498A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 自動原稿送り装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016049191A JP2017165498A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 自動原稿送り装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017165498A true JP2017165498A (ja) 2017-09-21

Family

ID=59912489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016049191A Pending JP2017165498A (ja) 2016-03-14 2016-03-14 自動原稿送り装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017165498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045182A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び画像形成装置
US11975938B2 (en) 2019-03-22 2024-05-07 Fujifilm Business Innovation Corp. Sheet transport device, image reading device, and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020045182A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び画像形成装置
JP7225622B2 (ja) 2018-09-14 2023-02-21 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 搬送装置及び画像形成装置
US11975938B2 (en) 2019-03-22 2024-05-07 Fujifilm Business Innovation Corp. Sheet transport device, image reading device, and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4717577B2 (ja) 画像形成装置
JP5823454B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
CN112010085A (zh) 片材排出装置、图像读取装置和成像装置
JP6083953B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6233245B2 (ja) シート排出装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5928276B2 (ja) 画像形成装置
JP2017165498A (ja) 自動原稿送り装置及び画像形成装置
JP2009098609A (ja) 画像形成装置
JP4493477B2 (ja) 画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP5625020B2 (ja) 画像形成装置
JP2010155681A (ja) シート排出装置及び画像形成装置
JP6758058B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6589650B2 (ja) シート材給送装置及び画像形成装置
JP6269630B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2015212718A (ja) 画像形成装置
JP6670463B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2015212717A (ja) 画像形成装置
JP6785559B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2004170729A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2017227717A (ja) 画像形成装置
JP6281549B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP6380354B2 (ja) 画像形成装置
JP6518495B2 (ja) 給紙装置およびそれを備える画像形成装置
JP2023058746A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5762366B2 (ja) 画像形成装置